マッドキャッツは3日、最大30キーの同時押しに対応した茶軸メカニカルキーボード「S.T.R.I.K.E. TE Tournament Edition Mechanical Gaming Keyboard」の新色として、ブラック / ホワイト / レッドの3色を発表した。2月13日より発売する。価格は15,984円。Kailh製の茶軸メカニカルキーを備えるゲーミングキーボード。スイッチの耐久性が5,000万回と高く、アンチゴースト機能により最大30キーの同時入力に対応する。各キーにはバックライトが装備され、輝度を5段階で調整可能だ。使用頻度の高いキーだけを明るく設定することもできる。マクロキーは左上部に7個、矢印キー付近に5個の合計12個を装備。モードを切り替えることによって、最大36個のコマンドを実行できる。専用ユーティリティ「Mad Catz App」を使えば、最大255個のキーストロークコマンドを登録できる。そのほか主な仕様は、キー配列が英語109キー、キーピッチが19mm、キーストロークが4mm、押下圧が45g。インタフェースはUSB。本体サイズはW490×D255×H48mm、重量は約1580g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8。
2015年02月04日NTTぷららは1月28日より、4K画質のビデオオンデマンド(VOD)サービス「ひかりTV 4K」に対応したチューナーの提供を開始した。これにより、ひかりTV 4Kに対応していない4Kテレビでも、ひかりTV 4KのVODサービスを利用できるようになる。チューナーの機種名は「ST-400」。提供方法はレンタルのみで、初期費用は1,080円、レンタル料金が1,944円/月(以下すべて税込)となっている。ひかりTV 4Kを視聴するには、NTT東日本・NTT西日本の光回線「フレッツ 光ネクスト」「Bフレッツ」、またはNTT西日本の「フレッツ・光プレミアム」に加入が必要だ。ひかりTVの契約は、「お値打ちプラン(3,780円/月)」「テレビおすすめプラン(2,700円/月)」「ビデオざんまいプラン(2,700円/月)」「基本放送プラン(1,080円/月)」の4種類が用意されている。ST-400は、ひかりTV 4KのVODサービスに加えて、HD画質の「ひかりTV」にも対応。視聴用のチューナー1基と、USB HDDへの録画用チューナー2基を搭載している。なお、録画が可能なのは、ひかりTVの「テレビサービス」で提供される番組のみで、ひかりTV 4Kを含んだ「ビデオサービス(VOD)」の番組を録画することはできない。
2015年01月29日ユニットコムグループが、iiyama PCブランドの4Kゲーミングノートとして送り出したのが「15X8140-i7-QTRB」だ。ゲーミングPCというとキーボードライト等といったギミックで派手に飾り立てたものが多い中、非常にシンプルで誰もが持ちやすいデザインなのが特徴だ。派手すぎるマシンは使いづらいという人でも持ちやすく、どこにでも置きやすい。そんな、シンプルながらも上級者も納得させる実力を持つ本モデルを紹介しよう。○ユーザーを選ばないシンプルでシャープな外観「15X8140-i7-QTRB」は、ユニットコムのiiyama PCブランドであり、BTOに対応しているモデルだ。外見は、マットブラックの素材を採用したシンプルなデザイン。トップカバーにはアルミ素材で長辺に平行する形でヘアライン加工がほどこされており、中央にはロゴがプリントされている。四辺や角の形が直線的であるあたりが、ゲーミングPCらしい雰囲気を醸し出している。自己主張の強すぎないシンプルな外見のおかげでどこにでも持って行けるし、リビングのような来客に見える場所に設置しても気にならない。加えて、シャープなデザインが施されているためビジネスモデルとは違った満足感を与えてくれる。派手すぎるマシンは身近に置きづらい大人世代でも持ちやすいマシンといえるだろう。本体サイズは、幅385×奥行き271×高さ25mmで、重量は約2.6kg。15.6型ディスプレイを搭載したマシンとしては標準的なサイズだ。しっかりとした作業を無理なくできるだけのサイズがありながら楽に移動もできるこのサイズは、モバイルマシンほどに小さいものでは使いづらいが、完全に使う場所を固定したくもない、というようなユーザーに最適なサイズといえるだろう。リビングで使う日もあれば自分の部屋で使うこともある、というような使い方が無理なくできるボリューム感だ。○ゲームをプレイしやすいキーボードとタッチパッドキーボードはアイソレーションタイプのものを搭載しており、テンキー付きであるため配列に大きな変形はない。実測でキーピッチは約19mm、キーストロークは2mm程度であった。タッチは軽く、しっかりと押し込める感触があるためきちんとしたタイピングがしやすい。ゲームで多用するWASDキーには方向を示すマークがプリントされているあたりは、ゲーミングPCらしいところだ。また、暗いところで利用する場合にはバックライトを点灯させることもできる。タッチパッドはボタン分離式のものが搭載されているが、ボタンはかなり軽く、深く押し込むことができる。一般的なノートPCに搭載されているタッチパッドのボタンと比較すると楽に、確実に押すことができるという感覚だ。プレイスタイルとゲームの種類にもよるだろうが、本体のみでゲームをプレイすることもできそうなキーボードとタッチパッドになっている。○4K対応のグレアディスプレイを搭載ディスプレイにはIGZOパネルを採用しており、表面に光沢加工をほどこしたグレアタイプとなっている。解像度は3840×2160ドットの4Kだ。タッチ操作には対応していないが、鮮やかな発色で大変見やすかった。等倍表示のままではアイコンなどが小さくなりすぎて見づらいと思う人は、Windowsの拡大表示機能で好みの大きさに調整すればよい。コントロールパネルから簡単に設定が調整できる。低解像度のものを精細な表示に調整することはできないが、高解像度なディスプレイだからこそ好みのサイズに調整可能だ。そして、拡大表示をした時にも文字や画像の表示は非常に美しくなる。文字の滲みやフチの歪みがなくなり、クリアで印刷されたような見た目になるため高解像度を実感しやすい。小さな違いに思えるかもしれないが、かなり見やすさも改善され、快適に作業を行うことができる。もちろん、映像鑑賞時や4K出力に対応したゲームコンテンツを楽しむ時には十分な威力を発揮する。低解像度なディスプレイではぼんやりとした表示になっていた部分も、精細に描画されることで臨場感が大幅にアップするからだ。これだけの映像表現力をもちながら、消費電力は小さいというのがIGZOパネルの魅力だ。○充実したインタフェース群インタフェースについては、かなり充実している。本体右側面にはS/PDIFアウト端子、マイク端子、ヘッドフォン端子といったオーディオ端子類と、マルチメディアカードスロット、USB 3.0ポート×2、有線LANポートが配置されている。左側面にはHDMIポート、USB 3.0ポート×1、miniDisplayポート×2がある。そして背面となるヒンジ側には、USB 3.0/eSATAコンボポートと電源コネクタが搭載されている。ヒンジ側に電源コネクタがあるのは、据え置きに近い使い方をする場合に便利な配置だ。USBポートが合計4つ、外部ディスプレイ出力端子が2種3個搭載されている。またヘッドフォン/マイクコンボ端子ではなく独立の端子としてくれたことで使いたいマイクやヘッドセットが使いやすい。○高負荷ゲームでも4K品質が選択できる!試用機は、CPUにIntel Core i7-4710HQを採用し、16GBのメモリを組み合わせたものだ。ストレージは256GBのSSDと1TB HDDを搭載し、グラフィックス機能はNVIDIA GeForce GTX 970Mを採用している。この構成で、Windowsの快適さを評価するプログラム「WinSAT」の実行結果を、Windowsエクスペリエンスインデックスの項目に合わせて紹介すると以下のようになる。このグラフィックスの値は、CPU統合のインテルHDグラフィックスの方が有効になっているため低く出ているが、PCの全体的な性能を見る「PCMARK8」ではよい結果が出ている。ゲームの性能は「FINAL FANTASY XIV: A Realm Reborn ベンチマーク キャラクター編」を4K解像度で実行してみた。「標準品質(ノートPC)」では「非常に快適」となり、「高品質(ノートPC)」では「快適」、「最高品質」では「やや快適」というそれぞれ異なる結果になったが、実行画面はどれも美しく、不自由なく遊べると感じられた。バッテリーについては「BBench」を、電源オプションを高パフォーマンスに設定し、無線LAN機能もオンにした状態で実施してみたところ3時間28分04秒使うことができた。ゲーミングPCとしては「かなりよく持ってくれた」という印象で、外出先で利用する機会があっても十分に対応してくれそうだ。○標準スペック価格、仕様は予告なく変更となる場合があります。最新の情報はiiyama PCのサイトをご覧ください。
2015年01月28日ワークポートは、男女の転職希望者332名を対象に「Iターン転職」について調査を実施した。調査実施期間は、1月13日~17日。○Iターンを検討している人は2割「Iターン転職」とは、生まれ育った故郷以外の地域に就職することを指す。主に都心で育った人が、地方の企業に就職する場合に使われることが多い。この「Iターン転職」という言葉の意味を知っているか尋ねたところ、57%が「知らない」と回答した。「意味を知っている」と回答した人は43%だが、実際にIターン転職にチャレンジしてみようと考えている人は、2割程度にとどまっている。同社は「政府により地方活性化が進められており、首都圏以外への転職も推奨されているが、地元ではない場所での就業にはまだハードルが高いようだ」とコメントしている。
2015年01月27日インバースネットは14日、同社の「FRONTIERゲーマーズ」ブランドより、CPUにIntel Core i7-4790Kを搭載したゲーミングPC4モデルを発表した。いずれもすでに販売を開始し、価格は税別99,800円から。○GBシリーズフルタワーPC「GBシリーズ」のGeForce GTX 970モデルでは、CPUがIntel Core i7-4790K(4.0GHz)、チップセットがIntel Z97 Express、メモリがDDR3-2800 16GB、ストレージが250GB SSD + 2TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 970 4GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 7 Home Premium 64bit、もしくはWindows 8.1 64bit。本構成での価格は税別189,800円から。○GTシリーズミニタワーPC「GTシリーズ」のGeForce GTX 750 Tiモデルでは、CPUがIntel Core i7-4790K(4.0GHz)、チップセットがIntel H97 Express、メモリがDDR3-1600 16GB、ストレージが2TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 750 Ti 2GB、光学ドライブがなし、OSがWindows 7 Home Premium 64bit、もしくはWindows 8.1 64bit。本構成での価格は税別124,800円から。○GXシリーズミニタワーPC「GXシリーズ」のH97マザーボード搭載モデルでは、CPUがIntel Core i7-4790K(4.0GHz)、チップセットがIntel H97 Express、メモリがDDR3-1600 8GB、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 750、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 7 Home Premium 64bit、もしくはWindows 8.1 64bit。本構成での価格は税別99,800円から。○GMシリーズキューブPC「GMシリーズ」のGeForce GTX 750 Tiモデルは、MSIとのコラボモデルで、パーツにMSI製品を採用する。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790K(4.0GHz)、チップセットがIntel Z97 Express、メモリがDDR3-1600 16GB、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 750 Ti 2GB、光学ドライブがなし、OSがWindows 7 Home Premium 64bit、もしくはWindows 8.1 64bit。本構成での価格は税別119,800円から。
2015年01月14日ユニットコムは8日、「iiyama PC」ブランドから、Intel Core i7-5820KとNVIDIA GeForce GTX 970を搭載した「GS7190-i7-TMB」と、同じくIntel Core i7-5820KとNVIDIA GeForce GTX 980を搭載した「GS7190-i7-VMB」を発売した。標準構成価格は「GS7190-i7-TMB」が199,779円から、「GS7190-i7-VMB」が230,019円から。それぞれのモデルに、OSがWindows ProfessionalとWindows 8.1 Updateの2モデルを用意する。また、BTOに対応し、スペック変更が可能となっている。「GS7190-i7-TMB」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5820K(3.30GHz)、チップセットがIntel X99 Express、メモリがDDR4-2133 16GB(4GB×4)、ストレージが500GB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 970 4GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、電源が700W 80PLUS BRONZE 認証。価格はWindows 7 Professionalモデルが186,819円、Windows 8.1 Updateモデルが199,779円。「GS7190-i7-TMB」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5820K(3.30GHz)、チップセットがIntel X99 Express、メモリがDDR4-2133 16GB(4GB×4)、ストレージが500GB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 980 4GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、電源が700W 80PLUS BRONZE 認証。価格はWindows 7 Professionalモデルが235,419円、Windows 8.1 Updateモデルが230,019円。
2015年01月08日三菱自動車は、コンパクトカー「ミラージュ」に1.2Lエンジン搭載車を新たに設定したほか、従来の1.0Lエンジン搭載車も、内外装の質感向上や機能装備の充実などの一部改良を施して25日に発売した。1.2Lエンジン搭載車「1.2G」は、従来の1.0Lエンジン搭載の上級グレード「G」をベースに、1.2L 3気筒MIVECエンジン(アイドリングストップ機能付)を搭載。燃費は、JC08モード燃料消費率で25.0km/Lとなっており、エコカー減税により購入時の自動車取得税と自動車重量税が免税となる。外観では、フロントフォグランプ、サイドターンランプ付ドアミラー、15インチタイヤ&アルミホイール、可倒式ショートアンテナを採用。内装では、本革巻ステアリングホイールおよびシフトノブを採用したほか、ピアノブラック調のパワーウインドウスイッチパネルとシフトパネルを装備し、質感を高めている。「ミラージュ 1.2G」の価格は。144万5,040円(税込)。1.0Lエンジン搭載車の主な改良内容は、外観では、可倒式ショートアンテナを全車に採用したほか、サイドターンランプ付ドアミラーを「1.0G」に標準装備、「M」「S」に寒冷地仕様とのセットでメーカーオプション設定とした。また、ボディカラーに「チタニウムグレーメタリック」を追加している。内装では、「1.0G」に本革巻ステアリングホイールおよびシフトノブを採用したほか、「1.0G」「M」はエアコンパネル加飾をクロームメッキ化するとともに、ピアノブラック調のパワーウインドウスイッチパネルとシフトパネルを装備するなどして、全車で質感を高めている。ミラージュの1.0Lエンジン搭載車の価格は、118万8,000円~138万240円(いずれも税込)。
2014年12月26日マッドキャッツはこのほど、同社のゲーミングキーボード「S.T.R.I.K.E.」シリーズの新モデルとして、「S.T.R.I.K.E.TE Tournament Edition Mechanical Gaming Keyboard Matte Black」を発表した。26日より発売し、希望小売価格は15,984円。「S.T.R.I.K.E.」シリーズの従来モデルでは、キースイッチにメンブレン構造を採用してきたが、「S.T.R.I.K.E.TE Tournament Edition Mechanical Gaming Keyboard Matte Black」では、中国Kailhの茶軸メカニカルスイッチ(押下圧45g)を採用する。アンチゴースト機能を備え、最大30キーの同時入力に対応する「Nキーロールオーバー」機能を搭載する。キー配列は英語109キー。キーにはバックライトを内蔵し、エリア別に輝度を5段階で調節できるほか、W/A/S/Dキーや矢印キーなどの使用頻度が高いキーだけを明るくすることもできる。左上部に7個と矢印キー付近に5個で合計12個のマクロキーを搭載する。それぞれ3パターンのマクロが登録可能で、最大36個のコマンドを登録できる。また、Mad Catz独自のユーティリティ「A.P.P」では、最大255個のキーストロークコマンドを保存できる。さらにLeague of LegendsやWorld of tanksといった人気ゲーム向けのプロファイルも用意する。キーピッチは19mmでキーストロークは4mm、インタフェースはUSB、本体サイズはW508×D210×H70mm。重量は1,580g。対応OSはWindows Visita / 7 / 8。
2014年12月22日島津製作所は12月16日、イタリア・メッシーナ大学のL・モンデロ博士のチームが考案したLC-GC×GC-MS/MSシステムを製品化し「5D Ultra-e」として同日より発売すると発表した。同製品は、超高速液体クロマトグラフ(HPLC)と包括的2次元ガスクロマトグラフ(GC×GC)、トリプル4重極質量分析計(MS/MS)という5つの次元の分析をオンラインで接続したシステム。GC×GCは、異なる特性を持つ分離系を組み合わせることで、従来のガスクロマトグラフでは分離しきれなかったさまざまな成分を含む試料の網羅的測定ができる。同システムではGC×GCの前処理としてLCという別の分離モードを追加し、非常に複雑な試料をGC×GCとは異なる特性でグループ分けしておくことで、より詳細なGC×GCを実現した。LCで分離された試料は、必要な成分のみオンラインでGC×GCに注入され、濃縮による高感度化とスループットおよび安定性の向上をもたらすという。検出器には同社のUFMS(Ultra Fast Mass Spectrometry)シリーズよりトリプル四重極型ガスクロマトグラフ質量分析計GCMS-TQ8040を導入し、GC×GCで分離された成分をトリプルMSでより詳細に分析する。すべての成分を対象とするノンターゲット分析だけでなく、複雑な試料から目的成分に対象を絞るターゲット分析も実現した。また、すべての装置を専用ソフトウェアから一括で管理可能にし、高度な分析とワンクリックで分析が開始できる簡便さを両立させたという。なお、価格は4917万円~(税別)となっている。
2014年12月16日サークルKサンクスとユーグレナは16日より、「カルボナーラソースまん(ユーグレナ入り)」を、サークルKとサンクスにて数量限定で販売する。○注目の栄養食材「ユーグレナ」を生地と中身に配合同商品は、ユーグレナが生産、販売する「石垣産ユーグレナ」(和名:ミドリムシ)を使用した中華まん。沖縄県石垣島にてユーグレナが運営するカフェ「ユーグレナガーデン」の人気メニューである「みどりのカルボナーラ」を参考に、中身をカルボナーラ味に仕上げ、「ユーグレナ」のカラーである新鮮さを感じる緑色の生地で包んだ。生地に「ユーグレナ」を50mg、中身に100mg配合している。なお、「ユーグレナ」を使用した中華まんを発売するのは業界初だという。価格は130円(税込)。
2014年12月12日MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上火災保険はこのたび、中堅・中小企業向け確定拠出年金(401k)の新プラン「三井住友海上401kネクスト」の販売を開始した。新プランは、各加入企業が共通の年金規約を採用する「総合型401k」。同じ年金規約に多くの企業が参加することで、割安な手数料で加入できるという。また、各加入企業は年金規約の作成などの個別手続きが不要になるほか、「掛金の設定方法」などをニーズに合わせて自由に設計することができるという。昨今、雇用の流動化や厚生年金基金の解散問題など、退職金・年金制度を取り巻く環境は複雑で、退職金・年金制度の見直しを迫られる企業が増加している。同社は新たな401kプランの提供を通じて、中堅・中小企業を支援し、安定的な企業の発展に寄与していくとしている。○「三井住友海上401kネクスト」の特長総合型401k共通の年金規約に多数の企業が参加する「総合型」の形態とすることで、単独で導入するよりもコストの削減、導入期間の短縮を実現した企業ニーズを反映させた制度設計一般的に「総合型401k」は、同一の規約に多数の企業が加入することから、個別企業のニーズは反映されないイメージがあるが、三井住友海上401kネクストは、「掛金の設定方法」、「従業員が掛金を拠出するマッチング制度の導入」など、各企業の個別ニーズを反映させることが可能コスト体系制度導入時手数料を3万円と設定し、中小企業のコスト負担を抑える体系とした合計16本の商品を用意しているという。元本確保型商品には元本保証タイプの「確定拠出年金積立傷害保険5年」と加入者利回りを高めた「確定拠出年金積立傷害保険(無配当)10年」の2本を揃えた。また、投資信託には国内株式・国内債券・外国株式・外国債券の伝統4資産およびバランス型ファンドに加え、REIT、変動バランス型ファンドをラインアップし、運用商品の充実を図ったとしている。
2014年12月08日オンキヨーは12月4日、同社が運営するハイレゾ音源配信サイト「e-onkyo music」で使用できるプリペイドカード「e-onkyo musicハイレゾプリペイドカード」を、12月5日よりビックカメラなどで発売すると発表した。販売価格は5,000円(消費税対象外)。e-onkyo musicでは、2005年のサービス開始当初より、決済手段はクレジットカードのみとなっていた。2014年10月よりスマートフォンやタブレットでの決済も可能となったが、これらも実質的にクレジットカードに紐付けされている。e-onkyo musicハイレゾプリペイドカードは、ユーザーのアカウントに5,000円分のチャージを行うもの。クレジットカードを持たない人でも、ハイレゾ楽曲を購入できるようになる。なお、カードの利用には、購入から6カ月間の有効期限が設けられている。また、同社は、ハイレゾ導入をワンストップでサポートするサポートカード『「教えて!ホットライン」e-onkyo musicハイレゾおまかせカード』も、12月5日より発売する。販売価格は5,000円(消費税対象外)。サポートカードを購入すると、e-onkyo musicでのハイレゾ音源のダウンロードから再生までの一連の手順のサポートを、電話とリモート操作で受けることができる。なお、サポートカードには、ハイレゾ音源を3曲ダウンロードできるクーポンも付属している。2種類のカードが購入できるのは、ビックカメラ22店舗とソフマップ3店舗。なお、2015年2月をめどに、その他のビックカメラ、ソフマップ、コジマの各店舗で取り扱いを開始する予定となっている。カード購入が可能なビックカメラ22店舗(2014年12月4日時点)渋谷ハチ公口店、池袋本店、池袋東口店、立川店、なんば店、有楽町店、札幌店、新宿西口店、池袋西口店、天神2号館、名古屋駅西店、大宮西口そごう店、柏店、藤沢店、ラゾーナ川崎店、JR京都駅店、岡山駅前店、新横浜店、JR八王子駅店、ビックロ新宿東口店、赤坂見附駅店、新潟店カード購入が可能なソフマップ3店舗(同)秋葉原本館、なんばザウルス2、神戸ハーバーランド店
2014年12月04日ユニットコムは4日、「iiyama PC」ブランドから、Intel Core i7-5820KとNVIDIA GeForce GTX 760を搭載するデスクトップPC「GS7190-i7-RXB」を発表した。OSがWindows ProfessionalとWindows 8.1 Updateの2モデルを用意。BTOに対応し、標準構成価格はWindows 7 Professionalモデルが186,819円、Windows 8.1 Updateモデルが181,419円。初期構成の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5820K(3.30GHz)、チップセットがIntel X99 Express、メモリがDDR4-2133 16GB(4GB×4)、ストレージが500GB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 760(2GB)、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、電源が700W80PLUS BRONZE 認証。主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.0×9、USB 2.0×6など。前面上部右側に、前面&上面ファンの回転数を切り替えるTURBOボタンが設置されている。本体サイズは約W198×D479×H39.3~49.7mm、重量は約3.9kg。
2014年12月04日●ラインナップ続々 - NTTぷららの4K映像配信サービス「ひかりTV 4K」シャープの4K対応テレビ「AQUOS(アクオス)」が、10月27日から「ひかりTV 4K」のVOD(ビデオ・オンデマンド)サービスに対応し、国内初の商用4K映像配信サービスがスタートしている。12月3日にシャープは、ひかりTV 4Kをアピールする説明会を開催。4K映像のVODサービスの詳細を紹介した。NTTぷららが提供するひかりTV 4Kは、NTT東西のフレッツ回線を利用した映像サービスで、会員数は293万人に達し、年度内に300万人を目指している。サービスの1つとしてビデオ・オン・デマンドサービスがあり、3万タイトル以上の映像を配信しているが、10月27日から国内初の商用サービスとして4K映像サービスを提供。映画やドラマ、ドキュメンタリーなど120タイトルを提供し、2014年度内に200タイトル以上に拡充する。映像はH.265/HEVC・60pのエンコードされ、ビットレートは25Mbps。フレッツ光の閉域網で配信するため、インターネット経由の配信に比べて安定した映像配信が可能になっており、ISPに縛られずに受信できる。今回、4K映像配信にあたっては、まず4Kの普及を目指し、特別な追加料金不要で視聴できるようにしており、既存のプラン利用者は、そのまま4KのVODを利用できる。国内では、総務省を初め、放送・通信・メーカーといった業界が4K/8Kの推進をしており、テレビ自体はプレミアムモデルを中心に4K対応モデルが増えてきた。4K放送はまだ開始されていないが、ぷららでは4Kが「光ブロードバンドの優位性をいかせるキラーサービス」と見ており、いち早くVODとしてサービスの提供を開始した。●ひかりTV 4Kはどんな機器を揃えれば見られる?今回、シャープの4K対応AQUOSは、フラッグシップの「UD20」シリーズの70/60V型、52V型、10月発売の「US20」シリーズ(60/52V型)、9月発売の「U20」シリーズ(50V/40V型)の7機種が、ソフトウェアアップデートによってひかりTV 4Kに対応。初めての対応機種として4K映像の配信を受信できるようになった。基本的にはHEVCデコーダーを内蔵したひかりTV対応テレビであれば利用でき、2015年前半から春以降に、ソニーのBRAVIA、東芝のREGZA、パナソニックのVIERA、LGの各社テレビ22機種以上が対応していく。また、12月下旬にはぷららからひかりTV 4K対応STBをレンタル提供する予定だ。4K映像は、新しいHEVCコーデックを採用したことで実用的な容量で高画質配信が可能になっており、ひかりTV 4Kでも100MbpsのBフレッツなどでも視聴可能になった。水しぶきなどのブロックノイズが出やすい細かい被写体も高画質で表示でき、従来のフルHD映像に比べて解像度以上の高画質を実現した。ぷららでは、自社内に4K映像の制作舞台も抱えてコンテンツの拡充を図っていくとともに、順次コンテンツを追加していく。今後は映像品質を極力維持しつつ、ビットレートを10Mbps台後半まで下げて容量を削減していき、2番組同時録画もできるような環境を目指していく。シャープでは、いち早く4KのVODサービスに対応することで、4K映像の高画質をアピール。テレビCMや交通広告なども積極的に展開して、4K環境の訴求を図っていきたい考えだ。
2014年12月04日アシストは12月3日、タブレット端末向け電子フォーム・システム「e.Form」(開発元:韓国I-ON Communications Co,Ltd.)の新バージョンを12月17日より提供すると発表した。「e.Form」は、既存の申請用紙などをそのまま背景画像とし、入力フィールドを準備するだけで簡単に電子フォーム化を実現する。同システムは、電子フォームを作成して配信、保存する「e.Formサーバ」と、電子フォームを表示してデータ入力や写真の添付を可能にするタブレット端末上の「e.Form クライアント」で構成されている。新バージョンでは「e.Formサーバ」「e.Form クライアント」ともに、ユーザ・インタフェースの全面刷新を行い、使いやすさと利便性を追求した機能拡張が行われている。また、新機能の追加にあわせてメニュータブを追加すると共に既存のメニューについても構成を見直し。メニュー体系が整理され、より使いやすくなった。また、1セットのe.Formサーバで複数のワークスペースを管理できるマルチテナント機能やカタログ管理、お知らせ管理、PCブラウザからのフォーム入力、ユーザ情報のインポート、更新などに対応している。クライアント側も、iOS 8のフラットデザインをe.Formアプリにも採用。iOS版とAndroid版のユーザ・インタフェース統一を図っている。
2014年12月04日デルは27日、5K解像度(5,120×2,880ドット)の27型液晶ディスプレイ「UP2715K」を発表した。発売は12月12日で、直販価格は199,980円(税込・送料込)。同日より、Amazon、ビックカメラグループ、ツクモ電気、ヨドバシカメラで先行予約を開始している。「UP2715K」はDell デルハイエンドシリーズ27型の液晶ディスプレイとして世界初の5K対応をうたう製品。パネルタイプはIPSで、5,120×2,880ドットの解像度を持ち、画素密度は218ppiに達する。表示色は10億7,400万色で、Adobe RGB 99%、sRGB 100%の広色域を実現しており、カラー調整を施したうえで工場から出荷する。標準で色補正ソフト「Dell Color Calibration Solution」が付属し、別売の「X-Rite i1 Display Pro」と連携して、ハードウェアキャリブレーションを行うことも可能だ。エッジトゥエッジ全面ガラス加工により反射を抑えたことも特徴。従来機のS2740Lと比較して反射率を86%削減している。サウンド面では16W×2のステレオスピーカーを内蔵している。5K解像度を表示するため、PCとの接続には2基のDisplayPortを使用する。動作確認がとれているグラフィックスカードはNVIDIA Quadro K6000/K5200/K5000/K4200/K4000/K2000D/K2200/K2000で、R344.11以上のドライバを必要とする。主な仕様は、パネルタイプがIPS、画素ピッチが0.116mm、画素密度が218ppi、応答速度が8ms(GtoG)、輝度が50~300cd平方メートル、コントラスト比が2,000,000:1、視野角が上下左右178度、通常消費電力が100W。インタフェースは映像入力にDisplayPort×2、mini DisplayPort、加えてダウンストリームのUSB 3.0×4、アップストリームのUSB 3.0×2、メモリカードリーダを備える。スタンドは115mmの高さ調整やピボットが可能で、前方5度から後方21度のチルト、角度は不明だがスイーベルにも対応する。サイズはW637.3×D204.5×H427.6~542.1mm(スタンド含む)、重量は10.07kg(スタンドとケーブル含む)。
2014年11月27日●4K液晶とGeForce GTX 970Mを搭載したハイスペック・ゲーミングノート2014年11月14日、マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune」から「NEXTGEAR-NOTE i5701」シリーズが発表された。本シリーズの大きな特徴は2つ。QFHD(3840×2160)という解像度、つまり4K液晶ディスプレイを搭載していることと、NVIDIAの最新ハイエンドGPU・GeForce GTX 970Mを内蔵していることだ。しかもそんなハイスペックPCを「ちょっといいノートPCを買ってみようかな?」という程度の169,800円(税別)から検討できるのだから驚く。今回は、そんな「NEXTGEAR-NOTE i5701」シリーズの中から、最高峰に位置するプラチナモデル「NEXTGEAR-NOTE i5701PA1」を紹介しよう。プラチナとはいっても、モデルごとの違いはメモリの容量とストレージの2点のみ。ブロンズやゴールドなどのモデルを選んでも、最大の特徴である4K液晶とGeForce GTX 970Mはそのまま搭載されている。ブロンズモデルを検討している方は、SSDとHDDのアクセス速度の差と容量を確認することで、上位モデルとの違いを探ることができるだろう。○高解像度4K液晶ディスプレイを支える高いスペックNEXTGEAR-NOTE i5701PA1は15.6型のゲーミングノートPCだ。QFHD(3840×2160)のIGZO液晶ディスプレイを搭載しており、表面はグレア処理となっている。その高精細でコントラストの高い映像は、ドット感を意識させることがなく滑らかで美しい。そして、この高解像度表示を支えているのがほかの主要パーツ類だ。CPUには、インテルの"Haswell Refresh"世代4コアCPU・Core i7-4710HQを採用。動作クロックは2.50GHzとなり、ターボ・ブースト機能によってCPU温度に余裕があるときには、最大3.50GHzまでクロックが上昇する。そしてGPUには、高いパフォーマンスと圧倒的な省電力で話題となった第2世代Maxwell、NVIDIAのGeForce GTX 970Mを搭載。デスクトップPCかと見まがうばかりの処理能力を見せてくれるだろう。またCPUに内蔵されているグラフィックスはインテル HD グラフィックス 4600。WebブラウジングやOffice系ソフト動作中は映像処理の負荷が低いため、このCPU内蔵グラフィックスによりさらに消費電力を抑えた動作が行われる。メモリはDDR3L-1600規格・8GBの製品を4枚実装しており、その容量はなんと計32GB。高解像度の画像・動画編集を行う場合でも、なお余裕がありそうだ。ストレージはデュアルドライブ構成となり、システムドライブには512GBもの大容量SSD・Plextor PX-G512M6eが採用されている。このSSDはM.2コネクタによりPCI-Expressに接続されているのが特徴。昨今はSSDの性能向上が著しく、SATA3.0の転送速度の上限である6Gbpsでは、SSDの真価を発揮できなくなってきている。しかしPCI-Express2.0 x2で接続すれば上限は10Gbps。PX-G512M6eはこのPCI-Express接続を採用することで、これまでのSSDを超える速度を実現している。データドライブ用のHDDは2TBでSeagate製だ。通信デバイスはいずれもRealtek製となり、有線ギガビットLAN端子、IEEE802.11 b/g/n対応の無線LAN、そしてBluetooth V4.0を備える。○ゲーミングノートながらも25mmというスリムな筐体を実現筐体のカラーは、G-Tuneのイメージ通りのブラックだ。天板やパームレスト部はヘアライン加工が施されたアルミ製になっており高級感がある。また本体裏面も金属製で、効率的に熱を拡散させる効果がありそうだ。その分、指紋が目立ちがちではあるものの、共に質感は大変良く、ハイスペック・ゲーミングノートPCにふさわしいスタイリッシュな外観を備えている。また本体内部の熱対策が難しいゲーミングノートながらも、厚みは25mm(ゴム足を含んだ場合27mm)を実現。本体質量も2.5kgに抑えられているため、持ち運びも視野に入れることが可能だ。出張先や旅行先で使えるハイスペック・ゲーミングPCとしても魅力的といえる。各種インタフェースは本体左右側面と背面に配置されている。正面は、左側にHDDやバッテリーなどの動作を表す8つのLEDを備えるのみで、接続端子は存在しない。背面を見ると左側に大きな排気口、右側には電源コネクタと、ノートPCとしては珍しいe-SATA/USB 3.0兼用端子を備えている。右側面は手前からライン、マイク、ヘッドフォン端子、SD/MMCカードリーダー、USB 3.0×2、ギガビットLAN端子、ケンジントンロックを搭載。SIMカードスロットも見えるが、残念ながらこちらは使用できない。左側面はMini Displayport×2、USB 3.0×1、HDMI×1という、映像出力用端子を中心とした構成となっている。強力なGPUを利用してマルチディスプレイ環境も構築可能だ。液晶ディスプレイ上部にはステレオデジタルマイクと200万画素のWebカメラが用意されており、ビデオチャットを高画質・高音質で行うことができる。○白色LEDが輝くテンキー付きキーボードを搭載キーボードはアイソレーションタイプを採用。またサイズを活かしてテンキーも搭載されている。カーソルキー周辺はさすがに多少変則的な配列となっているものの、それ以外の文字配列は素直で押し間違いもなさそうだ。電源ボタンはテンキー右上に用意されている。タッチパッドは浅めの段差を設けてあるだけだが、パームレスト部はアルミ製であるため、温度や触り心地で簡単に判別できるだろう。ボタンはクリック感の少ないフカフカとした感触を備えたもので、その押下感はキーボードに近い。また、液晶ディスプレイと本体をつなぐヒンジ部分にステレオスピーカーを内蔵しており、ゲームの音声をしっかりと再生することが可能だ。キーボードの内側には白色LEDが埋め込まれており、暗い場所でもキーを視認可能だ。消費電力を抑えたいときは、明るさを下げたり発光自体をOFFにしたりもできるので、環境によって使い分けたい。ACアダプタ出力は19V/9.5A、180Wとさすがに高い。そのサイズも出力電力に応じてW167×H83×D35mmと大きめだ。外出先に持ち運ぶ場合は、このACアダプタの分も考慮に入れよう。尖ったスペックと高い質感、そして使い勝手の良さによってNEXTGEAR-NOTE i5701PA1は所有感を満足させてくれる製品に仕上がっている。次ページでは高解像度のデスクトップ画面と、ベンチマークテストによる性能を確認しよう。●最新ゲームタイトルもハイエンド・デスクトップ並みに動かせる実力○4K(3840×2160)液晶が実現するデスクトップ領域「NEXTGEAR-NOTE i5701PA1」が備える3840×2160という表示領域は、15.6型というサイズにおいては100%ネイティブ表示で使用することは難しいだろう。なぜなら、とてつもなく各インタフェースや文字などが小さくなってしまうからだ。そのため本機では、表示が250%(超特大)に初期設定されている。これは高い解像度のまま精細感を得るために使用している状態なので、文字などはエッジが目立たずとても滑らかだ。もし表示領域を拡大する方向で高解像度を利用したいのであれば、[コントロールパネル]の[デスクトップのカスタマイズ]にある[ディスプレイ]項目の[テキストやその他の項目の大きさの変更]から、拡大率を変更するといいだろう。なお、すべての項目を一括して変更するだけでなく、タイトルバーやメニュー、Internet Explorerなど、それぞれを個別にサイズ変更することも可能。100%、150%、250%それぞれのデスクトップ画面をキャプチャしたので参考にしてほしい。○「NEXTGEAR-NOTE i5701PA1」の性能をベンチマークでチェック!それでは、ベンチマークテストで本機の性能を確認していこう。まずは全体的な性能からだ。Windowsシステム評価ツール「WinSAT」でのWindowsエクスペリエンス インデックス スコア測定の結果はご覧の通りで、文句の付けどころがない。特にプライマリディスクの「8.4」は、現在最高峰のスコアだろう。グラフィックスの2項目はCPU内蔵グラフィックスを利用しているため伸び悩んでいるものの、GeForce GTX 970Mの性能はこのあとのゲームベンチで明らかになるはずだ。ストレージ用ベンチマークソフト「CrystalDiskMark」でのSSDとHDDの測定結果もストレージごとの違いが色濃く出ている。PCI-Express接続されたSSDの速度は圧巻としかいいようがない。メインドライブの転送速度の違いは、体感速度に大きな影響を与える。HDDのみを搭載したブロンズモデルを検討している方は、この数値をよく確認しておいてほしい。さらに「PCMark8」にて総合的なパフォーマンスを測ってみよう。こちらの結果もまったく不満を感じないもので、非常に良好だ。こちらでもCasual GamingはCPU内蔵グラフィックスによって計測されているため振るわないが、そのほかの項目はいずれも速い。ホーム&オフィス用途での使用では、高い処理能力と解像度を活かした、さまざまな使い方が期待できそうだ。○GeForce GTX 970Mの3Dグラフィックス処理能力を確認次に、NVIDIA GeForce GTX 970Mが備える3Dグラフィックス処理能力を、解像度を変えつつチェックしてみよう。まずはFuturemarkの3Dグラフィックス向け定番ベンチマーク「3DMark」。こちらには2014年10月13日に4K解像度に対応した新たなプリセット「Fire Strike Ultra」が追加されたので、そちらも試していくことにする。結果は大変優秀だ。「7434」というスコアは、2世代前のデスクトップ向けハイエンドGPU・GeForce GTX 680をも超えるスコアとなっており、まさに世代が変わったという印象を受ける。Ultraの結果はさすがに厳しいものの、GeForce GTX 970Mの備える処理能力に疑いの余地はない。続いてゲームのベンチマークテストを試していこう。まずは指輪物語を題材にした大作アクションRPG「ミドルアース:シャドウ・オブ・モルドール」のベンチマークだ。最新の3Dゲームだけにその負荷は高いが、ある程度の設定とフルHD(1920×1080)までの解像度ならば、余裕を持って動かすことが可能だった。デスクトップPCでも高設定では動かすのが大変なタイトルだけに、この結果はすばらしい。それ以上の高解像度ではやはり要求水準が高く、現状は快適とはいいがたい。それでは、髪の毛の描画にこだわったアクションタイトル「トゥームレイダー」のベンチマークテストではどうだろうか。こちらも傾向としては同じで、フルHDまでなら設定を上げてもしっかりと遊ぶことが可能。しかし、やはり4K解像度では処理能力が追いつかないようだ。最後に、拡張パック「蒼天のイシュガルド」が発表され、話題再燃中の国産MMORPGタイトル「ファイナルファンタジーXIV」のベンチマーク、キャラクター編を試そう。こちらのベンチマークでは、4K解像度でもなんとか遊べそうなスコアが確認できた。今となっては中程度の負荷のタイトルではあるものの、ノートPCでここまで動作させることができるのは驚きの一言だ。なおゲーム全般にいえることではあるが、インタフェースサイズを変更できないゲームで解像度を4Kに設定すると、各インタフェースが小さくなりすぎ、ゲームにならない場合が多い。ゲーム側の対応もまだまだ4Kに及んでいないのが現状なのだ。今回は3K、4Kという高解像度テストも行ったが、この解像度に対応できないのは今のところ当たり前。また、そもそも本機のディスプレイサイズは15.6型なので、3DゲームにおいてフルHD以上の違いを視認するのは難しい。フルHDまでの解像度に対応できれば十分と考えておくといいだろう。ちなみに、ゲーム中心の利用であれば、本機と同等のスペックでフルHDノングレア液晶を装備する「NEXTGEAR-NOTE i5700」シリーズも用意されている。こちらは13万円台(税別)~とよりリーズナブルに購入可能だ。○ハードウェアをコントロールできるツールをプリインストールOSにはWindows 8.1 Update 1 64ビット版が採用されており、ハードウェアをコントロールするためのツールがいくつかプリインストールされている。1つはファンの速度や液晶の明るさなどをコントロールできる「Control Center」だ。Windowsキーの無効化なども行えるため、ゲームを遊ぶ方はチェックしておきたい。また「Sound Blaster X-Fi MB3」を利用したリッチなサウンドエフェクトも、ゲームの楽しさを引き上げてくれるだろう。さらにキーボードにアプリケーションの起動を割り当てたり、マクロを設定したりできる「FLEXIKEY」や、タッチパッドの設定をコントロールできる「Synaptics TouchPad」を搭載。自分好みの操作環境を構築することが可能だ。○高精細デスクトップを利用できるハイスペック・ゲーミングノートQFHD(3840×2160)液晶ディスプレイを搭載しているという点だけでも特筆に値するが、さらにGPUにGeForce GTX 970Mを搭載することで、2014年最高クラスの3D処理能力を備えた「NEXTGEAR-NOTE i5701」シリーズ。そのプラチナモデルである「NEXTGEAR-NOTE i5701PA1」は、さらに大容量512GBのPCI-Express接続SSDも備えており、全方位でスキがない。この性能は、あらゆる処理において有効に働くことだろう。ノートPCでこの冬の注目タイトルを遊びたい人はもちろんのこと、4K解像度を活かした画像・映像処理を行う人にとっても、注目の一台となるはずだ。本年度の注目パーツの集大成となる本機で、2014年度を締めくくってみてはいかがだろうか。※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。○標準スペック上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。価格・構成については、2014/11/25(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
2014年11月26日ユニットコムは、同社「パソコン工房」ブランドのコンパクトデスクトップ「LD7i-MP3.8L400-C-S」シリーズにおいて、10月のWindows 7 Home Premium販売終了にともない、同OSを搭載する一部製品の販売を終了した。Windows 7 Professionalを搭載する「LD7i-MP3.8L400-C-S-7P」の販売は継続する。価格は税別44,980円。Windows 7 Home Premiumを搭載する「LD7i-MP3.8L400-C-S/504G」(レビュー記事はこちら)の販売を終了するが、OSが異なりハードウェアスペックは同一のWindows 7 Professional搭載機「LD7i-MP3.8L400-C-S-7P」と、Windows 8 with Bing搭載機「LD7i-MP3.8L400-C-S」は販売を継続する。ただし、LD7i-MP3.8L400-C-S-7Pの取り扱いは店舗のみ。主なスペックは、CPUがIntel Celeron G1610、メモリが4GB DDR3、ストレージが500GB HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ。
2014年11月21日富士フイルムは20日、レンズ交換式デジタルカメラ「FUJIFILM X-E2」、「FUJIFILM X-Pro1」、「FUJIFILM X-E1」用の最新ファームウェアを発表した。12月18日より無料で提供を開始する。今回発表された最新ファームは、最新機種「X-T1」の機能の一部を「X-E2」などでも利用できるようにするもの。ファームウェアのバージョンは「FUJIFILM X-E2」がVer.3.00、「FUJIFILM X-Pro1」がVer.3.40、「FUJIFILM X-E1」がVer.2.40となる。「FUJIFILM X-E2」に追加されるのは、深みのある色合いと豊かな陰影の写真表現が可能な「クラシッククローム」モードと、インターバルタイマー機能、スマートフォンなどからリモート撮影が行えるワイヤレス通信機能など。「FUJIFILM X-Pro1」と「FUJIFILM X-E1」には、オートフォーカス時にフォーカスリングを使ってフォーカスの微調整が行える機能などを追加している。
2014年11月20日EIZOは18日、31.1型で4K解像度、カラーマネジメントに対応した液晶ディスプレイ「ColorEdge CG318-4K」を発表した。2015年3月20日の発売予定で、価格はオープン。直販サイトの参考価格は540,000円となっている。ColorEdge CG318-4Kは米国のデジタルシネマ規格(DCI規格)準拠の解像度4,096×2,160ドットに対応するなど、映像制作市場を意識したモデル。デジタルシネマ向けの色域であるDCI-P3を98%、写真やDTP市場に向けてAdobe RGBも99%カバーしている。また、標準搭載したキャリブレーションセンサーによる色調整が可能で、大画面の表示均一性を保つ独自回路や、電源を入れてから3分で表示を安定させる機能を備えている。液晶パネルはIPS方式で、画面は非光沢(ノングレア)タイプ。画素密度が149ppi、輝度が350cd/平方メートル、コントラスト比が1,500:1、視野角が水平垂直とも178度、応答速度(中間階調域)が9msとなっている。本体サイズはW735×D245×H434~583mm。映像入力インタフェースはHDMI×2とDisplayPort×2を用意している。
2014年11月18日ユニットコムは12日、同社の「パソコン工房」ブランドより、CPUにIntel Core i7-5930K、グラフィックスにNVIDIA GeForce GTX 980を搭載したゲーミングデスクトップPC「GS8290-i7-VM」を発売した。標準構成時の価格は262,419円から。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5930K(3.5GHz)、チップセットがIntel X99 Express、メモリがDDR4-2133 16GB(4GB×4)、ストレージが500GB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 980 4GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が700W 80PLUS BRONZE、OSがWindows 7 Home Premium 64bit。
2014年11月12日ケンコー・トキナーは11月10日、LマウントレンズをライカMマウントボディに取り付けるためのアダプタ「ケンコー L-M変換リング」を発売した。レンズの焦点距離に合わせて35-135、50-75、28-90の3モデルが用意される。希望小売価格はいずれも8,600円(税別)。L39規格のマウントレンズをライカMマウントのボディに取り付けるための変換リング。真鍮削り出しとなっており、製造を日本で行っていることから品質や精度が高い。半欠きタイプとなっており、ロックレバー付きレンズにも使用できる。
2014年11月10日ユニットコムは4日、パソコン工房ブランドにて、Tuned by TWOTOP仕様のクリエイター向けPC「AEX」シリーズの新製品「AEX-K5200-H97T-H」「AEX-K5200-X99TX-X」を発表した。いずれもグラフィックスにQuadro K5200を採用する。パソコン工房直販サイトから購入でき、BTOにも対応する。価格は税別319,980円から。ベースモデル「AEX-K5200-H97T-H」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.6GHz)、チップセットがIntel H97 Express、メモリが8GB、ストレージが500GB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA Quadro K5200 8GB GDDR5、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源は80PLUSのBRONZE認証700W電源。OSはWindows 8.1 64bit。上位モデル「AEX-K5200-X99TX-X」は、CPUがIntel Core i7-5960X Extreme Edition(3GHz)、チップセットがIntel X99 Express、メモリが16GBとなり、グラフィックスやストレージと光学ドライブ、電源、OSはベースモデルと同等。この構成で本体価格は税別469,980円。
2014年11月04日次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)は、4K試験放送「Channnel 4K(ちゃんねるよんけい)」の11月度番組編成が確定したことを発表した。関連記事【レポート】2020年は全ての人に4Kでオリンピックを見てほしい - 4K試験放送「Channel 4K」開始セレモニー(2014年6月2日)2014年6月に開局したChannnel 4Kでは表示画素数3,840×2,160ドット、4K/60Pで試験放送を提供。毎日10時から22時ないし12時から19時のスケジュールで、スポーツや音楽など幅広いジャンルの放送が行われている。11月度の番組編成では「天皇皇后両陛下傘寿記念 第66回 正倉院展」(讀賣テレビ放送)や「新TV見仏記 京都・東寺編~4Kで撮っちゃいましたスペシャル~」(関西テレビ放送)などの新番組が加わるほか、Jリーグなどスポーツの生中継も行われる。予定されているのは、Jリーグが11月3日に行われるJ.League Divsion1 31節 横浜F・マリノス×浦和レッドダイヤモンズ、11月29日の同33節 川崎フロンターレ×サンフレッチェ広島の2試合。また、11月22日に行われる日清食品ドリームテニス ARIAKE、ボクシング世界タイトルマッチもWOWOW提供による特別編成番組「TOUCH! WOWOW2014」(10~22時)の枠の中で生中継の予定だ。
2014年10月27日昨年で15周年を迎えたバンダイのアクションフィギュアシリーズ「S.I.C.」より、『S.I.C. 仮面ライダーオーズ スーパータトバ コンボ』の予約受付が、バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。「S.I.C.」シリーズは、造形界のトップクリエイター竹谷隆之氏、安藤賢司氏による、「デザインの美しさ」「造形技術の巧みさ」といった、芸術美に焦点を当てたフィギュアシリーズ。「ニューマテリアル」「ハイクオリティ」「プレイバリュー」「オリジナリティー」の4コンセプトを共存させ、キャラクターフィギュアの新しい概念を構築しており、これまで数々の仮面ライダーが立体化されている。『仮面ライダーオーズ/OOO』からは、すでに「ブラカワニコンボ」「サゴーゾコンボ」「」「タジャドルコンボ」「シャウタコンボ」「プトティラコンボ」「ガタキリバコンボ」「タトバコンボ」とさまざまなフォームが立体化されているが、待望の「スーパータトバコンボ」が登場。2011年に公開された特撮映画『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』で大活躍した「スーパータトバコンボ」の特徴的なトラクローなどはじめ、細部まで細かく造形されている。セット内容は、本体(コアメダル×3入り)に加え、交換用手首7種、交換用トラクローソリッド左右各1種、交換用バッタレッグ左右各1種、交換用羽パーツ一式。時空を超えた最強のオーズを「S.I.C.」独自の超解釈のデザインで立体化される。商品価格は7,344円(税込)で、予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は、2015年4月を予定している。(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2014年10月21日ストームは17日、Intel Core i7-4790K(開発コード名:Devil’s Canyon)をベースとし、きょう体にPhantek製のアルミ仕様ミニタワーPCケースを標準採用したデスクトップBTO PC「Storm Artemis」を発表した。同社直販サイトを通して即日販売を開始し、標準構成時の直販価格で114,480円から。標準構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790K(4.0GHz/Turbo最大4.4GHz/4コア8スレッド)、チップセットがIntel H97 Express(ASUS H97M-PLUS)、メモリがDDR3-1600 8GB(4GB×2)、ストレージが500GB SATA6Gbps HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 750 1GB、光学ドライブとOSはオプション。標準ケースはPhanteks Enthoo EVOLV BK。電源は750W 80PLUS BRONZE(HEC WIN+Power3 750W HEC-750TB-2WK)。本体サイズはW230×D400×H450mm。
2014年10月17日ストームは16日、CPUにIntel Core i7-4790K、GPUにNVIDIA GeForce GTX980を搭載したハイエンドゲーミングフルタワーBTO「Storm Super Gamer Boost」を発売した。標準構成時の価格は289,440円から。「Storm Super Gamer Boost」は、グラフィックスカードとして「Inno3D GeForce GTX980 iChill X4 AIR BOSS」を標準搭載。CPUの冷却には水冷式CPUクーラー「COOLER MASTER Seidon 240M」を採用する。また、システムドライブにはSamsung SSD 840 EVOシリーズの500GBモデルを搭載する。CPUがIntel Core i7-4790K(4.0GHz/Turbo最大4.4GHz/4コア8スレッド)、CPUクーラーがCOOLER MASTER Seidon 240M、チップセットがIntel Z97 Express(ASUS MAXIMUS VII HERO)、メモリがDDR3-1600 16GB(8GB×2)、ストレージが500GB SATA6Gbps SSD(Samsung SSD 840 EVO)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 980 4GB(Inno3D GeForce GTX980 iChill X4 AIR BOSS)、光学ドライブがDVDスーパーマルチ。OSはオプション。標準ケースはPhanteks Enthoo Primo Ultimate Chassis。電源は850W 80PLUS GOLD(SilverStone Strider GOLD S ST85F-GS)。本体サイズはW250×D600×H650mm。
2014年10月17日●奥行きの短さが嬉しいコンパクトマシン「LD7i-MP3.8L400-C-S/504G」は、ユニットコムグループのショップであるパソコン工房が送り出す「即納パソコン」の1つだ。ディスプレイの付属しないデスクトップPCで、そのコンパクトさと、OSにWindows 7 Home Premium 64bit版を採用していることが大きな特徴となっている。さらに言うなら、価格も3万円台からと手頃だ。では、その実力はいかほどか試用して確かめてみよう。○奥行きの短さが嬉しいコンパクトマシン「LD7i-MP3.8L400-C-S/504G」は、本体とディスプレイが分離している、セパレートタイプのデスクトップPCだ。最近ではコンシューマー向けモデルを中心に一体型デスクトップPCが多くなり、ビジネスモデルでもセパレートタイプは減ってきている。そうした中で、既存のディスプレイやキーボードを活かしたまま本体だけを新しくできるというのは1つの魅力といえるだろう。スタンドを含まない本体サイズは、約W75×D209×H276mm。コンパクトタイプのデスクトップとしても、かなり小さいという印象だ。ディスプレイの背面にVESAマウントなどで取り付けられる超コンパクトモデルまでとはいかないが、普通にデスクトップに設置するものとしては十分小さい。特に奥行きが短いのが良い。いくら横幅や高さが小さくとも、奥行きがあればデスクに置いた時手前までせり出してきて、作業スペースを圧迫する。ところがこのサイズであれば、ディスプレイを並べておいた時にも邪魔にならない。本体カラーはブラックで、フロントベゼルだけが光沢のある作りになっている。全体的に凹凸が少なく、すっきりしている。左右側面には通気口がなく、本体上部と背面にだけメッシュ加工が施されているため、デスクの左右どちらにでも設置可能だ。通気のため棚がある方には置けない、というような不自由さがなく、扱いやすい。○小さくてもインタフェースは充実フロントインタフェースは、USB3.0ポート×2、USB2.0ポート×2、マルチメディアカードリーダー、オーディオ端子が用意されている。光学式ドライブとして24倍速DVDスーパーマルチドライブも搭載しており、普段づかいの操作はほとんど前側から行えるつくりだ。背面にはUSB2.0ポート×4、有線LAN端子、HDMIポート×1、RGBポート×1、シリアルポート×1、パラレルポート×1、オーディオ端子、が並んでいる。なかなか珍しい構成で、一般的なPCについているインタフェースでは用が足りないというユーザーには嬉しいところだろう。小型モデルにしてはUSBポートの数も充実しており、特にフロントから使えるものが多いところがいい。また、スタンド部分はねじで取り付けられており取り外しが可能だが、取り付けておくと本体全体が少し上向きになる。設置面に近いあたりのインタフェースは通常だと使いづらいが、このわずかな角度のおかげでケーブルのつけ外しも快適に行えた。●ライトな使い方やビジネス利用にちょうど良いスペック○ライトな使い方やビジネス利用にちょうど良いスペック試用機の構成は、CPUにIntel Celeron G1610を採用し、4GBのメモリと500GBのHDDを組み合わせたものだった。グラフィックス機能はCPU内蔵のインテルHDグラフィックスを採用している。そして、OSはWindows 7 Premium 64bit版だ。Windowsの快適さの指標となる「Windowsエクスペリエンスインデックス」の実行結果は以下のようになった。プライマリハードディスクは、ストレージがHDDの場合はこの値になるというもので問題はない。グラフィックス関係が弱いように見えるが、これもインテルHDグラフィックス採用機としては妥当なところといえるだろう。基本的な処理能力には問題がないが、グラフィックス関係の処理はそれほど得意ではない、という結果だ。PCの総合的な力を見る「PCMark8」の結果にも、同じことが表れている。スコアとしては特に悪くなく、むしろ3万円台で購入できる手頃なマシンとしては良いといえるだろう。事務作業等を中心としたビジネス利用や、家庭でのライトな使い方を想定した構成といえるだろう。実際、最新のゲームで遊びたい、高度なグラフィックス処理をしたい、というような用途でなければこれで困ることもない、というのが使ってみた印象だ。ストレージがHDDなだけに起動などには少し待たされる感じもある。しかし動き出してしまえば、もたつきなどは特にない。手軽に使えるPCが欲しい人にはちょうど良いつくりなのではないだろうか。○Windows 7 Home Premium機をお手頃価格で入手するラストチャンスすでに新OSのリリース予定も発表される中、いまだに前OSであるWindows 7の人気は高い。PCが身近なものとなったWindows XPからの流れを引き継ぐインタフェースが使える最後のOSになってしまったこともあり、特にベテランユーザーやビジネスユーザーの中には、あえてWindows 7搭載機を選択する人も多いようだ。「LD7i-MP3.8L400-C-S/504G」はそんな人気OSであるWindows 7 Home Premiumをプリインストールしたモデルだ。すでにWindows 7 Home PremiumをプリインストールしたPCの販売終了は、2014年10月末に迫っている。購入を検討するならば最後のチャンスだ。本体価格は、通販限定特価が3万9,800円と、急ぎの買い替えでもあまり負担にならないお手頃価格となっている。本体のみでの販売となるため、すでに利用しているディスプレイやキーボード、各種周辺機器をそのまま利用する形で移行することになるから、あまりPC周りの環境を変えたくないという人にも良い選択だろう。○標準スペック価格、仕様は予告なく変更となる場合があります。最新の情報はパソコン工房通販サイトをご覧ください。
2014年10月17日フォルクスワーゲン グループ ジャパンは14日、電気自動車「e-up!」「e-Golf」の日本導入を発表した。東京・秋葉原で発表会も行われ、ゲストに持田香織さんが登壇した。「e-up!」は、国内の電気自動車(EV)市場において唯一の5ナンバーサイズとなる4ドアハッチバック。運転しやすさとシンプルでバランスの取れたデザインを特徴とし、エネルギー容量18.7kWhのリチウムイオン電池を床下に配置。12.4秒で時速100kmに到達し、最高速度は時速130km。満充電時の航続可能距離はJC08モードで185kmとされている。「e-Golf」では、ベースとなった「ゴルフ」に採用されたフォルクスワーゲンの生産モジュール「MQB」にもとづき開発された。「e-up!」と同様、床下にバランスよくリチウムイオン電池を配置している。10.4秒で時速100kmに到達、最高速度は時速140km、満充電時の航続可能距離はJC08モードで215kmとされた。○「電気自動車を"特別なクルマ"と位置づけていない」発表会では、フォルクスワーゲン グループ ジャパン代表取締役社長、庄司茂氏がプレゼンテーションを行った。「フォルクスワーゲンは電気自動車を、"特別なクルマ"と位置づけてはいません。ひと目で電気自動車とわかるような専用デザインも、あえて作りませんでした」と庄司氏。フォルクスワーゲンはEVに関して、「e-drive for everyone.」を掲げ、「決して未来のクルマではなく、条件さえあれば誰もが日常的に乗れる時代が近づいている」としている。「e-up!」「e-Golf」のベースとなる「up!」「ゴルフ」も、もともとEV化を視野に開発されたという。「7代目ゴルフで採用したMQBも、現在考えられるすべてのパワートレインを搭載できるように開発され、EV化もMQBによって実現しました。可能な限り多岐にわたるパワートレインを提供することで、ライフスタイルに最もフィットするクルマを選んでいただきたい」と庄司氏は説明した。ゲストで登壇した持田香織さんはフォルクスワーゲン車のオーナー。発表会では、「e-up!」の試乗レポートも上映された。「室内空間が心地良いし、外観も室内もデザインがすごくかわいい。電気自動車に特別なイメージがあったけど、違和感なく乗れて楽しい気分になれました」と持田さん。運転時の静粛性にも優れた「e-up!」を気に入った様子で、「どこへ行くにも乗りたいし、今日乗って帰りたいくらい(笑)」と話していた。「e-up!」は2015年2月1日から、全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーで受注開始(納車は年央の予定)し、価格は366万9,000円(税込)。「e-Golf」については2015年年央の発売を予定し、価格は後日改めて発表するとしている。
2014年10月15日フォルクスワーゲン グループ ジャパンは10月14日、5ナンバーサイズとなる4ドアハッチバックの電気自動車「e-up!」と「ゴルフ」のEV仕様である「e-Golf」の2モデルを来年国内に導入すると発表した。「e-up!」は、全長3.54mのシティコミューター「up!」をベースに電動化したEVで、特徴は、運転のしやすさとシンプルでバランスの取れたデザインにある。204個のセルで構成されるバッテリーは、最大出力60kW(82ps)、最大トルク210Nmの性能を持つ小型モーターに最大374Vの電圧を供給し、12.4秒で時速100km、最高速度の時速130kmまで力強くかつスムーズに加速させる。満充電時の航続可能距離は、走行・気象条件などによって異なるが、JC08モードでは185kmとなっている。また、4段階の回生ブレーキシステムを搭載するほか、200Vの普通充電ポートと外出時の急を要する充電にも対応できるよう、日本の急速充電規格「CHAdeMO」用の充電ポートを標準装備する。充電量がゼロの状態から満充電までに要する時間は、200Vの普通充電で約8時間、急速充電の場合は約30分で約80%充電できる。「e-Golf」は7世代目の「ゴルフ」をベースに電動化したもの。最大出力85kW(116ps)、最大トルク270Nmの小型モーターには、最大323Vの電圧が供給され、車重1.5トンの「e-Golf」を10.4秒で時速100キロ、最高速度の時速140kmhまで加速させることができる。満充電時の航続可能距離は、走行・気象条件などにより異なるが、JC08モードで215kmとなっている。充電ポートも2個(普通充電200V+急速充電CHAdeMO)標準装着しており、充電量がゼロの状態から満充電までにかかる時間は、200Vの普通充電で約9時間、急速充電では約30分で約80%充電できる。安全を確保するための機能としては、昨年6月から販売開始した日本仕様の「ゴルフ」に標準装備するプリクラッシュブレーキシステム「Front Assist Plus」と追突時の二次被害を軽減するためのマルチコリジョンブレーキシステムに加え、事故発生の直前に、自動的にシートベルトを巻き上げたり、開いている窓やスライディングルーフを閉めたりする「プロアクティブ・オキュパント・プロテクション」などが搭載されている。「e-up!」の全国希望小売価格は366万9,000円(税込)で、2015年2月1日から全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーで受注を開始する(納車は年央の予定)。「e-Golf」の発売は2015年年央の予定で、価格は後日発表される。
2014年10月15日