最近の我が家のマイブームおかずは、バターとポン酢だけで味付けをするバタポン炒め。塩などをしなくても、この2つの調味料だけでちゃんと味がつきます。そして、これを作るときは必ず多めに作って、翌日のお弁当のおかずに。今回は鮭で作っていますが、お子さんがいらっしゃるご家庭にこそ鮭がおすすめ。鮭はいろいろな栄養素を含む健康食材とされていますが、とくに注目したいのが、ビタミンDという成分を効率よくとれること。ビタミンDはカルシウムと並び、骨の健康に欠かせない栄養素になります。カルシウムをたくさん摂っても、ビタミンDが不足していると、残念ながら丈夫な骨は作られません。また免疫力アップにもかかわるため、元気にすくすく育つためにビタミンDはとても大切になります。しかしこのビタミンDは他の栄養素とはちょっと違い、日光を浴びると体の中で自動的に作られるという特長があります。ですから、外で思い切り遊ぶ昔の子供たちはビタミンDが不足することは少ないとされていましたが、今の子どもは外で遊ぶ機会が減っているため、不足している割合が多いといわれています。その点、鮭は、ビタミンDをとりやすい代表食材!またビタミンDは油と合わせると吸収率が高まるので、バターと合わせるバタポン炒めはとってもおすすめです。写真では、ビタミンDと相性の良い、カルシウムの多いルッコラを切ったものを付け合わせています。お弁当の場合には、衛生面で生野菜より加熱をした野菜の方が望ましいので、野菜の胡麻和えとの組み合わせがおすすめです。今回のお弁当は、スナップエンドウの胡麻和えで。緑の野菜に含まれるカルシウムと、胡麻のカルシウムをダブルでとることができ、鮭のバタポンと合わせて骨太弁当の完成です!■鮭のバタポン炒めレシピ制作:管理栄養士 長 有里子<材料 2人分>生鮭 2切れ片栗粉 適量ポン酢 大さじ1・1/2バター 5g<作り方>1、鮭は2-3等分にし、片栗粉をまぶす。2、バターを熱したフライパンで1を両面焼き、ポン酢を入れてからめる。簡単なのにしっかりカルシウムがとれる、鮭のバタポン。是非作ってみてください。
2019年05月16日ガーデニングをする人に人気のハーブ類。育ている方も多いかと思います。しかし、ハーブ類はそれぞれに特徴があり、選び方にもコツがあります。せっかく植えても、育て方を間違うともったいないですよね。そこで、魅力たっぷりのオススメのハーブ、選び方、育て方を紹介します。■ 植えて正解!オススメの「クッキングハーブ」3種ハーブのうち、お料理に重宝するものをクッキングハーブと呼びます。クッキングハーブのなかでもオススメなのが、次の3種類です。1.バジルバジルはイタリア料理に欠かせませんね。オススメハーブの筆頭です。春~初夏に売っている苗か種を撒いて、育ててみてください。ぐんぐん伸びて葉っぱが収穫できます。ただし、虫に食べられやすいのでご注意を!収穫したら松の実、オリーブオイルと一緒にフードプロセッサーでバジルペーストに。種は翌年植えるのにも役立ちますが、実はお水に浸けると何倍にも膨らむので、チアシードと並んで最近ダイエットフードとしても人気です。基本的には1年草扱いですが、室内に入れると越冬できます。2.ローズマリーローズマリーは匍匐(ほふく)性と立性があります。立性の方が場所を取らず育てやすいです。どちらも暑さにとても強い、多年草です。そのままでも香りがよく、花もかわいいので、ガーデンハーブとしても優秀です。寒さはマイナス気温が続いたりしなければ外で冬越しできますが、東北地方以北では室内に入れた方が無難です。香りがよい枝は、肉料理に最適。5センチ位、数本切って、お肉を焼く時に一緒にフライパンへ入れれば手軽に香草焼きを楽しめます。3.ルッコラロケットとも呼ばれます。ベビーリーフとしても近年人気です。胡麻に似た香りとピリッとした苦味が特徴の美味しい葉は、サラダに最適です。小さなコンテナでも簡単に育てられるので、ベランダハーブとしてもOKです。一年草なので、葉っぱが育ってきたらどんどん収穫して食卓へ!■ 植えて楽しむ!「香りと花のハーブ」のオススメ3種次に食べるより観賞用として、香りや姿を楽しむハーブをご紹介します。1.ラベンダー香りのハーブの筆頭です。イングリッシュラベンダー、フレンチラベンダーなど、近年は色も形も種類が豊富です。条件が揃えば大きくなりますので、剪定が大事です。根腐れに注意しましょう。葉も花も良い香りで、香りの持続性もあるので、ドライフラワーもオススメです。最近はこういう“うさぎの耳”のようなフリフリのあるフレンチラベンダーをよく見かけますね。2.タイムタイムはお料理にも使えますが、匍匐性でとても強く、踏んでも枯れないので、グランドカバーに最適です。ぐんぐん広がってくれるので、雑草避けに植えておくと、見た目も香りも良くて一石二鳥です!植えっぱなしでOKで、育てるのに手間がかからないので、オススメです。春には、こんな姿を見せてくれますよ。3.オレガノ(オレガノケントビューティー他)オレガノもお料理にも使える種類も豊富ですが、花オレガノという種類は食用ではなく観賞用です。観賞用というだけあって、その姿はとても魅力的です。葉の色、花の形もとても美しく、とても印象的なハーブです。上の写真はオレガノケントビューティーです。垂れるように成長し、葉の間からピンクの花を咲かせます。■ 植え方を間違えると大変!要注意のハーブ3種人気が高いハーブだけれど、うっかり植えると庭じゅうに増えてしまったり、ものすごく大きくなる、要注意ハーブを取り上げます。1.ミント香りがよく、ハーブティーにもなる、人気のハーブですが、ものすごく強健です。地下茎で増えていくので、地面に出ているところをどれだけ抜いても駄目で、またすぐに生えてきます。周りにある植物を駆逐してしまう恐れがあるくらい強い生命力なので、そのまま植えるのは厳禁。庭中ミントだらけになってしまいます。でも、とても魅力的なハーブで、オレンジミント、キャンディミント、オーデコロンミントなど、香りの種類も豊富なので、植え方に注意して楽しみましょう。上の写真はパイナップルミント。斑入りが美しい、パイナップルがほんのり香るミントです。2.ワイルドストロベリー(イチゴ類)ストロベリー類(イチゴ類)は、花も実も可愛く、また収穫もできて一石三鳥。とても魅力的なハーブです。ただイチゴ類も、条件が揃うとランナーという茎を伸ばして次の場所へ増えていくので、気が付かないうちに生えてほしくないところにイチゴ苗が……ということになってしまうかも。植え方に注意しながら楽しみたい一種です。3.ユーカリ香りもよく、丸みを帯びた葉っぱも可愛くて、近年人気のハーブです。枝を切って飾ってもよし、他のお花の引き立て役にしてもよし、とても優秀です。しかし、ユーカリも生育旺盛で、ぐんぐん伸びていきます。売っている時は小さな苗ですが、実はユーカリは木なので、あっという間に木に成長します。こんなはずじゃなかった~となる前に、注意して楽しみましょう。■ ハーブの植え方で注意すべきポイント3つ上記でご紹介した“要注意ハーブ”ですが、やはりとても魅力的で、ぜひ育ててほしいものばかりです。植え方を間違えなければ、普通に楽しめますので、ポイントを3つご紹介します。1.鉢に植える生育旺盛な種は、他の種を圧迫してしまって大変なことになるので、単体で鉢植えにしましょう。鉢単位での管理であれば、それ以上広がることがないので、安心して育てられます。ユーカリは木なので、最初は小さい鉢でも良いですが、成長に合わせて鉢を大きくしてあげましょう。ただし、これ以上大きくしたくないという場合は、鉢を大きくせず、剪定して小さく保ちましょう。イチゴ類は、専用のストロベリーポットもあります。重ねて使うタイプは百均にも売っていますよ。ストロベリーポットはとても可愛らしくなるので、オススメです!2.花壇に植えたい場合どうしても花壇に植えたい場合は、いったん鉢に植えてから、それを花壇に埋めましょう。ただし、底に穴が空いていると、そこから根が伸びて外に出ていくので、底穴を塞いで植えてください。寄せ植えなども、ポリポット(ビニールポット、苗を買った時に入っているような鉢形の黒いビニールのヤツです)に植えてから植えれば、他の種を圧迫したりせず、楽しめます。3.外に出てしまったら、なるべく早く対処するElianeHaykal / PIXTA(ピクスタ)1や2のようにしても、ミントなどは隙間から外に伸びてしまったり、種が落ちて芽が出てしまったりすることも。その場合は、見つけ次第抜きましょう。地下茎が育つと大変ですので、早めの対処が必須です。イチゴ類はランナー(茎)で、地下茎ではないので、ランナーを切って抜くだけでOKです。ちなみに、イチゴ類は移植があまり得意ではないので、苗を増やしたい場合は、ランナーが出たら早めに根付かせたい鉢などに載せて、根付くのを待ちましょう。いかがでしたか?どれも魅力的なハーブです。ぜひ、お庭や鉢などで育てて楽しんでください!【参考】※『おいしいハーブガイド』主婦の友社※『園芸ガイド 2011年6月号』主婦の友社※『はじめて育てる野菜とハーブ』主婦の友社
2018年08月19日『ルッコラとタコのサラダ』【旬を味わう♡ 美人レシピ♪】vol. 75旬食材は、ルッコラ!ルッコラの旬は4~6月と10~12月の2回です。地中海沿岸が原産で、ゴマのような風味と辛みや苦みが特徴的なお野菜です。イタリア料理などでよく見かけますね!ルッコラはβ-カロテンやビタミンC、ビタミンEを豊富に含んでいます。こららの栄養素は抗酸化作用があり、美肌効果やアンチエイジング効果が期待できます!女性に嬉しい栄養素がたっぷりのルッコラ! オリーブ油と塩コショウで和えるだけでオシャレに仕上がるのも嬉しいお野菜です。これから紫外線が強くなる季節にぜひ積極的に取り入れたい食材です♡材料はこちら!【材料(二人分)】・ルッコラ:ひと束・新玉ネギ:小1/2玉・ゆでタコ:50g・レモン:1/4個・オリーブ油:大さじ1・塩(あれば岩塩):ひとつまみ~・コショウ:適量・パルメザンチーズ:適量では、作ります! まず玉ネギを切ります。玉ネギは繊維を断ち切って薄切りにします。今回は辛みが少ない新玉ネギなので水にさらさず使いますが、辛みが苦手な方は冷水に5分程さらして、水をしっかり切って使ってください。ルッコラを切ります。ルッコラを5㎝幅に切ります。ゆでタコを薄く切ります。ゆでタコを薄くななめにそぎ切りします。切った材料をボウルに入れます。切った玉ネギ、ルッコラ、タコをボウルに入れます。オリーブ油を回しかけます。オリーブ油を加えます。ない場合はサラダ油で代用も可能です。レモン汁を加えます。レモンを絞ってレモン汁を加えます。塩を加えます。塩を加えます。さっと和えます。さっと和えます。ここで味を見て、足りない場合は調味料を適宜加えてください。器に盛りつけます。器にバランスよく盛りつけます。仕上げにコショウとパルメザンチーズを散らします。仕上げにコショウとパルメザンチーズを散らします。おいしさのアレンジポイント♪今回はゆでタコを使いましたが、市販のサラダチキンをそぎ切りにして和えてもおいしいですよ!レモン汁の代わりに白ワインビネガーまたはバルサミコ酢を使うのもおすすめです!連載第75回目は、旬のルッコラを使った簡単サラダです。オリーブ油とレモン汁と塩コショウで和えて、ゆでタコを合わせるだけで、簡単だけどおしゃれなサラダがあっという間にできちゃいます!仕上げにパルメザンチーズを散らして、お酒やパスタのおともにどうぞ♪
2018年05月03日気が付けば冷蔵庫の奥に放置してしまいがちなルッコラ。サラダ以外に何か使い道はないかなぁと思っていたらこんなレシピを発見しました。特別な下ごしらえもいらない、切って混ぜて焼くだけの単純作業。卵、ミニトマト、ルッコラの色鮮やかな三原色はお弁当のおかずにも大活躍です。トマトは熱を加えると甘みが増してとってもジューシーに。とろーり溶けたモッツァレラチーズとの相性がたまりません!■プチトマトのミニオムレツ調理時間 15分 1人分 150Kcalレシピ制作:E・レシピ <材料 4人分>プチトマト 8~10個卵 3個ルッコラ 1パック 塩 コショウ少々モッツァレラチーズ 1/2個(1個100g)サラダ油 大さじ1.5<下準備>・プチトマトはヘタを取って水洗いし、半分に切る。・卵は溶きほぐし、塩コショウをする。・ルッコラは水洗いして長さ1cmに切る。・モッツァレラチーズも食べやすい大きさに切る。<作り方>1、卵にルッコラを混ぜ合わせる。プチトマトは分量外のサラダ油で炒め、塩コショウをしておく。2、フライパンにサラダ油を入れて強めの中火にかけ、フライパンが温まったら一気に(1)の卵液を流し入れ、菜ばしで大きく円を描くように混ぜる。3、プチトマト、モッツァレラチーズをのせ、フライパンの蓋をして火を弱める。チーズが溶けたら、食べやすい大きさに切って器に盛る。この他にソーセージやツナ、スライスしたじゃがいもを加えるなど、自分なりのオリジナルレシピもぜひお試しください。
2018年04月24日