クリント・イーストウッドがニューヨークのアメリカ映像博物館から、これまでの功績を表彰され、1日にパリス・シアターで最新監督作『インビクタス/負けざる者たち』の特別上映とガラ・ディナーが開催された。今年で25回目となる映像博物館の表彰は、過去にアル・パチーノ、ダスティン・ホフマン、ロバート・デ・ニーロ、トム・ハンクス、マーティン・スコセッシ、スティーヴン・スピルバーグといった人々が受賞している。監督30作目となる『インビクタス/負けざる者たち』は90年代の南アフリカ共和国を舞台に、ネルソン・マンデラ大統領と自国開催のワールドカップ制覇を目指すラグビーの同国代表チームの白人キャプテンの実話を映画化したもので、マンデラをモーガン・フリーマン、キャプテンのフランソワ・ピナールをマット・デイモンが演じる。パリス・シアターにはイーストウッドと主演2人が出席。ほかに『ミリオン・ダラー・ベイビー』のヒラリー・スワンク、『ミスティック・リバー』のケヴィン・ベーコンとマーシャ・ゲイ・ハーデンら、過去作のキャストたちが招待され、イーストウッドを祝福した。(text:Yuki Tominaga)© AFLO■関連作品:インビクタス/負けざる者たち 2010年2月5日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開■関連記事:クリント・イーストウッド、フランスの勲章を2度目の受勲
2009年12月03日COBS ONLINEが会員1,010名に対して、2009年8月18日から8月24日にかけて「美術館に関するアンケート」を実施した。■20代が美術館・博物館代として使うのは月に1,500円弱「あなたは普段美術館や博物館に行きますか?」と聞いたところ、「よく行く」と答えた人が4.8%、「たまに行く」と答えた人が27.0%だった(図1)。今回は、これら合計した31.8%、321人の回答をまとめる。「美術館・博物館代として月にいくら使いますか?」と聞くと、「1,000~1,500円未満」という答えがもっとも多く34.3%、次いで「1,000円未満」19.6%、「1,500~2,000円未満」19.3%となった(図2)。さらに、「展覧会のパンフレットはいくらまでなら気軽に買えますか?」と聞くと、「2,000~3,000円未満」が26.3%、「1,000~1,500円未満」22.5%となった(図3)。企画展であれば、パンフレットは2,000円前後のものが多いので、「2,000~3,000円未満」でパンフレットを買う人の場合は、比較的多くの展覧会が予算内であるが、「1,000~1,500円未満」でしか買わないという考えの人には、やや高く感じられるであろうことが分かる。「どんなジャンルの展示が好きですか?」と尋ねると、「ヨーロッパ絵画」が43.9%ともっとも多くなった(図4)。それ以外は「モダンアート」15.0%、「古代歴史系」12.5%、「科学系」10.6%となった。■阿修羅展が全国で人気「あなたが最近行った美術館・博物館とその展覧会名を教えてください」(複数回答)と聞くと、以下のコメントが集まった。同じ博物館でも、違う展示を挙げるといった人などそれぞれであった。京都市立美術館:ルーブル美術館展(女性/23才/年収:300~400万円未満)東京国立博物館:阿修羅展(女性/25才/年収:200~300万円未満)九州国立博物館:阿修羅展(男性/24才/年収:400~500万円未満)パシフィコ横浜:海のエジプト展(男性/25才/年収:300~400万円未満)Bunkanura ザ・ミュージアム:奇想の王国 だまし絵展(女性/25才/年収:200~300万円未満)国立科学博物館:菌類のふしぎ~きのことカビと仲間たち~(女性/27才/年収:300~400万円未満)東京都現代美術館:メアリー・ブレア展(女性/25才/年収:200万円未満)東京都美術館:トリノ・エジプト展 -イタリアが愛した美の遺産-(女性/29才以上/年収:500万円以上)COBS ONLINE会員アンケート「美術館に関するアンケート」より抜粋(期間:2009年8月18日~8月24日、集計人数:1,010名、美術館に行く習慣のある人321名)完全版(画像などあり)を見る
2009年09月09日