最新作『ウォー・マシーン:戦争は話術だ!』をプロモーション中のブラッド・ピットが、インドでのプレミアイベントでボリウッド俳優シャー・ルク・カーンと対談した。アメリカ、インドで活躍する俳優同士の2人は、それぞれの国における映画ビジネスについて語り合い、ブラピはシャー・ルクにボリウッド映画の一般的な撮影期間について尋ねた。シャー・ルクは「アクションやダンス系の映画なら120日から140日、もっと長引くこともあるよ。それよりシンプルな映画なら70日くらいかな」と返答。「僕ら(ハリウッド)も一緒だ。ダンスシーンはないけど…」とブラピはダンスに話題を移し、「僕は絶対にボリウッドでは成功しないよね。だって、ダンスができないから。うん、無理だ、無理だ」と踊れない自分を笑った。シャー・ルクが「ボリウッドだったらきみは踊らされるよ。みんなを踊らせるんだから!」と言うと、「本当?最初で最後の一本になりそうだな」とジョークを放ち、さらに、「自分には音楽的才能もない」ことも認めた。2011年の『ツリー・オブ・ライフ』ではパイプオルガンを弾くシーンに挑戦したものの、結局ジャケットに穴を開けてそこからオルガンを弾けるスタントマンの腕を通して撮影したことを告白した。(Hiromi Kaku)
2017年05月26日■『ランボー』、ボリウッドでリメイク決定!スタローンも応援コメントシルベスター・スタローンの『ロッキー』に並ぶ代表作『ランボー』が、インド映画界の新星タイガー・シュロフ主演でリメイクされることになった。「The Hollywod Reporter」によると、現在27歳のタイガーは2014年『Heropanti』(原題)で映画デビューを飾り、インド国内でさまざまな映画賞を獲得した注目の若手俳優。マーシャルアーツを得意とし、子どもの頃からアクション映画の熱狂的ファンだったという。この大役への抜擢に「夢のようだ。こんなに素晴らしい機会をもらえて本当に感謝している」と大喜び。「伝説的なシルベスター・スタローンの後継者になれると信じているわけではないけど、この役のために子どもの頃から経験を積んできたのかなと、どことなく感じる」と心境を語っている。監督は、ボリウッドでトム・クルーズ主演の『ナイト&デイ』のリメイク映画『BANG BANG!』(原題)を手掛けて大ヒットに導いたシッダールト・アーナンド。「私はスタローンのようなヒーローに憧れて育ってきた。インドの映画業界にはランボーほどのアクション・キャラクターが不在なので、タイガーが演じるこの役をよみがえらせるにはベストタイミングだと思う」と意欲を明らかにした。リメイクされることや主演俳優に対し、賛否両論が上がる中、当のスタローンはインスタグラムで「若手のアーティストが夢をつかむ貴重なチャンスをつかむのは俺にとってもワクワクすることだよ」「突き進め!」とタイガーに声援を送っている。Sly Stalloneさん(@officialslystallone)がシェアした投稿 - 2017 5月 20 11:34午後 PDT『ランボー』リメイク版は2018年終わりに公開予定。(Hiromi Kaku)
2017年05月24日ナタリー・ポートマンが、インドの俳優サイフ・アリ・カーンが虚偽のうわさを流したとして訴える構えを見せている。ボリウッド・スターのサイフが、ナタリーがボリウッド映画のロマンティック・コメディで自分と共演する予定だと話した件について、ナタリーのマネージメント・チームは先週、サイフに法的手段も辞さないと通知した。サイフは「The Times of India」紙の取材に、自らの私生活に関していい加減な記事を書かれ続けていることに対するジョークだったと弁明している。「冗談だったんです。申し訳ありません。私生活について、あらゆる側面から憶測記事ばかり書かれることにうんざりしていたんです。あまりに続くので、自分で話をでっち上げて楽しもうかと思ってしまった」とサイフは語る。サイフはムガル朝時代から続く名家の出身。昨年、亡くなった元有名クリケット選手の父の跡を継いで「パタウディ藩王」になったばかり。自ら製作・主演する映画を次々にヒットさせるスターとして、本物の「王」として、その一挙一動が注目され続ける彼のちょっとしたイタズラ心が大きな騒動を引き起こしてしまったようだ。(text:Yuki Tominaga)© Startraks/AFLO
2012年07月30日