今年もまた、六本木ヒルズがひときわ華やぐ季節がやってきました。そう、東京国際映画祭が開幕しましたね。今年で23回目となる映画祭も、昨年同様、環境・エコロジーをテーマに様々な取り組みを行っていますが、その象徴的な存在がグリーンカーペット。映画祭につきもののレッドカーペットの代わりに敷き詰めたのが、環境に配慮したコンセプトを反映させたグリーンのカーペット。素材も回収されたペットボトルを使っているそう。今年もその上を、映画祭大使の木村佳乃、グリーンアンバサダーの杏らをはじめ、出品作品に関連したゲストたちが闊歩しました。中でも、超一級の存在感と迫力で他を寄せ付けなかったのがカトリーヌ・ドヌーヴ。今回は『8人の女たち』以来のタッグが話題となっている、フランソワ・オゾン監督作品『しあわせの雨傘』を持っての来日。堂々たるブラックの着こなしを日本のファンに見せてくれました。ドキッとするような透け感のあるシフォン素材のカシュクールドレス。フリフリ&フリンジの組み合わせは、やはり自分に相当自信がないと着ることのできない大胆なもの。デザイン自体はそれほど奇をてらったものではないけれど、素材と細部の飾りで、フォーマル感たっぷりに。こういう技は、日常の延長でちょっとした食事会やパーティに訪れる際に参考にしたいものです。そう、夜のお出掛けには、二の腕だって気にせず出しちゃいましょう!また、ドレスを着ることに慣れていそうな雰囲気を醸し出していたのは『海炭市叙景』の南果歩。薄いピンク色のドレープたっぷりのドレスは、ご本人の雰囲気にも合っていて素敵でしたが、何よりグリーンのカーペットにパッと花が咲いたような華やぎを加えました。やはりハリウッド俳優・渡辺謙の妻ということで、フォーマルな席に参加する機会が多いせいでしょうか。隣にいた谷村美月も、爽やかな肌の出しっぷりが印象的。ボーイッシュな魅力があるから、少しぐらい肌を見せてしまっても、いやらしくなかったので好印象でした。また、海外TVドラマ「LOST」で世界的な知名度を獲得したキム・ユンジンも登場。残念ながら、選んだドレスの色は、グリーンの上では沈んでしまうブルー。レッドカーペットだったらきっと鮮やかに映えたでしょうに、痛い選択ミスとなってしまいました。全体的に、今年のグリーンカーペット・ファッションでちょっと気になったのは、ゲストたちのドレスもエコ傾向にあったということ。主流はブラックドレスで、いずれもデザインは控え目気味。肌の露出も少ない傾向にあり、フォーマルな印象は極めて低いものがほとんどでした。映画でエコに貢献しようという映画祭のコンセプトは素晴らしいものですが、やはりここ一番というときは、眩しいくらいに華やかであってほしいもの。しかも、女優同士が“張り合っているのではないか?”と思わせるほどに、挑戦的だったり、冒険心あふれるものだったり、攻撃的だったりすると、見ているこちらもワクワクしたりして。そういう意味では、胸元がぱっくり開いた赤いドレスと金髪が新鮮だったモデルの冨永愛、アイディア次第で、“無駄なくゴージャス”“エコ・リュクス”なんてこともできますからね。ぜひ、来年、いえ、クロージングでは、エコでリュクスなドレスの競演を目にしたいものです!(text:June Makiguchi)特集「東京国際映画祭のススメ2010」■関連作品:第23回東京国際映画祭 [映画祭] 2010年10月23日から10月31日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2010 TIFFしあわせの雨傘 2011年正月第2弾TOHOシネマズ シャンテ、新宿ピカデリーほか全国順次公開© Mandarin Cinema 2010海炭市叙景 2010年11月27日より函館先行公開、12月上旬、渋谷ユーロスペースにて公開© 2010佐藤泰志/『海炭市叙景』製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】『チェブラーシカ』原作者ビックリ?日本の観客は「大人ばかり」【TIFFレポート】堀北真希初の究極悪女役「すごく悩みました」【TIFFレポート】創設者自ら試写会主催し鑑賞『ソーシャル・ネットワーク』会見【TIFFレポート】仲村トオル俳優デビュー25周年50度カクテル一気飲み「ファイヤー!」【TIFFレポート】大政絢&染谷将太が許せる「素敵な嘘」は…?
2010年10月27日開催中の第23回東京国際映画祭(TIFF)で映画『白夜行』(深川栄洋監督)が10月25日(月)、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで特別招待作品として上映され、主演の堀北真希、共演の高良健吾、船越英一郎らが舞台挨拶に立った。人気作家・東野圭吾の同名ベストセラー小説を原作に、迷宮入りした質屋殺し事件の被害者の息子・亮司(高良さん)と容疑者の娘・雪穂(堀北さん)が辿る重苦しい人生を描くミステリー。美貌の裏に自分がのし上がるために周囲を不幸に陥れることに躊躇しない素顔を持つ悪女に初挑戦した堀北さんは「原作がとても好きで、読んでなんとなくイメージはありましたが、いざ台本をいただいたらどうやって雪穂に近づいたらいいかすごく悩みました。自分で悪いことをするシーンのない悪い人で、一見、好感が持てるところもある。悩みました。でも挑戦だと思って頑張りました」。雪穂に献身的な愛を捧げる役どころを演じた高良さんも「人を騙し自分も騙すし…。親切な芝居じゃなくて、お客さんも騙しにかかっている。監督はとてもドS。キツかった。クランクアップが嬉しかったけど、こんだけきつかった現場だったから、次も乗り越えられると思った」とそれぞれ役作りの苦労をふり返った。一方、2人を追う刑事役の船越さんは「キャリアの半分以上、犯人を追いかける役どころでサスペンスに人生を賭けています。いつも役を生きることともうひとつ、観る人に分かりやすく楽しんでもらうことを心がけています。平たく言えば説明過剰な嘘臭い俳優です」とサスペンスに取り組むポリシーを吐露。「今回もそう思い、撮影初日に監督に伝えて『分かりました』とおっしゃっていただきましたが、(そういう部分は)ほとんど取り除かれてしまいました」と会場の笑いを誘った。『白夜行』は2011年1月29日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)特集「東京国際映画祭のススメ2010」■関連作品:第23回東京国際映画祭 [映画祭] 2010年10月23日から10月31日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2010 TIFF白夜行 2011年1月29日より全国にて公開© 2011 映画「白夜行」製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】創設者自ら試写会主催し鑑賞『ソーシャル・ネットワーク』会見【TIFFレポート】大政絢&染谷将太が許せる「素敵な嘘」は…?【TIFFレポート】C・ドヌーヴ舞台挨拶登壇も撮影切り上げ退場「たくさん撮ったわ」【TIFFレポート】ポール・ポッツ日本初野外ライブで美声とジョーク!ディズニーの本格3D映画『トロン:レガシー』山田優に続編オファー?
2010年10月25日映画『ソーシャル・ネットワーク』の来日会見が10月25日(月)、東京・千代田区のザ・ペニンシュラ東京で行われ、主演のジェシー・アイゼンバーグ、脚本のアーロン・ソーキンが出席した。世界中に5億人のユーザーを持つ世界最大のSNS(ソーシャル・ネットワーク)、Facebookの創設の裏側に焦点を当て、創設者マーク・ザッカーバーグ氏をはじめ、それに関わった人たちの人間模様をマーク氏に対して起こされた2つの訴訟を絡めて描く人間ドラマ。オーディションでマーク役を勝ち取って演じたジェシーは「メディアの注目を集めている存在だったから、彼の名前だけは知っていたけど、どういう人だとか、どういう顔なのかは知らなかった。現場では『本人の真似をするな、これはFacebook自身がテーマでもなく、ましてやマークの映画でない。これはいま、生きている同時代の人々の物語だから』と言われ、実在の彼らのことは意識しないで、臨んだんだ」とドラマ重視の役作りを吐露。マーク氏をはじめ多数の実在の人物を描いているが、実際に会ったり本作を観てもらったか?との質問には、アーロン氏が「マーク氏は映画館を借り切って会社のスタッフ全員に観せ、その後、みんなで飲みに行ったそうです。彼は19歳のときのことを描かれたことに複雑な思いもあったかもしれないけど、私たちにユーモアを持って接してくれました」。ジェシーも「僕のいとこがFacebookで働いていて、その貸し切った映画館で観たんだ。僕とマークの間に入ってくれたんだけど、試写の後に僕の演技に関して、『ナイスジョブ、なかなか良かった』ということだけ聞いた。本当は映画の感想を聞きたかったけど…」と照れ笑いで明かした。またFacebookについては、ジェシーは「個人としては入っていない。すでにインターネットにはすでに俳優としての僕の情報が載っているから、いまさらあえて載せなくていいと思っているよ」と話した。ジェシーは映画のPRとしては今回が初来日。本作は開催中の第23回東京国際映画祭でオープニング作品として23日(日)に上映され、ジェシーらはオープニングセレモニーから参加した。『ソーシャル・ネットワーク』は来年1月15日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:Yoko Saito)特集「東京国際映画祭のススメ2010」■関連作品:ソーシャル・ネットワーク 2011年1月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.第23回東京国際映画祭 [映画祭] 2010年10月23日から10月31日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2010 TIFF■関連記事:【TIFFレポート】堀北真希初の究極悪女役「すごく悩みました」【TIFFレポート】大政絢&染谷将太が許せる「素敵な嘘」は…?【TIFFレポート】C・ドヌーヴ舞台挨拶登壇も撮影切り上げ退場「たくさん撮ったわ」【TIFFレポート】ポール・ポッツ日本初野外ライブで美声とジョーク!ディズニーの本格3D映画『トロン:レガシー』山田優に続編オファー?
2010年10月25日開催中の第23回東京国際映画祭の「日本映画ある視点」部門に出品されている『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』の上映が10月25日(月)に開催され、主演の大政絢をはじめ、染谷将太、田畑智子、瀬田なつき監督が上映前の舞台挨拶に登壇した。ファンの間で“みーまー”という略称で親しまれ、シリーズ累計で100万部を突破した同名小説が原作。一緒に誘拐された過去を持つみーくん(染谷さん)とマユ(大政さん)が10年ぶりに再会して巻き起こす“事件”を描いた青春ストーリー。登壇陣が見どころとして強調するのは物語の持つ“二面性”。大政さんは「ピュアな恋愛の部分と残酷な部分が描かれていて飽きさせません!」とアピール。染谷さんもこれに頷き「かわいくて残酷な映画です。両面性を楽しんで」と呼びかけた。劇中、みーくんはマユを一途に想い、マユはわがままでみーくんを振り回すが、恋愛対象としては?という質問に大政さんは「一途に想われていて、マユは幸せ者ですよね。すごくいいな、と思います。マユもみーくんのことが大好きで…そういう関係が良いですね」と笑顔。「田畑さんはどうですか?」といきなり質問を振られ、やや慌て気味の田畑さんは「(みーくんは)痛々しいほどに頑張りますが、相手をそこまで想えるのって素敵だと思います」と回答。一方、マユのような女の子は恋人にしたいか?と尋ねられた染谷さんは「難しい質問ですけど…守ってあげたくなるかも」と考え抜いた末に回答。またみーくんが劇中につく嘘について「みーくんはマユのことを想って嘘をついて生きてる。素敵な嘘だなと感じました」と語り、大政さんも「相手を想う嘘ならいいかな」と頷いた。『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』は2011年1月22日(土)より角川シネマ新宿、シネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。特集「東京国際映画祭のススメ2010」■関連作品:第23回東京国際映画祭 [映画祭] 2010年10月23日から10月31日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2010 TIFF嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 2011年1月22日より角川シネマ新宿、シネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開© 2010 「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】堀北真希初の究極悪女役「すごく悩みました」【TIFFレポート】創設者自ら試写会主催し鑑賞『ソーシャル・ネットワーク』会見【TIFFレポート】C・ドヌーヴ舞台挨拶登壇も撮影切り上げ退場「たくさん撮ったわ」【TIFFレポート】ポール・ポッツ日本初野外ライブで美声とジョーク!ディズニーの本格3D映画『トロン:レガシー』山田優に続編オファー?
2010年10月25日23回目を迎える東京国際映画祭が10月23日(土)、東京・六本木ヒルズで開幕。国内の俳優、女優に加えてカトリーヌ・ドヌーヴなど海外の有名俳優たちも駆けつけ、グリーンカーペットを彩った。その顔ぶれとファッションを写真と共にご紹介!「第23回東京国際映画祭、開幕です!」と力強く宣言をしたのは映画祭大使の木村佳乃。スリットの入った黒のシックなドレスで登場した。映画祭グリーンアンバサダーを務める杏は、肩を露出した鮮やかなオレンジ色のドレス。共に笑顔で映画祭をアピールしていた。ちなみに木村さんをはじめ、今年のカーペットに登場した女優陣のドレスで、目立ったドレスの色は意外にも…黒!主演映画『白夜行』が出品される堀北真希も黒のドレスでピンヒールも黒で揃えて登場。『歌うヒットマン』の和央ようかは黒のロングドレスで熱烈な女性ファンから大きな歓声を浴びていた。『シュレック フォーエバー』に日本語吹き替え版の声優として出演している藤原紀香は上下一体の黒のレギンス・パンツルック。ナマ足でないことに男性だらけのカメラマン席からは一部ブーイング(?)も聞かれたが…、逆に脚がピタッと覆われているからこそ、その長さ&細さが際立っており、沿道の観客からは「細ーい…」と溜め息まじりの声が。話題のSF大作『トロン:レガシー』に出演しており、人気ドラマ「Dr.HOUSE」でもおなじみにオリヴィア・ワイルドはピタッとした黒っぽいミニワンピースで太ももを大胆に露出。そして大御所、カトリーヌ・ドヌーヴはシースルー素材の黒のドレスで優雅に登場。貫禄たっぷりにカーペットを歩いていた。では黒以外のドレスは?『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』主演の大政絢はチェック柄のポップなスタイルのドレスで登場。ハートのイヤリングもキュート!コンペティション部門に出品されている『海炭市叙景』の谷村美月と南果歩はそれぞれ白いワンピースとピンクのドレスで並んで姿を現し、笑顔で観客に手を振っていた。モデルの冨永愛は、ラジオ局J−WAVEの一団と一緒に姿を現し、背中のパックリ開いた紅色のワンピースで観客を魅了。「グルッと回って!」というカメラマンのリクエストに応じつつ「背中が好き?」と返し笑いを誘っていた。ほかには人気子役の芦田愛菜ちゃんが、『怪盗グルーの月泥棒 3D』の日本語版の声を共に担当した笑福亭鶴瓶と共に来場。お姫様のような装いで元気いっぱいの笑顔を見せつつ、綺麗にセットした髪が乱れないか気にする年頃の(?)女の子らしいしぐさに温かい笑いが起こった。男優陣では『白夜行』の高良健吾が“先輩”船越英一郎と共に堀北さんをエスコート。グレーのダボっとしたスーツの高良さんの髪は短く刈り込まれ、茶色っぽい金髪!『トロン:レガシー』の新星ギャレット・ヘドランドは映画の中の雰囲気と少し異なり、口ひげを蓄え、気さくな笑顔で共演のオリヴィアと共に沿道の声援に応えていた。もうひとり、新星といえばオープニング作品の『ソーシャル・ネットワーク』主演のジェシー・アイゼンバーグ。観客からは「ジェシー!」と歓声が上がっており、日本でも今後、ブレイクの兆しアリ?さてさて今年のグリーンカーペットで、最もファッショナブルだったのは?多くのゲストを迎えて今年も華やかに開幕した東京国際映画祭。会期は10月31日(日)までの9日間。六本木ヒルズアリーナおよびTOHOシネマズ六本木にて。特集「東京国際映画祭のススメ2010」■関連作品:第23回東京国際映画祭 [映画祭] 2010年10月23日から10月31日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2010 TIFF■関連記事:GACKTハリウッドデビュー作が東京国際映画祭で上映!デミ・ムーアと共演邦画&話題作にあの人の作品も…見どころ伝授!東京国際映画祭の楽しみ方映画のヒロインに変身!「TIFF」ヘアデザインショーモデル体験に1名様ご招待早くもオスカー最有力?『ソーシャル・ネットワーク』北米初登場1位!来日も決定函館から世界へ!谷村美月、南果歩ら東京国際映画祭コンペ出品会見
2010年10月23日映画『パラダイス・キス』のニューヨークでの撮影の様子を収めた画像と北川景子、向井理の現地でのインタビューが到着!原作とは異なる、映画オリジナルの結末が描かれるということでも話題の本作。N.Y.では、映画における「最も重要なシーン」の撮影が行われたというのだが果たして…?矢沢あいの人気漫画を原作に、都内の進学校に通う女子高生・紫(ゆかり/北川さん)がファッションデザイナーを目指すジョージ(向井さん)やその仲間との出会いをきっかけに、自身の将来に向き合い、夢への一歩を踏み出していく姿が描かれる。今回、紫がN.Y.を訪れるシーンが撮影されたが、5日間という短い期間の中でソーホーや5番街というファッションの聖地、さらにタイムズスクエアにセントラルパークなどN.Y.を象徴する場所でも撮影が行われた。それぞれモデルの卵、デザイナーの卵を8月の撮影開始から演じてきただけに、北川さんも向井さんも世界のファッションをリードする流行の発信地N.Y.での撮影に感慨深げ。原作では紫がN.Y.を実際に訪れるシーンは描かれておらず、今回のN.Y.ロケが映画オリジナルの結末に深く関わっているのでは?との推測も…。この撮影で、ほぼ全ての撮影を終えた北川さんと向井さんは現場でインタビューに応じてくれた。この「N.Y.篇」について北川さんは、撮影をふり返りこう語る。「正味5日間の撮影で、すごくタイトではあったんですけど、N.Y.の素晴らしいロケーションで撮ることができたので、そこはすごく良かったなと思います。天気とか色んなことも心配だったんですけど、ここまで順調にやってこれたので、本当にみんなに感謝しています」。さらに今回の映画を通じて、ファッションについてどのように考えるようになったのかについても聞いてみると「“オシャレには苦痛が伴うものだ”ということを再確認しました。動きづらかったり、ヒールがすごく高かったりするので、やっぱりオシャレでいることは大変。楽してオシャレはできないっていうのが分かりました」と苦労を明かすも、その一方でファッションの魅力についてこんなコメントも。「(五十嵐隼士演じる)イザベラの『キレイな洋服とか美しいメイクアップ、そういう装いは人に勇気や自信を与える』というセリフがあったと思うんですけど、本当に女性に自信を持たせてくれるのが美しい装いやヘアメイクだと、撮影を通じて思いましたね。台本を読んだときに『たくさんのエキストラさんの前で堂々と歩けるかな?』とか色々心配はあったんですが、本当に素晴らしいドレスがみんなのおかげで出来上がって、本当にキレイなヘアメイクとヘアスタイルだったので、そこで自信を持ってやることができたのではないかと思う。だから、ファッションは“女の子の味方”だと思います」。向井さんが演じたジョージは原作では青い眼で日本人離れした容貌を持ち、矢沢作品の中でも人気の高いキャラクター。この難役へのアプローチについてこう語る。「(原作を)読んだ人はそれぞれ声や動きのイメージを持っているので、そことの違和感を考えると身動きがとれなくなってしまいます。なのでそこは自分なりのものをやろうと割り切ってやるほかないので、何というか勇気みたいなものがいつも必要ですよね」。実は向井さんのお兄さんはファッションデザイナー。演じるに当たって相談はしたのだろうか?「デザインとかそういう細かいテクニックも大事ですが、ジョージというキャラクターをどういうふうにするかの方で、自分の頭の中はいっぱいだったので、結局相談しなかったですね。確かにファッションデザイナーという要素は必要なんですけど、人間として描きたい部分が多かったので、あまりそこで人に頼らない方がいいなと思ってやめときました、今回は」。また、初共演となった北川さんについてはこんな印象を明かしてくれた。「北川さんは今回お会いするのも初めてで。とても素直な方なので、わりと腹を割って話すこともできました。それは役柄として距離の近い関係性でやるにはやりやすかったなと思いますね」。最後に撮影で最も印象に残っていることについて聞いてみた。「ファッションショーのシーンですね。僕はあまり出なかったですが、北川さん含めプロの方々もいっぱいいて。ああいうことを見たことがなかったので、素敵だなと思いました。だから、出たかったなっていうのが(笑)。でも、ファッションに関する作品なので、どのシーンというより、やっぱりひとつひとつがとても細かくて、ファッションに対してスタッフの妥協が全くなかったので、それは素晴らしいことだと思いました」。果たしてどのような仕上がりとなっているのか?そして映画オリジナルの結末は――?『パラダイス・キス』は2011年5月、丸の内ルーブルほか全国にて公開。© 2011「パラダイス・キス」製作委員会■関連作品:パラダイス・キス 2011年5月、丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011「パラダイス・キス」製作委員会■関連記事:映画版『ケータイ刑事』に大政絢ら歴代ヒロイン3人!モーニング娘。も本人役で出演北川景子『パラキス』の受験生役への親近感語る向井理は強烈キャラにも手応え『パラダイス・キス』のアトリエ&登場人物の写真公開向井理はクールにイメチェン
2010年10月19日人気ドラマの映画版第3弾となる『ケータイ刑事 THE MOVIE3 モーニング娘。救出大作戦!〜パンドラの箱の秘密』の公開が発表され、6代目ヒロインの大政絢、7代目の岡本あずさ、そして12月から放送のシリーズで新ヒロイン(8代目)を務める岡本杏理が主演することが決定!さらに、タイトルにもあるように「モーニング娘。」の面々が揃って本人役で出演することが分かった。“銭形”の姓を持つ少女が、携帯電話を武器に次々と難事件を解決していく異色の刑事ドラマで、2002年よりBS-TBSで放送が開始され、これまでに宮崎あおい、堀北真希、夏帆らがヒロインを務めてきた。映画版は今回が3作目となる。モーニング娘。を“抹消”するという脅迫状が警視庁に届き、銭形海(大政絢)、銭形命(岡本あずさ)、銭形結(岡本杏理)の3人はモーニング娘。の警護を開始。コンサート終了後にモーニング娘。と命を乗せたバスは無事、ホテルに到着するが、彼女たちはバスの中から忽然と姿を消していた――。本ドラマシリーズや「ヤマトナデシコ七変化」で注目を浴び、来年は映画『パラダイス・キス』や主演作『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』の公開も控える大政絢に映画初出演となる岡本あずさ、映画『ヤッターマン』、ドラマ「小公女セイラ」などの話題作に出演してきた岡本杏理という3人のヒロインが集結!さらに、今年でメンバー交代を迎えるモーニング娘。の今期メンバーがスクリーンで顔を揃えるのはこれが最後となる。大政さんは「3人だったので、とても心強く撮影に臨めたと思います。3人だからこその団結力や迫力を楽しんでいただければと思います」とコメント。岡本あずささんは「初めて姉妹3人で共演できてとても嬉しかったです!映画ならではの3人での口上が見どころだと思います」とアピール。そして岡本杏理さんは「初めて銭形結を演じるときに、絢ちゃん、あずさちゃんがいて安心しました。不安なことばっかりだったけど、お2人に支えていただきました」と“銭形デビュー”をふり返った。また、“ケータイ”にちなんで本作では新しい試みが!スマートフォンなどの画面を通して写し出される現実の映像に、関連する情報を重ね合わせて表示することができる新技術として高い注目を集める“AR技術”を使用して、映像を配信するというこちらのサービス。新聞や雑誌、WEB上で掲載される「ケータイ刑事」の特定の画像をNTTドコモのXperiaをはじめとする一部のスマートフォンで撮影すると、30秒間の本作の動画が無料で視聴できるようになる(※詳細は公式サイトにて)。また、テレビ局(BS-TBS)が製作のみならず、配給までを一手に手がけるというのも新たな試みとして映画業界の注目を集めそうだ。モーニング娘。はどこへ消えた?3人のヒロインたちはどのような連携を見せてくれるのか?『ケータイ刑事 THE MOVIE3 モーニング娘。救出大作戦!〜パンドラの箱の秘密』は2011年2月5日(土)より池袋テアトルダイヤほか全国にて順次公開。■関連作品:ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森 2007年3月10日より新宿トーアほかにて公開パラダイス・キス 2011年5月、丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011「パラダイス・キス」製作委員会嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 2011年1月22日より角川シネマ新宿、シネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開© 2010 「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」製作委員会ケータイ刑事 THE MOVIE3 モーニング娘。救出大作戦!〜パンドラの箱の秘密 2011年2月5日池袋テアトルダイヤほか全国にて順次公開© 2011 ケータイ刑事 THE MOVIE 3 製作委員会■関連記事:柴咲コウが映画挿入歌でユーミンの名曲「ルージュの伝言」をカバー!北川景子『パラキス』の受験生役への親近感語る向井理は強烈キャラにも手応え『パラダイス・キス』のアトリエ&登場人物の写真公開向井理はクールにイメチェン
2010年10月14日映画『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』の主題歌、および挿入歌を柴咲コウが歌うことが発表され、主題歌の歌詞を柴咲さん自身が手掛けるほか、名曲「ルージュの伝言」のカバーに挑戦していることがも明らかになった。大政絢と染谷将太というフレッシュなコンビを主演に迎えて送る本作。“僕”ことみーくん(染谷さん)と幼なじみで10年前の誘拐監禁事件の被害者同士でもあるまーちゃん(大政さん)の2人が、連続殺人事件の発生で揺れる街で10年ぶりに再会。そこから巻き起こる騒動をポップかつシニカルに描き出す。柴咲さんは自ら詞をつけた主題歌「サヨナラブ」に加え、ユーミンこと荒井由美(松任谷由美)の名曲で、宮崎駿監督のアニメ『魔女の宅急便』でも使用された「ルージュの伝言」をカバー。柴咲さんにとって他アーティストの楽曲をカバーするのは初めてのこと。今回の発表に際し柴咲さんは、主題歌のレコーディングについては「ディスコミュニケーションをテーマに制作しました。曲調はアップめだが、詞はシニカルな内容で、それを楽しんでレコーディングできました」と語り、「ルージュの伝言」に関しては「歌ってみたら、すごく自分にフィットして歌いやすかったです。レコーディングがとても早くできました」とのコメントを寄せてくれた。さらに映画については「思っていたより映像が暗くなくてフレッシュで、いまどきっぽくて、内容のわりに描写が爽やかでした。みーくんを、好きになってしまいました」と感想を寄せている。瀬田なつき監督は、挿入歌を「ルージュの伝言」のカバー曲にしたことについて「映画の中では、現在と過去を繋ぐ曲として使っています。幅広い世代の方が子供時代を思い出せるポジティブな曲として『ルージュの伝言』のような雰囲気がイメージだと伝えていたら、そのまま『ルージュの伝言』になりました。びっくりでした。楽曲を聴いてみて、懐かしくもあり、新しくもあり、不思議な感覚でした。何よりも柴咲コウさんが歌っているのかと思うとウキウキします。映画では、重要なシーンで使っていますので、楽しみに見て(聴いて)下さい」と語っている。そして大政さんからもコメントが到着!「POPな曲調と、切ないけど前向きな歌詞が、映画と重なって本当に素敵だと思いました。曲を聞いて、ますます映画の公開が楽しみになりました」と喜びを語っている。なお、本作は10月23日(土)から開催される第23回東京国際映画祭の「日本映画・ある視点」に出品されることも決まっており、来年の劇場公開を前にどのような評価を受けるのかも気になるところ。『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』は2011年1月22日(土)より角川シネマ新宿、シネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。■関連作品:嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 2011年1月22日より角川シネマ新宿、シネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開© 2010 「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」製作委員会
2010年10月11日累計発行部数600万部を超える人気漫画の実写化作品として注目を集める『パラダイス・キス』の撮影の様子が先日、報道陣に公開され、北川景子、向井理、大政絢、五十嵐隼士、賀来賢人ら主要キャストと新城毅彦監督による現場での記者会見も行われた。その詳細をお届け!受験を控えた女子高生・早坂紫(ゆかり/北川さん)がデザイナーを目指す高校生・ジョージ(向井さん)やその仲間に出会い、夢を追うことの大切さに気づき、成長していくさまが描かれる本作。報道陣に公開されたのは、ジョージや仲間の実和子(大政絢)、嵐(賀来さん)、イザベラ(五十嵐さん)らが拠点としている“アトリエ”でのシーン。気を失って運び込まれた紫に、嵐や実和子がショーのモデルを務めてくれるようにお願いするが、紫はけんもほろろに彼らの要求を拒否。その反応に怒った嵐が紫に詰め寄る中で、ジョージが遅れて登場するという流れで、紫とジョージが初めて顔を合わせる重要な場面。監督の指示の下、暑いさなかにもかかわらず何度もテストを繰り返し、本番でも同じシーンが何通りものカットでカメラに収められた。ちなみに、一番の注目を浴びる向井さん演じるジョージのこのシーンでのセリフは「誰?」のひと言だったが、そのクールな佇まいと表情からは、これまでの作品で見せてきたものとは違う、新たな“向井理”像がチラリと垣間見えた。ソファや、ビリヤード台にファッション関係の小物などが配置され、原作の雰囲気そのままに作り上げられたアトリエだが、ここで撮影が行われるのはこの日を含めてたったの4日間。連日、朝から深夜まで撮影が行われているのだそう。そんな多忙なスケジュールの中で、キャスト陣と監督は時間を割いて報道陣の前へ。女子高生役ということでこの日も制服姿の北川さんは「(制服を着ることに)抵抗は感じていますし、これが最後であってほしいですが、『まだイケる』とみんなが言ってくれるので頑張ります」と苦笑交じりに語った。紫という役柄に関しては、自らの経験を重ねつつ、強い共感を感じているよう。「焦ってしまう気持ちや、塾や学校に通わせてもらえるのが親のおかげで、ありがたいと思いつつも、何かを他人のせいにしたくなる気持ち――自分だけが大変な悲劇のヒロインであるかのように思ったり、受験をする人が偉いと考えたりしてしまう部分はよく分かります。自分の経験を演じているので役に対して親近感や手応えを感じています。いまでは、受験させてもらえたことを感謝してるし、受験はせずとも夢に向かって頑張っている周囲の人たちを、なぜあのときもっと誇らしく思えなかったんだろう?とも思うので、観る人にいま、それに気づいてほしい。自分を信じて努力することが大切なのだと伝えてくれる映画だと思います」と熱い思いを語ってくれた。向井さんは、本作の撮影に入る少し前までNHKの朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の撮影を行っており「左腕のある役は久々で」と語り報道陣の笑いを誘う。原作の印象があまりに強い、ジョージという役については「あまり背伸びしても意味がないので、自分がやって無理のない範囲で原作のイメージとすり合わせていきたい。気にしないようにしても引きずってしまう部分はあるけど、日を追うごとにいい感じになってきていると思います」と手応えを語った。ほかのキャスト陣同様、劇中の衣裳――女装姿で登場したイザベラ役の五十嵐さんは「(衣裳で)最初に着たのがヒョウ柄のもので、楽しくて仕方がなかった。芽生えそうになりました(笑)」と発言。役については「イザベラの“マザーテレサ”的なところに癒されてくれれば…」と語るも、向井さんが「癒し系ですか?」と疑問を投げかけ、大政さんも「原作と台本を読んで、(自身が演じる)実和子がいつも笑顔で癒し系だと思ってたんですが…」と五十嵐さんの“癒し系宣言”に困惑。会場は笑いに包まれた。ちなみに実和子のファッションについて大政さんは「かわいらしい女の子らしい衣裳で、普段はフリフリのピンク系の服などは着ないので楽しみつつ衣裳合わせに臨んでいます。メイクも新鮮で楽しいです」と笑顔。パンキッシュなスタイルの嵐役の賀来さんは「(衣裳が)攻撃的でロックっぽくて、最初はテンションが上がったのですが…」と語りつつ隣りの五十嵐さんをチラリ。「隣りにこういう人がいるから…」と苦笑い。さらに、ピアスやブレスレットなどをかなり身につけるにもかかわらず「実は金属アレルギーで…」と告白し、周囲を驚かせていた。ちなみに衣裳に関しては、「DRESS CAMP」や「L’EST ROSE」をはじめ、25ものブランドが全面協力。2011年の春の公開を見据えて、キャスト陣にも2011年の春夏モデルを着せるほどの力の入れよう!「KOBE COLLECTION 2010 A/W」で実際のファッションショーの最中に本番シーンの撮影が行われるなど細部にまでリアリティを追求した撮影が行われている。今後、10月の頭にクランクアップ、12月初旬に完成の予定。なお、映画版では原作者側の承諾を得た上で、原作とは異なる映画オリジナルの結末が用意されているというので、こちらも気になるところ!『パラダイス・キス』は2011年5月、丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:パラダイス・キス 2011年5月、丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011「パラダイス・キス」製作委員会■関連記事:『パラダイス・キス』のアトリエ&登場人物の写真公開向井理はクールにイメチェン
2010年09月30日矢沢あいの人気漫画を実写化した『パラダイス・キス』のビジュアルが解禁となり、主演の北川景子や向井理らが劇中衣裳をまとった姿や、物語で重要な役割を果たす“アトリエ”のセットの様子が明らかになった。ファッションデザイナーを志す高校生・ジョージを中心に学校のファッションショーのイベントの成功を目指す若者たちと、彼らのショーにモデルとして参加することになった女子高生・紫(ゆかり)が悩みつつも成長していく姿、多感な10代後半の青春が描き出される。根強い支持を集める漫画家・矢沢あいの作品の登場人物の中でも高い人気を誇り、原作では青い髪と青い目という設定の日本人離れしたビジュアルを持つジョージを人気絶頂の向井さんが演じるということで、映画の製作決定当初から注目を集めていたが、帽子とシャツでクールに決めた向井さんの姿が解禁!ほかに北川さん演じる紫の制服姿や、ジョージの仲間で大政絢が演じる実和子と賀来賢人扮するパンキッシュな青年・嵐、山本裕典が演じる、紫が想いを寄せるクラスメイトなどの姿も明らかに。中でもひときわ目を引くのは、長い髪と独特のメイクの“女装の美女(?)”・イザベラ。五十嵐隼士が扮しているが、五十嵐さんはこの役のために8キロも減量し、ひげの脱毛にも通ったのだとか。写真をよく見るとカラーコンタクトで瞳はブルーになっている。また、登場人物と併せて、ジョージらが放課後に集まり、作業を行うアトリエのビジュアルも解禁された。原作の漫画の描写にもあるようにバーを改築した作りで、ソファやトルソー、そしてビリヤード台などが見られ、細かい小物にまで気を配って再現されているのがよく分かる。原作の漫画では白黒で描かれていたこのアトリエが現実にこうして作り上げられているというだけでも、原作ファンにとっては感慨深いものがあるのでは?今回、公開されたビジュアルは作品全体のごく一部。ファッションをテーマにした作品だけに、今回明かになったもの以外にもまだまだ多くの衣裳が登場する。ファッションショーの際の紫の衣裳がどのようになっているのか?など今後、公開まで話題を呼びそうだ。『パラダイス・キス』は2011年5月、丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:パラダイス・キス 2011年5月、丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011「パラダイス・キス」製作委員会
2010年09月29日永山絢斗と北京五輪女子ソフトボール金メダリストの上野由岐子が6月19日(土)、東京・新宿バルト9で行われた映画『ソフトボーイ』の初日舞台挨拶で、開催中のFIFAワールドカップでオランダ戦を控えるサッカー日本代表にエールを送った。本作は、不純な動機でソフトボールの全国大会出場を目指した男子高校生たちの高校最後の夏を描く青春ストーリー。上野さんは永山さんや共演の賀来賢人、加治将樹ら男子ソフトボール部をビビらせる剛腕ピッチャーとして本人役で特別出演している。スポーツ繋がりと、数時間後に国内注目の試合を控えるとあってワールドカップの話題に。上野さんは「優勝候補と戦うわけですから、勝敗より、相手に気持ちで勝つ。というか、日本は絆で勝負するチームだと思うので、そういう試合をしてほしい」と世界舞台経験者ならではの重みのあるメッセージ。賀来さんらは「さすが、言うことが違う!」と唸った。『ソフトボーイ』キャスト陣からは代表して永山さんが「(初戦の)試合、見ました。勝ちましたね。嬉しかったです。みんな、勇気をもらえたりしたと思うので、今日も頑張ってもらいたいです。頑張ってください」と素朴な言葉ながら熱くエールを送った。一方で、上野さんは永山さんらのソフトボール選手ぶりに「練習を見させてもらったのは最初の頃だったと思いますが、正直、これでソフトボールの試合、できるのかな?と心配になりました。でも素晴らしい作品が出来上がってて、みなさんの努力を感じました」と太鼓判。永山さんらは「ありがとうございます!」と高校球児ばりにキリリと頭を下げ、さわやかな空気を醸した。ホラー畑で知られ、今回、青春モノの本格初挑戦した豊島圭介監督は「一定期間、本気になって過ごすって素敵じゃないですか?って映画を作ったつもりです」と仕上がりに自信をのぞかせていた。『ソフトボーイ』は全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ソフトボーイ 2010年6月19日より全国にて公開© 2010「ソフトボーイ」製作委員会■関連記事:永山絢斗インタビュー「“分かってることなんて何ひとつない”って感じですね」永山絢斗高校時代は「胸キュンばっかしていた」永山絢斗主演『ソフトボーイ』試写会に10組20名様ご招待西武のエース・涌井も絶賛!『ソフトボーイ』ヒロイン波瑠が始球式で見事な投球“W結婚”北陽が永山絢斗らイケメン若手俳優陣に幸せを掴むコツ伝授
2010年06月19日韓国のみならず、日本でも熱狂的なファンを抱えながらも、人気絶頂のさなかの4月に活動休止が発表された東方神起。つい先日、ジュンス、ジェジュン、ユチョンによる新ユニットが東京ドーム、大阪ドームで公演を行い、4公演で20万人を動員し、その人気の高さを見せつけたが、加えてここ最近、民放TV、携帯サイトおよびDVDなどでのメンバーたちの俳優活動にも改めて注目が…。ジェジュンは、フジテレビで放送中の北川悦吏子脚本のドラマ「素直になれなくて」に出演中。韓国から妹と共に来日し、営業マンとして奮闘するかたわら、上野樹里演じる“ハル”に想いを寄せる“ドクター”を熱演!優しくて、ちょっぴり頼りなく、空回り気味のドクターにハラハラドキドキさせられているファンも多いのでは?ジェジュンに関しては、ドラマよりひと足早く、日本の脚本家によるストーリーを韓国の気鋭の監督俳優陣で映像化する「日韓合作ドラマプロジェクト」として開始された「テレシネマ7」の一編『天国への郵便配達人』(5月公開)において、ドラマと同じく北川さんの脚本作品で映画初主演も果たしている。今後も映画やドラマでのさらなる活躍に期待!ユチョンは、6月初旬からBeeTVにて配信中のドラマ「Beautiful Love〜君がいれば〜」で日本のドラマ初出演にして主演を務める。物語は、ユチョン演じる韓国財閥の御曹司・ヨンスと、大政絢扮する小説家を夢見る女性ライター・日向が、初めはぶつかり合いながらも次第にお互いのことを理解し合い、惹かれ合っていく姿を描いたシンデレラ・ストーリー。6月4日(金)の配信初日は、BeeTVにおける配信初日のダウンロード数過去最高記録となる約250,000ダウンロードを記録。本編配信開始の前日に配信された「メイキングオブ〜Beautiful Love〜」と併せて、4日間連続でBeeTVの視聴数トップを記録するなど、やはり注目度は抜群!圧倒的なパフォーマンスとボーカルで魅せる従来のアーテイストとしての活動とはひと味違った、ユチョンの自然体の演技が話題を呼んでいる。ちなみに、本作の主題歌「君がいれば 〜Beautiful Love〜」と挿入歌「Intoxication」を歌うのは“盟友”ジュンス。この2曲を収録したXIAH junsu名義のソロデビューシングル「XIAH」も20万枚を超えるヒットを記録している。そして、昨年本国・韓国で放送され話題を呼び、日本でも韓国のエンターテイメントを中心に放送するKNTVで初放送された、ユンホのドラマ初主演作「No Limit〜地面にヘディング〜」のDVDが早くも登場!6月16日(水)よりDVD BOXが発売される。ユンホが演じているのは世界一を目指すサッカー選手。才能はピカイチの逸材でありつつも、あちこちで問題を起こすトラブルメイカーで、おまけにチームが突然解散。絶体絶命の危機に陥った彼が、恋にサッカーに悪戦苦闘するさまを魅力たっぷりに描いた青春ラブコメディとなっている。ジェジュン、ユチョン、ユンホ、活躍は三者三様。俳優としても日本のエンタメ界で確実にポジションを築きつつある。ステージで5人揃っての姿が見られないのは残念極まりないが、TVに映画、DVD、携帯ドラマと様々なメディアで彼らの進撃はまだまだ続きそうだ。「素直になれなくて」はフジテレビにて毎週木曜22:00〜放送。「Beautiful Love〜君がいれば〜」はBeeTVにて毎週水曜日配信中(全12話)。「No Limit〜地面にヘディング〜」DVDBOXは6月16日(水)より発売。「素直になれなくて」公式サイト:「Beautiful Love〜君がいれば〜」公式サイト:© BeeTV「No Limit〜地面にヘディング〜」DVDBOX I価格:15,750円(税込)「No Limit〜地面にヘディング〜」DVDBOX II価格:15,750円(税込)発売元:エイベックス・マーケティング発売日:6月16日(水)公式サイト:© MBC 2009 All Rights Reserved.■関連作品:天国への郵便配達人 2010年5月29日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© SAMHWA NETWORKS
2010年06月16日永山絢斗が6月13日(日)、東京・銀座の東映本社で行われた主演映画『ソフトボーイ』公開直前トークイベントに、豊島圭介監督と出席。南アフリカで開催中のFIFAワールドカップで、翌14日(月)に初戦のカメルーン戦を迎える本代表にエールを送った。永山さん自身も小学校のときに「サッカーをやっていました」。ワールドカップの話題になると、「見ています」と話し、日本代表には「本当に頑張ってほしいですね」とエール。豊島監督も「作戦が決まらないとかいろいろ言われていますけど、(ミラクルが起こる)この映画みたいに、やってみないと分からない。結果は出てほしいですけど、外野の言っていることは気にせず、真剣に勝負してほしい」と言葉に力を込めた。本作は、佐賀県の高校であった実話の映画化で、“県内に男子ソフト部がないため部を作れば全国大会出場”という不純な動機でソフトボールを始めた男子高生たちの高校生活最後の夏を描いた青春ストーリー。この日は、現役女子高生40人が同作を鑑賞した。内容に引っ掛けて自身の高校時代の胸キュンエピソードを司会者から聞かれ、永山さんは「胸キュンですか?胸キュンって何ですか?」と照れつつ、「胸キュンばっか、していたんでしょうけど、思い出せない…手をつないだりとか」と甘酸っぱい思い出の一端を吐露。客席からは「可愛い〜」などの声が上がった。一方で質疑コーナーが設けられ、撮影中に一番印象に残ったエピソードを聞く質問に、「賀来(賢人)くんと加治(将樹)くんと3人で銭湯に行ったら、10分くらいで賀来くんが出て、すぐ僕が出て、加治くんもすぐ出た。結局3人とも長湯できないタイプだったっていう」と話し、会場の笑いを誘っていた。退場時には歌手、木村カエラと今夏、結婚することを発表した兄の瑛太についてコメントを求められ、祝福の言葉を口にしていた。『ソフトボーイ』は6月19日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ソフトボーイ 2010年6月19日より全国にて公開© 2010「ソフトボーイ」製作委員会■関連記事:永山絢斗主演『ソフトボーイ』試写会に10組20名様ご招待西武のエース・涌井も絶賛!『ソフトボーイ』ヒロイン波瑠が始球式で見事な投球“W結婚”北陽が永山絢斗らイケメン若手俳優陣に幸せを掴むコツ伝授ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5担任の先生になってほしい俳優といえば?永山絢斗主演『ソフトボーイ』の主題歌が倉木麻衣の人気曲に決定!
2010年06月13日永山絢斗&賀来賢人という人気若手イケメンコンビを迎えて贈る青春映画『ソフトボーイ』の主題歌が倉木麻衣の「chance for you」に決定した。実話に基づいて作られた本作。高校最後の夏を迎え、自らの進路に思い悩むオニツカ(永山さん)と幼なじみのノグチ(賀来さん)は、県内に男子ソフトボール部を持つ学校が一校もないことをいいことに、創部、すなわち全国大会出場、イコール“ヒーロー&モテモテ”という不純かつ安易な動機で男子ソフトボール部の部員をかき集める。当初はキャッチボールすらまともに出来ない素人集団だったヘナチョコ男子たち。だが、徐々に本気でソフトボールに打ち込むようになっていき…。今回、主題歌に決まった「chance for you」は倉木さんの「みんなと一緒に歌える曲が作りたい」という思いから制作され、2005年にリリースされた6thアルバム「FUSE OF LOVE」に収録されている。親しみやすいメロディと「最初の一歩 踏みだしてみよう」、「傷つくことを 恐れず今は 勇気を持って」など、シンプルで優しく包み込まれるような歌詞が聴く者の心を掴み、ファンの間でも高い支持を集めている楽曲。今回、映画での使用が決まったのち、倉木さんは映画の完成前の映像を鑑賞、その後、映画のイメージに合わせてより爽快感を増したサウンドとしてレコーディングされた。倉木さんは、今回の主題歌決定に際し「『傷つくことを恐れず今は 勇気をもって』このフレーズは、『chance for you』という曲で、一番伝えたかったメッセージです。大事なときに支えてくれる仲間がいることの大切さ、ちょっと無謀だと思ってもやると決めた以上は信じて突き進む勇気、かっこ悪いくらい一生懸命頑張ることのかっこよさを、この映画が改めて教えてくれました。たくさん泣いて、たくさん笑って、二度と戻らないこのときを悔いのないように生きるって素晴らしいことですよね。この映画と主題歌『chance for you』が、新しいことにチャレンジするみなさんの、背中をそっと押す存在になれたら嬉しいです」と曲に込めた思いを語ってくれた。永山さんも「映画を初めて観たときに、エンドロールで倉木麻衣さんの曲『chance for you』を聴いて、この作品にぴったり合っているなと思い、とても感動しました。それに僕自身、この曲を聴いて元気をもらい、勇気づけられました。あとはこの作品がたくさんの人の心に届くことを祈ってます」とコメントを寄せている。1999年に17歳でシングル「Love, Day After Tomorrow」でデビューし、昨年12月にデビュー10周年を迎えた倉木さんが、自身のデビュー当時と同年代の10代の若者たちに熱いエール!『ソフトボーイ』は6月19日(土)より全国にて公開。■関連作品:ソフトボーイ 2010年6月19日より全国にて公開■関連記事:来年の東映は『ゼブラーマン2』セクシー衣裳から『桜田門外ノ変』まで注目作ズラリ!永山絢斗、金メダリストの剛速球に感動!初主演作『ソフトボーイ』撮影現場公開
2010年03月15日ソフトボールに燃える男子の姿を描いた青春ムービー『ソフトボーイ』の撮影現場が15日(火)、報道陣に公開され、永山絢斗に賀来賢人、そして本作で映画デビューを果たした北京オリンピックの金メダリストの上野由岐子らのコメントが到着した。“瑛太の弟”という枕詞はもはや必要なし!永山さんは、『フレフレ少女』、『罪とか罰とか』に続いての映画出演であり、初主演作となる本作では、真面目な学生生活を送るオニツカを演じる。上野さんとの共演に、永山さんは「上野投手を見て、単純に感動しました。こういう機会は2度とない経験だし、初めて見た球は強くて速かったです」と興奮気味に語った。初主演のプレッシャーについては「撮影前は、凄い緊張で、練習もソフトボー合宿をしたりと頑張りました」と語る一方、「オニツカ役は自分と重なる部分が多く、楽しんでやっています」と笑顔も見せた。男子ソフトボール部創設に燃え、周囲を巻き込んでいくノグチ役の賀来さんも、上野さんの投球を目の当たりにして「自分がいかにヘナチョコか思い知りました。僕らも頑張って、上手くならなきゃと思いました」とコメント。自身の役柄については「常にハイテンションな役なので、本番以外は、静かに過ごしています」とのこと。上野さんは、練習中のオニツカやノグチを剛速球でビビらせる豪腕ピッチャー役として登場する。この日はそのシーンの撮影が行われたが、「凄く緊張したし、笑いを耐えるのにも必死でした。今日の経験をソフトボールに例えると、新人一年生が初めてマウンドに立ったような心境です。ソフトは9人全員で行うものですが、今日は出演者、みなさんが支えてくれたと思います」とふり返った。そして「ソフトボールを映画として取り上げてもらって嬉しいです。これをきっかけにソフトボールブームを作りたい」とも。このメンバーのほかに、部のマネージャーを務めるヒロイン役に、現在公開中の『女の子ものがたり』にも出演している波瑠、さらにソフト部監督には大倉孝二と、フレッシュな顔触れとクセのある個性派俳優陣が顔を揃えている。映画は2010年の初夏、公開を予定。■関連作品:ソフトボーイ 2010年初夏、全国にて公開
2009年09月16日