沢尻エリカの5年ぶりの映画復帰作として注目を浴びる『ヘルタースケルター』。本作の監督であり、世界的フォトグラファーとして名を馳せる蜷川実花の撮り下ろしによる、映画の世界観が凝縮されたポスタービジュアルが解禁となった。原作は人気漫画家・岡崎京子の伝説的コミック。全身整形により、ほとんど全てが作り物の肉体による“美”を手に入れ、トップスターに上り詰めたりりこ(沢尻さん)が、欲望が渦巻くこの世界を疾走するさまを描き出す。沢尻さんを筆頭に大森南朋、寺島しのぶ、綾野剛、水原希子、窪塚洋介に桃井かおりなど豪華キャストが蜷川監督のもとに集結した。監督デビュー作となった『さくらん』でもその色鮮やかなビジュアルが話題を呼んだ蜷川監督。本作も「極彩色エンタテインメント」を世界観として打ち出しており、今回解禁となったポスターにも監督のコンセプトが詰め込まれている。作り物の美を纏い、美しい化粧を施され、挑戦的な視線を投げかける裸のりりこ。彼女の手に止まる青い蝶は、原作にはない蜷川監督が映画オリジナルの表現として打ち出したもの。さなぎの期間を経て美しい蝶へと変貌を遂げた彼女を象徴する一方で、どこか儚さを漂わせる。「見たいものを、見せてあげる」は劇中の彼女のセリフであり、名声や金、欲望などあらゆるものが絡み合い、興奮と熱狂を生む芸能界を“ヘルタースケルター=しっちゃかめっちゃか”に駆け巡る彼女の意気込みと勢いを感じさせる。センセーショナルに、エモーショナルに、スキャンダラスに――。りりこは何を見せてくれるのか?この美しいビジュアルの裏に隠された彼女の真の姿とは?本編の完成が楽しみだ。『ヘルタースケルター』は7月14日(土)より公開。■関連作品:へルタースケルター 2012年7月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 映画『ヘルタースケルター』製作委員会■関連記事:沢尻エリカ「私がいるのは、みんなのおかげ」周囲への感謝を語る沢尻エリカ、蜷川実花と組み岡崎京子原作『へルタースケルター』で本格女優復帰
2012年02月17日2007年に公開された『クローズド・ノート』を最後に女優としての活動を休止していた沢尻エリカが、『さくらん』で鮮烈な映画監督デビューを飾った写真家・蜷川実花の最新作で熱狂的な支持を集める岡崎京子の伝説的コミックの映画化『ヘルタースケルター』で女優業に本格復帰することが明らかとなった。第8回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した岡崎京子の伝説的コミック「ヘルタースケルター」を原作とする本作。全身整形という秘密を抱えながら、名声や金といった欲望渦巻く芸能界でトップに君臨する女優・りりこが雄々しく生きる姿を描く。「本作への出演を熱望してた」と公言する沢尻さんは主人公・りりこを演じる。「『この作品はきっと私にあう』と周囲が言うほど演りがいのある役なので、“実花ワールド”にどう染めてもらえるか、いまから楽しみです。現場でクリエイトしながら、ぶつかっていきたいなと思っています。気合は十分です。沢尻、女優として、ひと肌脱ぎます」と、復帰第1作への意気込みを見せている。岡崎さんの盟友である安野モヨコ原作の映画化『さくらん』に続き、監督第2作目として本作に取り組む蜷川監督は、「『さくらん』より前から、このヘルタースケルターを映画化したいと思っていました。7、8年待ち続けました、岡崎京子さんの大ファンです。こんなに自分の人生で何かを待ったことはなく、いまこれからクランクインできることにとても興奮しています」とコメント。さらに、「東京という街に消費されていく、人々の“欲望処理装置”としてのりりこ。女性の持つ驚くほどのか弱さと、図々しいほどのたくましさを持つこの主人公を演じられるのは、歓声と罵声を浴び続けた沢尻エリカ以外、いまのこの東京では考えられません。本当に最高のキャストと最高のスタッフが集まりました。みんなで共犯関係をつくり、私たちにしかできない映画にしたいと思っています。駆け抜けます」と沢尻さんを絶賛!そのほか脇を固めるキャストには、芸能界の闇を暴くために奔走する検事・麻田誠役の大森南朋を始め、御曹司でりりこの恋人・南部貴男役に窪塚洋介、りりこの後輩モデル・吉川こずえ役に『ノルウェイの森』で注目を集めた水原希子、さらに綾野剛、新井浩文、寺島しのぶ、桃井かおりと豪華俳優陣が集結。そして、その誰もが蜷川作品への参加に興奮気味のようで「蜷川実花さんの作品に参加できることも岡崎京子さんのこの作品に出演できることも、非常に楽しみで興奮しております」(大森さん)、「コワイモノ見たさで参加します(笑)!」(窪塚さん)、「『希子とだったら新しいものに出会える』。その実花さんの言葉を信じて、共演者のみなさんと一緒にいい作品を作っていきたいと思っています」(水原さん)、「こんな生きにくいりりこが愛おしいです。とにかく、りりこにはひどい仕打ちを受けますが、愛を持って全力で受け止めたいと思ってます。実花ちゃんが長い期間温めてきたこの企画に参加できて嬉しいし、最高の作品になるべく努めます」(寺島さん)。さらに、原作者の岡崎さんの弟・忠さんからは「作者は、作品を通じて役者がどのようにりりこを演じるのか、大変興味を示しております。『原作に忠実に行うのも、演者の体内を通してどのように変貌するのかも、受け入れる準備は出来ている』とのことです。また、『新たな解釈での新たなりりこを見てもみたい』と」と、期待の声を伝えている。美しくも残酷な独特の世界観で魅せる奇才・蜷川実花の新たな世界で、世の羨望・落胆・好奇、芸能界の酸いも甘いも味わった女優・沢尻エリカがどのような進化を遂げるのか楽しみに待ちたい。1月中旬にクランクイン、2月末にクランクアップ予定の本作。『ヘルタースケルター』は、7月14日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:ヘルタースケルター 2012年7月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 映画『ヘルタースケルター』製作委員会
2012年01月11日女優の芦名星が、人気写真家・蜷川実花とのコラボレーションによって、新潮社より発行されている人気ムック型写真集「月刊シリーズ」に登場、「月刊 芦名星」として9月14日に発売されることが決定した。芦名さんは10月公開の映画で、筒井康隆の人気小説を原作とした『七瀬ふたたび』に主演。本作のポスターの写真も蜷川さんが撮影を担当しており、芦名さん演じる主人公・七瀬の一瞬の哀感を見事に切り取ったポスターは先日より公開され、話題となっている。今回の「月刊 芦名星」の発行にあたり、撮影は海を渡り、いま、世界で最も熱い街と言われる上海で敢行!芦名さんは「初めての上海は、万博の影響もあってか、とても活気があり、歩いている人たちもイキイキしていて、エネルギーが溢れていました。海外で撮影をするということだけでもワクワクしていましたが、さらにこんなに元気な場所で撮影が出来るということがとても嬉しかったです。そのエネルギーをもらい、とても良い状態で撮影が出来たと思います」と感想を語ってくれた。そして、蜷川さんの撮影については「蜷川さんとは『七瀬ふたたび』のポスターで初めてご一緒させていただいて、そのときも私の表面ではなく、感じている内面を撮って下さっているような印象があったんです。今回の『月刊』の撮影のときにはよりそう感じました。撮影はあっという間に過ぎていき、短い時間でしたがとーっても楽しかったです。お互いに多く言葉を交わさないのですが、レンズを通して気持ちでつながっているというか…不思議な感覚です。自分が表現していることや感じていること以上のものを引き出して下さると感じました。言葉では難しいのですが、今回の撮影でも蜷川さんとご一緒出来て本当に嬉しく思います」とコメント。『七瀬ふたたび』で筒井康隆をもうならせたクールビューティは魔都・上海で、天才写真家を前にどのような表情を見せたのか?「月刊 芦名星」は9月14日(火)発売。映画『七瀬ふたたび』は10月2日(土)よりシネ・リーブル池袋、シアターN渋谷ほか全国にて公開。■関連作品:KINGGAMEキングゲーム 2010年8月28日より新宿K’s cinemaにて公開© 2009キングゲーム製作委員会七瀬ふたたび 2010年10月2日よりシネ・リーブル池袋、シアターN 渋谷ほか全国にて公開© 2010「七瀬ふたたび」製作委員会■関連記事:王様ゲームの果てに…?芦名星が過激なSM姿を披露!憂いを帯びた芦名星の表情にドキッ!『七瀬ふたたび』ポスター解禁筒井康隆も太鼓判!「七瀬ふたたび」が芦名星、サトエリ、前田愛らで初の映画化!
2010年08月22日