神奈川県庁本庁舎(神奈川県横浜市)は、ゴールデンウィーク期間中の5月2日~5日に、同庁舎を一般公開する。同庁舎は、"横浜三塔"の中で、クイーンの塔(横浜税関)、ジャックの塔(横浜市開港記念会館)と並び、「キングの塔」の愛称で親しまれている建造物。昭和3年(1928年)に建てられ、平成8年に国の有形文化財として登録された。日本趣味のある洋風建築で、1920年代から1930年代頃のアールデコ様式の装飾を各所で見ることができる。今回、ゴールデンウィーク期間中に、普段は見ることができない知事の執務室や天皇陛下の御座所として使われた旧貴賓室、旧議場などを公開する。横浜港を一望できる屋上にも上がることができる。公開にあわせてイベントも開催。5月2・4・5日には、県内高校生による和太鼓、軽音楽の演奏披露などを行う。5月2日には、県警音楽隊・カラーガードによる演奏と演技、5月3日は専門家による本庁者建物の解説を実施。そのほか、屋外フードコート、神奈川県特産品の販売、県内各地のマスコットキャラクターの登場も予定している。同庁舎の公開時間は10時~16時。
2015年04月21日鹿児島市交通局は2015年度に移転予定の新局舎・電車施設に関して、基本設計の概要を発表している。2012年度から実施設計を行い、2013年度に建設工事を着工する。新しい施設は、市電2系統(鹿児島駅前~郡元間)の神田(しんでん)電停付近への移転を計画している。地上3階建ての局舎と車両基地、試運転線、整備工場、変電所などが設置され、電車車両数は現在と同じ58両となる予定。現在の局舎と電車施設の施設規模を基本としつつ、コンパクトな配置で効率的な利用を図るとしている。また、敷地内の緑化に努め、建築物の色彩は周辺の景観と調和したものに。環境や景観に配慮する。一般市民の利用する施設はバリアフリー対応とし、施設見学コースも設定するなど、市民に親しまれる施設づくりに努めるという。なお、交通局の移転と同じ2015年度には、たばこ産業前電停付近に市立病院も移転することになっており、新しい交通局との間に緑地用地も計画されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月28日