真田広之が主演、初めてプロデューサーとしても参加した戦国スペクタクル・ドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」の第9話&第10話(最終話)上映イベントが4月24日(水)、都内で行われた。戦国の日本を舞台に、徳川家康や石田三成ら歴史上の人物にインスパイアされた物語と、ハリウッドが生み出す壮大なスケールの映像世界が、配信直後から国内外で大反響を巻き起こした本作。イベントには西岡徳馬(戸田広松)、金井浩人(樫木央海)、穂志もえか(宇佐美藤)、竹嶋康成(村次)、向里祐香(菊)、洞口依子(桐の方)、宮本裕子(吟)が出席した。※()は役名主人公・虎永に長年仕える忠実な腹心である戸田広松を演じた西岡さんといえば、壮絶な運命を演じた第8話が“神回”と話題を集めたばかり。「ハリウッドが作った日本の時代劇の中では、最高の仕上がり」と強い自信を示し、孫娘・宇佐美藤役の穂志さんについては、「時代劇は“外側”から演じようとするけど、気持ち気持ちで演じてくれて、こちらもすごく芝居がやりやすかった」と絶賛の声を送った。西岡徳馬(戸田広松)、穂志もえか(宇佐美藤)その穂志さんは、「時代劇の経験がなく、所作や姿勢など不安もあり、気負っていたが、心強い共演者の皆さんにお会いできて、やり切ることができた」と西岡さんをはじめ、キャスト陣に感謝していた。現在では「エミー賞にノミネートされるのでは?」の声もあがるほど、演技が絶賛されており、「びっくり、びっくりしています。私ひとりでは何もできませんし、私が藤になれたのは、恵まれた環境のおかげ」と話していた。金井さんは、樫木藪重(浅野忠信)に仕える若き知将で、甥の央海を演じる。浅野さんとの共演を、「日々学びがあって、いつも感動していた。撮影がない日も、一緒に散歩や食事、ちょっと遠出したり、お電話したり、すごく濃い時間を過ごした」と回想。撮影が終わりに近づく頃には「浅野さんとの時間がなくなる悲しさで、やってられなかった」と明かし、「海外に挑戦したい思いが強くなりましたし、浅野さんが『絶対できるよ』と言ってくださった」と思いを新たにしていた。金井浩人(樫木央海)イベントには、現在ニューヨークで本作のプロモーション中の真田さんから、メッセージが到着。「伝書鳩にコメントを託しております」と笑いを誘い、「現場での熱い思いは、登壇の素晴らしいキャストの皆さんが語ってくださっていると思います。大スクリーンで最後の2話をご覧いただけること、大変うれしく思います。ごゆっくり楽しみください」と来場者に語りかけていた。「SHOGUN 将軍」(全10話)はディズニープラス「スター」で独占配信中。※西岡徳馬の「徳」は旧字体が正式表記。(シネマカフェ編集部)
2024年04月24日クライマックスに向け、最新エピソードとなる第9話が配信され、話題を呼ぶ戦国スペクタクル・ドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」。この度、アクションシーンへのこだわりを真田広之らが語る特別映像が解禁となった。戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説「SHOGUN」が『トップガン マーヴェリック』の原案を手掛けたジャスティン・マークスや、名優・真田広之らハリウッドの製作陣により新たに誕生したドラマシリーズ。今回解禁となったのは、本作の舞台裏を収めたメイキング映像。真田さんら製作陣・キャスト陣が、徹底的にリアルを追求したというアクションシーンへのこだわりを明かしている。本作でハリウッド作品初主演&プロデューサーを務めた真田さんは、“日本の文化を正しく世界に紹介したい”という熱い想いのもと、日本の実力派俳優陣&時代劇経験豊富な専門家たちを揃えることを条件に出したといい、撮影前には徹底した訓練合宿を行ったという。解禁された映像では、そんな真田さんの要求に全力で応えようと、一心不乱に挑んでいたキャスト陣の様子が映し出される。専門家の徹底した監修により、刀を使った殺陣のシーンはもちろん、馬術や弓術まで、戦国時代の“リアルな侍の動き”が細部まで表現された本作。中でも注目すべきは、これまで他作品ではあまり描かれてこなかった戦国の女性陣の戦い方。第5話以降の後半戦で、男性陣の活躍の裏で躍動した女性キャラクターが印象的に描かれており、物語のカギを握る鞠子役を演じたアンナ・サワイは、「戦国時代には女性たちも実際に戦ってた」とコメント。ジャパンプレミア登壇時、本気で挑んだアクションシーンで長刀が半分に折れたり、歯がかけたりしたというエピソードも披露していたアンナさんは、その撮影において「女性の侍も訓練を受ける。戦闘中でも足を開くのは許されないから長刀で距離を保ちつつ戦う」とも話し、ただ激しいだけではなく、1つ1つの所作までも徹底的に再現する必要があったと語る。そんな渾身のアクションシーンについて、「史実や文化を忠実に守った。全て計算してある」と自信を見せる真田さん。すでにSNS上では、「ほんとにドラマのクオリティやばい」「殺陣シーンが本格的ですごかった」「ハリウッドが描く日本の侍の方が10000倍カッコ良い」と絶賛の声が続々。かつてないほどリアルな日本描写が、世界中を興奮の渦に包み込んでいる。クライマックス前、第9話がついに配信囚われていた大坂城から脱出した虎永(真田さん)が石堂(平岳大)たちに立ち向かう準備を進めるが、いくつもの苦難に襲われ、ついに降伏を宣言。使者として石堂、太閤の側室・落葉の方(二階堂ふみ)のいる大坂に向かった按針、鞠子(アンナさん)は、裏切った家臣・藪重(浅野忠信)の手引きによって石堂の兵の襲撃を受けてしまう。厳しい戦況に追いやられる中、次第に、これまで虎永の元で忠実に務めを果たしてきた鞠子の固い決意、そして彼女の使命が明らかになっていく。そして次回、物語のフィナーレを飾る4月23日(火)配信の第10話(最終話)では、虎永が長年にわたって遂行してきた秘策の正体、誰も予想できなかった衝撃の真実、この国への想い、そして未来に向けた壮大な策の全貌が明かされる――。各キャラクターたちの思惑が交錯し、衝撃の展開で視聴者を驚かせ続けている後半戦。果たして、虎永VS石堂の戦いはどのような結末を迎えるのか?窮地に追い込まれた虎永が、ひそかに計画していた壮大な“謀り事”に刮目してほしい。「SHOGUN 将軍」は毎週火曜ディズニープラス「スター」にて配信中(全10話)。(シネマカフェ編集部)
2024年04月16日動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」(※1)で日本時間2月27日より配信されている『SHOGUN 将軍』。第1話は世界中で900万回のストリーミング再生回数を記録し、歴代1位(※2)の視聴を記録(※1=北米では「Hulu」で配信。※2=スクリプテッド・ゼネラル・エンターテイメント・シリーズ作品中)。ハリウッドが日本のスタッフ・キャストとタッグを組み、壮大なスケールで日本の心、美、歴史の奥深さを描いた本作が、将来に向けた良い前例となることは必至。世界中の視聴者を引きつけている本作の登場キャラクターがインスパイアされた歴史上の人物紹介する。※ネタバレ要素が含まれています。ご注意ください。■吉井虎永(真田広之)のちに幕府を開き、長い天下泰平の世をつくった徳川家康にインスパイアされた人物。関東地方を治める領主で五大老の一人。太閤の遺言を守り政(まつりごと)を行っていたが、ほかの五大老たちが天性のリーダーである虎永を脅威とみなして結束し、窮地に追いやられる。領地に流れ着いた英国人ブラックソーン(按針)に生き残りの鍵を見出す。■按針/ジョン・ブラックソーン(コズモ・ジャーヴィス)徳川家康の外交顧問として仕え、サムライの称号を初めて得た英国人のウィリアム・アダムス(日本名は三浦按針)に基づくキャラクター。太平洋諸島の航路を開拓し、アジアにおけるポルトガルとスペインの貿易を妨害する使命を与えられたオランダ船に乗船するも、2年の航海後に遭難し、伊豆の港町に漂着した英国の航海士。自国とはあまりに違う環境や人々の生き方に翻ろうされるが、英語を話せる鞠子を通じて、少しずつ日本独自の文化や武士の理を学んでいく。虎永から信頼を得て旗本に取り立てられる。■戸田鞠子(アンナ・サワイ)明智光秀の三女で、後に細川ガラシャと呼ばれる明智たまにインスパイアされた人物。戸田広勝の妻で敬虔なキリシタン。洗礼を受けてポルトガル語を覚えたため、虎永から按針の通詞(通訳)となることを命じられる。威圧的な夫を嫌っているが、妻として従順な立場を貫いている。教養があり、忠実であり、主君である虎永から信頼されている。■樫木薮重(浅野忠信)伊豆の大名。虎永の家臣でありながら、石堂和成ともつながっており、時勢を読んで忠誠を誓う相手を変える野心家。漂着したオランダ船に積まれていた大砲をはじとする武器にもチャンスを見出しが…。出世のため、保身のために裏切りを繰り返しており、頻繁に遺書を書く習慣を持つ。具体的なモデルは特定されていない。■戸田広松(西岡徳馬)長きにわたって虎永に仕え、忠義を尽くす剛将。プライドが高く、名誉のためには死をも恐れない。他者を信頼しない虎永にとってただの家臣ではなく、経験豊かな助言者であり、唯一無二の友といえる存在。インスパイアされたのは細川藤孝。■石堂和成(平岳大)大阪城の城主で、五大老の一人。農民から太閤の小姓として忠実に仕えて今の地位を得た。身分の低い自らの血筋を忌み嫌い、名家の血筋の者をそれ以上に嫌う。虎永の血筋や権勢に嫉妬し、大老の座から引きずり落とそうとする。狡猾な頭脳を生かして、さまざまな手段を用い、虎永を追い詰める。石田三成にインスパイアされた人物。■落葉の方(二階堂ふみ)世継ぎである八重千代の母で、亡き太閤の子を産んだ唯一の側室。女としての魅力にあふれた容姿と無慈悲で計算高く、抜け目のない性格で、息子を守るためには手段を選ばない。五大老の一人である石堂をそそのかし、自分と息子を危うくしかねない虎永に敵意を向け、追い落とそうと画策する。淀殿にインスパイアされた人物。■樫木央海(金井浩人)薮重の甥であり、網代を治める若き大名。計算高く、叔父の薮重が求める利益をもたらす実力を持つ。具体的なモデルは特定されていない。■宇佐見藤(穂志もえか)虎永の忠臣・戸田広松の孫娘。虎永の親衛隊の有望な若侍である忠義と結婚し、男児をもうけるが、忠義は虎永の名誉を守るため五大老たちに諫言し、子と共に切腹を命じられてしまう。打ちひしがれる中、按針の正室となる。具体的なモデルは特定されていない。■戸田広勝/文太郎(阿部進之介)虎永の忠臣である戸田広松の一人息子。その戦闘能力はすさまじく、太閤の時代に行われた朝鮮出兵で弓の名手として名を馳せた。戦場では無類の強さを発揮するが、母の早い死と戦争のトラウマに耐えるため、大酒を飲み、時折暴力をふるう一面も。妻・鞠子に対し、異常なまでに嫉妬深い感情を見せる。通詞として仲を深める按針とも衝突する。明智たまの夫で戦国武将の細川忠興にインスパイアされた人物。■村次(竹嶋康成)網代の村長。主君に忠実で働き者な漁師で、敬虔なキリスト教徒。謎めいた過去を隠している。実在の人物にインスパイアされているわけではないが、当時の地侍をベースにしている。当時、武士と農民の区別はかなりあいまいで、地侍は平時には農業や漁業に従事していたとされる。■吉井長門(倉悠貴)虎永の息子。まだ若く、経験したことがない戦場での英雄譚に憧れを抱いている。自分を証明したいという強い願望を持ち、衝動的で、理論よりも情熱で動いてしまう性格で、他者からノせられやすい一面も。父親への狂信的な憧れを抱いているが、長門の直情的な行動が虎永らをより窮地に陥れることになる。本作では虎永の次男という設定だが、実際の家康の次男、後の福井藩藩主・結城秀康がモデルになっているわけではない。■菊(向里祐香)相手をした男たちをとりこにする伊豆で一番の遊女。野心家でもあり、領主の央海と特別な関係になる。戦国時代の遊女たちをもとにした架空の人物。■大蓉院/伊代の方(AKO)亡き太閤の正室。太閤の死後、出家して尼となり、「大蓉院」と改名。虎永に忠実であるが、尊い振る舞いの裏には恐ろしい秘密がある。秀吉の妻ねね(高台院)にインスパイアされた人物。■桐の方(洞口依子)虎永の正室。偉大な武将である虎永にとって頼れる存在。情愛に満ち、虎永を守るという強い意志を持つ。本作では正室として描かれているが、インスパイアされたのは、戦場でも常に家康のそばにいたと伝わる側室の阿茶局(雲光院)。■マルティン・アルヴィト司祭(トミー・バストウ)幼少期に日本に派遣され、日本語堪能なポルトガルの宣教師。篤い信仰心の持ち主で、虎永の通訳も務める。イエズス会の通訳兼交渉役として活躍した、ポルトガル生まれのジョアン・ロドリゲスをモデルにしている。
2024年04月07日陰謀と策略渦巻く戦国スペクタクル・ドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」より、激しく対立する主人公・吉井虎永役の真田広之と、落葉の方役の二階堂ふみの対談映像が公開された。本作は配信開始直後、Rotten Tomatoesのレビュー評価100%、オーディエンス評価でも100%(2/27日時点)を記録、「ディズニープラス」では900万回再生で歴代1位の視聴(※北米では「Hulu」で配信※スクリプテッド・ゼネラル・エンターテイメント・シリーズ作品中)、Filmarksでもレビュー評価4.3(4/2時点)の高得点と、国内外で話題となっている。関東地方を治める大名・吉井虎永と、大坂城の城主でもある五大老のひとり、石堂和成の裏で暗躍する落葉の方。落葉の方は、世継ぎである八重千代の母で故太閤の子どもを産んだ唯一の側室で、息子を守るためには手段を選ばない、無慈悲で計算高い最大の強敵だ。今回、初共演となる2人だが、真田さんは目力の強さに驚いたそうで、カメラに映っていないときでさえも「ビームがすごかった」とその存在感の強さをふり返る。さらに「10話までのアーチの中で2人の距離感がすごく大事だからこそ、おふみさんで良かったなと最初のシーンで思いましたね」と絶賛。強敵ながらも、母としての愛が見え隠れする演技についても「力強さと繊細さが同居していて母性愛もそこに存在している」と称賛している。二階堂さんは念入りに下調べをし、アイディアも積極的にスタッフに伝えていたそうで、その姿に真田さんは感動した様子。熱い思いを込めて演じ切った落葉の方は、第5話のラスト2分に登場し、石堂に詰め寄る強烈な存在感を放つ姿に、視聴者も釘付けに。より戦いをかき乱していく後半も要注目。今回、ハリウッド初出演となった二階堂さんは、撮影中に悩んだとき、真田さんからかけてもらった言葉が強く残っているそうで、「細部までちゃんとこだわって真田さんが真ん中に立っていらっしゃるから、この作品は成立しているんだなっていうのをすごく感じました」とコメント。良い作品を作り上げるために、惜しむことなく意見を伝えていった二階堂さんをはじめ、俳優や各パートのスペシャリスト、ハリウッドのスタッフ陣が垣根を越え、チームワークを築き上げていったと真田さんは語っている。「この2人の在り方次第では日本の未来が変わってくる」と真田さんが話す通り、覇権を狙う最大のライバルである石堂和成ら五大老VS虎永の緊張感漂う戦いが繰り広げられる本作では、大坂で大きな政治的影響力を握る落葉の方の動き次第で、虎永、そして日本の未来が大きく左右される。第6話では、虎永が大坂に対して兵をあげる紅天の決意を固め、戦いの火蓋が切られようとしている第7話「線香一本の時」は本日配信開始だ。▼第7話虎永(真田広之)のもとに弟の佐伯信辰(奥野瑛太)がやってきた。虎永は一流の遊女・菊に信辰の相手をさせようとするが、遊郭の女主人は、その見返りとして虎永に“線香一本分”の時間の面会を申し出る。その夜、虎永と佐伯は仲間たちと酒を酌み交わし、佐伯から若き日の虎永の姿が語られる。虎永は佐伯と共に戦うことを願い、佐伯は加勢に対する見返りを口にする。血を分けたふたりの兄弟がついに同じ場所に集った。しかし、虎永は予想外の事態に直面する。「SHOGUN 将軍」はディズニープラススターにて独占配信中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月02日ハリウッドスタジオによる壮大で圧倒的な映像世界で贈る戦国スペクタクル・ドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」。国内外で話題となっている本作から、女性キャラクターたちの活躍をとらえた特別映像が解禁、さらに戸田鞠子役のアンナ・サワイ、落葉の方役の二階堂ふみ、宇佐見藤役の穂志もえかのコメントが到着した。覇権を狙う最大のライバル、石堂和成ら五大老と敵対し、虎永(真田広之)が自身の命をかけ窮地に追い込まれていたある日、日本に漂着した英国人航海士のジョン・ブラックソーン/のちの按針(コズモ・ジャーヴィス)から様々なことを見聞きする中で虎永は窮地を救われ、次第に信頼関係が芽生え彼を侍の地位に取り立てることに。第5話まで配信された本作では、虎永が按針に旗本の位を与え決戦の準備を進めるも大地震が発生。虎永は按針の助けによって危機一髪命を取り留めるが多くの兵を失ってしまう。一方で、江戸にいた太閤の側室・落葉の方(二階堂ふみ)が大坂城に戻り石堂にすぐさま虎永を処罰するよう要求したことで、一触即発、決戦の時がすぐそこに迫っていた――。“宿命”に立ち向かう女性たちの戦いや人間ドラマも描かれる本作について、戸田鞠子を演じるアンナさんは「今までの海外作品であまり描かれることのなかった日本女性の芯の強さにも、スポットが当てられています」と語る。虎永や按針と行動を共にする本作の最重要キャラクターの1人である戸田鞠子は物語の冒頭では“通訳”として登場し多くのキャラクターの架け橋的な存在として活躍するが、やがて彼女の秘められた想いを明らかにしていく。さらに、虎永の権力に終止符を打つためなら手段を選ばない、強烈な存在感を放つ落葉の方(二階堂ふみ)、夫と子どもを失った悲しみの中で新たな目的を見つけなければならない未亡人、宇佐見藤(穂志もえか)、全国にその名を轟かせる遊女菊(向里祐香)まで、それぞれの想いや宿命を背負い強く生きる女性たちの深いドラマが観客を夢中にさせ、より魅力的なシーンを形づくっている。アンナさんは「鞠子のみならず、戦場に出ることのなかった女性達にも、それぞれの戦いがあったということを感じ取っていただけたら嬉しいです」と戦いに身を投じながらも自らの信念を貫く女性陣に注目してほしいとコメント。また第4話の熱演によって世界中で話題となった藤を演じる穂志さんは「藤は、降りかかる凄惨な宿命の先に、生きる目的を見つけます。逞しく歩む姿を見届けていただけたら嬉しいです」と穏やかにみえる反面、内に秘めたる藤の熱き想いを熱弁。さらに「女性の立場こそ弱かったのかもしれないが、女性そのものが弱かったのではない。今も昔も、強く、激しく、美しい。戦国時代、乱世。死が身近にある中で、自分の信念を見出し、覚悟を持って生きる登場人物たちの姿は、約400年後を生きる私たちに問いかけるものがあります」と強く美しい女性像について触れ、現代に生きる私たちの心も突き動かす本作の魅力を言葉にした。そして、その言動が見逃せない、虎永を窮地に追い込む落葉の方演じる二階堂さんは「歴史という大きな物語の中で、その時代を生きた人たちの感情を大切にしたいと思いました。想像し難い事象についても、何を感じていたのか、何を守ろうとしていたのか、それぞれが演じる役に問いかけながらこの作品に向き合っていました」とハリウッドデビュー作を飾った本作の、熱い想いを込めた撮影をふり返り、「強さだとか、愛だとか、大義を背負った言葉では表現できない人間の姿を、この作品で感じていただけたら幸いです」と見どころも熱弁した。今回解禁となった映像でも「女は生きていれば全てを失うやもしれぬ。じゃが全てを取り返すこともできよう…」との台詞が語られ、戦いや宿命に立ち向かう強く魅力的な女性陣の活躍からも目が離せないものとなっている。「SHOGUN 将軍」の女性たちがコメント●アンナ・サワイ/戸田鞠子役「SHOGUN将軍」では、今までの海外作品であまり描かれることのなかった日本女性の芯の強さにも、スポットが当てられています。鞠子のみならず、戦場に出ることのなかった女性達にも、それぞれの戦いがあったということを感じ取っていただけたら嬉しいです。●二階堂ふみ/落葉の方役歴史という大きな物語の中で、その時代を生きた人たちの感情を大切にしたいと思いました。想像し難い事象についても、何を感じていたのか、何を守ろうとしていたのか、それぞれが演じる役に問いかけながらこの作品に向き合っていました。強さだとか、愛だとか、大義を背負った言葉では表現できない人間の姿を、この作品で感じていただけたら幸いです。●穂志もえか/宇佐見 藤役女性の立場こそ弱かったのかもしれないが、女性そのものが弱かったのではない。今も昔も、強く、激しく、美しい。戦国時代、乱世。死が身近にある中で、自分の信念を見出し、覚悟を持って生きる登場人物たちの姿は、約400年後を生きる私たちに問いかけるものがあります。複雑な色香をどの役からも感じています。素晴らしい脚本です。藤は、降りかかる凄惨な宿命の先に、生きる目的を見つけます。逞しく歩む姿を見届けていただけたら嬉しいです。3月26日(火)配信第六話「うたかたの女たち」予告虎永と按針の通訳を務める鞠子と、落葉の方は幼い頃、共に遊び、共に育った。しかし、ある出来事を機にふたりは別々の道を歩くことになる。鞠子の人生を大きく変えた出来事とは…?網代では按針が大砲隊の指揮を執ることになり、決起に向け準備が進む。一方、大坂では石堂がほかの大老たちから主導権を握るべく暗躍。双方の緊張が極限まで高まりつつあった。そして、ついに“その時”が訪れる。「SHOGUN 将軍」は毎週火曜1話ずつ、ディズニープラス「スター」にて配信中。※最終話は4月23日(火)配信予定(シネマカフェ編集部)
2024年03月26日真田広之が主演とプロデューサーを務め、浅野忠信や二階堂ふみ、平岳大、西岡徳馬らが出演するディズニープラス「スター」で配信中のリミテッドシリーズ「SHOGUN 将軍」。本作で宇佐美藤役を演じる穂志もえかに海外ファンから反響が相次いでいる。戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルのベストセラー小説が、『トップガン マーヴェリック』の原案を手掛けたジャスティン・マークスや、真田さんらハリウッドの製作陣により新たにドラマ化。2月27日に配信開始されると6日間で全世界で900万再生(再生回数はストリーム総時間を1、2話の総尺で割り算出)を記録し、ディズニープラスで歴代No.1に。映画批評サイト「Rotten Tomatoes」のレビュー評価では3月15日時点で99%フレッシュをキープしており、特に海外では社会現象化し始めている。そんな中、3月12日に第4話「八重垣」が放送されると、藤を演じる穂志さんに魅せられる海外ファンが続出。夫と子を亡くした後、「出家して尼になりたい」という願いも空しく、虎永(真田さん)から家臣となった英国人航海士<按針>(コズモ・ジャーヴィス)の正室となることを命じられた藤。第4話では言葉の通じない按針との生活に不安を抱えながらも、屋敷で無礼な態度をとった樫木央海(金井浩人)に向かい、按針に代わって鉄砲を構えたシーンに大きな関心が寄せられている。「このシーン最高」「驚きだった」「このシーンでハートを盗まれた」「大好きなキャラクター」「お気に入り。深いキャラクター」「何としても藤を守れ」といった海外からのコメントが相次ぐとともに、芯の強さを感じさせる穂志さんの演技にも注目する「SHOGUN 将軍」ファンが急増中。日本では、ドラマ「こっち向いてよ向井くん」で元気(岡山天音)にアプローチする常連客を演じたり、今泉力哉監督の映画『街の上で』では主人公・青(若葉竜也)を翻弄したりしたほか、映画『少女邂逅』『生きててごめんなさい』やドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」などに出演してきた穂志さん。着実にステップアップを遂げてきた彼女が、ここへ来て“世界に見つかって”いるようだ。「SHOGUN 将軍」(※R15+指定作品)はディズニープラス「スター」にて毎週火曜1話ずつ独占配信中(全10話)。※最終話は4月23日(火)配信予定。※西岡徳馬の「徳」は旧字が正式表記(上原礼子)
2024年03月15日真田広之が主演とプロデューサーを務めた「SHOGUN 将軍」よりメイキング映像が到着した。配信開始直後から大きな話題を集め、国内外で高い評価を得ている本作。この度解禁となったのは、本作でハリウッド作品初主演&初プロデュースを務めた真田広之の現場の様子を捉えた貴重なメイキング映像。映像には、主人公<虎永>役として、威厳ある演技を見せたかと思えば、自身の出演シーンの撮影が終わるとすぐさま甲冑を脱ぎ、ラフなTシャツ姿でプロデュース業に勤しむ真田さんの姿が収められている。これまでも、ハリウッド作品に出演する中で製作陣から求められ、アドバイスなどは日ごろから行ってきたというが、「俳優としての限界を常に感じていた」という真田さん。映像からも垣間見えるように、初めて“プロデューサー”という肩書きを正式に背負った今回は、これまでの制限を取っ払い、日本と世界から集まった経験豊富なスタッフたちと実力派キャスト陣に直接指示を出し、セリフや所作などの演技指導に加え、小道具、衣装、背景に至るまで、全シーンの隅々までを監修し、妥協無しに創り上げていった。映像では、浅野忠信や二階堂ふみ、西岡徳馬ら共演陣、ショーランナーを務めたジャスティン・マークス、エグゼクティブ・プロデューサーのレイチェル・コンドウら製作陣も登場し、「カメラの前にいないときはカメラの後ろにいる」「いつ寝ていたのか分からない」等と、それぞれが肌で感じた真田さんの熱量と意識の高さ、彼の功績の大きさについて語っている。先月行われた本作のイベントでも、虎永の宿敵<石堂和成>役を務めた平岳大に「僕に対しての監督からのダメ出しを、真田さんが監督と僕の間を行き来して伝えてくれた」と、主演俳優としてだけでなく、いちスタッフとしても現場を走り回っていたという驚きのエピソードも明かされている。本人も「この20年間の集大成。自分にとって非常に大きな第一歩ですね」と強い思いを馳せているように、本作では、真田さんがこれまでの経験全てを注ぎ込み綿密に創り上げられた、かつてないほどのスケールで描かれた全く新しい戦国ドラマが堪能できる。「SHOGUN 将軍」はディズニープラス「スター」にて独占配信中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月15日ディズニープラス「スター」で配信中のドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』より、主演&プロデューサーを務めた真田広之の姿を捉えたメイキング映像が公開された。戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説『SHOGUN』をもとに、『トップガン マーヴェリック』の原案を手がけたジャスティン・マークスや、真田らハリウッドの製作陣により、ドラマシリーズとして新たに誕生した本作。徳川家康をはじめとした歴史上の人物にインスパイアされた「関ヶ原の戦い」前夜を舞台とした戦国スペクタクルドラマだ。公開された映像には、主人公・虎永役として、威厳ある演技を見せたかと思えば、自身の出演シーンの撮影が終わるとすぐさま甲冑を脱ぎ、ラフなTシャツ姿でプロデュース業に勤しむ真田の姿が収められている。これまでも、ハリウッド作品に出演する中で製作陣から求められ、アドバイスなどは日ごろから行ってきたというが、「俳優としての限界を常に感じていた」という真田。初めて“プロデューサー”という肩書きを正式に背負った今回は、これまでの制限を取っ払い、日本と世界から集まった経験豊富なスタッフたち&実力派キャスト陣に直接指示を出し、セリフや所作などの演技指導に加え、小道具、衣装、背景に至るまで、全シーンの隅々までを監修し、妥協無しに創り上げていった様子が垣間見える。また、浅野忠信や二階堂ふみ、西岡徳馬ら共演陣、ショーランナーを務めたマークス、エグゼクティブプロデューサーのレイチェル・コンドウら製作陣も登場し、「カメラの前にいないときはカメラの後ろにいる」「いつ寝ていたのか分からない」など、それぞれが肌で感じた真田の本気度の高さ、彼の功績の大きさについて語っている。先月行われた本作のイベントでも、虎永の宿敵・石堂和成役を務めた平岳大に「僕に対しての監督からのダメ出しを、真田さんが監督と僕の間を行き来して伝えてくれた」と、主演俳優としてだけでなく、いちスタッフとしても現場を走り回っていたというエピソードも明かされている。真田も「この20年間の集大成。自分にとって非常に大きな第一歩ですね」と強い思いを馳せているように、本作では彼がこれまでの経験全てを注ぎ込み綿密に創り上げられた、かつてないほどのスケールで描かれた戦国ドラマが堪能できる。『SHOGUN 将軍』メイキング映像<作品情報>『SHOGUN 将軍』ディズニープラス「スター」で独占配信中公式サイト:
2024年03月15日ディズニープラスの「スター」にて配信中の「SHOGUN 将軍」の初回再生回数が、ディズニープラス歴代No.1となり、全世界で大ヒットとなっている。徳川家康をはじめとした歴史上の人物にインスパイアされて作り上げられた本作は、「関ヶ原の戦い」前夜、窮地に立たされた戦国一の武将<虎永>と、その家臣となった英国人航海士<按針>、2人の運命の鍵を握る謎多きキリシタン<鞠子>らが繰り広げる、歴史の裏側の壮大な“謀り事”を描く。配信開始されてから6日間で全世界で驚異の900万再生(注:再生回数はストリーム総時間を1、2話の総尺で割り算出)を記録し、スクリプテッド・ゼネラル・エンターテイメント・シリーズ作品として、本配信プラットフォームの中で歴代No.1となった。FXプロダクションが製作した本作は、映画批評サイトRotten Tomatoesのレビュー評価で配信開始直後までは脅威の100%フレッシュを記録、現在も99%という非常に高い数字をキープ(3月6日時点)しており、配信2週目にして、海外では早くも社会現象化し始めている。ハリウッドが生み出す圧倒的なスケールと、プロデューサーの真田広之を始め、日本の専門家たちが現地の制作チームと共に衣装や小道具、所作など細部にまでとことんこだわって制作したクオリティの高さ、そして出演する俳優たちのリアリティあふれる演技に、絶賛の声が寄せられている。本作は全10話のリミテッドシリーズで、初回は2話配信、その後毎週火曜日に1話ずつ配信となっている。現在は1話~3話が配信中で最終話は4月23日(火)配信予定だ。「SHOGUN 将軍」はディズニープラスの「スター」にて独占配信中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月07日真田広之主演&プロデュースの「SHOGUN 将軍」より本編映像が解禁された。配信前から海外メディアからも大絶賛のレビューが続出し注目の的となっていた本作。ついに配信を迎え、辛口批評サイトRotten Tomatoesのレビュー評価は100%を記録、オーディエンス評価も100%(2/27日時点)と脅威の数字をたたき出し、日本の観客からも絶賛の声が相次ぎ、大きな話題となっている。日米の舞台で活躍してきた真田広之が、日本の美、文化、映画づくりの精神をハリウッドのプロジェクトに注入した本作は日本中の観客を魅了しているようだ。そんな本作より本編映像が解禁。主人公吉井虎永の運命を大きく変えることになる、英国人航海士のジョン・ブラックソーン(のちの按針)が日本へ漂着するシーンだ。覇権を狙う、最大のライバルである石堂和成ら五大老と敵対し命をかけて戦う虎永は、按針と出会い、彼から世界を見聞きし幾度も命を救われ、侍の地位に取り立てることに。そして按針は虎永が計画していた“壮大な謀り事”の鍵を握る重要人物となっていく。ハリウッドの超一流製作陣が、巨額の製作費で描いた本作では、凄まじい臨場感や大迫力のシーンもさることながら、日本舞台の物語を忠実に映像化すべく、セット、ロケーション、装飾、小道具、全ての過程において細部まで忠実に時代考証を重ねられた。さらに日本人の役は日本の名優たちが演じ、甲冑や鎧などの衣装や小道具の多くを日本の職人が手掛けるなど、真田さんの想いに共鳴した、長年にわたって日本映画界を支え続けてきた職人たちや時代劇経験豊富なスタッフ、豪華キャストが集結し一切の妥協を許さない“本物の日本”が追及された。そんな日本の魂が込められた本編シーンでは、たどり着いた場所も分からず混乱する按針、そして日本の地に漂流した異国の者を捉えようと乱暴に扱う侍の間に異様な緊張感が流れ、短い映像だけでも一気に観客を引き込む真田さんとハリウッドの“本気”が垣間見える仕上がりに。按針が漂着してきたことによって、虎永の運命はどのように変わっていくのか?3月5日(火)配信の第3話にも注目だ。「SHOGUN 将軍」はディズニープラス「スター」にて独占配信中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月01日真田広之が主演を務める超大作『SHOGUN 将軍』が、2月27日(火)からディズニープラスの「スター」で独占配信される。本作で真田は主人公・吉井虎永を演じるだけでなく、プロデューサーとしてプロダクションを率いた。世界各地から集った精鋭がつくりだす“日本人が観ても違和感のない時代劇”の誕生は、海外を拠点に活動する真田にとって新章を告げるものになったようだ。『麻雀放浪記』『リング』『助太刀屋助六』『たそがれ清兵衛』など数々の作品で人気を博し、日本のトップ俳優の仲間入りを果たした真田は、2003年公開の『ラスト サムライ』への出演以降にアメリカに拠点を移した。その後、『ウルヴァリン:SAMURAI』『アベンジャーズ/エンドゲーム』『モータルコンバット』『ジョン・ウィック:コンセクエンス』など数々の超大作に主要キャストとして出演。世界的なスターとして活躍中だが、その過程では常に“日本の映画人・活動屋の粋と魂を、海外でも”という願いと戦いがあった。日本人が観ても違和感のない描写、アクション/殺陣のデザイン、セリフまわし……真田は海の向こうで海外のスタッフと話し合い、信頼を築き、孤軍奮闘してきたのだ。そして、ついにその活動が新たなフェーズに入った。戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説『SHOGUN』の映像化プロジェクトだ。当初、真田は主演としてオファーを受けたが、新たにショーランナーに就任したジャスティン・マークスの要請を受けて、プロデューサーも兼任することに。演技をするだけではなく、脚本開発、撮影の準備、衣装や美術デザインのチェック……真田は創作のプロセス全面に関わることになり、ハリウッドの映画人と、日本のプロフェッショナルが合同チームを結成することになった。「やっとチームを組むことができる状況がきました。ひとりで戦っていた時は、どこか遠慮がちにやっていましたし、もどかしさを感じながら学んできたと思います。しかし、本作で初めてプロデューサーというタイトルを得て、日本の時代劇の専門のクルーと共に働き、日本人の役はすべて日本の俳優で取り組むことができました。“チームジャパン”で作品に関わることができたことは大きなステップですし、画期的なことだと思っています。ですから、本当に心強かったです。各パートに日本のスペシャリストがいますから、“こうあってほしい”と伝えて、彼らがそれぞれ、ハリウッドのクルーと動いてくれる。もし、何か問題が起れば、僕がプロデューサーたちと話し合いました。もちろん、彼らにもやりたいことがあるわけですけど、その表現が日本人から見ておかしいものであれば、この作品では絶対にやってはいけない。最終的にはクリエイターのジャスティンが『日本のクルーの意見や指示をよく聞きなさい』と言ってくれるので、これまでとは段違いでした」「ステレオタイプではない侍を描きたかった」本作は現実の日本史からインスパイアされたフィクションで、日本を統べるべく武将たちが熾烈な争いを繰り広げていた戦国時代が舞台だ。それまで日本を統一していた太閤がこの世を去り、諸国は五人の大老によって治められていたが、関東地方を治める大名、吉井虎永(真田広之)は、五大老のひとり、石堂和成(平岳大)の策略によって他の大老たちと対立関係に陥ってしまう。絶体絶命の状況の中、虎永の領地に海外からの船が漂着し、彼は英語を話せるキリシタン、戸田鞠子(アンナ・サワイ)の通訳を得て、英国人航海士ジョン・ブラックソーン(コズモ・ジャーヴィス)と出会う。自由を奪われ、いつ首をはねられてもおかしくない立場に立たされた虎永の運命は決まったかに思えたが、彼には自らの宿命、そしてこの国の未来を変える“秘策”があった。真田が演じた虎永は、徳川家康からインスパイアされたキャラクター。虎永は目の前の権力や報酬になびくことはなく、自分は将軍にはなりたくないと言い放つが、その視線は常に“未来”を見据えている。そこにいるだけで伝わってくる威厳、すべてを明かさない“余白”を感じさせる態度、そして家臣や民を惹きつける人間性……多くを語らない虎永を演じるのは容易ではなさそうだ。「ステレオタイプではない侍を描きたかったですし、策略家でミステリアスでパワフルでありながら、家族を愛し、近しい者には弱みも見せる“人間・虎永”を描きたいと思いました。本作のプロダクションにおける自分のポジションと、物語における虎永のポジションが重なる部分がありましたから、準備段階で虎永のキャラクターがちゃんと自分の腑に落ちていたんです。ですから準備を終えて、俳優としてカメラの前に立つ時にはすごい自由を感じました。本業をやればいいのだ、ということですね(笑)。この作品においてはカメラの前に立っている時間の方が圧倒的に短いので、楽しまなければ!と思いましたし、これだけ準備したからもらえるご褒美かなって(笑)。だから、余計なことはしようと思いませんでしたし、本質的に必要なことだけをカメラに定着させたいと思いました。役としてそこにいて、そこで起こっていることに反応していく。内面的なものは、7、8年の準備期間を経ていますから、すでに自分の中に渦巻いていて、むしろ抑えることの方が難しかった。自分でやりたいことはあるんですけど、あえてそれを封じ込んで、そこにいる。プロデューサーを兼ねたからこそ到達できた“無の境地”のようなものがありました」「これまでのすべての作品が僕をここに導いてくれた」『SHOGUN 将軍』では、劇中に登場する日本人はすべて日本の俳優が演じ、外国人とは時に通訳を交えながら、言語の壁を乗り越えて関係を築いていく。真田はこの物語を、日本とハリウッドの合同チームで取り組んだことに意義を感じているようだ。「本作の題材が文化の衝突や、お互いの理解を深めていく、というものですから、このチームが最適だったと思います。この作品を東西のチームが壁を乗り越えて、理解しあい、学び合い、尊重しあいながら作り上げることそのものが、メッセージになっていると思うんです」本作は細部まで日本人スタッフのこだわりと情熱が込められている。一例をあげると本作の衣装をデザインしたのは『蜘蛛の巣を払う女』や『ドント・ブリーズ』も手がけたカルロス・ロザリオだが、すべて日本の生地だけで制作され、どう着るのか、どう動くのか(所作)も含め、日本の専門家が細部にいたるまで徹底的にこだわり抜いた。“日本人が見ても違和感のない海外の作品”がこうして生まれた今、この流れは他の国にも広がっていくかもしれない。「そうなればいいなと思い続けてきました。“異文化を描く時にはこの作品のようでなければならない”というものが、こうしてできたわけですから、この作品が“ニューノーマル”になってほしいと思っています。異文化を描く時にはここまでやらなければ、クリエイターとして恥ずかしいよ、と言われるきっかけになってほしいと思うんです」なぜ、真田広之は海外に拠点を移してまで、日本人の文化や魂を世界に伝えようとしてきたのだろうか? 流されることなく、仲間をつくり、丁寧に説明し、自ら率先して動いてきた原動力はどこにあるのだろうか? 真田は「どうでしょうか……」と少し照れ笑いを浮かべてから、穏やかに話し出す。「日本で活動していた頃から1作、1作の積み重ねと言いますか、導かれてきた感じがするんです。この作品のテーマでもありますが“宿命”のようなものを僕は少し感じていますし、これまでのすべての作品が僕をここに導いてくれた気がするんです。どれかひとつでも欠けていたら、違う道を選んでいたかもしれない。シェイクスピア(真田は1999年と2000年にロイヤル・シェイクスピア・カンパニー公演『リア王』に出演し、名優ナイジェル・ホーソンらと共演した)がなければ、『ラスト サムライ』に飛び込まなかったかもしれない。『ラスト サムライ』がなければ次もなかった……何ひとつ欠けてもここにいないと思うんです。だから、すべての作品との出会いに感謝していますし、畑を耕し続けて種を植えて水をやって、この作品でプロデューサーというタイトルを得たことで、そこに“光”を当てられた気がするんです。それまで欠けていたもの、最後の大事なものがやっと備わった。だからこの作品は僕にとって“最初の一輪”なのかもしれないですね」そう、本作は真田のこれまでの集大成であり、次なる章のはじまりを告げる作品なのだ。「自分の中でも“はじめの一歩”という言葉が出てくるんです。そうしなきゃいけないとも思っています。これがゴールじゃないことは本能的にわかっていて、これを布石にどこまで行けるのか、後進をどこまで育てられるのか。僕が大先輩から受け継いだものを、伝えていくポジションになってきたと思うんです。年齢的にも。そこでプロデューサーという新たな経験をしたことで、還暦を過ぎて新たな一歩を踏み出したので、毎日が本当に楽しいんです(笑)。クリエイティブに関わることができて、物申せる立場にある。その醍醐味をこれからもキープしながら、培ってきたものをすべて投入できる新しい作品に出会えるように触覚を磨いていきたいです」真田の長い長い活動と戦いがいま、『SHOGUN 将軍』という名の一輪の花に結実した。それは日本人の心に響く、世界各地の人を魅了する花として人気を集めるだろう。季節はめぐる。真田広之はまだ進み続ける。地球のどこかで彼と仲間たちが植えた花が咲き乱れる日は近い。『SHOGUN 将軍』ディズニープラス「スター」で独占配信中(c)2024 Disney and its related entitiesCourtesy of FX Networks
2024年02月28日真田広之がハリウッド製作ドラマで初主演、初プロデュースも務め、アンナ・サワイ、浅野忠信、二階堂ふみら豪華日本人キャストが集結した「SHOGUN 将軍」が、いよいよ2月27日(火)よりディズニープラスの「スター」にて独占配信される。ジェイムズ・クラベルのベストセラー小説を壮大なスケールで新たに映像化したのは、ディズニーが持つ製作スタジオの1つ「FX」だ。また、1月に行われた米テレビ業界最高の栄誉、第75回プライムタイム・エミー賞授賞式で並み居る競合をおさえ、コメディシリーズ部門の作品賞、主演男優賞、監督賞、脚本賞ほか最多10冠を達成し、圧巻の存在感を見せたのも「FX」製作による「一流シェフのファミリーレストラン」。いま業界内でも脚光を浴びている「FX」作品の魅力を歴史とともに紐解いた。「一流シェフのファミリーレストラン」の快挙の裏に、作家性を重視するスタジオの姿勢があったFXは、ディズニーが誇る多彩なクリエイティブスタジオの1つ。先日のエミー賞では、「一流シェフのファミリーレストラン」を含めFXの作品が全16部門で受賞し、5年連続で最多記録を更新した。作品の質の高さに定評のあるFXの存在感は、ここに来てまた高まっている。その勢いを表しているのが、「一流シェフのファミリーレストラン」(原題:「The Bear」)の快挙だろう。「一流シェフのファミリーレストラン」© 2024 Disney and its related entities若き有名シェフのカーミーが、亡くなった兄が経営していたサンドイッチ店を再建するべく地元に戻り、ひと筋縄ではいかないスタッフたちと奮闘する群像劇。ありふれた題材ながらも賞に輝く一流のエンターテインメントに仕上げている点に、驚きと感動を覚える作品。作家性を感じさせる作風に、現代最高峰の品質で、誰もが共感する普遍的なテーマを伝える人間ドラマは、作り手の確かな手腕に裏打ちされたものでもある。FXは、2010年代にコンテンツの質と数が過去最高の記録を更新し続けた“ピークTV時代”と呼ばれるテレビの黄金時代を牽引し、重要な一角を担ってきた。その最大の特徴として、クリエイターたちの個性や作家性に最大限のリスペクトを払うブランドとして、視聴者と業界人の双方からの信頼が厚いことが挙げられる。また、「一流シェフのファミリーレストラン」もそうであったように、FXはキャリアや知名度を問わず、優れたクリエイターの才能を認めて育ててきた。数々の賞に輝いた「アトランタ」(2016年~2023年)の映像作家としてのドナルド・グローヴァーや、ヒロ・ムライといった現在、最前線で活躍するクリエイターたちも記憶に新しい。人材を発掘し、チャンスを与え、育てるところがFX印。こうしたFXの精神は、ディズニー作品の核を成すクリエイティブ・エクセレンスとも通じるものがある。「アトランタ」© 2024 FX Productionsクリエイターたちに最大限のリスペクトを払うからこそ “時代を切り開く作品”が生まれるFXから誕生した名クリエイターの代表格として、稀代のヒットメイカー、ライアン・マーフィーの存在がある。彼の手掛けた「アメリカン・ホラー・ストーリー」(2011年~)はTV業界に革新的な変化をもたらした。いまでこそTVでも人気の要素となったホラーだが、番組が始まった2011年当時は、ジャンルとしては最もTVシリーズには不向きとされていた。大胆で、刺激的で社会風刺を多分に盛り込み、それでいて絶妙に視聴者の興味をそそる大衆性と娯楽度の高さは、マーフィーのセオリー。「アメリカン・ホラー・ストーリー」© 2024 FX Productions, LLCまた、キャストを入れ替えて同じテーマの異なる物語を描くアンソロジー・シリーズというスタイルは、現在ではTVのメインストリームの1つとなっているが、このスタイルを現代に再発見したのも本作といえる。このように、マーフィーは何度もTVに革新をもたらす作品を生み出してきた。とりわけ、トランスジェンダーの黒人女性を主人公にした「POSE/ポーズ」(2017年~2023年)は、アメリカのTV史にその名を刻む記念碑的な作品だ。LGBTQ+の権利に関しても積極的に作品に取り入れてきたマーフィーは、トランスジェンダーにスポットを当て、キャストにもスタッフにも多くの当事者を起用してきた。「POSE/ポーズ」© 2024 FX Networks LLC. All rights reserved.「POSE/ポーズ」がプライムタイム・エミー賞ほかで高く評価されて以降、ゲイやレズビアンだけでなく、トランスジェンダーの俳優が登場する作品は以前に比べて目に見えて増えている。いまでは当たり前のように目にするヒットメイカー、ジャンルやスタイル、人種や性的マイノリティのレプリゼンテーションからクリエイティブで先進的な映像表現には、ルーツをたどれば FX作品が先駆者であるケースは少なくない。最新作「SHOGUN 将軍」では本格的な戦国スペクタクルドラマに挑む一貫してクリエイティビティと娯楽性を追求してきたFXには、多くのヒット作を通して育んできた「自らのビジョンを追求し、チャレンジングな作品に挑める風土」が醸成されている。だからこそ、いまの時代にあえて著名な俳優を起用せずローコンセプトに挑む「一流シェフのファミリーレストラン」が異例の大成功を収めることができたといえる。そして最新作には、ワールドプレミア上映後、批評家の絶賛が相次いでいる真田広之主演の「SHOGUN 将軍」が控えている。戦国時代の日本を描いたドラマを、ハリウッドが圧倒的なスケールでエンターテインメント大作として世に出すことができるのもまた、FXならではといえるだろう。ディズニー公式動画配信サービス「Disney+ (ディズニープラス)」では、ディズニー、ピクサー、スターウォーズ、マーベル、ナショナルジオグラフィックの5つのブランドに加えて、総合エンターテインメント・ブランド「スター」において、FXなどディズニー・グループの作品をはじめとした数多くの作品を配信している。本稿内で紹介した作品もすべて、ディズニープラスで視聴できる。「SHOGUN 将軍」は2月27日(火)よりディズニープラス「スター」で初回2話、以降毎週1話ずつ独占配信(全10話)。最終話は4月23日配信予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アメリカン・ホラー・ストーリー [海外TVドラマ]© 2011-2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
2024年02月25日ハリウッドスタジオによる壮大で圧倒的な映像世界で贈る、陰謀と策略が渦巻くSHOGUNの座を懸けた戦国スペクタクル・ドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」。このほど、主人公・虎永を演じ、自身初となるプロデューサーとしても作品に携わった真田広之が、心魂傾けた本作への熱い想いを語る特別映像が解禁となった。戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説「SHOGUN」が『トップガン マーヴェリック』の原案を手掛けたジャスティン・マークスや、名優・真田広之らハリウッドの製作陣により、ドラマシリーズとして新たに誕生する。ハリウッドで活躍する日本人俳優として、第一線で走り続けてきた真田さん。世界を知る彼が、“日本の文化を正しく世界に紹介したい”という強い思いのもと、制作初期から深く携わってきたのが本作。解禁された映像では、真田さんがカメラに向かって語り掛け、心血注いだ本作の舞台裏を紹介していく。そこで明かされるのは、徹底的に“リアリティ”を追求した真田さんと、共に戦った製作陣・キャスト陣の熱い思い。これまでの経験をすべて注ぎ込み、粉骨砕身の思いで挑んだ真田さんが「まさに和洋折衷を叶えるためのドリームプロジェクトとなりました」と自信をみせているように、本作では、世界を代表する豪華キャスト陣や製作陣に加え、時代劇経験豊富な日本人スタッフや、舞台となる戦国時代のエキスパートが一挙集結。映像でも、壮大なセットや最新撮影機材、最新CG技術を駆使しつつも、キャストが身に着ける衣装や武器、キャスト陣の細かな所作に至るまで、一切の妥協なしに創り込まれたその様子がうかがえる。かつてないほど正確に、かつ、とてつもないスケールで描き出される戦国武将たちの陰謀渦巻く争いは、真田さんたちが日本への深い愛と誇りを胸に贈り出す、没入感溢れる驚異の1作となっている。本作は、映画批評サイト「Rotten Tomatoes」のレビュー評価は100%を記録し、いち早く鑑賞した海外のメディアからは「「SHOGUN将軍」は手に汗握るドラマだ。複雑な日本の封建社会の先に俳優たちの素晴らしい演技と圧倒的な映像美に出会えるだろう」(Empire Magazine)、「国際色豊かなキャスティングは、プロデューサーとしても活躍する真田広之を筆頭に素晴らしい」(Hollywood Reporter)、「政治的策略と陰謀、魅惑的な日本の文化、それらを”苛烈な激しさ”でまとめあげて私たちを魅了するこの作品は、何よりも優先して観るべき必見の作品だ」(SCREENRANT)など、絶賛の声が続々。ニューヨークの「TIME」誌でも「『SHOGUN将軍』は正真正銘、唯一無二の傑作だ」と大々的に紹介されるなど、全世界から注目が集まっている。「SHOGUN将軍」は2月27日(火)より初回は2話配信、その後毎週1話ずつディズニープラス「スター」にて独占配信(全10話)。※最終話は4月23日(火)配信予定(シネマカフェ編集部)
2024年02月23日2月27日(火) よりディズニープラスの「スター」で独占配信されるドラマ『SHOGUN 将軍』の大ヒット祈願イベントが開催された。戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説『SHOGUN』をもとに、『トップガン マーヴェリック』の原案を手がけたジャスティン・マークスや、真田広之らハリウッドの製作陣により、ドラマシリーズとして新たに誕生した本作。徳川家康をはじめとした歴史上の人物にインスパイアされた「関ヶ原の戦い」前夜を舞台とした戦国スペクタクルドラマとなっている。家康ゆかりの地で将軍家の菩提寺である増上寺で行われた大ヒット祈願イベントには、ハリウッド製作の連続ドラマで初主演&プロデューサーを務める真田をはじめ、戦国最強の武将・吉井虎永の領地へ漂着する英国人航海士・按針/ジョン・ブラックソーン役のコズモ・ジャーヴィス、“謀反人の娘”の宿命を背負うキリシタン・戸田鞠子役のアンナ・サワイ、虎永と天下の覇権を争う敵・石堂和成役の平岳大、虎永に長年仕える忠実な腹心・戸田広松役の西岡徳馬、ジャスティン・マークス(エグゼクティブプロデューサー / ショーランナー)、レイチェル・コンドウ(エグゼクティブプロデューサー)、ミカエラ・クラベル(エグゼクティブプロデューサー)ら、キャスト&スタッフ陣が集結。真田はこの日を迎えることについて「この場でお披露目をできるのは感無量です。こうして製作に関わった仲間と皆さまの前で挨拶できることを光栄に思います」と熱い想いを吐露。そして真田による「時は来た!エイ!エイ!オー!」と高らかに出陣の鬨の声が上がると登壇者全員が呼応し、大殿全体が真っ赤にライトアップされた。真田広之エグゼクティブプロデューサーのマークスは、真田をはじめ日本のスタッフの仕事やキャストの演技を前に新しく学ぶこともかなり多かったという。ついに世界配信を迎えることについて「今この形で世界同時に配信できることを心から嬉しく思います。本作は異なる文化や違いの中でどうやって架橋を渡していくのか。あるいは違うからこそ、それを祝福し、共通しているところもまた祝福する、そういう作品でもあるので世界同時配信にぴったりな作品だと思います」と、ハリウッドと日本の違う文化の融合が実現した本作ならではの魅力を感慨深く語る。そして真田演じる虎永と共に熾烈な戦いに身を投じていく、ジョン・ブラックソーン(のちの按針)を演じるジャーヴィスは、初の来日で家康ゆかりの地・増上寺に降り立つことができ「豊かな歴史を持っている、素敵な国ですね」と初めての日本に感動している様子。主君である虎永が信頼を寄せる鞠子役のサワイは配信を目前に控え「日本の歴史・文化・人間性を忠実に描けたのではないかと思うので凄く期待頂きたいのと、本作にすべてをつぎ込んだSHOGUNファミリーと、日本の皆様と一緒に公開をお祝いすることができて嬉しいです」と撮影を経て絆が深まったキャスト&製作陣を“ファミリー”と話し、彼女も本作には特別な想いを抱いているようだ。コズモ・ジャーヴィスアンナ・サワイ真田から戸田広松役として抜擢されたという西岡は「今までおそらく類を見ないくらいのスケールとスペクタクルのある、日本の時代劇、武士道スピリット満載の素晴らしい出来の作品になりました。参加できてすごく光栄です」とハリウッド製作ならではの臨場感あふれる本作の魅力を明かした。ハリウッドの製作陣と日本人スタッフやキャストが一丸となって製作した本作は、脚本の執筆から衣装デザイン、美術の構想から徹底した時代考証が行われ、動きやセリフの一言一句まで妥協を許さず“本物の日本”が追及された。真田は出番のありなしに関わらず朝早くに出向かい、美術小道具チェックをした後、役者を迎え入れてリハーサルを確認してから、自身の扮装に入るという徹底ぶり。本作の製作については「30年以上色々なシチュエーションでご一緒させていただいて西岡さん、そしてコズモ、アンナ、平さん、誰をとってもこの人しかいなかったなと本当に幸せな時間を過ごさせていただきました」と改めてキャスト陣に感謝した。また「この作品は、製作・撮影すべてが非常にドラマチックで、東西のクルーが一丸となって熱い想いで作り上げたので、どのシーンやエピソードも選べないほどキラキラと光る素晴らしいものができたと思います」と自信を覗かせ、「とにかく脚本作りからどの国の観客の方にも理解できる、日本の時代劇好きな方が観ても納得して頂ける、その両方をうまく取り込むためにみんなで日々戦ってまいりました。ぜひ1話から10話までご覧頂いて、参加したみんなの熱い想いを感じ取って、原作の素晴らしさを楽しんでいただければと思います」とプロデューサーとして作品に込めた熱い想いを語った。最後にチームを代表して真田が「時代劇ファンの方も、日頃見てなかったけれども興味があるという方、これを機に時代劇の素晴らしさに目覚めて頂き、国や目の色も違う、でもみんなが一緒にひとつの目標に向かって進めば必ず奇跡は起こる。より良い未来を一緒に築いていけるんだというメッセージも感じ取っていただければありがたいです」と自信を覗かせ、キャスト&製作陣の熱き想いの余韻が残ったまま、イベントは幕を閉じた。さらに、同日に実施された安国殿での大ヒット祈願会では、真田によって兜が奉納され、本作が世界中に広がり大ヒットとなることをキャスト&製作陣が祈願した。<作品情報>『SHOGUN 将軍』2月27日(火) ディズニープラス「スター」で独占配信公式サイト: Disney and its related entities※西岡徳馬の「徳」は旧字体が正式表記
2024年02月21日真田広之が2月20日、東京・増上寺で行われたディズニープラス「スター」配信のドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」の大ヒット祈願イベントに出席。プロデューサーも兼ねた入魂作の世界配信を目前に控え「ついにこの日が来た」と感無量の面持ちだった。本作は、1980年にアメリカで実写ドラマ化され、驚異的な視聴率を記録したジェイムズ・クラベルのベストセラー小説「SHOGUN」を、壮大なスケールで新たに映像化。関ケ原の戦い前夜の日本を舞台に、徳川家康や石田三成ら歴史上の人物にインスパイアされた、陰謀と策略が渦巻くSHOGUNの座を懸けた戦国スペクタクルだ。徳川家康にインスパイアされた戦国最強の武将・吉井虎永を演じる真田さんは、「この場で、作品をお披露目できることを光栄に思います」と、徳川家の菩提寺である増上寺でのヒット祈願に、感激した表情だった。米制作の連続ドラマで初主演を務める真田さん。プロデュースも手がけ、立ち振る舞いや話し方、小道具に至るまで、劇中の日本文化を入念にチェック。“日本の魂”を本気で描くため、尽力し「世界に発信するべく、日本とハリウッドが一丸となって、熱い思いで作り上げた。皆が一緒に、ひとつの目標に向かえば、必ず奇跡は起こる。より良い未来を築けるんだというメッセージを受け取ってもらえれば」と世界に向け、アピールした。ジャパンプレミアには真田さんをはじめ、共演するコズモ・ジャーヴィス、アンナ・サワイ、平岳大、西岡徳馬、エグゼクティブプロデューサーのジャスティン・マークス(『トップガンマーヴェリック』)、レイチェル・コンドウ、ミカエラ・クラベルが出席した。虎永の信頼する武将で親友・戸田広松を演じた西岡さんは、親交が深い真田さんを愛情込めて“ヒロ”と呼び、「虎永を真田広之が演じると知り、これはぜひ“ヒロ”と一緒にやりたいと思って、オーディションを受けた」とキャスティングされた経緯を説明。「バンクーバーで8か月間の単身赴任でしたが、楽しい日々でした。過去に類を見ない、ハリウッド発信の日本の時代劇。参加できて光栄です」と誇らしげだった。“ヒロ”こと真田さんも「ときには敵対する関係、ときにはドクターと患者。回想シーンでお父さんを演じていただいたこともあった」と数多くの共演歴をふり返り、「虎永と広松の関係性を、言葉ではなく、目と目を交わすだけで表現するには、徳馬さんしかいなかった。本当に徳馬さんで良かった!」と全幅の信頼を寄せていた。「SHOGUN 将軍」(全10話)は2月27日から、ディズニープラスの「スター」で独占配信。初回は2話配信され、その後は毎週1話ずつ配信される(最終話は4月23日配信予定)。(シネマカフェ編集部)
2024年02月20日「Disney+」にて配信予定の「SHOGUN 将軍」のUSプレミアがアメリカ・ロサンゼルスにて行われ、真田広之、コズモ・ジャーヴィス、アンナ・サワイ、浅野忠信、平岳大、西岡徳馬、プロデューサー陣ら日米のキャスト&制作陣が集結し、盛大にお披露目された。戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説がドラマシリーズとして新たに誕生。歴史上の人物にインスパイアされた「関ヶ原の戦い」前夜、窮地に立たされた戦国一の武将<虎永>と、その家臣となった英国人航海士<按針>、二人の運命の鍵を握る謎多きキリシタン<鞠子>。彼らが繰り広げる歴史の裏側の壮大な謀り事、待ち受ける大どんでん返しと、ハリウッドスタジオによる壮大で圧倒的な映像世界で贈る、陰謀と策略が渦巻くSHOGUNの座を懸けた戦国スペクタクルドラマシリーズ。今回会場となったアカデミーミュージアムには、全体に桜の装飾が咲き誇り、迫力満載の和太鼓演奏や金色のタイトルが記された漆黒のカーペットが敷かれる豪華絢爛な仕上がりに。配信を待ちきれないファンが大勢駆け付け、キャスト&スタッフの登場前から大盛り上がりとなっていた。プロデューサー兼吉井虎永を演じた真田さんは、初お披露目に「ついにこの日が来たなと思います。関わりはじめてから7,8年経って、紆余曲折を経て今日に至るのでやっと世界に発信できる喜びと、世界や日本でどういう風に受け入れられるのか、不安もありつつ東西の壁を乗り越えて作り上げた作品をぜひ一人でも多くの人に見て頂きたいです」と喜びを語った。そして「21世紀、新しくこの小説を映像化することにあたって、どうすれば今の観客に受け入れられるのかなというところから始まりました。歴史上の人物や出来事にインスパイアされた小説ではありますが、やはりフィクションのエンターテインメントなので、いかにそのストーリーやキャラクターに入りこんで頂くか、いかにオーセンティックに集中できるものを作れるか、ということを大事にしたい、という想いからはじまりました」と制作当時もふり返る。虎永の家臣・樫木藪重役の浅野さんは、真田さんとの共演に「僕が19歳のときにご一緒したのが最初でしたが、長い時間をかけてご一緒していて僕にとって物凄く信頼できる先輩なので、真田さんがいてくださったのは大きかったですね」とその存在の大きさを語り、「真田さんの力が一番大きいと思うのですが、我々日本人にとって大きな一歩だと思いました」と感慨深くコメント。虎永の信頼する武将で親友の戸田広松役の西岡さんもまた「日本のちゃんとした武士道の形をハリウッド作品でみせたい」という熱い想いから、撮影時はプロデューサーのジャスティン・マークスに要望を話し叶えた場面もあったという。そして「やっとハリウッドで日本の武士道スピリッツが描かれたちゃんとしたものができたなと思います。迫力も満載ですし、ワクワクするようなドラマになっています!」と強くアピールした。謀反人の娘の宿命を背負うキリシタンで、虎永、按針の運命の鍵を握る重要人物・戸田鞠子役のサワイさんは「個人的には人間ドラマが一番私には響いていて、それぞれの関係性やそれぞれが犠牲にしないといけないものなどがたくさん見られる」と見どころを語る。のちの按針となるジョン・ブラックソーン役のコズモは「この作品には何百人もの人間が携わりました。ようやく世界中の人々に我々が作り上げた作品を観て頂ける事に喜びを感じています」とお披露目への感動を述べ、「この作品はトレンドを追う事なく王道を突き進み、見て頂ければ驚きと共に納得してくれると思います。按針を演じる上で気を付けたのは、物語の展開が大きくなるほど、確固たる意志と彼の内面性をきちんと表現できるように演技しました」とこだわりを明かした。アメリカでのプレミアを終え、キャスト&制作陣はいよいよ来週日本へ。今月19・20日に実施されるキャスト、プロデューサーの来日イベントは、オンラインで中継される。「SHOGUN 将軍」は2月27日(火)よりディズニープラス「スター」にて独占配信開始。「SHOGUN 将軍」ジャパンプレミア舞台挨拶は2月19日(月)18時~YouTubeにて生配信。「SHOGUN 将軍」大ヒット祈願イベントニコ生中継&スペシャル特番!は2月20日(火)19時~ニコニコ生放送にて配信。(シネマカフェ編集部)
2024年02月14日真田広之、ハリウッド初主演・プロデュースのドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」よりメイキング特別映像が解禁された。戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説を『トップガン マーヴェリック』の原案を手掛けたジャスティン・マークスほかハリウッドの製作陣により映像化した本作。配信スタートまで1か月を切り、期待感が高まる本作より、豪華キャストやスタッフのインタビューや、貴重な撮影風景を捉えたメイキング特別映像が解禁。映像では、初公開となる本編シーン等に加え、本作でハリウッド製作の連続ドラマ初主演を務める真田さんの、撮影映像を一心にみつめる場面や、出演者に声をかけるシーン等、プロデューサーとして本作に向き合う真剣な眼差しが見て取れる。“日本の文化を正しく世界に紹介したい”という真田さんの強い想いがひしひしと伝わり、そんな想いに呼応するように、本作はハリウッドが描く日本のドラマとしてかつてないほどのスケールによって創り上げられている。映像には、街並みなどの壮大なセットや撮影機材のほか、キャストが身に着ける衣装や武具や小道具に至るまで、並々ならぬこだわりが感じられ、さらには圧倒的な映像世界を実現するCG技術に至るまで、その徹底的なこだわりを随所に感じることができるメイキングとなっている。真田さんは本作について「とても壮大な人間ドラマだと思います。この作品に俳優やプロデューサーとして関われたというのは自分にとっても大きいことで、非常に重要な一歩を踏み出せたような気がします」と、心境を語っており、自身にとっても本作での経験はかけがえのないものとなったようだ。真田さんと本作を作り上げたキャストや、スタッフ陣も「誰も観たことがない 革新的なドラマシリーズ。製作チームが時代考証に費やした時間と創造力に驚かされた」(鞠子役/アンナ・サワイ)、「スケールに圧倒されるよ 国外でこれほど多くの日本人と共演するのは初めてだ 僕が今まで出演した中で桁違いに大規模で本格的な作品だ、すばらしいよ」(石堂和成役/平岳大)、「本作のテーマの1つは西洋とは全く違う日本の物語を視聴者に見せること。これほどのスケールで創り上げられたシーンは圧巻だよ」(プロデューサー/ジャスティン・マークス)と語るなど、本作への確固たる自信がうかがえる。日本の実力派豪華キャスト陣と、ハリウッドの制作陣が、徹底的にこだわり抜いて創り上げた本作。配信開始に向け、ますます注目が集まる。「SHOGUN 将軍」は2月27日(火)よりディズニープラス「スター」にて独占配信(全10話)。(シネマカフェ編集部)
2024年02月08日真田広之主演・プロデュース「SHOGUN 将軍」より日本語版キャラクターポスターが解禁された。本作は、ハリウッドスタジオによる壮大で圧倒的な映像世界で贈る、陰謀と策略が渦巻くSHOGUNの座を懸けた戦国スペクタクル・ドラマシリーズ。この度到着したのは、主要キャラクター総勢7枚の日本語版ポスター。「窮地に立たされた戦国武将」(吉井虎永)、「虎永と運命を共にする英国人航海士」(ジョン・ブラックソーン(後の按針))、「“謀反人の娘”の宿命を背負うキリシタン」(戸田鞠子)、「裏表の顔をもつ虎永の家臣」(樫木藪重)、「虎永と天下の覇権を争う敵将」(石堂和成)、「虎永に長年仕える忠実な腹心」(戸田広松)、「亡き太閤との子を守る母」(落葉の方)と、役柄の説明とともに、各キャラクターを表すコピーが記されている。それぞれ思惑を隠し持っているような感情の読めない表情、そして彼らの視線の先には何があるのか。壮絶な戦いを予感させる見逃せないキャラクターポスターとなっている。「SHOGUN 将軍」は2月27日(火)よりディズニープラス「スター」にて独占配信。(シネマカフェ編集部)
2024年01月31日戦国スペクタクル・ドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」よりキービジュアルが解禁。さらに真田広之率いる豪華キャストの来日も決定した。豪華キャストと圧倒的なクオリティで早くも世界中から大きな話題となっている本作。この度、ハリウッド作品初主演&プロデューサーを務める真田広之やアンナ・サワイ、コズモ・ジャーヴィス、そしてエグゼクティブ・プロデューサーを務めたジャスティン・マークスの来日が決定。2月19日(月)に都内劇場で、1話&2話を上映するジャパンプレミア上映会、2月20日(火)は都内某所で大ヒット祈願イベントが決定し、他主要キャストとスタッフもSHOGUNの舞台となる日本に集結する予定だ。ハリウッド製作の連続ドラマで初主演&プロデューサーを務める真田さんは、キアヌ・リーブスから“マスター”と慕われるなど、ハリウッドでの人望も厚く、いまや世界を代表する俳優の1人だ。そんな真田さんが日本での配信を迎える2月に緊急帰国を果たす。今回、『ブレット・トレイン』(2022)以来の帰国となる。主演&プロデューサーとして参加した本作では「数年にわたり関わってきましたこの作品がようやく完成し、皆様にお披露目できることを大変嬉しく、光栄に思います。困難な今の時代だからこそ、戦乱の世に不屈の精神で平和な世を築こうとした虎永の様な人物像が求められているのではと感じ、精一杯魂を吹き込みました」と熱い想いを語っている。海外メディア向けの初のスクリーニング記者会見では上映後に拍手喝采が起こるなど、真田さんが描く渾身の1作に世界中から大きな注目が集まっている。真田さんはプロデューサーとして、そして戦国最強の武将・吉井虎永役として、自身の母国であり本作の舞台となるこの日本の地で本作にかけた想いを日本中のファンに伝えるべく、メディアの取材やイベントに出席する予定だ。また、戦国最強の武将・吉井虎永ら物語の中心を担う登場人物たちのキービジュアルが解禁。戦国最強の武将・吉井虎永をはじめ、虎永の領地へ漂着する英国人航海士、ジョン・ブラックソーン(後の按針・コズモ・ジャーヴィス)、語学に堪能でキリスト教を信仰し按針の通訳を命じられる戸田鞠子(アンナ・サワイ)が捉えられ、物語の中心担う登場人物らの熾烈な戦いを予感させるキービジュアルとなっている。「SHOGUN 将軍」は2月27日(火)よりディズニープラス「スター」にて独占配信。(シネマカフェ編集部)
2024年01月26日真田広之主演・プロデュースで贈る天下分け目の戦国スペクタクル「SHOGUN 将軍」から、日本版予告が解禁となった。本作は、徳川家康や石田三成ら、歴史上の人物にインスパイアされた「関ヶ原の戦い」前夜を描くドラマシリーズ。窮地に立たされた戦国一の武将<虎永>と、その家臣となった英国人航海士<按針>、2人の運命の鍵を握る謎多きクリスチャン<鞠子>らにより描かれる歴史の裏側の、壮大な“謀り事”。そして、待ち受ける大どんでん返し。ハリウッドスタジオによる壮大で圧倒的な映像世界で描く、SHOGUNの座を懸けた、陰謀と策略が渦巻く戦国スペクタクル・ドラマシリーズとなる。この度解禁された予告編では、1600年(慶長5年)の日本を舞台に、緻密で豪華絢爛な城郭・城内の様子や、戦国最強の武将・吉井虎永(真田広之)と虎永の最大のライバルである石堂和成(平岳大)がしのぎを削る、熾烈な戦いを予感させるシーンの数々が映し出される。虎永の運命を変える異国の地から漂着した按針(コズモ・ジャーヴィス)が覚悟を決めるシーンや、按針と関係を深めていく鞠子が“さだめ”について語る様子など登場人物の関係性を伺わせる。そして画面を埋め尽くす鎧姿の武士たちが大群となり出陣する大迫力のシーンや、城内に夜襲を仕掛ける様子、虎永による魂のこもった「鬨の声」により大軍が動く壮大な戦闘を予想させるシーンも。さらに、航海士である按針が操る船での海上戦を予想させる迫力のシーンもあり、ハリウッド製作ならではの贅沢な映像と、誰もみたことのない壮大なスケールで描かれた戦国時代を目にすることができる。本作には戦国最強の武将・吉井虎永役の真田広之のほか、虎永の領地へ漂着する英国人航海士、ジョン・ブラックソーン役(後の按針)のコズモ・ジャーヴィス。語学に堪能でキリスト教を信仰し按針の通訳を命じられる戸田鞠子役のアンナ・サワイが物語の中心を担う。さらに、危険な野心を持つ虎永の家臣、樫木藪重役に浅野忠信、ブラックソーンの船が発見された漁村で藪重に仕える若き武将、樫木央海役に金井浩人、虎永の最大のライバルである武将、石堂和成役に平岳大、夫と子を失った悲しみの中で新たな目的を見つけなければならない未亡人、宇佐見 藤役に穂志もえかなど、豪華な顔ぶれが勢ぞろい。また、虎永の信頼する武将で親友の戸田広松役を西岡徳馬、鞠子の嫉妬深い夫・戸田広勝(文太郎)役を阿部進之介、虎永の息子で、自分の力を証明したいと強く願う生意気な吉井長門役を倉 悠貴、全国にその名を轟かせる遊女菊役の向里祐香、そして虎永の権力に終止符を打つためなら手段を選ばない、世継ぎの母として尊敬される落葉の方役を二階堂ふみが演じ、二度とない豪華キャストの共演が実現している。「SHOGUN将軍」は2月27日(火)よりディズニープラス「スター」にて初回2話配信、その後毎週1話ずつ独占配信(全10話)。※最終話は4月23日(火)配信予定(シネマカフェ編集部)
2024年01月18日2月にディズニープラス「スター」にて配信される「SHOGUN 将軍」のスクリーニング記者会見が開催。主演&プロデューサーを務めた真田広之ら製作陣が登壇した。豪華キャストと圧倒的なクオリティで、早くも世界中から大きな注目を浴びる本作。日本時間12月5日/ロサンゼルス時間12月4日に、ウエストハリウッドにあるロンドン・ホテルで行われたスクリーニング記者会見では本作が初めて現地メディアにお披露目された。アメリカ国内とインターナショナルのジャーナリスト約50人が招かれた会場で1話と2話が初上映され、上映後は「あそこまで拍手が起こるとは期待してなかったので、嬉しかった」と真田さんも驚くほど、メディアは拍手喝采で大絶賛。記者会見には、プロデューサー・主演を務める真田さんのほか、共同クリエイター/ショーランナー兼エグゼクティブ・プロデューサー/脚本家であるジャスティン・マークス&レイチェル・コンドウのコンビ、エグゼクティブ・プロデューサーのミカエラ・クラヴェル、日本人プロデューサーの宮川恵理子が出席した。ハリウッド製作の連続ドラマで初主演&プロデューサーを務める真田さん。これまで華々しいキャリアを築き上げ、数々のハリウッド大作に出演しててきたが、その中で「いつも孤軍奮闘して何とか日本人がおかしくないものにしようという戦いはずっと続いていました」と内なる想いを吐露。「どのプロジェクトでもできるだけ直そうとしたり、コンサルティング的なことはずっとしていたのですが、やはりイチ俳優としてできることの限界をずっと感じていました」と実はハリウッド界で挑戦する中で葛藤を抱いていたことを明かす。本作については「僕にとって奇跡のようなプロジェクトでしたし、プロデューサーとして初めての経験でした。日本人として、僕は日本の文化を正しく世界に紹介したかったんです。それはいつも僕の夢でした」と、葛藤があったからこそ晴れてプロデューサーとしてこの作品を作ることができた喜びを語る。プロデューサーを務める真田さんは、出番のありなしに関わらず朝早く出向き、美術小道具チェックをしたあと役者を迎え入れてリハーサルを確認してから、自身の扮装に入るという徹底ぶり。日本人の立ち振る舞いや話し方、シチュエーションなど、クリエイターのジャスティンと常に話し合いながら、プロデューサーとして隅から隅までこだわり抜いて作品を完成させたという。「ある意味での集大成でありはじめの一歩、というのがすごくあります。これを土台に、またどこまで行けるのかなという。大きな布石というか、何度か人生の中であったそういう感覚が、今また感じています」と熱い想いを覗かせる本作には、すでに“海外のスタジオが作る時代劇としては最高峰の作品になるにちがいない”との声も多く、彼がこだわり抜いた日本、そしてハリウッドの圧倒的スケールで描かれる本作は、真田さんの“集大成”として全く新しい光景を魅せてくれるにちがいない。本作で真田さんが演じるのは、徳川家康からインスパイアされた戦国最強の武将・吉井虎永。ほかにも、危険な野心を持つ虎永の側近、樫木藪重役に浅野忠信、ブラックソーンの船が発見された漁村で藪重に仕える若き武将樫木央海役に金井浩人、虎永の最大のライバルである武将、石堂和成役に平岳大、夫と子どもを失った悲しみの中で新たな目的を見つけなければならない未亡人、宇佐見藤役に穂志もえかなど、この作品でしか成しえない豪華な顔ぶれが勢ぞろい。また虎永の信頼する将軍で親友の戸田広松役を西岡徳馬、キリスト教を信仰する戸田鞠子(アンナ・サワイ)の嫉妬深い夫、戸田広勝(文太郎)役を阿部進之介、虎永の息子で、自分の力を証明したいと強く願う生意気な吉井長門役を倉悠貴、全国にその名を轟かせる遊女菊役の向里祐香、そして虎永の権力に終止符を打つためなら手段を選ばない、世継ぎの母として尊敬される落葉の方役を二階堂ふみが演じ、二度とない豪華キャストの共演が実現。さらに、衣装担当には黒澤明の長女で、NHK大河ドラマ『西郷どん』(18)や『青天を衝け』(21)、北野武監督・脚本の『首』(23)など名だたる作品の衣装デザインを務めた黒澤和子、美術には日本アカデミー賞最優秀美術賞を受賞した『それでもボクはやってない』(06)や岡田准一主演『天地明察』(12)を担当した部谷京子など、確かな実力を持つ製作陣も参加している。真田さんは「日本の時代劇専門のクルーも日本の俳優も力を合わせて現場で粘った作品なので、ぜひ期待していただきたいですし、何より素晴らしい原作と脚本の中で、日本人の精神性やサムライスピリッツを貫けたような気がしています。『SHOGUN 将軍』2024年バージョンの世界にどっぷりと浸っていただいて、楽しんでいただければと思います」とアピールした。日米の映画界で長きにわたって活躍してきた真田さんが、役者だけでなく映画人として挑戦した“渾身の1作”に、ますます期待が高まる。「SHOGUN 将軍」は2024年2月27日(火)よりディズニープラス「スター」にて独占配信。(シネマカフェ編集部)
2023年12月26日真田広之主演、プロデューサーとしても参加した「SHOGUN 将軍」が、2024年2月27日(火)より全10話のリミテッドシリーズとしてディズニープラスで独占配信。併せて、徳川家康にインスパイアされた、真田さん演じる戦国一の武将、虎永の新ビジュアルが解禁となった。米国でジェームズ・クラベルのベストセラー小説を実写ドラマ化し驚異的な視聴率をたたき出した「SHOGUN」。ディズニープラスでは、そんな伝説的な小説を『トップガン マーヴェリック』の原案を手掛けたジャスティン・マークスとレイチェル・コンドウらハリウッドの製作陣の手で新たに映像化。先日の予告編解禁時には、豪華キャストと圧倒的なクオリティを放つ渾身の1作に期待の声が溢れ、大きな注目を浴びた。徳川家康ら、歴史上の人物や出来事にインスパイアされた「関ヶ原の戦い」前夜の激動の時代を舞台に窮地に立たされた戦国一の武将<虎永>と、日本に漂着し、その家臣となったファースト・サムライ<按針>。誰もが知る歴史の裏側の、壮大な“謀り事”。そして、待ち受ける大どんでん返し。SHOGUNの座を懸けた、乱世を生き抜く者たちの陰謀と策略が渦巻く戦国スペクタクル・ドラマシリーズだ。本作の舞台は1600年代、<天下分け目の戦い>前夜の日本。プロデューサー&主演の真田さんは、敵対するライバルたちに、命をかけて戦う戦国最強の武将・吉井虎永を演じる。虎永に敵の包囲網が迫るなか、近くの漁村で謎のヨーロッパ船が置き去りにされているのが発見され、その船に乗っていたとみられるイギリス人水先案内人、ジョン・ブラックソーン(後の按針・コスモ・ジャービス)が虎永の領地へ漂着する。虎永は、語学に堪能でキリスト教を信仰する戸田鞠子(アンナ・サワイ)に按針の通訳を命じ、次第に按針と鞠子の間には固い絆が生まれ始める。虎永はブラックソーンを身近に置き、その存在はやがて虎永の勢力に大きな影響をあたえることに。果たして虎永は、按針と共にこの乱世を制することができるのか――?この度解禁となった新ビジュアルは、虎永が戦に向かう前のような、意を決したまなざしでこちらを見据える、迫力満点の将軍のビジュアル。また、悪名高い裏切り者で虎永の側近、樫木藪重役に浅野忠信、ブラックソーンの船が発見された漁村の若きリーダー樫木央海役に金井浩人、虎永の最大のライバルである大名、石堂和成役に平岳大、夫と子どもを失った悲しみの中で新たな目的を見つけなければならない未亡人、宇佐見藤役に穂志もえかなど、この作品でしか成しえない豪華な顔ぶれが勢ぞろい。また、虎永の信頼する将軍で親友の戸田広松役を西岡徳馬、鞠子の嫉妬深い夫、戸田広勝(文太郎)役を阿部進之介、虎永の息子で、自分の力を証明したいと強く願う生意気な吉井長門役を倉悠貴、全国にその名を轟かせる遊女菊役の向里祐香、そして虎永の権力に終止符を打つためなら手段を選ばない、世継ぎの母として尊敬される落葉の方役を二階堂ふみが演じる。「SHOGUN 将軍」は2024年2月27日(火)より初回2話配信、以降毎週1話ずつディズニープラスにて独占配信(全10話)。(シネマカフェ編集部)
2023年12月01日真田広之が主演・プロデューサーを務め、ハリウッドの製作陣が送るドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」がディズニープラスにて2024年2月から独占配信決定。キービジュアル、予告、そしてキャストが世界解禁となった。1980年にアメリカで実写ドラマ化され、驚異的な視聴率をたたき出したジェイムズ・クラベルのベストセラー小説「SHOGUN」。ディズニープラスでは、『トップガンマーヴェリック』の原案を手掛けたジャスティン・マークスとレイチェル近藤らハリウッドの製作陣の手で新たに全10話のドラマシリーズとして映像化。物語の舞台は1600年代、<天下分け目の戦い>前夜の日本。戦国最強の武将・吉井虎長に敵の包囲網が迫るなか、彼の窮地を救う秘密を持ったイギリス人航海士ジョン・ブラックソーン(後の按針)が虎長の領地へ漂着する。虎長は、英語を話しキリスト教を信仰するまり子に按針の通訳を命じ、2人の間には絆が生まれ始める。果たして虎長は、按針と共にこの乱世を制することができるのか。誰もが知る徳川家康や石田三成ら、歴史上の人物にインスパイアされた本作、将軍の座を懸けた陰謀と策略が渦巻く戦国スペクタクル・ドラマとなる。物語の中心人物であり、敵の包囲網に追い詰められた武将・吉井虎長を演じるのは、本作のプロデューサーと主演を務める真田広之。ハリウッド制作の連続ドラマでは初主演となる。真田広之そしてイギリス人航海士・ジョン・ブラックソーンを演じるのは、『レディ・マクベス』やNetflix『説得』などに出演、ミュージシャンとしても知られるコスモ・ジャービス、さらに通訳・戸田まり子を演じるのは『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』に出演するなど、ハリウッドで活躍する俳優・澤井杏奈が演じる。ほかにも本作には、ハリウッド制作のドラマでは前例にないほど、多くの日本人俳優が出演している。悪名高い野心家で虎長の側近である柏木矢部役に浅野忠信。浅野忠信ブラックソーンの船が発見された漁村の若きリーダー・柏木近江役に金井浩人、虎長の最大のライバルである強力な大名・石堂和成役に平岳大、夫と子を失った未亡人・宇佐美藤役に穂志もえか、虎長が最も信頼し、親友でもある大名・戸田広松役に西岡徳馬、まり子の嫉妬深い夫・戸田文太郎役に阿部進之介、虎長の息子で自分の力を証明することに躍起になっている生意気な吉井長門役に倉悠貴、そして、虎長とその息子の権力に終止符を打つためなら手段を選ばない、太閤の側室・落葉の方役を二階堂ふみが演じる。二階堂ふみ本作はレイチェル近藤とジャスティン・マークスが制作し、マークスがショーランナー兼エグゼクティブ・プロデューサーを務める。また、ミカエラ・クラベル、エドワード・L・マクドネル、マイケル・デ・ルーカ、近藤がエグゼクティブ・プロデューサーを務め、真田さんもプロデューサーを務める。シリーズの制作はFXプロダクションが担当した。今回解禁されたキービジュアルは、火の中を馬に乗った、真田さん演じる虎長が刀を持って進む、荘厳かつアイコニックなもの。さらに、初解禁となった予告編では、<天下分け目の戦い>前夜の日本を舞台に、真田さん演じる吉井虎長がただならぬ雰囲気を醸しだす。そして彼の領地へ漂流したイギリス人の航海士・ジョンと関わっていく人物たちが次々と登場し、迫真の演技で魅せる豪華実力派俳優陣に目を見張る。映像では、火花散る接戦や刀で激しく斬りかかる戦闘シーンなど、ハリウッドが描く驚異的なスケールと臨場感に溢れ、観る者すべてを圧倒する“全く新しい戦国スペクタクルドラマに期待が高まる。『SHOGUN 将軍』は2024年2月よりディズニープラスにて独占配信開始。(シネマカフェ編集部)
2023年11月03日ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONSの片寄涼太と関口メンディーが18日、都内で行われた『BATTLE OF TOKYO』記者発表会に出席した。LDHに所属するGENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZの4グループ、Jr.EXILE世代による次世代総合エンタテインメントプロジェクト『BATTLE OF TOKYO』。このたび、リアルとバーチャルを横断・融合することで生まれる世界初の「Mixed Reality Entertainment」として本格始動した。舞台は、架空の未来都市「超東京」。Jr.EXILE世代のメンバー総勢38人が集結し、一人ひとりが自ら創造したキャラクターたちがアバターとなり、MAD JESTERS、ROWDY SHOGUN、Astro9、JIGGY BOYSの4つのチームとなってバトルを繰り広げる。片寄は「2年前にライブをさせていただいて、そして2021年にこうして始まるということで、大変ワクワクしています。率直に楽しみです」と心境を告白。自身のアバター名を「SherRock(シャーロック)」にした理由を、「『名探偵コナン』が好きで。コラボできたらいいなと思います」とコラボに期待を寄せた。メンディーは「BATTLE OF TOKYOは、アニメーションやライブなど、いろんなエンターテインメントが掛け合わさって、新たなエンターテインメントを生み出していくプロジェクト。まだ謎がいっぱいあり、そういったところもどんどん解き明かされていくので、注目していただけたら」とアピール。また、自身のアバターの声優に木村昴が決定し、「すごくうれしいですし、なんといっても木村さん、僕とタメンディー! 同い年なので親近感ありますし、同い年の化学反応が生まれたらうれしいなと思っています」と喜び、「木村昴さんはジャイアンの声をやられているのでカラオケ対決したい」とも話した。会見には、EXILE HIRO、THE RAMPAGEの川村壱馬、吉野北人、FANTASTICSの世界、BALLISTIK BOYZの砂田将宏、CGアニメーションスタジオのクラフター代表取締役社長・古田彰一氏、映像監督の東弘明氏も出席した。
2021年04月18日LDHに所属するGENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZの4グループ、Jr.EXILE世代による次世代総合エンタテインメントプロジェクト『BATTLE OF TOKYO』の記者発表会が18日、都内で開催された。2019年、「ENTER THE Jr.EXILE」をテーマに、4チーム総当たりコラボバトルが開幕。6本のコラボバトルミュージックビデオ、コンピレーションアルバム、4日間連続ライブなどの展開で熱狂を生み出し、Jr.EXILE世代による新たな歴史が刻まれた。そしてこのたび新たな展開として、リアルとバーチャルを横断・融合することで生まれる世界初の「Mixed Reality Entertainment」プロジェクトが発表された。舞台は、架空の未来都市「超東京」。Jr.EXILE世代のメンバー総勢38人が集結し、一人ひとりが自ら創造したキャラクターたちがアバターとなり、MAD JESTERS、ROWDY SHOGUN、Astro9、JIGGY BOYSの4つのチームとなってバトルを繰り広げる。アニメーション声優の第1弾も発表され、ZERO(≠白濱亜嵐)を梶裕貴、PARTE(≠関口メンディー)を木村昴、LUPUS(≠川村壱馬)を石川界人、LUCAS(≠吉野北人)を堀江瞬、TEKU(≠世界)を武内駿輔が担当することが明らかに。なお、アバター化において、FANTASTICSの世界がモーションキャプチャーのモデルを務めた。会見には、EXILE HIRO、GENERATIONSの片寄涼太、関口メンディー、THE RAMPAGEの川村壱馬、吉野北人、FANTASTICSの世界、BALLISTIK BOYZの砂田将宏が出席。片寄は「2年前にライブをさせていただいて、そして2021年にこうして始まるということで、大変ワクワクしています。率直に楽しみです」と心境を告白し、世界も「僕はアニメや漫画が大好き。このプロジェクトがスタートする第一歩が今日だと思うので、すごくワクワクしています」と期待に胸を膨らませた。吉野は自身のアバターを見て、「すごい再現度で、クオリティも高くて、僕の鼻のほくろまで再現されているので、楽しみです」と再現度に驚き、「そこに声優さんの声と動きがつく。今後が楽しみだなと思いました」と期待。砂田も「自分がキャラクターになっているのが信じられないですし、うれしいですし、再現度に本当にびっくりしています」と語った。メンディーは、自身のアバターの声優に木村が決定し、「すごくうれしいですし、なんといっても木村さん、僕とタメンディー!」と叫んで喜びを表現。「同い年なので親近感ありますし、同い年の化学反応が生まれたらうれしいなと思っています」と語った。川村も、石川が声優を務めることに「お名前を拝見したときにびっくりして、豪華すぎて声もでなかったです。逆に」と喜んだ。また、6月23日にアルバム『BATTLE OF TOKYO TIME4 Jr.EXILE』をリリースすることも発表。片寄は「BATTLE OF TOKYOの世界観を表現する1枚。各グループの曲もありますし、コラボの楽曲だったり、全グループで1曲歌ったり、盛りだくさんのアルバムになっています」と紹介し、川村は「それぞれのグループのカラーがすごく出ていて、でも普段のアーティスト像ではなく、BATTLE OF TOKYOに寄り添ったテイストのサウンドになっています」と魅力を伝えた。
2021年04月18日3月上旬、都内で愛犬を散歩させる木村拓哉(48)の姿があった。常に芸能界の第一線で活躍する木村。つかの間のひと時を愛犬に癒されていたのだろうか。そんな木村について、「実は木村さんは3年ほど前から話が来ていた、アメリカで制作される大作ドラマシリーズの主演オファーを正式に断念したんです」と教えてくれたのは、海外事情に詳しい映像関係者だ。「題名は『将軍 SHOGUN』。イギリスの小説が原作で、17世紀の日本が舞台。漂着したイギリス人航海士と日本の戦国大名が、戦乱の世を生き抜くさまが描かれます。’80年にもアメリカでドラマ化され、三船敏郎さん、島田陽子さんらが出演しました。当時、全米視聴率は最高36.9%を記録。いまや伝説の作品といわれています。今度のリメーク版は戦国大名の視点を掘り下げるそうで、そこで主演として木村さんに白羽の矢が立ったのです」木村といえば、’04年には香港映画、’09年にはフランス映画に出演。また、’17年の主演映画『無限の住人』はカンヌ映画祭で上映も。「『無限の住人』はアメリカやヨーロッパ各国などでも公開。同作を手掛けたのは著名なイギリス人プロデューサーですが、木村さんを絶賛し“彼は次世代の三船敏郎になるかもしれない”なんて言っていましたよ」(映画ライター)そしてまさに、“ネクスト三船”を象徴するかのように『将軍 SHOGUN』の打診が来たのだ。「自身初の海外ドラマ主演。国際派スター三船敏郎さんの背中を追いかけるべく、木村さんも撮影開始に向けて気合が入っていたと思います」(前出・映像関係者)しかし撮影計画は大幅に変更されていったという。「新型コロナウイルスの影響が大きかったといいます。それでもなんとか今夏からの撮影開始は決まりましたが、木村さんのスケジュール調整が困難に。やむなく昨年末ごろ、木村さんサイドが辞退を申し出たそうです。代役は浅野忠信さん(47)で調整中と聞きました」(前出・映像関係者)問題となったのは長い拘束期間。「ドラマは10話にわたり、撮影地は日本やアメリカ、カナダ。撮影期間は1年をかけるといいます。近年、木村さんは主演作品が好評で、続編含めオファーも続々。このドラマを受ければ、ほかの日本作品にはほとんど出られなくなってしまうため、泣く泣く出演をあきらめたそうです。リメーク版はアメリカに加え、ヨーロッパやアジアでも放送予定でした。木村さんも無念の思いでしょう」(前出・映像関係者)待望の全米進出が“挫折”を余儀なくされた木村。冒頭の散歩中でも鋭く前を向くその視線は、再び訪れるチャンスを狙っているのかもしれない――。「女性自身」2021年4月20日号 掲載
2021年04月06日複数店舗で同時注文が可能にデリバリー対象エリは施設から1.5km 圏内複数店舗のオーダーでも配達料金は1 回分(380 円)のみ予約困難な銘店の味を今度は自宅で楽しめる!お店を“はしご” して食べ歩くスタイルが人気の「THE RESTAURANT」。そのスタイルをデリバリーでも踏襲できるのがこの“ホッピングデリバリー”サービスです。「THE RESTAURANT」の17 店舗の内、12 店舗が参加し、「おつまみはこのお店」、「〆のご飯はあのお店」と、お店の垣根を越えてオーダーができる仕組みを構築。同時にオーダーすれば、多店舗のオーダーでも1 回分の配達料金380 円でOK なのです。自宅でも“はしご”が可能に!さらにメニュー内には、自宅で調理する『沖縄そばセット』や『白井餃子(冷凍)』もラインナップ。熱々のおいしさを自宅で楽しむことも可能です。12店舗のデリバリーメニューの一部をご紹介!どんなメニューがオーダーできるのか気になりますよね。さっそく、各店舗の代表メニューをご紹介します!焼鳥【焼鳥 佐田十郎 囲ム】『焼鳥弁当(松)』1,944円ハンバーガー【SHOGUN BURGER(ショーグンバーガー)】『トリプルチーズバーガー』(フライドポテト付き)3,080円寿司【寿司團】『8貫+かっぱ巻き』3,500円パスタハウス【Taratata(タラタタ)】『広尾のスパイシーナポリタン~10種野菜、リコッタサワークリーム添え~』1,800円とんかつ【広尾とんかつ ひとみ】『ロースカツ弁当』2,680円中華【馬小房(マーシャオハン)】『上海焼きそば』1,600円そば屋【むつ星】『上天重』1,800円メキシコ料理【OXOMOCO(オショモコ)】『フライド豆腐ラップ』1,200円ミドルイースタン料理【Salam(サラーム)】『スモークワカモレとコーンチップス』1,280円ティーラウンジ【茶季】『フルーツサンドミックス』1,322円スナック【スナック すいか/白井餃子】『白井餃子』(10個入り)※冷凍でのお届け 1,200円沖縄【沖縄出汁商店】『自宅で簡単! 沖縄そばセット』(2人前)1,950円オーダー方法はこちら①新規会員登録※決済はクレジットカードのみ②届け先を指定する③「現在地を探す」を押す※配達可能エリアは「THE RESTAURANT」から半径1km圏内※配達可能エリア内の場合、商品一覧が表示されます④希望の商品を選択し、注文・複数店舗の注文でも送料は一律380円です・最低注文金額は1,500円ですお近にお住いの方はぜひ注文してみてください。
2021年02月16日月島総記著『小説 BATTLE OF TOKYO vol.1』が2月25日(木)に発売されることが決定。本日2月4日(電子書籍は8日)からAmazonで予約開始となった。この作品はLDHが仕掛ける総合エンタテインメント・プロジェクト『BATTLE OF TOKYO』を物語化したもの。物語の舞台は、大嵐による壊滅から、急速に復興を遂げた大都市「超東京」。高度に進化したネットワークに管理され、多くの人が豊かに暮らす平和な超東京に怪盗団MAD JESTERS(GENERATIONS)の噂が。そしてROWDY SHOGUN (THE RAMPAGE)、Astro9(FANTASTICS)、JIGGY BOYS(BALLISTIK BOYZ)ら、特殊な能力を持った若者たちのバトルが幕を開ける。著者の月島は『emeth~人形遣いの島~』で第3回スクウェア・エニックス小説大賞に入選し、2007年に小説家デビュー。『巴里の侍』で第1回ダ・ヴィンチ文学賞A.S.ゼロワングランプリ大賞を受賞。『INGRESS THE ANIMATION ―NOVELIZED―』『ファイナルファンタジー零式 Change the World』などを手掛けてきた。それに加え『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』や『交響詩篇エウレカセブン』など、数々の人気SFを世に放ち、同プロジェクトの企画・構成にも携わる佐藤大、『HiGH&LOW』シリーズの脚本と企画を担当する平沼紀久らBATTLE OF TOKYO企画チームが監修した、原作小説の第1巻となる。未だに多くが謎のままの『BATTLE OF TOKYO』が、いよいよ本格的に動き出すとあって期待が高まるばかりだ。■書誌情報月島総記『小説 BATTLE OF TOKYO vol.1』2月25日(木)発売定価:640円(税別)予約販売:
2021年02月04日金沢駅西口の複合施設「クロスゲート金沢(CROSS GATE KANAZAWA)」が、2020年8月1日(土)にグランドオープン。施設内には、金沢初のハイアットブランドホテル「ハイアット セントリック 金沢」と「ハイアット ハウス 金沢」が開業するほか、分譲マンション「ザ・レジデンス金沢」、商業施設を内包する。JR金沢駅西口の複合施設「クロスゲート金沢」「兼六園」や「近江町市場」などの観光スポット、そして伝統的な加賀料理や日本海の海の幸など、見どころがいっぱいの石川県金沢市。「クロスゲート金沢」は、日本国内だけでなく国外からも人やモノが集う、魅力あふれる金沢の玄関口として地域の発展に貢献したい、という想いのもと名付けられた。館内は、ハイアットブランドのホテルを核としながら、緑溢れる空間も演出。3階には、屋上庭園「みらいの丘」を設置する。金沢初のハイアットブランドホテルが誕生「クロスゲート金沢」の核を担うテナントが、「ハイアット セントリック 金沢」と「ハイアット ハウス 金沢」。ハイアットブランドにとって金沢初進出となるこれら2館では、北陸の中心都市である金沢駅前の新しい賑わいを演出し、交流の場を提供するようなホテルを目指す。ハイアット セントリック「ハイアット セントリック」は、全国の好立地に展開するフルサービス・ライフスタイルホテル。ロビーではゲスト同士の交流の場を提供するほか、館内のバーやレストランでは、地元の味覚にインスピレーションを得たメニューやシグニチャーカクテルを味わうことが出来る。ハイアット ハウス「ハイアット ハウス」は、自宅で過ごすような利便性を客室に備えた、連泊ゲスト向けのホテル。モダンな住宅のようなデザインの客室には、キッチン、リビングルーム、ベッドルームを備え、旅行中でも普段通りの仕事やルーティンがこなせるような空間を演出する。商業施設エリアには飲食店を中心に34店舗が出店1階、2階部分に位置し、約3,124㎡の面積を有する商業施設エリアには、飲食店を中心とした34店舗が出店。“プレミアムフード&レストラン”をコンセプトに、地元金沢の店舗から金沢初進出、新業態店舗まで様々なジャンルのショップ&レストランが集結する。1階は、日常にも便利なフードマーケット「エムザ デリマーケット クロスゲート プレミアム(M’za Deli Market CROSS GATE Premiun)」をはじめ、スターバックス(Starbucks)などのカフェやスイーツの専門店14店舗で構成。2階は、金沢や東京の名店料理を楽しめるフードホール「フードクラブ(FOODCLUB)」が登場するほか、富山の焼肉店が手掛ける人気ハンバーガー専門店「ショウグン バーガー((SHOGUN BURGER))」や石川県初の寿司屋「のとめぐり」をはじめとする北陸の山海の幸、能登牛、地酒など地元ならではの食材を堪能できる19店舗が揃う。【詳細】クロスゲート金沢開業時期:2020年8月1日(土)住所:石川県金沢市広岡1-8周辺主な施設:ハイアット セントリック 金沢、ハイアット ハウス 金沢、ザ・レジデンス金沢、商業施設※ハイアット セントリック 金沢、ハイアット ハウス 金沢は5月15日(金)より予約受付中。【予約・問い合わせ先】ハイアット セントリック 金沢:076-256-1360ハイアット ハウス 金沢:076-256-1460<商業施設エリア出店店舗>・1階エムザ デリマーケット クロスゲート プレミアム、スターバックス コーヒー、菓ふぇ MURAKAMI、パンのセレクトショップ&カフェ(仮称)、ハナ シュプリーズ(HANA surprise)、ストック(stock)、WAFLA/W・CAFE(仮称)、広重 TEA マジック、ザ ギフト(THE GIFT)、ドルミール(DORUMIRU)、マンハッタンロールアイスクリーム、クロネコジャック(KuronecoJack)、カフェ プレスタ(Café PRESTAT)、コムクレープ(comcrepe)・2階フードクラブ、熟成和牛焼肉 エイジング・ビーフ、うなぎ四代目菊川、スタンレー ダイニング(STANLEY DINING)、ディンズ バイ ジンディンロウ(鼎’s by JIN DIN ROU)、まっとう福喜寿司、ディネト(DINETTE)、のどぐろ料理 あ才、ラグジュアリー インディア ルビーナ(Luxury India Rubina)、ダイジュウテイ(DAIJUTEI)、和牛割烹 だいすけ、ととと、ヴァンナムール(vin amour)、ビストロ オリエンタル(Bistro Oriental)、ショウグン バーガー(SHOGUN BURGER)、能加万菜 市、あまつぼ、喜久や、焼鳥 松葉ともみじ、のとめぐり※ショウグン バーガー、のとめぐりは2021年4月1日(木)オープン。
2019年09月06日ロックバンド・SHOGUNが、17日に放送されるテレビ東京系音楽番組『金曜7時のコンサート~名曲!にっぽんの歌~』(毎週金曜 18:53~)の2時間スペシャルに出演することが15日、わかった。同グループは1979年にデビューし、テレビ出演は30数年ぶり。人気ドラマ『俺たちは天使だ!』(日本テレビ系)主題歌で、アイドルグループ・TOKIOがカバーしたことでも知られる「男達のメロディー」と、故・松田優作さんの主演ドラマ『探偵物語』(同局系)主題歌「BAD CITY」の2曲を、スペシャルメドレーとして披露する。また、番組には俳優の竹中直人がスペシャルゲストとして登場する。デビュー前から影響を受けていたという松田さんについて「テレビで優作さんが出ているのを初めて見たときに、あの表情というか、体の動き、そしてあの声に圧倒されたんです」と、思いを語る。さらに竹中は、歌手としても活躍していた松田さんの名曲として「YOKOHAMA HONKY TONK BLUES」をピックアップし、熱唱。SHOGUNのステージにも興奮した様子を見せる。
2016年06月16日