メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「進路が決められない自分が情けない」という、セオリーさん(19歳・学生)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■セオリーさんのお悩み自分で決めたことをすぐに後悔してしまいます。現在、デザインの専門学校に通っています。自分で決めた進路なのに、デザイン関係の仕事に就きたいと思えなくなりました。周りには私よりもデザインが好きな人がたくさん居ます。パソコンを使う授業でもつまづきまくり、すぐに嫌になってしまいました。昔から何かを選ぶ時、優柔不断になってしまうのです。直感さえも分からず、やっと決めたのに嫌になるの繰り返し。もうすぐで就職もしなければならないのにデザインの仕事に就くのも怖い、自分がどんなことに向いているのかも、何をしたいのかも分からないです。親には高い学費を払ってもらったのに、中途半端な自分が本当に情けないです。どうしたらこの優柔不断で飽き性な性格を直せるのでしょうか。■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりセオリーさん、ご相談、ありがとうございます。今日は、セオリーさんにとって、耳の痛い話になるかもしれません。セオリーさんは、「自分で決めたことがイヤになって後悔してしまう」とのことですが、では、選ばなかった方に行ったら、後悔しなかったでしょうか。私には、「NO」と思えてなりません。人には、どちらを選んでも「後悔する人」と「後悔しない人」がいるだけのように思うのです。その違いは何かといえば、乱暴な言い方をすれば、選ばなかった方の「たられば」をある意味、現実逃避に使ってしまう人が後悔するのだと思います。うまくいかないことがあったとき「あっちに行っていたら、こんなことにはなってなかったはずだ、幸せになっていたはずだ」と決めつけて、あたかも手に入っていたはずの幸せを逃してしまったかのように、現実を嘆く…。その上、「選択が間違っていた」と自分を責めて後悔し、更に、その後悔する自分をも責めてしまう。親に迷惑をかけたことも含めて、何かにつけて自分を責めたいのだと思ってみた方がいいかもしれませんよ。もう自分を責めるのはやめにしませんか。 百歩譲って、間違っていたとしてもいいじゃないですか。やってみないとわからないことが沢山あります。違ってたら、変えてもいい。私たちは、日々、様々、経験して、自分の考えに反映してるのですから。人生とは面白いもので、今は無駄に見えても後になって、この為にあれがあったのか!となったりするものですよ。ちなみに、大体、迷っている時点で、決め手に欠けているわけですから、どちらを選んでも一緒だと思うのです。私も、どっちでもいいことが一番迷います(笑)。大丈夫、どちらを選んでも、きっと似たようなものでした(笑)! どちらを選ぶかより、どんなマインドで歩むかが重要なのではないでしょうか。もうひとつ、セオリーさんが、自分を「飽き性な性格」とおっしゃっているのに違和感があります。書いてくださっているような理由ですぐ嫌になったのなら、「飽きる」ではなく、「諦める」「挫折」の方がぴったりな気がするからです。そして、それが理由なら、失礼ながら、何をやっても嫌になるのは、無理ないかもな~と思ってしまいます。なぜなら、何を始めるにしても、最初から誰よりも好きで、うまくできるものなんてないと思うからです。「劣等感に耐えられない。そんな自分を見たくない」と言っているように、私には聞こえてしまいます。自分の中で好きなら、それでいいじゃないですか。最初からうまくいかなくてもいい。向いてる向いてないも関係ない。人よりダメだからといって、好きじゃないことにしなくていい。デザインも含め、これまでにも諦めたことがあるなら、もう一度、やってみませんか。もちろん、何をやるにしても、「周りよりだめな自分」を感じる時があるかもしれません。でも、今度は、そんな自分を受け入れて、そこからスタートしてみませんか。ちゃんと悔しさを感じて、力に変えてみませんか。そして、自分もゆくゆくは、できるようになる可能性を信じて、少しずつできるようになっていく自分を楽しんでみませんか。ちなみに、私も、今でこそ、ギターが楽しいですが、それまでに、うまくいかなくて2回挫折しています(笑)。今、思うに、その時はギターの楽しさを知る前に、できるようになる気がしなくて、諦めてしまったのだと思います(今も、うまいわけじゃないけど)。だから、楽しいものに出逢っていないだけかもしれませんし、わかる前にやめたのかもしれません。これまで挫折してしまったものも含めて、興味のあるものを、どんどん、何度だって挑戦してみましょうよ! 応援しています! 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年08月25日人気の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「仕事が長続きしない」という、さっちゃんさん(23歳・無職)。心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■さっちゃんさんのお悩み仕事が長続きしません。主に人間関係でつらくなって辞めてしまいます。人に馴染めず不器用で作業も接客もうまくいかず、いつも壁を作って逃げてしまいます。就職するのが怖いです。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりさっちゃんさんへ。こんにちは、心理カウンセラー心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。ああ…会社の人間関係ですよねぇ…。さっちゃんさんのご相談を読ませていただいて、私も人間関係が下手で会社の人たちに馴染めず、うまく付き合えずにひとりぼっちで行き詰まってしまい、会社の人たちに怯えて会社が怖くなり、仕事が長続きしなくて、履歴書は1枚では足らないほど離職と転職を繰り返してきた経験をしています。1日のほとんどを過ごす会社での人付き合いが苦痛で楽しくないって嫌ですよねぇ。そして、再就職を考えても、また以前の会社のような人間関係を繰り返すのではないかと想像するだけで就職するのが怖くなってしまいますよねぇ。実は、さっちゃんさんのような会社の人間関係がつらい方のご相談はとても多いので、何かお力になれればと思い、今回選ばせていただきました。ひとつひとつお伝えしていきますので、よかったらどうぞご参考にされてくださいね。さっちゃんさんのお悩みを読ませていただいて、私が感じたことは、「私は会社の人たちに受け入れられていない」「私は嫌われている」と、どこかでそう思い込んで決めてしまわれたのではないかなぁ…と感じましたが、いかがでしょうか? 私もそうだったのですが、「私は受け入れられていない」と思い込んでいると、会社の人たちが雑談で談笑していても自分のことを笑われているような気がして、自分で勝手にバカにされたようなミジメな気持ちになって、どんどん「ああ…やっぱり私は嫌われているんだなぁ、ああ…やっぱり私は受け入れてもらえないんだなぁ」と。落ち込んで、さらにそれを強く思い込み、いつの間にか自分の心に壁を作ってますます除け者になっていき、会社に行くのも会社の人たちと話すのも、とても怖くなってしまいました。そうなってしまうと会社でひとりぼっち感に包まれてしまい、孤独でとてもさみしくてつらいのですよねぇ。そこで、さっちゃんさんに気づいていただきたいのは、「どうせ、私は受け入れられていない」と思い込んでいると、意識がそちらに向いているので、「やっぱり私は受け入れられていない、の証拠」ばかりをついつい見つけて集めてしまいがちなのだということ。そんな風に心が偏って(片寄って)しまうと、「私は受け入れられている」こともあり、「私は受け入れられている、の証拠」も目の前にいくつやって来たとしても、まったく見えて来ないし聴こえてこないのです。ですが、どんなに心が偏ってカンチガイをして落ち込んだとしても、私たちは最初から受け入れられているのです。なので、「私は受け入れられていない」という思い込みをひっくり返して「私は受け入れられてもいい」「私も受け入れられてもいい」そして「私は受け入れられている。ということにする」ということ、「私は受け入れられている人である」ということを、もう思い込んでほしいと思います。そして、私は受け入れられている人であるのだから、会社の人たちに妙に怯えたり身構えたり壁を作ったりしなくてもいい、媚を売ったり異常な気を使わなくていい、ということ。そうして、自分と関わる人たちに助けてもらえたり手伝ってもらえる、ということを、もう受け取ってほしいと思います。仕事の人間関係がとても苦痛だった私も、これを自分にひとつひとつやっていきました。そして今では、ずいぶん楽な人付き合いができるようになりましたよ。まだまだ時たま失敗したり、以前のクセが出て来ちゃったりもしているのですが(笑)。「私は受け入れられている。ということにする」にして、さっちゃんさんが楽しく働けますように、私もお祈りしています。ご相談ありがとうございました。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年08月18日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。どうすれば人を信じられるのでしょうかという、もっちゃんさん(43歳・医療関係)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■もっちゃんさんのお悩みこんにちは。私には友人や恋人と呼べる人がいません。というより誰のことも信じられません。どうせ皆他に大切な人達がいて、私は取り残される、本気で相手にされないと思ってしまいます。とてもつらいです。でも、パートナーが欲しいので婚活を始めましたが、年上であることを理由に断られたりしてなかなか上手くいきません。今まで誰ともお付き合いをしたことがないので、それも恥だと感じています。一体どうすれば人を信じられるのでしょうか。アドバイスいただけると嬉しいです。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんより人を信じられないのはとても辛いことですよね。一度そういう心の状態に陥ってしまうと、たとえ誰かが好意的な態度を示してくれたとしても、相手を心のどこかで疑ってしまったり、素直に受け入れられなくなったりしませんか。きっともっちゃんさんも、どこかで気が張りつめて心が疲れてしまっているのかもしれません。ところで、「人を信じる」って一体どういうことでしょう。例えば誰かに「あなたを信じているよ」と言われた(もしくは思われた)としたら、あなたはどう感じますか? 相手の期待に応えなければならないようで息苦しい? 相手の機嫌を取らなくてはならないと感じる? もしくは、信頼されると嬉しくて自信を得られたり、何をしても許され見守ってもらえると感じる人もいるでしょう。この質問の答えから、あなたが「人を信じる」ということをどう意味づけているかが分かります。もっちゃんさんの場合、「あなたを信じてるよ」と口では言いながら、相手が自分を傷つけたり裏切ったりしないか、つい見張り続けたくなっていたのではないでしょうか。言葉と本音が裏腹なのは相手もきっとうすうす感じるでしょうし、自分も何だかしんどいですよね。「人を信じる」というのは自分を信じるということ。今回ご相談をいただき、改めてそう感じました。たとえ、もっちゃんさんが傷つくようなことがあったとしても、それを受け止めたり乗り越えられる自分を信じる。また、意に反して誰かを傷つけてしまっても、自分の非を認め、素直に謝れる心を持っていると信じる。もしくは、そうありたいと願う。その覚悟がないから相手を変えたくなったり、過剰に期待してしまうのかもしれません。自分で自分を幸せにできる力があると信じられれば、他人に期待することはかなり減るのでしょう。本当に人を信頼したいのであれば、この魔法の言葉を差し上げます。「私はもう自分を幸せにしてあげてもいい」あなたに本気で向かい合っていないのは、他人ではなくあなた自身かもしれないから。放棄してしまった自分の幸せの主導権、いつからだって握り直せますよ。ご縁のある人と繋がり、素敵な関係が深められますように。しあわせを願っています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年08月11日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「自信がない…」という、めろさん(25歳・販売)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスです。めろさんのお悩み自分に自信がなくて、決断しないといけないときに迷って不安になってしまい決められない。心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんよりめろさんは決断しないといけないときに決められない人なんですね。きっとめろさんは、自分で好きに決めたらいいことを決められなくておどおどしてしまい、相手に決定を委ねたり「どうしたらいい?」って聞いて「だから、めろさんの好きにしたらいいから!」ってイライラされちゃうタイプではないでしょうか。そしていつもイライラされるから、これ以上イライラされないように「自分で決めなきゃ!」と思う、けど、これでいいのか確信が持てなくて、他人の顔色を窺ってしまいまた苛立たれる。そして一層自分に自信がなくなって、小さく縮こまる。そんなループに嵌っているのではないかなと想像してしまいました。めろさんは私の決めたことは間違っている。私の決めることはうまくいかない。私の決めることは否定される。私の決めることは非難される。私の決断は笑われる。私の決断はバカにされる。そんなふうに思っていないでしょうか? もしかして、今まで生きてきている中で、自分の意見を否定されて恥ずかしい思いをしたことがあるのかもしれません。又は自分の意見を堂々と立派に語る人が身近にいて「自分はあんな風には決められない」と思い込んでしまったのかもしれません。何をきっかけにそれを思うようになったのかは分かりませんが、「自分は否定される」と思っているといろいろなことが決められません。「自分は認められる」と思っている人でも、出した意見を否定されることはもちろんありますよ? だけど、自分の決断=自分自身になっていなければ、自分の決断を否定されても自分自身を否定されたようには感じないものです。意見を出す側が確固たる自信を持って意見を出しているわけじゃないように、その意見を却下する側も、確固たる自信を持って却下しているわけじゃないことなんて多々あります。「(なんとなく)今回はダメ」「(なんとなく)根拠が足りない気がするからダメ」など、なんとなく提示された意見に反対することってあんがい多いものです。なんとなくなのだから、それに対して自分が傷つくなんてバカらしいことです。もちろん却下する側も、確固たる自信をもって「それはダメ」と言ってくれる場合もあります。それは相手に却下する根拠があるのだから、その根拠を教えてもらったらいいんです。なんとなく反対しているのか、確固たる自信をもって反対しているのか、の見極めは何度か相手の反応を受け取ってみないと分からない経験の域だったりします。いずれにせよ、自分がなんらかの選択をして相手に提示しない限り聞けない話ですですので、なにか決断の機会が来たら、なんでもいいから決めて、それを相手に伝えてみてください。そして、それに対する反応を受け取ってみてください。「決められないから困ってるんじゃないか」と言うのであれば、「AとBどっちがいいか決めて」と言われた時に最初に挙がった方を選ぶと、今の時点で決めておいてください。そして「Aがいいな」と堂々と伝えることを体験してください。「なんで?」と聞かれたら「なんとなく」って満面の笑みで答えたらいいです(笑)。大事なのは返ってくる時の相手の反応に慣れるということです。何度か繰り返しているうちに「なんだ、決めても大丈夫なんだ」ということが腑に落ちると思います。そのころにはきっと、AとB“自分は”どちらがいいのか、少しずつ分かるようになっていると思いますよ。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年07月28日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「こわくて結婚できない」という、やゆよさん(33歳)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。やゆよさんのお悩み付き合っている彼が結婚をしたがっていますが、私はこわくてできません。私はいつも付き合っている人と『ずっと一緒にいる』ということが信じられません。相手が冷めるか、自分が嫌になるか、という未来しか想像できず、結婚が良いものだと思えないです。本当はちゃんと幸せな家庭を持ちたいと思っています。でも、できる気がしません。今の彼も年下だし、頼りないし、いつも私はイライラして怒ってばかりで、こんなんじゃ続かないと思います。だからと言って、他の人だったら上手くいくとも思えない。私はどうしたら良いですか?心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりやゆよさん、こんにちは。高橋かのんです。せっかくそんなお相手がいるなら、結婚、してみましょうよ! と軽く言っちゃいます(笑)。やゆよさんもおっしゃっているように、これは相手が彼だからの問題ではなく、やゆよさんの中の問題のようですよね。本当は幸せな家庭を持ちたいけど、今の自分では、誰とでもそうできる自信がないという悩み。そもそもとして思うのですが、そんな自信や確信なんてなくていいのではないかと思うのです。「ずっと一緒にいたい」とは思っても、どうなるかは誰にもわからないのですから。今は、離婚も多々あることですから、もう少し気軽に考えてもいいのかもしれませんよ。とにもかくにも、今、せっかくここまで自分について感じているのですから、まずは、今の時点て、もう少し深く向き合ってみましょうか。私も、中学生の頃すでに、なぜか結婚しても離婚するだろうと思っていた記憶があります。その頃は漠然と思っていたのですが、今思うに、両親を見ていて、結婚にいいイメージが持てなかったからだと思います。離婚すればいいのにと思っていましたし、子供のために離婚できないと言っている母に、子供を思うなら尚更してほしいという思いと、自分が足手まといになっているような気がして、それなら、子供なんて産まなきゃよかったのにとさえ思っていました。やゆよさんは、何を見て、何を経験して、良いイメージが持てなくなったのでしょうね。そして、それは、本当でしょうか。疑ってみてほしいのです。実は、勝手にそう思っていることも多いからです。私の母も、結局のところ、父(もう亡くなっていますが)が好きなんだなあと今ではわかります。イメージって大事ですから、結婚っていいなと思えるご夫婦と、たくさん関わることもオススメしますよ。「いつも私はイライラして怒ってばかりで、こんなんじゃ続かない」とのことですが、そんなあなたを知った上で、彼は結婚したいと言ってくれています。素敵じゃないですか。そのままでいいということです。でも、そういう自分がイヤということであれば、イライラの原因も掘り下げて向き合ってみるのもいいでしょう。相談内容からの可能性としては、自分の頼りなさを嫌っているだけかもしれません。彼を頼りなく思って、自分がなんとかしなくてはと無理してがんばっていませんか? そんな自分が自分でも心許なくて苦しいのだとしたら、お互い頼りなくて共倒れになってもいい、という覚悟で自分でがんばるのをやめて、彼を頼りにしてみてください。自信がなくて結婚に踏み切れないことも相談してみるといいと思います。あるいは、実はないものねだりで、勝手にどんどん決めていくリーダーシップのある人より、少々頼りないくらいの相手がよくて、やゆよさんは自分が決めていきたい、頼りにされたいタイプなのかもしれませんしね。いずれにしても、まずは「彼が頼りないから、やっている」と思っていることをやめてみたらわかります。お楽しみに。さて、冒頭で、結婚してみればと言いましたが、実のところ、形は関係ないと思っています。してみればと言われて、どう感じたでしょうか。まずは、その答えに従ってみるのでいいと思います。大事なのは、二人の居心地であって、二人の今を大事にしていけばいいのではないでしょうか。でも、もしも、ここでお伝えしたことをした上でも、ずっと怖がって「してみたいけど、できない自分」を感じて、どうようかと悩み続けるのであれば、いっそ、してみてもいいのかもしれません。何事もしてみないとわからないこともありますからね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年07月14日人気の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「彼氏ができる気がしない」という、あやかさん(22歳・看護師)。心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。あやかさんのお悩み人見知りがあり、出会いもなく一度も彼氏いたことなく周りの男の人にはいい人。「幸せになってほしい」とか言われる始末で恋愛の対象にならないし、初めての人だと全然話せないんで、こんなんじゃ彼氏とか結婚とかもできない気がするので一生一人かなと不安に思います。男の人からは、好きとは言われるけれど友達としての好きだから、恋愛対象として見られてないというか…女の人として見られてないのが悲しいなと…。心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりあやかさん はじめまして 心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。あやかさんも人見知りさんなのですね。そうですよねぇ、恋愛や結婚ができなくて一生一人かなと思ってしまうと、なんだか楽しくなさそうですもんねぇ。私もすごい人見知りさんで初めての人にはうまく話せなくて、出会いも恋愛経験もとても少ないのですよ。なので、今回のあやかさんのご相談を担当させていただきたいなぁと思いました。そして、そんな私は22歳の時に女友達のお誕生会に誘われて珍しく出かけて行き、そこでひょっこり出会って、ひょっこり結婚しました。人見知りさんでも結婚できちゃうんですよね。自分でもびっくりしちゃいました(笑)人見知りは結婚できない、出会いはない、と決めつけてしまうと『ない』のほうばかりが見えてしまって、人見知りも結婚できる、出会いも少しはある、の『ある』のほうがまったく見えなくなってしまうのですよね。あやかさんは周りの男の人に『いい人』と言われるのですね。いい人ってどんな人なのかなぁと考えていたら、私も自分の気持ちを抑えて『役に立つ人』『面倒見のいい人』『お世話を焼く人』『悩みの相談に乗る人』と、そうやって『他人にとっての都合のいい人』ばかりをやっていたことを思い出してしまいました。役に立ちたくて『助けてあげる人』を一生懸命やっていましたが、もしこれをやっているのでしたら、自分で気づいて、もうやめてしまいましょうね。そして、自分の本当の気持ちに気づいてあげてほしいなぁと感じました。人見知りさんって、とても恥ずかしがり屋さんでシャイだから、もしかしたら自分の思いや気持ちを伝えるのがとても億劫で苦手なのかもですよね。そしてついつい弱みや欠点・弱点を隠してカッコつけちゃう、その気がないフリをしちゃうのかもしれないですよね。そこで、あやかさんにやってもらいたいことは、自分の本当の気持ちを知るということ。『私は◯◯が好き』『私は◯◯が嫌い』『私は◯◯が嫌だ』『私は◯◯が嬉しい』という感じで、まずは自分の気持ちを言葉にして身体から出してあげてほしいと思います。そうして自分が本当は何をどう思っているのか、何をどうしたいのか。そして、あやかさんのステキなところはどこですか? 弱みはなんですか? 欠点はどんなとこですか? 何がバレることが怖いですか? そんな自分の長所や短所、弱みや欠点を含めての『自分』を知って、自分をさらけ出して打ち明けてほしいなぁと思いました。ご相談を読ませていただいて私が感じた、あやかさんにつぶやいてほしい魔法の言葉は、・人見知りでもいい・一生一人でもいい・一生一人で不安になってもいい・いい人をもうやめてもいい・いい人をもうやらなくていい・ずうずうしい人でいい・恋してもいい・好きになってもいい・頼ってもいい・もう頑張らなくていい・もう我慢しなくてもいい・男の人に好きって言ってもいい・あなたのここに好意を持っています。と伝えてもいい・自分の気持ちを打ち明けてもいい・自分の気持ちを最優先にしてもいいです。どうぞつぶやいてみてくださいね。今日は七夕ですね。あやかさんの願いがどうか叶いますように。そしてどうぞ肩の力が抜けた自然体の自分でステキな恋にめぐり逢われますこと私もとっても楽しみにしています。ご相談ありがとうございました。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年07月07日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。職場でのたち振る舞いに悩むという、にゃんたさん(38歳・会社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。ひまわりさんのお悩みこんばんは。最近、職場で自分をどのように表現したらいいのかわかりません。仕事も卒なくやれているとおもいますが、他人の目が気になります。いや、むしろ嫌なこともハッキリ言いますから、自分を出していないとは思えません。年齢も高くなってきていますので、責任ある仕事も任せて貰えます。若い世代が多く、彼女らは楽しくやっていると感じてしまいます。また年上の人に対しても寛容でなくなっているなと思います。人数が少ない世代で、早くから厳しい仕事を求められたのに、今になって若い世代が甘やかされていてずるいと感じているのかもしれません。割り切った付き合いをすればいいとわかっていますが、周りがオープン過ぎるのに嫌悪感をもってしまいます。どのように考えたら良いでしょう。心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりこの状況をどのように考えたらよいか、とのことですが、まずこんな風に見てはいかがでしょうか。周りがオープンすぎるのではなく、にゃんたさんが心をぎゅっと固く閉じてしまっている。閉じていると、開いている人が気に障るように感じるものですよね。また、自分を出しているし嫌なことはハッキリ言っているとのことですが、もしかしたらそれは自分を表現しているというよりは、本音を違う形の変化球に変換するのが得意なのかもしれません。本当は仕事を頑張ってきたことを認めてほしかったり、若い世代には先輩としてもう少しリスペクトを持ってほしかったり、という腹が立つような寂しい気持ちが本音でありつつ、正直それが人に知れるとカッコ悪い。それを隠す代わりに強い態度で出たり、孤立することで自分を守ってしまうのです。つまりあなたが心を閉じてしまったのは、周りが分かってくれないと感じて、拗ねてしまったのかもしれませんね。心が閉じると、ますます本音が言えなくなってしまいます。その状態で「認められたい」という気持ちが満たされないままでいると、もっと大変な役割を背負うなど頑張り続けることで認めてもらえるまで周囲に無言のアピールをしたくなります。やりがいのある仕事に携われるのは素晴らしいことですが、仕事が本当に好きで頑張っている場合は、あまりそこは気にならないものですよね。他人の目が気になってしまうにゃんたさんは、周囲からどんな反応を求めていると思いますか? ありのままの本音をのぞいてみてください。たとえば…できる人だと思われたい正当に評価してほしい若い世代から慕われたいもっとリスペクトしてほしい頑張って来た自分をすごいって言ってほしいなどなど。ここで見つけた本音は、会社に入るずっとずっと前からあなたの中でくすぶっている思いかもしれません。社内ではなくもっともっと前に出逢っている人で、この気持ちをぶつけたい本当の相手がいるとしたら、それは誰だと思いますか? きっとあの頃は言えなくて、自分の頑張りを無言でアピールしたり、大変な役割を背負うことで認められようとしてきたことがあったかもしれません。ちょっと昔の記憶に意識を向けつつ、自分の気持ちに向かい合ってみてください。「私のことを認めてよ!」と言いたい人は誰ですか? そして本当は何て言いたかったですか? そこに気付いていくと、あなたが心を閉ざしてしまう時のパターンが見つかったり、強がりではなく本音で人と関われるようになっていきますよ。当然、社内のコミュニケーションも変わってくるでしょう。これはどんな状況でも当てはめることのできる「目の前の問題はダミー」という心のお話でした。参考にしてみていただけると嬉しいです。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年06月30日話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「片思い中、でも自分から動く勇気ナシ」というあずきさん(29歳・事務)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■あずきさんのお悩み私は、今片思いをしています。相手の方は習い事の先生です。ですが、その方は転勤されてしまいました。もうなかなか会えないし、諦めようと思ったのですが、なかなかあきらめることができません。だからといって、連絡先も知らず、何もすることができないし、する勇気もない自分に日々悶々とした気持ちでいます。諦めることも、動くこともできない私に、何かアドバイスお願いします。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりあずきさんこんにちは、心屋流心理カウンセラーの小林威之です。片思いの相手を忘れられず、かといって具体的な行動もとれない自分をもどかしく感じているのでしょうか? あずきさんは今のこの状況、現実をどう感じていますか? 恋に臆病になっていて意気地が無くつまらないと感じてしまう現実でしょうか。それとも、今は会えないけどもしかしたら何かのタイミングで会えるかもしれないし、その時のためにちょっとぐらい背伸びしたオシャレしてみようかな、とウキウキした現実でしょうか。同じ現実でも、あずきさんの感じ方考え方で、つまらない現実にも楽しい現実にもなります。もちろん、片思いの方にあずきさん以外の素敵なパートナーが現れるかもしれないし、ずっと連絡が取れないままかもしれません。もしそうなら、会えない片思いの人にずっと恋をしてウキウキしている自分ってバカバカしく思ったりしますか? もし今あずきさんの中にウキウキしている自分がいるなら、そちらの方を信じて欲しいのです。勇気が無く具体的な行動を起こせない自分を責めるのではなく、今度いつ会えるのかなとか、ちょっとキレイになったんじゃないって褒めてもらえるとか(笑)いい雰囲気でデートしているとか、そんな能天気なイメージを大切にしてみてください。そんなことをしても何も変わらないって思われるかもしれませんが、今見ている現実はあずきさんの心を映しています。あずきさんの心が沈んでいれば、つまらない現実に。ウキウキしていれば、幸せな現実に映ります。現実が幸せに映ると、今まで見えなかった幸せが見え始めます。今まで嫌だと思っていた上司が本当はいい人だったとか、周りの人が助けてくれたりとか。無理だと諦めていたことがなんとなくうまくいくんじゃないかって思えたりそう感じ始めたらドンドン現実がステキな方向へ変わり始めます。そして、もちろん落ち込むときもあります。かわいい洋服も買って、バッチリメイクもしてみて、髪型も変えてみて。そんなことしている自分がバカバカしく感じたりもします。そんなときほど、あずきさんがあずきさん自身のイチバンの応援団になってほしいのです。応援するって「がんばれー、がんばれー」って自分に叱咤激励するのではなく、「今日は元気でないんだね」「それでもいいよ」「ゆっくり休も」って、自分をヨシヨシと子供をあやすように癒してあげてください。グジグジしたネガティブな自分も大切な自分です。ネガティブな自分を否定すればするほど自分のことが嫌いになりますので。本気で恋をしているなら両思いも片思いも関係ありません。どんな恋もあずきさんをステキに輝かせてくれます。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年06月23日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「家業を継いであげたいがプレッシャーが…」という、はるさん(32歳・会社員)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスです。■はるさんのお悩み一年前に父の会社に入社しました。まったく経験のない仕事内容で自分の仕事を覚えるのに必死で一年なんとか乗り切りました。父は会社の経営を私に任せるといつも私に話します。働いている社員は自分より年上、私より経験もあり、そういった職員へ注意をしたり指示をださなければいけません。社員とはギクシャクし父からはお前ならできると言われます。家業を続けてあげたいと思いますが、自分ができる自信がありません。これからどうしたら良いのでしょう。■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんより私も自分の親の会社を継ぐか継がないかの選択権があった人間です。ですので、多少なりともはるさんの気持ちは分かるような気がします。その会社は祖父が共同経営で立ち上げた会社で、婿養子の父が跡を継いでいました。子供の頃から言葉で明確には言われないけど、婿養子をとってその人に会社を継いでもらうか、私が会社を継ぐかという“雰囲気”が漂っていました。雰囲気だけです。一度だけ、社会人になってから「うちの会社を継ぐ気はあるか」と聞かれたことがありますが、正式に継いで欲しいと言われた事はありませんでした。結局どうしたかと言うと、私は父の会社は継ぎませんでした。その後、経営がうまく行かず同業他社に買収されて(というか、買収してもらって)祖父達の立ち上げた会社はなくなりました。会社を継ぐなんて荷が重すぎると思って、入社もしなかった会社でしたが、継いでいたらとても大変だっただろうな、と思います。そんな経験を経て、私がはるさんに言いたいことは、はるさんが継ごうが継がなかろうが、大きな流れの中ではたいしたことではないということです。私の祖父も父も繋げるものであれば、繋いで行ってほしいという願望はあったと思います。入社はしませんでしたが、アルバイトに行ったことはあり、古くから勤めている社員さんに「3代目、頼むよー」って言われたこともあるので挨拶程度だとしても、社員さんの中でも多少の期待はあったのでしょう。私ですら感じていた「期待」です。はるさんは、その両肩にのしかかる「期待」を感じているのではないかな、と思います。はるさんは、「お父さんの期待を裏切ってもいい」って言えますか?繰り返しますが、はるさんが継ごうが継がなかろうが、大きな流れの中ではたいしたことではないです。ここにきて「継ぐのをやめる」って言うのもアリです。でも、数ある人生のなかで会社の経営者になるチャンスを持っている人もなかなかいないですよね。別の視点でのお話もさせてもらいたいと思います。私が最初に勤めた会社にも社長の血縁がいました。彼は同期入社だったので親しくしていましたが、分からないことは素直に聞いて、実直に働いていました。見た目は遊んでいそうな感じだったのですが(笑)その働きぶりと素直な性格に先輩社員たちもすっかりその彼のことを気に入っていました。「ちゃんとしなきゃ」という気負いがなかったのも良い影響を及ぼしたのではないかなと思います。こういう2代目なら歓迎されるんだろうな、というのも横で見ていて分かりました。社員さんたちは、雇われているということを分かっていますし、経営側に回ろうとも思っていないです。自分たちが安定して働き続けるために、後継者である、はるさんのことを疎んじたりはしないはずです。基本的には信頼したいはずですもん。そうは言っても、どうしたって長年勤めてくれている社員さんと比べたら、経験もスキルも足りないわけです。はるさんには求められてる役割が、社員さんとは違うんです。そして、現経営者であるお父様とも違います。だから「経営者としてしっかりしなきゃ」と思う必要はないです。継いでいくとしても魔法の言葉は一緒です。「お父さんの期待を裏切ってもいい」お父さんのような立派な経営者にならなくてもいいです。お父さんががっかりするようなトップになっていいです。ダメでできなくて、社員さんに甘えてばかりの経営者でいいです。できなくて、ダメで、甘えて、仕事してもらうそんな愛されるトップになってください。そしてそのできないダメダメなトップになった先に、自然と発揮される自分の底力を信じてみてください。大丈夫です。はるさんは、あのお父様に「おまえならできる」と見込まれている人なのですから。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年06月16日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「頼りない彼と結婚を考えられません」というみちさん(30歳・看護師))からのご相談に心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■みちさんのお悩み彼が頼りないひとで結婚を考えられません。年齢のことも考えるとあまり時間もなくて別れるかどうか悩みます。いい人で優しい人だけど頼りないし、私はあまり性交渉が好きじゃないのに求められ断るのも辛くなってきました。嫌いじゃないけど好きかと聞かれても正直わからなくて踏み出せません。私はバツイチ子供なしなんですが、元旦那といるときには悩まなかった内容で困ってます。またなんでも元旦那と比べてしまうのも嫌な自分がいます。よいアドバイスがあれば聞かせてください。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりみちさん、こんにちは。いかり屋圭子です。一言アドバイスするとしたら「彼に失礼だから別れたらいかがでしょうか」でした。失礼しました。この言葉を聞いて、みちさんはどう感じますか。 少し感じてみてくださいね。「いや、まだ別れたくないわ」もしくは「そうか、やっぱり別れたほうがいいか」のどちらでしたか。みちさんは、結婚に何を求めていらっしゃいますか。今の彼よりも頼りがいがあり、セックスを求めない方が現れたらその方に乗り換えますか。もしくは今の彼と同じだけれども高収入や、さらに条件がいい方が現れたらどうしますか。結婚に対して、人それぞれ求めるものや、イメージが違うと思いますので一概には言えませんが、結婚する前からセックスを断りたくて、そしてそれが辛いということですが、結婚したら更に、断ることに罪悪感を感じるのではないかと思います。彼のことを日々、「頼りない」と思い心の中で責めて、一方セックスについては罪悪感を感じる。そんな結婚生活になるかもしれません。どうでしょう? みちさんは、今の彼と別れないまま、ほかにもっといい人が現れたら、今の彼と別れて新しい人のところに行きたいのではないかと感じてしまいました。けれど、新しい出会いというものは「彼がいない状態」の時に来るものだと思います。世界は広いし、男性は多いし、みちさんはまだ若いです。みちさんは、きっと「損をしたくない」方なのかもしれませんね。みちさんの心の中にはまだ「元夫」の居場所があるのかもしれません。ある方の言葉によると、誰かと結婚したいかしたくないかは、本当は瞬時に判断できるものらしいですよ。人間も動物ですからね。直感が働くそうです。たぶん今のまま彼と付き合っていたら、遅かれ早かれ彼の方から別れたいと申し出るのではないかと思います。だから、みちさんは自分の気持ちがはっきりするまでしばらくウダウダとしていればよろしいかと思います。今回は辛口の回答になりました。そして、この回答を読まれて、みちさんがどう感じるかで決まるのではないかと思います。本当はみちさんの中ではもう答えは出ているのだと思います。考えてみてくださいね。そして「損してもいい」という言葉をつぶやいてみてください。損してもいい自分は何を選択するのか。損得ではなく、自分の心は本当は何を求めているのか。自分に聞いてみてください。答えは自分だけが知っていますよ。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年06月09日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「彼がネガティブ思考でツライ」という、なつきさん(27歳・会社員)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■なつきさんのお悩み初めまして。よろしくお願いします。私の悩みは、彼氏がかなりのネガティブ思考だということです。 気持ちの浮き沈みがすごく激しくて、なんの前触れもなく「今日はイライラしてるから」「ごめん、だけどほっといて」「誰とも話したくない」など、言われてしまう事が良くあります。そうなってしまった日はもうなにもできず、ただ気持ちが回復するのを待つことしかできないです。それが私にとってはかなり苦しいです。 彼氏にはすごく苦しかった過去があり、今もツライ状況にあるのを知っているので、ネガティブに陥ってしまうのは仕方がないとわかっているのですが、私は放っておくことができないです。なんとしても苦しみから救って幸せにしてあげたいです。前向きになってもらいたいから、自己啓発本を何冊も読んで勉強したり、今の彼氏のツライ現状を早く解決できるように、いろいろ情報を集めたり、微力ですが自分のできることから始めています。 心が楽になるような言葉かけも考えてメールするようにしていますが、ある日「口だけではなんとでも言える」と言われてしまいました。普段は本当に優しくて思いやりに溢れた素敵な彼氏なのですが…。これからも彼氏がネガティブになる度に、ただ心配して待つことしかできないのは本当にツライです。何に怒りを感じて、何にイライラしてるのか話してもくれず、ただ心を閉ざしてしまうので、もうどうしてあげたらいいのかわからず…。 頻度も多いのでこっちも本当に苦しいです。私はどうしたらいいでしょうか。やっぱり、ただ見守ることしかできないのでしょうか。どうか、アドバイスよろしくお願いします。■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりはい、どうもしなくていいので、見守ってあげてください。「しかできない」というより、それが今の彼へ最大級の愛情表現になると早く気づいてくださいね。何に愛情を感じるかは、人によって違います。もしかすると、なつきさんは、自分が辛いときにしてほしいことを、彼に押し付けているのかもしれませんよ。そんなすれ違いは、男女の間でよくあるパターンだと言えます。彼は、ちゃんとしてほしいことを言ってくれていますよね。その言葉をまずはちゃんと受け取って、尊重してあげてください。では、なぜ、そっとしておくことができないのでしょうか。ご自身でも書いていらっしゃるように、それは自分が苦しいからです。じゃ、なんで、そんなに苦しいかと言うと、「ネガティブでいることは悪いこと、苦しいこと、早く脱しないといけないこと」と思っているからではないでしょうか。さらに、「ネガティブでいると○○になる」と思って、怖がっているかもしれません。何を心配しているのですか。その自分を感じてみてくださいね。つらいときに、必要とされない私はダメだ、愛されていないと思ってしまっていたり、救うことで存在意義を感じようとしているパターンもありますよ。頼まれもしないのに、彼の問題を解決しようと、もっと言えば、彼をなんとかしようとしなくていいのです。そうやって動くあなたから、彼にどんなメッセージが伝わっているかといえば「ネガティブでいるあなたはダメよ」になっている可能性が高いです。彼からしたら苦しいですよね。彼は、あなたが救わなければいけない人ではありません。ネガティブになっても、ちゃんとひとりで復活できるし、あなたを必要とするときには声をかけてくれると信じてくださいね。そして、その間は、彼の分もリラックスするつもりでゆったりと過ごして。楽しいことをしていたっていいのです。そして、実はもっと大事なことは「自分のネガティブな部分を許すこと」です。自分がネガティブになることも禁じていませんか? なってはいけないと思っていませんか? そんな自分の一部をないものとして切り捨てているから、彼がわざわざネガティブになって、見せてくれていると思ってみてください。無理やりポジティブになろうとせず、じっくりネガティブな自分も味わってみてください。先ほど「彼がネガティブになると何が心配で、何を怖がっているか」と聞きましたが、自分のネガティブを見る手始めにちょうどいいですね。彼のネガティブを問題視してなんとかしようとするのではなく、その彼と関わることで自分の中に湧き上がるネガティブと向き合ってみてくださいね。いやがらずに感じて、認めて、なんともしようとせずに、そんな自分がいるなぁとただ味わってみてください。そして、彼は大丈夫と信じてあげてくださいね。きっと、彼との関係も変わってきますよ。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年06月02日人気の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「嫌いなはずの母親と同じ行動を…」という、ハルさん。心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■ハルさんのお悩み娘たちから子離れしたいのです。夫、今年26歳になる会社員の娘、21歳大学生の娘、実両親の6人家族です。 母はいわゆる毒母で、ずっと支配、干渉されて暮してきました。その不都合に気づいてからは母に対する怒りでいっぱいです。しかし、私も娘たちのことが気になって仕方ないのです。口出しをするまい…とは常に意識しているつもりですが、娘たちの様子が心配でたまらないのです。成人した彼女たちを信頼する、見守る…って並大抵の努力ではないですね。世の中の母親はどのようにして乗り越えていらっしゃるのでしょうか。娘の職場、大学とも近場なので、私の方から一人暮らしをすすめるわけにはいかないので、その他のアドバイスがあればよろしくお願いします。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりハルさん、こんにちは。心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。そうですよねぇ…。お母様に干渉されて支配されて苦しんで来られた経験を持たれてあるからこそ、娘さんたちを苦しめずに子離れしたいですよねぇ。ハルさんにお尋ねなのですが、成人したお子さまたちを安心して見守ることができず、常に見張っておられるのは 何かが怖いからではないかなとお見受けいたしますが、母親のハルさんが娘さんたちを放っておいたら、どうなりそうで怖いですか? 誰に怒られそうですか? 誰を悲しませそうですか? 誰に恥をかかせそうですか? 実は、私にも24歳の社会人と22歳の大学生の二人の娘がいます。私も、もうほんとに子供たちには自由にしてあげたいと願いつつ、願いつつ、願いつつ…あれやこれやとついつい口出ししてしまっていました。そして私の母も、私に対して服装から行動・言動に生活態度、学歴や仕事に至るまで いちいち支配的に価値観を押し付けては、逐一口を出してくる人でした。それは正しくないからああしなさい、あなたは間違っているからこうしなさいと、今 思い出しても辟易します。そしてそんな母親そっくりな自分に気づくとげんなりと嫌気がさしてしまいますね。そんな私のように、子供を信頼して安心して見守ることができず、常に見張っている人は、頭の中に支配的で干渉しているお母さんが住んでいて、子育てにもいまだに いちいち口出しをされているのです。そしてお母さんに恥をかかせないように、お母さんの自慢の娘になれるように、お母さんに認めてもらえるようにと、子供たちを監視続けて口出し続けてしまいます。そんな自分の子供を信頼して安心して見守りたい方に効果的なつぶやきの言葉は…お母さんそっくりでもいいお母さんのようになってもいいお母さんみたいに干渉してもいいお母さんの期待に応えなくていいお母さんに恥をかかせてもいいお母さんに怒られてもいいお母さんに嫌われてもいいこれらの言葉を幾度もつぶやいていると、子供たちのママの私が、まず、自分の頭の中に住む母親の口出しから自由になっていきました。そうして自分の好きなことを好きなようにするようになりました。今までやってみたいのにやってみなかったことも、自分で選んでできるようになりました。そうすると、目の前の子供たちが、ママの私の期待通りにいかなくてがっかりさせるようなことをしても、笑われたり恥をかかせたとしても、ママの私がどうにかしてあげなくても、子供たちは自分たちでそれぞれいろんな経験をして、自分たちの幸せへと辿り着くのだなぁと思えるようになりました。ハルさんもどうぞ幾度もつぶやいてみてくださいね。そのうち、なぜか笑えるようになっていきますからね。今回このご相談を担当させていただいて、自分の子育てと自分自身を振り返られることになり、いくつも気づかせていただくことができました。ハルさんご相談ありがとうございました。どうぞハルさんが笑って、今までやってみたかったことや好きなことを のびのびと自由にゆるやかに楽しまれる日々を過ごされますよう楽しみにしています。
2015年05月26日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。事実ではないことを周りに言いふらされているという、ひまわりさん(35歳・福祉)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■ひまわりさんのお悩み小さい頃からずっと苛められています。それもパターンがあって、私に嫌なこと言われたとか、たたかれたとか、事実ではないことを周りに言いふらし、同情を得ています。私の話は誰も信じてくれません。死にたい、死にたいと思いながら、生きていたらいつか良いことがある! と思ってきましたが。どうしたらよいのでしょう。相手は憎くありません。なぜそのようなことをするのか、どうしたら止めてもらえるのか知りたいです。私の何が相手にそうさせるのでしょうか? 弱さ? よろしくお願いします。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりこんにちは。周りの人に事実ではないことを言いふらされても相手は憎くないというのはあなたの本音ですか? 私も幼少期から中学生くらいまでは特に気が弱くて、自分の気持ちを主張できず、相手にあることないこと決めつけられてしまい何も言い返せない、という時期が続きました。いわゆるいじめにも遭いました。どうして自分はこうなんだろう? と責めたり反省するばかりで、今思えば周りの人たちに魂をまるごと渡してしまったかのような人生を送っていました。ご相談を読ませていただいた限りでは、あなたの周りの人が本当に事実を言っているのか、そうでないのかは私には確認できません。ただ、もし本当にそうであれば、そんな風に他人に粗末に扱わせているのが自分自身であることに少しずつ気づいていく必要があるのかもしれません。あなたはいつの間にか、どうせ自分は価値がない人間だと思い込むようになってしまってはいませんか? 自分が自分をそうやっていじめてしまっていると、他人にも自分を粗末に扱うことを許してしまいます。それはあなたが望む生き方でしょうか。生きているといいことがある。本当にそうでしょう。そして、もしそのいいこと=生きてて良かった、と思えるためには、自分の気持ちを少しずつ表現することを諦めないでみてください。ちゃんと「やめてほしい」「そうされると悲しい」と、自分の気持ちを相手に伝えてみるのです。伝えて初めて、事実関係が確認できます。もしかしたら悪いように言われていることがあなたの思い込みであることも分かるかもしれませんね。自分は嫌われている、というメガネをかけていると、他人の行動が全て自分の悪口を言っているように見えてしまうことがあります。そしてもし実際、悪く言われていたとしても、やめてほしいと言う勇気を持ちましょう。揉めてもいいのです。言いたいことを言って嫌われることもあるでしょう。たとえ、都合が悪い思いをしても、傷ついても、自分が自分の応援団であることです。そのためには、まず、ちゃんと怒ってください。自分のために。怒りは自分を守る感情でもあります。怒れない自分を責めるのではなく、誰かを責めるのではなく、「私はこう扱われて腹が立った」と自分の尊厳をちゃんと守ってあげるのです。悔し涙を流してみてもいいです。ここに相談できるあなたは、ちゃんと感情を感じられる人です。こうしたい、こうなりたい、が分かる人。だからこそ、自分の感情に嘘をつかない練習をまずは始めてみてくださいね。あなたは好きな人と楽しい時間を通してもっともっと豊かに人生を生きられる人ですから。応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年05月19日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「子どもができなくて悩んでいます」という、ななさん(29歳・営業)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスです。 ■ななさんのお悩み結婚2年目、子どもができなくて悩んでいます。1日も早く子供がほしいと思い、結婚半年から不妊治療を行っております。特に悪いところは見つからずタイミング指導を受けています。仕事もあり、体力的に疲れていていいタイミングでできなかったり生理が来てしまったりしたときの落ち込みやイライラが募る一方で、最近は小さい子供を見るのも嫌になってきてしまった自分がいます。子供は好きなはずなのに、友達の妊娠報告やSNSなどでの子供の誕生日やイベントの投稿を見る度に悲しい気持ちになってしまいます。このイライラが体によくないんだと分かりつつも、このまま子供ができずに旦那や親をガッカリさせてしまうのではないかと不安です。ちょっと風邪をひいたり花粉が辛くても、妊娠してるかもしれないと期待して薬を我慢しなくてはいけないときは、こんなにまでしてなんで子供がほしいのか分からなくなるときもあります。周りから祝福されたり友達と子供の話で盛り上がったり、それがしたいためだけに子供がほしいと思っているのか、自問自答の日々です。どうしたら気持ち穏やかに過ごせるのでしょうか。このままでは、いつもは穏やかで優しい旦那との仲も悪くなってしまうのではないかと不安です。よろしくお願いします。■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんよりもしかしたらななさんは、心のどこかで、子供を持てない自分は『不完全』だ。と思っていませんか? 中学を卒業したら、高校へ行って。高校を卒業したら、大学へ行って。大学を卒業したら、ちゃんと稼げるように働きなさいね。ほどよい時に、贅沢は言わないから、普通の人と結婚してね。しばらくしたら、孫の顔が見られるのよね。「おばあちゃん」なんて嫌だけど、孫の顔は見たいわ。ななにはそういう「普通の幸せ」を歩んでもらいたいの。そんな「幻聴」が聞こえていませんか? 「だんなの期待を裏切ってもいい」「親の期待を裏切ってもいい」「子供が産めなくてもいい。それでも私は愛されている」そう呟いてみてください。どんな気分になりますか? 「このまま子供ができずに旦那や親をガッカリさせてしまうのではないかと不安です」と書かれていますね。ガッカリさせてしまいそうで不安なんですよね。そうですね。ガッカリされるでしょう。子供がいたらよかったなぁと思われるでしょう。でもそれは、ななさんが楽しんで生きていて、ななさんが笑っていて、ななさんが自分のことを大事にしているのが大前提だと思います。その上でさらにななさんの子供もいたら最高にいいなぁ、という願望なんです。こうするのが良い、と思われがちな“普通”や“一般的”にとらわれていると、ライフイベントの適齢期が来るたびに悩みに落ちます。学生を卒業して、一般企業で働き続けられない自分をダメだと思ってみたり。結婚適齢期を過ぎても結婚できない自分をダメだと思ってみたり。出産適齢期を過ぎても出産できない自分をダメだと思ってみたり。子供が教科書通りに成長しないのをダメだと思ってみたり。…キリがありません。たとえば私の場合で言うと、結婚適齢期を過ぎても結婚できていない女にあたるのかなと思います。やっぱり“人並みに”結婚したいと思う時もありますよ。“親の期待”に応えたくて結婚したいという思いを持っていた時もあります。一般的に結婚していた方が“良さそう”だから結婚したい、という思いが強かった時期もあります。いまはわりと落ち着いていて、「結婚してもしなくても、どっちもアリかな」という感じです。やっぱり友達と会えば、「結婚考えてる人とかいないの?」という話題になったりする時もあります。こういう話題も挨拶のようなものです。たんに「結婚していない」という状況なだけなのに、そこに×をつけていると、こんな話題にも過敏に反応したりします。「うん、私はいま結婚していないね。いつかするのもいいね。しないならしないで楽しくやっていけそうだよね」って思っていたら、素直に「いい人いたら紹介して」って言えたりするものです(笑)。ななさんもね。「子供がいてもいなくてもいい」「旦那や親をがっかりさせてもいい」と、呟きながら、子供のいない人生に思いを馳せてみてください。「がっかりさせてもいい!」と腹をくくれたらそれはそれでアリだな。とふっと肩の力がゆるんだりします。「でもやっぱり欲しいな」と思っても、もちろんよいです。そんなふうに揺れてもいいんですよ。気持ちは揺れて当然ですよ。欲しいものは欲しいんですもの。でも、なくてもアリなのかもしれない。そんなふうにあっちいってこっちいってとゆらゆらしていると、肩の力がふわっと抜けます。そんな時にきっといい知らせが届くものなんじゃないかなと思いますよ。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年05月05日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「やりたいことはあるが、将来が不安」というURさん(29歳・家事手伝い)からのご相談に心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■URさんのお悩み今、家事手伝いをしています。周りからは、すぐ結婚しても大丈夫というくらいしっかり家事をこなしています。実際、一度お見合いの話もきましたがこのままの私では駄目だと思い、お断りしました。 両親の応援もあり、何かにつけできない理由を探して、やりたかったけどやってこなかったことを仕事にしようと、できることから、今がんばっています。しかし、それはすぐに収入につながりませんし、自立できるかどうかも不安な仕事です。でも、できるやり方を模索しながらがんばっています。ですが、他の人から見れば家事手伝いに変わりないし、この夢がうまくいく保証もありません、こんなことをしていないで普通に働かないと駄目なのかなと諦めどころを探してしまいます。けど、もう諦めたくありません。こんな時は、どんな風に考えていけばいいのでしょうか? ■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりURさんへ、初めまして、いかり屋圭子です。今まで何かにつけてできない理由をつけてやらなかったこと、をやり始めたのですね。そして今度こそ諦めたくないのですね。けれど、それはすぐには収入に結びつかないし、うまくいく保証もないのですね。その不安な気持ちはわかります。けれど、URさん、やりたいことがすぐに収入に結びつかないというのは「当たり前」なのですよ。ですから、その「やりたいこと」を収入につなげようとするのをいったん横に置いておいてください。「やりたいこと」と「収入」を結びつけて考えないでくださいね。幸いURさんのご両親はURさんのやりたいことを応援してくださっているようですよね。今のURさんは「家事手伝いは職業ではない」「仕事をして収入を得るべき」「うまくいくことをやるべき」「このままの私ではダメ」「自立するべき」というような思いこみがあるように感じます。いかがですか。こんなに色々「べき」があると、身動きがとりにくくなりますね。まず、家事手伝いをしている自分についてOKを出してください。家事手伝いをしている自分で胸を張ってください。しかも「すぐ結婚しても大丈夫なくらいしっかり家事をこなしている」のですよね。それは素晴らしいことですよ。URさんが家事を受け持ってくれることで、助かっている人(家族)がいますよね。収入に結びつかなくても家事は立派な仕事です。逆に家事をする人がいないと外で働いてくる人は困るわけですから。自立についてですが、「自立しなければいけない」と自分にプレッシャーをかけるのは逆効果です。実家にいられる自分、応援してくれるご両親がいることを「ラッキー」に思い、いつかタイミングがくれば自立するだろうくらいに思っていてくださいね。人にはそれぞれタイミングがあります。ずっと親元で暮らす人もいれば、若いうちに自立する人もいます。それは自然な流れです。年齢を気にして焦らなくてもいいと思います。そんなURさんには「自立しなくてもいい」という言葉をつぶやいていて欲しいです。そして、やりたいことがあるのならば、親に迷惑をかけても、収入につながらなくてもやればいいと思います。そう、URさんに今足りないのは、そういった覚悟と勇気かもしれません。やりたいことをして、それを収入につなげられる保証は誰にもありません。けれど、成功していく人というのは「やり続けた人」です。失敗しても、そこで諦めずに続けた人が結果を出すのです。いつまで経ってもやり始めない人は失敗することもありませんが「収入に結びつく」こともありません。ですから、結果を恐れず、やりたいことを今やること。しかも、URさんには実家という居場所と家事手伝いという役割があります。今の状況に感謝しながらガムシャラにそのやりたいことに取り組んでみたらいかがでしょうか。私のことになりますが、30歳で離婚した時は専業主婦でした。離婚して初めて一人暮らしをして、すぐに父が他界してしまった為、実家の会社に2年勤め、その後32歳で転職しました。私は専業主婦と子育てが夢だったので、夢破れて、しかも心の深いところで頼っていた父を亡くして、一人で生きていけるのか大変不安でした。けれど51歳の今も自分で収入を得ていますし、ここ数年は自分がやりたかったこと、自分を活かせると思っている仕事をしています。46歳の時に会社が日本撤退して、急に仕事を失いましたが、やりたいことだけをしようと覚悟して、2年半くらいほとんど収入がない時期を過ごしました。けれど今こうして生きています。突出した才能も資格もありませんし、今も何の保証もありませんが、会社勤めの時よりも幸せで自分が喜んでいるのを感じています。会社が無くなった時に、安定した収入や、保証を得られそうな「会社に勤める」という選択肢を選んでいたら、今の人生はなかったと思います。怖くても先が見えなくても、やりたいことをやる、と決めて選択したことが今の状況を作ったと思っています。「保証がない道を進む」という損を受け入れる覚悟を、あの時無意識にしていました。そして、疲れがたまって苦しかった会社員生活も、日々目の前の事に取り組んでいたら、自ら辞めなくても自然に終わりが来ました。不思議なものです。人生は先の見えない冒険です。冒険が失敗しても、また立ち上がっていけばいいのです。収入に結びつけることを先に考えるのではなく、やりたいことをやる勇気を持ってください。収入も自立もきっと勝手に後からついてきます。そのタイミングは誰にもわかりませんが、神様は勇気を出した人を応援してくれると思います。想像できない奇跡は勇気を出した人のところに起こりますよ。これからも家事を楽しんで、親のすねをかじりつくしてやるくらいのつもりで実家に寄生してみてくださいね。いつか、ご両親とは別れる日がやってきます。それまで一緒に暮らせること、自分が好きなことをやらせてもらえること、応援してもらえることに感謝しながら、焦らず今の暮らしを楽しんでください。そう、URさんは「今のままでいい」「今の自分でいい」と思えた時に変化が訪れることでしょう。肩の力を抜いて楽しみにしていてくださいね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年04月28日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「自分から終わらせた不倫なのに苦しい」という、スモモさん(35歳・パート社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■スモモさんのお悩み35歳。最近不倫をやめました。でも、先が見えず…。不倫は反対派でした。まさか自分が? と戸惑いながらも恋は落ちるものなんだと、理性とは何なんだろうと考えさせる出会いでした。何も求められない関係。それを理解して周りにバレないように気遣ったり我慢したり。相手の奥さんへの罪悪感。でもコントロールできないダメな自分…。彼も私の苦しさは分かっているし、彼は離婚できない自分に同じように苦しんでいました。傷の舐めあいの様な二人だったのかもしれません。時々彼から、お前は俺のものだからなと支配欲のような失う怖さの裏返しのような言葉を言われ続け、私は何も求められないのに求められる苦しさと我慢の限界で距離を置きそのまま別れました。今でも好きです。でも、怖いです。ずっと悩み、苦しみ、その生活から解き放されたのに…スッキリしません。正しい選択をしたはずなのに…。お互いの幸せの為に選んだ道なのに…。結婚も出産もしたいから、未来のない不倫を卒業しようと決意したのに…。時間が解決してくれると頭では分かってます。自分の好きなこと、仕事に集中すればいいのもわかってます。自分磨きに時間を使えばいいとわかってます。でも、スッキリしません。先を考えれば新しい恋なんてできるのか不安ですし、彼が家族と表面的には何も変わらず幸せに過ごしていると思うと吐き気がするほどの嫉妬に襲われます。結局、彼を妬んで恨んでいるのでしょうか? 私が本心では求めていたから、いけないのでしょうか? その本心を不倫だからと言わずに、我慢していたからいけないのでしょうか? 今、自分が何を反省し、何に気付き、何を受け入れ、どこに向かっていけばいいのかわかりません。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりスモモさんへ、はじめまして心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。不倫されていたのですね。しかも不倫反対派だったのに…。そんな正当な自分と、間違ったことをしている不当な自分が戦っていて、不倫って苦しいですよねぇ…。私も過去に数年間不倫という恋愛をしていた経験があり、その頃ずるずると腐れ縁のようにお付き合いを続けている優柔不断な相手にも自分にも嫌気が差していました。そして、今のスモモさんのように自分で決めてお別れすることもできたので、今回のご相談を担当させていただきたいと思いました。スモモさんも書いておられますが、周りにバレないように気遣ったり我慢したり。そうなんですよね…。間違ったことをしているダメな自分の苦しい気持ちを誰かに話す勇気もなく、デートの時の飛び跳ねるようにうれしい乙女心を友人たちにのろけることもできず、自分の中に湧き出て来る気持ちは、お腹の中にどんどん溜まっていく一方でした。スモモさんも、さぞ苦しかったでしょうねぇ…。正しい良い子の自分と、間違ったことをしている悪い子の自分が裁いたり戦ったりしていて、そしてバレないようにビクビクとして、いつも罪悪感を連れて歩いているような、そして一番にしてもらえないミジメでかわいそうな情けない自分をまざまざと見せつけられることを繰り返す、そんなとても苦しくてさみしい思いをしていました。そして、私もスモモさんと同じで覚悟を決めて別れても全然スッキリなんてしなかったですよ。自分の存在を必要としてくれることや、役に立ててるような気分がうれしくて、自分で決めたとはいえ お別れしてからも大好きだったし、スッキリなんてちっともしなかったです。そして、数日後に気づいたのは、「ああ…そうか…私フラれちゃったんだなぁ…。大好きだったのになぁ…フラれちゃったんだなぁ…。さみしいなぁ…ミジメだなぁ…ひとりぼっちだなぁ…」と、あまりのショックで、わぁんわぁんと子どものように泣いて滝のような涙を流しました。お別れは私からお伝えしましたが、私を選ぶという行動を起こしてくれることもなく、結局はフラれちゃったという事実にやっと気づいて、ちゃんと傷ついて、それを受け容れることにしました。不倫というのは、満たされていない自分の心の隙間に入り込み、自分の存在や自分の価値、こんな自分でも役に立てることを、外に外に認めてほしいからするのだろうなぁ〜と、その時 私はそう思いました。ご相談内容全文を読ませていただいて私が気づいたことは、『正しい』『正しくない』というような判断基準が、スモモさんのご自分の本当の気持ちまでを裁いて我慢して抑えつけてばかりで、とても苦しそうに感じました。そして、スモモさんが もしも不倫ではない独身同士の恋愛だったとしたら、自分の素直な気持ちや本音を、我慢したり遠慮せずにお相手に伝えることは、できますか? 例えばこんな感じです。私は○○○がしたい。私は○○○は、したくない。私は○○○してほしい。私は○○○してほしくない。私は○○してくれてうれしい。私は○○されたようで悲しい。私は○○が嫌。私は○○が好き。私は○○が嫌い。そして、私を一番大切にしてほしい。私を大切に扱ってほしい。『正しい』『正しくない』よりも、スモモさんがスモモさんの気持ちを一番大切に扱ってあげてくださいね。そして、今すぐスッキリしないでもいいですよ。大好きなままでいいと思いますよ。どうぞ安心して、まだまだどっぷりと落ち込んでみてくださいね。そうすると、いつの日か今の私のように、あの頃の自分を懐かしがれる日もやって来ますのでね。スモモさん 苦しい胸の内をご相談くださって、ありがとうございました。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら 【注目】不倫の悩みは占いで解消! あなたを本気にさせたあの人、信じても良い?【不倫愛の結末開示!】 この不倫愛に隠された、あの人の本心や、2人の関係性を揺るがしかねない出来事を余さずお伝えします。 >>その他の不倫に関する占いはこちら
2015年04月14日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「完璧主義から解放されたい」という、よっちさん(33歳・小学校教諭)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■よっちさんのお悩み周りと自分を比べてしまい、羨んだり、妬んだりしてしまいます。人格者とまではいかなくても、そういう感情を持たないように生きていきたいのにできない自分は、どのようにしたら自分の感情を抑えることができるでしょうか。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりつい周りと自分を比べて凹んでしまうこと、ありますよね。劣等感を刺激されるといいますか。ただ、よく考えてみると、他人を羨ましい、妬ましい、と思ってしまうときというのは、「自分にはまだ発揮しきれていない能力や魅力があるんだよ!」とあなたの心が叫んでいるときでもあるかもしれません。誰かを妬むというのは、当然あまり心地よいものではありませんね。でもその負の感情も、あなたがあなたらしく生きようと願うからこそ湧いてくる、とっても大切な感情なのです。ご相談を読ませていただき、すこし不自然に感じてしまったことがあります。それは「そういう感情を持たないように生きていきたい」。「自分の感情を抑えたい」というところ。気持ちはとても分かります。つまり自分を不快にする負の感情はなるべく持たずに生きていきたいということですよね。もちろん、そう生きられたらきっと毎日穏やかです。誰だって負の感情はあまり感じたくないものですから。ただ、それが本当に幸せでしょうか。怒り、悲しみ、妬み…。いわゆるマイナスの感情をなかったことにしようとすればするほど、人は自分を押し殺し、心を鈍感にさせてしまいます。実際、そうしてきた人たちがどんなことで悩んでいるかご存知ですか? それは「やりたいことが分からない」「毎日が平凡すぎてつまらない」というものです。無難な生活を望んでいたにもかかわらず、自分の好き嫌いさえも分からなくなってしまい、無味無臭で、日々の小さな喜びも感じられないというジレンマに陥ってしまうのです。マイナスに針が振れないようにするということは、その逆の喜びや楽しみに対しても鈍感になってしまうということです。心が豊かな人は、針がどちらへ傾くことも許しています。毎日を楽しく豊かに過ごすためには、負の感情を味方につけてみることです。なぜなら、それこそ宝物だからです。誰かを羨ましいと感じたとき、心の中で「羨ましい~!」「悔しい!」ってちゃんと叫んでいますか? 「あの人ばっかりずるい!」「私だって〇〇なのに!」「私だって認められたい! 見てほしい!」お腹の中に湧いた感情をちゃんと受け止める、それが自分を大切にすることの基本の基です。そして、あなたが思うあなたの才能や魅力をちゃんと自分で認めてあげるのです。私だって結構イケてるのに! 実はこんなにすごいのに! って。まずは自己満足でいいのです。妬みが湧くときって、自分が自分を褒めたいときなのですから。こんな風に、自分の喜怒哀楽や個性をもっともっとあなた自身が楽しんで行きましょう。決して、湧いてきた感情をなかったことにしない。それが負の感情だったとしても。それができると、いま以上に人間関係が充実し楽しいものになっていきますよ。もめることがあっても、それをプラスに変えられるように成長したり、上辺ではなく、本心で語り合える人たちとどんどん繋がって行けるのです。そのうち、心から「大好き!」と思える人が増えるでしょうし、ひょっとしたらこれまであなたが羨み、妬んできたような人たちも大好きな人に変わっているかもしれません。なぜならそれは、気になる人はあなたの鏡だからです。あなたもその人たちと同じ魅力があるということに気づいてくださいね。もっともっと、突き抜けて、自信持ってはみ出していこう! そう、あの羨ましい人たちみたいに。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年04月07日話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、足の痛みの恐怖から自由に行動できず、精神的にも不安定になっているという、ミッフィーさん(音楽関係)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■ミッフィーさんのお悩み足の痛みの不安と恐怖で、立つ歩くの行動を制限してしまっています。常に足のことばかり気になってしまいます。鼻が締め付けられる症状で、精神科で安定剤を処方されていますが治りません。不安からきていると言われていますが、原因もよくわからず…。悲しい気持ちになったり、呼吸が落ち着かない症状などもあり、仕事もあまりしていないし、親に依存している生活で、心身共に不安定で不安や焦りが強くなってきています。悩みがごちゃごちゃですが、よろしくお願いいたします。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりミッフィーさんこんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。質問を拝見させていただきました。足の痛みから自由に思うような行動ができず、そのために精神的にも不安定になり、親に依存している状態から抜け出せずにいる現状から、ますます悩みが深まっているのでしょうか。周りの人が何気なく苦労なくやっていることが自分にはできないと感じるときほど、もどかしさが溢れてくると思います。そんなときに、人と比べてはいけないとか、オンリーワンだとか、感謝しようとか、無理やりポジティブな考え方をする必要はありません。ポジティブ思考は人生を明るく楽しく生きるためのとても素敵なツールですが、万能薬ではありません。苦しいとき、辛い時にポジティブ思考で乗り切ろうとするのは、息切れしている自分に鞭を使ってまだ走らそうとしているようなものです。ですので、苦しいとき辛いときほど、まずはそのネガティブな感情に寄り添うことの方が大事です。何がミッフィーさんを悩ませているのか、その正体を探そうとする必要は無いです。ただその感情から逃げずに寄り添う。じっくり感情を味わうところから始めてみてください。もしかしたら、自分のことをとてもミジメに感じるかもしれません。情けないだったり、恥ずかしいと感じるかもしれません。でもそういったネガティブな感情が、自分の中にあるのをちゃんと感じて受け止めてあげる。それが勇気だったり自信だったり、自分のことを信頼するだったりに変わってきます。将来に対する不安はお金持ちな人でも、健康な人でも、友達に恵まれている人でも、幸せそうな人でも、どんな人でも持っていたりします。ミッフィーさんは親に頼りきりになっている今の状態が、将来を不安にさせているのでしょうか。依存してはダメ、ちゃんと自立しないといけないと思えば思うほどドンドン苦しくなっていきます。なぜなら自立できていない自分を否定し続けているからです。自分自身を否定し続けると、自信も無くなり素敵な未来をイメージするのも難しくなります。ですので、依存している自分もちゃんと認めてあげてください。依存する自分を認めるとは、ちゃんと「助けてほしい」と伝えることです。親に限らず兄弟、職場の人、友達、もしかしたら初めて会った人でも、ちゃんと「助けてください」と伝えることです。嫌な顔されるかもしれませんし、断られるかもしれません。文句も言われるだろうし、面倒くさがられたりもします。でもそれでも「助けてください」と言ってみてください。依存している自分を認めると、自信が生まれて自立できます。矛盾しているようですが、人生の答えは思いがけない方向からやってきますので、諦めず自分のペースでゆっくりやってみてくださいね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年03月31日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「就職活動前で、どうしても自信が持てない」という、あずさん(大学生)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■あずさんのお悩み現在、大学三回生でもうすぐ就職活動が始まるのですが、どうしても自分に自信が持てず、「こんな自分は社会から必要とされていない」と、弱気になって、何も持っていない自分を責めてしまします。少しでも実力を身につけようと資格を取っても、全く満足できずに、「どうせ私なんて」と思ってしまいます。一旦こうして落ち込んでしまうと、就職活動自体に拒否反応を起こしてしまい、「やりたいこともないのに、働きたくない」と思ってしまいます。どういうふうに考えたら就職活動に前向きに取り組めるのでしょうか。教えてください。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりあずさん、こんにちは。心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。あずさんの文章はとても簡潔にまとめておられ、200を超えるご相談者の中でもすぐに目に留り、お答えしたくなりました。文章表現がとてもお上手ですね。もうすぐ就職活動が始まられるのですね。我が家にも大学生の娘が二人おりまして、上の子がやっと終わったところです。就職活動って、緊張しちゃって身構えてしまいますよね。どうしても自分に自信が持てずに、「どうせ私なんて」「どうせ私なんて」「どうせ私なんて」と、拗ねていじけて心を閉ざす無限ループにどんどん陥ってしまうのですよね。私も資格さえ取れば自信がつくと思い、次々と取得してみたりしましたが、貯金は減り、手応えのある自信を持つことができなくて、他の人みたいに必要とされたいのに必要とされない自分、不器用な自分、うまくできない自分、自信のない情けない自分をずっとずっと責めていました。「どうせ私なんて」と拗ねていじけまくって、自分の可能性を奪って、自分を閉じ込めて、閉鎖的に消極的に生きて来ました。そんなふうに、自分で自分をいじめるしんどい生き方をずっとしていました。ですが、今はとても楽に生きていますよ。就職活動に前向きに取り組みたいあずさんのお力になれればと思いますので、アドバイスをお伝えしていきますね。実は、自分が自分に「どうせ私なんて」と自分を侮辱して見下して卑下している限り、「どうせ私なんて」という位置に居続けるような現実の出来事が起こり続けます。「思考が先、現実が後」なのです。なので、私はまず思い癖・口ぐせをこんなふうに変えてみました。「どうせ私なんてすばらしい」「どうせ私はすばらしい」「どうせ私は愛されてる」「どうせ私なんて必要とされてる」「どうせ私なんて居るだけで価値がある」「どうせ私は愛されてる」そうすると、あれ? 私はすばらしいのかも…あれ? ひょっとしたら、私は必要とされてるのかも…あれ? もしかしたら、私は愛されてるのかも…という現実の出来事が見えて来ますので、ホントかなぁ…っと思ったり、照れくさかったり気恥ずかしかったりしましたが、素直に受け取ってみました。特に、「自分が自分をいじめる生き方」をしなくなるように、「どうせ私は愛されてる」は多めに呟くようにしています。今まで自分を卑下していた言葉や思い癖を上回るように、何百回、何千回も数えきれないほど呟き続けました。これは今でも時々自分に呟いているのですよ。そうやって、自分の内側をひとつひとつ自分で満たすこと。自信はないままの、そんな自分をそのまま認め、そのままさらけ出して、たくさんの失敗と恥をかきながら、時にすごく落ち込んでへこんだりも経験し、実際にひとつひとつ自分の身で行動し、体験して、自分で自信を育ててみましたよ。あずさんも「どうせ私なんてすばらしい」などの魔法の言葉をたくさん自分に呟いて、その言葉を胸に、ぜひ行動してみてくださいね。今回、このコラムが掲載される日は、女の子のお節句、ひな祭りの日なのだなぁ~と感慨深く思っていると、ふと懐かしいことを思い出しました。うちのふたりの娘たちが生まれた頃に、おじいちゃんやおばあちゃんはじめ、祖父母の姉妹に、ひいおばあちゃんやおじさんおばさんまでみんなでこぞって、ひな壇や鞠や被布をプレゼントしたがったのでした。子どもたちは、ただ生まれてきただけなのに、とてもとても何かをしてあげたかったようでした。あずさん。あのね、必要とされてないひとなんて、ひとりも居ないと私は思いますよ。よかったらお母さまお父さまに、あずさんの幼い頃のひな祭りのお話しをどうぞ聴いてみてくださいね。きっと心温まるやさしいお話しを受け取れることと思いますよ。どうぞあずさんがご自身のすばらしさを受け取られ可能性がひらかれますこと、楽しみにしていますね。ご相談ありがとうございました。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年03月03日画家の智内兄助による展覧会「智内兄助 展」が3月13日から4月12日まで、「ギャルリー ためなが 大阪」で開催される。智内は東京藝術大学で油彩画を学んだ後、80年代に入ると和紙にアクリル絵の具で描くという、日本画と西洋画の境界を越えた技法を確立。00年にはパリで個展を開催するなど海外に進出しており、昨年秋にはロンドンでも個展を開催した。その作品はロスチャイルド家で募集されるなど、世界中で注目されている。同展では「ユートピア(Utopia)」と題された作品群を展示。陣内が近年取り組んでいる、花々や山々といった日本人の原風景に迫っている。出展される主な作品は、夜空の青と桜のピンクのコントラストが美しい「天宮花明かり」をはじめ、「地の産声・室戸」「西予島の元」など。作品に共通して登場する色鮮やかな蝶が、幻想的な世界観を演出している。他にも、東京国立博物館の所蔵作品を参考に、神前や仏前に供えた花を描いた「立花 春夏秋冬」も出品される予定だ。中でも注目なのが、衣桁や屏風にたくさんの衣装を掛け並べた様子を描いた“誰が袖図”の一つ「秋草武蔵野誰ヶ袖」。これは江戸時代のはじめに多く描かれたもので、静物画として見るだけでなく、描かれた着物や香炉の姿に、そこには存在しない遊女などの人物を偲ぶことが出来る。なお、展覧会の前日である3月12日のレセプションには、智内も参加する予定だ。【イベント情報】智内兄助 展会場:ギャルリー ためなが 大阪住所:大阪府大阪市中央区城見1-4-1ホテルニューオータニ大阪1階会期:3月13日から4月12日まで時間:11:00から20:00まで休館日:なし
2015年02月27日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「完璧主義から解放されたい」という、ななさん(41歳・契約社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■ななさんのお悩み私は完璧主義から解放されたいと思っています。仕事ではミスが無いように、友人たちとのメールでは誤解を生まないように正しい文章で、など、どの場面でも常にきちんとしていようと思ってしまいます。常に相手の顔色を伺ってしまいます。そして、自分の思った通りの結果になると、とても気持ちがよく、反対にそれができなかったときは、ものすごく不安になり、自分のことをなんてダメなヤツだと責めてしまいます。達成したときの快感は気持ちいいものですが、そうでなかったときの不安に押しつぶされる時間がとても苦しく、完璧主義で自分を縛っていることが辛いです。アドバイスをどうぞよろしくお願いいたします。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりななさん、こんにちは。完璧主義から解放されて自由になりたい、一方できちんとしていなければという気持ちが働いてしまい、つい自分を縛ってしまうことが辛いのですね。自分が自分を見張ってしまう、そんな状況なのかなと思います。心が常に張りつめた状態が続くと、とても疲れますよね。本当はもっとのびのびしたいのに、皆みたいに仕事も雑談も自由に振る舞いたいのに、できない。気づけば毎晩のように「あれがダメだった」「こうすればよかった」と、その日あった出来事や雑談レベルの会話まで思い返してはひとり反省会など開いていないでしょうか。私はよくやっていました。つい自分を縛って監視してしまう。そんなとき心の中には、人には見せてはいけない本当の自分がいるのではないかな? と思います。その本当の自分とは、タイミングが計れなかったり、空気が読めなかったり、相手の期待に応えられなかったり…つまり「ダメ」な自分のこと。今は信じられないかもしれませんが、本当はその「ダメな状態」が実は、一番あなたがノビノビ幸せにいられる状態なんですよ。他人はそこを可愛いと思ってくれていたり、お茶目だと楽しんでくれているもの。ただ、今はご自身がそこを許せないので、他人にも見せてはいけない、認めてはもらえない、と、どんどんクローゼットの奥に押し込めて人には見えないところに隠してしまうのですよね。一旦他人の目を気にし始めると、いつの間にか言動の軸が自分の素直な気持ちよりも、他人目線になってしまいます。辛さの原因はここではないでしょうか。でも、もういい加減、完璧主義を卒業したいのですよね。そんなときは、頑張ってボロを隠さないでいてください。他人をもっと信頼してゆだねて、ダメなまま人に頼ってみてください。そして、他人のことももっと許してあげてみてください。たとえば…ミスを許す。既読スルーを許す。お店で不快な対応をされたときも「ま、いっか!」と言ってみる。予想外の反応が返って来ても笑ったり流してみたりする。すると徐々に、ご自分にもOKが出せるようになるでしょう。できない って言えるようになったり、多少ミスをしても「てへ!」と笑って元気に再出発できるようになったり。自分が作っている「べき」というルールが緩んだり。自分と他人を緩めてあげることで、周りはあなたのことを何とも思っていない(ダメな評価はしていない)ことが見えてきます。むしろ、そのままの状態で受け入れられている、ということを身を持って知ることができるかもしれません。そう、たとえあなたが完璧にできたとしても、できなかったとしても、周りは「いい意味で」そこまで期待していないのですよ。自分だけが自分を見張り他人を見張り、ダメ出ししている。「頼る」ということは、信頼を寄せるということ。相手にも、自分にも。「できない」を認めてもがっかりされない。「助けて」を言っても惨めにならない。むしろ、豊かになるかもしれない。そして、人は頼られ、誰かの役に立てると嬉しいもの。あなたがやっと心を開いてくれた、と喜んで手を貸してくれる人が増えるかもしれません。もうそろそろ、他人の懐の中に飛び込む勇気を持ってみてください。きっとあなたは思っている以上に愛され、受け入れられ、楽しまれているかもしれませんよ。これからの毎日がより楽しいものとなりますように。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年02月24日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「結婚に焦りを感じ始めてしまった」というめぐみさん(27歳・会社員)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスをいただきました。 ■めぐみさんのお悩みこのくらいの年齢の、独身女性にありがちだと思うのですが、将来への不安があります。私は子供のころからずっとなりたいと思っていた住宅設計の職業についています。なりたい職業がある、さらに希望通りの仕事につけている人なんて一握りだと思うのでとても恵まれていると思っています。担当したお客様家族に喜んでもらえることも嬉しく、そのためなら残業もそんなに苦ではありません。一方で、自分は? と不安になります。お客様のために休日出勤もあり、平日休みの1人暮らしで出会いもなく、友人にもなかなか会えません。年齢的にも第一次? 結婚ラッシュで、友人をうらやましく思ってしまいます。かといって流行りの街コンに行くタイプでもないし…と思ったり、自分磨きにかける時間がない! と言い訳して努力しない弱い自分もいます。自分が育ててもらったように、家庭もいつかほしいと思っているのにこのまま私は毎日会社と家の往復で1人で生きていくことになるのかな? と考えて不安で仕方ありません。■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんよりおっしゃる通り、そのくらいの年齢以降の独身女性にありがちのお悩みですよね。ひとつ質問したいのですがめぐみさんはどうして「結婚したい」のでしょう? もしかして「結婚」というものをしたほうがよさそうだ。と、思っていませんか? 世間的に、親のために、周りを見渡してもやっぱりそろそろ結婚をしておいたほうがよさそうだ。結婚していないと一人前と認められない。結婚もできない女と見なされる。そんな風に思ってはいないでしょうか。たしかに今の日本では一般的にそういう風潮があるかとは思います。でも、「結婚」が必要ない人っていると思うのです。結婚しない人生を選ぶ人がもっと増えたっていいのではないかと思うくらいです。めぐみさんは今、ずっとやりたかった仕事についていて充実していることかと思います。では、どうして今、そのやりたい仕事ができているの? って聞いたらどうでしょう? もちろん、自分でそうなるために努力した部分もいっぱいあるとは思いますが「たまたま」いまそのやりたいことをさせてもらえているという感覚はありませんか? めぐみさんが、結婚している友達をみて「いいなー」と思う感覚と。めぐみさんが、やりたいことができていない人から見られて「いいなー」と思われる感覚は同じなんです。たまたま、流れに乗ってやりたいことをしている。たまたま、流れに乗って結婚をしている。その人に必要な流れが、その人のためにやってきているんです。結婚の流れ、恋愛の流れが来ていない時に、なんとかして流れを引き込もうとするのは、川の流れを変えるくらい、エネルギーのいることだと思います。ですから、いったん「結婚」への執着を捨ててみるのも手ではないかなと思います。その上で、めぐみさんにひとつアドバイスをするとしたら。自分磨きをする前に、街コンに行ってください。そもそも「街コンに行くタイプ」ってなんでしょう? 「自分磨きをしてから」というのは「ヒトサマにお見せできる自分になってから」ということですよね。そんな風に思っていたら、いつまでたってもヒトサマにお見せできる時は来ませんよ。今のままのめぐみさんで、仕事ができる真面目な女が街コンに行ったら、浮くのかもしれませんね。でも、たくさんの人の中に似たような人がひとり紛れ込んでも、だれにも見つけてもらえませんよ。逆に言うと、そこはめぐみさんの個性が際立つ場なのかもしれません。もしくは、めぐみさんが想定する通り、その場所は馴染むことができず居心地の悪い場所なのかも知れません。行ってみないと分かりません。ですので、いまのそのままのめぐみさんの姿で。自分磨きをする前に街コンに行ってください。検討をお祈りしております。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年02月10日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、ミトンさん(33歳・美容師)から「横柄なお客様にどう接したらよいのか」というご相談に心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■ミトンさんのお悩み美容師をやっているんですが、お客様の中には、お客という立場を利用して権力を振りかざす人がいます。 素敵なお客様の方が沢山いらっしゃるのに、そういう方を担当すると振り回されて傷付いて何日も心が支配されてしまう自分がとても嫌です。 接客業だからどんな状況でも笑顔で接しなくてはいけないと思いますが、横柄で理不尽な人に笑顔で対応している自分にもゾッとします。 同僚達はうまいことコントロールして接客という仕事をこなしているのに、私はもうこれ以上傷付きたくないって気持ちでいっぱいです。 でもこれを乗り越えて頑張りたいので、どうしたら心を支配されずに済みますか? よろしくお願いします。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりミトンさん、こんにちは。いかり屋圭子です。お悩みを読ませていただきました。時々横柄で理不尽に権力を振りかざすお客様がいらっしゃるのですね。そして、不愉快な気持ちに支配されて傷ついてしまうのですね。思わず自分が美容院に行った時に、どんな言葉遣い、振る舞いをしているか思い返してしまいました。私は、美容師さん達より年長なことがほとんどなので、初対面でもフランクな言葉で話したりします。ですます調ではありますが、時々崩しますし、「雑誌を変えてもらえる?」のように伝えたりします。けれど、心の中ではアシスタントの美容師さんにも敬意を払っております。もし私がミトンさんの美容院に行ったらどういう印象を与えるのかしら。ミトンさんは、お客様のどのような言葉や態度に横柄さを感じますか。それは言葉遣いでしょうか。お話される内容でしょうか。それとも表情でしょうか。声の大きさや高さ? 思い出してみてくださいね。ミトンさんは、「接客業だから、どんな状況でも笑顔で接しなければ」と思っているようですが、そんなことはありませんよ。今までいろんな有名美容院にお世話になりましたが、人気があり、腕もいい美容師さんで、ニコリともされない方がいらっしゃいました。むしろ、感じが悪いかもしれない。けれど、腕が確かで非常に信頼できるので通っていました。考えてみれば、私などは、やたらニコニコ笑顔で話しかけてくるアシスタントさんよりも、笑顔がなくても、静かに黙々と作業してくれるアシスタントさんが好きかもしれません。話しかけずにほっておいてくれる方が好きかもしれません。お客様の好みは実はさまざまです。ミトンさんも、時には笑顔を作ろうとせず「真顔(まがお)」で接客してみてください。それでも特に何も問題がないことがわかるかと思います。「笑顔で接客するべき」は、もしかしたらミトンさんとその美容院の「べき」なのかもしれません。普段は笑顔でも、自分が耐えられない時は笑顔を作れなくても大丈夫ですよ。そして、横柄で理不尽な態度を見ると誰を思い出しますか? たぶん昔、そんな人が身近にいたかもしれないですね。お父さんでしょうか。お母さんでしょうか。その人の態度を見て、ミトンさんは「横柄にしてはいけない。理不尽なことをしてはいけない」と思ってしまったかもしれません。そんなことを自分はするべきではないし、あってはいけないと考えたかもしれません。けれど「横柄」も「理不尽」もこの世の中に普通にあります。ミトンさんがそれらを排除しようとすればする程、そんな人が目の前に現れます。ですので、ミトンさんも横柄で理不尽な人になってみましょう。それは職場でなくてもいいし、お客様の前でなくてもいいのです。そこは使い分けてもいいですよ。たとえば、お客様が全員帰られた後に、タオルを洗面台にぶつけて叫んでもいいですし、罵詈雑言を吐いてもいいのです。バーカ、バーカ、と悪態ついてもいいのです。むしろついてください。お客様に腹が立った思いに蓋をしないでください。理不尽さを感じたら誰でも腹が立つと思いますし、悲しくなります。それは自分のことを大切に扱ってもらえなかった悲しみかもしれませんね。そして、実はそのお客様の心にも「自分を大切に扱ってもらいたい」という思いがあり、たぶん人一倍であり、それが横柄な態度になっている可能性もあります。下からの態度で接してくるミトンさんにイライラしている可能性もあります。大切にされない自分を見ているような気がするからかもしれません。同じ根っこを持っているんですね。ミトンさんがご自分をもっと大切にすると、目の前から、横柄で理不尽なお客様がいなくなる可能性が高いですよ。お客様を大切にする前にまず自分を大切にし、扱うこと。それは宝石を扱うようにお願いします。下記の言葉をつぶやいてみてください。小さいミトンちゃん、大切にしなくてごめんね。(小さいミトンちゃんの部分は子供の頃に呼ばれていたニックネームでお願いします)小さいミトンちゃん、わかってあげられなくてごめんね。小さいミトンちゃん、もう大丈夫だよ。小さいミトンちゃん、怖かったね。小さいミトンちゃん、よく頑張ったね。もう頑張らなくてもいいよ。小さいミトンちゃん、あなたは大切な宝物だよ。ずっと一緒にいようね。いかがですか。どんな気持ちになりますか。今後、もしそのようなお客様に当たったら無理に笑顔を作らず、笑顔は封印して、心の中でこの同じようにつぶやいてください。大切にしなくてごめんね。あなたは大切な人だよ。わかってあげられなくてごめんね。大丈夫だよ。怖くないよ。心の中でつぶやくだけでいいです。何かが変わるかもしれませんから、お楽しみに。そして自分がお客様の立場になる時、たとえばコンビニで買い物をした時にも、「ありがとう」は言わず、笑顔も作らずにお釣りをもらってください。できるだけ頑張って横柄な態度をとってみてください。それでも大丈夫とわかるはずです。ここはコンビニさんの胸を借りてみましょう。そう、むしろ感じの悪い美容師さんを目指すのもいいかもしれません。技術と心があれば私のようなお客さんにはわかります。伝わります。Let's be 感じの悪い美容師! 応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年02月03日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「女性らしいことを楽しむことができません」という、智さん(19歳・大工)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■智さんのお悩み女性らしいことを楽しむことができません。服を買いに出掛けたり、メイクをしたりできないのです。ファッション誌を手に取ることにさえ罪悪感がありできません。でも、たぶん人並みかそれ以上に興味はあります。誰も家にいない時にならできます。物心ついた頃から、家計を苦しめてはいけない、病気がちの母を心配させてはいけない、両親の期待通りに生きなければいけないと、したいことを我慢してきました。それで、小さい頃から自分の身だしなみは後回しにして、全然気にもならないというふりをしてきました。今は自分の収入で欲しい物を買うことができるのですが、ずっと我慢し続けた19年が、私を自由にしてくれません。両親のイメージする私とは正反対の私が苦しんでいるんです。特に女性らしいことがしたい、という思いに一番締め付けられています。どうしたら罪悪感に勝てますか? この先、20代になる前にどうにか乗り越えたいんです。助けてください! ■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんより智さん、こんにちは。うん、うん、女性らしいこと、すればいいですよ。だって、せっかく女の子に生まれたんですもの。女の子を楽しみましょう! 自分のしたいこと、よーく、わかってますね。これは、できるできないじゃないのです。するだけ! 自分を縛ってるのは自分だけですから!! そりゃー、怖いかもしれません。だって、ずっと、してはダメだと思ってきたのですから。でもね、怖いけど、するの。してみるの。怖いのは、最初だけだから、ね。怖くなくなるのを待たなくていいの。他にも、したいこと、全部しよう。我慢してきたこと、全部しよう。自分の人生のハジマリ、ハジマリ。おしゃれにお金をかけてもいい。お母さんを心配させてもいい。両親の期待に応えなくてもいい、がっかりさせてもいい。わたしだけ楽しんでもいい、幸せになってもいい。デスヨ! お金を使うのって、ほんと、怖いですよね。私もね、18歳でひとり暮らし始めたとき、買うものがいっぱいあって、どんどんお金使って、使う自分が怖かった。ずっと、倹約、倹約で生きてきたから…。自分が、どんどんお金を使ってしまう人になっていくような、金銭感覚が狂っていくような気がして怖くて怖くてね、母親に泣きながら電話したことがありました。 号泣しながら「お金使っちゃうよー」って。そしたら、「面白い子だねー、必要なもの買うんだから、いいんだよー」って笑われました(笑)。で、今はね、「自分が楽しむためにお金を使ってもいい」って思ってる。というか、そこにお金を使うことが、みんなハッピーになることだし、一番いい使い方だってわかったから! それから、「両親のイメージする私とは正反対の私が出せない」ってことですが…ということは、これまでイメージ通り(だと思って)男の子っぽくしてきたってことよね。もしかして、お仕事も大工さんという男性っぽいものを選んだのかしら?! 実は、女性らしいことや格好にブレーキがかかって、男の子っぽくしている人の多くが、私のカウンセリング経験上、親に「男の子が生まれることを望まれた」って人か多いの。「女で生まれて、ごめんなさい」って思ってたりする…。でもね、だとしても、だからと言って、ご両親も女の子に男の子として生きることを望んでるわけじゃないと思いますよ! あなたが男の子の代わりをしなくていいの。ご両親に聞いてみてね。もしも、小さいときご両親に男の子っぽい服装を着せられたし、両親に聞いたら「男の子がよかった。男の子っぽくしててって言うはず!」と言うなら、100歩譲って言われたとして…そしたら、そろそろちゃんと教えてあげましょう。「私、女の子だよ」って。「現実みてよ、本当の私を見てよ」って言えばいい。「苦しかったよ」って言えばいい。そして、ご両親がどうあれ、もう本当の自分を見せていい。いつでもどこでも、本当の自分でいていい。本当の自分の人生を始めましょう! 女の子は楽しいですよー! カモーン! 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年01月27日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「子供を産みたいと思えない」という、ゆんさん(30歳・主婦)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■ゆんさんのお悩み子供を作るべきか…。できれば夫婦で暮らしていきたいと思っています。でも周りからは子供をつくるプレッシャーが。主人はあまり子供がほしいとは言いませんが、姪っこや甥っこにデレデレ。私は子育ては大変そうだし、ストレスがたまりそうで、全く子供がほしいと思えません…。子供がきらいなわけではなく、子供を見てかわいいと思いますが、自分で産んで育てたいという気持ちにまでならないのです。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりゆんさん、こんにちは。今は「子供を産んで育てたいという気持ちにはならない」これが今の素直な気持ちなのですね。普段カウンセリングやセミナー活動をさせていただきながら出逢う女性の中で、今はまだ子供を持ちたいという気持ちになれないと悩む人は、子供が欲しくて悩んでいる人と同じくらいいるように感じています。子供は天からの授かりもの。分かっているけれど、あれこれ考えてしまうのが人間ですよね。いま、ゆんさんが「子供を欲しいと思わない」という気持ちも「子供が欲しい」と同じようにごく自然な感情のひとつだと思います。ですから、今そう感じている自分に×を付けるのではなく、「私はそう思っているのだな」ということを肯定してあげてください。同じく、子供が欲しいと思っている人は、「私は欲しい」と思う気持ちを、他人や状況にかかわらず、まずは自分が受け止めてほしいと思います。「私は子供欲しくない!」「夫婦二人で過ごしていきたい!」…ああ、いま自分はそう思っているのだな、とただ受け止めるのです。そこに良い悪いのジャッジは不要です。他人の期待や常識に振り回されると、自分の気持ち以上に「べき」が基準になってしまいます。放っておくと自分軸を見失うばかりでなく、他人に受け入れられそうなことしか口にできなくなってしまいますよね。ここまで行くと、とても苦しいです。ですから、「べき」ではなく「『今は』欲しくないのだ」と感じている「自分」を認めてあげてください。その上で、もう一つ気になることがありましたね。それはご主人が子供好きであること。彼の気持ちを思うと、欲しくないと思ってしまっている自分が申し訳なく、後ろめたさを感じてしまいませんか。実は私自身もそうでした。ゆんさんが子供を欲しくないと思う理由は「子育てで大変そうだし、ストレスがたまりそう」とのこと。ここに子供というテーマを通して心の中にある不安があぶり出されているだけだとすると…? 問題は子供そのものではないことも考えられそうです。あなたは普段から我慢が得意だったり、相手の期待に応えようとしてストレスを溜めたりしていないでしょうか? もしくは一人で頑張ってしまい、気が付くと孤独を感じたりはしていませんか? もし子育てが始まったら、今以上に我慢を強いられるのではないかという不安に襲われてしまっているだけかもしれません。一旦子供のことは置いておいて、ご主人に甘えたり頼ったり愚痴や不満も含め、いろんな話をしてみませんか? そうする中で、勇気を出して今の気持ちを伝えてみてもいいかもしれません。何かを誤解したり、決めつけていることも、お互い分かって来るでしょう。ご主人との関係がより安心できるものになれば、今の悩みは悩みではなくなってしまうかもしれません。子供を持つ・持たないって、女性誰もが直面するテーマですよね。だからこそまずは自分の気持ちにとことん素直にいてあげてください。放っておいても人の気持ちは育っていきますから、結論は急がなくてもいいのです。まずは、今もこの先も、ご主人と仲良くお幸せに。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年01月13日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「結婚できるのかしら」とお悩みの、ぱんさん(31歳・医療職)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■ぱんさんのお悩み一度就職した会社をやめ、改めて専門学校に通い今の職業に就きました。仕事にも慣れ大変ながらも充実しています。しかし年齢を考えると常に頭にあるのは結婚のことばかり。現在彼氏もおらずそれが引け目のように感じます。周りは結婚して子供もいる友達も多く、置いていかれている気がしてなりません。これから愛する人と出会い結婚できるのでしょうか? 自分のペースでとも思うのですが。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりぱんさん、初めまして。心屋流心理カウンセラーの小林威之です。ご結婚についてのお悩みですが、ぱんさんにとって「結婚」とはどういうものと考えていますか? 結婚についてポジティブなイメージが湧いてきますか? それともちょっとネガティブなイメージが出てきますか? もしかしたらポジティブとネガティブが両方でてくるかもしれませんね。ぜひ紙に書きだしてみて、そしてその出てきたイメージとじーっと向き合ってみてください。意外と頭で考えていたときでは気づかなかった感情を味わえると思います。ぱんさんが本当に幸せと感じることは心からじんわりとしてきたり、嫌だなってネガティブに感じていたことは実はなんとなく上手く乗り越えられそうな気がしてきたり。自分が結婚に対して持っているイメージを再確認してみることで、もしかしたらどこかで拾ってきてしまった結婚に対する心のブレーキを無理なくゆっくり外せることがあります。そうは言っても相手がいないと始まらないと思われるかもしれませんが、ぱんさんにステキな結婚相手を見つけるコツを教えちゃいます。それはお付き合いしている、いないに関わらず男性と食事に行ったときには「おごってもらう」のです。当然お会計の時には財布を出さず、ニコニコしていて男性が支払い終わったら「ありがとう」と言う…。これだけです。ポイントはお付き合いしている、していないに関わらず男性なら年上、年下関係なく誰でもおごってもらってみてください。食事に限らず、コーヒーショップやコンビニでも構いませんし自動販売機で買うジュースでも構いません。そんなところから、男性であればチャンスがあれば誰でも構いませんのでやってみてください。そんなことをして結婚相手が見つかるのかと思われたかもしれませんが、ぱんさんはお仕事が充実されていてお忙しい毎日を送られてると思います。一旦就職された後、改めて勉強されて今の職場にお勤めということで、ぱんさんが本当にやってみたかったお仕事をされていることでしょう。とてもステキで素晴らしいことだと思います。ただもし、もしですが今、努力とか頑張りが強めになっているのであれば、そこを緩めていただくと結婚相手が見つけやすくなります。つまり、ぱんさんが頑張れば頑張るほど、周りにはダメでできない人が現れます。それは、ぱんさんが「頑張る」をするためには周りには「頑張れない人」が必要なのです。ですので、努力や頑張りつまり「自立」の部分を少し緩めて、人に頼りやさしくされるという「依存」の部分を増やす。その依存を増やすには「おごってもらう」のが効果的だったりします。「自立」と「依存」のバランスがぱんさんにステキな結婚をもたらしてくれますので、ぜひ愛され上手な女性になってみてくださいね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年01月06日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「大好きな彼が忘れられない」という、ゆうさん(20歳・学生)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■ゆうさんのお悩み7年前から一人の人を引きずっています。新しい恋をしたい。前に進みたいのですが、今でも忘れられません。いつまでもこのままではないか、と怖くなります。■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりゆうさん、こんにちは。ご相談いただき、ありがとうございます。そんなに好きになれる人に出逢えたこと、とても素敵だと思います。ずっと好きでいる自分に落ち込む必要なんてないですよ! そんなゆうさんに、「次は僕を好きになってほしい」と思う男性はたんさんいるんじゃないかしら。ところで、ゆうさんは、今、彼を忘れようと頑張ってないですか。実は、それ、逆効果なんです。なぜなら、忘れようとするときには、何を忘れるんだっけ?と忘れる対象、つまり、彼を思い出すように脳はできているからです。忘れようとすればするほど、思い出すようになってるんです(苦笑)だから、無理に、忘れようとしなくていいの。大切な思い出としてとっておいてね。しかも、いきなり嫌いになれるわけもないのだし、好きでいていいじゃないですか。彼を好きでいた一途でかわいい自分も一緒に、大事にとっておいてね。ちなみに、その頃の自分が嫌いだったり悔いがあると、引きずる原因になったりしますよ。例えば、本当の自分が出せなかったとか、あの時、ああしていれば…とか。ゆうさんは、どうかしら? そんなときは、自分を許すことから始めましょう。本当は、どうしたかった? どうできてたらよかった? でも、できなかった。悲しかったね。悔しかったね。うんとうんと感じきりましょう。でもね、それが、あの時の自分の精一杯だったんだよ。あれでも最高に頑張ったんだよ。もう責めなくてもいいよ。不器用で、けなげでかわいかったよ。きっと、次は、大丈夫。そして、次の恋に行くためにはだけれど…ゆうさんは、会った時にある程度わかる派かな。友達からだんだんと好きになっていく派かな。前者なら、そのうち、ある日突然、出逢っちゃうから大丈夫(笑)。 こんなことで悩んでたことすら、忘れちゃう。後者なら、彼より好きなれるかどうかって考えないで、いろんな人のいいところを見つけて、気軽にお友達を増やしていけばいいんじゃないかしら? それから 「恋はするものじゃなくて、落ちるもの」って名言があるように、好きな人を「見つけよう」と頭で考えてがんばるのはやめて、今の素直な気持ちに従って、まずは自分のしたいことをしてみませんか。 あなたがあなたらしく楽しんでいる姿は魅力的でしょうし、そんな中で、自然体でいられる人と巡り合えるのではないでしょうか。そうならなかったとしても、楽しいからどうでもよくなって…そしたら、そんなときに現れちゃうものくらいに思ってみて! そして、それが、また、その彼かもしれないし、人生何があるかわからないものです。ご縁があれば、また、チャンスだってあるかもしれない。それまでに、うんといろいろ経験して、キラキラしていましょうよ。最後に、心屋流らしく魔法の言葉として、ゆうさんが一番恐れていることから自由になるために、こんな言葉を呟いてみましょうか。「ずっと、一人でもいい」「好きな人ができなくてもいい」そして、次の恋に向けて、こんなのもどうぞ。「どうせ、私、惚れっぽいし~」確かに、恋は刺激的だし、毎日にトキメキやウキウキ、ハリをもたらしてくけれど、それが全てじゃないから。恋をしていても、していなくても、幸せに楽しく過ごしてね。そして、うっかり落ちてしまうであろう次の恋を応援しています!【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年12月16日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「元気で明るくなりたいのにどうしたらいいかわかりません」という、ゆかたんさん(26歳・会社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■ゆかたんさんのお悩み過去との付き合い方に悩んでいます。とくに過去の自分のあやまちや失敗にとらわれ、心がしんどくなる時があります。このモヤモヤを消化して元気に明るい私になりたいのですが抜けられず、どうしたらいいのかわかりませんので、仁さん、どうか助けてください。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりゆかたんさんこんにちは。心屋塾認定講師の小林です。仁さんに代わってお答えします。なかなかポジティブな考え方ができず、つい過去のできなかったこと、うまくいかなかったことに焦点を当ててしまうのがダメだと思われているのでしょうか? 確かにポジティブで明るいということは、エネルギッシュで生き生きしていて、周りの人からも認めてもらえそうな気がしますので、とてもステキではあります。しかし、ポジティブで明るければ全ての問題が解決するわけではありません。ゆかたんさんの仕事だったり、家族や友人のこと、パートナーのことだったり、やってみたいこと好きなことに対して全て「ポジティブで明るい自分」で乗り切ろうとすると、ガソリンが切れてしまった車みたいに動けなくなってしまいます。もしかすると、今「ポジティブで明るい自分」になりきれないなら、ガス欠をおこさないように心と体が、自然とブレーキをかけて温存していてくれているのかもしれません。そこで無理に動かそうとすると、心と体がついてこないので、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるかのように、全然前に進まないけど疲労感だけが残っている状態になってしまいます。ですので、まずは緩めるのは「ブレーキ」ではなくて「アクセル」の方であることを覚えておいてください。ブレーキを踏んだままでは、いくらアクセルを踏んでも前に進みません。今のままアクセルを踏むように、明るくなろうポジティブになろうとすると、ブレーキがかかっているので前に進まないのですが、ブレーキを外そうとすると「怖い」という感情が出てきます。この「怖い」が心と体のブレーキになっているんですね。「怖い」のまま、振り切るようにアクセルを踏み込んでポジティブに明るくしようとすると、ふとアクセルを緩めた時にこの「怖い」がやってきて、あわててアクセルをまた踏み込んでしまうんですね。この繰り返しがとてもゆかたんさんを疲れさせて、やりたいことだったのがある日突然つまらなくなり、好きだったものが見たくもなくなり、周りの目を気にしだして自信もどんどん無くなっていきます。ですので、まずはその「怖い」と仲良くなってほしいのです。また失敗してしまうという不安、また誰かを傷つけてしまうという恐れ、どんなネガティブな感情も大切なゆかたんさんの感情です。そんなネガティブなこと考えていてはダメって自分で自分を責めるのではなく、怖かったんだね、不安だったんだね、大丈夫だよ、きっとうまくいくよって、ゆっくり優しく声をかけてあげてみてください。ネガティブな感情から逃げるのではなく、ちゃんと向かい合うことこそが本当の勇気だと思います。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年11月25日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「自分の特技を活かして成功したい!」と悩むRioさん(25歳・介護員兼 音楽療法士)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスをいただきました。■Rioさんのお悩みこんばんは。北海道の音大OGです。私は小さい頃からピアノ講師が夢でした。しかしいざ社会人になると、大手の音楽教室は小遣い程度の収入。専門学校の保育科ピアノ講師さえ、空きがない現状。中学から音楽科で学んできた身としては、生活のためとはいえ介護をするのはいたたまれません。社会人3年目。いい加減、音楽を活かせる仕事がしたい。学生の時は声楽を学んだこともあり、TV番組の「うたのおねえさん」になりたいと本気で考えています。自分の気持ちに正直に、人生を成功させたいです!! どうか、哀れな小娘を救ってください。お願いします。■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんよりrioさんはピアノの先生になりたかったんですね。それは大手の音楽教室に雇われないとできないことなのでしょうか? 雇われてもお小遣い程度で食べていけないとのことですが、それでは現状の介護職との二足のわらじだったらどうですか? 両立させるには介護職はきびしいということでしたら、やりたい仕事をやるために「生活のための仕事」に転職してみたらいかがでしょうか? その上で、本業がお休みの時にピアノの先生をしてみるというのはどうですか? その選択肢の中には「開業」という手もあると思います。自分のおうちもしくはレンタルスペースでピアノ教室をはじめる。そんな本も出ていますし、ノウハウもネット上に溢れています。もちろん、その通りにしたからといってすぐに軌道に乗るわけではないと思います。お客様(生徒さん)に来ていただくためには、商品(講師としての自分)が魅力的に見える売り出し方も考えなくてはいけないでしょうし。教室をするための場所も整えないといけないでしょう。いずれにせよ、いろいろな努力を必要とするとは思いますがそれでも、夢だった仕事を現実のものとするための努力は楽しいものです。私も、心理カウンセラーを仕事にしよう。個人事業主としてやってみよう。と思った時にまず思ったのが、「食べていける気がしない」という不安でした。いままで自分でお客さんをとって、稼ぐという働き方をしたことがないのです。当然の不安だと思います。そんな時に、まず私がしたのは、「自分で自分を売り込んで、お客さんを集めて、お金をいただく」という練習をすることでした。具体的には、私の場合はパステル絵の教室を開いてみました。パステル絵の教室を開ける場所を探して、自分のブログで告知をして、集まってくれた生徒さんからお金をいただく。という「経験」を積んだのです。もちろん、ぜんぜん生徒さんが集まらなくて、ゼロの時もありました。人生はトライ&エラーです。うまくいかなかったら、「どうしたらうまくいくだろう?」と次の手を考えるのです。そういった試行錯誤をゲームのように楽しんでみることが、大事だと思っています。うまくいってもうまくいかなくてもいい。これ、試してみたらどうなるかなぁ? という軽い気持ちで挑戦することが、ひとつの失敗を大きく捉えすぎること無く、気楽に「ああ、だめだったなぁ。次どうしようかなぁ」と考えられるのです。そのために、生活の基盤は別で持っておく方がいいと私は思います。だから「両立」はいかがですか? と最初に提案させていただいたんです。生活するための収入源を確保したまま、やりたいことに挑戦する。やりたいこと一本でいけそうな気がしてきたら、生活のための仕事とピアノ講師の割合を変えていけばいいんです。ピアノ講師でもうたのおねえさんでもそうですが。「ひと晩寝て、目が覚めたらうたのおねえさんになっていた!」というものではないですよね。今いる場所でできる小さな一歩が必ず、どんなことでもあるはず。それを「こんなことしても…」と思って、やりはじめもしないからずっと同じ場所に居続けるのです。rioさんが今できる一歩ってなんでしょうね? スタート地点の「今」からゴールの「ピアノ講師・うたのおねえさん」に向かっていくにあたって、やるといいことを思いつく限り書き出してください。その中に今日、今からできることってありませんか? それをまずはやってみてください。「千里の道も一歩から」昔の人の言葉は何かと的を射ていると思いますよ。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年11月18日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、レオさん(33歳)からの悩みに心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。みなさんはご自分のことを「ダメな人間だ」と感じることはありますか? そしてそんな「ダメな自分」は「愛される価値がない」と責めたりすることはありませんか? でも、それって本当でしょうか。いかり屋圭子さんが、その心理の秘密について優しく回答してくれました。■レオさんのお悩み罪悪感をずっともっていて、どうしたら自分を許せるようになるか教えてください。 高校を中退してからずっと物事がうまくいかず、予備校を経て大検を受けたのに、大学も中退して、自動車学校やパソコン教室など、親にたくさんお金を使わせてきました。 今もメンタルクリニックに通い、お小遣いかせぎのアルバイトするのがやっとです。健康保険料の払込み用紙を見ると、払えない自分を無意識にダメだと思ってしまい、親に申し訳なくなります。自分を罪悪感から解放するには、どうすればいいでしょうか。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりレオさん、こんにちは。いかり屋圭子です。お悩みを読ませていただきました。罪悪感を手放せないのですね。高校を中退してからずっと物事がうまくいかなかったのですね。それは苦しかったと思います。実は私も同じように「人生が思うようにうまくいかない」という悩みをずっと抱えていましたので、少しは理解できるつもりです。レオさんは自分の事を、何事も長続きしない人間、お金を稼げない人間、親に迷惑をかける存在だと思っているかもしれませんね。そして、努力できないそんな自分を「ダメな人間」だと罰しているのかもしれません。けれど私には、学校を途中で辞めて、ご両親にたくさんお金を使わせるレオさんは、人生を自分の思う通りに「うまく」生きてるように思えるのです。そんなこと、あるわけがないと思いますか。いいえ、あるんです。自分はダメな人間だということを証明することを無意識のうちにうまくされています。レオさんは、今、親御さんにどう思われていると思いますか。たぶん「ダメな奴」と思われていると思ってはいませんか。それなのに、どんなに迷惑をかけても、お金を使わせても、ご両親はレオさんを見捨てないですよね。それは何故だと思いますか。レオさんがどんな奴でも、学校を途中で辞めても、長続きしなくても、お金を稼げなくても、健康保険料を払えなくても、無条件に「愛しているから」だと思うのです。もし、叱ることがあっても、怒ることがあっても「愛している」と思うのです。だから、もうレオさんもご両親の愛情をただただ無条件に受けとりませんか。ダメな自分でいることで、ご両親から愛されていないこと、ご両親が不幸せなことを証明しようとしなくていいのです。そして自分はダメな奴だと証明しなくていいのです。何故ならば、「愛されているから」、ご両親は「幸せ」だからです。自分は愛されていないと思っている人は、外側に価値を見つけようとします。それは学歴であったり、キャリアであったり、資格であったり、見た目であったり、収入であったり、ブランドものだったりします。けれど、自分は愛されていると感じられていれば、何もできなくても、何も持っていなくても安心して生きていられます。人に迷惑をかけることすら大丈夫だと思うはずです。愛されていると感じられている時、人は周りの人を信じられるし、周りの人を信じられる自分のことを信じています。ご両親が「ダメなレオさん」を愛していることを信じてみませんか。レオさんは「親に迷惑をかけている、親に愛されていないダメな自分」という無実の罪を償おうとしているように思います。そしてそれにより、償う対象のご両親を無意識のうちに「加害者」にしてしまっていたかもしれません。レオさんに無実の罪を着せた「加害者」です。もうそんな自分を苦しめることはやめましょう。何も償わなくてもいいし、何も証明しようとしなくてもいいし、そのままのレオさんでいいんです。そう「自分の思う通りにうまく生きてきた」というのは「罪人としての人生」です。罪悪感を持っている人は、その罪を償いながら生きています。レオさんの場合は、「自分はダメな人間」として生きることにより、自分の心を傷つけることが、償う方法なのかもしれません。けれど、どんなに償っても、そもそも罪はないのですから、刑期に終わりがありません。終わらせるのはただひとつ。「そもそも罪はなかった」と認めることです。認めていくには、無条件に親に愛されてもいい。親に迷惑をかけてもいい。ダメな自分でもいい。ああ、頑張って生きてきたなあ。これらの言葉をつぶやいていてください。愛されているダメな自分を受け入れ認めてあげると、ご両親の愛も信じられるはずです。ダメが全てではない、ダメなところもあるけれども、頑張って生きてきた、ずっと愛されていた自分を見つけるはずですよ。レオさんが思っている以上に、人間の愛って、ご両親の愛って大きいのです。レオさんがご両親を思うように、ご両親も思っていてくれていますよ。人生は思い通りにいってないと思っていたかもしれませんが、実は思い通りにいっている「道の途中」です。安心して心と身体を休めてくださいね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年11月11日