りそなグループのりそな銀行はこのたび、近時の急激な円安への対応に苦慮する中小企業等の取引先への支援として、『りそな円安対策緊急プログラム』を開始した。急激な円安進行は、中小企業等の取引先にとって、仕入れコストや原材料高騰など、新たな経営課題の発生につながっているという。りそな銀行では、同社のサポート機能を活用しこの課題解決の手伝いをするという。りそな円安対策緊急プログラムの概要りそな銀行の各営業店が相談の窓口となる専用ヒアリングシートを活用し、経営課題の認識を顧客と共有する資金繰りへの対応、販路開拓の為のビジネスマッチングなど、幅広く対応する開始日:12月11日(木)相談受付:円安進行により発生した経営課題の共有。課題解決への対応策の相談サポート策の検討:各種資金ニーズへの対応。仕入コスト等安定化策。販路、仕入先拡大の手伝いなど各種サポートの検討にあたっては、決算書等の資料が必要。また、同社所定の審査の結果、希望に応えることができない場合があるとしている。相談の窓口:最寄りのりそな銀行各営業店(電話での相談も承る)りそな銀行コーポレートビジネス部(東京)『りそな円安対策緊急プログラム』担当受付時間:銀行営業日9:00-17:00
2014年12月15日日産自動車は17日、回避支援を行う安全技術「緊急操舵回避支援システム」を開発したことを発表した。緊急操舵回避支援システムは、ブレーキでは衝突を避けることが難しい状況において、障害物に衝突しそうになった際に、自動ブレーキだけでなく自動操舵も行うことによって高度な回避の支援を行うシステム。低速域での急な飛び出しのような予測できないリスクが発生した場合や、ドライバーの認知の遅れにより高速で渋滞末尾に追突しそうになった場合などで効果を発揮するとのこと。ステアリングでの回避を行うには、回避するエリアに障害物がないことを検知する必要があり、常に周囲を検知し判断するという高度な技術が必要となる。同社は、今まで培ってきた高度なセンシング技術と車載コンピュータ(電子制御装置、ECU)による制御技術により、ブレーキだけでは間に合わない場合、自動でステアリングを切り、側方への回避を支援する技術を開発することに成功したとのこと。同システムでは、車両前方のレーダーとカメラ、車両左右後方の2個のレーダー、周囲にとりつけられた5個のレーザースキャナーからの情報をもとに、まず「ブレーキでは回避できない衝突リスク」を察知。同時に前方に障害物の無い回避ゾーンがあること、後側方から接近する車両がないことを確認し、ドライバーにステアリングを切るべき方向を示し、ドライバーが直ちに操舵できない場合には、自動で操舵して衝突の回避を支援する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月17日