社会人で午前中に眠気がくる人は、子どもの頃からそのような症状は起きていましたか?実は、幼い頃から夜型の生活習慣が根付き、深夜2時~3時に眠るようなことを繰り返していると、午前中に眠気がくるだけでなく、体調も悪くなるといわれています。ひどい場合には、学校や会社にも行けない状態に。実は恐ろしい午前中の眠気について、詳しく見てみましょう。宵っ張りの子どもの例ある18歳の女の子は、幼い頃から両親が夜に働いていたため、宵っ張りだったそうです。しかし、その悪影響は、彼女が中学2年生になる頃に顕著になりました。どんどん寝付きが悪くなり、夜中3時頃でないと寝付けないようになったのだそうです。すると、当然朝起きるのがしんどくなります。それでも無理をして起きて学校に行くのですが、どうしても午前中は眠気がひどく、倦怠感、めまい、頭痛、吐き気などの症状も出ていたそうです。そして遅刻も多くなり、中学3年生の3学期になると、ほとんど学校に行けなくなってしまったのだそうです。小さい頃からの習慣の重要性この例から分かることは、いかに小さい頃からの睡眠習慣が恐ろしいものかということです。彼女はビタミンB12とメラトニンの薬物療法と、朝方に高照度光療法を受けることになりました。そして彼女の母親と共に、日常生活における生活指導やカウンセリングなども受けたところ、一ヶ月ほどで症状も改善し、無事に高校に通えるようになったそうです。もしこうなってしまったら、まず朝型へ生活習慣を変えるのが先決となるようです。いわゆる概日リズム睡眠障害と呼ばれる症状を持っている人にとって、重要なことだといわれています。周りの人からは「やる気のない怠け者」だと思われてしまいがちですが、実際は脳の機能障害であることは理解しておきたいところです。午前中の眠気を根本的に直す!もし、社会人のあなたが毎日、午前中に眠気が続くようであれば、小さい頃からの生活習慣に要因があるのかもしれません。ちょっと長い休暇の後に睡眠覚醒リズムの乱れが修正できるかどうかは、概日リズム睡眠障害になっていないかどうかを判断する目安になるといわれています。もし気になる場合には、お医者さんに相談してみましょう。必要に応じて、午前中に高照度の光を照射してもらうことで、後退している生体リズムを元に戻してもらうことも可能です。もちろん、朝の光を浴びるだけでも変わってきます。気になる方は、まずは起きたらカーテンを全開にして光を意識的に浴びるのもおすすめです。Photo by John Morgan
2014年10月19日震災の影響で深刻な電力不足が懸念され、家庭での節電対策もとられている中、子どもたちの遊びにも電気を使わないものが注目されている。ベルジャポン社のクリームチーズブランド「kiri(キリ)」では、「キリアンドスティックECO×節電プロジェクト」を実施。電気を使わずとも楽しめる遊び方を、ホームページ上で紹介している。遊び方を紹介するのは『昔遊び図鑑』の著者・坂本卓男氏。坂本氏がホームページで紹介するために試作を行い、5才と10才の兄弟に試したところ、想像以上に子供たちは興味を持って遊んだという。また、同社では全国約190の幼稚園でオリジナルのぬりえを一人一人に手渡しで4万枚も配布している。ぬりえを試した子どもの親たちからは「いつもはテレビを見て過してしまうことが多いのに、もらったぬりえに夢中になってクレヨンだけで1時間も過ごした」と、節電につながる感想が寄せられた。子どもはゲームやテレビしか興味がないというわけではないようだ。電気を使わない遊びを知らない子どもたちに、この機会に昔ながらの遊び方をぜひ教えてあげて欲しい。「キリアンドスティックECO×節電プロジェクト」では、現在ぬりえコンテストを開催中だ。まずは親子でぬりえから始めてみてはいかがだろうか。
2011年08月03日