「EXPG高等学院」が、7月13日に特別講義を行い、学長のEXILE TETSUYA、スペシャルゲストのEXILE AKIRAが登場した。今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため東京、名古屋、大阪校をオンラインで繋ぎ、EXPG高等学院第1期生全118名が聴講。TETSUYAは前回のE.P.I QUALITY(EXILE パフォーマンス研究所)(EXILEのダンスパフォーマンスに関わる事柄を“食・息・動・考”という4つの観点から研究・考察する活動)のテーマ、課題になっていた「心拍数」についてのレポートに丁寧にリアクションしていく。さらに、今回テーマになっている「リーダーシップ」について様々なタイプがあることを講義した後、ゲストスピーカーとしてAKIRAがサプライズ登場した。最初の話題は、AKIRAが思う理想のリーダー像。この問いにAKIRAは「理念と現場を大事にして、夢を語れる人」と答える。理念とはLDHにおける「Love, Dream & Happiness」であり、夢とはかつてのEXILEにとってのドームツアー。しかし、現場の仕組みを理解してコントロールできる人材となると限られているため、この3つが揃っている人にはついていきたくなるとAKIRAは語る。TETSUYAが「グループを引っ張っていくのはものすごく大変なことで、それを体現しているAKIRAは毎回すごいなって思います」と返す。また、AKIRAは「自分のメリットとか成果を求めるんじゃなくて、チームにとってのメリット、成果になることを常に考える」とリーダーの立場で大事にしていることを明かす。本当のリーダーはチームのために何ができるかを選択し、後にそれが大きな成果になって自身に返ってくるのだ。AKIRAやTETSUYAの時代で言えば、大きな会社に就職してそのルールの中で仕事をすることが求められた。しかし、EXPG STUDIOに通っている10代の生徒のような、SNSやYouTubeなどを使って自分を表現できる時代に生きている。AKIRAは、「みなさんの世代こそ、リーダーシップが問われるんです」と呼びかけ、自己表現で成功するためにもリーダーシップが大切になると説く。TETSUYAも「自己プロデュースを始めて生まれた想いや、その形に共感した人が集まってくるという体験をしたら、その時点でリーダー。集まってきた人と一緒に何をしようと思ったら、リーダーシップが問われる」と共感する。YouTuberで言えばチャンネル登録者、AKIRAやTETSUYAにとってはファンやEXPGの生徒が“集まってきた人”であり、その人たちと新たに何かを創造する上でもリーダーシップは必要なのだ。エキサイティングしていく講義に、ふと「出会ってから一番真面目な話をしている」と我に返ったAKIRAに、TETSUYAも笑いながら「立場が人を変えるんです」と過ぎ去りし頃の自分たちを振り返る。AKIRAはサッカー推薦で進学し、海外遠征をするほどのサッカー選手でもあった。しかし、ある時期を境に挫折。サッカーを辞めてからはボールも触らなかったという。時を経て、AKIRAはEXILEでスタジアムツアーを巡った際、「ピッチに立ってる」と思った。それはサッカーで憧れたピッチ、スタジアムでボールは蹴っていないけれど、「夢って違う形で叶えられる」と思うことができたのだ。2010年にはEXILEの楽曲「VICTORY」で日本代表の応援ソングも務めた。「夢は本気で追えば、自分の長い人生のタームの中で、必ず意味が出てくる。夢の叶え方にはいろんなやり方がある。諦めないで欲しいし、今の瞬間を全力で過ごしてほしい。考えるより行動」と夢を追う生徒たちにメッセージを送った。2013年、EXILEのパフォーマー兼リーダーだったHIROが勇退。EXILEという大きな船の舵を取っていたHIROが現場を抜け、AKIRAは初めて責任を背負うことを感じた。生徒で言えば、義務教育から社会人になる瞬間。自分でリーダーシップを取らないといけない立場に、AKIRAは「俺が求めていたのはこれだった」と本質を見つけられたという。TETSUYAも「HIROさんが勇退されて現場からいなくなった時が、本当の意味でEXILEになった時かもしれない」とコメント。これからの可能性を秘めている、先の未来を創っていく生徒たちに向けて、2人はありのままの想いを語った。TETSUYAは、ずっと興味が尽きなかったダンスを深掘りしていった結果として、様々な夢を叶えて、EXPG高等学院の学長となった。現在は、後進を育成し、ダンスカルチャーをさらに発展させることが大きな目標となっている。一方、今後の夢を聞かれたAKIRAは、「EXILE TRIBEには、みんなの世代だとGENERATIONSとかTHE RAMPAGE、FANTASTICSがいて、僕らの世代だと三代目 J SOUL BROTHERSもいる。EXILEが時代とともに変化していったように、いつかはEXILE TRIBEがEXILEを超えるべきだと僕は思う。EXILE TRIBEというチームが、みなさんにたくさんのエンタテインメントを届けたり、世界に羽ばたくことが、いまの僕の夢です」と語り、先日行われた配信ライブ『LIVE ON LINE』に、未来の可能性を感じたことを明かした。
2020年07月15日EXILE / EXILE THE SECONDのTETSUYAが学長を務める「EXPG高等学院」が、2021年4月に新たに福岡校を開校することを発表した。LDH所属のアーティストを多く輩出してきた総合エンタテインメントスクール「EXPG STUDIO BY LDH」を運営する株式会社expgが、学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校と業務提供し、高校卒業資格を取得できる「EXPG高等学院」を、2020年4月に東京、名古屋、大阪に開校。福岡校は4校目となる。N高等学校で高校卒業資格取得を目指しながら、ダンサー、コリオグラファーなど数々のアーティストを排出してきたEXPG STUDIOの専門教育が受けられるようになっており、“多様性を持った人材の育成”をコンセプトに、「ダンスを仕事にしたい」子供たちを応援するための学びを提供する。学長にはEXILE TETSUYAが就任し、LDHならではのカリキュラムで、LDH所属アーティストやタレント、アスリートたちが毎月特別講師などで指導にくることも特徴のひとつだ。現在、東京、名古屋、大阪の3校では、第1期生118名の生徒が在学しており、ダンスレッスンや、EXILEフィジカルトレーナー吉田輝幸氏監修の指導経験をもとにうまれた「運動×栄養×休養」を体系化した「PCPトレーニング」ほか、フィットネス要素を取り入れた健康維持、健康増進できるTETSUYA監修の「E.P.I.ダンストレーニング」などを勉学中。そして、新たに2021年4月に開校される福岡校への受付は9月1日より開始。7月からは入学説明会や体験レッスンの受付なども開始される。■EXPG高等学院オフィシャルホームページ■募集スケジュール第1回目申込期間:2020年9月1日~9月30日選抜試験:10/10(土)、11(日)第2回目申込期間:2020年10月1日~10月31日選抜試験:11/7(土)、8(日)第3回目申込期間:2020年11月1日~11月30日選抜試験:12/12(土)、13(日)※各申し込み期間にて選抜試験(書類選考、実技、面談)を実施いたします。※上記期間中であっても定員が埋まり次第終了いたします。予めご了承下さい。
2020年07月13日EXILEのパフォーマーTETSUYAが5月7日、学長を務める「EXPG高等学院」のオンライン入学式に出席し、一期生となる新入生118人にエールを送った。同校は、LDHの所属アーティストを多く輩出してきた総合エンタテインメントスクール「EXPG STUDIO BY LDH(以下:EXPG)」と、ドワンゴが運営する通信制学校法人「角川ドワンゴ学園N高等学校」が提携した教育機関で、ダンスを学びながら3年間で高校卒業資格を取得することができる。当初は4月に開校し、東京・大阪・名古屋のEXPGでダンスレッスンを始動する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、当面の間はオンライン授業にカリキュラムを変更。今月11日から授業がスタートする。「ニコニコ生放送」を通じて行なった入学式で、TETSUYA学長は「ついにこの日がやってきました。僕も楽しみにしていましたし、EXILEメンバーをはじめLDHのアーティストたちもこの学校のスタートを楽しみにしています。ご入学本当におめでとうございます」と式辞を述べた。そして、記念すべき一期生となる夢を持った子どもたちに、「夢はすべて叶えてほしい」、「全員と友達になってほしい」とメッセージを送り、新型コロナウイルスによって先の見えない現状にも言及。「世界中のダンサーが今できることを模索していますし、未来のダンスの表現のかたちは誰にもわからなくなった」としながら、「今までとは違った可能性も無数に広がっているということ。そのダンス界の未来を作るのは僕たちや、皆さんです。夢を一緒にかなえていきましょう」と力強いエールを送った。また、EXPG出身で、同校の特別講師を務めるGENERATIONSの中務裕太も出席し、「アーティストになりたい、ダンサーになりたい、なんでもいいので自分の持っている夢を積極的に発信していってください。夢を発信することによって、それが言霊となってその夢が近づいたり、同じ夢を持った仲間が集まったり、その仲間が集まってできた大きな輪が次の夢につながったり、さまざまなビジョンが広がりします。一生に一度しかない皆さんの3年間が、輝かしいものになることを心から願っています」と祝辞を述べた。ビデオ通話で参加した東京校の酒井優斗さんは生徒を代表し、「波乱の幕開けとなりますが、これから始まる高校生活には皆、期待を抱き、様々な夢や目標を持っています。ダンスだけではなく、勉学にも積極的に取り組み、一期生として恥じないよう努力したいと思います。3年後の卒業式には、それぞれが目標を叶えて一堂に会したいです」と力強く宣誓。式を終えTETSUYAは「こういう環境になってしまったのは非常に残念でありますが、皆さんの入学式をオンラインでも成し遂げられたというのがすごく嬉しく思います」と心境を語り、中務も「オンラインという形ではありましたが、生徒の皆さんにもわくわくしてもらいたいなという想いで、自分の正直な想いを話させて頂きました。全力でサポートさせていただきたいなと思っています」と意気込みを語った。11日にはTETSUYA自らが特別講義を行う予定で、「今まで夢を叶えさせてもらってきたので、その夢の叶え方を大放出して、惜しみもなく生徒の皆さんにお伝えしたい」と、夢をテーマとした講義を計画している。同校では、次世代のアーティストやダンサー、華やかなステージを演出する演出家やコリオグラファー、インストラクターなど「ダンスを仕事にしたい」子どもたちを応援。一流インストラクターによるダンスレッスンをはじめ、EXILEのフィジカルトレーナー・吉田輝幸氏監修の「PCPトレーニング」や、TETSUYA監修の健康を維持、増進する「E.P.I.ダンストレーニング」などの授業のほか、ラモス瑠偉やRIKACOらLDH所属アーティストやタレントも特別講師に名を連ねている。
2020年05月08日