最近はそうでもなくなったが、1990年代の前半には「ステルス機」といえばこれだった。そう、ロッキードF-117Aナイトホークである。この機体もF-16ファイティングファルコンと同様にフライ・バイ・ワイヤ(FBW)で飛ぶが、今回の本題はそちらではない。○こんなモノが飛ぶわけがないだろうF-117Aの特徴は、大きな後退角を持った主翼平面型と、曲面がなくて角張った機体形状にある。どう見ても空気がスムーズに流れてくれるとは思えない形状であり、実際、「空飛ぶボルテックス・ジェネレータ」というあだなまである。ボルテックス・ジェネレータとは、意図的に渦流を引き起こす目的で機体表面に設ける小さな出っ張り(板材という方が実体に近いか)のこと。実際、F-117Aの形状は見るからに、盛大な渦流を引き起こしそうである。空力的見地からみれば(たぶん)最低である。実際、F-117Aの前に技術実証機「ハブ・ブルー」を製作したときには、機体の外形が固まったところで、ひと騒動あった。「ハブ・ブルー」やF-117Aの開発を担当したのはロッキード社(当時)の先進開発部門「スカンクワークス」で、そこのボスは2代目のベン・リッチという人だった。そのベン・リッチのところに初代ボスのケリー・ジョンソンが飛び込んできて、いきなり尻を蹴飛ばした上に「ベン、おまえは大ばか者だ。こんなものが飛ぶわけがないだろう」と一喝したそうである。では、その「こんなものが飛ぶわけがない」と思わせた形はどうやって決められたのか。それは、レーダー電波の反射を抑制することを唯一最大の目的にしたことによる。もうちょっと細かく説明すると、ステルス、つまりレーダーに映らないということは、「敵のレーダーが発信した電波が機体に当たった時に、それを発信源に返さない」ということだ。発信した電波の反射波が戻ってきて、それを受信することで初めてレーダー探知が成立するのだから、反射波が発信源の方に返って行かないようにすればよい。その方法は大きく分けると3つある。「反射の方向を限定する」「発信源とは違う、明後日の方向に反射する」「電波そのものを吸収して反射波を弱める」。鋭い後退角を持たせた主翼は「明後日の方向に反射する」のが目的だし、主翼や尾翼の前縁などについて角度をそろえる工夫をしたのは「反射の方向を限定する」のが目的だ。そして黒いレーダー電波吸収材塗装は「電波の吸収」が目的である。このほか、エンジンが大きな電波反射源になることから、F-117Aでは空気取り入れ口にメッシュ状の蓋をかぶせる、なんていうことまでやった。もちろんエンジンの動作には悪影響があるが、レーダー電波を反射しないことのほうが優先である。ちなみに、これが氷結して詰まるとエンジンが動かなくなってしまうので、メッシュの前面に「異物をどけるためのワイパー」が付いていたそうである。○エコー1しかし、「こういう形にすればステルス化できるだろう」と考えても、それを立証できなければ話にならない。風洞試験みたいに、いちいち模型を作って電波暗室に持ち込んでテストしていたら、時間も費用もかかりすぎる。そこで、レーダー反射断面積を計算するソフトウェアを開発することになった。その名を「エコー1」という。そのきっかけになったのは、同社の技術者、デニス・オーバーホルザーが、ロシアのレーダー専門家、ピョートル・ユフィムツェフが書いた論文「回折理論による鋭角面の電波の解析」の英訳版を見つけ出したことで、時期は1976年4月頃だという。この論文のポイントは、コンピュータによってレーダー反射断面積を計算するための道をつけた点にある。具体的に言うと、与えられた機体の形状を基に、それを多数の三角形に分解して、個別にレーダー反射の計算を行う。その結果を合成すれば、機体全体のレーダー反射断面積を計算できるというわけだ。構造計算に用いられる有限要素法と同様に、できるだけ細かい三角形の集合体に分解して計算するほうが良いし、曲面構成の機体を作ろうとすれば、そうする必要がある。ところが当時のコンピュータでは、細かい三角形に分解して個別にレーダー反射断面積を計算しようとすると、能力が足りなかったのだ。なにしろ1970年代後半の話である。そこで、コンピュータの能力を基にして「どこまで細かい三角形に分解するか」を検討した結果、「ハブ・ブルー」やF-117Aの外形が決まってしまったというわけ。あれ以上に細かくは分解できなかったのだ。もちろん、空力的安定性も何もあったものではない。とにかく「レーダーに映らないこと」だけを優先した形状である。そこで、冒頭でも触れたようにFBWを導入して、飛行制御コンピュータを使うことで初めてまともに飛べることになった。ベン・リッチいわく「飛行制御コンピュータがあれば、自由の女神に曲芸飛行をさせることもできる」。○コンピュータ三題噺つまり、F-117Aとは「コンピュータによる計算で形が決まり」「その際にコンピュータの能力が制約要因になり」「まともに飛ばすにはコンピュータが不可欠」というコンピュータ三題噺(?)で出来上がった飛行機だったわけだ。このプロセスは「優れた飛行機は美しい」という業界の前提を完全に無視しているが、ステルスという機能を突き詰めたことによる異形の美しさがあるといったら褒めすぎだろうか。ちなみに、ロッキード社にはケリー・ジョンソンよりも口の悪い設計者がいて、「ハブ・ブルー」のことを「リッチの道楽」と呼んでいたそうである(「リッチ」はベン・リッチの名前と「金持ち」のダジャレ)。そういえば、イギリスのデハビランド社では第2次世界大戦中に「DH98モスキート」という木製爆撃機を開発・製作したが、これも開発に取りかかった当初は、空軍でただ1人、味方に回って計画を後押しした人物の名前をとって「フリーマン大将のお道楽(Freeman’s Folly)」と呼ばれていた。ところが、どちらの「道楽」も実戦で大活躍したのだから面白いものである。
2015年12月21日声優、アーティストとして活動する小倉唯が2015年12月23日にリリースする1stライブBlu-ray&DVD『小倉 唯LIVE「HAPPY JAM」』。その発売特別企画として昨日スタッフ公式Twitterにて実施されたアンケート『あなたが見たい小倉唯LIVE「HAPPY JAM」のライブ映像はどっち!?』の結果、パッケージに収録されている楽曲「Honey♥Come!!」のライブ映像のフル配信が行われている。○小倉 唯「Honey♥Come!!」*LIVE HAPPY JAM ver.『小倉唯 LIVE「HAPPY JAM」』は2015年12月23日の発売予定で、価格はBlu-ray/DVDともに6,900円(税別)。
2015年12月16日テックウインドは16日、ASUSTek Computer製となる10.1型デタッチャブル2in1 PC「ASUS R104TAF-W10」(ASUS TransBook R104TAF)の出荷を開始した。国内ではテックウインドのみが取り扱う専売限定モデルとなり、価格はオープン、店頭予想価格は44,800円(税込)。12月16日の時点では、通販サイト「NTT-X Store」で購入できる。ASUS R104TAF-W10は、OSにWindows 10 Home 32bit版をプリインストールした10.1型タブレット部分と、キーボードドック部分が分離合体するデタッチャブルタイプの2in1 PCだ。本体サイズ/重量は、タブレットのみがW263mm×D171mm×H10.5mm/約580g、タブレット+キーボードドックがW263mm×D171mm×H25.6mm/約1.18kgとなる。バッテリ駆動時間はタブレットのみで約7.9時間、タブレット+キーボードドックで約7.3時間。そのほか主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3735F(1.33GHz)、メモリがDDR3L-1333 2GB、ストレージが32GB eMMC、およびキーボードドック部分に500GB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。10.1型の液晶ディスプレイはグレア(光沢)タイプで、解像度は1,366×768ドット、10点マルチタッチに対応する。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n対応無線LANとBluetooth 4.0、センサー類は電子コンパス、加速度センサー、ジャイロスコープを搭載。インタフェース類は、126万画素Webカメラ、microUSB、microHDMI、microSD/SDHC/SDXCメモリーカードスロット、マイク/ヘッドホンコンボジャックなど。
2015年12月16日○外回りも多いビジネスマン向けの3in1 PC「HP Elite x2 1012 G1」日本HPは12月10日、法人向けとなる12型Windowsタブレット「HP Elite x2 1012 G1」を発表。2016年2月から順次発売する。製品の概要とスペックに関しては別記事『日本HP、2in1にもなる820gの12型Windowsタブレット「HP Elite x2 1012 G1」』を見ていただくとして、ここでは発表会の内容をお伝えする。進行上、最後に急いでお披露目された新製品だが、説明を行った九嶋氏は「欲しい機能を全部入れた3in1」と紹介。普段はキーボードレスのタブレット、そして必要なときにキーボードを着けてクラムシェル風ノートPCという2in1 PCは、Intelが新しいスタイルの製品として提唱している。しかし、携帯性を重視すると物理的に広い画面が実現できない。HPの提案は、オフィスではディスプレイ、キーボード、マウスを接続し、ネットワークも有線LANを使用する。Wi-Gigのドッキングステーション(オプション)を利用すればケーブル接続の必要もなく、フリーアクセス式スペースでも設置しやすいというものだ。タブレットPCの利用シーンであると便利なスタイラスには、ワコムのアクティブES(静電結合)方式のペンを標準で付属。また、ノートPCとしての利用時には入力感にこだわったというトラベルキーボード(オプション)が取り付けられ、タブレット本体背面にキックスタンドを搭載することで、角度も自由に変更可能だ。内容的には、マイクロソフトのSurfaceとモロに被る製品となるが、差別点は、3in1スタイルを支えるWi-Gigドッキングステーション以外にも多い。例えば、以下のような内容だ。5万項目(11.5万時間)におよぶ過酷なテストを行っているタフさDocomoまたはKDDI(au)の相互接続試験の対応(販売開始までに完了する予定)Windows Helloにも対応する指紋認証リーダー改ざんを防ぐ独自BIOS、物理的なセキュリティを確保するセキュリティスロットIntel Core m使用によるファンレス設計製造終了後5年間の部品保持を保証する長期の修理体制日本のコールセンターによるサポート個人的には、USB Type-Cによる給電(USB-PD対応)がうれしい。純正のアダプタ以外でも、今後の広がりに期待できる。○スピード感ある製品展開とイノベーション & 大企業ならではの水平展開今回の発表会では、HP Inc.からリチャード・ベイリー氏が来日。ヒューレット・パッカード カンパニーの分社化によって、ベンチャー企業の創造性とスピード、フォーチュン100社の規模と体力を併せ持つ会社として生まれ変わり、今後も顧客の生産性を向上させる驚きを持たせるテクノロジーを提供するとコメントした。日本HPの岡社長は、分社して扱う商品に対して、コンシューマーPC以外では世界No.1シェアを持ち、そのボリューム力を生かして製品の横展開が可能になると発言。一例として、前世代の「HP ElitePad 1000 G2」は標準的なモデル以外に、医療・介護業種向け、教育機関、土木建築用に特化した製品を投入していることを紹介した。また、日本HPでは、日本の顧客に合った形へと、製品のスペックやサービス、サポートの調整を行っている。具体的には、サポート品質を上げるために日本コールセンターを開設したり、ビジネス製品を日本で製造する「Made in Tokyo」といった施策を挙げた。採用事例も紹介。保険業界向けでは、セキュリティを上げるためにFeliCa社員証をPaSoRi(RC-S390)経由で認証し、本人と端末が離れると利用できなくなるカスタマイズを行った。また、水産加工現場で端末を使うために、もともとは介護用途向けだった頑丈かつ抗菌防水端末を利用。現場ですぐにデータを入力可能になった事例もある。学校機関向けに関しては、HP製品を採用した滋賀学園高等学校の安居氏が登壇。21世紀型スキルを身に着けるためのテストケースとして、高校の一クラスで採用したが、今後の数年で全校生徒に広げたいとした。HP製品を利用した感想には、「教育専用に設計されたタブレットと教育支援ソフトが利用しやすかった」、「HPというグローバル企業に、生徒も含めて触れる機会が得られたことも利点」などを挙げていた。
2015年12月11日STマイクロエレクトロニクス(ST)は12月7日、デュアル・インライン・モジュール「SLLIMM」ファミリの新製品「SLLIMM 2ndシリーズ」を発表した。同製品は、ハードスイッチング回路において、最大20 kHz駆動のドライブを対象とし、広範な出力範囲(300W~3kW)に対応、さまざまなアプリケーションの電力効率を向上させる。また、低電圧マイクロコントローラと電源から電力供給されるモータを直接接続し、最大10個のコンポーネントを置き換えることが可能。さらに、2個のドライバ(ハイサイド・ドライバ1個、ローサイド・ドライバ1個)と専用トレンチゲート・フィールドストップIGBTを使った新たな内部構造を採用しており、業界最低レベルの電力損失(導通損失とスイッチング損失の両方を低減)に加え、卓越した堅牢性とEMI動作を実現したとしている。同社は「SLLIMM 2nd シリーズ」のほぼ全ての製品を量産中で、単価は1000個購入時に約9.5ドルとなる。
2015年12月07日『アイドルマスター SideM』のライブイベント「THE IDOLM@STER SideM 1st STAGE~ST@RTING!」が12月6日、舞浜アンフィシアターで開催された。今回は昼の部をレポートする。同イベントは『アイドルマスター SideM』初の単独フルライブイベント。『SideM』のアイドルは個性豊かなユニットとして活動しており、ユニット「Jupiter」より寺島拓篤(天ヶ瀬冬馬役)、松岡禎丞(御手洗翔太役)、神原大地(伊集院北斗役)、「DRAMATIC STARS」より仲村宗悟(天道輝役)、内田雄馬(桜庭薫役)、八代拓(柏木翼役)、「Beit」より梅原裕一郎(鷹城恭二役)、堀江瞬(ピエール役)、高塚智人(渡辺みのり役)、「High×Joker」より野上翔(伊瀬谷四季役)、千葉翔也(秋山隼人役)、白井悠介(若里春名役)、永塚拓馬(冬美旬役)、渡辺紘(榊夏来役)、「W」より山谷祥生(蒼井享介役)、菊池勇成(蒼井悠介役)、「S.E.M」より伊東健人(硲道夫役)、榎木淳弥(舞田類役)、中島ヨシキ(山下次郎役)が登場した。2011年2月に発売されたXbox 360『アイドルマスター2』にも961プロ所属アイドルとして登場した「Jupiter」の3人は、アイマスフルライブ初参戦となる。ライブ終盤にはスクリーンに映像出演の315プロダクション代表取締役社長・斎藤孝司がボイス付きで「パッションを感じるぞ!」と登場。声は立木文彦が担当している。さらに『アイドルマスター』シリーズ総合プロデューサーの坂上陽三氏からは、『アイドルマスター SideM』の新アイドル発掘オーディションが一次審査が12月9日よりゲーム内でスタートすることが発表された。それに伴いステージでは、現在ゲーム中ではビジュアルを伏せて履歴書だけが公開されている9人の新アイドル候補のビジュアルを初公開。元警備員の美作武史が二刀流の使い手だったり、元駄菓子屋の安堂鞠王がふわふわした洋菓子のようなビジュアルだったり。元清掃員の葛之葉雨彦は現代の退魔師(ゴーストスイーパー?)を思わせる装い。どうやらいずれも履歴書通りとはいかない個性派揃いの候補者が揃っているようだ。坂上プロデューサーは恒例となった「変態!」コールとオレンジ色のサイリウムでの歓迎に「女性に変態って言われると傷つくね」と苦笑いしていた。ライブのオープニング、スクリーンには各ユニットのキャラクターと、彼らがアイドルになる前の職業が表示されていく。女性客が多いライブらしく、映像が表示されるたびに黄色い歓声が飛ぶ。だが一番大きな大歓声が上がったのは、最後に「Jupiter」の3人が「元961Production所属アイドル」の肩書と共に表示された時だった。全員がアンフィシアターの円形ステージで入り乱れて楽しそうに歌い踊る「DRIVE A LIVE」からライブがスタートすると、冒頭の挨拶のトリはもちろんフルライブ初参戦の「Jupiter」。寺島は「みんな、お待たせしました!」、神原の「俺たちの始まりの日だね、チャオ!」の挨拶にも深い想いが覗く。最後に挨拶する松岡は、挨拶の前にはもう泣いていた。オープニングなのに泣いてるの? という空気もあったが、松岡にとってここは、いつでもライブできる気構えで5年間待ち望んでいたステージなのだ。今年の1月に『SideM』のキャストが発表されて以来、リリースイベントや公録などで少しずつ経験を積んできた各ユニットのメンバーたち。元軽音部バンドユニット「High×Joker」は切り込み隊長として「HIGH JUMP NO LIMIT」で会場を最高に盛り上げていく。中でも今日一のテンションを見せたのが千葉で、ダンスで躍動、間奏では騎馬戦の馬を作ったメンバーたちにまたがって気持ちよさそうにエアギターをかきならした。タオル曲として定着しつつある「JOKER×オールマイティ」では、客席から出現した5人がタオルをぶん回しながらステージへ。円形ステージを狭しと駆け巡りながら客席を煽りまくる。野上は「ハイパー楽しー! ことしようぜ」の楽しい、に楽の感情を爆発させるように乗せてくる。白井が「ドーナツ食べて」に合わせて「はむっ」とドーナツを食べる仕草を見せて歓声を浴びたりと、それぞれが個性を出そうとしてきているのを感じた。元教師ユニット「S.E.M」は「∞ Possibilities」からスタート。EDM調のサウンドに、色とりどりに光る階段ステージとレーザー演出のサイバー感がぴったり来る。ステージでの山下次郎をイメージしておでこ全開でキャラクターに寄せていった中島は「勇気いったんだぜ」と笑っていた。「S.E.M」の切り札的変化球が「Study Equal Magic!」で、普通のアイドルステージとはまったくテイストが違う不可思議なダンスが面白い。「Say ベンキョウ!」なんてコールアンドレスポンスは聞いたことがない。大人の先生たちが、本気でダイナミックに、ちょっと馬鹿なことをやる姿のかっこよさが「S.E.M」の持ち味だ。元アルバイトユニット「Beit」は、久しぶりに3人が揃っての登場。線の細い少年っぽい役柄の堀江だが、少し引き締まった堂々とした表情で、長身の2人の真ん中に立つ姿がしっくり来るようになった。「想いはETERNITY」も今までで一番バランスの良いパフォーマンスだったように思う。間奏で順番にキメるパートの梅原の彫像のような美しさはちょっと見とれてしまう。「スマイル・エンゲージ」は堀江演じるピエールのイメージが強い曲。梅原と高塚が優しく堀江の肩に手を置いて支え、笑顔をつないでいくようなステージだった。元サッカー選手の双子ユニット「W」は、「Pleasure Forever…」で大きく手を振り、クラップを呼び込んでいく。初のリリースイベントからわずか3週間で会場の規模は10倍になったが、ステージを包み込むような構成の客席がかなり明るいこともあり、数字以上に一体感が増して感じる。背中を預けあって座る演出から立ち上がる時、菊池が立ち上がる時にちょっとよろけたのだが、すかさず山谷が支えようとした姿に助け合う兄弟感があった。「VICTORY BELIEVER」では2人はエアーの入ったサッカー風ボールを持って登場。客席にボールを蹴りこんだり、間奏で見えないボールをリフティングでパスしあったりと振付にサッカー色を取り込んでいた。各属性のセンター的ポジションの3人が集まった「DRAMATIC STARS」は、まずは「DRAMATIC NONFICTION」を披露。ステージ奥の階段ステージで、センターに仲村、左右のお立ち台に内田と八代が立って力強いパフォーマンスを見せる。ソロパートに合わせて3人の足元がキャラクターカラーに光ったりと、光の演出も印象に残った。「STARLIGHT CELEBRATE!」が各ユニット2曲目のトップバッターというタイミングなのは、頼れる「Jupiter」が控えていればこそ。熱い笑顔とパワフルさが印象的な仲村が、拳を顔に寄せて見せたキュートな表情にはキュンとした。驚いたのは、ラストの挨拶で仲村が熱い涙を見せたこと。ほとんどのイベントでMCを務めて、『SideM』のステージを支えてきた彼だけに、今日のステージは特別胸に迫るものがあったのだろう。「Jupiter」のステージは、彼らが役柄に出会って5年目に初めて揃って立つある意味デビューステージだ。ステージ間のショートドラマのコーナーで、寺島や神原が「961プロ」の名前を出したことにも特別な意味を感じる。「Planet scape」では、雲海を抜けた先の星の海を背景に、階段に腰かけた3人が登場。神原のケレン味のある歌い上げや、松岡のキャラクターに入り込んだ少年っぽい歌唱に個性が見える。だが昼の部は寺島の囁くような叫ぶような寺島のソロから伝わってくる痛切な何かと、「Jupiter」のイメージカラーである緑のサイリウムに染まった客席を奥まで見通そうとするような、遠くを見つめる眼差しが一番印象に残った。締めの挨拶では神原が「本当にJupiterはこの3人で良かったと思いました」と語り、オープニングでは涙を流した松岡も気丈に今日ライブができた喜びと感謝を語っていた。最後はライブTシャツ姿で『SideM』の主題歌的楽曲「DRIVE A LIVE」を全員で歌ってライブは終了。昼の部は全員で手をつないでの「ありがとうございました!」を何回かやったり、「アイマスですよ、アイマス!」をやったりするも、なんとなく締まらない感じ。それも仲村たちがステージや会場のプロデューサーとの時間が好きすぎて、ついついステージに長く残りたがるのが原因のひとつだろうから、これもセンターの人柄故のカラーだろう。ステージに最後に残った寺島が、去り際に仲村と肩を組んで歩いて行ったのが強く印象に残った。
2015年12月07日ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントは、「モブサイコ100」(原作:ONE/小学館「裏サンデー」「マンガワン」連載)のTVアニメ化が決定したことを発表した。放送は2016年の予定で、アニメーション制作はボンズが担当する。原作は現在TVアニメ放送中の『ワンパンマン』が大ヒット中のONE。漫画は小学館のコミックアプリ「マンガワン」にて連載中で、WEBサイト、アプリ上で読まれた回数が5,800万超、更新日に来場する読者数が19万人超を記録する人気タイトルで、コミックスは現在10巻が発売中、最新11巻が12月4日に発売となる。TVアニメ化にあたり、アニメーション制作は『鋼の錬金術師』『交響詩篇エウレカセブン』『血界戦線』などを手掛けたボンズが担当。 スタッフ、キャスト、放送時期などの詳細は今後の「マンガワン」ならびに「モブサイコ100」公式サイトなどで随時告知される予定となっている。また今後、アニメ化プロモーション映像をWEBにて公開予定となっているが、こちらの公開タイミングなども「マンガワン」ならびに「モブサイコ100」公式サイトにて告知されるのでしっかりチェックしておきたい。■原作:ONE「あまりの驚きに僕もまだ冷静になれていないのですが、とんでもないことが起きている気がします。 どんなアニメになるのか想像できませんが、楽しみです。待ちきれません。 面白くなりそうなのでご期待ください!」■アニメーション制作会社 ボンズ社長・南雅彦「目を閉じろ。耳をふさげ!! この熱量を感じるのだ!!! 俺は感じた!!!!」なお、「マンガワン」では、TVアニメ化を記念して、「モブサイコ100」1~3巻を無料で読めるキャンペーンを実施するので、こちらもチェックしておきたい(開催期間:12月2日(水)~12月4日(金))。(C)ONE/小学館
2015年12月02日トヨタ自動車は1日、コンパクトカー「ヴィッツ」に特別仕様車「F "LED Edition"」を設定して発売した。今回の特別仕様車は、「F」グレードをベースに、LEDヘッドランプセットやメッキ加飾を施したアウトサイドドアハンドルなどによってスタイリッシュな印象を付与。内装では専用ファブリックシート(ブルーブラック&ブラック)を採用したほか、インストルメントパネルオーナメントに布目調フィルム(ブラック)、ドアトリムオーナメントに専用ファブリック(ブルーブラック)を特別装備するなど、上質な室内空間を創出している。さらに、「スマートエントリー&スタートシステム(スマートキー2本)」「エンジンスイッチ」「イルミネーテッドエントリーシステム」「盗難防止システム(イモビライザーシステム)」を含むスマートエントリーセットを標準設定して魅力的な仕様としながら、購入しやすい価格設定とした。外板色では、特別設定色「ボルドーマイカメタリック」を含む全6色を設定。ヴィッツ特別仕様車 F "LED Edition"の価格は、137万2,582円~163万7,673円(いずれも税込)。
2015年12月01日NTTコミュニケーションズは、同社提供のMVNOサービス「OCN モバイル ONE」において、12月1日より新たに月間10GBまで高速通信を利用できるコースを提供する。「OCN モバイル ONE」ではこれまで、5つの料金コースを提供しており、月間に5GBまで高速通信(受信時最大262.5Mbps)が使えるコースが最大容量だった。同社は、多くのユーザーから要望があったとして、月間10GBまでの高速通信が利用できるコースを新たに追加する。月額利用料金(税別)は、データ通信のみが2,300円、音声通話付きが3,000円。
2015年11月26日レノボ・ジャパンは25日、薄型軽量の12.5型2-in-1 PC「ThinkPad YOGA 260」の国内販売を発表した。27日に発売し、価格は税別156,000円から。特殊なヒンジにより、ディスプレイ360度開くことが可能で、シーンに合わせて「ラップトップ」「スタンド」「テント」「タブレット」の4モードで利用できる。既存モデルから約16mmの薄型化と約15%の軽量化を実現した。CPUに第6世代Intel Coreプロセッサを採用するほか、ディスプレイにはマルチタッチ対応の12.5型フルHD(1,920×1,080ドット)液晶、または12.5型HD(1,366×768ドット)を搭載する。付属するThinkPad Pen Pro-2は、2048段階の筆圧検知に対応。本体に収納することが可能で、収納時には自動的に充電される。このほかの仕様は、メモリが最大16GB DDR4、ストレージが最大512GB SSD(NVMe対応PCIe SSD)、グラフィックスが内蔵GPU、OSがWindows 10 Pro 64bit。インタフェースは、OneLink、USB 3.0×2(うち1基がPowerd USB)、HDMI×1、Mini DisplayPort×1、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.1、microSDカードスロットなど。バッテリ駆動時間は約10時間。本体サイズはW309.9×D220×H17.8~18.2mm。重量は約1.36kg。
2015年11月25日日本エイサーは25日、Windows 10を搭載した10.1型の2-in-1 PC「Aspire Switch 10 E」シリーズを発表した。12月11日から発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税別65,000円前後。カラーはムーンストーンホワイト、コーラルレッド、ピーコックブルー、シャークグレイの4色。「Aspire Switch 10 E」シリーズの新モデルで、OSにWindows 10 Home 64bitを、プロセッサにCherry Trailの開発コード名で知られるIntel Atom x5-Z8300(1.44GHz)を採用したマグネット着脱型の2-in-1 PC。新色としてピーコックブルーとコーラルレッドを追加。本体となるディスプレイ部の重量は約630gで、携帯性も高いとする。主な仕様は、メモリが2GB、ストレージが64 eMMC+500GB HDD(キーボードドック内蔵)、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ディスプレイが10.1型ワイド液晶(1,280×800ドット、10点マルチタッチ対応)、カメラ機能が約200万画素など。主なインタフェースは、microUSB 2.0×1、USB 3.0×1(キーボードドック)、microHDMI(HDCP対応)×1、microSDカードスロットなど。通信機能はIEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0。OfficeとしてMicrosoft Office Mobile プラス Office365サービスが付属する。本体サイズはW262×D180×H10.95(本体のみ)/H25.75mm(キーボードドック接続時)、重量は約630g(本体のみ)/1,280g(キーボードドック接続時)。バッテリ駆動時間は約12時間。
2015年11月25日STマイクロエレクトロニクス(ST)は11月18日から20日までパシフィコ横浜で開催されている組み込みシステム技術展「Embedded Technology 2015(ET 2015)」で「Smart Building」をテーマに、同社の幅広い製品群を展示している。○「Smart Building」はどのように実現するのかブースの入り口にはNFC認証、大気圧センサによる高低差検知、ワイヤレス給電などを実現するソリューションを組み込んだ展示が設置されており、デモンストレーションではそれらが実際に作動する様子を見ることができる。エネルギーの効率的運用・管理、高度なセキュリティ、優れた快適性が求められる次世代のビルがどのような技術によって実現するのかイメージできる内容となっている。「Smart Building」デモンストレーションの中でも必見なのは、顔認証システム「TeraFaces」だ。Tera Probeによる同システムにはSTの32bit マイコン「STM32F4」が搭載されており、わずか0.3秒で登録した顔を識別・認証することができる。現在、Cortex-M7ベースの「STM32F7」を使用したシステムの開発も進められており、そちらでは0.15秒で顔の識別・認証が可能だという。○厚さ0.22mmの超薄型電池このほかで注目なのが、厚さ0.22mmの超薄型サイズと長寿命化を実現した充電式個体リチウム薄膜電池「EnFilm」だ。同製品は、1日1回の充電で約10年間使用でき、最大4000サイクル放充電が可能。さらに、発火のリスクがないため、ウェアラブル機器はもちろん、橋梁などインフラの状態を監視するためのセンサをはじめとする多くのアプリケーションへの適用が期待される。
2015年11月18日ASUS JAPANは12日、キーボード着脱式の2in1ノートPC「ASUS TransBook T100TAM」のWindows 10搭載モデル(T100TAM-32E5H)を発表した。14日に発売し、店頭予想価格は税別54,800円前後。「ASUS TransBook T100TAM」は、ディスプレイに10.1型HD液晶を採用したモデルで、タブレットPCとしてだけでなく、キーボードドックと組み合わせてクラムシェル型ノートPCとして利用することもできる。本体には32GBのeMMC、キーボードドックには500GB HDDを搭載。大容量ファイルの保存にも対応する。主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3795(1.59GHz)、メモリがLPDDR3-1066 4GB、ストレージが32GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ディスプレイが10.1型WHD(1,366×768ドット)、OSがWindows 10 Home 64bit。オフィスソフトとしてMicrosoft Office Mobileが付属する。タブレット本体のインタフェースは、microUSB×1、microHDMI×1、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、Webカメラ(126万画素)、microSDリーダ、オーディオポートなど。バッテリ駆動時間はタブレット単体で約12.1時間、タブレット + キーボードドックで約10.1時間。タブレット本体のサイズはW263×D171×H10.5mm、重量は約570g。キーボードドックは日本語87キーとタッチパッド、500GB HDDを備え、インタフェースはUSB 3.0×1。サイズはW263×D171×H13.95mm、重量は約600g。タブレットとキーボードドックと組み合わせた場合、サイズはW263×D171×H25.6mm、重量は約1.17kg。
2015年11月12日コンビニエンスストアや書店、ホビーショップなどを中心に展開している"ハズレなしのキャラクターくじ"「一番くじ」から、『一番くじプレミアム マクロスF~ラストフロンティア~』が11月下旬よりファミリーマート、ホビーショップ、ゲームセンターなどで順次発売される(※取扱いのない店舗あり)。価格は1回900円(税込)。今回の一番くじは『マクロスF』を題材としたA賞~G賞+ヤックデカルチャー賞の8等級全46種+ラストワン賞をラインナップ。A賞にはウェディングドレスを着たシェリルの躍動感あふれるポーズを再現した「シェリル・ノーム プレミアムフィギュア ラストフロンティアver.」(全1種)、B賞にはシェリルとお揃いのドレスを着たランカのフィギュア「ランカ・リー プレミアムフィギュア ラストフロンティアver.」(全1種)を用意している。C賞には「掛式アートポスター」(全1種)、D賞には「アクリルスタンド」(全14種)、E賞には「色紙」(全14種)となっており、いずれも14人のキャラクターたちを新規オリジナル衣装で描きおろした商品となっている。F賞には『マクロスF』世界にあったかもしれない世界をイメージした描きおろしの「メモリアルポートレート」(全9種)、G賞にはきゅんキャラアクセントにシェリルとランカが登場した「ストラップ『マクロスF』」(全4種)、ヤックデカルチャー賞にはアニメーター江端里沙氏が描きおろしたインディアンノーズアートのシェリルとランカをきゅんキャラで立体化した「きゅんキャラ『マクロスF』」(全2種)を揃えている。お店で最後の1個を引くとその場でもらえるラストワン賞は、A賞のスペシャルカラーバージョン「スペシャルver. シェリル・ノーム プレミアムフィギュア」。また、ダブルチャンスキャンペーンも同時に展開され、A賞と同仕様の「シェリル・ノーム プレミアムフィギュア ラストフロンティアver.」が合計100個当たる。(C)2007 ビックウエスト/マクロスF製作委員会・MBS(C)2009 ビックウエスト/劇場版マクロスF製作委員会(C)2011 ビックウエスト/劇場版マクロスF製作委員会
2015年11月11日バンダイナムコエンターテインメントは、App Store/Google Playに新作ゲーム『アイカツ!フォトonステージ!!』を配信することを決定。配信に先駆け、本日11月10日(火)より事前登録の受付を開始した。『アイカツ!フォトonステージ!!』は、本作だけで楽しめるオリジナルストーリーを読みながら、アイドルたちの"アイカツ!フォト"を集め、自分だけの夢のユニットでライブを楽しむ、"アイドル体験ライブシミュレーション"ゲーム。最新作で活躍中のキャラクターはもちろん、アニメ1stシーズンから登場するキャラクターたちも登場し、原盤楽曲は初期25曲以上が収録されるほか、本作オリジナルの楽曲も登場予定となっている。本作オリジナルのストーリーは初期130話以上、登場する"アイカツ!フォト"は全て描き下ろしで、"アイカツ!フォト"やストーリー、楽曲、キャラクターは、アップデートでもどんどん追加される。■色々な「アイカツ!フォト」を集めよう自分だけの夢のユニットの結成を可能にするのは本作の中で登場する"アイカツ!フォトシステム"。アイドルたちの"アイカツ!フォト"を読み込むと、仮想ステージでの豪華なライブシミュレーションが楽しめる。アイテムを集めていくことで、"アイカツ!フォト"を、より強く、きらびやかに"ドレスアップ"することもできる。■夢のユニットでライブシミュレーション"アイカツ!フォト"で夢のユニットを編成し、楽曲を選んだらライブシミュレーション開始。タイミングにあわせてパネルをタップし、スペシャルアピールで高得点を狙う。全国のプレイヤーとハイスコアランキングで腕を競うことも可能だ。■本作でしか見られない「アイカツ!」スターライト学園の生徒であるプレイヤーと、アイドルたちのオリジナルストーリーにも注目。プレイヤーの活躍で、アニメでは見られないアイドルたちのストーリーが続々と公開されていく。また、本作だけの衣装、書き下ろし楽曲も登場。第一弾は、ゲームリリース後の特別イベントで、「2wingS」の新曲が"アイカツ!フォト"とともに登場予定となっている。■事前登録で豪華アイテムをプレゼント事前登録キャンペーンでは、事前登録人数に応じてゲーム配信時にプレゼントアイテムが増えていく。事前登録人数が1万人を超えると、スタミナ回復やスペシャルおでかけ(ガシャ)に使えるゲーム内アイテム「ノーマルスター」が25個、リリース後全プレイヤーにプレゼントされる。さらに、事前登録人数が3万人を超えると「氷上スミレ」、5万人を超えるとさらに「藤堂ユリカ」のSRフォトが追加でプレゼントされる。そのほか詳細は事前登録サイトなどをチェックしてほしい。○アイカツ!のアプリゲーム【アイカツ!フォトonステージ!!】PV(C)BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
2015年11月10日STマイクロエレクトロニクス(ST)は11月9日、待機時消費電力の低減に貢献する電源用IC「VIPer0P」を発表した。VIPer0Pは、フライバック、バック、またはバックブーストのスイッチング電源として構成可能なオフラインの電源用ICで、アイドルモード中でもシステムのホストマイクロコントローラに待機電力を供給できるため、衣類乾燥機、洗濯機、食器洗い機、コーヒーメーカー、電子レンジなどといった生活家電のユーザインタフェースからのシステム起動が可能となっている。また、生活家電のスタンバイモードからの復帰に使われる専用の高耐圧メカニカルスイッチが不要になる。アイドルモード時(230Vac供給時)の消費電力は5mW未満で、この値は生活家電およびOA機器に関するIEC(国際電気標準会議) 62301規格の4.5項において、消費電力ゼロに分類されるという。同製品は、表面実装型パワーパッケージ(SO16N)で提供される。単価は、1000個購入時で約0.54ドルとなっている。
2015年11月09日日立システムズとウイングアーク1stは11月6日、中堅・中小規模製造業向けの業務システム分野で包括的な協業を開始した。協業の第1弾として、ウイングアーク1stの帳票基盤ソリューション「SVF」を「FutureStage製造業向け生産管理システム」の機能の1つとして組み込むとともに、標準帳票および帳票機能を全面刷新した。これにより、従来は日立システムズのエンジニアが行っていたFutureStage製造業向け生産管理システムに関する帳票のカスタマイズ作業をエンドユーザーが簡単な操作で修正できるようになり、コストと工期を短縮することが可能。また、今後、ウイングアーク1stのBIツールや経営分析ツールとの連携強化も行い、FutureStage製造業向け生産管理システムのさらなる強化を図る。日立システムズが販売するFutureStageシリーズは、製造業や流通業などの生産管理や販売管理をはじめとした基幹業務システムを行う製品で主に中堅・中小規模企業の顧客を対象にしている。特に各業界特有の業務要件を満たした機能を標準で備えた特定業種向けシステムは、カスタマイズせずに導入できるモデルとして採用されている。一方、納品書や請求書、注文書などの帳票は、初期導入時にエンドユーザー向けにカスタマイズをしていたほか、導入後も取引先の要望に対応するため、帳票変更したいというニーズには、エンジニアが個別に対応していた。こうした背景を踏まえ、日立システムズはウイングアーク1stのSVFをFutureStage製造業向け生産管理システムの標準機能として組み込んだ。ウイングアーク1stのSVFは、グラフィカルな操作画面のほか、「1帳票複数言語の正式サポート」「多言語対応プリンター機種の拡充」など、帳票のグローバル対応をサポートしている。今後、日立システムズは協業を通じ、FutureStage製造業向け生産管理システムの拡販を図り、2016年度末までに35億円の販売を目指す。
2015年11月06日ウイングアーク1stは、ドコモ・インサイトマーケティングと協業し、ドコモ・インサイトマーケティングが提供する「モバイル空間統計 訪日外国人データ」を、第三者データ提供サービス「3rd Party Data Gallery for MotionBoard Cloud」のラインナップとして、2016年1月1日より提供開始すると発表した。利用料金は月額120万円/10ID(税別)~。「モバイル空間統計 訪日外国人データ」は、いつ(最小1時間単位)、どこに(国内全域の任意のエリア。都道府県及び市区町村単位での提供)、どこの国の人が何人いるのかがわかるデータで、年間の訪日外国人数約1,341万人の訪日外国人のうち約250万人のローミング端末の情報をもとに算出・推計したという。今回ウイングアークより提供する月額版の「モバイル空間統計訪日外国人データ」では、市区町村別に、1カ月における昼間(14時)と夜間(4時)の平均人口を国内全域一括、過去3カ月分の更新データとしてサービス契約期間中提供する。導入したその日から分析・可視化を実現するテンプレートを利用することで、ユーザーは分析環境を構築する必要がなく、導入した日から日本全国(携帯電話サービスエリア内)における訪日外国人の人口分布を把握することが可能になるという。
2015年11月05日声優として数々のアニメ作品に出演し、アーティストとしてもこれまで3枚のシングルをリリースしている内田真礼(うちだ まあや)が、2015年12月2日に待望の1stアルバム「PENKI」をリリースする。1stアルバム「PENKI」には、「BD付限定盤」「DVD付限定盤」「通常盤」の3ラインナップが用意されるが、限定盤のBD/DVDにはアルバム収録曲のミュージックビデオが収録される。前回は「Hello, future contact!」のMV収録風景を紹介したが、第2弾となる今回は、「世界が形失くしても」の収録現場の模様をダイジェストで紹介しよう。ロック色の強い「世界が形失くしても」だけに、ギターやドラムなどのギミックもふんだんに取り入れられた本MVだが、特に注目したいのは、内田真礼のMVでは初となる野外ロケが敢行されたところ。東京都内の某河川敷で撮影された爽やかな映像とガレージでのロックなパフォーマンスがいかに融合しあうのか? ぜひ映像とあわせてチェックしてほしい。○内田真礼の1stアルバム「PENKI」よりMV撮影風景を紹介内田真礼の1stアルバム「PENKI」は2015年12月2日の発売予定。「BD付限定盤」と「DVD付限定盤」、そして「通常盤」の3ラインナップで、「BD付限定盤」および「DVD付限定盤」には、ミュージックビデオが収録されたBD/DVDに加え、フルカラーフォトブックが特典として用意される。価格は、「BD付限定盤」が4,500円(税別)、「DVD付限定盤」が3,800円(税別)、「通常盤」が3,000円(税別)。
2015年11月04日2015年11月21日に発売されるイヤホンズの1stアルバム「MIRACLE MYSTERY TOUR」の収録内容とジャケ写が公開。それにあわせて、3人の新ビジュアルも公開された。イヤホンズはTVアニメ『それが声優!』から誕生した高野麻里佳・高橋李依・長久友紀の3人による新人声優ユニット。6月にデビューして以来、すでに3枚のシングルを発売し、11月には1stアルバム「MIRACLE MYSTERY TOUR」が発売される。1stアルバム「MIRACLE MYSTERY TOUR」にはシングルの表題曲3曲に加え、新録曲9曲を収録。アルバムのプロローグとなる「overture」は野沢雅子のナレーションで始まり、イヤホンズの3人が架空のアニメの世界を歌で旅をするというコンセプトのもと、学園ものアニメや、魔法少女ものアニメ、スポ根アニメなど、さまざまなジャンルのアニメ主題歌をイメージした楽曲が収録される。アルバムのジャケットと新ビジュアルでは、上記のコンセプトが表現されており、収録される楽曲のイメージアニメ絵とイヤホンズが融合したデザインとなっている。イヤホンズの1stアルバム「MIRACLE MYSTERY TOUR」は2015年11月21日の発売予定で、価格は初回限定盤(CD+DVD)が3,500円(税別)、通常盤(CDのみ)が2,800円(税別)となる。初回限定盤のDVDには、「成長! 全力シンデレラ」のMUSIC VIDEOや3rdシングル「光の先へ」のダイジェストトレーラーなどが収録される。○イヤホンズ、1stアルバム「MIRACLE MYSTERY TOUR」収録曲overture作曲/編曲:エンドウ.(GEEKS)それが声優!作詞:あさのますみ 作曲:佐々倉有吾 編曲:横山 克成長! 全力シンデレラ作詞/作曲/編曲:エンドウ.(GEEKS)耳の中へ作詞:あさのますみ 作曲/編曲:山本 奨Magic of love作詞:ACKO 作曲/編曲:永井ルイススメ! 音羽少女隊作詞:谷亜ヒロコ 作曲/編曲:町屋(和楽器バンド)私でキマリ☆作詞:ハラユカ。 作曲/編曲:Tom-H@ck / 奈良悠樹280秒間世界一周 ~幸せのイヤホンを探して~作詞:あさのますみ 作曲/編曲:長谷川智樹勇者へのミサ・ブレイヴィス作詞:桑原永江 作曲/編曲:長谷川智樹プロ根! ~地獄の一丁目特訓! の巻~作詞:あさのますみ 作曲/編曲:横山 克お買物めっちゃええねんチャンネルのうた作詞:桑原永江 作曲/編曲:Funta7光の先へ作詞:下地 悠 作曲/編曲:大久保 薫(C)あさのますみ・畑健二郎/イヤホンズ応援団
2015年10月30日声優として数々のアニメ作品に出演し、アーティストとしてもこれまで3枚のシングルをリリースしている内田真礼(うちだ まあや)が、2015年12月2日に待望の1stアルバム「PENKI」をリリースする。ちょっと奇抜なタイトル「PENKI」は本人考案。ジャケット写真もタイトルにふさわしく、彩り豊かなもので、収録曲もまさに色とりどり。これまでにリリースされたシングルに収録された曲はもちろん、彼女にとっての今後の新しい可能性を示すものまで多彩なラインナップとなっている。、そんな1stアルバム「PENKI」だが、「BD付限定盤」および「DVD付限定盤」のBD/DVDにはアルバム収録曲のミュージックビデオが収録されている。そこで今回は、アルバムのラストを締めくくる「Hello, future contact!」のミュージックビデオの収録風景をダイジェストで紹介しよう。○内田真礼の1stアルバム「PENKI」よりMV撮影風景を紹介内田真礼の1stアルバム「PENKI」は2015年12月2日の発売予定。「BD付限定盤」と「DVD付限定盤」、そして「通常盤」の3ラインナップで、「BD付限定盤」および「DVD付限定盤」には、ミュージックビデオが収録されたBD/DVDに加え、フルカラーフォトブックが特典として用意される。価格は、「BD付限定盤」が4,500円(税別)、「DVD付限定盤」が3,800円(税別)、「通常盤」が3,000円(税別)。
2015年10月27日NTTコミュニケーションズは、同社が提供するMVNOサービス「OCN モバイル ONE」の音声通話SIMカードをMNPで申し込む際に、端末が使用できなくなる期間を解消するサービス「らくらくナンバーポータビリティ」を29日より提供する。これまで、MNPで「OCN モバイル ONE」の音声通話SIMカードを契約する際、開通作業のため新たなSIMカードがユーザーの手元に届くまで、携帯電話サービスが利用できない期間が存在していた。29日より提供する「らくらくナンバーポータビリティ」では、新たなSIMカードが到着した後に、ユーザーの任意のタイミングで開通作業が行える。NTTコミュニケーションズは、同サービスにより不通期間が解消され、よりスムーズにSIMの移行ができるとしている。また、音声通話対応のSIMカードを契約する際には、本人確認書類の提示が必要なため、ユーザー自身が撮影した本人確認書類の写真をWebサイトにアップロードしなければならなかった。29日申込分からは、SIMカードの配送時、配送員に本人確認書類(運転免許証/パスポート/健康保険証/年金手帳/在留カード/特別永住者証明書のいずれか)を提示すれば、本人確認が完了するサービスも提供される。
2015年10月27日レノボ・ジャパンは27日、11.6型2-in-1ノートPC「YOGA 300」を発表した。11月上旬の発売を予定し、店頭予想価格は税別86,800円前後。ディスプレイが360度開くことでノートPCやタブレットPCとして利用できる2-in-1 ノートPC「Yoga」シリーズのエントリーモデル。CPUにIntel Celeron N3050、ディスプレイに11.6型HD(1,366×768ドット)液晶を搭載し、価格を抑え、コストパフォーマンスを高めている。主な仕様は、CPUがIntel Celeron N3050(1.6GHz)、メモリが4GB、ストレージが500GB HDD、光学ドライブがなし、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ディスプレイがタッチ対応11.6型HD(1,366×768)液晶、OSがWindows 10 Home 64bit。インタフェースは、USB 3.0×1、USB 2.0×2(うちPowered USBが1基)、HDMI×1、ギガビット対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、Webカメラ(720p)、4-in-1カードリーダー、オーディオポートなど。バッテリ駆動時間は最大4.9時間。本体サイズはW299×D209×H21.8mm、重量は1.39kg。カラーはエボニーブラックとチョークホワイトの2色。
2015年10月27日レノボ・ジャパンは27日、ディスプレイが360度開くことでノートPCやタブレットPCとして利用できる2-in-1 ノートPC「Yoga」シリーズの新モデル「YOGA 900」を日本国内で発売すると発表した。12月上旬の発売を予定し、店頭予想価格は187,800円から。13.3型QHD+(3,200×1,800)IPS液晶を搭載したハイエンドモデル。同社が「Watchband hinge」と呼ぶヒンジを改良。使っている部品は既存モデルと同様だが、トルクなどを調節することで、ディスプレイがよりなめらかに開くようになった。CPUに"Skylake"こと第6世代Intel Coreプロセッサを搭載。既存モデルで採用していたCore mプロセッサからパフォーマンスを大きく強化する一方で、バッテリの容量を増やすことで約9.5時間の駆動時間を実現したという。また、キーボードに6列配列を再び採用。ファンクションキーを備えることで使い勝手が向上した。スタンダードモデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i5-6200U、メモリがLPDDR3 4GB、ストレージが256GB SSD、光学ドライブがなし、グラフィックスがIntel HD Graphics 520(CPU内蔵)、ディスプレイがタッチ対応13.3型QHD+(3,200×1,800)IPS液晶、OSがWindows 10 Home 64bit。インタフェースは、USB 3.0 Type-C×1、USB 3.0 Type-A×2(うちPowered USBが1基)、USB 2.0×1、IEEE802.11a/b/g/n/ac、Webカメラ(720p)、4-in-1カードリーダー、オーディオポートなど。バッテリ駆動時間は最大9.5時間。本体サイズはW324×D225×H14.9mm、重量は1.29kg。カラーはクレメンタインオレンジ、プラチナシルバー、シャンパンゴールドの3色。上位モデルは、スタンダードモデルからCPUをIntel Core i7-6500U(1.6GHz)、メモリを8GB、ストレージを512GB SSDに強化している。
2015年10月27日アニメイト秋葉原店B1Fイベントスペースにて開催された『のんのんびより りぴーと』オンリーショップ "にゃんぱす in アニメイト"が大阪に上陸! 完全再現されたバス停や"てるてるれんげ"など、ファン必見のアイテムが展示される。さらに、イベントグッズの販売や限定フェアの実施も決定しているので、あわせてチェックしておきたい。○オンリーショップ "にゃんぱす in アニメイト"【イベント概要】開催期間 / 2015年10月31日(土)~11月8日(日)開催場所 / アニメイト大阪日本橋2Fイベントスペース展示内容 / キャストサイン入りキャラクタースタンディ、アニメ複製絵コンテ、アニメ複製原画、キャラクター設定資料、場面写真、アフレコ台本、バス停、てるてるれんげ、ほか【オンリーショップ限定フェア】オンリーショップ開催期間中、オンリーショップ会場にて対象商品を購入・予約内金1,000円ごとに1枚、特製ブロマイド(全10種)がプレゼントされる。【オンリーショップ限定商品】・ラバーストラップ 仲良しせっと<蛍&ペチ> / 1,500円(税込)・卓のメガネ拭き / 1,000円(税込)【イベント販売】・描き下ろしB3 タペストリー / 2,500円(税込)・これくしょんびより -缶バッジ編にっ- / 各350円(税込)【再販売商品】・カードホルダー / 2,000円(税込)・れんげのどんぶりせっと / 2,000円(税込)そのほか、多数のグッズが販売される。○神戸アニメストリート「アニソンカフェ SIDE28」とのコラボ日本のヲタクが楽しめる新スポット「神戸アニメストリート」内にあるアニソンカフェ SIDE28とのコラボが決定し、コラボメニューやコラボグッズの情報が新たに公開された。コラボ期間は、2015年10月30日(金)~11月30日(月)。ここにしかないメニューやグッズが多数用意される。イベントの詳細はアニメ公式サイトにて。(C)2015 あっと・KADOKAWA刊/旭丘分校管理組合二期
2015年10月24日ASUS JAPANは21日、タブレットとキーボードドックが分離合体するデタッチャブルタイプの10.1型モバイル2in1 PC「ASUS TransBook T100HA」を発表した。10月23日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は64,800円(税別)。今回の新製品は、9月に発表・発売されたT100HAのスペックを強化したモデル。メモリを2GBから4GB(LPDDR3-1600)に、ストレージを64GBから128GB(eMMC)へと増やしている。9月のモデルは本体カラーが4色だったが、新モデルはメタルグレーのみとなった。タブレットとキーボードドックはマグネットひんじで固定され、引っ張ったりくっつけたりと、着脱が容易。タブレット側にはUSB 3.1 Type-Cポートを備えており、キーボードでは1.5mmのストロークを確保した。オフィススイートとしてMicrosoft Office Mobileをプリインストールし、1TBのクラウドストレージ(Microsoft OneDrive)が使えるOffice 365サービスも付属している。主な仕様は、CPUがIntel Atom x5-Z8500(1.44GHz)、メモリがLPDDR3-1600 4GB、ストレージが128GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。OSはWindows 10 Home 64bit版。10.1型の液晶ディスプレイはIPS方式で、解像度は1,280×800ドット。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n対応無線LANとBluetooth 4.0で、内蔵のセンサー類は電子コンパス、ジャイロスコープ、加速度センサー、磁気センサーだ。インタフェース類は、500万画素アウトカメラと192万画素インカメラ、microHDMI(タイプD)出力、microUSB、USB 3.1 Type-C、microSD/SDHC/SDXCメモリーカードスロット、ヘッドホン出力/マイク入力コンボジャックなど。バッテリ駆動時間はタブレットのみで約11.3時間、タブレット+キーボードドックで約11時間。本体サイズ/重量は、タブレットがW285×D175×H8.45mm/約580g、タブレット+キーボードドックがW285×D175×H19.45mm/約1.08kg。
2015年10月21日米Lenovoは19日(現地時間)、ディスプレイが360度開くことでノートPCやタブレットPCとして利用できる2-in-1 ノートPC「Yoga」シリーズの新モデル「YOGA 900」を発表した。米国ではすでに販売を開始しており、価格は1,199ドルから。13.3型QHD+(3,200×1,800)IPS液晶を搭載したプレミアムモデル。CPUに"Skylake"こと第6世代Intel Coreプロセッサを搭載。電力効率の改善に加え、エネルギー密度の高いバッテリを採用することで、最大9時間の駆動時間を実現した。同社が「watchband hinge」と呼ぶヒンジも改良し、ディスプレイの開閉がよりなめらかになったという。このほか、Dolby DS 1.0 Home Theater対応のJBL製スピーカーを搭載する。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-6500U(2.5GHz)、メモリがDDR3L-1600 8GB、ストレージが256GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 520(CPU内蔵)、ディスプレイがマルチタッチ対応13.3型QHD+(3,200×1,800)IPS液晶、OSがWindows 10 Home 64bit。インタフェースは、USB 3.0 Type-A×2、USB 3.0 Type-C×1(with Video-out)、USB 2.0×1、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、4-in-1カードリーダー、オーディオポートなど。バッテリ駆動時間は最大9時間。本体サイズはW324×D225×H14.9mm、重量は1.3kg。
2015年10月21日サードウェーブデジノスは16日、キーボードが着脱可能でノートPCやタブレットとして使える11.6型2in1 PC「Diginnos DG-D11IW」を発表した。PCショップ「ドスパラ」にて販売を開始し、価格は税別69,000円。11.6型フルHDディスプレイ搭載のタブレット部分と、着脱可能なキーボード一体型ケースを備えた2in1 PC。タブレット本体側の背面にスタンド備え、キーボードがなくても自立する。CPUには"Broadwell-Y"ことIntel Core M-5Y10cを搭載。低消費電力を生かし、長時間駆動7を実現したという。主な仕様は、CPUがIntel Core M-5Y10c(2コア/800MHz)、メモリが4GB、ストレージが64GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 5300(CPU内蔵)、OSがWindows 10 Home。インタフェースは、USB 3.0×1、USB 2.0×1、microUSB×1、miniHDMI×1、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0 + HS、microSDカードスロット、ヘッドホン出力など。カメラは前面が200万画素、背面が500万画素。このほか、加速度センサやGPSを備える。本体サイズと重量はタブレット部分がW300×D192×H13mm/約900g。キーボード部分がW300×D192×H10mm/450g。
2015年10月16日日本HPは15日、法人向けのビジネス2-in-1タブレット「HP x2 210 G2」を発表した。販売は同社のオンラインストア「HP Directplus」限定で、発売日は11月中旬。直販価格は税別64,000円から。HP x2 210 G2は、キーボードから液晶ディスプレイを取り外せるデタッチャブルタイプの2-in-1ビジネスタブレット。タブレットはタッチ操作で使えるほか、キーボードに接続してクラムシェル型ノートPCのようにしたり、液晶ディスプレイを通常とは反対の向きにセットして画面を相手側に見せたりと、合計5種類のスタイルで利用できる。別売りのデジタイザーペンを使ったペン入力にも対応する。ラインナップとしては、ストレージとメモリ容量の異なる2モデルを用意。上位モデルの主な仕様は、CPUがIntel Atom x5 Z8300(1.44GHz)、メモリがLPDDR3 4GB、ストレージが64GBフラッシュメモリ(eMMC)、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ディスプレイが10.1ワイド(1,280×800ドット、10点マルチタッチ対応、IPS)。OSにはWindows 10 Pro 64bitを搭載する。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac(1×1 MIMO)、Bluetooth 4.2に対応。主なインタフェースは、USB 3.0×1、USB type-C 2.0(充電兼用)、MicroHDMI×1、microSD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、キーボード接続用ドッキングコネクタなど。720p(1,280×720ドット)のカメラ機能を搭載しているほか、サウンドエンジンとしてB&O Playに対応し、内蔵のステレオマイクはノイズキャンセル機能を備える。本体サイズはタブレット時でW264×D173×H9.65mm、キーボード装着時でW264×D182.6×H19.84mm。重量はタブレット時で約598g、キーボード装着時で約1139g。バッテリ駆動時間は後日公開の予定。一方、下位モデルはメモリがLPDDR3 2GB、ストレージが32GBフラッシュメモリ(eMMC)となる以外は、上位モデルと同じ構成。
2015年10月15日STマイクロエレクトロニクス(ST)は10月15日、最高125℃で動作試験済の8bitマイクロコントローラー(マイコン)の製品ライン「STM8S Access Line」を発表した。今回発表されたSTM8S103F3U3は、8bitコアのSTM8(16MHz)をはじめ、ADコンバータ(10bit)、キャプチャ/コンペアタイマ(16bit 、4チャネル)、汎用タイマ(8bit)、UART、SPIおよびI2Cなどを搭載。また、Flashメモリ(8KB)、RAM(1KB)、EEPROM(640B)を内蔵しており、対象アプリケーションに十分なオン・チップ・ストレージを提供する。STM8Sで最も小型のパッケージは、3×3mmのUFQFPN20(20ピン)で、125℃での動作に対応する。さらに、広範な動作電圧(2.95V~5.5V)により、従来の5V回路のほか、より低電圧・低消費電力の論理回路にも簡単に接続することができるとする。STM8S103F3U3は現在量産中で、単価は1000個購入時に約0.46ドルとなっている。
2015年10月15日