22日(現地時間)、ニューヨークで開催中のトライベッカ映画祭で行われたQ&Aセッションにマイケル・ムーア監督と一緒に出席した女優スーザン・サランドンは「私たちは監視下に置かれています。私の電話は盗聴されたのよ」と話し始めた。監視については、情報公開請求の権利を行使して調べた結果、確信したという。過去30年以上にわたって人権問題を始め様々な政治問題に関わってきたスーザンは、リベラル派として、アメリカ大統領選のたびに支持政党の候補者に対する熱烈な支援活動でも知られている。2003年以降、何度もイラク侵攻反対デモに参加、最近はアメリカ経済界に対する抗議運動“ウォール街を占拠せよ(Occupy Wall Street)”にも参加している。歯に衣着せぬ発言も多く、昨年10月にはローマ教皇のベネディクト16世を「ナチス」呼ばわりし、後に謝罪するなど、物議を醸すことも少なくない。ホワイトハウス訪問を計画した際には、「セキュリティ上問題あり」として許可されなかったという。ムーア監督は、「誰かがどこかで監視しているとしても、驚きはしないね」とスーザンの発言に同意を表明した。(text:Yuki Tominaga)© Startraks/AFLO
2012年04月25日スーザン・サランドンの娘で『ダイアナの選択』やTVシリーズ「カリフォルニケーション」に出演しているエヴァ・アムーリが29日にサウスカロライナ州チャールストンで挙式した。26歳のエヴァのお相手は、サッカーの元アメリカ代表選手で現在はTVで解説者を務めるカイル・マルティーノ(30歳)。結婚式はエヴァの母であるスーザンがオスカー主演女優賞に輝いた『デッドマン・ウォーキング』(’95)で演じたシスター・ヘレン・プレジャンが執り行った。同作では当時9歳だったエヴァが少女時代のヘレンを演じている。ウエディングパーティはスーザンと彼女と一昨年までパートナーだったティム・ロビンス(『デッドマン・ウォーキング』の監督・脚本)がホストを務めた。ちなみにエヴァの父親はイタリア人の映画監督、フランコ・アムーリだが、エヴァにとっては3歳の頃から一緒に暮らしてきたティムこそが父親と呼べる存在なのだろう。エヴァとカイルは昨年12月に婚約。カイルの両親が住んでいるという理由でチャールストンで挙式したという。末長くお幸せに!(text:Yuki Tominaga)©ロイター/AFLO
2011年10月31日