漫画、ドラマなどで最近よく目にする「オトメン(乙男)」という言葉をご存知でしょうか。乙女的趣味、考えを持ち、料理や裁縫など家事全般を得意とした乙女な心をもった男性を指すそうですが、実際のところ「女々しい」といった感覚で「オトメン」扱いをする女性も多いのでは?そこで100年の恋も冷めてしまった「オトメン」エピソードを世の女性に訊いてみました!■「彼氏の家に初めて行ったら本棚にびっしりと少女漫画が詰まっていて驚いた」(19歳/大学生)男が少女漫画を読んでもいいじゃないですか……。僕も『ハチミツとクローバー』、『君に届け』などの人気少女漫画は本棚におさまっていますし。うーん、あまり度が過ぎるとよくないということなんでしょうか。逆に、彼女の家の本棚に『ゴルゴ13』全巻が置いてあったらそれはそれで引いてしまうのかもしれません。暴走族漫画の金字塔『特攻の拓』があればもう「永遠(とわ)にさようなら」ってものです。人間って本当に勝手なんだから!■「キャラクターグッズばっかり持っていて引いたことがある」(24歳/OL)なるほど。確かにキャラクターグッズは女性的なイメージがありますもんね。小さなグッズならまだしも、大きなぬいぐるみが何個も置いてあったら同性から見ても「ちょっと、オトメンすぎやしないかい?」とつっこみたくなります。引き続き同様の意見が……。■「30歳手前の男がキャラクタークッションをベッドに並べないと寝られないと言い出したときは、完全に冷めてしまった。園児かよ!しかも、そのぬいぐるみが小学生の低学年までだったら許されるような、目がキラキラとしたキャラクターだったので泣いた」(20歳/アルバイト)これはなかなか極端な例なのかもしれませんが、さすがに「ぬいぐるみがないと寝られない!」と言われたら誰だって冷めてしまうでしょう。もうそんなの旅行に行けないじゃないですか。荷物の半分以上がぬいぐるみとなれば、それはもうただの業者です。ぬいぐるみ業者です。■「ゴキブリ、クモなどの害虫を見て悲鳴をあげられた時は、とても情けなかったです。男のくせに!」(27歳/看護士)害虫を目の当たりにして男がどういう行動をとるべきか。よくある場面なだけに、少しでもうろたえるようであれば女性の評価はグンと下がるようです。気持ち悪いものは気持ち悪いけれど、そこで頑張って処理をするのが男らしさなのかもしれません。ちなみに女性が平然と新聞紙をくるくるとまるめて、パーンとたたきつぶしたら男性側が引きます。引いたうえで、「田舎のおばあちゃんなの?」と年齢を疑います。気をつけましょう。■「トイレでは必ず座っておしっこをしていると聞いたとき」(31歳/主婦)これに関しては反論させてください!「トイレを掃除する手間」を考えると断然、座っておしっこをした方が効率的なんですよ。それを「オトメン」扱いされてしまったら、僕なんてもう完全にオトメンですよ!立っておしっこをするのが男らしいだなんて、僕は絶対に、絶対に認めませんよ!■「男らしく『やってやる!』って意気込んでいたものの、実際はビビって躊躇してる姿を見たとき。最近はオトメンが多すぎる!」(22歳/大学生)えらくお怒りじゃないですか。どうしよう。たしかに、「有言実行」こそ男らしさの象徴と言えるかもしれません。言動と行動が伴わない男性も、実社会では「オトメン」と呼ばれる!男としてその言われは情けないので、どうにか避けたいものです。訊けば訊くほどに出てくる「オトメン」エピソード。言い換えれば「女々しい」エピソードともいえますが、草食系男子など男らしい男性が減っているのは事実。かくいう僕も「オトメン要素が強い!」とコブス編集部からも指摘されているので、何とも耳が痛いお話ばかりでした。「オトメン」が悪いという話ではなくとも、世の中はそこまで「オトメン」に対して寛容ではないということでしょうか。とりあえず立っておしっこをするところから「オトメン」脱却をはかりたいと思います!(柿次郎/オモコロ)【関連リンク】女性が男性に対して、セクシーと思う瞬間っていつ?女性にアピールするのであれば、こういったポイントをおさえたいですね絶対に真似するな!! これ「男の脱毛方法!?ちなみにこちらは間違った「男らしさ」のアピールです
2009年10月05日