アカデミー賞作品賞、監督賞、助演女優賞、助演男優賞、脚本賞、主題歌賞、音響賞の7部門でノミネートされた、ケネス・ブラナー監督の自伝的作品『ベルファスト』より特別映像が解禁された。激動の時代にゆれる故郷ベルファストの厳しさと愛情深さを力強いモノクロ映像で描き出した本作。抗うことのできない時代の変化に俯くことなく、ユーモアと笑顔と共に懸命に生きる人々を描いた心揺さぶる物語だ。この度、解禁されたのは、本作のメイキング風景や本編映像がふんだんに盛り込まれ、ブラナー監督やバディ一家を演じた英国・アイルランドの名優たちが勢揃いした豪華特別映像。映像内では、ケネス・ブラナー、ジュディ・デンチ、ジェイミー・ドーナン、カトリーナ・バルフ、キアラン・ハインズらの実力派俳優陣が集結し、愛に溢れた人々と家族のような暖かさが感じられたベルファストについて語る中、暴動に巻き込まれ変化していく街の様子を描いた本編シーンが差しはさまれていく。一方で、恋する女の子と結婚を夢見るバディに対し、ハインズ演じる祖父のポップとデンチ演じる祖母のグラニーとで会話の掛け合いが楽しい一コマや、「ばあちゃんと結婚して50年だが今も言葉が通じない」と冗談交じりで語る祖父の言葉など、チャーミングでユーモア溢れる本編シーンも切り取られている。そして「お前なら大丈夫だ。自信を持て。近所の人も皆、友達だし母さんも父さんも皆お前の味方だ。お前がどこに行こうと一生変わらん」とのポップの言葉には、思わず熱いものが込み上げてくる。また映像内では、ブラナー本人の貴重な幼少期の画像も映し出され、本作が監督にとっていかに大切な作品であるかがうかがえる特別映像となっている。『ベルファスト』は3月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベルファスト 2022年3月25日よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2021 Focus Features, LLC.
2022年03月23日3月25日(金)より公開予定の映画『ベルファスト』が、3月18日(金)よりTOHOシネマズシャンテ・TOHOシネマズ梅田にて先行公開されることが決定した。本作は、俳優・監督・演出家として映画や舞台の最前線で活躍し続けるケネス・ブラナーが、自身の幼少期を投影した自伝的作品。アカデミー賞の前哨戦と言われる第27回放送映画批評家協会賞では、最多11部門ノミネート、第79回ゴールデングローブ賞では脚本賞を受賞。本年度アカデミー賞では7部門ノミネート(作品賞/監督賞/助演女優賞/助演男優賞/脚本賞/主題歌賞/音響賞)と、オスカー大本命の呼び声を高めている。そんななか、多くの映画ファンたちの「早く観たい!」という熱い要望に応えるため、3月18日(金)よりTOHOシネマズシャンテ・TOHOシネマズ梅田にて先行公開されることが決定。併せて、著名人から熱烈コメントが到着。「つらい時代に翻弄された家族の話なのに、なんとも言えない多幸感に包まれ、ずっとこの家族を観ていたくなる。生きている人たちが皆、気高く心根が美しいからだ。ケネス・ブラナーの名作がまた一つ増えた」(俳優・映画監督 奥田瑛二)、「時代の変化に押し流される、幼少期のあたたかで完璧な世界。わたしたちはより良い選択をするために、常に失いながら生きていくのだ。かつての思い出に支えられながら」(脚本家・岡田惠和)などの声が集まっている。また雑誌でのイラスト・マンガ掲載やNHK「おやすみ日本」の「眠いい昔ばなし」の絵を担当するなど、人気イラストレーターとして活躍する死後くんや、ブログではじめた1ページ漫画シリーズ「センネン画報」から人気に火がついた漫画家の今日マチ子からは、作品をイメージしたオリジナルの描き下ろしイラストが公開された。作:今日マチ子『ベルファスト』は3月18日(金)よりTOHOシネマズシャンテ・TOHOシネマズ梅田にて先行公開。3月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベルファスト 2022年3月25日よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2021 Focus Features, LLC.
2022年03月07日ケネス・ブラナーの自伝的作品『ベルファスト』より、少年バディの父親を演じたジェイミー・ドーナンのインタビュー映像が解禁。作品の舞台となる、出身地ベルファストへの思いや役作りなどについて語っている。『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の若き大富豪クリスチャン・グレイ役で一躍注目を集めたジェイミー・ドーナン。彼が本作で演じるのは、監督・製作・脚本を担当したブラナーが自身を投影したという少年・バディの父親役。税金のことでちょっとしたトラブルを起こし、金にだらしない一面もありながら、家族のために単身イギリスへと出稼ぎに赴く大黒柱だ。1~2週間に1度、愛する家族の元に戻ると子煩悩な父親へと変身し、子どもたちと遊び、学校へ送り出し、映画館に連れて行く。家族を愛し、愛される良き父親だ。出稼ぎで家を空けがちだからこそ、ベルファストを襲う危険を正確に理解し、大切な家族を何としても守り抜こうとする父親役を、ジェイミーは強い意思を感じさせる演技で体現している。ジェイミー自身もベルファスト生まれのベルファスト育ち。そんな彼は本作の役作りについて「このキャラクターの中には僕が過去に出会った人々の性格が少しずつ入っている。すぐにこの役に入れたんだ」とケネス同様、自身のルーツとなる故郷の物語にすんなり入り込めたそう。オファーを受けた当初も、脚本を読み、タイトルを見た瞬間に「“いいぞ”と思った」と言い、「すぐこのキャラクターに感情移入できたし、監督にとってどれだけ大事な物語か理解できた。ベルファスト出身というのは僕自身も誇りに思っていることだ。それを表現できるのはありがたい」と出演を決めたと語っている。また、「ケネスは本当に素晴らしい方法で故郷の人々の善良さを表現してくれた」とケネスとの撮影をふり返りながら、「アイルランドでは何世紀も過酷な状況が続き、人々は苦しみ、そしてお互いを傷つけ合ってきた。だからユーモアで乗り切るしかなかったんだ。ケネスはそのユーモアをうまく引き出してくれたよ。喜びに満ちた脚本を書いてくれた」とも明かしており、過酷な状況においても、未来を見据え、ユーモアと笑顔を忘れずに生きた人々を描いた本作に想いを馳せている。『ベルファスト』は3月25日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベルファスト 2022年3月25日よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2021 Focus Features, LLC.
2022年03月02日ケネス・ブラナーの自伝的作品『ベルファスト』より、監督を務めるブラナーが作品への想いとキャスティングへのこだわりを明かしたインタビュー映像が解禁となった。本作は、北アイルランド・ベルファスト出身のブラナー自身が監督・製作・脚本を努め上げた自伝的作品。第94回アカデミー賞では、作品賞、監督賞、助演女優賞、助演男優賞、脚本賞、主題歌賞、音響賞の7部門でノミネートされており、いまオスカーに一番近い作品の一つとして注目を集めている。この度解禁されたブラナー監督のインタビュー映像では、いまこの時代に、故郷であるベルファストを舞台に自伝的作品を作り上げた想いや、こだわりのキャスティング秘話、そして、自分自身を投影させた役柄を託した子役ジュード・ヒルへの絶大な信頼といった撮影エピソードを明かしている。「ベルファストは物語に事欠かない街だ。特に1960年代の後半のベルファストは街の歴史上最も過酷な激動の日々だった」と語り始めるブラナー。「あの日々はずっと僕の頭にあって"僕らが故郷で過ごしたあの時代の物語をいつか脚本にしようと思っていた」と長年、自身の幼少期の思い出を映画にしようしていたことを明かした。そんな中、コロナ渦というパンデミックが起こり、過激さは違えども、世界中の人が一瞬で世界が変わっていく様を目の当たりにしていると感じ、最初のロックダウンが始まった2020年頃に脚本を書き始めたという。故郷と自身の幼少期の想いを込めた本作を手掛けるにあたり、アイルランド出身のキャスティングにこだわったと語るブラナー。「あの国と縁が深いキャストだ。ジェイミー・ドーナンはベルファストの出身でホーリーウッドという街に住んでいた。祖父役のキアラン・ハインズは僕の実家からたった1キロ半の場所に住んでいたんだ」と驚きの事実も。カトリーナ・バルフやジュディ・デンチもアイルランドの血が流れている。「この映画では出演した俳優たちがとても前向きなエネルギーを加えてくれたと思う。彼らは“家族”だったね」との言葉からは役者陣へ絶大な信頼を寄せていたことが分かる。特に、自身を投影させた少年バディを演じたジュード・ヒルに対しては「すばらしい仕事をしてくれた。僕らがジュードを見つけ出した瞬間、彼の才能はまさに開花したんだ」と絶賛。ブラナーは、「この作品を観て、頑張る彼らの姿に力をもらってほしい」とも語っており、本作の、過酷な時代の変化に苦悩しながらも未来へと突き進んでいく家族の物語に、多くの人が感動とエネルギーをもらえることだろう。笑顔とユーモアを持ってたくましく生き抜く人々の力強さを描いた本作。ブラナーの熱い思いをうかがい知ることのできるインタビュー映像となっている。『ベルファスト』は3月25日(金)よりTOHO シネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベルファスト 2022年3月25日よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2021 Focus Features, LLC.
2022年02月24日俳優・監督・演出家として映画や舞台の最前線で活躍し続けるケネス・ブラナーが、自身の幼少期を投影した自伝的作品である『ベルファスト』より、予告映像とビジュアルが解禁された。アカデミー賞前哨戦と言われる第27回放送映画批評家協会賞では、最多11部門ノミネート、第79回ゴールデングローブ賞では脚本賞を受賞している本作。先日行われた本年度アカデミー賞ノミネート発表では、作品賞、監督賞、助演女優賞、助演男優賞、脚本賞、主題歌賞、音響賞の7部門でノミネートを果たし、オスカー獲得へ期待が高まっている。この度解禁された予告映像の冒頭では、牧歌的で愛に溢れ平和な時間が流れるベルファストの街が、一転して暴徒が押し寄せる街へと変貌していく様子が切り取られている。不穏な空気が蔓延し、怯える人々。その一方で、過酷な現実に立ち向かい、笑顔とユーモアを忘れずに未来へと向かう家族の姿も描かれており、過酷な状況の中でも一縷の希望を感じさせる予告映像に仕上がっている。自身の幼少期を投影し、自伝的作品として本作を描いたブラナーは「その時の光景は、まさに私が記憶していたまま描かれている。あの午後、スローモーションのように世界がひっくり返る瞬間を見た。その瞬間から、世界は永遠に変わってしまったんだ」と当時をふり返っている。また「過激さは違えども、世界中の人が同じような転換期を経験しているはずだと思ったんだ」と明かしており、コロナ禍で世界に変革がもたらされているこの時代にこそ、必要な物語であることがうかがえる。併せて到着したビジュアルは、躍動感溢れるバディの姿と「明日に向かって笑え!」というコピーが目を引くエネルギッシュなデザインになっており、未来への希望を感じさせてくれる。『ベルファスト』は3月25日(金)TOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベルファスト 2022年3月25日よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2021 Focus Features, LLC.
2022年02月14日ケネス・ブラナー監督最新作『ベルファスト』の日本公開日が3月25日(金)に決定した。『ダンケルク』や『TENET テネット』などに出演し、ポアロ役を務め監督も兼任する『ナイル殺人事件』が公開を間近に控えるケネス・ブラナー。製作・監督・脚本を務めた本作は、自身の幼少期を過ごしたベルファストを舞台に、9歳の少年バディの目線を通し、時代に翻弄され様変わりしていく故郷の厳しい現実と、家族とともにそこで過ごした愛と笑顔と興奮に満ちた日々を力強いモノクロ映像で描きだした人間ドラマ。ブラナー監督の自伝的作品となっている。また本作は、第46回トロント国際映画祭で最高賞にあたる観客賞を受賞。第94回アカデミー賞では、作品賞と監督賞をはじめ、助演男優賞(キアラン・ハインズ)、助演女優賞(ジュディ・デンチ)、脚本賞(ケネス・ブラナー)、主題歌賞(DOWN TO JOY)、録音賞の7部門ノミネートを果たし、本年度アカデミー賞最有力候補として名乗りをあげた。ブラナー監督は、これまでに5回アカデミー賞にノミネートされているが、今回で初のオスカーを手にするかに期待が高まっており、そして、助演女優賞にノミネートされたジュディは今回で8回のノミネートとなり、『恋におちたシェイクスピア』での最優秀助演女優賞に続き、2度目のオスカーを手にするかも注目だ。『ベルファスト』は3月25日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ベルファスト 2022年3月25日よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2021 Focus Features, LLC.
2022年02月09日ケネス・ブラナーの自伝的作品『ベルファスト』よりモノクロが映えるティザービジュアルと特報映像が解禁となった。本作は、俳優・監督・演出家として映画や舞台の最前線で活躍し続けるケネス・ブラナーが、自身の幼少期を投影した自伝的作品。北アイルランド・ベルファスト出身のブラナー自身が監督・製作・脚本を努め上げ、第46回トロント国際映画祭にて、最高賞にあたる観客賞を受賞した注目作。「これぞオスカーにふさわしい作品!」(ROLLING STONE)、「オスカー賞レースを新たな高みへと引き上げる作品」(VARIETY)、「熱狂!この映画を決して忘れることはできない」(THE HOLLYWOOD REPORTER)と、各誌から絶賛の声が相次ぎ、さらに、12月13日に発表されたアカデミー賞最大の前哨戦とも言われる第79回ゴールデングローブ賞のノミネーションでは、映画作品賞<ドラマ部門>、監督賞(ケネス・ブラナー)、脚本賞(ケネス・ブラナー)、助演男優賞(ジェイミー・ドーナン、キアラン・ハインズ)、助演女優賞(カトリーナ・バルフ)、主題歌賞(「Down to Joy」)の主要6部門にて最多7ノミネートを果たし、本年度アカデミー賞最有力候補のトップに躍り出ている。今回解禁された特報映像では、全英シングルチャート1位を獲得した「ラブ・アフェアー」の名曲カバーソング「エヴァーラスティング・ラヴ」の軽やかでドラマティックな曲調にのせて、9歳の少年バディやその家族が、「海の向こうへ行ったら言葉は通じない?」「この街を出て新しい生活を始めないか?」「この街以外知らないわ」と街の外への思いを感じさせる言葉を口にしている。「行きなさい、振り返らないで」と語りかける祖母グラニー役ジュディ・デンチの姿も印象的で、彼らが生まれ育った故郷ベルファストでの生活に変化がおとずれる兆しも見える。街で起こる異変を前に、少年と家族が下す決断とは…?その後の展開が気になる特報映像となっている。『ベルファスト』は2022年3月、TOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベルファスト 2022年3月、全国にて公開© 2021 Focus Features, LLC.
2021年12月27日ケネス・ブラナーの自伝的映画『ベルファスト』が、2022年3月25日(金)に公開される。製作・監督・脚本はケネス・ブラナー。第94回アカデミー賞、第79回ゴールデングローブ賞では脚本賞を受賞した。ケネス・ブラナーの自伝的映画『ベルファスト』映画『ベルファスト』は、『ダンケルク』『TENET テネット』などに出演し、『シンデレラ』『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』では監督も務めるケネス・ブラナーの自伝的作品。俳優・監督・演出家として映画や舞台の最前線で活躍し続けるケネス・ブラナーが、自身の手で、故郷へのリスペクトや人間の気高さを描いた。ケネス・ブラナーは、映画『ベルファスト』について「とてもパーソナルな作品だ。私が愛した場所、愛した人たちの物語だ。」とコメントしている。第94回アカデミー賞で脚本賞&7部門にノミネート映画『ベルファスト』は、第94回アカデミー賞にて作品賞、監督賞、脚本賞、録音賞、キアラン・ハインズが助演男優賞、ジュディ・デンチが助演女優賞、ヴァン・モリソンによる楽曲「DOWN TO JOY」が主題歌賞と全7部門にノミネート。見事、ケネス・ブラナーが脚本賞に輝いた。なお、第46回トロント国際映画祭では最高賞にあたる観客賞を受賞、第27回放送批評界協会賞では最多11部門ノミネート、第79回ゴールデングローブ賞では脚本賞を受賞している。故郷へリスペクト&ひとりの少年の成長を描く物語は、北アイルランド・ベルファスト出身のケネス・ブラナーが、9歳の少年バディの目線を通して、自身の幼少期を描いたもの。愛と笑顔と興奮に満ちた日常と、激動の時代に翻弄され様変わりしていく故郷ベルファストを、モノクロ映像で克明に映し出す。困難な状況にありながら、未熟な殻を破り、大人へと転換していくひとりの少年の成長と、その家族の力強い生きざまにも注目。変わりゆく故郷、移りゆく時代の中にあっても、変わることのない人間の気高さや生命力を描いた人生賛歌だ。登場人物&キャスト主人公・バディ...ジュード・ヒル9歳の少年。『ベルファスト』で長編映画デビューを果たすジュード・ヒルが、自然な存在感で物語をまぶしく輝かせる。バディの父...ジェイミー・ドーナン出稼ぎで家を空けがちなバディの父。金にはだらしないが家族を愛し守り抜く。演じるのは、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の若富豪クリスチャン・グレイ役で注目を集めたジェイミー・ドーナン。バディの母...カトリーナ・バルフ気丈で美しいバディの母。厳しさのなかにセンシティブな一面を併せ持ちながら、母親として妻として家族を正しく導いていく。担当するのは、モデル・女優として活躍するカトリーナ・バルフ。祖父ポップ...キアラン・ハインズいつもユーモアと遊び心を忘れないバディの祖父。バディの気持ちをくみ取り、ジョーク交じりで適切な助言を与える。演じるのは、ベルファスト出身のベテラン俳優キアラン・ハインズ。祖母グラニー...ジュディ・デンチ静かに家族を見守る祖母。わずかな出演ながら、世界的大女優のジュディ・デンチが圧倒的な存在感で魅せる。<映画『ベルファスト』あらすじ>1969年、激動の北アイルランド ベルファスト。僕が生まれ育ったその町には、歌があった、映画あった、家族がいた―そして、愛に輝く日々があった。ベルファストで生まれ育ったバディ(ジュード・ヒル)は家族と友達に囲まれ、映画や音楽を楽しみ、充実した毎日を過ごす9歳の少年。笑顔にあふれ、たくさんの愛に包まれる日常は彼にとって完璧な世界だった。しかし、1969年8月15日、バディの穏やかな世界は突然の暴動により悪夢へと変わってしまう。プロテスタントの武装集団が、街のカトリック住民への攻撃を始めたのだ。住民すべてが顔なじみで、まるで一つの家族のようだったベルファストは、この日を境に分断されていく。暴力と隣り合わせの日々のなか、バディと家族たちは故郷を離れるか否かの決断に迫られる――。【詳細】映画『ベルファスト』公開日:2022年3月25日(金)※3月18日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ・TOHOシネマズ 梅田で先行公開。製作・監督・脚本:ケネス・ブラナー出演:カトリーナ・バルフ、ジュディ・デンチ、ジェイミー・ドーナン、キアラン・ハインズ、ジュード・ヒル2021年/イギリス/ビスタサイズ/98分/モノクロ・カラー/英語/5.1ch/原題『Belfast』配給:パルコ ユニバーサル映画
2021年12月12日俳優・監督・演出家ケネス・ブラナーが、自身の幼少期を投影した自伝的作品『ベルファスト』(原題:『BELFAST』)が2022年3月に公開決定。第46回トロント国際映画祭で最高賞にあたる観客賞を受賞し、本年度アカデミー賞有力候補として名乗りをあげている。北アイルランド・ベルファスト出身のブラナー自身が監督・製作・脚本を努め、9歳の少年バディの目線を通して、愛と笑顔と興奮に満ちた日常と激動の時代に翻弄され様変わりしていく故郷ベルファストを克明に映し出し、困難な状況におかれながらも、未熟だった殻を破って大人へと転換していくひとりの少年の成長と、その家族の強く気高い魂をモノクロ映像でパワフルに魅せる。第46回トロント国際映画祭にて観客賞を受賞し、「これぞオスカーにふさわしい作品!」(ROLLING STONE)、「オスカー賞レースを新たな高みへと引き上げる作品」(VARIETY)、「熱狂!この映画を決して忘れることはできない」(THE HOLLYWOOD REPORTER)と各誌から絶賛の声が続出。世界中の批評家を魅了している。ブラナーは本作に対し、「『ベルファスト』はとてもパーソナルな作品だ。私が愛した場所、愛した人たちの物語だ」とコメントしており、圧巻のモノクロ映像でルーツ(故郷)への郷愁とリスペクトを描きながら、変わりゆく故郷、移り行く時代を前に、決して変わることのない人間の気高さと生命力に溢れる人生賛歌を誕生させた。子役のジュード・ヒルほか、カトリーナ・バルフ、ジュディ・デンチ、ジェイミー・ドーナンらが出演する。物語ベルファストで生まれ育ったバディ(ジュード・ヒル)は家族と友達に囲まれ、映画や音楽を楽しみ、充実した毎日を過ごす9歳の少年。笑顔にあふれ、たくさんの愛に包まれる日常は彼にとって完璧な世界だった。しかし、1969年8月15日、バディの穏やかな世界は突然の暴動により悪夢へと変わってしまう。プロテスタントの武装集団が、街のカトリック住民への攻撃を始めたのだ。住民すべてが顔なじみで、まるで一つの家族のようだったベルファストは、この日を境に分断されていく。暴力と隣り合わせの日々のなか、バディと家族たちは故郷を離れるか否かの決断に迫られる――。『ベルファスト』は2022年3月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベルファスト 2022年3月、全国にて公開© 2021 Focus Features, LLC.
2021年12月09日