米Twitterは2日、嫌がらせなどハラスメント目的のツイート対策を強化することを発表した。Twitterのルールに反するツイートについて、スマートフォンアプリから違反報告できるようになったほか、当事者以外からのレポートも可能になった。Twitterでは嫌がらせや脅迫などのメッセージを禁じるルールを設けており、これに該当するツイートに対しては報告することができる。今回、このようなツイートの報告をスマートフォンの公式アプリから行えるようになった。アプリのメニューから「ブロックまたは報告」をクリックすると、アカウントのブロックと違反の報告をオン/オフが表示される。報告をオンにすると、理由を選択できるようになり、「ハラスメント」を選んで次に進むと、相手が具体的に何をしているのかを選択肢から選んで送信できるようになる。最後にコメントを入力することも可能だ。また、嫌がらせのツイートの対象になっている本人以外の第3者もルール違反を報告できるという。あわせてTwitter側では報告を受けたのちの対応プロセスを変更し、迅速に対応できるようにしたとのことだ。Twitterによると、同機能は段階的に提供していくとのこと。数週間以内には全ユーザーが利用できるようになるという。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月03日「モラルハラスメント」や「モラハラ」という言葉、よく耳にするけれど、実際のところ意味がよくわかっていない…なんてことはありませんか? この際、知らないままにしておかずに、その意味もチェックしておきましょう。■モラルハラスメントって、どういう意味?モラルハラスメントとは、マリー=フランス・イルゴイエンヌというフランスの精神科医が提唱した言葉で、言葉や態度、身ぶりなどで精神的に人を虐待し、精神的な傷を負わせることを言います。■モラルハラスメントといじめの違いは?モラルハラスメントと似た言葉で「いじめ」がありますが、いじめの場合は被害者に対して身体的に暴力をふるう場合が含まれ、また被害者が明確に「自分は被害者である」と認識している場合が多いです。対してモラルハラスメントは精神的な攻撃であり、また加害者は「自分がモラハラを行っている」と気づいていません。被害者が「自分がモラハラを受けている」と気づかない場合も多いのです。この行為は、しばしば夫婦、恋人、友人、同僚として被害者と密接な関係性の中で行われます。また上司部下の関係、先輩後輩の関係、能力の優劣が著しい関係にあっても要注意と言えるでしょう。「パワハラ」と重なる部分もあります。■モラルハラスメントにあたる行為って、どういうもの?それでは、どのような行為がモラルハラスメントにあたるのでしょうか? 例えば、あなたが少し失敗すると、いつも上司が「だからお前はだめなんだ」「お前はだめだから俺の言うことをきけ」と言い含めてくる。もちろんあなたの失敗が本当に良くなかった場合もあるでしょうが、常に脅迫し、あなたを支配下に置こうとしている場合は、モラルハラスメントと言っていいでしょう。ほかにも視線を合わせない、被害者の話をいつも一方的に遮る、被害者の言動を過剰に否定する…などの行為が挙げられます。いずれの行動にも共通することは、加害者が被害者に精神的な攻撃をしかけながら、被害者が反抗してこないように、上手に罪悪感を被害者に植え付けるということ。実際に危害を与えているのは加害者ですが、そうされるのは「自分が悪いからではないか…」と被害者の方が罪の意識に苦しんでしまうのです。そして自分で行動できず、常に加害者の反応をうかがうようになってしまいます。モラルハラスメントは、目に見えにくい暴力なので、周囲にモラハラで困っている人がいても、気づきにくい場合があります。もしも身近に「そうかな?」と感じる人がいたら、注意深く見守り、助けになってあげましょう。(画像は本文と関係ありません)
2014年06月20日