【音楽通信】第163回目に登場するのは、“東洋一のサウンド・マシーン”クレイジーケンバンドのフロントマンでボーカルの横山剣さん!小さい頃は心に響くものを聴いていた横山剣。1960年、神奈川県横浜生まれ。クレイジーケンバンドのリーダー/作曲、編曲、作詞とキーボード、ボーカルを担当。【音楽通信】vol.1631997年春、横浜本牧で結成されたクレイジーケンバンド(CRAZY KEN BAND、通称CKB)は、2023年にデビュー25周年というアニバーサリーイヤーを迎え、さらに奥深くカッコいい歌とサウンドを聴かせてくれています。そんなクレイジーケンバンドが、2024年9月18日に24枚目となるニュー・アルバム『火星』をリリースするということで、ボーカルの横山剣さんに音楽的なルーツや新作のお話、日頃の趣味まで、いろいろなお話をうかがいました。――クレイジーケンバンドは、昨年デビュー25年周年を迎えましたね。はい、今年は結成27年にもなりました。バンドをスタートした地点で、すでに僕は37歳でしたし、デビューしたのは38歳。なので、とにかくその出遅れを取り戻す勢いでずっとやっているという感じで、毎年、加速しています(笑)。1年がすごく短いですね。――2019年にこのananwebの「音楽通信」で取材させていただいた際、小学生のときから独学でピアノで作曲されているというお話をされていました。自己流でコードをつけて弾いていたんです。CとかAとか正しいコード名はわからないけれど、たとえばAマイナーは「悲しみ」、Eは「悲しみの入り口」、Fメジャーセブンは「サンセット」といったように音のイメージで名前をつけていて。曲を聴くとどの音かも感覚的にわかっていましたし、自分なりに曲を覚えたり、作ったりしていました。――すごいですね。もともとご両親も音楽にお詳しい環境だったのですか?父親はビクターレコードと取引する会社をやっていたので、家にいっぱい見本盤があって、そのなかに自分にもグッとくる曲がありましたね。父親自身は趣味で、ブラジル音楽やジャズ、ソウルミュージックをよく聴いていました。ただ、両親が8歳のときに離婚して母方に引き取られて。その後も父のマンションには遊びに行っていたので、そこで最新の音楽を聴いて、父親からダイアナ・ロスも教えてもらいました。――小さいお子さんが聴く童謡や歌謡曲よりは、大人が聴くような洋楽もすでに聴いていたのですね。子ども向けの歌も好きでしたし、歌謡曲も演歌も民謡も聴いていました。だからジャンルはまったく気にせず、心に響くものを聴いていて。それを決定的にしたのは、小学校5年生のときにやった中古レコードの実演販売です。11歳のときにノンジャンルで売ってたので、そのときもさまざまなジャンルの曲を聴くきっかけになりました。実演販売は、レコードをかけながら、たとえ知らない曲でもなんとなく曲を説明しながら(映画『男はつらいよ』の)寅さんスタイルでやるんです。1971年からやっていて、いまも実演販売をやっていますが、ルーツはそこにあるんですね。さらに「イイネ!」という言葉は、もっと前の1960年代から言っています。――そんなに前からだったんですね。その頃は、父親と別れて寂しくしていたときに、伯父が父親がわりになってくれていて。何がいいも悪いもなく、「いいねえ」が伯父の口ぐせだったんです。たとえおばあちゃんの葬式のときでも、久しぶりに会ったら「いいねえ」と。「何言ってるの、今日はお葬式だよ」と言っても関係なく。よくないときも、泣いていても、「いいねえ」と伯父に言われるとポジティブになれる。「まあいいか」と思える魔法の言葉でした。学校でもそれを言うようになって、学校でプチブレイクして、中学のときにバンドをやるようになって。MCで言うことがないから「いいねえ」と言うようになって。ある時期から、いまの「イイネ!」になりました。――1981年にロックバンド「クールスR.C.」のボーカルをされていたときも、この言葉は使っていたんですね。使っていました。その頃は、東京の渋谷区神宮前に住んでいて、青山高校の夜間部に通っていたんです。バイクで高校に行く通学路に、クールスのお店があって、通るたびに声をかけられて面識ができて。クールスは好きだったんで、「牛乳買ってこい」とかお使いをさせられていたんですが、迎え入れられている感じが気分がよかったんですよね。でもまた声をかけられたときに、今度は「明日からクールスのツアーに来い」と言われて、「それは学校があるのですいません」と断ったら、「学校なんか行ってる場合じゃないだろう」ってクールスのリーダーに言われて。まだ退学する勇気がなかったので、休学届けを出しました。――高校生のときですよね。そうです、高校2年生を何回か繰り返しているんですけど(苦笑)。それで休学して、クールスのツアーにスタッフとしてローディで入って、その後サブマネージャーになって、その後ファンクラブ責任者になって。さらにその後は「ボーカルになれ」と言われて、ボーカルになりました。――突然の担当がえのようなことは、抵抗がなかったんですね?抵抗はありましたよ(笑)!同じ頃、ポリスターレコードからソロでやらないかと言われたんですが、いきなりソロでやってコケたらおしまいだから、断ったんです。ソングライターは、人に歌ってもらってこそ、エゴが果たせる。だから、ソロのオファーはうれしい反面、作曲家としてデビューしたかったので、自分が表に出るとかシンガーソングライターとしてというのはどうなんだろうと。ソロだと歌も自分になりますが、クールスだと自分が作った歌をバンドメンバーも歌ってくれるのがいいなと思ったんですよね。だから、バンドのボーカルを選んで。クールスR.C.として、17歳のときに自分が作った曲で、21歳のときにデビューしました。その後も自分でボーカルをしたものが全部シングルになっています。うれしかったのと同時に不安もあって、自分は後から入った立場だから、お客さんが受け入れてくれるんだろうか、と。モー娘。でいうと後藤真希、ドリフでいうと志村けんみたいな立ち位置でしたから(笑)。すぐには受け入れてもらえないと不安がありましたが、わりとすんなり受け入れてもらえたのでよかったです。新作はスペーシーな雰囲気のある場所から想起――2024年9月18日にニューアルバム『火星』をリリースされます。インパクトのあるタイトルですね。鶴見区の京浜工業地帯にドライブに行くと、夜は工場に電飾がついて、スペーシーな雰囲気でカッコいいんですよね。その近所に、ゴム通りと呼ばれる通りがあって、そこに以前実在した“火星”という焼肉屋さんの名前からタイトルをつけました。「なんで焼肉屋さんなのに火星なんだろう?」と気になって、さらにお店のネオンもスペーシーで。ちょうどそこを通りかかったときに、そろそろアルバムタイトルを決めようかなというタイミングだったので「これだ」と思ったんですよね。アルバムタイトルを冠した2曲目の「火星」は当初タイトルがなかったんですが、アルバムタイトルに合致する世界観があったので曲名も同じにしました。――今回も共同サウンドプロデューサーで作編曲家のPark(gurasanpark)さんとの共作もあります。Parkくんには2018年から関わってもらっていて、前はもう少し間接的な関わり方でしたが、いまでは一心同体というぐらい、一体感が増えました。僕の頭のなかで生まれるメロディを引き出すためのバックトラックを作ってもらって、半分くらいはそのバックトラックにまた何かを乗っけていくような作り方をしています。僕は脳内に鳴っている音楽や、直感的にひらめいたことをパパッとメンバーに伝えるんですが、わかりにくいところもあるようで。Parkくんはそこをちゃんと言葉でメンバーに伝えてくれて、通訳してくれます。――剣さんにとっても、よい刺激になるようなところも?そうですね。デモ音源を作るのに効率もいいですし、興奮もしますし。今作も5曲の共作がありますが、彼の作ったバックトラックから、いままで自分になかったメロディが浮かんでくることもありました。――3曲目「ハマのビート」は、ノリノリのアップテンポなナンバーです。横浜の「ハマフェス」というお祭りの公式テーマなんですが、有志から頼まれまして、作詞、作曲、編曲、レコーディング、配信、さらにハマフェスでの初披露など、すべてを一か月以内に完遂しました。僕はCDのパッケージに思い入れがありますが、この時代のサブスクにも有り難みを感じています。作ってすぐに出せるというのは、サブスクの魅力ですね。――5曲目のメロウな「Percolation」は、先行配信された楽曲ですね。この曲は全部、自分の頭のなかから出したものです。制作の過程では、1か所だけ頭のなかにあるコード進行がどうにもアウトプットできなくて、いろいろちょっと音を出してもらえますか、とParkくんに弾いてもらって。「これですか?」「違う」「これですか」「それ!」というやりとりも。自分の鍵盤の能力に限界があるので、そのあたりは、「もうちょっと宇宙的な感じなんだよね」と言うと、すぐわかって音を出してくれて。それはもうひとり、うちのギターの小野瀬雅生もできるワザなんですよね。――小野瀬さんというと、ピコピコとSFチックな音も印象的な12曲目「Trans Solar System Express」の作曲をされていますね。YMOが大好きだったのでそんなテイストもあるものの、途中で韓国のポンチャック(歌謡曲と演歌が混在したような音楽)仕様になってたり、サビは北欧のギターインスト風味になったり。北欧といっても、昔の1960年代のフィンランドのサウンドみたいなテイストですね。――この曲はインストですが、以前からこういった歌唱のない曲を数曲、アルバムに収録されています。歌モノよりも、バート・バカラックとか、本当はイージーリスニングが好きなんです。シンガーソングライターが台頭してから、歌モノもいいんだな、と思うようになったけれど。ユーミンさんとか、山下達郎さんとか、矢沢永吉さんとかを聴いて、自作自演の曲も素晴らしいと思うようになりましたね。――8曲目「おお!マイガール」は剣さんの作詞作曲です。ずっと前からある曲で、頭のなかでずっと鳴っていたけど出すタイミングがなくて。毎年候補に入れながらも、ちょっと恥ずかしくて、いつも引っ込めていた曲です。今回、いまが出し頃だと思って収録しました。何のひねりもない、まっすぐな歌詞のシティソウルです。――まっすぐな歌詞だから、少し気恥ずかしかったのですね?それもありますし、サウンドがちょっと古くさいかなと思っていたんですけど。いまは古いからダサいなんて言う人はいなくなったでしょ。僕らにとって「古い!!」はある意味、褒め言葉だったりもする。しかも、いま思う“古い”なんですよね。やっぱり前に進んでないと、古いことを認識できないから。たとえばジンジャー・ルートとかロス・レトロスとか、若い人が70年代の音楽を料理し直して発表していますよね、「クールだ」と言って。要するに僕らが「古くさい」と感じてたのは、聴き方のセンスが違っているからで、若い人のセンスに逆輸入的な逆影響を受けることもあります。――若い世代にも刺激を受けて常に活性化されるということは、スランプで曲が書けなくなることはないのですね。自分の子どももそうですが、常に10代や20代の人との付き合いもあるので、いい影響をもらえるんだと思います。同世代で集まるのも楽しいんですが、へたをすると昔はよかったという話になってしまうこともあるから。それだけだと現役感がなくなっちゃう、しなくていい変化をしてしまったり。よくベテランの歌手が昔の歌をすごくためて歌ったり、アレンジを変えてしまったり。その曲の良さがそこなわれてしまうこともありますが、そういうことじゃないんだよと。フレッシュであることが大事。たとえばサウンドプロデューサーのParkくんも、親子ほど年が離れていますが、僕がちょっとダサいかな、と思っていたことが「いまはクールです」と言ってくれたり。音楽は多面体だから、どんどん変わっていくんですよね。ただ、若い人との交流で影響を受けるか、受けないかは、そのときの自分の気持ちによりけりです。――アルバムのラスト16曲目「Sha na na na na」は、歌詞では触れていませんが、愛犬との別れが大きく影響しているそうですね?以前、ananwebで「チワワを飼った」と聞きましたが、そのワンちゃんのことですか。そう。小さいチワワちゃん。横浜のホームセンターのペットショップで、かなり大きい犬と大ゲンカして圧勝していたチワワが気になって、接着剤を買う予定だったのにそのチワワを買って帰ったという話。今年の1月に死んでしまって……。これまでの思い出や感謝がメロディに表れた曲です。前に柴犬を飼っていたときは「コロ」という犬のことを書いた曲があって、犬のことだけに特化していた。でもこの曲には、思い出のなかに生きる人々やペットたちへの想いが入っています。――アルバムは毎年1枚ずつリリースされていますね。いつも「これが最後のアルバム」と思いながら作ってますよ。いま20代、30代だったら、6年ぐらいあけて出してもいいんですけど。いつどうなるかわからない恐怖から、毎年出しているところもあります。曲数も聴く側の集中力を考えると、多過ぎるのもよくないなと、今回は12曲にして。1曲に対する密度が高くなって、全部がシングルのようなクオリティじゃないといけない気持ちになるので、いままで以上に作るのに時間がかかりましたし、大変でしたね。――アルバムの後には全国ツアー「クレイジーケンバンド 火星ツアー 2024-2025」が開催されますね。9月の東京・福生から2025年3月の兵庫県・神戸まで、今秋から来春にかけて、全国をまわります。アルバムからも、あまり披露したことがない曲もカヴァーも演奏します。まだ曲順も決めていないので、ぎりぎりにならないと、モードが見えてこないんですけど。だから練習に間に合うように、選曲しようと思います。ユーモアのある新しい作品を作っていく――お話はかわりますが、ステージでもパワフルな剣さんは、普段から鍛えているんでしょうか。ジムに行って、筋肉をつけているんですが、お腹も出てきているんですよね。筋肉をつけるとお腹が目立たなくなるから(微笑)、ステージ自体が一番のフィットネスになっています。ジムでは限界があって、1時間も運動したらけっこうつらいんですが、ライブだと3時間でも平気。暑いのも、忘れてしまうんですよね。――ハットとサングラス姿が素敵ですが、普段のファッションはどのような感じですか。普段は、Tシャツにデニムのような感じが多いです。お呼ばれや会食があるときはビシッとスーツを着ていきますが、ずっと着ていると肩がこってしまうから、長時間のときは脱げば楽になる格好をしていて。サングラスとハットもしないですね。かぶるとしても、キャップかな。ステージ衣装は、短パンにランニングとか、昔のサザンのようにしたいと思ったこともありましたが、スタートがもうスーツで出てしまったんですよね。いまさら短パンで出るのも露出が多くて恥ずかしいので、ステージではスーツがいいです。――以前、ご趣味が「車、バイク、植物をいじること」とおっしゃっていて。いまも変わりないですか?そうですね、とくに植物という面では、畑を借りて野菜を作っているんです。自分の家だと手狭なんですが、シェア畑というのがあって、畑の団地みたいなところを借りて、トマトやらスイカやらチンゲン菜やら茄子やら、いろいろな野菜を作っています。――いつからシェア畑で野菜作りを?コロナ禍の少し前からだから、5年前ですね。自分で作って自分で食べたらうまいんじゃないかな、と。いざ始めたら、「こんなに大変ったんだ」とわかりましたが。畑を耕すとどろどろになりますし、汚れますし、夏に長靴を履くのもつらい(苦笑)。ただ、できる野菜の形は無骨ですが、自分で作った野菜やイチゴとかを収穫するのは、なんかうれしいんですよね。うまいかどうかといったら、絶対に売っているものがうまいはずなんですが。――楽しそうですね!楽しいですよ。あと畑ではなく、自分の家ではブルーベリーも作っていて。自分で種を撒くので失敗もあるんですが、ちゃんと実がなって、収穫するときには、すごく充実感があります。ちょきちょきとハサミで切って、バケツに入れて。実がなったらザルにバーッとブルーベリーを入れて、そのまま洗って一気に食べるとさらにおいしいんですよね。――いろいろなお話をありがとうございました!今後はリリース、そしてツアーが控えています。来年の3月にツアーが終わったら、すぐ次作のデモ音源を作ります。いまもデモ音源の一歩手前のところまで自分のレコーダーに曲ができていて、それがけっこうな数になっていて。歌詞を先に作るのも好きなんですが、詞が先にあるとメロディが押し出されて生まれてきて、すでに30曲ぐらい新曲ができています。――ずっとバイタリティにあふれていらっしゃるのですね。曲が未完成でも、そこからブラッシュアップしていけば、いいものになっていくと思っていて、できたものはなるべく作品したいと思っています。たとえば昭和のようにヘビーな時代は、真逆の馬鹿馬鹿しい歌で救われることがある。僕はクレイジーキャッツなどの歌に救われたから、そういったユーモアみたいなものはずっと失いたくないですね。毎年、自分でも、今度はどうなっているんだろうかと思いながらも、みなさんに新しい曲を届けていきたいです。取材後記2019年8月に、このananweb【音楽通信】第2回目に登場してくださったクレイジーケンバンドの横山剣さんが、再び登場してくださいました!天才的なメロディメーカーでもあり、あふれでる音楽の泉をCKBマジックに包んで、届けてくださるのは周知の通り。いつもジェントルマンな剣さんをはじめ、CKBのみなさんのニューアルバムを、みなさんもぜひチェックしてみてくださいね!!写真・鳥羽田幹太取材、文・かわむらあみりCRAZY KEN BAND PROFILE横山剣を中心に、1997年の春頃、横浜本牧の伝説的スポット「イタリアンガーデン」でクレイジーケンバンドが誕生。1998年にアルバム『Punch ! Punch ! Punch !』でメジャーデビュー。横山は作曲家として、和田アキ子、SMAP、松崎しげる、グループ魂ほか、数多くのアーティストに楽曲提供も行い、m-flo、ライムスター、マイティー・クラウン・ファミリーなど、ジャンルレスのコラボレーションを実現するなど、その音楽活動は多岐にわたる。2024年9月18日にニューアルバム『火星』をリリース。9月28日より東京・福生市⺠会館大ホールより、全国ツアー「クレイジーケンバンド 火星ツアー 2024-2025」をスタート。InformationNew Release『火星』(収録曲)01. Overture02. 火星03. ハマのビート04. レインボー・ドライヴ05. パーコレーション06. eye catch * Late Summer Madness07. 頭に来ちゃうぜ08. おお!マイガール09. 辻堂海岸10. 2時22分11. eye catch12. Trans Solar System Express13. 黄昏急行14. 霧子15. eye catch * Kiriko Part 216. Sha na na na na2024年9月18日発売※収録曲は全形態共通。(通常盤)UMCK-1775(CD)¥3,575(税込)(初回限定盤)UMCK-7249(CD+DVD)¥7,975(税込)(UNIVERSAL MUSIC STORE限定完全受注生産盤)※初回限定盤(CD+DVD)+火星ロゴTシャツ。DSKU-13370¥11,770(税込)写真・鳥羽田幹太 取材、文・かわむらあみり
2024年09月10日2025年3~4月のシス・カンパニー公演にて、劇作家・横山拓也を初めて迎えた書き下ろし作『やなぎにツバメは』を上演することが決定した。演出は、横山拓也とのタッグでも評価が高く、多くのシス・カンパニー公演でもその手腕を発揮してきた寺十吾が担当する。キャストは、大竹しのぶ、木野花、林遣都、松岡茉優、浅野和之、段田安則の6名。<公演情報>シス・カンパニー公演『やなぎにツバメは』東京公演:2025年3月 紀伊國屋ホール大阪公演:2025年4月 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ作:横山拓也演出:寺十吾出演:大竹しのぶ、木野花、林遣都、松岡茉優、浅野和之、段田安則
2024年09月06日俳優の横山めぐみ(54)が25日、自身のインスタグラムを更新。“超ミニ”ショーパンスタイルの肌見せショットを公開した。横山は「麦わら帽子かぶってみた」とつづり、1枚の写真をアップ。キャミソールに“超ミニ”丈ショートパンツをあわせた肌見せコーデで、リボン付きの麦わら帽子をかぶった“夏スタイル”を披露している。この投稿に「可愛すぎます。美女、いやいや美少女。大好きです」「めっちゃ色っぽい!」「可愛すぎてビックリしました」「なんかどんどん若返ってるー」「ショーパン可愛い」などの声が寄せられている。
2024年08月26日TBS系連続ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』(毎週火曜後10:00)の新キャストが20日、発表され、岡崎紗絵と小関裕太が出演することが決定した。結婚式当日に彼氏に逃げられてしまった主人公・佐藤ほこ美(奈緒)。人生どん底のタイミングで、金髪の謎の男・葛谷海里(玉森裕太)との出会いをきっかけに、自分を変えるためにボクシングを始める。「もうクズな男に泣かされるのは嫌だ!」と恋もボクシングも本気で向き合う姿をオリジナル脚本で描く、クズきゅんボクシングラブコメディとなっている。岡崎が演じるのは、ほこ美が通うボクシングジムの会長の娘・羽根木ゆい。幼い頃からボクシングが身近にあったゆい。元々はプロのボクサーを目指していたが、とある事情により現在はボクシングジムのトレーナーをしている。実は過去の出来事がきっかけでトラウマを抱えており、さらにゆいは海里とも関わりがあるようで…。海里とはどういった関係なのか、そして過去に囚われているゆいがほこ美の影響を受けてどう変化していくのか。本作でボクシングに初挑戦する岡崎、その新境地に注目だ。小関が演じるのは、ほこ美と同じ市役所に務める大葉奏斗。エリート公務員で、市長直轄の部署に所属する若きエースだ。仕事は完璧だが恋愛には不器用な一面も。後輩として面倒をみていたほこ美が海里との出会いをきっかけにどんどん変わっていく姿を見て、大葉はどんな感情を抱くのか。■岡崎紗絵ゆいは羽根木ジムの会長の娘で、今はトレーナーとしてジムで働いている、ちょっと男勝りな女の子です。トレーナーの役なので指導側という緊張感はありますが、なんとか頑張っています! 撮影に入る前、何回か先生と練習させていただいて、どうしたらかっこよく見えるか、構え方、フォームから教えてもらいました。プロの方でも難しいといわれる技を、いかにかっこよく見せることができるかなど撮影終わりに練習しています。いろんなことが巻き起こっていくストーリーですが、ボクシングのほかに恋愛模様も見どころになっていきます。ゆいが、ほこ美、海里とどのように絡んでいくのかもぜひ見ていただけたらうれしいです!■小関裕太クランクインが市役所のシーンだったのですが、共演も多い奈緒さんと一緒のシーンだったので、最初からすごく安心しながら撮影ができました。火曜ドラマといえば「キュンキュン」するイメージですが、このドラマの題材のひとつは「ボクシング」。しかも結構パンチの効いた題名(笑)。どこに恋愛要素がくるのか予想不可能ですし、この先どうなるんだろうと、僕も台本を読んでいて次の展開が毎回とても気になっています。いつもの火曜ドラマとは一味違った作品になると思います。素敵なドラマをお届けできたらと思いますので楽しみにしていてください!
2024年08月20日教育エンターテインメント番組『おかあさんといっしょ』(NHK・Eテレ)11代目うたのお兄さんを務めた“だいすけお兄さん”ことタレント・横山だいすけが6日に自身のアメブロを更新。平和への思いをつづった。横山は「今日8月6日は広島に原爆が投下された日です。79年になるそうです」と切り出し「国際情勢が緊迫した状態が続く中、私たちが今日という日に何を感じるか、そしてどう未来につなげていくか」とコメント。「午前8時15分、きっとこんな暑いセミも鳴いていた広島に原爆が投下されました」と原爆投下時の状況を想像し「戦争ほど悲惨なものはありません」とつづった。さらに、読者に向けて「少し目をつぶり、あなたの大切な人の笑顔を思い浮かべてみてください」と呼びかけ「その大切な人がいつまでも笑顔でありつづけるよう、そんな未来が続くよう共に願っていけますように」とコメント。最後に「世界中の子どもたちの笑顔を祈っています」と平和への思いをつづった。
2024年08月06日教育エンターテインメント番組『おかあさんといっしょ』(NHK・Eテレ)11代目うたのお兄さんを務めた“だいすけお兄さん”ことタレント・横山だいすけが24日に自身のアメブロを更新。ミスタードーナツの人気商品『ポン・デ・リング』を焼いて食べた結果を明かした。この日、横山は「最近色んなところで流行っている!?焼きポン・デ・リング」と切り出し「みなさん知ってますか?」とコメント。「僕は…全く知りませんでした」と明かし「我が家も早速チャレンジ!!」「ポン・デ・リングをフライパンにのせて、弱火で焼くだけ」と作り方を紹介した。続けて「なんだこれは」と驚いた様子で述べ「表面はカリッとして中はフワッ、モチッ…」「一口、また一口と口に吸い込まれていく」とコメント。「気がついた時には時すでに遅し。私の手はもはや何もない皿を彷徨っていた。あの忘れられない食感を求めて」「現場からは以上です」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「美味しそう」「試してみます」「食べてみたい」などのコメントが寄せられている。
2024年06月25日俳優の小関裕太が24日、東京・恵比寿のオーツーギャラリーで写真展「LIKES」の取材会を行った。小関がフォトグラファーとして初となる写真展をこの日から6月30日まで東京・恵比寿「オーツーギャラリー」で開催する。同写真展は、自身の29歳の誕生日に発売した作品集『LIKES』の出版記念として開催され、雑誌『GENIC』で4年間続けている連載で掲載をしてきた写真作品や『LIKES』のためにフォトグラファー女鹿成二氏が撮り下ろした"フォトグラファー小関裕太"の写真を展示。さらに『LIKES』では未掲載の写真展で初公開される作品も展示され、展示会場では本作品集の制作過程に密着したメイキング映像の上映や、展示作品の販売なども予定している。小関は「連載は2020年4月から始めました。実際の写真展で展示された写真などを目の前にして、かなりダイナミックで想像の5倍は興奮しました」とし、「作品集『LIKES』はとにかく"好き"を原動力に撮りたい人にお声がけしたり行った地方や海外、好きっていう思いが湧いた瞬間にカメラを構えて衝動で撮ってきました。4年間やっていると写真の撮り方も変わっていって、これからどういう風に写真と向き合っていくのかということを見つめる大きなタイミングになった大事な作品集になったと思います」と説明した。続けて「ジャンルを大きく分けて人と景色のブースに分け、雑誌連載を体験できるように作りたいと思ったので、できるだけ連載順になっています。自分が想像していたより何倍もすごい写真展で、自分の写真がより格好良く再現されていて洗練された空間になっていて、写真だけでなく空間としても楽しんでもらえると思います。是非呼吸をしに写真展に遊びに来てください」とアピールした。同写真展にはWEST.の重岡大毅も誘ったという小関。「10代の頃に共演したのをきっかけに仲が良いんですが、この前久々にご飯へ行って(被写体のモデルとして)聞こうと思ったけど聞けませんでした(笑)」としつつ、「写真展に来てくれたら良いですね」と期待を寄せた。また、被写体として撮りたい俳優については「変に名前出しちゃうとな~」としながらも、「顔の美しさで言うと佐藤健先輩ですかね。素敵な要素はたくさんありますが、僕はその人が何を考えているのか性格に惹かれて撮りたくなることが多いんです。健先輩は色気とミステリアスがあって、たまに振り返ると目が合って奥を見られている感覚が昔からありました。その健先輩の目の奥を撮ってみたいですね」と願望も。俳優に加えて新たなに加わったフォトグラファーという肩書については「フォトグラファーという名前がついて光栄に思いますしうれしく思っていますが、役者はもちろんフォトグラファーもお互い真剣にやりながら、相乗効果でやれたらと思います」と二刀流に意欲を見せていた。
2024年06月24日2024年6月13日に、脊髄梗塞のため活動を一時休止することを発表した、タレントの佐藤弘道さん。佐藤弘道、機内で『下半身まひ』に一時活動休止へ「今は全く歩けません」教育番組『おかあさんといっしょ』(NHK)で第10代『体操のお兄さん』を12年間勤め、『ひろみちお兄さん』の愛称で親しまれてきました。『体操のお兄さん』を卒業後は、タレント活動をしながら、子供を対象とした体操教育にも従事しています。横山だいすけ「優しい先輩」第11代目の『うたのお兄さん』として同番組に出演していた横山だいすけさん。同じ時期に出演はしていなかったものの、佐藤さんと親交が深かった横山さんは、同月14日に自身のブログで、想いをこうつづりました。昨日おかあさんといっしょの先輩である佐藤弘道さんのご病気のニュースが飛び込んできました。脊髄梗塞という病気で現在下半身麻痺の中懸命の治療を受けているとのこと。弘道さんはいつも明るく、現役の歌のお兄さん時代からよくスタジオに顔出してくれたり連絡をくださいました。僕が壁にぶつかったりした時も電話で励ましてくれたり本当に優しい先輩です。横山だいすけのオフィシャルブログーより引用子供たちの『お兄さん』同士、2人は強い絆で結ばれている先輩・後輩の関係であることが伝わってきますね。また、教育者として活躍してきた佐藤さんの心の内を想像し「身体を動かせないことは耐えがたいつらさだと思う」とつづっていた、横山さん。自身も商売道具である『声』が出なくなった経験があり、当時はファンの応援が励みになったことを明かしています。僕も声が出なくなった時に助けられたのは、みなさんの励ましでした。どうぞこれから弘道さんがみなさんの前で元気な姿を披露できるその日まで、ぜひ応援よろしくお願いします。僕も全力で応援します!横山だいすけのオフィシャルブログーより引用横山さんの想いがあふれる投稿を見た人からは、佐藤さんの回復を祈る声が寄せられました。・私も応援します。大きな力でこの困難も乗り越えてほしい。・小さくても、必ず光があって、想いの力で奇跡を起こしていけると信じています。・ひろみちお兄さんに、いっぱいの元気パワーを!再び元気に活躍する姿が見られることを願い、信頼している先輩へメッセージを贈った横山さん。笑顔と明るい気持ちをたくさん届けてくれた佐藤さんに、多くの人たちがエールを送り続けることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年06月14日7月より東京・大阪・愛知・広島で上演される、iaku『流れんな』の新ビジュアルと主宰の横山拓也よりコメントが到着した。2013年から2014年にかけて4都市で上演された本作。初演では上田一軒が演出を担当したが、10年ぶりに再演される今回の公演では横山自身が演出。iakuの初期話題作『流れんな』を全編広島弁に改稿してお届けする。■横山拓也 コメント2013年から2014年にかけて4都市で上演した『流れんな』を10年ぶりに再演します。初演では上田一軒さんが演出を担いましたが、今回は横山自身の演出です。再演では、貝漁で栄える港町の食堂に集う人物たちの濃度を上げようと、主に広島出身の俳優陣で固め、全編広島弁に改稿しました。『流れんな』は、海洋汚染や企業の隠蔽体質といった社会的な問題、また、出生前診断や生体肝移植における倫理的な問題など、現在においても解決をみない諸問題が多数描かれています。再演にあたり、作品に散りばめられた多岐に渡る要素を、現在の認識・感覚でとらえ直し、新たな視点で取り組みたいと思っています。iakuの作風を決定づけたとも言える本作を、今の自分がどう立ち上げるのか。稽古場で俳優たちと一緒に考察し、楽しみながら創作したい思います。ご来場、心よりお待ちしています。<公演情報>iaku『流れんな』作・演出:横山拓也出演:異儀田夏葉、今村裕次郎(小松台東)、近藤フク(ペンギンプルペイルパイルズ)、松尾敢太郎(劇団あはひ)、宮地綾<東京公演>7月11日(木)~21日(日)会場:下北沢 ザ・スズナリ【チケット】(全席指定)一般発売:5月25日(土) 10:00~前売:5,500円当日:6,000円U-25(25歳以下):2,200円高校生以下:1,100円※「U-25」及び「高校生以下」は、当日年齢を確認できるものを提示※未就学児入場不可<大阪公演>7月25日(木)~29日(月)会場:インディペンデントシアター2nd【チケット】(全席指定)一般発売:5月25日(土) 10:00~前売:4,500円当日:5,000円U-25(25歳以下):2,200円高校生以下:1,100円※「U-25」及び「高校生以下」は、当日年齢を確認できるものを提示※未就学児入場不可<愛知公演>8月3日(土)~4日(日)会場:メニコン シアターAoi【チケット】(日時指定・整理番号付自由席)一般発売:5月25日(土) 10:00~前売・当日共:4,500円U-25(25歳以下)前売・当日共:1,000円障がい者割引 前売・当日共:2,000円※「U-25」は、当日年齢を確認できるものを提示※未就学児入場不可※障がい者割引は、障害者手帳をお持ちの方がご購入いただけます。当日会場にて手帳などをご提示ください。介助が必要な場合、介助の方は1名様のみ無料です。(電話・窓口受付のみ対応)<広島公演>「凪の演劇祭〜HIROSHIMA シアターフェスティバル 2024〜」参加9月6日(金)~8日(日)会場:JMSアステールプラザ 多目的スタジオ【チケット】(日時指定・整理番号付自由席)一般発売:7月7日(日)10:00~前売:3,500円当日:4,000円U-25(25歳以下):2,200円高校生以下:1,100円※「U-25」及び「高校生以下」は、当日年齢を確認できるものを提示※未就学児入場不可
2024年05月10日3月29日(金) から31日(日) にかけて、横山拓也の代表作『エダニク』の中国語版が中国・上海戯劇学院の学生たちにより上演され、横山と本作品演出の李旻原(リ・ミンユェン)による対談イベントが行われる。国際交流基金(JF)では、海外での活躍が期待される5名の劇作家(市原佐都子、桑原裕子、前川知大、前田司郎、横山拓也)による戯曲を複数言語(英語、スペイン語、ロシア語、中国語、アラビア語)で翻訳して海外の出版社と共同出版。今回の公演では、この枠組みで翻訳出版された『エダニク』に上海の演劇専攻の学生たちが挑戦する。『エダニク』中国公演ビジュアル<公演情報>『エダニク』(中国公演)3月29日(金)~31日(日) ジャスミン・シアター(中国・上海)※30日は公演前に対談イベント実施作 :横山拓也翻訳:郑世凤演出:李旻原出演:上海戯劇学院学生
2024年03月25日11月24日シアタートラムにて、iakuの新作公演『モモンバのくくり罠』が開幕し、舞台写真と主宰の横山拓也からコメントが到着した。2年ぶりの新作公演となる本作は、親が形成した「家族価値」とそこに縛られた子の生き方を見つめる作品。枝元萌、祷キララ、緒方晋(The Stone Age)、橋爪未萠里、八頭司悠友、永滝元太郎が出演する。■横山拓也(主宰)コメント新作を発表するときはいつも不安ばかりがチラつくものですが、今回、久しぶりに稽古場の段階で自分が心から愛せる作品になりました。そして初日を迎え、自分が「観たい!」と思える演劇作品に仕上がりました。自給自足の山暮らしという、ときどきテレビのドキュメンタリーなどで見かける家族の未来を想像して書きました。「くくり罠」という狩猟、命をいただくこと、家族の価値観、大人になるとは、普通の暮らしとは……様々な要素がいろんな角度から語られます。自分自身が育ってきた環境に抗ってみても、それはどうしようもなく人生につきまとい、逃げても逃げても追いかけてきて、包み込んできたり、しがみついてきたり、もうどうしたらいいかわからなくなるときがあると思います。家族によって培われた価値観について葛藤する登場人物たちの議論に、客席から一緒に参加するような体験をしてもらえたらと思います。<公演情報>iaku『モモンバのくくり罠』『モモンバのくくり罠』ビジュアル東京公演:11月24日(金) ~12月3日(日) シアタートラム大阪公演:12月8日(金) ~10日(日) ABCホール作・演出:横山拓也出演:枝元萌、祷キララ、緒方晋(The Stone Age)、橋爪未萠里、八頭司悠友、永滝元太郎iaku 公式サイト:
2023年11月27日10月4日、元うたのおにいさん・横山だいすけ(40)が、TikTok動画の内容について自身のブログで謝罪した。横山は’08年から’17年まで、『おかあさんといっしょ』(NHK Eテレ)の11代目うたのおにいさんとして活動しており、現在はファミリー向けのミュージカルやコンサートなどに出演している。横山については、自身のTikTokに『粛聖!! ロリ神レクイエム☆ / しぐれうい(9さい)』の楽曲のダンス動画をアップしていた。この曲は多くのTikTokerによってダンスが真似される人気楽曲だったが、歌詞に“触ったら逮捕”、“粛聖ロリ神レクイエム”などの言葉が含まれるなど、小児性愛やロリータ・コンプレックスをテーマにしたものだった。そのため、”子どもに関わる仕事なのに”と、SNS上では横山への批判が殺到することに。これらの反応を受け、10月4日の深夜1時、横山は自身のブログを更新。《この度TikTokの使用楽曲につきまして皆様から多数のご意見をいただきました。今回、曲の歌詞、及び背景を把握せず、流行りという理由だけでダンスを真似て投稿してしまいました。応援して下さってる方を深く傷つけてしまったこと、また、多くの方を不快な気持ちにさせてしまったこと、大変申し訳ございませんでした》と、謝罪した。今回は曲の内容や背景を確認せずに動画を投稿してしまったという横山。今後についても、《全ては僕の不徳の致すところです。皆様からの声を真摯に受け止め、この様なことが決してないよう努めます。また今後はコンテンツに関しましてきちんと精査、内容把握をした上で責任を持って発信してまいります》と再発防止に取り組んでいくことを記した。問題になった動画は、ブログ投稿までに削除されている。同楽曲については、10月2日に学校教材や知育商品を製造・販売する株式会社アーテックが、MV内に出てくる防犯ブザーを自社製品がモデルであると公認するようなSNS投稿を行い炎上、“著しく配慮と自覚を欠く極めて不適切な行為”だったと謝罪したばかりだった。
2023年10月04日Hi-STANDARDが、非公開でドラムオーディションを行う事を発表し、併せてギター・ボーカルの横山健よりコメントが到着した。■Hi-STANDARD 横山健 コメントこんにちわ、Hi-STANDARD の横山です。ナンちゃんといろいろ考えた末に……我々Hi-STANDARDはドラマーを公募いたします!「オーディション」を開催します!なんと「ハイスタがメンバー募集」です!!このオーディションで次のHi-STANDARDのドラマーが見つかるのかどうかはわかりません。でもチャレンジさせてください!ボク達の周りに、実は立候補してくれている人もいるんですが……ナンちゃんが「どうしてもやってみたい、こんなことはこのタイミングでしかできない」って言うんですよ。「まだ見ぬ猛者に出会いたい」って!wwwそれはボクも同意します!!当然ボク達と新曲も作っていくわけですから、ドラムのコピーだけ上手でも困ります。一緒に楽曲制作できる方、ドラムアレンジができる方に限らせていただきます。「自分が入って次のハイスタを作ってやる!」という高い志を持った方!!プロ/アマ、有名/無名問わず、日本全国にいらっしゃる「我こそが次のハイスタのドラムだ!」という方、是非ご参加ください!!他薦は受け付けません、あくまでも自薦でお願いいたします。「Hi-STANDARDの楽曲を2曲フル尺で叩いている映像」を送ってください。2ビートの速い曲、8ビートのミッドテンポ、それぞれ1曲ずつあるといいですね!詳細を下部に条件等も含め「募集要項」としてまとめておきますので、参考にしてください。最下部に「応募フォーム」を用意いたしましたので、必須事項を埋めた上で、そちらから映像をメール送信してください。まず一次審査があります!送られてきた映像は、なんとナンちゃんが全てチェックいたします!!だってこのオーディションをどうしてもやりたいって言ったのナンちゃんですからね……wwwそして「お、この人は一緒に音を出してみたい!」という人には、ナンちゃんから直接連絡が行きます!!これを一次審査とさせていただきます。連絡があったら一次審査通過、ということになります。……果たして通過者は何人出るんでしょうか!!そして二次審査は、横山を合わせて3人でスタジオに入ります!!そこで音を出してみて、二人で「あの人はどこが良かったけど、あの人はここがいい……」とか話すんでしょうね。そしてドラマーが決定するのかどうか!!全ての途中経過や結果は……当然ドラマーが見つかった際には結果は発表いたしますが、基本的に途中経過発表や結果発表はありませんので悪しからず。我々の本気度は伝わったことと思います。当然「ただ見て欲しいだけの人」や「思い出に参加」などはご遠慮くださいね。「このチャンスで人生変えてやる」くらいの意気込みを持った方のみ、是非ご参加ください!!お待ち申し上げております。<Hi-STANDARD ドラムオーディション情報>応募方法1. Hi-STANDARDの楽曲を「2曲フル尺で叩いている映像」2. 音楽履歴書(形式はJPG、PDF、エクセル、ワードファイル ※フォームに直接ご記入頂いても構いません)をご用意の上、ページ下部の応募フォームよりご応募ください。■ 応募映像について・「Hi-STANDARDの楽曲を2曲(2ビート、8ビート、それぞれ1曲ずつ)フル尺で叩いている映像」を送ってください。・全身が映るような画角でお願いします。・一発録りで、音、映像ともにエディットはしないでください。・ドラムの音のみで収録してください。・電子ドラム不可。・YouTube / Vimeoに限定公開し、視聴リンクを応募フォームにご記入ください。もしくは、ギガファイル便・Dropbox等で、映像をお送り頂くことも可能です。ダウンロード用リンクをご記入ください。応募締切2023年8月31日(必着)応募条件・バンドの掛け持ちは結構ですがHi-STANDARDの練習/活動を最優先できる方。・年齢/性別/国籍不問。・Hi-STANDARDの発表済みの楽曲を全て叩ける人。・一緒に楽曲制作できる方、ドラムアレンジができる方。・他薦は受け付けません。<追記>・メール/電話等でのご質問には対応いたしません。・特定のマネージメント会社に在籍している方(個人、バンド、団体問わず)の応募はご遠慮ください。・当オーディションの途中経過発表や結果発表はありません。・送っていただいた映像の権利は株式会社HSに帰属いたします。返却/消去の要請にはお応えしかねます。応募フォームはこちら:
2023年07月07日横山裕主演「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」の8話が6月3日オンエア。狩野とコタローが共に号泣するラストに「悲しい時は泣いていいんだよ!」「コタローきゅんと狩野どのが離れ離れになる事実に吐きそう」など、SNSに様々な声が上がっている。原作は累計発行部数170万部突破の人気コミック。2021年放送の1stシーズンはオシドラサタデー枠歴代最高視聴率を獲得。それから2年を経て放送がスタートした2ndシーズンとなる本作。売れないマンガ家から週刊連載を持つことになるも、連載誌が休刊する「アパートの清水」202号室の住人・狩野進を横山さんが演じるほか、「アパートの清水」で1人暮らしをしているが、DVをしていた父親から連絡を受けたさとうコタローに川原瑛都。「アパートの清水」201号室で暮らす、元キャバ嬢で今は純喫茶店員の秋友美月に山本舞香。怖めの風貌だがコタローを“コタローきゅん”と呼んで溺愛する田丸勇に生瀬勝久。コタローの児童養護施設時代の親友で「アパートの清水」にも出入りする岩永佑には松島聡(Sexy Zone)。「アパートの清水」103号室に引っ越してきた、コタローの母親のことを知る大学院生の宇田桃葉に白洲迅。コタローを置いて出て行ったあと病気で亡くなった母・和宮小夜梨に紺野まひる。コタローへの接近禁止命令が出ていた父親に滝藤賢一。「鈴野法律事務所」の所長・鈴野牧男に光石研といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。コタローが自分から「みんなでどこかへ行きたい」と言い出し、アパートの清水の住人達とともに海へ。初めての海に大はしゃぎするコタローを笑顔で見守る狩野は、コタローの様子がおかしいと田丸に告げ、田丸、美月も同意する。海を大満喫しアパートに戻ったコタローは「もう思い残すことはない」と、一同に衝撃の事実を打ち明ける。「父上から手紙が届いた。わらわと一緒に暮らしたいと」。父親が更生したと話すコタローだが、狩野たちは父親のこれまでの行動を思い返し簡単に信じることはできないでいた。田丸の提案でコタローの父親に電話する狩野たちだが、コタローが母の死を知っていると思っていた父親は、一緒に母のお墓参りに行こうと口にしてしまう…というのが今回のストーリー。狩野たちとの別れが近づくなか、気丈に振る舞うコタローに狩野は、“このアパートを出て父親と暮らすのはいい、自分たちとはまた会えるが、母親とは一緒に暮らすことも、名前を呼ばれることも、抱きしめられることも、会えるその日を待つことももうできない”と語り、母の死とちゃんと向き合うよう涙ながらに訴える。その言葉にコタローも「ママ」と口にして号泣する…。このラストシーンに「母親の死すらも淡々と受け入れているように見えたコタローきゅんがママ…って言いながら泣いてるの見てあたしも泣いた」「強くなるのを目標に頑張ってきたコタローちゃん でもね、悲しい時は泣いていいんだよ!!ちゃんと悲しめ!」など、コタローに寄り添うコメントとともに、「パパと暮らすことが一番だとわかってます。が、コタローきゅんと狩野どのが離れ離れになる事実に吐きそう」「親子が一緒に暮らせることが1番の幸せなのは分かるけど、でも狩野さんがコタローちゃんをずっと親代わりのように見守ってきたことを知ってるからつらい…」など、狩野とコタローに離れ離れになって欲しくない視聴者からの声もネットにあふれている。【最終回あらすじ】コタローが父親と暮らすための準備に取り掛かるなか、鈴野は狩野を通し、小夜梨の遺品であるスマホをコタローに渡す。「いつかコタローが自分の死を知った時に見せてほしい」と小夜梨からスマホを託されていた鈴野は、コタローに「大事なのは今の気持ち。どうしたいのかよく考えて」と伝える…。「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」は毎週土曜23時~テレビ朝日系で放送。(笠緒)
2023年06月04日横山裕主演の「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」。その第4話が5月6日放送。狩野が思い出した叔父の言葉に「大人あるある」「胸がギュっとする」などの声が上がるとともに、滝藤賢一演じるコタローの父の登場に不安感を感じる視聴者も現れている。原作は累計発行部数170万部突破の人気コミック。突然隣の部屋に引っ越してきて1人暮らしをはじめた小学生・コタローと、彼の世話をする売れない漫画家、同じアパートの住人たちを描いていくハートフルなストーリーが展開する本作。キャストは売れないマンガ家だったがついに週刊連載を持つことになった、コタローに世話を焼く「アパートの清水」202号室の住人・狩野進に横山さん。両親のネグレクトが理由で児童養護施設で育ち、誰にも迷惑かけたくないと1人暮らしを始めた、「わらわ」「おぬし」といった殿様語を話すさとうコタローに川原瑛都。キャバ嬢だったが今は近所の純喫茶「ピュアウォーター」で働いている「アパートの清水」住人の秋友美月に山本舞香。怖めな見た目とは裏腹にコタローを“コタローきゅん”と呼んで溺愛する「アパートの清水」住人・田丸勇に生瀬勝久。コタローの児童養護施設時代の親友・岩永佑に松島聡(Sexy Zone)。「アパートの清水」の大家をしている清水のじーさん・ばーさんにイッセー尾形。自分のDVが原因でコタローへの接近禁止命令が出ている父親に滝藤賢一といった面々。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ある日の学校帰り、ロングコートダディという漫才コンビの路上ライブのチラシを見つけたコタローは、最前列でライブを鑑賞、この先一週間は彼らがここでライブをしていることを確認すると「また来るぞよ」と言い残して帰っていく。それから毎日、コタローは田丸や岩永、美月らを連れてライブに現れるが、笑うことはなく、ひたすら連れてきた大人の表情ばかり見ていた。そんなコタローにロングコートダディの2人は「もう来ないでいい」と告げるが、マネージャーの井野口(佐々木史帆)はコタローが毎日通っていた理由を明かす…というのが今回のおはなし。少年時代に両親を失い親戚の家で暮らしていた狩野。その頃叔父に言われた“自分のことを棚に上げてでも子どもを注意しなきゃいけないのが大人の役割”という言葉が今ならわかる気がする、と語るシーンに「狩野くんの自分のことは棚に置いて口うるさくしちゃうの大人あるあるだけど、純粋に心配してるからこそほっこり話になって良かった」「コタローきゅんと狩野殿の関係性がすごく好き。口うるさい大人になるときもあれば、同じ目線で子どもっぽくなるところもある狩野殿だからこそ、コタローくんも隣にいて心地いいんだろうなぁ。」「大人には自分の事を棚に上げてでも言わなきゃいけない時がある…毎回胸がギュっとする」といった声が。終盤では美月にコタローの父が接触、「滝藤さんが絶妙に不気味だった」「父が近づいてきてる どう着地するんだろうな」など、滝藤さん演じるコタロー父の登場に不安を抱く視聴者も現れている。【第5話あらすじ】佑が20歳の誕生日を迎えることになり、コタローはサプライズでの誕生日会を企画するが、当の佑は浮かない表情。実は佑が誕生日としていた日は児童養護施設に拾われた日で、しかしコタローは佑の本当の誕生日を祝おうと考えていた。「拾ってくれた日があったから今がある。だから誕生日は”拾われた日”」と思っている佑は、コタローの気持ちを素直に受け取ることができず…。「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」は毎週土曜23時~テレビ朝日系で放送。(笠緒)
2023年05月07日横山裕主演「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」第3話が4月30日放送。白洲迅演じる宇田に「コタロー君を救ったヒーローだった」などの声が上がる一方、宇田に嫉妬する狩野に「そういう人間らしいところもなんか愛おしいよね」といった声も上がっている。原作は累計発行部数170万部突破の人気コミック。2021年4月期にオシドラサタデー枠で放送され、同枠歴代最高視聴率を獲得した前作から約2年を経た本シーズンでは、小学生となったコタローと狩野たちアパートの清水の住人たちの物語が描かれていく。父親の虐待が原因で1人暮らしをすることになったコタローに世話を焼く「アパートの清水」202号室の住人・狩野進を横山さんが演じ、深夜アニメ「とのさまん」に影響を受け「わらわ」「おぬし」といった殿様語を話すさとうコタローに川原瑛都。元キャバ嬢で今は近所の純喫茶「ピュアウォーター」で働く、「アパートの清水」201号室の住人・秋友美月に山本舞香。見た目は怖いがコタローを“コタローきゅん”と呼んで溺愛する「アパートの清水」102号室の住人・田丸勇に生瀬勝久。コタローの児童養護施設時代の親友で「アパートの清水」にも出入りする岩永佑に松島聡(Sexy Zone)。「アパートの清水」103号室に突如引っ越してきた宇田桃葉に白洲さん。コタローの母親の遺品を保管している「鈴野法律事務所」所長の鈴野牧男に光石研といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。コタローから“母上ゆーわく男”と敵視される宇田は、狩野たちに「覚悟を持ってここに来た」と意味深なことを語る。そんな宇田にコタローは「1か月くらいなら様子を見てあげてもよい」と予想外の反応をみせる。そしてコタローの父親の虐待を通報したのが宇田だったことが判る。宇田は自分が虐待を通報したことでコタローが1人暮らしするきっかけを作ったのでは、と罪悪感を持っていて、コタローのそばにいてあげようと考え「アパートの清水」に引っ越してきたことが明かされる。そんな宇田にコタローは母親が作ったおにぎりの作り方を教えるよう迫る…というのが今回のおはなし。宇田が引っ越してきた理由が明かされると視聴者からは「宇田どのが 本当は めっちゃいい人でよかった~」「誘惑男だったけどコタロー君を救ったヒーローだった」などの声が続出。また宇田に対しコタローが、自分が見たことのない面を見せたことに嫉妬心を抱く狩野に「宇田くんに嫉妬してる狩野どのが可愛い……」「狩野どののそういう人間らしいところもなんか愛おしいよね」といった声も寄せられている。【第4話あらすじ】学校帰り、ロングコートダディという漫才コンビの路上ライブのチラシを見つけたコタローは最前列でライブを鑑賞、「また来るぞよ」と言い残して帰っていく。一方、漫画のネタ探しに頭を悩ませる狩野は、離れ離れに暮らす息子のことで悩む田丸の話にも満足に耳を傾けられない状況で、狩野に頼るのをやめた田丸は、帰宅したコタローに相談を持ちかける…。「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」は毎週土曜23時~テレビ朝日系で放送。(笠緒)
2023年04月30日1990年ショパン国際コンクールに歴代日本人として最年少で入賞。以来、クラシック界のトップアーティストとして常に注目を浴び続けるピアニスト・横山幸雄。彼が「自分にとってショパンと並ぶ、演奏活動の柱の一つ」と語るのがベートーヴェンだ。5月21日(日)、福岡シンフォニーホールで行なわれる「ベートーヴェン 5大ピアノ・ソナタ」は、2017年に同ホールで行なわれ大絶賛された公演の再演。今回は、スペシャルゲストにヴァイオリニストの千住真理子を迎え、 夢の共演による『クロイツェル』が実現する。「ベートーヴェンは子どもの頃から好きでした。彼が作品番号を付けて発表した全楽曲を約10か月にわたるシリーズで演奏した20代後半が、演奏家として彼の作品に集中的に取り組んだ最初。以降、2020年の生誕250年に向け、2013年から年1回のベートーヴェン・シリーズを始め、通常のリサイタルでも度々演奏してきました。コロナ禍と重なった2020年の年末にベートーヴェンのピアノ・ソナタ全32曲を2日間にわたり連続演奏した事で、より深く凝縮してベートーヴェンと向かい合うことができたように感じます。彼は耳が聞こえなくなった音楽家として超人的なエピソードも多い人物。20代の頃は同じ人間とは思えない存在でしたが、公演の準備期間約3カ月を経て、『ベートーヴェンもやはり人間。彼がもつあらゆる人間的な側面が、様々な楽曲の端々に全て現れている』と捉えられるようになったのは大きかったです。今は、ベートーヴェンの人生と彼が創った芸術作品を、いかに磨いて、伝えていけるかを考えながら演奏しています」。千住と共演する『クロイツェル』の披露も今回のコンサートの見どころだ。「ピアノとヴァイオリンが対等に対峙するこの楽曲は、彼の金字塔のひとつ。その後“ヴァイオリン・ソナタ”と呼ばれる形式を確立した歴史的な曲でもあります。今回のプログラムは3部構成で、第1部最初の『悲愴』から第3部最後の『熱情』まで全て、28歳から34・5歳までの約7年間に書かれたもの。聴力を失いながら作曲家として生きる決意をし、私たちもよく知る名曲を次々と生み出していった時期で、『クロイツェル』は作曲順でもちょうど真ん中にあたるため、千住さんに登場頂く第2部で演奏するにもぴったりだと考えました」。プログラムには、耳の病を乗り越えていったベートーヴェンと、コロナ禍を乗り越えていかなければならない私たちという現代のテーマも重ね合わせたという。「演奏会にもようやく心置きなく足を運べるようになり始めたこの時期に、人間が持っている潜在的な能力やエネルギーをひしひしと感じさせてくれるベートーヴェンの作品群から何かを感じ取って頂き、明日への活力につなげていただけたら」と力強く締めくくった。公演は5月21日(日)福岡シンフォニーホール(アクロス福岡)にて。チケットは発売中。
2023年04月26日“だいすけお兄さん”こと横山だいすけがライフワークにしている、『世界迷作劇場』が3年ぶりに復活。5月の大阪公演を皮切りに、全国約50か所で上演される。今回は、横山と同じ『おかあさんといっしょ』出身で、今年番組を卒業したばかりの第12代体操お兄さん・福尾誠も参加。そこで横山と福尾に話を訊いた。『世界迷作劇場 2023~24』チケット情報3年ぶりの上演決定について横山は、「もう嬉しくて、嬉しくてしょうがないです!」と満面の笑みを浮かべ、「やっぱり特別な存在ですよね。僕にとって子どもたちに音楽を届けられる『迷作劇場』は、ずっと自分の真ん中に置いておきたいことであり、それがついに再び動き出すわけですから。しかも“まことお兄さん”と一緒に!誠くんもコロナ禍で番組内ではなかなか子どもたちと関わることが出来なかったと思うので、その溜まっていたエネルギーをぜひ爆発させてもらいたいです!」と語る。当初、少し緊張気味の福尾だったが、今回の出演について訊ねると、「とにかく嬉しいです!」と一気ににこやかな表情に。「やっとみんなに会えるので…」と続ける口調には、コロナ禍での葛藤と子どもたちへの愛が滲む。横山との共演については、「番組では被っている期間がなく、やってきたことも違うので、お互いの良さを生かしつつ、ふたりでどんなことが出来るのか。今から楽しみです。とにかく僕は、だいすけさんよりたくさん動きます!(笑)」と意気込む。横山も「僕がこれまで“音楽”というものの楽しさとともに届けてきたものを、誠くんはきっと“体”というものを使って表現してくれるはず。そこにはまた全然違う楽しさがあると思うので、僕も楽しみです」と期待を寄せる。一方の福尾は…。「僕にとっては初のミュージカルで、人前で歌うのももちろん初めて」と少し緊張した表情を見せるも、「ただ新しいことにチャレンジし続けることは、自分の中でずっと大切にしてきた部分でもありますし、歌とともに物語も楽しんでもらえたらと思います」とアピールした。その物語だが、今回のテーマは『アラビアンナイト』とのことで、「みんなが知っているお話を、ちょっと面白おかしくするのが本シリーズの特徴。そこで今回は『シンドバッドの冒険』と『アラジン』をくっつけちゃいました。いいとこどりです!」と横山。これまで通り“本物”の歌やダンスにこだわるのはもちろん、ふたりの“お兄さん”でよりパワーアップした新生『世界迷作劇場』。その幕開けはもう間もなくだ。取材・文:野上瑠美子
2023年04月20日横山裕主演のオシドラサタデー「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」が4月15日放送開始。狩野の仕事を手伝っていたコタローが突然姿を消す…真相を知った狩野の行動に「めちゃくちゃちゃんと保護者してる」「良いパパすぎん?」などの声が上がっている。原作はコミック既刊9巻、累計発行部数170万部突破という大ムーブメントを起こしている人気コミック。2021年4月期にオシドラサタデー枠で放送され、同枠歴代最高視聴率を獲得した前作から約2年を経て待望の続編として帰ってきた本作。一日中家に引きこもって自堕落な生活を送っていたが、突然隣の部屋に引っ越してきて1人暮らしをはじめたコタローに世話を焼くようになった「アパートの清水」202号室の住人・狩野進に横山裕。「アパートの清水」に引っ越してきて1人暮らしをしている訳アリ6歳児で、深夜アニメ「とのさまん」に影響を受け「わらわ」「おぬし」といった殿様語を話し、本作では小学生となったさとうコタローに川原瑛都。「アパートの清水」201号室に暮らす元キャバ嬢で、今は近所の純喫茶「ピュアウォーター」で働いている秋友美月に山本舞香。「アパートの清水」102号室の住人で、見た目は怖いがコタローを“コタローきゅん”と呼んで溺愛している田丸勇に生瀬勝久。「アパートの清水」の大家をしている清水のじーさん・ばーさんにイッセー尾形。所長の命令でコタローに毎週現金を届ける仕事をしている小林綾乃に百田夏菜子(ももいろクローバーZ)。コタローの児童養護施設時代の親友・岩永佑に松島聡(Sexy Zone)。狩野とコタローの関係を温かく見守る担当編集者の福野一平に大倉孝二。コタローの母親の遺品を保管している「鈴野法律事務所」の所長・鈴野牧男に光石研。自分のDVが原因で接近禁止命令が出ているコタローの父に滝藤賢一といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話ではコタローが突然“しょくぎょうくんれん”を始めると言い出す。その理由が「いつ“優しき者からの寄付”が終わってしまうかわからないので自分の力で生き抜くために手に職をつけたい」というものだと知った狩野は、「俺の仕事も手伝ってみるか?」と声をかけるが、狩野が買い出しに行っている間にコタローは原稿にインクをこぼしてしまう。コタローは狩野に嘘をついて1人編集部に赴き福野に助けを求める…という展開。コタローに原稿を汚したことではなく、1人で勝手に出歩いたことを指摘する狩野に「原稿を汚したことじゃなくて、勝手に出歩いて危なかったこととか、嘘をついたこととかを叱る狩野殿はめちゃくちゃちゃんと保護者してると思う」「おい、お前にまた消しゴム手伝ってもらうからな」コタローを責めずにこう言える狩野どのが素敵」「全部終わってからしっかり話をしていけなかったところを伝える狩野良いパパすぎん?」「怒るよりもちゃんと話聞く狩野殿。ダメなことがどこだったかを伝えるのが、コタローちゃんのこと大事に想ってるなあ」などの声が相次ぐ。ラストでは103号室に宇田桃葉(白洲迅)が引っ越してくる。その姿を見たコタローは「この者は父上の仇。母上誘惑男め」と猛烈に怒る…視聴者からは「なんだなんだ、母上誘惑男めっちゃ不穏」「母上を誘惑って不倫男?」といった反応が寄せられている。【第2話あらすじ】宇田に対し嫌悪感を露わにするコタロー。コタローがこれほどまでに人を嫌う姿を初めて目にした狩野は、美月、田丸、佑に綾乃らとともに事情を探りながら、コタローの身に危険が及ばぬよう警戒することを誓い合う。そんななか、ここ数日で急激に太ったように見えるコタローを心配した狩野と美月は、ちょうど学校で開かれる給食の試食会に保護者として参加してみることに…。「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」は毎週土曜23時~テレビ朝日系で放送。(笠緒)
2023年04月16日チノ(CINOH)から、アーティスト・横⼭奈美とコラボレーションしたTシャツが登場。2023年4月19日(水)よりチノ 表参道ヒルズ店ほかにて発売される。アーティスト・横⼭奈美とのコラボTシャツチノは、「LOVE」をテーマにネオン管を絵画化した作品で注目を集めるアーティスト・横⼭奈美とタッグ。彼女の作品を大胆にプリントしたコラボレーションTシャツを展開する。横⼭奈美の作品をプリントTシャツには、横⼭奈美の代表作である「ネオン」シリーズより、今回特別に描き下ろした作品をプリント。ハリと光沢感のあるチノ定番素材の高密度天竺を使用して、クリーンでシックな雰囲気に。さらに、後身頃にはチノオリジナルのロゴ入りリベットを配して、アクセントをプラスした。型はベーシックとビッグを用意し、ブラックとホワイトの2カラーで展開する。【詳細】チノ×横⼭奈美 コラボレーションTシャツ発売日:2023年4月19日(水)取扱店舗:チノ 表参道ヒルズ店、チノ公式オンラインストアアイテム:・「COTTON JERSEY BASIC T-SHIRT」26,400円・「COTTON JERSEY BIG T-SHIRT」28,600円
2023年04月06日4月15日(土)に30分拡大SPでスタートするドラマ「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」。狩野進役の横山裕(関ジャニ∞)と、訳アリ6歳児・さとうコタロー役の川原瑛都がクランクインし、「アパートの清水」での撮影もスタートした。「アパートの清水」は、売れない漫画家・狩野進と、訳アリな1人暮らし少年・さとうコタローが暮らしているところ。2人を取り巻く人々との様々な物語が紡がれるこの場所に、2年ぶりに帰ってきた横山さんは、「『コタローは1人暮らし』が始まったという気持ちになる」と話しつつも、「前作から2年も空いたという感覚がない」とあっという間だったと語る。川原さんも「横山裕さんや生瀬勝久さんたちと一緒に撮影をして、“あ、前回もこういう感じだったな”と思い出してすごくうれしくなりました」と笑顔を見せる。2年ぶりの共演でも、すっかり気心が知れた者同士の2人。合間には、横山さんがギターを弾く姿を川原さんが側で眺め、そんな川原さんに横山さんがギターのレクチャーをする場面も。川原さんは「ギターってどうやって弾くのかな、そもそもどういうものなのかなってわからなかったので、面白く説明してくれました。ギターを弾いている横山さんはかっこよかったです!」と語った。そして「今回はコタローが小学生になっていますし、前作とはまた一味違ったちょっと大きくなったコタローに僕ら周りの大人たちがどのように関わっていき、どう成長していくのか、期待していただけたらと思います」(横山さん)、「今回コタローは小学生になります。相変わらず楽しくて優しいハートフルなコメディーなので、ぜひ楽しんで見てほしいなと思います」(川原さん)とそれぞれ視聴者へ呼びかけている。「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」第1話あらすじとある街にある昔ながらの佇まい「アパートの清水」。そこでは今日も、売れない漫画家・狩野進(横山裕)が締め切りを迎えて早々に、彼女にフラれるところを同じ階の秋友美月(山本舞香)に冷めた目で目撃され、その騒がしさの中でも、訳あって1人暮らし中の少年・さとうコタロー(川原瑛都)は静かに朝の準備を進めていた。この春からめでたく小学校に入学したコタロー。ランドセルを背負い、1人で小学校に通っていく姿を、狩野や美月、そして1階の田丸勇(生瀬勝久)は頼もしくも少し寂しい気持ちで見送る。そんなある日、コタローは突然「しょくぎょうくんれん」を始めると言い出す。美月が働く喫茶店や大家の清水のばーさん(イッセー尾形)、そして親友の岩永佑(松島聡)のもとを訪ねては、さまざまなことを学ぼうとするコタロー。意図がわからず困惑する狩野だったが、その理由が「いつ“優しき者からの寄附”が終わってしまうかわからないので自分の力で生き抜くために手に職をつけたい」というものだと知り、「俺の仕事も手伝ってみるか?」と声をかける――。「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」は4月15日より毎週土曜日23時~テレビ朝日系にて放送。(cinemacafe.net)
2023年03月29日「関ジャニ∞」の横山裕が主演する、2021年4月期にオシドラサタデー枠で放送されたドラマの続編「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」が、4月15日(土)より放送開始。この度、「アパートの清水」の住人をはじめとした狩野&コタローを取り巻く個性的な登場人物たちの続投が決定、新キャラも登場することが分かった。新キャストとして白洲迅が出演、気になるコタローとの関係は…?横山さん演じる売れない漫画家・狩野進と、川原瑛都演じる訳アリな1人暮らし少年・さとうコタローが暮らす「アパートの清水」。今作でもそこに暮らす住人たちとの優しくて温かいやりとりは健在で、コタローを可愛がる元キャバ嬢・秋友美月役の山本舞香、見た目は“ホンモノ”だけど大の子ども好きで、コタローを溺愛する田丸勇役の生瀬勝久も登場。そして、毎週コタローに生活費を届けることで生活を支える優秀な弁護士・小林綾乃を演じる「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子、コタローの施設時代の親友でよき相談相手でもある岩永佑役の「Sexy Zone」松島聡ももちろん続投。定期的に「アパートの清水」にやってきては、コタローや狩野たちと心温まるやりとりを繰り広げる。さらに白洲迅演じる宇田桃葉が新キャラクターとして登場。ある日、空き室だった「アパートの清水」103号室に引っ越してきた宇田。「大学院生です」と名乗る彼は、どうやらコタローとは昔からの知り合いのよう。物語に新たな風を吹き込む宇田の登場に注目だ。イッセー尾形、大倉孝二、光石研、滝藤賢一…個性派俳優も作品を彩る「アパートの清水」の大家であるおしどり夫婦・清水のじーさんとばーさんを一人二役で演じるイッセー尾形、狩野の担当編集者・福野一平を演じる大倉孝二、コタローに生活費を届ける鈴野法律事務所の所長・鈴野牧男役の光石研。そして自身のDVにより現在は接近禁止命令が出ているコタローの父親役の滝藤賢一と、その演技力には折り紙付きの実力派俳優たちが物語を大いに盛り上げる。書き下ろされた関ジャニ∞の主題歌「未完成」は疾走感あふれる青春パンクソングさらに、5月10日(水)に発売決定した「関ジャニ∞」による主題歌「未完成」は、本作のために書き下ろされた疾走感あふれる青春パンクソング。未熟な少年も、未完成な僕らも必ず誰かのヒーローだと高らかに歌う5人の歌声に自然と笑みが浮かび、愚直なメッセージが胸を打つ楽曲となった。お馴染みのキャスト陣+新キャストコメント到着山本舞香(秋友美月 役)「コタローは1人暮らし」の続編をやると聞いた時にまず思ったのは、「(川原)瑛都がどれくらい大きくなってるんだろう」ということでした。あのくらいの時期の2年ってめちゃめちゃ早いですし、この間にいろんな作品も経験しているので。会った時どんな感じなのかな、ってすごく楽しみでした。今回美月はキャバクラを辞めて喫茶店で働いているんです。夜の世界から離れて、美月的には少し落ち着いているんじゃないかなとは思うのですが、変わらないのはコタローちゃんを大切に思う気持ちや狩野さんも含めた3人で成長していく姿。皆さんにもまたこの作品の世界観を楽しんでいただけるのがうれしいです。百田夏菜子(小林綾乃 役)ドラマの続編に出させていただくのは初めての経験なので、皆さんとまたご一緒できてとてもうれしいです。ちょっと子どもが苦手な綾乃ですが、とても真面目で愛情深いところを今作でもしっかりと伝えられるよう演じたいと思います。幼稚園を卒園して小学校に上がったコタローくんの成長を楽しみながら、ぜひ一緒に温かい気持ちになっていただけたらうれしいです。松島 聡(岩永 佑 役)前作「コタローは1人暮らし」に出させていただき、その際に原作も読ませていただいて、すっかり作品のファンになりました。ちょうど前作が放送されていた頃はコロナ禍ということもあり、人との関わり方を見つめ直していた時期だったと思うので、「コタローは1人暮らし」の世界で描かれている人とのふれあいやハートフルな部分というのが、すごく温かく伝わりました。その世界観を再び皆さんに見ていただけることに喜びを感じながら、僕も岩永佑として、コタローの親友として、絆をお芝居でしっかりと表していきたいです。コタローの成長をアパートの住人と一緒に視聴者の皆さんにも見届けていただきながら、登場人物たちの繋がりから生まれるたくさんの温かいエピソードを楽しんでいただけたらうれしいです。くすっと笑えてホロッと泣けるドラマで土曜の夜を過ごしてください。白洲 迅(宇田桃葉 役)「コタローは1人暮らし」は、「キャラの濃い人たちがたくさん出てるドラマだな」と思いながら拝見していました(笑)。そのような作品に、これまたキャラの濃そうな役でオファーをいただいてとても驚いています。掛け合いも軽快で面白いドラマですが、ふいに感動させられたり、考えさせられたりする、そんな作品だという印象です。僕が演じる宇田は、一言で言うと「わからない男」。どんな人物で、何が目的でコタローに近づいているのかーーわからないことが多くて演じる上でも楽しみです。自由度が高い分、どのように表現していくのかアイデアを出しながらやっていけたらと思います。横山裕さんとは今作は初共演です。バラエティーなどで拝見すると面白いイメージですが、この作品での狩野は本当にハマり役で、横山さん以外には考えられないほど。それを間近で見て感じながら、一緒にお芝居できるのを楽しみにしています。「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」からの参加ですが、いい具合にかき乱していけたらと思いますので、お手柔らかにご覧いただけたらうれしいです。大倉孝二(福野一平 役)「コタローは1人暮らし」の続編が作られるということは大変喜ばしいことですし、そこにまた呼んでいただけたことに感謝しております。今回も、だいぶ見た目は違いますが…原作の福野さんの要素を滲ませられたら、と思っています。たまに出てまいりますので、楽しんでいただけたらと思います。よろしくお願いします。光石 研(鈴野牧男 役)再び「コタローは1人暮らし」のお仲間に入れていただき、うれしく思っております。前作以来、コタロー役の川原瑛都くんのファンになりましたので、お会いできるのが楽しみです。今回も全身全霊、コタローくんを守るという一心で鈴野を演じたく思います。パワーアップして帰ってくる「コタローは1人暮らし」。また横山裕さんと川原瑛都くんの掛け合いが見られると思うと、僕自身も今から楽しみ。どうぞ皆さんもこのハートフルなドラマを楽しんでください。滝藤賢一(コタローの父親 役)僕が演じるコタローの父親は、いろいろな問題を抱えている男。憎まれキャラを演じるのは簡単ですが、それだけではなく、彼がなぜこうなってしまったのかという背景や1つ歯車が狂ってしまったが故に崩れていったことのリアリティーなど、描かれないような深いところも見えるように演じられたらと思っています。「コタローは1人暮らし」はとてもほんわかしていて見やすいドラマ。うちの子たちも食いついて見ていました。「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」もきっと面白いドラマになると確信しておりますので、ぜひ多くの方に見ていただけたらうれしいです。2年経って大きくなった(川原)瑛都くんとどんなお芝居ができるのか、それも楽しみです。イッセー尾形(清水のじーさん・ばーさん 役)前作からコタローがぐっと大きくなって帰ってきます。コタローは成長してるんですけど、大人たちはちっとも変わらない、その中でも最も変わらないのが、私が演じる大家です(笑)。こうやって続編ができると、もっともっとコタローが大きくなって、ある日アパートに訪ねてくる、なんていう先の話も想像してしまいますよね。とても夢のあるお話だなと思っています。今回もじーさんとばーさんは1人2役でやります。現場でのお芝居の仕方や映像での確認方法など新鮮なことばかりで楽しかったので、それを今回もできると思うととてもワクワクしています。皆さんからもいろいろな反響をいただいたので、うれしかったですね。コタローの成長ぶりと彼の背景も描かれていきますので、楽しみにしていてください。生瀬勝久(田丸 勇 役)前作から2年経ったということですけど、なんだかあっという間だったという感覚です。おなじみのメンバーが引き続き出演しますし、新しいキャラクターも登場しますので、今から撮影が非常に楽しみです。(川原)瑛都くんとは「未来への10カウント」でも一緒だったので、なんだか成長を見守っているような気分です(笑)。「コタローは1人暮らし」は原作がある作品ですので、原作ファンの皆さんが抱くイメージも大事にしているのですが、どうしても私が演じているということでのオリジナリティーも出ているとは思います。今回もどうかそこは温かい目で見ていただけたら…(笑)。悲しいことや辛いことがたくさんある世の中ですが、この物語は、コタローが小さくてもちゃんと生き抜いていこうとしている、そしてそのコタローを周りの大人たちが見守っていく、という本当にいいドラマなので、ぜひ皆さんも明日への活力にしていただけたらと思います。「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」は4月15日(土)より毎週土曜23時~テレビ朝日系24局にて放送(初回30分拡大SP)。(text:cinemacafe.net)
2023年03月17日2021年4月期にオシドラサタデー枠で放送され、同枠歴代作品の中で最高視聴率を獲得した横山裕主演ドラマ「コタローは1人暮らし」。この度、待望の続編として「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」が4月期のオシドラサタデー枠で放送されることが決定した。現在ではコミックが既刊9巻、累計発行部数が170万部を突破するほど大きなムーブメントを起こしている「コタローは1人暮らし」。今作でも主人公の売れない漫画家・狩野進を演じるのは、大人気グループ「関ジャニ∞」の横山裕。前作で連続ドラマ初主演を果たした横山さんだが、現在放送中のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」では主人公の兄を好演。役者としてさらに大きくなった横山さんが、再び狩野として本作の世界に戻ってくる。そして、訳アリ1人暮らし少年・さとうコタローを演じるのは川原瑛都。彼も前作に出演後、「ドクターX~外科医・大門未知子~」「ミステリと言う勿れ」「未来への10カウント」『七人の秘書THE MOVIE』など、数々のヒット作に名を連ね、役者としても着実に成長を遂げてきた。小学生になったコタローが抱える悩み…狩野とコタローが出す答えとは…?子連れ入居禁止のアパートで、自堕落な日々を送っていた売れない漫画家・狩野。ある日突然、隣の部屋に引っ越してきた何やら訳アリな1人暮らしの5歳児(当時)・さとうコタローとの衝撃的な出会いを機に、大人としての責任や人を思いやる気持ちの大切さを改めて実感し、少しずつ成長してきた。誰よりもしっかりしながらも、時折子どもらしい本音をのぞかせていたコタロー。そんなコタローが、今作「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」では、なんと小学校に入学。幼稚園への送り迎えも、お弁当作りも必要なくなってしまい、1人で立派に小学校へ出かけていくコタローの姿を見て、ちょっぴり寂しさを感じる狩野と「アパートの清水」の住人たち。しかしそんなコタローにも、密かな悩みが…。それは、「いつか一緒に暮らせるかも」と願っている母親のことでもあり、父親との未来でもあり…。今作では、そういったコタローが抱える問題にも、1つの答えが出されることになる。小学生になっても相変わらず立派なコタローの1人暮らしぶりを堪能しつつ、大人顔負けの言動にクスッと笑い、けなげでかわいらしい一面にホロッと泣いて…、そして狩野とコタローの選択を一緒に見守ってみてほしい。狩野進を演じる横山さんは、「やはり続編をやれるというのは、皆さんからの声があったからということですから、素直にとてもうれしかったです!」とコメント。「狩野も、一見なにも変わっていないように見えるのですが、コタローと一緒にいることで彼がどんな風に変化していくのか、成長していくのか、注目していただけたら」と語っている。さとうコタロー役の川原さんは「前回終わってから友だちとかに『続編やらないの?』と聞かれたりしていて、僕自身もやりたいなと思っていたので、実現して本当にうれしいです!」と喜びを語り、「僕も小学3年生になって大きくなりました。僕が演じるコタローも今回は小学生になっています。狩野さんとの関係性もより深くなっていると思うし、周りの環境も変わっていくと思いますので、皆さんも楽しみにしていてください」とコメントした。前作に引き続き、今回も主題歌は関ジャニ∞が担当!今作でも「関ジャニ∞」が主題歌を担当。前作「コタローは1人暮らし」の主題歌「ひとりにしないよ」に続き、今回も「関ジャニ∞」の約1年ぶりとなる新曲がドラマを盛り上げる。楽曲は現在制作中。「『コタローは1人暮らし』の世界観に合う楽曲を今スタッフと模索しながら作っています」と話す横山さんは、「どんな曲になるのか僕も本当に楽しみなので、皆さんも楽しみにしていてください!」と期待を寄せた。「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」は4月、毎週土曜23時~テレビ朝日系24局にて放送。(text:cinemacafe.net)
2023年02月19日金髪のイケメンは憔悴し、雨がたたきつける地面に倒れ込むーー。関ジャニ∞・横山裕(41)の朝ドラらしからぬ凄絶な演技が大反響を呼んでいる。NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』で横山が演じるヒロインの兄・悠人。インサイダー取引の疑惑が持ち上がり一時は自暴自棄に陥ったものの、家族に支えられ立ち直ることができた。「これまでインパクトの強いシーンはあまりなかった『舞いあがれ!』だけに、第19週は終盤に向けたいいアクセントになりました。バラエティの印象が強い横山さんですが、俳優としても著名な監督や脚本家の作品に数多く出演しています。事務所の先輩の二宮和也さんから学んだこともあります。横山さんだから悠人はここまで深みのある人物になったと、局内でも好評です」(NHK関係者)横山本人も手ごたえを感じたようで、2月9日の会員制ブログでは共演者への感謝とともに、個人的な感傷を綴ったという。「父の仏壇の前に座ったシーンでは、実母と重ねて涙が止まらなかったそうです。“オカンが見守ってくれた”といった思いが明かされていました」(スポーツ紙記者)朝ドラでは悠人の父が心筋梗塞で亡くなったが、横山の実母も’10年に虚血性心疾患で急逝している。実人生での思いが、熱演に生かされたようだ。「横山さんは3歳のときに両親が離婚しました。その2年後に母親と再婚した相手の姓が“横山”でした」(芸能関係者)義父と母の間には弟が2人生まれたが、新生活は怒号や泣き声が絶えないものだったという。横山は中学卒業後に建設会社に就職。肉体労働に従事した。前出の芸能関係者が語る。「ジャニーズ事務所には母親が履歴書を送り、中学3年生から所属しています。横山さんはデビュー時からハングリー精神が強く、関ジャニ∞として売れてからも、周囲に“もっと仕事が欲しい!”と訴えるほどでした」しかし、母は横山の全国ツアー中に50歳の若さで亡くなってしまう。さらに、母の死でショックを受けた弟が、記憶喪失になってしまった。「横山さんの母親と義理の父はすでに離婚していたため、弟2人の面倒を横山さんがみることになりました。異父兄弟ですが、強い絆で結ばれているようですね。その後、上の弟さんは徐々に記憶も戻り結婚、下の弟さんは勉強して税理士になられたそうです」韓流ドラマも顔負けの壮絶半生。それでも横山は“家族の絆”を信じ続けたという。’19年に放送されたNHKスペシャルではこのように語った。「やっぱり家族ってきれいごとだけじゃ絶対ないし。本当に大変なことたくさんあったし。でもなんか、それを超える幸せがあるんでしょうね」横山と朝ドラの悠人、それぞれが“新しい幸せ”と出合うことを願ってやまない。
2023年02月16日昨年放送された主演ドラマ『純愛ディソナンス』(フジテレビ系)や、現在放送中のNHKドラマ10『大奥』など、短期間のうちに振り幅のあるキャラクターを演じて実力を見せている中島裕翔(Hey! Say! JUMP)が、海外でのファンも多い『武曲 MUKOKU』などの鬼才・熊切和嘉監督と組んで、これまでにないワンシチュエーション・スリラー『#マンホール』を放つ。不動産会社でトップの営業成績を誇る主人公の男・川村俊介(中島)は、社長令嬢との結婚式を翌日に控えたサプライズパーティの帰りに、酔った足取りでマンホールに転落してしまう。マンホールの底で目を覚ました川村は、スマホで助けを求めるが、ことごとくつながらず、SNSを駆使して脱出を試みるのだが……。本編は99分。マンホールから脱出しようとひとりもがく男を演じ切り、「こんな顔をしてたんだ」と試写を観て自分でビックリしたと語る中島と、そんな中島を「追い込み甲斐のある、素晴らしい俳優さんです」と称賛する熊切監督が撮影を振り返った。○■美しい中島を汚すことによって、別のセクシーさが見えたら――とても面白かったです。中島さんへのあて書き脚本とのことですが、最初に読まれたときのことを教えてください。中島:あて書きしていただいたなんて恐縮です。『純愛ディソナンス』でも「見たことのない僕を」ということで、いろんなことをやらせていただきましたが、撮影は『#マンホール』が先で、実はこちらでめちゃくちゃやり切ったあとだったんです。これで怖いものなしになったというか(笑)。脚本を読んだときは、本当に僕のいろんな顔を見せようとしてくださっていると感じました。ページをめくるたびにいろんなことが起きて、読んでいて純粋に面白いし、どんどん読み進めちゃうんですけど、「これ、僕が実際にやるんだよな」となかなか想像がつかなかったです。現場に行ってみてから、「こういうことか」と驚きと衝撃を感じて、飲み込んでやっていきました。――完成作を観たときは?中島:「僕、このシーンでこんな顔をしてたんだ」と自分でビックリするくらいの瞬間があったので、良かったなと思います。あと、大変なシーンは多かったですけど、監督が良かったときに、「オッケー、オッケー、オッケー、良かった!」と、すっごいニコニコで近づいてきてくれるのが、すごく励みになりました。――監督はこうしたシチュエーションスリラーを、中島さん主演で撮れたことには特に燃えましたか?熊切:燃えましたね(笑)。中島:燃えてましたよね。汚れていく僕を見て、楽しそうでした。熊切:(笑)。彼のような、すごくキレイな方を徹底的に汚したいと思ったので。中島:あはは!熊切:汚すことによって、別のセクシーさが見えたらいいなと。そこは最初にすごくありました。だから中途半端ではなく、やりすぎだろうというくらいにやりましょうというのは、メイクさんや衣装さんたちとも話していました。それはもう汚しがいがありました。ちゃんとそれに応えてくれる方なので。追い込み甲斐のある、素晴らしい俳優さんです。この企画は、脚本・原案の岡田道尚さんとプロデューサーの松下剛さんらが1年くらいかけてプロットを作られて、主演も中島さんに決まってから僕の元に来ましたが、脚本を詰めていく作業はかなり長くやりました。そこで、マンホールに落ちた川村が、いかにそこから出られないかというのは、しつこいくらいに最初にやりたいと思ったので、梯子が落ちるシーンなどを入れていきました。出口は上に見えているんだけど、あの先にどうしてもいけない、それをしつこくやろうと。○■マンホールに落ちた川村の魅力は、どうにか出てやるという生命力――お二人は川村の魅力はどこだと思いますか?中島:生命力じゃないですか?熊切:最終的にはそうだね。中島:とにかくこのマンホールから出てやる!という。もちろん結婚式を翌日に控えているといったタイムリミットもあるんですけど、普通だったら諦めて餓死するのを待つよなという状況になるんですよ。梯子も使えないし、ケガもして(スマホのGPS機能も故障)。多分僕だったら、ケガの時点で滅入って無理だと思う。川村の生命力と頭の回転の良さというのは、最後のほうはいろいろ見えてきますが、でも応援したくなるくらいのガムシャラさがあると思います。熊切:いや、本当に生命力ですよね。どれだけひどい目に遭っても、懲りない男でもありますから。――川村がひどい目に遭っていく中で、俳優・中島さんにはどんな新たな魅力が出ていましたか?熊切:先ほど本人も話してましたが、「こんな表情してたんだ」というのは、僕も思いました。撮っているときにも感じましたし、編集している時にさらに強く。最初の顔と最後の顔が全然違うんですよ。中島:違いましたね。熊切:本当に別人のような顔でした。その多面性といいますか、その辺が非常に面白かったです。――本編で映されるのは、ほぼマンホール内での川村ひとりの奮闘です。中島:ひとりで画を持たせられるかというのは正直、心配でした。どうしようかなとも思いましたが、これは特に意識してやったわけではないんですけど、「すごく動きがシャープだね」と言われることがあって、それが少しでも画を持たせることにつながればいいなとは思いました。熊切:彼のその動きの切れ、身体能力の高さがあったから、カットを割れた部分は大きいです。泡に埋もれるシーンなんかもそうですが、なんとなくやってたら画が持たないです。そこをすごく的確に動いてくれました。――あのマンホールは、もちろん撮影用に作られたセットです。実際にはある程度、広かったりするのですか?中島:超狭いんですよ! 最初に入った瞬間、「せま!」っていう。特に僕はタッパがある方ですし、周囲は傾斜があるので、本当に真ん中でしか立てないんです。ずっと足を畳んでいなきゃいけないし。熊切:あの姿勢がふくらはぎに来るんですよね。中島:そうなんです。監督もお芝居をつけるとき、ずっと中にいてくださったんですけど、本当に狭かったですよね。4月でしたけど、まだ寒くて。雨降らしのシーンもあって、特に堪えました。でもそれが逆にありがたかったです。芝居で震えを出そうとするよりは、実際に自分の身体でもらっちゃったほうが出せるなと思ったので。利用したというか。衣装も汚れが目立つものをみなさんで考えてましたよね。――現実に感じたキツさをお芝居に転換していたんですね。中島:精神的にきついシーンなんかは、カットとカットの間、いちいち外に出ないようにと心がけていました。最初にマンホールのセットの絵を見せていただいたときは僕も「広いじゃん!」と思ったんですよ。でも実際には狭くて寒くて、いろいろな汚しからくる臭いもありました。そういったことを、受け入れ過ぎず、拒みすぎず、川村として、素材として使えればと思っていました。自分としては逆にそういったものがあったほうが楽ですね。嘘をつかなくていいから。○■もっとこうできるんじゃないかと何かが生まれる瞬間がすごく好き――監督はほかに中島さんのどんなところが印象的でしたか?熊切:カットをかけられない瞬間が何度もありました。みんなのスイッチが入るといいますか。ミニジブ(小型クレーン)を使って動けたので、段取り上はここまでだったんだけど、みんながセッションのようになって、結局、ワンシーンの最後まで行っちゃうといったことがよくありましたね。中島:ここまでと言ってたけど、カットがかからないなとなったとき、まず監督の思いを感じ、「このまま行きますよ」とそこにいるカメラマンさんとのセッションを感じました。一度、カメラがマンホールの縁にぶつかっちゃった時があって、カメラマンさんがすごく悔しそうな顔をしていました。確かに、そうしたセッションは印象的でしたね。熊切:いい緊張感が生まれていました。――中島さんは、現場で、みんなで作品を作り上げていく過程と時間がお好きなんですね。中島:ちゃんと考えて、クリエイティビティを持って高め合う、向上心を持って、もっとこうできるんじゃないかと何かが生まれる瞬間がすごく好きなんです。僕、グループとしても去年15周年だったので、中堅になってきてるんです。そうなってくると経験値とともに小手先でできることがどうしても増えてきますよね。そうしたなか、モノづくりをするときに、ガムシャラに頑張れることを、自分で少なくしちゃってないかなと、一瞬一瞬、見つめるようにしていて。今回、6年ぶりに映画をやらせていただいて、こんなにもしっかりとモノづくりを楽しめるのかと、本当にワンシーンワンシーン有り難かったと同時に、恵まれていたと感じます。こうした作品にチャレンジできて、いろんな方々に感謝ですし、高め合える仲間たちがたくさんいたという出会いにも感謝です。――監督からもひと言。熊切:ジャンル映画をやってみたいと思って撮ってみて、僕はある程度、手ごたえを感じていますが、あとは皆さんがどう観るのか。とにかく、いろんな人に観て欲しいです。中島:観た方にも共犯者になってもらいたいですね。■中島裕翔1993年8月10日生まれ、東京都出身。アイドルグループ・Hey! Say! JUMPのメンバーで、俳優、ファッションモデルとしても活躍。ジャニーズJr.時代からテレビドラマ『エンジン』(05年)や『野ブタ。をプロデュース』(05年)などに出演し、08年に『スクラップ・ティーチャー 教師再生』で主演を務める。近年はアメリカのヒットドラマのリメイク『SUITS/スーツ』シリーズ(18年~)や、昨年7月期は主演ドラマ『純愛ディソナンス』が注目を集めた。また現在放送中のNHKドラマ10『大奥』第1話に登場し、話題をさらった。映画では『ピンクとグレー』(16年)、『僕らのごはんは明日で待ってる』(17年)で主演を務め、本作は6年ぶりの映画主演となる。■熊切和嘉1974年9月1日生まれ、北海道出身。大阪芸術大学の卒業制作作品『鬼畜大宴会』(97年)がぴあフィルムフェスティバルで準グランプリを受賞し、ベルリン国際映画祭パノラマ部門招待など、国外でも高い評価を受ける。01年に『空の穴』で商業映画デビュー。ほか主な監督作に『アンテナ』(03年)、『青春☆金属バット』(06年)、『ノン子36歳(家事手伝い)』(08年)、『海炭市叙景』(10年)、『莫逆家族-バクギャクファミーリア-』(11年)、『私の男』(14年)、『武曲 MUKOKU』(17年)などがある。(C) 2023 Gaga Corporation/J Storm Inc.
2023年02月14日中島裕翔主演『#マンホール』より本編映像が解禁された。「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔が結婚式前夜にマンホールに落ちた男を演じる本作。『ライアーゲーム』シリーズ、『マスカレード・ホテル』シリーズの脚本家・岡田道尚がオリジナル脚本を手掛け、監督は『海炭市叙景』『私の男』の熊切和嘉が務めた。解禁された映像は、マンホールに落下した川村(中島裕翔)が、元カノの舞(奈緒)と電話で会話するシーン。雨に打たれ寒さに震えながらライターで暖を取る川村は、唯一連絡が繋がりマンホールに落ちる直前まで川村がいた渋谷周辺まで捜しに来ていた舞に再び電話をかける。警察も当てにならず、焦りと寒さから苛立ちが募っていた川村は「本当に探したのか?今、本当に渋谷にいるのか?」と、それまでの川村とは打って変わった強い口調で舞を責め立ててしまう。「雨も強くなってきて寒さもきつい。もうこんな所にはいられないんだよ」と嘆くように洩らした川村に対し、舞が「え、今なんて? 渋谷雨とか降っとらんけど。そこ本当に渋谷なん?」と答え、不穏な空気が流れたところで映像は幕を閉じる。川村は落ちたのか、それとも落とされたのか?舞との電話によって新たな事実が発覚し膨らんだ疑念が、寒さと焦りに苛まれる川村をさらに追い詰めていく…。果たして真相を突き止め、川村はこのどん底から這い上がることができるのか。その後の展開が気になる本編映像となっている。さらに2月23日(木・祝)より、オーディオコメンタリーを再生するスマートフォンアプリを利用した【副音声上映】がスタートすることが先日発表された。主演の中島さんと熊切監督が、本編を見ながら撮影当時の裏話など様々なエピソードをネタバレありで余すことなく語り尽くす。副音声上映は、2月23日(木・祝)以降の期間中、本作を上映する映画館全ての上映回で楽しめる。リピート鑑賞にも最適だ。『#マンホール』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:#マンホール 2023年2月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2023 Gaga Corporation/J Storm Inc.
2023年02月11日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの中島裕翔が主演を務める、映画『#マンホール』(2月10日公開)のメイキング写真が15日、公開された。同作は脚本・岡田道尚×監督・熊切和嘉によるオリジナル作。川村俊介(中島)は営業成績はNO.1、上司や同僚の信頼も厚く、社長令嬢との結婚も決まり将来を約束された超がつくほどのハイスペック男だが、結婚式前夜のサプライズパーティの帰り道に酒に酔ってマンホールに落ちてしまう。解禁されたメイキング写真では、真剣な面持ちで熊切監督と向き合う中島の姿や、暗いマンホールの底で、鬼気迫る表情で食い入るようにスマートフォンを覗く様子が捉えられている。中島は主人公・川村という役を複雑かつ難しく、挑戦しがいのある役と捉えて撮影に臨んだ。一人芝居が続く中、人との繋がりはほぼ電話であったが、会話に左右されて、自分のなかで生まれてくる疑念や疑心暗鬼に気づきながらそれを役の中に落とし込んだという。製作陣は川村が一晩で体験する感情の振り幅を映画史上随一にしたいと考え、類稀なるアイドル性と、自分からかけ離れた人間になり切れる演技力、この2つを併せ持っている中島へオファーした。プロット作成の早い段階で中島を想定し、当て書きをしていくことで実際に演じる姿を見て手応えを得たと同時に、新しい中島裕翔の俳優像を打ち出し、爽やかで硬派なイメージの強い中島が、極限まで追い詰められて足掻き、マンホールの底で人間の本性を露呈させていく。中島自身「自分でも見たことが無い中島裕翔に驚いた」と話している。(C)2023 Gaga Corporation/J Storm Inc.
2023年01月26日ピアニスト横山幸雄が2013年にスタートした「ベートーヴェン・プラス」のシリーズ8回目[9月18日(日)東京オペラシティコンサートホール]。ベートーヴェンを軸に、他の作曲家とのさまざまな接点を探る旅だ。午前中から夕方まで続くボリュームたっぷりのコンサート。今回は「変奏曲」をテーマに弾く。「ベートーヴェンのソナタをおおむね時系列に並べて弾いてきました。前回で全32曲を弾き終えて、でもまだ《ディアベリ変奏曲》が残っている。それで今回は変奏曲がテーマというわけです」《ディアベリ変奏曲》とJ.S.バッハの《ゴルトベルク変奏曲》を軸に、ベートーヴェンからは《エロイカ変奏曲》や、ソナタの中に変奏の楽章を持つ第23番《熱情》と第32番、さらにハイドンとモーツァルトの変奏曲を一挙に弾く。「《ディアベリ》と《ゴルトベルク》を組み合わせるのは、プログラムとしてはとてもきれいなのですが、とてつもなく大変で、発表するのをためらったぐらいです」《ディアベリ》と《ゴルトベルク》は変奏曲の歴史の金字塔。そこに《エロイカ変奏曲》も加えて変遷を語る。「《ゴルトベルク》は、バロックの時代にバッハが一人でやり遂げてしまった、芸術的な変奏曲の完成品なんですね。彼の前後にそういう作品はなく、ハイドンやモーツァルトの時代には、即興演奏の一つとして変奏が存在していた。若い頃のベートーヴェンもそういう変奏曲をたくさん作っていますが、ソナタのような真剣勝負の芸術作品としては捉えていなかった。それが《エロイカ変奏曲》で芸術作品としての変奏曲の可能性を切り開いたんです。ベートーヴェンのエネルギーが変奏曲の世界を大きく広げた。そしてあまりにも巨大な《ディアベリ》に到達する。そんな歴史がわかる、非常に良いプログラムだとは思うのですが、弾くのがめちゃくちゃ大変(笑)。これまでのシリーズの中で、間違いなく最も過酷なプログラムです」当初は作曲家生誕250年の2020年で完結予定だったシリーズ。ソナタもディアベリも弾き終え、もしかしてこれで終了?「そういうつもりではないです。終わりにしなくちゃいけない理由もない。ベートーヴェンと何かを関係づける形を見いだしながら、しばらく続けていきたいと思っています」となればゴールは没後200年の2027年か。ともあれ、横山幸雄とともに辿る「ベートーヴェン+音楽史」の旅はまだまだ続く。ご安心を。(宮本明)
2022年08月24日横山だいすけが主演するリーディング舞台『おばけのアッチ リーディングミュージカル~本の世界に飛び込んでアッチと遊ぼう!アッチと歌おう!~』が開かれる。子どものころから原作の絵本を読み、今回は語り部となって舞台を引っ張る横山に話を聞いた。「おばけのアッチ リーディングミュージカル」チケット情報『魔女の宅急便』で知られる角野栄子が文を、佐々木洋子が絵を手掛ける『アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけ』シリーズが原作。絵本は1979年に第1作『スパゲッティがたべたいよう』が始まって以来、43年続くロングセラー作品で、世代を超えて多くの人に親しまれてきた。舞台では、第1作のほか、『フルーツポンチ はいできあがり』『おばけのアッチとドララちゃん』を上演。レストランに住んでいる食いしん坊のコックのおばけのアッチと、その友人のおばけやネズミ、人間などを取り巻く物語だ。「小さいころは、アッチのいたずらにただ胸をワクワクさせていたんですが、大人になり、改めて読み返すと新たな視点が見つかるんです」と横山。「例えば『フルーツポンチ はいできあがり』では、アッチは兄弟がいないことに孤独を感じ、自分はどこから来たんだろう、どこで生まれたんだろうと原点を探す旅に出る。こんなに深い物語だったんだと。そして、物語の随所に愛がこもっていて温かい気持ちになれる。絵本が長い間、愛されてきた理由が分かります」。同作では、生演奏のクラシック曲やオリジナル曲に乗せ、出演者が演じたり歌ったりする。横山は歌も歌うが、終始語り部に徹する。「2年前も上演したんですが、読み手の僕がキャラクターみたいに話し、自分の色を出しすぎると、出演者のキャラクターが立たなくなるんです。もっと自分の色をなくしたほうがいいのか、正解はない。今回はそのバランスや、お客さんが物語に入りやすいテンポ感、間を皆と一緒に探っていきたいです」と意欲を燃やす。2017年にNHK Eテレ『おかあさんといっしょ』の11代目歌のお兄さんを卒業後、出演したミュージカルが『魔女の宅急便』だった。「その時から角野先生には『いつかアッチも舞台でやってね』と言われていました。初演では、子どもたちが目をキラキラ輝かせているのを見て、すごく喜んでくださいました」。角野のライフワークとして、アッチのシリーズは毎年新刊が発表されている。「本当にすごいですよね。先生はいつも生命力にあふれ輝いている。僕も先生のように常にフレッシュな気持ちで物事にチャレンジしたい。今回も角野先生から作品をお預かりし、いい舞台を届けるという責任があります。だいすけお兄さんがアッチを読むとどうなるのか。さらに、音楽に乗せると絵本の世界観がどう変わるかを劇場でぜひ、体感してほしいです」。公演は9月23日(金・祝)大阪・松下IMPホール、9月25日(日)東京・ニッショーホール、10月30日(日)兵庫・西神中央ホールにて。チケット発売中。取材・文:米満ゆう子
2022年08月18日元AKB48の横山由依が、26日にABEMAで配信されたバラエティ番組『チャンスの時間』(毎週日曜23:00~)にゲスト出演し、千鳥・大悟に恋愛の悩みを打ち明けた。喫煙所で相談を受けた大悟がどのようなアドバイスをして、その間に何本のタバコを吸うのかを検証するコーナー「大悟の人間性検証ドッキリ!」に登場した横山。大悟に「大恋愛がしてみたい」と切り出し、「考えすぎちゃってご飯に誘うとかもできない」「誘われない。たぶん、グループのときのイメージもあって、総監督とかもやっていたので」「いい人に出会えるのかな」と不安を吐露した。これに大悟は「(いい人は)いるよ」と断言し、「だって今その相談をしてる時点で誰かいるやろ。いるからそういう思いになるわけじゃない?」と指摘。このシーンのVTRをスタジオで改めて見た横山は「これすごいですよね!」と興奮し、相方・ノブを「そういう発想なんや。もう見透かされてるんだ」とうならせた。また、「付き合ったとしても(相手に)気を使いすぎて、自分のペースがめちゃくちゃ崩れるんじゃないかって不安なんです」とも明かした横山に、大悟は「大変やな。12年、表立って恋愛できなかった癖みたいなものがついちゃってるんやな。怖がってるわけやろ? 恋することに。『私のペースじゃなくなるし、好きな男のペースも乱しちゃうかも』みたいな」と寄り添いながらも、「でも、ほんまに好きになったらそんなの考えないよ。仕事なんか全部捨てたってもええわ、全てをなくしてもこいつと、っていう人に会えるらしいよ」と激励。大悟の「頭で考えちゃってる時点で、恋愛しようとしてるだけで恋愛を実はしてない」という分析を、スタジオの横山は「名言ですね」と称える。さらに、「めっちゃくちゃ大きい声で『大悟さん大好きって言って』と言ったらすごい恥ずかしいやろ? でも、言っちゃえばいいのよ。思ったより大きい声が出る。思ってる人に1回、めっちゃ大きい声で言ってしまったら、鍵が外れる。『私ってこんな大きい声が出ちゃうんだ』が最初の気づきというか」と続け、「まぁ、そんなことしたことないけどな」と照れ笑いを浮かべる大悟。「そういう人に出会ってみたい」という横山に「出会えるよ」と優しく返し、「由依ちゃんは失敗とかそっちを気にしすぎてしまってるのかもしれんね。よく言うやん、失敗した方が傷ついた方が意外と楽しいのよ。泣いたり、今日仕事行きたくなくなるくらい、失恋じゃないけど(恋愛を)した方が女の子はきれいになるのよ」「まぁ、でもしてるんでしょう。由依ちゃんがそれだけきれいということはいろいろ恋愛をしたってことよ」とその場を立ち去ると、スタジオからは「かっこいい!」と絶賛の声が上がっていた。
2022年06月28日