立ちっぱなしの通勤電車や長時間のデスクワークで、夜家に着くころにはふくらはぎがパンパンに…そんな経験、誰もが一度はあるのではないでしょうか。脚のむくみは美脚の大敵! むくみを下半身太りにつなげない、簡単セルフケアをご紹介します。脚のむくみの大きな原因は、血行の流れが悪くなることです。立ち仕事やデスクワークなど長時間の同じ姿勢は、血液やリンパの流れを滞らせ、その結果、夕方になると何だか脚がだるい、靴がきつくなる…ということになりがち。その他、運動不足や睡眠不足、高すぎるヒールの靴なども、脚のむくみを引き起こす原因となります。脚をむくみにくくするためには、体を冷やさないようにしましょう。血液の流れを妨げるようなぴったりとした服、特にきつめの下着などは、なるべく避けたほうがベターです。また、暑い時期のエアコンの冷風は、脚の冷えにつながります。むくみ予防のためにも、オフィスではエアコンの風が直接脚にあたらないように気をつけましょう。■オフィスでできる脚のむくみケア 椅子に座ったまま、仕事の合間に簡単にむくみ解消ができるマッサージです。01. 椅子に座ったまま足を少し前に出し、かかとを床につけてつま先をゆっくり上下に動かします。足首を曲げ伸ばしすることで、血液の流れを促し、むくみを解消する効果があります。02.ひざの裏のくぼんでいる部分を、両手の親指を使って押しほぐします。リンパ節のあるひざ裏は、老廃物がたまりやすい部分。片足ずつ何回か繰り返しましょう。03.太ももの付け根にもリンパ節があります。両手の指で、ていねいにほぐすように押していきます。04.両手をグーの形にして、指の第二関節あたりを使い、足首からひざに向けてふくらはぎを撫で上げるようにマッサージします。片足ずつ、それぞれ5回くらい行います。1~4のどれか1つを行うだけでも、脚のだるさが軽くなるのを実感できるはずです。こまめなケアで、むくみ知らずのスラリとした美脚を手に入れましょう。
2012年08月30日「ダイエットで体重は落ちたのに下半身が痩せない」「何だか足がむくみやすい」…その原因、もしかしたらセルライトかも!?成人女性の約8~9割に発生するといわれるセルライト。お尻や太ももなど下半身にできやすく、肌がオレンジの皮のように凸凹になってしまうのが特徴です。その正体は、脂肪と老廃物のカタマリ!体の血行が悪くなると、老廃物がたまり、皮膚の下にある脂肪細胞の代謝が衰えてきます。すると脂肪細胞が肥大化し、脂肪同士や老廃物と固まり合って、セルライトが発生してしまいます。肌が凸凹になるのは、セルライトによって脂肪部分に厚みが出るため。でも、この「オレンジピールスキン」になるのは、かなり症状が進行した状態。実は、見た目にはわからなくても、皮膚の下ではセルライトが発生しているケースが多いのです。セルライトは放っておくとどんどん進行してしまい、自然に消えることはありません。簡単にできるセルフケアで、早めに撃退しましょう。セルライト解消のためには、基礎代謝を高めることが何より大切です。デスクワーク中心の生活では、運動不足になりがち。でも、普段運動をしていない人が筋トレなどの無酸素運動を行うと、血管を痛めてしまい、さらにセルライトを進行させる結果になってしまいます。ウォーキングやジョギングなどの、適度な有酸素運動を取り入れましょう。まずは、会社帰りに一駅手前で降りて歩いてみる、といったところから始めてみては。セルライトができる大きな原因の一つが、体の血行不良。それを改善するためには、毎日の入浴が効果的です。シャワーだけでは、汗は流せても体の芯から温まることはできません。40℃前後のぬるめのお湯にゆっくり入ることで、血液やリンパの流れがよくなり、脂肪細胞の代謝も高まります。お湯に入った後、シャワーで温水→冷水と交互に気になる部分にあてると、血行を促進してセルライト解消にも効果的です。血液やリンパの流れが活発になる入浴中やお風呂上がりは、マッサージタイムに最適。お気に入りのマッサージオイルを使い、太ももやふくらはぎ、二の腕など、気になる部分をもみほぐしていきましょう。ポイントは、体の末端から中心に向かってマッサージすること。血液やリンパの流れを意識して行うようにしてください。セルフマッサージによって、セルライトの原因であるむくみや冷えなどの問題も改善することができます。一度できると消えにくく、どんどん痩せにくい体になってしまう、ダイエットの大敵セルライト。しっかりケアして、スリム&スベ肌を手に入れましょう。
2012年07月30日