元プロレスラーの武藤敬司(61)が15日、自身のX(旧ツイッター)を更新。娘でシンガー・ソングライターの霧愛(むあ)が24歳を迎えたことを伝え、誕生日パーティーでの仲良し“親子2ショット”を紹介した。武藤は「パパ、毎年祝ってくれてありがとう」と親子ショットを添えた娘の投稿をリポストし、「時が経つのは早いなぁ」としみじみ。霧愛は直前の投稿で「家族が少し遅めの誕生日パーティーをしてくれました」と明かしており、アップした動画では仲むつまじい家族のやり取りも披露している。これらの投稿に、ファンからは「そっくりな二人ですね」「素敵な2ショット」「親子で仲良し」「いい親子関係だねー羨ましい」「パパの顔になってるのが微笑ましい」など、祝福を中心にさまざまな反応が寄せられた。
2024年04月17日2024年4月11日に逝去が明かされた、元横綱の曙太郎(あけぼの・たろう)さん。元横綱の曙太郎さんが心不全により逝去突然の訃報に「本当に残念」「一時代を築いた名力士でした」アメリカ合衆国ハワイ州出身の曙太郎さんは、迫力のある相撲で大相撲のブームの立役者となり、1993年に第64代横綱に輝いています。相撲を引退後は、プロレスラーや総合格闘家、タレントとして活躍していました。武藤敬司、「プロレスLOVEを感じた人」曙太郎さんのプロレスの師匠である、元プロレスラーの武藤敬司さん。弟子である曙太郎さんの逝去が明かされた同日、自身のX(Twitter)アカウントで追悼のコメントを寄せています。長い闘病生活の末に、曙選手がお亡くなりになりました。大相撲からプロレス界へ、真摯に向き合う姿勢にプロレスLOVEを感じた人でした。俺の引退前に今一度闘いたかった思いもありましたが叶いませんでした。横綱、ゆっくりと休んでください。心よりご冥福をお祈り致します。 pic.twitter.com/6V8ZFS4EJp — 武藤 敬司 (@muto_keiji) April 11, 2024 曙太郎さんは、かつて武藤さんが代表を務めていた、日本のプロレス団体『WRESTLE-1』のリングで日本デビューを果たしました。その後は、武藤さんのもとへ弟子入りし、師弟コンビで『プロレス大賞』の『最優秀賞タッグ』を受賞しています。武藤さんの「引退前に今一度闘いたかった」という言葉からは、二人三脚で苦楽をともにした、2人の絆が伝わってきますね。武藤さんの想いが伝わってくるメッセージは、多くの人の胸を打ちました。・武藤さんたちとプロレスをしている、曙太郎さんの姿はとても楽しそうだった。・弟子に先立たれた武藤さんもつらいだろうな。・曙太郎さんと武藤さんは、本当にすごいコンビだった。天国にいる曙太郎さんも、きっと武藤さんやファンの気持ちをしっかりと受け取っていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年04月12日元プロレスラーの武藤敬司(61)が11日、自身のXを更新。元横綱の曙太郎さんの訃報を受け、追悼コメントを発表した。武藤は冒頭で「長い闘病生活の末に、曙選手がお亡くなりになりました」と伝えた。続けて「大相撲からプロレス界へ、真摯に向き合う姿勢にプロレスLOVEを感じた人でした。俺の引退前に今一度闘いたかった思いもありましたが叶いませんでした」と思いをつづった。最後は「横綱、ゆっくりと休んでください。心よりご冥福をお祈り致します。」と結んでいる。曙さんは、1969年5月8日生まれ、米・ハワイ州出身。元大相撲力士。93年横綱に昇進、93年と00年と2回年間最多優勝を獲得。96年には日本に帰化し、日本国籍を取得した。01年の引退後は、K-1デビューやプロレスラーに転向するなど、格闘家としても活躍した。
2024年04月11日GAORA SPORTSで初の麻雀番組『闘牌一閃!麻雀エキサイトスタジアム』がスタートした。今回の対局では、元アスリートの川合俊一・武藤敬司・亀田大毅・池谷直樹らが、女流雀士の梶梨沙子・都美・相川まりえ・三浦ももこに、番組特別ルールで挑む。2組に分かれた予選卓の1着が決勝に即進出、2着・3着は準決勝に進み、4着は予選敗退。目まぐるしく変化する局面で、一瞬のひらめきをもとにしのぎを削りあう。栄えある初代チャンピオンに輝き、特製チャンピオンベルトを巻くのは…。■『闘牌一閃!麻雀エキサイトスタジアム』#1予選A卓3月20日(水)午後11時30~#2予選B卓3月21日(木)午後11時30分~#3準決勝3月22日(金)午後11時30分~#4決勝3月23日(土)午後11時30分~
2024年03月21日劇作家、演出家、歌人、映画監督、テレビディレクター……。ジャンルを超えて活躍し、今もなお人々に影響を与え続ける寺山修司。昨年没後40周年を迎えた彼を題材にした舞台『テラヤマキャバレー』が2月9日(金)、東京・日生劇場で幕を開けた。自身の団体「ゆうめい」の作品も注目を集める気鋭の劇作家、池田亮が脚本を担当し、世界的な演出家、デヴィッド・ルヴォーが演出を務める本作は、「もし寺山が今生きていたら、何を思い、何を表現したのか」に思いを馳せて作られた音楽劇。舞台は生と死が交錯するキャバレーで、寺山が詞を手掛けた昭和の名曲を織り交ぜて物語が展開していく。真紅の幕がかけられた舞台に、黒いトレンチコートに身を包んだ寺山修司(香取慎吾)が現れる。夢の中のキャバレーで劇団員たちに名前をつけた寺山は、芝居『手紙』のリハーサルを始める。そこにやってくるのは白いトレンチコートをまとった「死」(凪七瑠海)。自分を連れていこうとする「死」に寺山が抵抗すると、「死」は過去や未来に行くことができる3本のマッチを与え、日が昇るまでの時間を猶予として与える代わりに「感動する芝居を見せてくれ」と伝える。白粥(成河)、アパート(村川絵梨)、暴言(平間壮一)といった劇団員は寺山を深く慕っているものの、それぞれ自由に振る舞うため、限られた時間の中で行う必死のリハーサルもなかなかうまくいかない。キャバレーの下に住む「蚊」(伊礼彼方)は何かと寺山にまとわりつく。そんな中、寺山は与えられたマッチを擦って過去へと旅立つ。そこで出会ったのは曽根崎心中を上演しようとする近松門左衛門。さらに2本目のマッチを擦った寺山が向かったのは2024年の新宿・歌舞伎町。詩が必要とされず、電話だけを頼りにしている現代に衝撃を受ける寺山。時空を超えて言葉、肉体、生と死と向き合った寺山は、「死」を感動させる芝居を作ることができるのか。たくさんの時計がちりばめられた巨大な壁のようなセット。そのセットの中からバンドメンバーが奏でる生演奏にのせて、『ときには母のない子のように』『あしたのジョー』など数々のナンバーが歌い上げられる。寺山が駆け抜けた60〜70年代の空気を思い出させるような、猥雑で混沌としたビジュアルとキャラクターの劇団員たち。寺山作品に度々登場する母のモチーフ。そして寺山が紡いだ言葉が散りばめられたセリフ。寺山を構成する要素がぎっしりと込められた今作で、寺山が亡くなった年齢と同じ歳になった香取は、セリフの一言ひとことに体重をかけ、気持ちを乗せて発する。目まぐるしい展開の中で、香取演じる寺山が投げかける言葉が刺さる。劇中で歌われる「質問」という楽曲が、全体を貫くテーマに重なる。現実からしばし離れて心が空想の世界を浮遊する2時間40分。しかし幕が降りて現実に戻った私たちには、寺山の発した投げかけが残り続けているはずだ。取材・文:釣木文恵撮影:岡千里<公演情報>『テラヤマキャバレー』脚本:池田亮演出:デヴィッド・ルヴォー出演:香取慎吾成河伊礼彼方村川絵梨平間壮一花王おさむ福田えり横山賀三凪七瑠海(宝塚歌劇団)ほか【東京公演】2024年2月9日(金)〜2月29日(木)会場:日生劇場【大阪公演】2024年3月5日(火)〜3月10日(日)会場:梅田芸術メインホールチケット情報:()公式サイト:www.umegei.com/terayama_cabaret2024
2024年02月14日寺山の監督作品『草迷宮』で俳優デビューした三上博史が、寺山修司の没後40年を記念し『三上博史 歌劇-私さえも、私自身がつくり出した一片の物語の主人公にすぎない-』を上演する。気になるその内容について、三上自身に語ってもらった。そもそものきっかけは、2008年から5月4日の命日に寺山修司記念館(青森県三沢市)で三上が続けている追悼ライブ。「当初は寺山さんが遺したテキストの朗読が中心だったんですが、近年では歌ったり、特に今年はバンドも入れたりして音楽が主体になっていたんです。で、これを三沢だけでやるのはもったいないね、と。そんな時、今回の製作会社さんからお声がけをいただいて。しかもせっかく紀伊國屋ホールでやれるなら、これまで大がかり過ぎて出来なかった演劇をやってみようということになったんです」寺山という異才をきっかけに誕生した俳優、三上博史。彼に寺山作品の魅力を訊くと、あるふたつのキーワードを挙げてくれた。「寺山って“下世話”と“崇高さ”、その両極を兼ね備えていると思うんです。下世話も突き詰めると崇高になるし、そうなったらもう臓腑まで掴めるというか(笑)。今回僕はそこまで行きたいですし、出来るだけ肉感的なことをやりたい。演劇実験室 万有引力という、肉体を持った人たちも手伝ってくれるわけですから。まぁ壮大な失敗になるかもしれませんけどね(笑)」現段階での構想については、このように明かす。「寺山のエッセンスみたいなものを、言葉を中心に抽出したいと思っています。それは『レミング』の影山影子や、僕もやらせてもらった『青ひげ公の城』の第二の妻、『さらば箱舟』のスエなど、そういったもので構成出来ないかなと。だから演劇とも言い切れないですし、朗読でも、コンサートでもない。蓋を開けてみないと本当にわからなくて。でも『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のジョン・キャメロン・ミッチェルだって、ニューヨークで悶々としていた男の子が、やりたいことをやっちゃったらああいうものが出来たわけです。これもそういったものになりそうな気がしています」さらに三上は、若い人や演劇経験があまりない人に特に観てもらいたいと続ける。「今回は初体験みたいな感性を望んでいて。これを演劇的リテラシーで紐解いてしまうのはナンセンスですからね。だからなんかスコーン!と感じてもらいたいですし、まっさらな状態で来てもらえたらなと思います」公演は2024年1月9日(火)~2024年1月14日(日)まで。取材・文:野上瑠美子
2023年11月20日俳優の香取慎吾が寺山修司役に初挑戦する主演舞台『テラヤマ・キャバレー』の新ビジュアルが1日、公開された。没後40年を迎え、その稀有な才能に再び注目が集まる寺山修司さん。もし寺山さんが今生きていたら、何を思い、何を表現したのか。虚実に満ちた寺山さんのパワフルな世界が、新進気鋭の作家・池田亮氏の脚本とデヴィッド・ルヴォーの演出、香取慎吾主演で立ち上がる。舞台は生と死が交錯するキャバレー。寺山さんの詞による多くの昭和の名曲を織り交ぜた、これまでにない驚きの音楽劇となる。このたび、同舞台の新ビジュアルとともに、あらすじも公開された。『テラヤマ・キャバレー』は、2024年2月9日~29日に東京・日生劇場、3月5日~10日に大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。○■『テラヤマ・キャバレー』あらすじ1983年5月3日、寺山修司はまもなくその生涯を終えようとしていた。寺山の脳内では、彼を慕う劇団員がキャバレーに集まっている。寺山が戯曲『手紙』のリハーサルを劇団員と始めたところへ、死が彼のもとにやってきた。死ぬのはまだ早いと、リハーサルを続けようとする寺山。死は彼に日が昇るまでの時間と、過去や未来へと自由に飛べるマッチ3本を与える。その代わりに感動する芝居を見せてくれ、と。寺山は戯曲を書き続けるが、行き詰まってしまう。そこで、死はマッチを擦るようにすすめた。1本目、飛んだのは過去。近松門左衛門による人形浄瑠璃「曽根崎心中」の稽古場だ。近松の創作を目の当たりにしたことで、寺山の記憶が掻き立てられる。2本目は近未来、2024年のバレンタインデーの歌舞伎町へ。ことばを失くした家出女や黒蝶服、エセ寺山らがたむろするこの界隈。乱闘が始まり、その騒ぎはキャバレーにまで伝播。よりけたたましく、激しく肉体がぶつかり合う。寺山は知っている。今書いている戯曲が、死を感動させられそうもない、そして自身も満足できないことを。いまわの時まで残り時間。寺山は書き続けた原稿を捨て、最後のリハーサルへと向かう。
2023年11月01日2024年1月9日(火) から14日(日) にかけて紀伊國屋ホールにて、寺山修司没後40年記念公演『三上博史 歌劇 ―私さえも、私自身がつくり出した一片の物語の主人公にすぎない―』が、上演されることが発表された。詩人・劇作家・脚本家・作詞家・評論家・小説家・エッセイスト・映画監督・写真家・劇団主宰など、あらゆる肩書きとともに時代を超えて今なお愛され、様々な人に影響を与え続けている寺山修司。出演は、その寺山によって“俳優”であり“表現者”という命を吹き込まれた三上博史。2015年に上演された『タンゴ・冬の終わりに』以来、実に約8年ぶりに『三上博史 歌劇』を上演する。本公演では、俳優業と併行して長年音楽活動も続け、『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』をはじめとした演劇活動における芝居と音楽の融合を表現し続けてきた三上の魅力あふれる肉声に加えて、一流ミュージシャンたちが生演奏で素晴らしい楽曲や詩の数々をお届け。さらに、歌や詩の朗読のほか、演劇シーンもふんだんに盛り込み、伝説的舞台『レミング-壁抜け男』の影山影子役をはじめ、寺山作品の多種多様な登場人物を三上が早替わりで演じ分ける。共に作品を創り上げるのは、寺山修司没後20年記念公演として上演された『青ひげ公の城』で主演して以来約20年ぶりのタッグとなる、寺山主宰の演劇実験室天井桟敷の後継劇団=演劇実験室◉万有引力、そして演出に J・A・シーザー、上演台本に高田惠篤・寺山偏陸という生前の寺山と共に名作を生んできた盟友たちが顔を揃える。劇場は、寺山自身が生前最後に手掛けた天井桟敷の最終公演『レミング-壁抜け男』を上演した紀伊國屋ホールと、40周年に相応しい顔合わせが実現した。寺山修司撮影:有田泰而 提供:テラヤマ・ワールド三上博史は、高校1年生の時に寺山が監督を務めたフランス映画『草迷宮』のオーディションに合格し俳優デビュー。寺山との運命の出逢いから数年後には、紀伊國屋ホールで上演された天井桟敷の最終公演『レミング-壁抜け男』を座席からリアルタイムで観劇していた。寺山との出逢いが俳優として生きる道を決定づけ、以来本人が時に“呪縛”とさえ表現するほどの絶大な影響を受けてきた。寺山作品を演じ、歌い、後世に語り継いでゆくことが自身の使命という三上は、2008年から現在に至るまで毎年欠かさず、5月4日の命日に寺山の出身地である青森県三沢市の寺山修司記念館において追悼ライブを行っている。■三上博史 コメント寺山さんは僕が育っていくことのすべての種になっていた方です。その種は15歳で出会ったときに植え付けられていて、寺山さんの呪いがかかっているものでした。どんなことにチャレンジしても、どこかで寺山修司や天井桟敷に辿り着いてしまうんです。親離れする、乗り越えていくと思っても、やっぱり影響のある人に辿り着いてしまう。結局はお釈迦様の手のひらの上なんですよ。寺山さんの呪縛は一生ついて回るんでしょうかね、嫌だな(笑)。この舞台は、寺山修司記念館で続けてきたライブ、一方で地方の民話や古事記を朗読してきた僕自身の活動の流れの上にありますが、会場が、『レミング-壁抜け男』という天井桟敷が最後の公演をしたのが紀伊國屋ホールで、僕の中では大事な思い出の場所であり、敷居が高い劇場でもあります。そこで僕ができることを考えるとやっぱり演劇なのかなと思ったんです。でもライブは外せない。その合わせ技で『三上博史 歌劇』となりました。そして公演のサブタイトルは本当にいい寺山さんの言葉で、俳優として、一人の虚像として生きてきた僕にピッタリだと思っています。そんな僕の中の要素を総動員してお届けするものになるのは間違いありません。寺山さんのテキストで構成されることは決まっていて、誰も見たことのないものを目指します。比較されたり分析されても仕方のないものなので、肌感覚でガツンと楽しんでもらいたいですし、できるだけ先入観なく見てもらえたらと思っています。<公演情報>寺山修司没後40年記念公演『三上博史 歌劇 ―私さえも、私自身がつくり出した一片の物語の主人公にすぎない―』2024年1月9日(火)~14日(日)会場:紀伊國屋ホール作:寺山修司演出・音楽・美術:J・A・シーザー共同演出:高田恵篤上演台本:高田恵篤、寺山偏陸音楽監督:横山英規■出演三上博史演劇実験室◉万有引力(髙田恵篤、伊野尾理枝、小林桂太、木下瑞穂、森ようこ、髙橋優太、今村博、山田桜子、三俣遙河、内山日奈加、曽田明宏)■演奏横山英規(Bass)エミ・エレオノーラ(Piano)近田潔人(Guitar)ASA-CHANG(Drums)■チケット発売日:11月予定公式サイト:
2023年10月24日俳優の香取慎吾が、来年2~3月に上演される舞台『テラヤマ・キャバレー』で主演を務め、今年没後40周年を迎えた劇作家・寺山修司さんを演じることが10日、発表された。演劇、映画、ラジオ、テレビ、詩といったおさまりきらないジャンルにおいて、人々を惹きつける数多くの作品、言葉は、今もなお輝き続け、当時の寺山さんを知らない若者の世代にも注目されている。この物語は、寺山さんが亡くなる前夜から始まる。47歳、死を迎えるその瞬間何を思ったのか? 自身の死をも劇化し人々に何かを残そうとした寺山さん。まだ残したい言葉がある、胸躍るようなスペクタクルが作りたい、人生という物語を完結させたくない、死を目前にしても、作品を創ることへの熱い思いは消えなかった。寺山さんの前に「死」という登場人物が現れ、「死」と寺山の間で取引が交わされる。「日が昇るまでに、私(死)を感動させられる作品を作る猶予をあげよう」。「死」を感動させるため、また寺山さん自身も満足するまで、寺山さん最後の作品を命がけで作ろうとする個性あふれる劇団員たちと共に作り上げた作品とは?演出には、さまざまな国で活躍してきたデヴィッド・ルヴォーを迎える。主演は、寺山修司役初挑戦となる香取慎吾に決定した。また共演者には、成河、伊礼彼方、村川絵梨、平間壮一、凪七瑠海(宝塚歌劇団)など、さまざまな舞台で活躍する役者がそろった。脚本は、新進気鋭の劇作家・池田亮氏が書き下ろし。そして、「あしたのジョー」他、寺山さん作詞の楽曲を数多く交えて、生演奏でオリジナル音楽劇として届ける。『テラヤマ・キャバレー』は、2024年2月9日~29日に東京・日生劇場、3月5日~10日に大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。デヴィッド・ルヴォーと香取慎吾のコメントは以下の通り。○■デヴィッド・ルヴォー「どんな鳥だって想像力より高く飛ぶことはできないだろう」- 寺山修司この作品は、寺山を「再現」することが目的ではありません。それは誰であれ、不可能な事だと思います。イギリスの演出家なら尚のこと、無理でしょう。寺山修司は社会的、または身体的な「のけ者たち」を作品の中心に据えていました。そんな彼は、今の世界をどう思うだろうか? 彼の眩しいほどの想像力の灯火は、嵐のような現代において、どれほど奇妙で、滑稽で、とんでもない美しさを我々に見せてくれるのだろうか? このプロジェクトが提案された時、自分にはやらないという選択肢はありませんでした。○■香取慎吾死を迎える寺山修司を演じます。デヴィッド・ルヴォーさんが奏でる寺山修司に、僕の今をぶつけます。熱いキャバレーになりそうです。心燃やして参加します。
2023年10月10日株式会社阪神コンテンツリンクでは、「武藤彩未」ビルボードライブ横浜公演を記念して、オリジナルグッズ(ライブフォトアクリル時計)をオンラインショップ【Shop.Merchan.jp(ショップ・マーチャンドットジェイピー)】にて、8月19日(土)12:00より期間限定販売いたします。当日のライブフォトを使用した限定グッズですので、是非この機会にお買い求めください!■オンラインショップ「Shop.Merchan.jp(ショップ・マーチャンドットジェイピー)」『武藤彩未』ライブフォトアクリル時計を展開!★特設ページ★(Shop.Merchan.jp): ★販売期間★2023年8月19日(土)12:00~9月19日(火)23:59まで■ビルボードライブ横浜「武藤彩未NOSTALGIC LIVE」公演について可憐Girl’s、さくら学院のメンバーとしてキャリアを築き、現在はソロ・アーティストとして活動している武藤彩未がビルボードライブに登場。どこか懐かしくも新しい楽曲の世界観は80'sミュージックからの影響で、昨年11月には4thミニアルバム『glitter beat』をリリース、その収録曲「ハンサムレディ」では“80's好き”という共通点から意気投合した声優/アーティストの降幡愛が作詞を担当したことも話題となった。昨年7月に行われた降幡のビルボードライブ公演にもゲスト出演した武藤だが、今回は自身のヘッドライン公演が実現。海風が心地いいサマーシーズンの横浜で、クリアボイスが紡ぎ出す歌声を心ゆくまで堪能してほしい。◎公演情報2023年8月19日(土)Billboard Live YOKOHAMA(横浜/馬車道)1stステージ 開場15:30/開演16:302ndステージ 開場18:30/開演19:30■Shop.merachan.jp(ショップ・マーチャンドットジェイピー)とは音楽・スポーツ・アニメ・ゲーム・漫画といった様々なジャンルのIP(知的財産。ロゴ、イラスト等)を使用したオリジナルグッズを購入いただけるECショップです。IPホルダーの監修を受けた公式キャラクターグッズなど、「ここでしか買えないグッズ」を多数取り揃えています。★ショップサイトはこちら★: ★関連URLはこちら★・武藤彩未オフィシャルサイト: ・Billboard Live: ※掲載の際は、右記【 】内の記載をお願いいたします。【(C)Merchan.jp (C)2023 株式会社 阪神コンテンツリンク】<会社概要>株式会社阪神コンテンツリンク HANSHIN CONTENTS LINK CORPORATION本社所在地 大阪市福島区海老江1丁目1番31号 阪神野田センタービル10F資本金 230,000千円(阪神電気鉄道株式会社100%出資。阪急阪神東宝グループ)事業内容 コンテンツ事業、音楽事業、広告メディア事業、サイン制作事業株式会社阪神コンテンツリンク リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月18日映画監督・寺山修司の没後40年記念として、「寺山修司映画祭2023」が、2023年5月18日(木)から5月21日(日)まで、渋谷・ユーロスペースにて開催される。映像の魔術師・寺山修司とは?寺山修司は、一瞬のうちに虜にされてしまう幻想的でカルトな映像作品を多く手掛けたことで知られ、映像の魔術師とも呼ばれる映画監督。1960年に製作された『猫学Catllogy』以来、寺山の実験映画のどれもが「映画は世界を網膜に炊きつけるのではなく、網膜から『世界を引きずり出す』」ことを目指したものであり、独特の危険な仕掛けに満ちていた。また、寺山は絶えずスクリーンの意味を問い続けた。たとえば、実験映画『審判』では、釘を打ち込むことを促された観客により、白いスクリーンは釘で埋め尽くされ、長編映画『書を捨てよ町に出よう』では、ラストで何も映っていない真っ白のフィルムを映写し、「続きの物語は観客である諸君らに作ってもらいたい」と投げかけられる。寺山が仕掛ける実験的な映像により、観客も一体となってスクリーンの意義について考えさせられるのだ。そんな寺山の映像作品は、カンヌ映画祭やベルリン映画祭、エジンバラ映画祭といった海外の主要映画祭で数々の賞を受賞。幻想とエロティシズムに満ちた映像作品や、虚構と現実の地平線に築き上げられた独特の世界観など、多くの魅力に溢れている。寺山修司による長編・中編・実験映画を一挙上映「寺山修司映画祭2023」では、長編作品の『田園に死す』『書を捨てよ町へ出よう』『さらば箱舟』、中編作品『草迷宮』、実験映画『ローラ』『審判』『迷宮譚』『ジャンケン戦争』など計19作品を上映。寺山修司によるシュールでアバンギャルドな作品の数々を楽しむことができる。【詳細】寺山修司没後40周年 寺山修司映画祭2023「映画監督・寺山修司」開催期間:2023年5月18日(木)~5月21日(日)会場:ユーロライブ住所:東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 2F内容:・寺山修司の長編、中編、実験映画上映・寺山修司と天井棧敷の関連グッズの販売<上映作品>・長編作品『書を捨てよ町へ出よう』『田園に死す』『さらば箱舟』『上海異人娼館』・中編作品『草迷宮』・実験映画『迷宮譚』『消しゴム』『一寸法師を記述する試み』『青少年のための映画入門』『疱瘡譚』『マルドロールの歌』『ローラ』『審判』『檻囚』『トマトケチャップ皇帝』『ジャンケン戦争』『蝶服記』『書見機』『二頭女−影の映画』
2023年04月15日映画『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』公開記念舞台挨拶が25日角川シネマ有楽町にて開催され、佐井大紀監督とタレントのフィフィが登壇した。本作は、56年前に作家である寺山修司さんが構成に携わった実験的テレビドキュメンタリー『日の丸』を、佐井監督が半世紀の時を経てリブートした映画。街行く人々に「あなたにとって日の丸とは?」という質問を矢継ぎ早に繰り返し、回答する人々から真実の顔を引き出そうとする。「TBSドキュメンタリー史上最大の問題作」と銘打たれた本作だが、作品を鑑賞したというフィフィは「この作品は日の丸について描いている作品ではないと思った」と感想を述べると「日の丸という話しづらい題材を使って、日本人の本質をどのように表に出すのかという手法が描かれている」と語る。フィフィさらにフィフィは、「日本人にとって日の丸ってとても議論しづらいテーマじゃないですか」と客席に呼びかけると「その答えづらい質問を使って、ずけずけと人の心をえぐってくる。私がインタビューされたらイラっとすると思う。日本人って相手に本心をぶつけるのが苦手な国民性。“日の丸”という題材を使って、心の奥底にある人の気持ちを引き出すというのは、とても面白い手法だなと思った」と笑う。佐井監督はTBSの新人研修で、寺山修司さんが携わったドキュメンタリーを観たというと「自分のなかに隠そうしているもの、話したくないものを突き動かされた。そんな思いを現代にも投げかけたいと思った」と映画制作の動機を語る。左井大紀監督寺山修司さんが手掛けたドキュメンタリーからは、50年以上の時が経過したが、フィフィは「50年前と今の人たちの日の丸に対する思いはほとんど変わっていないことに驚いた」と語ると「日本人は相手を受け入れる寛容さが美徳ではありますが、日本って何だろうということを発信していく力が弱い。そこがもっとうまくなれば。そういった“変わらなさ”を見せる映画なのかもしれません」と本質を突いていた。取材・文=磯部正和
2023年02月25日竜星涼主演「スタンドUPスタート」第6話が2月22日放送。武藤と大海の握手シーンに「社長同士の握手」「対等な握手だね」など感動の声が上がる一方、武藤の“告白”にネット上では、反町隆史演じる義知に対する疑念も膨らんでいる。本作は仕事での失敗や挫折をしてしまった人、将来の夢を諦めてしまった人、様々な事情を抱えた人々を、主人公が“起業”で新たな人生の道へ導いていく“人間再生ドラマ”。“資産は人なり”。資産を手放す投資家はいない!」という理念を持つ、自称“人間投資家”の三星大陽を竜星さんが演じ、太陽とは正反対な性格で、冷酷に人も切り捨てていく大企業・三ツ星重工代表取締役社長の三星大海に小泉孝太郎。太陽に導かれスマホ向けゲームの会社を立ち上げたのち売却した小野田虎魂に吉野北人。メガバンク「みその銀行」融資部門にいたが保険会社に左遷され、マッチメーカーとして“起業”した林田利光に小手伸也。起業サークルに所属する大学生で、太陽に見出された立山隼人に水沢林太郎。かつて三ツ星重工の造船所だった跡地にネットスーパーを作ろうとする元社員の武藤浩に塚地武雅。三ツ星重工をリストラされ武藤と合流した三ツ星重工元常務の山口浩二に高橋克実。山口と“山谷コンビ”と呼ばれていて、山口を追って退社。武藤に合流する加賀谷剛に鈴木浩介。大海の右腕として彼を支える高島瑞貴に戸次重幸。三星兄弟の叔父で三ツ星重工副社長の三星義知に反町さんといった顔ぶれも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。大陽によって武藤と山口、加賀谷が合流。「株式会社ワカラン」が設立され、三ツ星重工が売却しようとしている造船所跡地を、巨大なネットスーパーとしてよみがえらせようとする。山口の活躍で造船所跡地が購入できるようになり、加賀谷と小野田の力で宅配用のシステムも開発される。そんななか大陽は、三ツ星重工の社長を務める兄・大海が、産業ロボットの動作遅延問題でピンチに陥っていることを知る。順調に進むかに見えた造船所跡地のネットスーパー化だが、宅配のシステムに問題が発覚、さらに税務署から追徴課税を受けることに…というのが今回の展開。太陽は大海と高島を呼び出し、追徴課税の金を三ツ星重工に出してもらう代わりに、ワカランの宅配システムで三ツ星重工の産業ロボットにまつわる問題を解決すると武藤に提案させる。話を聞いた大海は提案を受け入れ、武藤に握手を求める…。かつてリストラした武藤を経営者として“対等”な存在と認める大海…視聴者からは「あの時とは武藤さんは違うぞ!かっこいい!」「社長同士の握手ーーー!!!」「お互いの綻びを補える。ああ対等な握手だね」などの反応が。一方、武藤は株主総会で貶めたのは、労働組合員だと名乗る男に焚きつけられたからだ、と大海に告白。大海の失脚を企てている人間がいると忠告する。この武藤の発現にネットでは「大海社長様の失脚狙う人間…何となく予想はつきます」「失脚狙ってるの副社長じゃない?」「失脚を企てる者…反町隆史とか?」などの声が。反町さん演じる義知に疑惑の目が向けられている。【第7話あらすじ】大陽は洋菓子店「クレヨン・ドゥ・クルール」社長の永野凛子(白石聖)から出資を求められる。凛子はパリに2号店を出そうとしていたが、太陽が姉の絵美(大西礼芳)が継いだながの製菓にも出資しようとしていると聞いた凛子は、「あんな会社に出資するのに自分の店への出資が嫌とは言わせない」と自信をのぞかせていたが、太陽はどちらの出資も断る…。「スタンドUPスタート」は毎週水曜22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2023年02月23日2023年2月21日、東京都文京区の『東京ドーム』にて、プロレスラーの武藤敬司さんの引退大会が行われました。メインイベントの引退試合にて、プロレスラー、内藤哲也さんを相手に奮闘するものの敗れてしまった、武藤さん。これで39年のレスラー人生に幕を下ろした…かと思いきや、なんとここから予想外の展開となったのです!「蝶野カモン!」サンケイスポーツによると、マイクを握っていた武藤さんは「まだ自分で歩いて帰れるし、エネルギーも残っている。灰にもなっていない。どうしてもやりたいことが1つある」と話し、「蝶野!俺と戦え!」と放送席にいた蝶野正洋さんをリングに呼び込んだといいます。異例となる延長戦の結果…蝶野さんの必殺技で武藤さんはギブアップ!まさかの引退試合で2連敗を喫すという、伝説を残したのでした。試合後、武藤さんはTwitterにてリング上の蝶野さんとの写真を公開し、感謝の意を表しています。39年間お世話になりました。 pic.twitter.com/ODOMdjw1LP — 武藤 敬司 (@muto_keiji) February 21, 2023 最後まで戦い抜いた、武藤さんの雄姿に多くの人が感動し、ネット上ではコメントが相次いでいました。・引退試合の中でもトップクラスの感動です!まだまだ応援します!・泣ける…!お疲れさまでした…!最高にカッコよかった。・号泣でした。プロレスの沼にハマったのはこの2人がいたからです!本当に今までありがとう!武藤さんは現在60歳。今後は別の形でプロレス界に貢献していくのでしょう。引退後にどんな活躍をしていくのか、楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2023年02月22日2022年6月に引退の意向を発表した、プロレスラーの武藤敬司さん。およそ38年もの間、プロレス界をけん引してきた武藤さんの引退発表は、プロレスファンを含む多くの人に衝撃を与えました。世間を震撼させた引退発表から、早8か月。2023年2月21日、ついに武藤さんの引退の日がやって来ました。武藤敬司の引退の日、長州力が送ったメッセージこの日、東京都文京区にある東京ドームで、武藤さんの引退イベントである『KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING"LAST" LOVE~HOLD OUT~』が開催。大会ではメインである武藤さんと内藤哲也さんの試合が行われるほか、多くのプロレスラーによる熱い試合が行われます。テレビ番組などで「今後はリングに上がらない」と宣言している、武藤さん。スターの最後を見届けるため、多くの関係者が集まっています。元プロレスラーであり、タレントとして活躍している長州力(ちょうしゅう・りき)さんも、その1人。イベントが行われる日、長州さんは自身のTwitterを更新し、思い出の写真とともに武藤さんへのメッセージを送りました。敬司いよいよだなドームに見に行きますよ最後まで気を緩めず!頑張れよ。また旅に出るかー長州力 pic.twitter.com/HkLRUSZ8W6 — 長州力 (@rikichannel1203) February 21, 2023 プロレスラーとしてだけでなく、友人として交友を深めてきた武藤さんと長洲さん。添付された写真には、一緒に旅行をした際に撮影したオフショットもあり、2人の仲のよさが伝わってきます。プロレス界の厳しさや苦労の数々をともに乗り越えてきたからこそ、長洲さんは武藤さんの引退を直接見届けたいと思ったのでしょう。長洲さんの気持ちが込められた「最後まで気をゆるめず頑張れよ」というシンプルなエールは、多くの人の心を打ちました。・長洲さん、予想通り観に行くんだ!武藤さんも喜ぶだろうな。・3枚目の温泉の写真がかわいい!素敵な関係だなあ。・絆が伝わってきて涙が出た。「また旅に出るかー」のひと言もいい。プロレスラーとしてリング上で戦うだけでなく、バラエティ番組などにも出演し、プロレス界を盛り上げるために貢献してきた武藤さん。最後の試合も、たくさんの人の心を熱くしてくれるに違いありません。[文・構成/grape編集部]
2023年02月21日2月24日(金) より公開される『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』より、本編映像が公開された。劇作家の寺山修司が構成を担当し、TBSドキュメンタリー史上最大の問題作と呼ばれた『日の丸』を現代に蘇らせた本作。劇中では、ドラマ制作部所属で本作が初ドキュメンタリーとなる若干28歳の佐井大紀が、1967年と2022年の2つの時代を対比させることにより「日本」や「日本人」の姿を浮かび上がらせようと、自ら街頭に立つ。映像では「日の丸と言ったらまず何を思い浮かべますか?」「日の丸の赤は何を意味していますか?」「日の丸はどこに掲げたら美しいと思いますか?」「祖国と家庭、どちらを愛してますか?」「あなたに外国人の友達はいますか?」「もし戦争になったらその人と戦えますか?」など、質問を浴びせかける場面が矢継ぎ早に流される。真摯に答える人、戸惑う人、いらだちを露わにする人など、インタビューされる人たちのどこかに真実の顔を覗かせる姿を映し出している。また、本作の公開を記念して、2月25日(土)・26日(日) に舞台挨拶の開催が決定した。本作のメガホンを取った佐井大紀監督のほか、フィフィ、安藤紘平、笹目浩之、コムアイ、松岡ひとみなど、スペシャルなゲストが登壇する。『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』本編映像<舞台挨拶情報>2月25日(土) 東京・角川シネマ有楽町時間:10:30の回(上映後)登壇:佐井大紀(監督)、フィフィ(タレント)■チケット発売オンライン:2月18日(土) より販売開始窓口販売:2月18日(土) 劇場オープン時間より販売開始TEL 03-6268-0015月25日(土) 東京・ユーロスペース時間:13: 20の回(上映後)登壇:佐井大紀(監督)、安藤紘平(映画作家)、笹目浩之(テラヤマ・ワールド代表)■チケット発売オンライン販売:2月22日(水) より販売開始窓口販売:2月22日(水) 劇場オープン時間より販売開始TEL 03-3461-0211月25日(土) 東京・アップリンク吉祥寺時間:16:00の回(上映後)ゲスト:佐井大紀(監督)、コムアイ(ミュージシャン)■チケット発売オンライン販売:2月17日(金) 12:00より販売開始窓口販売:2月17日(金) 劇場オープン時間より販売開始TEL 0422-66-5042月26日(日) 大阪・シネ・リーブル梅田時間:9:50の回(上映後)ゲスト:佐井大紀(監督)※以上予定■チケット発売オンライン販売:2月22日(水) 19:00販売開始窓口販売:2月23日(木) 劇場オープン時間より販売開始TEL 06-6440-5930月26日(日) 愛知・伏見ミリオン座時間:14:30の回(上映後)ゲスト:佐井大紀(監督)聞き手:松岡ひとみ(映画コメンテーター)※以上予定■チケット発売オンライン販売:2月17日(金) 12:00より販売開始窓口販売:2月24日(金) 劇場オープン時間より販売開始TEL 052-212-2437<作品情報>『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』2月24日(金) 公開監督:佐井大紀出演:高木史子/シュミット村木眞寿美/金子怜史/安藤紘平/今野勉語り:堀井美香/喜入友浩(TBSアナウンサー)公式サイト:
2023年02月21日TBSドキュメンタリー史上最大の問題作と呼ばれた作品を現代に蘇らせた『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』が、2月24日(金) より公開される。このたび芸能界きっての読書家で劇作家・寺山修司の大ファンであるスピードワゴンの小沢一敬によるメッセージ映像が公開された。1967年に放送されたドキュメンタリー『日の丸』は、サブカルチャーの先駆者であり時代の寵児であった寺山が構成を担当。街ゆく人々に「日の丸の赤は何を意味していますか?」「あなたに外国人の友達はいますか?」「もし戦争になったらその人と戦えますか?」といった挑発的な質問を次々とインタビューしたことから、長年タブーとされていた。だが、「現代に同じ質問をしたら、果たして?」という思いから、今回初めてドキュメンタリーに携わる28歳の佐井大紀が、1967年と2022年の2つの時代を対比させることで“日本”や“日本人”の姿を浮かび上がらせようと、自ら街頭に立ち製作を行ったのが『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』だ。公開された映像では、普段から寺山の詩集を持ち歩くという小沢が本作を観た感想や作品から感じ取ったことを話す様子が収められている。小沢は「観終わってすぐは、何だったんだ?という感じ。僕がイメージしていた寺山修司さん、僕が今まで知っていた映画、そういうものではなかった。不思議な体験、いい刺激になりました」と初めて観た時の感想を話し、「気づきの映画ですよね」と評する。さらに「僕が思う寺山修司さんは、一番やわらかい、軟派な人。発想も、考え方も、足取りも、生き方も。飄々として、掴みどころがない」と言い、「それでいて、挑戦者であり、不思議な人。一言じゃいい表せない」と、寺山の魅力について語った。最後に「不思議な映画です。観終わった後、どんな感想になるか。10人いたら10人違うと思う。是非ご覧ください」とメッセージを締めくくった。『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』小沢一敬(スピードワゴン)メッセージ映像<作品情報>『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』2月24日(金) 公開監督:佐井大紀出演:高木史子/シュミット村木眞寿美/金子怜史/安藤紘平/今野勉語り:堀井美香/喜入友浩(TBSアナウンサー)公式サイト:
2023年02月17日大学時代、AKB48としてアイドル活動をしながら、3つの資格を取得した武藤十夢さん。独自に身につけた、限られた時間の中での勉強法や、モチベーションの保ち方を教えていただくとともに、頑張っている人たちにエールを送ります!自分の武器になるものが欲しい、がきっかけに。――武藤さんが取得した気象予報士の資格は、合格率4~5%の難関。すごいです!挑戦するきっかけは、どんなことでしたか?私がAKB48に入ったのは、“神7”と呼ばれた先輩たちが現役の時代。みなさん華やかで、ダンスや歌が上手いとか、演技力、トーク力に優れた人がたくさんいる中で、私には何もないしどうしよう…何か自分の武器になるものが欲しい、と思ったんです。それが高3の時。そんな時にちょうど、テレビ番組の企画で、資格を取ろうということになって。気象予報士ならその先の芸能活動でも活かせそうだし、難しいならなおさら取ったらすごいんじゃないかと思って、大学1年から勉強を始めました。とはいえ、学生とAKB48の活動の両立で、勉強できる時間が本当に少なくて、合格したのは5年後、8回目の挑戦でした。それが2019年3月です。――他にも資格を持っていますね。2021年にファイナンシャルプランナー(以下、FP)2級、翌年、防災士の資格を取りました。――きっかけはなんでしょう。大学は経済学部で、そのまま大学院に進んだのですが、当時、ビジネス誌で投資についての連載をやっていて。そんな時にコロナ禍になって時間ができたのと、自分の生活にまつわるお金のこと…例えば税金や年金、保険などの知識が欲しいと思ったのがFPに挑戦するきっかけでした。今ではメンバーから、税金や投資のことについて相談されたりもします。防災士は、気象予報士とセットで取る人が多く、豪雨などの災害について天気と一緒に説明できるので、あると有効かなって。――大学に通いながらアイドル活動をして、資格の取得まで。どのように勉強をされたのですか?気象予報士の勉強は専門の塾に通いながら、仕事の合間にやっていました。1時間半あればある年の実技の過去問が解けて、2時間あれば丸つけまでできるんです。だから時間が空いたらすぐにカフェに入って勉強したり、レッスン場の小さい部屋を借りて、自分でタイムを計りながら問題を解いていました。FPの勉強をしていた時は、スマホで解ける一問一答を電車移動中にやったりも。私の場合は、過去問を解きまくる方法がよかったので、とにかく過去問を繰り返し解いていましたね。いつも参考書や問題集を持ち歩いていたから、荷物が重くて、一度量ってみたら3kgもありました(笑)。――大変な努力と苦労があったのですね。そして、モチベーションを保つのは大変そうです。気象予報士の時は、資格を取ると公言していたので、ファンの方から「頑張って」と声をかけられることも多くて。逆に「もういいんじゃない?」って言われれば、負けず嫌いだから悔しくて、絶対に取ってやる!って(笑)。そんなファンからの応援や言葉が大きなモチベーションになりました。あと私はゲームが好きなんですが、今日ここまで問題を解いたら第一ミッションクリア。今まで解けなかった問題が解けたら、カフェで最後にケーキを食べちゃおう!って感じで勉強をゲーム感覚で楽しんでいました。そもそも自己肯定感がめっちゃ低いので、自分のことを自分で褒めないとやってられないんです(笑)。だから、いきなり大きな目標を掲げるのではなく、小さい目標を毎日コツコツとクリアしていき、小さな喜びを積み上げていくことにしました。そのやり方は、私に合っていたと思います。――これから学びたいことは?持続可能な社会を作るというSDGsは、環境に配慮して経済を回していくこと。実は、天気とお金って意外と結びつくんです。だから、新しくできた資格のSDGs検定に挑戦してみたいです。――武藤さんと同じように勉強を頑張っている人、これから資格を取りたい人にエールをください!難しいと思っても、一歩ずつ歩み続けることで目標達成につながるし、辛かった過程を乗り越えた時に、やってよかったと絶対に思えます。知識や資格が自分の力になるのはもちろん、私はその苦しい過程を経験した人が強くなれると知ったし、先延ばしにするのは簡単だけど、これをやったらもっと自分が好きになれるから頑張ろうと思えるように、思考が変化しました。今では、できるんだという自信がついたし、仕事の幅や関われる分野が広がっています。みなさんも自分に厳しくなりすぎずに、ご褒美をあげつつ楽しみながらチャレンジしてみて。必ず自分の自信や力になりますから。むとう・とむ1994年11月25日生まれ、東京都出身。アイドルグループAKB48のメンバー。3月8日のAKB48劇場での卒業公演をもって約12年間在籍したグループから卒業。初夏公開の映画『断捨離パラダイス』など俳優業にも力を入れている。服、アクセサリーはスタイリスト私物※『anan』2023年2月22日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・柴田一宏(DRAGON FRUIT)ヘア&メイク・高良まどかインタビュー、文・若山あや構成・野尻和代(by anan編集部)
2023年02月15日TBSドキュメンタリー史上、最大の問題作と呼ばれた作品が半世紀の時を経て現代に蘇る『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』の2月24日(金)公開を前に、太田光、LiLiCo、森達也監督、大島新監督ほか著名人11人からコメントが到着した。本作の基となったのは、1967年に放送され、放送直後から抗議が殺到、閣議でも偏向番組、日の丸への侮辱として問題視され、郵政省がTBSを調査するまでに至った『日の丸』。サブカルチャーの先駆者であり時代の寵児であった劇作家の寺山修司が構成を担当し、街ゆく人々に「日の丸の赤は何を意味していますか?」「あなたに外国人の友達はいますか?」「もし戦争になったらその人と戦えますか?」といった挑発的な質問を投げかける。そんな長年タブーとされていた作品を、「現代に同じ質問をしたら、果たして?」 という思いから、ドラマ制作部所属で、本作が初ドキュメンタリーとなる若干28歳の佐井大紀は、1967年と2022年の2つの時代を対比させることにより“日本”や“日本人”の姿を浮かび上がらせようと、自ら街頭に立った。そして、この度、本作を一足先に観た著名人11人からコメントが到着。テレビの限界に挑んだ本作について、爆笑問題の太田光は「テレビが変わろうとしていた時代のキッカケになったような番組で、その時代の事は凄く興味があるので、それを今やってみてどうなるかっていうのは、興味深くみましたね」とコメント。『i-新聞記者ドキュメント-』『FAKE』など自身も多くのドキュメンタリー作品を手掛ける森達也監督は「54年後の今、SNSなどの要素を加えながら新たに『日の丸』作品化を目指した佐井大紀の狙いは、決して成功とは言い難い。しかし佐井は、その失敗の過程を隠すことなく、ドキュメントとして提示する。見事な覚悟だ。失敗や肩透かしの要素に54年前の余白が重なり、またひとつ、時代の意味を問いかける作品が誕生した」と佐井監督へエールを送った。【著名人11人からのコメント全文】■太田 光(爆笑問題)テレビが変わろうとしていた時代のキッカケになったような番組で、その時代の事は凄く興味があるので、それを今やってみてどうなるかっていうのは、興味深くみましたね。寺山さんが考えていた問題定義とは、一体どこだったんだろう。実験としては面白いし、テレビ番組としても面白いなと思いましたね。■LiLiCo(映画コメンテーター)違う時代に同じ質問を日本人に投げかけて、どんな答えが出るのか。その答えから紐解く、昔と今の日本人の考え方。是非ご覧ください。■赤ペン瀧川 (映画プレゼンター)世にも珍しいドキュメンタリーのリブート作品!監督が繰り出す過激な路上インタビューが浮き彫りにする現代人のアイデンティティー。我々は幸せなのか?明るい未来が待っているのか?全観客に問う問題作!■大島新(ドキュメンタリー監督)作中で繰り返される問いに自らの答えを探し、その答えと作中で答える人の回答がまるで違うことに居心地の悪さを感じながら見続ける。「国家」と「個人」の関係とは何か。若き監督によるこの野心的で挑発的な企みを、大いに支持したい。ただし、タイトルに寺山修司の名を入れたのはいただけない。萩元晴彦のために言っておく。■森 達也(映画監督/作家)日の丸とは日本国の象徴。つまり日の丸とは何かとの設問は、あなたにとって日本とは何かとの設問と同義である。一言で答えられるはずがない。言いよどむ。目を逸らす。寺山修司と萩元晴彦の狙いはこの余白にあった。だからこそテレビなのだ。54年後の今、SNSなどの要素を加えながら新たに『日の丸』作品化を目指した佐井大紀の狙いは、決して成功とは言い難い。しかし佐井は、その失敗の過程を隠すことなく、ドキュメントとして提示する。見事な覚悟だ。失敗や肩透かしの要素に54年前の余白が重なり、またひとつ、時代の意味を問いかける作品が誕生した。■Licaxxx(DJ)寺山の作品に込められる質問は思考の鍵である。あなたはずるずると続く生ぬるい夢から、叩き起こされることになる。起きたはずなのに広がる悪夢が現実。私はみんなで、逃げたくなっても、その現実を直視したい。■小林知之(地図地理芸人)“日の丸”多くの人に愛されながら、こんなにも色の意味や歴史を知られていない国旗は他にないと思う。この映画を機にタブー視することない、ひらかれた日の丸でありますように。そして日の丸、国旗に興味を持ってくれたらうれしいです。■上出遼平(ディレクター)インタビュアーが記録用紙であればこそ、編集の主体が浮き上がる。情緒を制限すればこそ、漏れ出るそれが立ち上がる。石を投じられた静かな水面の波紋の奥に、佐井大紀の顔が浮かんで消える。■寺坂直毅(放送作家)テレビで放送されるドキュメンタリー。ほとんどを録画し、観終えたらハードディスクから消去するのですが、この『日の丸』だけは今もずっと消せないんです。取材する事への執念が、どれよりも強すぎるから……。■守安敏久(宇都宮大学教授・国文学者)寺山修司は「偉大な思想などにはならなくともいいから、偉大な質問になりたい」と語っていた(『歌集・田園に死す』跋)。寺山の危うい問いかけに果敢に挑んだ佐井大紀は、映画の荒野に自ら「旗を掲げた」といえる。■吹浦忠正(NPO法人世界の国旗・国歌研究協会共同代表)佐井大紀が寺山修司の作品と手法をまねた2番煎じかと、甘く考えてみてみましたが、短歌でいうなら「本歌取り」、二つの情緒と訴えるものを真面目に考えさせられました。「自分の旗を掲げよう!」「日の丸と対面しよう!」『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』2月24日(金)公開
2023年02月14日ドキュメンタリー映画『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』の公開記念イベントが2月9日(木)、都内で行われ、寺山修司の大ファンだという小沢一敬(スピードワゴン)と作品を手掛けた佐井大紀監督が出席した。時代の寵児・劇作家の寺山修司が構成を担当し、1967年2月の放送直後から抗議が殺到したTBSドキュメンタリーの問題作『日の丸』。当時、閣議でも偏向番組や日の丸への侮辱として問題視された同作を、佐井監督が街ゆく人たちに「日の丸の赤は何を意味していますか?」など、挑発的な質問を投げかけるスタイルを継承し、『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』として現代に蘇らせた。「僕が思う寺山修司さんという存在は、言い方が難しいですけど、軽やかな人。だからこそ、ヘビーな題材も、遊び心じゃないですけど、こういう視点で作られたのかなと」と語る小沢は、「メッセージ性というより、『世の中には、こんな見方もあるよね』っていう、視点を変えることの“気づき”をくれる。今はSNSもあるし、情報も多いから、答えを決めてしまいがちだけど」と作品の魅力を語った。小沢一敬(スピードワゴン)また、佐井監督が手掛けた『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』については、「寺山修司が実験、挑戦したように、監督も同じようにした。ひょっとしたら、40~50年後にこの作品をもとに、次の世代のクリエーターが実験してくれるかもしれない。ぜひどんなジャンルの映画なのか、劇場で確かめてほしい」とアピール。「ひとつだけ残念なことがあった」と切り出し、「今日の楽屋で用意してくださったのが、日の丸弁当かなと思っていたら、サンドイッチだった」と笑いを誘った。佐井監督も、小沢が指摘する寺山の“軽やかさ”に大きく同意し「おもちゃにするじゃないですけど、センシティブな題材をクリエイティブな方法で、人々の心に波風立たせている。大きなクエスチョン・マークになりたい、それが寺山修司さんのやりたいことでは」と魅力を分析。「1967年は東京オリンピックと大阪万博に挟まれた年でしたが、2022年もちょうど同じで。世の中変わったと言われますが、定点観測的に何が浮かび上がるのか、今やる意味があると思った」と『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』の意義を強調していた。佐井大紀監督取材・文・撮影:内田涼<作品情報>『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』2023年2月24日(金) 全国公開監督:佐井大紀出演:高木史子/シュミット村木眞寿美/金子怜史/安藤紘平/今野勉語り:堀井美香/喜入友浩(TBSアナウンサー)公式サイト:
2023年02月09日TBSドキュメンタリー史上最大の問題作と呼ばれた作品を現代に蘇らせた『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』が、2月24日(金) より公開される。このたび「TBSドキュメンタリー映画祭2023」のアンバサダーを務める映画コメンテーターのLiLiCoによるメッセージ映像が公開された。1967年に放送されたドキュメンタリー『日の丸』は、サブカルチャーの先駆者であり時代の寵児であった劇作家の寺山修司が構成を担当。街ゆく人々に「日の丸の赤は何を意味していますか?」「あなたに外国人の友達はいますか?」「もし戦争になったらその人と戦えますか?」といった挑発的な質問を次々とインタビューしたことから、長年タブーとされていた。だが、「現代に同じ質問をしたら、果たして?」という思いから、今回初めてドキュメンタリーに携わる28歳の佐井大紀が、1967年と2022年の2つの時代を対比させることで“日本”や“日本人”の姿を浮かび上がらせようと、自ら街頭に立ち製作を行ったのが『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』だ。公開されたメッセージ映像では、LiLiCoが本作を観た感想や作品から感じ取ったことを話す様子が収められている。LiLiCoは「この映画を観てまずみんなが考えるのは、(同じ様な質問を)自分が聞かれたらなんて答えようかなってこと。だから自分を見つける旅だと思う」だと本作の観方を提示し、「いきなりああやってマイクを向けられると、自分の中のウィットな答えを引き出さないといけないという、答えよりも顔とか目を見るのが面白かったですね」と本作の面白かった点を挙げた。さらに「みんな、日本人は言いたいことを言わないっていうけど、私は全くそういう風に思っていない」と言い、「ドキュメンタリーって描いているものはリアルでこれですよって、でも自分がどうかみ砕くかは自由。この作品を見て自分に問いかけてみてほしいなと思う」と、ドキュメンタリーの魅力について語った。最後に「違う時代に同じ質問を日本人に投げかけて、どんな答えが出るのか。その答えから紐解く、昔と今の日本人の考え方。大きな劇場で見れますので、是非ご覧ください」とメッセージを締めくくった。『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』LiLiCoメッセージ映像<作品情報>『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』2月24日(金) 全国公開監督:佐井大紀出演:高木史子/シュミット村木眞寿美/金子怜史/安藤紘平/今野勉語り:堀井美香/喜入友浩(TBSアナウンサー)公式サイト:
2023年02月01日2月24日(金) より角川シネマ有楽町、ユーロスペース、アップリンク吉祥寺ほかで全国公開されるドキュメンタリー『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』より、TBS DOCSチェアマンである爆笑問題・太田光のメッセージ映像が公開された。1967年2月の放送直後から抗議が殺到し、閣議でも偏向番組や日の丸への侮辱として問題視され、郵政省がTBSを調査するに至ったTBSドキュメンタリー史上最大の問題作『日の丸』。本作は、時代の寵児・劇作家の寺山修司が構成を担当し、普段考えないような本質に迫る挑発的な質問を人々に投げかけた同ドキュメンタリーを、半世紀の時を経て『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』として現代に蘇らせた作品だ。公開されたメッセージ映像では、太田が本作を観た感想や作品から感じ取ったことを話す様子が収められ、映像の中で太田は「テレビが変わろうとしていた時代のキッカケになったような番組」だと『日の丸』のことを評論。「どう表現するかというのは、テレビマンとして色々考えていたんだろうと思うと、その時代の事は凄く興味があるので、それを今やってみてどうなるか」と、本作の面白かった点をあげ、さらに「とにかくアポなしで、(一般の人に)パッと質問を矢継ぎ早にぶつける映像を見るだけでも興味深い。寺山さんが考えていた問題定義とは、一体どこなんだろう」と寺山が『日の丸』に込めた本意について考えを巡らせた。そして、「日本人って、無関心である人が大半で、ふわっとしてるんだよね。国家とか祖国ってものに対して、強い思いをあまり持ってない。僕はそこが日本人のしたたかさであり、あやふやさで、外国からは非難されるけど、そこが日本人の良さだと思う」と、激動の時代を経てきた日本人について語った。最後は「あなたにとって日の丸とは何か?という質問を過去と未来の日本人に問い続け、そして日本人がどう変わったのか、あるいは変わってないのか、ということを感じさせてくれる映画となっております」とメッセージを締めくくった。TBS DOCSチェアマン太田光 メッセージ映像<作品情報>『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』2023年2月24日(金) 全国公開監督:佐井大紀出演:高木史子/シュミット村木眞寿美/金子怜史/安藤紘平/今野勉語り:堀井美香/喜入友浩(TBSアナウンサー)公式サイト:
2023年01月24日グレート・ムタのラストマッチ会場横浜アリーナでスポーツ報知を発行する報知新聞社(代表取締役社長・依田裕彦)はタブロイド新聞「武藤敬司引退特別号」を発売します。プロレスラー・武藤敬司選手のデビューから現在までを追った特集号です。読売新聞販売店(YC)、主要駅売店、主要コンビニ等(一部地域、店舗を除く)、通信販売サイト「ショップ報知」( )などで発売。一般発売(詳細は後日発表)に先駆け武藤選手の悪の化身、グレート・ムタ選手のラストマッチとなる1月22日(日)の横浜アリーナでは「ムタver.」の表紙でプレミア先行発売(特別価格・税込600円)します。©報知新聞社ロングインタビューやペイント図鑑、特大ポスター付プロレス界のスーパースター、武藤敬司選手が2月21日、東京ドームで引退します。1984年10月のデビューから38年4か月、マット界のトップを疾走したレジェンドの引退カウントダウン企画を、スポーツ報知では14日から続々とスタート! 武藤選手を追い続けた福留崇広記者が、注目を集める引退試合の対戦相手を、関係者の証言から迫りつつ、入門前まで遡って秘話を掘り起こす大型連載を38回にわたってニュースサイト( で配信していきます。引退の日に向けてはタブロイド新聞「武藤敬司引退特別号」を発売。全20ページの紙面では、引退目前の本音を明かした『ロングインタビュー』に、本人公認の「武藤敬司」と「グレート・ムタ」の『ベストバウト・ベスト10』を公開します。千変万化したムタの『ペイント図鑑』、永久保存版の特大ポスター付きです。一般発売を前に、1月22日には武藤選手の悪の化身、グレート・ムタ選手のラストマッチとなる横浜アリーナでは「ムタver.」の表紙でプレミア先行発売(特別価格・税込600円)。ファン必見、見どころ満載の内容です。ご期待ください。©報知新聞社商品名武藤敬司引退特別号ムタ表紙ver.体裁タブロイド判20ページ+特大ポスター、オールカラー価格600円(税込)発売日1月22日(日)販売横浜アリーナ内■スポーツ報知のお買い求めは1部売り150円(税込)全国の読売新聞販売店(YC)、駅売店、コンビニエンスストアなどで販売月ぎめ3,355円(税込)月ぎめ購読の申し込みは以下のサイトか全国の読売新聞販売店(YC)まで ▶過去2か月分のバックナンバーは以下のサイトを参照にお取り寄せできます ▶報知新聞社WEBサイト 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月13日2月24日(金) より角川シネマ有楽町、ユーロスペース、アップリンク吉祥寺ほか全国公開されるドキュメンタリー『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』の予告編が公開された。1967年2月の放送直後から抗議が殺到し、閣議でも偏向番組や日の丸への侮辱として問題視され、郵政省がTBSを調査するに至ったTBSドキュメンタリー史上最大の問題作『日の丸』。時代の寵児・劇作家の寺山修司が構成を担当し、普段考えないような本質に迫る挑発的な質問を人々に投げかけた作品が、半世紀の時を経て『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』として現代に蘇る。手掛けたのは、本作が初ドキュメンタリーとなる若干28歳の佐井大紀。「現代で同じ質問をしたら、果たして?」 という思いから自ら街頭に立ち、インタビューを敢行。1967年と2022年の2つの時代を対比させることにより「日本」や「日本人」の姿を浮かび上がらせる。予告編では「TBSドキュメンタリー史上最大の問題作が現代に蘇る」というセンセーショナルなナレーションとともに、街ゆく人に「日の丸の赤は何を意味しているか」や「祖国と家庭どちらを愛しているか」といった、挑発的で無機的なインタビューを矢継ぎ早に行う様子が切り取られる。真摯に答える人、いらだちを露わにする人など、映し出されるのは過去、そして現代の日本と日本人の姿。「国家」とは何かを追い続けていた寺山による「挑発」に込められた思惑や驚異のトリックが、当時を知る関係者から赤裸々に語られる。『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』60秒予告<作品情報>『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』2023年2月24日(金) 全国公開監督:佐井大紀出演:高木史子/シュミット村木眞寿美/金子怜史/安藤紘平/今野勉語り:堀井美香/喜入友浩(TBSアナウンサー)公式サイト:
2023年01月11日前代未聞の映像実験ドキュメンタリー『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』が、2023年2月24日(金)より角川シネマ有楽町、ユーロスペース、アップリンク吉祥寺ほか全国公開されることが決定した。本作は、劇作家・寺山修司が構成を担当し、1967年に放送されたドキュメンタリーを基にリブートした作品。「日の丸の赤は何を意味していますか?」「あなたに外国人の友達はいますか?」「もし戦争になったらその人と戦えますか?」といった本質に迫る質問を、街行く人々に次々とインタビューしていくさまを映し出した本作は当時、放送直後から抗議が殺到し、閣議で問題視されるなど、TBSドキュメンタリー史上、最大の問題作とも呼ばれた。「現代に同じ質問をしたら、果たして?」 という思いから立ち上がったのは、本作で初めてドキュメンタリーを手がけることになった若干28歳の佐井大紀。自ら街頭に立ち、1967年と2022年のふたつの時代を対比させることにより、“日本”や“日本人”の姿を浮かび上がらせた。解禁された特報映像では、“日の丸”について矢継ぎ早に質問を繰り出す、2つの時代の街頭インタビューの様子が切り取られている。普段は考えることのないような、挑発的な質問に対するインタビュー対象者の生々しい表情と戸惑いが印象的だ。“国家”とは何かを追い続けていた寺山修司が、この“挑発”に込めた思想や本当の狙いとは?寺山修司没後40年となる2023年によみがえる、“むき出しのドキュメンタリー”に注目だ。映画『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』特報『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』2023年2月24日(金)公開©TBSテレビ
2022年11月15日「かつてプロレスとはゴールのないマラソンといった自分ですが、ゴールすることに決めました」そうコメントし、2023年の春までに引退することを宣言している、プロレスラーの武藤敬司さん。2022年10月16日には、福岡県福岡市にある『福岡国際センター』で開催された、『プロレスリング・ノア ABEMA presents DEMOLITION STAGE 2022 in FUKUOKA』に参戦しました。福岡ラストマッチとして戦いきり、感無量な想いが伝わるような、天を仰いだ写真をTwitterに投稿しています。ありがとう、福岡。 pic.twitter.com/2cdlPtlpZ3 — 武藤 敬司 (@muto_keiji) October 16, 2022 帰りの飛行機では、キャビンアテンドから1枚の手紙を受け取ったとのこと。その内容に、武藤さんは胸を打たれたのでした。武藤様今日はご搭乗頂き誠にありがとうございます。昨日は福岡でのラストマッチお疲れ様でした。残りの試合もケガなく最高なものとなりますよう乗務員一同お祈りしてます。そして酷使したお体を第二の人生では労わりながら素適な日々をお過ごし下さい。@muto_keijiーより引用(原文ママ)福岡から帰りの飛行機でCAさんから心温まる手紙を頂いた。 pic.twitter.com/jwxkuOEoT5 — 武藤 敬司 (@muto_keiji) October 17, 2022 全日本空輸株式会社(ANA)のキャビンアテンダントは、武藤さんの福岡ラストマッチを把握していた様子。試合を労い、引退後のことまで想った、温かな言葉をつづったのでした。引退の日が近付いてきていることを実感している中、武藤さんの心に、よりしみたことでしょう。この手紙に、武藤さんのファンの人たちも心が動かされたようです。・手書きって、最高に嬉しいですよね。・ANAってこういうことをしてくれるんだ!粋な計らいだなあ!・感涙しました。なんだか我がことのように喜んでいます。2023年の春までは、もう少し。プロレスラー人生のラストを飾るその時まで、武藤さんの勇姿を目に焼き付けていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年10月17日町田啓太主演「テッパチ!」第3話が7月20日放送。“サプライズバースデー”に驚きながら涙する武藤と第一班のメンバーの友情に感動の声が上がるとともに、武藤を演じる一ノ瀬颯に「笑顔にずっきゅん」などの声も送られている。陸上自衛隊を舞台に、未熟な若者たちが現実の厳しさ、夢や希望、友情や恋愛、汗と涙…など、日々壁にぶつかりながら「誰かのために命をかけられるのか」「自分がやりたい本当のこととは…」と悩みながらも奮闘していく青年たちの姿を、防衛省全面協力のもと描いていく完全オリジナルストーリーとなる本作。定職に就かずその日暮らしの生活を送っていたところを八女にスカウトされた国生宙に町田さん。一般企業に就職したが自衛隊音楽隊に憧れ自衛官候補生への道を選んだ馬場良成に佐野勇斗。宙といがみ合っていたが和解した荒井竜次に佐藤寛太。ガンマニアの元SE・丸山栄一に時任勇気。父親殺しの噂が流れている武藤一哉に一ノ瀬さん。お笑い芸人を目指していた渡辺淳史に坂口涼太郎。小説家志望の小倉靖男に池田永吉。自衛官一家に育った西健太に藤岡真威人。防衛大卒のエリートで教育隊所属の教官・桜間冬美に白石麻衣。若者たちを見つけスカウトしていたが、そこには“裏の目的”がある模様の八女純一に北村一輝といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。第一班の面々は武藤が父親を殺して少年刑務所に入っていたという噂話を聞く。普段から無口で何を考えているのかわからないだけに、アイツならやりかねないなどと言い出す竜次や丸山たち。そんな折、宙たちの新たな訓練が始まる。宙は冬美から指導を受けることになったが、武藤は男性教官から激しい叱責を受け、いきなり暴れ出す…というのが3話の展開。その後、寮から脱走しようとしていた武藤を宙が発見。話を聞くと、武藤が自分を虐待していた父親を刺そうとしたが組み伏せられ、父親は逮捕。武藤は児童養護施設に入ることになったという。訓練中に暴れたのは教官のしっ責から父親の暴言を思い出してしまったからだと話す武藤のため、宙は第一班の面々を集め、武藤が強い言葉を浴びせられても耐えられるよう“荒療治”を敢行する…。試練を乗り越えた武藤に八女がサプライズ。冬美がバースデーケーキを持ってきて、武藤の20歳の誕生日を祝う。「今まで祝ってもらったことなかったし」と戸惑う武藤に、八女は「周り見ろ。これがお前の家族だ」と言う。今までにない笑顔を見せる武藤に「武藤くんずっと一人だったけど、初めてお祝いしてもらえてよかったね」「武藤くんが笑えるようになってよかった!」などの声が上がる。また、武藤を演じる一ノ瀬さんにも「一ノ瀬颯くんこれからめちゃくちゃ人気でそう」「テッパチっていうドラマに出演してる一ノ瀬颯って人めっちゃかっこよすぎる」「一ノ瀬颯くんの笑顔にずっきゅんしてしまいました」といった数多くの声が寄せられている。【第4話あらすじ】サバゲーが趣味でミリタリー通の丸山は、射撃の予習訓練で姿勢の良さを教官たちから褒められる。一方、冬美から丸山のようになりたければ体幹を鍛えろと言われた宙は、その日の夜からひとりでトレーニングに取り組み始める。実弾射撃訓練が始まると宙はトレーニングの成果で丸山より良い結果を出すが、丸山はショックを受けてしまう…。「テッパチ!」は毎週水曜22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年07月21日玉城裕規と菊池修司のW主演による舞台『HELI-X Ⅲ~レディスピランセス〜』が、6月3日(金)~6月19日(日)、東京と大阪で上演された。その舞台の模様をレポートする。舞台『HELI-X』とは、脚本・毛利亘宏(少年社中)、脚色 / 演出・西森英行(Innocent Sphere)が手がけるオリジナル劇。2020年12月に第1弾が上演され、今作で第3弾を迎えた。物語の舞台は、第3次世界大戦後の極東の島国・大和。遺伝子工学の進歩により、人類は性別を自由に選択できるTRANS(トランス)技術を生み出し、性別の壁を越える新世界が作られた。しかし、施術を受けた者の中にまれに特殊能力を持つ者が誕生し、彼らはHELI-X(ヘリックス)と名付けられて人々に恐れられる存在となってしまう。やがて横行し始めたヘリックスによる犯罪や殺人事件を解決すべく結成されたのが、菊池修司演じるアガタタカヨシが所属する螺旋機関。そして、第1弾のラストでは、かつては追われる側であった玉城裕規演じるゼロも所属を決意し、2人はバディとなる。続く第2弾では、アガタの正体がゼロの元恋人カイだと判明。カイが死んだものとして復讐のためにトランス手術を受けたゼロは衝撃を受け、アガタもまた苦悶する。そんな矢先、ねじ曲げられていた過去の真実が明らかとなり、2人は再び敵と味方に別れてしまうのだった。過去を抱えきれず、何かに取り憑かれたように狂気を剥き出しにするゼロ(玉城裕規)。そして、アガタとカイ、2つの人生を背負い苦しむアガタ(菊池修司)。第3弾では、再びすれ違ってしまった2人の、せつない愛の物語が主軸となり物語が進んでいく。バディ解消後、ますます凶暴化していくゼロ。一方、アガタは司令官であるカンザキより、国際平和連盟なる組織から2人の招かざる客人のやってきたことを知らされ、2人の真の目的を暴くという予想外の使命に翻弄される。片時もゼロへの思いを忘れることはないものの、己の正義が指し示す方に足が向かってしまうのがアガタという男なのだ。2人が見せる強さと弱さ、揺れ動く思いが、ストーリーを右へ左へと揺さぶっていく。アガタの葛藤、ゼロの本心が前作にもまして丁寧に描かれるのだが、今回は、そんな2人の心境をビジュアル化すべく美しい舞台装置も加わり、エンターテインメント性も大いに増した。今作のもう一つの見どころが、国際平和連盟を名乗る新キャストの存在。美しい顔に冷徹の仮面をかぶるミステリアスなセーレを演じるのは彩凪翔。そして、巨大な戦斧を振りかざすスリリングなフルカスを演じるのは天真みちる。2人共、元宝塚歌劇団に所属していたスターであり、奇しくも同期。コンビネーションもバツグンに卓越した名演技を披露し、物語にさらなる緊迫感を呼び込んだ。詳しくは明かせないが、2人はある使命をたずさえていた。その目的はアガタとゼロ、そして全人類に関わる壮大なミッション。一体、敵なのか、味方なのかさえ分からない。その謎こそが物語の鍵であり、観る者への問いかけでもあり…。また、疾走感を増したストーリー性も注目すべきポイントだろう。今作は全員が主人公と言っても過言ではないほど、各キャラクターにスポットが当たり、息を飲む展開が連続する。どの組織にも属さず孤高の戦いを続けてきたクライ(宇野結也)、家族を惨殺され復讐に闘志を燃やすワカクサ(立道梨緒奈)を始め、前作までに語られた因縁に決着をつけていくのだが、1人1人がゼロとアガタを囲む脇役に甘んずることなく、驚きと感動を呼ぶ。これまで命令に従うだけだった、シュンスイ(松田昇大)ら螺旋機関のメンバーたちにも変化が現れていく。また、BlackBloodのレスター(服部武雄)も新たな衣装で再登場し、意外な活躍を遂げる。毎回、注目を浴びる異能力をぶつけ合うバトルシーンも華麗さが倍増した。シデン(後藤大)やイモータル(杉江大志)、前作で深い心の傷をおったサッドネス(星元裕月)なども、これまで見せることのなかった怒り、哀しみ、苦しみを剥き出しにして戦いに挑む。中には予想さえできなかった悲劇までも描かれ、各キャラクターの魅力がここにきて上書きされていった。前作、姿を消していたリュウジン(輝馬)は怪しい魅力を増して舞い戻り、ストーリーに深みを与える。その一方で、ゼロとアガタの思いだけは、ますます複雑に絡まり合っていった。刃を向ける相手も、背中を預ける相手までも目まぐるしく変わっていく。展開に重厚感が増した事で、誰が本当の敵なのかさえ、わからなくなってしまう。ヘリックスが統べる理想の世界を目指すオシリス(平野良)も、前作ではお人好しの顔を見せていた天才科学者のDr.皇(田辺幸太郎《少年社中》)も、信頼を寄せている司令官のカンザキ(久世星佳)さえも衝撃的な過去が明らかになり、その素顔が曖昧になってしまうのだ。何を信じて進むべきか、引くべきか…。大きな疑問と葛藤の末、追い詰められていくゼロとアガタ。救うべきは全人類か愛する人か!?究極の問いが突きつけられたとき、2人は選ぶべき答えを見つけようと激しく足掻く。果たして今度こそ、同じ未来を選ぶのだろうか?第1弾、第2弾以上に、緊迫感が張り詰める第3弾。最後の一瞬まで目が離せなくなること受けあいだ。今作、ゼロとアガタの愛の物語は一つの結論を迎える。しかし、カーテンコールで見せた玉城と菊池の熱い眼差しには、次なる物語への期待が込められているように見えた。舞台『HELI-X』は、まだまだファンの心を捉えたまま離してはくれないようだ。取材・写真・文:浅水美保
2022年06月29日2022年6月12日、日本プロレス界のスーパースター、武藤敬司さんがリング上で引退の意向を発表しました。武藤さんが引退表明をしたのは、同日に開催されたプロレスイベント『CyberFight Festival 2022』でのこと。リング上で、マイクを握った武藤さんは「来年の春までには引退します」と、会場に集まったプロレスファンに向けて宣言しました。武藤敬司から大切なご報告【速報】武藤敬司引退武藤「かつてプロレスとはゴールのないマラソンと言った自分ですが、ゴールすることに決めました。来年の春までには引退します」ただいまWRESTLE UNIVERSEで独占生中継! #noah_ghc #cffes2022 pic.twitter.com/AynhlGRixf — プロレスリング・ノア |PROWRESTLING NOAH (@noah_ghc) June 12, 2022 自身のTwitterを通して、武藤さんは改めて引退時期に関して明言するとともに「残り数試合ご声援のほど、よろしくお願いいたします!」とつづっています。かつてプロレスとはゴールのないマラソンと言った自分ですが、ゴールすることに決めました。来年の春までには引退します。残り数試合ご声援のほど宜しくお願い致します! #cffes2022 #noah_ghc pic.twitter.com/AegJMCiSl7 — 武藤 敬司 (@muto_keiji) June 12, 2022 長年、日本のプロレス界をけん引した武藤さん。例えプロレスに詳しくなくとも、武藤さんの名前を聞いたことがある人は多いことでしょう。ファイトスタイルはもちろん、プロレスの枠を超え、バラエティ番組やCM、ドラマや映画出演など、幅広く活躍した武藤さんだからこそ、日本のプロレス界に与えた影響は大きかったはず。今回の武藤さんの引退表明に、多くの人が感謝の声をあげました。・武藤さんは俺の青春でした。本当にありがとうございます。・現役生活を無事ゴールできるように願ってます。・時代を作りながら、時代に対応したプロレスをしていたのは、やはり武藤さんだけだといつも思います。武藤さんがリング上で活躍する姿を見ることができるのは、もう1年もありません。「天才」と呼ばれ、一時代を築いた武藤さんの最後の雄姿を、日本中のプロレスファンが見守っています。[文・構成/grape編集部]
2022年06月12日寺山修司命日に捧ぐ初期短歌や昭和精吾がよんだ弔辞の再現、遺稿の詩などマイクと生演奏で語る90分昭和精吾事務所(代表:こもだまり)主催、寺山修司命日公演詩劇『われに五月を2022』が2022年5月4日 (水・祝) ~2022年5月5日 (木・祝)に高円寺K’sスタジオ(東京都杉並区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ Twitter(@showa_terayama) 装置もなく語りだけで情景を鮮明に想起させる昭和精吾の技法による《言語の洪水》を浴びよ!マイクを使い、彼の詩や短歌をたたみかける。寺山修司命日、もっともソリッドな形式で送る詩の激流、『われに五月を』!マイクを用いて語る元 天井桟敷・昭和精吾の技法により、寺山修司の言葉の力を、その情景を鮮明に想起させる昭和精吾事務所。本公演のキャストはこもだまり、西邑卓哲、梶原航、常盤美妃と、オーディション通過者の上入佐 秀平。5日夜の回のみ特別ゲストとして演劇実験室◎万有引力に在籍20年となる森ようこが出演。また、初代代表である故・昭和精吾は映像で、こもだと長篇叙事詩『李庚順』を上演する。劇音楽アルバム「仮面劇・犬神」は今夏全国発売。音楽監督は西邑卓哲(ACM:::/FOXPILL CULT)。ゲストとして J・A・シーザーが 1 曲書き下ろし、吉田達也(ドラム)ほか、声の出演で新高けい子(元 演劇実験室◎天井桟敷)、小林桂太・森ようこ(共に演劇実験室◎万有引力)、 白永歩美(月蝕歌劇団)、紅日毬子(虚飾集団廻天百眼)ら現代のアングラ界の俳優が参加する。本公演にて、音源に収録される新高けい子の音声も一部公開される。※演劇実験室◎天井桟敷、万有引力の「◎」は中が●が正式表記過去公演より過去公演より【演目について】30分にわたって青森の母親殺しを語る『長編叙事詩 李庚順』は、こもだが昭和精吾映像とコラボで。詩人で寺山修司記念館館長・佐々木英明が構成した、初期短歌による『短歌掛け合い〜燃ゆる頬森番海の休暇』。1970年に寺山が主催した告別式で昭和精吾がよんだ弔辞『力石徹よ』と、その時歌われた『あるボクサーの死』の再現。寺山修司の遺稿と言われる詩『懐かしのわが家』などを、次々とマイクで語る。音楽は、昭和精吾が使ってきたJ・A・シーザー楽曲と、音楽監督・西邑卓哲による楽曲とアコギ生演奏で綴る90分。撮影:荒川れいこ[zoisite]/過去公演『氾濫原3』「曽根崎心中」舞台写真昭和精吾事務所1984 年設立。演劇実験室◎天井桟敷伝説のアジテーター[昭和精吾]の唯一無二の語りの 技術を継承する劇団。舞台装置もなく、語りだけで情景を鮮明に想起させる手法は「言語の洪水」と称され、中毒性を持つ。2015 年の昭和精吾の逝去を受け、現在は女優・演出家のこもだまりが二代目代表を務める。 昭和精吾と共に 17 年活動し、技法を継ぐこもだ、イッキ(アクロスエンタテインメント/ なめくじ劇場)に加え梶原 航(航跡)が新加入。音楽家で映像作家の西邑卓哲(ACM::: /FOXPILL CULT)が音楽監督を務める。 J・A・シーザーの楽曲による詩劇のほか、西邑卓哲の楽曲による映像音楽劇を製作。公演概要昭和精吾事務所寺山修司命日公演詩劇『われに五月を2022』公演期間:2022年5月4日 (水・祝) ~2022年5月5日 (木・祝)会場:高円寺K’sスタジオ(東京都杉並区梅里1-22-22パラシオン高円寺B1-100号)作:寺山修司音楽:J・A・シーザー/西邑卓哲構成・演出:こもだまり(昭和精吾事務所/ACM:::)音楽監督:西邑卓哲(昭和精吾事務所/ACM:::/FOXPILL CULT)■出演者こもだまり(昭和精吾事務所/ACM:::)西邑卓哲(昭和精吾事務所/ACM:::/FOXPILL CULT)梶原航(昭和事務所/航跡)常盤美妃(舞台芸術創造機関SAI)上入佐秀平【音声/映像出演】イッキ(昭和精吾事務所/なめくじ劇場/アクロスエンタテインメント)昭和精吾【特別ゲスト】(5日夜のみ)森ようこ(演劇実験室◎万有引力)[協力]テラヤマ・ワールド/寺山修司記念館/アクロスエンタテインメント/ACM:::/FOXPILL CULT/航跡/なめくじ劇場/舞台芸術創造機関SAI/演劇実験室◎万有引力■公演スケジュール5月4日(水祝) 19:005月5日(木祝) 15:00/19:00※開場は、開演の15分前■チケット料金一般前売:3,500円当日:4,000円24歳以下前売:2,500円当日:3,000円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月27日