リドリー&トニー・スコット兄弟らが製作を務め、80年代に人気を博したTVドラマシリーズを映画化した『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』のワールド・プレミアが先日、ロサンゼルスで開催された。会場となったハリウッドのグローマンズ・チャイニーズ・シアターには戦車やヘリも登場!熱狂の中、リーアム・ニーソン、ブラッドリー・クーパー、クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン、シャルト・コプリーらが姿を現すと1,000名を超えるファンから大きな歓声が上がった。特殊部隊のメンバーで結成された“Aチーム”の4人の男たちによる、手に汗握るアクション、弱きを助け悪をくじく姿が人気を博し、80年代に全米のみならず、日本でも熱狂的なファンを獲得したTVシリーズを映画化。新たに生み出された今回の映画では、何者かの策略により無実の罪で逮捕されたAチームのメンバーたちが、まんまと刑務所を脱獄してチームを再結成。汚名を返上すべく、自分たちを罠にはめた黒幕を追う。ちなみに、映画の公開を記念して日本国内において、80年代海外TVドラマの好きなキャラクターについてアンケート(※OTX調べ)を実施したところ、Aチームの面々4人全員が5位までにランクインするという快挙を達成した。堂々の1位を獲得したのはTVシリーズでは、ジョージ・ペパードが演じた“ハンニバル”ことジョン・スミス大佐。今回の映画版ではリーアム・ニーソンが演じている。2位にはTVシリーズではミスター・Tが、今回の映画ではクイントン・“ランペイジ”・ジャクソンが演じている、見かけはゴツイが気は優しいヒーロー、“B・A”・バラカスがランクイン。3位には、精神病院を抜け出して戦いに馳せ参じる凄腕パイロット、H・M・マードック。TVではドワイト・シュルツが演じたこの役に、映画版では『第9地区』で注目を浴びた新鋭、シャルト・コプリーが扮する。そして、4位の「ナイトライダー」のマイケル・ナイト(デビッド・ハッセルホフ)に続く5位には、口先と手先の達者な二枚目キャラ、“フェイス”ことテンプルトン・ペック。ダーク・ベネディクトが演じて人気を呼んだこの中尉を映画版ではブラッドリー・クーパーが演じている。世紀をまたいでの映画化とあって、いまなお冷めることを知らぬTVシリーズのファンの注目度も高いが、果たしてその出来栄えやいかに?かつてのAチームを知らない人も、これを機にTVシリーズと映画版を比較して楽しんでみては?『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』は8月20日(金)よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開。「特攻野郎Aチーム DVD-SET」 シーズン1〜5発売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント価格:4,900円発売中© 1983 Universal Studios. All Rights Reserved.© 2010 TWENTIETH CENTURY FOX■関連作品:特攻野郎Aチーム THE MOVIE 2010年8月20日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOX
2010年06月11日北米で今週金曜日(20日)から、日本でも28日(土)に公開を迎える『ニュームーン/トワイライト・サーガ』のL.A.プレミアが11月16日(現地時間)、マンズ・ビレッジ・シアターで開催された。“最もセクシーな映画スター”ロバート・パティンソンを始め、ロバートとの交際が噂される、ヒロイン役のクリステン・スチュワート、そしてテイラー・ロートナーに本作から『トワイライト』シリーズに参加したダコタ・ファニング、マイケル・シーンらが姿を見せ、会場は熱狂に包まれた。劇場の前には、お気に入りのスターの姿をひと目見ようとファンが大挙して押し寄せたが、中には5日前から泊り込んでいた人や、オーストラリアからわざわざやって来たという筋金入りのファンも。メインキャストの中で最初に到着したのは、イギリスの「グラマー」誌で、ジョニー・デップ、ブラピをおさえて“最もセクシーな映画スター”の称号を手にした、エドワード役のロバート。「エドワードが現れました」というアナウンスがされるや、耳をつんざくような大歓声が!ちなみに取材に訪れたカメラマンの多くは、これに備えて耳栓をしているのだとか。ロバートは報道陣の取材に笑顔で応対。ロマンティックな場面が多く登場する本作だが「女の子のためのロマンティックな作品なんだって思いながら演じたことはないよ。でも、そういうシーンを演じるのは好きだよ」とコメント。さらに、自身の体験を顧みて「ロマンティックなことをこれまでしたことがない」と答えつつ「そう言えば、14歳のときに、マリアという女の子のロッカーにこっそり花を置いたことがあるんだ。彼女は、僕ではなく、ほかの男の子から贈られたと思ったんだけど、別のヤツが『自分が贈った』って彼女に言ってね。全くサイコーな思い出だよ(笑)」と、苦い思い出を告白してくれた。続いて、登場したジェイコブ役のテイラーは見事な肉体美を本作で披露しているが、かなりの苦労があった模様。「1年半もの間、毎日、毎日、2時間ごとに何かを口にしなければいけなかったのはとても辛かったよ」とふり返った。ベラ役のクリステンは、劇中、バイクの運転に挑戦しているが「車でさえ怖いと感じるんだから、バイクなんてもってのほかよ!撮影では、トラックの後ろにバイクごと乗っかって、運転しているフリをしていたの。かなり滑稽な画だったわ。でもね、テイラーはとても上手にバイクを乗りこなすのよ!ジェイコブがバイクを横滑りさせるシーンは、スタントマンを使わず、彼自身がやったの。そんなワケでバイクのシーンは彼にすっかり任せたの」と明かした。また、悲しみと孤独に打ちひしがれる演技について「ベラの苦しみを考えるべきなのに、大切なシーンを台無しにしてしまうかもしれないって心配ばかりしてしまっていたの」とも。さらに「(孤独を)どうやって表現したらいいのか…とても混乱したわ。共演者はいないけど、『森の中で一人ぼっちというのを、100人近いスタッフに囲まれながらどうやって演じればいいの?死ぬ演技ってこと?』って自問自答したのよ」と当時の心境を語った。この夜のプレミアにはさらに、ダコタ・ファニング&マイケル・シーン、ジェイミー・キャンベルの“ヴォルトゥーリ族”のトリオに、ベラがエドワード以外で唯一心を許しているヴァンパイア・アリス役で日本のファンの間でも人気が高まっているアシュリー・グリーン、そしてクリス・ワイツ監督、原作者のステファニー・メイヤーも姿を見せ、大きな歓声を浴びていた。『ニュームーン/トワイライト・サーガ』は日本では、11月28日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。Photo by Megumi Torii/HollywoodNewsWire.net特集 トワイライトな恋がしたい■関連作品:トワイライト〜初恋〜 2009年4月4日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2008 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.ニュームーン/トワイライト・サーガ 2009年11月28日より全国にて公開© 2009 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:ロバート・パティンソン『ニュームーン』インタビュー三角関係でもエドワードは余裕?【ハリウッドより愛をこめて】ジャクソン家には映画収益入らず?その真相は…『トワイライト』イラストの投稿募集中!「エヴァ」のキャラデザイナー貞本義行が審査『ニュームーン/トワイライト・サーガ』のイベントに主役2人がツーショットで登場!秋の注目作!『ニュームーン/トワイライト・サーガ』鑑賞券&『ブラック会社…』グッズをプレゼント
2009年11月18日L.A.に暮らすレズビアンたちの悲喜こもごもを描き、日本でも人気沸騰中の「Lの世界」。その撮影現場にお邪魔してきたときのレポートを5回にわたってお届けします!日本ではシーズン5のDVDがまもなく発売されますが、本国アメリカでは今年3月に最終章となるシーズン6の放送が終了したばかり。訪れたのは、シーズン6の撮影真っ只中の現場でした。シーズン1以来、カナダのバンクーバーを中心に撮影を行ってきた「Lの世界」ですが、この日の撮影場所もバンクーバー市内にあるコースト・マウンテン・フィルムズ・スタジオ。撮影の合間を縫って、主要キャストらがインタビューに応じてくれました。スタジオ内にはベット&ティナの家やシェーン&ジェニーの家など、番組ファンなら大興奮必至のセットが所狭しと立ち並んでいましたが、何と!スタッフがインタビュースペース用にと開放してくれたのは、キットが経営するカフェ、“プラネット”のセット。ベットらおなじみのキャラクターたちがお喋りを楽しむ“「Lの世界」的名所”で話が聞けるとは…。何だか物語の中にいるような、不思議な錯覚を起こしてしまいそうです。さて、キャストたちの登場を待つ間に、シーズン5の内容を少し紹介。これまでのシーズン同様、シーズン5でも登場人物それぞれに転機が訪れます。ジェニーが執筆した自伝的小説「レズ・ガールズ」の映画化プロジェクトが本格始動し、プロデューサーを務めるティナは大忙し。しかも、原作者のジェニー自ら監督をすることになり…。一方、女性関係でトラブルの多いシェーンは、自分を見直そうと禁欲生活を開始!また、聾唖のアーティスト、ジョディと付き合うベット、軍人のターシャと熱愛中のアリスにも新たな問題が発生します。「視聴者が番組の終了を悲しんでくれるうちに幕を閉じたいと思った」とインタビューで語ってくれたのはクリエイターのアイリーン・チェイケンですが、数シーズンを経ても「Lの世界」を生きるキャラクターたちの勢いは衰えなし!恋愛や仕事におけるリアルな描写が、シーズン5でも終始見られます。また、アイリーンは「このドラマのタイトルは『Lの世界(原題:The L Word)』。それはもちろんレズビアン(LESBIAN)を描いているからだけれど、私たちの番組にとっての“L”は“LOVE”でもあるの。愛こそが、物語の中で主に描かれていることなのよ」とも。女性同士の恋愛を描き、興味を煽る形で始まったものの、いまや多くの共感を集める普遍的ドラマとなった「Lの世界」の魅力がひしひしと伝わってくる言葉です。と、シーズン5に触れているうちに、ヘレナ役のレイチェル・シェリーが登場!次回はレイチェル、そしてジェニー役のミア・カーシュナーにも話を聞きます。(text:Hikaru Watanabe)「Lの世界 シーズン5 DVDコレクターズBOX」(6枚組)価格:10,290円(税込)発売日:8月21日(金)<レンタル>「Lの世界シーズン5」・Vol.1〜38月21日(金)・Vol.4〜69月2日(水)発売元:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント© 2009 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.Distributed by Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC.■関連作品:Lの世界 [海外TVドラマ]© 2008 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved. Distributed by Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC.■関連記事:“女性が最も抱かれたい女”は寿司がお好き「Lの世界」キャサリン・メーニッヒ来日全米話題沸騰のTVシリーズ「Lの世界」フリース・ブランケットを3名様にプレゼント
2009年07月30日