ただいま「BONES」の恋バナを徹底捜査中!ということで、まずは主人公ブレナンの相棒にして、良き理解者でもあるFBI捜査官、シーリー・ブース役のデイビッド・ボレアナズを直撃します。ちなみに、前回も触れた通り、インタビューを行ったのはFBIオフィスのセット内。ブースにとって馴染みのある空間にエージェント仕様のスーツ姿で現れたデイビッドは、まさに「BONES」の中から抜け出てきたかのようでした。シリーズ開始当初こそ理論派のブレナンとぶつかり合ったものの、エピソードを重ねるにつれ、唯一無二のパートナーへと変貌していったブース。美人弁護士の恋人がいたシーズン1でも、ジェファソニアン法医学研究所の現所長にして元カノであるカミールの出現に沸いたシーズン2でも、ブースはブレナンとの絆を別次元のレベルでしっかりと保っていました。そんな2人の関係をデイビッドはこう分析します。「ブレナンとブースがどのような形で一緒になるのかは分からないし、もしかしたら一緒になることはずっとないのかもしれない。まあ、彼らがベッドで寝たことがないからと言って、一緒になっていないとは言えないしね。惹かれ合っているにもかかわらず、仕事の関係にはあっても、男女の関係には至っていない人間同士は世の中に山程いるものだよ」。なるほど、傍目にはくっつきそうでくっつかない、けれども心の奥ではすでにしっかりと結ばれているブレナンとブースの関係の中に、デイビッドは現実的な説得力を見出し、楽しんで演じている様子。では、2人の関係が視聴者の注目の的になっていることに関しては、どのように捉えているのでしょう?「素晴らしいことだと思うよ。それは、僕と(ブレナン役の)エミリーがちゃんと仕事をしているということだからね。僕たちは毎週末一緒に演技のレッスンを受け、シーンごとのリハーサルに取り組んでいるんだ。実際にどんな方法で2人の場面を作り上げていくかと言うと、まずはシーンを通して演じ、2人のやりとりのどこが上手く機能しているか、どこがしっくりこないかを探ってみる。その上で脚本を書き直したりもするしね。そういったプロセスを経ることによって、何気ない中にも生き生きと新鮮なシーンが出来上がっていくんだよ」。ブレナンとブースのやりとりに見応えを感じられるのは、こうした陰の努力があればこそ。「BONES」の恋バナは1日にして成らず?のようです。ところで、実生活では2001年に結婚したジェイミー夫人との間に第2子となる待望の長女が誕生したばかりのデイビッド。ブレナンといい、ジェイミー夫人といい、女性との関係構築はお手のもの?な彼に、関係を築く上での重要なポイントを最後に教えてもらいました。「とにかく話をよく聞くこと。“聞ける”ということが大事なんだ。男という生き物は、どうやって聞けばいいのかを分かっていないものだよ。そして、女性の指示を忠実にこなすことも大事(笑)。あとは、花を贈り、ディナーに連れて行き、靴のプレゼントもしないとね!」次回、恋バナを語ってくれるのは、「BONES」一の奔放さを誇るアンジェラ役、ミカエラ・コンリンです。(text:Hikaru Watanabe)DVD「BONES−骨は語る−シーズン4」Vol.1〜3レンタルリリース中発売元:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント© 2009 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.■関連作品:BONESボーンズ [海外TVドラマ]■関連記事:シネマカフェ的海外ドラマvol.121「BONES」恋バナ!捜査ファイル第1回事件の鍵は骨!「BONES─骨は語る─」の美人捜査官、エミリー・デシャネル骨だけが真相を知る!ドラマ「BONES」特製マグカップを3名様にプレゼント
2009年10月08日日本と台湾の合作で、台湾警察で極秘任務に当たる女性だけの特別捜査チームの活躍を描いたドラマ「ムーラン’s エンジェル」(仮題)。「台湾版『24』、いや『チャーリーズ・エンジェル』である」といった声も囁かれる本作のクランクアップ発表が6月29日(月)に都内で行われ、主演のステファニー・シャオ、柏原収史、加藤侑紀、メガホンを取ったアリス・ウォン、そしてプロデューサーの大和田廣樹が出席した。台湾のトップモデルおよび女優として活躍し、メディアから“台湾第一の美人”と称されるステファニーは、女性だけの特捜チーム「ムーラン’s エンジェル」のサブ・リーダー、パン・リホンを演じる。開口一番、日本語で「よろしくお願いします」と笑顔を見せたステファニー。この日、初めて公開されたトレーラーでは、激しいアクションシーンが多く見られたが「(アクションを)やっている間は本当に大変で、心も体も本当に疲れましたが、トレーラーを見て、やった価値があったと思えました」と語った。さらに、柏原さんや加藤さんとの共演について尋ねると「素敵な体験になりました。侑紀ちゃんは日本に帰るたびに、おみやげに東京のおいしいお菓子などを買ってきてくれました。収史さんと一緒のシーンでは、日本語のセリフが多くて緊張しましたが、彼は本当に優しくて、日本語を丁寧に教えてくれるんです」と楽しそうにふり返った。加藤さんはメンバーのひとり、ディン・リンを演じたが「連続ドラマに出させていただくのは初めてで、しかも日台合作ということで緊張しました。素晴らしいチームのメンバーに囲まれて無事終えることができました」と初々しい表情で語った。本作は、日本で人気のネットドラマシリーズ「探偵事務所5」と連動しているが、柏原さんはおなじみの人気キャラクター“探偵511”として本作に登場している。「日台のコラボレーションという貴重な経験ができました。参加できて光栄です。女性たちが素敵なのは言うまでもありません!期待して見てください」と自信のほどをうかがわせた。ステファニーとの共演については「台湾一の美女との共演ということで楽しみでしたが、彼女はこちらが緊張して動けなくなってしまうようなオーラを持っています。芝居の最中に、目を見つめているとセリフを忘れそうになりました(笑)。役者をやっててよかったです!」と満面の笑みを浮かべた。アリス・ウォン監督は「最初は、女優陣がアクションをこなせるのか?という不安もありました。でも、徐々にみんな役にハマッていき、本物の女性刑事のようになりました」と満足そうに語った。「美しく、強く、知的な女性たちが自由のため、正義のために戦います」とステファニーは力強く作品をアピール。「ムーラン’s エンジェル」(仮題)は、今後11月より台湾、中国で放送開始を予定。日本を始めアジア各国およびアメリカ、欧米でも、放送局が決定次第、放送される予定。
2009年06月30日