フィンエアーグループはヘルシンキ・ヴァンター空港内に新しいプレミアムラウンジをオープンし、7月1日より運営開始する。○フィンランド式サウナも利用できる新プレミアムラウンジは、シェンゲン協定非加盟国線エリア内36番ゲート周辺に、フィンエアーラウンジに隣接する形で設置する。設計はフィンランド企業のdSign Vertti Kivi & Co社が手がけ、既存のラウンジを補完する施設として機能する。新ラウンジは、伝統的な北欧デザインとフィンランドの自然が調和した空間を目指した。季節や時間帯に合わせて、照明、色彩、ビデオプロジェクションが変化し、落ち着きある空間を演出する。ラウンジの家具には、伝説的なEero Saarinenデザインのチューリップチェアやウームチェアを取り入れた。食事やドリンクは無料。マリメッコのテーブルウェアやイッタラのUltima Thuleグラスなどで提供する。ラウンジの総面積は407平方メートルで、仕事用とリラックス用の異なるエリアに区切られており、最大122人を収容できる。さらに、プレミアムラウンジおよび隣接する既存ラウンジ利用者は、新プライベートシャワースイートとフィンランド式サウナが利用できる。タオルをはじめ、フィンランド製のフォレストベリー配合のシャンプー、シャワージェル、ローションなども用意している。新プレミアムラウンジは、フィンエアープラスのゴールドおよびプラチナ会員とその同伴者、ならびにアメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空、日本航空をはじめとするoneworld加盟航空会社の対象ステータスのメンバーカードの所有者が利用できる。
2014年05月15日フィンエアーグループは27日、フィンランドのファッションブランド「marimekko」と共同記者会見を開き、同社との今後3年間にわたる長期的なデザインパートナーシップを結ぶと発表した。2013年春よりすべてのフィンエアー航空機で、marimekkoの定番柄を用いたMarimekko for Finnairコレクションのテキスタイルとテーブルウェアを採用予定。また、フィンエアー長距離旅客機2機に、marimekkoのデザインがペイントされる。既に、「ウニッコ」(ケシの花をモチーフにした花柄)をペイントしたエアバスA340機がヘルシンキとアジアの各都市を結ぶ路線で運行しており、2013年春にはもう1機にもmarimekkoのペイントが施されるという。3年間のコラボレーション期間中には、機内販売やフィンエアーのオンラインストアでmarimekkoデザインの限定商品販売も行う。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月30日PC周辺機器ならびに携帯アクセサリーメーカーのセンチュリーは、リテイル事業のひとつ「白箱.com」にて、水泳やサーフィンなどのマリンスポーツで便利に使えるフィン付きスイミンググローブ「HARD BLUE」の販売を開始した。「HARD BLUE」は、グローブの甲にフィン(水かき)がついたユニークな製品だ。フィンがつくことにより手の表面積が70%増加、水泳などで水をかく際に、手のひら側に立体的な空間を作り出し、大量の水を後方へおし流すため、推進力を飛躍的に向上させる。同製品の厚さは1mm未満、5指に分かれて縫い目もないので、グローブを装着したまま、素手に近い感覚で細かな作業も行える。素材には柔軟性と耐久性に優れたラテックス製ゴムを使用。グローブ表面にはグリップ力を高める加工が施されているので、オールを握るカヌーやボート、竿を使うフィッシングなどにも最適だ。その他、サーフィンのパドリングやスキューバーダイビングの潜水などのマリンスポーツに、あるいは子供のスイミングレッスンの補助グッズに、さらには落下の際に空気抵抗を調整するスカイダイビングにと、さまざまな用途で使うことができる。男性用M~XL / 女性用S・Mサイズを展開し、価格は2,980円となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月20日フィンエアーグループはこのほど、英国に拠点を置く航空サービス調査会社であるSkytrax(スカイトラックス)社により「ワールド・フォー・スター・エアラインズ(The World’s 4-Star Airlines)」に選出されたと発表した。現在「ワールド・フォー・スター・エアラインズ」には世界31社のエアラインが選出されており、フィンエアーは北欧のエアラインでは最高ランクに位置する。Skytrax社のエアライン格付けでは、世界300社以上の航空会社のサービスに対し独自の査定を行い、顧客からの満足度調査に基づき優秀な航空会社を選出する。この格付けは、航空業界では品質評価のベンチマークとして高い評価を受けているという。oneworldメンバーであるフィンエアーは、成田、中部、関西国際空港から週7便にてデイリー運航を実施、合計週21便のヘルシンキ直行便を運航している(2012年夏期スケジュール)。日本と欧州を約9時間30分で結ぶのは、最短最速という。また、フィンエアーが拠点を置くヘルシンキ・ヴァンター空港も「ワールド・フォー・スター・エアポート(The World’s 4-StarAirports)」に選出。同空港は、50都市以上のヨーロッパ地域にスムーズな乗り継ぎができるように設計されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月16日フィンエアーの「クオリティハンター」というプログラムご存知だろうか。フィンエアーを利用して、ヨーロッパやアジア、アメリカなど就航都市を2カ月かけて次々と旅し、フライトの快適性や空港施設、観光、食などの観点から調査し、評価するプログラムだ。昨年10月~12月にかけて、世界各国から選ばれた7名(最終的には8名)のクオリティハンターが世界中を旅してまわっていた。旅行中、専用ウェブサイトにてそれぞれの体験を報告し、また同サイトではSNSを通して一般の人々もディスカッションに参加できる。アジアからは日本人の永井あさみさんが選出。クオリティハンターはそれぞれ、「交流」「サービス」「飲食」など担当カテゴリを持ち、永井さんは「ショッピング」を担当した。ヘルシンキをはじめニューヨーク、チューリッヒ、ベルギー、ロンドン、バルセロナなどを旅していった永井さん。全行程終了後には、クオリティハンターによるプレゼンテーションを行い、ここでは実現可能なアイデアが求められたという。フィンエアーのプレオーダーサービスを実際に旅行中に使っていた永井さんは、「プレオーダーのシステムの簡略化・アジア言語での対応」を提案し、さらにはフィンエアーの拠点となるヘルシンキ空港についても次のように提案した。「アジアからの乗客にヨーロッパへの玄関口であることを強くアピールするために、ヘルシンキ空港に他のヨーロッパの国の一流デパートを出店してもらい、ヨーロピアン・ショッピング・モールをつくってはどうか。ヘルシンキに到着した段階でハロッズやプランタンを見れば、ヨーロッパに来たという実感がわくだろうし、帰国のためのトランジット時間に、買いそびれたものを購入してくれる可能性もある」。フィンエアーとしては、実際の利用者からの生の声を聞くことがサービス向上への最善策と考えており、クオリティハンターのレポートやSNS参加者からの意見はフィンエアーの製品開発部門スタッフによって検証され、今後のサービス等の向上に何が必要かを知る上での参考材料になるという。今回のクオリティハンターからの提案により、ヘルシンキ空港でのアートギャラリーの設置とbook swapの実施が採用された。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月23日