タレントの堀ちえみの夫・尼子勝紀さんが24日に自身のアメブロを更新。常に行列ができる人気店に堀と訪れ注文した料理を公開した。この日、尼子さんは昼に珈琲専門店『自家焙煎珈琲みじんこ』を訪れたといい「常に行列の人気店ですが、今日は一組待ちで入れました」と報告。飲み物について「アイスティーと、パインとカモミールのヨーグルトオレ」を注文したことを明かした。続けて、料理については「僕は牛粗挽きハンバーグデミチーズサンド」「ちえみは、豆腐と生姜の鶏団子と季節野菜の白湯炒めサンド」を注文したことを説明。「ちえみの頼むものは、ドリンクもサンドも何故か名前が長いですね(笑)」とコメントし「ごちそうさまでした」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年07月26日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「カスタマーハラスメント」です。行きすぎた行為。従業員を守るため法整備を準備中。カスタマーハラスメント(カスハラ)が社会問題化しています。厚生労働省は従業員を守る対策を企業に義務付けることを検討。労働施策総合推進法にカスハラ防止策を盛り込む準備が進められています。厚労省は、さまざまなハラスメント対策情報を載せた「あかるい職場応援団」というサイトを運営しており、その中でカスハラについては、顧客などからのクレームや言動のうち、要求の内容の妥当性に照らして、要求実現の手段や態度が「社会通念上不相当なもの」「労働者の就業環境が害されるもの」と明記しました。働くことを妨げるほどのクレーム行動はカスハラと定めるという、度合いを言語化し、共通認識を持てるようになったことは大いに意義があると思います。カスハラの対策企業事例集の中のヤマト運輸のケースによると、コールセンターでアンケートを行ったところ、オペレーターの約8割がカスハラに遭っていたらしいことが判明。暴言や威嚇、脅迫を受けたり、長時間拘束されたり、個人情報を執拗に聞き出そうとする被害が起きていたそうです。カスハラの第1の問題は、業務のパフォーマンスの低下ですが、2つ目に大きな問題は、労働者の健康不良と現場対応に恐怖を抱いてしまうことです。顧客から繰り返し否定的なことを言われ続けて自尊心を傷つけられ、真面目に顧客対応をしていた方が「自分は会社に迷惑をかけてしまっている」と心を病み、仕事を離れざるを得なくなるケースが少なからず発生しています。ヤマト運輸のコールセンターでは、カスハラ対策として、「脅されているようで怖いです」など、一次対応者が自分を主にした気持ちを伝えて相手に冷静になってもらい、それでも改善されない場合は、電話を代わった管理者が、「あなたの行為はカスハラです」と第三者の視点で伝える2段階案内を導入しました。対応者が仕事を離れなければいけなくなるほどのクレームというのは、想像力を欠いた行為です。自分で業を起こす人が増えれば、顧客対応者の思いに気づくことができ、カスハラ軽減につながっていくのかもしれません。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2024年7月24日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2024年07月22日タレントの堀ちえみが17日に自身のアメブロを更新。定期健診で歯科医院を訪れた結果を明かした。この日、堀は定期健診のために歯科医院を訪れたことを明かし「異常はないか診ていただきました」と説明。「歯も歯茎もどこも問題なし」だったといい、健診の後は「徒歩で日本橋の方へ。そのあと遅めの昼食」とつづった。続けて「以前一度行きまして、大変落ち着くカフェで気に入り、今回再び訪れました」と東京都中央区日本橋のカフェ『BERTH COFFEE(バース コーヒー)』を訪れたことを報告。「キャロットスパイスケーキ」「ココナッツオートミールクッキー」と堪能したメニューを写真とともに紹介した。また「ランチメニューがなくて、これらが昼食となりました」と述べ「夕方から楽しい予定があるので、それまで少しこちらで、溜まっている仕事をします」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年07月18日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「日本版DBS」です。子どもを守るため、法案成立。再犯防止には課題も。日本版DBSの創設を盛り込んだ、「こども性暴力防止法」が6月の国会で成立しました。子どもに接する仕事に就く人の性犯罪歴を、事業者がこども家庭庁を通して法務省に照会する制度で、2026年度をめどに施行されます。イギリスのDBS=犯罪歴照会制度を基に作られました。保育所や学校、学習塾などで数々の子どもの性被害問題が起きていましたが、抜本的な対策は進んでいませんでした。これまで、犯罪履歴を開示することはプライバシーの観点からご法度とされてきました。しかし、性犯罪は再犯率が高いため、加害者を子どものいる職場から遠ざけることで被害を減らそうとしています。本法律では、学校や保育所などに対して、就労希望者の性犯罪歴を調べるよう義務付けます。学習塾や学童保育、スポーツクラブなどは任意とし、ベビーシッターや家庭教師は今後検討されることになっています。性犯罪の対象は不同意性交罪や児童ポルノ禁止法違反のほか、痴漢や盗撮などの条例違反も。拘禁刑終了後20年、執行猶予の場合は判決から10年、罰金刑は10年照会可能になります。ただ、加害者を排除して終わりでよいのだろうかという論点もあります。性犯罪を繰り返してしまう人は性依存という、意思ではコントロールできない病気の可能性もあるんですね。アメリカでは13歳未満の子どもに対して性加害を犯した受刑者には、仮出所の前に男性ホルモンを抑制する化学的去勢が、テキサス州やカリフォルニア州ほか複数の州で導入されています。海外では、こうした薬物療法や認知行動療法を用いることが再犯防止に効果的といわれています。日本版DBSの導入は大きな一歩かもしれませんが、その範囲はまだ限定的で検討の余地がありそうです。また、性加害者が働く場所を失い、孤立し、生活が成り立たなくなれば、別の犯罪に手を染める恐れもあります。子どもの性犯罪に限りませんが、犯罪者を排除したり厳罰化するだけでなく、加害者をケアする公的な枠組みを検討するというのも、本当の意味で再犯を防ぐためにはとても大事なことではないかなと思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2024年7月17日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2024年07月13日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「米大学生、反イスラエルデモ」です。アメリカの大学生が声を上げた。世界に広がる人権意識。昨年10月にイスラム組織ハマスがイスラエルを襲撃。これに報復する形でイスラエルが猛攻撃を始め、いまだに解決の目処は立っていません。イスラエル軍の攻撃による死者は4月末時点で3万5000人を超え、そのうち1万人以上が女性と国連は発表しました。昨年からアメリカの大学では、コロンビア大をはじめ、エリート校を中心に反イスラエル、パレスチナ解放を訴える抗議デモや座り込み、テントを張ったプロテストキャンプなどが広がりました。学生らは停戦とともに、イスラエルでビジネスをする企業やイスラエルと取引をしていることは、戦争加担と同じだと、イスラエルの企業に投資している大学に対して、それらの企業から手を引くように要求しています。4月30日には、ニューヨーク市警察がコロンビア大学に突入し、100人以上の学生らを逮捕。抗議活動を行う大学は100以上に及び、5月20日時点で、3000人以上が逮捕されたとAP通信は発表しました。ハーバード大学では、反イスラエルデモに対する大学の対応に抗議し、数百人の学生が卒業式を途中退席する場面も。大学生の抗議運動はその後欧州にも広がりました。日本では5月に東京大学や早稲田大学、青山学院大学などの学生が、ガザの戦争に対して抗議運動を決行。SNSにより、世界の学生たちが連帯しやすくなりました。抗議運動は暴力的なものではなく、アートや音楽を使った平和的なものが多くあります。アクティビストとアートを掛け合わせた「アーティビスト」を名乗る人も増えました。日本人でその代表例は坂本龍一さんでしょう。賛成/反対の単純な表明ではなく、問題を広く知ってもらい、考えてもらうことを目的にしています。一般市民が殺されていることに対してNOを唱える、普遍的な人権の価値に対して連帯が広がったのは良いことだと思います。大学生の抗議運動自体は今は下火になっています。ただ、アメリカは秋に大統領選挙を控えています。人権重視の民主党でありながら、イスラエルに対し10億ドル相当の武器を売却しているバイデン政権に、不信感を募らせている学生は少なくありません。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2024年7月10日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2024年07月06日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「AI規制法」です。人権重視の欧州がいち早く規制へ。日本も対応必至。EUでは、包括的にAIを規制する法案が5月21日に成立。2026年に本格的に適用されることになりました。生成AIの普及が急速に進むなか、間違った情報やフェイクニュースが拡散されたり、人権侵害などのリスクが高まっていることに危機感を抱き、世界で初めてとなる規制法を作成しました。AIの安全性を確保する努力をすること、AIを暴走させないための枠組みが作られたのです。今後、AI技術を持てる国かどうかにより、大きな格差が生じてしまいます。この法律では、EU内で格差が生じないよう配慮する項目も盛り込まれています。AI規制法は、AI開発事業者だけでなく、サービスを提供する事業者も規制の対象となります。ただし、軍事目的で開発されたもの、国際協定の枠内でEUとの司法協力などのために使うもの、サービス開始前の研究などに関しては、対象外と定めました。この法に違反した場合は、最大で3500万ユーロ(約60億円)、または前年度の全世界年間売上高の7%のいずれか高い方を制裁金としてEUに納めなければなりません。これはEU法の中でも、かなり重い制裁金です。ヨーロッパは、民主主義国家としての歴史も長く、人権を何より重視しています。「データは個人のもの」という大前提があり、政府や企業は個人情報を「お借りする」というスタンスです。ですから、個人を守るために、個人情報をもとに活用される生成AIにいち早く規制をかけたのは当然の動きでした。これに対して、アメリカは市場競争が優先され、「国家が規制することは自由に反する」という考え。生成AIに関しても、まずは自由にやらせて問題が生じたら後から規制する姿勢をとっています。日本は米国型なので、ネットの規制も遅れています。チャットGPTを運営するオープンAIは、4月にアジア拠点として日本に事務所を置きました。規制が厳しくなく、AI研究・開発のしやすい国と判断されたからです。しかし、日本では個人情報流出のニュースが後を絶ちません。EUの規制法はグローバルスタンダードになる可能性があり、日本も厳しいリスク管理を迫られています。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2024年7月3日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2024年06月29日タレントの堀ちえみが25日に自身のアメブロを更新。グアムでの水着ショットを公開した。この日、堀は娘・彩月さんについて「夏にホームステイのため、一カ月ほど外国に行きます」と報告し「寂しいね」とコメント。「その時に必要な水着を買いに来ました」と東京・池袋へ彩月さんと出かけたことを明かした。続けて更新したブログでは「素敵な水着を無事にゲット!若者の選ぶ水着は可愛らしい」と述べ「清楚でいい感じの水着が見つかりました」と報告。その後、彩月さんと「可愛い韓国スイーツ」を堪能したことを複数枚の写真とともに明かした。
2024年06月26日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「戦争の記憶」です。戦争は終わった過去ではない。現在に目を向けて。6月23日は沖縄慰霊の日です。太平洋戦争の末期、沖縄では日本国内で唯一、地上戦が繰り広げられ、日米で約20万人が命を落としました。そのうちの9万4000人は子供たちを含む一般市民でした。二度と悲劇を繰り返さないために、沖縄県では沖縄戦の実質的な終結日に当たる6月23日を、平和を祈る日として「慰霊の日」に制定しました。毎年この日には戦没者の追悼式が行われ、戦争の記憶をなくさないために、当時を知る人のコメントが多く報道されます。しかし、報道の現場で実感するのは、過去の戦争を伝えることに集中するあまり、肝心の平和実現に向けた対話や歩みを止めてしまっているのではないか、ということです。沖縄には米軍基地があります。そして、現在世界では、ウクライナやガザをはじめ各地で戦争が起きています。普段、なかなか報道されることはありませんが、沖縄の米軍基地からは、多くの戦闘機や艦艇が出航し、戦地に武器が投入されています。国際連合は第二次世界大戦の戦勝国によって作られました。しかし、各国の綱引きにより現在は機能不全に陥っています。今起きている対立は、大もとを辿れば、第一次世界大戦や第二次世界大戦時に欧米諸国によってとられた植民地政策により、領土を奪われたことが大きく関係しています。沖縄はもとより、世界全体を俯瞰すると、戦争は終わっているように見えて、形を変えて続いているのです。日本の安全保障政策はこの2年間で激変しました。一昨年、岸田内閣と国家安全保障会議は、敵基地攻撃能力や反撃能力を保有する新たな安保関連3文書を改定し、自民党と公明党は、殺傷兵器の輸出の解禁に合意しました。また、ODA(政府開発援助)とは別に「政府安全保障能力強化支援(OSA)」として、各国からの安全保障上の要望に応え、資機材の供与や、インフラの整備ができるようになりました。「日本は戦争とは無縁の平和な国」とは言い切れません。今起きている戦争について知り、根底にある問題に目を向け、平和のために模索することが、戦争の犠牲になった方々の本当の慰霊になるのではないでしょうか。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2024年6月26日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2024年06月20日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「広告詐欺」です。メタ社に大きな責任があるが、対処の方法はなし。SNS上で、著名人になりすました「広告詐欺」が急増し、多くの被害が出ています。最も増えているのは、実業家の前澤友作さんや堀江貴文さん、森永卓郎さん、池上彰さんなどの画像を無断で使い、ご本人が語っているような文面で、投資講座に誘う広告です。その広告にアクセスすると、LINEグループに招待され、グループチャットを通して投資をさせられ、利益を得たように見せかけ、投資額を増やしていくうちに突然連絡が取れなくなり、全額騙し取られてしまいます。これは組織的に行われている犯罪で、海外から狙われているケースがほとんどです。AI技術、翻訳機能の向上により、自然な日本語を使っていたり、生成AIで作成した本人そっくりの音声を聞かせて信用させるなど、手口は巧妙。昨年のSNS型投資詐欺の被害額は約278億円に上りました。なりすまし広告は主にメタ社のFacebookやインスタグラムで頻出しており、プラットフォーム側に責任があると、名前を悪用された前澤友作さんと堀江貴文さんは、自民党の勉強会で対策を求めました。ジャネット・ジャクソンさんの元夫で実業家のウィサム・アル・マナさんも、なりすましによる仮想通貨詐欺広告がFacebook上に出回り、名誉を傷つけられたと、2020年にメタ社を提訴しました。昨年、メタ社はアル・マナさんに謝罪。詐欺防止の技術開発のために多額の資金を提供することなどで和解しましたが、今なお具体的な対策は取られていません。この他にも、SNSを使ったロマンス詐欺や、ショッピングサイトや金融機関を騙った詐欺が横行しています。テクノロジーで対処するには限界があるというのが現状です。これはもう、詐欺に引っかからないように、プラットフォームを利用する側のリテラシーを草の根的に上げていくしか被害を防ぐ方法はありません。日々アップデートする詐欺の手法。被害に遭わないためにもぜひ、警視庁サイバーセキュリティ対策本部のX公式アカウントをフォローしてください。日本の資産が海外に不当に流出しないためにも、個々に注意することが大切です。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2024年6月19号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2024年06月13日タレントの堀ちえみが10日に自身のアメブロを更新。プールサイドで撮影した夫婦ショットを公開した。この日、堀は愛犬達を連れて屋外レジャー・レストランの複合施設『キラナガーデン豊洲』を訪れたことを明かし「一緒に、バーベキューを楽しみました」と報告。「東京湾沿いにあるので、潮の香りがします。リゾート地にやって来た雰囲気を、都会のど真ん中で満喫できます」と述べ「お肉も引き続きどんどん焼いて」と肉を焼く様子を写真で公開した。続けて「プールサイドのライトアップ、とてもいい雰囲気です」とコメントし「平日だけど賑わっています」と写真とともに説明。「プールサイドで記念撮影」と愛犬達や夫・尼子勝紀さんとの夫婦ショットを公開し「いい思い出がまたひとつ増えました」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「めちゃくちゃ素敵」「幸せそう」「とても楽しそう」などのコメントが寄せられている。
2024年06月11日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「共同親権」です。子供の利益になっているのか?熟考が必要。離婚後も父母の双方が子供の親権を持つ「共同親権」の導入を含んだ、民法改正案が成立しました。1898年の明治民法施行以来の大きな変更になります。これまでは離婚後は単独親権が前提でした。最終的に母親が親権を得ることが圧倒的に多く、父親が子供に会わせてもらえないなどの問題が起きており、改正が求められていました。今後は、単独親権、共同親権のどちらかを選べ、合意できない場合や裁判離婚は家庭裁判所が判断します。親権とは、子供の利益のために監護や教育、財産管理などをする権利であり、義務です。共同親権を選択すると、引っ越しや進学、手術を受けさせるかどうかなどを別れた夫婦で話し合わなければいけません。しかし、離婚理由が家庭内暴力の場合もあります。暴力から逃げるために住む場所も隠しているのに、暴力を振るう相手と連絡を取らなくてはならなくなるリスクもあり、法案に反対する声も上がっていました。その家庭にとって共同親権が妥当なのかを裁定するのは家庭裁判所ですが、家裁の調停員も、家庭の実態に踏み込んで審査できる体制にありません。児童相談所や子ども家庭支援センターの職員の方に伺うと、虐待の相談件数は増え続けているが、児相の体制はあまり変わらず、どこまで踏み込んでいいかわからないと話していました。最終的には警察に届けることになりますが、子供と親を引き離して終わり。虐待の背景には貧困や働き方、孤立の問題が引き金になっていることが多いですが、根本的な解決にはならず、対症療法にしかならないのが現状です。共同親権の論議も親の権利の話ばかりで、子供の権利がなおざりになってはいないでしょうか。どちらが親権を取るかも、子供が選べる環境を整備するべきでは?やはり、理想は「社会で子供を育てる」。どこに住んでいようとごはんを食べられて、教育を受けられ、安心して子供が暮らせる体制作りが必要だと思います。子ども食堂やフードバンクはその一例ですが、民間事業ベースで寄付によって運営されている脆弱なシステムです。“子供ど真ん中”の社会の実現には皆で取り組むことが大事なのではないかと思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2024年6月12日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2024年06月09日タレントの堀ちえみが6月1日に自身のアメブロを更新。過去に経験した足の痛みで、今も通う場所についてつづった。この日、堀は「本日は巻き爪のケア」と述べ、ドイツ式巻き爪ケア専門店『Kanon(カノン)』を訪れたことを報告。2年以上通っており「足の爪のケアも」してもらったことを明かした。続けて「こちらに駆け込んだのは、巻き爪が徐々に皮膚に食い込み、炎症も起きて歩けないほど痛くなったからです」とコメントし「それ以降、もう二度とその痛みを経験したくないので、通っています」と説明。「本日もきれいにケア」してもらったといい「ありがとうございました」と感謝をつづり、ブログを締めくくった。
2024年06月03日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「韓国総選挙」です。暮らしや将来に直撃する政策。若者たちが注視。4月に行われた韓国総選挙は、最大野党の「共に民主党」が勝利しました。尹(ユン)政権にとっては、国会でねじれが生じることになります。投票率は67%、前回の66.2%を上回り、若者も多くが投票しました。背景には、将来に対する不安があります。実は、韓国は日本以上に少子化が加速。世界の少子化ランキングでは、これまで日本が先頭を切っていましたが、今後30年間で韓国と台湾が世界一の少子化大国になるといわれています。韓国の統計庁によると、韓国の人口は、2022年から2072年までの50年間で5167万人から3622万人へと、約30%減少すると予測されています。韓国の出生率は昨年の時点で0.72。このままでは国がなくなってしまうという危機感の中、さまざまな場面でダウンサイジングしなければならず、早急に対策が必要になっているのです。尹政権は大量に移民を受け入れる方針を打ち出し、移民優遇措置をとっていますが、韓国の若者たちは、「もっと私たちへの支援はないのか」と、自分たちの暮らしの維持、そして自分たちの国の死活問題として、政策に注目し、積極的に投票しているんですね。韓国は都市部と地域の格差が問題になっています。国土のわずか11.8%にすぎないソウル首都圏に人口の約半分の2604万人が集中。2020年時点で、19~34歳の若年成人の53.8%が首都圏に住み、5年間で1.5ポイント増えています。進学や仕事を求めて首都圏に住まざるを得ない結果、首都圏の不動産価格は高騰。エリートとそうではない人の格差が拡大し、貧しさを実感する人々は経済的不安から結婚に踏み切れない。非婚や晩婚が増え、少子化が加速しています。尹政権は昨年11月に、地域が発展し競争力を持てば、それが国の発展と競争力になると宣言し、地域活性に向けた税制改正や定住促進を大胆に進め、鉄道開発にも力を入れています。今回の選挙結果は、それらの政策効果に対し不信感があることがわかりました。少子化、人口減少、都市と地域の格差など、日本も同様の問題を抱えています。共に解決策を模索することが、大きな力になるのかもしれません。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2024年6月5日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2024年06月01日タレントの堀ちえみが28日に自身のアメブロを更新。リウマチ科での触診で医師から言われたことを明かした。この日、堀はリウマチ科を受診したことを報告し「先月少しCRPの値が上がりましたが、今回はまた少し下がっていたのでホッとしました」と安堵した様子でコメント。「痛みには慣れました」と述べつつ「痛みは知らない間に、身体や心にストレスが掛かっていると思うし、またストレスが痛みを引き起こすので、上手く付き合っていかないとですね」とつづった。続けて「梅雨の時期に入ると何故か、リウマチは症状が出やすいので要注意」だといい、触診した医師からは「右手・右足より、左側の方が」「リウマチの症状が出ている」と言われたことを説明。自身について「どちらかというと、左側の方に痛みが出やすいです」と明かした。また「良かったなぁと思えたのは、血液検査から診るその他の数値、血糖値・中性脂肪・コレステロールや、内臓系も問題はないということ」と述べ「最後の診察とリハビリも終えて。ドトールコーヒーを飲んで、ひと息ついています」と報告。「これから会計をしてお薬をもらって…一先ず家に戻ります」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年05月29日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「原子力電池」です。日本が先行する分野。核廃棄物の有効利用になるか?アメリカの惑星探査機「ボイジャー1号」は、昨年11月から解読不能な情報を送り続けていましたが、4月22日に5か月ぶりに解読できるデータを送ってきたことがニュースになりました。ボイジャー1号が打ち上げられたのは1977年。木星、土星、天王星、海王星などの惑星の鮮明な写真を撮って地球に送り、2012年には太陽系を出て、現在は地球から約240億km離れた宇宙空間を飛行中。そこから今も信号を送り続けています。この長い期間、ボイジャー1号を動かしているのは原子力電池です。放射性物質が自ら崩壊していくときに出すエネルギーで電力を生み出しているので、寿命はおおよそ100年といわれています。今、半導体に人工ダイヤモンドを使う原子力電池の研究が進んでいるのですが、それを実現する技術が日本発。実は、原子力電池の分野は日本が世界をリードしているんですね。日本原子力研究開発機構は、2月に放射性物質で発電する2種類の素子を開発したと発表。熱と放射線を電気に変換するというもので、放射性廃棄物や使用済みの核燃料を再利用することができるかもしれず、2025年に実証実験を予定しています。原子力電池は1960年ごろから、宇宙探査機や心臓のペースメーカーなどに使われてきました。これまでは熱のみで発電するものが主流でした。衛星通信くらいの少ない電力でしたら、崩壊熱という従来の方式でも賄えましたが、放射線も利用する新しい方式は、出力の向上が見込めるとのこと。実証実験が成功すれば、これは大きな前進になります。2つの核兵器が落とされ、東日本大震災では原発事故が起こり、原子力の犠牲になってきた日本だからこそ、核廃棄物を有効なエネルギーに変えていくことができれば希望につながります。脱炭素も叶いますし、核廃棄物の処理には頭を抱えていたので、ぜひとも実現を願いたいところです。2028年にはスマートフォンを充電できる出力ワット級の発電、2035年にはその1000倍程度のキロワット級の発電を目指しています。次世代電池の本命になるかどうか、勝負どころです。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2024年5月29号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2024年05月26日タレントの堀ちえみが24日に自身のアメブロを更新。タレントの松本伊代から貰った品を紹介した。この日、堀は「今日は『婦人公論会』です」と切り出し「この婦人公論会と名付けた方は山咲トオルさん」と説明。歌手でタレントの早見優と漫画家でタレントの山咲トオル、松本との集合ショットを公開し「とっても楽しいお食事会」と述べ「優ちゃんと会えたのも久しぶりで嬉しいです。婦人公論会は笑いが絶えない!大変盛り上がっていますよ」とつづっていた。その後に更新したブログでは「伊代ちゃんからいただいたNYのお土産」と松本から貰った品を写真で公開し「ラテとチョコレート ラテはお湯を注いでいただきます」と説明。チョコレートについては「とても薄くて繊細で驚きました」とコメントし「カカオたっぷりで美味しい!伊代ちゃん、ありがとうね」と感謝をつづり、ブログを締めくくった。
2024年05月26日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。 今回のテーマは「デジタル化横展開推進協議会」です。横の連携を強めてデジタルを使った社会課題解決を。ITベンダーなどの民間企業や大学、自治体などとデジタル庁が協力をして、3月に「デジタル化横展開推進協議会」を設立しました。マイナンバー制度を筆頭に、日本のデジタルの仕組みはなかなか思うように進んでいません。これは企業や自治体ごとにシステムが異なっていたり、業界内の棲み分けが下請けまで連なり、情報を共有できずITインフラが広がらなかったんですね。それに危機感を抱いたデジタル庁は、民間主導・官庁支援型の「デジタル化横展開推進協議会」を立ち上げることになりました。「新しい標準」という標語を掲げ、社会課題ごとにプロジェクトを立ち上げて、各企業が横でつながり、解決のために技術協力し合う仕組みを作ろうという試みです。少子高齢化や過疎化、災害対策など、解決しなければいけない社会課題はたくさんあります。課題ごとならば目的は明快ですし、協力もしやすい。官公庁もプロジェクトに合わせて、規制緩和やバックアップがしやすくなります。協議会の設立記念イベントでは、取組に賛同した民間企業・団体、大学、自治体などから、オンラインを含め350人が参加しました。設立の背景には、能登半島地震の時に、「防災DX官民共創協議会」が大きく機能したという成功体験がありました。防災分野において、データの連携などで技術を出し合おうと、デジタル庁と民間事業者が連携したんですね。被災地ではマイナンバーシステムが使えなかったので、東日本旅客鉄道株式会社の協力のもと、交通系ICカード「Suica」を被災者に配り、物資の受け取りや健康診断の受診などをスムーズに行えるようにしました。日本のデジタル政策は遅れており、コロナ禍でも給付金の支給に時間がかかるなど、欧米諸国に水をあけられていました。情報漏洩や銀行のシステムが止まるなど問題も頻出。「デジタル敗戦」といわれ、本腰を入れて状況を変えなければという機運に満ちています。デジタル庁ができて2年半、その存在意義が浮かび上がってきたのかなと思います。デジタル化横展開推進協議会は6月から本格始動します。今後の動きに注目しましょう。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2024年5月22日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2024年05月18日2011年にタレントの堀ちえみと結婚した夫・尼子勝紀さんがオフィシャルブログに登場。ブログでは、夫婦の仲睦まじい様子やグルメ情報を更新している。■妻・堀ちえみのファンミーティングに参加5日に公開したブログでは、大阪・心斎橋角座にて行われた堀ちえみ初のファンミーティングについて回想。「アンコールも終えて、最後にチェキで記念撮影の時間。1人ずつ写真を撮って、プレゼントさせていただきます」とつづり「僕も一番最後に撮ってもらいました(笑)」とコメント。妻と撮影したポラロイド写真を公開した。■知らずにやっていた事同ブログでは続けて、ポラロイド撮影後「みなさん写真をいただいたら、写した写真が出てくるまでの間、自然とパタパタ写真を振っています」と振り返り「当然のように僕も振っていましたが、これはやってはいけないのですね。色ムラが出るそうです」とカメラマンから教わったことをつづり「知りませんでした」と驚いた様子でつづった。読者からは「わたしも、振って乾かすのが良いと勘違いしてました」「旦那様お茶目ですね」とコメントが寄せられた。
2024年05月11日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。 今回のテーマは「政治倫理審査会」です。政治家の責任追及をする新たな仕組みが必要。「政治倫理審査会(政倫審)」とは、政治倫理確立のため、議員が行為規範や法令に著しく違反し、政治的道義的に責任があるかどうか審査し、勧告を行う機関です。’76年に世界的な汚職事件「ロッキード事件」が明るみになり、’83年、田中角栄元首相に有罪判決が下りました。これを機に政治家の倫理が問われ、疑惑に対して自らが語り、説明責任を果たす場として、’85年、衆参両院に政倫審が設置されたのです。政倫審委員の3分の1以上が申し立てて過半数の賛成を得るか、議員本人が自ら申し出れば開催できます。ところが、’96年まで一度も開かれたことはありませんでした。最初に開かれたのは加藤紘一議員の共和汚職事件です。総合商社「丸紅」と鉄骨加工メーカー「共和」の架空取引が摘発され、元北海道開発長官の阿部文男議員が逮捕されました。関係を指摘された加藤議員が、嫌疑を晴らしたいと手を挙げ開かれました。その後は’98年の山崎拓議員の泉井事件、’01年の額賀福志郎元防衛庁長官のKSD事件などで開催。国会の証人喚問で嘘をつけば偽証罪に問われますが、政倫審に罰則はなく、偽証罪も適用されません。出席も拒否することができ、原則非公開です。’02年、公設秘書給与流用疑惑の田中眞紀子議員は「テレビ中継しても構わない」と言い、政倫審がメディアで大変注目されました。今回、自民党の政治資金パーティを巡る裏金事件では、80名以上の自民党議員が関わっていましたが、政倫審への出席を拒否した人もいました。出席してもシラを切るばかりで、なんの追及にもならなかった印象です。ロッキード事件以降、幾度も議論をしてきたはずですが、日本には政治家が事件について説明責任を果たしたり、国民が望むような形で捜査が進むような仕組みがないことがよくわかりました。今こそ、「政党法」のような形で、政党がやるべきことは何か、政党に所属している議員はどう金を扱うべきかを明記する必要があるのではないでしょうか。政治団体に寄せられたお金は、税金ではありませんが、ほぼ全て公金と捉えていいと思います。だからこそ使う側の責任はとても重いのです。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2024年5月8日‐15日合併号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2024年05月07日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。 今回のテーマは「日経平均株価」です。株価上昇と暮らし、直結しているわけではない。日経平均株価が史上最高値を更新、3月に初の4万円台に乗せたと大きく報道されました。しかし、日本の株価が値上がりしても、景気が良くなった実感を得られない人がほとんどです。そもそも日経平均株価は、日本全体の企業の株価の平均値ではありません。「日経225」という、日本経済新聞社が東証プライム上場銘柄から選んだ、225の銘柄の平均株価です。幅広い業種から選定されていますが、グローバルに展開する大企業ばかりでベンチャー企業は入っていません。日本は9割以上が中小企業ですから、日経平均株価が上がっても、大企業が海外で儲けて、海外に投資しているという状況で、日本国内の雇用や賃金にダイレクトに反映されるものではないんですね。今年の春闘では、平均5%超の賃上げ率となりました。しかし、物価上昇を考えると、23か月連続でマイナスとなっている実質賃金がプラスに転じるかはわかりません。にもかかわらず、日銀はマイナス金利の解除や金利の引き上げを決定したため、大変心配です。企業がなかなか賃金を上げられなかった理由の一つは、給料を上げると社会保険料の負担も増えてしまうからです。売り上げが落ち、給料を支払えない状況に陥っても社会保険料の請求は続きますので、中小企業の経営者は簡単には賃上げすることができません。そんななか、大分県と群馬県は自治体が企業に奨励金や補助金を出し、物価上昇を上回る賃上げに成功しました。いま国がやるべき政策は、消費税の免除や、社会保険料をいったん凍結するなど、市民の負担感を減らし、豊かさを実感させることだと思います。株価が上がるというのは、会社の財政の健全性や、その事業に対する将来性を見込まれたということです。ただ、いま日本企業の株が海外投資家に買われているのは、「安いから」という理由もあります。せっかく日本株が買われているのだから、大企業は国内に投資をして、雇用を生み、従業員の賃金が上がる流れを作ってほしいと、国も経済界もリクエストしています。足元のローカル企業を育成しなければ、日本の経済は復活しませんし、将来的な成長も見込めないでしょう。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2024年5月1日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2024年04月27日タレントの堀ちえみの夫・尼子勝紀さんが26日に自身のアメブロを更新。ニュースを見て驚いたことを明かした。この日、尼子さんは「トリスハイボール飲みながら円安に驚く」というタイトルでブログを更新。「自宅に帰ってnews zero観ながら一杯飲んでます」と述べ、テーブルに並べられたサントリーの『トリス ハイボール缶』とつまみの写真を公開した。続けて「テレビでは速報で、1ドル157円と報道がありました」と明かしつつ「2月にグアムに行きましたが、あの時より更に円安になっているんですね」とコメント。「このGWは大阪に行きますが、夏には海外旅行に行きたいなぁ」としみじみつづり、ブログを締めくくった。
2024年04月27日タレントの堀ちえみの夫・尼子勝紀さんが24日に自身のアメブロを更新。堀からリクエストされて作った料理を公開した。この日、尼子さんは「さっぱりサラダうどん」というタイトルでブログを更新し、堀からのリクエストで「お昼は2人分の、サラダうどんを作りました」と報告した。続けて「レタス・キュウリ・トマト・ブロッコリースプラウト・ツナ・温玉です」と具材について説明し、完成した料理の写真を公開。「さっぱり美味しくいただきました」と述べ「ごちそうさまでした」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「美味しそう」「彩りも鮮やかで食欲そそります」「これからの季節には食べやすくていいですね」などのコメントが寄せられている。
2024年04月25日タレントの堀ちえみが22日に自身のアメブロを更新。タレントの松本伊代からの贈り物を公開した。この日、堀は「米粉のやさしいフィナンシェ」と切り出し、松本からの贈り物のスイーツを写真で公開。「とても可愛い」とコメントし「チョコレートをいただきました」と報告した。続けて「カカオたっぷりでとても美味しい!」と述べ「チョコレート屋さんの焼き菓子だそうです」と説明。「ありがとうございました」と感謝をつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「美味しそう」「センスいい」「嬉しいですね」などのコメントが寄せられている。
2024年04月23日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「ダブルケア」です。晩婚や晩産により増大する問題。社会全体で解決を。「ダブルケア」とは、育児と介護が同時期に発生している状態のことを指します。晩婚と出産年齢の高齢化により、この問題が指摘されるようになりました。内閣府は平成28年に27年度の「育児と介護のダブルケアの実態に関する調査」を公開。それによると当時のダブルケアの推計人口は全国に25.3万人。そのうち女性は16.8万人で男性は8.5万人でした。その後も晩婚化、晩産化は進んでおり、今年毎日新聞が国の統計から推計した数字では、ダブルケアに直面している人は29万3700人にのぼるとされています。ダブルケア当事者は30代、40代が多く、働き盛りの世代。育児も介護も女性が担うことが多く、女性が仕事を辞めざるを得ないというのが深刻な問題としてあります。調査では、ダブルケアを行う無業の女性の約6割が就業を希望。働いて家計を助けたいけれども、約8割が、育児や介護を抱えながらでは非正規雇用でないと働けないと答えています。育児のみを行う無業の女性も同じ傾向なので、働き方の構造的な問題といえます。ダブルケアを行う男性の半数以上が、配偶者からほぼ毎日手助けを得ているのに対して、女性は4人に1人にとどまっています。女性が一人で抱え込んでしまっているケースが少なくないんですね。ダブルケアに携わる女性が、充実させてほしいと希望している第1位は休暇・休業を取得しやすい職場環境の整備。続いて、上司や同僚の理解、テレワークやフレックスタイムの導入でした。企業は、ダブルケアに対応する就労システムの導入が今後の課題になります。当事者に聞くと「急な対応を迫られた時に、すぐに駆けつけて助けてくれる人がほしい」と話していました。提案ですが、育児や介護の人材派遣を公共事業として立ち上げてみてはどうでしょうか。消防や警察のように、育児や介護を手伝うレスキュー隊員的役割を公務員が担うのです。ついに中国でも人口減少が始まり、東アジアでは超少子化、高齢化が進み、ダブルケアは東アジア全体の問題になりつつあります。この分野の課題解決に各国で相互交流、連帯をする必要があるのかもしれません。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2024年4月24日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2024年04月22日国内外から絶大な支持を集める漫画家・伊藤潤二の初の大規模な個展『伊藤潤二展 誘惑』が4月27日(土)~9月1日(日)、世田谷文学館で開催される。1963年生まれの伊藤潤二は、歯科技工士として働きながら、雑誌『ハロウィン』の新人漫画賞「楳図かずお賞」に、後にデビュー作となる『富江』を初投稿し佳作を受賞。以降もホラー漫画を基軸として『首吊り気球』『死びとの恋わずらい』『うずまき』などを発表する。特に、ある小さな町で人間が“うずまき化する”異変を描いた『うずまき』では、奇想天外のアイデアやストーリー、美しい作画などでホラー漫画の枠を超えて広く話題を呼んだ。《うずまき》2010年©伊藤潤二/小学館SF小説や楳図かずおらの漫画に影響を受けながら、時にシュルレアリスティックな独自の作風は、海外でも人気が高い。2019年には『フランケンシュタイン』でアイズナー賞(正式名称:ウィル・アイズナー漫画業界賞)の「最優秀コミカライズ作品賞」を受賞。2021年には『地獄星レミナ』で「最優秀アジア作品賞」、『伊藤潤二短編集 BEST OF BEST』が「Best Writer / Artist部門」を同時受賞。その翌年には『死びとの恋わずらい』で通算4度目の受賞を果たしている。また、2023年にはアングレーム国際漫画祭で「特別栄誉賞」を受賞した。今回の展覧会では、デビュー作の『富江』をはじめ、『うずまき』『死びとの恋わずらい』『双一』などのシリーズ漫画ほか、かつて見た夢からアイデアを展開した『首吊り気球』の自筆原画に、本展のために描き下ろした新作も公開する。フィギュア原型師・藤本圭紀が手掛けた『富江』の新作フィギュアも登場する。《死びとの恋わずらい》1997年©ジェイアイ/朝日新聞出版人間の本能的な恐怖心はどこから来るのか。また、恐怖を表現しながらもその過剰さからユーモアに転じるなど、その世界観に魅了される。漫画の展覧会でも定評のある世田谷文学館にぜひ駆けつけたい。<開催概要>『伊藤潤二展誘惑』会期:2024年4月27日(土)〜2024年9月1日(日)会場:世田谷文学館 2階展示室時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)休館日:月曜(4月29日、5月6日、7月15日、8月12日は開館)、4月30日(火)、5月7日(火)、7月16日(火)、8月13日(火)料金:一般1,000円、65歳以上・大高・65歳以上600円、中小300円※5月10日(金)は65歳以上無料、5月15日(水)は「国際博物館の日(5月18日)」を記念して無料公式サイト:
2024年04月19日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「宇宙太陽光発電」です。実用化すれば、輸出も可能に。将来有望な電力源。2月1日に「宇宙太陽光発電システム」の実証実験が行われました。宇宙太陽光発電とは、宇宙空間にある太陽光エネルギーを集めて発電し、それを地上に送電して電力として利用するシステムです。各国で研究が進められていますが、宇宙空間で集めたエネルギーを定めた場所に落とす技術は、日本がもっとも先行しています。今回の実験では、3m離れた場所から送電しましたが、2025年には宇宙から送電する計画が立てられています。パネルなどで太陽光を集める太陽光発電の技術は一般に広まっていますが、太陽が出ていない時には発電できませんでした。宇宙太陽光発電は、宇宙で集めたエネルギーをワイヤレスで地上に送るため、悪天候でも夜でも送電が可能になります。二酸化炭素を排出することなく運用できるので、温暖化対策としても有効です。宇宙太陽光発電システムは、1970年代まではアメリカが研究の中心でしたが、1983年に京都大学と宇宙研などの合同研究チームが、世界で初めて宇宙でのロケットによるマイクロ波送電に成功し、以降、日本はこの分野を牽引してきました。近年は、アメリカや中国、欧州宇宙機関(ESA)などで研究が進んでいます。一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構の資料によると、地上から3万6000kmの上空に衛星を飛ばし、約2km四方のパネルで太陽光エネルギーを集めます。それをマイクロ波に換えて、地上の直径4kmの受電アンテナに送電。100万kWの電気エネルギーに変えるというイメージです。日本は災害大国ですが、こうした技術があれば、災害時の停電を回避できますし、得られたエネルギーを輸出することも可能になるでしょう。宇宙空間から地上への送電実験ののち、世界に先んじて2050年ごろの実用化を目指しています。日本にはこうした先端技術があることをぜひ知っていただけたらと思います。こういうニュースが広まり、人々の関心が高まれば、予算も人材も集まりやすくなり、さらに研究を進めることができます。世界の電力のイニシアティブを取るようになるまで応援したいですね。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2024年4月17日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2024年04月13日タレントの堀ちえみが8日に自身のアメブロを更新。夫・尼子勝紀さんの付き添いで病院を訪れて話し合ったことを明かした。この日、堀は尼子さんの定期検診のために付き添いで病院を訪れたことを報告し「採血の後、結果が出てから診察となりますので、午後まで時間が空きます」と説明。診察の待ち時間に昼食を堪能したことを写真とともに明かし「ごちそうさまでした」とつづった。続けて更新したブログでは、尼子さんと「年齢的にもこれから先は、いろいろと気をつけていこうね!とそんな話をしました」と報告。「ケーキも私だけ。なんとなく寂しいけれど主人は我慢ね」と堪能したスイーツの写真を公開し「飲み過ぎ食べ過ぎは控えて。腹八分目でいきましょう」と呼びかけ、ブログを締めくくった。
2024年04月09日タレントの堀ちえみの夫・尼子勝紀さんが6日に自身のアメブロを更新。湘南海岸にある人気の観光地・江の島の桜をバックにした堀との2ショットを公開した。この日、尼子さんは「江の島の桜。綺麗に咲いてます」と切り出し「せっかくなので記念撮影」と桜をバックにした堀との2ショットを公開。「少しだけティータイム」と述べ、エンターテインメントカフェ『ENOSHIMA TREASURE CAFE』を訪れたことを報告した。続けて、紅茶とコーヒーを注文し、ピスタチオモンブランは堀とシェアしたことを明かし「モンブランの形が江の島みたいですね」と堪能したスイーツの写真を公開。最後に「ごちそうさまでした」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「最高に素敵」「幸せそう」「江の島、素敵なところですよね」などのコメントが寄せられている。
2024年04月08日タレントの堀ちえみが5日に自身のアメブロを更新。皮膚科の医師から言われたことを明かした。この日、堀は「レコーディングという、ひとつの大きな作業が昨日終わりました」と報告し「頭を今月20日のライブに切り替えて、いろいろと備えます」とコメント。「レコーディングが終わるまでは、いろんな意味でプレッシャーもあり、口角炎が出来て肌荒れはボロボロ」と明かし「それに加えて、検査結果の不安も抱えていたしね」とつづった。続けて「皮膚科の先生からは、ストレスが原因だと言われました」と説明。夫・尼子勝紀さんから「ひとつひとつを乗り越えれていけば、ストレスから解放されるよ。深く考えなくても大丈夫だよ」などと言われたそうで、その後に肌荒れなどの症状が治っていったことを明かした。最後に「久しぶりのレコーディングに向けての、日々のトレーニングにより、喉もメンタルも強化されたようです」と述べ「何ごとも経験してこそ強くなれるものだから、また少し心もステップアップできました」とコメント。「さらに20日に向けて突き進もう」と意気込みをつづり、ブログを締めくくった。
2024年04月07日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「脳埋め込みデバイス」です。神経回路の損傷を補足するための脳インプラント。脳とコンピューターをつなぐブレイン・マシン・インターフェイス(BMI)を開発する会社「ニューラリンク」。1月末に初めて人間の脳にデバイスを埋め込む臨床試験を実施したと、創設者のイーロン・マスク氏が発表しました。被験者は、直接手を動かすことなく、思考するだけでコンピューターのカーソルを動かせるようになります。ワイヤレスでそれが可能になったというのは画期的なことでした。脳に埋め込むとはいえ、ニューラリンクが接触するのは、体を動かす機能に関わる大脳の外側部分です。頸髄を損傷したり、筋萎縮性側索硬化症(ALS)などにより、四肢を自由に動かせない患者が、PCやロボットアームなどの機器を操作できるようになることを目的に開発しています。ですから、イマジネーションなど、いわゆる思考そのものに携わる脳の深層部に働きかけるわけではありません。BMIの分野は、今世界で注目されています。日本でも大阪大学の平田雅之教授率いる研究室が、ワイヤレス体内埋込型BMI/ブレイン・コンピューター・インターフェイス(BCI)を研究しており、医療機器のベンチャーとして「JiMED(ジーメド)」を2020年に設立しました。ニューラリンクをはじめ、欧米のBMIは主に「侵襲型」といって、デバイスを直接脳に繋げて脳波を計測します。しかし、脳はデリケートな臓器ですから、直接埋め込むのは大変なリスクも伴います。日本では「低侵襲型」という、脳への負担を軽減した技術の開発を積極的に進めようとしています。低侵襲型は、侵襲型に比べて精度が低いといわれていましたが、最近の研究ではほぼ同等のデータを得ることが可能になりました。脳科学者の茂木健一郎さんは、これを機に、自分の脳への興味を深めてほしいと話していました。今後、議論が必要になるのは倫理の領域でしょう。研究開発がさらに進み、脳の思考を司る部分までもが人工的にコントロール可能になった時に、誰が何の目的でそれを使うのか。デバイスがハッキングされることはないのか。あらゆるリスクを考え、事前に議論をし、対策をとっておかないと危険だと思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2024年4月10日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2024年04月06日