いよいよ引越しハイシーズン到来です。いざ照明器具を選ぶ時、初めてだと、形状も電球も種類がありすぎて、何を基準にしてよいのか悩んでしまいますよね。家庭でよく使われる蛍光灯や電球には、「昼光色」と「電球色」があります。では、どちらがいいのでしょうか?ここでは、両方使ってみてわかったおススメの選び方と照明の基本的な種類も合わせてご紹介します。■ 昔より選ぶのが大変!色、形状、タイプも様々まずは基本中の基本として、照明のタイプは大きく白熱灯・蛍光灯・LEDの3種類に分けられます。そして色。昔はオレンジの「電球色」と青白い「蛍光色」2色のみだったものが、中間の色も誕生し、名称も変化しました。蛍光灯の色→昼光色(青白い)自然光の色→昼白色(白)白熱灯の色→電球色(オレンジ色)青系のパッケージや表示は蛍光灯の色普段あまり使わない名称なので、「えーと、昼光色って、白熱灯・蛍光灯のどっちの色だっけ?」と混乱しがち。普通の電球と思いきや、物凄く小さな文字で蛍光灯と表示が!さらに、形も電球・色も白熱灯のようなオレンジ色……なのに蛍光灯やLED電球があったり。透かすと違いがわかりやすい。右は蛍光灯の電球で左はLED電球ですはたまた、外見は同じシーリング(天井付けの照明)でも、中をあけると昔ながらのリング状の蛍光管タイプと、こんな小さなチップが無数に付いているLEDタイプが。もう「何が何やら……」と、ややこしくなってしまうのも無理はありません。■ 昼光色と電球色を比べた結果は?筆者は以前インテリアやリフォームの仕事をしていました。多くのお宅に照明器具をご提案した経験と、海外の古い街や建築への憧れ等から、「オフィスのような青白い蛍光灯より、あたたかみのある白熱灯の方が質感が良くておしゃれ!」という固定観念を持っていました。そのため自分の住まいはすべて電球色で統一していましたが、交換の時ふと思い付き、ストックしてあった昼光色(蛍光灯の青白い色の方)の電球型蛍光灯にしてみたんです。すると、今まで電球色一辺倒だったのが「青白い明るい光も悪くない」と感じたのです。昼光色と電球色を比べてみました。同日、同時刻の写真ですが色の違いがわかりますでしょうか?本来は純白のガラスシェードがオレンジ色になる電球色に対し、取替後の昼光色は、シェードが白いまま。壁、天井も白で統一している白好きな筆者にとっては、周囲に馴染み、清潔感が出て好ましい!という結論に達したのです。まさに目からウロコが落ちるようでした。メインの大きな照明は、デザインとも調和する電球色のままにしているので、色のミックス加減もちょうど良いようです。ただし!昼光色って、自然光の無い夜に顔のクマやシワ、肌のくすみを容赦なく顕にしてしまうんですよね……。今まで電球色のもと、見て見ぬふりをしてきたアラフィフにとって、ちょっぴり残酷なのが昼光色の持つ性質です(苦笑)。■ 光色切替機能付き照明に感動!先日、とある新築物件の見学会で「光色切替機能」なるものを初めて見せてもらいました。壁スイッチの切替で1つのLED照明を昼白色と電球色に切り替えられるという優れものです。電球は交換するだけで特別な配線・電気工事不要です。ダウンライトもありますので、これから新築やリノベーションを計画されてる方にはオススメです。一方で、透明ガラスの中に見えるフィラメントがお洒落だと、エジソンランプの需要も高まっています。ねこぴー / PIXTA(ピクスタ)高機能だけを求めるのでなく、どこかホッとする温かみに惹かれる人も多いという証ではないでしょうか?そんなレトロ感たっぷりのエジソンランプも、今はLED電球があるというのですから、なんとも便利な時代になったものです。いかがでしたか?選ぶときは悩ましいけれど、自分にピッタリの照明が見つかると嬉しいものです。ご参考になれば幸いです。
2019年03月06日ユニットコムは29日、同社が運営する通販サイト「Nantena」にて、光のパターンを暖かみのある「電球色」、さわやかな「昼光色」、それらの中間色となる「電球色+昼光色」に切り替えられるUSB給電式LEDバー「L047-Y300」の販売を開始した。価格は税込1,599円。LEDバーは約35cmと細長いうえ、約90gと軽量な設計。直付のUSBケーブル長は約150cmあり、PCから離れた場所にも自由に設置できる。また、モバイルバッテリでの使用も可能という。光のパターンは、インラインスイッチで手軽に切り替えることが可能。部屋など照らしたい場所のイメージに合わせて自由に設定できる。本体サイズはW35.5×D4.0×H3.5cm。電源はUSBバスパワー。
2015年07月30日