TBS系で放送される韓国俳優、イ・ビョンホン主演のドラマ「IRIS - アイリス」の制作会見が4月18日(日)、東京・赤坂の同局で行われ、ビョンホンとヒロインのキム・テヒが、吹き替えを担当する藤原竜也、黒木メイサらボイスキャストと初対面した。大韓民国の国家安全局NSSの精鋭要員・ヒョンジュン(ビョンホン)が、国家的な陰謀に巻き込みこまれ人生を狂わされる中、NSSの上司・スンヒ(テヒ)との禁断の恋に落ちていく姿を描くアクションサスペンス。総制作費15億円を投入し、ハンガリーと日本での長期ロケを敢行。韓国では昨年10〜12月にKBSで全20話が放送され、平均視聴率が30%を超えた話題作だ。4月21日(水)スタートの吹き替え版で、ビョンホンの声を藤原さん、テヒの声を黒木さんが担当。藤原さん、黒木さんとそれぞれ固い握手を交わしたビョンホンは「日本の映画が好きでよく観ていますが、今回、好きな俳優たちがボイスキャストを務めてくださるのでとても嬉しいし、大好きなK-1の魔裟斗さんもいらっしゃって、光栄です」と満面の笑み。テヒも「私も日本の映画をよく観ていますし、非常に美しく神秘的なメイサさんがスンヒの声を担当してくださり、嬉しい」とメイサさんを見つめてニッコリ。好意を寄せられた藤原さんは、ビョンホンについて「素敵な方だな、と」と惚れ惚れした口調で、見どころを「ビョンホンさんの存在感、熱く正確な芝居」と絶賛。テヒには「興奮しております」と熱視線を送った。黒木さんは「スンヒは、恋愛のシーンではなんて可愛いんだろう、と思わせられる女性。可愛くふくれて見せたりと、女性らしいところもすごくある。テヒさんを見ながら勉強しています」と女性として刺激を受けた様子。ほかにヒョンジュンの親友のNSS要員サウ役の城田優、謎の殺し屋ビック役の魔裟斗、北朝鮮の工作員ソンファ役の南沢奈央らが出席。魔裟斗は「ビョンホンさんの体が鍛えられていてすごいので、負けないよう毎日体を鍛えています」とライバル意識を口に。司会者から、仮に戦ったらどんな試合に?と聞かれ「え?難しいですね、ハハハ」と苦笑い。ビョンホンを笑わせていた。ドラマ「IRIS - アイリス」はTBS系で4月21日(水)より放送開始(水曜21:00〜)初回は2時間スペシャル。(text:Yoko Saito)© TBS■関連作品:インシテミル 7日間のデス・ゲーム 2010年10月16日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010「インシテミル」製作委員会SPACE BATTLESHIP ヤマト 2010年12月、全国東宝系にて公開■関連記事:綾瀬はるか&石原さとみがこれまでにない一面見せる?『インシテミル』クランクアップ阿部寛山下達郎の音声メッセージに「本当に山下さん?」
2010年04月19日藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみら豪華キャスト陣が集結した話題の心理サスペンス映画『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』が先日、クランクアップを迎えた。4月初旬には撮影現場の様子が報道陣に公開され、藤原さん、綾瀬さん、石原さんに、阿部力、武田真治、平山あや、石井正則、大野拓朗、片平なぎさ、北大路欣也に、中田秀夫監督という総勢11名が出席して会見を開催。あわせて本作の特報も解禁となった。映画では、時給11万2,000円という求人広告に釣られ「暗鬼館」という建物に集まった10人の男女の物語が展開。仕事の内容は「暗鬼館」での7日間を24時間監視されるというだけ。それぞれの個室には、異なる殺傷能力を備えた凶器がひとつ。さらに、奇妙なふたつのルール。「夜の10時以降は自分の個室に入っていること」「実験終了は7日間経過するか、生存者が2名になり、実験継続が不可能になった時」――。7日間、何も起きなければ全員が1,800万円以上の大金を手にすることができるのだ。だが早くも2日目、銃殺による死者が…。誰が殺したのか?拳銃を持っているのは誰なのか?参加者は、疑心暗鬼の深遠に落ちて行く――。これまでにも舞台で映画で、幾度となく難解な物語に挑戦してきた藤原さんをして「いままでに読んだことのない台本で、行間を読み取るのが大変でした」と言わしめた本作。綾瀬さんも「読めば読むほど面白くなるお話で、人間の極限を感じます」と頷き、武田さんも「特異な設定だけど、観た人はとてもリアルに感じると思います」と質の高さを強調する。石井さんからは「まさか!?僕が生き残るとは思いませんでしたよ(笑)」と結末(?)を匂わす発言もあったが、果たして嘘かまことか…?それぞれの役どころや、見どころについての質問には、平山さんが「いまの若い女の子をそのまま表したような役ですね」と語る一方で、北大路さんは「“違和感”のあるおっさんです(笑)。そして怖がりで、とても気が小さいです」とコメント。石井さんは「お金欲しさに、とんでもないことをやらかす男です(笑)。妻と別居中の役なのですが、私も以前、別居した経験がありましたので、とてもリアルな演技ができたと思います。その点をしっかり感じとってほしい」とのこと…。綾瀬さんは「二面性のある役です」、石原さんは「唯一、正当な理由で(この仕事に)参加した役だと思います。ただ、真っ当な人物がどのように狂気にかられていくのかを見ていただきたいです」と、共に“意外性”をほのめかす。阿部さんは「前半、混乱しているみんなを仕切る役」、片平さんは「多分、私がやるのでミステリー好きの主婦という、原作にない設定になったのだと思います(笑)」とそれぞれのコメントから何となく、10人の関係性や物語の輪郭が分かるような、分からないような…?また、これだけの豪華キャストが顔を揃えること自体、めったにないが、その中で一番緊張しているのはこの人?オーディション企画「キャンパスター★H50 with メンズノンノ」でグランプリを受賞し、本作で俳優デビューを果たす21歳、大野さんは「何で僕がここにいるんだろうと毎日思っています。みなさん、TVで見ていた有名な方ばかりなので、嬉しくて思わずニヤケちゃいました。みなさんに色々とフォローしていただいて幸せです」と緊張しつつも撮影を楽しんでいるよう。逆にベテランの2人、北大路さんと片平さんは「キャストもスタッフもみんな優しく、現場に通うのが楽しみになっています。藤原さんはどんな人なんだろうと探っています。武田さんはまだ話してくれません(笑)」(北大路さん)、「若い人ばかりで緊張していました。でもみんな、凄く優しく接してくれて、年とって良かったなぁと感じました(笑)」(片平さん)と、こちらも若い俳優陣との共演を楽しんでいる様子。この10人が『リング』シリーズを始めとする数々のサスペンス映画を手がけ、“Jホラー(ジャパニーズホラー)の旗手”として世界的な脚光を浴びる中田監督の下で、どのような物語を紡ぐのか――?『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』は10月16日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの特報はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:インシテミル 7日間のデス・ゲーム 2010年10月16日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010「インシテミル」製作委員会
2010年04月15日女優の北川景子が1月26日(火)、東京・新宿バルト9で行われた主演映画『花のあと』の完成披露試写会で共演陣とシャンパンで乾杯し、頬をピンク色に染めた。自由恋愛など程遠い江戸時代、初恋が悲恋に終わった主人公・以登(いと=北川さん)が運命を受け入れながらも内に秘めた思いを遂げて生き抜く姿を描く物語で、原作は藤沢周平。この日は藤沢さんの命日で、試写会前の午前中にキャスト陣を代表して1人、八王子霊園へお墓参りをしてきた北川さんは「先生の作品に出演させていただき、すごく光栄なことだと思っていたのでそのお礼と、今日初めてこの作品をみなさまに披露しますというご報告をしてきました。いままで仕事をしてきた中で、一番身震いする感動をした日でした」と感慨深げ。劇中のキーアイテム、桜にあわせた桜色よりやや濃いめのシャンパンを、ゴクッと一気にグラスの3分の1ほど飲みほすと「とても美味しかったですけど、お酒が弱いので、すでに熱いです」と両手をパタパタ振って自身の紅潮した頬に風を送る仕草。ほろ酔いのセクシーな笑顔を見せた。劇中の物語の舞台、山形県から取り寄せられた早咲き桜の前で、共演の甲本雅裕らとフォトセッション。「大学時代、校舎の周りにある桜を見ていましたが、卒業以来、見ていないので、大学時代の友達と花見をしたい」とウットリするひと幕も。昨年11月に一部週刊誌で熱愛が報じられた、同じ出身大学・明大商学部出身のNEWSの山下智久との親密ぶりをうかがわせるコメント(?)が、取材陣の関心を引いていた。『花のあと』は3月13日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:花のあと 2010年3月13日より全国にて公開© 2010「花のあと」製作委員会■関連記事:来年の東映は『ゼブラーマン2』セクシー衣裳から『桜田門外ノ変』まで注目作ズラリ!北川景子、うわさのバレエダンサー宮尾俊太郎に剣で圧勝?『花のあと』完成会見北川景子主演の時代劇の主題歌に一青窈が決定!藤沢周平作品は3度目北川景子が藤沢周平原作『花のあと』で時代劇初挑戦!女剣士役で殺陣も自らこなす
2010年01月26日