株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2023 年10月17日にPHP新書『小説人望とは何か?』(眞邊明人 著/税込 1,100円)を発売しました。作家や演出家などマルチに活躍する著者の眞邊氏は、企業研修の経験から「人望」の重要性を訴えます。本書は、幕末の英雄、西郷隆盛をモデルにした主人公が、ビジネスの現場が抱えるリアルな課題に挑む小説です。論理や「しくみ」だけでは解決できない組織の矛盾に挑む姿を描きます。『小説人望とは何か?』書影組織の矛盾を乗り越える「人望」を 小説形式で疑似体験著者の眞邊明人氏は、吉本興業において新規事業の展開と事業成長を牽引しその後独立。年間100本近くのビジネス研修を開催し、独自のコミュニケーションスキルを開発・体系化してきました。政治家のスピーチも指導する著者は、今、リーダー層に求められているのは「人望」だと唱えます。システムの問題や個人の思惑が交錯し、常に矛盾を抱えている組織を、「この人のためなら」と理屈を超えてマネジメントできる力である「人望」の重要性を、著者は強調します。また、物語には経験学習を促進し、知識を実践に結びつける効果があることから、新書では異例の小説形式を採用しました。ります。抽象的なテーマである「人望」に対し、読者がより没入感を持って理解を深められます。本部と現場の軋轢もあれば、エリアの格差もあります。人間には感情があり、矛盾を放置するとそれはモチベーションの低下に繫がり、場合によっては離職さえあり得るでしょう。「人望」は、これらの矛盾を乗り越えるものです。理屈を超えて相手を説得する力です。(本書「はじめに」より)西郷隆盛が令和のビジネスシーンで難局を克服する姿を描く物語の主人公である西郷武彦が直面する課題は、人材の流出、パワハラ、合併、情報漏洩など、実際に著者が見聞きした出来事に基づいています。西郷のモデルは、幕末の英雄西郷隆盛です。各藩の様々な思惑を「人望」でまとめあげた西郷を現代に甦らせ、ビジネスシーンで起こる難局を克服する姿が描かれています。実話に基づくリアルなエピソードと、解説が挿入された場面ごとの構成によって、著者は「真の人望」を読者に問いかけます。【あらすじ】家電メーカーの人事部長西郷武彦の物語と理論の解説を通じて、「組織の価値観を体現している人が人望を得る」などの要諦を説く。【主な登場人物とセリフ】西郷武彦……「ビジネスにおける成長とは、他人の評価にある」株式会社BEATECHの人事部長。営業本部長として類稀なリーダーシップを発揮していたが、新社長である島津敏光と対立して子会社に出向となる。その後本社に復帰して現職。島津敏光……「私の想いはすべてがBEATECHの創業者の遺志を継ぐものです」同社代表取締役。前社長島津彬光の弟。 志 半ばで病に倒れた兄の後を継承、営業拡大路線を打ち出し、彬光の秘蔵っ子と言われた西郷と対立。大久保一人……「才谷さんが西郷さんに期待しているのは、西郷さんの人望です」経営企画室長。西郷の一年後輩で、西郷の親友といってもいい存在。敏光の腹心であり、敏光に西郷の本社復帰を進言した。冷徹な性格であるが、その仕事ぶりは迅速かつ的確、そして実直。著者プロフィール著者近影眞邊明人(まなべ・あきひと)脚本家、演出家。1968年生まれ。同志社大学文学部卒。大日本印刷、吉本興業を経て独立。独自のコミュニケーションスキルを開発・体系化し、政治家のスピーチ指導や、一部上場企業を中心に年間100本近くのビジネス研修、組織改革プロジェクトに携わる。研修でのビジネスケーススタディを歴史の事象に喩えた話が人気を博す。著書にベストセラーとなった『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(サンマーク出版)『、28歳フリーターが総理大臣と総選挙で戦ってみた』(KADOKAWA)など。【書誌情報】ヘッドタイトル:小説タイトル:人望とは何か?共著:眞邊明人 判型・製本:新書判並製ページ数:192ページ定価:1,100円(税込)発売日:2023年10月17日ISBN:978-4-569- 85571-4発売元:株式会社PHP研究所 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月26日世界中で話題沸騰のAIチャットサービス“chatGPT”。インターネット上にある膨大な情報をもとに、質問に対してチャット形式で回答をしてくれる高度な技術を持ったサービスをご存知ですか?mamagirlでは「実験」と銘打って、噂のchatGPT活用に挑戦!非現実的な質問から、噂の都市伝説、今さら聞けないあんなコトやこんなコトをドシドシ投げかけちゃうコーナーを設置しました♪回答文はchatGPT原文をそのまま掲載。いったいどんな回答を出してくるのか、ぜひ読んでみてくださいね。社会保障制度が早くから整備されていたかも!?西郷隆盛は、幕末から明治初期にかけて活躍した日本の著名な武将であり、政治家です。彼が仮に天下統一を果たしていたら、日本はどのような姿を見せていたのでしょうか?西郷隆盛が天下統一を達成していた場合の、政治面と文化面での影響について考察していきます。【政治面での影響】1.地方政治への配慮西郷隆盛は地方出身であり、地方政治に深い理解と関心を持っていました。彼が天下統一を果たしていたら、地方政治の発展と権限移譲が重視されるでしょう。2.民主主義の導入西郷隆盛は、民主主義や立憲政治の導入に興味を持っていました。彼が天下統一を果たしていたら、日本の政治システムはより民主主義的なものになっていたかもしれません。3.福祉政策の強化西郷隆盛は貧しい人々を助けることに熱心でした。彼が天下統一を果たしていたら、福祉政策が強化され、社会保障制度が整備されていた可能性があります。【文化面での影響】1.地方文化の保護と発展地方出身である西郷隆盛が天下統一を果たしていたら、地方文化の保護と発展が重視されるでしょう。2.教育の普及西郷隆盛は教育の重要性を認識しており、彼が天下統一を果たしていたら、教育制度の整備と普及が進んでいたでしょう。3.対外交流の拡大西郷隆盛は、国際交流や国際協力の重要性を認識していました。彼が天下統一を果たしていたら、対外交流が積極的に行われるでしょう。もし西郷隆盛が天下統一を果たしていたら、日本の政治と文化は大きく変化していたかもしれません。政治面では、地方政治への配慮、民主主義の導入、そして福祉政策の強化が期待されるでしょう。一方、文化面では、地方文化の保護と発展、教育の普及、そして対外交流の拡大が考えられます。もちろん、これらの考察はあくまで歴史の「もしも」に基づくものであり、実際の歴史がどのように変化したかは分かりません。しかし、西郷隆盛が天下統一を果たしていたら、日本がどのような未来を迎えていたかを考えることは、歴史を深く理解する手助けとなり、想像力を養う上でも有益です。※chatGPT原文をそのまま掲載しています。突飛な質問にも真面目に答えてくれるchatGPTどうでしたか?突拍子もない質問はもちろん、どんな問いにも具体的な答えをくれるところはさすがAIですよね!今後も面白い質問を編集部からchatGPTに投げかけていくので、乞うご期待です♪あわせて読みたい🌈【chatGPTに聞いてみた!】坂本龍馬が天下統一したら日本はどうなっていた?
2023年05月07日都道府県名や場所は知っていても、都道府県の形まではなかなか思い出せないですよね。これさえ読めば、あなたも都道府県マスター間違いなし!?ぜひ脳トレ感覚で楽しんでくださいね♪ヒント海に面しており、多くの島々をもつ県です。現在も活動を続ける有名な火山があり、温泉も多く湧いていますよ。さつまいもや焼酎、黒豚などの名産品が有名です。正解は…鹿児島県鹿児島県は九州地方に位置し、北は熊本県、東は宮崎県、南は太平洋、西は東シナ海に面しています。本土と呼ばれる薩摩地方、大隅地方と、離島部の種子島・屋久島地方、奄美地方に区分されることがあります。活火山として有名な桜島をはじめ、多くの火山があります。県庁所在地鹿児島市名産品さつまいもや鹿児島茶、桜島大根のほか、かごしま黒豚、焼酎の生産がさかん。伝統的な薩摩料理であるさつま揚げやさつま汁、とんこつ料理や奄美のやぎ汁、酒ずし、かるかん、かからん団子なども美味です。工芸品には本場大島紬や薩摩焼、薩摩切子などがあります。観光スポット世界自然遺産となっている屋久島や奄美大島、徳之島のほか、活火山の桜島など、自然の雄大さを感じられる名所のほか、出水麓や知覧の武家屋敷、仙巌園、坊津といった見どころが人気です。温泉の源泉数は全国2位で、指宿温泉、霧島温泉郷など多くの温泉があります。出典元:鹿児島県公式ホームページ (pref.kagoshima.jp)【公式】鹿児島県観光サイト かごしまの旅 (kagoshima-kankou.com)鹿児島県 - Wikipediaあわせて読みたい🌈【お好み焼きや牡蠣がおいしい!海上の大鳥居で有名な神社がある】この県はどこでしょう?
2022年12月09日●緊張感と責任感が増してきた俳優業「もう言い訳できない」ドラマや映画など俳優としても活躍しているお笑いコンビ、博多華丸・大吉の博多華丸。NHKの大河ドラマにも2度出演経験があり、『青天を衝け』(2021)での西郷隆盛役が記憶に新しい。10月23日~28日には東京・明治座で主演舞台『羽世保スウィングボーイズ』が上演される。同舞台への意気込みや俳優業への思いを華丸に聞いた。俳優の仕事について「本当に光栄ですし、指名してくださった人の期待に応えようという気持ちでいっぱいです」と語る華丸。「楽しいですね。待ち時間が長かったり、しんどいこともたくさんありますけど(笑)」経験を重ねて楽しめるようになってきたのかと思ったが、楽しさは俳優の仕事を始めたばかりの頃のほうが感じていたという。「最初の頃のほうが余裕ありました。『本業じゃないし』という逃げ道があったので、言い訳できるみたいな気持ちがどこかありましたが、今はさすがに年齢的にもちゃんと責任を持ってやらないといけないので以前より緊張します」意識が変わった転機を尋ねると、「連ドラに出演させてもらうようになってから、そう思うようになりました。博多でこっそりやっているときは気楽でしたが、これはもう言い訳できないぞと。作品を壊してはいけないと思うようになりました」と回答。『青天を衝け』にも触れ、「西郷さんは特に九州ではイメージがありますから、それを崩してはいけないなと……」と振り返った。博多座を中心に、主演舞台も経験を重ねている。座長としての思いを聞くと、「芝居をどうするというより、お客さんを入れなきゃいけないという、そっちの責任感があります」と吐露。続けて、「いいところを見せようと思って、台本をちゃんと覚えてきて現場では見ないように。余裕そうな感じにしていますが、自分を奮い立たせてやっています。そこでもお芝居している感じです(笑)」と座長としての心がけを語った。そしてこのたび、2021年7月に福岡・博多座、同年8月に大阪・新歌舞伎座で上演され好評を博した主演舞台『羽世保スウィングボーイズ』が、明治座で上演される。物語の舞台は、九州のとある港湾都市・羽世保。ジャズの盛んなこの町の造船会社で巻き起こる様々な逆境に立ち向かう社員たちの姿、そして揺るぎない家族愛を描く。華丸が演じる主人公・五代剛は、造船会社の腕利きの溶接技師。物語の重要なカギとして描かれるタップダンスと和太鼓にも挑戦している。明治座での主演舞台は、2019年9月の『めんたいぴりり~未来永劫編~』に続き2度目。「免許を更新したみたいな(笑)。またしばらく乗せてもらえるんだという感じです」と独特な表現で喜びを語る。明治座への思いを尋ねると、「いい意味でピンと来ていないというか、すごいことをやっているというのは耳に入れないように。歴史など知ってしまうと緊張してしまうので、平常心を保つためにルミネtheよしもとくらいの気持ちでやるようにしていて、いい意味で目を背けています(笑)」と答えた。●主演舞台きっかけにタップダンス歴2年和太鼓にも挑戦明治座での『羽世保スウィングボーイズ』は、これまでよりもパワーアップしたものになりそうだ。「去年やっているのでブラッシュアップするというか、みんなの結束も強くなっていて、音楽やダンスなどチームワークが必要な舞台なので、そういった意味では、さらにいいものになるのではないかなと思います」演じる五代との自身の共通点を尋ねると、「がさつなところかな」と答え、情熱的な部分については「僕はここまで情熱的ではないです。目が大きいとそう思われがちですが、誤解です(笑)」と笑った。また、五代の娘と華丸の娘の年齢は「同じくらい」だと言い、「そういうところでは通じるものがあるかもしれません」と話した華丸。「僕のほうが相当甘いですけど。あんな厳しく言えないです。(五代は)男手ひとつで育てたところがありますが、僕は奥さん任せみたいなところがあるので、そこは違うかなと思います」と続け、父親として心がけていることを尋ねると「嫌われないように、いらんことを言わないようにしています。あまあまです」と笑った。本作の見どころであるタップダンスの和太鼓についても話を聞いた。ゲームで「太鼓の達人」をやったことがあっただけで、和太鼓もタップダンスも「素人からのスタート」だったという華丸だが、「50代で初体験ってなかなか少ないので楽しんでやらせていただいています」と前向きに取り組んできた。初演時は、太鼓は1カ月くらい、タップダンスは8カ月くらい練習。そこからタップダンスはずっと続けているそうで、「丸2年。明治座さんがあるというのが決まっていたので、恥をかきたくないなという思いもありましたが、タップ楽しいですよ!」とすっかりハマっているようだ。MCを務めている『あさイチ』(NHK)のスタジオで、朝ドラを見ながらタップダンスと和太鼓のリズムを叩いているそうで、「それがルーティンになっています。NHKの方は何をやっているんだろうと思っていると思いますが、舞台を見に来ていただけたら、この練習をしていたのだとわかってもらえると思います」と話した。明治座公演終了後もタップダンスを続けるかはまだ考え中のようだが、「せっかくなので続けたいなと思っています」と継続に意欲を見せた。●ピン仕事は「唯一、責任感を持って」 舞台の魅力も語るお笑いの才能は俳優の仕事にも生きていると思うが、逆に俳優の仕事がお笑いに生きていると感じることはあるのだろうか。華丸は「待てるようになりました」と言い、「芸人しかやってなかったときは、間が空くのがすごく怖かったのですが、お芝居は間をとったりするので。お芝居を経験して、漫才において間を怖がることがなくなり、そわそわしない、慌てないというように度胸がつきました」と変化を告白。大吉から「漫才が芝居くさくなった」と言われたことも明かした。そして、コンビの仕事と1人での仕事とでは、心境は「全然違います」と言う華丸。「(1人のときは)唯一、責任感を持って仕事しています。大吉さんと一緒のときは全部大吉さん任せなので」と冗談交じりに話した。今後、俳優として挑戦したいことを尋ねると「ないです」と即答。「ご指名をいただいたらやらせていただくという感じです」と控えめだが、俳優の仕事も続けていきたいと考えている。「ずっとお笑いばっかりはキツイです。逃げどころというか、こっちもあるからあっちも頑張れる。いいように言えば二刀流。飽きっぽいので、今日は投げて、今日は打つ、というようなことができたほうが僕はいいのかなと思っています」そして、「自分からやってみたいということは、もうないです。西郷さんで終わりです。西郷さんは究極ですよ!」と、『青天を衝け』の西郷隆盛を超える役は今の時点ではないようだ。「とってもいい思い出になっています」と言い、大役を演じたことで「度胸もついたと思います」と話した。自ら演じたい役はもうないということだが、「演出してくださる方に、こういう役をさせてみたいと思われるようになりたい」と期待。また、「舞台は続けていきたい。生のステージが好きというのと、終わりがあって儚い感じもいいですね」と特に舞台に魅力を感じているようだ。最後に改めて、『羽世保スウィングボーイズ』について、「太鼓もタップダンスもバンドも、生演奏が魅力だと思います。もちろん芝居は生ですけど、生中の生……ビール園で飲むビールみたいな(笑)。ダンサーの人が芝居したり、僕らが演奏したり、そういうところでの化学反応を楽しんでいただけら」とアピール。大吉は観劇するのか聞いてみると、「こっそり見に来るんじゃないですかね。最初の頃は見に来られると照れていましたけど、今はもうなんともないです。感想はいつも人づてに聞きます。夫婦みたいなもんです」と笑っていた。■博多華丸1970年4月8日生まれ、福岡県出身。博多大吉とお笑いコンビ「博多華丸・大吉」を結成し、1990年5月に福岡吉本の1期生としてデビュー。2005年4月に東京進出。2006年に児玉清さんモノマネで『R-1ぐらんぷり』優勝。2014年にコンビとして『THE MANZAI』優勝。2018年4月にNHK朝の情報番組『あさイチ』のMCに就任。2019年に「福岡県文化賞」を受賞した。俳優としては、『めんたいぴりり』シリーズや『仮面ライダーエグゼイド』、『マスカレード・ナイト』、大河ドラマ『青天を衝け』などに出演。
2022年10月21日「娘さん2人が会えて、本当によかった……」万感の思いを込めて語るのは、2月に前立腺がんで亡くなった西郷輝彦さん(享年75)の45年来の親友である岩田康則さんだ。西郷さんの長女・辺見えみり(45)が5月末、インスタグラムで異母妹・今川宇宙(25)と初の“姉妹食事会”を開いたと明かしたのだ。《ずっとタイミングもなく、なかなか会えなかったけど、父を失ったあと彼女と繫がった》《縁って不思議ですね。なんだか昔から一緒に飲んだことあるような、そんな感覚。仕事の話したり、父の話したり。とにかく幸せ》西郷さんと辺見マリ(71)との間の娘がえみり、再婚後に授かった三女が女優やイラストレーターとして活躍する今川だ。「葬儀で初めて顔を合わせた2人は、百箇日となる今回の食事会で西郷さんの大好きだった焼酎で献杯していました。西郷さんは焼酎を飲む器にもこだわっており、そうした思い出話で盛り上がったと聞いています」(西郷家の知人)実は西郷さんは前出の岩田さんが都内で営む「まだん陶房」での陶芸タイムが息抜きとなっていた。《お芝居やドラマ、長い仕事が終わると、ここで陶芸に没頭するんだよね。粘土をこねていると、心が無になって、次の仕事に向けて気持ちをリセットできる》(明治屋「おいしい缶詰」HPより)前出の岩田さんは言う。「もともと友達で、25年前にここを開いたときに西郷さんは『第1号の会員になるよ』と言って、ずっと通ってきてくれました。陶芸をした後には必ず、2人で飲みに行って何軒もはしごしましたね」西郷さんは今川を何度か陶房に連れてきたこともあった。彼女が作ったカエルの陶器は、西郷家の玄関に飾っていたそうだ。「えみりちゃんはアトリエをのぞきにお母さんと来たんです。もう女優さんをやっていたころですね」仕事を離れリセットする時間の大切さを、西郷さんは娘たちに伝えたかったのだろう。100人以上が集まった西郷さんの還暦パーティでは、岩田さんがこんなサプライズを。「西郷さん自作の陶器の傘立てを会場のホテルに運び込み、サプライズでそれに花を生けたんです。西郷さんは『いつも家にある傘立てがなくなっていて不思議だな』と思っていて、会場で花が生けてあるのを見て驚いてました(笑)。でも、当時は辺見家は呼んでいなかったんですね……。今回の娘さん2人の対面を西郷さんも喜んでいると思います」2家族の“再生”は西郷さんへの何よりの手向けとなるだろう。
2022年06月08日2月24日、前立腺がんで20日に亡くなった西郷輝彦さん(享年75)の告別式が行われた。喪主を務めた19歳年下の夫人をはじめ三女の女優・今川宇宙(25)ら家族も参列。代表曲『星のフラメンコ』が流れ故人を悼むなか、前妻・辺見マリ(71)との娘・辺見えみり(45)の姿があった。出棺を終え、斎場から出てきたえみり。足早にその場を立ち去りつつも、取材陣に何度も会釈していた。その大きな瞳は、泣きはらした後のように赤くなっていた。「西郷さんは’72年にマリさんと結婚。そして翌年10月に長男が生まれ、’76年12月にえみりさんが誕生しました。しかし’81年、性格の不一致を理由に離婚しました」(芸能関係者)西郷さんが亡くなる前日、えみりは兄と共に西郷さんのもとを訪れていた。彼女はインスタで、《言葉を交わすことは出来ませんでしたが、私と兄の言葉を聞いて大きく頷いたり、手で小さく拍手したり。最後の力を振り絞って会話してくれたんだと思います》と回想している。最期の対面を果たした父と娘。しかし、えみりの胸にはさまざまな思いが去来していたに違いない。「西郷さんとマリさんが離婚したのは、えみりさんが4歳のときのこと。マリさんは子供2人を一人で育てることとなり、さらにご両親とも同居していたので、家族5人の生活を一気に引き受けることになりました。えみりさんが16歳で芸能界デビューを果たしたのも、『私も稼いで、少しでもお母さんを楽にしてあげなきゃ……』と考えたためだといいます」(えみりの知人)いっぽう西郷さんは’90年に再婚。3人の女の子を授かった。シングルマザーとして奮闘する母に対して、新たな家族とともに新生活を送ることとなった父。思春期のえみりは複雑な感情を抱くことになったという。「幼少期のえみりさんには西郷さんの記憶がほとんどありません。マリさんが西郷さんへの愚痴をこぼすたびに『なぜ、私たちを置いて出ていってしまったのか』と、怒りを募らせていたといいます。えみりさんは『一生許さない』と強い反発心を抱くこともあったといい、実は40代になるまで、西郷さんとは“共演NG”だったんです」(前出・知人)しかし、大人になるにつれ、えみりの中にあったわだかまりは徐々に氷解していったようだ。「年を重ねるにつれ、両親の性格や立場がよく見えるようになっていったそうです。一時は一方的に『お父さんが悪い』と決めつけていた自分に気づき、西郷さんに対する見方も変わったといいます。20代半ばからは西郷さんとも連絡をとるようになったといいます」(前出・知人)■「最期のときまでに家族の思い出を――」えみりは’06年1月、29歳でタレントの木村祐一(59)と結婚。しかし’08年4月に離婚し、その3年後となる’11年3月に俳優の松田賢二(50)と再婚。ところが挙式の直前に、西郷さんの前立腺がんが発覚した。そのため、えみりは当時、ブログに《一つ残念だったのが、(挙式に)父が参加できなかったことです》と投稿。以降、彼女のブログには西郷さんとの交流がたびたびつづられるようになった。そしてえみりは’13年1月に第1子妊娠を発表。その2カ月後の本誌のインタビューで、《父は『はー、ここにいるんだなぁ』なんて言いながらおなかを触ってくるんです》と父娘エピソードも語っている。「えみりさんは西郷さんの体調のこともあり、次第に『どうにかして、バラバラになった家族を再び結び付けたい』と考えるようになったそうです。さらに『父と母が最期のときを迎えるまでに、家族の思い出を作りたい』とも……。そんななか、西郷さんの今の自宅の近所に、マリさんがたまたま移り住んだそうです。そこで、えみりさんは2人に連絡をとり、離婚後初めて3人で会ったそうです」(前出・知人)’17年11月、西郷さんは前立腺がんの再発を公表。その際、えみりは出演舞台の会見で西郷さんとのやり取りを明かし、「すごく元気な声で『心配しないで、大丈夫だから』と。強い気持ちでいるので、私も信じて待っています」とコメントしていた。さらに’18年6月には『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で“父娘初共演”が実現している。えみりは番組内で「お互いの思い出のためにも楽しい仕事ができたら」と共演に至った理由を話していた。「えみりさんは常々、親しい人に『母子家庭で育ったから結婚への憧れが強かった』と話していました。’18年2月には2度目の離婚を経験。父娘初共演はその直後のことです。自らの離婚を通して、改めて“父・西郷輝彦”との関係を見つめ直したのでしょう。ずっと断ってきた父娘共演が、闘病中の西郷さんへの何よりの“親孝行”になるとも考えたようです。これが最初で最後の共演となりました」(テレビ局関係者)西郷さんは昨年4月、悪化した前立腺がんを治療するため、オーストラリアに渡った。「現地では総額1千万円以上にもおよぶ、国内では未承認の最先端治療に挑戦しました。それまで西郷さんは11回もの放射線や抗がん剤治療を受けてきましたが、新たに立ち上げたYouTubeでは『後がないんだ』と弱気な姿も見せていました。そんな父親の力に少しでもなれればと、彼女は定期的に日本からメッセージを送り励ましていたそうです」(前出・テレビ局関係者)所属事務所によると、西郷さんは現地で3度の治療を受けたのち、昨年9月下旬に帰国。しかし10月、体調を崩して都内の病院に入院していたという。「昨年11月、えみりさんは友人の加藤紀子夫妻と西郷さんの故郷・鹿児島を訪れています。地元の神社で父の回復祈願もしたようです」(前出・知人)その願いはかなわず、他界した愛憎の父。えみりは訃報に際し、《この人の血を受け継ぐことができて、そして子供に生まれてきて本当によかったと、心から感謝しました》とインスタに残していた。愛娘の心に“スターの輝き”が消えることは永遠にないだろう。
2022年03月01日2022年2月20日、前立腺がんによりこの世を去った、歌手であり俳優の西郷輝彦さん。同月21日に報じられた突然の訃報に、ネット上では悲しみの声が広がっています。西郷輝彦さんが逝去「昭和の名優だった」「まだお若いのに」と悲しむ声西郷輝彦を娘・辺見えみりが追悼同日、西郷さんの娘でタレントの辺見えみりさんがInstagramを更新。西郷さんが亡くなる前日に面会できたという辺見さんは、その時の様子を次のようにつづっています。父が亡くなる前日に、ご家族に声をかけていただき、兄と2人で最後に父と会うことができました。言葉を交わすことは出来ませんでしたが、私と兄の言葉を聞いて大きく頷いたり、手で小さく拍手したり。最後の力を振り絞って会話してくれたんだと思います。会話のあと、父とずっと目が合っている時間がありました。今までそんなにじっくり父の顔を見ることがなかったので、お互い無言のまま見つめ合いました。父の瞳はとても綺麗で、この人の血を受け継ぐことができて、そして子供に生まれてきて本当によかったと、心から感謝しました。emiri_hemmiーより引用辺見さんや辺見さんの兄の話に、西郷さんはうなずいたり、拍手したりと反応してくれたそうです。無言になり、西郷さんと見つめ合った辺見さんは、「この人の血を受け継ぐことができて、そして子供に生まれてきて本当によかった」と、心から感謝したといいます。「最後まで父は…」つづられた言葉に、涙1981年、母であり歌手の辺見マリさんと西郷さんが離婚した影響からか、4歳の頃にはすでに父親と離れて暮らしていたという、辺見さん。「一緒にいる時間は少なかった」と、西郷さんに肩車をされている幼い頃の写真とともに、自身の想いを次のように明かしています。 この投稿をInstagramで見る 辺見えみり.(@emiri_hemmi)がシェアした投稿 私は4歳の時に父と離れているので、一緒にいる時間が少なかったのですが、父の生き様で色々なことを教えてもらいました。最後まで父は、かっこいい役者でした。お父さん、お母さんと出会ってくれてありがとう。痛みから解放されて、ゆっくり休んでください。emiri_hemmiーより引用辺見さんの追悼コメントに、涙する人が相次ぎました。・涙が止まりません。西郷さん、とてもかっこいいお父様でした。・痛みから解放されて…確かにその通りですね。ご冥福をお祈りいたします。・話さなくても通じることができるのは、お互いが大切な存在だからですね。どうか辺見さんもご無理なさらず。身近な人を失う悲しみは、計り知れません。辺見さんが西郷さんのことを想うように、西郷さんもまた、天国から辺見さんのことを見守っているのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年02月22日2022年2月21日、歌手であり俳優の西郷輝彦さんが亡くなったことが明らかになりました。75歳でした。所属事務所の発表によると、西郷さんは同月20日に、都内の病院で亡くなったといいます。西郷さんはこれまで、長年にわたって前立腺がんで闘病生活を送っていました。1964年に、デビュー曲『君だけを』がヒットした西郷さん。また、同年に公開された映画『十七才のこの胸に』でも俳優として出演を果たし、同名の楽曲『十七才のこの胸に』もヒット。第6回日本レコード大賞新人賞を獲得するなど、演技、歌唱力ともに高く評価をされました。その後も、長年にわたって数々のドラマや映画に出演したり、楽曲をリリースしたりと、幅広く活動をしていました。西郷さんの訃報に対し、ネットからは「素晴らしい昭和の名優でした」「西郷さんの片倉小十郎は一生忘れません」といった声が上がっています。葬儀については、世情を鑑みて、遺族の意向により、近親者のみで執り行うとのことです。西郷さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2022年02月21日「九州人として畏れ多い大役ですが、天国のばあちゃんに喜んでもらえるよう頑張ります」こう意気込んだのは、芸人の博多華丸(50)だ。2月14日からスタートする大河ドラマ「青天を衝け」(NHK総合)に出演すると発表された華丸。しかも役柄は、あの西郷隆盛だ。冒頭のコメントは1月26日、ドラマの公式サイトで公開されたものである。華丸が大河に出演するのは16年に放送された「真田丸」についで2度目。その後、彼は19年1月に主演映画「めんたいぴりり」が公開され、昨年4月期のドラマ「SUITS/スーツ2」(フジテレビ系)でも好演していた。「華丸さんは芸人として活躍していく中で、漫才やバラエティを通して“空気を読む力”を培ってきました。それを生かし『芝居でも場を見回すことが大事』と演技ルールを課しているそうです。そんな華丸さんのことを『めんたいぴりり』の江口カン監督も太鼓判。『華丸さんならどんな脚本でも大丈夫』と話していました」(スポーツ紙記者)■ネットでは「イメージぴったり」「期待大」の声が昨年12月、Webサイト「TVマガ」のインタビューで華丸は「真田丸」の脚本を務めた三谷幸喜氏(59)から「君は目玉が大げさすぎる」と演技でダメ出しされたと明かしている。しかし「青天を衝け」への出演に、ネットでは期待の声が上がっている。《濃い顔、そしてモノマネの芸達者ぶりからして、西郷隆盛役も意外とイケそうな気がして期待大です》《めんたいピリリ見て演技は上手だし西郷隆盛のイメージぴったりだと思います》《凄く楽しみです。華丸さんは芸人の顔でもあり役者の顔でもあります》「青天を衝け」の放映まであと少し。はたして、華丸はどんな演技を見せてくれるだろうか?
2021年01月27日大林宣彦監督の44作目となる最新作『海辺の映画館-キネマの玉手箱』(4月10日公開)より、稲垣吾郎、武田鉄矢、村田雄浩が演じる薩長連合の志士たちが集結する場面カットが28日、公開された。大林監督が20年ぶりに故郷・尾道で撮影した本作。閉館を迎えた尾道の海辺にある唯一の映画館「瀬戸内キネマ」で、最終日に「日本の戦争映画大特集」のオールナイト興行を観ていた若者3人は、突然劇場を襲った稲妻の閃光に包まれ、スクリーンの世界にタイムリープ。戊辰戦争、日中戦争、沖縄戦、そして原爆投下前夜の広島へと時代を駆け巡っていく。そこで出会ったのは移動劇団「桜隊」。「桜隊」を救うため、3人の男たちは運命を変えようと奔走するのだが……。このたび公開された場面カットは、幕末維新に倒幕に奮闘した大久保利通(稲垣吾郎)、坂本龍馬(武田鉄矢)、西郷隆盛(村田雄浩)が一堂に会して、日本の行末について談笑するシーンが切り取られている。坂本龍馬を幾度も演じてきた武田鉄矢は、本作で人生最後の「龍馬」役と断言。またエノケンこと榎本健一&三木鶏郎で有名な『武器ウギ〈無茶房弁慶〉』をカバーし、本作のためにレコーディングして、エンディング曲を歌唱している。大林組と各キャストのつながりは、稲垣は、大林監督が『ゴロウ・デラックス』に出演した際、監督から「次の僕の映画にでてよ」と言われ、本作の出演へつながっている。大林組常連の村田は、『理由』(04)以降、全作品に出演している。武田は、監督の前作『花筐/HANAGATAMI』につづく出演となっている。稲垣吾郎、武田鉄矢、村田雄浩のコメントは以下の通り。■稲垣吾郎(大久保利通役)時空を超え、思想を超え、宇宙をも一気にとび超えていく世界観。大林監督でなければ1本の作品に納めることは不可能だったと思います。みずみずしく自由に広がる想像力には驚かされるばかりです。大切なメッセージを届けてくださり、ありがとうございます。■武田鉄矢(坂本龍馬役)本作品では、何と驚く勿れ「坂本龍馬」役での出演です。勿論、人生最後の「龍馬」役です。大林監督はどうやら後生の我らに映画の見方を懸命に教えておられるようで、この作品、映画に対する監督のラブレターのような作品ですよ。■村田雄浩(西郷隆盛役)大林組に参加する時は覚悟がいります。台本を読んだ時、あまりの熱量に圧倒され、よく理解出来ませんでした! 撮影がはじまっても、現場に行くまで何が起きるか見当もつかない。出来上がった作品を観ても、強烈なメッセージをぶつけられ 細かい所まで覚えていない…だからもう一度見ると、また違うメッセージに引っ張られて…興味が広がって収拾がつかなくなってます。…正直言って…私はいまだに監督の真意に辿り着いていません…。(C)2020「海辺の映画館-キネマの玉手箱」製作委員会/PSC
2020年03月28日ミュージシャンのDAIGO(41)が、2月11日に放送された『はじめまして!一番遠い親戚さん』(日本テレビ系)に出演。番組調査によると、DAIGOの先祖には歴史上の偉人が大勢いることが判明した。もともと、第74代内閣総理大臣・竹下登元首相の孫として知られるDAIGO。実は、日産自動車創業者・鮎川義介氏やトヨタ自動車創業者・豊田喜一郎氏、三井財閥・三井高棟氏といった多くの実業家とも遠縁にあたるという。さらに、オノ・ヨーコ(86)や三島由紀夫といった文化人ともつながっているとのこと。今回の番組共演者・千葉雄大(30)とも縁戚にあたる運命の偶然まで。この事実に、DAIGOは「SP(スーパーパニック)ですよ」と真顔で驚嘆した。視聴者からは反響が続出している。《観てました。凄すぎて訳分からなくなってました(笑)衝撃過ぎました。また見直して、再確認します(笑)楽しい番組でした》《華麗なる一族すぎますね》《うおおおおおお!日本の歴史の教科書みたいで、びっくりSP(スーパー・パニック)です!!》また12親等には薩摩藩の西郷隆盛、17親等には明治維新に尽力した岩倉具視もいるというDAIGO。さらに辿ると、岩倉具視の玄孫(やしゃご)にあたる加山雄三(82)も19親等の縁戚だという。この事実を発表した直後に、サプライズで加山がスタジオに登場。加山はDAIGOと対面し、親戚であることを「知らなかった」とコメントした。加山から「親戚としてよろしくお願いします」と握手を求められたDAIGOは、トレードマークの手袋を外して握手を交わした。視聴者からは、DAIGOの礼儀正しさを称賛する声も上がっている。《DAIGOが加山雄三さんと握手する時ちゃんと手袋を外しているのを見て、こういうのを目にする度この人はきちんと礼儀を叩き込まれた良家の育ちだなといつも思う》《一番遠い親戚を探すやつで、DAIGOさんが加山雄三さんと握手する時手袋外しているの好感度バク上がり》《1番感心したのはDAIGOが握手するとき、ちゃんと手袋取ってるとこ。いつもそうなのかもしれないけど、ほんとにえらいなって。好かれるはずだなーと思った》DAIGOの妻も女優の北川景子(33)と著名なだけに、まだまだ華麗な一族として受け継がれそうだ。
2020年02月12日全国津々浦々、おいしいもの探検!ここでは、沖縄と九州各県のおいしい手みやげをご紹介。独断と偏見で、気になる“おいしい”を選びます!沖縄:金城かまぼこ店『じゅーしー&ブラック』各4個 計8個入り¥2,550*税込み白身魚の練り物に全卵を混ぜ、油で揚げる石垣島の八重山かまぼこ。昔ながらの作り方でかまぼこを作るこちらのお店の人気商品は、炊き込みご飯のじゅーしーをかまぼこ生地で包んで揚げた〈じゅーしーかまぼこ〉。黒いほうは、イカ墨かまぼこの中にドライカレー風味のじゅーしーをイン。取り寄せ可。(金城かまぼこ店 TEL:0980・82・3084)福岡:ポテトハウス『ポテトチップ』奇跡のスパイス味100g¥320(店舗により異なる)かつて福岡に米軍基地があった時代、基地関係者から習ったという手作り&厚切りにこだわって作られているポテトチップス。材料はもちろん国産じゃがいも100%で、こだわりの味付けは職人による完全手作業!味の種類は常に10種類以上あり、九州しょうゆなど珍しいものも。取り寄せ可。(ポテトハウス TEL:092・204・7773)佐賀:北島『マーガレット・ダ・マンド』¥2,500なんと創業は元禄9年、幕末にお菓子屋に転業し、以来今までお菓子を作り続けているこちらのお店。「マーガレット・ダ・マンド」はアーモンドパウダーをふんだんに使って焼き上げた一見シンプルなケーキですが、一口食べれば、アーモンドとバターと卵のリッチな風合いにうっとり。取り寄せ可。(北島 TEL:0120・26・4161)熊本:スイス『リキュールマロン』5個入り¥1,800*税込み熊本発の洋菓子専門店として、’62年のオープン以来地元に愛されているお店、『スイス』。こちらの人気商品は、熊本産渋皮栗が入ったバタークリームをカステラ生地でたっぷりサンドし、洋酒の効いたシロップを染み込ませた、こぶし大ほどのずっしりサイズの洋菓子。お酒好きにぜひ!取り寄せ可。(スイス TEL:096・372・2938)長崎:佐護ヤマネコ稲作研究会『佐護ツシマヤマネコ米』450g(3合)入り各¥455日本海の西に位置する対馬だけに生息する天然記念物のツシマヤマネコは、最も絶滅の恐れが高い動物。猫の餌になるネズミやカエル、野鳥を増やすために稲作を始めたのが、米の作り手の皆さん。売り上げは猫のために使われ、米が売れれば田んぼも増加。いいことずくめ!取り寄せ可。(佐護ヤマネコ稲作研究会 TEL:0920・84・5333)大分:フジヨシ醤油『カトレア醤油』360ml ¥500咲き誇るカトレアの花が印象的なこの醤油は、かつおの旨味を効かせた高級だし入り醤油。コクと甘みがあるので、煮物などの料理に使うと味に深みが出ること間違いなし。現地大分では刺し身はもちろん、卵かけご飯の必需品。愛用者の編集部スタッフは茹で上げたうどんに一回しするのが定番。取り寄せ可。(フジヨシ醤油 TEL:0977・21・1006)宮崎:風月堂『元祖チーズ饅頭』6個入り¥946*税込み県内でこのお菓子を作る店が250軒ある、なんていう話もあるくらい、宮崎県民に愛されているチーズ饅頭。こちらのお店のチーズ饅頭は、表面はサクサク、内側がしっとり甘みのあるクッキー生地の中にクリームチーズ。地元の人は、冷やして食べたり、トースターでカリッと焼いて食べる人もいるとか。取り寄せ可。(風月堂 TEL:0984・22・2987)鹿児島:本家文旦堂『西郷せんべい』(小)2枚入り×4袋¥500鹿児島の偉人・西郷隆盛が大胆に描かれた箱の中に入った、西郷さんを模した洋風煎餅。驚くのはその大きさで、iPhone 11 Proくらいのサイズ感。幕末時代に180cmあったといわれる西郷さん並みのビッグサイズです。でも焼き印の顔がかわいいので、食べるのを思わず躊躇(笑)。取り寄せ可。(本家文旦堂 TEL:0995・63・5410)※『anan』2019年12月4日号より。写真・内山めぐみイラスト・SANDER STUDIO(by anan編集部)
2019年12月02日巷に溢れるニュースから、女子にぜひとも伝えたい編集部が気になる「カラダにいい話」をお届け。今回は「足半草履」とヒアルロン酸を作らせる「乳酸菌」を紹介します。カラダのプロを続々虜にする「足半草履」って?足のアーチが作られる、手のひらサイズの草履。日本人の足の形が年々崩れ、足の歪みがどんどん低年齢化していること、下半身の弱体化が進んでいることに危機感を持った整体師が開発した足半草履。手のひらサイズの小さな草履は、60年ほど前までは漁村や農村での作業用に履き続けられていた伝統の履物です。上野にある西郷隆盛像の足元も、この足半草履なのにはびっくり。普通の草履の半分の小ささですが、足指を少し出し、かかとを地面につけて履くのが正しい履き方。足底の大切なアーチ構造がサポートされ、かかとに自重がしっかりかかるので、履き続けることで正しいアーチが作られていきます。足の筋肉や足指を、自然とフル活用する歩き方になる足半草履。最初はちょっと歩くだけで疲れてしまいますが、それは今までちゃんと筋肉を使っていなかった証拠。ヨガトレーナー、ボディワーカーなど、カラダのプロに愛用者が多いのも頷ける、温故知新の体幹トレーニンググッズなのです。美容の新発想! “ヒアルロン酸を作らせる”乳酸菌。美容界が大注目、驚きの乳酸菌を新発見。インナービューティを心がけ、多くの人が取り入れている乳酸菌。様々な乳酸菌が市場に出回る中、このほど、うるおいをもたらす成分・ヒアルロン酸を作らせる力がある乳酸菌が発見されました!その名も「ヒアルモイスト乳酸菌」。日清食品グループの乳酸菌研究50年の歴史の中から見つかった、これまでにないパワーを発揮する乳酸菌です。“うるおい”がキーワードとなる美容においては革新的な発見。このヒアルモイスト乳酸菌液を1本の中にたっぷり2万mgも配合した美容ドリンクが「ヒアルモイスト発酵液」。100名の先行モニター調査によると、飲み始めてから10日間で96%の人が変化を実感。人工甘味料不使用ながら、おいしく飲み続けられるピーチ味なのも魅力で、今年1月の発売以来、多くの美容賢者の間でも話題になっています。様々な研究が進み、新たな菌が続々と発見される乳酸菌市場。熱いマーケットに今後も注目です!足半ふっくら布ぞうり整体師が昔の履物・足半草履を資料や文献から復元。布製の草履でふっくらと優しいあたりの鼻緒が特徴。竹皮製草履もある。¥5,980/足半屋ヒアルモイスト発酵液1本50mlにヒアルモイスト乳酸菌液2万mg入り。コラーゲンも5000mg配合。通販限定商品。お得な定期購入もあり。¥4,000(50ml×10本)/日清食品※『anan』2019年10月16日号より。写真・多田 寛スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ)モデル・メイ・パクディ取材、文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2019年10月15日7月1日、俳優の鈴木亮平(36)がTBSラジオ「たまむすび」に出演。NHK大河ドラマ「西郷どん」で演じた西郷隆盛の役作りについて語った。鈴木といえば、役に合わせて体形をコントロールする役者として知られている。番組では、やせる方についての質問が多いとコメントした。そこへカンニング竹山(48)が「太り方を教えてください」と投げかけたところ、鈴木は「なんでですか?」と困惑しながらも「西郷どん」の撮影当時をふり返った。太ってお腹が出てしまったため、靴下がはけなかったという鈴木。そんなどっしりとした体形を作るには「ひたすら食べるよりほかに近道はなかった」と明かした。そして1年以上かけ、元の体重よりも25キロほど増やしたことも告白した。また、周囲からは役作りのために「太らなくてもいい」と言われていたとも明かした鈴木。しかし西郷隆盛のどっしりとした体格が役に説得力をもたらすと判断し、太ることを決意したという。そうした決意の背景には、西田敏行(71)の存在があったという。西田は1990年のNHK大河ドラマ「翔ぶが如く」で同役を演じた。鈴木は「まさに西郷そのものだった」と絶賛し、「西田の後に自分が演じるのは凄いプレッシャーだった」とふり返った。これまで「西郷=西田」のイメージだったという竹山は、「西郷どん」以降はイメージが鈴木に変換されたとコメント。これに対して鈴木は「その言葉が一番嬉しい」と喜んだ。今秋には舞台「渦が森団地の眠れない子たち」で藤原竜也(37)と共に小学生役に挑戦する鈴木。5月には同舞台のビジュアルも公開され、鈴木の体形はすっかり元に戻っていた。そんな鈴木に《想像のはるか上を超えてきましたね~》《本当に小学生に見えるから凄いです!》《違和感ねぇーですぜっ!》とファンから絶賛の声があがっていた。
2019年07月02日6月18日、鈴木亮平(36)がTwitterを更新し、「久しぶりのプライベート旅」とつづった。投稿には壮大な滝壺の動画と共に「#鈴木亮平世界遺産の旅」とのハッシュタグが。そんな鈴木が「さて、ここはどこでしょう?」と出したクイズに、フォロワーから回答が殺到した。《イエローストーンですか?》《なんかユーコンぽいなって思いました》《カナディアンロッキーかなぁ》鈴木といえば、世界遺産検定1級の持ち主の俳優。鈴木が持つ1級は《世界遺産の理念を理解し、全遺産の過去から現代までを歴史の流れの中で理解できる》とハイレベルな理解力が求められる。そんな鈴木の博識ぶりはバラエティ番組などの共演者が舌を巻くほどだ。鈴木といえば昨年、NHK大河ドラマ「西郷どん」で歴史上の人物・西郷隆盛役を演じた。ドラマ放送初日に、鈴木は西郷隆盛について「不勉強だった僕にとって、あまりよく分からない存在でした」とブログにつづっていた。しかし、放送が回を重ねるごとに鈴木はブログを更新。そして「西郷どんこぼれ話」として計47回にわたり、ドラマ撮影のエピソードをつづった。その中には、鈴木が学んだ歴史エピソードにまつわるものも多かった。たとえば幼少期の「吉之助」から「隆盛」に名前が変わったときも、鈴木は「名前の秘密」というタイトルでブログを更新。西郷隆盛の本当の名前について、明治政府と西郷隆盛の幼馴のやりとりを交えながらわかりやすく解説した。するとファンから《西郷隆盛の名前の経緯知りませんでした》《とてもお勉強になります》《亮平さんがこぼれ話してくださらなかったらずっと知らないままでした》という声が殺到。このように並々ならぬ鈴木の知的好奇心は、視聴者がドラマを楽しむのに一役買っていた。そんな鈴木は21日、旅先の「第2ヒント」となる動画を投稿。プライベート旅にもかかわらず、クイズを出してファンを楽しませている。そんな鈴木に《知らない場所に連れて行ってくれてるようでうれしいです》《仕事しながら私も旅行気分》《答え合わせ楽しみです!》と歓喜の声があがっている。
2019年06月21日藤原竜也(36)と鈴木亮平(35)が10月に都内で上演される舞台「渦が森団地の眠れない子たち」でW主演すると、一部スポーツ紙が報じた。記事によると、同作は舞台版「世界の中心で、愛をさけぶ」で知られる脚本家の蓬莱竜太氏(43)が2人のために書き下ろしたオリジナル作品。同じ団地に住む仲良し小学生2人(藤原、鈴木)がささいなことがきっかけで仲違いするストーリー。団地内での王座を争う人間ドラマで、小学生が主人公ながら昼ドラ並みの“ドロドロ悲劇”が描かれるという。「藤原さんと鈴木さんは10年ぶりの共演。同じ事務所に所属する2人ですが、その経歴は対照的。藤原さんは若かりしころから脚光を浴び、鈴木は遅咲き。しかし鈴木は昨年のNHK大河ドラマ『西郷どん』で主演をつとめるなど、役者としての“格”で藤原と並んできました。今回はそんな2人の壮絶な演技バトルが注目されています」(演劇担当記者)鈴木といえば、ハリウッドスターのロバート・デ・ニーロのように役に合わせて体型を変化させる「デニーロ・アプローチ」で役づくりすることで知られている。「西郷どん」では西郷隆盛のイメージに少しでも近づけるため、筋骨隆々のボディだったが……。「藤原さんの体型と対照的でおもしろいですが、今のままの体型だとジャイアンのような小学生になりそう。鈴木さんが小学生役のためにどんな役作りをするのか。業界内でも注目を集めています」(前出・演劇担当記者)稽古は5月からスタートするという。そのころ、いったい鈴木はどんな体形になっているのだろうか。
2019年01月30日12月5日にNHKで大河ドラマの主演を引き継ぐセレモニーが行われ、出席した俳優の鈴木亮平(35)が「もう痩せている!」とSNSを中心に話題になっている。セレモニーは、今年の大河ドラマ『西郷どん』の鈴木と来年の『いだてん~東京オリムピック噺~』の中村勘九郎(37)と阿部サダヲ(48)が出席。鈴木から2人に主演の証しとして黄色い「たすき」が手渡された。鈴木の体重コントロールは有名な話だが、今回も『西郷どん』で西郷隆盛を演じていた鈴木は役柄のため体重の増量に臨んでいた。「鈴木史上、最高に重い」と発言したことがあったが、同イベントに参加した鈴木はブラックスーツに身をつつみスッキリと着こなしていた。これに対しネットでは「鈴木亮平くんもう絞れてるの凄いな本当」「亮平さん、もう体型が元に戻ってるのね。やっぱり凄い…」「もう痩せてる!すごい!」「鈴木亮平きゅんもう身体絞られてノーマル体型に戻ってるんだけど何なのこの人どんな身体してんの?」など、鈴木の体型が戻っていることに驚きの声が相次いでいる。
2018年12月05日大河ドラマ主演バトンタッチセレモニーが12月5日(水)、東京・渋谷のNHK局内で行われ、放送中の「西郷どん」主演の鈴木亮平、来年1月6日にスタートする「いだてん ~東京オリムピック噺~」主演の中村勘九郎と阿部サダヲが出席した。■バトンタッチセレモニー、異例の“たすき”リレー勘九郎さんが演じる「いだてん」主人公・金栗四三が箱根駅伝の創始者であることにちなみ、この日、鈴木さんはバトンではなく“たすき”を「いだてん」主演コンビに受け渡し。「西郷さんたちが一生懸命に築いた新しい国の先にこういう時代があり、そこに生まれた新しい世代の皆さんが、オリンピックに向かって行くんだなって感慨深いものがあります」としみじみ語った。また、撮影をふり返り「1年以上、世間から隔絶された状態になり、世の中のことが分からなくなる。ワールドカップも1試合も見ていない」と大河に集中していたと明かすと、勘九郎さんは「ワールドカップの時期、(『いだてんの』)撮影中でしたが、ガンガン見ていました(笑)。もう少しストイックにならないと」と反省しきり。阿部さんも「僕もガンガン見ていたけど、優勝した国、忘れました」と笑いを誘った。■恒例の名品交換何を贈った?セレモニーでは恒例の名品交換も行われ、鈴木さんから鹿児島県のさつま揚げ、勘九郎さん&阿部さんからは、金栗四三がストックホルムオリンピックに出場した際に履いたマラソン足袋のレプリカ、スウェーデンのお菓子と民芸品が互いに贈られた。鈴木さんは「これ(足袋)を部屋履きにして、お菓子をいただきたい」とニッコリ。長丁場となる大河の撮影で、体力が不安だともらす勘九郎さんと阿部さんに「ぜひ、さつま揚げを食べて、乗り切ってください!」とエールを贈った。■いよいよクライマックス「西郷どん」&大河第58作「いだてん」明治維新を成し遂げた西郷隆盛の半生を描く「西郷どん」は最終回に向けて、いよいよクライマックスへ。50年ぶりの雪が降る中、西郷(鈴木さん)は私学校の生徒たちとともに、政府の真意を問いただすため、東京へ向けて進軍する。大久保(瑛太さん)たちが征討令を発すると、“賊軍”となった西郷たちは戦う決意をするが…。一方、大河ドラマ第58作となる「いだてん ~東京オリムピック噺~」は、オリンピックに初参加した男・金栗四三(勘九郎さん)とオリンピックを呼んだ男・田畑政治(阿部さん)、2人の主役をリレーしながら、1964年の東京オリンピックが実現するまでの知られざる激動の半世紀を描く。宮藤官九郎がオリジナル脚本を担当する。大河ドラマ「西郷どん」は毎週日曜日20時~NHK総合、18時~BSプレミアムにて放送。※再放送はNHK総合で毎週土曜13時5分~放送。「いだてん ~東京オリムピック噺~」は2019年1月6日から放送(全47回)。(text:cinemacafe.net)
2018年12月05日都内のホテルでおこなわれたNHK大河ドラマ『西郷どん』の打ち上げ。出演者のスピーチは「時間の都合上、司会から手短にと言われていた」(前出の出席者)ため、基本的に言葉少なだった。その中でも出席者の感動を呼んだのが、こんな瑛太(35)の挨拶だった。「今回の撮影は、初日から8時間押しました。これは大変な現場になると思いました。私は10年前、初めて『篤姫』に出演させていただきました。再度、大河ドラマ出演にあたり心構えができていたつもりでしたが、『大丈夫かな?』と思いました。その不安が消えたのは鈴木亮平さん(35)がいたから。亮平さんがいたから乗り切れました。亮平さんと出会えたこと自体が宝物でした」会場中から温かい拍手が湧き、じっと聞いていた鈴木は壇上の瑛太と目を目を見交わし、涙ぐんでいたという。今回、2人は役柄のうえで“盟友”関係だった。「鈴木さん演じる西郷吉之助(のちに隆盛)と、瑛太の演じる大久保一蔵(のちに利通)は幼馴染であり、後年は共に維新に奔走する役どころ。2人の固い友情を描いた回ではネット上に《やっぱり吉之助の正妻は一蔵どん》《一蔵どんが本妻説、決定》など、2人の関係を“夫婦”に見立てた絶賛が殺到しました」(テレビ誌記者)瑛太は、なぜそこまで鈴木に感服することになったのか――。「そもそも鈴木さんと瑛太さんは同学年で、先輩後輩の関係性ではありません。鈴木さんは06年に俳優デビュー。瑛太さんは01年から俳優業をやっていますから、むしろ“先輩”です。今回の現場で、鈴木さんの役者魂に男惚れしたようなんです」(番組関係者)鈴木といえば、徹底した役作りをすることで知られている。「キャラクター作りはもちろんですが、特に顕著なのが“体重の増減”です」(映画関係者)映画『HK変態仮面』(13年)では15kg増量。翌年、映画『TOKYO TRIBE』(14年)でも筋肉ムキムキの役で一気に10kg増量。逆にドラマ『天皇の料理番』(15年)では病弱な役で20kg減量。「逆に、その直後の出演映画『俺物語!!』では屈強な男子高校生役を演じるため1日10個菓子パンを食べる生活を1カ月以上続け30kg増量してます」(映画関係者)今回も、体重が114kgあったといわれている巨漢の西郷を演じるにあたり、鈴木は撮影前から、早稲田大学の相撲部に稽古をつけてもらって体重を増やしたという。「こうしたストイックな役作りを目の当たりにした瑛太さんは、穏やかな鈴木さんが秘める熱き役者魂に感服し、尊敬の念を抱くようになったそうです」(ドラマ関係者)打ち上げ数日後、『西郷どん』関連イベントが鹿児島で行われた。「鈴木さんと瑛太さんが一緒に出席しています。大河の収録中は飲みに行く機会はなかったのですが、プライベートでも親交を深めたようで“今後もお互い連絡を取り合おう”と“男の約束”を熱く交わしたそうです」(ドラマ関係者)史実では最後、西郷は大久保指揮する新政府軍に追いつめられ切腹する。数奇な運命を演じきった2人だけに、私生活では誰よりも強固な絆が芽生えたようだ――。
2018年11月08日10月30日、NHK大河ドラマ『西郷どん』の打ち上げが都内のホテルで行われた。午後6時の開宴に合わせてキャストやスタッフが続々と会場入り。午後5時28分、演者で一番早く現れたのは西田敏行(71)。杖をつきながらもスタッフに囲まれてにこやかに歩く。西田の到着直後、サングラス姿の瑛太(35)が現れた。北川景子(32)、黒木華(28)、そして主役の西郷隆盛を演じた鈴木亮平(35)がタキシードを着こなして登場――。「総勢約700人が出席する近年では最大規模の打ち上げでした。オープニングのVTRが流され、NHK・上田良一会長の挨拶。原作者の林真理子さん、脚本の中園ミホさんが続いて挨拶されました。乾杯の音頭は西田敏行さん。鏡開きの際は一同一斉に、ドラマでも頻繁に使われている『せごどんチェスト!』という掛け声で盛り上がりました」(出席者)その後、主要キャストの挨拶となり、主演の鈴木が壇上へ。「皆さんのおかげで1年3カ月の撮影が無事、終わりました。世間の“西郷隆盛像”に追いつけるか不安でしたが、精一杯やりました。皆さんとご一緒にお仕事できて、本当に良かったです」午後9時前、一次会がお開きになり、鈴木は関係者と談笑しながらホテルのロビーに現れた。わざわざタキシードのボタンをはずし、ワイシャツの上から周囲にお腹を見せ、笑いながらポンッとお腹を叩く。鈴木は体重が114kgあったといわれている巨漢の西郷を演じるにあたり、役作りで体重を大幅に増やしたのだ。「すっかり太って腹出てる。ヤバいから今ダイエットしてて年末までには見られるようにします!」こう話す鈴木は、豪快かつ人懐っこい“西郷どん”そのものの笑顔だった。
2018年11月08日NHK大河ドラマ「西郷どん」で主演を務める鈴木亮平は、当時としてはかなりの巨漢といえる身長約180センチ、体重100キロ以上という西郷隆盛を演じるにあたり、かつてないほどふくよかな体形を維持している。鈴木さんは筋肉美も披露した『HK/変態仮面』では15キロ増量、大ブレイクした朝ドラ「花子とアン」では元に戻し、『TOKYO TRIBE』でも10キロ増量したが、佐藤健の病床の兄を演じたTBS日曜劇場「天皇の料理番」では半年かけて20キロも減量したことが話題に。さらにその直後には、『俺物語!!』の主人公に寄せるため30キロ増量した。その身体を張ったストイックな役作りには、“和製ロバート・デ・ニーロ”の声もあがるほどだ。そう、近年は『マイ・インターン』などでお茶目なシニアを演じてはいるが、名優ロバート・デ・ニーロは、マーティン・スコセッシ監督作『レイジング・ブル』でボクサーの絶頂期から引退後の姿までを演じた際、驚異の肉体改造で体を絞った後に27キロの体重増量を敢行。こうした壮絶な役作りは“デ・ニーロ・アプローチ”と名付けられている。最近では、『タリーと私の秘密の時間』で18キロの体重増量で出産前後のママを演じ切ったシャーリーズ・セロンも話題となる中、彼らのほかにも“半端ない”身体の張り方を見せる俳優たちに注目してみた。クリスチャン・ベイルバットマンをやりながら体重変動が“半端ない”海外俳優の中で極端な体重増減を繰り返しているといえば、クリストファー・ノーラン監督『ダークナイト』シリーズの“バットマン”として知られるクリスチャン・ベイルだろうか。1987年、スティーブン・スピルバーグ監督『太陽の帝国』の主人公の少年役でスクリーンデビュ-。2000年公開『アメリカン・サイコ』ではウォール街のエリート殺人鬼でムキムキに体を鍛えていたかと思えば、『マシニスト』(’04)では1年以上眠ることのできない不眠症の主人公を演じるため30キロも減量。身長183センチの彼が体重54キロ台にまでなったという。その直後、『バットマン ビギンズ』で新たなバットマンとなるべく30キロ増量して元に戻し、体を鍛え上げ、筋骨隆々の姿に大変身!『ダークナイト』や『ターミネーター4』を経た後には、『ザ・ファイター』(’11)で再び13キロ減量し、髪を抜き、歯を抜くことで歯並びまで変えて麻薬中毒の元ボクサーに。アカデミー賞助演男優賞を受賞した。その間に『ダークナイト ライジング』がありつつ、『アメリカン・ハッスル』(’13)ではさらに衝撃の、メタボ腹でっぷりの肥満体に髪の薄くなった“一九分け”の中年詐欺師を演じ、アカデミー賞主演男優賞に初ノミネート。このときも食べに食べて20キロ、体重を増やしたという。『マネー・ショート華麗なる大逆転』のアダム・マッケイ監督と再タッグを組む、元・米副大統領ディック・チェイニーの伝記映画『Vice』(12月21日全米公開)のために再び体重増量をしたらしく、ちょうど1年前のトロント映画祭のイベントに登場した際にも話題となっていた。ジャレッド・レト凶悪人からエイズ患者まで!役への没入が“半端ない”『スーサイド・スクワッド』のジョーカー役や『ブレードランナー2049』の科学者ウォレス役など、クセの強い役柄を数多くこなしてきたジャレッド・レトも、体重増減が激しい俳優の1人。『ファイト・クラブ』や『アメリカン・サイコ』などに出演し、自身のバンド「サーティー・セカンズ・トゥ・マーズ」で音楽活動も精力的に行ってきたジャレッド。『マザー!』『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督の『レクイエム・フォー・ドリーム』(’00)では大幅に減量し、麻薬常用者を怪演。大きく注目されることになった。クリスチャン・ベイルなどと同様、自己の内面を徹底的に掘り下げ、その役に全身全霊で没入する“メソッド演技”を取り入れている彼は、ジョン・レノン殺害事件の真実に迫る衝撃作『チャプター27』(’07)では一転、大のレノンファンでもあった殺害犯マーク・デイビッド・チャップマンに扮するため、約30キロも増量。本人のインタビュー映像から仕草や話し方も徹底研究し、顔には特殊メイクを施した。本来ヴィーガンであるジャレッドは、急激な体重増量のために痛風となり、歩行も困難になって一時は車椅子生活だった、という逸話もあるほど。2009年の『ミスター・ノーバディー』以来、俳優業からは遠ざかっていたが、『ダラス・バイヤーズクラブ』(’13)では約18キロも減量し、眉毛も剃り落としてトランスジェンダーのエイズ患者を熱演、初ノミネートでアカデミー賞助演男優賞を受賞した。さらに『スーサイド・スクワッド』(’16)でジョーカーを演じる際にも、極悪犯罪者や精神科医などと対面。体中にタトゥーを入れ、緑の髪に銀歯と、素がまるでわからないほどの姿で狂気の悪役ジョーカーに新たな息吹を吹き込んだ。次作は『スパイダーマン』のスピンオフ映画の主演が決まっているが、今度は“吸血鬼”のパワーを持つ悪役を演じるというから、一体どんな姿を見せてくれるのか…?マシュー・マコノヒーセクシー俳優から21キロ減の役作りが“半端ない”ジャレッドと共演した『ダラス・バイヤーズ クラブ』で21キロも減量し、エイズ患者を演じたマシュー・マコノヒーも、もともとは“シャツレス”が売りの俳優だっただけに、その激変ぶりが話題となった。『評決のとき』(’96)の主人公に抜擢されて一躍脚光を浴び、2005年には「ピープル」誌の「最もセクシーな男性」に選ばれたことのあるマシュー。一時期キャリアはパッとしなかったが、『リンカーン弁護士』(’11)あたりから“大人の演技派”として注目されるようになった。チャニング・テイタムの実体験を元にした『マジック・マイク』(’12)では体重を増やし、ムキムキの筋肉でダンスシーンも披露しただけに、その後の『ダラス・バイヤーズ クラブ』(’13)では「本当に同一人物!?」「痛々しいほどの激ヤセ」と言われるまでに。その壮絶な演技でアカデミー賞主演男優賞を初受賞。その年は助演のジャレッドと映画賞を席巻した。65キロを切りはじめると、視力の低下など身体の不調にも悩まされたそうで、その名残はHBOのドラマ「TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ」シーズン1での姿にもよく現れている。一転、製作も務めた『ゴールド/金塊の行方』(’17)では、実在の人物に近づくためにハゲ頭にガタガタの歯並び、さらに驚異のメタボ腹という“肉体改造”を実現。またしても別人のような姿でスクリーンに登場していた。ホアキン ・フェニックス激ヤセに心配の声も!新たなジョーカーが“半端ない”『グラディエーター』(’00)でアカデミー賞助演男優賞、『ウォーク・ザ・ライン君につづく道』(’05)で同主演男優賞にノミネートされるなど、演技派として知られるホアキン・フェニックス。日本公開最新作『ビューティフル・デイ』では2か月かけて体を大きくし、トラウマを抱えたひげモジャの元海兵隊員を演じ、カンヌ映画祭では男優賞を受賞した。先日のヴェネチア映画祭では主演を務めた西部劇『The Sisters Brothers』(原題)が高く評価され、ジャック・オディアール監督が銀獅子賞(監督賞)を受賞。続くトロント映画祭でも大きな注目を集めているところだ。マーティン・スコセッシがプロデューサーとなる2019年10月全米公開予定のDC映画『THE JOKER』(原題)では狂気の悪役ピエロ、ジョーカー役に抜擢されたが、すでに『ザ・マスター』以上の減量をしたようで、早くもファンからは「やせすぎじゃない?」という心配の声があがっている。ブラッドリー・クーパー1日5食!18キロ増の肉体改造が“半端ない”『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(’09)でブレイクし、2011年には「ピープル」誌の「最もセクシーな男性」の称号を得たブラッドリー・クーパー。今年、レディー・ガガを主演に迎え、自身も大物シンガー役で出演、初監督・製作を務めた『アリー/スター誕生』がヴェネチア映画祭、トロント映画祭に正式出品され、10月から開催の第31回東京国際映画祭のオープニング作品にも決まり、がぜん注目を集めている。そんなブラッドリーだが、クリント・イーストウッド監督作『アメリカン・スナイパー』(’14)での彼の体格や二の腕を見て、「デカッ!」と驚いた方は多いかもしれない。ネイビー・シールズの狙撃手だった実在の主人公を演じるべく、約18キロも体重増量した。1日5食で1日8,000キロカロリーをとり、朝5時に起床して約4時間の厳しいトレーニングを実施する肉体改造を徹底的に行ったというブラッドリー。撮影中はテイクの度に「大きく写っているかい?」と尋ねていたとか。『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル』に続いて、同作で3年連続のアカデミー賞候補となった。クリス・プラットぽっちゃり返上で世界的スターに!ダイエットが“半端ない”最後に、自身でも「何かがピタッとハマった」というキャラクターを演じるため、半年かけて約27キロもの減量に成功し、鍛え上げた筋肉をスクリーンで披露したクリス・プラットにも注目。その役とはもちろん、いま物議を醸しているマーベル『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(’14)のお調子者で超テキトーなヒーロー、スター・ロード/ピーター・クイル。そんなクリスは同シリーズや『ジュラシック・ワールド』シリーズなどで、いまや世界的なスターに。それまではTVシリーズや映画の脇役が主で、ぽっちゃりとした三枚目キャラだった。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でも太りやすいことをイジられていたが、『ゼロ・ダーク・サーティ』(’12)の撮影中にも過食気味になり、体重が大幅に増加したそう。しかし、ヒーローという大役のために一念発起し、栄養士もつけた徹底ダイエットとトレーニングで現在の姿を手に入れた。どの俳優にとっても、映画賞や映画祭で高評価を得たり、知名度をグンと上げるきっかけになったりと、身体を張って手に入れたものは名実ともに大きい。俳優魂を炸裂させる姿はうれしい限りだが、くれぐれも体調にだけは気をつけて、と言わずにはいられない。(text:Reiko Uehara)
2018年09月19日現在放送中の大河ドラマ「西郷どん」に出演する新たな出演者がこのほど決定。映画『万引き家族』で注目を集めた城桧吏のほか、上白石萌音、忍成修吾、渋川清彦などが発表された。主演の鈴木亮平が西郷吉之助(隆盛)を演じる本作。10月21日の第39回放送から“明治時代”に突入するが、今回新たに発表されたのは、そんな激動の時代に生きるキャストたち。「西郷家ゆかりの人々」として、西郷吉之助と愛加那(二階堂ふみ)の長子、西郷菊次郎役には、『万引き家族』や先日「グッド・ドクター」への出演も話題となった城桧吏と、「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」などにも出演していた今井悠貴に決定。城くんは9歳~12歳の菊次郎を、今井さんは14歳~の菊次郎を演じていく。今回大河ドラマ初出演となった城くんは、「いつか時代劇に出演したいと思っていたので、今回出演が決まってとても嬉しかったです」と喜びを語り、「明治時代を生きた西郷菊次郎さんになりきって頑張りますので、是非みなさんに観て頂きたいです!」と意気込み。今井さんは「激動の時代を生きた人々の心意気に負けぬよう、覚悟を持って演じたいと思います」とコメントしている。また、錦戸亮演じる吉之助の弟・従道の妻・清役には『君の名は。』『ちはやふる』の上白石萌音。西南戦争後、糸や隆盛の子・寅太郎たちを支援するという役どころだ。鹿児島出身の上白石さんは、「大切な地元が舞台の物語の一部となれること、大好きな方言を台詞として話せること、噛み締めて参加させていただきます」と出演の喜びを語っている。ほかにも、「薩摩ゆかりの人々」として元薩摩藩士・篠原国幹役に榊英雄、別府晋介役に篠原悠伸、辺見十郎太役に持永雄恵。市来家に嫁いだ琴の長男・市来宗介役に前川優希。「新政府」の面々として、明治天皇役に野村万之丞、元長州藩士・井上馨役に忍成修吾、山県有朋役に村上新悟、板垣退助役に渋川清彦、大隈重信役に尾上寛之、三条実美役に野村万蔵が決定した。なお、「西郷どん紀行」のテーマ曲が竹原ピストルが歌う「この道 この船」に変わることも明らかになった。大河ドラマ「西郷どん」は毎週日曜日20時~NHK総合、18時~BSプレミアムにて放送。※再放送はNHK総合で毎週土曜13時5分~放送(cinemacafe.net)
2018年09月10日梅雨明け宣言前からの酷暑……。平成最後の夏は記録的な高温を連日連夜たたき出し、もはや夏バテ状態がデフォルトっぽくなっている人も多いのではないでしょうか。さて、毎年うだるような暑さの中で迎える「土用の丑の日」ですが、今年2018年は7月20日(土)。土曜の土用なんて洒落てますね!■「土用の丑の日=鰻」の流れに変化が冗談はさておき、昨年の夏に行われたインテージのネットリサーチ(全国の20〜59歳男女を対象)によると、「土用の丑の日」の認知率は94.6%。ちなみに、今年のように「土用の丑の日」が2回の年もあるのですが、そのことを知っている人はうち約4割でした。次回は8月1日なのでお忘れなく。「土用の丑の日」と言えば鰻、ですよね。同調査では、この日に鰻を食べる、と回答した人は約2割。意外と少ないと感じますが、鰻って高いし、そもそも絶滅が危惧されているという報道がされて久しいですからね。何となく手を伸ばしにくい雰囲気があります。こうして鰻離れは確実に進行し、高価な国内産鰻は実はだぶついている、との現状もあるようです。■鰻が「精力に効く」その根拠は?そんなわけで、近年は「土用の丑の日」が近づくと、必ず鰻の絶滅について論じられるところとなってしまいました。これも時代の流れ、なのでしょうか。とはいえ、鰻には疲労回復効果や夏バテ予防に効果があるのはよく知られていますよね。中でも、ビタミンB群や亜鉛など、男性ホルモンの分泌を助ける成分が豊富ってことなので、この酷暑にさらされている男性陣にはぜひ食していただきたいものです。ちなみに、NHKの時代劇でおなじみ「西郷どん」こと西郷隆盛は、鰻が大好きだったそうで、ドラマにも川で鰻を獲るシーンが何回か登場しました。確かに西郷どん、なんとなく精力ありそう……!いや、勝手なイメージですけど。幕末の志士のバイタリティを支えたのは鰻だった、と思うと、愛する人に鰻丼の一つもごちそうして、昼も夜も頑張ってもらいたくなっちゃいますね。■注目される丑の日の代替食品しかし、いくら男らしさにつながる、といっても、現物が手に入らないんじゃ仕方ありません。現に、「鰻は好きだけど、そこまでこだわる必要もない」とか「絶滅したら大変だから」と鰻を食するのを控えるスタンスの人も多く見られます。同じく「土用の丑の日」をテーマに、マクロミルがした調査(20〜69歳男女)によると、鰻の代わりに食べるとしたら何がいいか、という質問の回答はこんな感じ。1位「あなごの蒲焼き」…59%2位「さんまの蒲焼き」…34%3位「豚肉の蒲焼き」17%なんとなく蒲焼で気分を味わいたい、って感じでしょうか。近年は鰻により近い味と食感の練り製品や、代用魚としてパンガシウスというナマズの仲間なども話題になっていますね。どちらも「鰻によく似ている!」と評判なのだとか。こうした代用食品もうまく利用しつつ、鰻の絶滅を防ぎ、夏の風物詩を守っていけたらいいですね。■おすすめ!絶倫野菜ディップもともと丑の日には「う」のつくものを食べると縁起が良い、というシャレみたいな習わしが元になっているので、本来は鰻に固執する必要はなく、ウリでも梅干しでもうどんでもいいわけです。そして、科学が発達した現代なら、別に「う」がつく食品でなくても、夏バテ予防、絶倫効果のある食材がたくさん手に入ります。そこで筆者がおすすめしたいのは、「夏野菜のにんにくみそディップ」。野菜は何でもかまわないけれど、きゅうり、オクラ、山芋あたりは必須としたいもの!きゅうりは「天然のバイアグラ」と呼ばれる「シトルリン」を含み、オクラや山芋は疲労回復に効果的と言われています。これらを、おろしにんにくと味噌、マヨネーズ(オリーブオイルなどでも可)を和えて柔らかくしたディップにつけて食します。お好みで七味唐辛子などを加えてもおいしいですよ。にんにくといえば、言わずと知れたスタミナ食材の王様!ビタミンBの吸収を促進し、血流を促してくれます。彼のスタミナはみるみる回復しちゃうかも!冷え性を改善の効果も期待できるので、女性にもうれしいですし、男性の冷え性からくる性欲減退にも効果がありそう……。さらに、みそにはにんにくの刺激成分を緩和させ肝臓をサポートするアミノ酸やサポニン、レシチンなどが豊富。オイル分は、にんにくの有効成分が揮発してしまうのを防いでくれますから、ぜひとも加えてくださいね。においが気になる、という女性も多いかと思いますが、にんにくの臭いはみそと合わせることで和らぎます。さらにマヨネーズなどに含まれる油分でマイルドな口当たりになるので、必要以上に気にしなくても大丈夫!というよりも、自分も一緒に食べてしまえば、におい自体が気にならないのでは?この夏の健康のためにも、ラブ・ライフのためにも、大変おすすめです!最後になりますが、デザートにはスイカを。こちらもシトルリンが豊富で、性欲増強効果に期待大、ですよ。
2018年07月20日現在NHKにて放送されている大河ドラマ「西郷どん」の新キャスト発表会見が6月13日(水)、東京・渋谷の同局放送センターで行われた。■小栗旬、“盟友”との共演に「幸せを感じています」会見には主演の鈴木亮平、共演する黒木華と小栗旬、新キャストの水川あさみ、柏木由紀、迫田孝也、田上晃吉が出席。小栗さんは、自身が演じる坂本龍馬の姿を初めて披露し「今回、『西郷どん』で描かれている龍馬は、商売がしたいという気持ちが色濃く書かれている。どこか“冒険家”みたいな人物になればいいと思っています」と役どころを語った。主人公・西郷吉之助(隆盛)を演じる鈴木さんとは「共演は10年ぶりくらい」だといい、「こういう形でお仕事ができるのがうれしいですし、幸せを感じています。1年近く、西郷という役に向き合い、大きな存在感を感じさせる亮平君が演じる西郷さんにとって、(自分が)背負わなければいけない者として、坂本龍馬を残していければ」と抱負を語った。■鹿児島出身の柏木由紀、「明るく支える存在になれれば」「AKB48」のメンバーである柏木さんは、「初めて大河ドラマに出演させていただくことになり、とても緊張しています」と神妙な面持ち。西郷のゆかりの地である鹿児島出身で「とてもうれしいです。西郷家の一員として、明るく支える存在になれれば」と意気込んだ。柏木さんは、吉之助の弟である吉二郎の妻、西郷園(さいごう・その)を演じる。新たに発表された新キャスト水川あさみ:龍馬の妻・お龍山口翔悟(大河ドラマ初出演):土佐藩士・中岡慎太郎浜野謙太(大河ドラマ初出演):伊藤俊輔(博文)林家正蔵(大河ドラマ初出演):長州藩の藩医・大村益二郎藤本隆宏:剣の達人・山岡鉄舟迫田孝也:佐賀藩士・江藤新平柏原収史(大河ドラマ初出演):第9代会津藩主・松平容保柏木由紀(大河ドラマ初出演):吉二郎の妻・西郷園上川周作:西郷家の四男・西郷小兵衛泉澤祐希:薩摩藩士・川路利良田上晃吉:薩摩藩士・中原尚雄大河ドラマ「西郷どん」は毎週日曜日20:00~NHK総合、18:00~BSプレミアムにて放送。再放送はNHK総合で毎週土曜13:05~放送。(text:cinemacafe.net)
2018年06月13日6月1日の『デッドプール2』日本公開に先立ち、“デップー”、“俺ちゃん”の愛称で親しまれるデッドプール役のライアン・レイノルズが、5月28日ついに初来日。成田国際空港には、彼を一目見ようと300人ものファンが詰めかけた。『アベンジャーズ』『スパイダーマン』など、マーベルヒーローの中でも最高に個性的なデッドプール。全世界に“デップー旋風”を吹き荒らした常識破りの無責任ヒーローを創り上げたライアンは、「僕はあの映画を作ろうとして、ほぼ11年の人生をかけた」とふり返り、想いの強さを語っていた。また前作では、ゴールデン・グロー ブ賞コメディ/ミュージカル部門の作品賞にノミネートされた初の実写版スーパーヒーロー映画として称賛され、ライアンも最優秀男優にノミネートと大きな話題に。今作では、オープニング・テーマ曲を歌う世界的歌姫セリーヌ・ディオンや、元サッカー選手デヴィッド・ベッカムといったビッグネームとのコラボが話題に上がっている。そんな日本でも情報解禁される度に大きな話題となっている『デッドプール2』を引っさげ、ライアンが来日!来日前には、俺ちゃんが西郷隆盛の銅像に寄り添う画像をSNSに投稿し、日本へ向けて出発したと報告も。成田空港にはファン300人が2Fまで埋め尽くし、中にはコスプレをしているファンや、NYのプレミアにまで出向いたというファンも。そしてついにライアンがファンの前に登場すると、黄色い声援が響き渡った。また、ライアンは写真やサイン、握手など丁寧に応える姿も見られ、「ようこそ、日本へ!」という呼びかけには、「Thank You」と笑顔を見せる場面もあった。なお、ライアンは翌29日にはレッドカーペットイベントの参加を予定だ。『デッドプール2』は6月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:デッドプール2 2018年6月1日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2018年05月28日現在放送中のNHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』と連動する企画展が上野の東京藝術大学大学美術館ではじまりました。そのプレス内覧会に大久保利通役で出演中の俳優、瑛太さんが出席。展覧会の見どころやドラマの撮影秘話など語ってくれました。NHK大河ドラマ特別展「西郷どん」スタート【女子的アートナビ】vol. 110この展覧会では、幕末から明治にかけて活躍した英雄、西郷隆盛ゆかりの品々をはじめ、彼と縁のある篤姫や大久保利通などの資料や美術品などを紹介。下級武士だった西郷が、3度の結婚や2度の島流しなどを経て明治維新を成し遂げるまでの激動の人生を、肖像画や直筆の書などのリアルな作品を通して体感することができます。例年、NHK大河ドラマに合わせた展覧会は両国の江戸東京博物館で開かれていますが、今回は上野の東京藝術大学大学美術館が会場になっています。その理由のひとつは、上野公園にある《西郷隆盛像》を制作したのが東京美術学校(現東京藝術大学美術学部)だったというご縁があるから。ほかにも、この地には上野戦争の遺構や彰義隊士の墓などもあり、西郷と深い関係のある場所ということで開催地に決まったそうです。音声ガイドナビゲーターの瑛太さんが登場!プレス内覧会では、『西郷どん』で大久保利通(正助)役を演じている俳優の瑛太さんが出席。同展では音声ガイドのナビゲーターも担当されています。まずは大久保利通の肖像画と並んでフォトセッションが行われました。この肖像画を見た瑛太さんは「実物を見ると、本当に実在した人なんだなとひしひしと実感しました」とコメント。また、展示されていた大久保の懐中時計について「大久保は小物が好きだったという説明を聞いて、僕も小物好きで、懐中時計も好きで持っているのですけど、似たところがあるのかな」と感想を述べました。さらに、司会者から印象に残った作品について問われると、「斉彬の甲冑や、西郷さんが大久保にあてた長文の手紙。すごく達筆で、それが今の時代にそのままきれいに残っている。これは日本中の大河ファンの人たちにぜひ見ていただきたいです」と熱くPRしました。大河ドラマ撮影の裏話も…!また、ドラマ撮影の裏話についても語ってくれました。瑛太さん京都編の撮影がはじまっているのですけど、大久保は西郷吉之助(鈴木亮平さん)と島津久光(青木崇高さん)の間にはさまれる中間管理職的な立場にいて、吉之助さんを止めなくてはいけないし、久光に対してはどんどん進言していかなければならなくて、正直すごくストレスがかかってきて……。とにかく吉之助さんに対して「もう少し冷静に物ごとを進めていかないか」と言いたいのですけどね(笑)。ドラマの脚本上やらなくてはならなくて、「またこの人間を止めなくては」と。正直、白髪が増えました。重圧がかかってきていますね。――大久保の魅力はどんなところですか?瑛太さん今までのイメージは西郷隆盛を裏切ったという冷徹さだったり、鹿児島の人たちには西郷人気に劣っているというか、裏切り者の扱いをされている気がする。でも実際に明治を立ち上げたのは西郷よりも確実に大久保が力を発揮しているんですね。その辺のことをしっかりと日本の人たちに伝えられるよう、自分では演じるということしかできないのですけど、でも大久保のすばらしさを日本中に伝えたいと思っています。――今後のドラマ、見どころは?瑛太さん京都編で坂本龍馬、勝海舟、桂小五郎とか新キャラクターが出てきて現場の空気も変わってきています。亮平くんもリハーサル室で(坂本龍馬役の)小栗旬さんが入ってきた瞬間の雰囲気を「すげえグラサンかけてきて、おれは坂本龍馬だ! っていう雰囲気をおもいっきりぷんぷん出してきた」とぼくにそっと伝えてくれるんです(笑)。どんどんおもしろいキャラクターが出てくるので、そこでの化学反応を楽しみにしていただきたいですね。撮影現場の楽しいエピソードを披露しながら展覧会の魅力も語ってくれた瑛太さん。すでに撮影がはじまって一年近くたち、すっかり大久保利通にほれ込んでいる様子で、「大久保ファンを増やしたい」と熱く語っていた姿が印象的でした。愛加那への手紙は必見!展示会場では、天璋院(篤姫)所用の薩摩切子や小袖などの美しい美術工芸品、西郷直筆の書「敬天愛人」などさまざまな作品を見ることができます。なかでも必見は、西郷が2番目の妻・愛加那にあてた現存する唯一の手紙。ちょうど現在(2018年5月末)ドラマでは、二階堂ふみさん演じる愛加那が登場する奄美大島編が放映中で、ちょっと切ないシーンなどもあり目が離せない展開になっています。西郷が書いた手紙の気になる内容は……ぜひ会場で確認してみてください!本展の東京会場は7月16日まで。その後、大阪と鹿児島に巡回予定です。Information会期:~7月16日(月・祝)*休館日は毎週月曜日(7/16は開館)時間:10:00-17:00(入館は閉館の30分前まで)会場:東京藝術大学大学美術館料金:一般 1,500円/大学生・高校生1,000円/中学生以下無料
2018年05月28日注目が集まっている「ユタの教え」。『西郷どん』の舞台、奄美大島で8代続くユタが緊急提言。今の世に満ちている“負の念”を取り除く知恵を教えてくれた――。 NHKで放送中の大河ドラマ『西郷どん』。鈴木亮平演じる西郷吉之助(のちの隆盛)は、薩摩藩の藩命により、奄美大島へと島送りにあう。この南の島で二階堂ふみ演じる、とぅま(愛加那)と出会い、人生のどん底から抜け出し再生を果たす。 劇中、「海の向こうから夫が来る。だが災いも連れてくる」と、とぅまに告げるユタ(秋津菜津子)が話題を呼んでいる。ユタは『西郷どん』のHPによると、こう紹介されている。 《ユタとは、神様のおぼし召しを受けて、人の現在・過去・未来を知らせる予言者のような存在。当時の島では、「医者半分、ユタ半分」と言われるほどにユタが多く、その存在は身近で大切なものだったそうです》 「うちは私で8代目となるユタの家系です。(奄美大島の)祖母がよく、『ばあちゃんのお父さんは西郷どんと一緒に、魚の追込み漁をしてたよ』と、話していました」 こう語るのは、鹿児島県の本土南端から、400キロメートル南にある奄美大島のユタ神様こと、葉月まこさん(63)。地元では「まこ神姉さん」と呼ばれ親しまれている。 「薩摩藩に琉球が支配されるまで奄美大島は琉球王国に属し、文化、風習も同じでした。ユタは、琉球諸島に存在する神々や精霊と交信し、自然と共存して生きる道を伝える存在。神々に祈り続ける古の血を受け継ぐ者です」(葉月さん・以下同) 今も、奄美には200~300人のユタがいるだろうと葉月さん。 「でも、海や川でのみそぎなど厳しい修業を経て、人々の救済ができるまでになる人は少ない。恋愛、結婚、離婚、仕事、子育て、病気などユタが悩みをみる“判じ”(占い、易)ができるのは10~20人でしょう」 島民の数々の悩みを解決してきた葉月さん。近年、気になることがある。ネットには誹謗中傷の言葉があふれているのをはじめ、ギスギスとした世の中になり、負の念であふれているというのだ。 「みなさん、自分のことしか眼中になく、心が狭くなっているように見えます。そうすると負の念が増え、本人も周りも不幸になるんです」 そこで葉月さんに「正の念」を増やし、幸せになるための知恵を教えてもらった。 ■感謝、敬い……プラスの言葉を大切にする 「奄美では昔から『物で人は殺さんけれど、口で人を殺す』という言葉があります。人を責めたりいじめたりの言葉は鋭い刃物。負の念そのものです。言葉には神様が宿ります。ふだんから、『ありがとう』という感謝の言葉や、目上の人への敬語といった“いい言葉”を使ってほしい。それは言霊となって自分に返ってきます。さらに、感謝の言葉や敬語を使うことで敬いの心が芽生え、ご先祖や神仏への感謝の気持ちも育つ。それが幸せになる一歩です」 ■1日1回家族と笑顔でアイコンタクト 「人間関係の基本は家族。相談者を見ていても、夫婦共働きで忙しい人が増えています。それでも朝か夜の食事で家族が顔を合わせて言葉を掛け合ってほしい。食事が無理なら、朝と夜、『行ってらっしゃい』『おかえりなさい』と、ニコッと笑顔で家族とアイコンタクトをしてほしい。そうした瞬間を大切にすることで、ささやかな幸せを感じられます。私たちは、人生約80年、魂を磨くために“地球旅行”に来ているだけ。家族と過ごせるのも、永遠ではなく限られた時間ということを忘れないで過ごしましょう」 ■ご先祖様の先に神様がいる 「私は、毎朝、太陽に拝んだ後、神棚の水、お榊の水を取り換えるのが日課です。家にお仏壇や神棚があれば、朝は『今日も家族をお守りください』。帰宅したら、『一日ありがとうございます』と感謝の気持ちで手を合わせるだけでもいい。うれしいことがあったら、『おばあちゃん、こんな幸せなことがあったよ』と、言葉に出してご先祖と会話してみる。ご先祖は共に喜んでくれます。『ご先祖の先に神様がいる』と奄美では考えます。ご先祖も神様も、あなたがた子孫の幸せを願っているんです」 ■負の感情に気づいたら、即切り替える ドラマでは、西郷どんに腹を立てて暴言を吐いたとぅまだが、熱を出した彼に、『戻ってこい』と、一生懸命に祈り続けた。 「私たちも同じ。24時間いい感情ばかりでいられません。職場の人間関係に思い悩む人も多いでしょう。でも負の念も相手に飛んでいき、ブーメランのように自分に戻るもの。どんなに嫌な人も、自然の恵みで生かされている地球上の同じ空気を吸っている同じ地球人。“しょうがない”と、認めるしかありません(笑)。もし、『アイツ~くそ!!』と、思ったことに気づいたら『あっ、いけない。ごめんなさい』と、即気持ちを切り替えてリセットしましょう」 ■道端の花も楽しもう 葉月さんは、毎朝、自宅裏の山に昇る日の出を拝み、毎夕、自宅前の海に沈む夕日に手を合わせて自然と共に暮らしているという。 「人は自然にまったく触れていないと、心の余裕をなくし自我の中に閉じ込められて他者の存在を感じることもできません。都会にいても、道端の花を見つけたら、『きれい。ありがとう』と、一瞬でいいので感謝し、楽しみましょう。それだけで心にゆとりが生まれ、優しくなれます。神様は私たちの心の中に隠れています。感謝の言葉を忘れずにいれば、みんなが幸せになるために力になってくれるでしょう」
2018年05月27日「うちは私で8代目となるユタの家系です。(奄美大島の)祖母がよく、『ばあちゃんのお父さんは西郷どんと一緒に、魚の追込み漁をしてたよ』と、話していました」 そう語るのは、鹿児島県の本土南端から、400キロメートル南にある奄美大島のユタ神様こと、葉月まこさん(63)。 NHKで放送中の大河ドラマ『西郷どん』。鈴木亮平演じる西郷吉之助(のちの隆盛)は、薩摩藩の藩命により、奄美大島へと島送りにあう。この南の島で二階堂ふみ演じる、とぅま(愛加那)と出会い、人生のどん底から抜け出し再生を果たす。 劇中、「海の向こうから夫が来る。だが災いも連れてくる」と、とぅまに告げるユタ(秋津菜津子)が話題を呼んでいる。ユタは『西郷どん』のHPによると、こう紹介されている。 《ユタとは、神様のおぼし召しを受けて、人の現在・過去・未来を知らせる予言者のような存在。当時の島では、「医者半分、ユタ半分」と言われるほどにユタが多く、その存在は身近で大切なものだったそうです》 葉月まこさんは、ユタの1人で、地元では「まこ神姉さん」と呼ばれ親しまれている。 「薩摩藩に琉球が支配されるまで奄美大島は琉球王国に属し、文化、風習も同じでした。ユタは、琉球諸島に存在する神々や精霊と交信し、自然と共存して生きる道を伝える存在。神々に祈り続ける古の血を受け継ぐ者です」(葉月さん・以下同) 今も、奄美には200~300人のユタがいるだろうと葉月さん。 「でも、海や川でのみそぎなど厳しい修業を経て、人々の救済ができるまでになる人は少ない。恋愛、結婚、離婚、仕事、子育て、病気などユタが悩みをみる“判じ”(占い、易)ができるのは10~20人でしょう」 葉月さんは、昭和30年(’55年)にユタの家系に生まれる。4歳のときに母を亡くし、つらい幼少期を過ごした。ユタ神様だった祖母の姿を見ながら成長する。 葉月さんが19歳のときに、神様に導かれる前兆で心身の不調が出る「神ダーリィ」が起きて、ひどい頭痛に襲われた。20歳で結婚。2人の娘に恵まれたが再び神ダーリィが始まり、そして29歳で離婚。その後、亡くなった祖母が夢に現れ続け「神様を継いでほしい」と繰り返した。 「ずっと拒み続けてきたんですが、37歳のときに祖母の後を継ぐことを決心。海や川でのみそぎなどの修業を経て40歳でユタになる儀式を行いました」 それから20年以上、飲食業で生活の糧を得る傍ら、ユタとして「判じ」をして人々を幸せに導いている。 この取材中に、葉月さんに突然、「双子の赤ちゃんが無事に生まれました」と、お礼を言いに来た女性がいた。 「子どもが授からないという女性が通ってきてね。神様からの言葉、『男の子が生まれるよ』と伝えて、そのための神社へのお参りの仕方や夫婦にいい日を選んであげたの」 後日、女性は子宝に恵まれた。夫婦関係の相談に来た女性の離婚を思いとどまらせたこともあった。 「神様から『別れるな』という言葉が降りてきて。私は『相性がいいから離婚はせんほうがいい』と諭しました。数年後に、『あのときは、主人の気持ちがわからなかったけれど離婚しなくてよかった』と、礼を言いに来てくれてね。みんなが幸せになると、神様も喜ぶよね」 島民の数々の悩みを解決してきた葉月さん。近年、気になることがある。ネットには誹謗中傷の言葉があふれているのをはじめ、ギスギスとした世の中になり、負の念であふれているという。 「みなさん、自分のことしか眼中になく、心が狭くなっているように見えます。そうすると負の念が増え、本人も周りも不幸になるんです」
2018年05月27日「“西郷どん”役の鈴木亮平さんは、だんだん本物に見えてきて、最近ではもう他人とは思えません(笑)」 神奈川県平塚市のヘアサロン「Aikana」店主の西郷隆子さん(48)が語る。一文字違いの名前から察せられるとおり、隆子さんは西郷隆盛のやしゃご(玄孫)。つまり、西郷どんは“ひいひいおじいさん”となる。 NHK大河ドラマ『西郷どん』は吉之助(隆盛)と美貌の僧・月照(尾上菊之助)の入水という前半部のクライマックスを経てまもなく後半に突入するが、その最初の舞台となるのが、西郷どんが島送りとなる奄美大島。 生涯に3度結婚し、5人の子どもを授かった西郷どんだが、この島では2番目の妻と出会い、初めて父にもなる。この奄美での妻との間のやしゃごが隆子さん。 これまでの放送でも描かれたとおり、最初の妻・須賀とは早々に離縁し、美女のはべる酒席でも国づくりの話に明け暮れたり、男性と心中事件を起こしたりと、女性にはとんと縁がなかった西郷どん。 その月照との心中でも、助かったのは自分だけ。深い傷心を抱え、島に来た直後は住人たちから「大和からフリムン(大ばか者)が来た」と噂されるほど心身共にすさんでいたという。 そんな西郷どんに尽くし、男女の情愛だけでなく、真実の人間愛を教え、再び日本国のために立ち上がる勇気を与えたのが、奄美で結婚した愛加那(二階堂ふみ)だった。 西郷どん31歳、愛加那22歳で結ばれ、その後3年間を共に島で過ごした2人。林真理子さんの原作にも《「まっこと、女というのは何とよかもんじゃろう」》とあるが、近所の人が赤面するほどのラブラブぶりだったとか。 目鼻立ちのくっきりした島美人だったと伝えられる愛加那だが、残された肖像画を見ると、なるほど、隆子さんととてもよく似ている。 「私は東京の板橋生まれで、祖父の隆治に鹿児島で会ったのも小学校低学年が最後。その後、実は高校生のころに両親が別居して、父の隆道とは離れて暮らしたので、西郷家とは縁遠くなっていました。覚えているのは、とにかく祖父も父も180センチ以上の大男だったこと。はい、西郷どんにうり二つでした」(隆子さん・以下同) 高校卒業後に、幼いころから憧れていた美容師になった隆子さん。結婚は35歳のときだったが、以降も旧姓で仕事を続けてきた。 「理想の男性のタイプは、恥ずかしいんですが、ズバリ西郷どん!体も性格もおおらかな人が素敵ですね」
2018年05月12日NHK大河ドラマ『西郷どん』は吉之助(隆盛・鈴木亮平)と美貌の僧・月照(尾上菊之助)の入水という前半部のクライマックスを経てまもなく後半に突入する。その最初の舞台となるのが、西郷隆盛が島送りとなる奄美大島だ。 生涯に3度結婚し、5人の子どもを授かった西郷どんだが、この島では2番目の妻と出会い、初めて父にもなる。 これまでの放送でも描かれたとおり、最初の妻・須賀とは早々に離縁し、美女のはべる酒席でも国づくりの話に明け暮れたり、男性と心中事件を起こしたりと、女性にはとんと縁がなかった西郷どん。 その月照との心中でも、助かったのは自分だけ。深い傷心を抱え、島に来た直後は住人たちから「大和からフリムン(大ばか者)が来た」と噂されるほど心身共にすさんでいたという。 そんな西郷どんに尽くし、男女の情愛だけでなく、真実の人間愛を教え、再び日本国のために立ち上がる勇気を与えたのが、奄美で結婚した愛加那(二階堂ふみ)だった。 「“西郷どん”役の鈴木亮平さんは、だんだん本物に見えてきて、最近ではもう他人とは思えません(笑)」 そう語るのは、神奈川県平塚市のヘアサロン「Aikana」店主の西郷隆子さん(48)。一文字違いの名前から察せられるとおり、隆子さんは西郷隆盛と奄美での妻・愛加那との間のやしゃご(玄孫)。つまり、西郷どんは“ひいひいおじいさん”となる。 目鼻立ちのくっきりした島美人だったと伝えられる愛加那だが、残された肖像画を見ると、なるほど、隆子さんととてもよく似ている。 しかし、隆子さんが、ご先祖を意識したのは、つい10年前のことだというのだ。 「私は東京の板橋生まれで、祖父の隆治に鹿児島で会ったのも小学校低学年が最後。その後、実は高校生のころに両親が別居して、父の隆道とは離れて暮らしたので、西郷家とは縁遠くなっていました。覚えているのは、とにかく祖父も父も180センチ以上の大男だったこと。はい、西郷どんにうり二つでした」(隆子さん・以下同) 高校卒業後に、幼いころから憧れていた美容師になった隆子さん。結婚は35歳のときだったが、以降も旧姓で仕事を続けてきた。そして10年前、現在のヘアサロン経営を思い立つ。 「店名を迷っていたら、主人が、『せっかくだから、君のひいひいおばあちゃんの名前を使わせてもらえば』と言ってくれたんです。それで、墓前に『名前を使わせてもらいます』と報告するため、初めて奄美大島を訪れました」 ここで不思議な体験をする。 「島に降り立ったとき、スーッと安らかな気持ちになったんです。その前から、なぜかハワイにハマって、フラダンスも習っていたのですが、私のルーツは、やっぱり島なんだと」 以降、毎年、奄美を訪れるようになり、少しずつ先祖のことも学ぶようになった。 「まさか、ひいおじいちゃんの菊次郎が京都市長だったなんて。私は子孫って名乗っていいのかと戸惑ったりも。奄美に行くと、いかに隆盛夫妻が人々から愛されているかわかります。特に愛加那は家族と別れたあとも自立した生活を貫いた存在として女性に絶大な人気があります」 西郷どんが島送りを解かれて帰郷したあと長男と長女は西郷家に引き取られるが、島での妻は薩摩には連れ帰れないとの藩法があり、愛加那は1人、島に残った。 ちなみに、黒木華演じる3番目の妻の糸(糸子)は、愛加那の子どもたち2人も分け隔てなく育てた女丈夫だったという。 隆子さんに、先祖との共通点を尋ねた。 「似ているというのもおこがましいですが、犬が大好きでずっと一緒です。父の隆道は狩猟免許も持っていて猟犬のセッターを飼っていました」 西郷どんの犬好き、狩猟好きは、上野にある愛犬ツンを連れた銅像でも有名。隆子さんも現在2頭の犬と暮らす。 「トイプードルの“はな”はハワイ語のohana(家族)から、スタンダードプードルの“あんず”は大好きなアンジェリーナ・ジョリーから名付けました。愛加那は機織り名人だったそうですし、私も美容師で、手仕事が好きなところは、ご先祖譲りかもしれませんね」 8年前に他界した父親の隆道さんは、鹿児島市にある菊次郎さんの墓に眠るという。 「遺言はありませんが、隆盛が写真を残さなかったように、わが家でも昔から形ある物を後世に残す習慣はありません。物より心の一族なんです。ただ、私は奄美でも、研究者の先生に会っても、みなさんが、『隆子さんがいちばん愛加那に似ている』と言ってくださるので、ご先祖に恥じないように自立した生活を送りたいです」
2018年05月12日