男性にとっても女性にとっても大切なイベントの一つ、バレンタンデー。しかし男女の思いが交錯する日ゆえに、思いがけない悲劇が起きてしまうことも多々。そこで今回は、バレンタインデーで男性側に起こった、ちょっと笑える悲しいエピソードを紹介します。■休日の学校で……(29歳/男性)「僕が高校2年生だった’99年の2月14日は日曜日。つまり学校が休みでした。それでも『本命だったら休みだろうが関係なくもらえるものだ!』と、バカな思い込みをした僕は、休みにも関わらず学校へ行き、夕方まで教室でマンガを読んだり、校内をウロウロしてチョコレートをくれる女の子を待ったりしました。当然、チョコレートはもらえませんでした。週があけて月曜日、バレンタインチョコを求めて休日の学校を徘徊(はいかい)していたことが同級生に広まり、僕には『バレンタインゾンビ』というとんでもないあだ名がつきました。地元に帰るといまだにそう呼ばれることがあります……」自意識過剰な思春期の男の子なら、だれもがやってしまってもおかしくはない大失態。それにしても、あだ名のセンスが素晴らしいですね。■生フルーツチョコが……(26歳/男性)「学生時代、まだ付き合って2カ月ほどの彼女と初めてのバレンタインを迎えました。彼女はお世辞にも料理がうまいとは言えず、また要領も良くなかったので、バレンタインの一週間前からせっせとチョコレート作りの準備をしていました。ところがこの準備期間の長さが悲劇を生んでしまったのです。バレンタイン当日、彼女から手渡されたのはカットフルーツの表面をチョコでコーティングしたものでした。僕は『これはなにかな~?』と言いながら、袋から丸いチョコを取り出しひと口でほお張りました。すると次の瞬間、口の中いっぱいにヘンな味が!なんと中身のカットフルーツが傷んでいたのです。僕は『これはぶどぅぅぃぃ』と叫び、思わず口から出してしまいました。彼女いわく、フルーツも一週間前から準備していたとのこと。さらに冬場だからと冷蔵庫に入れて保管していなかったそうで……。それ以来僕になにかを作ってくれることはなくなりました……」彼女も気合を入れてがんばったはずなのに……これはかわいそうですね。■ちぢれ毛 (34歳/男性)「嫁さんからもらった手作りバレンタインチョコの真ん中に、ちょろんと縮れた毛が埋もれているのを発見。私は『これはいやがらせかなぁ……』と一瞬思ったのですが、以前『女性の陰毛は競馬のお守りになる』と話したことを思い出しました。その話をお覚えていてくれて、競馬が趣味の私のためにこんな特別なチョコを作ってくれたのだと、私は大いに感動しました。もちろん、お守りチョコは食べずに保存することに。数分後、話を聞いた嫁さんは顔を真っ赤にして私を殴りました。毛入りチョコも捨てられました……」違ったのですね(笑)。■ほかの子が……(32歳/男性)「まだ大学生だったころ、別のゼミに所属するAさんに好意を抱いていました。幸いにもお互いのゼミは頻繁に交流会を開くほど仲がよかったため、私は交流会のたびにAさんの元へ行き、積極的に話をしました。そして、翌年のバレンタインデー、僕はAさんに呼び出されました。『これはまさか告白か!?』と淡い希望を抱きつつ指定された場所に行くと、そこにはAさん……と彼女の友人のBさんが。なんとゼミ交流を重ねていくうちに、Bさんが僕に好意を抱いてしまったらしいのです。そういえば、いつもAさんの横にBさんがいたなぁ……」この後、Bさんの告白を断り、Aさんにも嫌われたそうです……。まさに悲劇。■嫁さんの代わりに……(38歳/男性)「数年前、病気で寝込んでいる嫁さんから、会社で配るバレンタインチョコを買いに行ってほしいと頼まれたことがありました。そこで某大手百貨店へ向かったのですが、売り場はものすごい人の数。もちろん女性ばかりで男性なんてほとんどいません。いるとしても、カップルばかりです。(男なのにチョコを買ってるとか、ヘンに思われていないだろうか……?)ふとそんなことを考えた瞬間、私は急に周囲の目が気になり、軽いパニック状態になってしまいました。さらに次の瞬間『ママー、あの人オトコなのにチョコ買ってるよー』『しっ! 男性同士でチョコをあげてもかまわないのよ!』売り場脇のベンチに座っていた少女の純粋な疑問が私の心に突き刺さり、少女の母親のフォローになっていないフォローが私を打ちのめしました。結局なにも買えず帰宅。病み上がりの奥さんにしかられました。強い心がほしいと切に思った瞬間でしたね……」私も仕事でバレンタインチョコを買いに行ったことがありますが、ホント男性がひとりで売り場にいると浮くんですよね……。お気持ち察します。自業自得なケースもありますが、どの悲劇も男性ならいつ体験することになってもおかしくないもの……。男性諸君、バレンタインだチョコだと浮かれるなかれ!気をつけないと、次はあなたの体験談がここに出るかもしれませんよ?(貫井康徳@dcp)【関連リンク】【コラム】バレンタインデーなのにチョコレートが危ない!チョコレートあれこれ【コラム】バレンタインデーに意外な人気スポットは生なもの?【ランキング男性編】過去にもらったバレンタインデーのチョコレートの最高数ランキング
2011年02月11日自供から発覚当ニュースでも既報した、2人の男が保険金目的に、横浜市の女性を溺死させたとされる事件で、神奈川県警が捜査のミスを認め謝罪をした。多数のメディアが一斉に報じた。事件は横浜市の内装工「新井竜太」被告と、埼玉県の無職「高橋隆宏」被告が、2009年8月におじを殺害したとして逮捕され、取り調べを受けている際に、「横浜市でも女性を殺した」と供述したことから発覚。※画像はイメージ当初判断は事件性なしこの事件では、殺害された女性と高橋被告の間には養子縁組が結ばれており、高橋被告は女性の死亡後、約3,600万円の保険金を受け取ったとされる。神奈川新聞によれば、県警は女性に外傷がなかったことや、両被告による下記のような供述を信用し、事件性はないと判断したという。「飲酒して風呂で寝てしまうことが多く注意したことが何度かあった。前夜も遅くまで飲酒していた」保険会社からも問い合わせがあったが・・・また2007年8月には、保険会社からも問い合わせがあったが、判断は変わらなかった。この件について県警は下記のような謝罪と反省の意思をメディアに表明している。「関係者の供述をうのみにし、徹底した周辺捜査を怠った」「事件性が低いとの判断から解剖せず、水死の背景を明らかにする機会を失った」「署判断だけに任せず関係者や背景などを細かく聞いて多角的に検討、事件性の有無をより慎重に行っていく」
2010年11月09日