筆者の自宅マンションのテレビがいきなり映らなくなるという事態が発生しました。リビングだけでなく寝室のテレビも映らないため、恐らく共用部の設備で何らかの故障が発生したものと思われます。間違いなく管理会社には電話が何本も掛かっているはずで、対応に追われるフロントのことを思って筆者自身はおとなしくしていました。このように突発的な設備トラブルが発生するとフロントは大変です。■ 誰かがやってくれる場合とそうでない場合があるU-taka / PIXTA(ピクスタ)多くの家庭が共同生活を送る場であるマンションには数多くの機械が設置されており、管理会社のフロントはいつ発生するかわからない故障に怯えることになります。夜間や休日に発生することもしょっちゅうであったため、常に連絡がとれる体制になっておかなければならず、筆者も業務用携帯と筆記用具を常に肌身離さず持ち歩いていたものです。例えトラブルが発生してもフロントが何もしなくてもいいケースもあれば、全ての予定をキャンセルしてでも現場に飛んでいかなければならない場合もあるのです。■ 何もしなくていい場合とは?チンク / PIXTA(ピクスタ)エレベーターや機械式駐車場の場合はそれぞれ管理会社が別にあり、故障が発生してもそちらで対応してくれるので気分的には楽でした。管理室の警報盤が時間外に発報した場合も警備会社が対応してくれることになっており、出動したガードマンが一段落つくくらいのところまでは処理しておいてくれます。そのため、翌日会社に出社して初めて故障の発生を知ることも普通にあります。出動したガードマンの手に負えない事態であれば、当然ながらフロントに連絡が来ます。■ テレビの受信障害のケースはかなり厄介ABC / PIXTA(ピクスタ)今回の筆者のようなテレビが映らないという場合、その住戸のテレビの故障か設備面でのトラブルかがまず問題になります。そのため他の部屋で同様の障害が発生していないかどうか、管理員に頼んで居住者に聞いてもらったりしました。受信障害が複数の部屋で発生している場合は間違いなく設備面の問題で、業者に出動してもらって原因を調査することになりますが、当然ながらその間テレビは映らないままです。den-sen / PIXTA(ピクスタ)アンテナで受信した電波を途中で増幅するブースターが経年劣化により故障したという事例が大半でしたが、アンテナに積もった雪が原因ということも1回だけありました。nao&ken / PIXTA(ピクスタ)ブースターは高価であるため発注にはそれなりの段取りが必要であり、交換まではかなり時間がかかります。長期間テレビが映らないという事態を避けるためとりあえず業者から中古品を借用し、正式発注して交換が完了するまでそれでもたせたように記憶しています。■ すべての予定が飛んでしまう漏水YNS / PIXTA(ピクスタ)フロントにとって最も厄介なのが上階から下の階への漏水で、原因を特定して水漏れを止めることが他のいかなる業務より最優先されました。まずは通報のあった部屋に急行して状況を確認し、次いで真上の部屋を訪問して水回り部分を調査します。原因を特定して水漏れを止める措置が取れれば、それで一段落ですが、これは夜間や休日といったどうしようもない場合を除きフロントが自ら出向かなければならない業務とされていたため、漏水が発生するとその日は予定が全て飛んでしまうことを覚悟しなければなりません。上階の人が常に在宅とは限らず、尚且つなかなか連絡が取れない方の場合は大変でした。■ 意外に早く障害が解消したGraphs / PIXTA(ピクスタ)テレビの受信障害が発生した場合、手配した業者が現場に到着して調査が完了するまで通常でも数時間かかります。筆者の自宅のテレビはついたり消えたりを繰り返した後、1時間ほどで正常に復旧したため、その早さにひたすら驚いています。恐らくブースターの劣化だったと思いますが、いずれにせよ管理会社のスピーディーな対応には感謝しかありません。
2018年11月08日■なぜ電車の窓に映る顔は老けているのか?電車内は光の悪条件がいくつも重なっています。例えば、電車の照明のように上から下へ当たる光は影が強調されることで、普段よりも顔が疲れて見えたり老けて見えたりしまいます。また、蛍光灯などの青白いライトの下も血色が悪く見え、肌のくすみが増します。さらに、光の反射の悪いところでは顔に当たった光が綺麗に分散されず、肌の色ムラが気になってしまいます。このような環境で自分の顔を見て、残念な気持ちになることは多いですよね。でも、あえて私はその顔を見つめてほしいと思います。理由はふたつ。1.窓ガラスは未来の自分を映し出す鏡ハリや潤いの低下、筋肉の衰え、毛穴やキメの荒さが浮き彫りとなる電車の窓ガラス。環境の問題だから仕方ないと思えばいいのかもしれませんが、これらの環境で見える自分の顔は、これから何年後かの自分に対する警告なのだとわたしは考えています。ガラスに映るほうれい線の影も、顔のくぼみやたるみ、肌のくすみも放っておくと、いつかは太陽の下やライトアップされた好条件の環境でも隠せなくなる、見た目老化の前兆だから。2.エイジングケアを見つめ直すきっかけになる窓ガラスに映った顔は、車内照明や環境により、誰でも多少は老けて見えるもの。落ち込む必要はありません。しかし、顔の構造や癖が浮き彫りになるので、老化の進行を防ぐために必要なエイジングケアを見つけるチャンスでもあるのです。■光を味方につけるスキンケアのポイントはじめは嫌かもしれませんが、ガラスに映った自分の顔を直視して、今どんなケアが必要かを見極めることが重要です。肌のハリやキメ、潤いはスキンケアで補うことができます。1、肌にハリを出してシワやたるみの影を軽減する2、肌の水分量を高めて透明度を上げ、くすみを抑える3、キメを整え、光を拡散する肌へ整えるこれらの肌へ導くために、この時期はとくに乾燥・保湿ケアに力を入れてください。また、寝不足も肌のハリやキメ・艶に関わってくるため、当然のことながら規則正しい生活を心がけることが重要です。■顔を触って顔筋チェックまた、老け顔に見える肌のたるみやシワは、顔の緊張や顔コリが原因のひとつ。触って痛いところや筋肉が収縮して盛り上がっているところ、逆に筋肉が衰えたるんでいるところ……このような顔コリのムラがハリを失わせ、顔をたるませるだけでなく、循環を滞らせることで血色が悪くなり、顔をくすませるのです。それぞれ代表的な老化の出る顔コリパーツです。手で触ってみて痛いところや固く盛り上がっているところは、丁寧にほぐしてください。このとき、肌に摩擦をかけないように、オイルやクリームを用いることをおすすめします。皮膚を引っ張るのではなく、指の腹で圧をかけながら円を描くように、やさしくマッサージを。電車に乗ったらときどきでいいので、窓に映った自分の顔を見つめてみてください。ご自身の美と向き合い、素敵に年を重ねるきっかけにしてはいかがでしょうか。
2018年01月21日