俳優の原田龍二の妻・愛さんが17日に自身のアメブロを更新。原田に完璧と言われた料理を公開した。この日、愛さんは「たけのこごはんとたけのこの土佐煮?作りました」と報告し、料理が並べられた食卓の様子を写真で公開。原田からも好評だったそうで「完璧~ というお言葉をいただきました」と明かし「ご飯はちょっと甘めに味付けするのが我が家風です!」と調理ポイントを紹介した。続けて「あとは冷やしゃぶ豚サラダでごちそうさまでした」と述べ「季節の物は良いですね」とコメント。「山椒を少々ふりかけても美味しかったです!」と大満足の様子でつづり、ブログを締めくくった。
2024年04月18日山﨑賢人主演の映画『陰陽師0』の日本外国特派員協会記者会見が今月10日に行われ、染谷将太と佐藤嗣麻子監督が登壇した。本作は、完全オリジナルストーリーで、実在した“最強の呪術師”安倍晴明が陰陽師になる前の学生時代を描いた作品。山﨑賢人演じる安倍晴明の相棒・源博雅(みなもとのひろまさ)を演じた染谷は、役作りでの課題について問われ「セリフは現代、世界観は平安。そのバランスを意識しました。平安の世界観を保ちつつ、現代の人に説得力を持たせるのが大変だった」と回答。最も印象に残っているシーンについては「晴明と博雅が初めて出会うシーン。何日もリハーサルを重ね、何度も試行錯誤したシーンで山﨑さんと役を入れ替えることも行った。ふたりの友情が始まるところなので印象に残っています」と振り返った。記者から「(監督の夫である)山崎貴監督から本作について何か感想などあったのか?」と質問された佐藤監督は「家庭内で仲良くするために、普段は互いの作品の感想を伝えることはしないようにしている」と語るも「ただ今回は観たい!ということで観てもらいました。その後どうしても何か言いたそうにしていたので聞いてみると、『面白かった!スゴイよかった。ずるい!』と言ってもらえて安心した」と明かし、山崎作品への出演も多い染谷は記者から「裏切ってしまったというような気持ちはあったか?」と問われるも「いつかご一緒したいと思っていたので、むしろ逆で夫婦の作品に出られて嬉しかったです。夫婦作品を制覇した気持ちです(笑)」と語り、会場の笑いを誘った。最後に「日本の歴史的な古典でもある陰陽師という題材がこれから世界に届いていくことになるが、世界の観客にどんなメッセージを伝えたいか」という問いに染谷は「目に見えない。耳でも聞けない、においをかげない。そんな情報に溢れていると思います。それはある種みんな“呪”にかかっている状態だと思っています。『主観と客観というのはどうでもよくて、ただふたりで酒を飲んでいる。それが全てなんだ』という本作で好きなセリフがありまして、そこにすごく幸せを感じることができます。実際に身の回りで起きていることを“心”から見ることができるようになってくれれば嬉しいです」とコメント。佐藤監督が「作品を作っているときから、フェイクニュースというのが流行っていた。何が事実なのかというのが分からなくなっていて、私もこれは“呪”にかかっていると思っています。この映画では“事実を見る“という話をしています。これが“呪”を解く唯一の方法であることが伝わると嬉しいです」と締めくくり、会見は終了した。『陰陽師0』()4月19日(金) 公開(C)2024映画「陰陽師0」製作委員会
2024年04月11日映画『陰陽師0』(5月19日公開)の日本外国特派員協会 記者会見が10日に東京・日本外国特派員協会で行われ、染谷将太、佐藤嗣麻子監督が登場した。同作は、夢枕獏氏の小説『陰陽師』主役・安倍晴明(山崎賢人)の知られざる学生時代を描いた完全オリジナルストーリーの映画。原作・夢枕氏の全面協力のもと、『K-20 怪人二十面相・伝』『アンフェア』シリーズの佐藤嗣麻子が監督を務め、呪術監修に『呪術廻戦』に登場する数々のキャラクターや呪術を、実在した呪術の歴史から独自考察した『呪術の日本史』監修の加門七海を迎えている。○■映画『陰陽師0』日本外国特派員協会記者会見実施佐藤監督は、先日『ゴジラ-1.0』で第96回アカデミー賞 視覚効果賞を受賞した山崎貴監督と結婚しているが、何か同作への感想があったのかという質問に「家庭内で仲良く暮らすために、私たちは仕事の話を一切しない、お互いの映画も基本的には観ない、観ても感想を言わないという約束があります」と明かし、会場を驚かせる。しかし「(山崎監督が)『今回は観たい』ということだったので、試写を観せて、帰り道ずっと黙って歩いてたんですけど、何か言いたそうにしてて」と続けた佐藤監督。「ずっと『言わせて、言わせて』と言うから、『ええ〜』『なんかイヤなこと言わないでね』と言ったら、『面白かった』『すごいよかった、ずるい』と言ってくれました」と好反応だったという。今回、源博雅を演じた染谷も、主演を務めた『寄生獣』シリーズなどの山崎監督作品に出演している。「佐藤監督の作品に出たことで、山崎監督を裏切ったのではないか」と冗談混じりに質問されると、「逆ですかね。ずっと嗣麻子さんともいつかやれたら嬉しいなと思っていたので、夫婦を制覇して嬉しいです。自分も、山崎さんからも『面白かった』とメッセージをもらえて嬉しかったですね」と喜び。佐藤監督は「私も、実は染谷さんの奥さん(菊地凛子)を制覇しようと思ってます」と応じ、会場には笑いが起こっていた。また、最後に「『陰陽師0』というタイトルで、旦那さんが『ゴジラ-1.0』というタイトルで、何かちなんだところはありますか?」と聞かれると、佐藤監督は「『-1.0』より勝つために『0』にしました」とサービストークで盛り上げた。
2024年04月10日柚木麻子さんの新作『あいにくあんたのためじゃない』は、読めば元気が出る短編集。困った状況からの起死回生。絶対へこたれない全6編。「その時どきで一編ずつ書いていったので、全体を通してのコンセプトは特に決めていなかったんです。本にまとめる時に編集者に“タイトルはどうしますか”と聞かれて。ちょうどその頃、モーニング娘。’23の『Wake‐up Call』があまりにいい曲で歌いまくっていたんですが、歌詞にある“生憎あんたのためじゃない”がこの本の内容にぴったりだなと思って。ハロプロにも許可をいただいてタイトルにしました」他人に惑わされることなく、自分のために生きていこう。そんな気持ちになれる全6編。意外なことに、ほとんどがご自身や周囲の実体験に基づいているのだとか。たとえば、中庭で子供が騒いでもOKというルールのあるマンションが舞台の「パティオ8」。緊急事態宣言のさなか、リモートワークの男性から苦情がきて中庭が使用できなくなる。「これは知人の実話がもとになっています。子供を外に出せなくなったことが原因で引っ越していった家庭もあったそうです。その話を聞いて、なんとかハッピーエンドにできないかな、と思って、住民たちが一計を案じる話を作ってみました」一方「トリアージ2020」は、「私の友達が主人公と同じように、コロナ禍に妊娠中のシングルマザーだったんです。彼女の家の近所に私の母が住んでいたので、母に食べ物を届けさせようかと思ったことから思いついた話です」また、「めんや評論家おことわり」は、仕事を干された傲慢なラーメン評論家が、入店を断られ続けてきた人気店にようやく足を踏み入れることができて…という話。「前に、雑誌の特集で、ホモソーシャルな世界として、厳しいルールがあったり、女性や子連れが入りにくいラーメン店について書くことになったんです。まず自分で作ってみようと思って専門書を読み漁り、映画『タンポポ』を繰り返し観て調理の極意をメモして、自分でラーメンを作ってママ友たちに振る舞ったら、かつてない熱狂で受け入れられました。ちやほやされて調子に乗ってラーメン作りを追究しているうちに、腕組みして友人がスープを味わっている顔をじっと観察するという、漫画に出てくるラーメン店店主みたいになってしまって。気づけば自分自身がホモソーシャルな世界に染まっていたんです。自分が敵認定しがちな人のことを、好きにはなれないけれど、ちょっと分かったことはよかったです」そんな経験からできたこの短編、意外な結末が待っている。他に、地方都市に転勤した女性が年下の女の子の夢を叶えようと先走る「BAKESHOP MIREY’S」、起死回生をはかる元アイドルの男が動画がバズり中の女性を探す「スター誕生」など、どれも軽快でアイロニカルな短編ばかり。スカッとした気持ちになりたい時に、ぜひ。『あいにくあんたのためじゃない』過去の記事が炎上、謝罪文を出したラーメン評論家の佐橋に、出禁だった人気店から声がかかり――「めんや評論家おことわり」ほか5編。新潮社1760円ゆずき・あさこ2008年「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞、同作を含む『終点のあの子』で単行本デビュー。’15年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞受賞。※『anan』2024年4月3日号より。写真・土佐麻理子(柚木さん)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2024年04月03日俳優の原田龍二の妻・愛さんが30日に自身のアメブロを更新。病院へ駆け込み、検査を受けた結果を明かした。29日のブログで38.2℃の熱を出したことを明かしていた愛さんは、この日「夜中も体が痛かったり鼻が詰まったり鼻をかんだり飲み物飲んだりしながら朝になりました」と説明し「土曜日 午前中空いてる病院があるので駆け込みました!」と病院を訪れたことを報告。「只今車で待機中です!今も物凄い鳥肌ブルブルブルブル」と車内での自身の姿を公開した。続けて更新したブログでは、検査の結果について「インフルエンザBでした」とインフルエンザに感染したことを明かし、薬を受け取ったことを報告。自身について「息子の部屋で隔離してます笑」と説明し「ひとまず寝ますね お休みなさい」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「辛いですよね」「ゆっくり休んでください」「早く良くなりますように」などのコメントが寄せられている。
2024年03月31日俳優の原田龍二の妻・愛さんが29日に自身のアメブロを更新。歯科医院を受診する際に心配していたことを明かした。この日、愛さんは「花粉症の時期辛い場所」というタイトルでブログを更新し「この時期しんどいなぁ」とコメント。「歯医者さんへ」と歯科医院を受診したことを報告し「良かった 鼻水 くしゃみ 止まってくれてました」と述べた。続けて「鼻水垂れたらどうしようかな?とか鼻が詰まってたらどうしよう?はたまたおっきなくしゃみしたらどうしよう」と心配していたことを明かすも「よかったよかったセーフでした」と安堵した様子でつづった。
2024年03月30日俳優の原田龍二の妻・愛さんが16日に自身のアメブロを更新。本当に厳しくて心配な息子の学費の支払いについてつづった。この日、愛さんは「今朝は娘より先に出かけた原田パパ」と玄関で舌を出した原田の写真を公開し「行ってらっしゃい!!」とコメント。「今日も風が強い」「洗濯物は部屋干しにしようかな」と述べ「今日のお弁当は麻婆豆腐と海老ケチャマヨ 卵焼き」と弁当の写真も公開した。続けて「今朝は息子の学費の支払い」があったそうで「1ドル150円という世界は。本当にきびしいです」と明かし「頑張れ日本」とコメント。アメリカに留学中の息子について「サッカーの練習 楽しんでいるようで何よりです」と述べ「楽しいという少ない言葉ではありますが...聞けてよかった 心配な気持ちが少しほぐれます」と親心をつづった。また「いつから私こんなに心配症になったかなぁ?」といい「それは円安が大きく影響してます。はい」とコメント。「お願いします どうにかしてとめてください!!円安」と述べ「今日はそんな心配も吹き飛ばす大好きなモノを食べてきます」「今日も良い一日になりますように」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年02月17日漫画化やドラマ化、映画化、舞台化などあらゆるメディアミックスも多彩で人気を博す夢枕獏氏の小説『陰陽師』。この度、新たに俳優の山崎賢人(※崎はたつさき)が若き日の安倍晴明を演じる映画『陰陽師0』が4月19日に公開される。○原作・夢枕獏氏からの「やってよ」から生まれた映画『陰陽師0』今作は、『K-20 怪人二十面相・伝』『アンフェア』シリーズなどを手がけた佐藤嗣麻子監督が脚本・監督を務めたが、実は原作者の夢枕氏とは旧知の仲だという。「獏さんがまだ『陰陽師』を書く前から知り合いで。40年ほど前に『ファンです』と講演会に行きました。その頃は獏さんがまだ32〜3歳で、私は19歳の大学生。北海道で行われていた『日本SF大会 EZOCON』の運営委員だったので、SF畑の方たちとは仲良しでした。獏さんのサークルに呼んでいただき、入り浸るようになり、仲良しになって。私も監督になり『陰陽師やってよ』と言われたので、『やるやるやる』みたいな昔の口約束だったんです」と佐藤監督。また佐藤監督が「博雅の設定が間違っているのを発見した」という驚きの発言も。「獏さんは当初博雅を武士として書いていたけど、調べたら貴族だったので、獏さんと(コミカライズ担当の)岡野玲子さんにガンガン資料を送ったんです。最近になって獏さんが『すみません』と謝ってました。だから今回、博雅は貴族になっています」と、旧知の仲だからこその指摘による設定で同作を撮っているという。「見どころはズバリ呪術。監修の加門七海さんが『こんな本格的なの?』と驚かれていた」という監督。『アンフェア』シリーズが映画として完結した直後から今作に関わっていたといい、「初稿を書いたのは2016年11月で、この頃はまだ日本で『呪術』という単語がポピュラーじゃなかったんです。ただ、2018年から『呪術廻戦』が始まって、いまやみんなが知ってる言葉になっていて、ありがたいです!」と巡り合わせに喜びも。作中では東洋ならではの表現として「龍をエレメントの状態として描きたい」という思いを実行。西洋の竜のような生物ではなく「風、火、水、土、木といったエネルギーとして現れる」ものとして描いているのも見どころのひとつだという。さらに「物語的には、晴明と博雅(染谷将太)の友情。原作にあるので、きちんと描かなきゃいけない。原作では40歳ぐらいの人たちなので、若い頃の出会いを描いてます」「あとは実在する三十六歌仙の1人である徽子(よしこ)女王(奈緒)と博雅の恋で、この行方と徽子女王の結末を読み取ってほしい。陰陽寮でのベテラン勢の権力争いも面白いので、仕事のことで悩んでる方は見てほしい」と物語のポイントを挙げた。○“呪術”という言葉も流行り…「呪術オタクが観ると興奮するはず」35年前からの構想が、2020年ごろから形になり、さらには2024年に公開されることに。「呪術」という単語が一般的となり、大河ドラマ『光る君へ』放映で平安時代に注目が集まっているだけでなく、辰年に龍を描く……とさまざまな要素が集まったが、佐藤監督は「すべて必然です」ときっぱり。「晴明のセリフですけど、起きることは起きるし、起きないことは起きません。本当に呪術です。私、元々呪術オタクなので。『エコエコアザラク』にも通じますし、『あの呪術を使ってる』とか解説もしたいくらい」と笑顔を見せる。実際に「カルロス・カスタネダという南米の呪術師の“夢見の技法”というのがあって、私は高校生の時に練習してたんです。明晰夢が見れて」と意外な告白も。同作でも「いつも同じところに戻って来れるように夢の中の風景を覚えておかなければいけなくて、晴明がいつも同じ風景を夢で見ているのは、夢の中のポータルポイントとなっているからなんです。また、夢の中では手を見なきゃいけない。やってみるとすごく大変なんだけど、夢は潜在意識と繋がっているのでいろんな情報を得られるし、夢を通してテレポーテーションもできるらしいんですよ。この作品を呪術オタクが観ると興奮するはず」と、“呪術”の描き方にも自信を見せた。■佐藤嗣麻子監督1964年生まれ。岩手県出身。ロンドン・インターナショナル・フィルム・スクールにて映画制作を学ぶ。監督作品に、『ヴァージニア』(93)、『エコエコアザラク WIZARD OF DARKNESS』(95)、『K-20 怪人二十面相・伝』(08)、『アンフェア the answer』(11)、『アンフェア the end』(15)など。『恋におちたら〜僕の成功の秘密〜』(05)、『アンフェア』(06)、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(10)、『独身貴族』(13)、『ハイエナ』(23)などの脚本も執筆。(C)2024映画「陰陽師0」製作委員会
2024年02月14日俳優の原田龍二の妻・愛さんが29日に自身のアメブロを更新。電話で問い合わせするも落胆した出来事を明かした。この日、愛さんは「原田パパのJALのマイレージをWAONに移してみたんです」と明かし、原田について「ポイントとか、全然ほったらかし」と説明。「やってみたものの私もやった事がない操作であたふた全然わからない」と述べ「そんな時は電話でお問い合わせだわ」と思ったそうで「電話をかけてきいてみた」と電話で問い合わせたことを報告した。一方で「iPhoneにはWAONの移行はできない」と言われたといい「カードはあるか、、などなど手取り足取り電話で応対してもらいました」と説明。「カードもみつかりポイントもカードに移行完了させ」と報告しつつ、原田について「本当に使えるのかよ?」「使えるとこないじゃんと、なにやら文句を言っていて」と明かし「こんな大変な手続きしたのに」「この態度ですか?」と納得のいかない様子でつづった。また「ありがとうって言われて良いと思う」と述べ「もーがっかり」と落胆した様子でコメント。「大好きなコンビニで使えますからぜひまずは私にご機嫌とりにアイスでも買ってきてほしいもんです。そして本当に使えるか、確認してください」とコメントし「思いがけずイラッとスイッチが入りました」と告白した。最後に「原田パパ寝てる間にも私は一生懸命色々と検索してどうにかならないかとやっていた」といい「ってことで老眼かけて寝てる姿のせちゃうもんね」と老眼鏡をかけて眠る原田の姿を公開。「すみません ささやかな反撃です」とお茶目につづり、ブログを締めくくった。
2024年01月31日俳優の原田龍二の妻・愛さんが25日に自身のアメブロを更新。アメリカに留学中の息子の病院でかかった費用について明かした。24日のブログで、愛さんは息子について「コーチが病院へ連れて行って下さり検査待ち中!と連絡が入り」と明かし「4時間経ってやっとインフルエンザだったと連絡がありました」と報告。「ひとまず原因がわかって一安心できました」と安堵した様子で述べつつ「その後どうなったのか、また連絡がないのでわからないのですが」「ひとまず、もうしばらくは安静にですね」と心配そうにつづっていた。この日は「息子のその後」というタイトルでブログを更新し「しばらく連絡がこないけれど寝てるんだろうなぁ?!と思いながら連絡を待っていました」と説明。「本人ビックリというくらい爆睡していたようで目覚めたと連絡が入りました!喉はまだ痛いけれど熱は36.5度になったそうです」と明かし「よかったよ~」と安堵した様子でつづった。続けて「早くサッカーしたいだろうに」と述べ「もうしばらくの辛抱ですよ!」とコメント。「病院でかかった費用は薬代の15ドルだけだったそうです」と明かし「仕組みがよくわかりませんがよかったよ」「一安心です」とつづった。最後に「こちらも今日は寒かったですね!」と述べ「各地で雪のトラブルも発生していますから雪の地方の皆さまは本当に大変ですよね」とコメント。「今夜もあたたかくしてやすみましょうね」と呼びかけ「みなさまもお風邪などひかれませんように!」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年01月27日俳優の原田龍二の妻・愛さんが24日に自身のアメブロを更新。インフルエンザに感染したアメリカに留学中の息子を心配する様子をつづった。この日、愛さんは「今日は久しぶりに巣鴨仲間のサッカーママ達とランチへ行ってきました!」と述べ「美味しいもの食べながら色々と話しながら」「サッカーママの時間て長いよね~なんて話していました」とランチでの様子を報告。一方で「息子から熱がどんどん上がったという連絡もきたりして」と息子から発熱したという連絡が届いたことを明かした。続けて「ヒヤヒヤと、、心ここに在らずみたいにスマホを気にしてしまったりもした」といい「みんなが本当に励ましてくれて本当にありがたいなぁって幸せな気持ちで過ごしていました」とコメント。息子については「コーチが病院へ連れて行って下さり検査待ち中!と連絡が入り」と明かし「4時間経ってやっとインフルエンザだったと連絡がありました」と報告した。また「ひとまず原因がわかって一安心できました」と安堵した様子で述べつつ「物凄い時間がかかって待たされていたようです」と説明。「高熱の時はつらいですよね、、がんばりました」と息子を労い「その後どうなったのか、また連絡がないのでわからないのですが」「ひとまず、もうしばらくは安静にですね」と心配そうにつづった。最後に「ただの心労かと思っていましたが、、原因がわかるだけでホッとしました」と述べ「早く良くなりますようにと祈るばかりです」とコメント。原田について「神社へ祈願してから帰ってきたと言っていたので心配だったようです」と明かし「外国での病院。ほけんなどは入っていますが少しどうなるのかそちらもドキドキ、ひやひやしますね」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年01月25日俳優の原田龍二の妻・愛さんが23日に自身のアメブロを更新。健康診断の結果を受け再検査になったことを報告した。この日、愛さんは「健康診断の検査結果を聞きに行ってきました」と報告し「なんだかんだ原田パパドキドキしてたんじゃなーい?病院に着く前少々テンション高めでした 笑」とエレベーター内での原田との2ショットとともに様子を説明。「去年と何が違うかな??」と述べ、原田について「去年はLDLコレステロールが高めでした」とつづった。続けて「今年は、、下がっておりました!」と数値が下がっていたことを明かし「とっても嬉しそうですがまだ注意が必要」とコメント。「糖尿検査は少しだけオーバー」していたといい「甘い飲み物を気をつければ大丈夫でしょう!とのこと」と述べ「ウエストは太くなっておりました!!が、、メタボやその他胃がん肺がん大腸も問題ないとのことでした」と報告した。また、自身については「LDLコレステロールは去年ちょっと1mg/dlオーバー 特に問題はないと言われていましたが今回は正常内でした」と明かし「去年に引き続き貧血気味という数値でした」と説明。「骨粗鬆症など肺がん胃がんは大丈夫だった」と述べつつ「大腸が、、もう一度検査になった」と再検査になったことを告白した。さらに「何か思い当たりますか?」と尋ねられたといい「思いあたる部分があったのでもう一度検便をする事になりました」と報告。「それでも反応がまたあればカメラ検査です」と述べ「ドキドキ」と心境を明かしつつ「その他は健康でした!!よかった」と安堵した様子でコメントした。最後に、原田については「これからも更に運動し続けよう!と張り切っていました」と報告し「ひとまず気になる部分はありますがだいたい問題はなかったので良かったです」とコメント。「私はもう一度検査しますが早め早めのだといいですね」と述べつつ「お尻のカメラはまだやった事がないのでやることになったら下剤とかが嫌ですね~」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年01月24日俳優の原田龍二の妻・愛さんが17日に自身のアメブロを更新。前歯が抜けて歯科医院を受診し、医師から言われたことを明かした。この日、愛さんは「実は私の前歯は差し歯なんです」と告白し「実は昨日歯が落ちまして 歯抜けだったんです」と説明。「速攻で歯医者さんに電話をして今日つけてもらいました」と歯科医院で治療を受けたことを報告し、自撮りショットを公開した。続けて、歯科医師から「根っこが浅いようで、、また落ちるかもしれません」と言われたといい「そうだとしたら、もう根本を抜かなければとか」と説明。自身について「八重歯だったんです」と明かし「14歳でTVのお仕事をさせてもらい事務所から八重歯を治すように差し歯にするように言われて、、たしか16歳で前歯が差し歯になりました」と振り返った。また「本当に歯は大事なので」と述べ「息子も娘も八重歯がありましたが矯正をして綺麗な歯にしました!」と子ども達について説明。「しばらくはおせんべい気をつけて食べなければと思いました」とコメントし「みなさまも歯は大切に」と呼びかけ、ブログを締めくくった。
2024年01月19日俳優の原田龍二の妻・愛さんが2日に自身のアメブロを更新。起床して左目に異変を感じたことを明かした。この日、愛さんは「今朝は朝起きると目が開けにくくてなんだか涙が流れるようで」と目に違和感を感じたことを明かし「顔を洗ってもすっきりせず」と説明。「逆さまつ毛?何か入ったかな?ものもらいかな?といった感じ」と述べ「左の目がおかしかったのです」と左目の異変を告白した。続けて「目がおかしいと鼻も鼻水がたれてくるし左側だけ」と明かし「体って不思議ですね!」とコメント。「しょぼーーーんな感じの顔」と自撮りショットを公開し「目が重くて重くて」とつづった。また、原田に「どんどん目薬流して」と言われたというも「目薬って流すの?なんて思いながら何度か抗菌目薬を指していくうちにゴロゴロした感じが治り鼻水も止まりました」と報告。「なのでお化粧もしちゃいました」と化粧後の自撮りショットも公開し「復活お見苦しいドアップですが失礼しました」とコメントした。最後に「今日は家族で出かけてきます」と明かし「準備して行ってきます」と報告。「抗菌目薬は一家に1つあると便利ですね」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年01月03日俳優の原田龍二の妻・愛さんが1月1日に自身のアメブロを更新。帰宅時に娘から届いた連絡の内容を明かした。この日、愛さんは「心配ですね、、、」というタイトルでブログを更新。「帰り道に娘から地震が長くて気持ち悪い!と連絡が入り地震を知りました」と述べ「赤信号で車が止まるとユサユサと揺れていたので驚きました」とつづった。続けて「かなり大きな地震だったようなので心配ですね」とコメント。「どうか被害が広がりませんように」と祈るようにつづり「どうぞみなさまお気をつけてお過ごしくださいませ」と呼びかけ、ブログを締めくくった。
2024年01月02日ドーナツ専門店・コエ ドーナツ京都(koe donuts kyoto)から、“かき氷の女王”原田麻子とのコラボレーションによる限定かき氷「京かき氷」が登場。2023年6月15日(木)より発売される。“ドーナツにも合う”「京かき氷」第1弾が登場毎年夏シーズンに人気を誇る、東京・中野にある人気かき氷専門店「氷舎mamatoko」を手がける原田麻子とコラボレーションした「京かき氷」が、2023年も登場。今回は、“ドーナツにも合うかき氷”をキーワードに、第1弾としてお茶をテーマにした2種類のフレーバーを展開する。「びわとジャスミン茶 お豆腐クリーム」ラインナップするのは、「びわとジャスミン茶 お豆腐クリーム」と「京番茶とコーヒー餡」。「びわとジャスミン茶 お豆腐クリーム」は、香り高いジャスミン茶の自家製シロップをたっぷりとかけたかき氷だ。トップには、優しい味わいの豆腐クリームと肉厚でジューシーなびわのコンポートをトッピング。底に忍ばせた生姜の自家製コンフィチュールが、アクセントをプラスしている。「京番茶とコーヒー餡」一方「京番茶とコーヒー餡」は、香ばしい京番茶のシロップを贅沢に使用した。中には、フェアトレードコーヒーと赤こし餡を合わせたほろ苦い自家製コーヒー餡を入れており、芳醇なお茶とのハーモニーを楽しむことができる。【詳細】コエ ドーナツ京都×原田麻子「京かき氷」第1弾発売日:2023年6月15日(木)販売時間:11:00~20:00(L.O. 19:30)※イートイン限定。<メニュー>・びわとジャスミン茶 お豆腐クリーム 1,500円・京番茶とコーヒー餡 1,100円【店舗情報】「コエ ドーナツ京都」住所:京都府京都市中京区新京極四条上ル中之町557番地 京都松竹阪井座ビル1F営業時間:9:00〜20:00席数:65席+スタンディング
2023年06月11日映画『BAD LANDSバッド・ランズ』が2023年9月29日(金)に全国公開される。監督は原田眞人。主演は安藤サクラ。原田眞人が黒川博行の傑作小説『勁草』を映画化映画『BAD LANDSバッド・ランズ』は、直木賞作家の黒川博行による重厚な傑作小説『勁草』を原作とする映画。『検察側の罪人』や『関ヶ原』 『ヘルドッグス』など、数々の話題作を手掛けてきた原田眞人が監督・脚本を務め、実写映画化する。映画で『BAD LANDSバッド・ランズ』で描かれるのは、特殊詐欺を生業とする主人公のネリと、その弟ジョーによるストーリー。後戻りのできない闇の世界へ踏み入ってしまったネリとジョーの向かう先は天国か、地獄か?予測不可能なクライムサスペンスエンタテインメントが繰り広げられる。安藤サクラが主演、弟役に山田涼介主演を務めるのは、『ある男』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞し、『万引き家族』や『怪物』にも出演する安藤サクラ。また、安藤演じるネリの弟・ジョー役を、Hey! Say! JUMPの山田涼介が演じる。安藤サクラと山田涼介は初共演となる。橋岡煉梨(ネリ)…安藤サクラ特殊詐欺を生業とし、その成果によって弟のジョーとともに生き延びてきた。特殊詐欺グループの受け子のリーダー格であり、警察の張り込みにも目ざとく気付く。一方、自身も生活をする「ふれあい荘」の住人たちを束ねており、住民たちからの人望も厚い。体調不良の者が出ると病院へ連れて行くなど面倒見の良い一面も。矢代穣(ジョー)…山田涼介(Hey! Say! JUMP)ネリの弟。黒い革ジャンがトレードマーク。刑務所から出所してきたばかりで他に頼る宛が無く、高城に仕事を紹介してもらおうと姉のネリを頼りにやってくる。特殊詐欺に手を染めることでしか生きていくことの出来ない“危うさ”を持つ一方で、血が繋がらないながらも唯一の家族であるネリを心の拠り所にし、守ろうとする側面も持っている。尚、ジョーを演じる山田涼介は、原田眞人とのタッグは『燃えよ剣』以来、2度目となる。曼荼羅(まんだら)…宇崎竜童「ふれあい荘」に住む元ヤクザで、幼いころからネリのことをよく知る存在。高城…生瀬勝久表向きはNPO法人「大阪ふれあい事業推進協議会」の理事長。裏の顔は特殊詐欺グループの名簿屋。佐竹…吉原光夫大阪府警で特殊詐欺の捜査をする捜査一課の刑事。日野…江口のりこ大阪府警にある特殊詐欺合同特別捜査班の班長。新井ママ…天童よしみネリも加担する特殊詐欺の道具屋であり、「亥誠組」とのつながりを持つ。教授…大場泰正博識ながら「ふれあい荘」に住み特殊詐欺の受け子をして生きる通称“教授”。胡屋…淵上泰史グローバル・マクロ投資家の大物で、総資産500億ドルにものぼるゴヤ・コーポレーションの会長。林田…サリngROCK裏賭場の帳付、さらに裏社会での黒い仕事を仲介する謎多き女。映画『BAD LANDS バッド・ランズ』あらすじ<持たざる者>が<持つ者>から生きる糧を掠め取り生き延びてきたこの地で、特殊詐欺に加担するネリと弟・ジョー。二人はある夜、思いがけず“億を超える大金”を手にしてしまう。金を引き出す…ただそれだけだったはずの2人に迫る様々な巨悪。果たして、ネリとジョーはこの<危険な地>から逃れられるのか。【作品詳細】映画『BAD LANDSバッド・ランズ』公開日:2023年9月29日(金)出演:安藤サクラ、山田涼介、生瀬勝久、吉原光夫、大場泰正、淵上泰史、縄田カノン、前田航基、鴨鈴女、山村憲之介、田原靖子、山田蟲男、伊藤公一、福重友、齋賀正和、杉林健生、永島知洋、サリngROCK、天童よしみ、江口のりこ、宇崎竜童監督:原田眞人脚本:原田眞人プロデュース:原田眞人原作:黒川博行『勁草』(徳間文庫刊)音楽:土屋玲子
2023年06月02日●ディズニー作品初参加「夢の中にいる感じ」 父親としての顔もネプチューンとして第一線級で活躍する一方、俳優としてもコンスタントに映画・ドラマに出演し、高い評価を受けている原田泰造。そんな彼が、来年100周年を迎えるウォルト・ディズニー・カンパニーが贈る最新作『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』(公開中)で主人公サーチャー・クレイドの日本版声優に挑んだ。50代になって巡り合った「ほぼ初めて」という声の芝居。長年エンターテインメントの最前線で活躍してきた原田にとって、この年齢になったことで感じた思いとはどんなものだったのだろうか――。「まだまだ夢の中にいるような感じなんですよ」と初となるディズニー・アニメーション作品に参加した思いを語った原田。映画やドラマなどで渋い演技を披露しているが「声優は、昔に少しだけやらせてもらったことがあったのですが、ほとんど覚えていなかったので、初めてに等しかったんですよね」と苦戦することも多かったという。それでも「映像が素敵で、サーチャーと一緒に驚いたり、息を飲んだり……と冒険しているような感覚。とても面白かった」と充実したアフレコ体験だったという。自分で声を吹き込んだキャラクターが作品の中で動き回るのを観ると「スゲー。本当にディズニー作品に参加したんだ」と実感が湧いてきた。トリオを組むネプチューンの名倉潤や堀内健からも「おめでとう」と声を掛けてもらい、家族も「おーまじか」と自分以上に興奮していたという。前述のとおり、最初はディズニー作品に参加しているという実感はなく「フワフワした感じ」だったという。さらに「自分の声が作品の世界観を壊してしまったらどうしよう」というプレッシャーも襲ってきた。しかし物語に入り込むと、そこは壮大で胸躍るファンタジーの世界が広がっていた。原田は「本当にワクワクするような冒険の旅に魅了され、気がついたら不安みたいなものはなくなっていました」と語ると、「そんな壮大な世界である一方、普遍的な家族の絆の物語であるので、そこはスッと入っていくことができました」と作品の大きなテーマに触れる。○■年々出不精に「出掛けると言えばサウナぐらい」原田が言及するように、本作はサーチャーを中心に、父である偉大な冒険家・イェーガー、サーチャーの息子イーサンという親子3代の物語でもある。自身の夢を追い求めるイェーガーを観ていたサーチャーは冒険嫌いになり「安定こそが一番の幸せ」という考えを持つようになる。そしてその思いを息子のイーサンにも受け継がせようとする。「この3人は、多くの人が備えているような気質を持ち合わせているので、誰にでも感情移入しやすいキャラクターだなと思いました」と感想を述べると、「サーチャーと僕が似ているところは、冒険嫌いなところですかね」と笑う。アクティブなイメージがある原田だけに意外な回答に感じられたが「もう、僕はずっと家にいます。奥さんや子供たちはイェーガーみたいに冒険好きで、いろいろなところに出かけるのですが、僕はほとんど家にいますね。年々出不精になってしまって……まあ自分の部屋が好きなんですよ。出掛けると言えばサウナぐらい」と笑う。さらに、サーチャーのように自分の考えを子供に主張するようなところがあるのか聞いてみると「もう子供は成人しているのですが『お前の幸せはこれだ』みたいな父親ではなかったですね。たまに『え、それはやらないほうがいいんじゃないかな』って言うぐらい。基本はやりたいことを応援していたと思います」と語ってくれた。またサーチャーは、イーサンの友達の輪にも入っていくようなところがあったが「僕のお父さんがあんな感じだったんです。野球をしているところに来て混ざろうとしたり……。それがすごく嫌だったので、僕は絶対そういうことをしない父親になろうと思っていました(笑)」と語ると「サーチャーって『俺についてこい! お父さんだから頑張るぞ』ってタイプじゃないですよね。ずっと巻き込まれていく感じ。それでも息子を守らなければ……と一生懸命。それが格好良く映りましたね。僕も家族を引っ張っていくタイプではないし、(サーチャーの妻)メリディアンがしっかりしているところも、うちの家庭に似ているかも」と笑っていた。●「認められたい」という気持ちが強かった若手時代からの変化現在52歳の原田。この年齢になってディズニーの世界に足を踏み入れた。「すごく楽しかったですね」とキラキラした目を向けると、「とてもありがたいことでした」と今回のチャレンジについて語る。お笑い界でも俳優としてもベテランの域に突入しているが「あまり番組や作品に臨む姿勢は若い頃と変わっていないんですよね」と振り返ると「でも楽にはなってきたし、今が一番面白いかな」とつぶやく。その要因を問うと「若い頃はどうしても結果を求めるというか、認められたいという気持ちが強かったけれど、今はとにかく楽しみたいなという気持ちが強いからですかね」と回答する。自分がしっかりと楽しめれば、周囲の評価はまったく気にならなくなったという。本作も「とても楽しくできた」というと「これからもずっといまやっている芸能の仕事を大切にしながら、自分のキャパシティのなかで続けていけたらいいなと思います」と柔らかい表情を見せる。すでに確固たる地位を確立しているように思えるが「この仕事がなくなったら嫌だなと心から思うんですよ。だから大切にしていきたいですね」としみじみ語った。■原田泰造(はらだ・たいぞう)1970年3月24日生まれ、東京都出身。ネプチューンのメンバー。バラエティやCMで活躍する一方、俳優としても数々の作品に出演し高い評価を得る。主な出演作に大河ドラマ『篤姫』『龍馬伝』や連続テレビ小説『ごちそうさん』(NHK)、ドラマ『全力失踪』(NHK BS)、『サ道』(TX)、映画『ボクの妻と結婚してください。』(16)、『ミッドナイト・バス』(18)、『アイネクライネナハトムジーク』(19)、『夏への扉 -キミのいる未来へ-』(21)など。
2022年12月01日女性たちの本音を代弁、考察し、鼓舞する小説を書き続ける柚木麻子さん。『きょうの料理ビギナーズ』などでの連載をまとめた、単著での初エッセイ集『とりあえずお湯わかせ』も、必ずや共感を呼ぶだろう一冊だ。タイトルの由来は、お母さまの口癖。重い腰を上げるとっかかりとして、家訓のように柚木さんにも引き継がれているという。人気作家の初めてのエッセイ集は、元気を取り戻すためのカンフル剤。「連載の最初にそう書いたのですが、すぐに、実は母が桐島洋子さんのベストセラー『聡明な女は料理がうまい』から、ある部分のエッセンスをとったものだとわかって。小耳に挟んだところでは、料理家の故・小林カツ代さんも『お湯わかせ』と言っていたらしいです。’80年代から女性たちをエンパワーメントしてきた彼女たちの核にもなった名言であり、コンビニもSNSも時短アイデアも便利家電もいまほどないとき、まずはお湯というのは、家事を担っていた人にとってのライフハックでもあったのだなと。それを聞いて読んで育った私も、見習っています」エッセイのテーマは広く、料理やワンオペ育児のこと、小さなイベント、コロナ禍、思い出、フェミニズム…。どれも、むちうちが心配になるほど首肯してしまう。「私の理想のエッセイとは何かと考えてみたら、妄想が暴走するものなんです。私自身が、うっかり『良さそうなこと』に飛びついて、実行してしまうタイプですし」連載中に、女子教育に貢献した河井道の半生を軸にした長編小説『らんたん』を執筆。資料として、戦時中の婦人雑誌などを読み込んだ。「戦争の苦しい状況を楽しくする工夫とかが面白くて。それによかれと飛びついて、後悔することになってもいい。大切なのは声を上げること、連帯することだと言いたいですね」読むと、この4年ほどに日本で何が起きたかが、ありありとわかる。「子どもに野菜を食べさせなきゃとか、ものすごい工夫していましたね、私。子どもは『野菜は大人になったら食べる。いまはまだそのときじゃない』と理屈で抵抗できるくらいに成長していますが(笑)。ただ、私だけでなく社会もメディアも変わった。私への仕事のオーダーも、ジェンダーに関するものが増えました」現在もエッセイは連載中。柚木さんの書く“いま”には、読者の“いま”を見つめるヒントもてんこ盛り。『とりあえずお湯わかせ』連載エッセイ(2018年~’22年3月)、他誌に書いたもの、書き下ろし(章ごとに「後日談」、各編にセルフコメント)を合わせた59編。NHK出版1650円ゆずき・あさこ1981年、東京都生まれ。2010年にデビュー短編集『終点のあの子』を刊行。’15年、『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞を受賞。『BUTTER』など著書多数。※『anan』2022年11月16日号より。写真・土佐麻理子(柚木さん)中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2022年11月14日原田知世が、デビュー40周年を記念したスペシャルコンサート『原田知世 40th Anniversary Special Concert “fruitful days”』を10月16日に東京・東京国際フォーラム ホールAで開催した。今年デビュー40周年を迎えた原田は、これまで応援してくれたファンへ感謝の気持ちを伝えるべく、2022年は歌手活動をメインに展開。本公演は4,000人の観客を動員し、定刻から5分を過ぎたころ、場内が暗転し演奏がスタート。そしてステージ中央に赤いワンピースを身にまとった原田が現れると、大きな拍手が起こった。1曲目はラヴソングカバーアルバム『恋愛小説3~You & Me』(2020年)からナイアガラ・トライアングルの「A面で恋をして」。歌い出しからトレードマークの透明感はそのままに、伸びやかなヴォーカルが会場内を包み込む。原田をサポートする伊藤ゴロー率いるバンドは、ここ10年近くレコーディングやライヴを共にしているメンバー。この日はストリングカルテットやホーンが加わり、原田含め総勢11名がステージに立った。最初のMCでは、「今日が40周年最後のライヴになります。今回は大好きなゲストの方が次々とステージに上がってくださいますので、“知世まつり”に参加するような気持ちで楽しんでください」と語った。「恋をしよう」、「ユー・メイ・ドリーム」(シーナ&ザ・ロケッツのカバー)と華やかなナンバーが続いたのち、先ほどのMC通り、早くも1人目のゲストである大貫妙子がステージに招かれた。披露されたのは、原田のデビューミニアルバム『バースデイ・アルバム』(1983年)で大貫が提供した名曲「地下鉄のザジ(Zazie dans le métro)」。初録音から40年におよぶ深い信頼関係を物語る、相性抜群のデュエットを聴かせた。そして、デビュー当時に主演ミュージカルの主題歌として松任谷由実から提供された「ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ」をしみじみと歌ったのち、2人目のゲストの土岐麻子がステージに登場。土岐が作詞を手掛け、デュエット・ヴァージョンも録音した「ping-pong」を軽やかに披露した。第1部の最後では、『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』の主題歌になった「冬のこもりうた」を、スクリーンに投影される美しい映像をバックに感動的な歌唱を繰り広げた。休憩をはさんだ第2部は、最新作『fruitful days』収録の「Like This」からスタート。降りたままのステージ幕にさまざまなイメージが投影され、その背景で幻想的な演奏が繰り広げられる。曲が終わって幕が上がり、原田のシルエットがステージ後方に浮かび上がると、楽曲は川谷絵音提供の「ヴァイオレット」へ。そして、白いワンピースに着替えた原田はファルセットを交え、切ないメロディを凛とした表情のヴォーカルで歌い上げた。続いては、ポップエレクトロニカバンド、pupaで活動を共にした高野寛が3人目のゲストとして登場し、高野が作詞を手掛けた『fruitful days』収録曲「邂逅の迷路で」を演奏。高野のギターとコーラスが加わることで、楽曲がよりドラマチックに変貌を遂げたのが印象的だった。そして、最後のゲストとしてムーンライダーズの鈴木慶一がステージに招かれた。鈴木は1992年から96年にかけて原田のプロデュースを手がけ、アイドルからアーティストへの扉を開いた歌手・原田にとっての最重要人物。高橋幸宏とのユニット、THE BEATNIKS名義で『fruitful days』に提供した「アップデートされた走馬灯」にギターとコーラスで参加。同曲は今回がステージ初披露となった。コンサートの終盤には、自身で作詞を手がけた「夢の途中」や、「もっと多くの人に届けたいので、これからも大切に歌っていきたい」と紹介した「一番に教えたい」という、現在の原田の想いが込められたナンバーが並んだ。そして本編ラストは「銀河絵日記」。作家 / 作詞家の高橋久美子が手がけた人生をあてのない旅になぞらえた歌詞を軽やかで芯のある歌声で表現し、これから先の原田を予感させるパフォーマンスとなった。今日この時を皆さんと共に過ごせていることを本当に幸せに思いますアンコールは、まず1997年のヒット曲「ロマンス」。ファンへの感謝のしるしとしてこの曲のみ観客も撮影OKとなり、原田はステージの左右まで歩いていき客席に笑顔を振りまく。演奏後には、胸いっぱいの表情で「14歳の私はこんな日が来るなんて、あの時は想像できませんでした。本当にたくさんの素晴らしい出会い、そして愛をいただきながら、ここまで歩んでくることができました。なにより、一緒に歩んできてくださった皆さんが温かく見守ってくださっていて、こうして今日この時を皆さんと共に過ごせていることを本当に幸せに思います。40周年で、いつも応援してくださっている皆さんにお返しをする一年にしようと思ってやってきましたが、逆にたくさんの勇気や力を皆さんからいただきました」と語った。そして最後は「時をかける少女」。ここで観客が携帯電話のライトを点灯し左右に振るサプライズが。客席全体が星空のような空間となり、まさに時をかける素敵な演出となった。原田は感激のあまり涙を流し、時おり声を詰まらせる場面もあったものの、最後まで大切に歌いきった。心にしみるパフォーマンスに、客席からは惜しみない拍手が送られた。歌い終わり、出演者全員がステージから去ったあとも、原田は何度も観客に向けて感謝の気持ちを繰り返していた。なお11月2日には初のオフィシャルカバーアルバム『ToMoYo covers』がリリース予定だが、アルバムからの先行シングル第2弾となる、kiki vivi lilyの「ロマンス」が10月19日に配信リリースとなる。MELRAWやLAGHEADSのメンバーで構成されるk.v.l Bandによるトラックに、唯一無二のウィスパーヴォイスと趣向を凝らしたコーラスワークが乗る、軽やかでフレッシュなカバーに仕上がっている。撮影:三浦憲治<公演情報>原田知世 40th Anniversary Special Concert “fruitful days”10月16日(日) 東京・東京国際フォーラム ホールAセットリスト1. A面で恋をして2. 恋をしよう3. ユー・メイ・ドリーム4. 地下鉄のザジ(Zazie dans le métro)(with 大貫妙子)5. ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ6. ping-pong(with 土岐麻子)7. 冬のこもりうた~休憩~8. Like This9. ヴァイオレット10. 邂逅の迷路で(with 高野寛)11. アップデートされた走馬灯(with 鈴木慶一)12. 夢の途中13. 一番に教えたい14. 銀河絵日記Encore15. ロマンス16. 時をかける少女原田知世(vocal)伊藤ゴロー(bandleader, guitars) / 佐藤浩一(piano, keyboards) / 鳥越啓介(bass) / みどりん(drums) / 織田祐亮(trumpet) / 藤田淳之介(saxophones) / 伊藤彩ストリングカルテット(violin:伊藤彩, 沖増菜摘, viola:三木章子, cello:結城貴弘)<リリース情報>原田知世『原田知世のうたと音楽~デビュー40周年記念ベスト・アルバム』Now On Sale●限定盤(2CD+DVD):5,500円(税込)原田知世『原田知世のうたと音楽~デビュー40周年記念ベスト・アルバム』限定盤ジャケット●通常盤(2CD):3,850円(税込)原田知世『原田知世のうたと音楽~デビュー40周年記念ベスト・アルバム』通常盤ジャケット【CD収録内容】■Disc11. 悲しいくらいほんとの話2. 時をかける少女3. ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ4. 愛情物語5. 天国にいちばん近い島6. 雨のプラネタリウム7. 彼と彼女のソネット8. さよならを言いに9. 早春物語10. 100 LOVE-LETTERS11. ロマンス12. シンシア13. 恋をしよう14. Tears of Joy15. 空と糸 -talking on air-■Disc21. くちなしの丘2. Anywhere / pupa3. FINE4. 名前が知りたい5. 夢の人(I’ve Just Seen a Face)6. September7. やさしさに包まれたなら8. 地下鉄のザジ(Zazie dans le métro)9. 銀河絵日記10. 冬のこもりうた11. A面で恋をして12. A Doodlin’ Song(duet with 細野晴臣)13. ヴァイオレット14. 一番に教えたい15. 時をかける少女(2017 version)【DVD収録内容】※限定盤のみ■Music Video Selection・ロマンス・シンシア・空と糸 -talking on air-・くちなしの丘・FINE・夢の人(I’ve Just Seen a Face)・September・ロマンス(2017 version)・銀河絵日記・A面で恋をして■Live at Bunkamura Orchard Hall 2022・冬のこもりうた・時をかける少女購入リンク:『ToMoYo covers~原田知世オフィシャル・カバー・アルバム』11月2日(水) リリース価格:3,300円(税込)『ToMoYo covers~原田知世オフィシャル・カバー・アルバム』ジャケット【収録内容】1. 天国にいちばん近い島(土岐麻子)2. 早春物語(藤原さくら)3. ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ(中納良恵)4. シンシア(堀込泰行)5. ロマンス(kiki vivi lily)6. ヴァイオレット(indigo la End)7. 冬のこもりうた(橋本絵莉子)8. くちなしの丘(キセル)9. 時をかける少女(Plastic Plastic)予約リンク: vivi lily「ロマンス」10月19日(水) 配信リリースkiki vivi lily「ロマンス」ジャケット関連リンク公式サイト:::ユニバーサル ミュージック 原田知世サイト:
2022年10月17日Deep Sea Diving Clubが、新曲「Left Alone feat.土岐麻子」を9月28日に配信リリースすることが決定した。「Left Alone feat.土岐麻子」は、数々のタイアップソングの歌唱、ジャンルを問わず多方面での活躍を魅せ、自身の作品でもロングセラーを果たしているシティポップ界の象徴的な存在である土岐麻子とタッグを組んだ楽曲。配信に先駆けて、Apple MusicではPre-Add、SpotifyではPre-Saveがスタートしている。2019年に福岡で結成されたDeep Sea Diving Clubは、谷颯太(Gt./Vo.)、出原昌平(Ds./Cho.)、鳥飼悟志(Ba./Cho.)、大井隆寛(Gt./Cho.)からなる4人組バンド。メンバー全員が曲作りを担当し、ロック、R&B、ジャズなどジャンルレスな音楽性、メロウでフリーキーな作風が特色となっている。■谷颯太(Deep Sea Diving Club) コメント死滅回遊魚をご存知でしょうか?彼らは暖かい潮流に誘われてやってくる魚のことで、たどり着いた地で冬を越せずにその生命を終えますタイドプールという潮の満ち引きで生まれる限定的な海岸を彷徨う様に泳ぐ彼らはまるで行き場を失った恋人達みたいだな、と思い筆を取りましたそして鮮やかな夏から物悲しい秋へと移ろうこの季節も心が離れていく恋人そのものにみえますこの独特の淋しさを土岐麻子さんの優しい歌声と共にとびきりのダンスビートに乗せました浸るもよし、踊るもよしです■土岐麻子 コメント彼らのドラマチックでワクワクする音楽は「TENJIN」を飛び越え、あらゆる街で愛されることになるだろうと信じています。今回私は作詞と作曲から参加することが出来ました。まるでこの素晴らしいバンドの一員になったような気持ちで、とても嬉しいです。<リリース情報>Deep Sea Diving Club デジタルシングル「Left Alone feat.土岐麻子」9月28日(水) 配信リリースDeep Sea Diving Club「Left Alone feat.土岐麻子」ジャケットPre-Add / Pre-Saveリンク:<ライブ情報>【from now on】~club vijon 20th anniversary~10月7日(金) 大阪・北堀江club vijon出演:ENFANTS / Deep Sea Diving Club / maruship / 不眠旅行(O.A.)MINAMI WHEEL 2022大阪・心斎橋エリア※Deep Sea Diving Clubは10月8日(土) に出演CRAFTROCK CIRCUIT ’22東京・吉祥寺エリア※Deep Sea Diving Clubは11月13日(日) に出演関連リンクYouTube::::
2022年09月23日深町秋生の問題作「ヘルドッグス 地獄の犬たち」を名匠・原田眞人監督が実写映画化した『ヘルドッグス』。主演を務めるのは、原田監督と映画『関ヶ原』、『燃えよ剣』と時代劇でタッグを組んだ岡田准一。初の現代劇となる本作でも、技闘デザイン(アクション構成)を担当した岡田は、原田監督との現場は「ハリケーンみたい」と笑う。そんな岡田演じる元警察官でヤクザ組織に潜入捜査を行う兼高とバディを組む制御不能のサイコボーイ・室岡を演じるのが坂口健太郎だ。圧倒的な熱量で周囲を巻き込むハリケーンのような原田監督の現場は、彼にとっても俳優として大きな気づきがあったようだ。“相性98パーセント”というバディを組んだ岡田と坂口が熱すぎる撮影現場を振り返った。ハリケーンのような現場では、ハプニングすらも正解に!本作について岡田が原田監督から相談されたのが「ジャパニーズフィルムノワールというか、モノクロ時代のフィルムノワールを撮りたい」ということだったという。岡田自身「台本を読んでセクシーであり暴力的であり、ぶっ飛んだ世界観だなと感じたんです」と感想を述べると「キャストたちを見たとき、MIYAVIさんがいて大竹しのぶさんがいて、その他にも濃いキャラクターばかりで(笑)。さらに朝ドラとかでさわやかなイメージだった坂口君がこんな作品に出ていいのかなと思いつつ、このメンバーでどんなフィルムノワールになるのか」とワクワクしながら現場に入ったという。過去2度原田監督とタッグを組んできた岡田だったが、本作でも「ハリケーンのような人」は健在だったようで「既存のやくざ映画ではないというのは大前提だったので、あれこれ筋道立てて考えていてはついていけない。監督の熱量を浴びるような覚悟で臨むこと」に徹した。坂口も初の原田組の感想を「息つく間もなく終わりました。本当に怒涛の日々でした」と振り返ると「1日の撮影が終わるとものすごい疲労感でした。しんどかったという意味ではなく、心地よい疲労感で、非常に充実した毎日を過ごしていました。現場で起きていることがものすごくスピーディーで、突発的に起きたことも原田監督はすくい上げる方なので、ボーっとしていると飲み込まれてしまう感じ」と岡田と同じようにハリケーンに襲われたような現場だったと語る。現場で起こるハプニングすらも作品に取り入れるというドキュメンタリー性。台本上は“ミス”とカウントされるようなことでも、面白ければそれが正解になる。役に対する既成概念を取っ払わなければ対応することができない。原田組に必須な俳優としての能力とは?原田監督の撮影スタイルはハリウッド方式だという。岡田は「全方向から回数を重ねて撮る。カメラサイズも変えるので、テイク数的には多い」と特徴を挙げると「引きの画は基本的なサイズがあり、動きも合わせるのですが、寄りのときは好きに動いていいというスタイルなので、何度テイクを重ねても新鮮さが失われることがないんです。特に決まりきったカメラワークを求められていないので、画に入るすべての人が、どこの場所にどう映るかを意識しなければいけない。その意味では、自分の役だけではなく、全体像を俯瞰で把握していなければ務まらない」と原田組は非常に頭を使う現場だという。坂口も「俳優陣に求められるクオリティが非常に高い」と語ると「フィジカルだけではなく脳みそもすごく使う。僕が演じた室岡は、サイコパシーな一面を持っているのですが、表面的な演じ方では面白みがない。いろいろと考えることが多かったのですが、現場で室岡のことだけを考えていると弊害が出てくる瞬間もありました。シーン全体のことを考え、監督がいま何をすくい取ろうとしているのかを敏感に察知しないといけない。いろいろなことを一度に考える必要がありました。それも疲労感につながっていると思います」と撮影を振り返っていた。今回、初の原田組を経験した坂口は「原田組だからなのか『ヘルドッグス』という作品だったからなのかは分かりませんが、かなり特殊な現場だったと思います」とほかの作品とは一線を画していた撮影だったことを明かすと「これまでの作品が決して緩いということではないのですが、どんなことがあっても対応する図太さみたいなものは、原田組を経験して身についた気がします。本作のあと違う現場に行ったとき『なんかアクションの動き分かってんじゃない?』って言われたことがあったのですが、それは原田組で岡田さんとのお芝居を経験できたからだと思います」と変化を述べていた。岡田准一のすごさは「ケガをしないこと」アクションを含め、がっつりと対峙した岡田と坂口。岡田は「アクションは一歩引いてやらなければいけないことが多いのですが、いざやり始めると結構極端な方が多いんです。でも坂口くんは割と中庸というか、バランスがすごく良いのでやりやすかったです」と感想を述べると、坂口も「岡田さんはとても自在な方。アクションはもちろん、技闘デザインも担当されているので、たくさんの方々の芝居を受け、エネルギーをぶつけられていると思うのですが、ちゃんとすべてに反応されている。僕自身も岡田さんの胸を借りられるからこそ、いろいろなチャレンジができました」と頼りになる背中だったという。さらに坂口は「何よりケガをしないことがすごい」と岡田のフィジカルの強さを絶賛すると「安全に配慮して撮影は行われますが、言ってもちょっと打撲しちゃったり、擦りむいたりはあるものですが、岡田さん全然そういうのもないですよね」と感嘆していた。多くのカタルシスが得られるという原田組だが、撮影は体と頭をフル稼働しハードさを極める。岡田は「撮影中はあきらめるしかないですね」と疲れには抗わないというが、それでも限界に近づいたときは「漢方薬ですかね」と笑う。坂口も「今回の撮影はスイッチをオフにする必要がないぐらいスッと寝てしまいました」と“特別”な体験だったことを強調していた。『ヘルドッグス』9月16日(金)公開取材・文:磯部正和
2022年09月14日2011年に亡くなった俳優・原田芳雄さんの孫・原田琥之佑(こうのすけ)が10日、都内で行われた映画『サバカン SABAKAN』(8月19日公開)の完成披露舞台挨拶に出席した。本作は、1980年代の夏の長崎を舞台に、“イルカを見るため”に冒険に出る2人の少年、久田孝明(番家一路)と竹本健次(原田琥之佑)のひと夏を描いた物語。撮影は、2021年8月から9月にかけて、長崎県を中心に実施。主演の番家も、共演の竹本も、本作が映画デビューとなる。舞台挨拶には、竹本役の原田、久田の母・良子役の尾野真千子、久田の父・広重役の竹原ピストル、大人になった久田役の草なぎ剛、金沢知樹監督が出席。番家も登壇予定だったが、新型コロナウイルス陽性のため欠席し、ステージには番家の等身大パネルが用意された。原田は初めての映画撮影を振り返り、「緊張しましたね。初日からガックガクだったので。山に登ったりして足がガクガクで、言葉もガクガクで、全部ガクガクで。撮影が終わったあとは、『あ、はい』しか言えなかった。ずっと緊張していました」と明かし、「一路の笑顔に救われました」と話した。また、共演者から芸能界で生きていくためのアドバイスをもらった原田。尾野は「そのままでいい! そのままのびのび成長していってください」と言葉をかけ、草なぎも「そのままで。原田くんにしかない魅力がある。で、感謝の気持ちを忘れずに。感謝の気持ちを持っていれば、絶対にうまくいくと思う」とメッセージ。竹原は「やりたいようにやったらいいと思います」と伝え、金沢監督は「本当に嫌なことがあったら俺は逃げていいと思う。(頑張るだけでなく)どっちも大事」とアドバイスしていた。
2022年08月10日グラニフ(graniph)から、原田治「オサムグッズ」とのコラボレーションコレクションが登場。2022年8月16日(火)より、全国の店舗で発売される。グラニフ×「オサムグッズ」のコラボコレクション1976年に商品化されて以来、多くのファンに愛され続けるイラストレーター・原田治の作品「オサムグッズ」。今回のコラボレーションでは、近年のレトロブームで再び注目を集めている「オサムグッズ」の世界観を落とし込んだ、全23種類のアイテムが展開される。長袖シャツ「ベッドタイム ストーリー パターン 2」たとえば、長袖シャツ「ベッドタイム ストーリー パターン 2」は、人気の「ベッドタイム ストーリー」シリーズのイラストを総柄であしらった一着。ハリのあるさらりとした肌触りを特徴とするタイプライター生地を使用したベーシックな長袖シャツに、ドット柄のパジャマを着たジルがプリントされている。長袖Tシャツ「キャラクターズ 2」風合いの良い天竺を使用したリブタイプの長袖Tシャツ「キャラクターズ 2」には、ジャック、キャット、ドッグ、ジルを描いたシンプルなグラフィックをプリント。袖の切り替え部分にハンプティ・ダンプティをデザインした、グラニフらしい遊び心あるディテールもポイントだ。リバーシブルブルゾンやパーカーワンピースなど全23種のアイテムこのほか、ジャック、ジル、キャット、ドッグらお馴染みのキャラクターたちをドット風に組み合わせたパターン柄のリバーシブルブルゾン「キャラクターフェイス パターン」、ポケットの上に座るハンプティ・ダンプティとジルを刺繍で表現したパーカーワンピース「シッティング」、胸元にワンポイント刺繍を施したロンパース「ベビー(ダンス トゥ ユア ダディ)」と、バリエーション豊かなアイテムの数々が用意されている。商品情報グラニフ×「オサムグッズ」コラボレーションコレクション発売日:2022年8月16日(火)※グラニフ公式オンラインストアでは、8月2月(火)0:00〜15日(月)23:59までの期間で予約販売を受付。取扱店舗:グラニフ国内店舗(キッズ・ベビーアイテムは一部店舗除く)、公式オンラインストア(C)OSAMU HARADA / KOJI HONPOLICENSED by COSMO MERCHANDISING
2022年08月05日コエ(koé)が展開するドーナツファクトリー「コエ ドーナツ 京都(koe donuts kyoto)」から、“かき氷の女王”原田麻子とのコラボレーションによる夏期限定「京かき氷」が登場。2022年7月28日(木)より発売されます。コエ ドーナツ京都×かき氷の女王、スイカと和梨のかき氷「オーガニック」「天然由来」「地産地消」をキーワードに、看板商品のドーナツや季節に合わせたシーズンメニューを提案している「コエ ドーナツ京都」。2021年に続き、東京・中野にある人気かき氷専門店「氷舎mamatoko」を手がける原田麻子とのコラボレーションかき氷2種を提供します。「すいかと和梨 杏仁クリーム、フランボワーズソルト」は、ジューシーな甘味と旨みが魅力の京都産すいか×瑞々しい梨が主役のかき氷。トップには可憐な花に見立てた“杏仁ホイップクリーム”や鮮やかなフランボワーズソルトを重ね、華やかなルックに仕上げられています。“大福”のような求肥×京ほうじ茶のかき氷も“大福”のようなかき氷、「京ほうじ茶大福」にも注目。チョコこし餡&味噌漬けくるみがモチモチの求肥に包まれており、上には赤えんどう豆がトッピングされています。ベースの氷には日本茶ブランド・YUGENの薫り高いほうじ茶を使用した“ほうじ茶みるくシロップ”を合わせています。【詳細】コエ ドーナツ京都「京かき氷」発売日:2022年7月28日(木) ※期間限定販売店舗:コエ ドーナツ京都住所:京都府京都市中京区新京極四条上ル中之町557番地 京都松竹阪井座ビル1F販売時間:10:00~19:00(L.O.19:30)メニュー例:・「すいかと和梨 杏仁クリーム、フランボワーズソルト」1,500円・「京ほうじ茶大福」1,500円※イートイン限定
2022年08月04日青森の文化を目一杯満喫できる温泉宿「星野リゾート青森屋」は、女性初のねぶた師 北村麻子(きたむらあさこ)氏とともに、今年3年ぶりに開催する青森ねぶた祭に向けてオリジナルねぶたを制作します。昨年より取り組んでいる青森ねぶた祭の運行団体「あおもり市民ねぶた実行委員会」(以下、あおもり市民ねぶた)への協賛の一環として、今年は北村麻子氏とともに、ねぶたと温泉を掛け合わせたオリジナルねぶたを制作し、7月下旬に完成する予定です。青森屋は「のれそれ(*1青森の方言で目一杯の意味)青森 ~ひとものがたり~」のコンセプトのもと、青森の文化を象徴する祭りとねぶたの魅力を感じていただけるように、青森の文化を伝えるねぶた尽くしの客室や、演出の一部としてねぶたが登場するショー会場など、さまざまな取り組みを行っています。ねぶた師の方々との交流の中で、祭りにかける熱い思いや後継者育成の大変さを知り、長い年月を経て培ってきた祭りの伝統とねぶた制作の技術継承が今後も長く続くように、青森屋は昨年より、未来を担う若手ねぶた師として活躍する北村氏への応援を始めています。その一環として、今夏の青森ねぶた祭の開催に向けて、初となる星野リゾートのオリジナルねぶたを制作していただき、3年ぶりの祭りを地域とともに盛り上げたいと考えています。オリジナルねぶたを制作今回制作するのは、青森ねぶた祭に登場する大型ねぶたを先導する小型のねぶたです。制作を前に、青森屋のスタッフと北村麻子氏が幾度と打ち合わせを重ね、構想からともに進めてきました。滞在を通して青森の文化を発信する青森屋だからこそのねぶたを目指し、議論を重ねて決めたテーマは「旅」です。青森屋での滞在をねぶたで表現し、ねぶたと温泉を掛け合わせたオリジナルねぶたを制作します。6月から準備作業が進み、7月中旬から順次に制作を進め、7月下旬に完成する予定です。<制作スケジュール(予定)>7月中旬から順次紙貼り、書き割り(墨書き)、ロウ書き、色付け7月下旬台上げ、飾り、完成8月2日~7日青森ねぶた祭に出陣*作業状況により、前後する可能性があります。北村麻子氏プロフィール1982年生まれ、青森県出身。父であり、数々の功績を残す六代目ねぶた名人の北村隆氏に師事。2012年にあおもり市民ねぶたから依頼され、ねぶた師史上初の女性ねぶた師としてデビュー。デビュー作「琢(たく)鹿(ろく)の戦い」が優秀制作者賞を受賞し、注目を集める。2017年には「紅葉狩」でねぶた師に贈られる最高賞、最優秀制作者賞を受賞。■北村麻子氏公式ホームぺージ:[ ]{ }青森の人々が情熱を注ぐ夏祭り「青森ねぶた祭」毎年8月2日から7日まで青森市で行われ、約280万人もの人々が訪れる祭りです。期間中は、約20台の大型ねぶたが練り歩き、頭に花笠をかぶり、白い浴衣に赤やピンクのたすきを身に着けて跳ねる「跳人(はねと)」が祭りを盛り上げます。「ラッセラー」という掛け声と祭りばやしが響き渡り、青森の短い夏を存分に楽しむように、街全体が盛り上がります。2020年から2年連続中止となりましたが、今年は3年ぶりに開催される予定です。<関連情報>■青森屋とねぶたのつながり・2006年ショーレストラン「みちのく祭りや」オープン2006年にオープンした「みちのく祭りや」は、毎晩、祭りばやしのショーを楽しめるレストランです。ステージには、青森ねぶたを含む3つの山車(だし)が展示されています。また、青森屋のスタッフがショーで演奏するため、地域の祭り団体の方々に祭りばやしの演奏を指導していただきました。・2012年絶景雪見露天「ねぶり流し灯篭」開始ねぶり流しとは、睡魔(すいま)を払い、穢れを川や海に流す行事である灯篭流しのことで、青森ねぶた祭の起源となったといわれています(*2)。青森屋では、露天風呂「浮湯(うきゆ)」の周りの池にねぶたの山車を浮かべ、この行事を再現しています。今では雪見露天風呂とねぶたを同時に楽しめる冬の風物詩です。*2参考:青森ねぶた祭公式ホームページ[ ]{ }・2019年ねぶたの迫力で寝かせない客室「青森ねぶたの間」完成客室で過ごす時間も忘れられないものとなるように、青森の祭りを代表する青森ねぶたをテーマにした客室を用意しました。構想の段階からねぶた師の竹浪比呂央(たけなみひろお)氏にご協力いただいたことで、ねぶたの迫力と鮮やかな色づかいを間近で楽しめる客室になりました。・2020年3人のねぶた師と立ち上げた「ねぶた共同制作プロジェクト」2020年4月、コロナの影響で青森ねぶた祭が中止になりました。これにより、運行するはずの山車の制作が中止となり、制作途中のものは解体または保管を余儀なくされました。毎年祭りに情熱を注いできたねぶた師の方々が作品制作の場を求めているという思いを聞き、青森屋は3人のねぶた師に呼びかけ、プロジェクトを立ち上げました。そして、日本で初めて流派を越えた合作ねぶたが完成しました。・2022年ショー会場「みちのく祭りや」リニューアルオープンショーレストランとして約15年間の歴史に幕を閉じ、より演出に集中できるように、2022年4月にショー会場に生まれ変わりました。長い冬を耐え、春の訪れを喜び、夏の祭りに情熱を一気に爆発させる、そんな青森の人々の祭りへの想いを表現するショーを毎晩上演します。青森屋のスタッフが演奏するにぎやかな囃子と迫力ある山車の運行が見所です。青森を代表する4つの祭りを一度に楽しめるほか、それぞれの特徴を際立たせる演出で、青森人のねぶた魂と祭りの熱気を体感できます。みちのく祭りや紹介動画:[ ]{ }星野リゾート青森屋「のれそれ(*青森の方言で目一杯の意味)青森 ~ひとものがたり~」をコンセプトに、青森の祭りや方言などの文化を満喫できる温泉宿。約22万坪の敷地内には、池や古民家が点在する公園もあり、食事や多彩なアクティビティを楽しむことができます。青森県三沢市字古間木山56/客室数236室[ ]{ } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月28日コエ(koé)が展開するドーナツファクトリー「コエ ドーナツ 京都(koe donuts kyoto)」から、“かき氷の女王”原田麻子とのコラボレーションによる夏期限定「京かき氷」が登場。2022年7月28日(木)より発売される。コエ ドーナツ京都×かき氷の女王、スイカと和梨のかき氷「オーガニック」「天然由来」「地産地消」をキーワードに、看板商品のドーナツや季節に合わせたシーズンメニューを提案している「コエ ドーナツ京都」。2021年に続き、東京・中野にある人気かき氷専門店「氷舎mamatoko」を手がける原田麻子とのコラボレーションかき氷2種を提供する。「すいかと和梨 杏仁クリーム、フランボワーズソルト」は、ジューシーな甘味と旨みが魅力の京都産すいか×瑞々しい梨が主役のかき氷。トップには可憐な花に見立てた“杏仁ホイップクリーム”や鮮やかなフランボワーズソルトを重ね、華やかなルックに仕上げた。“大福”のような求肥×京ほうじ茶のかき氷も“大福”のようなかき氷、「京ほうじ茶大福」にも注目。チョコこし餡&味噌漬けくるみがモチモチの求肥に包まれており、上には赤えんどう豆がトッピングされている。ベースの氷には日本茶ブランド・YUGENの薫り高いほうじ茶を使用した“ほうじ茶みるくシロップ”を合わせた。【詳細】コエ ドーナツ京都「京かき氷」発売日:2022年7月28日(木) ※期間限定販売店舗:コエ ドーナツ京都住所:京都府京都市中京区新京極四条上ル中之町557番地 京都松竹阪井座ビル1F販売時間:10:00~19:00(L.O.19:30)メニュー例:・「すいかと和梨 杏仁クリーム、フランボワーズソルト」1,500円・「京ほうじ茶大福」1,500円※イートイン限定
2022年07月25日想像でどこまでも行ける字のない絵本「ふわふわのくま」作者、原田みどりの展覧会『ふわふわのくま2022夏』を東京・京都で開催します。原田みどりが来日ドイツ在住「ふわふわのくま」の作者、原田みどりがこの夏、日本にやってきます。メディアで人気のウクライナくまぬいぐるみの販売や、新作ウクライナ絵本・スウェーデンカレンダーなどを刊行予定。在廊中はご要望に応じる直筆の色紙も随時受け付けます。ぜひあなたも原田みどりの世界を体感してください。<入場無料>●東京会場○期間: 2022年8月6日(土)~8月14日(日)○開催時間: 11:00~20:00○会場: 東京交通会館3階グリーンルーム○住所: 〒100-0006東京都千代田区有楽町2丁目10-1○アクセス: 各線有楽町駅徒歩1分●京都会場○期間:2022年8月18日(木)~8月21日(日)○開催時間:11:00~18:00○会場:さろん 淳平○住所:〒606-0826京都市左京区下鴨西本町31-4○アクセス:地下鉄烏丸線 北大路駅東へ向かって徒歩15分市バス『府立大学前』『洛北高校前』下車徒歩2分(画像はプレスリリースより)【参考】※特設ページ
2022年07月10日原田知世が、デビュー40周年記念スペシャルコンサート『原田知世 40th Anniversary Special Concert “fruitful days”』を10月16日に東京・東京国際フォーラム ホールAで開催することが決定した。1982年のデビュー以来、俳優と歌手の両方で活躍を続ける原田。本日6月20日に東京・Bunkamuraオーチャードホールで行われた東名阪ツアー『原田知世 40周年アニバーサリーツアー2022 “fruitful days”』のアンコールMCで発表された本公演では、40年間のキャリアの代表曲が多数披露される予定で、ゲストとして大貫妙子、鈴木慶一、高野寛、土岐麻子が出演する。ゲストの4名はいずれも原田の歌手活動にゆかりの深い面々。大貫は原田のデビュー時に「地下鉄のザジ」を提供、以降もシングル「彼と彼女のソネット」の日本語訳詞を手がけるなど交流を続けてきた。近年では2020年発表のカヴァーアルバム『恋愛小説3~You & Me』で大貫の名曲「ベジタブル」をデュエットで録音している。鈴木は1992年から96年にかけて原田のプロデュースを手がけ、アイドルからアーティストへの扉を開いた“歌手・原田知世”にとっての最重要人物。今年3月に発売された最新アルバム『fruitful days』では、高橋幸宏とのユニット・THE BEATNIKS名義で新曲「アップデートされた走馬灯」を提供した。高野とは2005年公開の原田の主演映画『サヨナラCOLOR』の音楽を、高野が在籍するNathalie Wiseが担当したことで交流が深まり、その後高橋の呼びかけで結成されたポップ・エレクトロニカ・バンド・pupaではバンドメイトとして活動を共にした。土岐は、2018年に発表された原田のオリジナルアルバム『L’Heure Bleue』に収録の「ping-pong」に作詞で参加。続く『恋愛小説3~You & Me』に収録された同曲のリメイクヴァージョンでは、原田と息の合ったデュエットヴォーカルを披露している。チケットは、6月30日までオフィシャル先行受付を実施中。<コンサート情報>原田知世 40th Anniversary Special Concert “fruitful days”10月16日(日) 東京国際フォーラムホールA開場16:00 / 開演17:00スペシャルゲスト:大貫妙子 / 鈴木慶一 / 高野寛 / 土岐麻子【チケット料金】SS席:税込16,500円(1階最前5列)S席:税込12,000円(1階中通路前)指定席:税込8,800円※未就学児童入場不可オフィシャルHP先行受付:6月30日(木) 23:59までお問い合わせ:ホットスタッフ・プロモーションTEL:03-5720-9999(平日12:00〜18:00)<リリース情報>原田知世 ニューアルバム『fruitful days』Now On Sale●限定盤(SHM-CD+DVD):4,070円(税込)原田知世『fruitful days』限定盤ジャケット●通常盤(SHM-CD):3,300円(税込)原田知世『fruitful days』通常盤ジャケット【CD収録内容】※全形態共通1. 一番に教えたい作詞:高橋久美子 作曲:伊藤ゴロー2. ヴァイオレット作詞作曲:川谷絵音3. 邂逅の迷路で作詞:高野 寛 作曲:網守将平4. 真昼のたそがれ作詞作曲:辻村豪文5. 守ってあげたい作詞作曲:松任谷由実6. 鈴懸の種作詞:高橋久美子 作曲:伊藤ゴロー7. Like This作詞作曲:伊藤ゴロー8. アップデートされた走馬灯作詞:鈴木慶一 作曲:THE BEATNIKS9. シンシア作詞:原田知世 作曲:Ulf Turesson,Johnny Dennis【DVD収録内容】※限定盤のみ■fruitful days - tiny performance・くちなしの丘・一番に教えたい・Like This原田知世「一番に教えたい」(tiny performance)購入・配信リンク:関連リンク公式サイト::::ユニバーサル ミュージック 公式サイト
2022年06月20日「はじめての独立短編集が出せて本当に嬉しいです」と、柚木麻子さん。新作『ついでにジェントルメン』は一編一編独立した話を収録した作品集だ。刊行を喜ぶわけは巻頭の「Come Come Kan!!」を読めば分かる。新人作家・覚子(さめこ)が、単発作品として書いた短編を元に連作集を書けと言われてスランプに陥る話なのだ。編集者からのダメ出しと説教に疲弊する彼女に、ある日突然話しかけたのは文藝春秋の創業者、菊池寛の幽霊。気ままな寛に振り回されながら、覚子は少しずつ解放されていく。女性も男性も解放してくれる、豪快で痛快な初の独立短編集。「私もデビュー当時、書くつもりのない連作集の依頼が続いて、断れずに悩んでいたんです。この短編を書いたことで勇気が芽生えて、これを収録する本は連作にしたくない、と伝えることができました」収録されるのは一話完結だからこそのユニークな設定&展開の作品ばかり。どれも女性陣は逞しく生きていて痛快。一方男性陣は、ホテルで子ども連れの客に翻弄される老作家や、独善的な考えで女性専用車両に乗り込む迷惑男もいれば、女性に協力的な人物も。たとえば「あしみじおじさん」では、秘密裡に貧困女性をサポートしようとする男性が登場。「『あしながおじさん』など小さい頃に好きだった欧米の少女小説の現代日本版をやってみました。大人になって気づいたのですが、ああいう児童小説って、富める者が貧しい者を支えるという、シェアの精神が描かれていたんですよね。明るくて物事をはっきり言う少女が周囲に気に入られるパターンも多かったんですが、あれは持たざる者だって自己主張していいというメッセージだったんだなって思って」印象に残るのはやはり菊池寛。最終話は昭和初期に実在した女性限定のアパートの話で、この建物の喫茶店に出資したのが菊池寛だという。「彼は当時にしては女性に理解があったようです。才能があれば男女関係なく起用したし、出資しても必要以上に口出ししなかった。彼のように、無理に女性を守るヒーローやナイトになろうとせず、“ついでに”存在するくらいのつもりでいたほうが、みんな楽になるんじゃないかな、と思いました」コミカルな展開でさんざん笑わせながらも、古くさい男女観を気持ちよく粉砕してくれる7編だ。柚木麻子『ついでにジェントルメン』編集者の堅苦しい説教に落ち込む新人作家・覚子が出会ったのは、自由すぎる作家・菊池寛の幽霊で――。愉快痛快な7つの独立短編を収録。文藝春秋1540円ゆずき・あさこ2008年に文藝春秋主催のオール讀物新人賞を受賞、’10年に受賞作を含めた作品集『終点のあの子』でデビュー。’15年に『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞受賞。近著に『らんたん』。©文藝春秋※『anan』2022年6月1日号より。写真・中島慶子(本)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2022年05月29日