全日本空輸(ANA)はこのほど、NTTドコモとのタイアップにより国内に展開する全てのラウンジでワイヤレス充電(「おくだけ充電(R)」)対応充電器を順次設置していくと発表した。国内に展開する全てのラウンジに設置し、同充電器はワイヤレス充電の国際標準規格「Qi(チー)」に準拠している。同充電器では、おくだけ充電(R)対応の携帯電話であればワイヤレス充電ができる他、「qiマーク」がある全ての電気製品は充電器の上に置くだけで充電が可能とのこと。NTTドコモの携帯電話(iモードケータイ・スマートフォン)は、付属のアタッチメントを使用して充電できる(充電できる機種は、充電器に設置しているリーフレットに記載)。設置場所は10日時点で、国内線が羽田・千歳・関西・福岡・熊本・鹿児島・沖縄空港の各ラウンジ。国際線は、羽田・成田(到着ラウンジ含む)・関西空港の各ラウンジとなっている。今後も順次全空港に展開していく予定だという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月14日日本ユニシスはこのほど、新東名高速道路に設置される「電気自動車用急速充電システム」に充電インフラシステムサービス「smart oasis」(スマートオアシス)を提供すると発表した。同社の電気自動車(EV)、プラグイン ハイブリッド車(PHV)向け充電インフラシステムサービス「smart oasis」は、すでに東名高速道路の海老名サービスエリアなどに設置された電気自動車用急速充電システムに提供されている。これは国内初の事例となる課金、決済を含む運用サービスだ。4月14日に開通した新東名高速道路では、浜松、静岡、駿河沼津の各サービスエリアに電気自動車用急速充電システムが設置されたが、ここでも「smart oasis」が提供された。同システムは東名高速道路のほか、名神高速道路の多賀サービスエリアなど、これまでに15カ所で運用されている。新東名高速道路では前述のサービスエリアの上り、下りそれぞれに設置されているため、全国の設置数は21カ所まで拡充された。同システムを利用するには「利用者カード」の事前申込みか、「おサイフケータイ」「FeliCaカード」の事前要録が必要。「smart oasis」によって利用者認証や充電サービス管理、充電サービス利用料の課金、決済、ユーザーサポートサービスが可能となる。日本ユニシスでは全国の充電インフラの構築拡大をめざすとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月22日パナソニックエコソリューションズは21日、電気自動車やプラグインハイブリッドカーの充電ができる屋外用コンセント「EV・PHEV充電用カバー付屋外コンセント」を発売する。いたずら防止に効果のある簡易鍵を採用したのが大きな特徴。電気自動車やプラグインハイブリッドカーの普及にともない、住宅をはじめとするさまざまな施設で充電設備のニーズが高まっている。パナソニックでは2010年に「EV・PHEV充電用 屋外コンセント」を発売しているが、需要拡大にあわせて改良版ともいえる同製品を新発売した。新たに保護カバーと簡易鍵を装備しており、充電中のケーブルやコンセント差込口へのいたずら防止に効果を発揮する。カバーは樹脂製で、コンセント本体とケーブルのプラグを完全に覆う形状。ケーブルを接続した状態でもスッキリとした外観となる効果もある。ヒンジにより横に開く構造なので取り扱いが簡単で、簡易鍵のほかに市販の南京錠を取り付けることも可能となっている。また、プラグを挿入するだけでロックされる抜け防止機能を引き続き採用。簡単かつ安全な充電作業ができる設計となっている。さらに、本体カラーは「ホワイトシルバー」、「シャンパンブロンズ」、「ホワイト」、「ブラック」の4色をラインアップ。住宅への設置ではアルミサッシの色に合わせることでデザイン的なコーディネートをはかることができる。価格は200V用が1万500円、100V用が1万80円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月04日