トヨタは、プリウスに使用されている各種部品を擬人化し、新型プリウスの魅力を伝えるサイト「PRIUS! IMPOSSIBLE GIRLS」にて、OSTER Projectによるキャンペーンソング「シジョウノコエ(OSTER project/VOCALO ver.)」を公開した。同曲では、新型プリウスの試乗会に参加した50人のユーザーからの感想を、そのまま歌詞として採用。ボーカルはVOCALOID「GUMI」が、楽曲はボカロPとしても高い人気を誇るOSTER Projectが担当している。また、ミュージックビデオには、新型プリウスを支える40の部品を、機能や特徴をもとに24人の有名イラストレーターが擬人化したキャラたちも登場する。なお、楽曲を提供したOSTER Projectは、2000年よりネットを中心とした音楽活動を始め、コンポーザー/アレンジャー、ボカロPとしてだけでなく、PV制作、ボーカリストへの楽曲提供、 ライブ、プロデュース、DJ、アーティストなど、幅広く活躍する女性マルチクリエーターだ。
2016年02月02日アイシン精機、アイシン・エィ・ダブリュ、アイシン・エーアイの3社は1月21日、トヨタ自動車(トヨタ)と新型プリウス向け電気式4WDユニットを共同開発したと発表した。電気式4WDユニットとは、モーターで後輪を駆動する電気式4WDシステムの駆動力を発生させる駆動ユニットのことで、モーターで動力を発生させ、リダクションギアとデファレンシャルギアで駆動力に変換する。今回、新たに設定されたプリウスの4WD方式の駆動ユニットとして採用されており、雪路など滑りやすい路面での安定走行に貢献している。同製品は、モーターとデファレンシャルギア軸を同軸化し、リダクションギアとの2軸構成によりユニットの小型化を実現。また、磁力による引き摺り損失を抑えた磁石レスの誘導モーターと、ユニット内のオイルを貯めてモーターのローターやギアの回転によるオイル攪拌損失を低減できるキャッチタンクによって高効率化につなげた。
2016年01月21日トヨタ自動車(トヨタ)1月18日、先月発売した新型プリウスが発売後およそ1カ月で約10万台を受注したと発表した。発売時の月販目標台数は1万2000台であり、目標を大幅に超える受注台数となった。2015年12月9日に発売された新型プリウスは、燃費を重視した「Eグレード」では世界トップレベルとなる40.8km/l、そのほかの2WD車においても37.2km/l、新投入の「E-Four」(電気式4輪駆動方式)車は34km/lの低燃費を実現した。こうした燃費性能のほか、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sens P」をはじめとする安全装備の充実や「E-Four」を設定したことなどが評価され、好調な立ち上がりにつながったとみられる。
2016年01月18日トヨタ自動車は12月9日、新型プリウスを発売した。価格は242万9018円~339万4145円で、月間1万2000台の販売を目標とする。新型プリウスは、最大熱効率40%を達成したエンジンの搭載に加え、モーター、トランスアクスル、パワーコントロールユニットなどシステム全体で小型・軽量化を実現。さらに、約20%の低損失化を図り、燃費を追求した「Eグレード」では世界トップレベルとなる40.8km/l、そのほかの2WD車においても37.2km/l、新投入のE-Four(電気式4輪駆動方式)車は34km/lの低燃費を実現した。また、TNGAのコンセプトに基づき、低重心パケージに加え、ボディねじり剛性を約60%向上させた高剛性ボディやダブルウィッシュボーンリヤサスペンションの採用により、走る楽しさや快適性を向上させたとする。安全機能面では、歩行者検知機能付衝突回避支援プリクラッシュセーフティ、全車速追従機能付のレーダークルーズコントロールなど、4つの安全機能をセットにした衝突回避支援パッケージ「Toyota Saftey Sense P」を「A」「Aプレミアム」に標準装備。また、ITS専用周波数(760MHz)による路車間・車車間通信を活用した運転支援システム「ITS Connect」を設定するなどしている。さらに、Bi-Beam、LED ヘッドランプ、スマートエントリー&スタートシステムを全車標準装備とした。都内で行われた発表会では、新型プリウスのチーフエンジニアを担当したトヨタ自動車の豊島浩二氏が「通常の車は操縦安定性、静かさなど数値目標を決めて開発を進めるが、プリウスでは人間の五感と感性を大切にしている」と開発のこだわりを明かしたほか、燃費性能については「世界の環境車に大きな影響を与え、1つの指標になっていく」とコメントした。
2015年12月09日トヨタ自動車(トヨタ)は9月8日(現地時間)、米国ネバダ州・ラスベガスにおいて新型プリウスを発表した。4代目となる新型プリウスでは、プリウスの特徴であるトライアングルシルエットのデザインを継承しつつ、パワートレーンユニットとプラットフォームを一体的に開発する「Toyota New Global Architecture」による低重心パッケージを融合。ルーフの頂点を20mm低くするとともに前出ししたほか、エンジンフードも低く抑えられている。また、熱効率を40%以上高めたエンジン、トランスアクスル、モーター、電池といった各ユニットを、よりコンパクトに、かつ軽量化したことにより、低燃費性能が向上。さらに、クルマだけではなく歩行者も認識する歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティをはじめとする4つの安全機能をセットにした衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を採用した。なお、新型プリウスは、2015年年末から日本で販売を始め、順次世界各国・各地域での販売を開始する予定となっている。
2015年09月09日トヨタ自動車は1日、外部電源供給を通じた「災害に強い地域・社会づくり」を目指し、プラグインハイブリッド車「プリウスPHV」をはじめとした「非常時電源供給」について紹介するWebページを公開した。外部電源供給システムは、エコカーの代表であるハイブリッドカー(HV)の一部車種およびプラグインハイブリッドカー(PHV)、燃料電池自動車(FCV)に設定が可能で、クルマに搭載されたバッテリーからの電力供給で電化製品を動かすことができる。そのため、非常時の電源としてクルマが持つエネルギーを活用することが可能となり、東日本大震災をきっかけに、次世代エコカーを災害時に使用する動きがさまざまな自治体や企業で見受けられるようになってきた。また、近年は異常気象による土砂災害のニュースが目立ったこともあり、ライフラインが停止した際の備蓄として、「食料」だけではなく、「エネルギー」の備蓄も注目されつつある。そこで同社は、今回開設したWebページで活用事例等の情報を随時掲載していく予定だ。例えば、「プリウスPHV」の場合は、AC100V最大出力1,500Wの電力供給が可能で、合計1,500W以下であれば同時に複数の家電を使うことができる。またバッテリー容量が減ると自動的にエンジンが始動して発電するため、フル充電・ガソリン満タンの状態であれば、非常時には一般家庭約4日分(1日あたり約10kWhで換算)の電力を使用することが可能だ。同Webページは、これまでの外部電源供給システムの活用事例として、宮城県警察と豊田市立藤岡南中学校の事例を紹介。宮城県警察では、信号機の稼動や電光表示板の点灯、トラブル発生時に現場での電力使用などを目的とし、2012年にプリウスPHVを12台導入。プリウスPHVのパトカーの外部電源供給システムで信号機を点灯させる訓練も実施されている。藤岡南中学校では、東南海地震を想定した防災キャンプを実施し、プリウスPHVは灯りの確保や炊き出し用家電の電源として活躍した。その他の活動事例は、随時紹介する予定となっている。
2015年09月01日トヨタ自動車は29日、プラグインハイブリッド車(PHV)の「プリウスPHV」に、上質感・先進性を高める一部改良を施したほか、値下げを実施して発売した。今回の一部改良では、「G」グレードのシート表皮を合成皮革へ変更するとともに、LEDヘッドランプ(ロービーム・オートレベリング / ポップアップ式ヘッドランプクリーナー付)を標準装備し、上質感・先進性を高めている。また、グレード体系の見直しも行われ、「S」グレードは約14万円、「G」グレードでは約8万円の値下げを実施。これにより価格は、「S」グレードが294万5,314円、「G」グレードは321万429円となり、クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金が適用された場合の参考価格は、およそ283万円からとしている(いずれも税込)。
2015年06月29日住友商事はこのほど、ウクライナで使用されている警察車両の更新プロジェクトに関して、警察車両仕様の「プリウス」1,200台を納入する契約を締結した。契約金額は3,400万米ドルで、来年2月頃から納入する。この警察車両更新プロジェクトは、独立行政法人の新エネルギー・産業技術総合開発機構とウクライナ環境投資庁が交わしたグリーン投資スキームに関する契約に基づき、GIS事業として実施される。住友商事がウクライナ環境投資庁傘下のDERZHEKOINVEST社との間で、警察車両仕様の「プリウス」約1,200台を納入する契約を締結した。最新技術を搭載した「プリウス」を警察車両として採用することにより、大幅に燃費効率を向上させ、二酸化炭素排出を7割程度削減することが可能となる見込み。同国ではいわゆるエコカーに対する補助金制度が存在していないなどの理由で、ハイブリッド車、電気自動車の普及は進んでいない。1,200台ものハイブリッド車両を官公庁向けに納入することにより、温暖化対策に有効であることはもちろん、同国の環境意識の高まりを刺激することが可能となる。ウクライナは、ロシアを除く東欧地域では最大の人口4,500万人を有し、欧州およびユーラシア地域において地政学的に重要な地位を占めている。長期的には経済発展が期待されており、住友商事は1993年にキエフ事務所を開設し、自動車、建設機械、農薬、発電設備などのビジネスを展開しいる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月03日株式会社カレボネットは、日本初のプリウス専門中古車売買サイト「PRIUS EC.JP」をオープンした。取扱車種はトヨタのプリウスとプリウスαだけに絞り、売りたい人と買いたい人をインターネット上で直接結ぶ、新しい中古車サイトになるという。同サイトでは、中古車買取店やオークション、中古車販売店を一切経由せず、インターネットで直接取引を行う。徹底的に中間マージンを排除し、車の高額買取および低価格販売を目指す。従来の個人売買では、入金トラブルや書類手続きなどへの不安があったが、同サイトでは、カレボネットが売買の中間に入り、書類手続き、陸送手続き、名義変更手続きなどをすべて代行する。購入希望者から注文が入ると、同社が一度車を買い取ってから購入希望者に販売するため、なりすましなどのトラブルを避ける事ができる。インターネットでの車の購入には、キズや故障などの不安があるが、同サイトでは1台につき約100枚の画像を登録。キズや故障などの細かい状態はもちろん、車検証も閲覧可能となっている。また、手続き費用、税金、陸送費用等の価格もすべて表示する。サイト利用には、無料の会員登録と販売者登録(購入者登録)が必要。車両の掲載料は無料だが、売買成約時のみに手数料がかかる「完全成功報酬型」のサービスとなっている。
2012年06月21日アルパインは13日、リアシートに座る人のためのディスプレイ「リアビジョン」の新製品を発表した。トヨタ「プリウスα」および「プリウス」専用の天井取付け型と、ヘッドレストへのアーム取付け型がある。4月から全国のアルパイン製品取扱店で販売する。ミニバン向けの印象が強いリアシート用ディスプレイだが、最近ではハイブリッドカー人気を背景に、「プリウスα」および「プリウス」への取付けを希望するユーザーが増えている。リアビジョンの新製品はこの需要に応えるもので、専用の取付けキットによりスマートに天井取付けが可能。また、車種を問わず取り付けできるヘッドレストへのアーム取付け型もラインアップする。「プリウスα」「プリウス」用はリアシートからの最適な視聴距離を確保すると同時に、ルームミラーの後方視界も確保。また、内装色とマッチする本体カラーを採用している。ディスプレイは9型でバックライトはLED。カーナビと連動するリアビジョンリンクをはじめ、スピーカー、リモコンを装備する。アーム取付け型は10.1型のディスプレイを採用。大画面で映像を楽しめる。リアビジョンリンクやスピーカーを装備するほか、車内の明るさに応じて輝度を調整するオートディマー機能も採用する。価格は「プリウスα」専用のPKG-M900V-PRAと「プリウス」専用のPKG-M900V-PRがオープン(専用取付けキットは3万25円)。アーム取付け型のPKG-M1000Vが3万6,960円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月14日