『クラウド アトラス』(’12)で芸域を広げたヒュー・グラントが、ヘンリー・カビル&アーミー・ハマーで贈る60年代の人気TVドラマ「0011ナポレオン・ソロ」映画化作品に出演することが、米エンタメ情報サイト「Hollywood Reporter」の報道で明らかになった。この作品は、国際秘密機関U.N.C.L.E.(アンクル)の諜報員の活躍を描くスパイ・アクション。60年代の人気TVドラマでは、ナポレオン・ソロがボス、ウェイバリーの指令を受け、相棒イリア・クリアキンと共に世界征服を企む謎の組織THRUSH(スラッシュ)と戦うというストーリーで、プレイボーイのソロと真面目な堅物クリアキンという水と油のコンビいう設定。アンクル本部の入口が洋服店の更衣室にあるといった奇抜なアイディアやソロの軽口とクールなイリアとの掛け合いが絶妙で高い人気を得、ドラマのエピソードを再編集した劇場用映画やスピンオフも製作されている。ヒューが演じるのは、英国海軍の諜報部員とのこと。監督は『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー、脚本は多くの作品でリッチー監督とコンビを組んでいるライオネル・ウィグラムがリッチー監督と共著する。撮影は9月からの予定。『マン・オブ・スティール』のヘンリー・カビルと『ローン・レンジャー』のアーミー・ハマーという、いまをときめく英米のイケメン俳優に加えて、50代になってもいまだチャーミングなヒュー・グラントの登場となれば、この作品、女子のマスト・ウォッチ映画になりそうだ。(text:Mieko Nakaarai)
2013年08月09日アーミー・ハマーが、DCコミックのヒーローたちが大集結する映画『Justice League』(原題)で新バットマンを演じる可能性が出てきたようだ。アーミーは、以前ジョージ・ミラー監督が手がける予定になっていたもののお蔵入り状態になってしまったバージョンの「ジャスティス・リーグ」の映画化でもバットマン役の候補に挙がっていた。今回、新たにワーナー・ブラザースとDCコミックが製作を進めている『Justice League』で再度バットマンの候補に挙がった要因として、『白雪姫と鏡の女王』や『J・エドガー』など話題作への出演、さらには今後もジョニー・デップ主演最新作『The Lone Ranger』(原題)でジョニーと共に主役を張るなど、近年のアーミーの大活躍が挙げられている。さらに先日、今回の映画化作品の中に登場するバットマンが新シリーズ版バットマンの先駆けになる可能性があるとも報じられていたが、ある関係者は「今回のバットマンは、あくまで『Justice League』だけに限定されたものになると思う」と漏らしているため、アーミーのバットマンはシリーズ化されず本作だけに限られることとなるようだ。『Justice League』は3年後の2015年に公開予定、アーミーとジョニーの共演作『The Lone Ranger』は来年の7月3日(現地時間)に全米公開予定だ。■関連作品:白雪姫と鏡の女王 2012年9月14日より丸ノ内ルーブルほか全国にて公開© 2011 Relativity Media, LLC. All Rights Reserved.
2012年10月11日