システムサポートは、子会社の米STS Innovationを通じ、米ScaleArcが提供するデータベース(DB)ロードバランシングソフトウェア「ScaleArc」の日本国内における販売代理店契約を締結したと発表した。STSは今後日本国内で「ScaleArc」の販売・導入支援を図り、1年間で20件の導入を目指すとしている。「ScaleArc」はアプリケーションとデータベース間で機能するロードバランシングソフトウェア。「ScaleArc」の導入によりアプリケーションを止めることなくフェイルオーバー(高可用性)を実現し、またアプリケーション側の変更を行わずにゼロダウンタイムでのシステムメンテナンス実行やパフォーマンス向上、データベース接続管理を可能としている。通常、レプリケーション機能の活用にはクライアントから実行されるSQL処理のReadとWriteへの振り分けが問題になるが、「ScaleArc」を使用することで既存のアプリケーションに影響を及ぼさず振り分けを行える。また、プライマリDBで異常を検知するとそれを切り離し、スタンバイDBをプライマリDBへ自動的に昇格させる「Auto Fail Over」機能を搭載。このときクエリーはFail Overが完了するまで「ScaleArc」上でキューイングされ、新プライマリDBが稼働後に新たにキューからクエリーが実行される。このため異常時にもDBのダウンタイムが発生しないという。大量に処理されるクエリーについて、その結果をScaleArcへキャッシュするため、DBへはアクセスせずにScaleArcから直接結果を返す。これによりデータベースで実行されるトランザクションを減らすことができ、データベースの負荷の軽減、トランザクションの高速化が可能とのこと。
2016年01月19日Alteraは5月11日(米国時間)、同社の開発ソフトウェア「Qurtus II」向けに、階層型データベース(DB)生成エンジン「Spectra-Q」を発表した。同エンジンは、Stratix 10やArria 10といった大規模ロジックエレメント(LE)を有する次世代製品の開発短期化を目指して開発されたもので、同日より提供を開始した「Qurtus II」の最新バージョン「v15.0」以降で対応するサブスクリプションとして提供される。同エンジンを用いると、「Periphery Placer」、「Core Placer」、「Router」といった各コンパイルステージにおいて開始/停止が可能となり、より高精度な制御ができるようになるほか、各ステージでの再エントリとインクリメンタルな最適化が可能となる。また、階層型デザインフローの採用により、IPの再利用はもちろんのこと、再コンパイルする必要があるIPのみを選択してコンパイルを実行することも可能となったほか、異なる実装レベルのIPブロックを搭載することも可能となったという。さらに、複数サーバにまたがる分散コンパイルが将来的に実施できるようになる予定で、ほかの高速化技術などと組み合わせることで、従来ソリューション比でコンパイル時間を1/8に短縮できるようになるとする。同エンジンは複数の機能を順次実装していく予定で、Qurtus II v15.0の提供と併せてアーリーアクセス向けに提供される主な機能としては「BluePrintプラットフォーム・デザイナ」が挙げられる。同機能は設計時にリーガルな場所にピンをドラッグ&ドロップで配置することで、個別のピン設定を不要かできるようにするというもの。物理的インタフェースの配置を簡素化することで、デザインイタレーション数を最終的には1/10に削減できるようになるとする。もちろん、100%のリーガルチェックが実行され、完成時にピンが正しい配置となっているかどうかを判断することも可能だという。このほか、最新世代のHDL言語のほか、ソフトウェアエンジニアなどでも開発を容易に行うことを可能とする「A++コンパイラ for HLS」もサポート。これにより、OpenCLのほか、C/C++でのIP開発が可能となったとする。なお、同社にてsenior director of Software and IP Marketingを務めるAlex Grbic氏は、「次のQurtus IIのバージョンであるv15.1の提供タイミングでさまざまな機能が追加されることになるほか、2016年には分散コンパイル機能など、より開発を簡素化し、開発コストを抑制できるようになる見通しだ。Alteraとしては、カスタマが投資を抑えつつ生産性を高めることができることは喜ばしいことだと思っている」とコメントしている。
2015年05月14日アタッサは20日、装着するだけで最大32dBの音量アップを得られるiPhone 6/6 Plus向けケース「MegaPhone Sound Case for iPhone 6/6 Plus」を発売した。価格はiPhone 6/6 Plus向け共に税込み2,759円。「MegaPhone Sound Case for iPhone 6/6 Plus」は、電気部品を使用せず最大32dB音量をアップ(5KHz、上側面6cmにて測定)するiPhoneケース。内蔵された特許取得済のバスレフ構造が低音を増幅して、リッチなサウンドを実現できるという。端末のディスプレイに当たる内側は、帯電防止処理済のPMMA(熱可塑性の汎用プラスチック)仕上げで画面を傷つけない。また、装着したままボタン操作やLightning端子、イヤフォンジャックへのアクセスが可能。カラーバリエーションはBlack1色のみとなっている。
2015年02月22日日本生命保険は、企業年金のさらなる普及・充実のため、新たな確定給付企業年金(DB)制度向け定型プラン「DBパッケージプラン125プラス」(以下同プラン)を開発し、このたび6月2日より提案を開始し、2015年1月1日より引受けを開始すると発表した。同プランは、安定・簡単・低コストの3つの特長を兼ね備えた業界初というDBプランで、特に厚生年金基金の後継制度の準備を検討中の中小企業等に適した商品になっているという。○同プランのポイントPoint1安定年金資産は予定利率(1.25%)の保証がある一般勘定のみで運用追加掛金が発生しづらい制度設計Point2簡単制度設計を簡素化した“掛金建方式”を採用行政手続き等の一部を同社が代行Point3低コスト各種手続きが簡素化されることで、手数料負担軽減を実現加えて、導入初年度の手数料負担も軽減
2014年05月30日