2026年放送予定の大河ドラマの主演が仲野太賀に決定。第65作目となる本作は、脚本家・八津弘幸(連続テレビ小説「おちょやん」)による「豊臣兄弟!」に決定した。「豊臣兄弟!」で描かれるのは、戦国時代。天下統一を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡、夢と希望の下剋上サクセスストーリー。この春放送予定の連続テレビ小説「虎に翼」にも出演が決定している仲野さん。「風林火山」「天地人」「江~姫たちの戦国」「八重の桜」「いだてん~東京オリムピック噺~」と、これまでにも大河ドラマに出演してきた仲野さんが、今回本作で演じるのは豊臣秀長。今作は、天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描いていく。なお本作は、2025年夏にクランクインを予定している。今回の発表に、ファンからは「かなりアツい」、「え、まって!!!!!!!!まってまってまって最高すぎる!!!!!!うわあああああああああああ!!!!豊臣秀長っていう着眼点が最高すぎるし、仲野太賀くんなのも最高すぎ」、「後の配役も気になる」、「待ってましたーーー!」、「仲野太賀さんのイメージに合う~」、「主人公が秀長様っていうのが新鮮でイイ!!やっぱり戦国時代いいなー!!!!」などと期待の声が寄せられている。ストーリー尾張中村の貧しい農家に生まれた小一郎(のちの豊臣秀長)。ある日、音信不通の兄・木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)が意気揚々と姿を見せる。若き戦国武将・織田信長に仕官して大出世を目指しており、小一郎に自分の家来になって欲しいと願い出る。強引な兄の誘いに巻き込まれる形で武士への転身を余儀なくされた小一郎は、母と姉妹を残し生まれ故郷の中村をあとにする。藤吉郎とともに城下町の清州に出てきた小一郎は、主君・信長と運命的な出会いを果たす。そのほか、信長のもとで野心を燃やす若き家来たちなど、その後の木下兄弟の運命を左右する人物との刺激的な出会いの数々。そして、ついに桶狭間の戦いの火ぶたが切られる。信長の奇跡の大勝利に、武士として生きていく覚悟を決めた小一郎だが、それはピンチと苦労の連続の始まり。天下布武への道をひた走る信長のもと、メキメキと頭角をあらわしていく兄・木下藤吉郎。その天才的といわれる武功の数々を実現せしめたのが、弟・小一郎の知恵と勇気、そして持ち前の調整力だった。目の前に立ちはだかるハードミッションを絶妙のコンビネーションで次々とクリアしていく木下兄弟。やがて小一郎は兄と共に、万民が笑って暮らせる太平の世を作るという夢を抱き始める――。大河ドラマ「豊臣兄弟!」は2026年1月よりNHKにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年03月12日永瀬廉がクローン信長を演じる「新・信長公記」の8話が9月12日放送。西畑大吾演じる豊臣秀吉と須賀健太演じる加藤清正の“友情”に「エモすぎ」「今回のMVPでした」などの声が殺到、伊達の眼帯の秘密にも「全部持ってかれました」などの反応が集まっている。甲斐谷忍の「新・信長公記~ノブナガくんと私~」をドラマ化した本作は、戦国武将のクローンたちが高校生となって学園のてっぺんを目指す新しい学園天下獲りエンターテインメント。武将のクローンたちが集められた銀杏高校特進クラスの織田信長を永瀬さんが演じ、家康とともに黒百合高校のペリーらに拉致された日下部みやびには山田杏奈。武田信玄に満島真之介。豊臣秀吉に西畑さん(なにわ男子)。明智光秀に萩原利久。上杉謙信に犬飼貴丈。伊達政宗に三浦翔平。黒田官兵衛に濱田岳。井伊直政に駿河太郎。竹中重治に柳俊太郎。本多忠勝に阿部亮平。加藤清正に須賀さん。酒井忠次に長田成哉。真田幸村に田野倉雄太。今川義元に松大航也。みやびとともに捕われた徳川家康に小澤征悦。銀杏高校のAI理事長・別府ノ守与太郎に柄本明といったキャストが共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。家康は黒百合高校のペリーや、彼らを操るクローンを生み出した博士の息子(波岡一喜)に対し、みやびと家康の奪還を宣言。家康を憎んでいたはずの信長たちが、なぜ家康を助けようとするのか。息子は「叩き潰す……!」と声を張り上げる。家康が変わると信じる信長は、家康を含めて初めて成立する作戦を立てるのだが…というのが今回のストーリー。みやびと家康が捕われた教会に向かう信長と本多と伊達の前に、ジャンヌ・ダルクが現れる。伊達は自分が相手をするといいジャンヌと戦うことに…実は2人は幼少期に面識があり、男の子たちに絡まれたジャンヌを助けようとして伊達が目を負傷、眼帯をすることになった過去が明かされる。伊達を守れなかったことをいまだ悔やむジャンヌに、伊達は眼帯を外して右目が見えていることを明かし、「もう苦しまなくていい。強さは誰かを守るためにあるんだろ」と告げる…。この展開に「伊達さまの眼帯もダテだった」「荒ぶってまた眼帯外した伊達様に全部持ってかれました」「伊達政宗の目の負傷の過去良い…それで目の前で眼帯外してくそかっこいいこと言うんですもん惚れますよ」などの声が殺到。一方、家康を“変える”ために、あえて危険な任務を負った秀吉は、かつて旗印戦を戦った加藤清正と制服を交換。加藤の想いを託され戦いに臨む。「俺はお前が認めた男」として自らの背中の虎を託した加藤と、そんな加藤たちの想いをつないで家康に“変わる”よう説得する秀吉。秀吉と加藤との友情にも「過去に旗印戦で戦った加藤清正と豊臣秀吉の絆も胸アツ!」「かつて戦いお互いを認めた2人が制服を交換してお互いが背負うものを背負って戦うとかエモすぎん?」「加藤清正と豊臣秀吉の関係性もよかったなぁ虎の服貸してあげたの、ふわぁぁってなった!」「加藤清正と豊臣秀吉が今回のMVPでした」などの声が送られている。【第9話あらすじ】家康に旗印を掲げた信長。黒田官兵衛がその理由を問うと信長は「家康との戦いの先に最後の戦いが待っている。俺はそこまで辿り着かねばならぬ」と言い残し、教室を出ていく。その様子を見ていた別府ノ守は、信長が“総長”の正体に気づいていると考え、意味深に笑う。その後、自宅に帰ったみやびは、花梨(柚希礼音)と名乗る女性に声をかけられる…。「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」は毎週日曜22:30~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年09月12日若手俳優の中でも注目度上昇中の俳優・中川大志と女優の織田梨沙が、「リーボック」のカジュアルライン“Reebok CLASSIC”の「ZOKU RUNNER(ゾク ランナー)」の秋冬モデルの発売記念映像に出演。このほど、2人が暴走族に扮して音楽を奏でる本映像のメイキング写真が公開され、撮影の裏側が明らかとなった。「リーボック」の歴史を彩った名作ランニングシューズのヘリテージを受け継いだ「ZOKU RUNNER(ゾク ランナー)」は、日本の人、文化、ファッションからインスピレーションを受け、日本語の「続(to be continued)」 と「族(TRIBE)」の意味から名付けられた。そのストーリーからのインスピレーションをもとに、本作「ZOKU THE MOVIE」では、日本特有の「暴走(RUNNING) 族(TRIBE)」をテーマに、この作品のためだけにオリジナルにデザインされた特攻服を着用した中川大志さんが指揮者、織田梨沙さんをはじめとした出演者たちが演奏者となり、和太鼓や鮮やかにカスタマイズされたバイクのコール音を鳴らしながら、夜をイメージしたネオンをバックに音楽を奏でている。本映像に登場する中川さんは、1998年生まれの19歳。NHK大河ドラマ「真田丸」にて豊臣秀頼役を演じ国宝級イケメンと注目を浴びてから、今年4月に公開した主演映画『ReLIFE リライフ』では劇中でラップを披露し話題を集め、公開中の『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』では、ウィル・ターナーの息子ヘンリー役の吹き替えを好演。さらに来年公開予定の『坂道のアポロン』にも出演が決定するなど、容姿・実力ともに今後も大注目の若手実力派俳優だ。本作のコンセプトやセットなどの世界観について中川さんは、「男臭いバイク、和太鼓、独創的な照明が不思議な空気感だと感じましたが、衣装を着て一気に気持ちが入りました。この世界観の中に“ZOKU RUNNER”が入ることによって、化学反応が起きて、本当にかっこいい作品だと思います。撮影中は、男としてテンションが上がってしまいました!」とコメントしている。そして中川さんとともに出演しているのが、1995年生まれの21歳の織田さん。昨年、映画『秘密 THE TOP SECRET』でスクリーンデビューを飾り、今年放送されたNHK大河ファンタジー「精霊の守り人 悲しき破壊神」ではセナ役を演じ、11月から放送予定の同ドラマ最終章にも出演する。現在、サムスン電子ジャパン「GalaxyS8」のCMにも出演中で、来月8月4日(金)公開予定の『STAR SAND-星砂物語-』では主演を務めるなど、いま大注目の女優だ。本作の見どころを織田さんは「日本のかっこいいカルチャーが全て集まったと言えるくらい、素敵な作品になっているので是非見てください!」と本作に対する自信を見せるコメントをしている。監督は気鋭の若手映像作家・柿本ケンサクが務め、話題の4人組バンド「DATS」がこの「ZOKU THE MOVIE」のために制作したオリジナル曲を映像に使用、また「DATS」は作品内にも出演している。そして映像中に登場するオリジナルの特攻服は、ファッションデザインユニット・THE モンゴリアンチョップスがデザイン、制作を担当している。「Reebok CLASSIC ZOKU RUNNER」はリーボック オンラインショップ、リーボック クラシックストア、リーボック フィットハブほか全国のリーボック取扱店にて発売中。(text:cinemacafe.net)
2017年07月28日俳優の中川大志が19日、オフィシャルブログを更新し、豊臣秀頼役を演じたNHK大河ドラマ『真田丸』が前日に終了したことを受け、「真田丸ロスが始まってます」と心境を吐露した。この日のブログは「完」と題し、「本当にこの作品に出会えた事が幸せです。間違い無く、今後も役者を続けて行く上で真田丸で得た物は僕の幹になって行くと思います」と感謝。「撮影初日、スタジオに入った瞬間に、大河ドラマの空気を一瞬にして思い出しました。匂い、色、温度 あのスタジオでしか生まれない"何か"が、そこにはあると思いました」と振り返った。中川は、同ドラマの終盤で豊臣秀頼役を演じたが、「本当に本当に 豊臣秀頼という男に出会えて良かったです。最終回はようやく、鎧を着れて それだけでもう嬉しくて嬉しくて」と充実の様子。続けて、「でも一言だけ言うなら… 戦に出たかったな。笑 」と本音をもらしながら、「最後のシーンは、絶望にならないでくれと監督から言われました。僕もそう思いました 望みを捨てぬ者だけに、道は開ける 左衛門佐のこの言葉が大好きです。秀頼は生き続けた。 僕はそう思ってますからね!」と思いをつづった。ブログでは、真田信繁(幸村)役の主演・堺雅人や、母・茶々(淀殿)役の竹内結子、大蔵卿局役の峯村リエらとの写真を初公開。最後には、小日向文世が演じた父・豊臣秀吉の羽織を着た写真も公開し、「憧れの父上の陣羽織をこっそり着させてもらったのはここだけの話で…笑」と秘密を明かしていた。
2016年12月19日11月11日(金)に開幕する川栄李奈主演の舞台『あずみ ~戦国編~』。その公開稽古が行われ、幼い頃から刺客として育った少女・あずみを演じる川栄をはじめ、あずみと運命を共にする忍び・うきは役の鈴木拡樹、あずみたちを狙う美しく最強の剣士・美女丸を演じる早乙女友貴ら出演者が白熱した殺陣を披露した。舞台『あずみ ~戦国編~』チケット情報原作は、小山ゆうの漫画『あずみ』。今作は、昨年9月に川栄主演で上演された舞台「AZUMI~幕末編」の前作にあたる“戦国編”で、舞台では10年ぶりのリメイクとなる。構成・演出は10年前と同じく岡村俊一。公開されたのは、全体の3分の1という殺陣シーン。あずみ、うきは、あまぎ(斉藤秀翼)、ひゅうが(三村和敬)の共に育った4人が戦うシーンでは、華やかでスピード感のある剣さばきが次々と繰り出され、幼い頃から刺客として育てられた彼らの過去を感じさせる。中でも、あずみとうきはが大人数の敵を斬り続けるシーンは、舞台上がどれだけ入り乱れてもふたりは圧倒的な存在感で視線を集め、強く鮮やかな殺陣を披露していた。また、美女丸が中心となるシーンでは早乙女の流れるような殺陣が圧巻。事前に岡村が「ゆっくん(=早乙女)のスピードになるので気を付けてね!」と共演者に声をかける場面も見られた。そのほかにも、あずみが剣を使わずにアクロバットで敵を倒すシーンなども公開され、川栄は汗だくになりながらも軽やかに演じた。稽古後、川栄が「ここでお見せしたよりも何倍も殺陣があるので、みんなで協力していいものができたらなと思っています」、鈴木が「殺陣返し(=殺陣の確認)だけでも汗だくです。本番はこれに熱量もプラスされてもっと汗をかくんだと思います。スッキリといい汗かいて痩せたいです(笑)」、早乙女が「本番はもっともっとスピードも上がって、お芝居が入って、熱量が上がって、テンションも上がってると思うので、ぜひ期待していただければ」と熱く語る中、豊臣秀頼役の小園凌央は殺陣のシーンがなかったため「僕は汗ひとつかいてません(笑)」と笑わせつつ「今はお芝居を死ぬ気でがんばっています」とコメント。さらに飛猿役の星田英利が「まだ科学技術が我々の本気の殺陣に追いついてない。カメラのスピードが捉えきれないということで、今日は極力遅くした次第でございます!」とうそぶき共演者を笑わせながらも「これからも精進します」と挨拶し、公開稽古は終了した。公演は11月11日(金)から27日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木にて。取材・文:中川實穗
2016年11月01日累計150万部突破の大ヒットを記録した少女コミック「きょうのキラ君」が、この度、「国宝級NEXTイケメン」“次必ず好きになる男”ランキングで堂々1位にランクインした中川大志と、モデル・女優と多方面で活躍する飯豊まりえで実写映画化することが決定した。誰もが憧れるクラスの人気者“キラ”(中川大志)に恋をした“ニノ”(飯豊まりえ)。他人と関わることが苦手なニノだったが、キラの秘密を知ったことから2人は急接近!初めての気持ちにとまどいながら、ある重大な“秘密”を抱えたキラを笑顔にしようと奮闘するニノの初めての恋の行方は―?同級生の矢部、キラの幼馴染の澪も加わって、かけがえのない“365日”がはじまった。キラ君、あなたとずっと一緒にいたい――。原作は、2014年まで「別冊フレンド」(講談社)にて連載されていた、みきもと凜による同名コミック。みきもと氏と言えば、大人気コミック「近キョリ恋愛」が、ドラマ化、そして山下智久と小松菜奈で映画化されるなど、いま大人気の漫画家だ。そして「きょうのキラ君」は、みきもと作品の中でも、切なく純愛なストーリーが中高生を中心に絶大な支持を得、“きょうキラ旋風”が巻き起こったほど。物語は、他人と関わることが苦手な“ニノ”こと岡村ニノンが、学校のクラスメイトで、誰もが憧れる“キラ”こと吉良ゆいじに初めて恋に落ちる所から始まる。しかしキラ君には、誰にも言えない秘密があって…という“キュン泣きラブストーリー”となっている。監督は 『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』『海月姫』『L・DK』など、これまでに様々なラブストーリーを手掛けてきた川村泰祐が務めている。今回、容姿端麗で学校中の女子が憧れる“キラ君”に抜擢されたのは、「重版出来!」で新人漫画家役、大河ドラマ「真田丸」では豊臣秀頼役を務め、秋には『四月は君の嘘』の公開も控える中川さん。その甘いルックスでいまや“ポスト山崎賢人”との呼び声も高い、まさに 次世代の注目イケメン王道俳優。今回は自身も初となる、大人気少女漫画の実写化で主演を堂々演じる。そして、ヒロインの“ニノ”役には、 話題作『MARS~ただ、君を愛してる~』でヒロインを演じ、新月9ドラマ「好きな人がいること」への出演が決定している注目の若手女優・飯豊さん。雑誌「Seventeen」の専属モデルも務めるなど、マルチに活躍する彼女だが、今回は恋にひた向きで純粋な女の子を熱演し、誰もがキュンとする演技で魅了する。初の少女漫画の実写化主演に不安もあったと語る中川さんは「この作品は、キラキラしていてキュンキュンできる部分がド直球に描かれているなと思ったので、しっかりそこを見せていきたい」と話し、「キラとニノ、その家族、友達の姿も丁寧に描かれた、笑って、泣けるラブストーリーになっています。見終わったあとに、自分の大切な人に会いたくなる、そんな作品になればいいなと思います」とメッセージを寄せた。また原作を読んで涙したと明かした飯豊さんは「いち『きょうのキラ君』ファンになっていたので、お話をいただいたときは夢のようで、とても嬉しかったです」と喜び、「ニノンちゃんは、繊細で純粋で何に対してもど直球な性格なのでみんなに愛されるような女の子になれるようにイメージしながら、“笑顔”を大切に演じました」と語った。さらに「中川さんや飯豊さんが演じてくださるならきっと素敵な作品になると思っていました」と語ったのは原作者のみきもと氏。「キュンとしたりじんわりしたり、映画館を出たあとその日1日優しい気持ちになれるようなストーリーです。中川さんをはじめキャストの方のビジュアルや演技を目の当たりにしたときの衝撃と感動がみなさんにも伝わるのがとても楽しみです」とコメントを寄せた。また、映画化決定に伴い、2人が劇中で演じた 「キラ」&「ニノ」のビジュアルも到着。制服姿で笑顔の2人が、お互いの小指が赤い糸で結ばれており、まさにキュンとするビジュアルになっている。さらに、なんとみきもと氏による完全描き下ろしイラストも併せて解禁され、ファンにはたまらない貴重な1枚となっている。『きょうのキラ君』は2017年2月25日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月09日映画初主演となった伊藤沙莉と、中川大志が共演する“片想い”がテーマの映画『MY NICKNAME is BUTATCHI』が、7月2日(土)に公開されることが決定。併せて主演の2人からコメントが到着した。ノムラ[杏奈](伊藤沙莉)とサタケ[佐竹](中川大志)は幼馴染。幼い頃にいつもカサブタを作っていたノムラに “ブタっち“というあだ名をつけたのもサタケだった。そんなサタケにノムラは密かに想いを寄せていたのだが…。原作は、日本最大級の小説投稿サイト「E★エブリスタ」の投稿イベントから選出された電子小説「私のあだ名はブタっち。」。また映画化にあたり、「荒川アンダー ザ ブリッジ」、『大人ドロップ』などの映画やドラマを多数手掛けている飯塚健が監督と脚本を兼任した。そして幼馴染に密かな想いを寄せる女子高生・杏奈を演じるのは、昨年秋に連続テレビドラマ史上初めて“ガールズラブ”を取り上げ、話題となったドラマ「トランジットガールズ」で主演を務め、松岡茉優が本人役で出演するドラマ「その『おこだわり』、私にもくれよ!!」にも出演が決定している伊藤さん。また、彼女が片想いする幼馴染の男子高校生・佐竹には、「監獄学園-プリズンスクール-」「南くんの恋人~my little lover」の主演を務め、最近では大河ドラマ「真田丸」の豊臣秀頼役などでいま大注目のイケメン俳優の中川さんが演じている。今回が映画初主演となった伊藤さんは「幼馴染みへの淡い初恋や親友との友情など、どこか懐かしくて温かい気持ちを思い出させてくれるような、そんな物語だと思います」と映画について語り、今回で4度目の飯塚組となった彼女は「杏奈と佐竹だからこその距離感や空気が切なくも可愛らしくもあり、最後には見ている方たちが『ブタっち頑張れ!』と思っていただければ嬉しいです。もちろん飯塚作品ならではのやりとりも沢山あり、全シーン全カット見所だと思います」とアピール。さらに中川さんは「幼馴染に恋をしてしまう。でもその幼馴染は自分の親友と付き合っている。そんな複雑で切ない片思い、学生時代の記憶を辿ると、ふと思い出す方もいるかもしれません。青春時代におきた恋模様のひとコマを、リアルに切り取った作品になっています」と見どころを語った。また、映画の原案となった「私のあだ名はブタっち。」は、現在「E★エブリスタ」上で全編無料で読むことができるという。伊藤さんと中川さんという旬のキャストが、一体どんな淡い“片想い”を繰り広げていくのか、楽しみに待ちたい。『MY NICKNAME is BUTATCHI』は7月2日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月14日非日常の中で自分の時間をじっくり味わう。そんなひとり旅へのニーズは年々高まっているという。その旅をより充実したものにするために、ホテル・旅館選びは重要なポイントと言えるだろう。前回の東日本に位置するひとり旅にぴったりのホテル・旅館に続き、今度は西日本に位置するホテル・旅館に注目してみた。○歴史的建造物と日本庭園と"伊豆三古湯""伊豆三古湯"のひとつと称されている伊豆長岡に佇(たたず)む「三養荘」(静岡県伊豆の国市)は、昭和4年(1929)に建てられた旧三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎氏の長男・久彌氏の別邸を本館にした和尽くしの旅館。日常の喧騒から離れた旅館には約3,000坪という広大な日本庭園が広がっており、四季の移ろいを感じさせる花や樹木のほか、中央に設けられた池が奏でる水の音にも心静まる。温泉の泉質はアルカリ性単純泉。クセがなくやわらかな感触の湯は肌にしっとりとよくなじみ、美肌効果も期待できるという。男女共に大浴場と露天風呂を設けており、全面ガラスを施した大浴場の湯船には黒御影石を、露天風呂には自然石を使用。静寂な庭を眺めながら、ゆったりとしたひとときが楽しめそうだ。ひとり利用は宿泊のみで1万8,414円から用意しているが、合わせて伊豆長岡の海・山の幸を用いた懐石料理も楽しむのもいいだろう(大人ひとり1泊朝食・夕食付き/2万8,614円~)。○送迎船の先に広がる京都の奥座敷京都の奥座敷・嵐山にある「星のや京都」(京都府京都市)は、渡月橋のたもとにある上り桟橋より専用送迎船で送迎してくれるのがポイント。100年前に旅館となった歴史ある日本建築をリノベーションした旅館は、日本庭園のほか客室に京都伝統の「京唐紙」を用いるなど、随所に和の心をちりばめている。宿泊者限定の京文化ツアーや、ホテル内では伝統芸道「聞香(もんこう)」や茶の湯体験などのアクティビティーも実施しているので、京都観光のひとつに組み込んでみるのもいいだろう(全て有料)。旬の素材をふんだんに使った会席料理を用意しているが、リーズナブルに楽しむなら「シングルユース優待」(大人ひとり1泊/3万6,000円~)がオススメ。客室にはダブルベッドやライティングデスク、窓辺のベンチソファが備えられており、嵐山の景観をひとり占めできる。○おばんざいとともに京都観光を満喫京都駅内にウェルカムカウンターを設けている「グランドプリンスホテル京都」(京都府京都市)は、京都駅で荷物を預ければスタッフが客室まで荷物を届けてくれるので、京都駅からそのまま手ぶらで観光が楽しめる。「京都観光一日乗車券付きプラン」(大人ひとり1泊朝食付き/1万3,554円~)はプラン名の通り、京都市バス全線・市営地下鉄全線・京都バス(一部路線を除く)で使える京都観光1日乗車券が付いてくるというもの。また、人気のおばんざいコーナーをはじめ、シェフが目の前で焼き上げるふわふわのオムレツなど、豊富な和洋のメニューをビュッフェスタイルで楽しめる朝食は、庭を眺めながらじっくり楽しみたい。○琵琶湖のそばで古に触れる「グランドプリンスホテル京都」同様、京都駅内にウェルカムカウンターを設けている「大津プリンスホテル」(滋賀県大津市)は、客室から琵琶湖が眺められるほか、屋外には琵琶湖の形を模したスイミングプール(有料)も設置されている。ホテルの周辺には、"三井の晩鐘"で知られる「園城寺(三井寺)」(ホテルから車で約15分)や、近江八景にもうたわれ夕照の美しさが絵になる「瀬田の唐橋」(ホテルから車で約15分)などがあるが、もっと気軽に観光を楽しむなら「瀬田川・琵琶湖リバークルーズ乗船券&石山寺拝観券付き」(大人ひとり1泊朝食付きが1万4,946円~)をチョイスしてみるのもいいだろう。外輪汽船「一番丸」にのんびり揺られる琵琶湖クルーズと、茶々(淀殿)や豊臣秀頼が愛したという花が咲き乱れる花の寺「石山寺」が同時に楽しめるプランとなっている。○出雲旅をもっとディープに味わう星野リゾートの中でも、「界」は"和"をテーマにその土地ならではのおもてなしをコンセプトにしている。そのひとつで出雲国風土記にも記された「神の湯」玉造温泉に佇む「星野リゾート 界 出雲」(島根県松江市)は、全室露天風呂付きの純和風の宿となっている。古くから美肌の湯で知られている玉造温泉の大浴場には、出雲大社をかたどった湯口の内湯や野趣あふれる露天風呂が用意されている。旅館から出雲大社までは車で60分という距離。八重垣神社や玉作湯神社などのパワースポットめぐりや松江の城下町散策を楽しんだ後は、夕暮れ時を狙って宍道湖(しんじこ)の絶景に出会ってみるといいだろう。「ひとり旅でできるだけお得に泊まりたい」というニーズに応え、平日に1日1組限定の「パワートラベル! 大人の自由な一人旅プラン」(大人ひとり1泊朝食・夕食付き/3万9,500円~)を用意している。○2つの世界遺産を同時に楽しむ広島県に2つある世界遺産を同時に楽しむならば、「グランドプリンスホテル広島」(広島県広島市)を旅の拠点にするのもいいだろう。瀬戸内海に面したホテルの前には、世界遺産の厳島(いつくしま)神社がある宮島行きの高速船乗り場があり、広島のもうひとつの世界遺産・原爆ドームがある平和記念公園へもホテルから車で約15分という立地となっている。中でも「厳島神社と広島温泉を満喫の旅」(大人ひとり1泊朝食付き/1万2,153円~)には宮島行きの高速船片道チケット交換券が付いており、宿泊者専用の展望露天風呂 広島温泉「瀬戸の湯」も満喫できる。朝食は和洋ビュッフェと和朝食のどちらかを選べ、朝食券は平和記念公園にある広島国際会議場内の「レストラン セレナード」でのランチに使うことも可能だ。○ジオパーク散策とともに"心身の美"を磨く特に女性にオススメなのが、パワースポットとして人気の室戸岬にあるリゾートホテル「星野リゾート ウトコ オーベルジュ&スパ」(高知県室戸市)。世界ジオパークにも認定されている室戸ジオパークを散策するほか、ホテルの中でゆったりしながら"心身の美"を磨くこともできる。全客室オーシャンビュー仕様で、ホテル内には太平洋を眺められる小さなライブラリーも設置。旅行雑誌や写真集などを取りそろえており、コーヒーやハーブティーが自由に楽しめるのもうれしい。また、海洋深層水100%の温水プールや、海の恵み成分をふんだんに取り入れたスパトリートメント(有料)も用意している。スタンダードルームは大人ひとり1泊朝食・夕食付きを3万8,000円から展開している。○圧倒的な非日常の中で南風を浴びる石垣島から高速艇で10分程度のところにある竹富島は、昔ながらの集落が大切に守られた、沖縄の"原風景"を今に伝える圧倒的な非日常が楽しめるところ。そんな竹富島にある「星のや竹富島」(沖縄県八重山郡)もまた、竹富島内の集落と同じように石垣で囲まれた赤い瓦屋根の木造家屋となっている。竹富島の伝統建築を踏襲した客室は1棟ずつ独立しており、海を渡ってやってきた南風を浴びていると、なんだか離島の住人になったような気分になってくる。24時間楽しめる温水プールでの星空浮遊浴のほか、星空撮影レクチャーや島の民具作り体験などのアクティビティー(有料)を活用して、ここでしか味わえないひとときをゆったり過ごしてみるのもいいだろう。「シングルユース優待」として、大人ひとり1泊4万3,200円から用意している。※記事中の情報は2015年6月取材時のもの。価格は消費税・サービス料込み。プランや価格は期間限定やWEB限定のものもあるため、詳細は各ホームページを参照
2015年06月16日2013年に新たな真田幸村と十勇士を作り上げて評判となり、2015年の年明けまもなく、再演の幕が上がる『真田十勇士』。稽古場では、幸村を演じる上川隆也をはじめとするキャストたちが、すでに本番さながらの熱を放出していた。その姿は、立ち回りはもちろんのこと、人間ドラマもさらに細やかに骨太になることを予感させるものだった。舞台『真田十勇士』チケット情報この舞台が新しい真田十勇士と言われたゆえん。それは、劇団☆新感線の座付き作家・中島かずきがユニークなアイデアのもと書き上げた壮大なストーリーを、宮田慶子が丁寧に演出し、俳優たちがそれを見事に体現したことにあった。真田幸村という男がなぜ徳川家康という強敵に立ち向かったのか。十勇士たちがその幸村になぜ付き従ったのか。大坂夏の陣で勇猛果敢に散ったと伝えられる真田十勇士一人ひとりの心のドラマが、本当にこうだったのかもしれないと思えるほど、きめ細やかに描かれていたのである。再演の稽古場で印象的だったのも、その繊細さだった。たとえば、幸村が豊臣秀頼とその母・淀の方と対面する大坂城のシーン。まだ実績のない幸村に対する彼らの態度は冷ややかなものなのだが、淀の方や家臣の目線や動きがほんの少し修正されるだけで、幸村にかかる圧迫感が増大し、それを受けて上川幸村の内側に悔しさがたぎっていくのが手に取るようにわかるのだ。迫力ある殺陣のシーンも同様に、動きを一つひとつしっかり確認していく。なぜそう動くのか、役の気持ちで動きを組み立てることもあれば、相手の動きやすさを考えて動くこともある。面白かったのは、猿飛佐助を演じる柳下大だ。抜群の身体能力が裏目に出て、動きが速すぎて客席から見えない恐れがあるため、もう少しゆっくりはっきり動くという注文を受けていた。また、上川自ら十勇士のなかに入って、スムーズな動き方をアドバイスする場面も。殿と十勇士たちのチームワークの良さがうかがえる。『真田十勇士』が大舞台で繰り広げられるエンターテインメントであることは間違いない。しかし、そのダイナミックな物語は、一人ひとりの細やかな思いと動きの積み重ねでしか、作り上げることができないものでもある。この真田十勇士が今を生きる私たちの胸に響く理由は、そこにあるのかもしれない。公演は1月8日(木)に東京・赤坂ACTシアターで開幕後、1月31日(土)・2月1日(日)愛知・中日劇場、2月5日(木)から2月8日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、2月13日(金)から2月15日(日)まで福岡・キャナルシティ劇場にて上演。取材・文:大内弓子
2014年12月27日