8月16日は電子コミックの日。手元のデバイスでマンガを読むというライフスタイルは今や当たり前となり、マンガ市場の7割を占めるまでとなった電子コミック。しかしかつては「電子コミックはマンガ文化を壊す」と危ぶむ声もあった。その突破口を開いたのは、とある大御所マンガ家だった!? 電子コミックとマンガ業界が、いかにして共存共栄の道を歩んできたのか。業界の草分けであるコミックシーモアの立ち上げメンバーに、電子コミック20年の歴史を証言してもらった。■docomoのiモード、3G携帯、パケホーダイ…、「ケータイでマンガを読む」障壁なくなった2000年代日本人はマンガが大好き。スマホに複数の電子コミックサービスやアプリが入っている人も少なくないだろう。とはいえ、老若男女がより日常的にマンガに親しむようになったのは、「スマホでマンガを読む」というライフスタイルが定着してからのようだ。事実、1995年をピークにマンガ市場は長らく微減が続いていた。回復し始めたのは2014年のことで、これはスマホの急激な普及と重なる。その後は年々プラス成長を遂げており、2020年以降は4年連続で過去最高を更新。その7割を電子コミックが占めている。そもそも、人はいつからマンガを紙ではなく電子で読むようになったのか。今年で20周年を迎えるコミックシーモアに、電子コミックの黎明期について聞いた。「世界で初めてマンガのダウンロード販売が行われたのは1995年1月。現在は、国内である電子書店がPC向けにマンガを扱うようになったのがその始まりです。当時すでに携帯電話(ケータイ)は普及していましたが、マンガは画像が細かく、ページ数も多いため、通信速度の遅いケータイにマンガをダウンロードするというのは現実的ではありませんでした。当時はパケ死(※)というワードも時事用語になりましたね」(コミックシーモア・奥田茂さん)一方、携帯端末でマンガを読むトライアルは少しずつ始まっていた。「当社では最初、街頭に設置した『Foobio(フービオ)』という端末からPDAにコンテンツを配信するという事業にトライしていましたが、PDAの普及低迷もあってかうまくいきませんでした。しかしゲームや音楽、テキストといった配信コンテンツの中でもマンガに対するユーザーの反応はよく、『手元の端末でマンガを読む』というニーズは確実にあると実感しました。そのプラットフォームとなり得ると考えたのが、1999年2月に始まったdocomoのiモードです」(コミックシーモア・多田知子さん)2002年には、ケータイの通信速度を飛躍的に高めた世界初の3G携帯がdocomoから発売。2004年6月には定額通信料サービス・パケホーダイが始まり、ケータイでマンガを読むことへの障壁はなくなった。そして2004年8月、いよいよコミックシーモアの前身サービス「コミックi」が始まる。※従量課金制の携帯電話でパケット通信(メールやネットなど)を使いすぎ、料金が高額になってしまうこと。現代の「ギガ死」とは異なる意味のネット死語。今や業界最大級のラインナップを誇るコミックシーモアだが、サービス開始当初に配信されていたのはわずか22作品だった。「当初は作品配信を許諾していただくために出版社さんを1社1社回ったのですが、反応は芳しくありませんでした。紙のマンガが主流だった時代、出版社さんとしては電子コミックに慎重にならざるを得ない事情もあったと思います」(奥田さん)そんな難しい状況の中で、電子コミック躍進の端緒となったのが、マンガ界の巨匠・本宮ひろ志先生。当初の配信作の半数以上が、『サラリーマン金太郎』や『俺の空』、『男一匹ガキ大将』といった、本宮ひろ志先生作品だったという。「本宮ひろ志先生は、Foobio事業の頃から電子コミックに興味を持ってくださっていたんです。そんな中、あるイベントで本宮ひろ志先生のプロダクションの方と出会い、配信に向けて前向きな話が進みました。初期の配信タイトルの多くは、本宮先生がご紹介してくださった作家さん経由で配信許諾していただいたものでした」(奥田さん)■「見開きをコマにカットするなんて」、反対よそに地道な手作業一方、出版社の許諾が進まなかった要因の1つは、ケータイの仕様にもあった。「電子はまだしも『ケータイのあの小さい画面でマンガが楽しめるわけがない』と思われたようです。実際、ケータイの画面は限られていますから、コミックiではコマを切り分けて1コマずつ見せる方法を取っていました。しかしこれも、見開きのマンガをコマにカットすることを理解していただくのには時間がかかりました」(奥田さん)もちろん、ただ闇雲にコマをカットしていたわけではない。コミックシーモア内で専門の職人集団が手作業で切り分けた“ケータイマンガ”は、1コマずつでも読みやすさや効果音など作品の醍醐味が存分に味わえるよう工夫されていた。そこに溢れるマンガ愛は読者も感じ取ったはずだ。「売上も少しずつ上がるようになり、それと共に出版社さんも少しずつ理解を示してくださるようになりました。小学館の『闇のパープル・アイ』など少女コミックや『北斗の拳』などアニメ化作品の配信も始まり、爆発的に売上が伸びました。この頃からコミックi公式サイトは、iモードやEZwebのランキング1位の常連になり、iモード公式サイト79ヵ月連続1位、EZweb302週連続1位と大きく成長しました」(多田さん)サービス開始2年後には累計5000万ダウンロード、5年後には5億ダウンロードを達成している。それまでなかった電子コミック市場がわずか数年の間に飛躍的に成長した要因には”秘匿性”と”気軽さ”もあったようだ。「最初期には『金瓶梅』『すんドめ』『ふたりエッチ』『罪に濡れたふたり』といったセクシャルな要素を含んだ作品が売れていました。紙の本では手に取りづらいけれど、個人所有の端末なら気軽に読める、そうしたニーズとマッチしたところもあったと考えられます。また、それまで主流だった紙のコミック雑誌とは異なり、電子コミックでは、気になった作品を気軽に読めるので、ジャンルの垣根を超えて作品単位で多様なマンガを読めるのも電子コミックがユーザーに歓迎された理由でした」(多田さん)やがてデバイスはスマホに変わり、電子コミック市場はさらなる成長を遂げた。画面が大きくなり、表現の自由度も高まったことから、電子コミック発のヒット作も続々誕生している。電子コミックがマンガ文化を壊すどころか、マンガ文化の発展にも寄与することが証明された形だ。今や出版社と電子コミック業界は、共存共栄の道を歩んでいる。その道なき道を開拓したコミックシーモアの功績は大きい。(文:児玉澄子)
2024年08月13日田口信幸は妻・凪咲と息子の3人暮らし。家事も育児も両立していた実母と妻をいつも比べます。妻は家事や育児は夫婦で協力するものと言っても、信幸は「そんなの知らない」と逆ギレ。妻としての役目を分かってないと思う信幸ですが…。■母を見習え!家事育児の両立を求める夫育児に掛かる妻にコーヒーのおかわりやハンカチのアイロンを要求し、自分でなにもしない信幸。「家事と育児は夫婦で協力するもの」と妻が言っても、実母は完璧にやれていたと言うばかり。挙句の果てには母を見習えと言い出して…。■他の女性に癒しを求める夫だが…1年前から瑞穂と付き合い始めた信幸。妻と瑞穂を比べ、心の癒しになっていると思っている信幸ですが、瑞穂から母親が入院するからと、金銭的な援助を求めてきて…。こちらは投稿者のエピソードを元に、ウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントを紹介します。■読者の反応は?まずは、育児に追われる妻にコーヒーのおかわりやハンカチのアイロン掛けを要求する信幸への批判です。・自分のことは自分でしましょって、小学校はいる前に習ったよね~。・自分のこともまともにできんのか、コイツ。お母さん相当甘やかしたね?してもらいたいんならお母ちゃんのとこ帰れよ!奥さんはアンタの面倒まで見るような余裕無いわ!・近頃の妻にはがっかり?お前の方ががっかりだよ!・初っ端から結末が見える展開…コーヒー自分で入れられないんやなぁ…だっせぇな。・なんで俺がやらないといけないか?父親だからだよ。時代錯誤ヤローが。また、信幸が妻と実母を比べて「家事育児を完璧にするのが当たり前」という言動に対する批判です。・自分のお母さんが家事育児仕事が完璧だったと言われたら、裏を返せばあなたとあなたのお父さんは役立たずのでくの坊だと言ってるみたいなものだと、世の中の男性達は気付かないのは何故?・義母と比べてくる旦那には自分のパパと比べてあげたら効きますか?「パパは育児に協力的でも貴方より稼いできてたのにしっかりしてよぉ」。・今回のモラ夫は一段と浅はかそうだな。母さんが家事育児も仕事も完璧ですごいと言うなら、妻に見習わせる前にまず自分が見習え。妻が老けたと言うなら、あんたの大好きな母さんはもっと老けてるんじゃないの?・そんなにママが良いならママと生活しなよ。結婚せずにパパ活とかで満たして、生活の全ては完璧なママにしてもらえばいいじゃん。夫にも父親にもなれない男が偉そうにすんな。最後に、信幸が瑞穂と「お付き合いしている」、瑞穂は「わきまえている」など彼女とのことについて勘違いしている信幸への苦言です。・お付き合いじゃなくて不倫だろ?相手からすると財布だよ。・わきまえてるんじゃなくてただのパパ活だから(笑)おっさんウザ~キモーって思われてるだけよ。・ちゃんとわきまえてる子は不倫しません。離婚しないでて言ってることはあなたとは遊びだと言われてるもんですよ。わかんないかな~。・向こうは遊びだろうな、離婚させるつもりもないし。・1年前からって、19歳の女の子に不倫させたの?わかって付き合ってる女もあれだけどうまいことつかえるオッサンつかまえたわけだ。信幸に対して、威圧的な冒頭場面から批判しか集まらない結果となりました。この他にも、妻が信幸に「義母は凄いが息子は全然似なかった」と言った台詞に読者から称賛の声が集まりました。この後、そのバリバリのキャリアウーマンで「隙のない義母」が自宅にやって来ることになり、凪咲は夫のことを全て打ち明けてしまいます。果たして義母の反応は…?▼漫画「モラハラ夫図鑑 信幸の場合」
2024年07月17日星野詩乃は2歳の娘と夫と暮らしていました。付き合う前は物知りな彼に惹かれていましたが、友人の忠告も気にせずそのまま結婚した詩乃。夫は家事育児に参加する気ゼロ!スマホで家電の情報ばかり漁っているのでした…。■結婚前の夫 友人が懸念?詩乃は、スポーツバーで夫と出会いました。夫の詩乃への振る舞いを見た友人から「変わった人だなと思うけど…」と、付き合うことを心配されていました。当時の詩乃はあまり気にも留めず…。■子育てして!スマホで情報を漁ってばかりの夫結婚して、子どもが生まれた詩乃。ある日、子どもを見ててくれるように夫に頼みますが、「立て込んでる」と言いながらスマホから離れず…。月日が流れても、夫は家事や育児に手を出さず、便利な家電を調べるばかりで…。こちらは投稿者のエピソードを元に、ウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントを紹介します。■気になる読者の反応は…?まずは、詩乃が夫と出会った頃についてです。夫の詩乃への振る舞いに、嫌悪感を抱く読者の意見です。・頭なでなでポンポンする男にロクなやついない。女を見下してる。・頭を触りながら「素直で可愛いね」=「お前は何も知らないチョロい奴だな」って気づかなかったのか…。友だちの見る目が正しかったな。・簡単に得た情報をさも自分が考えましたみたいに喋るヤツ苦手やわ。・私も若い頃悪い男に引っかかりまくったけど、最初は浮かれてて友達の意見聞き入れなかったとしても付き合って3カ月くらいしたら「こいつヤバいかも」ってある程度気づくものじゃないのかな…。少なくともこの旦那は友達気づくくらいだしちゃんとボロ出してると思う…。次に、便利だからと家電を調べて買うも、家事や育児に全く参加しない夫への批判です。・「妻と子どものためにこんなにやってる俺、最高」って思ってるんだろうな。妻から見れば「自己満、金遣い荒い、家事・育児しろ」だよね。・旦那よ、買うだけじゃなくて貴方も一緒にやったら?買うだけなら誰でも出来るよ。・情報を入手するのは良いけど、子どもは毎日アップデートしてるの気付いてないでしょ?・楽になる道具買ってくれるのは嬉しいけど相談なしに買ってくるのは嫌だな。一言これ買うね~ってないのか!!・情弱とか見下してるけど今の世の中情報なんていくらでも手に入るんだから、新しいものばかりに支配されてる人ってただ情報に振り回されて取捨選択できないアホに見える。・自分に酔っているみたいだけど、もっと自分の家族に向き合って欲しい。・この人、奥さん要らないんじゃない?そんな便利機械があるんだから。傍で「わー!すごーい」「さすが!」って返事してくれる相手が欲しいなら設定したロボットでもいいんじゃない?最後に、家計を心配する読者の声です。・このご家庭は、世帯収入2000万円とかあるの?いや、あったとしても要らない家電だわ。・めちゃくちゃ散財してるけど、家計は大事なのかしら。家事育児をせず、見下す発言をする夫に対して「結婚する前から分かっていたのでは…」という内容の意見が多数寄せられました。この後高額なSNSの投資セミナーに参加すると言い出した夫…果たして詩乃はどうするのでしょうか。▼漫画「モラハラ夫図鑑 哲司の場合」
2024年06月28日スイスで3歳児を育てているケイコモエナさんが幼稚園で体験した「幼児の性教育」。最初は戸惑いながらも、少しずつその大切さを痛感していきます。■スイスの幼稚園で性教育のお知らせが! えっ?! 性教育?! 早すぎじゃない?! と、思われますか?性犯罪から子ども達を守るための授業と伝えられたのですが、逆にこんな知識を幼い頃から教えることで子どもたちに恐怖心を与えることにならないか、とても心配でした。性教育で教わった4つのこととは…?そして、性教育授業があった日の夜のことです。少しづつ説明をしてくれた息子。だんだん授業の内容が分かり、想像していたものとはかけ離れた内容だったことがわかりました。教わったのはこの4つ。・自分の体を大事にすること・顔も体も自分のもの、他の人が触るのは拒んでもいいということ・もし触れられて「嫌だ」と思ったら、とても大きな声で拒否をすること・もし誰かに触れられたら、信頼できる大人に絶対に言うことこんなに幼い我が子が「自分のからだを大切にするんだよ」とお腹をなでるのを見て、心が熱くなってしまったのでした。この漫画に対して、読者たちはどのような考えを持ったのでしょうか?こちらは投稿されたエピソードを元に2020年5月18日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■どう教えるべきか悩んでいる人が多数 まずは、読者たちに「子どもへの性教育は必要だと思いますか?」という質問をしました。その回答のほとんどが「必要だと思う」というもの。多くの人が、プライベートゾーンの話や絵本から始めていました。・まだ小学一年生なので、「大切な部分は他人に触らせない、触らない!見せない、見ない!」というところから教えました。・困ったことはない。ありのままを包み隠さず、生命科学の立ち位置で、「命は素晴らしい、あなたは素晴らしい存在」と伝えるのが性教育だと思います。・困らない。事実を正しく伝えるだけだから。・まだ0歳なのですが、必要なことかと思ってます。・体のことに興味のある子だったので、生殖のことを早くから聞かれました。そこで本を使いながら相手を思いやることを教えました。 また、水着で隠れるところは他の人に触られたら拒否していい、自分を責める必要はないと説明もしました。この漫画を読むと、拒否の仕方なども参考になりました。・「あかちゃんはどこから?」という本を本棚に置いておきました。小学生ぐらいになったら教えようと思っていたら、5歳ぐらいで読み始め、それからは結構オープンに教えています。・3歳の娘に「お風呂で体を洗うとき以外は、あなたの体を人に触らせないよ」と伝える。親子でスキンシップで遊んでるときでも、子どもに「いやだ」と言われたら、「ごめんね」と言ってやめる。次にご紹介するのは、とはいえ、自分たちが性教育を受けていない親が多いので、困ったこともあったという人も多くいました。具体的にどんなことに困ったのかを見てみましょう。・図書館で絵本を何冊か借りて読み聞かせをしました。赤ちゃんが産まれるメカニズムや生理のしくみが、思ったより踏み込んだ書かれ方をしていました。性教育は望まない妊娠を防ぐ目的が大きいと思っているのですが、なぜ望まない妊娠をする可能性があるのかは、どの絵本も触れていません。読んだあと、子どもとってはそこが疑問に残り、説明に苦労しました。 説明しにくいからこそ絵本に頼ったので、肝心の部分についての説明まで欲しかったです。・性教育に関する本を子どもに読ませたのですが、親は性について「恥ずかしいもの」という思い込みが強いので、内容に関して質問されても、簡潔に説明することが難しく大変でした。・いやらしくならないように伝える伝え方が分からなくて、曖昧なことしか言えなかった。・「赤ちゃんはどうやってお腹の中に入るのか」という質問に対する答え。・固有名詞をどのように使うか悩んだ。結局よく使われる「水着で隠れるところ」のような言い回しをした。・10歳の女の子です。 未だに困っているのは直接的な行為についての教え方です。もう教えた方がいいのか、まだ早いのか。昭和生まれの私自身は、性教育は学校で生理や妊娠の仕組みなど習った程度で、親からは一切教えられたことはありません。児童の頃に性的虐待を受けた人が「それがそういうことだと当時はわからなかった」と証言していた記事を読んで愕然となり、とても不安になりました。親の見ていないところで娘がそういう目に遭ってしまったら、取り返しの付かないことになってしまうと思います。 知らせることが子供のためになるとわかっていても、説明することに抵抗感があります。・先ずは水着で隠れる位置は大切なところと言うことと、お風呂で自分で洗うことをどの話でも推奨されますが、幼いうちは清潔に保てるか、親のチェックはいるかと思うので、線引きをどうしたらいいかで悩みます。・子どもの年齢に合わせて、どこまでの内容を教え伝えるべきなのかの境界線がわからなかった。・教えるためには自分に羞恥心があっては、確かな知識が伝わらないことです。子どものなぜ?どうして?に詰まってしまうことがありました。3歳から教えられるような性教育を、親として受けれたらと思います。幼稚園や保育園もそうですが、小中学校の先生でさえまともに教えてはいません。性とは命の源という見方から、どう教えていけばいいのか私自身も学びたいです。最後にご紹介するのは、読者たちが体験した我が子と性教育についての体験談です。毅然とした態度で教えることが必要だとわかっていても、現実として難しいこともあるようです。・6歳男児に、『だいじ だいじ どーこだ?』という絵本を読み聞かせようとしましたが「気持ち悪い!読まないで!」と言われてしまいました。それまで、「体の大切なところ(プライベートゾーン)は人に触らせないよ」と簡単に話してました。絵本でこのような反応があるとは思わず、びっくりしました。 成長の証だと思いますが、素直に受け入れる3才ごろから性教育を始めればよかったと思いました。気持ち悪いと思うということは、何か間違えた捉え方をしているのかなとも思います。今は無理に情報を与えず、子どもが興味を持って聞いてきたときに、恥ずかしがらずに伝えるように意識してます。 タイミング、伝え方など大変難しいテーマだと思ってます。・早めに教えた方が良いと思って、幼稚園児の頃から絵本など見せたりし、どうしたら妊娠するかなど教えていました。娘が小6になったあたりから友だちからBL本等を貸し出されたり、性的な動画を見ていてそのような話をしてくるそうで、娘もそういうことに興味を持ち出した。それはある程度致し方ないと思うのですが、私にあけすけに関心のあることを報告や質問してきて困っています。恋愛や精神的な愛情というものがすっぽ抜けて身体的な話ばかりをしてきます。「性的なことは汚いことではないと子どもに話すべき」とよく色んな媒体で見かけますが、だからと言って、家族との食事中にそんな話をしようとするのは適切なのか、年下の弟も意味を理解せずに色んな言葉を聞き齧ってしまっているので、私はすごく不快に感じてしまい、いつもストレスを抱えています。・長女が小学5年生の時に性教育の授業があり、その日の放課後にニヤニヤしながら色々と聞いてきた。そこで真顔で「大人になって、結婚したいって思える相手とすること。特に女の子は、妊娠する可能性があるから自分の人生を左右する出来事に繋がる行為」と説明した。 自分が20歳で長女を出産、その後離婚をしているので、「後悔はしていないけど、1人で育てるのは大変だったし、出産していなかったらどんな人生だったかな?と想像する事はあったよ。結果、やっぱり産んで良かった」 と心境も話した。もう中3になり下ネタや性的な話を理解しているので、彼氏が出来たら避妊について話そうと考えている。北欧と比べて日本は遅れていると言われている性教育。小さい頃から、年齢に合わせた教え方ができるように、親も一緒に学べるものがあればいいのに…というのが本音。我が子の性教育を通してケイコさんはふと幼い頃に友達に起きたことを思い出すのでした…。▼漫画「スイスで出会った3さいからの性教育」
2024年06月20日10代でアイドルとしてデビューし、現在は俳優として活躍している松井玲奈さん。一方で小説家としての顔もあり、このたび2冊目のエッセイ集『私だけの水槽』を上梓。30歳を迎える前後の繊細な心の動きや、人との距離感についての悩み、旅先で食べたおいしいごはん、さらには部屋の片付けをしながら思い浮かんだあれこれ…など、松井さんの日々の暮らしと思考を覗き見しているような気持ちになる、そんな本。人の日記をこっそり見る、そんなふうに楽しんでもらえたら。「今回の本に収録しているのは、『小説トリッパー』という文芸誌に連載をしていた作品です。連載のお話をいただいたときは、自分も読んでいる憧れの文芸誌だったので嬉しかった。でも、テーマは自由、そして文字量がこれまで私が書いてきたエッセイの約3倍だったので、最初は書いても書いても“え、まだあと半分も残ってる?!”という感じで、選んだ題材が意外と広がらず、“テーマ選び、間違えた…”みたいなこともありました(笑)。でも、“長い文章”の先、さらにそのまた先に自分自身を連れていくという作業が、徐々に楽しくなってきて。2年間エッセイを連載させていただけて、とても勉強になりました」小説を書くときは、松井玲奈という人間を感じてもらいたくなく、いつもの自分からまったく離れた物語を書く。一方エッセイは、それを通じて自分を知ってほしい気持ちを込め、“半径5m程度の世界”を書く。本の中に綴られる、頑なで少し不器用、でも自分なりに楽しく毎日を過ごす松井さんの姿に、同世代の女性は共感すること間違いない。「誰かのエッセイを読んでいると、その人の日記の一部をこそっと見せてもらっている感じがして、そこには“秘密を共有させてもらう喜び”があると思うんです。私のエッセイを読んでくださる人も、そんなふうに感じてくれたら…と思います」自身に起きた出来事や心の動きをまっすぐに見つめ、内側から、そして時には俯瞰で自分自身を分析し、文章にする。1つのエッセイの中で、自分を切り取る視点が変化していくところがとてもユニークだ。「本になり、改めて読んで気がついたのですが、結果的に、いま私が何を考えそしてこの先どう進んでいきたいのかということにフォーカスをしたエッセイ集になったな、と思っています。でも、現在や未来のことを考えていると、『じゃああのとき私はどうだったんだろう』と過去を振り返りたくなることもある。私は物事を記憶するとき、自分の主観で見た映像ではなく、別のところにあるカメラで私を含めた状況を撮っている、そんな映像で覚えていることが多いんです。もしかしたら、“かつての私”に関して書いているところが俯瞰の描写になっているのは、そのせいかも…。でもその“記憶の形”も、このエッセイたちを書かなければ気がつかなかったこと。いろいろな発見がありますね(笑)」小さい頃から、作文を書いたり、絵を描いたり、芝居をしたりなど、自分の中にあるものを表現することが好きだった。今の松井さんにとって文章を書くことは、デトックスすることにも近い、とも。「思考や思いは、自分の中にある間はなかなか形にできないもの。それを吐き出して、ベタベタと触りながら、粘土を固めていくように形作っていく作業が、今の私にとっての“書くこと”です。それはどこか、心の整理や調整の作業にも近い。連載が終わった今、エッセイが書けないのがちょっとつらいので、日記を書くようになりました(笑)」表紙には、レトロなウォーターゲームの中を女性と魚が気持ちよさそうに泳ぐイラストが。表紙をめくると現れるのは、深い海のようなブルー。タイトルは、松井さんが地下鉄の駅で偶然見かけた、水槽を描いた絵画に着想を得た。「自由に、自分の好きなように泳ぎ回れる水槽を持っていたら、きっと人生は楽しいし、強く生きられる気がして、この書名にしました。そんな私の気持ちが、本を手にとってくださる方に伝わったら嬉しいです」『私だけの水槽』文芸誌『小説トリッパー』に連載されたエッセイに加え、新たに書き下ろした作品も収録。松井さんと同世代の女性に向けご本人からのおすすめは、「クリストファー・ロビンに従って」。また、ラストの「趣味の収穫どき」も秀逸。朝日新聞出版1650円まつい・れな1991年生まれ、愛知県出身。役者、小説家。著作に小説『カモフラージュ』『累々』(共に集英社)、エッセイ『ひみつのたべもの』(小社刊)が。現在文芸誌『小説すばる』(集英社)にて、小説を連載中。ジレ¥104,500スカート¥41,800(共にエズミ/リ デザイン TEL:03・6447・1264)カットソー¥31,900(プント ドーロ/ブランドニュース TEL:03・3797・3673)アクセサリーはスタイリスト私物※『anan』2024年6月12号より。写真・内山めぐみスタイリスト・井阪 恵ヘア&メイク・白石真弓(by anan編集部)
2024年06月10日妊娠9カ月の明音。近所に住む義母が、しょっちゅう家に遊びに来くるため、明音はできるだけ話し相手になってあげようと思うものの、話がとにかく長い…!妊娠中の明音は聞いているだけで疲れてしまいます。■寂しがりやな義母 話が長くて疲れる妊娠中の明音には困ったことが…。それは近所に住んでいる義母が度々遊びに来ては、近所の人などの話をすること。話が長いため、妊娠中の身である明音はすぐ疲れてしまいます。明音が用事があることを告げると「私より大事な用があるわよね…」と謝るのでした…。■義母に罪悪感 夫に相談すると…しょんぼりして帰る義母を見ると、明音は罪悪感を感じるのでした。夫に話すと無理に付き合わなくていいと言います。嫁姑関係が良好なのは良い事と思う反面、義母から思い詰めたようなメールが届いて…。こちらは投稿者のエピソードを元に、ウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントを紹介します。■そんな義母に読者の反応は…まずは、妊娠中の嫁が疲れているのにも気が付かないで、延々と喋る義母に対しての苦言です。・義母さん、習い事やデイサービスなど行くといいですよ。同じ悩みを持った人が沢山いて自分の悩みに共感して下さいますよ。お嫁さんの貴重な時間を奪わないであげてくださいね。・これも一種の嫁いびりよね。周りに気付かれないから、暴言を言われるよりも厄介よ。・「私より大事な用が」なんて、本当にごめんなさいと思っていたとしても、口に出した時点で人の良心につけ込むズルい行為です。次に、義母の話につきあって疲れてしまう、明音に対する同情や苦言です。・「お腹が張ってきた」で通そうか。実際つらくないかしら、座りっぱなしの姿勢もきつそう。何より興味のない話に相槌なんてー。・旦那さんがハッキリ言ってくれるんだから、義母なんて気にせずほっときゃいい。可哀想だからとか、思うくらいなら最初からめんどくさがるな。・夫がいいって言ってるのに良い嫁ぶるから自業自得です。・子どもの行事のたびに勝手に来て「やっぱ家族水入らずの中私なんて邪魔よね(チラッチラッ)私は一人だから(チラッチラッ)」の繰り返しになるから早めの対策が必要かと。最後に読者の経験談です。・うちの母親もこれ。こちらの都合は全く気にしてくれないし、断るとメチャクチャ被害者ぶるから、本当にめんどくさい。・友人のところがそうだった。赤ちゃんいるのにアポなしで遊びに来て永遠に喋ってる。寝たくても寝れないし、「すみません、まだ体調が悪いので横になりたくて…」って言ったのに、「あーら、横になってていいわよ!それでね~」とペラペラ。夫に訴えても母さん心配してるんだよ。と言って終わらせ、最終的に合鍵を渡しやがった。泣きながら友人から電話あってその事知って、我が家に避難させてやっと夫の考えが変わったよ。こういう義母はなるべく早く対処しないと自分が体調崩しちゃうよ~。かまってほしい義母を拒絶する読者の意見が多く集まりました。それとは対象的に義母に付き合ってしまう明音に対する苦言も見られました。この後、義母の気を引く行動が加速して…!? 読者も「めんどくさい…」とイライラMAXに…!▼漫画「かまってちゃんな義母」
2024年06月09日丸井麻里奈は夫と3カ月の娘と暮らしていました。夫とは友人の結婚式で出会った麻里奈。オシャレなところを褒めてくれていた夫が、結婚してから変わってきて麻里奈の服装にいちいち文句を言うようになったのです。■「仕事を辞めてほしい」結婚後に違和感…結婚する前は、麻里奈のオシャレな所を褒めてくれていた夫。結婚してからは仕事を辞めてほしいと言われます。そんな頃から夫の暴走は始まっていたのでした。麻里奈が出かける際の服装にまで文句を言うようになって…。■妻の服装にいちいち文句を言う夫麻里奈の服装に、夫がいちいち文句を言うようになり、着ていく服が無い麻里奈。夫に新しい服を選んでもらうために出かけます。夫は、脇が見える服はダメ、スカートもダメと言い出します。さらに「専業主婦が発情期みたいな恰好をする意味があるのか!」とまで言い出して…。こちらは投稿者のエピソードを元に、ウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントを紹介します。■そんな夫に読者の反応は…?まずは、結婚してすぐに「仕事を辞めてほしい」と言う夫の理由についての苦言です。夫が「温かいご飯が食べたいから」という台詞に読者から批判の声があがりました。・そんな理由?私は家政婦じゃないんだわって思わない?私だって帰ってきたら温かいご飯食べたいわ。自分で作るんじゃなく。・今時 温かいご飯ね…電子レンジ知らんの?笑 共働きならたまには自分が作って待つって知らん?・暖かいご飯を用意するのが必ずしも嫁側じゃないといけない理由はなに?・なんで旦那が「ご飯を待つ側」なん?作れよ。子どもできたら難しくなるぞ?奥さんが働いていてもいいじゃないか。なんで旦那の意見にいちいち合わせるんだよ。・自らの「辞めたい!」という意思で辞めるなら良いけど、「頼まれて…」「何となく…」なら仕事を続けた方が良い気がする。・夫に言われたからと言って簡単にやめない方がいいと思うよ。貯金だって1人より2人のができるし。この妻さんがいいかえせるようになるのを願います。次に、妻の服装にいちいち文句を言う夫への批判です。・妻のお洒落がそんなに嫌ならデパコス販売員や服屋の店員や美容師といったお洒落が仕事の人と結婚しなけりゃいいのに。あと妻も怒鳴り返していいよ。・この人(夫)はオシャレしてる人はみんな俺を誘ってるって思ってるんかな。男の目なんか気にしてないよ、好きなの着たいだけ。ちょっとオシャレしてご機嫌でいてくれるより、いつも同じ服で無表情でいて欲しいのかな。・こんな旦那要らねぇ。服ぐらい好きなもの着させて。・やだよ、こんな部屋着みたいな服来て外行きたくない。そのうち子供から言われるよ。友達のお母さんはオシャレでかわいいのに、ママはかわいくないと泣かれるよ。・その考え方しか出来ない夫の方が発情期野郎だろ。私だったら荷物置いて子どもだけ連れて実家に帰るわ。最後に、読者の経験談です。・元夫も結婚した途端「短いスカートははくな。下着も外に干すな」と、急にさだまさしの歌みたいなことほざき出して。亭主関白を気取りたかったんかな。離婚したよ。・友人もこれだわ…。爽やかで大人しいタイプの男性だったけど、結構亭主関白っぽくなってて…。私はドン引きした記憶。その子は結構言い返せるタイプだし、義母や義兄弟味方につけて上手くやってるようだけど。・元夫は私が冬に脇の毛をそっただけでも「誰かに見せるの?」と言ってきたよ。「職場のロッカールームで着替える時にわき毛生えてるの見られたくないから」と言ったら鼻で笑ってた。いちいちうるさかった。妻の服装について「オシャレ=発情期」と考える夫に対して、非難する言葉が集まりました。中には「世間の女性全員に謝れ」という怒りの声も!この後、夫の暴走はさらに加速して…麻里奈はどうなってしまうのでしょうか。▼漫画「モラハラ夫図鑑 龍生の場合」
2024年06月01日韓国のWebtoon(縦スクロールコミック)の出版社であるRIDI(本社:韓国ソウル市、代表:Bae Kisik)は、2024年5月24日(金)にめちゃコミックにて特設ブランド館をリニューアルオープンし、自社の人気コミック6種のラインナップを紹介することを発表しました。めちゃコミック×RIDI ブランド館RIDIは日本の読者に、より多彩な楽しみを提供すべく自社の誇る人気コミックを提供し続けています。特に自社のコミックでも人気の高い『オークの樹の下』、『その品格に反抗を』はめちゃコミックでの連載開始と同時に月間、週間1位を達成するなど着々と人気を得ています。2024年2月、コミック5種と共にめちゃコミックでブランド館をオープンした後、多くの読者様から声援を受け『その品格に反抗を』を追加したブランド館をリニューアルオープンしました。RIDIは、新しいコミックと共に2ヶ月の周期でめちゃコミックにブランド館をオープンする予定です。■リニューアルオープン概要めちゃコミック×RIDI ブランド館日程 : 2024年5月24日(金)作品リスト: 「オークの樹の下」「その品格に反抗を」「正統派悪役令嬢の裏事情」「愛しのあなたは怪物公爵」「ディレッタント」「木隣」 計6作品URL : ■ブランド館の重要作品紹介「その品格に反抗を」ジャンル: 女性漫画URL : ストーリー:戦争終結後、深刻な財政難を抱えていたベルディエ子爵家は一家のお転婆娘こと、次女のアリスが裕福な家に嫁ぐことに一縷の望みをかけていた。生まれつき足が不自由な長女クロエは、妹に付き添って舞踏会に赴くが、そこで再会したのは3年前、最悪な出会いをした公爵デミアン・エルンスト・フォン・ティセ。華やかな外見とは裏腹に、彼の性格は身勝手で傲慢だった。断ち切れない悪縁に辟易するクロエ。そんな中、当のアリスが流浪の民と恋に落ち、城を去ってしまう。一族の危機にクロエはデミアンを訪ね、一世一代の大きな賭けに出る。互いに相容れない品格…。憎しみを募らせながらも、クロエはデミアンへ好意を抱いていることに気づくのだが…。「その品格に反抗を」「オークの樹の下」ジャンル: 女性漫画URL : ストーリー:吃音症で内気な公爵令嬢マクシミリアン・クロイソは父親に強要され、貧しい生まれの下級騎士リフタン・カリプスと政略結婚することになる。しかし初夜の翌朝、目を覚ましたマクシミリアンのそばにリフタンの姿はなかった。それから3年後、生死をかけた討伐戦に勝利し、大陸中に名を馳せる英雄となって帰還したリフタン。共に過ごす中で、マクシミリアンは彼が当初、印象に抱いたような無愛想で冷淡な人物ではないことに気づく。最悪の出会いから始まった二人の関係にやがて変化が訪れる。リフタンの不器用ながらも一途な愛や周囲の人々の支えを糧に、マクシミリアンは劣等感という殻を脱ぎ捨て、徐々に成長していくのだった。「オークの樹の下」「正統派悪役令嬢の裏事情」ジャンル: 女性漫画URL : ストーリー:不幸にも若くして事故死してしまった平凡な大学院生の私。目を覚ますと、生前読んでいた恋愛小説の世界の登場人物に憑依していることに気付いてしまった。それも悲惨な結末を迎える極悪令嬢「セリア」に。このままでは小説の通り、ヒロインを愛するヒーローたちに殺されてしまう運命。今度こそ幸せな人生を全うするためになんとしてでも生き残りたいセリアは、過去の悪行も改めたし、サブヒーロー・カリスと婚約もした。これでヒーロー・ルシェが原作のヒロインとうまくいけばハッピーエンディング…だったはずなのに!?「正統派悪役令嬢の裏事情」■RIDIについてRIDIは韓国を基盤としたグローバルコミックの出版社です。世界最高峰のウェブトゥーン制作能力を誇るインハウスウェブトゥーンスタジオを保有しており、これを通じて膨大なオリジナルストーリーIPを基盤にした良質のウェブトゥーンを全世界の読者に披露しています。代表作には「オークの樹の下」「その品格に反抗を」などがあり、特に女性をターゲットにしたロマンスジャンルでその競争力の高さが認められています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年05月24日子どもたち、つまり、かつての私たちが主人公の小説をたくさん書いてきた辻村深月さん。最新エッセイ集『あなたの言葉を』は、そういった物語を読んだ子どもからたびたび寄せられる「大人なのにどうして子どもの気持ちがわかるんですか?」という問いがきっかけになっている。「自分の言葉」ってそもそも何?子どもと本音で向き合うエッセイ。「言われるたびに嬉しい半面、『仲間だよ!』と寂しい気持ちにもなりました。その質問が出てくるには、『大人は自分たちの気持ちがわからなくて当然』という思いがあるはずなので。だとしたら、子どもの頃の悔しかったこと、もやもやしたことなどを覚えているのが私の強みなので、大人の中の子どものスパイとして頑張ってみようと思ったのです」毎日小学生新聞に連載されたこのエッセイ。言語化や自身の言葉で話すことが尊ばれる昨今、「自分の言葉がある」とはどういうことなのか、辻村さんの子どもの頃の経験や時事問題、読者からの投稿を交えながら深めていく試みでもある。「大人が思う子どもらしい言葉ではなく、自分の感情や本音の部分を言語化すること。それを表に発さないとしても、心に保つことの大切さについて書きたいと思い、このタイトルにしました。そしてある程度記事が溜まってきて、これは同調圧力に屈しないことについての連載だったのだと、しみじみ思いました」たとえば、遠足のお弁当の時間、よく知らない子の陰口が始まって、「そうなんだ」と相づちを打ったエピソード。大人の世界でもよくあるシチュエーションといえるが、一緒にいた女の子のとった行動に小学生の辻村さんはハッとさせられる。「周りに流されず、思ったことはどんどん出したほうがいいとか、大人の思う正しさで語られることが多いけれど、表明することだけが向き合い方ではないと思うんです。子どもに伝えようと思うと表現はよりストレートになるのですが、だからこそ言葉の選び方は大人向けのエッセイ以上に時間をかけました」迷いが生じたときに本を開きたくなるような、辻村さんが子どもというひとりの人間と真摯に向き合った優しい言葉がちりばめられている。「作家としていろんな方の言葉や文章に触れる機会が増えてくると、本音で書いてあるものに勝る強さはないと感じます。そのことが、全体を通して伝わったら嬉しいですね」『あなたの言葉を』学校生活、出会いと別れ、読むこと、書くこと。かつての子どもたちにも響くエッセイ集。朝倉世界一さんの挿絵が文章に寄り添う。毎日新聞出版1540円つじむら・みづき作家。2004年デビュー。本誌で連載された『ハケンアニメ!』は、舞台・映画・ウェブトゥーン化された。近著『この夏の星を見る』はコロナ禍でつながる中高生の青春物語。※『anan』2024年4月24日号より。写真・土佐麻理子(辻村さん)中島慶子(本)インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2024年04月24日更紗は夫・充と息子の3人暮らしです。アパレル販売員の副店長になった直後に妊娠したものの、産後は同じポジションに戻れた更紗。復職するに辺り、充と家事や育児について話し合ったのですが…。■職場復帰 ゴミ出しかしない夫育休明けからの復帰に、みんなに迷惑をかけないか心配な更紗。家事育児の分担を夫と話し合い、夫は「余裕」と豪語しておきながら充がやることと言えば朝のゴミ出し程度。家事も育児もほとんど更紗がやっていました。■お迎えが… 以前のように仕事を出来ない子どもを育てながら以前のように仕事をこなすのは思った以上に厳しく、仕事にやりがいを感じている更紗ですが、子どものお迎えのために思うように接客が出来なくてモヤモヤしていました。こちらは投稿者のエピソードを元に、ウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントを紹介します。■「仕事辞めれば」と言う夫に読者は…まずは、そもそも更紗が副店長としてはやっていくには難しいのではないかという意見です。・子育てと育児の両立が大変なのは百も承知だけど、接客業で夕方と土日いない副店長って頼りなさすぎない?周りも「仕方ないと分かっていてもさあ…」って感じになりますよね。今はそれを言ったら「差別だマタハラだ」となってしまうのでしょうが…。・旦那の言葉は置いておいて私もサービス業なので周りのスタッフの事も考えると正社員は難しいと思いパートになりました。業種にもよると思いますがサービス業で出産前と同じポジションでいるのは厳しい…。サポートしてくれるのが夫だけでは無理がある。私の周りでお互い正社員の夫婦は両親にお迎えや病院を頼ってる人ばかりです。・大変なのはわかるけど平日夕方に職場にいない管理職はとっても困る…。決裁に回るのすごい大変なんだよね。キャリア積むなら時短じゃなく家庭で話し合ってフルで働いてもらいたいのが本音。この旦那はそういう意味じゃないにしろ、ちゃんと奥様手伝ってあげて職場の人にも還元してくれ。次に、家事育児参加しない夫のことは何もしなくて良いという意見です。・とりあえず旦那の世話はすべて放棄。そして土日は逆に仕事入れて、旦那に強制的に育児させちゃえば…?・旦那の世話はしなくて良い。あと、手伝わない旦那にはお金出してもらおう。お金で解決出来ることはお金で。・旦那さんのことは自分でしてもらいましょう。洗濯、炊事、クリーニング、食器も下げないし洗わない。やってあげる価値なし。・夫は大人自分の事は自分でしてもらおう。夫の洗濯も茶碗も洗わない子どもと自分の分だけやる。「ついでにやってくれても」って言われたら「ついでに育児もやって」だよ。さらに、夫の言動や行動に対する批判的な意見です。「子どもの面倒や家事から逃げてる?」という夫の行動から読み取る読者もいました。・仕事してるのは妻も同じですよね?旦那が何の仕事かはわからないですけど子どもの面倒見たくないから、妻に出勤とウソついてカフェとかで仕事してるとかないですよね?見送りは義務ではありませんよ。・給料が自分より上とか言ってくるやつほほんと殴り飛ばしたい。だから?じゃぁさよならしましょって言いたくなる!奥さん負けないで!!めちゃ頑張ってるよ!・単にリモートだと余計に育児協力しなきゃだからなんだかんだ理由つけてリモート辞めて出社にして育児や家事からも逃げてるとしか思えない…。・こーゆー自分を大切にしてくれない男のどこに魅力を感じるの?奥さんの仕事を軽視してる時点で下に見てるよね?・「仕事で疲れてるとこごめん」から入るこの妻をどうして大事に出来ないねん。・家事しない育児もしない、仕事してるだけの夫ならいない方が割り切れる。むしろそのほうが家事の負担は減るし、あらゆる予定も組みやすいし、イライラもやもやしなくて済む。最後に、「仕事辞めれば?」と言われて葛藤した読者などの経験談です。・うちも夫に「子どもが寂しがってるから仕事やめろよ、別に金がないとかじゃないし」って言われたことあります。そういうことじゃないのになぁ…。社会の一員だから働くのに…。・ちょっと状況は全然違うし、多分展開も違うのですが、同じ職業を目指していた私の親友の話です。一緒に頑張って就活して手に入れた職業なのに、結婚してから仕事に急に後ろ向きになり、結局退職することになりものすごくショックを受けました。この旦那の「仕事辞めれば?」というの、どうかと思います。その子の旦那はやめろと言ったわけではないですが、旦那が最初はその仕事を尊重していたのに、だんだんけなすようになってきて、思うように仕事ができなくなってストレスと言っていました。他にも、サービス業での仕事の大変さを知る読者から同じように「土日にくるお客さんに合えなくなるのが寂しかった」という回顧談も寄せられました。この後、夫の一言に更紗の怒りがピークに…!?「仕事をしたい!」という更紗の気持ちに夫は気が付くのでしょうか…?▼漫画「夫に『仕事辞めれば』と言われました」
2024年04月16日夫・翔太に隠し子発覚…!あなたが奥さんなら、どうしますか?まさかの事実に動揺する恵。友人からは「娘の目的がお金なら大金を払うことになるかもしれない」と言われ、恵は現実的な問題を考え始めます。翔太とともに夫婦で背負うべきものなのか…悩んだ末、恵は翔太を呼び出します…。■夫の隠し子に動揺 友人に相談するも… 夫に高校生の子どもがいたということを知らされ、動揺する恵は友人に相談。友人は、お金が目的で翔太に会いに来たのではないかと言います…。■一緒に乗り越えたい!妻の決意友人から、結婚前の行いをこれから恵も背負っていくのかという現実を指摘され、冷静になる恵。翔太としっかり向き合うことを決意します。恵は翔太と一緒に乗り越えていくということを伝え、自分も相手の子どもと母親と会って真意を確かめたいと伝えます。そうして恵たちは、2人を呼び出したのですが…。こちらは投稿者のエピソードを元に、ウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントを紹介します。■夫に隠し子による妻の立場に読者は…まずは、ウーマンエキサイトの公式Instagramから「みなさんが妻の立場なら…どうしますか?」という質問に対しての意見です。・どんな理由があろうと母親が知ってるかどうかも不明のまま子どもにお金を渡すこと自体間違ってる。まず母親と現状を確認し、その後どうしていくかを決める。母親も養育費が欲しいなら初めっから消えたりしなかっただろうし。・認知してもない状況で知らぬ間に生まれた子を今更認知しろとか言ってもねー…。・徹底的に調べます。また、恵が友人に相談した際に出た「養育費」についての読者の見解です。まだ高校生の子どもに渡すということに対して批判の声が集まりました。・お友だちの「大学の費用を出させたい」が合ってる気がする。私の妄想だけど、家庭環境の悪かった母親が、真優ちゃんの父親と結婚して苦労したから自分はちゃんとした道を歩むために気弱そうでフリーのエンジニア(お金ありそうに見える)な誠さんを狙ったんじゃない?・養育費が何たるかをこの場で説明できるなら払ってやるわ。・お金出すだけじゃなく教育するのも親の仕事だから、そんな態度なら出さないとはっきり言ったら良い。養育費とお小遣いは別。・認知してないなら養育費の支払いは不要。・児童相談所に連絡すれば、女の子の母親にすぐ連絡つくのではないでしょうか。真相を確認するには手っ取り早い。そして、本当に子どもなら養育費は払うべきだと思う。最後に、翔太に同情する声や夫婦関係の良さについての読者の考えです。・妊娠も知らされずに勝手に自分の子供を出産されてても、母子が本気出せば強制認知で養育費払わないといけないのかな…怖い…。妊娠は2人の責任だけど、流石に男性側に同情する。・素敵な奥さんで良かったね。でも今までの夫としての父親としての積み重ねが、奥さんにそう思わせてくれたんだから、それも素敵な話。向き合うと決めた恵の決意…そしてこの後どのような展開を見せるのでしょうか。▼漫画「優しい夫の秘密は何?」
2024年03月30日事前に予定を共有しないだけでなく、育児に責任を全く持たない夫・俊貴。育休を終えて職場復帰後は家事・育児も夫婦で分担するはずだっのに、夫はなんだかんだ理由をつけて家事も育児も理央任せ。保育園のお迎えもドタキャンする始末。何度理央が何度促しても自分ごと化しない夫。さらには子どもの運動会でも二日酔いで朝帰り…。■なぜ?素っ気ない妻に戸惑う夫晩御飯が用意されていなかったり、突然ファミサポの人が家にいたり、俊貴は妻の行動に戸惑いを感じていました。何かがおかしいと思うも、妻には「迷惑かけてないから問題ないでしょ?」の一言で片付けられて…。■妻に愛想尽かされた?焦って行動に移すも…ある日の休日の朝、俊貴が起きると、娘も妻もいなく…。二人だけでテーマパークに行っていたのでした。妻に「前もって教えてくれたって…」と言うと「あなたがソレを言うの?」と鼻で笑われてしまうのでした。今までの自分の行いを顧みた俊貴は、愛想をつかされていることに気が付くのでした。しかも、洗い物をしていると娘に驚かれ…。こちらは投稿者のエピソードを元に、ウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントを紹介します。■妻任せな無責任夫に反撃 読者は?今まで家事育児を妻に任せてきた俊貴。まずは、そんな夫に反撃に出た妻への共感の声です。・悟りを開いた奥さんの顔最高。・頼りにならない旦那より、ファミサポよな。・この奥さんは、経済的にも自立してやっていけるからだろうね。子どもも1人だし。これで、数人子どもいて、パート勤務とかの奥さんだと出来ないだろうな…。・誰かが旦那を諭して解決していくんじゃなくて、奥さんが自力で解決していく姿がとってもいいわ。・着々と旦那ナシで成り立つ家族の形が出来上がってゆく笑。いままでずっとおかしかったのはアンタだろ。また、愛想を尽かされて戸惑う俊貴に読者から痛烈な意見が集まりました。・自分は奥さんに対して身勝手だったのに「俺の予定を気にして」って、自分勝手ですよね。・根に持つようなことをしてきたからだよね。家族のことを軽く考えてるからだよ。・疎外感?なんで?良かったじゃん。お迎え分担も家事もしなくてよくて、これまで以上に自分勝手に出来るように妻がしてくれてるんだよ?その内に夫、父親としての役割も解放してくれるとんじゃないの?・根に持たれてると言うよりもう信用されてないって事なんよ…。・言ってわからないから同じ目にあってもらうしかないんよね。次は、自分の行いを顧みた俊貴が、皿洗いをする場面です。「今更…」「続けないと意味がない」といった声が多数集まりました。・たまの皿洗いでご機嫌とれると思ってるの草。そういうのは継続しないと余計に信用を失うんだよね。・ご機嫌取りの家事、毎日、毎日、何年も、十何年も、何十年も続けないと意味ないからね?・皿ちょこーーーーーーーーっと洗うだけで驚かれるなんて、どれだけ無能なんだ。・今更「たまに」皿洗いしたくらいで許されると思ってるその頭には何が入っているのですか。家庭も社会も同じで、相手にされなくなったら終わりなんだよ。・娘ちゃんがパパが家事してるの珍しがるってことは家事もほとんどやってなかったんだな…。今更家事をやって取り繕っても、今限りじゃダメなんだよね。義実家の対応も急な飲み会ドタキャンも飲み過ぎで娘のイベント潰しかけるのも今後絶対やらない、やったら離婚ぐらいの覚悟を持たないと。・そりゃ愛想つかされてもしゃーないよな。自己中やし、奥さんがやって当たり前って思ってるんだろ?今更慌てて皿洗いしてもな~。最後に、まだ夫として手遅れではないとする意見です。・この夫の自業自得なんだけど、ここから居場所や守るものを他に求めて不倫がはじめるような性根が腐った夫もいるからなぁ。そう思うと、この旦那はまだ完全に手遅れではないかな、と思った。今回、夫の今までの行いに「愛想を尽かされても仕方がない」という意見が多数寄せられました。また、自立した妻の行動に称賛が集まる結果になりました。他にも、夫のこれからに期待する読者の意見も寄せられました。夫は変われるのか?また、夫婦で乗り越えられるのでしょうか…?▼漫画「妻任せな無責任夫」
2024年03月26日今回ウーマンエキサイト編集部ライターの独自目線とあらすじを交えてご紹介するコミックは「凝り性の夫が迷惑過ぎる!」です。友美は夫と娘の3人家族。夫の健太は凝り性で、育児でさえも放棄し、趣味の動画作りや動画視聴に没頭してしまいます。夫は料理に凝るも、まだ幼い娘が食べられるものを考えず自分本位。夫婦ふたりの時は、そんな少年のような夫が面白く魅力的に思えていた友美ですが…。■凝り性で自分本位の夫にイライラ夫の凝り性気質は子どもが生まれてからも変わらなくて、友美はイライラしていました。料理に凝るも、まだ幼い娘が食べられるかどうかも考えずマイペースな夫。しかも洗い物は友美に任せるのでした…。■不安的中!出産後も変わらない夫夫婦2人での時から、凝り性だった夫。中華料理に魅せられた時は、鍋を買ってきてあっというまに本格的な中華料理を作ったのでした。さすが!と思う反面、基本的に自分本位のため困ることも…。産後も夫の気質は変わることがなく…。こちらは投稿者のエピソードを元に、ウーマンエキサイトで公開された漫画です。ここからはネタバレ!? ライターが気になった場面をピックアップします!■私のこと見てる? 夫の反応は…凝り性で自分本位の夫に振り回される友美。この後、夫の暴走が度を過ぎ、家の購入を勝手に決めてしまいます。これには、さすがに怒り爆発の友美なのでした…。今回、友美がなぜ起こっているのか分からず謝る夫に、友美が不満を明かす場面をピックアップしました。友美は夫に、引っ越そうとしたときに「私と娘の気持ちを考えたか」とうこと、「娘のお世話で必死な私を見ているか」ということを訴えます。夫だけが楽しいということに、夫自身が気が付いた場面です。凝り性な人って「自分本位」から「家族のため」にと切り替えれば、持ち前の器用さで子育ての強い味方になるかもしれませんよね!この後、夫がこれまでの探究心を子どものため家族のために発揮してくれるようになります。果たしてその変化とは…?▼漫画「凝り性の夫が迷惑過ぎる!」
2024年03月23日普段から息子が保育園を休む時は妻に任せて仕事に行っている雄太。妻・加奈は女性が多い職場に勤めていて自分より仕事を休みやすいはずだし、自分は仕事が忙しいから仕方ないと考えている。しかし、ある日息子が熱を出し、妻も体調が悪くなってしまって…。■息子が発熱 休めない夫にイライラ ある日の朝、息子が発熱し、加奈が雄太に会社を休めない聞きます。どうしても休めないと言う雄太。加奈は激怒しながらも、しぶしぶ自分が仕事を休むと言ったけれど…。■休むのは私ばかり!妻は激怒また別の日も、息子が体調を崩してしまいます。雄太は今回も妻に見てもらおうとするも、激怒されてしまいます。その後、加奈も体調が悪くなり「早退してほしい」と雄太に頼みますが、仕事が忙しいため電話を切ってしまいます。雄太が夜遅く、外食を済ませて帰宅すると…。こちらは投稿者のエピソードを元に、ウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントを紹介します。■子どもの看病を妻に任せっきりの夫に読者は…まずは、雄太が妻の方が仕事を休みやすいと思っていることについて、読者の反論です。・仕事も大事だけど「夫の仕事だけが大事」じゃないよね。どうして自分の仕事だけしてればいいと思うんだろ・同じ正社員ですので休みやすさは変わりません。・効率的とかの問題じゃないんだよな。奥さんも同じく休みづらい中休んでるんだよ。・妻が仕事を休む時の背景が想像出来てないから言える言葉ばかりですね。・自分の仕事のが妻より上で、妻の仕事は別にどうでもいいから休んでも大丈夫とか勘違いしてるやつ。奥さん働いてるんなら捨てられても文句ないよね。子どもが体調崩しても俺はしらね、妻に丸投げしよ、なんて旦那いらんわ。・パートナーの仕事を軽く見てるどころか見下している。次に、雄太が「妻より稼いでいる」から育児は妻に任せた方が効率が良いと思っている点について、読者から批判の声です。・「妻より稼いでる」のであれば家政婦やシッター、ファストドクターの手配をしろ。最低限、身内親戚たちに平身低頭お願いしまくれ。そして仕事を早急に子育てに合う環境にしろ。仕事だけしかしないで他はなんにも頼れないなら、家族である必要なし。稼いでんだろ?たくさん入金してやれ。・加奈より稼いでるってお前が稼げるような環境作ってくれてんだよ。そもそもお前が仕事「だけ」できるのは、そりゃ加奈が自分の仕事をセーブして家事育児をマルっとやってくれてるからだろ。・「妻より稼いでる」。これで家事育児から逃げられるのは妻が専業主婦で家政婦とシッター代を余裕で使えるレベルの収入がある夫だけ。・いつも思うんだけど、稼いでるから偉いって資本主義社会の価値観だと、子育てって無価値になっちゃうんだよね…お金にはならないから。これだと少子化止まらないわ。子育てを、お金にならないけど社会的評価される仕組みがあればなぁ。また、共働きをしているのに「休むのはいつも自分」という読者のリアルな声です。・リアルに今朝の我が家です。旦那は私に休める?確認もなくいつもと同じ時間にしてーっと出勤しました。毎回言うけど全く改善しないです…。自分の方が稼いでるから私は休んでも平気だと思ってのが辛いです。・我が家の男も絶対休まない。まず、休む考えがない。無理。で済まされる。1度、5日休んでこれ以上休めないと訴えると、でもしかたないじゃん。って言われた。それから熱出しても何も知らせずにこっちで勝手にしてます。この話は、旦那が悪いけど、女性に子供を産め、社会に出で働け。と言っている政治家達に見せたい。・うちも共働きだけどこんな感じだった。ある時私の仕事が繁忙期で人でも足らず、夫が休みになりそうな日だったため、私この日は絶対出なきゃだから今回こそ夫の仕事調整してね!!と頼むと「お前の仕事でもこの日は絶対休めない、とかあるんだ~」って言われたことある。いつもこっちは頭下げて休みもらって看病したり病院連れてったりしてるのにさ。「俺のほうが稼いでるし」も言ってたね。・子どもの病気の時って、絶対旦那は休まないし、早退して迎えに行ってくれない。病児保育が有る所に住んでた時は助けられた。でも、自分は仕事が有るからって、絶対休まない。職場に子どもが病気の時は交代で休んでるご家庭がうらやましかったなあ・うちのダンナはもっと酷くて、こう言うとき心配だーーって早く帰ってくるんだよね。(仕事ヒマだから)。で、ビール飲んでぐーぐー寝ちゃう。一度子供が気管支炎で、予定していた夜間診察に行くことになったときも「あ、俺飲んじゃったから運転できないや」って。10年経つけど忘れない。さらに、子どもが体調を崩して休む妻に、「ご飯はいらないよ」と言う夫の台詞に激怒する読者の意見です。お酒を飲んで帰宅したような様子を指摘する意見もあがりました。・「晩ご飯はいらないよ」←これがめっちゃ腹立つ。なぜてめえの晩ご飯が当たり前にある前提なんだよ。・子どもが具合悪いの知ってて飲酒とか想像力足り無さすぎだよ本当に。・何独りでご飯食べてんの?しかも酒飲んでる?具合悪いって言ってんのに全部奥さんがやってくれてると思ってる?ないわー。・自分もコンペやプレゼンある仕事してるからその日は絶対抜けられないのは分かる。けどせめて終わったらすぐ帰れ?・具合悪い家族をほったらかして1人外で出来立てのご飯食べてお酒飲んで夜遅くにご帰宅ですか。すごいね。早く帰ろうとか食べやすい物買って帰ろうとか考えないんだね。それなら最初からいない方がましじゃん。・ラーメン食べて23時って…、家に面倒ごとがあって帰りたくなくて、時間潰してた感があって腹立つ。最後に、仕事を休めなくても夫に出来ることがあると指摘する読者の声です。・せめて朝イチに病院に連れて行くだけする、とか、上の子だけでも保育連れて行くとか、早く帰ってご飯の用意するとか、仕事休めなくても家族のためにできることあるはず。それを全くせずに「遅くなるからー」はひどいよ。当然のことながら子どもが体調を悪くした際「休むのは妻」という考えの雄太に批判が集まる結果となりました。夫側が子どもの面倒を見て妻が仕事を…という家庭もあったり、親なのに「子どもが心配じゃないのか?」と疑問に思う読者もいました。この後、加奈は同僚からアドバイスをもらい、状況が一転します。幼い子どもが2人いて、まだまだ育児も大変なさなか、お互い余裕のない状況。夫婦は互いに向き合えるのでしょうか…。 ▼漫画「子どもの看病は妻の役目?」
2024年03月22日夫のとても明るくて前向きな性格に惹かれて結婚した香澄。頼りがいがあっておおらかないい夫だったはずが…。まったく悪気のない「会話泥棒」の夫に、香澄はモヤモヤしながら暮らしているでした…。■すぐ自分の会話にしてしまう夫にモヤモヤ香澄は働きながら3歳の娘を育てていました。夫は仕事でいつも遅くなるため、ワンオペ状態。仕事から帰宅した夫はいつも自分の話ばかり。香澄が話し始めても、夫はすぐ自分の会話にしてしまいます…。■お互いの性格 結婚前は楽だったのに香澄と夫は同級生で、大学の頃に出会いました。当時香澄は、自分から話をするより、話を聞くのが楽だったこともあり、主張の激しい夫と相性が良く付き合うことに。香澄は夫のような、グイグイ引っ張っていってくれるような人と結婚する方が良いと思ったのですが…。こちらは投稿者のエピソードを元に、ウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントを紹介します。■会話泥棒する夫に読者は…まずは、圧倒的に多かった、読者が身近な人に「会話泥棒」された経験談です。夫や彼氏、友だちや同僚など沢山の悲痛な叫びが寄せられました…!・これ昔の旦那の話しかと思った~!笑 何度指摘してもなかなか治らず、いよいよ堪忍袋の尾が切れて「もういい、最後まで人の話を聞けないんだったら私もお前の話を一生聞かん。2度と喋り掛けて来るな」ってブッッッチ切れて(もっと酷い罵詈雑言を浴びせた気が笑)。やっと徐々に改善してきて、今ではたま~に会話泥棒しちゃうくらいまでに落ち着きました。・私の彼氏もこんな感じ…。すぐ俺の話に切りかえて「俺がいかに頑張ってるか、俺がどんだけ苦労してきたか、俺がどんだけやらかしてきたか、俺が周りからどう評価されているか」を語り始める。私も話したいタイプなんだけど、もう自分のことはあまり話さなくなりました。・私の友達にもいる…。こっちの話の序盤で会話持ってかれるから一向にこっちの話が進まない。時々「それで話戻すけど」って軌道修正するけどすぐまた同じことの繰り返し。私もたまに会話泥棒してやり返すけどね。・ウチのおとんがこの旦那と全く同じぶった斬りやってたから懐かしくなった。・うちも、(夫が)私の話の途中で違う話しをグイッと入れられることあって腹が立つ。「会話の腰折らんといてくれる!?」って毎回注意する。オチがない話に飽きるんやろな。・分かる~!何なら「俺の方が大変」とか言い出したり地味に疲れるやつ。次に「自分も会話泥棒する」という意見です。お互い会話泥棒をすれば、ストレスにならないと言う方もいました。・私の実家は全員話ぶったぎるタイプ。お互い同じ話したがりだから案外泥棒し合って最終的に満足して終わるんだけどね。このご夫婦も昔は良かったんだろうけど、夫は歳と共にしつこさエスカレートして妻は子育て等忙しさで聞く余力なくなったんだと予想。・夫婦どっちも会話泥棒だから全然気にしたことなかった。・ここまで長く話さないけど、若い頃は皆んな会話がこんな感じだったような。「わかるわかる~」とすぐに自分の話に切り替えがち。でも旦那さん、もう大人だよね。毎日だと嫌んなるね。最後に「会話泥棒」する人へ対処法を読者が指南してくれました。自分の話をかぶせているから、相手の話を聞いていないことが多いのかもしれないという考えもあがりました。・これやる人は、先に話始めた人が話してる途中で自分が何話すか考えてるから話なんか聞いてない。なので「私の話聞いてくれないから私も聞きません」のスタンスでいいと思う。真面目に聞いてなくていいんだよ、勝手に喋らせとけば。話してる間スマホでも見てたら?・「辛いとことがあったから吐き出したくて、私の話を黙って最後まできいてほしいんだけど~」って前置きしてもダメなのかな?結構、男性には多いよね。・とりあえず「俺もさぁ」って話をかぶせてきたら、「ちょっと待って。今、私が話してるとこだから聞いて?」って笑顔で言い続けてみたら?それで不機嫌になるようなら「じゃあこの話は終了で」と。聞いてもらえないストレスを返し続けてみる。・夫もそうだったから「会話泥棒するよね。俺オレおれ~って。許されるのは小学生までだよ」って言ったらとりあえず最後まで聞いてくれるようになったな。義母もそうだから親子ってにるのかな。「会話泥棒」をする人は、読者の身近に多く存在しているようで体験談が多く集まる結果に。中には「夫が仕事を頑張れるだろうから、とことん聞いている」という人もいました。さて、この後香澄は体調が悪くなって夫に子どもをみてくれるように頼みますが…。▼漫画「会話泥棒する夫」
2024年03月20日今回ウーマンエキサイト編集部ライターの独自目線とあらすじを交えてご紹介するコミックは「子どもはあたりまえには産まれない」です。元ニートの隠れヲタクと言う、ライターくらさんが描く自身の「妊娠から出産」までのお話です。妊娠初期から悪阻の過酷さなど自身の体験から赤裸々に描かれています。■新婚旅行断念 妊活を始めたら…紆余曲折の末、結婚したくらさん夫婦。結婚式はハネムーンを兼ねて海外で…と考えていたくらさんですが、コロナ禍(当時2020年)で海外渡航に規制が掛かり、断念することに。妊活することを試みたところ、すぐ妊娠が分かって…。■不安な妊娠 夫の反応は…?産院で、妊娠はしているだろうが胎盤が見えないと医師に告げられます。帰宅後、出産の立ち合いをしたいかどうかを夫に聞くと「もちろん」と言われ、嬉しくなるくらさん。次の検診日に楽しみな気持ちで向かうと、医師に子宮外妊娠の可能性があると告げられて…。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。こちらは投稿者のエピソードを元に、ウーマンエキサイトで公開された漫画です。ここからはネタバレ!?ライターが気になった場面をピックアップします!■耐えるしかない? 妊娠悪阻の対策は…くらさんの妊娠から出産までの体験記。読み進むにつれ「生きるって大変」と思わずにはいられませんでした。自分自身の経験を振り返ると「悪阻軽い方だったのかもしれない…」と当時の大変さを忘れてしまうほど、くらさんの辛さが勝っていました。でも振り返れば出社中のバス内で貧血になったり、食べられないものが増えて行ったり…。じわじわと思い出してきて、あらためて深い共感を覚えました。今回くらさんが、妊娠悪阻が過酷な状況で試したアレコレを紹介した場面をピックアップしました。結論は…!個人の感想ですが、なんとも救いのない答え…しかしこれが現実かもしれませんね。妊娠中は大なり小なり経験する悪阻。辛さは本人にしか分かりませんが、寄り添う周りの人たちの度量が試される場面でもあります。お話の中ではくらさんの夫、父母、姉の温かいサポートの様子が垣間見られます。じわ~とその温もりをおすそ分けしてもらえたような気持ちになりました。読み終えた後、タイトル通り「子どもは当たり前には産まれない」ということを改めて思うのでした。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。▼漫画「子どもはあたりまえには産まれない」
2024年02月20日今回ウーマンエキサイト編集部ライターの独自目線とあらすじを交えてご紹介するコミックは「やさしさに溺れる」です。母親の優しさが息苦しい…。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるために一人暮らしを始めることに。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母。対立する親子関係を通して描かれるのは女性の「自立」と「恋愛」そして「自分らしい生き方」。すれちがう母と娘は関係を立て直すことができるのでしょうか。■心配性で世話焼きの母が息苦しくて…社会人になった志乃が一人暮らしをする朝。「娘の旅立ちだから」と、母はキッチンでトンカツを揚げて送り出そうとしていました。心配性で志乃の世話をやきたがる母。志乃はそれを重荷に感じていました…。■家を出る! 私の人生を生きたい父のことを聞くと、母は風船のように張り裂けそうな表情を見せ、それが志乃には息苦しさを感じてしまうほどでした。こちらは投稿者のエピソードを元に、ウーマンエキサイトで公開された漫画です。ここからはネタバレ!?ライターが気になった場面をピックアップします!■「母のようになりたくない」娘の本音にドキリ心配性で一人娘をもつ身としては、読めば読むほど耳が痛い…!母としての在り方を顧みながら読み進む自分がいました。「今は幼いから、社会人になったら…」と思いつつも彼氏がどんな人か気になったり、一人暮らしを始めたりしたらちゃんとご飯食べているのか気になってしまう自信しかない…!(笑)今回は心配性の母のことを志乃が内心どう思っているか、本音の部分をピックアップしました。娘の人生は娘のものなのに、心配するあまり支配的な言葉を投げてしまう母。そこに潜む傲慢さが大切であるはずの娘を傷つけてしまいます…。後に母の本音を志乃に語る時が来るのですが、そのことで関係は果たして変わるのでしょうか。読み終えて思うのは「志乃は母が思うよりずっと大人である」ということでした。そして浮かび上がるのが「母も自分の人生を生きること」の大切さです。母との関係だけでなく、人間関係で悩んでいる人の気づきにも繋がる物語です。▼漫画「やさしさに溺れる」
2024年02月02日今回ウーマンエキサイト編集部ライターの独自目線とあらすじを交えてご紹介するコミックは「義父母がシンドイんです! 美希の場合」です。美希の義母は自慢したい症候群。帰省するたび、過去の自慢話が絶えません。義母の自慢話は止まらず、美希は何度も何度も同じ話を聞かされます。相手は美希や夫だけにとどまらず…。■止まらない! 義母の自慢話「若いころはモテた」といった義母の自慢話を、帰省するたびに何度も聞かされる美希。ついには「私が姑で良幸せね!」とまで…。その自慢はとどまることを知らず…。■話し盛りすぎ! もう我慢の限界近所の人やお寿司屋さんでも、美希夫婦を巻き込んだ自慢ばかりを繰り返す義母。悪口を言われるよりましとはいえ、あまりにすごい息子と嫁になっていて、恥ずかしさで居たたまれない美希。度を越えた自慢話にとうとう我慢できなくなった美希は、帰宅後、夫に相談したのですが…。こちらは投稿者のエピソードを元に、ウーマンエキサイトで公開された漫画です。ここからはネタバレ!?ライターが気になった場面をピックアップします!■そんな義母から同居の相談 どう断る?悩める嫁姑問題!今回は、息子夫婦の自慢話が止まらない義母に振り回される夫婦についての話です。どんどんエスカレートしていく義母の自慢話、読みながら私も「いやいや、盛りすぎでしょ…!」と苦笑い…。そもそも義母の自慢話は今に始まったことではなく、遡ること20年前…。母親が自分の息子を「神童」と呼ぶのも凄い話ですよね…!?小学生から、計り知れないプレッシャーと闘っていた夫。この話を聞いた時はまだ、美希は事の重大さを知る由もなく…。そんな義母から、同居の相談を持ち掛けられます。同居は厳しいという美希に、今まで耐えてきた夫が動きます!義母と一緒に住めば自慢話しがさらに加速しそうですね。でも、自慢話がしたい義母を逆手に取った一言に、義母との同居はあっさり無くなりました。その一言とは…?あなたの身近にいる自慢話が好きな義母への対策としても参考になるかもしれませんよ!▼漫画「義父母がシンドイんです! 美希の場合」
2024年01月23日ウーマンエキサイト編集部のライターが今回、独自の目線で心に残った場面を交えてご紹介するコミックは「アウトドアにハマった夫」。主人公・絵梨は、小4の娘と小2の息子がいる主婦。今悩んでいるのは夫のこと。最近、夫の拓馬がアウトドアにハマりすぎて困っているというのですが…。■家族で初キャンプ トラブル続出も…テレビでキャンプ特集を観たのがキッカケで、家族でキャンプへ行くことに。火は付かないし、お肉は焦がすし、トラブル続きでしたがみんな楽しく過ごせたようです。■手伝わない現実逃避の夫にイライラ!キャンプは嫌いではないけど、準備や片付けが嫌な絵梨。夫は手伝わず、焚火を眺めてうっとり…。休日にやろうとしていた家事は出来ないし夫にもイライラして、絵梨は疲れ切っていました。そんなある日…。こちらは投稿者のエピソードを元に、ウーマンエキサイトで公開された漫画です。ここからはネタバレ!?ライターが気になった場面を紹介します。■底なし沼!キャンプグッズを爆買いする夫雨風強い日だったため、キャンプを泣く泣く諦めた夫はアウトドアショップへ…。なんと絵梨に相談もせず、高額なキャンプグッズをしこたま買い込んで帰宅…!さらに、焚火に魅せられた夫がチェアも購入!さらにエスカレートして…。車検のタイミングでついには車中泊できる大きな車の購入を勝手に進めてくる夫。夫がキャンプにハマるのは非現実世界に浸れるからなのかもしれませんが、現実は費用が嵩み家計を圧迫するだけでなく、買えば買うほど使うための準備や片付けが…。それを妻にお任せなのが見え見えで読んでいるこちらがモヤモヤしました。ラストは意外にあっけなく妻の悩みが解消されます。ヒントは子どもたちにアリ!?趣味にハマりがちな旦那さまの沼落ちには気を付けたいものですね…。▼漫画「アウトドアにハマった夫」
2023年12月06日梅サトさんによるコミック『人生最大の噓ついた』をご紹介します。アートとは?才能とは?嘘から始まる、30代の自分探し。タイトルで心がざわつくが、冒頭数ページでその内容が明かされると、間抜けで笑える半面、他人事ではないという思いも芽生えてくる。主人公の前田と同様、美術大学出身で油絵を描いていた著者の梅サトさんは、前田のついた嘘をこう説明する。「テレビなどで、例えば小学生と有名アーティストの作品を並べて、どちらが“アート”か当てる企画がありますよね。美術を学んだ側からすると、美術史や鑑賞ルールを知らなかったら、判断が難しいのはしょうがないと思うのです。だけど美術の世界にいる張本人が、勘違いで評価されたものを否定せず、『これはアートです』と言ってしまうのは、ユーモラスに描いているものの、結構罪深いことだと私自身は思っていて。だからこそ前田は悩み、罪悪感に押しつぶされそうになるんです」前田は30代半ばになっても画家として成功できないことに焦り、単身ニューヨークへ。相変わらず底辺でもがいていたが、とある行動が著名クリエイターの目に留まり、天才芸術家として一躍注目されるように。帰国後、母校で非常勤講師の職を得るが、メッキが剥がれる不安に襲われてしまう。そして彼の前に現れる、学食で働く同い年の津崎さんは、嘘で傷つけられた過去を持っていた。「津崎さんは正直な人で、身の丈に合わない嘘をついた前田に、爽快な風を吹き込んでくれる女性というイメージです。前田の作品やその変化に対しても、新鮮な反応をしてくれる鑑賞者の役割も担っています」手のひらを返すように変わった、前田への評価を通して思うのは、才能のある・なしは誰がどう決めるのかということ。直接は描かれていないが、誰もがバズることのできるSNS社会の功罪も透けて見える。「才能っていうのは自分に向ける言葉ではなく、他者が使う言葉だと私は思っています。これまで『才能がある』と言われてこなかった前田が才能を追い求めるときは、自信を追い求めるときでもあるんですよね」美大を舞台にした作品は、それこそ若き才能と情熱がほとばしるようなものが多いが、本作は30代半ばの惑いを描いているのも興味深い。「それなりの選択をしてきた20代があるぶん、後悔したり焦ったり、でも何かを悟ってしまうにはまだ早い年齢ですよね。私としても、美術は今だから向き合えるテーマ。そういう意味でも前田と伴走できることが嬉しいですし、この人のあがきをちゃんと伝えなきゃと思っています」『人生最大の噓ついた』1世界中に天才芸術家だと勘違いされる前田。嘘が嫌いな津崎さん、真のアーティスト・泉など、激変した人生を同世代の存在が揺さぶる、自分探しラブコメ。小学館715円©梅サト/小学館うめ・さとマンガ家。2013年『増刊flowers』掲載の「竜巻の日」でデビュー。主な作品は、『緑の罪代』『お兄ちゃんは今日も少し浮いてる』など。※『anan』2023年12月6日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2023年12月04日最近よく耳にするようになった、「発達障害」という言葉。町田粥さんの初コミックエッセイ『発達障害なわたしたち』は、当事者による当事者へのインタビューがベースになっていて、そもそも発達障害とは何なのか、日常でどんなことに困っているのかを明るく解読している。インタビュアーは限りなく本人に近いキャラクター、マンガ家のM(エム)ちださんと担当編集のK成(ケーなり)さん。ふたりは同時期に発達障害の特性のひとつ、軽度のADHD(注意欠如・多動性障害)の診断を受けている。当事者もそうでない人も、大人の発達障害について明るく語ろう。「自分が発達障害だと言われたら、いろんなリアクションがあると思うのですが、私はショックや動揺ではなく『面白い!』と思ったんですよね。劣等感に繋がっていた部分を説明できるようになって救われもしたので、そういう気持ちになれる人はほかにもいるはずだと思いました」ふたりの事例から始まり、登場するゲストはMちださんの妹、ADHD寄りのASD(自閉スペクトラム症)の特性のあるマンガ家のカメントツさん、性別で見ると圧倒的に少ないASD傾向の女性など。「子どもの頃からの困り事を軸に、解決するためにどんな動きをして、今どうやって過ごしているのか、それぞれ順を追ってお聞きしました。カメントツ先生の“辛い人は『辛い』って言っていいし、辛くない人は『辛くない』って言っていい”という言葉が印象的で、たしかに大変かどうかは周りが決めることではない。その人と向き合った聞き方をしなければいけないと感じました」発達障害の特性のある人たちが、日々の困り事を減らすために欠かせないのが、家族や職場など周りの人たちの理解やちょっとした配慮であることも、本作は教えてくれる。たとえば衝動の強い人は、いわゆる失言や余計なことをしてしまいがちなのだが、本人に悪気がないことを知っておくだけで、受け取り方が変わってくるだろう。得手不得手の差が激しいという傾向も、周囲の理解さえあれば、組織内で大きな力を発揮することにも繋がっていく。「正しい知識がないと、当事者にどう接したらいいかわからないと思うのですが、ネットの情報は結構偏っていたりすることも監修の先生への取材を通して知りました。なので間違った知識や偏見を、丁寧につぶしていくつもりで描いています」連載中から本作への反響は大きく、このテーマへの関心の高さや、他人事ではない感じもうかがえる。「2巻以降、お話を聞きたい人がすでに何人かいて、『実は私も…』という声も多くいただいています。そういった繋がりから、さらに話が広がっていくかもしれないですね」『発達障害なわたしたち』1軽度のADHDと診断されたマンガ家と担当編集者が、さまざまな症状の当事者にインタビュー。発達障害について、ポジティブに考えるきっかけになる一冊。祥伝社1034円。©町田粥/祥伝社フィールコミックスまちだ・かゆマンガ家。『マキとマミ~上司が衰退ジャンルのオタ仲間だった話~』でデビュー。著作に男のみの歌劇団を描いた『吉祥寺少年歌劇』など。※『anan』2023年9月6日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2023年09月05日もうエアコンとお友だちというか夫婦。みなさまこんにちは、かわベーコンです。終わった連載も含めて、娘が幼稚園に入る前からマンガを描いている私。あれから娘も成長し、たまに検索して私のマンガを読んでいるらしいです。しかし、それらのマンガの内容は、覚えているのもあれば、記憶にないものも。■娘が恥じらいを感じるようになったあー、そういえば こんなマンガ を描いたな!娘は、こんなことをしていたのかー! とちょっと恥ずかしいような照れ臭いような感情になるらしいです。あんなに堂々と「袋、返して」と言っていたあの子が恥を! 成長している(笑)。同マンガ後半の 「まっすぐ腕の力こぶエピソード」 も、絵がひどすぎて自分で笑っていました。さすがにもう描けるよね? と言ったところ…。 ■腕は描けていたけど…ゆ、指がーーーーーーッ!?腕は曲げた状態を描けていたけど、指が増えていて、盛大に草を生え散らかしました。目の前に自分の「手」という見本があるやろ(笑)。大きくなっても笑いのネタが尽きない娘に、今回も腹筋崩壊された母なのでした。
2023年07月21日ウーマンエキサイト編集部が厳選した、トンデモ義実家を描いたコミックをご紹介! 読者からの反応が大きかった人気作をピックアップしました。義妹が毎日我が家にやってくる毎日のように家にやってくる夫の妹…。主人公の美弥は、義妹の分まで夕飯を作る毎日に疲れ果てていた。しかし、義妹が家に来る理由は、自分の夫がモラハラで怒鳴るからだからと言う。無視できない理由なだけに、弥生は義妹のお願いを聞いていたが真実は違っていて…。孫育ては勘弁して!美輪は、息子の篤史の妻・和子さんと良い距離感でお付き合いできているつもりでいた。しかし、孫が生まれてから息子家族が頻繁に訪れるように…。孫に会えるのは嬉しいけれど、自分時間も楽しみたかった美輪は複雑な気持ちに。それに加え、嫁の和子は遊びに来る度に「お義母さんの老後が心配で…」「退職したらボランティアされるんですか?」と意味深なことを質問してくるように。しばらくすると「和子が言いたいのは孫を預かってくれってこと」と息子から連絡が…!義妹が実家を乗っ取り!?地方で暮らしていた宗祐は、父親が亡くなり、東京の実家が空き家になってしまった。親戚に東京に戻って来てほしいと言われるが、仕事も軌道に乗ってきたし、息子の中学転校を考えるのも大変だという理由で戻る予定はないと伝える。じゃあ家の管理は…? 年末に家族と義妹の手伝いもあって、実家を掃除していると、まさかの「私がここに住んで家を管理してあげる」と義妹が言い始め…。義姉への嫉妬が止まらない義実家と良好な関係を築いていた理恵。夫は男兄弟な上に、息子は義実家にとって唯一の孫。アイドル状態なのは息子だけでなく、紅一点としてチヤホヤされている自分もだった。常におもてなしされている実感があった理恵。しかし、そんな心地よい空間は、突然夫の兄が婚約者を連れてくることで一変してしまう。義兄が連れてきたのは、若くてかわいい愛菜という存在。義実家みんなが理恵そっちのけで愛菜に話しかける状況に…。理恵は突然目の前に現れた義姉への嫉妬に狂っていた…。義妹が夫を狙ってる!?夫・謙一の弟が病気で急死してしまい、妻・亜美を取り巻く事態は急変してしまった…。ある日、義母と義姉とその息子の貴之の三人が暮らしている義実家で貴之の誕生日会が開かれることに。義弟が亡くなって間もないけれど、貴之を悲しませないようにと義実家に謙一と亜美も向かうが、亜美は義母に「子どもはまだ? うちの家計で子どもができないはずない」ときつい一言を言われてしまう。しかも、楽しそうに謙一と貴之がじゃれ合う姿を見て、義妹は「本当のパパになってくれたらいいのに」と衝撃的な一言を言い放つ!この他にも、ウーマンエキサイト編集部オリジナル作品のトンデモ義実家エピソードを読みたい人は、ここからチェックし! ▶▶義父母がシンドいんです!
2023年07月12日株式会社文藝春秋(本社・東京都千代田区:社長・中部嘉人)は、文春オンライン内のwebコミックサイト、「文春コミック」を大幅リニューアル、4月11日(火)より総合コミックサイト「BUNCOMI」としてスタートします。「BUNCOMI」では、読者のみなさまがよりコミックを楽しみやすいようにデザインを一新、最新作や作品の情報が一目で分かるようにいたしました。リニューアルに合わせて4月11日から『女(じぶん)の体をゆるすまで』のペス山ポピー改めスタニング沢村さんが描く女子高生の成長譚『佐々田は友達』、山崎紗也夏さんの自身初となる料理漫画『にゃーの恩返し』の2本の新連載が開始。司馬遼太郎氏の代表作を『コウノドリ』の鈴ノ木ユウさんがコミカライズした「週刊文春」人気連載中の『竜馬がゆく』の平日毎日連載も始まります。さらに麻耶雄嵩氏の衝撃ミステリー『隻眼の少女』(漫画・pikomaro)、ニコニコ静画で人気のおちRさんが描くファンタジー『勇者様、昨夜もお楽しみでしたね。』、『トーキョーカモフラージュアワー』の松本千秋さんが人妻の日常を赤裸々に描いた書き下ろし読み切り『灰汁女(あくじょ)』といった注目作が順次掲載されます。読み応え満点なコミックサイトとして大きく生まれ変わった「BUNCOMI」にご期待ください。「BUNCOMI」とは文春オンライン内の総合webコミックサイトです。会員登録などは一切不要、完全無料で全作品を読むことができます。リニューアル日4月11日(火)サイトURL 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月11日奇跡の実録コミックエッセイ2月16日、体重120kgから60kgのダイエットに成功した女性お笑い芸人によるコミックエッセイ『1年半で成功した(秘)ダイエット術とは? 60kgやせたら人生が爆上がりしました』が扶桑社から発売された。著者はサンミュージック所属のお笑い芸人で、男女コンビ「紳士淑女倶楽部」のボケ担当のやぎゅう氏。また、日比野佐和子医師が監修を担当している。新刊の価格は1430円(税込)である。医師のダイエットQ&A・オートミールレシピも「エンタの神様」「とんねるずのみなさんのおかげでした」などの番組に出演経験があるやぎゅう氏は、1985年生まれで兵庫県の出身。子どもの頃からぽっちゃり体形で、小学6年生の時に、すでに体重は80kgだったが、芸人になり、体型を武器にするという口実で食べ続け、108kgまでになってしまっていた。さらに、コロナ禍では人生最大の体重となる120kgに。新刊ではダイエットを決意したやぎゅう氏の奮闘とダイエット術、その成果をコミックエッセイの形で紹介する。なお、同氏は「女子SPA!」で『女芸人【孤独のコロナ】日記』を連載中で、新刊は連載に大幅加筆、新作マンガ、日比野佐和子医師によるダイエットQ&Aなどが加えられ、おすすめオートミールレシピ、ダイエットルーティンなども掲載されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※1年半で成功した(秘)ダイエット術とは? - 書籍詳細 - 扶桑社
2023年02月27日今年もウーマンエキサイトのオリジナルコミック作品をご覧いただき、ありがとうございました。数ある作品の中から、2022年に最も読まれたコミック作品のランキングTOP10を発表します! ■【第1位】 義妹が毎日我が家にやってくる夫と暮らす家に、毎日のように夕食を食べにやってくる義妹。その理由は、モラハラ気質の夫が「ご飯がまずい」と言って食べてくれないからだと言う。主人公の美弥は、毎日のように家に来る義妹にうんざりしていたものの、夫や同居している義父の気持ちを考えると、ないがしろにもできず…。しかし、義妹が家にやってくる本当の理由が分かり…。 >>この作品を見る ■【第2位】 孫名義の貯金通帳の行方初孫が可愛くてしかたない義母は、孫名義の通帳を作ってくれれば「お祝いのお金や孫のために使って欲しいお金を貯められる」と息子に話す。ためらったものの、義母の気持ちをありがたく受け入れた夫婦は、そのお礼にと義母に旅行をプレゼントしたり、お金を渡していたりしたけれど、本当に孫名義の通帳にお金を貯めているのかどうかを疑う出来事が起こり…。 >>この作品を見る ■【第3位】 人任せってダメなの?コミュ力が低く、自分に自信のない未祐は、幼稚園のママ友と積極的に関われずにいたが、新たに入園してきたママ友・彩美のおかげで次第にママ友の和の中に入れるようになっていく。しかし、打ち上げの幹事やお出かけ先のセレクトなどを頼まれるたびに「私は苦手だから」と人任せにしてしまう未祐。「得意な人がやってくれたらいいのに!」と主張する未祐に彩美の態度は冷たくなっていき…。 >>この作品を見る ■【第4位】 女性部下がお弁当を作ってる?菜摘は夫にお弁当を作っていないにも関わらず、夫が会社で手作り弁当を食べている写真を見て衝撃を受ける。いったい誰が夫にお弁当を作ってるのか。真実は菜摘の知らないところで起きていた、ある一人の思惑が原因だった…。予想もできない展開に、読者が釘付けになった人気作品! >>この作品を見る ■【第5位】 自分が中心でいたい義姉不妊治療をしていた愛理は、義兄夫婦に子どもが出来たことを素直に喜んでいたが、自分が中心でいたい義姉はお宮参りに招待してきたり、義父母に孫のいる自分だけが可愛がられているような素振りをわざと見せたりするように…。自分が中心でいたい義姉の思惑はいったい…? >>この作品を見る ■【第6位】 孫育ては勘弁して!息子夫婦と良好な関係を保てていると思っていた美輪は、嫁の和子が「家を買うお金を貯めるために、子どもは保育園に入れず義母に面倒を見てもらいたいと思っている」と知らされる。この歳で孫育て!?と慌てる美輪は、和子の主張に違和感を感じる。すると、実は和子は実家とのお金トラブルで揉めていることが分かり…。 >>この作品を見る ■【第7位】既婚先輩の結婚式に呼ばれた話高校の同級生3人組がママになってからも花を咲かせるガールズトーク。その日、果穂が話し始めたのは夫の会社で起きた衝撃のエピソード。なんと、すでに既婚者で子どももいる夫の会社の同僚が、不倫している彼女と結婚式をあげるから参列することになったと言い…。実話を元にしたエピソードは、読者の想像を超える結末へ...! >>この作品を見る ■【第8位】義妹が夫を狙ってる!?主人公の亜美は、不妊治療をしていたものの、なかなか子宝に恵まれずにいた。そんな中、夫の弟が妻と子を残し病死してしまう…。悲しみに暮れる中、甥っ子を元気づけようと誕生日会が開かれることに。しかし、亜美は夫と義実家へ行くと、義母から孫プレッシャーを受けてしまう。しかも、義妹は甥っ子と遊ぶ夫の姿を見て「パパになってくれたらいいのに…」とつぶやき…。 >>この作品を見る ■【第9位】 私の母を見下す義母主人公の菜緒は、結婚の挨拶のとき義母から「わざわざこんな格下の嫁をもらうなんて親族にも顔が立たない」と言われてしまう。シングルマザーで育ててくれた実母にも「よく奈緒さんを大学出せましたね」と直接嫌味を言う始末…。しかし、実母は見事な方法で嫌味な義母を黙らせる…! >>この作品を見る ■【第10位】夫が変わったワケ「お前って鈍いな」「ぐずぐずするな!」…優しかった貴子の夫・耕司は、子どもの前でも貴子に高圧的な態度を取るようになっていた。ついに夫の影響は子どもにも出てしまい、小学校の担任から生活態度を指摘されてしまう事態に…!しかし、耕司はなんの反省もなく、友だち夫婦の前でも貴子をけなし、反省の色がない…。耕司との生活に限界を感じた貴子は家を出ようとするが、夫はある時変わる決心をする。その理由は…? >>この作品を見る すでに読んだ作品はいくつありましたか? このほかにも、ウーマンエキサイトのオリジナルコミックはまだまだあります! ぜひこの機会に読んでみてくださいね。2023年もたくさんのオリジナル作品をご紹介予定です。ぜひ引き続きご期待ください!ウーマンエキサイトオリジナルコミック連載一覧 >>連載【ママたちのガールズトーク】を読む >>連載【義父母がシンドいんです!】を読む >>連載【夫婦の危機】を読む >>連載【ママ友付き合い事情】を読む >>連載【モラハラ夫図鑑】を読む
2022年12月28日2022年にウーマンエキサイトで掲載された、人気コミックライターの皆さんの記事を閲覧数別TOP10にして発表! 現役ママたちに支持されたお話を一挙に紹介します! 見逃した作品がある方は、ぜひこの機会にチェックしてくださいね!■【第1位】 幼稚園のボスママ/じゃがいもころりんさん2年連続で1位を受賞したのは、じゃがいもころりんさんが実際に体験したママ友エピソード! 幼稚園のママ友になぜかライバル視されてしまったけれど、子どもは同じ学年じゃない…どうして!? 【じゃがいもころりんさんの受賞コメント】昨年に引き続きコミック大賞を受賞とのこと、もうビックリ、感謝感激です!子どもを通じてのママ同士のお付き合いは、時に厄介で難しい場合があります。子どものことを考えると無下にはできませんし…、親としてどう振る舞えばいいのか正解もありません。そんな一つの体験談となっております。この作品を読んで下さった皆様、編集部の皆様、本当にありがとうございました! >>この作品を見る ■【第2位】 迷惑な隣人/ケイコモエナさんスイスで暮らすケイコモエナさんの自宅周辺にはご近所さんがおらず、子どもたちが気軽にお友達と遊ぶなんてこともなく…。憧れのご近所さんとの生活を願っていると、なんと引っ越してきた一家が! でもそれはトラブルの始まり…!?【ケイコモエナさんの受賞コメント】2位を受賞! びっくりしたのと同時にとても嬉しいです! ありがとうございます! 子どものためにご近所に気を使ったり、わが子が仲間外れにされないために苦手なママ友に愛想笑いを作りまくってお付き合いしたり…。全て自分のためではなく、子どものため…。って思ってたけど、本当に必要なの…? 今作「迷惑な隣人」は自分の概念をひっくり返し、考え直させるような強烈な経験でした。そのおかげで、見たこともない怒り狂う夫の姿を見ることもできました…笑。 >>この作品を見る ■【第3位】 仕事と家庭の板挟みパパ〜親子を救う!?ピンクのパンダのオールOK!/モチコさん会社では上司に「企画書はまだか」と責められ、家では妻に「もうちょっと早く帰って来れないの?」と責められる主人公のパパ…。子どもが産まれ、少しずつ変化したパパを取り巻く環境。職場と家庭で板挟みにあうパパの目の前にピンクのパンダが登場して…!?【モチコさんの受賞コメント】ランキング3位! うれしいです~! この連載「ピンクのパンダのオールOK!」は毎回、登場人物の悩みの内容を考え、どう答えを見つけていくか、編集担当さんとあーでもないこーでもないと話して悩んでいます。受賞したパパの回は、私自身が父親の立場ではない&企業勤めをしていないので、その点に悩んだ思い出があります。よく頑張った私!そして編集担当さんに感謝です! >>この作品を見る ■【第4位】 私が性教育を幼児期から始めてほしい理由/あん子さん幼稚園に通う娘さんが受けた嫌な出来事をきっかけに、幼少時代のある記憶が蘇ったあん子さん。当時、勇気を振り絞って親や先生に伝えられなかった心境を振り返り、今だったらどうするべきだったのか、あん子さんの思いが綴られています。【あん子さんの受賞コメント】この度は4位に選んでいただき、ありがとうございます!まさか、私の話がランクインしているとは…! 驚きましたが素直に嬉しいです。この話は、私の体験談です。自分を守るためにも、知らずに加害者にならないためにも「幼児期からの性教育の大切さ」を伝えたいという思いを込めて書きました。たくさんの方に読んでいただいたこと、本当に感謝です。ありがとうございました! >>この作品を見る ■【第5位】 オンライン授業開始直後…次男がとった行動に母が考えさせられたこと!/ホリカンさん長く続くコロナ禍での出来事。ホリカンさんの子どもたちの学校で初めてのオンライン授業が行われることになりました。しかし、タブレットを開いた次男くんは急いで席を離れ…。【ホリカンさんの受賞コメント】この度は誠にありがとうございます! ニュースなどで「マスク生活が続き、自分の顔を見られるのが恥ずかしいと感じる子どもが増えている」というのは聞いていましたが、まさか自分の子供でもそれを目の当たりにするとは思っておらずとてもびっくりしたのを覚えています。大人が思ってる以上に、子ども達の心にも色んな影響があるんだろうな…と、とても考えさせられたできごとでした。 >>この作品を見る ■【第6位】あ…意味ないかも…やめてみたら問題なかった「家事」とは?/ちょっ子さん「やっていたけどやめてみた家事」を紹介してくださったちょっ子さんの記事がランクイン。その家事とは、家庭のお金を管理する家計簿をつけること。しかし、燃えているのは毎年最初だけで続かず…。「今の時代アプリで管理でしょ!」と意気込んだものの、それも続かず…。その結果、ちょっ子さんがたどり着いた方法とは?【ちょっ子さんの受賞コメント】時代はキャッシュレスだというのに、私の家計管理はご覧の通りのアナログ方式。読者の皆さんから「遅れてるな~」と呆れられたかも?と思っているのですが、6位にランクイン、うれしいです。他の家事に関しても、自分の「できなさ」に向き合った上で「これなら何とかできる」ラインで折り合いをつけること、時にはあきらめも大事ということをモットーに頑張りすぎずやっていきたいと思います。ありがとうございました! >>この作品を見る ■【第7位】突然子どもが嘔吐した朝、夫の行動にショックを受けた話/koyomeさん仕事復帰して数日後のこと、家族みんなが朝の準備をする中、突然娘のコメちゃんが嘔吐…! 「大丈夫!?」と声をかけていると「じゃあオレ行くね〜」と仕事へ出かけていった旦那さん…。絶望を感じたkoyomeさんがこの一件で悟ったこととは…?【koyomeさんの受賞コメント】7位にランクインしたとのこと、たくさんの方に読んでいただき嬉しいです。夫がやらかしたお話でありますが、外に働きに出て初めての子どもの体調不良の洗礼を受けた日だったので、夫婦共に忘れられない話です。今はもう少し素直に助けを求められる気がします。家族としても日々レベルアップできるといいな...! ということで今後とも見守っていただけると嬉しいです!ありがとうございました。 >>この作品を見る ■【第8位】成長がゆっくりなだけだよね…医者の診察でも拭いきれない不安の影〜うちの子の居場所が見つかるまで/mochiko.さん娘のどんちゃんに障がいがあることが分かったmochiko.さん。療育園に通わせるまでに至った経緯や、診断がつくまでの道のりを描いた実話コミックです。「成長がゆっくりなだけだよね…」そう自分を納得させようとしていた複雑な心境がリアルに描かれています。【mochiko.さんの受賞コメント】このたびはこのような素晴らしい賞をいただき心より感謝申し上げます。お子さんの発達に関して悩まれている方に是非届いて欲しい、と書き始めたこのお話が、こうしてたくさんの方にお読みいただけたこと、大変嬉しいです!連載中もたくさんの方から応援や励ましをいただき、皆様のおかげで「悩んでいる自分と娘はひとりじゃない」と、とても力をもらえる作品になりました。最後になりますが、お読みくださった皆様、本当にありがとうございました。 >>この作品を見る ■【第9位】太夫と花魁の違いとは? 調べてみると奥が深い「遊女の歴史」〜夫婦・子育ていまむかし/tomekkoさんtomekkoさんが送る新連載「夫婦・子育ていまむかし」が9位にランクイン! 江戸、明治、大正の歴史を辿りながら、令和の時代に子育てをしているママたちに向けて、歴史好きのtomekkoさんが、あの人気アニメで話題になった「遊女・遊郭」について語り尽くしています!【tomekkoさんの受賞コメント】年間エッセイランキング9位、ありがとうございました! 日本史というニッチなテーマなので、子育て層の読者の皆さんに興味を持っていただけるか不安もある連載でしたが、毎回描きながら新しい発見があり大変楽しませていただきました。現代の日本社会で課題となっていることが実は昔の方が今の先進国よりもできていたり、現代のイメージとは違う実像があったり…。知れば知るほど面白い『夫婦・子育ていまむかし』来年もよろしくお願いいたします! >>この作品を見る ■【第10位】「学校行きたくないな…」小1息子が行きしぶる理由&解決案が想像の斜め上すぎる!/ユキミさん「小学校へ行きたくない」と話す息子のきったんに駆け寄るユキミさん。でも、学校に行きたくない理由はまさかの「母の顔が見れない」から。それだけでなく、忘れんぼうの母が「自分の顔を忘れちゃったらどうしよう」と話しているではありませんか…! かわいいきったんが考えた解決法は、まさかのユキミさんもやっていたあの方法…?【ユキミさんの受賞コメント】たくさんの方に読んでいただけて嬉しいです!ありがとうございます。この話を描いてから数ヶ月経ちましたが、息子の「母に会えないから」という行渋りはとても少なくなりました。写真も持っていっておりません(笑) そう思うと、子どもから推してもらえる時間はとても短いものですね。推してもらえる内は母全力でファンサします!! >>この作品を見る 以上、2022年に読者の皆さんに読んでいただいた、人気コミックライター記事TOP10でした! テーマもさまざまなコミックライターの皆さんの記事は、日々の子育てに気づきやヒントをくれるものばかり。この機会に、改めてコミックライターの皆さんの素敵な記事に出あっていただけると嬉しいです。2023年もお楽しみに!
2022年12月27日ウーマンエキサイトでは今年も数々の転載コミックをお届けしました。今回はその中から特に人気の高かった転載コミックランキングTOP10を発表! 作品の見どころとともにご紹介します。 【第1位】うちの夫は隠れモラハラ/はむら芥モラハラとは無縁の夫に秘められた裏の顔…!夫は暴言も吐かないし、妻をけなしたり、殴ったりもしない…。なのに結婚生活が息苦しいのはなぜ? 目に見えづらい夫の“隠れモラハラ”に苦しむ妻・さとこ。夫の本性を暴きたい妻と体裁を守りたい夫との壮絶なせめぎ合いは息を呑む展開! 隠れモラハラの恐ろしさとともに、性別による思い込みや偏見についても描く話題の一作です。 >>この作品を見る 【第2位】ヤバすぎる義父と絶縁した話/Aiトラブルメーカー義父と不倫夫とのヤバすぎる事件簿分娩中に乱入してきた前科をもつ義父。主人公・美月は産後直後から毎日自宅に押しかけられ、まさに災難続きの日々を送ります。さらに明らかになる義父の借金と自宅の差押え。思いがけないトラブルに巻き込まれる中、夫の不倫問題が浮上! 義父と夫に振り回される美月はいかに2人と縁を切ることができたのでしょうか? >>この作品を見る 【第3位】夫の浮気相手が想定外過ぎた/ひより信用していた夫が浮気…まさかの浮気相手に大波乱!高校時代から付き合っていた夫と3歳の娘と幸せに暮らす主人公・ヒヨリ。夫の行動に異変を察知したヒヨリは、夫の浮気を追跡します。そして、明らかになる浮気相手の正体とは? 衝撃の真実とともに描かれる夫婦関係の儚さと不倫の代償が胸を突くドロドロ系ストーリー。 >>この作品を見る 【第4位】みんな知らない/スズ周りの人々を魅了する彼氏のヤバすぎる正体…友人の紹介で出会った彼は、大きな夢を叶えるために奮起する素敵な男性。キラキラと眩しい姿に周りの人を魅了するも、その裏には誰も知らない大きな秘密が…! 小さな違和感の果てに待ち受ける衝撃の結末。嘘と欲望が渦巻くまさかの展開に目が離せません! >>この作品を見る 【第5位】見つからない不倫の証拠/3cha絶対クロなのに…不倫夫をどう攻略する?結婚して3年、子なし夫婦に訪れた夫の不倫疑惑。数々の不審な出来事から「クロ」を確信するも、不倫の証拠が見つからない…! 真実をつかむために奔走する妻と逃げ切りたい夫。激しい攻防戦の末、それぞれの報いを得た夫婦が迎える結末とは? >>この作品を見る 【第6位】ママ友の財布/ツムママ「財布を忘れた」を繰り返すママ友の真の目的が明らかに!夫の転機で見知らぬ土地に引っ越しが決まった一家。新しい幼稚園でママ友ができずに悩んでいたところ、優しく声をかけてくれたママ友・クレ子。しかしことあるごとに「財布を忘れた」と繰り返し…。そう、彼女が近づいてきた本当の理由はママ友になることではなかったのです。お金を払わないクレ子が抱えていた裏事情とは一体? >>この作品を見る 【第7位】私なにかしましたか? ママ友の闇/原黒ゆうこ恐怖のママ友ワールドへようこそ!保身に走るママ友、勧誘するママ友、豹変するママ友…作者の体験をベースに描かれる魑魅魍魎が渦巻くママ社会。児童館、親子サークル、幼稚園で繰り広げられる母親同士の価値観の相違、陰湿ないじめ、ママカーストの恐怖…。禁断のママ友ワールドをのぞいてみませんか? >>この作品を見る 【第8位】ママ友がモンペだった話/原黒ゆうこ腐れ縁のママ友がトラブルメーカーだったら…!?わが子のために切っても切れないママ友関係。そんなママ友グループのひとりが娘を甘やかすモンペだったら…? ボスママと化したママ友とクラスのいじめを主導するその娘。子ども、親、教師を巻き込み、数々の事件が起こる--。いじめの加害と被害。そこに向き合う親たちの試練。お友達トラブルを乗り越える小学生親子の姿には多くの学びを得られること間違いなし! >>この作品を見る 【第9位】ママ友との間で起きたありえない話/ぱるる一人のママとの出会いが家族の運命を狂わせる…!夫の転勤により新たな土地で子育てを始める主人公・M子。見知らぬ土地で温かく迎え入れてくれた保育園のママ友との出会いがM子と夫の人生を大きく狂わせることに…。ママ友の恐ろしい魂胆にハマり、壊れていく夫婦関係。さらにママ友と夫との隠された過去が発覚! 女の執念と狂気が入り混じる想像以上の展開に驚愕! >>この作品を見る 【第10位】優しかった夫の裏の顔/人間まお子どもが産まれると豹変した再婚相手の裏の顔とは4年前に離婚し、バツイチ・シングルマザーとなったあゆみは、穏やかで優しい夫・こうじと再婚し、理想の生活を送っていた。しかし、こうじとの間に娘ができると、暴言や束縛など徐々に違和感を感じるようになり…。「だからお前バツイチなんだ」と夫に言われ続けたあゆみは、次第に自分に問題があるからだと思い込んでしまう…。しかし夫には、確かに裏の顔があったのです。モラハラ夫へと豹変していく様子が描かれた衝撃作品! >>この作品を見る 2022年、特に読まれた人気の転載コミックをご紹介しました。この他にも、ウーマンエキサイトには、ママ友、夫婦関係、義父母、不倫など、さまざまなジャンルの転載コミックをお届けしています。年末年始のお供にぜひ! \完結コミック一覧ページを見る/
2022年12月27日文藝春秋コミック編集部では、12月15日のコミック『やまとは恋のまほろば』4巻発売にあわせ、作品中に登場する、古墳をモチーフにしたキャラクター「おたけやん」をたっぷりフィーチャーしたLINEスタンプを同日発売します。『やまとは恋のまほろば』は、大学の古墳研究会(通称・古研)に所属する“さえない”主人公・三和穂乃香が、古研の活動を通じてだんだんと恋をし、成長していくストーリー。おたけやんスタンプは、穂乃香と古研の同級生である飯田くんがつかっています。「おたけやんスタンプが欲しい!」“やま恋”ファンの声にお応えした待望のLINEスタンプ。浜谷みおさんによる、さまざまなシーンにつかえる40種類のスタンプで、トークをたのしく盛り上げましょう!■著者・浜谷みおさんのコメントおたけやんスタンプをリアルで使える日が来るなんて…!皆さんにもぜひご愛用いただけると嬉しいです!■LINEスタンプ概要商品名:やまとは恋のまほろばLINEスタンプクリエイター名:浜谷みお/文藝春秋発売日:2022年12月15日(木)販売価格:250円(税込)または 100LINEコイン■コミック『やまとは恋のまほろば 4』書誌情報書名:やまとは恋のまほろば 4著者名:浜谷みお定価:792円(税込)発売日:2022年12月15日体裁: B6判 軽装 並製カバー装ページ数:200ページ※電子書籍版も同時発売(画像はプレスリリースより)【参考】※ LINEスタンプダウンロードページ※スタンプ作者ページ※商品URL
2022年12月16日文藝春秋コミック編集部では、12月15日のコミック『やまとは恋のまほろば』4巻発売にあわせ、作品中に登場する、古墳をモチーフにしたキャラクター「おたけやん」をたっぷりフィーチャーしたLINEスタンプを同日発売します。『やまとは恋のまほろば』は、大学の古墳研究会(通称・古研)に所属する“さえない”主人公・三和穂乃香が、古研の活動を通じてだんだんと恋をし、成長していくストーリー。おたけやんスタンプは、穂乃香と古研の同級生である飯田くんがつかっています。「おたけやんスタンプが欲しい!」“やま恋”ファンの声にお応えした待望のLINEスタンプ。浜谷みおさんによる、さまざまなシーンにつかえる40種類のスタンプで、トークをたのしく盛り上げましょう!表1: ■LINEスタンプ概要商品名:やまとは恋のまほろば LINEスタンプクリエイター名:浜谷みお/文藝春秋発売日:2022年12月15日(木)販売価格:250円(税込)または 100LINEコインLINEスタンプダウンロードページURL: スタンプ作者ページURL: ■コミック『やまとは恋のまほろば 4』書誌情報書名:やまとは恋のまほろば 4著者名:浜谷みお定価:792円(税込)発売日:2022年12月15日体裁: B6判 軽装 並製カバー装ページ数:200ページ商品URL: ※電子書籍版も同時発売 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月15日