アメリカ最高の演劇賞トニー賞で5部門に輝いた傑作ミュージカルを、『シカゴ』のロブ・マーシャル監督が映画化した『NINE』の最新予告編と、スペシャル・ミュージック・ビデオが公開された。映画『NINE』の画像『NINE』は、フェデリコ・フェリーニ監督の歴史的傑作『8 1/2』をモチーフにした作品で、次回作の撮影開始を控えながらも構想がまとまらず追い込まれた映画監督グイド(ダニエル・デイ=ルイス)が、幻想の世界におぼれていく様を華々しいビジュアルと、音楽を交えて描いている。今回公開された最新予告編では、ダニエル・デイ=ルイス、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ、ケイト・ハドソン、ニコール・キッドマン、ソフィア・ローレン、そしてブラック・アイド・ピーズの“ファーギー”ことステイシー・ファーガソンといった豪華俳優陣が次々と登場するほか、愛に逃避し、愛に迷う主人公=グイドの姿が強く印象に残る内容に仕上がっている。また、ミュージック・ビデオでは、ミュージカル映画初挑戦のケイト・ハドソンが、劇中曲『Cinema Italiano』を披露。白を基調としたセットの中でランウェイを颯爽と歌い歩くハドソンの映像を中心に、劇中のミュージカルシーンも登場する。本作は、昨日発表された米アカデミー賞で助演女優賞(ペネロペ・クルス)、衣裳デザイン賞、楽曲賞、美術賞にノミネートされており、賞の行方にも注目が集まっている。『NINE』3月19日(金)より丸の内ピカデリー1他全国ロードショー
2010年02月03日