札幌の冬の一大イベントといえば、今回で63回目を迎える「さっぽろ雪まつり」。来年2月の開催に先がけ、その雰囲気を一足先に体験できる「さっぽろ雪まつり プレミアムキャンペーン」が千葉県・舞浜のイクスピアリで開催される。期間中は、2階のエントリー・プラザにカマクラのようなテント「ホワイトロック」が登場。テント内ではパネルや映像で「さっぽろ雪まつり」を紹介。16:00からは札幌の雪や雪まつりをイメージしたイルミネーションが投影され、雪まつりをより身近に感じることができる。本物の雪にふれて遊べる「雪の広場」は、例年子どもたちに大人気のコーナー。今年は、去年の約1.5倍のおよそ3トンもの新雪が、札幌から届く。札幌のご当地グッズともいうべき、札幌円山動物園グッズも販売されるそうなのでこちらも要チェック。そのほか、特別企画も多彩。12月24日(土)には雪像造り30年のベテラン「札幌市大雪像制作隊」の隊長が約2メートルの「絆」雪だるまを制作。ビッグサイズの2体の雪だるまが出迎えてくれる。また、12月22日(木)からは来年の雪まつりで制作される大雪像の模型展示もスタート。12月25日(日)には札幌出身のアーティスト「ZONE」や「PEACEFUL」のライブもある。同イベントは今年で3回目を迎え、毎年ファミリーにも好評。雪の広場やライブなど、すべて無料で楽しめる。「絆」雪だるま登場日時:12月24日(土) 10:00~23:00(予定)第63回さっぽろ雪まつり 大雪像デザイン模型展示日時:12月22日(木)~12月25日(日) 13:00~23:00SAPPORO PREMIUM LIVE ~北海道をもっと元気にプロジェクト~日時:12月25日(日)13:00~/15:00~■さっぽろ雪まつり プレミアムキャンペーン日時:2011年12月16日(金)~12月25日(日)場所:イクスピアリお問い合わせ:047-305-2525(受付時間 10:00~20:00)取材/古屋 江美子
2011年12月15日11月11日は、お箸が並ぶイメージから名付けられた「いただきますの日」。「いただきます」という言葉には、食卓にあがる「いのち」、それを育む「自然」、おいしい食べ物を提供し、食事を作る「労働」や「知恵」、そして一緒に食卓を囲む「周りの人」に対する感謝の気持ちが込められている。このような「いただきます」の心、そして「いただきますの日」を普及するため、11月11日〜12日にかけて、親子で楽しめる食のイベントが開催される。 まず、「いただきますの日」プロジェクトの皮切りとして開催されるのが、「弁当の日」を実践している講師の先生による記念講演。「弁当の日」は、親が一切手伝わず、子どもが自らお弁当を作るという試みで、食育の実践例として注目されている。献立作り、買い出し、調理、弁当詰め、片付けまで全て子どもたち自身の手で行うことにより、親も驚くほどの自立心やコミュニケーション力、感謝の気持ちが育つのだとか。10年前から「弁当の日」を推進している竹下和男先生の講演は、子育て中のお母さんにも、たくさんの気付きを与えてくれそうだ。そして、翌日11月12日(土)には、親子で一緒に楽しめる「お箸作りワークショップ」が開催される。間伐材をフローリングとして生成する際に出る端材を材料に、毎日使うお箸を親子で一緒に形作っていく。試行錯誤しながら作り上げたお箸は、毎日の食卓をもっと楽しいものにしてくれそうだ。お箸作りの後は、食に関する紙芝居も予定されているので、親子で楽しみながら食の大切さを実感できる。こちらのワークショップは、親子10組限定の先着順となっているので、ご希望の方はお早めに。「いただきますの日」は、今年をキックオフの年として、今後も、様々なイベントやアクションを展開していく予定とのこと。今、日本には食料自給率、食の安全など様々な問題が取り沙汰されているが、「いただきます」という身近な言葉をテーマにしたこのキャンペーンは、改めて、私たちに食べ物に対する感謝の気持ちと、家族で食卓を囲む豊かな時間を取り戻すきっかけを与えてくれそうだ。「いただきますの日」 記念講演講師:竹下和男先生(弁当の日)日時:2011年11月11日(金)18:30〜20:50場所:丸ビル コンファレンススクエア ROOM4定員:先着100名参加費:無料お箸作りワークショップ講師:ミナトファニチャー 湊哲一氏日時:2011年11月12日(土)10:30〜12:30場所:新宿クリナップショールーム定員:親子10組(先着順)参加費:¥2,000(材料費・講師料として)お申し込み・詳細 「いただきますの日」ホームページ 取材/池田美砂子
2011年10月28日