市原隼人と川島海荷が10月2日(土)、東京・千代田区の丸の内ルーブルで行われた、日本語吹き替え版で声優に初挑戦した映画『ガフールの伝説』(ザック・スナイダー監督)の舞台挨拶に出席した。人類が消滅しフクロウたちが高度な知性と技術を持った世界を舞台に、邪悪なフクロウ組織に挑む正義の若きフクロウたちの冒険と戦いを描く物語。正義のフクロウたちを率いる主人公・ソーレンの声を務めた市原さんは「ガフールのすごいところは相手のいろんな面を見てその相手を信じること。自分はちっちゃい頃は『嫌いなら嫌い』だったけど、いまは相手のいいところ、悪いところ含めて好きになりたいと思っています。いいところはお互い土台にして、笑い合えると思うので。そんなことをソーレンに教えてもらいました」と爽やかな表情。本作の試写会の挨拶でも話してきた通り、「自分に子供ができたら観せたい。こういうのが正義。相手のことを信じるってことを」と熱く訴えた。市原さんは声優初挑戦には「楽しかった。声だけでいいんですけど、結局、体も動いちゃうんですけど」とふり返り、「次、同じ機会があったら今回を踏まえてもっと成長した自分がいるなと思いました」とコツを得た様子。同じくフクロウのジルフィー役の川島さんは「(吹き替え版の)監督から『空を飛んでいる感じで!』って言われたんですけど、空を飛んだことがないのでどんな感じなんだろう?と思って、難しかった」と素直な感想。会場の笑いを誘った。『ガフールの伝説』は全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ガフールの伝説 2010年10月1日より全国にて公開© 2010 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED■関連記事:市原隼人声優初挑戦映画「もし僕に子供ができたら観せる」世界的人気小説がCGアニメ化!『ガフールの伝説』試写会に20組40名様ご招待市原隼人初共演の川島海荷は「透き通ったかわいらしい純粋な感じ」市原隼人がフクロウ役でハリウッド大作の日本語吹き替え声優初挑戦!
2010年10月02日助演男優賞に続き、キャメロン・ディアス&スティーヴ・カレルの凸凹コンビがプレゼンターとして登場し発表されたのは、長編アニメ映画賞。スクリーンには、それぞれノミネートを受けた5作品のキャラクターが登場し、受賞に向けてのコメントを喋るなどのユニークな演出がなされた。見事受賞を果たしたのは、ディズニー/ピクサーによる大ヒットアニメーション『カールじいさんの空飛ぶ家』。通産6度目のノミネートで初の受賞を果たしたピート・ドクター監督は、限られた時間内でディズニー/ピクサー始め関係者に感謝を述べ、「こんなに変わり者の映画を信じてくれて本当に感謝しております」と締めくくった。特集:2010アカデミー賞■関連作品:第82回アカデミー賞 [アワード]© Omelette/AMPASカールじいさんの空飛ぶ家 2009年12月5日より全国にて公開© WALT DISNEY PICTURES/PIXAR ANIMATION STUDIOS.ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:【アカデミー賞】ファッションチェック!〜ブルー&パープル編〜【アカデミー賞】ファッションチェック!〜シルバー編〜【アカデミー賞】作品賞&女性初監督賞『ハート・ロッカー』妻6冠、夫3冠で決着【アカデミー賞】サンドラ・ブロックに主演女優賞史上初ラジー賞と同時受賞【アカデミー賞】主演男優賞は“最も過小評価されている俳優”ジェフ・ブリッジス
2010年03月08日今回の主人公は78歳のカールじいさん。強面で、いつも不機嫌で、頑固な性格だけれど、それは愛する妻に先立たれ彼女との思い出が詰まった家に固執するあまり意固地になってしまったという、妻・エリーへの大きすぎる愛情ゆえ。カールとエリーの結婚生活を綴った冒頭のモンタージュ・シーンはグッと涙がこみ上げてくるだろう。そして、エリーが生きている間に果たせなかった2人の夢を叶えるために、カールじいさんは家に無数の風船を付けて旅に出ることに。空を飛ぶ方法はいくらでもあるけれど、風船で、しかも家をまるごと飛ばすというアイディアは意外なほど新鮮に映し出される。それは「風船で空を飛びたい!」という、幼い頃に誰もが一度は抱いたことがあるのに、いつの間にか忘れかけていた夢だからなのかも。さらに、後半には『インディ・ジョーンズ』級のアドベンチャーが待ち受け、想像以上にハラハラドキドキさせられる。本作はディズニー/ピクサー初の3D作品としても話題を集めているが、3Dはあくまでオプション。映像は確かに美しい、でもストーリーの素晴らしさあってこそ。カールじいさんと妻・エリーのように人生を送れたら…そんなふうに自分の人生を重ね合わせ幸せについて考えさせられる、アドベンチャー・ラブ・ストーリーなのだ。(text:Rie Shintani)■関連作品:カールじいさんの空飛ぶ家 2009年12月5日より全国にて公開© WALT DISNEY PICTURES/PIXAR ANIMATION STUDIOS.ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:公開直前!カールじいさんの家が浮かび上がる瞬間の特別映像をお届けアニメ界のアカデミー賞候補が発表!『コララインとボタンの魔女』が一歩リードノムさん、ウエディング姿の夫人を優しくエスコート「母ちゃんのおかげで私がいる」ディズニー・ピクサー最新作『カールじいさんの空飛ぶ家』独占試写会に30組60名様ご招待『カールじいさん』来日会見にアニマル浜口夫妻が気合いの乱入!
2009年12月04日