俳優の岡田准一が主演を務めた映画『燃えよ剣』が、6月15日からAmazon Prime Videoにて見放題独占配信される。歴史小説家・司馬遼太郎氏のベストセラー小説を原作とした同作は、主演の岡田を始め、柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、伊藤英明など豪華俳優陣が集結した歴史スペクタクル作品。江戸時代末期、激動の幕末を舞台に6年だけ存在した新選組の生きざまを描いている。主人公・土方歳三を演じた岡田は、主演に加え原田眞人監督からの熱いオファーを受け、殺陣の構築・指導も兼任。また、岡田は同作で第64回ブルーリボン賞では初の主演男優賞を受賞したほか、近藤勇を演じた鈴木、沖田総司役の山田の好演も高く評価され、多くの映画賞を席巻した。
2022年05月16日岡田准一が闇墜ちした元警官、坂口健太郎が制御不能のサイコボーイを演じる映画『ヘルドッグス』の内容が明らかになる特報映像と場面写真が公開された。到着した映像では、警察のデータ分析により相性98%と叩き出された元警官・兼高昭吾(岡田さん)と死刑囚の息子で制御不能な存在、室岡秀喜(坂口さん)の2人が、暴れ回る様が映し出される。並外れた身体能力から繰り出す、アクションに定評がある岡田さんのキレキレの動き、兼高に憧れ、彼のためならば嬉々として立ち回る室岡のヤバイ感じ溢れる姿、危機的状況に陥った銃撃戦では、阿吽の呼吸でお互いをフォローし、大勢の相手を一掃していく様子も登場。また場面写真は、兼高と室岡の親密な様子、土岐(北村一輝)と恵美裏(松岡茉優)が密着しくつろぐ姿や、何かを祈る典子(大竹しのぶ)。鬼気迫る室岡の表情が収められている。『ヘルドッグス』は9月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ヘルドッグス 2022年9月16日より全国にて公開©2022 「ヘルドッグス」製作委員会
2022年04月21日9月16日(金)に公開となる、岡田准一主演、坂口健太郎出演の映画『ヘルドッグス』より特報映像と場面写真が公開された。本作は、『関ヶ原』、『燃えよ剣』に続き、岡田とは3作目のタッグとなる原田眞人が監督・脚本を務め、ふたりが監督と俳優という関係を超えた信頼感で作品に魂を注入し作り上げた、究極のノンストップ・クライム・エンターテイメント。岡田が演じるのは、警察組織から、関東最大のヤクザ組織への潜入と いう危険なミッションを課せられ、腕っぷし一つでのし上がる元警官・兼高昭吾。そんな兼高とバディを組む、死刑囚の息子という境遇ゆえに心の奥底に深い闇を抱え、組織内でも制御不能なサイコパスといわれる室岡秀喜を坂口健太郎が演じる。警察のデータ分析によると、 このふたりの相性はなんと98%。このデータ通り、ふたりは最強の“狂犬コンビ”として猛スピードで組織を上り詰めていく。ほかに、松岡茉優が兼高と室岡が所属する東鞘会・神津組のボスの愛人でありながら兼高とも関係を持つ刺激大好きなグリーンヘアの美女・吉佐恵美裏、北村一輝が東鞘会最高幹部のひとりで兼高と室岡のボスとなる任侠100%の人情組長・土岐勉、大竹しのぶが東鞘会へ恨みを抱え 、マッサージ師として組織内部にも入り込む、潜入捜査員の連絡係・衣笠典子と、一筋縄ではいかないキャラクターたちを演じる。このたび、ついに本作の内容が明らかとなる特報映像と場面写真が公開された。まずは『ザ・ファブル』シリーズや『燃えよ剣』などで、並外れた身体能力から繰り出すアクションに定評がある岡田のキレのある動きはもちろん、内面に秘めた暴力性で組織をのし上がっていく姿に注目だ。そして、岡田に負けず劣らずクレイジーな役柄を演じたのが坂口。坂口演じる室岡は独自の信念を貫き通す兼高に憧れ、彼のためならば嬉々として立ち回る“ヤバイ奴”。映像では危機的状況に陥った銃撃戦でも、阿吽の呼吸でお互いをフォローし、ふたりで大勢の相手を一掃していく、暴れ回る“狂犬コンビ”の様子が映し出されている。また、今回あわせて公開となった場面写真は、相性のあった兼高と室岡の親密な様子、土岐と恵美裏が密着しくつろぐ姿や何かを祈る典子の姿、そして、鬼気迫る表情の室岡と、まだ明かされていない彼らの秘密が気になる内容となっている。『ヘルドッグス』9月16日(金)公開
2022年04月21日俳優の岡田准一が主演を務める、映画『ヘルドッグス』(9月16日公開)の特報映像と場面写真が21日、公開された。同作は深町秋生による小説『ヘルドッグス 地獄の犬たち』の実写化作。闇に落ちた元警官・兼高昭吾(岡田)がヤクザ組織に潜入、組織内でも手がつけられない男・室岡秀喜(坂口健太郎)とバディを組み、正義も感情も捨て腕っぷし一つでのし上がっていく。特報映像では、アクションに定評がある岡田のキレのある動きはもちろん、内面に秘めた暴力性で組織をのし上がっていく姿が収められた。岡田に負けず劣らずクレイジーな役柄を演じた坂口は、制御不能なサイコボーイとなり、独自の信念を貫き通す兼高に憧れ、彼のためならば嬉々として立ち回る。警察のデータ分析による相性98%の診断通り、危機的状況に陥った銃撃戦でも、阿吽の呼吸でお互いをフォローし、2人で大勢の相手を一掃していく。今回あわせて解禁となった場面写真は、相性のあった兼高と室岡の親密な様子、人情組長・土岐(北村一輝)と愛人の恵美裏(松岡茉優)が密着しくつろぐ姿や、何かを祈る潜入捜査員の連絡係・典子(大竹しのぶ)の姿、そして鬼気迫る表情の室岡が写し出された。(C)2022 「ヘルドッグス」製作委員会
2022年04月21日お笑いコンビ・ますだおかだの岡田圭右(53)の長男で俳優・岡田隆之介(24)が18日、自身のインスタグラムを更新。妹で俳優・岡田結実(22)との2ショットを公開した。「実は僕、4月15日発売のJELLY 6月号に兄妹でモデルのお仕事させてもらいました!!凄く楽しかったです」と、妹との“誌面共演”を報告し、撮影カットをアップ。兄妹でラフなスウェットコーデを着こなす2ショットで、「#岡田兄妹」のハッシュタグをつけた。この投稿にファンから「この写真すき!」「兄妹揃って美男美女で、ほんとに羨ましい限りですそして隆之介くん、カッコよ!!」などの反応が寄せられている。
2022年04月18日岡田准一初の写真展『Guys 俺たち』が東京都港区スパイラルホールにて初日を迎え、会場で取材会が行われた。今回の写真展は、岡田が約2年にわたってメンバーを撮り続けた約7,000カットから、岡田自身が写真展で届けたい写真約300点を厳選して展示。ライブの打ち合わせやリハーサルの裏側、6人で過ごした何気ない時間などが写真に刻まれている。写真展への思いを岡田は「V6というグループが解散をして、傷つけてしまったかもしれないファンの皆さんになにができるだろう、ということをメンバーと何度も話し合っていました。LIVE DVDと一緒に、解散を決めてからの2年間、どういう顔をしていたかをファンの方にみていただけたら、大事に受け取ってもらいながら前に進む力になるのではないかと思って、開催させていただく写真展です。写真家デビューではなく、V6最後の仕事として写真展を開催しました。」と話した。併せて同日、写真集『Guys 俺たち』が発売。写真集はフィルムカメラで撮影したアナログな写真のみを掲載しており、ページには作意のないありのままのメンバーの姿が収められている。また写真集は、写真1枚1枚に実際に銀塩プリントがアルバム台紙に貼られているような特殊印刷加工を施した愛蔵版となっている。V6は、4月13日に今回の写真集にも数多く掲載されている昨年のツアー『LIVE TOUR V6 groove』の映像作品をリリース。映像作品について岡田は「DVDと同じ時期に写真展をやることにこだわっていました。最後の作品と裏側のメンバー、V6が26年間で自分たちがみてきた景色や特別映像(V-Land「WANDERER」)とか、解散した後にみんなに届けたオリジナル曲も、全部そこに入ってるので、LIVE DVDも含めて、この写真展が完成すると思っています。」とコメント。さらに映像作品のリリースを記念して、全国4都市で同ツアーの衣装展の開催も発表された。<イベント情報>岡田准一 写真展『Guys 俺たち』場所:スパイラルホール開催期間:2022年4月8日(金) ~4月21日(木)『LIVE TOUR V6 groove』リリース記念衣装展LIVEで着用した衣装5パターンを各地にて期間限定で展示詳細はこちら:【東京】岡田准一 写真展『Guys 俺たち』(衣装パターン1)場所:東京・スパイラルホール開催期間:2022年4月8日(金) ~4月21日(木)※館内展示となりますので、チケットをお持ちの方のみご観覧頂けます。【札幌】HMV札幌ステラプレイス(衣装パターン2 20th Century衣装の展示となります)場所:北海道・JRタワー札幌ステラプレイス4F展示期間:2022年4月12日(火) ~4月25日(月) 閉店まで【札幌】タワーレコード札幌ピヴォ店(衣装パターン2 Coming Century衣装の展示となります)場所:北海道・札幌ピヴォ4F展示期間:2022年4月12日(火) ~4月25日(月) 閉店まで【名古屋】タワーレコード名古屋パルコ店(衣装パターン3)場所:愛知県・名古屋パルコ 西館8F エスカレーター横展示期間:2022年4月12日(火) ~4月25日(月) 閉館まで【大阪】タワーレコード梅田NU茶屋町店(衣装パターン4)場所:大阪府・chayamachi 4F特設スペース展示期間:2022年4月12日(火) ~4月24日(日) 閉館まで【福岡】タワーレコード福岡パルコ店(衣装パターン5 20th Century衣装の展示となります)場所:福岡県・福岡パルコ6F 上りエスカレータ入口正面展示期間:2022年4月12日(火) ~4月25日(月) 閉店まで【福岡】HMV&BOOKS HAKATA(衣装パターン5 Coming Century衣装の展示となります)場所:福岡県・博多マルイ6階展示期間:2022年4月12日(火) ~4月19日(火) 閉店まで※展示期間、展示場所は予告なく変更になる場合もございます。※札幌・名古屋・大阪・福岡のCDショップ展示に関しては、写真撮影OKです。※撮影の際は、他のお客様のご迷惑にならないようご配慮下さいますようお願い申し上げます。<リリース情報>V6 ライブBlu-ray /DVD『LIVE TOUR V6 groove』2022年4月13日(水) リリース●初回盤A・DVD3枚組:9,240円(税込)・Blu-ray2枚組:9,240円(税込)仕様:ワンピースBOX デジパック封入特典:銀テープ【収録内容】■LIVE TOUR V6 groove本編(another Edit)■V6 groove 〜LIVE TOUR Document Video:ツアーリハーサル〜11.1までのドキュメント■全国MC集●初回盤B・DVD2枚組+CD::9,240円(税込)・Blu-ray2枚組+CD::9,240円(税込)仕様:ワンピースBOX デジパック封入特典:銀テープ【DVD / Blu-ray収録内容】■LIVE TOUR V6 groove本編(another Edit)■V-Land特別映像「WANDERER」■未公開ライブ映像セレクト集【CD収録内容】M1. 目を閉じればM2. 鏡●通常盤・DVD2枚組:6,380円(税込)・Blu-ray2枚組:6,380円(税込)初回仕様:スリーブ初回封入:銀テープ・PHOTOBOOK60P予定【収録内容】■LIVE TOUR V6 groove 本編(original Edit)■メンバーパーソナルエディットver.・TL・メドレー(Believe Your Smile〜愛のMelody〜本気がいっぱい〜Darling〜グッデイ!!〜HONEY BEAT〜CHANGE THE WORLD〜WAになっておどろう〜愛なんだ)・目を閉じれば【購入先着特典】初回盤A:V6ミニポスター初回盤B:ソロ写真6枚セット通常盤:V6歴代ツアーロゴステッカーシート※特典は数に限りがございますので、お早めにご予約・ご購入ください。※一部のCDショップ・オンラインショップでは特典が付かない場合もございます。ご予約・ご購入時に必ずご確認ください。詳細&予約リンク: Twitter:
2022年04月11日岡田准一初の写真展「Guys 俺たち」が、東京都・港区のスパイラルホールにて4月8日に初日を迎え、岡田さんが会場で取材に応じた。昨年、26年のグループ活動にピリオドを打った「V6」。グループ活動に幕を下ろすことが決まってから、メンバーを撮影してきた写真を集めたのが、今回開催中の写真展。約2年にわたって撮り続けた約7,000カットから、岡田さん自身が写真展で届けたい写真約300点まで厳選して展示。ライブの打ち合わせやリハーサルの裏側、6人で過ごした何気ない時間などが収められている。写真展開催にあたって岡田さんは「V6というグループが解散をして、傷つけてしまったかもしれないファンの皆さんになにができるだろう、ということをメンバーと何度も話し合っていました。LIVE DVDと一緒に、解散を決めてからの2年間、どういう顔をしていたかをファンの方にみていただけたら、大事に受け取ってもらいながら前に進む力になるのではないかと思って、開催させていただく写真展です」と思いを明かし、「写真家デビューではなく、V6として最後の仕事として写真展を開催しました」とコメントした。さらに、同展と同じタイトルの写真集も発売。フィルムカメラで撮影した、アナログな写真のみを掲載しており、ページには作意のない、ありのままのメンバーの姿を見ることができる。また、写真1枚1枚に実際に銀塩プリントがアルバム台紙に貼られているような特殊印刷加工を施した愛蔵版となっている。今後、同写真集にも数多く掲載されている昨年のツアー「LIVE TOUR V6 groove」の映像商品もリリースされることについて、岡田さんは「DVDと同じ時期に写真展をやることにこだわっていました。最後の作品と裏側のメンバー、V6が26年間で自分たちがみてきた景色や特別映像(V-Land「WANDERER」)とか、解散した後にみんなに届けたオリジナル曲も、全部そこに入ってるので、LIVE DVDも含めて、この写真展が完成すると思っています」とこだわりを語った。そんな映像商品のリリースを記念して、全国4都市で今ツアーの衣装展の開催も決定。衣装5パターンが各地にて展示され、スパイラルホールでも館内展示が行われる。写真展・岡田准一 写真展「Guys 俺たち」は4月21日(木)までスパイラルホールにて開催中。(cinemacafe.net)
2022年04月10日俳優の岡田准一が、8日から21日まで東京・スパイラルホールで自身初の写真展「Guys 俺たち」を開催する。同写真展では、V6の活動終了が決まってから約2年間にわたり、岡田が撮り続けた約7,000枚の中から厳選した300枚を展示。ライブの打ち合わせやリハーサルの裏側、6人で過ごした何気ない時間などを切り取っている。岡田は「V6というグループが解散をして、傷つけてしまったかもしれないファンの皆さんになにができるだろう、ということをメンバーと何度も話し合っていました。LIVE DVDと一緒に、解散を決めてからの2年間、どういう顔をしていたかをファンの方にみていただけたら、大事に受け取ってもらいながら前に進む力になるのではないかと思って、開催させていただく写真展です。写真家デビューではなく、V6として最後の仕事として写真展を開催しました」と開催への思いを明かした。また、フィルムカメラで撮影した写真のみを掲載した写真集『Guys 俺たち』も8日に発売。同写真集は、写真1枚1枚に銀塩プリントがアルバム台紙に貼られているような特殊印刷加工を施した愛蔵版だ。そして13日には同写真集に数多く掲載されているツアーのLIVE DVD「LIVE TOUR V6 groove」も発売。同作の発売に岡田は、「DVDと同じ時期に写真展をやることにこだわっていました。最後の作品と裏側のメンバー、V6が26年間で自分たちがみてきた景色や特別映像(V-Land「WANDERER」)とか、解散した後にみんなに届けたオリジナル曲も、全部そこに入ってるので、LIVE DVDも含めて、この写真展が完成すると思っています」と語った。さらに、同作の発売を記念した衣装展の開催も発表され、全国5都市6カ所でライブで着用した衣装5パターンを公開する。
2022年04月08日俳優の岡田准一が主演を務める、映画『ヘルドッグス』(9月16日公開)の出演者が4日、明らかになった。同作は深町秋生による小説『ヘルドッグス 地獄の犬たち』の実写化作。正義も感情も捨て、腕っぷし一つでヤクザ組織に潜入しのし上がる元警官・兼高昭吾(岡田)の姿を描き、原田眞人監督が脚本・監督を務める。兼高と室岡(坂口健太郎)が所属する東鞘会・神津組のボスの愛人で、刺激大好きで挑発的なグリーンヘアの女・吉佐恵美裏を松岡茉優、兼高と室岡のボスで、東鞘会最高幹部である「東鞘会三羽烏」の一人、任侠100%の人情組長・土岐勉を北村一輝、東鞘会へ恨みを抱えマッサージ師として組織内部にも入り込む、潜入捜査員の連絡係・衣笠典子を大竹しのぶが演じることが明らかに。大竹は原田組へは初参加で、主演の岡田とは久々の共演となる。また松岡は艶っぽさと怪しさを併せ持ったビジュアルで登場し「赤いリップを引きたいと思ったんです。口紅が赤なら髪は補色の緑だと、ちょっと目で追っちゃう色合いだなと思って。赤の補色であれば、最初は青ということも考えましたが、ゆっくり青緑になっていき、最終的に緑の髪色になりました」とこだわりも明かした。○松岡茉優 コメント台本を読んだ時に、私が平成生まれで、女性だからこそ、今の新しい価値観の子たちが見たときにギャップを感じない、さらに共感を得るキャラクターにできたらいいなと思いました。恵美裏は魅力的で頭が良くて、私も憧れてしまうような女性です。作品は本当に岡田さんの、日本人最強の動きが随所に、そして今回はもう右にも左にもとても強いキャラクターなので、最強っぷりが堪能できますし、それに食らいついている坂口くんがまたミステリアスで、対比がすごく良いんです!○北村一輝 コメント最初に脚本を読んだ時はハードボイルド、男の世界の話なんだと思いました。自分にとっても本当に久しぶりで、少し懐かしいなと思いながら読ませていただいて。その中で土岐という、人間性が結構かっこよかったりする、筋が通っていて、非常に魅力的な役だなと思いました。アクションというのはなにも戦っているところだけのシーンではなく、全体的な動きであったり、その空気感というのを、監督がこだわっていたりしましたので、そこは僕も個人的に見てみたいところです。○大竹しのぶ コメント撮影は緊張感があり、映画を撮ってるんだなって実感することが出来ました。岡田さんは全然変わらず、初めてご一緒した当時に戻ったみたいで楽しかったです。「全く変わってないね」と話したら、私も変わってないと言われて、撮影の合間は色々な思い出話に花を咲かせました。台本を読むと、とても怖いシーンが次々に出てくるんですけれど、先を読まずにはいられない気持ちにさせられます。出てくるキャラクターも、みんなどこか寂しくて魅力ある人たちなので、とにかく楽しみにしてほしいなと思います。
2022年04月04日STU48結成当時からのキャプテン・岡田奈々の兼任解除コンサート、『STU48岡田奈々ラストコンサート〜Sailing day from NANA~』が3月18日に、神戸国際会館こくさいホールで開催された。2021年9月12日に広島サンプラザホールで行った『STU48 2021夏ツアー打ち上げ?祭(仮)』内で発表された岡田の兼任解除。「立ち上げから係わってきたSTU48を離れるのは寂しいです。伝えたいことはいっぱいありますがSTU48は私にとってずっとずっと大切な宝物です。7枚目のシングルで最後になりますが、奈々だけに7枚目シングルも全力で頑張ります」と想いを伝えてから約半年、このライブがSTU48のメンバーと大切な時間を過ごしてきた岡田のSTU48としての最後のパフォーマンスだ。岡田奈々の影アナから「Overture」へ。そして岡田のSTU48オーディション審査員時からの5年の歴史を振り返る映像から本日の円陣の様子までをまとめた、5年間と今をリアルに感じさせるVTR。そこからステージが始まる。まずは「暗闇」、「ペダルと車輪と来た道と」、「夢力」と3曲続けて披露。「ペダルと車輪と来た道と」では今日の主役は岡田だ!と言わんばかりに瀧野由美子がセンターを譲るシーンやファンからのコメントがぎっしり詰まったフラッグが。これを受け、岡田は「皆さんたくさんの愛をありがとう。今日は最高の1日にしましょう」と感謝を叫ぶ。そこで今村美月が「STU48岡田奈々ラストコンサートついに始まりました〜!奈々さん、ついに今日が来てしまいましたね。今の気持ちを聞いてもいいですか?」と尋ねると、岡田は「明日からもうSTU48のメンバーじゃなくなるなんて想像つかないし、こうしてSTU48全メンバーでステージに立てることは本当に貴重なので最後の最後まで悔いなく楽しみたいと思います」と応答。そして福田朱里が「奈々さんがSTU48を兼任されて約5年間沢山の出来事がありました。私たちメンバーのスマホの中には奈々さんの写真がいっぱいあるはず!そこで今から『岡田奈々思い出写真館』自慢の1枚を紹介したいと思います」と告げてスクリーンに数々の思い出写真が映し出された。その後は「夢は逃げない」「無謀な夢は覚めることがない」「RIVER」「根も葉もRumor」と続ける。「根も葉もRumor」はAKB48の58枚目のシングルで岡田がセンターを務める楽曲だが、STU48バージョンでの初披露となり、その難易度の高いダンスはメンバーにとって挑戦でもあった。続いて本コンサートを作り上げるまでのストーリーや岡田のSTU48としての5年間の活動と歴史、その時その時の気持を伝えるVTRが。「今回のコンサートのテーマはメンバーとの思い出作」なじみの曲から今までやったことのない難しい楽曲を取り入れたりと思い出ばかりでなく挑戦も入り、自分の願望を思いっきり詰め込んだ内容にしているという。岡田がSTU48と向き合ってきた姿勢、これからのSTU48に向けた思いが込められた映像だ。ユニットブロックでは「てもでもの涙」「Confession」「君だけにChu!Chu!Chu!」「アボガドじゃね〜し」「I’m sure.」「街の灯り」と6曲が披露された。セットリストを考えた岡田は「アボガドじゃね〜し」と「I’m sure.」はどうしてもやりたかったと話す。「もう私の趣味で入れちゃいました。沖舞(沖侑果&中村舞)には大人の階段を登ってもらって」と会場を沸かす場面も。そして「涙の表面張力」、「僕たちはシンドバットだ」。続く「誰かがいつか好きだと言ってくれる日まで」では卒業した磯貝花音と薮下楓が登場した。2018年1月31日に発売された1stシングル「暗闇」のType G挿入曲の歌唱メンバー登場という豪華演出に客席には、どよめきと大きな拍手が起きた。パフォーマンス後、磯貝は「奈々さんにお会いするのも皆さんにお会いするのも卒業以来で舞台で喋るのも久しぶりですごく緊張しているんですが一緒に踊れて嬉しかったです」、薮下は「私の卒業コンサートの時にスケジュールの都合で奈々さんこれなくて、もう一緒にステージに立つことはないと思ってたんですけど一緒にパフォーマンスできて嬉しかったです」とコメント。ファンにとっても嬉しいサプライズとなった。「僕たちは今話し合うべきなんだ」と 「思い出のほとんど」を披露後は甲斐心愛からの手紙が読まれる。甲斐はリハーサル時点で涙を流していたという。そこには「STU48には絶対、なあちゃんがいなきゃダメでした。これからのSTU48は、なあちゃんがʻʼ私じゃなきゃダメだったんだʼʻ と胸を張って言えるグループにしていきます。今までグループを背負ってきてくれてありがとう」と決意と感謝が綴られていた。「まだ辞めないで」と駄々をこねる姿に、岡田も後ろ髪を引かれたのか涙が止まらなくなる場面も。その後は「大好きな人」「ヘタレたちよ」「後悔なんかあるわけない」を披露し本編が終了。「ヘタレたちよ」のイントロでは岡田からのメッセージが映し出され、まさにʼʼヘタレたちʼʼだけど頑張ってるメンバーに向けられたメッセージであり、曲とリンクする。また「後悔なんかあるわけない」は7thシングル「ヘタレたちよ」収録曲であり岡田の兼任解除を受けて、秋元康氏が書き下ろした楽曲で、岡田を含めての全メンバーでのパフォーマンスは最初で最後だ。アンコールが始まる。今村が「奈々さんのSTU48としての最後の姿、皆さん目に焼き付けてください」とMCして「瀬戸内の声」でスタート。そして「奇跡という名のストーリー」の歌唱中には今村が「スタッフさんに無理を言ってこの時間を作っていただきました。私が今、手に持っているのはメンバーみんなから集めた“奈々” にちなんだ7色のレインボーローズです。レインボーローズの花言葉は『奇跡』、『無限の可能性』です」とサプライズ。続けて「奈々さんがSTU48に来てくださった奇跡があったからこそ私達STU48は無限大の可能性を感じられて、すごく素敵な思い出がたくさんできました。また33本の薔薇の花言葉には『生まれ変わってもあなたを愛する』です。STU48は奈々さんがいなくなって生まれ変わってしまうし、奈々さんはSTU48から離れて生まれ変わってしまうけど、これからも私達は奈々さんを愛し続けます」と語った。さらに今村は「奈々さんと過ごした約5年間。何もわからない私たちに寄り添って、本当に沢山の事を教えていただき成長することができました。奈々さんの兼任は今日で終わってしまいますが、STU48は5月には夢であった広島グリーンアリーナでの5周年コンサートもあります。前を向いてこれからも進んでいきたいと思います」とした。岡田は「たくさんの方に支えられて、ここまで来ることができました。最高の仲間達に出会えてすごく幸せです!これからのSTU48は皆に託します。自分を信じて前進し続けてください。ずっとずっと見守ってるよ。最後の曲は元気よくいきましょう」とコメントし「出航」を熱唱。旅立ちにふさわしい曲でラストを飾った。最後のMCで岡田は「みんなと離れてしまうのは本当に本当に寂しいですが、今のみんなならこれからも進化し続けられると思います。でもそこには温かいファンの皆さんの応援が必要です。私も、誰よりもSTU48のファンでいます。ファンの皆さんもSTU48のことを常に常に見続けて、愛を届けてあげてください」と改めて感謝の気持ちを届けた。最後は全員で観客に挨拶。温かい拍手に見送られ公演は幕を下ろした。公演終了後に会場内で展示されていた壁掛け写真も外され、正式に岡田のSTU48兼任最後の仕事が終了。岡田は「STU48兼任の話を頂いた時は、1から作り上げるグループに参加させてもらえることにワクワクとトキメキでいっぱいでした。できるなら一生一緒にいたかったけど、お互い甘えていてはいけない!5周年を迎え新しいスタートをきる為にはお互い離れなければいけないと思い、決意しました。STU48からは出航しますがSTU48はいつまでたっても私にとってかけがえのない宝物です」と、最後までSTU48愛を語る。彼女の背中をずっと見て育ってきたSTU48のメンバーたちは、教わった多くを胸にSTU48は新しい航路「STU48第2章」へと出航する。<岡田奈々・コメント>約5年間STU48として活動してきて本当に楽しいことばかりでした。MVだったり、お仕事にくる度に瀬戸内の美しい景色を見て、瀬戸内の美味しい食べ物を食べて、瀬戸内の可愛いメンバーとお喋りして私は本当に心を浄化しにこのグループにきていたのだと思います。ファンの方々もすごく熱くて、AKB48とはまた違った良さがあり、メンバーがピュアで何事にも一生懸命だし、嫌な時は嫌な顔するし(笑)。わかりやすい子達だったので私も可愛がりやすかったし、私に懐いてくれたので、本当にこの5年間みんなと楽しく活動させていただきました。これからSTU48の皆がどうなっていくのかという不安な部分はほとんどありません。この5年間、皆の成長を感じて近くで見てきたので、皆なら大丈夫だなって思ってます。何かあればいつでもステージに呼んでください。観客として皆のステージをこれからも見ていたいし、皆の成長をずっとずっと見守っていたいと思います。私も子離れして、岡田奈々個人としてSTU48で作った思い出を宝物に心に秘め、なにか辛いときは思い出して頑張り続けていきたいなと思います。だからSTU48のファンの皆様にはこれからも皆のことを思って熱く応援してくれたら嬉しいですし、何かSTU48に対しての不安や思うことがあったら私に言ってください。すぐにSTU48のスタッフさんに連絡するので(笑)。いつでもご意見や感想などお待ちしています。これからもSTU48の応援をよろしくお願い致します。以上!STU48の岡田奈々でした!ありがとうございました!!<今村美月(キャプテン)・コメント>この5年間、奈々さんの背中を見て沢山学んできました。何も分からなかった私達に寄り添って頂き本当に沢山の事を教えてくださいました。奈々さんのおかげで成長することができました。奈々さんからキャプテンを引き継いでもう2年が経ちましたが、私は皆を引っ張っていくタイプでも言葉でうまく伝えれるタイプでもなくて、私は奈々さんのように立派なキャプテンを務められているのかな?と不安になったりする時もありますが、奈々さんがSTU48に沢山の愛をくださったので私もSTU48をいっぱい愛していくことでメンバーもファンもついてきてくれるのではないかと信じてバトンを落とさないようにこれからも頑張っていきます。5月には夢でもあった広島グリーンアリーナでの5周年コンサートも控えています。これからのSTU48は皆さんをお腹いっぱいにできるほど満たしていきたいです!<瀧野由美子・コメント>STU48結成当初からずっとグループの柱として存在してくださった奈々さんは、行動で教えてくださることが多かったです。きちんとした挨拶、レッスンの空気感、活動に対する姿勢、奈々さんと会って一緒にいるだけで、自分ももっと頑張らなくてはと思うことが沢山ありました。まだまだ甘えたいし、頼りたいし、これからのSTU48に岡田奈々がいないという事実が受け入れられませんが、AKB48として活動する奈々さんが、STU48として活動してきた時間を誇りに思ってもらえるように、メンバー一同頑張っていきたいと思います。5周年コンサートを広島グリーンアリーナというずっと目指していた場所で行うことができるので、まずはそこを成功させます。成長を見守ってもらえたらいいなと思います。個人的な心残りは今回のコンサート練習期間中、お家に遊びにきてもらう時間がなかったので、また瀬戸内に遊びにきてもらって、今まで行けなかった瀬戸内のいいところを案内したいです。『STU48 岡田奈々ラストコンサート〜Sailing day from NANA〜』日時:2022年3月18日(金)開場18:00 / 開演19:00会場:兵庫県・神戶国際会館こくさいホール出演メンバー:池田裕楽・石田千穂・石田みなみ・今村美月・岩田陽菜・内海里音・岡田奈々・沖 侑果・尾崎世里花・甲斐心愛・川又あん奈・川又優菜・工藤理子・小島愛子・迫 姫華・信濃宙花・清水紗良・鈴木彩夏・高雄さやか・瀧野由美子・田中美帆・谷口茉妃菜・中村 舞・原田清花・兵頭 葵・福田朱里・峯吉愛梨沙・宗雪里香・森下舞羽・矢野帆夏・吉崎凜子・吉田彩良・立仙百佳・渡辺菜月<公演情報>STU48 5周年コンサート「タイトル未定」5月3日(火・祝) 時間未定場所:広島グリーンアリーナ<リリース情報>STU48 8thシングル『タイトル未定』4月13日(水)発売
2022年03月23日岡田准一が主演する映画『ヘルドッグス』に、坂口健太郎が出演することが発表された。さらに、公開日が9月16日(金)に決定した。本作の監督・脚本を担うのは、『関ヶ原』、『検察側の罪人』、『燃えよ剣』など数々のヒット作を生み出す原田眞人。主演は、『関ヶ原』、『燃えよ剣』に続き原田監督との3作品目のタッグとなる岡田准一。監督と俳優という関係を超えた二人の信頼感で、作品に魂を注入する。また、岡田は本作でも技闘デザイン(アクション振り付け)を担当し、クランクイン前から原田監督と綿密な打ち合わせを経て、劇中のキャラクターの個性にあったリアルかつ創作的なアクションを振り付けている。その岡田が演じるのは、正義も感情も捨て、腕っぷし一つでヤクザ組織に潜入しのし上がる元警官・兼高昭吾(かねたか・しょうご)。兼高は、愛する人が殺される事件を止められなかったというトラウマを抱え、闇に落ち、正義も感情も捨て復讐することにのみ生きていた男で、その闇と狂犬っぷりに目をつけた警察組織から、ヤクザ組織への潜入という危険なミッションを強要される複雑なキャラクターだ。そして、今回出演情報が発表された坂口健太郎が演じるのは、兼高が潜入を強いられるヤクザ組織の一員、室岡秀喜(むろおか・ひでき)。室岡は死刑囚の息子という境遇ゆえに心の奥底に深い闇を抱え、組織内でも誰も手が付けられない制御不能な存在だ。満腹中枢が壊れており、常に空腹で何かを食べている。感情を抑えられないサイコパスな室岡だが、警察のデータ分析によると、兼高との相性がなんと<98%>。警察は、兼高に室岡に喧嘩を売り、それをきっかけに組織へ潜入するよう指示を出す。もちろん、ふたりの相性は抜群で、ふたりは最強の“狂犬コンビ”として猛スピードで組織を上り詰め、なくてはならない存在となっていく。坂口自身「室岡というキャラクターは世間の坂口健太郎のイメージとはガラッと違う役」と話しているように、これまでの柔らかいイメージから一転、鋭い眼光やボサボサの髪、そして腕には兼高と同じくトライバルタトゥーを入れ、影のあるクレイジーな役回りだ。本作で原田監督作品は初参加となる坂口は「お芝居していく中で、毎回裏切っていきたいなって気持ちがあった。監督とお話をさせてもらってやりたいっていうのは瞬間的に強く思いました。室岡の根本というか、どこに中心があるんだろうっていうのはすごく頭で考えて、マフィアのような集団の中にいる中で、どこか浮いちゃダメだって思っていたけれど、室岡なりの感情の出し方や異質感はすごく調節をしなきゃいけないなっていうのは思ってはいました」と室岡というキャラクターについて語っている。また坂口について原田監督は「とにかく一番最初に本人と会って、色々話してみて、凄くいいなって思いました。ちょうど『クライマーズ・ハイ』で堺雅人と会った時とか、あるいは『日本のいちばん長い日』で松坂桃李と話した時とか、そういう時の、ああいい感じっていう、お互いにクリックするものがありました。室岡は97%サイコパスであっても原石の純真さが3%残っています。その微妙なニュアンスを健太郎は切なく的確に表現してくれました」と語る。室岡は兼高とバディとして行動をしていくうちに、絶対的な信頼、そして強い憧れを抱くようになるが、初共演となった岡田について坂口は「バディ感というか、僕はもう本当の兄貴のように慕っていたので、そういう画が映像になったときに感じてもらえると思います。セクシーで、とても切ない映画だなって感じますね」と振り返っている。今回は“最狂のバディ”が佇む2ショットビジュアルも公開。究極のノンストップ・クライム・エンターテイメント『ヘルドッグス』に、ますます期待が高まる。坂口健太郎コメント室岡という役を考えている時間、乾いた笑顔の裏にある深い闇や寂しさを感じ、その感情を丁寧に、時には刹那的に放出する作業はとても心地の良い瞬間でした。初めての原田組、この刺激的な現場を室岡として、岡田さん演じる兼高と一緒に潜る時間は、とても豊かな時間でした。原田眞人監督コメントとにかく一番最初に本人と会って、色々話してみて、凄くいいなって思いました。ちょうど『クライマーズ・ハイ』で堺雅人と会った時とか、あるいは『日本のいちばん長い日』で松坂桃李と話した時とか、そういう時の、ああいい感じっていう、お互いにクリックするものがありました。室岡は97%サイコパスであっても原石の純真さが3%残っています。その微妙なニュアンスを健太郎は切なく的確に表現してくれました。映画『ヘルドッグス』9月16日(金)より公開
2022年03月14日俳優の岡田准一が主演を務める、映画『ヘルドッグス』(9月16日公開)の出演者が14日、明らかになった。同作は深町秋生による小説『ヘルドッグス 地獄の犬たち』の実写化作。正義も感情も捨て、腕っぷし一つでヤクザ組織に潜入しのし上がる元警官・兼高昭吾(岡田)の姿を描き、原田眞人監督が脚本・監督を務める。今回、坂口健太郎がヤクザ組織の一員、室岡秀喜を演じることが明らかに。兼高が潜入を強いられる組織の一員である室岡は、死刑囚の息子という境遇ゆえに心の奥底に深い闇を抱え、組織内でも誰も手が付けられない制御不能な存在で、満腹中枢が壊れており、常に空腹で何かを食べている。感情を抑えられないサイコパスな室岡だが、警察のデータ分析によると、兼高との相性が98%ということで、警察は兼高に、室岡に喧嘩を売り、それをきっかけに組織へ潜入するよう指示を出す。2人の相性は抜群で最強の“狂犬コンビ”として猛スピードで組織を上り詰め、なくてはならない存在となっていく。○坂口健太郎 コメント室岡という役を考えている時間、乾いた笑顔の裏にある深い闇や寂しさを感じ、その感情を丁寧に、時には刹那的に放出する作業はとても心地の良い瞬間でした。初めての原田組、この刺激的な現場を室岡として、岡田さん演じる兼高と一緒に潜る時間は、とても豊かな時間でした。○原田眞人監督 コメントとにかく一番最初に本人と会って、色々話してみて、凄くいいなって思いました。ちょうど『クライマーズ・ハイ』で堺雅人と会った時とか、あるいは『日本のいちばん長い日』で松坂桃李と話した時とか、そういう時の、ああいい感じっていう、お互いにクリックするものがありました。室岡は97%サイコパスであっても原石の純真さが3%残っています。その微妙なニュアンスを健太郎は切なく的確に表現してくれました。
2022年03月14日坂口健太郎が岡田准一主演映画『ヘルドッグス』に出演、制御不能のいかれたサイコパス役で岡田さんと“最狂のバディ”を組むことが分かった。『関ヶ原』『燃えよ剣』に続き、岡田さんと原田眞人監督のタッグ3作目となる本作。岡田さんは本作でも技闘デザイン(アクション振り付け)を担当し、クランクイン前から原田監督と綿密な打ち合わせを経て、劇中のキャラクターの個性にあったリアルかつ創作的なアクションを振り付けている。その岡田さんが演じるのは、正義も感情も捨て、腕っぷし一つでヤクザ組織に潜入しのし上がる元警官・兼高昭吾。兼高は、愛する人が殺される事件を止められなかったというトラウマを抱え、闇に落ち、正義も感情も捨て復讐することにのみ生きていた男で、その闇と狂犬っぷりに目をつけた警察組織から、ヤクザ組織への潜入という危険なミッションを強要される複雑なキャラクター。そして坂口さんが演じるのは、兼高が潜入を強いられるヤクザ組織の一員・室岡秀喜。死刑囚の息子という境遇ゆえに心の奥底に深い闇を抱え、組織内でも誰も手が付けられない制御不能な存在だ。満腹中枢が機能せず、常に空腹で何かを食べている。感情を抑えられないサイコパスな室岡だが、警察のデータ分析によると、兼高との相性はなんと98%。警察は、兼高に室岡に喧嘩を売り、それをきっかけに組織へ潜入するよう指示を出すが、2人は最強の“狂犬コンビ”として猛スピードで組織を上り詰め、なくてはならない存在となっていく。坂口さんが「室岡というキャラクターは世間の坂口健太郎のイメージとはガラッと違う役」と話しているように、これまでの柔らかいイメージから一転、鋭い眼光やボサボサの髪、そして腕には兼高と同じくトライバルタトゥーを入れ、影のある役回り。「室岡という役を考えている時間、乾いた笑顔の裏にある深い闇や寂しさを感じ、その感情を丁寧に、時には刹那的に放出する作業はとても心地の良い瞬間でした」と坂口さんはコメント。原田監督作品は初参加となり、「お芝居していく中で、毎回裏切っていきたいなって気持ちがあった。監督とお話をさせてもらってやりたいっていうのは瞬間的に強く思いました。室岡の根本というか、どこに中心があるんだろうっていうのはすごく頭で考えて、マフィアのような集団の中にいる中で、どこか浮いちゃダメだって思っていたけれど、室岡なりの感情の出し方や異質感はすごく調節をしなきゃいけないなっていうのは思ってはいました」と室岡というキャラクターについて語っている。また、坂口さんについて監督は「とにかく一番最初に本人と会って、色々話してみて、凄くいいなって思いました」と語る。「ちょうど『クライマーズ・ハイ』で堺雅人と会った時とか、あるいは『日本のいちばん長い日』で松坂桃李と話した時とか、そういう時の、ああいい感じっていう、お互いにクリックするものがありました」と明かし、「室岡は97%サイコパスであっても原石の純真さが3%残っています。その微妙なニュアンスを健太郎は切なく的確に表現してくれました」と語った。室岡は兼高とバディとして行動をしていくうちに、絶対的な信頼、そして強い憧れを抱くようになるが、初共演となった岡田さんについて坂口さんは「バディ感というか、僕はもう本当の兄貴のように慕っていたので、そういう画が映像になったときに感じてもらえると思います。セクシーで、とても切ない映画だなって感じますね」とふり返っている。『ヘルドックス』は9月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヘルドッグス 2022年9月16日より全国にて公開©2022 「ヘルドッグス」製作委員会
2022年03月14日1995年にお笑いコンビますだおかだ・岡田圭右さんと結婚したタレントの岡田祐佳さん。長男は岡田隆之介さん、長女は岡田結実さんで、それぞれ芸能界で活躍中!そんな祐佳さんが先日インスタで息子さんとのツーショットを公開、「美男美女!」と話題になっているんです。 息子さんとのツーショットは「イケメンになっちまって!」 この投稿をInstagramで見る 岡田 祐佳(@yukachin719)がシェアした投稿 「隆之介24歳おめでとう」とのインスタには、雪が降る寒空の下で隆之介さんとのツーショットを投稿。24歳を迎えた隆之介さんは祐佳さんの隣で柔らかい笑顔。元夫の岡田さんのお顔をそのまま受け継いだようなキリリとしたお顔立ちの隆之介さん。妹の結実さんも美しく成長しましたが、兄もどこから見ても美形。祐佳さんはチェック柄のマスクとダウンジャケットを着用し、ハリのある目元は年齢不詳な若々しさ。「旅行に一緒に2人でも行ってくれたり、周りの友達が羨ましいと言ってくれる親子関係に感謝」「隆之介の人生何かと波乱万丈で過去嫌な思いとか沢山したけど腐らず素直に育ってくれてありがとう。」との気持ち綴り、外見だけでなく内面も素晴らしく育ってくれた隆之介さん。母と子の深い絆も感じます。続けて、親子でじゃれ合う動画もアップし、外は寒くとも心はポカポカと心があったかくなるような仲睦まじさを見せてくれていました。この投稿には「ゆかさんが若いからカップルに見える!」「イケメンになっちまって〜!」「お母様が若い!そして、美しい。美男美女のお子さんが産まれるはずですね」との声が寄せられ、イケメン息子くんだけでなく美人な母にもびっくりするショットは必見です。1月末には所属している事務所を退所し、再スタート切った隆之介さん。今後の活躍が楽しみです!
2022年02月14日2016年から開催されている、岡田浩暉プロデュースのミュージカルコンサート『I Love Musical』。シリーズ第7弾となる今回は、デビュー30周年を迎えた岡田の節目を祝う楽曲にキャストが勢揃いした。初日の約3週間前、発起人である岡田本人に現在の心境を尋ねてみる。1991年にデビューし、To Be Continued名義で発表したシングル「君だけを見ていた」が俳優として初出演したドラマ『もしも願いが叶うなら』(TBS系:1994年)の挿入歌として大ヒットを記録した岡田。コンサートにはこのドラマで共演したミュージシャンの浜崎貴司が初登場し、「彼とのデュエット含め、ブチ抜きで数曲歌うコーナーを設けています」と岡田の門出に華を添えるという。岡田は、浜崎に対する想いを「同い年でアーティストとしての活動時期も近く、親近感があるんですよね」と語る。続いて「過去・現在・未来にわたっていろんなことを話せる人で、ミュージカル俳優“ではない”僕の側面を引き出してくれる存在ではないでしょうか」と期待を寄せた。折しも今年は岡田がTo Be Continuedを再始動させたタイミングでもある。もちろん、本コンサートには「ミュージカルの敷居を下げ、老若男女たくさんの方に楽しんでもらいたい」という岡田の企画意図も根底に横たわっている。その面を担うのは『I Love Musical』シリーズに出演経験のある石井一孝、泉見洋平、今拓哉、戸井勝海、彩乃かなみ、紫吹淳、沼尾みゆき、林愛夏、北翔海莉(男女別五十音順)といったキャストの面々だ。日替わりで出演する彼らとは“即興”でミュージカルナンバーをつくる目玉企画が用意されている。これは「観客の皆さんにミュージカルを身近に感じてもらうためには“目の前で生まれる瞬間”をお見せすればよいのでは」「いま感じたことが歌になる、というミュージカルの原型を体感してもらいたい」という岡田の考えから。お題の提供方法や作詞・作曲術、歌唱順など鋭意検討中だそうだ。ライブ感あふれる取り組みに、普段とは異なるキャストの表情が垣間見られるだろう。ミュージカルや映像の俳優経験は、歌い手としての岡田にどんな影響を与えたか──。最後にそう尋ねると、「発声法や歌詞の解釈がアーティスト時代より豊かになった」と岡田は笑う。「演じて歌う時は自分を殺すのではなく、役との共通点を常に探しています」「いろんなキャラクターを演じたことで、僕自身の在り方が問われるアーティスト活動の引き出しが増えた気がします」と続き、相乗効果のありがたさを語った。「KOHKI OKADA PRESENTS『I Love Musical 2021』~岡田浩暉デビュー30周年記念~」は、12月24日(金)~26日(日)に東京・第一生命ホールにて。ぴあでは座席指定できるチケットを販売(12月20日まで)。12月21日以降は各公演前日23:59まで購入できる当日引換券を販売する。取材・文:岡山朋代
2021年12月15日岡田健史《髭の岡田健史くんだけはちょっと求めてなかった…》12月4日、岡田健史がインスタグラムのストーリーにヒゲを生やした写真を投稿。ファンの間で賛否が巻き起こっている。「写真には“先日、初めて職質を受けました”という文が添えられていました。これまでの爽やかな印象とのギャップに、ファンが戸惑うのも当然でしょう」(ネットニュース編集者)■事務所社長の剛腕ぶり今年5月に所属事務所との契約をめぐって裁判トラブルになっていたことが報じられた岡田。8月には契約解除の仮処分を求めた件について、公式サイトで和解が成立したことを発表していたが……。「和解発表後に行った仕事は、カレンダー発売を記念して9月に行われたオンラインの個別対面会のみ。10月に公開された映画『そして、バトンは渡された』にもメインキャストで出演しているにもかかわらず、取材や公開イベントにはいっさい登場していません。新たな仕事が決まったという話も聞こえてこないので、業界でも彼の今後を心配する声が上がっています」(テレビ誌編集者)そもそも岡田が契約解除を求めた背景には、所属事務所『スウィートパワー』(岡田は系列の『スパイスパワー』所属)の岡田直弓社長のパワハラにより、多くのスタッフが事務所を去ったためだといわれている。「岡田社長はその確かな審美眼で内山理名さんや堀北真希さんなど逸材を続々と発掘、育成してきました。事務所を立ち上げて間もないころは“起用してもらえるまで帰りません”とテレビ局や雑誌社に内山さんを根気よく売り込んでいたのは有名な話です。部下にも同じような熱意を求めているのでしょうが、今の時代だとパワハラやモラハラと捉えられても仕方ないでしょう。ただ、ここ数年でスタッフの入れ替わりが激しくなっているのは気になるところですね」(広告代理店関係者)スウィートパワーと仕事をしたことのあるテレビ局関係者も、困惑を隠し切れない。「一昨年、ベテランマネージャーが退社したのをきっかけにスタッフの退社が相次ぎました。現在いるスタッフは、ほぼすべてその騒動以降に入社した方だと思います。仕事をお願いするたびに担当者が替わっているような状況で、所属タレントも不安を感じているようです」スタッフが大量退社した影響か、近年同社から独立や移籍するタレントも増えている。■「事務所内で干された」「昨年7月に南沢奈央さんが独立。今年3月には元KARAの知英さんが韓国に活動拠点を移すのを機に移籍しています。4月には高杉真宙さんが独立を発表し、5月にはパニック障害を告白した竹内愛紗さんが引退……と、看板タレントが続々と退社しています。近年は独立するタレントが増えていますが、短期間にここまで退社が相次ぐのは異例でしょう。加えて、岡田さんの契約トラブルもあったので、事務所側に問題があると見る業界関係者は多いです」(前出・広告代理店関係者)岡田は数年かけて、社長自ら口説き落としてデビュー。芸名に社長の名字をつけるほど、期待を寄せていたという。「500人を超えるオーディションを勝ち抜き、TBS系『中学聖日記』で有村架純さんの相手役で鮮烈なデビューを飾りました。その後、地元の福岡放送の単発ドラマやABEMAなどの作品で主演を次々に務めることができたのは、社長自らが熱心に売り込みをしたおかげでしょう」(芸能プロ関係者)放送中の大河ドラマ『青天を衝け』では、主人公である渋沢栄一のいとこである尾高平九郎役を熱演し、ファン層も広がっていたが……。「社長も力を注いでいたぶん、裏切られてしまったという思いが強いようですね。これまでの反動もあってか、裁判トラブル以降は岡田さんのマネージメントをする気力が湧かないようです」(同・芸能プロ関係者)和解したはずの岡田だが、事務所の有料サイト内のブログの更新がないだけでなく、マネージャーのブログ更新も4月から途絶えている状況だ。「公開中の映画『そして、バトンは渡された』に関する告知も行っていないのは、さすがに事務所内で干されていると思われても仕方がないですよね。来年公開の映画『死刑にいたる病』には準主役で出演。通常ならプロモーションの一環でバラエティー番組などに出るはずですが、現在の事務所の対応を見る限り、プロモーション活動も行わないかもしれませんね」(前出・テレビ局関係者)メディアから姿を消してしまった岡田は、今何をしているのだろうか。「裁判トラブル以降に事務所の寮を飛び出してひとり暮らしを始めたこともあり、インスタグラムのストーリーでは、自炊した料理や趣味で描いた油絵やペン画の写真を公開していますね。あれだけヒゲを生やしているということは、今春テレビ朝日系で放送されたドラマ『桜の塔』以降は仕事をしていないのでは」(前出・テレビ誌編集者)■インスタライブでの“ざわつく発言”岡田に新しい仕事が決まっているのか、所属事務所に問い合わせたが、期日までに返答はなかった。そんな中、12月10日深夜、岡田が突如インスタライブの配信を行った。「ヒゲを生やしているのを知らなかったファンの中には、戸惑っている人もいましたね。職質された件を視聴者から聞かれ、“若くてヒゲが生えている男性は薬物を所持していることが多いそうで。3人の男性警官に囲まれました”と答えていました」(前出・ネットニュース編集者)ライブ配信の後半では、少々気になる発言も。「ファンレターを送ったら返事は来るの?という視聴者からの質問に“お手紙や送っていただいたものは、今はいっさい受け取っていないです”と、事務所スタッフとコミュニケーションを取っていないと思われる発言をしていました」(同・ネットニュース編集者)本格的に活動を再開できるのは、契約が切れる再来年の春以降になりそうだ。
2021年12月13日NHK大河ドラマ『どうする家康』で、家康を演じる主演の松本潤と、織田信長役の岡田准一2023年放送予定の松本潤主演NHK大河ドラマ『どうする家康』の追加キャストが発表された。なかでも注目を集めたのが、織田信長を演じる岡田准一だ。11月1日にV6が解散したばかりであるが、後輩が主演する大河になんとも心強いキャスティングである。■ジャニーズ大河&ジャニーズドラマ「人気のピークを過ぎた先輩ではなく、岡田准一は言うまでもなく主演作も数多く、俳優としてマツジュンよりもだいぶ上の存在。実績と実力があり、さらに大河主演経験もある岡田に協力してもらい、なにがなんでも“マツジュン大河”を成功させたいというジャニーズの本気がうかがえます」と、あるテレビ誌の記者は言う。過去に大河ドラマの主人公をつとめた経験のあるジャニーズタレントというと、1993年の『琉球の風』の東山紀之、2004年の『新選組!』の香取慎吾、’05年『義経』の滝沢秀明、そして’14年の『軍師官兵衛』の岡田准一。松本潤は5人目となる。「メインクラス同士のジャニーズ共演は、今回が初めてとなります。それだけに、さっそくほかの後輩の出演に期待するファンもいるみたいですね(笑)」『どうする家康』は、現段階で発表されているだけでも、阿部寛、有村架純、ムロツヨシ、野村萬斎など豪華な顔ぶれが名を連ね、決してジャニーズ人気で引っ張ろうという作品ではないはずだ。「といっても、家康と信長という重要な役をつとめるだけに、“ジャニーズ大河”という見られ方はどうしてもされてしまいます。それだけで嫌悪感を抱く人が一定層いますので、プラスとマイナス、どちらの側面も持つ、ある意味賭けのようなキャスティングですね」(前出・テレビ誌記者)これまでも、数多くの“主演・ジャニーズ、主な出演者・ジャニーズ”という、作品が多く世に出されてきている。特に、日本テレビの月曜深夜枠のシンドラをはじめ、テレビ東京やテレビ朝日の深夜帯に多い。「とはいえ、ジャニーズタレントの実績や経験値になるので、貴重な枠ではあります。ファンはうれしいでしょうが、そうじゃない人にとってはスルーされてしまうことも。ジャニーズファン以外の層に、顔と名前を売ることは容易ではありません」(同前)■『必殺シリーズ』はジャニーズだらけでは“ジャニーズ枠”以外で複数のジャニタレが“同格”で共演するドラマはどうか。ヒット作を振り返ると、亀梨和也と山下智久の『野ブタ。をプロデュース』(日テレ系)や、岡田准一と櫻井翔の『木更津キャッツアイ』(TBS系)、二宮和也と櫻井翔の『山田太郎ものがたり』(同)などがある。「ほかにも、山田涼介の『金田一少年の事件簿N(Neo)』に同じHey! Say! JUMPの有岡大貴がレギュラー出演するなどもありました。近年では大野智の主演ドラマ『世界一難しい恋』にジャニーズWESTの小瀧望が出たり、錦戸亮主演の『ごめんね青春!』に重岡大毅が出演したことも。菊池風磨と加藤シゲアキの『時をかける少女』や、伊野尾慧と神宮寺勇太の『准教授・高槻彰良の推察』などもあります」(同前)近年はジャニーズの共演は敬遠される傾向もあるのか、大ヒットがなかなか生まれないと、前出の記者は付け加える。さらにジャニーズ色が強くなってしまった人気コンテンツがある。それは亡くなった藤田まことさんの後を受け、主人公・中村主水を演じる東山紀之主演の『必殺仕事人』シリーズだ。「現在、レギュラーとして松岡昌宏、知念侑李が出演していて、来年の新春放送には、キンプリの岸優太と、なにわ男子の西畑大吾の出演が発表されました。また過去には大倉忠義、元KAT-TUNの田中聖もレギュラー出演していました。人気シリーズとして定着していますが、メインどころがジャニーズだらけになってしまった例ですね」松潤と岡田の『どうする家康』の放送は再来年。岡田の俳優としての評価が高いだけに“ジャニーズ大河”との見方はないかもしれないが、追加キャストでさらにジャニーズが加わる可能性はゼロではない。「ジャニーズだから見ない」だけは避けたいところか。〈取材・文/渋谷恭太郎〉
2021年12月06日木村拓哉、岡田准一《本当にたくさんの作品や役者さんがいる中で選んでいただいてすごくうれしい。でも、なんだろう。こういった選考に自分が対象として存在したことがあまりなかったので》映画『マスカレード・ナイト』での好演が評価されて、『第46回報知映画賞』で主演男優賞に選出された木村拓哉。その受賞コメントからは、喜びとともに戸惑いもにじみでていたのだが、それもそのはず、これまで木村が“賞レース”に参加することは珍しく、映画賞もまた同様だったからだ。「これを機に『アカデミー賞』も“解禁”になるのでは?」とは情報番組・芸能デスク。日本最高峰の映画賞『日本アカデミー賞』と、数々のヒット作で主演を務めた日本を代表する名優の1人に数えられる木村とは縁がない。「かつて時代劇『武士の一分』が、『第30回日本アカデミー賞』で優秀作品賞や優秀監督賞をはじめ13部門を獲得したにもかかわらず、優秀主演男優賞を獲ることはなかった。それは“賞レースには参加しない”という事務所の方針があったからで、本来ならジャニーズ初の“アカデミー賞俳優”になるのは木村さんだった」(同・芸能デスク)以降も、木村をはじめとしたジャニーズ俳優が同賞に登場することはなかったのだが、突如として方向転換したのが2015年。『永遠の0』で岡田准一が、最優秀主演男優賞、さらに『蜩ノ記』で最優秀助演男優賞の“二冠”に輝く快挙を成し遂げる。すると翌年の『第39回〜』では嵐・二宮和也が『母と暮らせば』で最優秀主演男優賞を獲得し、ジャニーズきっての演技力を持つ2人の俳優が2年連続で受賞。「今年度では間違いなく木村さんもノミネートされ、また最優秀主演男優賞に手が届くかも知れません。これからも俳優人生を末長く送るには、高倉健さんや緒方拳さん、山崎努さんらも手にした“アカデミー賞俳優”の冠は外せませんからね。それこそ、撮影中の時代劇映画『織田信長(仮題)』の公開に向けて、アカデミー賞で弾みをつけたいところででしょう」(同・芸能デスク)■ちょ、まさかの“信長被り”京都・太秦の東映京都撮影所で撮影が行われている映画『織田信長(仮題)』。その名の通り、木村が戦国武将の“織田信長”を演じるのだが、共演の綾瀬はるかが新型コロナに感染した影響もあってか、当初の予定よりも1か月遅れてのクランクインになったという。依然として、配給元の東映からは同作に関する公式発表がなされておらず、気になる公開時期も明かされていない。映画製作会社の営業スタッフは「発表はクランクアップ後になりそうです」と現状を明かす。「京都での撮影は順調に進んでいるようで、このままいけば年内、または年明けには撮了。東映さんの創立70周年記念作とのことですから、盛大に発表したいところですね。その後に編集作業に入るのですが、大作やCGを多用する場合は完成まで半年、長ければ1年以上費やすことも少なくはありません。また、コロナによる社会情勢によって変更もありえますが、おそらくは公開は2022年の夏以降、もしくは2023年にずれ込むことも念頭に置いていると思います」活劇としては、1998年のTBS系スペシャルドラマ『織田信長天下を取ったバカ』以来の、木村による“信長”に期待が集まるところだが、一方でジャニーズ俳優による“信長”がもう1人、このほど発表された。嵐・松本潤主演の2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』で、松潤“徳川家康”と対峙する織田信長役として、白羽の矢が立ったのが“アカデミー賞俳優”の岡田准一だ。つまりは映画とドラマと畑は違えども、木村と岡田が同時期に“信長”を演じる可能性がでてきたのだ。「今までのジャニーズさんでは考えられなかったのでは?」とは老舗芸能プロのベテランマネージャー。「キムタクの信長は春先には決まっていたとも聞きますし、映画の公開時期が遅れることも当然想定できていたでしょう。それを承知の上で、岡田くんへのオファーにGOサインを出した。ましてや天下のキムタクに“被せる”とは驚きですよ。特に年長者や功労者を立てる動きが目立ったジャニー喜多川さん、メリー喜多川さんが健在だった頃は間違いなく、今回のようなキャスティングは回避されていたと思います。新体制ではその方針が変わってきているのかもしれませんね」■木村も“終身雇用”ではない“長男”近藤真彦の退社を始め、少年隊の解体、またTOKIOの社内独立など年長組の“ジャニーズ離れ”が活発になる一方でKing &Prince、Snow ManやSixTONESら若手の台頭が目立ち、世代交代の波がきているのは明白だ。「実際に彼らは結果を出しているわけで、年功序列に関係ない“実力主義”になっていることが伺えます。つまりはいい演技、いいパフォーマンスを披露できれば“下克上”を起こして、一躍“天下人”への道も拓けるということ」(前出・ベテランマネージャー)また、滝沢秀明副社長が掲げているJr.の“22歳定年制度”が物語るように、ジャニーズ内での競争がさらに激しくなっているのかもしれない。「それはデビュー組も然りで、“終身雇用”が崩れた今は幹部候補とも目されるキムタクや東山紀之でさえも安泰とは言えないのでしょう。魅力的なオファーが舞い込めば、たとえ役どころが被ろうとも先輩後輩に関係なく受けるのは当然です。これまでも幾多の“信長”が比較されてきたように、2人もまた俳優として生き残りを図るためにより上をいくパフォーマンスを見せればいいだけのこと」(同・ベテランマネージャー)ジャニーズが誇る“2人の信長”の競演、軍配が上がるのはどちら?
2021年12月04日深町秋生の小説を実写化する映画『ヘルドッグス』が、2022年9月16日(金)に公開される。主演は岡田准一、監督は原田眞人。原田眞人監督が人気小説を実写映画化映画『ヘルドッグス』は、デビュー作『果てしなき渇き』で2004年・第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した深町秋生による小説『ヘルドッグス 地獄の犬たち』を実写映画化するもの。潜入捜査官の葛藤を描き、“警察小説を超えた問題作”として話題になった小説を、『関ヶ原』『検察側の罪人』『燃えよ剣』などのヒット作を生み出した原田眞人の監督・脚本で実写映画化する。岡田准一が“狂犬”潜入捜査官に&坂口健太郎とコンビに主演は、『関ヶ原』『燃えよ剣』に続き、原田眞人監督と3作品目のタッグとなる岡田准一。正義も感情も捨て、腕っぷし一つでヤクザ組織に潜入しのし上がる元警官・兼高昭吾を演じる。■主人公・兼高昭吾(かねたかしょうご)...岡田准一ヤクザ組織に潜入し、のし上がる元警官。「愛する人が殺される事件を止められなかった」というトラウマを抱え、闇に落ち、正義も感情も捨て復讐することにのみ生きていた男。その闇と狂犬っぷりに目をつけた警察組織から、ヤクザ組織への潜入という危険なミッションを強要される。■室岡秀喜(むろおかひでき)...坂口健太郎兼高が潜入を強いられるヤクザ組織の一員。死刑囚の息子という境遇ゆえに心の奥底に深い闇を抱え、組織内でも誰も手が付けられない制御不能な存在。満腹中枢が壊れており、常に空腹で何かを食べている。感情を抑えられないサイコパスな室岡だが、警察のデータ分析によると、兼高との相性がなんと<98%>。警察は、兼高に室岡に喧嘩を売り、それをきっかけに組織へ潜入するよう指示を出す。もちろん、二人の相性は抜群で、二人は最強の“狂犬コンビ”として猛スピードで組織を上り詰め、なくてはならない存在となっていく。■吉佐恵美裏(きさえみり)...松岡茉優兼高と室岡が所属する東鞘会・神津組のボスの愛人で、刺激大好きで挑発的なグリーンヘアの女。■土岐勉(ときつとむ)...北村一輝兼高と室岡のボスで、東鞘会最高幹部である「東鞘会三羽烏」の一人、任侠100%の人情組長。■衣笠典子(きぬがさのりこ)...大竹しのぶ東鞘会へ恨みを抱え、マッサージ師として組織内部にも入り込む、潜入捜査員の連絡係。岡田准一が振り付け“ハードなアクション”にも注目裏社会をドラマティックに描く映画『ヘルドッグス』は、ハードなアクションシーンも見どころ。岡田准一が、アクションシーンの技闘デザイン(アクション振り付け)を担当した。クランクイン前から原田眞人監督と綿密な打ち合わせを行い、劇中のキャラクターの個性にあったリアルかつ創作的なアクションを振り付けている。【詳細】映画『ヘルドッグス』公開日:2022年9月16日(金)出演:岡田准一、坂口健太郎、松岡茉優、北村一輝、大竹しのぶ監督:原田眞人脚本:原田眞人原作:深町秋生「ヘルドッグス 地獄の犬たち」(角川文庫/KADOKAWA刊)配給:東映/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント※PG12
2021年12月04日俳優の岡田准一が、映画『 ヘルドッグス』(2022年秋公開)の主演を務めることが1日、明らかになった。同作は深町秋生による小説『ヘルドッグス 地獄の犬たち』の実写化作。正義も感情も捨て、腕っぷし一つでヤクザ組織に潜入しのし上がる元警官・兼高昭吾(岡田)の姿を描き、原田眞人監督が脚本・監督を務める。岡田が演じる兼高は、愛する人が殺される事件を止められなかった というトラウマを抱え、闇に落ち、正義も感情も捨て復讐することにのみ生きていた男で、その闇と狂犬っぷりに目をつけた警察組織から、ヤクザ組織への潜入という危険なミッションを強要される複雑なキャラクター。伸び切った髪に無精髭、タンクトップから覗く肩と腕に広がるトライバルタトゥーと国籍不明なアウトローな雰囲気を醸し出しており、岡田の新境地となっている。監督・脚本を担う原田眞人とは『関ヶ原』『燃えよ剣』に続3作品目のタッグとなり、2人の信頼感で、作品に魂を注入。岡田は本作でも技闘デザイン(アクション振り付け)を担当し、クランクイン前から原田監督と綿密な打ち合わせを経て、劇中のキャラクターの個性にあったリアルかつ創作的なアクションを付けている。撮影は2021年4月2日〜5月14日の間に行われた。○岡田准一 コメント撮影中にこれは完成したらどうなるんだろうと、ずっとシビレてました。 どこにもあてはまらない、とんでもない作品になる事は間違いないと思います。 さすが原田監督!この時代にこの映画がどう観られるのかそれが楽しみです。○原田眞人(監督・脚本) コメント心底カッケー潜入捜査官映画を撮ってやるぞと心に誓い、岡田准一さんに、野獣のごとき鉄拳 極道潜入捜査官を演じてもらいたいと熱望し、コロナ禍で苦戦しつつも、ねばりにねばって完 成することができました。男たちは美しく滅び、女たちは強く生き抜く、そういう闇の奥の隠 し味も是非是非味わってもらいたい、と思っております。(C)2022 「ヘルドッグス」製作委員会
2021年12月01日『関ヶ原』、『燃えよ剣』に続き3作品目のタッグとなる主演・岡田准一×原田眞人監督が贈る映画『ヘルドッグス』の公開が決定した。本作は、デビュー作「果てしなき渇き」で2004年の第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した深町秋生による小説「ヘルドッグス 地獄の犬たち」(角川文庫/KADOKAWA刊)の実写化。発売してすぐ“警察小説を超えた問題作”として話題になった本作を、監督自ら、主演に岡田さんをイメージしながら脚本を執筆した。岡田さんが演じるのは、正義も感情も捨て、腕っぷし一つでヤクザ組織に潜入しのし上がる元警官・兼高昭吾。愛する人が殺される事件を止められなかったというトラウマを抱え、闇に落ち、正義も感情も捨て復讐することにのみ生きていた男で、その闇と狂犬っぷりに目をつけた警察組織から、ヤクザ組織への潜入という危険なミッションを強要される。岡田さんは「撮影中にこれは完成したらどうなるんだろうと、ずっとシビレてました。どこにもあてはまらない、とんでもない作品になる事は間違いないと思います」とコメントを寄せている。また今作でも岡田さんは、技闘デザイン(アクション振り付け)を担当。劇中のキャラクターの個性にあったリアルかつ創作的なアクションを振り付けている。ハードなアクションはもちろん、裏社会をドラマティックに描く新たな作品になっているという。岡田准一コメント映像『ヘルドッグス』は2022年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ヘルドッグス 2022年秋、全国にて公開予定©2022 「ヘルドッグス」製作委員会
2021年12月01日脚本家・古沢良太が、新たな視点で徳川家康の生涯を描く奇跡と希望の物語、松本潤主演大河ドラマ「どうする家康」。この度、岡田准一、有村架純、ムロツヨシ、野村萬斎、阿部寛という豪華キャストの出演が明らかになった。今回発表となった5名が演じるのは、家康(松本さん)に「どうする?」を突きつける人々。「軍師官兵衛」に続き、大河ドラマ2回目の出演となる岡田さんが演じるのは、家康がその背中を追い続けた孤独なカリスマ・織田信長。大河ドラマ初出演となる有村さんが、家康の正室で家康を一番知り尽くした女、瀬名/築山殿。ムロさんが、家康の最大のライバルとなる、明るく人たらしな豊臣秀吉を演じる。有村架純また萬斎さんが、家康が父のように心から尊敬し、家康を乱世へと導く駿河国大名・今川義元役。阿部さんが、家康のなすこと全てを先読みし、赤子の手をひねるようにたたき潰す武田信玄役に決定した。阿部寛なお、本日より「どうする家康」のTwitterも始動した。今回の出演者発表会見の内容や、舞台裏をまとめた映像も後日公開予定だという。大河ドラマ「どうする家康」は2023年1月~12月NHKにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年11月29日俳優の岡田准一が出演する、京阪電鉄・ひらかたパークの新CM「めくって」編が、12月18日より関西地区で放送される。新CMでは、岡田演じる“超ひらパー兄さん”が、胸元に数字カードがついた“カウントダウンジャケット”を身にまとって登場。童謡「むすんでひらいて」のメロディにのせて、来年迎えるひらかたパーク110周年に向けてカウントダウンをしていく。数字をめくるたびに浮かべる、超ひらパー兄さんの嬉しそうな表情が見どころだ。撮影では、何の説明も聞かずダウンを着てカメラの前に立った岡田。めくりのカウントダウンで見事な“手の迷い”の演技を披露し、スタッフからは歓声が上がった。
2021年11月29日会場のファンの声援に応えるV6メンバー《僕らは26年間幸せでした。あなたが結んでくれたこの手は、いつも心に繋いでおきます。あなたが好きです。いつかどこかでまた逢う日まで》幕張イベントホールで開催した『LIVE TOUR V6 groove』のステージからV6のメンバーが姿を消したあと、スクリーンに6人からのメッセージが流れた。幸運にも会場に足を運ぶことができた人たちの大きな拍手からは“ありがとう”“大好き”“またね”という声が聞こえてくるようだった……。■いつだって目を閉じれば、6人はそばにいてくれるグループが26歳の誕生日を迎えた11月1日に、惜しまれながら解散したV6。今年リリースしたアルバム『STEP』に収録されたバラード曲の『雨』で幕を開けたラストライブは、デビュー曲の『MUSIC FOR THE PEOPLE』や『MADE IN JAPAN』などでキレのあるダンスを披露し、『WAになっておどろう』『愛なんだ』などの数々の大ヒット曲で会場を包み込んでいった。「今日、朝何やった?」(井ノ原)「ふだんと変わらなく起きて、久しぶりにシャワー浴びた」(長野)「俺も別に、ふだんと一緒かな。いつもどおり」(森田)「岡田くんは?」(井ノ原)「変わらない」(岡田)井ノ原が中心となって進む、“ゆるいトーク”で会場を沸かせ、この最終公演をデビューイベントなどを行った彼らの聖地・代々木第一体育館で開催しようと直前まで調整していたことも告白した。26年間だれひとり欠けることなく走り続けたV6。彼らの思いを込め、このツアーのために作られた未音源化曲『目を閉じれば』のように、いつだって目を閉じれば、6人はそばにいてくれる。だから、サヨナラじゃない。■メンバーが語るV6へのアツい想い・森田剛(42)こうやって……、みなさんに惜しまれて最後を終われるというのは、僕は間違っていないと思うし、幸せでした。これから自分を信じたいし、みなさんもこの6人を信じてほしいです。もっと違う景色をみんなだったら見せてくれると思う、これでサヨナラじゃないので。・長野博(49)みなさんの心の中に、僕らの笑顔があるように、みなさんの笑顔も、僕たちの心の中にあります。その笑顔をこれからもたくさん見たいので、前を向いてしっかりと歩いていこうと思います。・坂本昌行(50)僕はまた新たな目標が見つかりました。今日のこの景色は最後ではなく、また、この景色を見るために頑張っていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。・岡田准一(40)僕らは胸を張ってV6を終わりにします。僕たちはV6を新たに探して、見つけて、「まだできるんじゃないか?」というくらい可能性を見つけあって、メンバーのよさを見つけあって、終わることができます。本当にそれは、奇跡的なことで、すごいことだと思います。・井ノ原快彦(45)「あ~、この曲もう6人でやらないのか」という気持ちになるのかなと思ったのですが、ただただ楽しかったです。歌っていいですね。どんなときも僕らの背中を押してくれて、心を奮い立たせてくれる歌に助けてもらって、ここまで来られた気がします。・三宅健(42)みんなにとって今日がいちばん人生の中で寂しい日かもしれない。僕にとってもいちばん寂しい日だと思います。でも、V6が作ってきた作品たちは、決して消えることはないし、僕たちV6の存在はみなさんの心の中に、そして僕たちの心の中に生き続けていくと思う。
2021年11月16日●岡田准一「V6としていただいた賞」 なにわ男子はデビューへの思い語る俳優の岡田准一、アイドルグループ・なにわ男子が6日、都内で行われた「anan FES 2021」に登場。「anan AWARD 2021」で岡田は大賞、なにわ男子はホープ部門を受賞した。2020年に女性週刊誌『anan』創刊50周年を記念し初開催された「anan FES」は、カルチャーやファッションなど、“すべての女性の、いま好きなこと。”を集結させた都市型イベント。時代のムーブメントをみてきた『anan』が、“時代を象徴するスター”を表彰する「anan AWARD」の授賞式を今年も開催した。大賞に輝いた岡田は「『anan』さんは昔から特集をしていただいたりお世話になっているので、(V6を)代表してここにいると思います。グループの写真などが話題になったということでいただいたと思っているので、V6としていただいた賞だと思います。V6は終わりましたけど、V6としてこういう賞をいただけてうれしく思います」と喜びのコメント。10月20日発売の『anan』の表紙に登場したV6の写真は岡田が撮影した。「趣味で写真を撮っていて、解散が決まってからメンバーを撮り続けて、本にするまでというのを自分の中で決めて作品として撮っていたんですけど、その中で『anan』さんも撮ってみないかと言っていただけてうれしかったですね」と振り返り、撮りためてきた写真について「いつかチャリティーとかで本を出せればいいなという思いがあって撮りためていたので、いつか皆さんの元に“解散までの2年間”という本を出せるかなと思います」と話した。また、映画『燃えよ剣』で共演したHey! Say! JUMPの山田涼介について「事務所の後輩ですけど山田くんはとても信頼する役者さん。メインでこれからの時代を引っ張っていく方なので、あまり後輩という感じもない」と述べ、「後輩としてはなにわ男子にしか目が行ってない」となにわ男子に興味津々の様子。「僕たちは光GENJIの最後のライブを見て、そのときデビューだったんです。なにわ男子は僕たちの最後のライブを見に来てくれて、デビューするという、同じサイクルの中にいてくれるグループで、勝手に大好きです。勝手に応援…愛着があるので応援している子たちですね。V6となにわ男子は何かあるのかなと勝手に思っています」と語った。なにわ男子(藤原丈一郎、西畑大吾、大橋和也、高橋恭平、大西流星、道枝駿佑、長尾謙杜)はホープ部門を受賞。西畑は「このような素敵な賞をいただくことができて光栄です。なにわ男子にとって初めての賞の受賞ということで、ホープ……すごく期待してくださっているんだなとひしひしと感じますし、ホープ賞に恥じないなにわ男子でいたいなと思っています」とあいさつし、道枝は「なにわ男子がデビューする年にホープ賞を……今年の顔という賞をいただけて本当に光栄です。来年もさらなる飛躍を目指して全力で頑張ります」と誓った。11月12日にデビューシングル「初心LOVE(うぶらぶ)」をリリースするなにわ男子。大西は「なにわ男子らしさがギュッと詰まっていて、純粋な初心な恋心が描かれている、僕たちらしい楽曲だなと思っています」と語った。イベントにおいて楽曲の振り付けも披露した。そして、藤原は「僕たちなにわ男子は『初心LOVE』という曲でデビューさせていただきます。日本中、世界中にこの曲を届けて、たくさんの人に笑顔になってもらいたいと思います。精一杯頑張りますので応援よろしくお願いします」と呼びかけ、西畑も「12日まで1週間切っていまして、なにわ男子として1週間切った日にちを一歩一歩ファンの皆さんと一緒に歩んでいきたいと思っています。このかけがえのない時間をともに過ごしていただければ幸いです」とメッセージを送った。●大橋和也、岡田准一のリクエストに応え自己紹介2バージョン披露イベント後に、アクター部門を受賞した黒木華、ミュージック部門のCreepy NutsよりDJ松永、アスリート部門の阿部一二三と阿部詩とともに取材に応じた岡田となにわ男子。岡田は「大変うれしい。キラキラされている皆さんの中に一緒に並べてうれしいですし、個人的には阿部兄妹に会えて心では踊っている。本当に応援してます!」と笑顔を見せ、黒木について「なにわ男子の大橋くんにハマっているって。きょう、『ありがとうございます!』ってすごい頑張っていたのに対して華ちゃんが『えらいね』って絶賛していた」と明かすと、大橋は「マジっすか!?」と喜んだ。長尾は「素晴らしい方たちと登壇できてうれしい。事務所の先輩でもある岡田くんと並べてうれしいですし、金メダリストの阿部兄妹と並べてうれしいです。受賞できたうれしさを力にして、僕たちもアイドルとして金メダルをとれるように頑張りたいと思います」と意気込み、西畑が「素晴らしい! 100点です」とにっこり。大西は「大先輩の岡田くんが目の前にいて、めちゃくちゃ緊張しますし、授賞式に出演させていただくのも初めてなので、また新たな一歩を踏み出したなという感じもするので、前列の皆さんは一流の方たちばかりですけど、僕たちも皆さんに追いつけるように頑張っていきたいと思いました」と気を引き締めた。受賞を誰に報告したいか聞かれると、岡田は「母に」と答えた後、「メンバーに伝えます。一応LINEグループ鳴らしてみます」とコメント。道枝は「家族に伝えたい」と話し、藤原は「僕は関西Jr.に伝えたいなと思います。ほかにもAぇ! group、Lil かんさい、Boys be、そして最近、AmBitiousというグループもできまして、ほかにもたくさんいますけど、頑張ったらこんなにも素晴らしい賞をもらえるんだぞと教えてあげたいです」と話した。岡田は、なにわ男子に「キラキラしていてこれからの希望がたくさんあると思いますけど、それぞれの個性を見つけて自覚して楽しんで進んでいきながら、忙しさに負けずに一歩一歩、歩み続けていくことを願います。いろんなことがあると思いますけど、仲間がいるから乗り越えられることもあると思いますので、そういう関係性になれるように頑張ってもらいたいと思います」とエール。“ひらパー兄さん”でもある岡田。関西弁でのエールを求められると、「本当にたくさんの方が応援してくださるグループになってくれると思います。頑張るでおま!」とエールを送り、「使い方、間違っているので」と苦笑い。なにわ男子は「ありがとうございます!」と喜んでいた。また、岡田が「ジャニーズのルールで『くん』っていうのがあるんですけど、10代、20代の子は、40超えている人のことは『さん』と呼ぼうね。ルールがあることはわかっているんですけど、10代20代の子は……うちのほかのメンバーに、『長野さん』、『井ノ原さん』、『三宅さん』だからね。『三宅くん』って言ったら本当に怒られるよ。ということだけは伝えて。40オーバーの人は気をつけてね」とアドバイスする場面も。なにわ男子は「みんなで気をつけよう」「いいアドバイスをありがとうございます!」と感謝した。ムービー撮影の際に、岡田が「大橋、自己紹介は?」とむちゃぶりする場面も。大橋は「プリン食べすぎてお尻プリンプリン! 大橋和也です!」と元気いっぱいに自己紹介し、会場から拍手が。囲み取材においても、岡田は「自己紹介して」とリクエスト。大橋が同じ“プリン”の自己紹介をすると、岡田は「もう一個のほう」と希望し、大橋が「メロン食べすぎてみんながメロンメロン!」と別バージョンも披露すると、「よければ応援してあげてください」と呼びかけていた。
2021年11月06日俳優の岡田准一、アイドルグループ・なにわ男子が、6日に無料配信で開催される「anan FES 2021」に出演することが4日、発表された。2020年に女性週刊誌『anan』創刊50周年を記念し初開催された「anan FES」は、カルチャー、ファッション、ビューティ、ウェルネスなど、『anan』がキュレーションする“すべての女性の、いま好きなこと。”を集結させた都市型イベント。昨年度は、特別ゲストを招いたスペシャルステージや『anan』オリジナルグッズを展開するポップアップショップ、展示などの多彩なコンテンツをオンライン・オフラインにて展開。また、創刊50周年、年間約50冊の特集とともに時代のムーブメントをみてきた『anan』が、“時代の顔”としてムーブメントの先駆けや時代の象徴となった人・モノ・コトを表彰する「anan AWARD」の授賞式も実施した。式は、特別賞を受賞した黒柳徹子の開会宣言から始まり、受賞者に輝いたSixTONES、 Snow Man、松任谷由実、林真理子、白石麻衣、神崎恵、バービー、前田裕二などが登壇。 開催期間中約3万人が来場し、ライブ総視聴者数は約17万4,000人を越えた。「anan FES 2021」は、11月6日に公式LINEアカウント「anan live」にて無料配信で開催される。
2021年11月04日映画『燃えよ剣』(10月15日公開)の公開御礼舞台挨拶が2日に都内で行われ、岡田准一、鈴木亮平、山田涼介、原田眞人監督が登場した。同作は岡田演じる土方歳三を主人公に、新選組志士たちの人生と激動の幕末を描く。『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督が、司馬遼太郎の同名小説を原作にメガホンを握り、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、美しき剣士・沖田総司をHey! Say! JUMP・山田涼介が演じる。1日夜にV6が解散し、翌日昼のイベントに登壇となった岡田は「自分から言いますけど、昨日V6という長年やってきた活動が終わる中、そういう時に公開される映画ということで。コロナで延期になってこのタイミングになったんですけども、自分としてもすごく大事な作品で、そういう作品を見ていただけたらうれしく思っております」と感慨深い様子。「山田君からもメールをいただいたりとか。おめでとうって……」という岡田に、山田は「そんな言い方してないです! 『卒業おめでとう』みたいな、そんなわけない」と慌て、岡田が「すごい丁寧な言葉をいただいた」と改めて明かす。さらに「鈴木くんから開口1番に『お疲れ様です』と言っていただいたり」と話しながら、「昨日はさすがに寝れなくて。嵐の松潤(松本潤)がくれた95年ものワインを1人で飲みながら眠れない夜を過ごして……変わらない日常を送ろうと、朝トレーニングに行ってきたので、眠いっす」と苦笑する。そして「V6というのもあるので、今日は中居君(中居正広)がくれた『岡田』と『V6』と刻まれた靴を履きながらここに立っています」と靴を見せた。鈴木は「今の話を聞いて、改て岡田さんの特別な日にここに立っているということに、ちょっと緊張感が走りました。同時に光栄なことだと思います。岡田さんは年はそんなに変わらないんですけど、V6としての活動を見てきて、この仕事を始めてから俳優としての岡田准一さんと一緒に仕事をさせてもらって、とても尊敬している方です」と語る。山田は「僕は今までV6としての岡田さんとご一緒させてもらうこともあったんですけど、俳優としての岡田さんとご一緒させてもらって、本当にこれ以上追いつくことのない大きな背中なのかなと。人としてそんな背中を僕は初めて見たので、追い続けたいな」と展望を示す。「いつか追い越したいなとは思うんですけど、多分、岡田さんは、このスピードでずっと今後も成長し続けて、た誰も追い越せないです。大きな背中を保ち続けるんだろうなという風に思っております。土方と沖田の関係のように、これからもかわいがっていただきたいなという風に思っております」と言う山田に、岡田は「スーツ似合ってますね」とニヤリ。「新撰組のダンダラ羽織をイメージした」と明かす山田に、岡田と鈴木は「相談してよ」と抗議していた。
2021年11月02日司馬遼太郎氏(遼のしんにょうは点2つ)のベストセラー小説をベースに、新選組の副長・土方歳三の生き様を、近藤勇や沖田総司といった志士たちの人生とともに描いた映画『燃えよ剣』が公開中だ。『クライマーズ・ハイ』『日本のいちばん長い日』などでもメガホンを取った原田眞人監督に、本作でのこだわりはもちろん、映画化に際してとても大きな存在だったという主演の岡田准一にはじまり、近藤勇役の鈴木亮平、沖田総司役の山田涼介の印象を聞いた。また「5歳のころに映画をもらった」という、監督の映画原体験についても語ってもらった。○■岡田准一と最初に会った瞬間に「いける」――本作は『日本のいちばん長い日』『関ヶ原』に続く、原田監督の描く日本の変換期をテーマにした三部作の最終章と言われています。最終章ではないです。確かに三大変革期の三本目で、そうしたトリロジーとしてはまとまりましたが、これから、それこそ幕末の三部作、1945年終戦の三部作、戦国の三部作といったものをやりたいと思っています。これらの時代はドラマの宝庫ですから。特に幕末は小さい頃から一番好きな時代だったのでまだまだ語りたいですし、『燃えよ剣』がヒットしたら、土方も沖田も近藤も生き返らせて、もっともっと付き合っていきたいです。――『燃えよ剣』を実際に映画化するにあたり、『関ヶ原』で岡田さんに出会われたことは、大きかったですか?大きいですね。岡田さんは身体的にも動けるし、心の部分でも、歴史が好きでいろいろ読んでいる。なかなかいないですよ。『関ヶ原』の石田三成は彼しか考えられなかったし、それ以上に、彼は土方を生きるために生まれてきたんじゃないかと思うくらいぴったり合っていました。『関ヶ原』では原作以上にアクション部分で石田三成を活躍させていますが、岡田さんを見ていると、もっとアクションをやりたいんだろうなと分かるんです。だから「そこはもう少し抑えて、土方のときにもっと存分にやらせてあげるから」と言っていました(笑)。――そのときからお話しされていたのですか?はい。「土方をやるときには、殺陣も100%自分でデザインしてね」という話から入っていますし、今回実際に、斎藤一(松下洸平)の左利きの人間の殺し方の殺陣なんかも考えてもらいました。岡田さんとは100%信頼し合っているし、こちらが球を投げたら、いい球で返ってくる。今回は僕と岡田さんとの信頼関係、さらに僕と涼介、僕と亮平との関係も総合的にうまく作用していました。――実際に岡田さんが土方歳三を演じてみて、イメージ以上だったところはありましたか?だいたいできると思っていたのですが。冷酷な目つきですかね。伊東甲子太郎を殺すときの、あの冷酷な感じはイメージ以上でした。なおかつそれが別のキャラクターにはなっていない。土方の中にある冷徹さだった。伊東を吉原光夫さんにやってもらったというのもあるけれど、あのふたりの短い対決、間合い、見つめ合うところは面白かったですね。――人柄としての岡田さんはどんな方ですか? 最初にお会いしたときの印象は。いいやつですよ。というか、我が息子であり、我が同胞であり。ずっと家族の一員でいてほしいです。最初にあったのはパーティのときで、とことこと挨拶に来て「次、『関ヶ原』でよろしくお願いします」と言われましたが、そのひと言を聞いただけで、「いいな」と思いました。――馬が合うと感じたのでしょうか。オーディションでもそうですが、だいたい監督というのは、役者が部屋に入ってきたそのときの第一印象で決めてるんです。合う合わないの9割がそこで決まっちゃう。岡田さんとの場合は、最初に会ってそのひと言を聞いた瞬間に、「いけるな」と感じました。○■山田涼介と鈴木亮平は「間違いなかった」――新選組を描くということで、土方以外のキャラクターもみんな立っています。特に沖田総司を演じた山田涼介さん、近藤勇を演じた鈴木亮平さんが印象的です。土方と沖田、土方と近藤のやりとり、呼吸。人を殺して、殺されそうになりながら生きていく、あの時代のなかでも明るさを失わない。特に沖田との会話が好きです。司馬先生が沖田をああしたイメージで書いてくれた、そこは大事にしていきたいと思いました。岡田さんが土方のイメージで出てきたとき、では誰が沖田をやればいいかと。たまたま何本かの映画で観ていた山田涼介を、「これは沖田にハマる」と感じたので、本人に実際に会ってみました。最初に話したのは確かどこかの控室で、涼介はそのとき金髪でしたが、やっぱり自分の直感は間違いなかったと思いましたね。――山田さんとは初めて組まれたと思いますが、緊張感のある現場のなかでの山田さんの居住まいを岡田さんが誉めていました。現場でやっていって、やっぱり間違いなかったという面白みがどんどん出てきました。本当は彼のためにも、減量をしなければいけない最後のほうのシーンは、撮影でも最後のほうに撮ろうという話をしていたんです。でもその予定が狂ってしまって、衰弱している沖田と元気な沖田を、交互に演じなきゃいけなくなってしまった。そうした大変さもあったのですが、涼介は文句ひとつ言わずにやってくれた。真面目だし、どんな状況に置かれても、自分が演じているキャラクターを外すことが全くなかったです。――近藤勇を演じた鈴木さんについては、監督は以前から「僕の勇くん」と言われていたとか。鈴木亮平とは個人的にも会っていましたし、早くから近藤勇には亮平がいいと思っていました。最初に出会ったときから、体がでかいし、顔のごつさといい、口の大きさといい、「近藤勇にぴったりだ」と話してたんです。そこからずっと僕のなかでの近藤勇のイメージは亮平でブレてない。だから『西郷どん』をやったのは、僕には嘘だという感じです(笑)。――実際に近藤勇を演じた姿を見て、特にどこが印象に残っていますか?大政奉還のときのセリフのないシーンでのニュアンスとかね。しっかり近藤勇になっているなと思いました。あと、芹沢鴨(伊藤英明)を暗殺したとき、近藤は何をやっていたかというコントラストで、ただ酔いつぶれていたのでは面白くないので、アイリッシュ風のダンスをやってもらいました。一生懸命やってくれて素晴らしかったですよ。あとはやはり土方との別れの場面ですね。――あの場面はすごく胸に刺さりました。ピークに行って落ちていく顔、情けない近藤の顔を重要視してもらいました。亮平は内面を描き出すのがとても上手い俳優です。役ととても真摯に向き合って表現してくれる。落ちていくところの近藤が、今回の近藤の課題だということは最初からわかっていて、亮平ならそれができることも分かっていた。やはり間違いなかったですね。首を切られる瞬間までかっこつけているような、三船敏郎がやるような近藤勇は間違いなんですよ。そうじゃない近藤を演じてもらいたかった。本当は処刑の場面まで描きたかったくらいです。○■特にこだわった新選組の制服と池田屋事件の真相――ずっと描きたかった題材で、すべてにこだわりが詰まっていると思いますが、特にここはと挙げていただくなら。誤解されている部分を正したいというのはありました。第一は制服です。新選組はだんだらを着なかった。黒の集団だったのが、今までの新選組の映画でそれをちゃんと踏襲したのは大島渚監督の『御法度』だけでした。だからそこはちゃんとやりたかった。あとは池田屋事件の真相ですね。僕なりにいろいろ分析していった結果、やっぱりあれは宮部鼎蔵(三浦誠己)がビンラディンだったと考えるのが一番わかりやすい。ビンラディンはどこだというので、二班に分かれて捜索していった。古高俊太郎が拷問されて吐いたのでは時間軸が合わない。そこをちゃんと描きたいと思いました。――監督の作品は画に説得力があります。本作でも西本願寺や仁和寺、東寺、北野天満宮など、多くの歴史的建造物でのロケ撮影とともに、しっかりと作りこまれた池田屋のシーンも説得力がありました。2回、3回と観る人に、「ここまできっちり作りこんでいるんですよ」「よく観てください」と伝えるなら?池田屋はフルスケールのオープンセットを作りましたからね。町筋を含めて。ただ実際の寸法よりも幅をちょっと広げています。あと裏庭も少し広くしている。やはり画的な問題と殺陣の必要性からです。逆によく出てくる階段落ちは嘘なので、階段は実際の池田屋の階段の寸法で、かなり幅が狭くなっています。池田屋のシーンは、27人の連中と戦う4人の新選組の、細かなアクションのひとつひとつを入念にリハーサルして、ひとりひとりの動きを決めていますし、疲れたときの動きをちゃんとやってくれています。それと、実際に池田屋にいた女中たちは大変な目に遭っていますが、この映画での女中たちの何人かは生き残って、「ええじゃないか」の群れに入っているよと、繋げています。○■5歳でモンゴメリー・クリフトと発音できた――原田監督自身のお話しもお聞かせください。監督は評論をされたり、海外で映画の勉強をしたり、字幕や翻訳をしたりと、すべて映画に関連はしていますが、さまざまなことをされています。それらは、どういったところが監督としての強みに蓄積されていると感じていますか?映画ファンであることには変わりないんですね。ただ映画ファンである作り手です。映画を観て影響を受けるし、自分でも使っていこうと思うし、評論する意識も常に持っている。批判的な目もちゃんと持って、そこは抑えないようにしています。自分の作品のなかでも、演出しながら悪いと感じたら削っていく。『燃えよ剣』も、自分がオーディションで選んだ役者ですが、現場で何回かチャンスを与えたけれど、よくなかったから編集でセリフも出番もほとんど削ったものもあります。自分で何が好きで何が嫌いか、何が良くて何が悪いか。たえず人の作品を観て考えるようにしています。――監督の映画原体験を教えてください。5歳のときに『山河遥かなり』を観たことですね。タイトルは覚えていなかったのですが、モンゴメリー・クリフトが、廃墟の街のベルリンで、戦争孤児を見つけてパンを恵んでやるシーンを強烈に覚えていました。5歳にして、モンゴメリー・クリフトという名前はちゃんと発音できました。最初に好きになった欧米人の役者ですね。そして10歳くらいからあの映画はなんだろうと探し始めて、『山河遥かなり』だと分かった。僕としては『山河遥かなり』の戦争孤児が自分で、その子はアメリカからパンをもらったけれど、僕はパンの代わりに映画をもらった。それが原体験ですね。――ありがとうございました。ちなみに、『関ヶ原』の時点で『燃えよ剣』の話を岡田さんとされていたとのことですが、『燃えよ剣』のときにも、さらに先のお話はされたのでしょうか。してますよ。この先も、こういうものをやろうねという話を、一緒にしています。まあ、今後も“岡田ジャンル”でどんどん作っていこうかなと思ってます(笑)。■原田眞人1949年7月3日生まれ、静岡県出身。79年に『さらば映画の友よ インディアンサマー』で監督デビュー。『KAMIKAZE TAXI』でフランス・ヴァレンシエンヌ冒険映画祭准グランプリおよび監督賞を受賞。『わが母の記』でモントリオール世界映画祭審査員特別グランプリ、『初秋』でモンテカルロTV映画祭最優秀監督賞にそれぞれ輝く。『日本のいちばん長い日』で日本アカデミー賞優秀監督賞、優秀脚本賞などを受賞。『関ヶ原』では同優秀監督賞、優秀作品賞などを受賞している。ほか主な監督作に『バウンス ko GALS』『金融腐蝕列島〔呪縛〕』『突入せよ! あさま山荘事件』『クライマーズ・ハイ』『駆込み女と駆出し男』など。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2021年10月30日岡田准一が主演を務める映画『燃えよ剣』(10月15日公開)の本編映像が29日、公開された。同作は岡田演じる土方歳三を主人公に、新選組志士たちの人生と激動の幕末を描く。『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督が、司馬遼太郎の同名小説を原作にメガホンを握り、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、美しき剣士・沖田総司をHey! Say! JUMP・山田涼介が演じる。今回解禁となったのは、土方がお雪(柴咲コウ)に自身の“夢”について語るシーン。「池田屋事件」をはじめ新選組の名が世に轟く一方で、大名や天下には興味を示さず「新選組を日本一の喧嘩屋に育てたいだけ」と胸の内を明かす土方の本心を知り、お雪はほっと胸をなで下ろす。新選組・鬼の副長として普段は隊士からも恐れられる存在の土方だが、お雪の前では優しい表情を浮かべたり、最後にはキスを迫るもお雪に顔を背けられてしまい、畳を転がり背を向けるお茶目な姿も映し出された。運命的な出会いを通して惹かれ合いながらも、時代の大きなうねりに次第に引き裂かれていく土方とお雪。2人の恋を誰よりも応援する沖田総司(山田涼介)を含めた3人の関係性を称賛する声も多いという。本シーンについて、メガホンを取った原田監督は、「ちょっと拒絶されたりすると、ふてくされてしまったり(笑)お雪と会うときの土方は可愛らしくてシャイな一面が出ています」とコメント。原作では、架空の人物でありながら「司馬遼太郎先生にとって特別思い入れのあるキャラクター」である“お雪”について、監督自身思い入れも強いようで「お雪は原作以上にいろいろな要素を上乗せしているキャラクター。物語としては幕末を描いていますが、お雪というキャラクターに今の時代を映すことも必要でした。なので、彼女の絵を通して時代の流れが分かるように、原作にある画家の要素を大きく広げ、彼女の絵描きとしての変遷、インディペンデントウーマン(独立した女性)になっていく姿も描いています」と解説している。(C) 2021 「燃えよ剣」製作委員会
2021年10月29日歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が土方歳三を主人公に、幕末にわずか6年だけ存在した「新選組」の志士たちの生き様を描いた国民的ベストセラーを岡田准一主演で映画化した『燃えよ剣』より、本編映像が届いた。約1年半の公開延期を経て、10月15日(金)より全国公開されている本作から今回解禁となったのは、岡田さん演じる土方が柴咲コウ演じるお雪に自身の“夢”について語るシーン。「池田屋事件」をはじめ、倒幕派勢力の制圧に八面六臂の活躍を見せる新選組の名が世に轟く一方で、大名や天下には興味を示さず「新選組を日本一の喧嘩屋に育てたいだけ」と静かに胸の内を明かす土方。そんな“バラガキ”時代から変わらぬ土方の本心を知り、お雪はほっと胸をなで下ろす。新選組・鬼の副長として普段は隊士からも恐れられる存在の土方だが、映像ではお雪に優しい表情を向けたり、キスを試みるも顔を背けられてしまい、畳を転がり背を向けるというお茶目な姿も映し出されており、人間味に溢れた土方の魅力を改めて感じさせる。また本シーンについて、メガホンを取った原田眞人監督は、「ちょっと拒絶されたりすると、ふてくされてしまったり(笑)お雪と会うときの土方は可愛らしくてシャイな一面が出ています」とコメント。そして原作では架空の人物でありながら、「司馬遼太郎先生にとって特別思い入れのあるキャラクター」である“お雪”については、監督自身強い思い入れがあるようで、「お雪は原作以上にいろいろな要素を上乗せしているキャラクター。物語としては幕末を描いていますが、お雪というキャラクターに今の時代を映すことも必要でした。なので、彼女の絵を通して時代の流れが分かるように、原作にある画家の要素を大きく広げ、彼女の絵描きとしての変遷、インディペンデントウーマン(独立した女性)になっていく姿も描いています」と説明している。『燃えよ剣』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:燃えよ剣 2021年10月15日より公開©2020「燃えよ剣」製作委員会
2021年10月29日