歌手・俳優の山下智久が主演を務める、フジテレビ系水10ドラマ『ブルーモーメント』(毎週水曜後10:00)の第2話(1日放送)の視聴率が個人4.8%、世帯8.4%だったことが2日、分かった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。個人4.8%、世帯8.6%(同)を記録した第1話(4月24日放送)に続き、好調をキープしている。第1話は2022年4月に水10ドラマが復活して以降、歴代トップに。また、同話の無料見逃し配信が255万再生を記録している(配信数はビデオリサーチにて算出。TVer・FODの4月24~30日までの7日間の合計値)。放送後のSNSでは日本および世界トレンド1位を獲得したほか、TVer総合ランキングでも1位を獲得、お気に入り登録数は79万を超えている。本作は、現在『COMIC BRIDGE』(KADOKAWA)で連載中の小沢かな氏による『BLUE MOMENT』が原作。ドラマは、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語となる。山下はSDM本部のチーフ/気象研究官を務める主人公・晴原、ヒロインの出口夏希は、気象庁気象研究所の研究助手・雲田彩を演じる。第1、2話はTVerなどで視聴可能。■第2話あらすじSDM気象班統括責任者・晴原柑九朗(山下)は、救助の際に吹雪に巻き込まれ崖から落ち、二重遭難してしまった消防班責任者・佐竹尚人(音尾琢真)と要救助者・前田琢巳(久田悠貴)を救うため、気象の解析を続けていた。そんな中、前田の妻・明日香(山口まゆ)が佐竹の娘であることが判明する。消防班班員の園部優吾(水上恒司)は、上司の佐竹たちを真っ先に救出したいが地上からアプローチする方法がなく、断腸の思いで一時撤退する。そんな中、さらなる要救助者の親子が出たと連絡が入る。後ろ髪を引かれつつも「救えない命より救える命に向き合う。佐竹隊長ならそうする。」という想いを胸に、新たな要救助者のもとへ。吹雪で視界が遮られるが、晴原が気象条件から要救助者の行動を推理し、優吾を遭難した親子のもとに導く。奮闘するSDMメンバーの姿を見て、役に立ちたいのに無力でなすすべがない雲田彩(出口夏希)は悔しさを感じていた。親子救出の喜びもつかの間、別の救助要請が入り、消防班が出動。しかし、晴原は、優吾だけを指揮車両に呼び戻し「一時的に佐竹の滑落ポイントで吹雪が弱まる予想時間を見極めるのでヘリで救助できる」と告げる。だが優吾は、5年前に園部灯(本田翼)を亡くした晴原が、そのトラウマにとらわれ無謀な提案をしていると思い、危険すぎると反対する。そんな優吾に対して晴原が出した驚くべき提案とは?
2024年05月02日山下智久が気象学の天才を演じる「ブルーモーメント」の2話が、5月1日に放送。晴原と優吾がバディを組む展開に、「最高」「活躍が楽しみ」の声が上がっている。同名漫画が原作の本作は、気象学の天才が冷静な分析で人々の命を救う物語。気象班のチーフで気象研究所の研究官・晴原柑九朗を山下智久、助手の雲田彩を出口夏希、晴原の婚約者で豪雨災害で他界した研究官の園部灯を本田翼、灯の父親で特命担当大臣の園部肇一を舘ひろし、晴原の上司・上野香澄を平岩紙、消防班チーフの佐竹尚人を音尾琢真、灯の従兄弟で消防班の班員・園部優吾を水上恒司、情報班チーフの山形広暉を岡部大、ドライバー兼料理人の丸山ひかるを仁村紗和、総務大臣の立花藍を真矢ミキが演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。SDMの気象班チーフである晴原(山下智久)は、救助の際に吹雪に巻き込まれて崖から落ち、二重遭難してしまった消防班チーフ・佐竹尚人(音尾琢真)と要救助者・前田琢巳(久田悠貴)を救うため、気象の解析を続けていた。そんな中、前田の妻・明日香(山口まゆ)が佐竹の娘であることが判明する。消防班班員の優吾(水上恒司)は、上司の佐竹たちを真っ先に救出したいが地上からアプローチする方法がなく、断腸の思いで一時撤退。そんな中、新たな救助要請が入り、新たな要救助者のもとへ向かう。吹雪で視界が遮られるが、晴原が気象条件から要救助者の行動を推理し、優吾を遭難した親子のもとに導く。親子救出の喜びもつかの間、別の救助要請が入り、消防班が出動。しかし、晴原は優吾を含む隊員数名を指揮車両に呼び戻し――というのが2話の展開。晴原は佐竹の滑落ポイントで風が弱まる時間を推測。しかし、「絶対はない気象予測の絶対を導く」と言っていたにも関わらず推測の域を出ない晴原の言葉に、優吾は「レスキューの使命は他でもない自分自身が生きて帰ること」とかつて佐竹に教えられた言葉で反発。そこで晴原は、自身も一緒に現場に行き気象を読み切ることに。その後、晴原と優吾の協力により、無事佐竹たちを救出。病室で優吾から「無謀な行動をする人間はレスキューにはいらない。いてはいけない」と厳しくも冷静な批判を受け取った佐竹は、一線を退くことに決め、「お前は私の誇りだ」と優吾の頭を撫でるのだった。実は子供の頃、佐竹に助けられた過去を持つ優吾。そんな優吾と佐竹の師弟関係が伝わるシーンにSNSでは、「命を救ってくれた恩人で尊敬すべき上司に引導を渡すのは辛かっただろうな。佐竹隊長と優吾の病室のシーンは泣いちゃった」や「園部優吾との頭なでなでシーンはウルッと来てしまった」、「佐竹隊長と優吾の関係性が素敵すぎて感動しました」などの声が。その後、晴原はSDMの消防班チーフに優吾を任命。優吾は自分の階級の低さを気にするが、晴原は「能力本意で人材を集める。それがSDMだ。俺は最高のチームを作る」と言い、自分を止める存在として優吾を評価していることを伝えるのだった。今回の一件で優吾の晴原への態度が軟化し、バディを組むことになったふたりに「晴原と優吾のバディ、2人の活躍が楽しみ」や「最後の5分もめちゃくちゃ良かった…晴原さんとのバディ感最高!」、「最後のグータッチ、灯が一緒にいた時のあのグータッチ。泣ける」などの声が上がっている。【第3話あらすじ】SDM気象班チーフの晴原(山下智久)は助手の雲田(出口夏希)、そして上司の上野(平岩紙)と共にSDM医療班候補者のプロフィールを見ていた。新たにSDM消防班チーフとなった優吾(水上恒司)も加わり、SDM医療班候補者たちの研修初日を迎えるが、晴原は候補者に対し相変わらず罵詈雑言の嵐。候補者の中には、かつて天才脳外科医と言われていたものの怪我でメスが握れなくなった汐見早霧(夏帆)の姿も。初期治療ならありとあらゆるケースに対応できると言う早霧だったが、腰掛け気分の態度に晴原は「迷惑だ」と言葉を返す。そんな中、強風注意報が出ているエリアに火災が発生。晴原はSDM出動の指示を出すが、研修初日の出動に医療チームは困惑する。現場では火の勢いが収まらない危険な状態が続いており、多くの要救助者たちが苦しんでいた。火災を食い止めるため、地元消防隊とも連携を図るSDMのメンバーたち。しかし、医療チームでは、医療班チーフの志賀浩一郎(神保悟志)が早霧に難癖をつけ治療ではなく雑用を命じていた。その中でも鋭い洞察力で要救助者の症状の原因を把握する早霧だったが、彼女には自身の怪我のきっかけとなった忘れられない過去の記憶があり――。「ブルーモーメント」は毎週水曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年05月02日「石原さんが立ったら港区になっちゃう」と出演を断られ……石原さとみさんは2020年10月に結婚を発表。2022年4月に第一子を出産したことを公表しました。番組では、5月17日公開の主演映画『ミッシング』の演出・脚本を手掛けた吉田恵輔監督、共演の中村倫也さんとクロストーク。中村さんと石原さんは、ともに1986年12月24日生まれで、生年月日が全く同じという縁もあります。吉田監督の作品にどうしても出てみたかったという石原さんは、「私を絶対にキャスティングしないし、私がいない世界。だからこそ行きたいと思って」6年前に直談判。当時、「石原さんが苦手」だと感じていた吉田監督は「華が邪魔な人もいる。一般の人に見えない。石原さんが立ったら港区になっちゃう。俺はそれを壊せないよと」けんもほろろに断っていたといいます。しかし今作の制作にあたって吉田監督は「石原さんに『絶対これ振らない』というものを振ったら面白いんじゃないかと」思ったといい、石原さんの念願はついに成就。本作の撮影が第一子を出産後の復帰作となりました。現場では当初、「わかんないわかんないって、ずっとパニクっていた」という石原さん。クランクインの日は「人間ってこんなに不安になれるんだというくらい」ものすごく緊張していたそうです。中村さんから「若い頃から、仕事の考え方が変わった?」と聞かれると、石原さんは「めちゃくちゃあります」「20代で挫折を味わって、25歳以降で夢が叶って、また30代でスランプに陥り、吉田監督のおかげで夢が叶い……今は、軽い迷い中、悩み中」と自身の変遷を明かしました。また、作品への意識にも大きな変化が。「でも子どもがいるので、育児との両立がどれほど難しいかっていうのは本当にわかったからこそ、多くはできないし、量はこなせないっていうのがわかったから、命がけで取り組む一作品を作っていきたいなって思いがある」「年月をかけてもいいから、家族とかに迷惑をかけてもいいから、それでも取り組みたいって思える作品に出会いたい」と語りました。子どもとの1日「よく頑張った今日も!って思ってます」(※画像はイメージです)「自分の中で一番充実している時間は?」と聞かれた石原さんは、「石原家は、ルーティーンなんです」と、朝起きてから夜寝るまでの予定をきっちり決めていると告白。「子どもがだいたい起きるのがロクイチゴー(6時15分)。そこからやることが全部決まってるんですよ。夜寝るまですべて完璧にいったらめっちゃ充実してて、素晴らしいって。うまくいかなくても全然いいんですけど、よく頑張った今日も! って思ってます」と明かしました。中村さんに「ソファでごろごろするとかないの?」と驚かれると、「子どもが寝てるときはソファで一緒に寝てますよ。休息、マイクロナップ(1分程度の仮眠をとること)。頑張れーって」と、それでも休憩時間は短い様子ですが、中村さんは「でもそれが自分のリズムとして無理がないんだろうね」と納得。ただ、独身時代は旅行に行くにも予定をギチギチに詰め込むタイプだった石原さんも、「今は思い通りにいかないから、どれだけ余白を持たせるか」を意識しているといいます。石原さんのお子さんはこの春で2歳になり、いろいろとお喋りするように。するとお母さんから意外な贈り物をもらったそうです。子ども時代の石原さんは「なんでお空は青いの?テレビって何?」といった具合に、「なんで?どうして?」が止まらない好奇心旺盛な女の子で、「(母親が)“どうしてまんが物語”みたいなものを全巻買って私に与えてくれました。『ここに答えが載ってるよ』って」と、子どもの疑問に答えるべく、ものの不思議について書かれた全集を買ってもらったのだそう。そして今、「子どもが2歳になってしゃべれるようになってきたので、ここから『なんで?なんで?』『どうして?どうして?』って聞くだろうなと思った、って話を(母と)していたら……」、なんとお母さんは件の全集を「全巻包装して取ってくれて」おり、孫にくれたのだといいます。石原さんは「うちの子も、もし『なんで?なんで?』『どうして?どうして?』って聞いたら、『ここに答えあるよ』って言いながら、答えを一緒に読んで教えてあげられたらいいなと思っています」と笑い、思いがけない素敵なプレゼントを我が子と一緒にあける日を楽しみにしているようです。
2024年05月02日映画『ミッシング』(5月17日公開)の大阪プレミア試写会が1日に府内で行われ、石原さとみ、青木崇高、吉田恵輔監督(※吉はつちよし)が登場した。同作は、吉田恵輔監督によるオリジナル作で、とある街で起きた少女の行方不明事件を描く。娘が行方不明になった母・沙織里(石原)はネット上で誹謗中傷の投稿や、夫・豊(青木崇高)との温度差に追い詰められ、次第に言動も過剰になり、メディアが求める“悲劇の母”を演じてしまうようになる。一方、地元テレビ局の記者・砂田(中村倫也)には局上層部の意向で、視聴率獲得の為に世間の関心を煽るような取材の指示が下ってしまう。それでも沙織里は「ただただ、娘に会いたい」という一心で、世の中にすがり続ける。この度、関西初となる試写会が実施され、オフィシャルレポートが届いた。○■映画『ミッシング』大阪プレミア試写会 オフィシャルレポート関西では初となる本作の試写会。満員の観客を前に、主演の石原さとみ、共演の青木崇高、監督・脚本を務めた吉田恵輔監督が登場すると、会場は大きな拍手と歓声に包まれた。まずは石原が「5月17日公開なんですが、一足早く皆さんに見て頂けることがすごく嬉しいです。最後に一筋の光があります。優しい気持ちを持ち帰って頂いて、感想を伝えて頂ければ嬉しいなと思います」と来場者に感謝を伝えると、次に青木は「八尾出身の青木崇高です! さっき前室で差し入れのたこ焼きを食べて、やっと、ああ、大阪だ・・・と感じております。大阪の皆さんに見て頂けるのは本当に嬉しいです。今日は楽しんでください!」と会場を盛り上げた。そして監督は「大阪にキャンペーンで来るのは6年ぶりぐらいですね」とコロナ禍以降、リモート取材が増え、実際に足を運んでの機会が減っていたため、大阪での舞台挨拶に喜びをかみしめていた。大阪での舞台挨拶が久しぶりとなる石原は、「実は3年ぶりくらいに大阪に来ました。大阪にしか売っていない椅子があったので、そのためだけに来て、大阪名物を食べてかえりました」とプライベートでの大阪エピソードを明かした。また地元での舞台挨拶となる青木は「ゆっくり時間があるなら、監督もさとみちゃんとも皆で、まず京橋の立ち飲みに行って、あ、やっぱり今日は雨なので天六でお寿司を食べて、鶴橋で焼肉も食べて、そのあと新世界で串カツを食べて、そこからディープな感じのカラオケに行って、最後には天満に戻って立ち飲みとか行きたいですね」とこの大阪が堪能できるスペシャルコースを監督・石原にオススメし、大阪出身ならではの回答に会場は大盛り上がり。続いて作品に関して、石原にとっては念願かなっての吉田恵輔監督作品の出演となる本作ということで、作品への出演が決まった時の心境を聞かれると「7年前に直談判し、その3年後に脚本をいただき飛び跳ねるぐらい嬉しかったです。台本を読むと苦しい中にも最後は考えさせられる温かさがあり、本当に辛い撮影になるかもしれない」とその当時の気持ちを語った。続けて「私が妊娠と出産を経て母親になってから初めて母親役を演じさせていただき、撮影は本当に苦しかったけど涙が出るくらい幸せな時間でした」と観客に映画がようやく届くことを幸せに感じていた。吉田監督に本作に出演したいとラブコールを送っていた理由を聞かれると、「学ばないといけないという思いから映画を観ることがストレスに感じていた中で、監督の作品は没入感が強く、この世界に入りたいとそう強く思ったからです」と答えた。それに対して監督は「気持ちいいですね~! もっと言ってほしいよ~!」と石原に褒められ思わず笑みがこぼれた。今作で石原と夫婦役を演じた青木は、出演が決まった時の心境を「吉田監督の作品が大好きで声かけて下さって本当に嬉しかったです」とコメント。撮影に臨んでみて「僕も一人の父親であるので、僕なりの覚悟をもって撮影に臨み、細かく描写が描かれている台本を読んだときに溢れる感情を止めることができなかった」と撮影の取り組み、様子を語った。また演じる上でかなり難しい沙織里役の石原に対して青木は「母になって子育ても大変な時期に石原さんが役に逃げることなく作品に向き合う姿やキャリアを磨く上で未知な体験をし、監督と一緒に作品を作り上げる姿に感動しました」と石原の撮影現場での姿に刺激を受け、現場に参加できた喜びを語った。劇中では、お芝居ではなく、まるでドキュメンタリーを観ているようなリアルな夫婦を演じている石原と青木。演じる上での役作りに関して問われると、石原は青木に対して「当て書きかな?と思うぐらい豊が豊を演じていた」と答えると、続いて監督も「すごい勘が当たった!実際に奥さんに尻に敷かれていそうなイメージで(笑)、2人の関係を見ていると映画から飛び出てきた感じ!」と自慢のキャスティングだったことを伝えた。また演出に関して監督は「石原さんはすごく野性味あふれる感じなので、テイクごとに熱量が違ったりしたが、青木さんが臨機応変に対応していた」と答え、石原・青木の夫婦役を絶賛していた。石原は「本作のような映画の役に挑戦したく、学びが多かったです」とかけがえのない母として挑んだ宝物の作品になったようだ。ここで、石原、青木よりお世話になった監督に用意したものがあると、バースデーソングとともに、ケーキが舞台中央に登場! 大阪での舞台挨拶ということで、たこ焼きケーキがプレゼントされた。プチシューを円錐状に積み上げて作るフランスの伝統的なお菓子・クロカンブッシュが見事にたこ焼き風にアレンジされたケーキに、4日後の5月5日に誕生日を迎える監督も「タコがいるー!」と大盛り上がり。「いやあ、もうアイドルになった気持ちです!」と嬉しそうに監督がコメントすると、会場は笑いに包まれ、青木からは「ごっつええやん? 素敵やん!?」と関西弁でコメント。会場はさらに笑いが起こり、暖かい雰囲気に包まれた。最後に、石原が本作をこれから観る観客に「できる限り、時間がある限り、宣伝させていただきたいという気持ちでこの数カ月走ってきました。大げさではなく、命がけで取り組んだ、そして挑戦した作品です」と作品に対する心からの熱い思いを語り、「感動という言葉で表すのは難しく、苦しいけれど温かくて優しい作品です。皆さんに受け取ってもらえたら、その思いを誰かに届けてほしいです」と少し涙ぐみながらメッセージを伝えると、会場からは拍手が起こり、舞台挨拶は感動に包まれて幕を閉じた。(C)2024「missing」Film Partners
2024年05月01日ドラマ『ブルーモーメント』で、気象学の天才を演じる山下智久さん。「天才」といわれる役を数々演じてきた彼が、この役に向かうにあたり考えていることとは?その言葉の端々から、演技に対する姿勢や、こんなにも多彩な表現ができる理由が、熱く、そしてストレートに伝わってきます。山下智久――真摯な表現者。優れた嗅覚を持つワイン愛好家、天才科学者、優秀なフライトドクター…。これまで非凡な才能を持ったキャラクターを数多く演じてきた山下智久さん。その山下さんが、ドラマ『ブルーモーメント』で演じているのは、気象災害から人命を守るために奔走する気象学の天才・晴原柑九朗(はるはら・かんくろう)だ。「このドラマの存在が、少しでも災害リテラシーが高まるきっかけになればと思うんです。この仕事をするうえで僕は、自分が関わった役だったり作品が、見ている方にどんなメッセージを届けられるかも、大事にしている部分だったりします。ドラマひとつで、世の中がそんなに大きく変わることはないだろうけれど、ひとりでもふたりでも、いい影響を受けてくれたらと思うんです。今回のドラマも、気象学なんて聞くと縁遠いものだと感じるかもしれませんが、じつはお天気の話です。身近ではあるけれど意外と知られていない豆知識も描かれていますから、きっとなるほどと楽しんでいただけるはず。日本は気象災害が多い国にもかかわらず平和慣れしていて、備えを怠っていることが多い気がするんですよね。この作品を通じて、災害に備えることの重要さを知るお手伝いができれば」晴原は一見クールだが、じつは悲しい過去の経験から人命救助に熱い想いを持ったキャラクター。「日本人って恥ずかしさもあって自分の感情を抑えてしまう傾向があると思うんです。でも晴原は、自然災害から人々を救うんだ、そのために最高のチームを作り上げていくんだっていうことを結構言葉に出していくタイプの人。そこはすごくわかりやすいし、そうやって口に出していくことで自分自身を鼓舞している部分もあるのかなって思うんですよね」山下さん自身もまた内に熱を秘めた人。昔から自分のことを多く語る人ではないけれど、こうと決めたことは強い意志をもって実現させてきた。体づくりも、英語の習得も、俳優としての今の活躍も。「昔読んだ本で、どこかの経営者が『心の底から欲しいとか叶えたいと願えば叶うんだ』と言ってたんです。たしかに、本気で叶えたいと思うなら、そのためにいくらでも努力できるはずで。頑張りもせずに叶わなかったっていうのは違う。たとえばお芝居なら、セリフを10回連続で間違えずに言えたら自分にOKを出すんです。そこまでやるとNGって本当になくなるんです。回数を減らすと本番でドキドキしたり、いろんなことに惑わされちゃったりする。そうなると、自分が本当にこれを成功させたいと思っているのか、そのためにできる限りのことをやったのか、あれもやっておけばよかった…と、ぐるぐる考えてしまう。目標を達成するためには、僕、結構しつこいのかもしれない」ただ、「頑張れる時期と頑張れない時期があって…」と続ける。「休むことも大事だと思うので、そこはうまく取り入れるようにしています。でも休んだら、もう一回歩き出す。挑戦することはやめないです。そうやって自分の中でバランスをとりながら、なるべくしつこく生きてこうかなって」しつこく泥くさく。でもだからこそ山下さんの芝居に、その姿に、心が震わされるのかもしれない。やました・ともひさ1985年4月9日生まれ、千葉県出身。主演ドラマ『ブルーモーメント』は4月24日(水)22時~フジテレビ系で放送スタート。初回は15分拡大。昨年開催のライブ「TOMOHISA YAMASHITA ARENA TOUR 2023‐Sweet Vision‐」のDVD&Blu‐rayが5月22日発売。ジャケット¥187,000タンクトップ¥55,000パンツ¥122,100ブーツ¥171,600(以上ロエベ/ロエベ ジャパン クライアントサービス TEL:03・6215・6116)その他はスタイリスト私物※『anan』2024年5月1日号より。写真・伊藤彰紀(aosora)スタイリスト・櫻井賢之(casico)ヘア&メイク・北 一騎(Permanent)取材、文・望月リサ撮影協力・BACKGOUNDS FACTORY(by anan編集部)
2024年05月01日歌手・俳優の山下智久が主演を務める、フジテレビ系4月期水10ドラマ『ブルーモーメント』(毎週水曜後10:00)の第2話が、5月1日に放送される。それを前にあらすじと場面写真が解禁された。本作は、現在『COMIC BRIDGE』(KADOKAWA)で連載中の小沢かな氏による『BLUE MOMENT』が原作。ドラマは、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語となる。山下はSDM本部のチーフ/気象研究官を務める主人公・晴原、ヒロインの出口夏希は、気象庁気象研究所の研究助手・雲田彩を演じる。■第2話あらすじSDM気象班統括責任者・晴原柑九朗(山下)は、救助の際に吹雪に巻き込まれ崖から落ち、二重遭難してしまった消防班責任者・佐竹尚人(音尾琢真)と要救助者・前田琢巳(久田悠貴)を救うため、気象の解析を続けていた。そんな中、前田の妻・明日香(山口まゆ)が佐竹の娘であることが判明する。消防班班員の園部優吾(水上恒司)は、上司の佐竹たちを真っ先に救出したいが地上からアプローチする方法がなく、断腸の思いで一時撤退する。そんな中、さらなる要救助者の親子が出たと連絡が入る。後ろ髪を引かれつつも「救えない命より救える命に向き合う。佐竹隊長ならそうする。」という想いを胸に、新たな要救助者のもとへ。吹雪で視界が遮られるが、晴原が気象条件から要救助者の行動を推理し、優吾を遭難した親子のもとに導く。奮闘するSDMメンバーの姿を見て、役に立ちたいのに無力でなすすべがない雲田彩(出口夏希)は悔しさを感じていた。親子救出の喜びもつかの間、別の救助要請が入り、消防班が出動。しかし、晴原は、優吾だけを指揮車両に呼び戻し「一時的に佐竹の滑落ポイントで吹雪が弱まる予想時間を見極めるのでヘリで救助できる」と告げる。だが優吾は、5年前に園部灯(本田翼)を亡くした晴原が、そのトラウマにとらわれ無謀な提案をしていると思い、危険すぎると反対する。そんな優吾に対して晴原が出した驚くべき提案とは?
2024年05月01日俳優の山下智久とMcCafeのアンバサダーを務める広瀬すずが、5月7日から放送されるマクドナルドの新テレビCM『マックカフェ「しあわせすぎるっ!もも」』篇に出演する。山下はこれがマクドナルドのCM初出演となる。広瀬は“ももの季節”を感じさせる鮮やかな色のワンピース、山下はやや渋めの淡い色のスーツと、共にピンク系のコーディネートでスタジオに登場。今回のCM撮影が初共演となる広瀬と山下だったが、スタジオで顔を合わせても緊張を感じさせることなく、和やかな表情であいさつを交わした。「もものスムージー」と「もものヨーグルトフラッペ」の世界観を表現し、明るいピンクカラーで彩られた街の美術セットを興味深げに眺めていた広瀬。同じくピンク色のボディで全長が5メートルを超える存在感たっぷりのオープンカーにも関心を示したが、オープンカーを運転するシーンの撮影があることを聞くと「わ~! 私、似合わない」と思わず苦笑い。それでも広瀬は、時折、運転席を覗き込みながらハンドルを握る手つきを見せ、ドライブシーンを思い浮かべるようにイメージトレーニングを行っていた。オートバイのサイドカーから降り、オープンカーの前に立っている広瀬のもとへ駆け付けるシーンで山下は、監督から「名作映画のワンシーンを彷彿とさせるイメージで移動してください」とオーダーを受け、「映画…やってみます!」と快諾。スタートの合図が出ると、山下はリズミカルなステップを踏みながら街灯のポールに左手をかけ、鮮やかな身のこなしでクルッと回り込む見事なアクションを披露した。この日のCM撮影に先立って行われたグラフィック撮影の際も「もものスムージー」と「もものヨーグルトフラッペ」を味わい、とくにごろっとした食感が楽しめる「もものスムージー」がお気に入りで「毎日飲みたいくらい」と話していた広瀬。撮影本番で「もものスムージー」を飲むシーンでは、監督のOKが出るとニッコリ笑顔で「おいしっ」とつぶやく姿も。「もものヨーグルトフラッペ」を手に持って“食べシーン”に臨んだ山下は、初めて食べる「マカロン ピーチ&ピーチ」のかわいらしいデザインと色に興味津々の様子。ポーズを決め、監督の合図と同時にパクリ。「サクッ!」と軽やかな音を立ててひと口かじり、目を閉じてじっくりと噛みしめるように味わった。日本マクドナルドはごろっとした果肉感溢れるももの「もものスムージー」と「もものヨーグルトフラッペ」、フラッペやスムージーとも相性抜群な「マカロン ピーチ&ピーチ」を、8日から期間限定販売する。■出演者インタビュー―――新TVCMの撮影を終えた感想をお聞かせください。山下:商品がしっかり見えるよう、角度に気を付けて持つのは大変だったんですけど、実際に食べるシーンでは、本当においしい!と思いながら楽しく撮影できました。広瀬:衣装もセットも海外のドラマのような世界観で、楽しく、そしておいしく、充実した撮影に参加させていただけたと思っています。―――広瀬さんと山下さんはこのCMが初共演となりますが、お会いする前と後でお互いの印象の変化などあれば教えてください。山下:本当にプロフェッショナルな方だと思いました。現場での立ち居振る舞いも含めて、バシッと一発で決めてくださるっていうか…さすがだと思いました。(広瀬のことは)共通の知人から話を聞いたことはありましたけど、実際にお会いして、すごく仕事しやすい環境を作っていただいてスムーズに進められたと思います。広瀬:学生時代にたくさんの作品を拝見していた方なので『本当に存在しているんだ!』って感じです(笑)。すごく客観的に、勝手に拝見していたのですが、他の演者さんにもすごく話しかけられていて、柔らかく和むような場を作ってくださっていました。―――山下さんはマクドナルドのCMに初出演となりますが、マクドナルドにまつわる思い出やエピソードがあればお聞かせください。山下: 僕はもう『てりやきマックバーガー』で育ったようなもので…小学校のとき、おばあちゃんが毎日のように『てりやきマックバーガー』とポテトのセットを買ってきてくれたんです。ちょうど仕事を始めたばかりだったので、それを持って現場に通うような感じでした。僕が好きなもので、おばあちゃんが本当に毎日のように買ってきてくれたので、もう『てりやきマックバーガー』で身体が出来上がっているみたいな(笑)。それくらいの“ソウルフード”ですね。ポテトと一緒になることによっても最高のマリアージュが感じられるというか…『てりやきマックバーガー』いってからのポテト、っていうのがもう本当に幸せを感じるんですよね。『一日頑張ろう』というエネルギーをいただいていました。―――人気商品である『もものスムージー』と新登場の『もものヨーグルトフラッペ』を味わった感想を。また一緒に登場する『マカロン ピーチ&ピーチ』との相性についてお聞かせください。山下:男性で甘いものが得意じゃない人も楽しんでもらえる“上品な甘さ”というか、そこに酸味もあって、(どの商品も「もも」の)果実が贅沢に使われているので、二度三度楽しめるおいしさだと思います。広瀬:そうですね『もものヨーグルトフラッペ』は酸味があってその中に甘さもあるから、スッキリしたいときにとてもオススメなんですが、個人的には『もものスムージー』の(ごろっとしたももの)食感がたまらなくて…写真撮影の日も、今日も、“ガッツリ”いただいて(笑)、毎日飲みたいくらい“どストライク”な味でした。
2024年05月01日俳優の石原さとみが主演を務め、亀梨和也が共演する、テレビ朝日系連続ドラマ『Destiny』(毎週火曜後9:00)の『Destinyここでしか聞けない!キャスト(秘)SPトーク』(全3回)が、きょう30日からTELASAにて独占配信をスタートする。本作は、石原演じる主人公・奏が大学時代の恋人・野木真樹(亀梨)と12年ぶりに再会したことで、青春時代のある事件がよみがえり、運命の波に翻弄(ほんろう)されていく物語。正義を胸に、過去の悲劇やいくつもの謎に立ち向かう一方で、真樹との運命的な愛に揺れ動く奏の苦悩と決断を、壮大なスケールと重厚感あふれる映像美で描き出す。石原×亀梨が語る撮影秘話、石原×宮澤エマ×田中みな実の女子会トーク、さらに夫婦役を演じた宮澤×矢本悠馬が明かす爆笑勘違いエピソードなど、大学時代の仲間を演じた5人のクロストークをたっぷり届ける。第1回では、ほぼ“はじめまして”状態で撮影に臨んだ5人について、亀梨が「自然と一体感が生まれた」と語ったほど急速に仲良くなった理由や、石原が「キャンパスライフを体験できて楽しかった!」と笑顔を見せた大学時代のシーンの撮影裏話が続出する。さらに石原が思わず大爆笑した、大学生を演じるにあたって亀梨がクランクインまでに努力していたこととは…。一方、石原&宮澤&田中は、出会って3日目で、宮澤が田中の自宅に遊びに行ったという驚きのエピソードや、田中が矢本と一緒に跳び続けたトランポリンのシーンの今だから言える赤裸々な裏話が飛び出す。また宮澤は、自分のことを先輩だと勘違いしていた矢本が、ある日突然ひょう変した事実を激白する。同世代だからこその結束感で大学生を演じ抜いた5人が「テンションを上げて撮影に臨んだ」という(秘)エピソードの数々が明かされる。そして、石原&亀梨は「ここからは1話のセリフを回収していきます!」と、新展開を迎える第5話以降の見どころを紹介。「1話から出てきていた回想シーンに今後の展開に関わるヒントがたくさん潜んでいる」と予告する。一方この先、キーマンになりそうな気配満載の矢本は「5話から展開が激しいんです。1話から怪しいショットもあったので、その伏線がどう回収されていくのかも見どころだと思います」とニヤリ。さらに、奏と真樹の関係はどう変化していくのか。「ラブの部分もかなり展開があります。“え、真樹と貴志が!?”みたいな(笑)」という意味深な石原の言葉に、亀梨も大きくうなずいて(!?)。TELASAでは今後も『Destiny』のオリジナルコンテンツを配信予定としている。
2024年04月30日俳優で歌手の山下智久が20日、自身のX(旧Twitter)を更新し、timelesz・菊池風磨のファンクラブに入会することを宣言した。○菊池風磨も感激「泣いてます」菊池は20日、個人ファンクラブを設立することを発表。同日に行った生配信では、個人ファンクラブの詳細のほか、STARTO ENTERTAINMENTと専属エージェント契約を結んだこと、独立・脱退ではないことを伝えた。また、菊池の個人ファンクラブの会費は月額550円で、WEST.の小瀧望やtimeleszの松島聡らから配信中にコメント欄で値切り交渉されるなど、大きな盛り上がりを見せていた。そんな菊池のビッグニュースを聞きつけた山下も同日、「風磨の個人ファンクラブに入る事になりました」とXで反応。「風魔もおれの入ってね」とX上で菊池に呼びかけていた。山下の個人ファンクラブ入会宣言を受け、菊地もInstagramのストーリーズ機能で「泣いてます」「もちろんでございます! 入らせていただきます!」「んいや焼酎ぅ!!!!!」と大興奮。大好きな先輩が自身のファンクラブ会員になってくれることに感激していた。こうした投稿を受けファンからは、「風磨くん先輩にも人気!」「神が推しのFCに?」「相互はエモい」「山Pが入るなら、私も入ろうかな笑」「“風魔”は草」「P先輩かわちい」「2人の仲の良さを感じる」「勧誘されてるw」「これって本当に本当にすんごいすんごいことだから!」「後半突然妖怪みたいになっててじわる」「何かの折には2ショット撮って見せて欲しいな~」「一生風磨いじってて欲しい」「先輩から可愛がってもらってる風磨くんを見れるなんて幸せだ」などSNS上で多くのコメントが飛び交い、1万を超えるリポストで拡散されている。
2024年04月29日歌手・俳優の山下智久(39)が主演を務めるフジテレビ系水10ドラマ『ブルーモーメント』(毎週水曜後10:00)の第1話が、24日に放送された。気象災害をテーマに、様々な危機から人々を救うヒーロードラマが描かれる内容。視聴率は個人4.8%、世帯8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となり、2022年4月に水10ドラマが復活して以降、歴代トップを記録。今クールの同局系ドラマでも視聴率トップの好発進となった。その要因と山下の演技について、ポップカルチャー研究者の柿谷浩一氏(早稲田大学招聘研究員)に解説してもらった。■髄所に感じられた『コード・ブルー』エッセンス1話を観終えた最初の感想は「そう、これが観たかった」だった。視聴者は、ただ「緊急出動」と「救助」のエンタメをみたい訳ではない。もちろんどんな作品も、その先に大切なことを描き、届けようとする。だが大切なのは、それが時代が必要としている物語かどうか。そこに今人々が求める精神的な拠り所があるか。そんなところへ手を伸ばすように、私達が置かれている不安な現在地…予想不可能な大地震や津波。そうした近年身近に迫って、一人ひとりがどこかで抱えて感じている恐怖に対し、手応えのある強くも深い「安堵」、さらに進んで「希望の光」を与えてくれる。それが可能なのが、山下の演技であり、彼のドラマに他ならない。山下の代表作といえば、やはりドクターヘリの救命劇を描いた『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズが挙げられる。常にクールで、正確で早い判断力に長け、他方でぶっきらぼうな言動に反して慈悲深さも持ち合わせた主人公ドクター・藍沢耕作の姿とイメージは、放送開始から15年以上経つ今なお、大衆の心を捉えて鮮明で力強い。今作『ブルーモーメント』は、主人公である気象学の天才・晴原を筆頭とした特別災害対策メンバー(SDM)が、気象災害に立ち向かっていくストーリー。設定も役柄(その性格人柄)も全く違うものの、しっかりと一面で『コード・ブルー』にあったエッセンス、先の代表作で山下がみせた存在感・演技力が継承されている感があった。ひとりの役者が担った「代表作品」と「役」のイメージと記憶、しかもそれが広く大衆に長年愛され続ける、いわば“現代のヒーロー”となれば、それとの比較が視聴者に横切るのも仕方ない。しかしその点、変に優越を感じさせる摩擦や衝突を感じさせず、新しいキャラクター性を打ち立てて新鮮。これは、そう簡単なことではない。それを堂々と、そして爽快にやってみせる彼の役者力、そして作品構成力は圧巻だった。どこかで『コード・ブルー』のような面白さと感動・感銘を期待してしまう。その要求に応えつつ「観たかった山Pのドラマ」でありながら、それでいて「まだ見ぬ新しい山Pのドラマ」とした期待感がたっぷりなスタートの1話だった。■「冷たいほどに、熱が沸く」山下が見せる演技スキル山下の演技の凄みは、内側に「秘めた情熱」を感じさせる表現力にある。主人公に差し迫る現実が冷徹過酷であればあるほど、そしてその状況に表情が凍りつき、冷静沈着が求められれば求められるほど、演じる人間の闘志、使命、責任といった心の内の熱は、静かに燃え上がって、ひしひしと伝わる。その見せ方が、山下は群を抜いて優れている。外見と顔が厳粛でクールなほど、ホットでエキサイトした思いの「心の劇」が際立つのだ。そして、その感情を表立って出さない雰囲気は、目の前のピンチと悲劇の険しさを見事に盛り立て「危機の物語」の質を高める。また予断を許さない厳粛な存在が醸すムードは、誠実な責任感とストイックな仕事ぶりとなって、“自分への厳しさ”として表現され、類まれなキャラクターを生み出す。『コード・ブルー』の藍沢もそうだったように、山下が見せる演技の肝は、何といっても主人公の“ひたむきさ”と“全力感”である。どんなピンチでも、微々たる動揺を顔に出さない。ゆるぎない自信と責任感、それを支える覚悟が突出する。そうした絶対絶命に及んでこその冷静な緊迫、そこから溢れるどっしり構えた信頼感。それらが物語の独特な臨場感を作りながら、視聴者にワクワクやドキドキの域を飛び越えた、ある種の観ることで“守られ=救われる”ような独特の充足感さえ味わわせてくれる。主人公らが対峙する「自然」は脅威で、人智をこえた不合理・不条理をもたらす。そこへ毅然と、厳粛にあらがい、気象解析という責務を重く受け止め、自らの使命とする。そんな物語性を文字通り“言葉による説明”ではなく、演じる役の佇まい、存在感、オーラを通じて体現してみせ、自然のスケールや偉大さに負けず劣らない「これぞ、頼れる専門家」像を、山下が持っている特性「冷たいほどに、熱が沸く」の演技で、しかとみせて、期待に満ちたスタートだった。山下のドラマは、時代を越えて必要とされ、過去の作品に劣らぬかたちで迎えて、支持される。それを改めて証明する快作となりそうだ。ポップカルチャー研究者/柿谷浩一(早稲田大学招聘研究員)
2024年04月26日歌手・俳優の山下智久が主演を務める、フジテレビ系水10ドラマ『ブルーモーメント』(毎週水曜後10:00)の第1話が、24日に放送された。同話の視聴率は個人4.8%、世帯8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となり、2022年4月に水10ドラマが復活して以降、歴代トップを記録した。また、今クールの同局系ドラマで視聴率トップの好発進となった。本作は、現在『COMIC BRIDGE』(KADOKAWA)で連載中の小沢かな氏による『BLUE MOMENT』が原作。ドラマは、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語となる。山下はSDM本部のチーフ/気象研究官を務める主人公・晴原、ヒロインの出口夏希は、気象庁気象研究所の研究助手・雲田彩を演じる。同話はTVerなどで視聴可能。■第1話あらすじ晴原柑九朗(山下)は“ハルカン”の愛称で報道番組のお天気コーナーに出演する、気象庁気象研究所の研究官。彼の研究室に雲田彩(出口)が派遣としてやってきた。晴原は、初対面の雲田に辛辣(しんらつ)な態度を取り、クビにしようとする。だが、雲田も海外仕込みの負けん気を発揮する。そんな中、気象災害から人命を守るために、階級・年齢に関係なく能力本位のエキスパートで集められた部隊・SDM(特別災害対策本部)の設置がマスコミへ発表される。そしてその要となる気象班統括責任者が晴原で、雲田はその助手として晴原の上司・上野香澄(平岩紙)によって採用されたことを知る。発表の翌日、福島県北部で急激な悪天候のため、雪崩に巻き込まれ10名が遭難したとの情報が入る。晴原は迷いなくSDM出動の判断をし、雲田と共に現場へ急行。だがSDMは試験運用中のため、大きなミスが起きれば正式運用が見送られるというリスクを抱えていた。現場に到着した2人は、SDMメンバーで消防班責任者の佐竹尚人(音尾琢真)、消防士長・園部優吾(水上恒司)、ドライバー兼料理人の丸山ひかる(仁村紗和)、情報班の山形広暉(岡部大)と、要救助者の捜索と避難指示にあたる。晴原の「命を諦めたくない」という強い思いに圧倒される雲田は、彼の厳しさもその裏返しなのだと知る。そして、その思いの裏には5年前の大きな悲しみが…。
2024年04月25日山下智久が気象学の天才を演じる「ブルーモーメント」の1話が4月24日に放送。山下さん演じる晴原の奇跡に対する考え方に、「心に響く」や「いい言葉」の声が上がっている。同名漫画が原作の本作は、気象学の天才が自らの知識で人々の命を救う物語。最愛の人の死の謎に迫る、ミステリー要素も持っている。気象班のチーフで気象研究所の研究官・晴原柑九朗を山下智久、助手の雲田彩を出口夏希、晴原の婚約者で他界した研究官の園部灯を本田翼、灯の父親で特命担当大臣の園部肇一を舘ひろし、晴原の上司・上野香澄を平岩紙、消防班チーフの佐竹尚人を音尾琢真、灯の従兄弟で消防班の班員・園部優吾を水上恒司、情報班チーフの山形広暉を岡部大、ドライバー兼料理人の丸山ひかるを仁村紗和、通信班の三崎俊樹をワタナベケイスケ、宍戸梨紗子を玉田志織、脳外科医の汐見早霧を夏帆、総務大臣の立花藍を真矢ミキが演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。晴原柑九朗(山下智久)は、”ハルカン”の愛称で報道番組のお天気コーナーに出演する、気象庁気象研究所の研究官。彼の助手として雲田彩(出口夏希)が派遣されるが、晴原はお天気コーナーの時の爽やかな笑顔から一転、難癖をつけ、初対面の雲田をクビにしようとする。しかし、対する雲田も負けん気を発揮し応戦。晴原は、雲田に天気予報は何のためにあるのかという課題を出す。そんな中、気象災害から人命を守るために、階級・年齢に関係なく能力本位のエキスパートで集められた部隊SDM(特別災害対策本部)の設置がマスコミへ発表される。それは、今は亡き晴原の婚約者・灯が構想したものだった。要となる気象班統括責任者に任命されている晴原は、マスコミ発表の翌日、SDM出動を判断。SDMのメンバーはまだ十分な状況ではなかったが、福島県北部で急激な悪天候になり、10名が雪崩に巻き込まれ遭難したため、リスクを承知で現場に向かう決断をしたのだった。現場に到着した晴原たちは、SDMメンバーで消防班責任者の佐竹尚人(音尾琢真)、消防士長・園部優吾(水上恒司)、ドライバー兼料理人の丸山ひかる(仁村紗和)、情報班の山形広暉(岡部大)と、要救助者の捜索と避難指示にあたるが――というのが1話の展開。気象リテラシーを広め、いざという時に少しでも多くの人の命を助けられるようにするために、ハルカンとして活動している晴原。今回は雪崩の時の対応について「真横に移動し逃げる」「くぼみがあればそこを目指す」「雪崩に巻き込まれたら、動きが止まる前に口の前に手でスペースを作って呼吸できるようにしておく」などの知識が紹介されており、遭難者が知識を持っていることで救助の確率が上がるシーンも描かれている。それに対しSNSでは「確かにこの国に住むならば絶対に身につけなきゃいけないものだよな」や「私もこのドラマを通して気象リテラシーを高めていきたいなと」、「視聴者のリテラシーも上がるね」などの声が。また、日頃から気象リテラシー向上のために活動する晴原の「奇跡は祈るもんじゃない、奇跡は準備するもんだ」という言葉に、「改めて知識と準備は必要と改めて実感…」や「“奇跡”と“準備”って正反対の言葉にも聞こえるけど、ドラマみて心に響きすぎた。自然と涙出てきた」、「奇跡は準備するものっていい言葉だな」などの声が上がっている。【第2話あらすじ】SDMの気象班統括責任者である晴原(山下智久)は、救助の際に吹雪に巻き込まれて崖から落ち、二重遭難してしまった消防班責任者・佐竹尚人(音尾琢真)と要救助者・前田琢巳(久田悠貴)を救うため、気象の解析を続けていた。そんな中、前田の妻・明日香(山口まゆ)が佐竹の娘であることが判明する。消防班班員の園部優吾(水上恒司)は、上司の佐竹たちを真っ先に救出したいが地上からアプローチする方法がなく、断腸の思いで一時撤退。そんな中、新たな救助要請が入る。後ろ髪を引かれつつも「救えない命より救える命に向き合う。佐竹隊長ならそうする」という想いを胸に、新たな要救助者のもとへ向かう優吾。吹雪で視界が遮られるが、晴原が気象条件から要救助者の行動を推理し、優吾を遭難した親子のもとに導く。奮闘するSDMメンバーの姿を見て、役に立ちたいのに無力でなすすべがない雲田彩(出口夏希)は悔しさを感じていた。親子救出の喜びもつかの間、別の救助要請が入り、消防班が出動。しかし、晴原は優吾だけを指揮車両に呼び戻し――。「ブルーモーメント」は毎週水曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月25日本日4月24日(水)スタートした山下智久主演新ドラマ「ブルーモーメント」。事前告知一切なしで田中圭がサプライズ登場した。小沢かなによる漫画を原作とした本作は、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語。第1話の冒頭で登場した田中さんが演じているのは、晴原(山下さん)の幼なじみ・藤村四季。“天才数学少年”といわれ、ムスッとした顔で過ごすことの多かった幼少の頃から晴原を知っており、晴原の婚約者・園部灯(本田翼)とも学生時代に親交がある。共にテレビ局に入局した藤村は、晴原は気象デスク、藤村はプロデューサーという形で切磋琢磨し支え合ってきたが、5年前の大雨が降りしきるある日、さらなる人的被害の拡大を防ぐために藤村は晴原を呼び出す。灯との結婚式の準備で忙しい晴原を呼び出したおわびにと、灯が好きなドーナツを差し入れするのだが――。「5→9~私に恋したお坊さん~」以来、およそ9年ぶりの共演で、公私ともに親交を深める山下さんと田中さん。久しぶりの共演となる山下さんに対し、田中さんは「山下くんはずっと好きな存在なので久しぶりに会えてうれしかったです。ただ、ちょっとマッチョになりすぎてますね(笑)。そんなに鍛える!?というくらいマッチョになっている(笑)」と話す。そして「原作、脚本ともに面白そうで、山下くんが晴原先生役。他のキャストの方のお名前を聞いてさらに面白そうだなと思っていましたが、それが、今日の現場で確信に変わりました。久しぶりにフジテレビの現場に戻ってこれたのもうれしかったです。作風的に少しだけ重い空気が流れていたので、少しでも明るくなればと思ってリハーサルで小ボケを入れたら大スベり…、怖かったです(笑)」と撮影初日をふり返った。田中さんのクランクインはもちろん本シーンとなり、カメラが回ると次々とOKを重ねる2人。カットがかかるとお互いに駆け寄り、談笑する姿が見られたほか、オフショット撮影ではカメラマンが声をかける前に自然とハグをする場面もあったという。「ブルーモーメント」は毎週水曜日22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月24日歌手・俳優の山下智久が主演を務める、フジテレビ系4月期水10ドラマ『ブルーモーメント』(毎週水曜後10:00※初回15分拡大)の第1話が24日に放送され、冒頭で田中圭がサプライズ出演した。事前告知一切なしの登場となり、友人である山下との共演にSNS上で大きな話題を呼んでいる。本作は、現在『COMIC BRIDGE』(KADOKAWA)で連載中の小沢かな氏による『BLUE MOMENT』が原作。ドラマは、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語となる。山下はSDM本部のチーフ/気象研究官を務める主人公・晴原、ヒロインの出口夏希は、気象庁気象研究所の研究助手・雲田彩を演じる。田中が演じるのは、晴原の幼なじみ・藤村四季(ふじむら・しき)。“天才数学少年”と言われ、ムスッとした顔で過ごすことの多かった幼少の頃から晴原を知っている人物。後に晴原の婚約者となる園部灯(そのべ・あかり/本田翼)とも学生時代に親交があり、彼女の前では晴原の心がすっとほどけ、笑顔になる変化も見てきた。晴原と共にテレビ局に入局した藤村は、晴原は気象デスク、藤村はプロデューサーという形で切磋琢磨し支え合ってきたが、5年前の大雨が降りしきるある日、さらなる人的被害の拡大を防ぐために藤村は晴原を呼び出す。灯との結婚式の準備で忙しい晴原を呼び出したおわびにと、灯が好きなドーナツを差し入れするのだが…。主演の山下とは『5→9~私に恋したお坊さん~』(フジテレビ系/2015年10月期)以来、およそ9年ぶりの共演となる田中。公私ともに親交を深める2人が、幼なじみで職場の同期という役どころで共演。さらに、事前告知一切なしの登場ともあり、SNSでも早速大きな話題を呼んでいる。田中のクランクインはもちろん本シーン。カメラが回ると完璧なせりふ回しで、次々とOKを重ねる2人。カットがかかると互いに駆け寄り、談笑する姿が見られたほか、オフショット撮影ではカメラマンが声をかける前に自然とハグ。その模様はドラマ公式SNSで。久しぶりの共演に田中は「山下くんはずっと好きな存在なので久しぶりに会えてうれしかったです。ただ、ちょっとマッチョになりすぎてますね(笑)。そんなに鍛える!?というくらいマッチョになっている(笑)」と、鍛え上げられた姿に驚きを隠せない様子。続けて「原作、脚本ともに面白そうで、山下くんが晴原先生役。他のキャストの方のお名前を聞いてさらに面白そうだなと思っていましたが、それが、今日の現場で確信に変わりました。久しぶりにフジテレビの現場に戻ってこれたのもうれしかったです。作風的に少しだけ重い空気が流れていたので、少しでも明るくなればと思ってリハーサルで小ボケを入れたら大スベり…、怖かったです(笑)」と、ちゃめっ気たっぷりのコメントで撮影初日の様子を振り返った。
2024年04月24日映画『ミッシング』(5月17日公開)の特別試写会が24日に神奈川・ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらいで行われ、主演の石原さとみが登壇した。同作は、吉田恵輔監督によるオリジナル作で、とある街で起きた少女の行方不明事件を描く。娘が行方不明になった時、母・沙織里(石原)はネット上で誹謗中傷の投稿がなされ、苛立ちを募らせていく。さらに日が経つにつれ、夫・豊(青木崇高)との温度差も感じ始め、言動も次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じてしまう。一方、地元テレビ局の記者・砂田(中村倫也)には局上層部の意向で、視聴率獲得の為に世間の関心を煽るような取材の指示が下ってしまう。それでも沙織里は「ただただ、娘に会いたい」という一心で、世の中にすがり続ける。○■石原さとみ、新オープンの映画館で鑑賞希望「この後に仕事がなければ…」ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらいのオープニングセレモニーに引き続いて登壇した石原は、「映画館の新しい香りがしますね!(笑)」と開口一番、笑いを誘う。続けて「その新しい映画館で、このフレックスサウンド(音と振動を発生させるスピーカーが内蔵された椅子)で、しかも公開前の『ミッシング』を観て頂ける……限られた貴重な機会だと思います! 正直、私もこの後に仕事がなければ皆さんと一緒に観たいくらい(笑)」と笑顔で話した。7年前から今作を手掛けた吉田恵輔監督(※吉はつちよし)作品への出演を熱望していたという石原。当時、女優として不安を抱えていたそうで「変わりたい、自分の伸びしろを信じたいと感じていて。もっともっとお芝居が好きになりたい、学びたい、変わりたい、今の自分を壊してほしいとすごく思っていました」と明かす。そんな思いから吉田監督に作品出演を願い出たという石原は、当時を振り返り「お会いした瞬間、監督は酔っぱらっていた(笑) でも『作品にどんな役でもいいから出たい』とお願いしたら、『ちょっと石原さんはメジャーでイメージわかないな……都会な匂いがする』と言われた」と回顧した。また、吉田監督作品の魅力について聞かれると、「主人公が主人公としてフォーカスされていないところがとても好き」と回答。「映画では、主人公をベースに描いているので他の人物が消されていることがよくあるんですが、(吉田監督作品は)悲劇のヒロインじゃない、あなたが世界の中心じゃないということが描かれている」と説明する。さらに「あなたが苦しんで悲しんでいても、同じ時に違うことでエネルギーを使って怒っている人がいたり、悲しんでる人がいたり、笑っている人がいたり……人には人の時間軸があるんだということが、1枚の画でわかる。これがリアリティなんだなと感じることができるので好きなんです」と魅力を熱弁した。
2024年04月24日女優の石原さとみが、24日に神奈川で行われた「ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらい」オープニング テープカットセレモニー&映画『ミッシング』特別試写会 舞台挨拶に登壇した。○■石原さとみ、スピーカー内臓チェアに興奮「大げさじゃなく本当に感動」観客からの大きな拍手に包まれながら登場した石原。同劇場に導入された、音と振動を発生させるスピーカーが内蔵された椅子・フレックスサウンドを一足先に体験したそうで、「本当に素晴らしかったです! 大げさじゃなく本当に感動しました。音、セリフ、息遣いそして鼓動、感情そのものを全身で感じられる」と興奮気味に話す。さらに、「私は映画館で見る映画の魅力って没入感だと思うんですが、このフレックスサウンドで観る映画は、絶対に他では得られない体験です! ここから先、全国からこの映画館に足を運ぶ方が大勢いらっしゃるんだろうなとすごく思いました」と熱量たっぷりに語り、「小さな音や生活音にこだわって作られた作品こそ、このフレックスサウンドで観たら、存分に楽しめるんだろうなと思います。その映画館のオープンに参加できることが本当にうれしいです!」と喜びを表現した。また、その後行われたテープカットセレモニーでは、壇上の準備が進むなか、石原は集まったファンに手を振るなどファンサービスで応えていた。
2024年04月24日歌手・俳優の山下智久が、23日放送のフジテレビ系バラエティー『突然ですが占ってもいいですか?2時間SP』(後7:00)に出演。占いによって意外な素顔が明らかになった。今回のゲストは、4月期水10ドラマ『ブルーモーメント』(24日スタート/毎週水曜後10:00)に出演する山下、出口夏希、水上恒司。3人を占うのは、星ひとみ。生年月日・姓名判断・血液型・顔相・手相などさまざまな要素を混ぜ合わせた天星術で占った。「本性・未来」についての占いで、山下の意外な一面が明かされた。山下は、お笑い芸人・江頭2:50のYouTube公式チャンネル『エガちゃんねる』を見ているそうで、「一緒に楽しめる。昨日はエガちゃんの“16個の性格診断”を見て『江頭さんってこういう性格なんだ』って思いながら、『明日俺は(占いで)どんなこと言われるんだろうな』って思いながら見てました」と語ると、意外な回答に出口、水上も「えぇ!」と驚きの声を上げた。星によると、山下は“刺激の星”のほか、自分の状態を痛めつける“ドMの星”も持っているそうで、「『きつい』『つらい』と言いながらもできちゃう」という指摘に、山下は「トレーニングのつらさは結構好きかもしれない。あと辛(から)いのも好き。あと水風呂も好き。全部先生が言っていたの好きですね」と笑みを浮かべた。また、ハマると追求する“オタクの星”で「知らないスピーカーのメーカーや値段をすぐ調べる」という星の指摘に、思い当たる節があるのか山下は「めっちゃ見る」と同意。“Tシャツ多い星”では「同じのいっぱい持ってます」と明かし、星から「暗証番号も同じでしょ?」とトドメを刺されると、自分の“本性”を完璧に言い当てられた山下は「フハハハハ」と笑いながら天を仰いでいた。
2024年04月24日俳優の山下智久(39)が24日に放送されたフジテレビ系情報番組『ぽかぽか』(月~金前11:50)に出演。番組冒頭のタイミングに少し遅れてしまい、慌てた様子を見せた。番組冒頭、『ぽかぽか』ポーズをする場面で山下は不在。タイトルコール直前で一瞬だけ間に合い、慌ててポーズを決めた。タイトルコール後、MCのハライチ・岩井勇気や澤部祐、神田愛花が「何かトラブルですか?」「間に合わなかったのか、山下さんが」などとトーク。水曜レギュラーのメンバーも登場し、ガレッジセール・ゴリ扮するゴリエが「山Pも一緒に“ぽかぽか”ポーズをやる予定だったんですけど、スタッフが間違えて」と説明した。その後、山下がスタジオに登場。澤部が「すみません、ちょっとバタバタしてたんですけどちょっと…」と話を振ると、山下は「ごめんなさい、僕がちょっと時間に余裕があると思って、スタッフさんがゆっくりトイレに誘導してくれてて、そしたらまさかの(トイレを)出たらもう始まってたっていう。失礼しました」と謝罪。「でもギリギリ『ぽかぽか』と…」と、少しだけ間に合ってポーズできたことを弁解。岩井の「山下さん、(ポーズの)リハーサルも行って準備してくださってましたもんね」というフォローに「はい。すみません…」と苦笑いで謝っていた。
2024年04月24日俳優の石原さとみが主演を務め、亀梨和也が共演する、テレビ朝日系4月期連続ドラマ『Destiny』(毎週火曜後9:00)の第3話が23日に放送された。ラスト1分での真樹(亀梨)の大胆な行動が話題となった。本作は、主人公の検事・西村奏(石原)が、大学時代の恋人・野木真樹(亀梨)と12年ぶりに再会したことで、青春時代のある事件がよみがえり、運命の波に翻弄(ほんろう)されていく物語。正義を胸に、過去の悲劇やいくつもの謎に立ち向かう一方で、真樹との運命的な愛に揺れ動く奏の苦悩と決断を、壮大なスケールと重厚感あふれる映像美で描き出す。■以下ネタばれあり第3話では、野木浩一郎(仲村トオル)と言い争っていた真樹の言葉が頭から離れなくなった奏が、検事だった父・(佐々木蔵之介)が最後に担当していた『環境エネルギー汚職事件』と、カオリの事故について調べ始める。そんなある日、浩一郎が「横浜地検・中央支部」に現れる。奏は必死に動揺を隠し、浩一郎に父の死の真相と、カオリの事故の関連を問いただすも「何も知らない」と一蹴される。一方、奏の恋人・奥田貴志(安藤政信)にプロポーズされた奏は、彼と長野の実家へ。並んで座った2人の姿を見て、“結婚の報告”だと察した母・西村悠子(石田ひかり)は、浮かれて大はしゃぎ。しかし、そんな母の笑顔を横目に、奏はなぜか複雑な気持ちになっていく。そんな中、知美(宮澤エマ)の家に訪れると、祐希(矢本悠馬)が真樹と一緒に帰ってくる…。真樹と再会したことで、押し寄せてきた過去と向き合うことになる奏。真樹はひとり家から出ていくが、奏はダメだと分かっていながらも、その後を追いかけてしまう。ラストシーンでは、12年前と変わらない真樹の表情が記憶と重なり、思わず惹かれてしまった奏。それを見透かしたように真樹は奏を引き寄せ、キスを交わした。SNSではこのラストシーンに「2人のキスシーン美しすぎる」「ドキドキした…」「今話のラストはたまらない」「あまりにも美しくてドラマチックでエモーショナル」といった声のほか、「みんな苦しい」「なんとも言えない…つらい…」「マジでお前~!!!!ってなってた」など禁断の恋への反響も寄せられた。
2024年04月24日歌手・俳優の山下智久が主演を務める、フジテレビ系4月期水10ドラマ『ブルーモーメント』(毎週水曜後10:00※初回15分拡大)の第1話が、24日に放送される。それを前にあらすじと場面写真が解禁された。本作は、現在『COMIC BRIDGE』(KADOKAWA)で連載中の小沢かな氏による『BLUE MOMENT』が原作。ドラマは、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語となる。山下はSDM本部のチーフ/気象研究官を務める主人公・晴原、ヒロインの出口夏希は、気象庁気象研究所の研究助手・雲田彩を演じる。■第1話あらすじ晴原柑九朗(山下)は“ハルカン”の愛称で報道番組のお天気コーナーに出演する、気象庁気象研究所の研究官。彼の研究室に雲田彩(出口)が派遣としてやってきた。晴原は、初対面の雲田に辛辣(しんらつ)な態度を取り、クビにしようとする。だが、雲田も海外仕込みの負けん気を発揮する。そんな中、気象災害から人命を守るために、階級・年齢に関係なく能力本位のエキスパートで集められた部隊・SDM(特別災害対策本部)の設置がマスコミへ発表される。そしてその要となる気象班統括責任者が晴原で、雲田はその助手として晴原の上司・上野香澄(平岩紙)によって採用されたことを知る。発表の翌日、福島県北部で急激な悪天候のため、雪崩に巻き込まれ10名が遭難したとの情報が入る。晴原は迷いなくSDM出動の判断をし、雲田と共に現場へ急行。だがSDMは試験運用中のため、大きなミスが起きれば正式運用が見送られるというリスクを抱えていた。現場に到着した2人は、SDMメンバーで消防班責任者の佐竹尚人(音尾琢真)、消防士長・園部優吾(水上恒司)、ドライバー兼料理人の丸山ひかる(仁村紗和)、情報班の山形広暉(岡部大)と、要救助者の捜索と避難指示にあたる。晴原の「命を諦めたくない」という強い思いに圧倒される雲田は、彼の厳しさもその裏返しなのだと知る。そして、その思いの裏には5年前の大きな悲しみが…。
2024年04月24日石原さとみ主演「Destiny」第3話が4月23日放送。再び真樹と再会した奏がとった行動に「この気持ちは誰にも止められない」「そっちは地獄だよ」などの声がSNS上を飛び交っている。石原さんが3年ぶりに連続ドラマ復帰を果たし、「Dr.コトー診療所」の吉田紀子が脚本を手がける“20年の時をかけるサスペンス×ラブストーリー”となる本作。大学時代の恋人でその後姿を消していた真樹と再会した西村奏を石原さんが演じるほか、奏の父の死と関わりがあるらしい弁護士の息子・野木真樹に亀梨和也。事故死した奏と真樹たちの友人・及川カオリに田中みな実。奏と真樹が再会したことに動揺する森知美に宮澤エマ。大学時代から奏たちの友人で今は知美の夫になった梅田祐希に矢本悠馬。真樹の父のヤメ検弁護士・野木浩一郎に仲村トオル。政治家の汚職を追っていたが自死した奏の父・辻英介に佐々木蔵之介。真樹の治療を担当した外科医で奏の現在の恋人・奥田貴志に安藤政信といった面々が出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。奏は真樹が浩一郎と言い争っているのを見かける。そのとき真樹が口にした「辻英介を殺したんだろう!」「だから俺がカオリを…!」という言葉が頭から離れなくなった奏は、英介が最後に担当していた環境エネルギー汚職事件について調べ始める。そんななか奏は貴志とともに長野の実家へ赴く。“結婚の報告”ではないかと察した母・西村悠子(石田ひかり)は大はしゃぎするのだが、改まった貴志は悠子ではなく奏の方を見て「僕と結婚してください」とプロポーズ。驚く奏だが貴志によるとプロポーズの返事がまだで…というのが3話の展開。この展開に「いま、いまなの!?お母さんの前なの??」「ここでプロポーズしたら「はい!」って言うしか無いよね」「お母さんに結婚の挨拶するていで来てるのにここでいいえとか言えんだろ奏も」などといった反応がネットに溢れる。その後、知美のもとを訪れた奏は、父の事件とカオリの事故の真実を知りたいと自らの決意を語る。そこに祐希とともに真樹が現れる。知美に責められ部屋を立ち去る真樹を追う奏。そして歩道橋の上で2人はキスをする…。このラストシーンに「この気持ちは誰にも止められないってやつだね」「やめときなよう… そっちは地獄だよ」など様々といった声とともに「もう安藤政信が入り込む余裕無し…」など貴志のことを憂うコメントも多数SNSに投稿されている。【第4話あらすじ】奏とキスした翌日、真樹はひとり、自分が一体何をしたくて12年ぶりに帰ってきたのか、そしていつも確たる居場所というものがなかった幼い頃に思いを馳せる。一方、奏も真樹との再会に心揺さぶられる。そんなある日横浜地検に真樹がやってきて、カオリの事故の日、車の中で起こったことを語り始める…。「Destiny」は毎週火曜21時からテレビ朝日系で放送中。(笠緒)
2024年04月24日石原さとみさんが、出演中のドラマ『Destiny』の撮影秘話を教えてくれました。この作品によって自分自身がとても強くなり、成長したと思います。検事を目指して猛勉強を続けていた西村奏は、大学2年の夏、野木真樹(亀梨和也)との出会いをきっかけに森知美(宮澤エマ)、梅田祐希(矢本悠馬)、及川カオリ(田中みな実)ら4人の大切な仲間ができ青春を謳歌していた。ところがある日、想像もしていなかった事件が奏たちを襲い青春時代は突然終焉。12年後、検事となった奏は再び事件と向き合うことに。いくつもの謎が運命的な愛と交錯するサスペンス×ラブストーリーで、主人公の奏を演じている石原さとみさん。今作について「次々と展開を迎える物語ですが、その都度、感情の機微まで丁寧に描きスピード感もあるので“サスペンス”というより人間ドラマを撮っている感じがして。すごく贅沢な時間でした」と語った。「私たち役者陣もそうですが、監督をはじめ照明部や音声部など撮影に関わる各部署のこだわりが強く、この作品にかける想いが伝わってくる現場でした。正直最初は、育児との両立をしながら撮影に挑むことに不安はあったし、どちらも100%で取り組んでしまいがちなので、やはり大変で。でもこの作品によって自分自身がとても強くなり、成長したと思います。丁寧な脚本を書いてくださった吉田(紀子)さんと、どんな疑問や不安をぶつけても寄り添って答えを出してくれた中川(慎子)プロデューサーに支えられたことも大きいです。完成した作品を見たらロケーションや映像がとても美しく、まるで映画を観ているようで。頑張ってよかったと、大きなやりがいを感じました」撮影時にはこんなエピソードも。「クランクインの日に5人組の一番仲がよかった大学時代のシーンを撮影することになったんですが、声のトーンや会話のテンポ、はしゃぎ具合などを頂点まで持っていくスピードがすごく速くて。みなさんさすが、プロフェッショナルだと思いました。そのなかでも亀梨さんは、みんなをまとめて引っ張るためにすごく盛り上げ、助けてくれたと思います。その時に撮った5人の写真は、お気に入りフォルダに入れて撮影期間中ずっと見返していたぐらい好きな写真になりました。それから、5人で車に乗って夕陽待ちをしていた時のこと。亀梨さんが、SMAPさんの『オレンジ』を歌詞も見ずにアカペラで歌ってくれたんです。ロケーションも相まって同世代の私たちは大感動。その直後に撮影した夕陽のシーンは大好きです」奏の生き様からは希望や勇気がもらえる、と石原さん。「いろいろな困難に巻き込まれても、強い探求心が原動力になって行動に移せるから頑張れるんです。だから、奏は決して不幸ではないんですよね。誰にでも日々の仕事の疲れや悩みはあるかと思います。でも、自分が何のために生きているのかとか、なぜこうやって行動に移しているのだろうと考えれば、自分の人生の目的や原動力に気づけるはず。そうなれば、人生は少し楽になると思います」『Destiny』汚職事件に巻き込まれ命を落とした父と同じ検事を目指して猛勉強を続けていた奏は、大学で出会った仲間と青春を過ごし、そして初めての恋をする。ところがある事件をきっかけに、友情は突然終わりを告げる。12年後に待ち受けていた運命とは…。毎週火曜21:00~テレビ朝日系にて放送中。いしはら・さとみ1986年12月24日生まれ、東京都出身。俳優として活躍中。主演作はドラマ『アンナチュラル』や『恋はDeepに』をはじめ多数。主演を務めている映画『ミッシング』は5月17日より公開予定。※『anan』2024年4月24日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・宮澤敬子(WHITNEY)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2024年04月23日アイドルグループ・乃木坂46の3期生・山下美月(24)が23日、都内で行われた2nd写真集『ヒロイン』(小学館)発売記念取材会に登場した。山下は、自身のブログで毎回締めに登場するダジャレを会見でも披露し、報道陣を沸かせた。最後の質問で写真集の点数を聞かれた山下は「待ってました!」と笑みをこぼし、「山下だけに“マウン点(テン)”」とこん身のダジャレを披露した。唐突なダジャレに報道陣も思わず笑ってしまうと「笑っていただいてありがとうございます!」とにっこり。山下は「聞かれると思って道中で必死に考えてきて…すべるだろうなと思いつつ(笑)」と明かし、「やっぱり山の頂を目指したい、みたいな感じでたくさん見て頂ければなと思います」と呼びかけた。本作は、累計19万8000部の大ヒットを記録した1st写真集『忘れられない人』の発売から4年、より美しく・大人っぽく成長した山下が、大好きな映画やエンターテインメントの聖地であるアメリカ・ロサンゼルスで撮り下ろした。乃木坂46として過ごした約8年間の集大成であり「アイドルとしてやりたかったことすべて」を詰め込んだ写真集となっている。山下は、発売中の35thシングル「チャンスは平等」をもって、グループを卒業することを発表。5月11日・12日には、東京ドームで『乃木坂46 山下美月 卒業コンサート』を開催予定となっている。
2024年04月23日アイドルグループ・乃木坂46の3期生・山下美月(24)が23日、都内で行われた2nd写真集『ヒロイン』(小学館)発売記念取材会に登場した。山下は写真集の撮影で苦労したことについて語った。本作は、累計19万8000部の大ヒットを記録した1st写真集『忘れられない人』の発売から4年、より美しく・大人っぽく成長した山下が、大好きな映画やエンターテインメントの聖地であるアメリカ・ロサンゼルスで撮り下ろした。乃木坂46として過ごした約8年間の集大成であり「アイドルとしてやりたかったことすべて」を詰め込んだ写真集となっている。写真集の撮影で苦労したことを問われると、山下は「体重を増量することを頑張った」と回答。撮影が8月だったといい「乃木坂46の全国ツアーの時期で、ライブ真っただ中でした。そんな中撮影することになったので、痩せないように、痩せないようにと、一生懸命、毎日炭水化物を食べ、鶏肉を食べ、タンパク質を取りという生活をしていた」と明かしていた。山下は、発売中の35thシングル「チャンスは平等」をもって、グループを卒業することを発表。5月11日・12日には、東京ドームで『乃木坂46 山下美月 卒業コンサート』を開催予定となっている。
2024年04月23日石原さとみが主演を務め、 『空白』(2021)、『愛しのアイリーン』(2018) の田恵輔がオリジナル脚本でメガホンをとった映画『ミッシング』が、5月17日(金) に全国公開される。ある日突然いなくなった愛する娘。その帰りを懸命に待ち望みながらも、自分たちの力ではどうにもできない現実との間でもがき苦しみ、事件をめぐるマスコミと世間の声に翻弄される母親とその家族の物語。母親を演じた石原のほか、中村倫也、青木崇高など豪華キャスト陣が集結した。その本作のキャストのひとりとして名を連ねているのが小野花梨。8歳の時にドラマ『嫌われ松子の一生』(2006) で子役としてデビューして以降、着々と出演作を重ね、NHK連続ドラマ小説『カムカムエヴリバディ』(2021) でブレイク。同年公開の映画『プリテンダーズ』(2021) では初の主演を飾り、その翌年には映画『ハケンアニメ』(2022) で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。本作で小野が演じるのは、地元テレビ局の新人記者・三谷(みや)。先輩記者の砂田(中村倫也)、カメラマンの不破(細川岳)と共に、沙織里(石原さとみ)たちの取材を続けるという役どころだ。小野は、「自分と同い年の新人記者という役どころでしたが、向上心はあるけれど、どんな一歩目を踏み出したらいいかもわからないという状況は、とても理解ができるものでした」と共感を覚えたという。また「一生懸命でピュアで真っさらで、まだ何色にも染まりきっていないがゆえの不安定さだったり、失礼さだったり、悪気がない何かを表現できたらいいなと思っていました」と、演じるにあたっての想いも明かした。本作で初めて小野を起用した田監督は、漫画原作のドラマ『鈴木先生』(2011) に出演していたころから、小野に注目していたという。ドラマで小野は、恋愛経験豊富な中学生・河辺彩香役を演じていたが、「トリッキーな役どころだが、原作漫画よりも説得力があり、めちゃくちゃ上手かった!」とその演技に心つかまれ、いつか絶対一緒に作品をやりたい!という思いを抱いたそう。本作の演技については、台詞の言い方ひとつにしても、田からのニュアンスを瞬時にくみ取り反映していたといい、「チューニングの仕方が天才!」とその実力を絶賛している。<作品情報>『ミッシング』2024年5月17日(金) 公開公式HP:「missing」Film Partners
2024年04月23日俳優の石原さとみが主演を務め、亀梨和也が共演する、テレビ朝日系4月期連続ドラマ『Destiny』(毎週火曜後9:00)の第3話が23日に放送される。本作は、主人公の検事・西村奏(石原)が、大学時代の恋人・野木真樹(亀梨)と12年ぶりに再会したことで、青春時代のある事件がよみがえり、運命の波に翻弄(ほんろう)されていく物語。正義を胸に、過去の悲劇やいくつもの謎に立ち向かう一方で、真樹との運命的な愛に揺れ動く奏の苦悩と決断を、壮大なスケールと重厚感あふれる映像美で描き出す。第3話では、野木浩一郎(仲村トオル)と言い争っていた真樹の言葉が頭から離れなくなった奏が、検事だった父・(佐々木蔵之介)が最後に担当していた『環境エネルギー汚職事件』と、カオリの事故について調べ始める。2つの事件は一体どう繋がっているのか。そんなある日、浩一郎が「横浜地検・中央支部」に現れる。奏は必死に動揺を隠し、浩一郎に父の死の真相と、カオリの事故の関連を問いただす。一方、第2話で一緒に暮らしている恋人・奥田貴志(安藤政信)にプロポーズされた奏は、彼と長野の実家へ。並んで座った2人の姿を見て、“結婚の報告”だと察した母・西村悠子(石田ひかり)は、浮かれて大はしゃぎ。しかし、そんな母の笑顔を横目に、奏はなぜか複雑な気持ちになっていく。そんな中、奏はお酒を飲んで貴志が眠っている間に、父の遺品を探り始める。すると、奏はそこで新たな事実を見つける。真樹と再会したことで、押し寄せてきた過去と向き合うことになる奏。まったく無関係に見えたいくつもの謎が繋がる予感が漂う中、いけないことだと頭ではわかっているのに…奏と真樹の“禁断の初恋”も、再び動き出す。
2024年04月23日歌手・俳優の山下智久が、23日放送のフジテレビ系バラエティー『突然ですが占ってもいいですか?2時間SP』(後7:00)に出演する。今回のゲストは、4月期水10ドラマ『ブルーモーメント』(24日スタート/毎週水曜後10:00)に出演する山下、出口夏希、水上恒司。3人を占うのは、星ひとみ。生年月日・姓名判断・血液型・顔相・手相などさまざまな要素を混ぜ合わせた天星術で占っていく星が手相から見ていく。山下の手相を見た星は「結婚線がスゴくきれいに入ってるね」と言うと、「マジっすか?」と山下も驚き。「(山下さんの女性)ファンが泣いちゃいます!」と水上にツッコミを入れられた山下の手相から見えたものとは。次に、その水上の私生活や本性を占う星。星に「特殊な星を持っていて、ちょっと“KY”なところがある」と言われた水上は図星だったのか「はい!」と納得の表情を浮かべる。山下いわく“真っすぐな男”・水上はどう“KY”だったのか。続いて星は山下の私生活や本性を見ていく。山下のある意外な性格を星が占うと「(それ)めっちゃしてます」と食い気味に一言。そして、星が続けざまに「ドMの星が入ってます」と言い放つと山下は苦笑い。「なんか分かる気がします!」と言う水上に「なんでわかるんだよ!」と突っ込む山下だが、星の説明を聞いてまんざらでもない様子。また星は山下のことを“歩くマイナスイオン”と評する。出口と水上も大きく首を縦に振り納得し、水上が山下の“歩くマイナスイオン”話を暴露すると、「恥ずかしいからやめて」と山下は立ち上がって注意する。果たして、山下赤面のエピソードとは。出口の私生活や本性を見ていく星。「朝が弱い星が入っている」と言われた出口の驚きの日常を耳にした山下は「そうなんだ…」とこぼす。また「男気(おとこぎ)」がすごいと占われた出口は「入ってないなって思いますね、女の子(の要素)」と一言。出口の意外な男気エピソードに山下と水上が驚きと困惑の表情を浮かべる。その後、3人の恋愛・婚期を占う。「チャラい人や口がうまい人は絶対ダメ(嫌い)だから」と占われた出口は「う~ん、どうなんだろう…」と隙を見せると、すかさず水上が「(そういう人)好きですよ、これは好きですね!」とすかさずツッコむ。また星は水上にも注意ポイントを伝授。意外すぎるアドバイスに山下と出口が天を仰ぐ。だが、当の水上本人は「そうなんですよね…」とまんざらでもない様子。水上は何に気をつけるべきなのか。最後は山下。山下が女性に惹かれるポイントを星が占うと「好きです!」と食い気味に答える。星によって、山下の恋愛観が次々と明らかになっていく。星プレゼンツの“山下智久理想の人、3ポイント”も発表。その後、山下の婚期やモテ期にも言及する星。現在39歳、引く手あまたにも見える山下の今後訪れるモテ期とはいつなのか。また、山下の仕事についても見ていく星だが、そこから山下が抱えていた葛藤や悩みも明らかになる。“芸能(という仕事)を辞めようか迷っていた”と山下自ら口にする話に注目だ。最後に、山下の今後の仕事を見ていく星が今年について占うと、山下の表情が一変。「ちょっとスゴい…(それはまだ)誰にも言ってないから…驚いてます」と困惑に近い表情を浮かべる。山下の新たな一面が見られるかもしれない仕事とはいったいなんなのか。また今回の2時間SPでは、篠原涼子と塚本高史も星に占われる。そして、フォーチュンウォッチャーの水野美紀とみちょぱの2人は、琉球風水志のシウマと共に韓国開運ロケを敢行する。
2024年04月23日愛する娘の失踪をめぐる母親とその家族の物語、映画『ミッシング』。出口のない迷路を彷徨い続ける母親を石原さとみが演じ、その夫で行方不明の娘を探し続ける父親を演じるのは青木崇高。今年に入って、韓国映画『犯罪都市 NO WAY OUT』、Huluオリジナル「十角館の殺人」(配信中)、本作『ミッシング』(5月17日公開)と3作品が公開・配信。昨年公開された、第96回アカデミー賞で日本映画として初めて視覚効果賞を受賞した『ゴジラ-1.0』では、整備員・橘宗作役でしっかりとドラマ部分を支えている。そんな出演作が絶えず公開されている青木さんだが、これまでも、映画にドラマに、多様な役柄の数だけ観客を魅了してきた。青木崇高/『ミッシング』完成披露試写会にてNHK連続テレビ小説「ちりとてちん」(07~08)で、ヒロインの兄弟子で結婚相手となる落語家・徒然亭草々役を演じ、広く知られることになった青木さん。徒然亭草々役のキャスティングは難航していたといい、ようやく青木さんに出会えたとき満場一致で決まったとのこと。結果、ドラマとともに草々役も話題になり、納得のキャスティングだったことが分かる。また、大河ドラマにも欠かせない青木さんだが、「鎌倉殿の13人」(22)では、尊敬できる強さと包容力を兼ね備えた新しいリーダー像を感じさせる、これまでにない木曽義仲役を好演、「高潔で恰好良かった」「胸熱!」「まだまだ見たかった…」など、放送後は大きな反響を呼んだ。大友啓史監督による大ヒット作『るろうに剣心』シリーズ(12~20)で演じたのは、驚異的な腕力の持ち主で、直情的で喧嘩っ早い相楽左之助役。豪傑ではあるが、ただの暴れん坊ではなく“根底に、青木さん自身がもっている繊細さを感じさせる演技”を見せたからこそ愛されるキャラクターになり、大友監督も青木さんの演技を絶賛していた。さらに、海外進出作となった『犯罪都市 NO WAY OUT』では、“マブリー”の愛称で人気の俳優マ・ドンソクと共演し、極悪非道なヤクザの解決屋・リキ役で大迫力のソードアクションを披露。マ・ドンソクが「『るろうに剣心』のアクションも素晴らしかった!青木の芝居が大好き!」と熱烈な思いで本作に青木さんを推薦、お互いを“ムネ”“兄さん”と呼び合うほどの仲にもなったという。青木さんが、演技に加えて人柄でも出会う人々を魅了していることが分かるエピソードだ。最新作『ミッシング』では「監督が書かれた状況の中に自分の身を投じよう」そして、最新作『ミッシング』では、行方不明の娘を探し続ける父親・豊役を演じている。吉田恵輔監督は、「沙織里(石原さとみ)の熱量を受けとめて守れるような男であって欲しかった」と青木さんをキャスティングしたという。※吉田恵輔監督の「吉」は<つちよし>が正式表記。青木さんは本作について「僕自身、一児の親として、読むのがとても怖い脚本でした。親である以上、子どもが不幸な目に遭ってしまうというのは、まともには向き合えないことだと思うんです」と吐露する。「でもその不安感と向き合うしかない。不安の中で無理にでも希望を見つけ出そうとするのか、あるいはもうなるべく蓋をしたいぐらいの気持ちなのか。豊はこう考えているだろうと想像することさえ、思い上がりに近いものになってしまうのではないかと思いました。だからそのわからなさに対して、できるだけ素直に、監督が書かれた状況の中に自分の身を投じようということだけを意識しました」と向き合い方に苦心したことを明かす。そして「意図的に準備してこういう芝居をしようと考える種類のホン(脚本)ではないというか、いままでの仕事とはまたちょっと違った取り組み方だったと思います」と演技へのアプローチもこれまでになかったものだとふり返った。役柄として受け止めてもらうシーンが多かった石原さんも、「シーンに向かうまでの過程、準備のときから一緒に共有できて、本当に青木さんには助けられた」と夫婦として現場にいることができた青木さんの存在に感謝する。本編では、先走る妻・沙織里をなだめたり、客観的な目線で話すなど、事件に対して冷静さを何とか保つような“耐える”シーンが続き、そこからはまさに青木さん自身の苦悩も浮かび上がってくるかのよう。すでに試写会の後には、青木さんのあるシーンの演技に対して「涙が止まらなかった」「涙腺崩壊した」といった声が続出、さらに「感情的になる妻に対してできるだけ冷静でいようとする夫のありようがリアル」という説得力に圧倒されたという声もあり、本作でも、青木さんが信頼感ある演技で私たちの心を奪うことは必至だ。『ミッシング』は5月17日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミッシング(2024) 2024年5月17日より全国にて公開©︎2024「missing」Film Partners犯罪都市 NO WAY OUT 2024年2月23日より新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開(C)ABO Entertainment presents a BIGPUNCH PICTURES & HONG FILM & B.A. ENTERTAINMENT production world sales by K-MOVIE ENTERTAINMENT
2024年04月19日俳優の石原さとみが主演を務め、亀梨和也が共演する、テレビ朝日系4月期連続ドラマ『Destiny』(毎週火曜後9:00)の第1話と第2話の合計見逃し配信再生回数が、500万回を突破した(期間:9日~18日/ビデオリサーチにて算出)。本作は、主人公の検事・西村奏(石原)が、大学時代の恋人・野木真樹(亀梨)と12年ぶりに再会したことで、青春時代のある事件が甦り、運命の波に翻弄(ほんろう)されていくことになる物語。正義を胸に、過去の悲劇やいくつもの謎に立ち向かう一方で、真樹との運命的な愛に揺れ動く奏の苦悩と決断を、壮大なスケールと重厚感あふれる映像美で描き出す。第2話で奏は、12年ぶりに大学時代の恋人・真樹と劇的な再会を果たした。その直後、真樹が真樹の父・野木浩一郎(仲村トオル)に「辻英介を殺したんだろう!」「だから俺がカオリを…!」と詰め寄る衝撃の場面を目撃するという怒涛の展開を見せた。奏の父・英介(佐々木蔵之介)は自殺ではなく殺されたのか、及川カオリ(田中みな実)も事故死ではなかったのか。いくつもの疑問が頭をよぎり、混乱する奏の「封印した過去が押し寄せてきた」というモノローグで、物語は次週へ続いた。第3話では、奏が父の死とカオリの事故の真実に一歩近づく。重要な局面を迎えるにあたって、奏が恋人・奥田貴志(安藤政信)と一緒に長野の実家に帰るシーンが見どころとなる。父の遺品を探り始めた奏が発見したものとは。
2024年04月19日石原さとみ主演ドラマ「Destiny」に、石田ひかりが出演することが分かった。本作は、いくつもの謎と運命的な愛を描く、切なくも濃密な大人のサスペンス×ラブストーリー。石田さんが演じるのは、主人公の検事・西村奏(石原さん)の母・悠子。奏の父でもある夫・辻英介(佐々木蔵之介)が、汚職事件に巻き込まれ、疑惑を残したまま命を絶ったという辛い過去をもつ。その日から、故郷・長野に移り住み、息を潜めるように奏と生きてきた。第3話から登場する悠子。英介と同じ検事の道を歩むことになった奏を優しく見守りながら、誰よりも幸せになってほしいと願う母を、温かく体現する。今回、石原さんとは初共演となる石田さんは「子どもを持つ母親としての話はたくさんしましたね。我が家はもうほぼ親の手を離れていますが、さとみちゃんはまだまだお子さんが小さいので、体力的に本当に大変なはずなんですね。日々ものすごく努力をして現場に来ていることを知って、本当に驚き、感心しました。わたしで良ければなんでも力になりたいと思いました」と話す。また、「この作品は、タイトルのように、運命に翻弄される人々の心の動き、謎が謎を呼ぶストーリー…どうぞお楽しみください!」と視聴者へ呼びかけている。第3話あらすじ「横浜地検」中央支部の検事の西村奏(石原さとみ)は、12年ぶりに再会した大学時代の恋人・野木真樹(亀梨和也)が、横浜地裁で弁護士の父・野木浩一郎(仲村トオル)と言い争っているのを見かける。そのとき耳にした「辻英介を殺したんだろう!」「だから俺がカオリを…!」という真樹の言葉が頭から離れなくなった奏は、「東京地検」特捜部の主任検事だった父・辻英介(佐々木蔵之介)が最後に担当していた「環境エネルギー汚職事件」について調べ始める。すると、検察が事件を捏造したとして、英介を逮捕に追い込んだのが、当時“正義の弁護士”ともてはやされていた浩一郎だったことが分かる。英介の死と及川カオリ(田中みな実)の事故に一体どんな関係があるのか。支部長・大畑節子(高畑淳子)の助言を胸に、奏は大学時代に起きたカオリの事故についても調べ始める。奏が過去の事件と向き合い始めたある日、浩一郎が横浜地検にやって来る。奏は冷静を装って、父の死の真相やカオリの事故との関連を問いただす。そんな中、奏は恋人で外科医の奥田貴志(安藤政信)と長野の実家へ。なんとなく“結婚の報告”ではないかと察した母・西村悠子(石田ひかり)は、浮かれて大はしゃぎ。しかし、そんな母の笑顔を横目に、複雑な思いの奏…。「Destiny」は毎週火曜日21時~テレビ朝日系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月17日