フリーランスライター、編集者。旅好き編集ユニット「auk(オーク)」としても、雑誌の記事や本作りを行っている。著書に『ラトビア、リトアニア、エストニアに伝わる温かな手仕事:バルト三国の伝統的なハンドクラフトと街歩き案内』(誠文堂新光社)ほか。「greenpoint books & things」として、イベントなどで古書の販売も。一児の母。
そろそろうちのこにも料理を教えたい。でも何からどうやって教えたらよいのかわからない…そんなママのために、家でママが教えるためのコツを盛り込んだ親子レシピをご紹介。「小さな子どもでも1人で作れるレシピ」「親子で分担して作るレシピ」「ママが料理を教えるときに、子どもに伝えるべきこと」などをお伝えしていきます。
今回の「やさしいママのヒミツ」は、 シンプルでどんな食卓にも合う、使いやすい器 が人気の 陶芸家・小川麻美 さん。5歳の男の子のママです。 山と湖がほど近い自然に囲まれた、まるで北欧のような雰囲気の工房とアトリエを併設したご自宅を訪ね、 作品づくりや暮らし、子育て までお話をたっぷり伺いました。 小川麻美(おがわ・あさみ)さん 夫の瑞木(みずき)さん、息子の桧(かい)くん(5歳)、愛猫(じん8歳、にこ2歳)の3人と2匹の家族 会社勤めをしながら陶芸教室に通い、独学で作陶。2011年より本格的に活動を開始。各地のクラフトフェアや企画展、個展に参加。2017年に夫が勤務する無垢家具の専門店「ソリウッド・プロダクツ」の工房がある相模原に住居と陶工房を構える。 Instagram: @asami.o_utsuwa 自然豊かな相模湖へ移住 夫の瑞木(みずき)さんが勤める、無垢材を使った家具工房までは自転車で5分ほど。相模湖にほど近い自然溢れるこの地に越してきて、今年でちょうど5年めとなる麻美さん一家。 自宅に併設された工房&アトリエで、日々の創作活動をしている麻美さんですが、幼い子どもがいると 仕事に集中したり、リフレッシュをする時間の確保 がなかなか難しいもの。どのようにバランスをとっているのでしょうか。 早速、麻美さんの平日のスケジュールを見てみましょう。 5:30〜6:00 : 起床。ランニングまたはウォーキング 6:30 : 夫の弁当作り 7:00 : 夫が出勤。朝食を摂りながら、ネットでニュースを読む 7:45 : 息子を起こして登園支度 9:00 : 保育園に送る 9:20 : 帰宅。ひと息つく 10:00 : 制作開始 12:30〜13:30 : 昼休憩 13:30 : 仕事再開 17:00 : 保育園にお迎え 17:30 : 家事 18:00 : 入浴、夕食準備 21:00 : 就寝 「自宅で仕事をしていると、時間に追われてなかなか運動をすることができないので、できるだけ 朝早くから動きたい と思っています。気候がいいときは朝から 歩いたり、ランニング をしたり。自分のための時間を確保するように心がけていますね。 息子のお迎えは基本的に私が担当していますが、忙しいときは夫にお迎えをお願いすることも。夫は土日も仕事、水曜休みで子どもと時間がなかなか合わないので、 夕食の時間は家族が揃う大切な時間 です」 ご自宅のキッチンと、扉一枚を隔てた場所に工房を持つ麻美さん。 仕事と家事のメリハリ はあまり意識していないのだとか。 「家の3分の1が工房で、 平屋 にしたのは夫のアイデア。作陶をしながら家事をするのに階段の昇り降りがあると大変なので、全部が繋がっているのはいいなと思います。 17時になったら仕事を切り上げるようにしていますが、本当はもう少し時間を捻出したいですね。子どもを寝かしつけてからやろうと思っても、一緒に寝てしまうことが多くて。だから朝早く起きて、時間を作るようにしています」 麻美さんの工房は、キッチンに隣接。行き来しやすいつくりに。 「作陶には静かな場所がいいので、私は自然がたくさんあれば移住先はどこでもいいなと思っていました。窯を置くとなると煙も出るので、住環境が一番重要。 引っ越しと妊娠出産が重なった ので、家はとりあえずシンプルな作りにしました。少しずつ手を加えていければと思っています」 会社員をしながら始めた陶芸 日常に寄り添う、普段使いの器を作りたい 母の影響もあって、20代前半から器が好き。会社員として働きながら趣味で陶芸教室に通っていたという麻美さん。ある先生との出会いにより、焼きものの魅力にどんどんはまっていったのだとか。 アトリエに並ぶ麻美さんの作品。自然にできた模様がかっこいい。 「 自分の好きなものが形になる喜び が、すごく大きかったです。だんだん自分の作りたいものができるようになって、教室の展示会で販売したら売れて。『もっとやりたい!』という私の気持ちに気づいた先生が応援してくれました。 先生のプラス思考のやさしい人柄や、楽しそうにものづくりをする姿にも惹かれ、次第に “ものを作って暮らすこと” に強い憧れを抱くようになったんです。とにかく販売できる機会をたくさん探して、工房と窯を自分で構えるまでがむしゃらに突き進みました」 右のポットや小皿は先生から学んだ“炭化焼成(たんかしょうせい)”という焼き方の作品。燻して焼くことで、グラデーションができ、かっこいい風合いがでるのだそう。 麻美さんが作るのは シンプルで使いやすい日常の器 。マットな釉薬で、 素朴ながらも洗練された雰囲気 があり、ほかの器とも合わせやすい おおらかさ が魅力です。 「もともと、シンプルで少し味わいやアクセントのあるものが好き。リムの部分に少し模様を入れています。器作りでは、ろくろの他に石膏の型を使ったりもしますが、どうしても揺らぎが出てしまう。でもそのいびつさがいいなと思っています。 小さめのオーバルの器はケーキを乗せても、鮭を乗せてもいいし、卵焼きもうまく収まって、取り皿にも使えます。そんなふうに 自由に気兼ねなく使える日常の器 を作りたいですね」 最近は、猫のフードボウルやピアスなどのアクセサリー、陶板作りにも挑戦。「焼きもので作れるものはないかなと、常に考えています」 成長していく子どもにも “作り手のぬくもり”を感じて欲しい キッチンのほか、ダイニングテーブルなどは夫の瑞木さんの会社で手がけたほか、棚や小物類は麻美さんが瑞木さんにお願いして作ってもらったものも多いのだそう。 瑞木さんがDIYで作った食器棚。リビングからの見え方も考えたそう。 「包丁のホルダーやキッチンペーパーホルダー、オーバルボックスも欲しいと思って作ってもらいました。キッチンは扉をつけず、オープンにしていると使いやすいですね。市販の収納道具に合わせて高さを決めたり、うまく組み合わせるように考えるのも好きです」 自慢のキッチン。自由に使えるように、あえてオープンなスペースも確保。 「器に興味を持ち始めた頃に買ったのはカップ。自分で選んでお茶を飲んだときに空気が変わった感じがして、 “器ってすごい!” と感動しました」 そんな体験からか、息子のかいくんにも小さな頃からあえて 陶器のお茶碗 を使っていたのだとか。 子どものために唯一作ったのは大好きな車を彫ったお皿。すごく喜んでくれました。 「お茶碗はやはり割ってしまいましたが、 割れるという経験 をさせることも、ものを大切にする上で必要なことだと思います。(※もちろん怪我のないよう念入りに掃除)その後、 “これママが作ったの?” と興味を持ってくれました。息子は食べることにあまり興味がないのですが、器から興味を持ってくれたらいいなと思っています」 小さな子どもがいると、割れないものを…とつい無難な器選びになることも。暮らしを彩る器選びのコツは、日々使うカップや飯椀、お花が好きなら花器など身近なものから揃え、そこから必要なものを少しずつ、 普段の料理を想像しながら 買い揃えていくのがおすすめだそう。 自然が近いからこそ感じる 「地球環境」の変化 広い庭では瑞木さんが 畑で野菜 を作り、麻美さんは 庭づくり を始めようと準備中なのだとか。 かいくんもパパの畑に興味津々。収穫した野菜を食べる体験を楽しんでいるそう。 「田舎に来て、 ここでしかできないことを楽しもう と決めました。忙しいなかで庭いじりをしたり、 自然に触れることは大きな変化 でした。 野菜作り をしていると 季節 を感じられるのもいいところ。庭で育てた野菜をどうやって食べようか、いつも楽しみですね。 炒めても茹でても、生でも食べられるケールは万能野菜。茎ブロッコリーは息子も大好きだし、夏は枝豆が最高においしくて枝豆だけ育てたいくらい(笑)。夫は少し珍しい野菜を育てるのが好きなようで、子どもの頃は野菜が嫌いで食べなかったのが信じられないですね」 寒い季節は 薪ストーブ を入れて火の揺らぎに癒されたり、季節ごとに移り変わる山々の景色も楽しみだという麻美さん。自然に囲まれて暮らす日々のなかでも、最近は 地球の温暖化 が気になっているといいます。 「以前は寝室にだけエアコンを設置。リビングの窓を開ければ風が入ってくるので、夏はそれでも過ごせていたのですが、去年の夏は暑くてとても耐えきれず… エアコンをもう一台追加しました。ここに越してきてからも、環境の変化を肌で感じています。 環境のために自分たちでも無理なくできることを考えて、まずは生ゴミの コンポスト をやろうと思っています。堆肥は畑にも使えるのもいいですよね」 子どもたちの未来にも影響する 環境問題 に、どんなことから取り組めばよいのか考え始めていたという麻美さんに、 “人と地球にやさしい”サラヤの「ヤシノミ」シリーズ を試していただきました。 無香料・無着色・植物性、“人と地球にやさしい”がコンセプトのサラヤの「ヤシノミ」シリーズ。ヤシの実由来の植物性の洗浄成分で、洗った後の排水は微生物によって水と二酸化炭素に素早く分解。地球に還ります。 もともと石けん系の食器用洗剤を使っていたという麻美さんですが、仕事の忙しさから 汚れ落ちに特化した洗剤 に替えてしまっていたのだそう。 「 『ヤシノミ洗剤』 は、泡切れがいいところがすごくいいですね。私は汚れがちゃんと落ちたら、必要以上に泡立たなくても全然いい、と思っています。 食器用洗剤はこの2種類。通常の汚れには「ヤシノミ洗剤」(左)を、油汚れには「ヤシノミ洗剤プレミアムパワー」(右)がおすすめ。 楽天で買う | amazonで買う | 公式通販で買う とくに猫用のフードボウルを洗うときは、泡残りや匂い残りが逆に気になって、洗剤を使わず“水洗い”をしていたくらいなんです。無香料で植物性の『ヤシノミ洗剤』なら、すっきり洗えて匂いも残らず、清潔感を保てますね。 普段の食器洗いは『ヤシノミ洗剤』で十分。頑固な油汚れの時は 『ヤシノミ洗剤プレミアムパワー』 を使っています。汚れ具合にあわせてこの2本を使い分けることで、 必要以上の洗剤を排水に流さずに済む 、というのも気に入っています」 左:洗浄成分の濃度16%で、汚れに適した量で洗える便利なポンプ式ボトル「ヤシノミ洗剤」440円(税込) 右:洗浄成分濃度が26%、油汚れに強い「ヤシノミ洗剤プレミアムパワー」275円(税込)。どちらも「手肌へのやさしさ」と「洗浄力」の両立を実現。 仕事柄、 年中手が荒れがちだった という麻美さん。これまではあまり構うこともできなかったのだとか。 「仕事で土を触るので、1日のなかで 手を洗う回数がとても多い んです。洗浄力の高い食器用洗剤を使っていたほか、寒い冬はぬるま湯を使ってろくろを回すことも、手荒れの原因になっていたのかも。 今回『ヤシノミ洗剤』と一緒に使い始めた 『ヤシノミ キッチンハンドクリーム』 は、つけた後に家事ができるのが心強いですね。ベタベタするとそのまま食材を触れませんが、無香料でサラッとしていてとても使いやすいです」 無香料・無着色のハンドクリーム「ヤシノミ キッチンハンドクリーム」660円(税込)。ヴェールをまとうように洗剤や水、お湯の刺激から手肌を守ります。 楽天で買う | amazonで買う | 公式通販で買う 食器用と同じコンセプト、 無香料・無着色・植物性 の 「ヤシノミ」ランドリーシリーズ も麻美さんに試していただきました。 左:「ヤシノミ洗たく洗剤」548円(税込)、右:「ヤシノミ柔軟剤」548円(税込) 洗たく洗剤は高い洗浄力とすすぎ性に優れ、繊維に余計なものを残しません。柔軟剤も無香料でふんわりなめらかな肌触りと吸水性を両立。どちらも合成香料や着色料、抗菌剤など無添加。蛍光増白剤(蛍光剤)、漂白剤も無配合で色柄や風合いを守ります。 楽天で買う | amazonで買う | 公式通販で買う 洗濯洗剤の 強い香料が苦手 だという麻美さんは、以前からできるだけ 無香料 のものを選んでいたといいます。 「環境にもやさしいものを使っていましたが、詰め替え用の洗剤がなかなか売っていなくて。子どもが生まれてからは、結局近所のドラッグストアなどで手軽に買えるものになっていました」 鼻が敏感な愛猫たちのために、香りのあるものは控えたい麻美さん。「ヤシノミ洗たく洗剤」なら、安心して猫の毛布も洗えるそう。 「これまで使っていた柔軟剤もそれほど香りのことは気になっていませんでしたが、無香料で植物性の 『ヤシノミ柔軟剤』 の方が、 さっぱり感のある洗い上がり になる気がしています。 特にタオルを洗ったときに感じたのですが、今まで使っていた柔軟剤はやや“しっとり感”のある仕上がりに感じて… もしかしたら必要以上に柔軟剤が残っているのかも? と。肌にはなるべく刺激が少ないほうがいいですよね。これからは吸水性が損なわれず自然なふんわり感のある『ヤシノミ柔軟剤』を選んでいきたいな、と思いました」 サラヤの「ヤシノミ」シリーズの売上の1%(※メーカー出荷額)は、原材料のひとつであるパーム油(植物油)の原産国であるマレーシア・ボルネオ島で、野生動植物の保護と生息域の確保に使われる。使うことで環境保全活動に気軽に参加できる仕組み。 また原料の循環サイクルにまで目を向け、原料の生産地であるマレーシア・ボルネオ島の 環境保全活動 に取り組んでいるサラヤの活動にも賛同したい、と麻美さん。 「『ヤシノミ』シリーズの売上の一部が環境保全活動に使われていることを、今回初めて知りました。 毎日の食器洗いやお洗濯で、気軽に環境保全活動に関わることができるのは嬉しい ですね。子どもたちの未来のためにやれることが、またひとつ増えました」 ものづくりが身近にある のびのびとした子育て 夫婦ともに穏やかで、やさしい雰囲気の麻美さん夫妻。土日が仕事のため一緒に過ごすことができない瑞木さんは、休日にはかいくんと出かけたり、麻美さんが忙しいときは学校の懇談会や授業参観に参加するなど、それぞれ確保できる時間で子どもと向き合っているのだそう。 「あえて話し合う時間は作ったりしていませんが、子どもがこういうことができるようになったとか、おもしろかったことは日々話して共有しています。もちろん夫婦で意見の衝突はありますが、私は笑いながらその都度言うようにしました。冗談っぽく言うのがポイントです(笑)。 土日は1人で子どもを見るのが大変なので、実家に行くことも多いですね。母には協力してもらって助かるし、息抜きにもなります」 瑞木さんの仕事場、家具工房「ソリウッド・プロダクツ」には、かいくんがワクワクする木材や重機がたくさん。 そんな麻美さんが、いつもやさしいママでいるために心がけているのは、「息子がやりたいことはできるだけさせてあげる」こと。 「好奇心が旺盛なので、一緒にできることは時間があればやりたいなと思っています。今は車に夢中ですが、自然の中で遊んだり、暮らしの延長で畑をやったり、一緒に陶芸をしたり。そういうことをしながらのびのびと育ってくれたら。 子どもには 人のことを考えられるやさしい子 になってほしいですね。あとは元気でいてくれたら十分。 一人っ子だから甘えん坊なところはありますが、甘えさせるところは甘えさせて、怒るときは怒る、メリハリをつけたいなと思っています。朝も土日もほとんど2人でいることが多いので、やさしくするのが大変な部分もありますが(笑)。本人の言うことにはできるだけ耳を傾けていきたいと思っています」 子どもたちの未来のために “人と地球にやさしい”ヤシノミ生活を 「毎日使うものだからこそ、地球のために洗剤にできること」をひたすらに考え続けて50年。昔も今も。そしてこれからも「人と地球にやさしい」をコンセプトにヤシノミシリーズはあなたの暮らしにそっと寄り添い続けます。 無香料、無添加のヤシノミシリーズとは 【売上1%で、ボルネオ環境保全を支援】 ヤシノミシリーズの売上1%はマレーシア・サバ州政府公認の国際NGO「ボルネオ保全トラスト」を通じて野生動植物の保護と生息域の確保に使われています。 また、ヤシノミシリーズをはじめとするサラヤ製品では、違法労働や違法伐採によって作られた植物油ではなく、 環境と人権 に配慮した RSPO認証油 の生産を支援しています。 サラヤのボルネオ環境保全活動とは? \ネットで買う/ Amazon で買う 楽天 で買う 公式通販 で買う \店舗で買う/ 「ヤシノミ」シリーズ販売店検索 取材/文:赤木真弓 撮影:林ひろし(@asami.o_utsuwa 画像以外) [PR] サラヤ株式会社
2023年04月12日人と地球にやさしい自然派洗剤「ヤシノミシリーズ」で知られる 「サラヤ」 。ウーマンエキサイトでも、これまで 食器用洗剤や洗たく洗剤をご紹介 してきました。 「ビジネスを通じて社会問題を解決する」をスローガンに掲げて今年で70年となる「サラヤ」にある 隠れた逸品 をご紹介する本企画、第二回めは 除菌・消毒などの「衛生商品」 です。 今回もウーマンエキサイト編集部がリアルに愛用する 優秀な衛生アイテム をご紹介! 選んだ理由とともにお伝えします。 【目次】 1)アルソフト 手指消毒ローション 携帯用 2)SARAYA ウィルス細菌除去スプレー 3)ウォシュボン オートソープディスペンサー もう手放せない! 手指消毒の逸品 (1児のママ・編集部 I子) ▼アルソフト 手指消毒ローション 携帯用 60mL 550円(税込) ※価格は編集部調べ Amazon 楽天 公式通販 手に取るとジェルが液体に変わり、 さらっとした使い心地 ! ベタつかず手も荒れないのが本当に嬉しい。 外出時にバッグを持たない夫も「これならポケットにも入る」と、家族みんなが持ち歩いています! (編集部 I子) 手指消毒のベタベタ、手荒れ… 気になっていたお悩みを解決 もはや生活の一部になった、手指の消毒。使った後に ベタベタ したり、消毒を繰り返すことで 手がカサカサ に荒れてしまったり。また、きちんと感染対策ができているのか心配になっている、という人も多いのではないでしょうか? そんな 手指消毒のモヤモヤ を解決するべく誕生したのが 「アルソフト」 の手指消毒ローション。手のひらでさらっととろける独自の “うるさら処方” で、繰り返し使ってもべたつきはなし。 携帯用ボトルのキャップは、子どもの力でも開け閉めできます。それでいてしっかりパチっと閉じてくれるのでカバンの中で漏れる心配もありません。 手肌に配慮した2つの保湿成分「グリセリン」と「ミリスチン酸イソプロピル」に加え、さらに2つのサポート成分を配合。 手肌にやさしい だけでなく、高濃度アルコール80vol%で、 しっかりとウィルスや細菌を消毒 してくれます。 外出先には携帯用(写真右)、玄関には250mlボトル(写真左 税込 715円 ※価格は編集部調べ)を置いて、帰宅したらすぐに手指を消毒! 家の中にウィルスや細菌を持ち込まない対策を徹底しています。 外出すると子どもがいろいろな場所で手を汚すので、アルソフトの携帯用はもう手放せません。ちなみにサラヤの 「アラウ.ベビー ウイルス感染対策ウェットシート」 も使いやすくてお気に入り。この2つの除菌アイテムは必ずバッグに忍ばせています。 クリアでシンプルなデザインだから、250mlボトルを玄関に置いてもインテリアに馴染む! 出るときはジェル状なので液も飛び散りにくく、周辺が汚れずに済むところが気に入っています。 (編集部 I子) Amazon 楽天 公式通販 「アルソフト」 まな板からドアノブまで 除菌の心強い味方! (2児のママ・編集部S子) ▼SARAYA ウィルス細菌除去スプレー 400mL 756円(税込) ※価格は編集部調べ Amazon 楽天 公式通販 食品成分100%の除菌スプレー です。まな板や食器、調理台、食洗機や冷蔵庫の中、お弁当箱や水筒などをこれで除菌しています! キッチンまわりだけでなく、ドアノブやスイッチ、子どものおもちゃやぬいぐるみにもOKなのが嬉しい! 細かなミストなのでシュっと吹きかけてもすぐに乾きます。 (編集部 S子) さっと乾いて二度拭きなし この手軽さが最高! 「SARAYA ウィルス細菌除去スプレー」は、 プロの現場でも選ばれる環境除菌アルコール 。 食品原料100% を使用し、食べものが触れるまな板や包丁をはじめ、食器にも使用可能。 有効成分エタノールやクエン酸など、食品にかかっても安心のやさしい成分でありながら、ウィルス・細菌99.99%除去の 高い除菌力 を発揮。スプレーするだけで、二度拭きや洗い流しは不要という手軽さも魅力です。 調理器具やキッチン周りだけでなく、多くの人が触れ、感染源となるドアノブや電気のスイッチなど、家中の気になる場所にこれ一本で対応。 ラベルを剥がすとシンプルなクリアボトルに変身 します。 いろいろなウィルスが気になりだしてから、掃除する場所が多くて困っていましたが、吹きかけるだけなので手間になりません。 クリアボトルならリビングのインテリアにも馴染むので、手の届くところに置いて毎日使っています! (編集部 S子) 子どものおもちゃは、つい掃除するのを忘れがち。ブロックなどは定期的に拭くのが大変だけど、この除菌スプレーなら二度拭き要らずでとっても簡単。 匂いも気にならないので、赤ちゃんやペットがいるご家庭にもおすすめです! (編集部 S子) Amazon 楽天 公式通販 SARAYA ウィルス細菌除去スプレー 子どもが洗いたがる! 楽しい手洗い習慣に (小学生ママ・編集部M子) ▼ウォシュボン オートソープディスペンサー(ホワイト) 3,828円(税込) ※価格は編集部調べ Amazon 楽天 公式通販 子どもは泡が自動で出てくるのがとにかく楽しいらしく、”手を洗いなさい”と言う前に、進んで手洗いをしてくれるようになりました。こんなにハマってくれるとは驚きです! (編集部 M子) ボトルに触れることなく 衛生的に手洗いができる! 左:ウォシュボン ハーバル 薬用ハンドソープ 310mL 【医薬部外品】550円(税込)、中央: 詰替用 500mL 550円(税込) ※価格は編集部調べ 感染対策の基本はやっぱり 「手洗い」 。サラヤ「ウォシュボン ハーバル 薬用ハンドソープ」専用の、オートソープディスペンサーは、センサーによって、泡タイプのハンドソープが自動で吐出します。泡の吐出量は1mLと2mLの2段階に切り替えが可能。子どもから大人まで、家族みんなの手洗いに使えます。 「ウォシュボン ハーバル 薬用ハンドソープ」は合成香料不使用。天然100%のイランイラン&ラベンダー精油を配合した、ほのかな香りの植物性ハンドソープです。原材料には持続可能なパーム油を使用し、流した排水は生分解性が高く、素早く地球に還ります。 子どもは外で遊んで帰ってくると、手がドロドロに汚れていることも多いので、その手で触れることなく手洗いができるのは助かります。 ふわふわの泡で出てくるので、泡立てる必要もなく、手軽にしっかりと手を洗うことができるのが嬉しいですね。 (編集部 M子) オートソープディスペンサーは、ホワイト、ブルーグリーン、シルバーの3色。(シルバーのみ6,028円(税込)※価格は編集部調べ)電池交換は不要で、USBポートの充電式。本体からタンク部分は取り外し可能なので、液剤を補充するたびに洗うことができて衛生的です。 シンプルなデザインなので、我が家の洗面所でも邪魔にならず馴染んでいます。 手動のポンプ式タイプで十分だと考えていたのですが、一度オートソープディスペンサーを使ってみると、その便利さに感動。もう手放せません! (編集部 M子) Amazon 楽天 公式通販 「ウォシュボン」 我が家の手洗い&消毒が 世界の子どもたちの衛生環境に繋がる 今回ご紹介した 「アルソフト」「ウォシュボン」 は、アフリカ、ウガンダで展開する 100万人手洗いプロジェクト の対象商品。売上の1%(メーカー出荷額)が寄付され、ユニセフ手洗い促進活動の支援に当てられます。 活動は現地での手洗い設備の建設だけでなく、子どもたちへの教育や自主的な衛生活動の支援、母親への啓発活動、現地メディアでの手洗いキャンペーンなど、石けんを使った正しい手洗いを知り、自ら広めていくことを目指して進められています。 目に見えないウィルスや細菌に悩ませられているのは、世界中どこでも同じ。毎日使って 家族の衛生環境を高める だけでなく、それが 世界のどこかで、誰かの役に立つ と思うとうれしいもの。 簡単に続けられる社会貢献 のひとつです。 手洗いも、手指や部屋の消毒も、日常しなくてはいけないことのひとつとなった昨今。できるだけ手間やストレスなく、気持ちよく、しっかり除菌できるものを選んで、笑顔で家族の健康を保ちたいですね。 今回おすすめの「サラヤ」の逸品たち、ぜひその良さを実感してみてください。 サラヤ 公式通販をチェック! アルソフトを買うならいまがお得! プレゼントキャンぺーン実施中 キャンペーン期間中に、アルソフトシリーズ全商品の中から1点以上をお買い上げいただき、 サラヤのLINE公式アカウントから 購入レシート写真を送信 して応募すると、抽選で 1,000名様 に 「アルソフトディスペンサー」 、さらにそのなかから 10名様 に サラヤ商品詰め合わせ をプレゼント! 詳しくはこちら >> \衛生のプロ「サラヤ」が提案/ \サラヤのSDGs活動を知る/ [PR] サラヤ株式会社 ※編集部コメントはあくまでも個人の感想です
2022年09月05日今回の「やさしいママのヒミツ」は、セレクトショップ「acutti」(アクッティ)店主の 圷みほ さん。 集合住宅をリノベーションし、剥き出しのコンクリート壁、ステンレスと木が調和したキッチンが印象的な、スタイリッシュかつ心地のいいご自宅のインテリアがSNSでも人気です。 オンラインショップを運営する圷さんは、昨年8月にアトリエをオープン。夫の彰太郎さんはリモートワークで家族と過ごす時間が長くなり、6歳の娘・めいちゃんは小学校に入学。 コロナ禍を経て、 生活だけでなく家族の関係性も変わった という圷さんに、たっぷりとお話を伺いました。 圷みほ(あくつ・みほ)さん 彰太郎さん、めいちゃん(6歳)の3人家族 2015年より、”毎日の暮らしを少し楽しくする衣・食・住”をコンセプトにしたオンラインショップ「acutti(アクッティ)」をスタート。築40年の集合住宅をリノベーション。古道具や古家具にIKEAや無印良品、100均やリユースものなどを組み合わせた、もの選びや部屋づくりをSNSで紹介して人気に。著書に 『かごと木箱と古道具と。日々をいろどる“もの”選び』 (ワニブックス)。 HP: Instagram: @mih0n 夫のサポートで、念願のアトリエをオープン 早速、圷さんの平日のスケジュールを見てみましょう。 6:00 : 起床。散歩 6:30 : 帰宅。メールの返信 7:00 : 娘が起床、朝ごはん 8:00 : 娘は小学校へ。家事の後、仕事スタート 12:00 : 夫と昼食 14:00~15:00 : 娘が帰宅、習い事や公園へ 17:00 : 帰宅、お風呂 18:30 : みんなで晩ごはん 19:00 : 娘はパパとゲーム。夜の時間をゆっくり楽しむ 20:00~21:00 : 娘が寝たあと、夫婦でおしゃべり 24:00 : 就寝 夫の彰太郎さんが自宅で仕事をするようになったのをきっかけに、 新しい習慣 が生まれたという圷さん。 「一年前ほどから家族が起きる前に、 近所をひとりで散歩 するようになりました。夫が在宅となり、娘といる時間も増えたので “完全にひとりになる時間” が全くなくなったことに気づいて。 散歩は15分、長くても30分ほどですが、 心の中を整理したり、頭をクリアにして考える朝の時間 がとても大切になっています」 主宰する「acutti」では実際に自分が使っていいと思うものだけを扱い、アトリエをオープンしてからは、品揃えも少しずつ増えているのだとか。 「acutti」のアトリエにて。週末にはイベントをすることも。 圷さんのインテリアやもの選びのポイントがよくわかる著書『かごと木箱と古道具と。日々をいろどる“もの”選び』。 「最近はデザインだけではなく、使いやすさも考慮して選んでいます。オンラインショップでは扱うのが難しかった大きなカゴも、実際に見て、触って選んでいただけるのもアトリエのいいところ。 最近は、食器やおやつだけでなくタオルや靴下など、実際に手で触って “すごく気持ちがいい” と言って購入される方も。おうち時間が増えて “家での過ごし方” が変わり、 身につけて心地のよいもの を選ぶ方が増えたのかなと思います」 仕事はめいちゃんの帰宅前に済ませて、夜はできる限り仕事をしないようにしている圷さん。アトリエは週2回のオープンですが、オンラインショップの発送作業などもあって、ほぼ毎日作業をしているそう。 子育てを楽しみながら、バランスよく新たな仕事ができるようになったのは、 夫のサポート があったからこそだといいます。 自宅近所のアトリエにて。彰太郎さんは、運営や細かな事務作業まで関わっています。 「なかなか外出ができない時期に、アトリエをオープンすることに不安もありました。でも、お客さんはもちろん、作家さんや地域の方との出会いも増えたのでよかったですね。 小学校入学も大きな変化でしたが、友人にも助けられて娘も楽しそうだし、毎日新鮮な気持ちです。娘が友達と学校に行くようになったことで、朝に1時間ほど余裕が持てるようになり、家事をするのも楽になりました。 大変なこともたくさんありますが、個人的にはいい変化もたくさんあったなと思います」 ライフスタイルの変化で生まれた「夫婦の時間」 夫のリモートワークによってもうひとつ大きく変化があったのは、 夫婦で話し合う時間が増えた こと。 「以前は夫が夜遅く帰宅し、私も疲れて寝てしまったりして、じっくり話すことがなかなかできませんでした。今はお昼もふたりで食べるので、細かなことも相談もしやすくなりました。 常に自宅にいるので、頼めることは頼んで、私自身もイライラしなくなったかもしれません。アトリエオープンもひとりではなかなか進められませんでしたが、サポートもしてもらえたのが大きかったです」 めいちゃんが寝た後は、夫婦でコーヒーを飲みながら話し合う時間。ゲームをしたり、最近ハマっているキャンプの計画を立てることも。 家事も得意なことはやってくれるようになったのが嬉しいと、圷さん。 「私は掃除も大雑把に毎日ささっとやりますが、夫は気になると急にやり始めるタイプ。お風呂も “最後に入った人が掃除しよう” とざっくりと決めるなど、細かな家事分担はせず、そのときにできる人、得意な方がやるようにしています。 でも “今日はちょっともう家事をしたくないな” という日は、「やりたくないです」と ストレートに気持ちを伝える ようにしています。以前はそれで空気が悪くなることもありましたが、今はお互いのやり方が成立してバランスが取れるようになった感じ。すんなりとやってくれるようになりました(笑)。この生活になってから、夫婦仲もよくなった気がします」 彰太郎さんが、キッチンに立つことが以前よりも多くなったそう。 キャンプ場の予約がなかなか取れないほどのキャンプブームのなか、 家族でキャンプ という共通の趣味ができたことも、大きかったといいます。夫婦それぞれがキャンプ道具探しに夢中になり、月に2、3回はキャンプに行っているのだそう。 「子どもの頃からキャンプにはよく行っていて、好きだったんです。キャンプ好きの友人が多いのでまた行くようになりましたが、自然の空気に触れられるし、大人も子どももみんな楽しめるのがいいところ。 家にいると娘もゲームをする時間が長くなってしまうので、キャンプのように “家族が一緒のことを楽しめる時間” があるのはいいなと思います。 外で食べるとごはんもおいしいし、会話も増えますね。ママ友とは会えばキャンプの話をするし、パパ同士も仲がいいので一緒に行くことも多いです。子どもたちもわいわい遊べて楽しいから、毎月のようにいろいろなところに行くようになりました」 子どもにも器にもやさしい「もの選び」 キャンプを楽しむなか、圷さんには “新たな悩み” も生まれたそう。 「キャンプに行くと水が違ったり、お湯が使えないところが多いので、 手が荒れてしまう んです。ときどき食器用洗剤を忘れてしまってキャンプ場で買うこともあるのですが、よく落ちると謳われている洗剤しか売っていなくて、次の日仕事をするとき、パソコンで指紋認証ができないほど ガサガサ になったことも。 そういう洗剤は確かに汚れがよく落ちるのですが刺激が強く、日常的に使って子どもも口にする食器やコップを洗うのは、ちょっと心配だなと感じます。自分はよくても、子どものことを考えると気になりますよね。 洗剤選びに対する考え方 も自然と変わっていきました」 キャンプ場ではもちろん、自宅でも油汚れは洗う前にキッチンペーパーなどで拭き取ってから洗う、汚れの軽いものから洗うように。洗い桶に洗剤を入れて溜め洗いすると、洗剤と水の両方の節水、排水への負担の軽減にもつながります。 刺激が気になるのは、お店でも取り扱い、家でも愛用している 木の器 も同じこと。 「洗剤の洗浄力が強いと、木の器もその分 乾燥して、劣化が早い んです。木製のものはオイルを塗ってメンテナンスをしていますが、オイルが追いつかないくらい ガサガサ になってしまいます。 木工作家さんに聞くと、 洗剤はやさしいもの を選んで、量も少なめにすることをおすすめされました。 “油っぽい料理を乗せて、油を染み込ませると丈夫になる” とも言われたのですが、逆に洗剤はどうなのだろうと思うと、 やさしいものを選ぼう と思いました」 圷さんが愛用する木の器やカッティングボードなど。毎日使うので、洗剤量は少なめで手洗いしているそう。 そんな圷さんが一年ほど前から愛用しているのが、 サラヤのヤシノミシリーズ です。 ポンプ式ボトルの 「ヤシノミ洗剤」 に加えて、最近は油汚れに強い 「ヤシノミ洗剤プレミアムパワー」 も併用。 汚れ具合に合わせて 使っているのだそう。 人と地球にやさしいがコンセプト、 無香料、無着色、植物性 にこだわったサラヤの「ヤシノミシリーズ」。ヤシの実由来の植物性の洗浄成分で、洗った後の排水は微生物によって水と二酸化炭素に素早く分解。地球に還ります。 洗浄成分濃度を16%にすることにより、手肌へのやさしさと洗浄力のベストバランスを実現した 「ヤシノミ洗剤」 。洗剤を継ぎ足しやすい便利なポンプ式ボトル。 「ヤシノミ洗剤」440円(税込) 楽天で買う | amazonで買う | 公式通販で買う 「いろいろな洗剤を試して、 ヤシノミシリーズが一番手荒れしない ことに気がついて、それ以来ずっと使っています。ボトルもシンプルで、肌にやさしいところがいいと言って使っている友人も多く 『やっぱりこれだよね』 という話をよくしています」 また、キャンプ場では 「ヤシノミ洗剤プレミアムパワー」 が大活躍するのだとか。 「生分解性が高く、排水も地球に還る “サステナブルな洗剤” だと知り、キャンプにもヤシノミ洗剤を持って行くようにしています。持ち運びするのにサイズもちょうどいいし、泡がきめ細かくなめらかで、洗っていても気持ちいいんです」 油汚れに強い 「ヤシノミ洗剤プレミアムパワー」 。洗浄成分濃度は26%にアップしつつも、手肌へのやさしさはそのまま、 ヤシノミ史上最高の洗浄力 を実現。 「ヤシノミ洗剤プレミアムパワー」275円(税込) 楽天で買う | amazonで買う | 公式通販で買う 「スキレットでお肉やハンバーグなど 油っぽいもの を焼くことも多く、なかなか汚れが落ちにくいことも。『ヤシノミ洗剤プレミアムパワー』は 油汚れに強く、手肌も荒れない ので助かります。 キャンプ場によっては、節水のためお水がチョロチョロとしか出ないところや、お湯が出ないところもたくさんあるから、できるだけ少量の洗剤でよく落ちて、シンプルなものがいい。そういう意味でもヤシノミ洗剤はいいなと思います。 ヤシノミシリーズの売上の1%(※メーカー出荷額)は、原材料のひとつであるパーム油の原産国であるマレーシア・サバ州政府公認の国際NGO 「ボルネオ保全トラスト」 を通じ、 野生動植物の保護と生息域の確保 に使われています。 ヤシノミシリーズを使うことで、気軽に環境保全に参加 することができます。 キャンプ場では “環境に配慮する” というマナーがありますが、最近のブームによって人が増え、 排水 のことなどを気にせずに洗剤を選んで使っている人が多くて驚きました。みんなが気持ちよくキャンプを楽しみ続けられるよう、一人一人が気をつけていかないといけないと思います」 また、圷さんもめいちゃんも肌が弱く、肌への刺激を考えて洗濯洗剤は “液体の石けん洗剤” を使っていたといいます。 洗濯物を畳むのは彰太郎さんの係。この日はめいちゃんもお手伝い。「私が畳むよりきれいで早い」と圷さん。 「液体石けん洗剤は “石けんの塊” がついてしまい、紺色のワンピースを洗うと目立ってしまうことがありました。でも、 『ヤシノミ洗たく洗剤』 に変えてからは、そのようなこともなく、すっきりと洗えています」 「ヤシノミ洗剤」と同じコンセプトで作られた、 植物性洗浄成分100% の肌にやさしいランドリーシリーズ。洗たく洗剤は高い洗浄力とすすぎ性に優れ、繊維に余計なものを残しません。柔軟剤も無香料で、ふんわりなめらかな肌触りと吸水性を両立しました。 「ヤシノミ洗たく洗剤」548円(税込)、「ヤシノミ柔軟剤」548円(税込) 楽天で買う | amazonで買う | 公式通販で買う 「柔軟剤はこれまであまり使っていなかったのですが、今回久しぶりに 『ヤシノミ柔軟剤』 を使ってみると、 無香料で洗い上がりも柔らかい のがいいなと思いました。 洋服が好きで特にリネンの服が多いのですが、柔軟剤を使わないとシワが気になることがよくあって。アイロンがけもあまり好きではないので、柔軟剤を使えば洗ってそのまま着られるのも嬉しいですね。 レースやチュールがついた娘の洋服は、洗濯をするとバサバサになってしまうこともありましたが、『ヤシノミ柔軟剤』を使ってみたらアイロンも不要。 肌刺激も少ない 柔軟剤なので、子ども服にも安心して使えそうです。 食器洗いだけでなくお洗濯でも “人と地球にやさしい”上に、使うことで環境保全にも貢献できるヤシノミシリーズは、今の私の気持ちにもぴったり。これからも使い続けたいですね」 娘の目線に立ち、考えを尊重する お店に立つことが増え、仕事も増えたという圷さんですが、 めいちゃんとの時間を優先したい と話します。 「私がお店に立っている間はパパと公園に行くことが多いのですが、たまに寂しくて『ママといたい』と言う日もあって。そんなときは可能な限り、一緒の時間を過ごすようにしています。 ママの帽子をかぶって、お店を行ったり来たり。 娘が楽しい時間を過ごせるのであれば、お店に一緒に立つのもいいかなと思っています。子連れのお客さんも多いので理解してくださり、一緒に遊んで友達になったりする様子を見るのも楽しいんです」 子育てについても夫婦で話し合うことが多いという圷さん。子どもの成長に合わせて考えなくてはいけないことも、 夫婦で共有できている と実感しているそう。 家ではパパとゲームをするのが大好きだというめいちゃん。いつも元気いっぱい。 「娘はマイペースで自分の世界観があるので、『集団生活の中で、娘が娘らしく毎日を過ごすためには、どうしたらいいのかな』ということを夫とよく話します。 お互いに『今日のあの対応は、よくなかった気がする』など夫婦でダメ出しをすることも。考え方が違うのでケンカになることもありますが、 考えの違いを認めて、なんとか話し合って やっています。そんな中ふたりで決めたのは、 “娘を否定しない” ということ。例えば何かをやりたいといったとき、まずは本人の話を聞いてから話すようにしています。 娘が人として大事なことができていないときは、怒ることも増えました。本人があまり理解できないこともありますが、そんなときはお風呂に入りながら 『やさしい心ね』 という合言葉を言うようにしています」 そんな圷さんが、いつもやさしいママでいるために心がけているのは、 めいちゃんを一人の人間として接する ことだといいます。 「娘は娘。自分の子どもの頃とは全然違うなと感じます。マイペースなところは私と似ていますが、社交的でよくしゃべるし、誰でも友達になってしまう。理解できないところもたくさんありますが、見ていておもしろい。 だからこそ、娘の話を聞いた上で考えようと思っています。同じ景色を見ていても、 娘からはどのように見えて、何を感じているのかな と思うことがあって。 まだ小さい 娘の目線 に合わせてしゃがんで、そこからの景色を見るとすごく面白いんです。私と考え方も違うから、そこは大事にしてあげたいなと思っています」 子どもたちの未来のために “人と地球にやさしい”ヤシノミ生活を 「毎日使うものだからこそ、地球のために洗剤にできること」をひたすらに考え続けて50年。昔も今も。そしてこれからも「人と地球にやさしい」をコンセプトにヤシノミシリーズはあなたの暮らしにそっと寄り添い続けます。 無香料、無添加のヤシノミシリーズとは 【売上1%で、ボルネオ環境保全を支援】 ヤシノミシリーズの売上1%はマレーシア・サバ州政府公認の国際NGO「ボルネオ保全トラスト」を通じて野生動植物の保護と生息域の確保に使われています。 また、ヤシノミシリーズをはじめとするサラヤ製品では、違法労働や違法伐採によって作られた植物油ではなく、 環境と人権 に配慮した RSPO認証油 の生産を支援しています。 サラヤのボルネオ環境保全活動とは? \ ヤシノミシリーズを買う / Amazon 楽天 公式通販 取材/文:赤木真弓 撮影:林ひろし(キャンプ写真は除く) [PR] サラヤ株式会社
2022年06月16日無香料・無添加・植物性、“人と地球にやさしい” 自然派洗剤「ヤシノミシリーズ」で知られる 「サラヤ」 。ウーマンエキサイトでもこれまで 食器用洗剤や洗たく洗剤をご紹介 してきました。 「ビジネスを通じて社会問題を解決する」をスローガンに掲げて今年で70年となる「サラヤ」には、じつは他にもおすすめしたい 隠れた逸品 がたくさんあるのです! そこで今回は、ウーマンエキサイト編集部のママたちが リアルに愛用している「サラヤの逸品」 をご紹介! 選んだ理由や推しポイントもお伝えします。 【目次】 1)ハッピーエレファント 食器洗い機用ジェル 2)ハッピーエレファント トイレクリーナー/バスクリーナー 3)ウォシュボン オートソープディスペンサー \わが家の食洗機のよき相棒!/ (二児のママ・編集部 Y子) ▼ハッピーエレファント 食器洗い機用ジェル 420mL 605円(税込) ※価格は編集部調べ Amazon 楽天 公式通販 家族の多いわが家では、食洗機は欠かせないアイテム! 食品成分100%、無香料のジェルタイプ。 以前、粉石けんを使っていたときは、石けんが水に濡れて固形になったり、使用後にお皿に白っぽい跡が残ったりすることがあったけれど、そんなストレスから解放されました! (編集部 Y子) 「水といきものの未来のために」がキャッチコピー 植物と酵母から生まれた洗剤「ハッピーエレファント」は、植物原料を元に、 発酵 による新技術を加えて生まれた 次世代の洗剤 。 合成界面活性剤をはじめ、漂白剤、着色料、合成香料などは無配合。天然洗浄成分の「ソホロ」と重曹、クエン酸ナトリウム、炭酸カリウムなど食品成分のみで作られ、排水後は微生物によって分解。すばやく地球に還ります。 自然派なのに洗浄力が高いのもうれしいポイント。水で洗って布巾で拭いたような自然な洗いあがりも好きなんです。 無香料で植物成分100%だから、子どものお皿やカトラリーを洗うときも安心! (編集部 Y子) 環境と人権に配慮して生産された「RSPO認証」の植物油の普及を支援。また、売上の1%(メーカー出荷額)が原料生産地であるマレーシア・ボルネオ島の環境保全活動に使われています。容器の一部にはバイオマスプラスチックを採用。石油資源の使用量の削減にも取り組んでいます。 箱型の粉洗剤と比べて場所を取らず、コンパクトなのもお気に入り! 片手で持ってさっと開けて出せるのも、忙しいときに助かってます。 (編集部 Y子) Amazon 楽天 公式通販 「ハッピーエレファント」 \汚れすっきり、トイトレも安心/ (3歳児ママ・編集部 H子) ▼ハッピーエレファント トイレクリーナー 400mL 550円(税込) ※価格は編集部調べ Amazon 楽天 公式通販 バスクリーナー 400mL 550円(税込) ※価格は編集部調べ Amazon 楽天 公式通販 トイレクリーナーは床にも使えるのがうれしい! 床にひと吹きして布などで拭き取るときれいになり、べたつきません。 トイトレ中の子どものためにも、植物性で自然派のやさしいトイレクリーナーを使いたかったんです。 (編集部 H子) 植物性、天然精油100%だから気分がいい 前出の食洗機用ジェルと同じ「ハッピーエレファント」シリーズ。天然洗浄成分「ソホロ」と、非石油系の植物性洗浄成分で作られたナチュラルな洗剤です。 トイレクリーナーは便器内はもちろん、床や便座にも使えます。泡で出るスプレータイプで、尿石汚れに効果的。ボトルを逆さに向けても使えるので、届きにくい便器の裏側などにも使えるのが便利。天然精油100%のスペアミントのすっきりとした香りです。 わが家では、気になるときや週一のゴシゴシ掃除で、きれいを維持できています。天然精油の香りも心地よい! (編集部 H子) バスクリーナーは、グレープフルーツのフレッシュな香り。こちらも泡で出るスプレータイプで、ヌルつきザラつく汚れに効果的。浴そうの湯あかをすっきりと落としてくれます。 どちらも石油系界面活性剤をはじめ、合成香料、着色料は無配合。排水は、微生物によって水と二酸化炭素にすばやく分解されて地球に還る、肌にも地球にもやさしいクリーナーです。 バスクリーナーは、お風呂に入ったついでに掃除をしてもバスタイムを邪魔されない、自然な柑橘の香りがとてもいい! ピンクカビもできにくくなり、湯あかも気にならないので、毎日掃除を頑張らなくても問題なし。洗面台にも使ってみたところ、見違える白さになりました。 (編集部 H子) ▼トイレクリーナー Amazon 楽天 公式通販 ▼バスクリーナー Amazon 楽天 公式通販 「ハッピーエレファント」 \毎日の手洗いが格段に快適!/ (7歳児ママ・編集部 A子) ▼ウォシュボン オートソープディスペンサー(ホワイト) 3,828円(税込) ※価格は編集部調べ Amazon 楽天 公式通販 コロナ禍を機に、ずっと悩んでいたウォシュボン専用のディスペンサーを導入。 手をサッと出すだけでタイムラグもなく、すぐに適量の泡が出てスムーズに手洗いをスタートできるのが、思っていた以上に快適! サイズ感もわが家にちょうどいい。家族みんなの手洗い習慣にひと役買っています。 (編集部 A子) 天然アロマの香りで、手洗いタイムにリフレッシュ 左:ウォシュボン ハーバル 薬用ハンドソープ 310mL 【医薬部外品】550円(税込)、中央: 詰替用 500mL 550円(税込)※価格は編集部調べ サラヤの「ウォシュボン ハーバル 薬用ハンドソープ」は、手洗いと同時に殺菌・消毒ができる植物性の薬用ハンドソープ。 合成香料は不使用で、天然100%のイランイラン&ラベンダー精油を配合。洗うたびほのかな香りが楽しめます。原材料には持続可能なパーム油を使用。流した排水も生分解性が高く、素早く地球に還ります。 「ウォシュボン ハーバル 薬用ハンドソープ」を7年ほど愛用。手洗いするたびに天然アロマのほどよい香りに癒されています。 (編集部 A子) このウォシュボン専用のオートソープディスペンサーは、ホワイト、ブルーグリーン、シルバーの3色展開。(シルバーのみ6,028円 ※編集部調べ)センサーによって泡タイプのハンドソープが自動で吐出します。 ボタンひとつで吐出量を二段階で切り替え可能。電池交換も不要で、USBポート充電タイプ。防水性に優れ、コンパクトなデザインだから場所を選ばずに置けるのも魅力です。 わが家の場合、充電するのは約2ヶ月おきなので、意外と長持ちしていると思います。 ポンプ式のときは何度もプッシュしてしまい、ハンドソープを出しすぎていた子どもも、適量がわかったよう。泡が垂れて周りが汚れることもないので、洗面スペースはいつも清潔です! (編集部 A子) Amazon 楽天 公式通販 「ウォシュボン」 使うことで環境保全活動に参加、 社会貢献につながる “もの選び” を 今回ご紹介したサラヤの 「ハッピーエレファント」 は原料生産地である マレーシア・ボルネオ島の環境保全活動 に、 「ウォシュボン」 はアフリカ、ウガンダで展開する 100万人手洗いプロジェクト に、それぞれ売上の1%(メーカー出荷額)が使われています。 日常的に使うことで、気軽にそして継続的に 社会貢献ができる というのはうれしいものです。 「子どもたちの未来につながる、やさしいお買い物」 、ですね。 パーム油関連ブランドである「ヤシノミシリーズ」をはじめ「ハッピーエレファント」「ココパーム」の各製品の売上の1%(メーカー出荷額)が、ボルネオ保全トラスト(BCT)を通じてボルネオ島の環境保全に使われます。 サラヤの手洗い関連ブランドである「ハンドラボ」をはじめ、「アルソフト」「ウォシュボン」「シャボネット」の各製品の売上の1%(メーカー出荷額)が寄付され、ユニセフ手洗い促進活動の支援に使われます。 毎日使うものだから、リラックスできる天然の香りや、汚れがすっきり落ちるのはもちろん、場所を取らないことやスムーズに使えること、また安心して使えることも考慮して選びたいもの。使用時のちょっとしたストレスや不安がないことも、家族が笑顔で心地よく過ごすことにつながります。 人と地球にやさしい「サラヤ」の逸品たち、ぜひみなさんも体感してみてくださいね。 \今ならハッピーエレファントが10%OFF!/ (~2022年6月末迄)※終了しました サラヤ公式通販サイトをチェック! \サラヤのSDGs活動を知る/ [PR] サラヤ株式会社 ※編集部コメントはあくまでも個人の感想です
2022年05月31日毎日の暮らしがサステイナブルになる仕組みづくりに、積極的に取り組んできた食材宅配「生活クラブ」。 “サステイナブルな暮らし”のヒント を楽しみながら体感し、学ぶイベント 「サステイナブル フェス! 2022」 が今年も開催されます。 先日、そのキックオフイベントとして 「育休応援! パパと一緒につくるサステイナブルキッチン」 が開催されました。その様子をレポートします。 それぞれパパと子どもの、3組の親子が参加したこのイベント。 生活クラブのミールキット「ビオサポ食材セット」 を使って調理、試食し、”サステイナブルな暮らし”を体験しました。 生活クラブの安心安全食材でつくられた ミールキット「ビオサポ食材セット」 生活クラブのミールキット「ビオサポ食材セットは」は、 健康、作りやすさ、おいしさ、経済性 をテーマに開発したもの。 野菜が切ってあるので包丁要らず。忙しい日はもちろん、料理に慣れていない人でも、少ない手順だからすぐに作れる便利なセットです。 野菜はあらかじめカット。使い切りなので、野菜を余らせてしまうこともありません。袋を閉じているバックシールを紙素材に変更し、プラごみも節減。 毎週 16品目 カタログに掲載され、 炒め物や煮物、スープ、ごはんもの など、 全200品目 あるのだとか。 この日調理した「ビオサポ食材セット」は、『秋川牧園』の鶏肉(国産鶏種「丹精國鶏」)を使った 「鶏となすのしょうゆこうじ炒」 と「鶏肉とアスパラの中華炒」の2つ。 「鶏となすのしょうゆこうじ炒」 「鶏肉とアスパラの中華炒」 調味料は国産大豆や小麦が原料の醤油、味噌 など、生活クラブの提携生産者が提供しているものを使用。肉も 国産の飼料用米を食べた豚肉や鶏肉 なので安心して食べられます。 どちらもたった 3つのステップ で作れて簡単! 料理がちょっと苦手なパパでもお子さんと一緒にパパっと美味しく作ることができます。 普段料理はほとんどしないという吉村さん親子。小6の息子さんのリードで調理を進めます。 まな板も包丁も使わず、使うのは木べらとフライパンだけ。洗いものが少ないのもうれしい。油を熱して鶏肉を焼き、野菜を追加して炒め、全体に火が通ったら添付のたれを加えて混ぜ合わせるだけ。お父さんが野菜や調味料を入れ、息子さんが炒めて、あっという間に完成。 完成した「鶏となすのしょうゆこうじ炒」に、味噌汁とごはんをつけて定食に。 あっという間に完成した料理を早速試食。 「袋を開けて、フライパンに入れて炒めるだけ。料理で一番難しいのは味付けだと思っていますが、これは調味料を入れたら味も決まるので助かります。料理している感覚がないくらい簡単。 息子は味噌汁を学校で作ったことがあるし、冷蔵庫に『ビオサポ食材セット』さえあれば夕食が完成しますね」と吉村さん。 食べた後は、ロールペーパーでお皿の油を拭ってから、分解できる環境にも手にも優しい固型せっけんを使って、後片付けも体験しました。 お皿洗いは普段からよくしているという畔柳さん親子。3人で協力してあっという間に完了。 その後は会場を移動して、試食したビオサポ食材セットについてや「秋川牧園」の代表のお話、「サステイナブル フェス!」の各地の生活クラブの取り組みについて話を聞き、サステイナブルな暮らしを学びました。子どもたちも真剣に耳を傾けていました。 約2時間のイベントを通して、パパと子どもたちも勉強になったよう。 生活クラブが、SDGsの実現に取り組んでいることがよくわかりました(林さん) ビオサポ食材セットは、簡単にできておいしかったですし、使われていた鶏肉の話も聞けて盛りだくさんでした。 生活クラブはおいしいとわかっていたのですが、背景やサステイナブルな活動などを知ることができ、参加できてよかったです(吉村さん) 子どもたちと一緒に調理をする機会がなかなかないので、貴重な体験ができました。しかもそれが簡単にできるので、ぜひ家でもできたら嬉しいなと思います。 またそれぞれのアイテムに、きちんと背景があることを子どもと一緒に学べてよかったです(畔柳さん) このイベントを皮切りに、8/31(水)までの5ヶ月間にわたって続く「サステイナブル フェス! 2022」 は今年で3年目。 ひまわりの種を各自が育て、収穫した種を福島に送り、ひまわり油やひまわりせんべいに加工・販売。地域の復興支援に役立てる「ひまわりプロジェクト」(種の配布はすでに終了)、YouTube番組や講座のほか、21の都道府県に展開する生活クラブが各地でさまざまなイベントを企画。 生活クラブの 組合員はもちろん、そうでない人もオンラインとリアルで気軽に参加 することができます。このイベントを通して、サステイナブルな暮らしのために、身近でできることやそのヒントを見つけてみませんか? 「サステイナブル フェス! 2022」 開催期間:2022年4月4日(月)~8月31日(水) 取材協力:生活クラブ 取材・文:赤木真弓
2022年04月27日2014年より毎年9月の 動物愛護週間(9/20~26) に開催され、今回で8回目となる 「いぬねこなかまフェス」 。動物好きの著名人や専門家によるイベントで、犬や猫との接し方や関わり方、動物と暮らすための正しい知識を楽しく知ることができます。昨年に続き今年も オンライン で、9月21日に開催されることになりました。 株式会社ミグノンプラン が主催するこのイベントに、初回から出演している 坂本美雨 さん。 「いぬねこ うちのこ。」 では毎年お話を伺っていますが、今回は最近坂本さんが考えている 動物と暮らすことの素晴らしさ、一生一緒にいるための覚悟 などについてお話を伺いました。 坂本美雨さんプロフィール 1980年生まれ。幼い頃からノラ猫たちと触れ合いながら過ごし、7歳から猫を飼いはじめる。これまで実家で飼っていた猫は4匹。10代はニューヨークで暮らし、16歳で音楽家としてデビュー。シンガーソングライターのおおはた雄一氏とのユニット「おお雨」としても活動し、ニューアルバム『birds fly』をリリースしたばかり。 音楽活動に加え、執筆活動、ナレーション、演劇など表現の幅を広げ、ラジオ番組「ディアフレンズ」(TOKYO FMほか全国ネット)のパーソナリティーも担当。児童虐待を減らすための「こどものいのちはこどものもの」の発起人の1人でもある。動物愛護活動をライフワークとし、著書『ネコの吸い方』(幻冬社)や、愛猫”サバ美”と娘との暮らしをインスタグラムで日々綴っている。 Instagram: @miu_sakamoto Twitter: @miusakamoto ■成長した娘と、歳を重ねた愛猫のこと 昨年の「いぬねこなかまフェス」の際にお話を伺ってから、ちょうど1年。最近の娘さん(通称“なまこちゃん”)、愛猫のサバ美ちゃんは、相変わらずつかず離れずの関係のよう。 「家にいる時間が長いので、サバ美は隙あらば私の膝に乗ってきます。でも娘に近づくことはほとんどないです。 ついに先日、娘から 『猫よりも犬が好き!』 という発言が! 私の娘がまさかの犬派……(笑) 。街中ではよく犬に近寄って行くので、動物好きなのは間違えないですけど。夫が猫アレルギーで娘は犬派。猫吸いとしては、腑に落ちないところもあります(笑)。 猫よりも犬やうさぎが好きというなまこちゃん。 最近も、ミグノンのボランティアには週一で通って動物たちのお世話をしています。コロナ禍ということもあり、譲渡会を定期的にできていないのですが、最近はうさぎが増えましたね。 サバ美は推定13歳、 老い を少し感じるようになりました。食も細くなったこともあり、痩せて軽くなりましたね。病院でも定期的に検査をしていて元気ですが、何をしてもすぐ食べなくなってしまうので試行錯誤中。少し寂しさを感じます。 でもサバ美は人の気持ち、言っていることがわかるような気がするというか、お互いにわかり合っている気がする瞬間もあって、 穏やかさ を感じます。さらに やさしくしたい と思いますね。 老猫の良さ はすごくあります。私は子どもの頃に一緒に暮らしていた最初の猫は、子猫で拾ったのですが、それ以降の猫はずっと出会ったときには大人。子猫から飼ったことがほとんどないんです。 サバ美の子猫時代に出会いたかったな、サバ美の子どもも見たかったなとも思いますが、 老猫との成熟した関係は本当に豊かな関係 だなと思います。 猫も人間に近くなってくる。友人・太田メグさん( @megmilk5628 )宅の猫、コムタンは特に人間のことをわかりすぎていてすごいなと思います。 歳を重ねた犬猫の良さ も伝えていきたいですね」 ■動物と一生幸せに暮らすために、考えたいこと 家時間が増えたことで、動物と暮らしたいと思っている人や新しく家族を迎える人も増えているといいますが、 動物と暮らす前に考えなくてはいけないことがある 、と坂本さんはいいます。 「家にいる時間が増えたし、仕事の仕方もシフトしていった人が多いので、より動物と安心して暮らせる環境を整えた方も多いのではないかなと思います。世の中で何が起きていようとも、動物はただ自分の与えられた環境で最大限の幸せを味わって、存在しているだけで愛をくれるもの。大事にすればいいことしかないと思いますね。 ただ環境が整っていなかったり、ライフスタイルに合わなかったり、その場の勢いや 一生幸せにする覚悟 がない状態で飼いはじめる人がもしいるなら、それは考え直してほしいと思います。簡単に飼えるようになることがいいことだとは思わないですね」 「いぬねこなかまフェス」主催者でもある 友森さん が代表を務める 「ミグノン」 では、さまざまな動物たちが里親を待っている。 保護動物一覧| 譲渡会について 一生動物と暮らすためには、 いろいろなシチュエーションを想像して、準備をすることが必要 だと坂本さん。 「自分が将来結婚して家族が増えるかどうか、どこに住むかなど、もちろんプラン通りにはいかないことだらけだとは思いますが、頭の中でシミュレーションしていろいろな想定はしなくてはいけないと思います。 また、自分だけではなんとかならないこと、例えば病気になってしまったときに誰か助けてくれる人はいるかどうか、預け先はあるかなど、 他の人の手を借りる用意 もしておかなくてはいけない。 病気になった時やいざという時のための 貯金 など、そういう準備も必要かなと思います。 動物のことだけではなく、例えば感染症などの病気で自分自身がもしも寝込んでしまったら、きっと周りの人に買い出しを頼まなくてはいけなかったり、 精神的にも肉体的にも人の手が必要 になる。子育てをしていてもそうなんですが、とにかく 人に助けてもらう、コミュニティを作ることがすごく大事 。動物を飼う上でも、それは大切だなと思います」 ■動物の病気とも向き合い、看取るということ 時折みせるサバ美ちゃんの“子猫感” また、動物の病気や 看取ること についても、最近考えさせられたことがあったのだとか。 「ミュージシャンの 猫沢エミさん ( @necozawaemi )と仲良くさせていただいているんですが、 愛猫イオちゃん は初めて会ったときから通じ合うような気持ちがする不思議な猫で。イオちゃんが私とエミさんの縁を繋いでくれたような気がします。 イオちゃんの病気が発覚して、治療をどこまでするかエミさんが病院を回って悩まれていたとき、ふいに遊びにいって幸せな午後のひとときを過ごしました。ちょうどその日にエミさんが治療に関する大事な決断を心の中でされたようで、私もその日のイオちゃんが忘れられなかったんです。 *イオちゃんとの闘病や猫沢さんの想いは、インスタグラムの #イオの扁平上皮ガン日記 、 #イオちゃんフォーエバー に綴られている。イオちゃんとの出逢いから見送りまでが綴られた、増補改訂版 「猫と生きる。」 (扶桑社)は近日発売予定。 そこからはエミさんのインスタグラムで、皆さんと同じように経緯を追って毎日拝見していたのですが、イオちゃんが亡くなった日に“今日かもしれない”という予感があって連絡をしたら、やっぱりその日だったので、個人的な音楽葬のような気持ちで歌を歌って送り出したんです。 そのときに即興的に作ったのが、今回のアルバムに入っている 『for IO』 という曲です。 イオちゃんに捧げた曲「for IO」を収録したアルバム 「birds fly」 (FOLKY HOUSE) 家族である猫の死ととことん向き合う友人の心の動きから、何が真実の幸せなのか、を考えさせられました。とても純粋な “愛のかたち” を見せてもらったと思います。 その“愛のかたち”が今の自分にとって信じていきたいものだったり、自分もこうであったらいいなとか、 死に直面したときに自分のエゴを捨てて、その子のことを思った選択ができるか というところで、エミさんにはすごく学ばせていただきました」 ■「いぬねこなかまフェス」で伝えたいこと 坂本さんが初回から参加して8回目となる 「いぬねこなかまフェス」 ですが、伝えたいことはずっと変わらないのだとか。 昨年の「いぬねこなかまフェス」の出演者。 「犬や猫を迎えたいときは 保護犬、保護猫 。そして飼いたいけれど飼えない人は できることをする 。いろいろな方法があって、楽しいんだよということを伝えたいですね。 もちろん日本は法律で大きく遅れているところもあり、法改正のことや厳しい現実を伝える必要はありますが、まずは興味を持ってもらいたい。真面目に伝える部分と楽しく伝える部分のバランスはすごく難しいですが、ミグノンのイベントはそこは絶妙だなと思います。 やっぱり『かわいそう』というだけではなかなか心は動かないし、行動しようと思えない。見たくない現実もあると思うんですよね。ミグノンの代表・友森玲子さんはいつも 『動物愛護活動は趣味です』 っていうんですが、私も動機として 楽しいからやっているという姿勢 は崩さずに続けていきたいなと思っています」 最後に「いぬねこ うちのこ。」読者の方へメッセージをいただきました。 「いぬねこなかまフェス」はいろいろな表現方法で、動物への愛を放出させるようなイベントで、個性豊かな面々が揃って出演します。 ダイバーシティという言葉も浸透してきましたが、表現方法もさまざまだし、犬猫、動物の愛し方もさまざま。それぞれの方法でいいんだなと思えるようなイベントだと思います。 去年に引き続きオンラインということで、いままでは遠方で会場に訪れることができなかった方たちにも見ていただけるし、 アーカイブ(見逃し配信) 視聴権も付いているので、自分の好きなタイミングで好きなところから、繰り返しご覧いただけます。たくさんの方に見ていただいて、より広く伝わるといいなと思っています。 お子さんと一緒に、大切なところを何度も見たり、楽しんでもらえたらうれしいです! いぬねこなかまフェス2021 ~動物愛護週間をオンラインで盛り上げよう~ いぬとねこの接し方や関わり方、動物を飼う際の正しい知識を楽しく知ってもらおうと、2014年にスタートした「いぬねこなかまフェス」。 昨年に引き続き、今年もオンライン開催。犬猫の正しい飼い方や、コロナ禍における動物との向き合い方など専門家を交えたトークイベント、坂本美雨さんをはじめ動物好きの豪華ゲストによるライブパフォーマンスを行います。 【今回のゲスト】 akiko/浅田美代子/黒猫同盟(コイズミキョウコ、上田ケンジ)/坂本美雨/鈴木杏/スティーヴ エトウ/清水ミチコ/椿鬼奴/冨樫春生/友森昭一/町田康/水越美奈/矢野顕子(VTR出演)/平野レミ(VTR出演)/友森玲子(主催者)ほか チケットの売上収益は、ミグノンプランで保護している動物たちの医療費やシェルターの家賃、フードや用品代などに利用されます。 開催日:2021年9月21日(火)19:30~22:00(予定) 参加費:3,000円(税込) ※「アーカイブ(見逃し配信)視聴権」付 いぬねこなかまフェス チケット販売ページ
2021年09月15日「いぬねこなかまフェス」 は、犬や猫との接し方や関わり方、動物と暮らすための正しい知識を楽しく知ってもらおうと、動物好きな著名人や専門家たちによって、毎年9月の動物愛護週間に開催されているイベント。7回目となる今年は、コロナ禍の状況のなか、 初のオンラインでの開催 となります。 動物保護団体「ミグノンプラン」が主催するこのイベントに賛同し、初回から出演している 坂本美雨 さん。 自粛期間中の子育てや動物愛護に対して思うこと など、1年ぶりにたっぷり伺いました。 坂本美雨さんプロフィール 1980年生まれ。幼い頃からノラ猫たちと触れ合いながら過ごし、7歳から猫を飼いはじめる。これまで実家で飼っていた猫は4匹。10代はニューヨークで暮らし、17歳で音楽家としてデビュー。シンガーソングライターのおおはた雄一氏とのユニット「おお雨」として、多くの音楽フェスに出演。今年6月には1stアルバム「よろこびあうことは」をリリース。 ラジオ番組「ディアフレンズ」(TOKYO FM)のパーソナリティーを担当するほか、新聞や雑誌での執筆、子ども虐待問題へ取り組むため、チーム「#こどものいのちはこどものもの」を結成するなど、マルチな活動をしている。夫、娘、愛猫サバ美と4人暮らし。著書に『ネコの吸い方』(幻冬社)。 Instagram: @miu_sakamoto ■コロナ禍での愛猫、娘との過ごし方 昨年の「いぬねこなかまフェス」の開催に向けて、坂本さんに娘さん(通称“なまこちゃん”)の子育てや、愛猫のサバ美ちゃんについてお話を伺ってからちょうど1年。コロナの自粛期間など、いろいろあった1年だと思いますが、何か変化はあったのでしょうか? 記念すべき漫画デビューの日。サバ美ちゃんと一緒に読んでいるよう。 「外出自粛期間中は家にいる時間が多かったので、サバ美はうれしそうでした。コロナとは関係なく、娘自身が日々変化しているので、私との関係性は少しずつ変わっていっていると思います。 家族がずっと一緒にいることで、ぶつかることも多かったけど、結構楽しかったですね。どんどん好きなものを見つけて覚えていったり、上手になっていったり。そういう変化を間近で見られたことが面白かったです。私が仕事をしないといけないときでも、落ち着いて側にいられるようになったのも、成長したなと思いました」 なまこちゃんとサバ美ちゃんとの関係は、 相変わらず、つかず離れず なのだとか。 「娘は猫かわいがりすることもないし、サバ美の方からもあまり娘に甘えたりすることはないんです。でも5歳になってお姉さんになったという意識が強いから、前よりは“お世話しなくちゃ”という気持ちがあるみたいで、ささみをあげたりしていますね。自分の方が妹なのに、お姉さんぶっています(笑)」 ■コロナを経て広がる、動物との暮らし コロナで家にいる時間が増えたことで、 ペット需要が高まっている といいますが、坂本さんの周りでも猫を飼う人が増えたそう。 猫好きだった、マネージャーの元にきた保護猫を抱くなまこちゃん。 「私のマネージャーやヘアメイクさん、上に住んでいる友だちの家族も、みんな 保護猫 をもらいました。動物と暮らす、いいきっかけになったんじゃないかな。すごくいいことだと思います。猫と暮らすにあたって、揃えたほうがいいものやごはんのこと、獣医師についてはお伝えして。 みんな真っ先に、『うちの猫を吸ってください』って言ってくださって。私がネコ吸いをして長寿祈願をするのが儀式のようになっていて、最近では“お宮参り”って呼ばれてます(笑) 動物を飼うのはやっぱり大きな責任ではあるし、心配事やお金がかかることも増えるかもしれません。でも犬や猫は 精神的にすごく助けてくれる存在 だし、一緒に過ごす時間は 人生の宝 になると思います。 この状況で改めて、サバ美には感謝しています。いてくれてありがとうって毎日思います。ただただかわいいし、柔らかいものが側にいるというだけで、くさくさした心を撫でてもらえるような感じがします」 そんな坂本さんは、最近「ミグノンプラン」のお散歩ボランティアを再開したのだとか。 「しばらく行けてなかったのですが、うさぎが増えたから手伝えない?と連絡をもらったことをきっかけに、毎週、娘と一緒に行くようになりました。 ミグノンはボランティア登録が必要(満20歳以上65歳未満)なので、原則的に子どもがボランティアはできませんが、犬の散歩は私がちゃんとリードを持って、娘が並走して歩いています。娘は犬の散歩は初めてですが、お手伝いの意識はあるみたいで、だんだん犬にも慣れてきて、名前を覚えたり、ボランティア活動が当たり前になってきていて、すごくいいことだなと思います。 犬や猫よりもうさぎが好きみたいなのは、『えー?』と思いましたが(笑)。私も初めてですが、アヒルと触れ合うのも初めて。最初は怖がっていましたが、私がアヒルの浮子に噛まれて、『やめてよ』と言っているのを面白がって見ていました。 アヒルもこういう行動するんだという発見があったり、対等な関係でコミュニケーションが取れるということを知ることができました。都会に住んでいるから、いろいろな動物との触れ合いはなかなかできないし、ミグノンという場所があってよかったなと思います」 動物ってただ世話をするだけじゃなくて、会話もあったりする。彼女の中で、そういうことが当たり前になっていけばいいなと思っています」 ■動物愛護と「いぬねこなかまフェス」 昨年大きく改正した 動物愛護法 が施行されるにあたり、繁殖用の犬や猫に対して数値規制が導入され、その数値に対して声をあげるなど、動物を愛する人たちの活動が目立つようになってきています。 「私がいうまでもなく、周りの猫を飼いたい人が、当たり前のように保護動物をもらうようになったり、 “ペットショップで買うのではなく、保護動物をもらうこと” が浸透していることをすごく実感しました。 それから女優さんなどの著名人が、動物法改正のときに、積極的に声をあげていらっしゃるのを見て、私も頑張らなきゃなと思いました。みんなが勇気を持って声をあげていくことが、さらに動物愛護が浸透していくきっかけになると思います」 今年の「いぬねこなかまフェス」は例年とは違い、コロナ禍という特別な状況で開催されます。こんなときだから伝えたいこととは? 2017年の「いぬねこなかまフェス」の出演者。 「ミグノンはいつも新しいことにチャレンジしているし、コロナ禍によって有料配信できるシステムも整ってきていたので、オンラインでやってみようよと友森さんと話しました。 オンラインだから、家で見られるのが最大のいいところ。実際のイベントではライブに比重を置いて、集中して講習を聞くのは難しいのですが、今回はオンラインだからもう少し勉強的な講習も入れて、家事をしながら、またはメモを取りながら、それぞれの状況や環境で、 役に立つ知識 を届けられるんじゃないかなと思っています。 また、普段イベントにはなかなか行けないという人、(地方では開催したことがないので)地方の人に届けられるのは大きいなと思います。地方では動物愛護に対する考え方も違うし、いろいろなやり方で取り組んでいらっしゃる方がいるから、真面目な話以外に歌や笑いなどもある『いぬねこなかまフェス』の内容に、ある意味驚かれるかもしれないですね(笑)」 今年初めて出演する、斉藤和義さん。 「今回は新たに 斉藤和義 さんの参加が決まりました。それから普段は表に出られていない、メイクアップアーティストの 早坂香須子 さんなど、すごく素敵な方々も手伝ってくれるんです。 いろいろな得意分野を持つクリエイティブな仕事の方々が周りにいて、何かしたいという気持ちでボランティアとして集まっているのが、すごくミグノンらしくて、動物愛護団体としては珍しい気がします」 最後に、「いぬねこなかまフェス」に参加される人にメッセージを。 「とにかく堅く考えず、楽しめるイベントです。ミグノンにも犬猫以外に、うさぎやアヒルなど、いろいろな動物がいますが、動物が好きな人には少しでも多くの人に見ていただきたいと思っています。 ミグノンプランの代表である友森玲子さんは、とにかく『動物愛護を楽しく、長く続けていきたい』という人なので、それが伝わったらいいな。 こんな風にも動物愛護のことを語ることができるというのは、全国の人に伝えたい。動物愛護には悲しい側面や堅い言葉もあるけれど、そこばかりに注目しないやり方もあると思います。 今回のイベントを通して、 それぞれの立場で自分なりにできること が見つかるんじゃないかなと思うので、集まっていただけたらなとうれしいです。動物愛護について楽しく話せる時間になるといいですね」 いぬねこなかまフェス2020 〜動物愛護週間にオンラインで集まろう〜 動物愛護について、多くの人に正しい知識を楽しく知ってもらおうと、2014年にスタートした「いぬねこなかまフェス」。 今回のゲスト:akiko/浅田美代子/小泉今日子/斉藤和義(VTR出演)/坂本美雨/清水ミチコ/鈴木杏/スティーヴ エトウ/椿鬼奴/冨樫春生/町田康/水越美奈/矢野顕子(VTR出演)/友森玲子(主催者)ほか(五十音順) 動物愛護法改正のポイントや、コロナ禍における動物との向き合い方など専門家を交えたトークイベントや、坂本美雨さんをはじめ動物好きの豪華ゲストによるライブパフォーマンスを行います。 チケットの売上利益は、ランコントレ・ミグノンで保護している動物たちの医療費やシェルターの家賃、フードや用品代などに利用されます。 ★販売期間はイベント終了時間(9/20 20:00)まで。購入後は、見逃し配信として3日間お楽しみいただけます。 開催日:2020年9月20日(日)17:00〜20:00(予定) 参加費:3,000円 ※2020年度イベントは終了しました → ※2021年度の「いぬねこなかまフェス」チケット情報 >> ※ランコントレ・ミグノンの譲渡会は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、現在は完全予約制での個別面談になっています
2020年09月18日子どもたちの未来を考え、エシカルな暮らしを実践する人たちが愛用しているサラヤの 「ヤシノミ洗剤」 。ヤシの実由来の植物性原料を使い、 無香料、無着色 、 「人と地球にやさしい」 がコンセプトの、自然派食器用洗剤です。 そんな「ヤシノミ洗剤」のコンセプトをそのまま受け継いで誕生したのが、 「ヤシノミ洗たく洗剤」と「ヤシノミ柔軟剤」 です。 植物性ながらも高い洗浄力 を持ち、 肌や環境にもやさしい 、その理由とは? 今回は「ヤシノミ洗たく洗剤」と「ヤシノミ柔軟剤」の【やさしいヒミツ】に迫ります。 無香料・無着色、余計なものは入れない ヤシノミシリーズの共通コンセプト 植物性洗浄成分を使い、無香料・無着色、手肌と地球にやさしい洗剤を実現した、食器用の「ヤシノミ洗剤」。1971年に発売されてから50年近く愛され続けています。 現在では食器用に加えて、洗たく洗剤と柔軟剤もラインナップ。人と地球にやさしい「ヤシノミシリーズ」として知られています。 <ヤシノミシリーズが「人と地球にやさしい」理由> 1)無香料、無着色、植物性。 余計なものは入れない 2)いち早く詰め替えパックを採用。 脱プラスチック、脱使い捨て 3) 排水は素早く分解されて地球に還る 4)使うことで 環境保全活動に参加できる “洗浄力の高さ” と “環境へのやさしさ” を両立した洗たく洗剤&柔軟剤は、植物性の原料で作ることが難しく、また 無香料 は珍しいとされていました。 そんななか、「肌に触れるものに強い成分のものを使いたくない」、「洗たく洗剤のにおいが苦手」という「ヤシノミ洗剤」の愛用者から、 同じコンセプトで洗たく洗剤と柔軟剤を作ってほしい という多くの声が。リクエストに応えて誕生したのが「ヤシノミ洗たく洗剤」、「ヤシノミ柔軟剤」です。 食器用も洗たく用も同じコンセプト。シリーズを通して変わらぬ想いがそこにあります。 植物性なのに【高い洗浄力】 「ヤシノミ洗たく洗剤」は、なぜ「肌にやさしい」の? 無香料、無着色。肌刺激成分は一切配合していない、「ヤシノミ洗たく洗剤」(右)。 「ヤシノミ洗たく洗剤」は、新配合の植物性洗浄成分“ツインパワーノニオン”を配合。油汚れに浸透し、 効率よく皮脂汚れに働く ので、一般的な洗剤の 約1/3の量 で頑固な汚れをしっかり落としてくれます。 “無香料の洗剤” と聞くと、部屋干しのにおいが心配な人もいるかもしれません。 部屋干しで起こる「生乾きのにおい」は、【洗い残した、皮脂汚れと雑菌】が原因 。抗菌剤は、雑菌が繁殖しないように入れるものですが、人間の肌や環境にも負担が大きいのです。 「ヤシノミ洗たく洗剤」は 高い洗浄力 を持ち、においの原因となる菌を99.99%除去。だから、肌刺激の恐れのある合成香料、着色料、抗菌剤などを 入れる必要がありません 。蛍光材、漂白剤も配合していないので、洗たく物の色柄や風合いも守ってくれます。 沖縄の古い外人住宅で暮らす、編集者のセソコマサユキ( @sesokomasayuki )さん。「沖縄は湿気や急な雨が多く、基本的に室内干し。ヤシノミシリーズを使って、悩みだった生乾きのにおいも解消されました」 セソコさんファミリーのインタビューを読む >> また、「ヤシノミ洗たく洗剤」の成分は、水に溶けやすく繊維に付着しにくく、洗剤の除去率は99%。 繊維に余計なものが残らないため、すすぎも1回で十分 。肌にやさしいのはもちろん、 節水、節電、時短 にも繋がります。 無香料、無着色、植物性の柔軟剤 「ヤシノミ柔軟剤」が「やさしい」ワケ 香川県直島に暮らす福島真希さんは、肌が弱い家族を思い、ヤシノミシリーズにたどり着いたそう。「アレルギーに影響があると言われる合成香料が入っていないので、安心して使えます」 福島さんファミリーのインタビューを読む >> もともと柔軟剤とは、繊維を薬剤でコーティングし、なめらかな肌触りにするもの。香りのバラエティが増え、強くなる一方の柔軟剤ですが、合成香料は体調不良やアレルギーなど、さまざまな弊害が問題視されるようになりました。 そんななか、 「できるだけ肌に対して刺激が少ない、植物成分の柔軟剤を」 というニーズに応えて2016年に誕生したのが、 無香料の「ヤシノミ柔軟剤」 です。 気にいった香りを身につけていたいから、洗たく洗剤・柔軟剤は無香料がいい、と話すインスタグラマーのひとみ( @amehtm )さん。「ボルネオ島の環境保全活動にも共感。子どもに対しての責任もあるので、環境にいいもの、社会貢献をしている会社を選んでいきたいです」 ひとみさんのインタビューを読む >> 柔軟剤に求められるのは、仕上がりの柔らかさですが、一般的に柔軟性を高めると吸水性は落ち、吸水性を高めると柔軟性は落ちます。 そこでヤシノミ柔軟剤は、 2種類の植物性柔軟成分 をバランスよく配合。繊維をなめらかにすることで、物理的な肌当たりや肌の摩擦を低減し、ふんわりした仕上がりに。同時に、 一般的な柔軟剤の2倍というすぐれた吸水性 を実現し、ムレやベタつきを抑えます。 また 合成香料や着色料、抗菌剤 など、肌刺激の恐れがある成分は 無配合 。繊維に余計な香りを残さないため、天然アロマやリネンウォーターなど、自分の好みに合う香りを楽しむこともできます。 地球の未来を考え、毎日使うものを選択する 食器用の「ヤシノミ洗剤」同様、「ヤシノミ洗たく洗剤」、「ヤシノミ柔軟剤」のどちらも“高い生分解性” を持ち、洗った後の排水は微生物によって水と二酸化炭素にすばやく分解され、地球に還るエコロジー商品。プラスチックごみとプラスチックの使用量の削減のため、詰め替えパックも採用しています。 またサラヤでは、原料の循環サイクルに目を向け、原料生産地のひとつであるマレーシアの ボルネオ島の環境問題 に取り組み、ヤシノミシリーズの売上の1%を環境保全活動にあてています。 私たちを取り巻くさまざまな問題に対し、子どもたちの未来を考えると、何かしなくてはという気持ちになる人も少なくないと思います。 個人ですぐにできる環境活動のひとつが、 毎日使う洗剤を「環境に負担がなく、環境保全に貢献できるもの」に変える こと。普段使うものがどう作られているのかを知り、「地球にやさしい」もの選びをすることで、ようやく サスティナブル(持続可能)な暮らし が実現できるのかもしれません。 ヤシノミシリーズ 詳しくはこちら 子どもたちの未来のために “人と地球にやさしい”ヤシノミ生活を ヤシノミシリーズはヤシの実由来の植物性。洗った後の排水もすべて微生物によって分解され、すばやく地球にかえります。洗っても、洗っても、安心。今日の汚れをあしたの未来に残さない。そんな “人と地球にやさしい” ヤシノミ生活をはじめてみませんか。 楽天でヤシノミシリーズを買う amazonでヤシノミシリーズを買う ロハコでヤシノミシリーズを買う 【売上1%で、ボルネオ環境保全を支援】 ヤシノミシリーズの売上1%はマレーシア・サバ州政府公認の国際NGO「ボルネオ保全トラスト」を通じて野生動植物の保護と生息域の確保に使われています。 また、ヤシノミシリーズをはじめとするサラヤ製品では、違法労働や違法伐採によって作られた植物油ではなく、 環境と人権 に配慮した RSPO認証油 の生産を支援しています。 無香料、無添加のヤシノミシリーズとは 文:赤木真弓 写真:林ひろし [PR] サラヤ株式会社
2020年07月10日子どもたちの未来を考え、エシカルな暮らしを実践する人たちが愛用しているサラヤの 「ヤシノミ洗剤」 。 エコという言葉が広まる以前から、約50年にわたってずっと変わらず 【手肌と地球にやさしい】 がコンセプト、自然派の食器用洗剤です。 そんな「ヤシノミ洗剤」が長年愛され続けている理由とは? そのヒミツに迫ります。 自然に囲まれた環境で暮らす、コミックライターのまりげさん( @marige333 )も長年の愛用者。使い始めてから、手荒れが改善したそう。「野菜も洗えるのは、安心の証拠ですね」(まりげさん) まりげさんのインタビューを読む >> <ヤシノミ洗剤が愛され続ける 4つの理由> 1)無香料・無着色。 余計なものは入れない 2)30年前から 脱プラスチック、脱使い捨て 3)汚れに合わせ 適切な量で洗うことを重視 4)使うことで 環境保全活動に参加できる 無香料・無着色、余計なものは入れない 約50年間、ずっと変わらないコンセプト 1971年に誕生したヤシノミ洗剤。石油系の合成洗剤が主流だったなか、 手肌へのやさしさと高い生分解性 を持つ、ヤシの実由来の 植物性洗浄成分 を使用。洗った後の排水は、微生物によってすばやく水と二酸化炭素に分解され、地球に還ります。 無香料・無着色なので、小さな子どもやペットが使うお皿を洗うときにも安心。洗剤が 無色透明 なのは、色や香りでごまかさず、着色料や合成香料などの 不要なものは入れていない という高品質の証です。 毎日使う洗剤だから、手肌にも環境にもやさしいものを選びたいもの。50年前から変わらない「手肌と地球にやさしい」というコンセプトで作り続けているからこそ、信頼され、長年愛されています。 いち早く脱プラスチック、脱使い捨て 食器用洗剤で初の詰め替えパックを採用 洗剤のボトルを使い終わるごとに捨てていると、プラスチックごみが増え、石油資源の浪費にもつながります。 植物性の原料を使い、環境へ配慮するヤシノミ洗剤はその矛盾に気がつき、いち早く対応。せめてボトルや包装だけでもできる限りゴミを削減し省資源ができないかと考え、たどり着いたのが 「詰め替えパック」 でした。 そうして1982年、食器用洗剤で初めて詰め替えパックを採用したヤシノミ洗剤。キッチンでずっと使い続けられるよう、ロゴが小さく、シンプルなものへとデザインも工夫。 中身を詰め替えて、繰り返し長く使うことが、プラスチックごみとプラスチックの使用量の 削減 にもつながっています。 「適切な量」で洗うことを重視 汚れに合わせて洗剤量を調節できるボトル ヤシノミ洗剤の洗浄濃度は検証を重ねた結果、 洗浄力と手肌へのやさしさ のバランスがもっともいい16%に。一度ですっきり洗い落とせる必要以上に洗浄濃度が高い洗剤は、じつは手肌に負担がかかり、大量の洗浄成分を排水に流すこととなるため、地球にもやさしくありません。 洗剤は、 汚れの度合い や 洗いものの量 に応じて、 適切な量を使うこと が大切。だからヤシノミ洗剤は、洗いものに合わせて洗剤をつぎ足ししやすいよう、日本初の 「ポンプ式ボトル」 を採用。 簡単な汚れなら1回、しつこい油汚れなら2回とつぎ足しすることで、 洗剤を使いすぎてほしくない 、それがヤシノミ洗剤のコンセプトなのです。 また、しつこい油汚れは先にふき取る、洗い桶に洗剤を適量入れて「ため洗い」をするなどの工夫をすることで、洗剤の量やすすぎ水の節約、排水の負担の軽減にもつながります。 使うことで環境保全活動に参加 売上1%で、ボルネオ環境保全を支援 ヤシノミ洗剤を使ってから、排水がきれいになっていることを実感しているという、馬狩まどか( @mumakari )さん。「使い続けることで活動に賛同し、少しでも応援できたら」(馬狩さん) 馬狩さんのインタビューを読む >> ヤシノミ洗剤に使う植物性原料のひとつ、パーム油の生産地であるマレーシアのボルネオ島では、森林が伐採され、野生動物が生息地を失っています。 サラヤでは「植物性原料を使うだけでは環境にやさしいとはいえない」と考え、原料の生産地の環境問題にも目を向け、2004年からはボルネオ環境保全活動への取り組みをスタートしました。 さらに2007年からは、ヤシノミ洗剤シリーズの売上(メーカー出荷額)の1%がボルネオ保全トラスト(BCT)に使われ、プランテーションによって失われた熱帯雨林の森を買い戻したり、動物たちの多様性を守る活動をしています。 森を守ることはCO2削減にも繋がります。毎日の食器洗いに「ヤシノミ洗剤」を使うことで、誰もが自動的に環境保全活動に貢献することができるのです。 どう影響するのかを知り、適切なもの選びを 今まで当たり前だと思っていた価値観が大きく変わってきている昨今。気候温暖化や環境問題など、子どもたちの未来を考えると不安になる問題がたくさんあります。 個人でできる環境活動には限界がありますが、そんななか今すぐにできるのが、日常的に使う洗剤を 【環境に負担が少なく、環境保全に貢献できるもの】 に変えること。 サスティナブル(持続可能な)な暮らしを意識して、 どう影響するのかを知り、適切な選択をしていくこと が大切です。普段何気なく使っているものを見直し、知識をもって選んでいくことによって、わたしたちの未来は変わるかもしれません。 ヤシノミシリーズ 詳しくはこちら 子どもたちの未来のために “人と地球にやさしい”ヤシノミ生活を ヤシノミシリーズはヤシの実由来の植物性。洗った後の排水もすべて微生物によって分解され、すばやく地球にかえります。洗っても、洗っても、安心。今日の汚れをあしたの未来に残さない。そんな “人と地球にやさしい” ヤシノミ生活をはじめてみませんか。 楽天でヤシノミシリーズを買う amazonでヤシノミシリーズを買う ロハコでヤシノミシリーズを買う \ヤシノミ洗剤は50周年!/ 「毎日使うものだからこそ、地球のために洗剤にできること」をひたすらに考え続けて50年。昔も今も。そしてこれからも「手肌と地球にやさしい」をコンセプトにヤシノミ洗剤はあなたの暮らしにそっと寄り添い続けます。 ヤシノミ洗剤 50周年サイトを見る 【売上1%で、ボルネオ環境保全を支援】 ヤシノミシリーズの売上(メーカー出荷額)の1%はマレーシア・サバ州政府公認の国際NGO「ボルネオ保全トラスト」を通じて野生動植物の保護と生息域の確保に使われています。 また、ヤシノミシリーズをはじめとするサラヤ製品では、違法労働や違法伐採によって作られた植物油ではなく、 環境と人権 に配慮した RSPO認証油 の生産を支援しています。 無香料、無添加のヤシノミシリーズとは 文:赤木真弓 写真:林ひろし [PR] サラヤ株式会社
2020年05月28日今回の「やさしいママのヒミツ」は特別編、2度目のパパの登場です。大きな猫マイロと息子さんとの日々を写真で綴った人気の写真集、『ハルタとマイロ 男の子と猫はいつも仲よし』の著者、 鈴木賢一 さんです。 地元群馬県でグラフィックデザイナーとして、自宅で仕事をしている鈴木さん。ほとんどの時間を家族と一緒にいるという鈴木さんに、 子育てのこと、猫との暮らしについて お話を伺いました。 鈴木賢一 さん 万由実さん、晴太くん(4歳)、マイロくん(9歳)の3人と一匹の家族 群馬県在住。デザイン会社経営。登山と猫が好き。インスタグラムに投稿した息子と愛猫の成長記録が人気となり、晴太くんが3歳のときに、 『ハルタとマイロ 男の子と猫はいつも仲よし』 (辰巳出版)を出版。WEBメディアで猫と息子の成長記録を綴る連載も執筆。ウーマンエキサイト特集 「いぬねこ うちのこ。」 にも登場。 Instagram: @wise01 職場を自宅に移し、積極的に子育て 早速、鈴木さん家族の平日のスケジュールを教えていただきました。 6:30 : ママ起床 7:00 : パパ、晴太くん起床 7:30 : 朝ごはん 8:30 : 幼稚園に登園(晴太くんの気分で、パパかママのどちらかが見送り) 9:00 : パパ仕事スタート 12:00 : 夫婦で話しながら昼食 16:30 : ママが幼稚園にお迎え、公園で遊ぶ 17:00 : 帰宅、晴太くんはパパの隣で絵をかいたりアニメを見たり。ママは夕食の準備 18:00 : 家族揃って夕食。晴太くんと遊ぶ 20:00 : お風呂 21:00 : 晴太くん、ママと就寝。パパは仕事再開 23:00 : 就寝 愛猫マイロと息子の晴太くんの成長記録を綴った、インスタグラムが人気の鈴木さん。自宅に会社を構え、グラフィックデザイナーとして働いています。 もともと保育士だった奥さまは、出産を機に休職。今は鈴木さんの仕事の手伝いをしているため、ほとんど一緒に過ごしているのだそう。 「先月までは14:30に迎えに行き、遅くても16時までに家に帰ってきていたので、家族ずっと一緒の生活。妻が夕食の準備をしている間は、仕事をする僕の横にいて、今日の出来事などを話しながら絵を描いたり、パソコンでアニメを観たりしています。 週末は息子と二人で公園に行ったり、僕がアウトドア好きなので年に数回はキャンプに行ったりしています。普通のご家庭よりも、父親の僕が子どもと過ごす時間は長いかもしれませんね」 リビングには、晴太くんの描いた絵や鈴木さんが撮った写真がたくさん。 もともと高校で同じ部活の先輩・後輩だったという鈴木さん夫妻は、とても仲がいいといいます。 「家で仕事をしていることもありますが、我が家の場合、夫婦の会話は多いほうだと思います。お互いに時間があるときは、いつも子どものことを話しあって、コミュニケーションをとっているので『子育ての悩み』も共有できているかなと。 家事分担では、炊事洗濯は妻、掃除は僕が担当。といっても、週に一回掃除機と平日少しモップがけをするくらいですが(笑)4月からは妻も職場復帰して生活のスタイルが変わるので、今後はもう少し家事もやっていきたいと思っています」 愛猫と撮り続けることで、息子の成長を確認 愛猫の マイロ は、鈴木さんが独身のころから飼っている、8キロを超える大きな体が愛らしい猫。 晴太くんが赤ちゃんの頃から、一緒に並んで寝ている様子を撮り続けています。その “パパのやさしい目線” が、鈴木さんのインスタグラムの人気の理由です。 「マイロは知人の家で産まれた、里親を探している猫たちの一匹で、兄弟猫たちに次々と里親が見つかる中、一番最後まで残っていたのがマイロでした。 インスタグラムを始めた2012年頃から、マイロの写真をアップするように。少しずつ猫好きのフォロワーさんが増えていったのですが、息子が誕生して二人が一緒に寝ている写真をアップしたところ、フォロワーさんが一気に増えて、いまでは海外の方からもコメントをいただくことも。多くのフォロワーさんに二人の成長を見守ってもらっていますね。ありがたいことです。 二人の写真が人気なので、最近では自分のプライベートは載せずに、二人の日常だけ載せるようにしています。父親が昼間に子どもの写真が撮れるという環境は珍しいかもしれないです。本が出版できたのも、マイロのおかげですね」 二人が並ぶ様子を定点観測的に写真に収めることで、晴太くんの成長を確認する目的もある、と話す鈴木さん。マイロのことが大好きな晴太くんは、いつもマイロと一緒なのだそう。 「最初から仲良しだったわけではありません。妻は里帰り出産をしていたので、マイロと息子が初めて会ったのは生後1ヶ月の頃。息子が来る前に、マイロには弟が来るんだよと話したので、多分わかってくれたんじゃないかなと思います。でも、しばらくの間は息子が泣くのが怖かったみたいで、逃げて少し遠くから様子を見ていました。 二人が一緒に遊ぶようになったのは、息子が1歳になった頃から。マイロはとても穏やかな性格なので、息子が尻尾をつかんだりしても、一度も怒ったりしたことはなく、側にいてくれます。弟を見守るような感じなのかもしれないですね」 インスタグラムに投稿する写真は、一眼レフとミラーレスカメラの2台で撮影。すぐに写真が撮れるように、リビングのある2階と、仕事場のある1階に置いているそう。 「マイロは比較的じっとしているので、毎日撮っています。息子は最近昼寝をしなくなったので、マイロと一緒にごはんを食べたり、座っている写真が増えてきました」 鈴木さんの著書『ハルタとマイロ』(辰巳出版)。鈴木さんのインスタグラム @wise01 は日本のみならず、海外のファンも多い。 「子どもと猫の写真を撮るコツは、とにかくたくさん撮ること。かわいいなと思う瞬間を撮れないことも多いので、逃さないようにたくさんシャッターを押しています。 日々の写真をインスタグラムにあげて残していくことで、息子が大人になったとき、父親がどんな目線で息子の成長を見守っていたか、伝わったらいいなと思っています」 もうすぐ10歳になるマイロの健康管理 ここ一年くらい、ストレスのせいなのか、お腹の毛を舐めすぎてなくなってきてしまったマイロ。その理由をずっと探っているのだとか。 「複数の病院で診てもらったのですが『太っているからお腹の血行が悪くなって、舐めるのかも』や『太っている猫にはよくあるからあまり心配しなくてもいいよ』と言われたりと、はっきりとした理由がわかりません。舐めないようにプラスチック製のエリザベスカラーをしたら嫌がってしまい、腹巻きはかわいいのですがすぐに外れてしまうので、今はソフトタイプのエリザベスカラーをしています」 自身も子どもの頃から、猫と過ごすのが当たり前だったという鈴木さん。保護したり、譲ってもらったりした猫たちとずっと一緒に過ごしてきました。 「猫はもう生活の一部。仕事をしているときも隣で見守ってくれたり、いつもそばにいます。マイロは僕の相棒、大切な家族の一員ですね。 一度、マイロが尿結石になったことがあるので、食事には気をつけています。あまり動かない猫で、猫じゃらしで遊ぼうとしても手だけ出して動かないんです(笑)。 息子は、マイロと遊ぶというか抱きついたりしていますね。動物と暮らしていると、初めて見る猫や犬も怖がらないし、 やさしい気持ち も芽生えているなと感じます。マイロはもうすぐ10歳。あと何年一緒にいられるか、いつも考えてしまいます」 晴太くんはマイロにおやつをあげたり、猫用のローラーでマッサージしてあげたり、お世話するのが大好き。マイロも気持ちが良さそうです。 鈴木さんが陶芸をしている友人に習って作った、マイロのお水入れ。「陶器に入れるとお水をたくさん飲んでくれると聞いて。尿結石が怖いので、水だけはたくさんあげるようにしています」 猫にも、家族にもやさしい洗剤選び 鈴木家では、食後のお皿の片づけは鈴木さんが、食器洗いは万由実さんが担当し、夫婦仲良く片付けているのだそう。 これまでは “油汚れがすぐ落ちる” と言われている食器用洗剤を使っていて、マイロの食器も同じ洗剤で洗っていました。いつも手荒れしてしまうので、洗った直後はハンドクリームが欠かせなかったといいます。 そこで鈴木さんご夫婦に、環境や手肌だけでなく動物たちにもやさしいサラヤの 「ヤシノミシリーズ」 を試していただきました。 サラヤのヤシノミシリーズはすべて無香料、無着色。右から「ヤシノミ洗剤」、「ヤシノミ洗たく洗剤」、「ヤシノミ柔軟剤」。売上の1%は原料の産地であるマレーシア・ボルネオ島の環境保全活動に利用されています。 「ヤシノミ洗剤を使い始めたところ、ハンドクリームを塗り忘れてしまうくらい手荒れしなくなったことに驚きました。洗い心地もとてもよかったです。無香料なのでニオイ残りもなく、マイロの器にも安心して使えますね」(万由実さん) 洗浄成分濃度を16%にすることにより、手肌へのやさしさと洗浄力を実現。洗った後の排水は微生物によってすばやく分解され、地球に還ります。「ヤシノミ洗剤」本体(ポンプ付き500ml/400円)、詰め替え(480ml) 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 企業の想いや商品のコンセプトを伝える「グラフィックデザイン」を仕事とする鈴木さんは、ヤシノミシリーズの “デザインの良さ” も気に入ったのだそう。 「食器用洗剤は派手なパッケージが多いなかで、シンプルで中身も透明で素敵だなと感じました。また、売上の1%が環境保全に使われるという、サラヤの環境保全活動、企業理念にも共感しますね」 汚れが落ちやすくなるよう「ため置き洗い」をしているという万由実さん。洗剤を入れてしばらくしてから洗うと、汚れがさらに落ちやすくなります。 まず、キッチンペーパーなどで油汚れをふき取ってから洗う。“油を排水に流さない”ことが洗剤や水の節約になり、環境を守ることにつながります。 洗たく洗剤は、晴太くんが赤ちゃんのときは赤ちゃん用の洗剤を使い、大人と別に洗っていたものの、現在は一緒に洗っているのだそう。実家で使っていた馴染みのものや、店頭で大きく宣伝されていたものを何気なく選んでいたのだとか。 「今回、無香料のヤシノミ洗たく洗剤を試してみて、今までの洗剤を再び使ったときに『こんなにも香りがしていたんだ』と驚きました。今までだって、香りがきつくないものを選んでいたつもりだったし、あまり気にもなっていなかったのですが、無香料の洗剤のよさをあらためて実感しました」 「家族みんな花粉症で、この時期は洗濯物を外に干せません。臭いの原因になる菌も除去できる点もいいですね。 あと、乾燥肌なのか晴太は服を着るとかゆがることが多くて、わが家では肌ざわりをやわらかくしてくれる柔軟剤は必須なんです。ヤシノミ柔軟剤も無香料なのが嬉しいですね」(万由実さん) 繊維に残りにくい洗浄成分に加え、肌刺激の恐れのある合成香料、着色料、抗菌剤などが無添加。植物性洗浄成分“ツインパワーノニオン”が臭いの原因となる菌を99.9%除去し、洗濯後の生乾き臭を残しません。右から「ヤシノミ洗たく洗剤」、「ヤシノミ柔軟剤」(380ml/オープン価格) 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 「今まで、無香料の洗剤をあまり意識していなかったせいか、『ヤシノミシリーズ』のこと、猫が人間の何万倍も香りに敏感だということも、今回あらためて知りました。肌の弱い晴太やマイロのためにも、これからも無香料のヤシノミシリーズを使ってみたいなと思います」(鈴木さん) 猫の存在が、日々の癒しに 2年前に自宅を増築し、仕事場を設けた鈴木さん。自宅で仕事をするようになってから、家族と過ごす時間が長くなりました。家族とずっと一緒の生活のなか、できるだけ 奥さまが一人でいられる時間 を作れるよう心がけているのだそう。 「息子が生まれた当時は外に事務所を構えていたので、妻は大変だったと思います。自宅で仕事するようになって夫婦間のコミュニケーションが増えたことで、妻の負担が減って “育児をがんばりすぎて息子を怒る” ということがなくなったようです。 妻の実家は少し遠くて、友達も近所に少ないので妻は出かけることがあまりない。だから『4月から外で少し働いてみたら?』と僕から提案したんです。もともと一人暮らしが長く、出産前は妻より帰宅が早かったので夕食は作っていました。今後も積極的に家事のサポートをしていきたいと思っています」 子育てにおいて心がけているのは、どちらかが子どもに注意して叱っているとき、もう一人は 味方 になってあげるということ。 「二人で一緒に怒ってしまったら、子どもがかわいそうだと思うんです。また、ストレスをあまり与えたくないのでなるべく短時間で。怒った後は『お互いに“ごめんね”を伝える』ということも夫婦で決めています。 息子には 人にも動物にもやさしい子 になってほしいと思っています。マイロと過ごすことで、それはある程度できているのかもしれませんね」 鈴木さん自身が家族に やさしいパパ でいるために、 マイロの存在 はとても大きいのだとか。 「子どもに対しては、怒るときはちゃんと怒りますが、基本的にとてもかわいいと思って接しているので、とにかく一緒に過ごす時間が楽しいんです。みんなで過ごしていて妻が息子と遊んでいるときは、僕がマイロをずっと抱っこしています。 1階で仕事しているとき、2階で妻と子が楽しく遊んでいる声を聞くとすごく幸せを感じます。仕事しながらニヤニヤしてしまうほど。隣ではマイロがスヤスヤいびきをかいて寝ているし最高です。 子どもができたのと同時に会社を独立した僕に、マイロはやさしく寄り添って癒してくれました。マイロといると心が休まる。僕ら家族にとって、欠かせない存在です」 子どもたちの未来のために “人と地球にやさしい”ヤシノミ生活を ヤシノミシリーズはヤシノミ由来の植物性。洗った後の排水もすべて微生物によって分解され、すばやく地球にかえります。洗っても、洗っても、安心。今日の汚れをあしたの未来に残さない。そんな “人と地球にやさしい” ヤシノミ生活をはじめてみませんか。 楽天でヤシノミシリーズを買う amazonでヤシノミシリーズを買う ロハコでヤシノミシリーズを買う 【売上1%で、ボルネオ環境保全を支援】 ヤシノミシリーズの売上1%はマレーシア・サバ州政府公認の国際NGO「ボルネオ保全トラスト」を通じて野生動植物の保護と生息域の確保に使われています。 また、ヤシノミシリーズをはじめとするサラヤ製品では、違法労働や違法伐採によって作られた植物油ではなく、 環境と人権 に配慮した RSPO認証油 の生産を支援しています。 無香料、無添加のヤシノミシリーズとは 取材/文:赤木真弓 撮影:林ひろし [PR] サラヤ株式会社
2020年03月12日今回の「やさしいママのヒミツ」は、現代アートの島としても有名な香川県・直島で暮らす 福島真希 さん。 CM音楽プロデューサー、シンガーソングライターとして活躍する夫の 福島節 (せつ)さんは、普段は東京、週末は直島に帰るという 2拠点生活 。真希さんは5歳の娘・渚ちゃんと友人の3人で暮らしています。 以前はフリーランスのCMディレクターとして、忙しく働いていたという真希さん。仕事も生活もこれまでとはガラリと変え、直島への移住はどのようにしたのか、節さんの2拠点生活によって家族はどのように過ごしているのかなど、たっぷりとお話を伺いました。 福島真希 さん 節(せつ)さん、渚ちゃん(5歳)の3人家族 北海道生まれ。株式会社東北新社にCMディレクター、プランナーとして入社。2013年にフリーランスになり、活動の幅を広げる。2014年に夫とともにOngakushitsu inc.設立後、ディレクターとして所属。2年前に香川県・直島に移住し、友人と一軒家を借りてシェア暮らし。 真希さんが作詞を手がけ、節さんが作曲と歌を、直島在住の友人で人気漫画家 まつざきしおり さんがMVのアニメを担当したという動画 『あるある直島』 も話題に。 HP: Instagram(節さん): @setsufukushima 直島は、子どもとじっくり向き合える環境 早速、真希さんの平日のスケジュールを見てみましょう。 6:30 : 起床 7:00 : 渚ちゃんを起こして、一緒に朝食 8:10 : 一緒に家を出て、バス停まで見送り。そのまま美術館まで40分走って通勤 9:00 : 美術館の仕事へ 14:00 : 仕事を終え、1時間歩いて帰宅 15:00 : 家でゆっくり過ごす 16:00 : 保育園へお迎え。宿題、晩ごはん 18:00 : お散歩、お風呂 20:30 : 絵本を読んで寝かしつけ、一緒に就寝 平日、夫の節さんは東京で仕事をしているため、ほとんどが渚ちゃんと2人の生活。ワンオペで大変かと思いきや、実は友人と家をシェアして住んでいるので、娘さんにとってはママが2人状態だといいます。 「友人はごはん作り、私は洗濯や洗いものと、それぞれが得意なことを担当。何も言わなくても家事のいろいろを分業できるので、なんて楽なんだろうって思っています。みんなこういう風にしたらいい…!と思うほど最高です(笑)。 今はミュージアムで案内やチケット販売などをしていて、外国人観光客も多いから英語での接客が日常的。現代アート作品の横で、おじいちゃんおばあちゃんが井戸端会議していたり、アート作品のメンテナンスの大変さを間近で見られたり、子どもにとっても面白い環境だなと思います」 草間彌生さんの有名な作品「赤かぼちゃ」もある宮浦港も、渚ちゃんの遊びのスペース。 渚ちゃんのリズムに合わせた、健康的な生活をしているという真希さん。仕事以外の時間は、渚ちゃんとじっくり向き合っているといいます。 「通っているのは昭和の頃から幼保一体型になっているかなり珍しい園。島にひとつしかないのですがバスで送迎があり、保育園組だけお迎えに行きます。 島に来て思ったのは、働くお母さんが多いということ。9時から13時までなどの時短勤務が多く、 働きやすい環境 があり、島の定食屋やカフェ、ゲストハウス、美術館まで、どこも人が足りていないので働き口がいっぱい。島のあちこちでお父さんも働いているので職場が一緒になったり、ママ友だけじゃなくパパ友もできて、いい意味でコミュニティが近いと思います」 幼稚園から 英語教育 があり、実は日本でも英語力はトップクラスだという直島。「のどかな島にミュージアムができたことで、今やグローバルに。不思議な場所ですね」と節さん。 強い思いで決断した、直島への移住 もともとはディレクターとして、映像の業界で10年間働いていた真希さん。早朝に家を出て、帰るのは夜中。すでに渚ちゃんは寝てしまっていて遊べない日も多かったそう。 東京にある節さんのスタジオにて。絵コンテを描いて撮りたい絵を説明する真希さん。今は映像の仕事からは一旦離れ、節さんのMVなどを撮る程度。 節さん、真希さんがこれまで手掛けてきた仕事は、アイドルからアニメ、ドラマまで多岐にわたる。今でも節さんの曲を聴かない日はないほど、さまざまな有名CMの音楽を手掛けている。 「母に見てもらうこともありましたが、東京にいたときの方が ワンオペの辛さ を感じていました。“子どもがいるから17時までしか働けない”とか、娘がいることで制限されているような意識が少なからずあって。 家に帰ってからも、早くコンテを描かなくちゃいけないのに、子どもがなかなか寝てくれないとか、子育てと仕事の狭間でストレスを感じることが多かったと思います。 最初に仕事を受ける段階で、時短を条件としてやっているはずなのですが、いざ仕事がスタートするといないところで話を進められてしまい、『私がいる意味があるのかな』、『子どもといる時間を削ってまでやることなのかな?』と立ち止まってしまって…… その環境から距離をおきたかったような気がします。そんなときに訪れた直島での暮らしが、すごく魅力的に見えて。ある意味リセットするような状態でした」 15年ほど前から定期的に直島に通っていた真希さんには、 いつか直島に住みたい という憧れがあったのだとか。 「通っているうちに港がすごくきれいになり、観光客もお店もどんどん増えていくのを見て『ここは発展していく場所なんだ』と思ったのが、結構大きなポイントでした。あと、娘は小さい頃からアトピーがひどく、かきむしって寝られず、寝かしつけのために深夜に何回も外を散歩しなければならないほどだったのですが、旅行で3日間過ごしただけで、薬を使わずにきれいになったことも大きかったです。 海風や空気が合っていたんだと思います。そのときに一緒に旅していた友達を誘ったら『私も住む』と言ってくれて、家を探すことになりました」 旅の帰り道でたまたま読んだのが、今や同級生の娘を持つママ友でもある、まつざきしおりさんの著書『直島古民家シェア暮らし』(KADOKAWA)。「島の暮らしを垣間見られてすごく良さそうだなと思いました。インスタに幼稚園のことなど子育ての様子も描いてくれていたので、移住のきっかけになりました」(真希さん) 親戚も知り合いも、友達もいない状態でいきなり移住することに、最初は不安があったという真希さん。それでも移住したくて、ご主人を説得したと言います。 「正直、最初は反対していました。直島が素晴らしい環境だとわかっていたけど、子どもが小さいうちから離れて暮らしてうまくいくのか、全くわかりませんでした。でも妻の性格上、絶対するだろうなと思いました。途中からは『やってみるしかないかな』と諦める気持ちで(笑)。実際に暮らしてみて、半年も経たないうちに娘の性格まで変わってきたので、移住してよかったなと思います」(節さん) まつざきしおりさん、娘さんの“みーたん”親子と、いつも集まる港にて。 もともと内気で恥ずかしがりや、ママとパパの後ろに隠れているような子だったという渚ちゃん。今では島のみんなと仲良く、節さんと一緒に舞台に立って堂々と歌えるほどになっています。 いつも一緒のみーたんと、海辺で遊ぶ渚ちゃん。 「島の人が気さくに受け入れてくれたのが大きいですね。 必要以上に入りこまずに見守ってくれている 。小さな島だから生活圏が一緒。連絡を取らなくてもすぐに会えるから、ママたちもあっさりとしていて付き合いやすいんです。知らない人が沢山いて、広すぎる都会と違い、島だと常につながれる状態なので、逆にいい距離感を作れるのかもしれません」 少し歩いただけで、知り合いに次々と会える。それが安心感にもつながっているそう。 移住することで変わった仕事、暮らし方 移住することでこれまでの仕事も、一度手放した真希さん。今までの生活とガラリと変わることで、苦労はなかったのでしょうか? 「それが全然なくて。大変なのは最初の家探しと、家電を揃えるときに電気屋さんが週に1回しか来てくれないこと、虫が多いことくらいですね。壁は自分たちで漆喰を塗ったり、こちらに来て生活力が上がった気がします。 慣れないうちは、ネットで買い物をすると離島は別料金かかることがあるとは知らず、すごくお金がかかったりしましたが、いざ生活用品が揃うと本当に不便することがありません」 古い家屋や神社をアーティストが作品にする「家プロジェクト」のある本村。強度を強くするために施された、焼き杉の壁が特徴的。 直島の移住者には家賃補助もあるなど、移住者の受け入れ態勢があり、移住してくる人も増えているそう。 「病院の診療所もあるし、予防接種は集団だから役場から連絡が来て行けばいいだけ。買い物もスーパーとコンビニがそれぞれ1個ある。お金の使い道がないので、お金も貯まります。 友達と会うために電車に乗る必要もなく、カフェの代わりに家から飲み物を持ち寄って海辺で話したり。子どもたちは海が一番楽しいから、レジャー施設に行かなくてもいい。旬の野菜や魚などもよくいただくので、買い物に行かなくても冷蔵庫が潤っていく現象が起きるんです(笑)。小学校の制服も卒業するまで買うことがないくらい、お下がりが回ってきました。うちもサイズアウトした服を回したりしています」 変わったのは、渚ちゃんと真希さんだけではありません。最初は反対していた節さんも、毎週末直島に帰るために 仕事のスタイル を変えました。 週末だけ会える大好きなパパと一緒に。嬉しそうな渚ちゃん。 「忙しい業界だから、それまでは土日の休みはなかったんです。今は土日休むことを周りに理解してもらえるようにどんどん働き方を変えていきました。今はむしろ直島との2拠点生活に、憧れを持ってくれている人もいます。プロデューサーから作曲家、歌と活動の幅を広げていくこともできました」(節さん) 真希さんは、節さんの音楽が合いそうなカフェや本屋などを探してライブをブッキング。シンガーソングライターとしての活動も増えています。 本屋さんでのライブが注目を集め、メディアに取り上げられたりすることが増えたそう。渚ちゃんの絵が描かれたファイルに記事をまとめて。 また、移住がスムーズにできたことには、ご近所に住んでいた島の有名人、 じいじとばあば の存在も大きかったのだとか。 「みんなに “じいじとばあば” のお世話になればいいよって言われて。ごはんをご馳走になったり、いろいろ心配してくれたり、何より娘をすごくかわいがってくれています。娘が体調悪いときにすぐに相談できる人が隣にいてくれるのはありがたいです。ここでは、 みんなが見守ってくれている感 があって、子育てする環境としてもすごくいいなと思います」 島暮らしの理にかなった「もの選び」 島には独特の チーム感 があり「海に囲まれた島に暮らしているから、みんなで仲良くやろう」という感覚が強い気がする、と話す節さん。 「常に誰かと会うし、鍵をかけないから家にいろいろな人が出入りする。僕はどこかにプライベートを確保したいタイプだけど、妻は寂しがり屋。一人でぼーっとしているのが好きじゃないから、直島の暮らしがすごく合っているんだと思います」(節さん) 真希さんは東京でも人を招いてごはんを食べることが多かったと言いますが、仕事が終わらないので集まることはなかなか難しかったそう。 「ここでは誘えば10分以内で来ちゃう(笑)。鍋などをしょっちゅうして、 みんなでごはんを食べる機会 がすごく多いんです」 そんな福島家のごはん作りは、一緒に暮らす友人が担当、真希さんは食事のあとの 食器洗い を担当しています。 「家事は得意ではないので、いつも “ため洗い” をしてまとめて洗っています。ずぼらなだけですが、ため洗いすると意外と汚れもきれいに落ちるんですよね」 洗う前に落ちにくい油汚れはキッチンペーパーなどで拭き取ってから洗う、汚れの軽いものから洗うように。洗い桶に洗剤を入れてため洗いをすると、洗剤と水の節水、排水への負担の軽減にもつながります。 実は半年ほど前から、サラヤの ヤシノミシリーズ を愛用しているという真希さん。 「たまたま目にしたんですが、サラヤの ボルネオ島での環境保護活動 の記事を読んで、その活動が素敵だなと思い、ヤシノミシリーズを使うようになりました。企業として尊敬できるから『応援したい』という気持ちで選んでいます。 香川県は降水量が少ないので、直島の水は岡山から海底トンネルを通って来ているんです。下水もちゃんと通ってはいますが、やっぱり島なので、 排水や海の環境 のことも意識するように。ヤシノミ洗剤で洗った排水は、微生物によって生分解されて地球に還るということも知り、ますますいいなと思いました」 サラヤのヤシノミシリーズ。左から「ヤシノミ柔軟剤」、「ヤシノミ洗たく洗剤」、食器用の「ヤシノミ洗剤」。2004年からボルネオ島の生物多様性の保全に取り組み、持続可能なパーム油の活用と保全活動を広げている。 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 自然に囲まれた暮らしだからこそ、自然にやさしいものを選んでいきたいという真希さん。食器用の「ヤシノミ洗剤」は、気持ちよく落ちてくれるところが気に入っているそう。 「パッケージもシンプルで、台所に置いておいてもかわいいですね。洗剤は島外に買いに行っています。頻繁に買いに行けない島暮らしにとっては、大容量のポンプ式ボトルは使いやすく、少量でもしっかり汚れを落としてくれるのは助かります」 洗浄成分の濃度を16%にすることにより、手肌へのやさしさと洗浄力を実現。必要以上使わずに、すっきり汚れを落としてくれる。「ヤシノミ洗剤」本体(ポンプ付き/400円)、詰め替え(480ml/270円) 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う また、渚ちゃんも節さんも肌が弱いことから、洗たく洗剤は特に天然成分が多いものを選ぶようにしてきたといいます。 「いいものはないかとずっと探していたら、ヤシノミシリーズにたどり着いた感じです。乾燥機にもかけるので柔軟剤は必須。はっきりとした違いは正直わからないのですが、アレルギーにも影響があると言われている合成香料が入っていなくて 無香料 だから、安心して使っています」 肌刺激のある合成香料や着色料、抗菌剤などは無添加。高い洗浄力と肌へのやさしさを両立する「ヤシノミ洗たく洗剤」(600ml)。吸水力の低下を防ぎ、ムレやベタつきも抑えてくれる「ヤシノミ柔軟剤」(600ml)※いずれもオープン価格 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 孤独を感じない、子育てを楽しむ 豊かな自然のなかで、いつも大勢の大人に囲まれて過ごすことが多くなった渚ちゃん。直島では、大人も子どもも同じ土俵で楽しむことができるそう。 「娘の興味持ったものを 自分も楽しむ こと、私が楽しいと思ったところは どこでも連れていく ことを大事にしたいです。 先日、島で寄席があり、大人しくしていられるか心配しつつ連れて行ったのですが、正座して見て誰よりも笑って聞いていました。こういうものも一緒に楽しめるようになったことは発見でしたね。舞台も好きなので、子どもOKのときには島内外問わず連れて行くようにしています。去年の瀬戸内芸術祭も積極的に一緒に行くようにして、何がおもしろかったか聞くのが楽しかったです。予想外のものを気に入ったり、『それをそう感じるのか!』という発想力に驚きました」 もちろん、ずっと一緒にいるからこそ、ときには イライラ することもあるのだとか。 「一緒に勉強していると、数分前にやったことをまた聞いてきて、教えながらついイライラしてしまうことも。でも、娘が好きなユニコーンがついた鉛筆を“ユニコーン先生”として登場させて、私じゃなくてこの先生が教えていると思うと怒らずに教えられる、ということに気がついたんです(笑)。 ワンクッションおくこと は大事ですね」 たまたま家にあったというユニコーンの鉛筆が“ユニコーン先生”。 それでも東京にいた頃に比べたら、子育てをはるかに楽しめていると語ります。 「東京にいるときは、子どもと一緒にいることがストレスに感じることがありましたが、こっちにきたら全然それがなくて。娘によって制限されている仕事から離れたら、逆に 娘によって得られるもの にすごく気づくようになりました。娘がいるからこそ、島の人に覚えてもらえたり、助けられることも多いと思います。不思議なのですが、東京にいるときは公園に行っても “付き合っている” という感じですぐ疲れてしまい早く帰りたかったのですが、こっちにいると日が暮れるまでエンドレスで遊べるんです。日々の暮らしの中にもいろいろな気づきがあって、勉強させてもらっています」 渚ちゃんにはこのまま素直に、すくすく育ってほしい。そう語る真希さんが、いつも笑顔のママでいる秘訣は、 心と身体を健康に保つ ことだといいます。 「よく寝ることはやっぱり大切ですね。こちらに移住して生活するようになって、私も渚も全然風邪を引かなくなりました。 夕方のお散歩では、コンビニでアイスを買って海辺に行き、夕日を見ながら食べるのが好きです。ぼんやりする時間を一緒に作ることが何よりも楽しい。みんなで夕飯をもちよって海辺にレジャーシートをしいて、日が落ちるまで食べたり、 自然と共に生きている感じ が最高なんです。 ここにいると孤独感もないし、ひとりで子育てをしている感じはしません。みんなに見守ってもらって、感謝しています」 ヤシノミ洗剤を上手に使う4つのコツ 「エコ洗剤って汚れが落ちにくい? どんなふうにやさしいの?」そんな疑問を解決。人気コミックライターまりげさんのほっこり描きおろしマンガとともにご紹介しています。 詳しくはこちら >> 子どもたちの未来のために “人と地球にやさしい”ヤシノミ生活を ヤシノミシリーズはヤシノミ由来の植物性。洗った後の排水もすべて微生物によって分解され、すばやく地球にかえります。洗っても、洗っても、安心。今日の汚れをあしたの未来に残さない。そんな “人と地球にやさしい” ヤシノミ生活をはじめてみませんか。 楽天でヤシノミシリーズを買う amazonでヤシノミシリーズを買う ロハコでヤシノミシリーズを買う 【売上1%で、ボルネオ環境保全を支援】 ヤシノミシリーズの売上1%はマレーシア・サバ州政府公認の国際NGO「ボルネオ保全トラスト」を通じて野生動植物の保護と生息域の確保に使われています。 また、ヤシノミシリーズをはじめとするサラヤ製品では、違法労働や違法伐採によって作られた植物油ではなく、 環境と人権 に配慮した RSPO認証油 の生産を支援しています。 無香料、無添加のヤシノミシリーズとは 取材/文:赤木真弓 撮影:林ひろし [PR] サラヤ株式会社
2020年01月30日「かぞくのアトリエ」や「代官山ティーンズ・クリエイティブ」に続き「mother dictionary」(マザーディクショナリー)が運営する渋谷区の施設 「景丘の家(かげおかのいえ)」 が東京・恵比寿にオープンしました。 「景丘の家」は、“子どもと食”をテーマにした地下2階、地上3階建ての施設で、赤ちゃんからおじいさん、おばあさんまで、世代を超えて楽しめる場所になっているのが特徴です。 恵比寿駅から徒歩10分もかからない、坂の途中に立地。かつての地名、「景丘町」にちなんで「景丘の家」と名付けられたこの場所は、もともと個人邸でしたが 「子どもたちのために活用してほしい」 と渋谷区に寄贈され、これまでは地域の福祉活動などに使われてきたのだとか。約3年の準備期間を経て、スタジオやキッチンを完備した、 あらゆる世代が集える場所 としてオープンしました。 ちょっと前となりますが、オープンニングイベントに筆者も息子と一緒に参加。ワークショップなどを楽しんできました。その模様を施設の魅力とともにレポートします。 オープニングイベントでは、入り口の茅壁を葺く様子も公開。日本伝統の技術を見られる貴重な機会に(現在は完成済み) 駅から近い側の入り口は地下2階につながり、自転車を置けるスペースがたっぷり。ベビーカーも1階の受付までエレベーターで移動できます。 入り口には、イベントのために「釜浅商店」の大きなかまどが登場。炊きたてのおいしいごはんで、坂井より子さんが握ったおにぎりもふるまわれました。 季節の食材と暮らしの知恵を取り入れた常備菜で、坂井より子さんがつくるおにぎりは4種類。炊きたてのお米を味わえる贅沢さ。 1階のサロンには、なんと土間と囲炉裏やかまど、縁側があり、モダンながらもどこか懐かしい雰囲気。 イベントの日には、発酵食のスペシャリストである寺本りえ子さんによる、ぬか漬けと押し寿司、料理家の冷水希三子さんによる、串料理やイノシシ汁などの囲炉裏料理もふるまわれ、子どもたちで大いに賑わいました。 2階は、 渋谷区こどもテーブル の拠点のひとつとして、キッチンを使った「こども食堂」やワークショップが開催されています。 出迎えてくれるのは、二象舎の原田和明さんによるからくりおもちゃ。子どもも釘付けです。 増満兼太郎さんによる、大きな木の仕掛けの壁。葉の部分はいろんな形に動かせるオブジェになっていて、壁にかけることができます。 月に1回開催される 「こども食堂」 は季節の食材を使い、地域のつながりを感じながら、みんなでテーブルを囲みます。かまどや囲炉裏を使った料理はもちろん、大勢で一緒に作って食べる体験は、子どもたちにとって、忘れられない経験になりそうです。 かまどで炊いたごはんに、つくねと田楽の串焼き、摘みたてのよもぎをすりつぶして作るよもぎ団子など、豪華な晩ごはんに。 オープニングイベントでは、輪島で陶器づくりをする陶芸家の松本かおるさんによる焼きしめ体験を開催。景丘の家の土と備前の土を混ぜ合わせ、釉薬を使わずに、土本来の素朴な焼きものを作るワークショップに、4歳の息子も参加してみました。 箸置きや動物、小皿を作るというもので、粘土のように手でこねて形を作っていきます。細かいものを作るのはまだ難しいので、丸い形を作って箸置きに。あっという間に形作り、あとは後日焼いてもらって完成を待ちます。炭やもみ殻、藁の自然素材を使って色を出すそうで完成まで数ヶ月。できあがりがどんな色になるのか、今から楽しみです。 そのほか、大きな枝からえんぴつを作る「studio fujino」さんの木のえんぴつづくりも開催。自然の形をうまく活用して作るえんぴつは、実用的でもあり、飾っても素敵そうです。 3階は子どもたちの 遊び場 。小さな子どもたちが穏やかな時間を過ごせる おやこフロア になっています。 魅力的なおもちゃや絵本が並んでいます。 こちらでは、「STUDIO pippi」しげおかのぶこさんの「にじいろ砂絵のアイスクリーム屋さん」に参加。さまざまな色に着色した砂を好きな形に切った両面テープにかけ、アイスクリームの砂絵を作っていきます。 色とりどりのきれいな砂は、水槽に使う砂を絵の具で着色したもの。家でも楽しめそうなアイデアです。息子は全色使いたくて、細かく両面テープを切っては貼り、ひとパーツずつ砂をかけていました。完成したアイスクリームはかわいくラッピング。子どもの自由な感性だからこそできる形はオリジナリティがあり、とても素晴らしかったです。 画家の藤川孝之さんと、10歳のかえりやまあるちゃんによるデッサンでは、2人が同じ被写体を描いていました。 地下1階は プレイフロア 。小学生から高校生までが楽しめる遊び場、居場所として、卓球台などが置かれています。 こちらでは、内田輝さんによる14世紀に作られた鍵盤楽器(クラヴィーコード)と、ダンサーのアオイヤマダさんによるパフォーマンスも見られました。 地下2階は レンタルスペース 。バンドやダンスの練習に使えるよう、音響設備や楽器も揃っています。 仲間とものづくりや音楽、ダンスなど、グループで利用できます。 オープンから早7ヶ月。子どもたち、そして大人たちの居場所としてすっかり馴染んできた景丘の家 。ホームページでは料理や音楽、手作りの魅力的なアートスクールや「こども食堂」など、さまざまなイベントが募集されているほか、誰でも予約不要で参加できるフリープログラムも。きっとここから、新たな才能がたくさん生まれていくのが楽しみになります。 景丘の家 【利用時間】火曜〜金曜 11:00~19:00 土曜・日曜・祝日 10:00〜18:00 ※小学生以下の利用は18:00まで 【 休 館 日 】月曜、第2日曜、年末年始(12/29~1/3) 【 利 用 料 】無料 *講座やこども食堂への参加は、参加費が必要。 *未就学児の利用には保護者の付き添いが必要です。 【 所 在 地 】 〒 150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-5-15 *JR山手線「恵比寿」駅東口より徒歩5分東京メトロ日比谷線「恵比寿」駅B1出口より徒歩8分 【ホームページ】 【施設所有管理】渋谷区社会福祉協議会 【 運 営 】 株式会社 マザーディクショナリー 【 協 力 】 渋谷区
2019年10月07日今回の「やさしいママのヒミツ」は、今年6月に発売した著書『家事なんて適当でいい!』(KADOKAWA)が話題になっている ボンベイ さん。5歳と2歳の双子の、 3人の女の子のママ です。 インスタグラムなどを通して発信する独自の育児メソッドが、多くのママたちから共感を得ているボンベイさん。ご自身も子育て真っ最中だからこそ、子育てを応援して一緒に頑張ろうと言ってくれているような気がします。 ボンベイ さん 娘さん:長女(5歳)、次女、三女(2歳の双子) 沖縄出身、富山在住。3児の子育てに奮闘しながら、家業の飲食店で働くワーキングママ。「死なせない」を最重要ミッションとして掲げ、無理をしない、辛くない、ママも幸せになる家事育児の方法をSNSで発信。その投稿が共感を呼び、インスタグラムは2ヶ月でフォロワーが4万人増加。初の著書 『家事なんて適当でいい!』 (KADOKAWA)は4刷に。現在も精力的に、子どもとの暮らしについて情報発信を続けている。 HUTACHAN—ふたごちゃんねる: Instagram: @bonbei_twinslife twitter: @HUTACHAN_twins ラジオトーク: ボンベイの聴くだけで子育てが「楽になる」ラジオ そんなボンベイさんが実践する育児メソッドと、そこに行き着くまで、そしてやさしいママでいるために大切にしていることとは? お話をたっぷりと伺いました。 ほぼワンオペで3人の子育て 早速、ボンベイさんのスケジュールを教えていただきました。 5:30 : 起床、洗濯機と食洗機を回す 6:00 : 部屋をリセット 7:00 : 子どもたち起床。身支度 8:00 : 掃除機をセット。子どもたちを保育園へ 9:00 : 仕事に出かける/夫起床 10:00 : 夫出社 17:00 : 退社。保育園にお迎え 18:00 : 帰宅。夕食を作って食べる 19:00 : 入浴/長女と二人の時間 20:00 : 子どもたちと遊ぶ/就寝 00:00 : 夫帰宅 ご主人が帰宅するのはいつも0時すぎ。ほぼワンオペで家事と3人の子育てをこなしているというボンベイさん。 「夫は私が仕事に出る時間に起きて、私たちが寝た後に帰宅するので、仕事の日はすれ違い。夫は平日がお休みなので私も平日に休みを取るようにして、2人で飲みに行ったりして、コミュニケーションを取っています。 寝る前には子どもたちと絵本を読んだり、ゆっくり時間を取りたいので、夜は家事をしないと決めて、朝に家事をするようにしています。そうするとその間にテレビを見せていても罪悪感がないですね。だから家がきれいな状態なんて少ないですよ(笑)」 3人の子どもを育てるだけでも大変なのに、ママたちのためにSNSで育児法を発信したり、自分の時間をしっかり作るようにしているというボンベイさん。最初から今のようにうまくいっていたわけではなかったと言います。 「東京で夫と出会って富山に来たので、こちらには知り合いはいない状況でした。長女一人を育てているときは義理の両親と同居していたこともあって、大変でしたね。家事をしてくれたり、『お手伝いもするよ』と言ってくれたり、とてもいい方なのですが苦しかった。 『なんでこんなに恵まれた状況なのに、幸せじゃないと感じるんだろう。自分は何が嫌なのかな?』と、紙に書きだして分析したら、自分のペースで家事や育児ができないことがストレスだったんですよね。プライベートの時間が少ないのが嫌なんだとわかって、夫に話をしました。 最初は『お前の甘えじゃないか』と言われたのですが、考えれば考えるほどそういうことではないと。私と家族が合わないのであれば、絶対に家を出るべきだと思って、離婚覚悟で家を出たんです」 同居から3年後に義理の両親と別居したことによって気持ちが安定し、関係も良くなったのだそう。 「紙に書きだしたことで、客観視できたことがよかったです。イライラしたり、うまくいかないときに書くことによって、問題点がクリアに見えてくる。おかげで双子が生まれてからは、辛いと思ったことは1度もないですね。でも 子育てルールを言語化 できているのは、SNSをしていたおかげなんです」 長女との時間は意識的に作るように。「夜寝る前の30分がとても大切です」 小さな子どもを持つママの心に刺さるボンベイさんの言葉は、子育て中のママたちの心に刺さり、6月には書籍化もされました。そもそもSNSを始めたきっかけとは? 「最初から発信しようとして始めたわけではないんです。育児のとても辛い時期をなんとか抜けることができて、自分の心に余裕ができたところで双子妊娠がわかり、次は自分の金銭面や立場的な不安を覚えたんです。夫に経済的に依存している状態だったのと、社会的にもキャリアがないことが不安で、何かスキルを身につけてお金を稼がなければいけないと思ったんですね。 そこで手に職をつけたいと思って始めたのが、 プログラミング の勉強。パソコンさえあれば、時間と場所に縛られずに、双子が生まれても並行して仕事ができるかなと考えたんです。そのプログラミングを使って作ったのが、双子ママ専用の掲示板『HUTACHAN—ふたごちゃんねる』で、宣伝するためにツイッターを始めたんです」 情報の少ない双子育児に役立てるため、出産後2ヶ月で作った掲示板はすぐに話題に。 「評価をしていただけただけでなく、『なんで長女がいて、双子が生まれた直後に自分の好きなことができているの?』という質問がすごく多くて。もしかしたら自分が試行錯誤してたどり着いた、今の育児や考え方が、昔の自分のように困っている方の役に立つのかもしれないと思い、双子育児のリアルをツイートしたらそれもまた話題になって。そこから発信が面白くなって、のめり込んでいった感じなんです」 育児に悩むママたちの質問に答える形でスタートした、ボンベイさんのSNS。フォロワーはいまや9万人以上。 「子どもが増えた分やることも増えたのに、考え方が変わるだけで楽になると自分で実感しました。考え方を完全に切り替えようと思ったのは、双子を妊娠したことがきっかけ。双子育児って、だいたい自分か義理の両親と同居されている方が多くて、ワンオペで双子育児をしているという情報は、見たことがないんですよね。同居が辛かったから家を出たのに、また同じことを繰り返したくないと思ったんです。しかも夫は出張続きで、全然家にいなかったので、ほぼワンオペの状態で3人を育てるのにはどうしたらいいか、改めて考えました」 実体験から生み出した育児メソッド ボンベイさんのメソッドの中で、大きかったと感じるのは「家事ができなくても死なない」と考えたこと。それが、ボンベイさんが最重要ミッションと掲げる「死なせない育児」の元になっているといいます。 料理を作っている間にあげるおやつはフルーツ。気持ちに余裕を持ってご飯を作ることができるそう。 「 自分の時間 は意識的に作りました。それから睡眠時間も大切なので、隙あらば寝る。子どもが小さいとき、寝ている間に家事をするお母さんが多すぎるなと思います。『家事なんて、切羽詰まったときに必要な分だけやればいい』くらいに気持ちを切り替えて、とにかく寝るか自分の時間にして、家事は子どもが起きているときにやるようにしました。少しずつ意識的に、自分のストレスがかからないような時間の使い方をしたのは大きかったかもしれないです」 最初に 洗濯乾燥機 を導入し、誰かに頼らない代わりに、とにかく家事を減らそうと考えたというボンベイさん。家の中は3人のお子さんがいるご家庭とは思えないほど、すっきりとしています。 「荷物は増えないようにしていますが、それでも多いと思うので整理しなきゃと常に思っています。荷物が少なくなると家事の負担も減るし、部屋も広く取れます。ものだらけになるのもストレスなんですよね。おもちゃも飽きたら定期的に捨てています。土日に行く児童館におもちゃが結構あったりするから、家にはあまりなくてもいいかなと。その代わり、 絵本と知育玩具 だけは買ってもいいとしています」 また、心が軽くなったのは 「子どもは泣いてもいい」 という言葉だといいます。 「長女が全然寝なくてめちゃくちゃ泣く子で、泣くことがいいものだとは思ってなかったんですよね。でも生活のリズムを整えてあげる『ねんねトレーニング』に出合い、解決してあげなきゃいけない泣く理由と、泣いてもいい泣く理由があるとわかったのが大きかったですね。気がすむまで泣いたらいいと思えたら 心に余裕 ができました。 双子の睡眠のリズムを合わせるのも、『ねんねトレーニング』で学んだこと。たまたまかもしれないですが、一人が起きたらもう一人も起こして、ミルクも必ず同じ時間にあげるようにしたらだんだん整ってきました」 このようにボンベイさんの心を支えてくれたのが、たくさんの 育児書 。ボンベイさんの育児メソッドはそこから裏付けされたものも多いといいます。 ボンベイさんが影響を受けた本と、いつも持ち歩いているというノート。絵本の読み聞かせの大切さを教えてくれた『ザ・ギフティッド』(大川翔著/扶桑社)、「ねんねトレーニング」の『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』(清水悦子著/かんき出版)、やさしい語り口で心に寄り添ってくれる『ママの心がふわりと軽くなる 子育てサプリ』(佐々木正美著/主婦の友社)、自分の強みを分析するのに役立った『さあ才能に目覚めよう』(トム・ラス著/日本経済新聞出版社)は、最も影響を受けた本。 「たくさん本を読んで、心に響いたフレーズはすぐに忘れるので、ノートに書き留めています。自分も興味があるから、読んだらSNSでアウトプットしようというつもりで読んでいるところもあります」 また辛いとき、義理の両親に ヘルプは出す と決めたことも大きかったそう。 「同居しているときよりも甘えるようになりました。長女のときは頑張ってやろうとしていたので、自分への負担がかかってきた。それを切り替えられたことも大きかったです。 頑張りすぎているときは、 自己犠牲の気持ち が強かったんですよね。『こんなに頑張っているのに報われない』とか、『私だけこんなにやって夫は何もしない』とか、不満が溜まっていた。子どもに求めるものも大きくなってしまって、『こんなに食事に気を使っているのに、なんでおっぱい飲まないの?』とか、理不尽な思いもぶつけていた。本にも書いたのですが、育児や夫婦生活で、自己犠牲の気持ちを持っていたら、何もうまくいかないなと思ったんです。相手に気持ちを押し付けるくらいなら、自分が楽になって幸せになれば、周りの人も幸せになれると考えたんです」 それでももちろんイライラすることもある、と笑うボンベイさん。 「それもあるから自戒を込めて、自分が忘れたくないことをSNSで発信をしています。頻繁に考えることで、自分の思考を整理する意味合いもある。自分のためにやっているところもあるんです。私は本当にただのいち母親なので、誰かに教えるなんて気はさらさらなく、自分の思いと経験で気づいたことを書いているだけというのは忘れないようにしています。私のフォロワーさんはうちの子たちと近い年齢のお子さんを持つ方が多いので、そのときどきに気がついたことを書いて、お互いに成長していけたらいいなと思います」 「企業を応援したい」という想いからのモノ選び 家事は朝にまとめてするというボンベイさん。「できるだけ家事を減らしたい」と考えているだけあって、驚くほどものが少ないキッチンです。 「食器の量もすごく少ないですが、毎日の家族の食事だけなら、これだけで事足ります。必要最低限にすることによって家事を減らすことは意識しています。大量のタスクを効率的にいかに早くやるかというよりも、 いかにタスクの量を減らすか を考えています。 基本、要領がよくないので やることを少なくする というシンプルな考えなんです。それに私はすごくズボラなので、食器用洗剤で手も洗っていて、いつも手が乾燥していました。それも特に気にしたりしたことはなかったんです(笑)」 そんなボンベイさんに 「サラヤ」 の自然派食器用洗剤 「ヤシノミ洗剤」 を使っていただきました。 ヤシの実由来のやさしい洗浄成分にこだわり。洗浄成分の濃度を16%にすることで、「手肌へのやさしさ」と「洗浄力」の両方を実現。「ヤシノミ洗剤」本体(ポンプ付き500l/400円)、詰め替え(480ml/270円)※すべて税別 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 「使ってみると洗い上がりが今まで使っていたものとは全然違って、良かったです。肌がつっぱった感じがしないことも気に入ったし、野菜や果物も安心して洗えるのもすごくいいなと思いました。総合的に見て、これからも使っていきたいなと思います」 洗う前に、落ちにくい油汚れはキッチンペーパーなどで拭き取ってから洗う、汚れの軽いものから洗う、洗い桶に洗剤を入れてため洗いをすることで、洗剤と水の節水、排水への負担の軽減にもつながります。 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 「ヤシノミ洗たく洗剤」 と 「ヤシノミ柔軟剤」 は今回初めて知ったというボンベイさん。 「 無香料 というのがいいですね。いわゆる柔軟剤の香りが苦手なので、これまではその中でもまだいいと思える柔軟剤を使っていました。匂いがあることが当たり前だと思っていて、無香料の柔軟剤を探そうという考えがなかったんです。 双子の一人が、肌が弱く乾燥肌なので、ちょうど洗剤を変えたいなと思っていたところでした。使ってみて良くなったかまではわからないですが、悪くなってもいないし、洗い心地も仕上がりも柔らかくて、何より安心して使えるのがいいなと思いました」 左:肌への摩擦を提言し、静電気を防止。小さな子どもへの衣類にも安心して使える「ヤシノミ柔軟剤」(600ml/オープン価格) 右:洗浄に不要な合成香料や着色料は一切無添加。高い洗浄力と肌へのやさしさを両立。「ヤシノミ洗たく洗剤」(600ml/オープン価格) 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 「お手伝いしなさい」とは言わないボンベイさん。「嫌な作業だと思われるのが嫌なので、自分がやりたいといったときだけでいいかなと思っています」 何より「サラヤ」の製品の売上の1%が、 ボルネオの環境保全 に使われるという、会社としての取り組みに共感したというボンベイさん。 「歳を重ねるにつれて、商品自体より 商品を作っている企業の理念 を見るようになり、“この企業を応援したいからこの商品を使いたい” と選ぶようになりました。それなのに『洗剤』については考えられていなかったと今回気付かされました。 最近は私たち夫婦の間で、 社会貢献 がキーワードなんです。著書の初版の印税も全額寄付したのですが、子どもが生まれてから将来のことを考えるようになったのかなと思います。夫は焼肉店を営んでいますが、畜産もいろいろと問題になっていて、 環境問題を意識した商品選びをしていきたいね と話したりしています。そんな社会問題への意識が高まっているところに、ヤシノミ洗剤に出合えたことがすごくよかったです。今後も使い続けて、応援したいなと思います」 「サラヤ」のヤシノミシリーズ。左から「ヤシノミ柔軟剤」、「ヤシノミ洗たく洗剤」、食器用の「ヤシノミ洗剤」。「サラヤ」は2004年からボルネオ島の生物多様性の保全に取り組み、持続可能なパーム油の活用と活動を広げている。 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 子育てを「自分の人生のメイン」にしない ボンベイさんは、お子さんたちに怒ったり何かをするように言ったりせず、いつもやさしい笑顔で見守っている姿が印象的です。 「怒るとギャン泣きして、そちらの方が大変。あまり機嫌を損ねないようにご機嫌をとっているかもしれないです(笑)。自分の機嫌を保ちつつ、家族の機嫌も損ねない。それはみんなのためでもあるし、自分のためでもあります。だから怒るのを我慢するのではなく、 怒らないで済む状況を増やす ことを心がけています。もうひとつは 褒めるポイント を見つける。嘘をついたり、本当に危ないとき以外は叱る必要もないかなと思っています」 怒る状況になる前に、子どもたちを笑わせることを意識しているというボンベイさん。 「特に愚図ったりしていないときに面白いことを言って笑わせて、機嫌を良くしておけば愚図りにくくなる。保育園から帰る車の中から、みんなで歌いながら笑いながら、何かしら機嫌のよくなるようなことをしながら帰ると、車からもスムーズに降りてくれる。愚図る前に機嫌をとることは意識しています」 言われなくてもやる子になるよう、2歳半くらいから保育園から帰ってから眠るまでの流れをイラストにして貼るなど、子どもにもわかりやすい仕組みを作ってきたそう。 「毎日『これをしなさい』と言わなきゃいけないのはストレスだけど、大人だって歳を重ねているからできているだけ。生まれて数年の子にちょっと教えたくらいで覚えるわけがないと思ったら、仕方がないなと思えます。言うことを聞いてもらうのは無理じゃないですか、だから聞いてくれたらラッキーくらいの気持ちで。でもわからなくても、こういう理由だからこうしようねとは話すようにしています。 もちろんイライラすることもありますが、そのことに対しては自分を責めないようにしています。イライラの発散の仕方を間違えたときだけ反省して、イライラすること自体は許す。つい怒りすぎたときは、子どもにとって理不尽だし、私の都合でしかないので、あとで謝りますね。ママは完璧だと見せないようにしようと思っています。今は子どもだから親の言うことがすべてかもしれないけれど、親が言っていることは意見のひとつ。 自分で考えて決めて、行動する子 になってほしいので、子どもの意見を聞いて、選択させるようにしたいです。 あと疲れていたり体調が悪いときには、『今日は疲れていて、一緒に遊ぶのは無理。DVDの日にします!』と宣言して、好きなDVDを見せています。うちは基本的に、テレビは朝だけ。夜は見せないようにしているので、自分が面倒を見られないときは見せるというように切り替えて、自分のイライラが子どもに当たらないようにしています」 一番心がけているのは、 自己犠牲 という感覚を持って子育てをしないこと。それがいつも笑顔のママでいるための秘訣だと言います。 「いろいろ考えれば考えるほど、子どもを育てるっておこがましいなと思うんです。子どもは育つように育つから、自分の理想に向けて育てるというよりは、どういう方向にもいけるように 環境を整える くらいの感覚で。あとは自分の人生を楽しんで、それを見せることが一番子どもにとっては学びになるかなと思うから、 自分の人生を大切にしたい と思います。 子育ては自分の生活のメインではあるのですが、あえて子育てをメインにしない生活をしようと試行錯誤しているところです。発信することは面白いので続けていきたいですが、もともと時間と場所に縛られない仕事や生き方をしたいなと思っていたので、将来的には家族で海外に住んでみたりしたいですね。夫もそこは同じ気持ちなので、今はその地盤作りだと思って、私の給料でも家族が養えるくらいにスキルを見つけて、夫は会社を安定させていこうと話をしています」 子育て中心で生活が回っていると目の前のことしか見えませんが、先に 大きな目標 があってそのために今があると思うことでも、 心に余裕 が生まれそうです。 「その通りですね。双子が生まれたときは会社が一番忙しい時期で、ほとんど夫がいなくても嫌ではなかったのは、今思うと、 私たちの将来のためにも必要 だと思っていたからかもしれない。だからこそ、ワンオペでどうしたらいいかと考えることができたのかもしれません。 「子どもの幸せが自分の幸せで、自分のことは後回し」。それが子どもたちに対して押し付けがましくならない人ならいいと思いますが、私はなってしまう(笑)。だからそうならないように気をつけています。早く子離れしたいですね」 ヤシノミ洗剤を上手に使う4つのコツ 「エコ洗剤って汚れが落ちにくい? どんなふうにやさしいの?」そんな疑問を解決。人気コミックライターまりげさんのほっこり描きおろしマンガとともにご紹介しています。 詳しくはこちら >> 子どもたちの未来のために “人と地球にやさしい”ヤシノミ生活を ヤシノミシリーズはヤシの実由来の植物性。洗った後の排水もすべて微生物によって分解され、すばやく地球にかえります。洗っても、洗っても、安心。今日の汚れをあしたの未来に残さない。そんな “人と地球にやさしい” ヤシノミ生活をはじめてみませんか。 楽天でヤシノミシリーズを買う amazonでヤシノミシリーズを買う ロハコでヤシノミシリーズを買う 【売上1%で、ボルネオ環境保全を支援】 ヤシノミシリーズの売上1%はマレーシア・サバ州政府公認の国際NGO「ボルネオ保全トラスト」を通じて野生動植物の保護と生息域の確保に使われています。 また、ヤシノミシリーズをはじめとするサラヤ製品では、違法労働や違法伐採によって作られた植物油ではなく、 環境と人権 に配慮した RSPO認証油 の生産を支援しています。 無香料、無添加のヤシノミシリーズとは 取材/文:赤木真弓 撮影:林ひろし [PR] サラヤ株式会社
2019年09月30日毎年9月、動物愛護週間に開催されている 「いぬねこなかまフェス」 。犬猫をより理解するための役立つ講演や、動物を愛するアーティストや俳優によるライブや朗読を通して、動物愛護について多くの人に知ってもらおうとスタートし、今年で6回目を迎えます。 動物保護団体「ランコントレ・ミグノン」の友森玲子さんが始めたこのイベントに、初回から参加している 坂本美雨 さん。 猫と暮らしながらの子育て や 動物愛護に対する思い など、お話をたっぷり伺いました。 坂本美雨さん プロフィール 1980年生まれ。幼い頃からノラ猫たちと触れ合いながら過ごし、7歳から猫を飼いはじめる。これまで実家で飼っていた猫は4匹。10代はニューヨークで暮らし、17歳で音楽家としてデビュー。ソロ活動として、聖歌隊CANTUS(カントゥス)とともにアルバム 「Sing with me Ⅱ」 をリリースしたほか、シンガーソングライターのおおはた雄一氏とのユニット「おお雨」として、多くの音楽フェスに出演。音楽活動の傍ら、ラジオ番組「ディアフレンズ」(TOKYO FM)のパーソナリティーを担当したり、新聞や雑誌での執筆、また子ども虐待問題への取り組むため、チーム「 #こどものいのちはこどものもの 」を結成するなど、マルチな活動をしている。愛猫サバ美、娘、オットと4人暮らし。著書に 『ネコの吸い方』 (幻冬舎)。 Instagram: @miu_sakamoto 、 @yamaguchi_h (オット) #サバ美となまこちゃん ■この1年で感じた、娘さんの成長 愛猫家として知られる坂本さん。「いぬねこ うちのこ。」でも、娘さん(通称“なまこちゃん” )の子育てや、愛猫のサバ美ちゃんとの関係性についてお話を伺いましたが、 前回のお話 から1年経ち、変化はあったのでしょうか? 「娘は4歳になり、体も少し大きくなってきたので、サバ美を抱っこするようになりました。サバ美に対してはベタベタせず、クールな態度なのは変わらず、サバ美はただお姉さんとしているという感じです。 でも自分でもお姉さんになってきたという意識があり、気まぐれですが“お世話しなきゃ”と思っているようです。サバ美のごはんの上に、ささみをふりかけるのを得意げにしていますね。家に帰ると必ず、『サバちゃん、遅くなってごめんね』と私の真似をして言っています」 話が完全に通じるようになったというなまこちゃん。最近は一緒にいて 楽に感じる ことが増えてきたそう。 「娘は主張が強くしっかりしていて、私よりも大人の部分がありますね。私が忘れ物をするので、『忘れないでね』と言ってきたりもします(笑)。通っている園でも、周りの子どもたちの手助けをしたり、 役に立ちたい という思いがあるみたいで、そういうところは優しいなと思います。 役に立ちたいというのは、自己肯定感とか承認欲求にも結びついていると思いますが、自己犠牲的なところも不思議とあるなと感じます。 子育てにおいては、より“忍耐強さ”が必要となってきましたが、親の思い通りにはいかないから、一人の人間として付き合っています。『あなたはどうしたいの?』と意見を求めることもあります。娘の行動にはちゃんと理由があり、考えてやっているので、最初は何でか分からなかったり理不尽に見えたとしても、理由があるとわかると納得できる。だからできるだけ 尊重してあげたい と思います。 ただ親が我慢したり言うこと聞いてあげるということじゃなく、こちらもちゃんと納得して『やりたいことがあるならどうぞ』と言えたり、『じゃあ今はあなたのやりたいことをやろう、そのあとはママがしたいことをしよう』と交渉できたり。そうするとこちらに合わせてくれることも多くなりました。 3歳過ぎた頃から私の事情もよくわかっているし、説明しなくてもよく見ていますね。『ママは疲れすぎてダメだ~』と倒れてると、一人で寝る準備をしてくれたり、自分で自分のことをやろうとしてくれますね」 ■いろいろな人を巻き込んで「子育て」をする 「私が母としてダメダメだから」と笑う坂本さん。でもそれは、母としての顔だけじゃなく、幼い頃から 仕事の顔 を見てきたからこそ。 「家を空けることも増えていますが、『お歌のときはしょうがない』と思っているようで、ちゃんと送り出してくれるし、近くでライブがあるときには観に来てくれます。私の母が いろいろな人を巻き込んで子育て をしていて、私は大人たちと触れ合い、預かってもらったり、遊んでもらって育ってきたから、同じようにできて嬉しいなと思います。 「サバちゃんが見てくる、見ないで!」という娘と、微妙な距離感のサバ美。対等な関係でいいなと思いました(坂本さん)。 “みんなで育てる” というのは、今やっと許容する雰囲気にはなってきていますが、まだまだ 母親への重圧 ってあると思います。小児科医の毛利子来先生が 『捨て育ち』 を勧めていらっしゃるのですが、私も娘が親とがっちり向き合うのではなく、 いろいろな人に育ててもらうようなスタイル で、これからも行こうと思っています。 がっちり向き合って、自分の影響しか受けないのは恐ろしいことだと思うんです。娘が向き合ってほしいところだけきちんと向き合えば、十分じゃないかなと。私だって親に言えないことがほとんどだったし、一番近くにいる人には、なかなか本心を見せられないというのは誰でもあると思うから、いろいろな人に 分散させればいい と思います。 物理的にもいろいろな場所に 親戚のような信頼できる人 を作っておくというのも、これから生き延びていくのには大切かなと思っています。『行っておいで、よろしく!』と言える人を作ることは、自分のためにも、きっと娘のためにもなるだろうと思います」 ■「子育て」と「動物愛護」 そんな坂本さんは、日頃から動物たちのために活動を行っていますが、なまこちゃんに伝えていることなどはあるのでしょうか? ネコ吸い二代目。 「私は娘に対して意識的に話したりはしていませんが、私が犬も猫もすごく好きで、道で出会うとすぐに寄っていくので、『ママは犬猫好きだな』と思われていると思います(笑)。娘はまだ怖いという気持ちが勝っているので、距離を持って見ていますね。 動物たちの 命の大切さ について、子どもに教えてあげられることなんて何もないなって常々思うんですよね。言葉で言って聞かせても意味がない。 親が大切にしていれば、そういうものだと認識する と思うので、まず親がやるしかないと思っています。 よく友森さんとも話していることで、譲渡会にときどき『子どもに責任感を持たせるために、飼わせたいんです』っていう人がいるのですが、子どもが責任を持つのではなく、親がまず責任を持っている姿を見せる方がずっと効果的じゃないかと思っていて。 だから『自分でお世話するのよ』と言うのではなく、親も真剣に世話をして、 『子どもと同じ大切さで、家族のなかに動物もいる』 という気持ちで家族に迎え入れるのなら、責任感や愛情、大事なものが育まれると思うんですよね。 最初は、子どもたちはお世話の仕方すらわからないだろうから、その姿勢を親が見せる。動物と暮らすことが一番だと思いますが、飼えない方は『ランコントレ・ミグノン』でやっているお散歩ボランティアを始め、いろいろな団体さんがあるから、ボランティアとして支援するのもいいと思います」 「ランコントレ・ミグノン」が小学校などで行っている、 「いのちの教室」 にも参加している坂本さん。 「保健所で殺処分されてしまう動物たちの現状について、写真を見せながら話すようなハードな内容ですが、子どもたちはちゃんと理解して、すごく真摯に受け止めてくれています。『なんで殺されなきゃいけないのかな、でもわざわざ殺したい人なんていないよね、じゃあそういう動物が減るにはどうしたらいいと思う?』って、頭と心をフルに使ってくれるんです。 自分の家で家族として迎え入れて大切さを知ることも大事ですが、世の中の仕組みを知り、『おかしくない?』と考えられると思います」 今年開催される 『いぬねこなかまフェス』 では、生後56日以下の犬猫の販売禁止が盛り込まれた、動物愛護法の改正についてのトークショーなどもあり、家族で考えるいい機会になりそうです。 「動物愛護ってハードになりがちなので、来てくれるみなさんの身が引き締まるような内容を入れつつ、あえてゆるく楽しもうという気持ちでやっています。このイベントを続けることで、変化をもっと感じたいですね。 法改正されても、ペットショップが減っている感じはしないし、実際に減っていないと思う。まだみんな、仔犬や子猫に群がっているし、そんなに意識が変わっていないんじゃないかと思うときもあります。今年6回目となるので、共通の意識を持っている人たちだけじゃなく、初めて参加する人を増やしていかないといけないなと思います」 最後に、 動物と暮らしたい と考えているご家族に向けてアドバイスをいただきました。 お熱だった日の姐さんの看病。 「インスタグラムなどで、子どもと動物が仲良くしているアカウントがたくさんあるので、それを見るといいと思います(笑)。写真を見るだけで安心するし、憧れる。 犬猫たちの人間の赤ちゃんに対する“優しさ”も感じられるし、思いやりのある動物なんだなと伝わると思います。動物と人間が本当にコミュニケーションをしていることを、まだ実感したことがない方にはぜひ見ていただきたいですね」 「いぬねこなかまフェス2019 ~動物愛護週間に集まろう~」 動物愛護について多くの方に知ってもらおうとスタートした「いぬねこなかまフェス」は、毎年9月の動物愛護週間に開催。獣医師による犬猫とうまく付き合うとために役立つ講演のほか、動物を愛するアーティストや俳優によるライブや朗読もあります。チケットの売上利益は、ランコントレ・ミグノンで保護している動物たちの医療費やシェルターの家賃、ドックトレーナーの人件費、フード代などに利用されます。 開催日:2019年9月23日(月・祝) 場所:昭和女子大学人見記念講堂 料金:全席指定 4,500円(税込) 出演者:akiko、浅田美代子、糸井重里、スティーヴ エトウ、大槻ケンヂ、坂本美雨、鈴木杏、椿鬼奴、富樫春生、友森正一、友森玲子、町田康、水越美奈ほか(五十音順) ※2019年度イベントは終了しました → ※2021年度の「いぬねこなかまフェス」チケット情報 >> 取材・文:赤木真弓 撮影:村上未知
2019年08月30日今回の「やさしいママのヒミツ」は特別編、パパさんの登場です。沖縄を拠点に活動する編集者で、2人の息子さんのパパでもある セソコマサユキ さん。さまざまな媒体で編集、ライティング、撮影し、独自の目線で沖縄の魅力を紹介しています。 7年前に神奈川から沖縄に移住し、現在はフリーランスとして活躍するセソコさん。沖縄での暮らしや子育てで大切にしていることとは? お話を伺いました。 セソコマサユキ さん 奥さまの絵美子さん、舞句(むく)くん(5歳)、侑環(ゆうわ)くん(2歳)の4人家族 沖縄在住の編集者・ライター・カメラマン。雑誌『カメラ日和』、『自休自足』副編集長を経て、手紙社で紙媒体の編集、イベントの企画・運営などを手がける。2012年に独立を機に沖縄に移住。さまざまな媒体で沖縄の魅力を発信する。観光情報サイト「沖縄CLIP」編集長。著書に『あたらしい沖縄旅行』(WAVE出版)、『あたらしい移住のカタチ』(マイナビ出版)など多数。近著に『石垣 宮古 ストーリーのある島旅案内』(JTBパブリッシング)。 Instagram: @sesokomasayuki 居るべき場所と感じた、沖縄への移住 やんちゃ盛りの舞句くん(右)と侑環くんは、パパが大好き。 早速、セソコさんちの平日の1日のスケジュールを教えていただきました。 6:00 : ママ起床、お洗濯 6:30 : パパ起床、家族揃って朝食 8:00 : パパ仕事スタート/ママ保育園の見送り 12:00 : 夫婦で昼食 16:00 : ママ保育園のお迎え 18:00 : 家族揃って夕食 19:00 : 子どもたちとお風呂 21:00 : 子どもたち就寝、パパ仕事再開 00:00 : 就寝 最近は仕事で忙しく、平日はなかなか家事ができないと話すセソコさん。でも、毎日の掃除やごはん後の食器洗い、休日のお風呂掃除はするようにしているのだそう。 「あとはごはんの後の皿洗いを。自宅で仕事をしているので、夕飯は家族揃って一緒に食べて、お風呂は子どもたちと一緒に入っています。土日はなるべく仕事の予定を入れないようにしているので、子どもたちと公園や海に行ったり、余裕があればDIYやペンキ塗りをしたり、家のことをしていますね。 仕事場が家だということもあり、長男が小さい頃は昼も夜も一緒にごはんを食べたり、一緒にお昼寝したり、自由な時間の使い方をして、 家族の暮らしと同じリズム で仕事ができています。基本的には仕事をさせてもらって、自分の仕事が落ち着いたときに子どもの面倒をみているので、僕としては子育てをしている意識はなくて、ただ 子どもたちと一緒にいられて嬉しい 感じなんです」 家から近い「トロピカルビーチ」によく行くというセソコ家。 沖縄にルーツを持つというセソコさんが、沖縄に移住して7年。沖縄には再従兄弟が住んでいるものの、生まれも育ちも神奈川県。友人もほとんどいない、仕事も決まっていない状態で決断したのだといいます。 「旅行で何度か来たことがあって、自分が居るべき場所だというか、肌に合うような感じがしたんです。最初の1年暮らした那覇は都会だし、すんなりと引っ越しができました。仕事は不思議と何とかなるかなと思っていたんですよね。沖縄の人は、移住してくる人によく『呼ばれたね。きっとやることがあるんだね』と言うのですが、僕も勝手に呼ばれたと思っていて、自分にも沖縄に貢献できることがあるのではないかと思っています」 自分で何かやりたい人が引っ越してくるケースが多く、周りには他県から移住してきたお店や作り手も多いのだとか。 「移住したのは35歳のときでしたが、お店をやっている人やその子どもたちが同世代なことが多くて、タイミング的にもよかったですね。自分で何かをやっている人とは話も合いやすいし、みんな優しい。沖縄には「みんながよくなっていこうね」という空気がすごくあって、仲間に入れてくれたのもありがたかったです」 暮らしをちゃんと心地よいと思える状態にしたい 雑誌の編集部を経て、イベントの企画やカフェ・雑貨店など幅広く手がける「手紙社」に勤めていたセソコさん。手紙社での経験から「沖縄でも何かできることがあるかもしれない」と思えたのだそう。編集の仕事のほかに、会社のブランディングやロゴマークのディレクションなど、仕事の幅をどんどん広げています。 目標のひとつだった著書も次々に出版。 「沖縄に来てからは文章を書くほか、著書などでは、自己表現のひとつとして自分で写真も撮るようにもなりました。東京にいたときはそれぞれの分野で仕事が分かれていて、“自分は編集者”という思いがありましたが、こちらに来てからは“できることをする”のが仕事になっています。 編集やディレクションの技術があれば、アウトプットは本でもホームページでもイベントでも一緒だと思ってやっています。伝えたいものを望んでいる人のところに、伝わりやすい形で伝えていくことが仕事。沖縄に来てからいろいろな挑戦をさせてもらっていますが、少しでも自分が発信した情報で、どこかで幸せになってくれる人がいいなと思っています」 セソコさんがブランディングで携わっている『オハコルテ』のお菓子を食べながら。 セソコさんの仕事場。絵美子さんが並んで、ミシンで子どもたちの服を作ることも。 家で仕事をしていても、近くを流れる川のせせらぎや鳥の鳴き声が聞こえ、窓からは雄大な自然が見える。そんな暮らしの中で、気持ち的にも大きな変化があったといいます。 「環境に助けられているところは大きいですね。それに、東京にいたときは週末に急に仕事が入ったり、夜も遅かったり。妻は朝早く出勤して定時で帰宅する生活だったので、夫婦の時間が合わなかったんです。仕事自体はとても楽しかったのですが、振り返ると僕もストレスを抱えていたと思います。暮らしをちゃんと心地よいと思える状態にしたいと思ったのも、沖縄に来た理由のひとつ。 沖縄は家族と一緒にいたいから日曜はお休みにしている店も多いし、大きな台風がよく来ますが、そんなときには通常運転できずにストップして仕事がたまるんですよね。でも家族の事情があるよねって受け入れているし、自然には抗えないから仕方がないと思っている。そういう考え方が自然体でいいなと思います」 沖縄ならではの外人住宅での暮らし 憧れの外人住宅に暮らすセソコさん。人気の高い外人住宅を見つけるまで、1年近くかかったのだとか。 「妻はパンを焼くのが好きで、僕は編集の仕事をしつつ、週末だけお店ができたらという思いで外人住宅を探しました。業務用オーブンもあるのですが、子どもも生まれて僕の仕事も忙しいこともあって、まだ実現できていません。いつかできたらいいですね」 素敵な造りの外人住宅ですが、沖縄ならではの大変なこともあるそう。 最初に作ったDIYは、洗面所にあるタオル収納。 「沖縄はのんびりしているから、大工さんが全然来てくれなくて1年くらい待ちましたね。長男が生まれるギリギリで、ようやくリビングの床を貼ってもらえました。寝室と仕事場はもともとのタイルのままですが、地面にコンクリートを敷いているだけなので、底冷えするんです。ざっくりとした作りなので、カウンターや下駄箱を作りましたが、あとは暮らしながら少しずつ手を加えています」 床が濡れるほど湿気が多いのも、沖縄暮らしで大変なことのひとつ。 カゴ類はカビ対策に、ダイニングテーブルの上に設置した網に収納。 「換気扇や除湿機がずっと動いていますね。入居した当初は、屋根に断熱ペンキを塗っていなかったからすごく暑くて、夕方でも室内温度は39度。立っているとのぼせるくらい暑かったから、植物がことごとく枯れてしまいました。木のカトラリーなどはすぐにカビが生えてしまうので、しっかり乾かしてからしまうようにしています。 それから洗濯しても、カラッとした感じには仕上がらないのも悩み。すごく晴れていても突然のスコールが多く、紫外線が強すぎてすぐに色あせてしまうんです。物干しに大きな屋根が付いている家も多いですが、うちには付いていないので、室内干しにしています。だからすっきり洗えなくて、生乾きの臭いが気になっていました」 そんな島ならではの自然環境ともうまく付き合いながら、沖縄での暮らしのいいところも悪いところも経験してきたセソコさんに、サラヤの洗剤 「ヤシノミシリーズ」 を試していただきました。 「サラヤ」のヤシノミシリーズ。左から「ヤシノミ柔軟剤」、「ヤシノミ洗たく洗剤」、食器用の「ヤシノミ洗剤」。1971年の誕生以来、洗浄には不要なものを入れない“無香料・無着色”にこだわった、環境にやさしい植物系洗剤です。 毎日の お皿洗い を担当しているというセソコさん。これまでの洗剤選びも 自然にやさしいもの にこだわっていたと言います。 「妻が手荒れをするので、肌にやさしいもの、環境にもいいものを選んできました。今回ヤシノミ洗剤を使ってみて、泡立ちが悪いとか汚れが落ちにくいというのは全然感じず、むしろこんなに落ちるのに 環境 にもいいんだと驚きました。妻も、一般的な合成洗剤は1回使うだけで手がガジガジになってしまうのですが、そういうことはなくなったようです」 洗浄成分の濃度を16%にすることにより、手肌へのやさしさと洗浄力を実現。洗ったあとの排水は、微生物によって分解され、地球に還ります。「ヤシノミ洗剤」本体(ポンプ付き500ml/400円)、詰め替え(480ml/270円) 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 古い家のため下水が詰まりやすく、もともと洗う前には必ず 汚れ をキッチンペーパーやスケッパーで取って、できるだけ排水に流さないようにしているそう。そんな日々の積み重ねが、 排水への負担の軽減 にも繋がります。 油汚れはキッチンペーパーなどで汚れを拭き取ってから洗う、ヤシノミ洗剤を入れてため置きしてから洗う。汚れが落ちやすくなり、洗剤や水の節約になります。 洗濯は奥様の絵美子さんの担当。 ヤシノミ洗たく洗剤 を使ってみて、洗濯の悩みは解決できたでしょうか? 「これまではセスキ炭酸ソーダと洗たく石鹸を併用していたので、子どもたちの食べこぼしには長時間つけおきをするのが大変だったのですが、やっぱり楽ですね。きちんと汚れも落ちるので、家事の負担が全然違います。 また、無香料のものは逆に“家のにおい”が付いてしまうのではと抵抗があったのですが、使ってみたら室内干しのにおいも気になりませんでした。環境にいいものをと頑張ってきましたが、ヤシノミ洗たく洗剤は汚れ落ちも満足。排水も地球に還るので、今後も使い続けたいです」(絵美子さん) 左:ヤシの実由来の植物性洗浄成分ツインパワーノニオンが油汚れに浸透し、少ない洗剤料でもしっかり落とします。また臭いの原因となる菌を99.9%除去し、洗濯後の生乾き臭を残しません。「ヤシノミ洗たく洗剤」(600ml/オープン価格) 右:合成香料は一切無配合。香りが混ざる心配もありません。「ヤシノミ柔軟剤」(600ml/オープン価格) 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う ヤシノミシリーズは、環境と人権に配慮して生産された認証植物油を採用。原料の生産地、 マレーシア・ボルネオ島の環境保全活動 にも取り組んでいます。 セソコさんも、サラヤの 環境 に対する取り組みに共感するといいます。 「自然の中で暮らしていることもあるし、子どもたちにできるだけいい環境を残していけるように、心地よくできる範囲で続けていきたい。自分がいる世界だけじゃなく、 その先のこと に視野を広げるきっかけになるヤシノミシリーズが、暮らしのなかにあるのはいいことだなと思います」 沖縄でのおおらかな子育て 沖縄は子どもが4、5人いる家庭も少なくないほど、子だくさん。実際に子育てもしやすいのだといいます。 友人である陶芸家「香月舎」さんが、子どもたちの誕生祝いで送ってくれたと陶版や、家族写真が並べられています。 「出産するとみんなが大喜びしてくれて、入院中から抱っこをしに押し寄せてくれます。子どもが泣いている声が聞こえても、笑いながら『元気よく泣いているね』と声をかけてくれたり、両親に預けられないのでいつも気にかけてくれて。地域全体で子育て、みんなで子どもを見ている感じがします」と絵美子さん。 のんびりとした空気が流れる沖縄ではイライラしている人が少ないと感じるそう。 「ゆったりとした気持ちになれます。東京で子育てしていたら、もっと子どもに怒っていたと思いますね。いろいろ許せるようになって、自分も楽になりました。怒っても仕方がない、それより笑っていた方がいいなと。夫もすごく変わったと思います。子どもってそういう部分があるよねっていうのを、私よりわかってくれている気がします」(絵美子さん) かわいい盛りの侑環くん。廊下を走り回って遊んでいます。 同じくセソコさんも、子どもたちには 自由でいてほしい と言います。 「ちゃんと自分のこと愛して、好きなことを自由に感じて表現できて、その上で周りの人を喜ばせられる人になってほしい。子どもなので、一時的な感情で怒らないように、何を伝えようとしているか理解してあげられるようにと思っています。聞いてもまだ大した返事が返ってこなかったりしますが、何かあると機嫌が悪かったりするから、子どもの事情を考えてあげたいですね」 兄弟で仲良く遊んだり、ケンカしたり。 「自宅で仕事をしていると子どもたちは賑やかですが、そんなときは仕事に集中できなくても仕方がないかなと思っています。子どもたちがいるのは保育園に行く前と、夕方から寝るまでと限られているから、夜中寝静まってから仕事をすることも。個人で仕事をしているからというのもありますが、 時間の使い方次第 なので、いくらでもやりようはありますね」 子育てについてのルールは 「子どもの成長を一緒にちゃんと見ること」 。一緒に悩んで、相談して解決していくことだというセソコ夫妻。子どもたちが1日どんな生活をして、どんな嬉しいこと、悲しい思いをしたのか、 夫婦で共有したい と言います。 「あえて時間を作っているわけではないですが、ごはんを食べるときに子どもたちのこと、例えば素直に言うことを聞かなかったときにどういう風にしたらいいかなど、いつも2人で考えています。 昔はいっぱいいっぱいだったけど、その頃より今は心に余裕がある。仕事もキツキツの状態にならないようにして、子どもたちと遊べる時間を作って成長を見ていきたい。 僕にとっては仕事も家族といる時間もどちらも大切で、繋がっていると思うんですよね。楽しくてやりがいがある仕事をしているから、家のことにもちゃんと向き合えるし、家族が笑顔でいてくれるから仕事にも向き合える。それができたのは沖縄に来たからこそだと思います」 子どもたちの未来のために “人と地球にやさしい”ヤシノミ生活を ヤシノミシリーズはヤシの実由来の植物性。洗った後の排水もすべて微生物によって分解され、すばやく地球にかえります。洗っても、洗っても、安心。今日の汚れをあしたの未来に残さない。そんな “人と地球にやさしい” ヤシノミ生活をはじめてみませんか。 楽天でヤシノミシリーズを買う amazonでヤシノミシリーズを買う ロハコでヤシノミシリーズを買う \ヤシノミ洗剤は50周年!/ 「毎日使うものだからこそ、地球のために洗剤にできること」をひたすらに考え続けて50年。昔も今も。そしてこれからも「手肌と地球にやさしい」をコンセプトにヤシノミ洗剤はあなたの暮らしにそっと寄り添い続けます。 ヤシノミ洗剤 50周年サイトを見る 【売上1%で、ボルネオ環境保全を支援】 ヤシノミシリーズの売上(メーカー出荷額)の1%はマレーシア・サバ州政府公認の国際NGO「ボルネオ保全トラスト」を通じて野生動植物の保護と生息域の確保に使われています。 また、ヤシノミシリーズをはじめとするサラヤ製品では、違法労働や違法伐採によって作られた植物油ではなく、 環境と人権 に配慮した RSPO認証油 の生産を支援しています。 無香料、無添加のヤシノミシリーズを見る 取材/文:赤木真弓 撮影:林ひろし [PR] サラヤ株式会社
2019年06月07日今回の「やさしいママのヒミツ」は、「クラシング」代表の 瀧本真奈美 さん。整理・収納を中心に、 インテリア にまつわるさまざまな活動をされています。 2人のお子さんはそれぞれ独立している瀧本さんは、なんと おばあちゃん 。娘さんのサポートを受けつつ、今は好きなインテリアの仕事で全国各地を飛び回っていますが、5年前までは 看護師 として働いていました。 瀧本真奈美 さん (写真奥 右) 娘さん(28歳 写真奥 左)、息子さん(29歳) お孫さん:お姉ちゃん(6歳 写真手前 左)、ちびちゃん(2歳 写真手前 右) 整理収納コンサルタント、暮らしコーディネーターとして、セミナーや雑誌の監修、テレビ番組でレギュラーを務めるなど、幅広いメディアで活躍。2018年に「クラシング」代表としての活動をスタート。著書は『ナチュラルアンティーク雑貨のある暮らし』(ワニブックス)、『lovelyzakkaのプチプラグッズでおしゃれに暮らすもの選び』(扶桑社ムック)など。2人のお子さんはすでに独立し、現在は夫と犬と暮らす。 Instagram: @takimoto_manami 、 @kurashi_ing ご自身の子育てを振り返りつつ、忙しくても 笑顔 でいるために大切だと感じること、いまの子育て世代に伝えたいことについて、たっぷりとお話を伺いました。 ひとりで頑張っていた子育て時代 まずは瀧本さんに、子育てと仕事で 一番忙しかった頃 をの1日のスケジュールを思い出していただきました。 6:00 : 起床 6:30 : 朝食 8:00 : 保育園に見送り 8:30 : 仕事 12:30 : 軽食 13:00 : 看護学校 17:00 : 仕事 18:30 : 保育園にお迎え、買い物、帰宅 19:30 : 食事 21:00 : お風呂、寝かしつけ 22:00 : 勉強 00:00 : 就寝 看護師 の資格をとるべく、看護学校に通っていた瀧本さん。当時は シングルマザー だったこともあり、スケジュールはまさに分刻み。 「母が看護師だったこともあって、手に職をつけて生活を整えようと思い、子どもたちが保育園に通っている頃に看護学校に一から入りました。これはその当時のスケジュール。実家に戻ってはいましたが、基本的に自分たちのことは私がしていたので、やることはいっぱい。午前中と夕方は看護師見習いとして働きながら、午後は学校で看護師になる勉強を。2年間、働きながら勉強も子育てもしなきゃいけなくて、大変でしたね。 再婚してから、子どもたちが中学に入るくらいのタイミングで、正看護師になるための学校に行きました。それは夜の学校だったので、昼中働いて夜21時すぎに帰宅してから、翌日の晩ごはんを作り置きする毎日でした」 瀧本さんの家には、娘さんとお孫さんが頻繁に遊びに来てくれます。親子三世代でたのしいひととき。 その頃を振り返り「子どもたちにあまりやさしくなかった」と話す瀧本さん。それでもレトルトはできるだけ使わない、朝晩は一汁三菜のごはんを手作りすることが 母親の愛情 と信じて、 がんじがらめ になっていたそう。 「生活をすることで必死でした。家族の身体を作るのは私しかいない、という変な責任感があって。手をかけたものが愛情につながると思っていたんですよね。そんなに頑張らないでもっと遊んであげたらよかった。そして、“子どもの人生” はもう始まっているんだということを、もっと意識してあげたらよかった。当時は “自分の分身” のように思っていたんだと思います。でもこれは、子育てを終えてから気がついたこと。 瀧本さんの娘さんには二人の娘さんが! お孫さんたちはかわいい盛り! あとになって娘から『掃除機の音が嫌いだった』って言われました。家族に『助けてほしい』とは言わず、掃除機をかけながら イライラ を表現していたんですね。家が汚いと怒っては子どもたちを委縮させて…。こちらの目線でしかものを言っていなかったように感じます。もっと 子どもたちの主張 も聞いてあげればよかったなと。 一番大変だったときは国家試験を受ける前、朝から16時まで他の病院の実習に行って、夕方自分の職場に戻って、17時30分から21時まで働く。そのあと膨大な量のレポートをまとめるという生活を1年間送っていました。 全部一人で頑張っていた ので、結局身体を壊してしまって。それから徐々に、主人や子どもたちに手伝いをお願いできるようになり、少しずつ変わっていきました」 きっかけは娘さんの出産 DIYから「片づけの専門家」へ 瀧本さんはインテリアのブログを2012年にスタート。すぐにメディアから注目されました。2015年までは看護師としての仕事もしていたため、今の仕事を本格的にするようになったのは、ここ最近のことなのだそう。 瀧本さんの著書。毎回がらりと印象を変えたご自宅と片づけのアイディアなどがまとめられています。 「最初は、ブログで 100円グッズ や不用品の リメイク術 を発信していました。アンティークが好きでオークションなどで買い集めていたんですが、娘が急に結婚すると言い出して。『そんな資金、貯めていない!』と、100円グッズに走ったのがきっかけです。ワックスを塗って錆加工を編み出したりと、お金をかけずに好きなインテリアにできることを発信していました」 2013年に入った頃、家族の不幸が続いてブログは一旦お休みに。本当に辛くて落ち込んでいたという瀧本さんの気分を引き上げてくれたのが、 娘さんの出産 だったといいます。 「初めての出産は気持ち良くスタートして欲しいと、娘のために部屋をかわいく整えたんです。そこで自分の気持ちが上がっていることに気づいたんですね。空間を整えることで気分転換ができる、これはいろいろな人に有効かもしれないと、部屋づくりのことを発信するようになりました」 子どもたちが安心して暮らせる空間づくり DIYのワークショップやイベントの企画などをしながらも、今ではリメイクより 片づけや整理 のイメージが強い瀧本さん。ターニングポイントは 熊本で起こった地震 だったのだそう。 リビングに飾られている照明。ガラスに見えますがアクリルなので、軽くて安全。「きれいだね」と、次女の“ちびちゃん”もにっこり。 「それまでは、DIYのコラムも多く書いていたのでたくさん作っては飾っていました。でも地震が起きて、私が発信したことで怪我をした人はいなかったか、このまま発信し続けてよいのだろうか、と思ったんです。特にガラスケースなどは割れたら危ないので、当時作っていたものとともに徐々に減らしていきました。 好きなものに囲まれて心地よくなることも大切ですが、小さいお子さんはちょっとしたことが怪我につながるから、 一回立ち止まろう と思いました。見えているところだけではなく、冷蔵庫や扉のなかもインテリアだと気付いて、それが2冊目の本のテーマにもなりました」 玄関に置いた棚には、 防災グッズ をたっぷり収納しているそう。瀧本さんが日々実践する、 ものを減らす、見やすくしておく ことは、いざというときにも役に立ちそうです。 娘さんご家族がくることも想定してしっかり備蓄。『IKEA』の白い棚が防災グッズの収納に。玄関の靴箱も透明に変え、中身が見えるように。2階には持ち出し用リュックも。 すっきり収納が家事の時短に 整理収納コンサルタントの資格を持つ瀧本さんのインテリアは、さすがどこをみてもすっきり。瀧本さんが発信する 効率的なメソッド は、すべて自身の経験から生まれてきたといいます。 シンク下に収納した食器類。凹凸のあるものだと収納しにくいので、シンプルなものを選ぶようにしているそう。 「高い家具を置かない、暗い色を使いすぎない、ものを置きすぎないなど、インテリアでは 圧迫感 が出ないように気をつけています。それは隠れたクローゼットの中も同じ。数があるとその分管理をしなくてはいけないので、少ない方が整えやすいんです。 食器棚も震災を機にやめて、食器は全部シンク下の引き出しに入れています。大きくて圧迫感があって、耐震対策をしなくてはいけないので、やめたことで 減災 にもなるかなと思っています」 食品などのストックは、『無印良品』のファイルケースに入れて、管理できる量だけに。 クローゼットの中は余白がいっぱいで、どこに何があるか一目瞭然。開けたらすっと取れるように。扉がなくても大丈夫なくらいきれいに整頓されています。 「ものを探すところから始まると、家事にかける時間が長くなってしまいます。収納は、ぱっと見て何がどこにあるのかすぐわかるようにすると、頭を使わなくても準備ができるんです。きれいに整っていてすぐ取って使えると、ストレス軽減にもなる。 そういう場所がひとつずつ増えていくと『片づけ』も早い。これはお母さんが笑顔でいるために大切なことで、結果的に 時短 につながるんです。『片づけなさい!』とお母さんが怒っているのではなく、楽しそうに片づけをしている姿をお子さんにも見せて、ビフォーアフターを実感してもらうとよいですよ」 カトラリー収納。隣にはよく使う鍋も。年1回しか使わないものはカテゴリーではなく、どのタイミングに使うかによってグループを作っておくのもおすすめ 掃除グッズをまとめた引き出し。重曹などの洗剤類は、すべてクリアケースに入れ替えて上から見えるように。色を統一しているとすっきり見えます。 「時間がない方は、 15分あればできるところ だけをやってみてください。短時間の積み重ねなら、忙しいお母さんでもできるし、変われる。また、数がたくさんあるものから始めると、目に見えてすっきりして、気持ちよいと実感することができる。そういう場所が家の中で少しずつ増殖していくと、暮らしは変わっていきます」 母から娘、孫へと伝わる影響 現在、瀧本さんの娘さんは、昨年オープンした瀧本さんのショップの営業や仕事の書類づくりなどをして、瀧本さんをサポート。とてもいい親子関係が築かれています。 「過去の反省をふまえて、家族をどんどん巻き込んで楽しんでいこうと思っています(笑)。娘にとって私は 反面教師 的なところがあると思います。私もそうでした。私の母は料理を作らなかったし、放任主義で愛情表現が下手でした。 だから私は子どもたちに対して、『好き』と今でも言うんですけど、言葉と行動で愛情を表現しようというのは、当時から心がけていましたね。娘からは気持ち悪がられていますが(笑)、心の戻る場所というか、 安心感 にはなると思うんですよね。私は今、孫を通して昔の娘の姿を見ている感じなんです」 そんな瀧本さんのことを、娘さんはどう感じていたのでしょう。 「 お迎えも最後 だったし、休日に遊びにいこうとは言ってくれるものの、当日になったら『疲れているからやっぱりやめよう』ということが多かったんです。お母さん業が大変なのは今なら理解できるんですけど、当時はやっぱり不満に感じていて。 でも兄と一緒に誰もいない家に帰ると、いつもテーブルの上にラップをかけた食事が二人分用意されていました。3つに区分けされたプレートには、3種類のおかずが。母が用意してくれるごはんがとても楽しみでした。自分たちにちゃんと目を向けてくれているとわかっていたので、愛情不足を感じることはなかったですね」(娘さん) いまは母となった娘さん。子育てに関して瀧本さんから影響を受けていることは? 「母が愛情をストレートに表現してくれていたことは、恥ずかしいながらも嫌ではなかったです。だから私も、どんな小さなことでも『上手にできたね、すごいね』と娘たちを褒めるようにしています。 当時は気づけなかったけど、 母は仕事も子育ても一生懸命 だったんですよね。でもそんな気持ちがわかるからこそ、当時私がしてほしかったように、子どもと一緒に遊んであげるようにしています。今はたくさんの仕事の依頼をこなしている母を尊敬していますし、自分にももっとできることがあるんじゃないかなと、助けてあげたい気持ちです」(娘さん) 「無駄にしない」という選択を 整理収納コンサルタントや時短家事コーディネーターを始め、さまざまな資格を持つ瀧本さん。なかでも 片づけ遊び指導士 の資格で得た知識は、お孫さんたちにも役立っているのだとか。 お孫さん2人とも、とても上手に片づけられます。 「お片づけを促す言い方があるんですよね。例えばぬいぐるみを片づけるには、『仲間のお家に入れてあげないと、よその家に行ったら泣いているよ』とか『頭の上に乗せると痛いよ』など、気持ちから入った言い方にするのがポイント。子どもたちに怒るのではなく褒めてあげたらよかったなと、学びながら気づきました。 片づけるのが楽しいと記憶されるように、褒めてあげるんです。孫に試したらすごく効果があって。反省をしながら、もう1回子育てをしているような感覚があります。 おばあちゃんになるとみんなそうだと思うのですが、自分の子育てのときには絶対怒っていたことも、『それくらいで怒らなくてもいいじゃない』って言ったり。しつけはその家ごとに違うから、口は出さないです。きっと許容範囲が広くなったからですね(笑)」 三姉妹のような娘さん親子。瀧本さんはかわいくて仕方がないのだそう。 一方、片付けを始めても 「なかなか、ものを捨てられない」 と悩む方も多いのでは。そんな場合、ものを減らしてすっきり暮らすにはどうしたらよいのでしょう。 「私は無理に 『捨てなくてもいい』 と思っています。100円グッズだとしても、必要としている人に届けばいいなと思うので、リサイクルショップに出しています。また、不要になった洋服の回収をしてくれるファッションブランドもあるので、そういったシステムを活用しつつ、できるだけ『捨てない努力』をしています。日本のゴミの年間総排出量は、東京ドーム116個分に当たるらしいんです。その処理に莫大なお金を使うのは、 無駄 ですよね。捨てるのではなく 『必要なところに回したい』 。そう考えると、手放しやすくなりますよ」 無駄なことはしないように、 環境 についてもブログで発信している瀧本さん。これまで鍋やフライパンには重曹をかけ、 ためおき洗い をしているそう。 「フライパンの底の焦げ付きも、重曹ペーストでパックした後に磨くとピカピカに。つけおきしている間にこまめにキッチンを掃除すれば、大掃除の手間もずいぶん省けます」 こんなふうに、ものの循環や自然環境にも関心が高いという瀧本さんに、人と地球にやさしい 「サラヤ」 の ヤシノミシリーズ を試していただきました。 「サラヤ」のヤシノミシリーズ。左から「ヤシノミ柔軟剤」、「ヤシノミ洗たく洗剤」、食器用の「ヤシノミ洗剤」。すべて環境と人権に配慮して生産された、認証植物油を採用しています。 無色透明なのは高い品質の証。無香料、無着色で、食器に洗剤の香うつりがありません。「ヤシノミ洗剤」本体(ポンプ付き500ml/400円)、詰め替え(480ml/270円) 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 「勤務していた病院では『サラヤ』の消毒剤などを使っていたので名前は知っていましたが、家庭で使えるものがあることを知りませんでした。これまでは何も意識せず、色のついた強い洗浄力を謳う食器用洗剤を使っていたんです。 ヤシノミシリーズは液体が透明でクリア、無香料なところも気に入りました。植物由来だけど十分に汚れが落ちるし、泡がきめ細かくて、ふんわり柔らかいからすぐに洗い流せる気がします」 ヤシノミ洗剤を入れてため置きしてから洗う、油汚れがたくさん残っているときはキッチンペーパーなどで汚れを拭き取ってから洗う。こんなちょっとした工夫で、汚れは落ちやすくなります。洗剤や水の節約になり、排水への負担も軽減されます。 「ヤシノミ洗たく洗剤」と「ヤシノミ柔軟剤」も今回初めて知ったという瀧本さん。 「無香料で清潔感がありますね。香料でごまかすのではなく、汚れがきちんと取れている洗たくのいいにおいがします。いろいろな香料がついていることが当たり前になりすぎていて、洗濯のいいにおいって昔はこういう感じだったと懐かしい感じがしました。 特に雨の日の生乾きのにおいが気になっていたのですが、きちんと洗いあがったにおいだったので、これからも使い続けたいです」 左:植物性正常成分“ツインパワーノニオン”が、においの原因となる菌を99.99%除去。洗濯後の生乾き臭を残しません。「ヤシノミ洗たく洗剤」(600ml/オープン価格) 右:柔軟性に優れた「植物系仕上がりふんわり成分」と、吸水性の低下を抑える「植物系しっかり吸水成分」をバランス良く配合。「ヤシノミ柔軟剤」(600ml/オープン価格) 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 「柔軟剤も、今まで使っていたものに比べて、さらりとやさしい印象。ふんわり仕上がって大満足です。 食器用洗剤も洗たく洗剤もどちらにも言えるのですが、洗剤の口に液がたまってネバネバしているのが嫌だなと思っていたんです。でもヤシノミシリーズは全部サラサラしているから、注ぎ口にたまらないし、手についてもべたつかないのがいいなと思います。 下水にうまく流れて、環境にもいいんだろうなと想像できます。『人にも環境にもやさしく』というのは私も考えていてわずかながらも活動しているので、とても共感します」 二児の母でもある娘さんもヤシノミシリーズを体験。「これまで指を曲げるだけで割れるほどの手荒れに悩んでいたのが、軽減されてきました。子どもたちが小さくて洗濯回数は多いですが、ふんわり仕上がるし、衣類も傷みづらいというのもいいなと思います。これまで洗ったあとのことを考えることはなかったのだけれど、環境にやさしいヤシノミシリーズを知ることができてよかったです」 「自分がニコニコできるか」で取捨選択する 忙しいなかで、暮らしを楽しもうとする気持ちがとても強い瀧本さん。そのパワーの源はどこにあるのでしょうか? 「私は看護師時代に心のケアも学んだので、日々落ち込んだときには『気持ちをセルフコントロールできる女性が増えて欲しい』という目標があります。少しずつ気分を上げるために、自分の好きなものを集めてみたり、住環境を整えることはすごく大切。 そのために家族と話し合うこともコミュニケーションになるし、一緒に好きな空間を作り上げたり、整えたり。もっとうまく回るといいなと思いますね。引き出しひとつ、筆箱ひとつでもいいので整えて、本当に簡単にできることで 達成感 を感じて、ひと息つける瞬間があれば日々のリセット時間になると思っています」 いま子育て中のお母さんたちには、自身の反省を伝えたいという瀧本さん。最後に、子育てを頑張るママたちにアドバイスをいただきました。 「これまでブログで一番反響があったのは、 『作り置きをしない』 という記事。貴重な休みの日にイライラしながら作るのであれば、子どもたちと楽しく過ごした方がいいと思います。“ていねいな生活” が美化されすぎていますが、自分から見る“ていねい”と、子どもの目から見る“ていねい”は違うんですよね。だから、 365日頑張らなくていいよ 、と思います。 私が子育てしていた時代より、今は選択肢も増え、便利なものもどんどん出てきています。手を抜くところは抜いて、一から作らなくても、カットされている食材でいいものもたくさんあります。どうすれば自分がニコニコできるか、取捨選択する。“こうでなくちゃ”という考えは捨てた方がいいですね。 お母さんがいつもイライラしていると、悪い感情をご主人は職場に、子どもは学校に持って行って悪循環になってしまいます。自分をご機嫌にするための心地いい部屋作りをしていれば、帰ってくる家族を笑顔で迎えられる、それがお母さんとしてのやさしさにも繋がるんじゃないかと思います」 まりげさんも実践! ヤシノミ洗剤を上手に使う4つのコツ 「エコ洗剤って汚れが落ちにくい? どんなふうにやさしいの?」そんな疑問を解決。まりげさんのほっこり描きおろしマンガとともにご紹介! 詳しくはこちら >> 子どもたちの未来のために “人と地球にやさしい”ヤシノミ生活を ヤシノミシリーズはヤシノミ由来の植物性。洗った後の排水もすべて微生物によって分解され、すばやく地球にかえります。洗っても、洗っても、安心。今日の汚れをあしたの未来に残さない。そんな “人と地球にやさしい” ヤシノミ生活をはじめてみませんか。 楽天でヤシノミシリーズを買う amazonでヤシノミシリーズを買う ロハコでヤシノミシリーズを買う \ヤシノミ洗剤は50周年!/ 「毎日使うものだからこそ、地球のために洗剤にできること」をひたすらに考え続けて50年。昔も今も。そしてこれからも「手肌と地球にやさしい」をコンセプトにヤシノミ洗剤はあなたの暮らしにそっと寄り添い続けます。 ヤシノミ洗剤 50周年サイトを見る 【売上1%で、ボルネオ環境保全を支援】 ヤシノミシリーズの売上(メーカー出荷額)の1%はマレーシア・サバ州政府公認の国際NGO「ボルネオ保全トラスト」を通じて野生動植物の保護と生息域の確保に使われています。 また、ヤシノミシリーズをはじめとするサラヤ製品では、違法労働や違法伐採によって作られた植物油ではなく、 環境と人権 に配慮した RSPO認証油 の生産を支援しています。 無香料、無添加のヤシノミシリーズとは 取材/文:赤木真弓 撮影:林ひろし [PR]サラヤ株式会社
2019年05月09日おうち料理研究家の みきママ こと、藤原美樹さん。安くて豪華に見える家ごはんを紹介するブログで、1日の平均アクセス数180万を誇るほどの人気です。そんなみきママの新刊は、発売から2ヶ月で6万部突破した話題の本『世界一親切な大好き!家おやつ』に続く、おやつ第2弾。 『世界一親切な12カ月おやつ』 です。 みきママ(藤原美樹)さん プロフィール 主婦歴14年のおうち料理研究家。夫と長男(はる兄)、次男(れんちび)、長女(あんちゃん)の5人家族。自身のブログ「藤原家の毎日家ごはん。」が、1日平均180万アクセスを誇り、「藤原さんちの毎日ごはん」(主婦と生活社刊)、「みきママのフライパンでできるめちゃうま! レシピ」(扶桑社刊)などのレシピ本は累計200万部を突破。2015年に開始したYouTubeはチャンネル登録数30万人超え、2016年に開始したインスタグラムはフォロワー数16万人超えと、ファンはますます増えている。 blog: instagram: @mikimama_official みきママChannel: 本書では、みきママが何度も繰り返し作ってたどり着いた、初心者でも失敗しないおやつのレシピを季節ごとに紹介。例えば1月はいちごタルト、2月はフォンダンショコラ、3月はひな祭りパフェ…と、1年を通して行事ごとに楽しむことができます。 本書の特徴は工程が少なく、作り方に 「見たまま作れる」 わかりやすい写真がついていること。例えば「なめらかになるまで混ぜる」の状態も、きちんと写真で見せてくれるので、お菓子づくり初心者はもちろん、子どもでも見ればわかる簡単さが魅力です。 また「七夕ゼリー」や「クリスマストライフル」など、季節に合わせたお菓子は デコレーション の仕方も伝授。子どもが喜ぶこと間違いなしです。 さらに成功のポイントや気をつけたいことのアドバイス、冷凍できるかどうかと解凍の仕方までも載っているので、たくさん作って楽しむことも可能。見ているうちに、どれもすぐに作れそうな気がしてきます。 おやつといっても、甘いものだけではありません。アスパラキッシュやたこ焼き、お赤飯、肉まんまで、子どもが喜びそうなメニューが幅広くそろっています。 アメリカンドッグもホットケーキミックスを使えば簡単! ミニサイズで食べやすく、持ち寄りパーティーやピクニックなどにも喜ばれそう。 書籍の中からこのゴールデンウィークに子どもと一緒に作りたい、「かぶとのアイスケーキ」のレシピをご紹介しましょう。 ■端午の節句に作りたい「かぶとのアイスケーキ」 ひな祭りに比べると、華やかなお菓子のない印象の端午の節句。こんな大きなケーキなら、きっと男の子も喜んでくれるはず! 市販のスポンジケーキやアイスクリーム、クッキーなどを使うから、お菓子作りが初めてというママにもおすすめの簡単レシピです。 ●「かぶとのアイスケーキ」のレシピ <材料> 直径18cmのボウル1個分 ・アイスケーキ スポンジケーキ(5号、厚みを2枚に切ってあるもの) 1台 バニラアイスクリーム 1000ml(1300g) クリームサンドチョコクッキー 8枚 ・デコレーション A: 生クリーム 100ml、砂糖 小さじ2 板チョコレート 1枚(50g) チョコフレーク 1/2袋(60g) チョコがけパイ(市販) 6枚 バタークッキー(市販) 1枚 いちご 2個 <下準備> ・材料は正確にはかる ・アイスクリームは常温に5〜10分おき、やわらかくする ・白い紙に鉛筆で三日月、眉毛、目、鼻、口をかく ・板チョコは小さめに砕いて耐熱容器に入れる ・いちごはへたをとる ココが大事! ・アイスクリームにまぜるクッキーは砕きすぎると食感が悪くなるので、あらめに砕いて。 ・ホイップクリープがのりがわりになって、飾りのお菓子がはりつきます。 ・デコレーションは手早く! もしとけだしたら、再び冷凍庫で冷やして。 <作り方> 1、スポンジは1枚の高さの半分の位置にようじを8本ほど等間隔で刺し、ようじの上に包丁の刃をすべらせるようにして半分にし、計4枚に切り分ける。 2、2枚は半分に切り、半円の1枚は三角になるように3等分する。 3、直径18cmのボウルに30×60cmのラップを左右にはみ出すように敷く。スポンジ1枚を底に敷き、半円3枚を側面に敷く。三角形3枚は5mmほど重ねるようにすき間にさし込む。 4、アイスクリームは木べらがスッと入るやわらかさにし、ボウルに入れる。チョコクッキーを手で4~5つに割って加え、さっくりとまぜる。 5、 3 に 4 のアイスクリームを詰め、木べらで表面を平らにする。 6、残りのスポンジ1枚でふたをし、しっかりとラップをかけて、冷凍庫で1日冷やし固める。 7、なべに湯2カップを沸かし、同量の水を加えて約50度にする。板チョコを湯せんに5分ほどかけてとかし、スプーンで数回まぜてあら熱をとる。下書きした紙にクッキングシートをのせてパーツを厚めにかき、冷蔵庫で30分ほど冷やし固める。 8、ボウルに A を入れ、しっかりと角が立つくらいに泡立てる。ラップを引っ張って 6 をボウルからとり出して皿に盛り、全体にホイップクリームをぬる。 9、チョコのパーツをはりつけ、チョコフレークとパイをつけてかぶとを作る。クッキーにクリームをぬって三日月にはり、ほっぺたにいちごをつける。再度冷凍庫で30分以上冷やす。 まさにアイデア力! 生クリームだけ泡立てられれば、あとは子どもと一緒に工作感覚で楽しんで作れそう。子どもがたくさん集まるパーティーで、サプライズのデザートとしてもおすすめです。 ■和菓子はもちろん、パンやひんやりスイーツまで。あらゆるおやつを紹介 ほかにも、プレゼントやイベントで喜ばれそうなおやつが盛りだくさん。パン、和菓子、ひんやりスイーツまで、簡単でおいしいおやつを手軽に作ることができます。 これからの季節にぴったりの「ヨーグルトアイス」。ヨーグルトとジャム、生クリームと砂糖を混ぜて、冷やし固めるだけ。ジャムを変えればバリエーションも楽しめます。 「おはぎ」は小豆を茹でた後に、砂糖を加えて混ぜるのが失敗しないポイント。もち米を混ぜたごはんも、あんこ、きな粉衣も簡単に作れて、お店で買ったようなクオリティに。 蒸し器の代わりにフライパンを使って、蒸し焼きにして作る、ふわふわもっちりの「さつまいも蒸しパン」。アルミホイルで型をつくるので、見栄えよく仕上がります。 市販のものをうまく利用しつつ、少ない工程で、さらに身近な食材で作れるのが何よりも魅力。子どもの「おなか空いた~!」からすぐに完成できそうな手軽さも、ママにはうれしいところ。これまで買っていたおやつも、手作りならよりおいしく安く、そして楽しい! この1冊があれば、この大型ゴールデンウィークも“親子で一緒におやつ作り”をじっくり楽しめそうです。 『世界一親切な12カ月おやつ』 藤原美樹(みきママ) 主婦の友社 ¥980(税抜) 春夏秋冬の12カ月おやつが、本を買ったその日からすぐ作れて、一年中楽しめるレシピブック。クッキーやケーキ、アイスクリーム、おはぎ、肉まん、大根もち、おかき…バリエーション豊かなおやつがこの1冊で全て作ることができます。
2019年04月30日依頼者の家庭に出向き、冷蔵庫にある食材だけで、家族構成や好みに合わせて3時間で1週間分の作り置き。 その料理の腕と手際の良さで話題の、「予約が取れない伝説の家政婦」タサン志麻さんは、テレビや雑誌など幅広いメディアで活躍するほか、料理教室やレシピ開発も手がける、フランス人の夫と1歳の息子さん、2匹の猫と暮らすママです。 そんな志麻さんの新刊が、初のエッセイ付きレシピブック 『厨房から台所へ 志麻さんの思い出レシピ31』 (ダイヤモンド社)。フレンチの世界で長年シェフを務めていた志麻さんが、今の仕事をするにいたるまでどんなことを考え、どんな人生を送ってきたのか? 思い出のレシピとともに、幼少期から振り返る一冊です。 タサン志麻さん プロフィール 大阪あべの・辻調理師専門学校、同グループ・フランス校を卒業し、ミシュランの三ツ星レストラン(ジョルジュ・ブラン)での研修を修了。その後、日本の有名フランス料理店等で15年働く。2015年にフリーランスの家政婦として独立。「予約が取れない伝説の家政婦」と呼ばれるようになる。2017年2月、『沸騰ワード10』(日本テレビ系)で一躍話題となり、2018年5月、NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』でその仕事ぶりが放映され、クール最高視聴率を記録。現在も家庭に出向き、冷蔵庫にある食材で家族構成や好みにきめこまかく応じた料理に腕をふるうほか、「つくりおきマイスター養成講座」の講師や料理教室、食品メーカーのレシピ開発などでも活動。フランス人の夫と子どもと3人で暮らす。著書に、第5回「料理レシピ本大賞in Japan 2018」料理部門で「入賞」した処女作『志麻さんのプレミアムな作りおき』などがある。 【タサン志麻ホームページ】 ■タサン志麻さん「フランス料理との出会い、妊娠を機に新しい世界へ」 海と山に囲まれた、自然豊かな山口県で生まれ育った志麻さんは、生活や遊びの中に自然と食べ物があったといいます。それがのちにフランスに惹かれていくことにつながったのだとか。 志麻さんのお母さまは、看護師として忙しく働きながらも、常に新しい料理に挑戦。子どもたちにも幼い頃から包丁を持たせ、志麻さんは料理やお菓子をつくることが自然と好きになっていったそう。 その後、料理人を目指して、調理師専門学校の門を叩きます。そのなかでフランス料理に興味を持ち、フランス・リヨンへ料理留学。 世界中から人が訪れる三ツ星レストランで修行し、帰国後も日本のフレンチの有名店で働いてきた志麻さん。フランスの家庭で過ごしたような、飾らないシンプルな料理と会話を楽しむ時間をつくるのがやりたかったことだと気付いたそう。 そして妊娠を機に、子どもが生まれてからも自分のペースで料理に関わり、今までの経験を生かせること、と考えついたのが家事代行の仕事でした。 器具や材料、道具などが揃っていない、さらには家族構成や環境も違う、さまざまな家庭で料理をすることは難しいこと。でも日々の食事にある背景をくみとり、食べる人に合わせて料理をつくるのは、自分の家族を思ってつくるのと同じ。だからこそ、志麻さんのレシピは忙しいママにも役立つものになっているのだと思います。 ■シンプルで簡単なのにおいしい「フレンチ料理店で学んだコツ」 料理のタイミングを大切にし、仕上がりをイメージしてムダのない仕事をすること、きれいなキッチンを保つことなど、フレンチの名店で学んだことが今でも仕事のベースとなっているという志麻さん。 そのひとつが塩加減。同じ材料でも季節や産地によって変わるので、分量よりも感覚で覚えるそう。そのほか塩をするタイミング、洗いものの仕方や火加減なども、普段の料理づくりを段取りよくしてくれるポイントです。 シンプルなレシピで美味しくするコツも数多く紹介。材料が少なくても、手間がかかっていなくても、材料の上手な使い方や盛り付け方などを教えてくれているのもうれしいところ。ポイントを押さえて、手をかけるところはていねいにするのが大切なのだそう。 フランスでは、小さいときから野菜のピュレやポタージュを食べているからか、野菜嫌いの子どもは日本に比べて少なく感じるという志麻さん。野菜嫌いの子どもには、じっくり煮込んでくさみを消すのもポイントだそう。 またしっかり煮込んでいる料理は、冷凍にも向いていて作り方も簡単。実は、野菜を切って肉を焼き、ワインやコンソメを入れて火にかけるだけのフランス料理は、コトコト煮込んでいる間に子どもと遊んだり、家事もこなせるというのも目からウロコです。 簡単だけど手抜きではない。段取りよく、できるだけ簡単においしいものがつくれたら、料理は楽しいと思えるといいます。 ■子どもを子ども扱いしない「志麻さんの子育て」 日本で出会ったフランス人の男性と結婚した志麻さん。子どもを子ども扱いせず、一人の人間として接する。そんなご両親の教育がフランスの子育てに似ているところがあったため、フランスの文化を違和感なく受け入れられたといいます。 息子さんは生まれたときから一人で寝かせて、大人の時間をしっかりつくることで、ストレスなく子育てができているそう。 志麻さんは、子どもにも大人が食べておいしい料理を食べさせたいと、離乳食もフランス流に野菜のピュレからスタート。大人の分と別々につくることはせず、塩分は控えめにしながらも、一緒に食べるようにしていたそう。 例えば、ステーキの付け合わせにもよく使われるじゃがいものピュレは、肉巻きやサラダに変えると子どもが食べやすい料理になるほか、グラタンやサラダなど、さまざまな料理にもアレンジが可能です。 仕事での葛藤や悲しい流産など、これまでの人生を包み隠さず綴っている志麻さん。本書には志麻さんの人生が、思い出のレシピとともにぎゅっと詰まっています。 また料理で失敗したときのカバーの仕方や、あるもので代用する方法など、志麻さんのお仕事ならではのアイデアも満載。日々の食事作りのヒントにもなる、忙しいママも必読の一冊です。 参考図書: 『厨房から台所へ 志麻さんの思い出レシピ31』 (ダイヤモンド社) 伝説の家政婦・志麻さん初の書きおろし料理エッセイレシピ本! 母の餃子、おばあちゃんのお煮しめ、フランスのママン直伝のキッシュ、 三ツ星フレンチレストランのまかない料理(ゆで鶏のシュープレームソース)、つくりおきの人気レシピ、初恋の人へ送ったスイーツ…あの志麻さんのルーツとなったレシピを初公開した一冊。
2019年03月24日いつ起こるかわからない 災害 。避難しなくてはいけない状況になったとき、 子どもとペットを守ることはできるのか 、不安に思っている人も多いと思います。しつけることが難しく、対策もしなくてはいけない猫は特に大変。そこで出版されたのが 『猫と一緒に生き残る 防災BOOK』 (日東書院)。 この本の監修も手がけた、NPO法人アナイスの代表、 平井潤子 さんに、 子どもと犬や猫を守るため、パパとママが準備しておかなければいけないこと を、たっぷりと伺いました。 【概要】 1)モノよりも大事なのは「想像力」 2)必要なのは「飼い主力」と「防災力」 3)ペット防災「準備しておきたいもの」 4)猫を飼っている人は、さらに対策を 5)ペットと一緒に「逃げてもいい」 6)さあ「アクションカード」を作ろう 7)猫1匹、子ども1人のわが家の場合 平井潤子さん 日本におけるペット防災の第一人者。明日の動物の防災を考える市民ネットワーク「NPO法人ANICE(アナイス)」代表として、2002年より活動。「いっしょに逃げてもいいのかな?」展を開催するほか、緊急災害時に飼い主と動物が同行避難し、人と動物がともに調和して避難生活を送れるよう、知識と情報の提供を行っている。公益社団法人東京都獣医師会事務局長、日本獣医生命科学大学 応用生命科学専攻博士後期課程修了。 ■モノよりも大事なのは「想像力」 「 モノよりも大事なのは想像力 」、これは本著の最初に書かれている言葉です。防災というと、避難グッズを揃えることばかりに考えが行きがちですが、災害発生時に外出していたら、家にどれだけグッズを揃えていてもすぐには役立たないし、いざというときにそれほど多くのものは持ち出せず、子どもとペットを抱えて飛び出すだけで精一杯になりそうです。 「自宅はマンションなのか一戸建てなのか、家族構成、昼に発生するか夜に発生するか、そのときペットと一緒にいるのかなどによって、 避難のスタイル は変わってきます。自分の住環境やライフスタイルに合わせて、まずは 想像をしてみる ことが大切です。 お子さんがまだ小さくて比較的一緒にいられるなら、自分がお子さんと一緒に安全に避難するにはどうしたらよいのか、そしてそこにペットのことをプラスして考える。小さなお子さんを連れているだけでハードルは高くなるはずなので、そのためにものの準備をしたり、普段から工夫をしたり、身軽に動ける人以上に考えなくてはいけないです。 お子さんが話のわかる年齢であれば、普段から『お母さんが側にいなくても、揺れたらこうしましょう』と話したり、訓練しておく。日にちを決めて避難訓練をする 《シェイクアウト》 なども開催されているので、参加してみるのもよいと思います」 実際に災害に遭ったことがないと、なかなかイメージしづらいのですが、「あらゆるケース」を想定することが備えにつながるのだそう。 「東日本大震災のときは、発生したのが14時過ぎでした。災害発生時には下校させない対策をとられている学校もありますが、下校時刻を過ぎていた場合、高層マンションに暮らす子どもたちは、学校から帰ってきてエレベーターが使えない、という状況も想定できます。そこで自宅フロアまで階段で登らせるのか、それとも管理人さんがとりあえず安全な場所に避難させてまとめておくか、ということも検討しておかないといけない。 全体の対策をどう立てていくか を考えることが大事で、切り分けて考えて万全だと思っていても、同時進行できないと思うんですよね。 お子さんは何人か、抱っこしなきゃいけないのかなどを考えつつ、ペットを同行するにはどうしたらいいか、さらには子どもとお母さんが緊急避難しなきゃいけない場合に、家に動物たちを残しても安全な備えがどれだけできているか、そういう風に考えてみましょう。 『何日か分のものを備蓄しておく』ということは、あとから出てくるハウツーの話で、まずは 自分がどういう行動をするか、自宅避難という方法も選べるのか、動物たちのためのペット用シェルターを家の中に準備できるか など、そういったことを考えて対策することが大切です」 「これから南海トラフ地震や首都直下地震が起こると想定されていますが、支援側が機能しない可能性が高いです。だから環境省も防災対策のガイドラインの中で、 “飼い主力と防災力を高める” ことに重点を置いていると思います。 まずは個人、家族単位で オーダーメイドの防災対策 を作る。その上で、共助(近隣住民同士の協力)や地域の協力に発展させていくのがよいと思います」 ■必要なのは「飼い主力」と「防災力」 災害時に心得ておきたいのは、 「人命が最優先」 であるということ。飼い主が助からないとペットが生き残ったとしても、その後に面倒を見てくれる人がいるかどうかわかりません。ペット防災と人の防災を切り離して考えないで、と平井さん。 「環境省の講演では、 “飼い主力と防災力の両方を高めて” と伝えています。まずは人が安全に、ということを目指して防災力を高めていけば、そこにペットの防災がついてきます。防災力を高めたところに飼い主力をつけて、避難の方法やグッズも考えていくとよいでしょう」 避難といっても 「在宅避難」 「人は避難所、ペットは家」 「人もペットも避難所」 「人もペットも車中泊」 「人もペットもテント」 「ペットをあずける」 …とさまざまな形があります。 「基本的な考えとして“人命優先”であれば、自分と子どもが避難するのにペットを同行避難させるのが“危険”だと思ったら、犬や猫たちを家に残しても生き残ってくれるような 環境 を整備しておく。 生存空間を確保 、例えば猫ならば、逃げ込めるような シェルター のようなものを用意するなど、飼い主がやれることはありますよね」 散歩もいらないし飼いやすいというイメージもあり、飼う人が増えている 猫 こそ、いざというときの 飼い主力 が問われるのだとか。 「 多頭飼育 の人も多いですが、そういう人は避難せずに済む方法も考えたほうがいいです。災害時の状況の把握と判断の難しさはありますが、お子さんがいらっしゃると、支援情報や物資を手に入れやすいのは避難所になってくるので、避難所にいる方が多いですし、在宅避難をしていても避難所には通うことになります。発災後、こういう生活になるというのを想像して準備することが必要ですね」 ■ペット防災「準備しておきたいもの」 では具体的に、どういうものを準備しておかなければいけないのか、 備えるための考え方 を教えていただきました。 「この時点では一体何が必要なのか、その タイミング を踏まえて準備しましょう。重たいリュックの中に缶詰や水、カンパンを入れておいても、よくよく考えてみれば家の中にさえ入れれば、いろいろな食べものってありますよね。持ち出し品の内容を一生懸命考えるよりは、自宅に どれだけ備蓄 してあるか、それが災害時にもちゃんと 取り出せる ようになっているかが大事。重たいリュックではなく、まずは身を守ってすぐに避難できる準備をすること、その方が現実的ですよね」 災害時に持ち出し率が最も高いのは、 現金を含む貴重品 と、 携帯電話 なのだそう。 「よほど大きな災害でない限り、避難所には充電設備ができます。携帯電話には 薬の情報 や 家族の写真 など、必要な情報を入れておきましょう。ただ、連絡手段として使うのは落ち着いてからでないと難しいので、モジュラージャックを差し込むだけで使え、電源が要らない 固定電話 を自宅に用意しておくと、より安心です。 療法食 や 薬 など、これがないと直ちにペットの 健康状態や命に関わるもの は、必ず用意しておくこと。薬は獣医さんに相談して処方いただき、常にストックを確保しておくようにします。療法食は、現在食べているものが手に入らない可能性があるので、ほかのメーカーのもので食べれるものを把握しておくことも大切です。 飼っている動物種によって、用意しておく優先度は違ってきますね。動物は環境が変わっただけでも食べなかったりするので、日頃から好きなフードも入れておくのを忘れずに。 猫の場合は、 ケージ は持っておいた方がいいですね。在宅避難できるなら、飼育用品をローリングストックしておけばいいと思いますが、避難所に行くのであればケージがないと。トイレや水を入れられないキャリーバッグで、とりあえずの1、2日を避難所で過ごすのはとても大変です。 その後の預け先 を心積もりしておくことは、犬でも猫でも必要です」 「そして意外になくて困るのは、 犬のうんち袋 。ビニール袋をストックしていない人が多く、避難所ではなかなか手に入らないんです。 フードの臭い も苦情になることがあるので配慮が必要です。それは 赤ちゃんのおむつ についても同じなのですが、ゴミを人通りのないところに片付けたり、消臭スプレーを使ったり、コロコロを使って体についた動物の毛を取ったり。それを見ただけで、飼っていない人も『ああ気をつかっているんだな』とわかることが大事だと思います。 家族が亡くなったり、財産を失ったりと、みんながピリピリしている環境では、ちょっとしたことが火種となりすぐにトラブルになってしまう。いつも以上に 周りへの配慮 が必要となります」 「 何が優先なのか を考えると、必要なものも見えてくるし、その中で どういう行動をとるべきか をお母さんなりに考える。例えば東日本大震災のときには、 赤ちゃんの液体ミルク は日本では使えなかったのですが、今は使えるようになっています。そういう情報には日頃から興味を持って、常に調べておくことも大切ですね」 ■猫を飼っている人は、さらに対策を 犬と比較すると、猫のほうが「パニック時に速やかに確保して避難する」ことが難しい、と平井さん。 「その上、隙間に入り込んだらどこにいるかわからない。キャリーバッグに入れて避難できたとしても、トイレやごはんはキャリーバッグの中だけで完結しないので、課題はいろいろあります。 犬ならケージがなくても係留しておく、リードがなくてもひもやロープを使うということができますが、猫はそういったソフト面でのカバーが難しいんです。だからいざというときに逃げ込める場所を作ったり、次の預け場所を考えたり、ハードの方で工夫しなくてはいけない。 例えば、生のエサを食べる爬虫類は、支援物資にフードは入ってこないのでもっと大変なんです。 自分が飼っている動物が、災害が起こったときにどうなるか、飼い主がそれぞれ具体的にイメージ しないと、対策はできないと思います」 また災害時、ペットを飼う人にとって心配なのは 犬や猫たちが迷子になってしまう こと。特に猫はなかなか見つけるのが難しいそう。 「猫は一回逃げると大変で、避難先での場合はさらに難しい。対策として、首輪や迷子札、マイクロチップなどもありますが、それもペットたちが見つからないと読み込むことができません。 『ドコノコ』 などのアプリを使うのもおすすめです。『ドコノコ』は居住エリアの避難所を登録することができ、迷子になったときにはすぐにポスターを作ることができたり、登録済みのユーザーに迷子情報がいって、目撃情報を共有できるもの。災害時にも、共助で迷子対策ができてすごくいいなと思います」 ■ペットと一緒に「逃げてもいい」 長年、被災地に赴き、 ペットを飼う被災者 たちの話を聞いてきたという平井さん。最近の「ペット防災」に変化を感じているそう。 「一番大きな変化は 考え方 です。ペットを飼っている人は、元気で健康な人ばかりではなく、高齢者や障害者、妊婦もいます。動物たちが受け入れられないからといって放したりすると、群れたり、壊れた家の中に入って排泄をしたりします。地域の衛生環境や財産を守ったり、事故を防ぐ意味でも、ペットは飼い主が管理できるようにしておかなければいけない。動物愛護だけではなく、 被災地での混乱 をなくすためにも、動物たちを受け入れる対策、避難できる対策が必要、という考え方になってきていますね。 飼い主はペットを守る責任もありますが、その子たちが社会に迷惑をかけないように備えるという 社会に対する責任 もあります。だから、当然飼い主たちも備えなきゃいけないし、行政側も『ペットと一緒に避難できる体制の整備が必要だ』というのが、環境省の取り組みです。人の安全を確保するために、ペットに対する考え方が変わってきていると思います」 LEONIMAL(リオニマル)が展開する 『一緒に逃げてもいいのかな?』 プロジェクトより。LEONIMALでは、平井さんが監修したというケージにもなる キャリーバック も販売。 避難所にペットと一緒に入れたとしても、 飼い主力 が問われるといいます。 「例えば、 西日本豪雨 のときは40度近い猛暑のなか、ペットと一緒に 屋外 にいた方がいたんです。そのままだと健康上危険なので、ブルーシートを買ってきて避難所の教室の床だけでなく脇の壁にまで立ち上げて貼って、『これなら室内の汚損は防げますよね』と見せたら中に入れてもらえた、というケースがあるんです。 単に『教室にペットを入れたい』と希望を言うだけだと『汚れるからダメ』となり、交渉するのが難しくなるけれど、飼い主さん同士で協力して “マナーを守ることを示す” と “理解” につながるんですよね。 ブルーシートやビニール紐などを避難グッズとして用意しておき、飼い主さん同士が協力して飼育スペースを作り、避難所側に交渉するのが現実的です。『やってほしい』と言っても向こうもパニックで、そこまで丁寧に対応できない状況です。まずは飼い主たちが 自主的 に提案すること。それがきちんとしていることだったら、やってもらった方が助かるというのが、実際のところだと思います」 ■さあ「アクションカード」を作ろう 被災時は誰もが 頭が真っ白 になるもの。「慌てないように 「アクションカード」 を作り、家族それぞれが持っておくとよい」と話す平井さん。 「まず、ガスの元栓を締めて、電気のブレーカーを落として、ペットの水とフードを山ほど置いておいて、とりあえず子どもと避難しましょう、と単純なことなのですが “その行動だけをする” ということを書いておく。 特に規模の大きな災害のときには、書いておかないと本当に何もできなくなります。ご自宅で家族と一緒に作って、 視覚的 に見せるとわかりやすいです。 お子さんと一緒に話す だけでも意識が変わりますよね。 例えば、自宅や旦那さんの携帯電話、会社の電話番号なども、いざとなると言えなくなるので、自分のライフスタイルに合わせてアクションカードに記しておく。 連絡の取り方 や どこに集まるのか ということも決めておいたほうがよいです。 平井さんが作る『ペット防災BOOK ~大切な家族のために今できること~』(発行:公共社団法人東京都獣医師会 1,000円 税込)には、アクションカードの作り方も。 避難所を決めておけばいいと思いがちなのですが、東日本大震災のときには、同じ避難所にいたお母さんと子どもが会えたのは翌日だったというくらい大混乱していたので、 『避難所のこのあたり』 と、より具体的な場所を決めておきましょう。 『移動する場合は、その旨を記した張り紙を貼る』というルールを決めておくだけでも、 再会の可能性 はすごく上がるんです。また、自分の住んでいる地域以外にいる親戚を『緊急連絡先』に決めておいて、そこにみんなが安否を知らせる方が、災害伝言ダイヤルよりもわかりやすい。 細かく作る必要はなく、 まず生き延びて、連絡が取れて、安否が確認できること を、目標に決めればよいと思います」 ■猫1匹、子ども1人のわが家の場合 筆者も本書に沿って、シミュレーションをしてみました。横浜市在住の私は、フリーランス。自宅作業がほとんどですが、ときどき都内や遠方に取材に行くことがあります。夫は都内勤務。子どもは4歳で徒歩圏内にある保育園通い。やや太めの猫1匹と暮らしています。一戸建てに暮らし、水や軍手、懐中電灯、缶詰といった最低限の非常用グッズは用意しています。 もし 在宅避難 する場合。今まで準備していなかった必要なことを書き出してみました。 ・猫に迷子札とマイクロチップをつける ・食器棚に扉をつける ・避難グッズの一部を車にも用意しておく 家族の食事や猫用フードはストックがあり、カセットコンロもあるため、家が大丈夫であれば、電気やガス、水道などのライフラインが止まってしまったとしても、なんとか過ごせそうです。 同行避難 する場合。猫をつかまえて避難準備をしますが、一人では猫を抱えて歩くことが難しいので、今あるキャリーでどう運ぶのか、またはほかのものを用意するのか、 考え直すことが必要 そうです。 ・猫のための非常用持ち出しグッズを準備する ・猫用のケージを購入する ・キャリーに慣れさせる ・人に慣れさせる ・簡易テントの購入を検討する ・猫の預け先を考える 夜間 に発生したときは、家族が揃っているので協力し合えますが、一番心配なのは、 昼間の外出時 。見守りカメラや、シェルターになるスペースを作っておくことを検討したいと思います。 また、以下のことを書いたアクションカードを作り、 夫婦で共有 しました。 ・私の携帯番号 ・夫の会社の連絡先と携帯番号 ・子どもの保育園の連絡先 ・近くに暮らす義父母の固定電話の番号 ・遠くに暮らす両親の固定電話の番号 ・避難場所の詳細(どの場所で待ち合わせるか) ・避難時にすること アプリの『ドコノコ』をこれを機にダウンロードし、愛猫の写真や情報と避難所を登録しました。猫に負担を掛けないように、猫の体重と同じ重さにしたペットボトルを入れたキャリーを持って、実際の 避難ルート を一度歩いてみて、さらに必要なものやことについて、家族で話し合ってみたいと思います。 子どもとペットを持つ筆者は、特にしっかりとした準備や周りへの配慮などが必要だと思いました。被災時だけでなく、避難所に行くことになったとしても、いろいろと対応しなければいけないことがほかにもありそうです。 ■“助けてもらえないマイノリティだ” という考えは捨てる 最後に、ペットと暮らす子育てママ・パパたちに伝えたいことを平井さんに伺いました。 「災害が起こったあと、地域をもとに戻す 復興力 は、支援の人だけによるものではなく、 自分たちも動いていくこと なんですよね。ちゃんと自分たちで街を復興していこうという『自立支援』に持っていくことが、災害対策ではすごく大事なポイントだと思っています。 だから動物と暮らす飼い主さんは、“助けてもらえないマイノリティだ”という考え方は捨てて、“自分がサバイバルしていく”という気持ちになってもらいたい。公助(行政の支援)がなかなか届かなかったとしても、飼い主同士、親同士が協力し、なんとか乗り越えていけるような力を、飼い主としても、親としても持ってほしいです。 それには、公助が来るまで、個人や家族、地域単位で助け合ってしのいでいくことも必要です。動物ならペット仲間、お子さんがいる方なら親御さん同士のネットワークを作っておき、情報を共有しあう。ペットの飼い主とお子さんがいる方では、同じような協力の仕方ができると思うんです」 いろいろなケースを示してくれる平井さん監修の『猫と一緒に生き残る 防災BOOK』は、災害に備えて 想像力を働かせるきっかけ になるはず。 被災直後にするべきことや、猫の応急処置などもしっかり書かれていて、とても参考になります。猫を飼っている方はもちろん、他の動物を飼っている人もぜひ一読して、 わが家のオーダーメイドの災害対策 を考えてみましょう。 取材協力: NPO法人アナイス 『猫と一緒に生き残る 防災BOOK』 『ペット防災BOOK ~大切な家族のために今できること』
2019年03月13日今回の「やさしいママのヒミツ」は 馬狩まどか さん。石狩平野に位置する北海道の町で暮らす、フォロワー数7.9万人を越える人気インスタグラマー。2人の女の子のママです。 自身で少しずつ手を加えた素敵なインテリアや、季節の行事を大切にする暮らしをインスタグラムで更新し、雑誌で連載を持つほど、その生活が注目されています。 馬狩まどか さん 娘さん:楓(ふう)ちゃん(7歳)、玲(れい)ちゃん(4歳) インスタグラマー。北海道在住。自らDIYした、センスのいいインテリアや、丁寧な暮らしを投稿するインスタグラムが好評で、フォロワー数は7.9万人を越える。雑誌『Come home!』(主婦と生活社)にて連載中。 『みんなの家事日記』 (翔泳社)にも参加。夫と娘2人の4人で暮らす。 Instagram: @mumakari 週3日働きつつ、家仕事や子育てにも丁寧に向き合う馬狩さん。 居心地の良い家を保つコツ や、 子育てにおいて心がけていること など、たっぷりお話を伺いました。 それぞれ「2人きりの時間」を作る まずは馬狩さんの平日における、1日のスケジュールを見てみましょう。 5:00 : 起床。身支度、掃除、朝食と玲ちゃんのお弁当づくり 6:00 : 楓ちゃんと旦那さんが起床 6:30 : 朝食 7:00 : 旦那さん出勤 7:15 : 楓ちゃんの勉強を見る 7:40 : 楓ちゃん登校、玲ちゃん起床・朝食 8:40 : 玲ちゃんを保育園に送る。そのまま出勤 10:00 : 仕事 18:00 : 帰宅、晩ごはんづくり 18:30 : 夕食 片付け 20:00 : お風呂 21:00 : 子どもたちと一緒に就寝 昨年の夏から、 週3回 働き始めた という馬狩さん。仕事をしていなかった頃と比べて、お子さんたちとの向き合い方に少し変化があったといいます。 「“仕事があるから時間がない”と思っていたら、『子どもたちと一緒にいるときはいろいろな話をしよう』と気をつけるようになりました。生活の中で、長女は朝の勉強の時間、次女は長女が登校してから、それぞれに 向き合える時間 があるので、2人きりにならないとできないような話をゆっくりと聞いています。 寝る前はそれぞれ絵本を2冊ずつ読むのですが、長女は疲れてすぐに寝てしまうので、お昼寝をしていてなかなか寝ない次女との時間がまた生まれます。それぞれが、 私との時間 を大切だと思ってくれていたらいいですね」 甘えん坊でお母さんにべったりだという長女、楓ちゃんと、集中すると一人でも大丈夫という、しっかり者の次女の玲ちゃん。性格は 対照的 なのだそう。 お手伝いが大好きな楓ちゃん。コーヒーも上手に淹れてくれます。 「次女は放っておけるタイプなのですが、それに甘えてはいけないと思いますね。お姉ちゃんは真面目で、妹の見本になってくれるし、ちゃんと妹と遊んでくれるので、すごく助けられています。2人になってからさらにお姉ちゃんになってくれたので、子育てはすごく楽になりました。赤ちゃん返りもせず、自分がお姉ちゃんになることが嬉しくて、妹の面倒を見てくれたり、健気に手伝ってくれましたね」 仕事を始めるようになり、馬狩さんが新たに導入したのが 「to do リスト」 。 家族、楓ちゃん、玲ちゃん、とそれぞれについての「to do リスト」を明確化。 「学校のことで『うっかりして忘れていた!』ということが続いたことがあり、自分ひとりでするのはやめようと思いました。学校のプリントは、娘に穴を開けてもらってバインダーに挟んでおいてもらう。私はそれをチェックしてプリント用のファイルに綴じる、という風に分業するようにしました。書いておけば夫も見てくれるかもしれないと、子ども部屋に『to do リスト』も作りました。私が“ダメ”だとアピールして、 家族を巻き込む ようにしています」 馬狩さんの、心地のいい家のつくり方 馬狩さんの家には、真似をしたくなるようなアイデアがたくさん。 雑誌での連載 が、インテリアを変えるきっかけにもなっているのだそう。 シックなトーンの子ども部屋。色を塗ったベニヤを壁に貼って仕上げたそう。 「雑誌の連載では私がやりたいことを全部やらせてもらっているので、幸せですね。最近変えたのは子ども部屋。4畳半しかないので、子どもの成長に合わせて、こまめに変えていこうと思っています。 以前はリビングで遊んだり宿題をしていたのですが、『お客さんが来るから片付けて』と言わなくてはいけないのが心苦しくて、新たに机を置きました。壁付けにしていた小さな机はあまり使わなくなってきていたので、思い切って外しました。 以前の子ども部屋。壁付けのデスクもかわいい。 作ったものを撤去することはもう慣れましたね(笑)。子どものものはどんどん変えていかないと、使いにくくなったらかわいそうなので。DIY初期に作ったままごとキッチンも、もうおままごとをしないのに『私が頑張って作ったから』と置いておくには大きすぎるし、子どもたちには関係ないと思うんです。 何かを諦めないとすっきり気持ちよく暮らすのは難しい し、新しいものを気に入ってくれたら、私は満足です」 子ども部屋の収納棚は、馬狩さんのお母さまが勤めていた幼稚園が閉園するときに譲り受けたもの。板を貼ってリメイクしています。 「収納は基本的に、子どもたちが 自分で片付け ができるよう、動線や置く場所を考えています。どうしてもおもちゃが増えてくるので、“ここだけ”という小さな入れものを決めていて、『新しいおもちゃが来たら、どれかさよならしないとダメだね』と話しています。 次から次へと増やすことを当たり前だと思ってほしくない と思っていますね。 棚の2段目のボックスにはハンカチなど、登校に必要なものが入っていて、準備は2人とも自分で。シェーカーボックスには子どもたちには触れられたくない、大事なものを入れているそう。 私自身がそうなのですが、捨てなきゃいけないと思うと、買うときにすごく慎重になるんですよね。雑貨も欲しいものは、小さなものでも本当に欲しいか、どうしても必要か 年単位 で悩むんです。だからあまり増やさないようになりました。2階が物置になっているので収納スペースはあるのですが、だからといってものを増やしていくと大変になってしまいますよね。 使わないものは手放す 、それを娘たちも少しずつわかってくれたらいいかなと思います」 お風呂の前には、家族それぞれの下着が入った、動線を考えた収納に。 また馬狩さんは、空間に余裕のある、 見せる収納やディスプレイ がとても上手。まるでインテリアショップのようです。 「一度、好きなものを全部置いてから、写真に撮って間引くようにしています。写真で見ると、やりすぎたとか足りなかったと、 客観的 に見ることができるんですよね。使わないものはストックしておいて、また違う季節に変えて出したりしています」 子どもたちには日頃から「きれいだと気持ちがよいね」と言い聞かせ、 片付ける習慣 をつけているのだとか。 「お姉ちゃんがちゃんと片付けているので、次女も自分もするのが当然だと思ってくれていますね。もし出しっぱなしになっていたとしても、私が勝手にやるのではなく 本人に片付けさせる ようにしています。私の母がきちっとしていて、片付けもしっかりしているのを見せてくれていたので、私もずぼらながらもそうしたいなと。人が急に来ても慌わてなくてもいいように、いつもきれいな状態で気持ちよく家を保つ。娘たちも自然とそうなってくれたらいいですね」 台所に置かれた食器棚。ラックに入れられた食器やトレイは見た目もすっきり。 どこも完璧に整っているように見えますが、今後の課題は キッチン なのだそう。 「食器棚の収納は、私は使いやすいのですが、子どもたちは使いづらいんですよね。 お手伝いの 頻度が増えてきて、お休みの日はいろいろとやってもらうのですが、手伝ってもらうからにはやりやすくないと嫌になってしまうので、取りやすいように変えていきたいです」 世界を広げてくれたDIY 自己流で始めたという DIY 。馬狩さんがインスタグラムを始めたのは、そんなDIYがきっかけだったのだそう。 「家を少しずついじり始めましたが、夫が全くインテリアに興味がなく、なかなか変化に気づいてもらえないんです。基本的に反対せずに好きにやらせてもらっているのですが、他の人から見たらどう映るんだろうと気になって、インスタグラムを始めました。子どもが小さく、周りにお友達もいなかったので、インスタグラムを通して見てもらって、反応してもらえたらすごく嬉しくて」 最初のDIYは、唯一ご主人に頼んで作ってもらったという「キッチンカウンター」。裏は冷蔵庫とレンジの台に。ここからインテリアの方向性が決まっていったそう。 インテリアから小物、子どもたちのおもちゃまで、なんでもつくる馬狩さん。 「雑誌やインスタグラムで好きなインテリアを見たり、お店でも素敵だなと思ったら、どこかに取り入れたいなとネタをストックしています。材料はほとんどホームセンターで。解体するときに端材が出て、もったいないなと思ったので、基本的には古いものに少し手を加えて、 既存のものを活かして作る ことが多いです。 1から作るときは、使わなくなったときにほかに何かに使えるかを考えてから作るようになりました。これまで一番大変だったのは、リビングの天井に漆喰を塗ったこと。もうきっとやらないと思うほど、大変でした(笑)」 もともと手芸も木工技術もすごく苦手だったというから驚きです。 楓ちゃんのためにつくった家型の時計。朝の身支度がひと目でわかる優れもの。 「実家の家族は驚いていますね。結婚前は学校の先生をしていたのですが、障害を持つお子さんたちと勉強したいと、大学に1年戻ったんです。そのときに市販のものではなく、木を使って積み木を作って、 ものづくりの楽しさ に気がつきました。ここは築23年の中古住宅なのですが、父がむき出しだった建材にクロスを貼ってくれて、それを見て一緒にやるうちに “これなら失敗しても大丈夫そう” と思えたのもきっかけになりましたね。 長女が生まれてから、自分でやってみるうちに、どんどん面白くなっていきました。北欧系のシンプルなインテリアと、好きなテイストはずっと変わっていないのですが、色の好みは気分で変わるので、ときどき変えています」 そんな馬狩さんが手がけたDIYで、一番気に入っているというのが 寝室 。 「DIYの楽しさを教えてくれた父が、唯一褒めてくれた場所なんです。もともとはガレージだった場所。ここも娘たちの成長に合わせて、そろそろ変えなきゃいけないなと考えています」 チアダンスを習い始めた楓ちゃんと、元気いっぱいに踊る玲ちゃん。プロジェクターを設置して、お休みの日などの寝る前に、映画を観るのが家族の楽しみ。 フォロワー数がたくさん増えても、生活は何も変わっていないという馬狩さん。 「インスタをしていなければ、絶対に知り合えなかった人たちと交流ができたことは、すごく良かったです。同じ趣味で繋がって、日頃のやりとりがあるので、初めて会った気がしないのは面白いですよね。 ドウダンツツジの枝に、大学の頃の友人である作家の @toivoa (トイヴォア)さんによるヒンメリ作品がたくさん飾られているリビング。 “いいね”を押してもらえるのはもちろん励みになるのですが、私もいろいろな方のブログを見て参考にさせてもらっているので、コメントをもらえるのが嬉しいです。インスタグラムは、自分の好きなことをして、それに対してリアクションをしてもらえる場。自分のペースで続けて、繋がりが広がればそれだけで幸せです。 子どもたちは『いっぱいお手伝いしたら、褒めてくれる人がたくさんいる』と受け止めていて、それが嬉しいみたい。子育ても、会ったことはない、たくさんの人に見守ってもらっているという感覚は、今の時代ならではですね」 母から娘へ受け継ぐ、家族の味 そんな馬狩さんの食卓に欠かせないのが、 手作りの味噌 。毎年10キロ仕込む手前味噌は、今年で10年目になるそう。 「味噌作りは、以前の教え子のお母さまから教わりました。大豆の食感を残したいので、潰すのは全体の3分の1にして、あえて豆を残し、食べる味噌という感じにしています。子どもたちにペースト状になるまで踏んで潰してもらっているので、遊びの延長で楽しんでくれています。できるだけ毎朝、味噌汁を飲んでもらいたいと思って作っています。 母は漬けものを漬けるのが得意で、1種類ずつ教わっているのですが全然同じようにできなくて。『数をこなさないとできるようにならない』と言われて修行中です。そのほか 『寒こうじ』 は保存がきいて、肉を漬けると柔らかくおいしくなるので、麹やもち米が余っているときは保存して使うようにしています」 馬狩さんのお宅のまわりは農家さんが多く、食材も豊か。 「この辺りでは白菜やキャベツを作っている方が多く、雪の下で貯蔵して、掘り出してから出荷するのですが、その前段階のものを秋口になると沢山いただきます。お義母さんも玉ねぎを作っています。傷まないように野菜を干したり、トマトは冷凍したりソースにしたり、そういう保存の文化があるんですよね。 おばあちゃんが作っている野菜、お母さんと作っている味噌 、そういうものが片隅に残ってくれたらいいですし、娘たちも作りたいと思ってくれるといいなと思います」 すっきり気持ちよく暮らす、生活の知恵 とても小さなお子さんが2人いるとは思えないほど、すっきりと片付いている馬狩さん宅。 「毎日少しずつ家が汚れていくので、仕事がない日に一気に片付けをします。朝起きたときと夕食後の毎日2回、きれいに床拭きをするのがお決まり。さーっと水拭きすると空気が整う感じがします」 掃除には 「天然の素材」 を意識して使っているのだそう。 「玄関の掃除には、 庭のミントを乾燥させたもの を撒いて、ゴミと一緒にほうきで掃きます。また みかんの皮 は、乾燥させてフードプロセッサーで細かくして、お茶パックに入れて掃除すると、油汚れもピカピカに。これは夫の母から学んだ、 生活の知恵 なんです」 もうひとつ、お義母さまから学んだのが 米ぬか 。日々の 食器洗い にも使っているという馬狩さん。 「義母は 米の研ぎ汁 をためて、食器を洗ったり庭に撒いたりしていました。この地域は、下水は各家庭で循環して、きれいにしてから自然に戻す 浄化槽 がついているんです。定期的に水質の点検に来るので、 自分の家の水の汚し具合 がわかってしまうんですよね」 煎った米ぬかを大さじ2~3、お茶パックに入れるだけと使い方も簡単。 洗い桶に米ぬかパックを入れてつけおき。 ひどい汚れは、米ぬかパックやキッチンペーパーで拭いてから洗います。 「水質の数値がすごく悪くなったことがあり、これではダメだと思ったのが見直すきっかけに。それまで『よく落ちる』と謳われている洗剤を使っていて、明らかに洗剤の使いすぎが原因でした。いま思うと逆効果なのですが、子どもが使うからと神経質に洗いすぎていたんですよね。 それで米ぬかを洗剤代わりに使い始めたんです。子どもたちにも安心だし、手肌が荒れないのもすごく良かったですね。食器と一緒につけおきしておくと汚れもすぐに取れるし、土ものの食器は傷まなくていいと聞きました」 米ぬか洗剤と同時に使い始めたのが、サラヤの 「ヤシノミ洗剤」 だったといいます。 洗った後の排水は、微生物によって水と二酸化炭素に素早く分解され、地球に還る、地球にもやさしくエコロジー。「ヤシノミ洗剤」本体(ポンプ付き500ml/400円)、詰め替え(480ml/270円) 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 「使い始めてから1年ほど。米ぬかでは落ちにくい汚れには、ヤシノミ洗剤でしっかり洗うときれいになったなと感じます。ヤシノミ洗剤は環境に優しいイメージを持っていましたが、ちゃんと 排水が分解される ことを知り、納得して使うようになりました。米ぬかとヤシノミ洗剤のおかげで、 水質の数値 がよくなり、 排水がきれいになった ことを目で見て実感できましたね。 肉を切った後などに手を洗うときも、ハンドソープで洗うよりも『ヤシノミ洗剤』で洗ったほうが手が荒れないし、ベタベタもスッキリ落ちるのでありがたいです。冬は特に手荒れがひどかったのですが、だいぶ軽減されました」 同じヤシノミシリーズの 「ヤシノミ洗たく洗剤」 と 「ヤシノミ柔軟剤」 は、存在を知らなかったという馬狩さん。 「毎日2、3回、洗濯機を回しています。教師の夫はジャージ出勤、着たものは毎日洗うので、洗濯ものの量は多いですね。これまで洗剤は、香りで選んでいました。下着は洗濯機に入れる前に、洗い桶にお湯と洗剤を入れてひと晩つけおきをして予洗いをしていたので、汚れ落ちの悩みはなかったのですが、『ヤシノミ洗たく洗剤』は洗浄力が高いので、予洗いするのと同じくらいきれいになったと感じています。 むしろ すすぎが1回 でいいので、 時短 になったことが嬉しいです。香りは好きで香水もつけますが、化学的な香りは苦手。でも 無香料 なので、香水の邪魔をしないところもいいなと思います」 左:ヤシの実由来の植物性洗浄成分“ツインパワーノニオン”が汚れに浸透し、少ない洗剤量でもしっかり落とします。「ヤシノミ洗たく洗剤」(600ml/オープン価格) 右:合成香料や着色料、抗菌剤といった肌刺激の恐れのある成分を配合していないので、肌の弱い玲ちゃんにも安心して使えます。「ヤシノミ柔軟剤」(600ml/オープン価格) 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 『ヤシノミ柔軟剤』 は、柔らかい仕上がりになっていいですね。ふわっとして肌触りがとてもいいです。次女は肌がすごく弱く、繊維に残った柔軟剤が肌にあまり良くないというのを聞くので、使う量を減らしたり、使うのをやめたほうがいいのかなと考えたときもありました。でも『ヤシノミ柔軟剤』は安心して使えるし、肌のかゆみも軽減された実感があるので、今後もずっと使い続けたいです」 また今回、「サラヤ」の ボルネオ環境保全 に対する取り組みを知ったという馬狩さん。 「植物原料の主要生産国で、 森林伐採 が進んでいることに驚きました。環境保全が少しでも進むよう、売上金の一部を使ってさまざまな活動をされていること知り、とても素晴らしいと思いました。微力ですが、わが家も使い続けることによって、賛同しつづけ、少しでも応援をできたらと思います。また、排水がきれいになっていることを実感しているので、日本の水資源を守るためにも、サラヤの製品を使用するご家庭が増えてくれたらいいなと思います」 「サラヤ」のヤシノミシリーズ。左から「ヤシノミ柔軟剤」、「ヤシノミ洗たく洗剤」、食器用の「ヤシノミ洗剤」。 北海道ならではの暮らしと子育て ご夫婦ともに北海道出身。実家まで車で10分ながら、周りに民家もなく、広野にぽつんと建つ一軒家に暮らす馬狩さん。 「結婚してしばらくしてここに引っ越してきて、11年になります。地元の友達も高校や大学の友達も他の県に引っ越してしまって、周りにはほとんどいないですね。出かけるといっても実家に行くくらい。子どもが生まれてからは余裕がなくて、出かける気持ちにもならなかったです。だから 家のなかを楽しく しようと思ったのが、DIYを始めたきっかけのひとつかもしれないですね」 近くに友人がいなかったという馬狩さんは、子育ての悩みはお母さまに聞いてもらっていたといいます。 「母は教諭ではなかったのですが、幼稚園で事務の先生をしていたので、子どもを知っているんです。私も小学校、中学校の教師だったので、幼児のことはわからず、話を聞いてもらうといつも『大丈夫、大丈夫』と言ってもらえて、とても心強かったですね」 昨年9月におきた 北海道での震災 では、まる二日間の 停電 を経験したそう。 「実家は1日経たないくらいで復旧したのですが、この辺が一番遅くて。冬だったらと思うと怖いので、いろいろと見直そうと思いました。例えば暖房器具。うちにあるのはすべて電気を使うものだったので、新たに ポータブルの暖房 を買いました。 仕舞いこんでいたキャンプグッズを出して、お水も寝室に。とりあえず火が使えれば煮炊きもできるので、暖かさと食を確保するのが一番。1週間分の野菜は玄関に置いてあるし、ご近所の農家さんからいただく大量の野菜は、傷まないよう無駄がないように保存しているので、非常時にも役立ちそうです」 そんな馬狩さんが子育てで心がけているのは、お子さんたちが 自分のことは自分でできるようになる こと。 「挨拶・返事をきちんとすること、人に 感謝 をすることさえできていれば、親の手を離れてからもどこへ行ってもやっていけると思います。夫がやさしいので、娘たちは生意気なことをして、よく私に怒られていますが、感情的にならないよう、ひと呼吸おいてから怒るように気をつけていますね。 なんでも人に頼らず、できないよりはできた方がいいので、まずやってみる。できる経験を増やせば、子どもたちの 自信 にも繋がるし、ゆくゆくは私が楽になれたらいいなと思っています。 北海道には雪かきなど、家族が協力してやらないといけないことが、たくさんあります。私もいつまでも元気でいられないと思うので、今のうちに教えられることはいっぱい教えておきたいですね」 ヤシノミ洗剤を上手に使う4つのコツ 「エコ洗剤って汚れが落ちにくい? どんなふうにやさしいの?」そんな疑問を解決。人気コミックライターまりげさんのほっこり描きおろしマンガとともにご紹介しています。 詳しくはこちら >> 子どもたちの未来のために “人と地球にやさしい”ヤシノミ生活を ヤシノミシリーズはヤシノミ由来の植物性。洗った後の排水もすべて微生物によって分解され、すばやく地球にかえります。洗っても、洗っても、安心。今日の汚れをあしたの未来に残さない。そんな “人と地球にやさしい” ヤシノミ生活をはじめてみませんか。 楽天でヤシノミシリーズを買う amazonでヤシノミシリーズを買う ロハコでヤシノミシリーズを買う 【売上1%で、ボルネオ環境保全を支援】 ヤシノミシリーズの売上1%はマレーシア・サバ州政府公認の国際NGO「ボルネオ保全トラスト」を通じて野生動植物の保護と生息域の確保に使われています。 また、ヤシノミシリーズをはじめとするサラヤ製品では、違法労働や違法伐採によって作られた植物油ではなく、 環境と人権 に配慮した RSPO認証油 の生産を支援しています。 無香料、無添加のヤシノミシリーズとは 取材/文:赤木真弓 撮影:林ひろし [PR] サラヤ株式会社
2019年03月01日子育てしていると、とにかく忙しい。1日があっという間に過ぎ、毎日献立を考えて、料理が億劫になることもあります。また、料理本を見て作りたいと思っても、家にない道具や食材が使われていたら、すぐに作ることはできません。 でも「身近なフライパンや片手鍋ひとつあれば、おいしく簡単な料理を作れる」と忙しいママの背中を押してくれるのが、料理研究家の 角田真秀 さんによる 『片手鍋ひとつで作る炒め煮、マリネ、スープ』 と、 『フライパンひとつで作る炒めもの、煮もの、蒸し焼き』 (ともに主婦と生活社刊)の2冊です。 角田真秀さん プロフィール 料理研究家。東京・九段下で飲食店を営む父母のもとに育ち、販売業、カフェ勤務、実家での修行を経て、フードユニット「すみや」を夫とともにスタート。ケータリングや企業向けのレシピ監修、料理教室の講師などを手がけながら、雑誌や書籍で活躍中。簡単で力強く、それでいて酢や柑橘果汁を使ってさわやかに仕上げた料理が、幅広い層から支持を得ている。 Instagram: @sumimaho ■「炒める、煮る、和える」をこなせる片手鍋 角田さんの料理は、市販の配合調味料を使わない、 シンプル な料理が特徴。角田さん初の著書『基本調味料だけで作る 毎日の献立とおかず』(マイナビ刊)は、筆者が最も使う料理本のひとつとなっています。 「ほとんどの調理法は片手鍋とフライパンでまかなえる」 という角田さんが同時に刊行したこの2冊は、片手鍋、フライパンをそれぞれ使った料理を紹介。片手鍋はやさしい味わいのおかず、フライパンは元気なおかず、勢いのあるおかずを作ることが多いといいます。 「炒める、煮る、和える」 をこなせるのが片手鍋。特に炒めて素材のうまみを引き出し、煮汁でまとめて、うまみを料理全体に行き渡らせる炒め煮は、片手鍋にぴったり。そのほかマリネやスープなど、主菜から副菜まで幅広くカバーできるのだとか。「具材のうまみを上手に引き出し、極力だし汁は使わない」という角田さん。ページを開いてすぐ、「料理は毎日のことだから、無理は禁物」と、忙しいママの味方になってくれる言葉が並びます。 早速『片手鍋ひとつで作る炒め煮、マリネ、スープ』から、レシピをご紹介します。 ■子どもも喜ぶ! 炒め煮『マスタードミルク煮』とは 子育て中の筆者が最も組み合わせに驚いたレシピが 「マスタードミルク煮」 。粒マスタードは加熱すると、うまみのある穏やかな辛さ、さらに牛乳と合わせるとよりまろやかになるそう。特に甘塩鮭を使えば下味が不要とあって簡単。 マスタード煮だけでも、鶏肉や豚肉、ベーコンなどを使ったレシピ6品が紹介されており、食材ごとに味付けの調整が違うことがよくわかります。粒マスタードは大人だけ、という思い込みを覆してくれるはずです。 ▼「鮭とエリンギのマスタードミルク煮」のレシピ <材料>(2人分) ・甘塩鮭(切り身) 2切れ ・エリンギ 100g ・玉ねぎ 1/2個 ・にんにく 1かけ ・白ワイン 大さじ2 ・粒マスタード 大さじ2 ・牛乳 200ml ・小麦粉 大さじ1 + 大さじ1 ・オリーブオイル 大さじ1 + 大さじ1 <作り方> 1.鮭は長さを3等分に切り、小麦粉大さじ1をまぶす。エリンギは長いものは半分に切り、4つ割りにする。玉ねぎは幅1cmのくし形切りにする。にんにくは薄切りにする。 2.鍋にオリーブオイル大さじ1とにんにくを入れて、弱めの中火で熱し、香りがたったら鮭を加え、両面に薄く焼き色をつけ、取り出す。 3.2の鍋にオリーブオイル大さじ1を足して弱めの中火で熱し、エリンギを炒める。全体に油が回ったら小麦粉大さじ1を加えて手早く炒め、白ワイン、粒マスタード、玉ねぎを加えて1~2分炒め合わせる。 4.水200ml(分量外)を少しずつ加えて中火にし、煮立ったら弱めの中火にして5分ほど煮る。鮭を戻し入れ、牛乳を加えて弱火で温める。 書籍には、カレーやマリネ、和えもののほか、みそ汁やスープなどのレシピも。料理に必要なおすすめ調味料も紹介されているので参考になります。 カレー粉にしょうゆやみそを使った、すぐにできそうなカレーのレシピ。 片手鍋で漬け汁を作り、そのままボウルとしても使うマリネは、もう1品作りたいときに。 だしやスープの素に頼らず、食材のうまみを活用した汁もの。材料が少なく済むのが何よりも魅力! ■たいていのおかずは「フライパン」で作れる! 続いては 『フライパンひとつで作る炒めもの、煮もの、蒸し焼き』 から。炒めものから煮ものまでをこなし、主菜作りに役立つ フライパン 。 こちらも味つけに使う調味料は、できるだけ少なくというのが角田さん流。食材に適した調理法を使えば、うまみが引き出され、おいしい料理が完成するといいます。 ■さっと炒める! 即席『かえし炒め』とは? 角田さんの本にたくさん出てくる 「かえし」 とは、 そばつゆの素 になるもの。しゅうゆ、みりん、砂糖で作り、炒めものや煮ものなどに幅広く使える万能調味料です。もちろん作り置きしていても便利なのですが、角田さんは毎日の食事に気軽に取り入れられるよう、混ぜるだけの 「かえし風合わせ調味料」 を提案。 分量は 【しょうゆ:みりん:きび砂糖 = 2:1:少量】 が目安。覚えておけば、いろいろな食材で応用が効きそうな「即席かえし炒め」のなかから、レシピをもうひとつご紹介します。 ▼「鶏肉、じゃがいも、ピーマンのかえし炒め」のレシピ <材料>(2人分) 鶏もも肉 1枚(300g) じゃがいも 小1個 ピーマン 2個 A しょうゆ、みりん 各大さじ1 きび砂糖 ひとつまみ サラダ油 大さじ1 <作り方> 1.鶏肉はひと口大に切る。じゃがいもは半分に切ってから4つ割りにする。ピーマンはひと口大に切る。Aは混ぜ合わせる。 2.フライパンにサラダ油を中火で熱し、じゃがいもを炒める。表面に焼き色がついたら鶏肉を加えて炒め合わせ、肉に火が通ったらピーマンを加えて炒め合わせる。 3.ピーマンが少ししんなりしたら、Aを加えてさっと炒める。 このほかにもシンプルな炒めもののほか、煮ものや蒸し焼きなど、毎日のメニューにすぐ加えたいフライパン料理が満載です。 調理の最後に、酢や黒酢、レモン果汁を加えた、さっぱりとした炒めもののレシピが多数。しょうが焼きなど、定番メニューも。 お昼ごはんにさっと作れる、チャーハンや焼きそばのレシピ。 煮汁が少なく、短時間で仕上げられるため、フライパンは煮ものにもぴったり。 蓋を使ってフライパンで蒸し焼きをすると、短時間で効率良く火を通すことができる。 奇をてらったレシピはなく、普段の料理に加えられそうなレシピがたくさん。本書に書かれているちょっとしたコツやアイデアによって、いつもの料理が格段においしくなります。 道具も調味料も、いま家にあるものを使えるのも嬉しいところ。各メニューに分量の目安が書かれているので、一度作ってみれば、きっと料理の幅が広がります。フライパンと片手鍋ひとつで、もっと簡単でシンプルに、おいしいごはん作りを楽しんでみませんか? 参考書籍: 『片手鍋ひとつで作る炒め煮、マリネ、スープ』 (主婦と生活社) 『フライパンひとつで作る炒もの、煮もの、蒸し焼き』 (主婦と生活社)
2019年02月16日今回の「やさしいママのヒミツ」は、人気コミックライターの まりげさん 。昨年8月に三男を出産したばかりの 3人の男の子 ママです。 2年前にご主人の地元に移住し、農業と漁業をスタート。同時に日々の暮らしをインスタグラムに綴るようになり、昨年初の著書を出版。ウーマンエキサイトで連載中の 「まりげのケセラセラ日記」 も好評の超多忙ママです。 まりげ さん 息子さん:長男くん(4歳)、次男くん(3歳)、三ちゃん(5ヶ月) 埼玉県出身。京都府舞鶴市に移住、築100年の古民家をセルフリノベーションして暮らす。漁師に転職した夫と3人の息子と暮らす日々を綴った3コママンガをインスタグラムにて更新。夫が運営する 「岡山八朗兵衛商店」 を手伝いながら農業も行う。昨年、初の著書 『たのしいことを拾って生きる。~まいにちいろいろ、家族ドロップス~』 (大和書房)を上梓。ウーマンエキサイトで「まりげのケセラセラ日記」を連載中。 Instagram: @marige333 、 @okayamahachirobe お子さんが 3人 いるだけでなく、 3つの仕事 をこなす忙しい日々のなかで、まりげさんが 笑顔のママ でいるために心がけていることは? たっぷりお話を伺いました。 移住とともに、新たな仕事を3つスタート 早速、まりげさんの平日のスケジュールを見てみましょう。 6:30 : 全員起床 7:00 : 朝食、身支度 8:30 : 保育園へ登園 9:00 : 買い物 10:00 : 洗たく干し、掃除 12:00 : 昼食 13:30 : 授乳、お昼寝、お散歩 17:00 : お迎え 18:00 : 保育園から帰宅 18:30 : 夕食の準備、夕食 19:30 : お風呂 21:00 : 子どもたち就寝 22:00 : 絵日記や連載のマンガを描く 24:00 : お茶を飲んでラジオを聴きながら、皿洗い 25:00 : 就寝 三男を出産したばかりのまりげさん。現在は産休中ですが、普段は子どもたちが保育園から帰ってくるまでの間に 農作業と漁業 も加わるため、「自分の時間」は家族が寝ている 深夜の時間だけ なのだそう。 「昼間は赤ちゃんとの時間、子どもとの時間、仕事の時間、いろいろな時間軸があります。主人も徒歩圏内で仕事しているので、自分だけのスケジュールはないですね。本当は健全な時間に マンガ を描いたほうがいいのはわかっていますが、いまは赤ちゃんもいて、中断するとストーリーを考えたりできなくなるので、子どもたちが寝た後の方が落ち着いて描けるんです。睡眠時間はどうしても細切れになりますが、 お昼寝 も含めて1日トータルで8時間は寝ているので、眠くて仕方がないということはないですね」 子どもたちを寝かしつけたあとに起きて、深夜にラジオを聴きながら家事をするのが、まりげさんの 至福の時間 なのだとか。 「子どもが生まれてから、視覚も聴覚も全部取られてしまうテレビはほとんど見なくなりました。ラジオは耳だけでいいから、子育て中は相性がいいと思います。洗いものは、使ったらすぐに片付けていたときもあったのですが、食べた後は子どもたちとおしゃべりして、ゆっくりしたいなと。最近は、夫がとりあえずシンクにお皿を下げてくれるので、水につけておいて 夜にまとめて洗います 。母親でもなく妻でもない、自分ひとりのこの時間が、一番 心をリセット できるんです」 三男が生まれて3人の男の子ママになったまりげさん。長男だけのときよりも、次男が生まれてからの方が 子育てがラクになった そう。「親たちが付き合いきれないほどの体力で、ふたりでめいっぱい遊んでくれています」 もともとは、まりげさんの地元・埼玉で母親と2人の息子と夫婦の5人暮らしでしたが、ご主人の地元・京都府舞鶴市に引っ越してから、がらりと生活が変わったのだそう。 「夫は木製雑貨のデザイナー、私はアパレルで販売員をしていました。夫は海好きだったので、いつかはこちらに引っ越すのかなとは思っていましたが、 脱サラ宣言 をしたのが次男が生まれて一ヶ月の頃だったので、 “このタイミングで?!” という思いは正直ありました。でも年齢を重ねるごとに慎重になり、フットワークが重くなると思ったので、思い切って 移住 を決めたんです。川も山も海もある。多少不便なところもあるけれど、子育てをするにはとてもよい環境です」 移住とともに始めたのが、ご主人の祖母の家業である農業。まりげさんは、義祖母と二人で農作業を行っています。 「農業をすることになるとは、想像もしていなかったですね。でも、畑は放っておくと荒れてしまうし、おばあちゃんも一人でするのは難しくなってきた頃だったんです。規模はそれほど大きくないのですが、 野菜やお米 などを育てて、直売所や学校給食用に卸しています。おばあちゃんが実践する昔ながらの “機械に頼らない農業の仕方” を覚えておくことは、自分にとってもいいかなと。 例えば、作物を支柱に結びつけるのも、必要な材料はホームセンターですぐに揃うのですが、おばあちゃんは竹を切ってきて、それに古い服の裂布で結ぶんです。非効率かもしれないですが、 ものに頼らずにあるものを使う ということを直接学べるのは、とてもいい経験だなと思います」 農作業だけでも大変そうですが、ご主人の 牡蠣の養殖 の手伝いもしているというから驚きです。 「冬から春にかけては旬の真牡蠣を通販で販売しています。それ以外の時期はタコをとったりしています。真牡蠣やタコなどを使った加工食品も製造し、冊子やパッケージも自分達でつくり、ウェブショップや雑貨屋さんなどで販売しています。漁師が製造からデザイン、販売まで手掛けるのはめずらしいかなと思いますね(笑)。 『岡山八朗兵衛商店』のインスタグラムをまめに更新することで、“こういう人たちが、実直に育てている牡蠣を清潔な状態で届けている” という、 安心感 につながればいいなと。三男が保育園に入るまでは、SNSを更新したりお客様にコメントをお返ししたりと、家でできることでフォローをしています。いまはちょうど寒い季節で農作業がない分、負担は少ないです」 「岡山八朗兵衛商店」の天然真蛸やムール貝、真牡蠣の燻製オリーブオイル漬。ボトルにはまりげさんが描いたイラストのラベルが。 「たのしいことを拾って生きる」生活 新しい環境のなかで、 新しいことへの挑戦 。そのなかで “楽しさ” を探し出せるまりげさんだからこそ、大変そうな暮らしも楽しそうに見えてきます。 「基本適当なんです(笑)。 『しなやかで、たおやかに』 というのが自分のなかでのテーマ。“3年後にこうなっていたい” とか、“こういう家族を作るんだ”、みたいな目標はあまりなくて、そのときどきで 順応 していけるのが一番ラクかなと思います。夫がリードしてくれているので、私はその流れに沿っているだけですね。 築100年の古民家をセルフリノベーション。インテリアは、アパレル時代はディスプレイを手がけていたというまりげさんの担当。手作りのドライフラワーやかごが並ぶ。 もしも私が、友だちと頻繁に飲みに行くような社交的な人だったら、こんなに毎日インスタグラムを更新できないです(笑)。 家族といる時間 が一番楽しいんです。いまは授乳中だから飲みにも行けないし、外食するのも遠いし、子どもが小さいからできない。じゃあ家でどんな風に過ごしたら楽しいだろう? って考えます。 “ないから嫌” ではなく、作ればいい と。いかに自分が楽しく暮らせるように変えていくか、というのが大切ですね」 この日、子どもたちのおやつに用意されていたクッキーやスコーンは、まりげさんが子どもたちと一緒に作ったもの。 スコーンはもちろん、ジャムもクロテッドクリームも手作り。「買えるところがないので、作るという発想に切り替わります」とまりげさん。 「母が譲ってくれたこのレシピブックは、簡単に作れてすごくおいしいんです。クッキーは手のひらで潰すだけでよくて、大きさも厚みもバラバラでOK。『こうしないといけない』と言わなくてもいいのが、子どもと作るのにぴったり。作りながら、むかし母が『冬は寒いからバターも溶けなくて、おかし作りにいいんだよ』と教えてくれたことを思い出します。寒いからこそ、家の中で過ごす “楽しみ” や、“上手くできること” もあると思いますね」 子どもたちと 料理 をすることも多いというまりげさん。野菜を好きな大きさに切ってもらったり、トンカツを揚げるときは “パン粉担当”、“小麦粉担当” と3人仲良く並んで作ったり。後片付けは大変なことになるけれど、それで楽しかったらよしと考えるのだそう。 「週末のおやつも、金曜日に子どもたちと一緒にレシピ本を読んで決めるんです。買ったおやつは5分しか時間がもたないけど、作るところから一緒にやると1時間、2時間の遊びになるんですよね」 そんな遊び方をしていると、 おもちゃ もあまり必要ないのだそう。 「おもちゃは遊び方のパターンが決まっているから、子どもたちも 飽きる のが早いようです。 『自然』 は、何がそこにいるか、どういう表情を見せてくれるか、 日々変化 があるので飽きないみたいです。公園はないけれど、季節によって生えている草や花があるので、庭の一角でずっと遊んでいます。 おもちゃのブロックとかで遊んでいると、思い通りにならなくてイライラしたり、なぜか喧嘩になったりしますよね。でも自然のなかで遊んでいるとそういったことも少ないようです。自然に囲まれた環境に引っ越したことが、子どもたちを怒らずに済んでいる理由のひとつかもしれないです」 「子どもたちが、 “田舎で暮らす楽しみ” を増やしてくれています。木の実をたくさん拾ってきて一緒に図鑑で調べるのが面白かったり、そんなことを外でしていると近所の人が『それは椎の実だから、炒めると食べられるよ』と教えてくれて、味見してみたり。どんどん広がっていくんです。何もないところでも、子どもって面白いことを見つけてきますよね。子どもは喜んでくれる人、楽しんでくれる人代表じゃないですか。だから私も 生活の張り合い がありますね」 マンガは遠くに暮らす母、そして子どもたちへの手紙 インスタグラムへのマンガの投稿がきっかけで、初の著書も出版したまりげさん。でも、あくまでも主軸は 牡蠣の養殖と農業 でマンガは副産物だと話します。 「突出してイラストが得意なわけでもないですし、こんな生活をしている自分を描いているから皆さんに見てもらえているのかなと思います。マンガは移住が決まった後に書き始めました。美大を中退するとき、母には『自分の絵を好きだって言ってくれる人のために描き続けるよ』と言ったのですが、まさかこうなるとは思っていなかったですね(笑)」 A4用紙に細かく描き込まれた原画。紙に鉛筆で下書きして、ミリペンを使って描いて、マーカーで色をつけて。インスタグラムを始めた頃、まだ複数枚投稿できる機能がなかったので、3コマを1枚に詰め込む形に。「小さい枠に描いているので色を塗るのも早い。原画をスキャナーで取り込んでアップしています。私にはこのアナログなやり方があっていますね」 まりげさんが描くのは、日記にも書かない程度の 日常の小さな出来事 。子どもと向き合っているこそ気がつくような変化や会話が、読んでいて愛おしく感じられます。 「最初は、埼玉にいる友達に “京都に行って、こういう風に暮らしているよ” って、 近況報告 のような感じで、毎日インスタグラムに投稿し始めました。マンガを描くようになって、さらに子どものことをよく見るようになりましたね。 3コマのマンガを描くのは1時間半くらい。ネタは一日中考えています。でも正直に言うと自分の 心情の吐露 にもなっているんです。実際には 大変なこと もいっぱいあるのですが、そのまま『辛い』と描くと、人に心配されたり励まされたりしてしまうので、それより笑ったほうが自分も楽しいし、読んでいる人にも負担にならないかなと思って描いています。人に発信するようになったら、自然と笑えるポイントを探し出すようになったところもありますね。 あと、遠くで暮らす母に “孫はこういう風に成長しているよ” って伝えたいというのもあるし、子どもたちが大きくなったときに、 “お母さんって、僕たちが小さいときにこんなに一緒にいて、楽しいって思ってくれていたんだな” と伝わるといいなと思っています。私が大人になったときに、母が保育園の先生との連絡ノート一式をプレゼントしてくれたんです。それを見たら、おもらしに苦戦したり、食べてくれないものに頭を悩ませたりしてくれていたんだなとダイレクトに伝わってきたので、それに近いものになればいいなと。 今後は京都の媒体で、マンガを描けたら嬉しいですね。舞鶴に引っ越してきたことでエピソードが生まれて、出版したり取材を受けたりという機会をもらえているので、恩返しをしたい気持ちです。外からきた私たちの視点だからこその発見もあると思うので、京都の方にも私のマンガを通して “この場所の良さ” を再発見してもらえたら嬉しい。いま住んでいる場所への感謝を、すごく感じているんです」 自然に囲まれて暮らすからこそ、選びたいもの そんなまりげさん、結婚前はなんと「山小屋」で働いていたという経験の持ち主。自分たちの生活が自然環境へとつながっていると、身を持って実感したのだそう。 「母のすすめで山小屋でのアルバイトを始めました。そこで一から料理も教えてもらって、花嫁修行をさせてもらいましたね。山小屋の生活排水は浄化槽を通して川に流していたんですが、浄化槽の処理能力にも限界があるため、排水には気をつかうように。そんな経験から 自分たちが排出するものは自然とつながっている ことを感覚的に覚えました」 山と海に囲まれた舞鶴に移住して、さらに 自然環境 に対する意識が高まったというまりげさん。日々の農作業でも水に触れる機会が多く、冷たい井戸水で大根を100本近く洗うこともあるそう。そんなまりげさんが選んだのは「サラヤ」の食器用洗剤 「ヤシノミ洗剤」 でした。 手肌へのやさしさと高い生分解性をもつ、ヤシの実由来の洗浄成分を使用。排水は微生物によって、水と二酸化炭素に素早く分解され、地球に還ります。「ヤシノミ洗剤」本体(ポンプ付き500ml/400円)、詰め替え(480ml/270円) 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 「最初にヤシノミ洗剤を買ったのは、初めて子どもが生まれた頃。夫が『環境にいいらしい』と教えてくれたんです。他の洗剤を使っていたときは、食器やフライパンを洗い流した後も洗剤の香りが気になって、大量の水で何度も洗い流したり。夫に『この目玉焼き、洗剤の匂いがするね』と言われたこともありました。 ヤシノミ洗剤は 無香料で無着色 な点もいいし、食器洗いで手が乾燥してガザガサになることがなくなりましたね。野菜も洗えるというのは驚き。あらためて、安心して使用できる成分なんだなと思いました」 「じつは、ヤシノミ洗剤は他の洗剤と比べてあまり泡立たないので、 洗浄力 にやや不安を抱いていたんです。でも、 『しつこい油汚れは最初に新聞紙などで拭き取ると洗いやすく、洗剤やすすぎの節約にもなる』 とホームページで書かれていたので実践したところ、時間短縮もできてすごくラクで。それ以来、わが家では 新聞紙 を常備して拭き取ってから洗うようにしています。ゆくゆくは、子どもたちに自分の茶碗は自分で洗うようにさせたいですね。やってくれる人がどんどん増えていくと思うので、それが楽しみです」 ヤシノミ洗剤と同じシリーズの 「ヤシノミ洗たく洗剤」 と 「ヤシノミ柔軟剤」 は、今回初めて使ったというまりげさん。使ってみた感想は? 左:植物性洗浄成分ツインパワーノニオンが、臭いの原因となる菌を99.99%除去。洗濯後の生乾き臭を残しません。「ヤシノミ洗たく洗剤」(600ml/オープン価格) 右:繊維を滑らかにすることで物理的な肌への刺激を低減でき、肌が乾燥して、敏感になる季節にぴったり。「ヤシノミ柔軟剤」(600ml/オープン価格) 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 「侮っていましたね。 “自然派のものは高くて、落ちが悪い” という先入観があったのですが、1本で約60回分と日常的に使えるコストパフォーマンスもあるし、洗ったあとに脂っぽい臭いや汗の臭いも気にならず、きちんと汚れが落ちている感じがしました。普段の洗濯とは異なり、 漁業と農業の汚れ は半端じゃないので、作業着は固形石鹸で少し予洗いし、そのあと『ヤシノミ洗たく洗剤』で洗うと、とてもきれいになります」 「一番よかったなと感じるのは、 『ヤシノミ柔軟剤』 ですね。 無香料 のものがなかなかなく、選択肢が限られるので、これはいいなと思いました。化学的なきつい香りがないので 子どもたち の洋服と寝具、タオルにも 安心 して使用できます。ふんわりと柔らかく仕上がりました。 これまでは洋服を着るとかゆくなることがあったのですが、そういうことも減ったように感じます。柔軟剤の香料って、少し香るくらいならよいけれど気持ち悪くなってしまうことが多く、指定された量の半分に減らして使っていたんです。でも『ヤシノミ柔軟剤』ならそんな必要がないのもいいですね」 「サラヤ」のヤシノミシリーズ。左から食器用の「ヤシノミ洗剤」、「ヤシノミ洗たく洗剤」、「ヤシノミ柔軟剤」。これらの売上の1%が、ボルネオの環境保全のために使われます。 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う さらに、原料の循環サイクルにも目を向け、原料の生産地であるマレーシア・ ボルネオ島の環境保全活動 に取り組んでいる点でも賛同したい、とまりげさん。 「サラヤが環境に配慮した製品を販売していることは以前から知っていましたが、具体的に取り組んでいるプロジェクトについては今回初めて知りました。ヤシノミシリーズの売上の1%が、こういった環境保全のための資金に充てられ、私たちも “環境に負担が少なく、意識の高いものを選択できている” というのはうれしいですね。自分が最も日常的に参加できる取り組みだと思うので、これからも継続して使い続けたいと思っています」 夫婦で決めた「役割分担」でバランスをとる 3人の子育てのほか、コミックライター、農業、漁業もするまりげさん。限られた子どもとの時間のなかで心がけていることは、 「あまり怒らないこと」 。 「入園時に園長先生から『子どもにとって、保育園は仕事に行くようなものだから、家庭ではゆっくり過ごさせてください』と言われて、確かにそうだよなって思ったんです。集団のなかに1日何時間もいるのは、大人でも疲れるじゃないですか。家に帰ってきてまでお母さんに『あれしろ、これしろ』って言われたら本当に逃げ場がないから、 “家に帰ってきたら一番ほっとする、お母さんはやさしい” というのが私の理想なんです。夫がしつけ担当でしっかり教えてくれているので、私は安心して子どもと楽しく過ごすことに専念させてもらっています。二人とも厳しいと、子どもたちは辛いと思うんです。だから私の前ではダラダラしてもいいし、リラックスしてほしい」 そんな 子育て方針 は、 お母さまから学んだ ことでもあるそう。 「母はとにかくすごく 褒めてくれる 人でした。だからこそ、私が大人になってから周りの人に怒られることも多々あったんですが(笑)、『教えてくれてありがとう』と言える 素直さや愛嬌 があれば生きていける、と母は考えていたんじゃないかなと、いま自分が母の立場になって感じています。 私が何気なく選択していることはすべて “怒らないことにつながっている” ようです。怒るのがいやなんですよね、きっと(笑)。怒ることってストレスだし癖になる。私が怒りん坊になると子どもまで真似しちゃいそうですし。3人子どもがいて大変だからこうする、とカチッと決めていることも特になくて、ラクな方にやっているだけですね。マイルールがないのが マイルール です(笑)」 そして、いまの暮らしに欠かせないのはご主人の協力。夫婦が仲良くいられる秘訣は、 役割分担をすること、そして適宜バランスを見直すこと だそう。 「全然性格の違う人間なので、仕事も分担してお互いの領域にはあまり 口出し しない。うまくいくようになったのは、 分担表 を作ったのがきっかけでした。私は抽象的に『私の方が負担が多い気がする。やっていることが多い』と言ったんですが、彼は理性的な人なので『じゃあいまやっていることを書きだそう』とパソコンで表を作って『どのあたりがアンバランスだと感じますか?』って言われて。そうやって納得し合って振り分けたので、私も自分の担当は自分でしなくちゃと思うし、彼がやっていないことがあっても『後でやるんだな』と 任せる ことができるように。変な苛立ちもなくなってラクになりました。 最初は “上司かよ!” と思いましたが(笑)こうやって 可視化 することで 感情的 になっていたものが露わになったんです。“なんとなく” では男性には伝わらないんですよね。子どもが生まれて バランス が変わるたびに見直しています。 いまでは子どもと一緒に過ごす時間も長いので、何をすればよいかわかるようになり、私が言わなくても率先して抱っこしてくれたりすることが断然増えました。そういう点でも、生活スタイルが変わってよかったと思います」 いつも前向きで笑顔、常に楽しいところを見つけようとするまりげさん。 「私はとにかく “育てること” が楽しいですね。母からは『あとになってわかると思うけど、 多分いまのあなたは 人生で一番“主役”のとき だよ』って言われて。たしかに、私が子どもの頃は親に育てられていたし、これから歳を重ねていったら息子たちを支える側になる。そう思うと、幼い子どもたちを育てている “いま” が一番主役でいられるのかな、って。子どもを育てている自分が どう楽しむ か、いつも考えています。 子育てはあっという間に終わってしまうし、もう一度味わいたいと思っても味わえない。子どもは大人がいろいろ手出ししなくても社会で育っていくから、そんなに気負わなくてもいいんじゃないかなと思っています。人生のピークはできるだけ後に持っていきたいのですが、この 子育ての楽しさ のピークを越えるのは難しいでしょう、っていうくらい毎日が楽しいです(笑)」 まりげさんも実践! ヤシノミ洗剤を上手に使う4つのコツ 「エコ洗剤って汚れが落ちにくい? どんなふうにやさしいの?」そんな疑問を解決。まりげさんのほっこり描きおろしマンガとともにご紹介! 詳しくはこちら >> 子どもたちの未来のために “人と地球にやさしい”ヤシノミ生活を ヤシノミシリーズはヤシノミ由来の植物性。洗った後の排水もすべて微生物によって分解され、すばやく地球にかえります。洗っても、洗っても、安心。今日の汚れをあしたの未来に残さない。そんな “人と地球にやさしい” ヤシノミ生活をはじめてみませんか。 楽天でヤシノミシリーズを買う amazonでヤシノミシリーズを買う ロハコでヤシノミシリーズを買う 【売上1%で、ボルネオ環境保全を支援】 ヤシノミシリーズの売上1%はマレーシア・サバ州政府公認の国際NGO「ボルネオ保全トラスト」を通じて野生動植物の保護と生息域の確保に使われています。 また、ヤシノミシリーズをはじめとするサラヤ製品では、違法労働や違法伐採によって作られた植物油ではなく、 環境と人権 に配慮した RSPO認証油 の生産を支援しています。 無香料、無添加のヤシノミシリーズとは 取材/文:赤木真弓 撮影:林ひろし [PR] サラヤ株式会社
2019年01月21日お子さんが生まれてから “人と地球にやさしい” サラヤの 「ヤシノミ洗剤」 を愛用しているという、人気コミックライターの まりげさん 。三兄弟を育てながらのほっこり家事エピソードや、長年愛用しているその理由を伺いました。 また、 「エコな洗剤は泡立ちが少なくて、油汚れがちゃんと落ちない?」 、 「どんなふうに“地球にやさしい”の?」 といった“よくあるギモン” も解決、まりげさんも実践しているという「ヤシノミ洗剤を上手に使うコツ」をご紹介します。 ▼まりげさん プロフィール 京都の海のそばで暮らすコミックライター。漁師に転職したダンナと三兄弟との日々をインスタグラムで更新中。子育てしながらの移住、古民家リノベなどをマンガで綴った著書 『たのしいことを拾って生きる。~まいにちいろいろ、家族ドロップス~』 、連載 「まりげのケセラセラ日記」 も人気。 Instagram: @marige333 「食器はため置きして、夜にラジオを聴きながらまとめて洗う! これがわたしの至福タイム」 子育てや仕事をしながら、家族の食器を洗うのは大変。でも、まりげさんは “ため置き” をしておいて、あとからまとめて洗うスタイル。寝かしつけを終えたあと、深夜にラジオを聴きながらお気に入りの「ヤシノミ洗剤」で洗うひとときが、なによりも 「自分だけのリラックスできる時間」 だといいます。 「食後は私もゆっくりしたいし、子どもたちともしゃべりたい。お皿をシンクにさげるのは夫の役割と決めているので、水につけておいてもらったものを、寝かしつけたあとにまとめて洗うことが多いです。食器洗いは毎日同じ作業の繰り返しなので、ラジオやオーディオブック、音楽などBGMに変化をつけてを楽しむようにしています」( まりげさん ) まりげさんも実践! 「ヤシノミ洗剤」を上手使う4つのコツ 「エコな洗剤は、泡立ちも少なくて油汚れが落ちにくいイメージがある」。実は、まりげさんも以前はそう感じていたのだそう。 そこで、現在まりげさんも実践している 「ヤシノミ洗剤」を上手に使う4つのコツ をご紹介! 人と環境にやさしい洗剤を上手に取り入れると、日々の家事もストレスなくでき、家族との時間を増やすことにもつながりそうです。 ▼どんなふうに “人と地球にやさしい” の? 手肌へのやさしさと洗浄力の両方をバランス良く実現できる、 洗浄濃度16% を守り続けているサラヤの「ヤシノミ洗剤」。もちろん濃度が高い方が油汚れにも強くなりますが、大量の合成界面活性剤を、洗いものの量に関係なく使用することは、 手肌にも環境にもよくありません 。 汚れの度合いや洗いものの量に応じてつぎ足して使う、 「適量」 を使うことが大切と考え、日本で初めてつぎ足ししやすい ポンプボトル を採用。 “必要以上使わない、余分な洗剤を使わない” ことを大切にしています。 ▼「ヤシノミ洗剤」を上手に使う4つのコツ 【その1】 洗う前に汚れをふき取りましょう フライパンなどに落ちにくい 油汚れ がたくさん残っているときは、新聞紙や古い布、キッチンペーパーなどで、汚れをなるべくふき取ってから洗いましょう。洗剤やすすぎ水の節約になるだけでなく、 排水の負担 も少なくなります。まりげさんは新聞紙を折りたたんでカゴに入れ、シンク下に常備。拭き取ってから洗うようにしているそう。 「実践するようにしたところ、洗いものにかかる時間も短縮できて、すごく楽になりました」(まりげさん) 【その2】 汚れの軽いものから洗いましょう 汚れのひどい食器から洗うと、汚れの軽い食器に油汚れが移ってしまって 二度手間 に。汚れのひどい食器と汚れの軽い食器は必ず分けて、汚れの軽いものから順番に洗いましょう。洗剤のつぎ足しを少なく、次の食器を洗うことができ、洗剤の 使用量 を抑えることできます。 【その3】 洗剤を適量入れた「ため置き洗い」がオススメ 食器を洗うときは、洗い桶を用意して、洗剤を適量入れて水で薄めましょう。そうすることで汚れが浮いて落ちやすくなるだけでなく、洗剤と水の節水にもつながります。まりげさんも食後はすぐに食器を洗わず、 ため置き洗い を実践。その時間をお子さんたちとの時間に充て、大切にしています。 【その4】 「ヤシノミ洗剤」で食器を洗いましょう 食器洗いには、「ヤシノミ洗剤」を。ヤシノミ生まれの植物性で、 無香料・無着色 の安心の成分。赤ちゃんの食器にはもちろん、野菜も洗えます。手肌と環境にやさしく、 すすぎ性 にも優れた「ヤシノミ洗剤」は、エコにもつながります。 まりげさんが「ヤシノミ洗剤」を愛用する3つの理由 以前は、香料の入った洗剤を使っていたというまりげさん。洗い流した後も洗剤の香りが気になったり、ご主人から「目玉焼きから、洗剤のにおいがする」と指摘されたこともあったそう。 お子さんが生まれてから使い始めた「ヤシノミ洗剤」を、現在も愛用している理由を伺いました。 ▼「無香料、無着色なので、安心して使える」 「食器や調理器具に、洗剤の香りうつりがないか気になって、大量の水で何度も洗い流すという手間がなくなりました。野菜まで洗えるのは、 安心の証拠 。子どもたちが使うものでもあるので、安心できることが一番です」(まりげさん) ▼「手肌にやさしいから、手荒れしない」 「食器洗いをすると手がガサガサに乾燥することが悩みでした。 植物性のやさしい成分 のおかげで、手荒れが改善し、食器洗いがより楽しくなりました」(まりげさん) ▼「自然環境にもやさしい、排水は自然にかえる」 洗った後の排水は微生物によって水と二酸化炭素に 素早く分解され 、地球にかえります。「山と海に囲まれた場所で暮らしているので、自然環境に対する意識はより高まりました。日常的に使うものだから、環境にやさしいものを選びたいです」(まりげさん) 【生活排水の豆知識】 1日に、1人当たり約250リットル使うと言われている水。そのうち 台所の生活排水 が 約40% を占めています。台所から排出される排水には洗剤のほか、食べものや油が多く含まれます。食べ残しをそのまま流さない、油は拭き取るなど、 毎日のちょっとした気配りや工夫 が、環境に大きく影響することがわかります。 「山小屋で働いていたことがあるのですが、そのとき生活排水は浄化槽を通して川に流していました。浄化槽の処理能力にも限界があるため排水には気をつかうようになりました。そんな経験から “自分たちが排出するものはすべて自然とつながっているんだ” という意識がうまれました。 台所から “油汚れ” をなるべく流さない工夫を、そして食器用の洗剤選びを通して、家族みんなの『環境に対する意識』を高めていきたいですね」(まりげさん) 毎日使うから、人と地球にやさしいものを 「ヤシノミ洗剤を上手に使う4つのコツ」、とてもシンプルなことばかりだけれど、取り入れてみると 洗い残しもなく、食器洗いの手間や時間も軽減する ことができます。 毎日使うものだからこそ、 手肌にやさしく 、そして 子どもたちに自然を残す 。そんな未来のためにも「やさしい」ものを選びたいという想いから、まりげさんも取り入れている「ヤシノミ洗剤」を上手に使うコツ、ぜひみなさんも試してみてくださいね。 「やさしいママのヒミツ」まりげさんインタビューはこちら! >> 子どもたちの未来のために “人と地球にやさしい”ヤシノミ生活を 「ヤシノミ洗剤」をはじめとするサラヤの 「ヤシノミシリーズ」 は、ヤシノミ由来の 植物性 。洗った後の排水もすべて微生物によって分解され、すばやく地球にかえります。 洗っても、洗っても、安心 。 今日の汚れをあしたの未来に残さない 。そんな “人と地球にやさしい” ヤシノミ生活をはじめてみませんか。 楽天でヤシノミシリーズを買う amazonでヤシノミシリーズを買う ロハコでヤシノミシリーズを買う \ヤシノミ洗剤は50周年!/ 「毎日使うものだからこそ、地球のために洗剤にできること」をひたすらに考え続けて50年。昔も今も。そしてこれからも「手肌と地球にやさしい」をコンセプトにヤシノミ洗剤はあなたの暮らしにそっと寄り添い続けます。 ヤシノミ洗剤 50周年サイトを見る 【売上1%で、ボルネオ環境保全を支援】 ヤシノミシリーズの売上(メーカー出荷額)の1%はマレーシア・サバ州政府公認の国際NGO「ボルネオ保全トラスト」を通じて野生動植物の保護と生息域の確保に使われています。 また、ヤシノミシリーズをはじめとするサラヤ製品では、違法労働や違法伐採によって作られた植物油ではなく、 環境と人権 に配慮した RSPO認証油 の生産を支援しています。 無香料、無添加のヤシノミシリーズとは イラスト:まりげ 取材・文:赤木真弓、撮影:林ひろし [PR] サラヤ株式会社
2019年01月18日今年も残すところ一ヶ月を切りました。ペットと暮らす人にとっては、感染など、病気予防対策のためにも、毎日の掃除は必要不可欠。「年末だから」と大掃除をする人も多いと思いますが、これを機に、普段の掃除や片づけを見直してみませんか? そこで、4匹の猫と暮らしながら“猫がよろこぶ暮らし”を研究する、ヤノミサエさんの新刊 『猫がよろこぶ掃除・片づけ』 から、日常的にできる掃除のアイデア、猫と気持ち良く暮らすヒントをご紹介します。 ヤノミサエ 猫4匹と暮らすフォトスタイリスト。読者数13万人超えの人気ブログ 「インテリアと暮らしのヒント」 のメンバー。暮らしにまつわるさまざまなアイデアを発信しながら、フォトスタイリストとして、大阪・東京でフォトスタイリング講座を開催。2017年春、4匹の愛猫たちと大阪から神奈川へ引越し、“猫がよろこぶ暮らし”を研究&実践中。著書に 『猫がよろこぶインテリア』 、 『猫がよろこぶ掃除・片づけ』 (辰巳出版)。 HP: Blog: Instagram: @uzura_scope ■手間をかけない、日々の掃除 もともと「細かくきっちり掃除できるタイプではない」というヤノさん。でもきれい好きな猫たちのために、 床、猫毛、トイレ、食器 に気をつけるほか、多頭飼いのため、 感染対策 に除菌もしているそう。 “時短、ちょこちょこ、手間をかけず” をモットーに、楽にできる方法を探し、猫たちのおかげで掃除が上手くなったのだといいます。 基本の床掃除では、そんなヤノさんがたどり着いた掃除機のかけ方から、時間が経ってしまった猫の嘔吐物の処理には 水湿布 、壁や柱についた、猫のスリスリ汚れの掃除には アルカリ電解水クリーナー など、 猫あるあるの悩み に対する、ヤノさんならではの掃除方法が紹介されています。 また、「菌やウイルスってどこまで気にしたらいいの?」、「猫がストレスに感じること、掃除してほしくないところ」など、知っているようで知らなかったことについて、 猫専門病院の先生 による解説も書かれています。 ■気になる猫毛対策やトイレ掃除、食事のこと 猫と暮らしていると、最も気になるのが 猫毛 。1日掃除をサボると、部屋の隅に猫毛の塊が…という経験は、愛猫家なら一度は経験あるのでは? またトイレ事情や、食器、フードの保存なども気になるところです。 ヤノさんによる、猫毛掃除のための 便利グッズ や、猫毛が目立ちにくい、布や洋服の 素材選び 、そしてトイレは置く場所、洗い方を紹介。また 食器の洗い方 や キャットフードの保存方法 など、ちょっとしたアイデアのようですが、とても参考になります。 またどれを選べばいいか悩みがちな、 除菌、消臭、洗剤系グッズ 情報、 掃除術 など、雑誌『猫びより』の読者によるアイデアも紹介。対策別に、自分の猫に合うものを選びたいものです。 ■掃除がラクにできる整理術 そして最後は、掃除がラクにでき、猫毛が入りにくい 収納術 。すっきり片づいていることが大切だとヤノさん。 いたずら防止 のために、見えない収納にすること、蓋つきの収納容器を選ぶことで、見た目もすっきり見え、掃除をしやすいと一石三鳥です。 また本書では全編にわたり、ヤノさん宅以外に、 猫と暮らす10人の家と暮らし を紹介。猫だけでなく犬とも暮らす人、小さな子どもがいる人、多頭飼いの人…とさまざまなケースで、それぞれの心がけていることが詳しく取材されていて、自分の家に近い人の家を参考にすることができます。 どの家にも共通するのは、掃除のしやすいインテリアにすることと清潔感を保つこと。猫と暮らしているからこそ、すっきり片づいた掃除がしやすい部屋にする。それが猫が安全に、ストレスなく暮らせることに繋がっていることが、よくわかる一冊です。 『猫がよろこぶ掃除・片づけ』 ヤノミサエ 著/辰巳出版 1,200円(税別) 猫がいるから掃除がしやすい部屋になる!! 大好評『猫がよろこぶインテリア』シリーズ第2弾。猫毛に悩まされない床掃除や洗濯、猫トイレの掃除のことなど、猫と暮らす方必見の情報が満載。猫と気持ちよく暮らすお宅もご紹介しています。
2018年12月07日早いものでもうすぐクリスマス。今年は、見た目もかわいいクリスマス料理を子どもと一緒に作ってみませんか? 2歳から通える料理教室「リトルシェフクッキング」を主宰する 武田昌美 さんに、簡単にできる リースポテトサラダ と カップケーキのデコアレンジ と、子どもでも失敗せずにできるポイントを伺いました。筆者が3歳の息子と一緒に作ってみた様子とともにご紹介します。 武田昌美さん 子ども料理研究家。フランスで料理の修業をしていた父の影響を受け、幼少の頃から料理に興味を持つ。航空会社にて客室乗務員をしながら、各地の料理や文化に触れ、知識を深める。2人の子どもの親となり、多くの子どもたちに、料理の楽しさや食の大切さを伝えていきたいと思い、2歳児から始められる料理教室「リトルシェフクッキング」を主宰する。 HP: ブログ: クリスマス料理のポイントは、 簡単で見栄え がすること。カップケーキのデコレーションは、海外でもお菓子を使ったものが流行っていることから、日本のスーパーで買えるお菓子でのデコレーションを考えたのだそう。 「わざわざ製菓用のデコレーションを買わなくても、身近なお菓子を使えば、誰でも簡単に作れるんですよね。カップケーキは、売っているものを使ってもいい。子どもと楽しみながらデコレーションをするだけでも十分だと思います」 難しいところはお母さんが担当し、できるところは子どもに任せる。そうして、子どもが 「自分で作った」 という気持ちになれることが大切、と語る武田さん。早速「リースポテトサラダ」作りから教えていただきます。 ■見た目も華やかな、「リースポテトサラダ」のレシピ <材料> じゃがいも 4個(400g) きゅうり 1/2本 コーン(缶詰) 30g マヨネーズ 40g(大さじ2) 塩 少々 砂糖 小さじ1/2 ハム(型を抜く) 1枚 ベビーリーフ 適量 ミニトマト 5粒 <下準備>(大人) ・じゃがいもをよく洗い、包丁でぐるりと2周、十字になるように、3mmほどの切り込みを入れる。ひたひたの水に、酢小さじ1/2(分量外)を入れて強火にかけ、沸騰後、蓋をして弱火で30分ほど茹でる(竹串がスッと入るまで)。じゃがいもをザルにあげ、粗熱をとる。 ・きゅうりは薄く切り、塩小さじ1/4(分量外)を振り、数分置いてから水気を手でぎゅっと絞る。 <作り方> 1) じゃがいもの皮を剥く。 「 十字に切り込み を入れておくと、茹でて粗熱をとったときにすでに皮がめくれているので、子どもでも簡単につるんと剥くことができます」 2) 厚手のビニール袋に1のじゃがいもと砂糖を入れ、手や肘でつぶす。マヨネーズ、塩を加え、全体になじむまでもみこむ。 「子どもがマッシャーを使ってじゃがいもを潰すと、飛び散ってしまうため、 ビニール袋 を使うのがポイント。どんどん具材を入れていっても、キッチンも手も汚れず、きれいに仕上がります。つぶすのは、お子さんに自由にやらせてください」 3) きゅうりとコーンを加えて、全体を混ぜる。 「柔らかくした にんじん や ツナ でもOK。好きな具材を入れて、子どもに手でもんでもらって、最後にビニール袋を切り開きます」 4) お皿にリースのように丸く盛り付ける。周りに型抜きしたハムやベビーリーフ、ミニトマトで、リースのようにデコレーションする。 「 ベビーリーフ を使うと、簡単にリースっぽく仕上がるのでおすすめです」 完成! 武田さんのレシピ通りに作り、完成したのがこちら。下準備や材料などのサポートをしつつ、じゃがいもの皮むきから、ほぼ一人で完成できました。 息子はベビーリーフが苦手なため、ブロッコリーに変更し、飾り付けも一人でやると大張り切り。緑と赤がクリスマス感を増し、とてもかわいくできて息子も大満足! デコレーションっぽく盛り付けるだけで、いつものポテトサラダがとてもかわいくなり、筆者も驚きでした。クリスマス当日にもぜひ作りたいと思います。 ■インスタ映えする、カップケーキの簡単デコレーション 続いてはカップケーキ。ココアを使った黒いカップケーキに、かわいらしいデコレーションが映えます。デコレーションは 「トナカイ」 と 「クリスマスツリー」 の2種類。まずは土台となるカップケーキ作りから。 「オーソドックスなカップケーキの作り方です。卵を2個使うレシピが多いですが、今回は小さなカップケーキをたくさん作るレシピなので、1個で十分。しっかりしたカップケーキの作り方ではありますが、年中さんくらいからできるレシピにしています」 ●ココアカップケーキのレシピ <材料> ※直径5cmマフィン型カップ(12個分) バター(室温に戻す) 50g 砂糖 40g 卵 (室温に戻す) 1個 牛乳 大さじ1 A薄力粉 50g Aココア(無糖) 5g(小さじ1) Aベーキングパウダー 2g ★粉類を量るときのコツ★ 粉類は量るとき、計量器の上にお皿とざるを置いた状態で計量すると洗い物が少なくなります。 <作り方> 1) ボウルに室温に戻したバターを入れ、泡だて器でクリーム状になるまで混ぜる。砂糖を加えたら白くふんわりするまですり混ぜる。 「バターは無塩バターじゃなくても大丈夫です。室温に戻しておいてほしいのですが、もし忘れてしまったときは、レンジを 500w にして 20秒加熱 すればOK! 砂糖はジャリジャリとした音がなくなって、 白くふんわり してくるまで、がんばって混ぜてください」 2) 溶いた卵を3回に分けて加え、混ぜる。卵がなくなってから、次の卵を加えるようにする。 「卵は別のボウルに割り入れ、 よく混ぜてから 入れてください。一度に入れてしまうと、卵の温度が低かった場合、 分離 して全然混ざらなくなってしまいます。最初は少量、一回ずつ全部混ざりきってから次を入れてください。 料理教室では、子どもも1人で3回に分けて入れられるのですが、ご家庭ではお母さんが見本で1つ作って、子どもにやらせてあげるのもいいかもしれないですね。最初だけお母さんが入れて、あとの2回は『こんな感じで入れてごらん』と声がけしてあげると、子どももわかってできると思います」 3) 牛乳を加え混ぜ合わせる。 「牛乳は 冷たいままでも大丈夫 です。牛乳は粉類の後に入れるレシピが多いのですが、子どもと一緒に作る場合、粉類の後に入れて混ぜすぎると グルテン が出て、もちもちになりすぎてしまうので、あえてここで入れるのがポイントです」 4) ふるった粉類(A)を2に入れ、ゴムベラで切るように混ぜ合わせる。 「粉類は ふるった状態 で用意しておきます。もし大変ならそのままでも、泡立て器で混ぜるだけで、ダマが取れます。混ぜすぎるとグルテンが出て、生地がふわっとしないので、混ぜすぎないように注意! 粉がなくなったら混ぜるのをやめる ことがポイントです」 5) 生地を焼く。型に生地を8分目ほどまで流し入れる。180度に予熱したオーブンで、約15分焼く。中央を竹串で刺して生地がつかなければ完成。 「お弁当に使う シリコンカップ を使うと、カップケーキ型が必要ではなくなり、型から外すのもスルッと外せるので、見栄えのいいカップケーキができます」 時間がないときなどは、買ったカップケーキでももちろんOK! 次はいよいよデコレーションです! ●トナカイのデコレーション <材料> クリームチーズ(KIRI) 2個 砂糖 小さじ2 ココア(無糖) 小さじ1/2 <トナカイの顔> ジューC(白→目、赤→鼻) チョコ(黒目) ラングドシャ(口の部分) ミニプレッツェル(耳) <作り方> 1) クリームチーズを耐熱ボウルに入れ、電子レンジ500wで20秒加熱する。砂糖、ココアを入れて、泡立て器で混ぜ合わせる。 「もともとは生クリームを使ったレシピですが、 クリームチーズ の方がより簡単。生クリームを泡立てる時は、 低速でゆっくり と混ぜて。生クリームは余ることが多いですが、余ったら半量のヨーグルトとジャムを入れ、混ぜ合わせ、冷凍庫に入れたらおいしいアイスにもなります。1時間冷やした時点でガシャガシャと混ぜるのがポイントです」 2) 白いジューCにチョコペンやチョコを溶かしたもので、目を描く。ラングドシャに赤いジューCを1のクリームでつけ、プレッツェルに目をつける。 「目は爪楊枝でちょんと描くだけ。チョコペンのチョコは固いので、少量溶かしたチョコの方が簡単です。ダークチョコを使うと、色がきれいに仕上がります」 3) カップケーキにナイフで1のクリームを乗せ、2の目と口を乗せたら完成! トナカイのできあがり! 次はクリスマスツリーのデコレーションです。 ●クリスマスツリーのデコレーション <材料> ホワイトチョコ 1枚 ポッキー(半分に折る) 4本 粉砂糖 少々 トッピング お好みで <作り方> 1) ホワイトチョコを小さな耐熱ボウルに入れ、割り入れる。鍋にお湯を3cmほど張り、その上にホワイトチョコが入ったボウルを置き、弱火にかける。ホワイトチョコが滑らかになるまで、ゴムベラで混ぜながら溶かしたら、生クリームの絞り袋に溶けたホワイトチョコを入れ、口を4mmほどカットする。 「ホワイトチョコをしっかり溶かさないと、ぽこぽこした表面になってしまいます。絞り袋に入れる時は、 コップに立てて 作業するとこぼれないのでおすすめです。絞り袋に入れた後、スケッパーなどで先に押し出すと、きれいに集められます。絞り袋だけを使用し、口金は使いません」 2) クッキングペーパーの上にポッキーを並べる。1を絞り出し、ツリーの形にする。チョコレートが冷めないうちにトッピングをする。 「チョコレートは熱いので、タオルなどを巻いて絞り出してください。ここはお母さんがやってあげて、トッピングを子どもにしてもらってください。すぐにチョコが固まってしまうので、スピード勝負です」 3) 冷凍庫で20分ほど冷やし固める。カップケーキに粉糖を振り、ツリーをさしたら完成。 トナカイ&ツリーの完成! こちらが、わが家で作ったもの。カップケーキの型が少し大きかったため、高さが少し出なかったり、うまくいかなかったところもありますが、なかなか家で作らない華やかな出来栄えに、息子は大喜び。「また作りたい!」と言ってくれたので、筆者も嬉しかったです。 最後に武田さんからのメッセージです。 「クリスマスに温かな思い出を作ってもらえたら。家族で料理をするだけで、子どもたちにとって素敵な思い出になると思います。もしパパと一緒に作れなくても、食べてもらって『おいしい!』と言ってもらえることも大切。料理で人を喜ばせること、料理で楽しい気分になるということを掛け合わせて、子どもたちにとって最高の思い出になってくれたらなと思います。みなさんもぜひ、お子さんと一緒に作ってみてくださいね」 武田さんのレシピなら、スーパーで買える食材でデコレーションができるので簡単。きっと、想像以上の子どもたちの笑顔が見られます。ぜひお試しください。 レシピ提供: Little Chef Cooking(リトルシェフクッキング)武田昌美 【子どもに料理を教えたい!】
2018年12月07日犬や猫と暮らしながら、子育てをしているママやパパをご紹介する「いぬねこ うちのこ。」。第29回目は5歳の女の子、ジャックラッセルテリアと暮らす csさん です。 写真上:お正月に毎年同じ場所で。 写真下:おひるごはん。 娘さんと愛犬を 姉妹 と呼ぶcsさん。本当の姉妹のようにいつも仲良く、一緒にいる様子が、インスタグラムの写真から垣間見られます。そんなcsさんにうちのこのベストショット、犬と暮らしながらする子育てについて、お話を伺いました。 csさん プロフィール 静岡県在住。カメラと高校野球が好きなお母さんです。 Instagram: @3ii2a ■愛すべき「うちのこ」たちをご紹介! ・はるか 5歳 ・さくら 8歳 ジャックラッセルテリア カメラのモデルになってくれてありがとう。 はるか は、おひめさまに憧れる保育園児です。 さくら はボールと猫が大好き。猫を見つけると、近づきたくてキュンキュン鳴き、大騒ぎしています。 はこんであげるよ。 実家ではずっとビーグル犬を飼っていたため、自分もビーグル犬を飼いたいと思っていました。いざ犬を見に行ったとき、初めてジャックラッセルテリアという犬種があることを知り、猟犬であることや元気そうなところがビーグルと似ている気がして。その初めて見たジャックラッセルテリアをわが家に迎えることにしました。それがさくらです。 さくらのために作った「手作りコット」。洗えるし、分解して持ち歩けるのでお泊りのときにも活躍。 【ママに質問!】 1:愛犬とは、いつから一緒に暮らしていますか? はじめまして。 子どもが産まれる前から、一緒に暮らしています。その頃は2匹の犬と一緒に暮らしていました(※次女犬のそらは、2014年に3歳で亡くなってしまいました)。 さくらは初めて娘と対面したときは、初めての赤ちゃんに興味津々でした。しばらくは別々に過ごさせようと思っていたのですが、お互いに気になる存在のため、ついつい近づいてしまい、そのまま一緒の場所で過ごすことになりました。さくらも子どもに耳を舐められても怒らず、優しいお姉さんをしてくれました。 【ママに質問!】 2:愛犬に「寂しい思いをさせている」と感じたことはありますか? 娘2匹の背くらべ。 赤ちゃんの頃、どうしても子どもを優先してしまうことが多く、散歩のタイミングや遊んであげられないことがあり、寂しい思いをさせてしまいました。娘が寝た後、できるだけ一緒に遊ぶようにしています。 【ママに質問!】 3:犬と暮らすことで、お子さんにどんな影響があると思いますか? 私が忙しいときに、二人で遊んでくれるので助かります。さくらに絵本を読んであげたりしている様子が、とても微笑ましいです。 一緒に よもう。 一緒にお昼寝をしているときも、かわいくて幸せを感じます。娘が寝るときは、基本的に「ママが一緒!」なのですが、さくらが一緒なら、ママがいなくても安心するのか寝てくれます。さくらはおままごと(お客さん役)や、絵本読み(聞く方)も付き合ってくれて、良いお姉さんのような存在です。 一緒にお昼寝。 【ママに質問!】 4:愛犬のお世話で、お子さんにお手伝いしてもらっていることはありますか? 毎日のごはんをあげたり、お散歩のときはリードを持ってもらっています。娘がリードを持つと、さくらが引っ張らないように気遣って、後ろを振り向きながらゆっくり歩いてくれます。 寒くても 海は楽しい。 私がさくらのトイレを取ろうとすると、娘が「私がやる!」と言ってやってくれるので、とても助かります。ごはんのときは「さくちゃん、ごはんおいしそうだね! よかったね〜」と声をかけたり、さくらが食べにくいおやつのときは、持ってあげたりします。 【ママに質問!】 5:犬と暮らしながら子育てをすることのメリットは、ズバリ何でしょうか? 娘が小さな頃、大好きなヨーグルトを食べていたら、同じくヨーグルト好きなそら(次女犬)に狙われ、怒りながらも結局おすそ分けしてあげていました。 今は亡き次女犬とのヨーグルトの取り合い。 娘が動物好きなのは、生まれたときから犬と暮らしているおかげだと思います。大型犬も大好きで、見つけたら触らせてもらいに行きます。このまま、心がやさしい子に成長してくれたらいいなと思います。 娘にとっても癒しの存在。 【ママに質問!】 犬と暮らしたい! と考えているママさんやパパさんに伝えたいこと スイカを どうぞ。 家族が増えると楽しいですよ! 犬と過ごすことで、私自身も人にやさしくなれる気がします。きっと癒しになっているのですね。もしも犬と暮らしていなかったら、もっと娘に厳しくなっていたかも?!(笑)。 ▼愛すべき「うちのこ」たちに伝えたい! ママからのメッセージ 「かわいい 子どもたち!」 csより csさん、ありがとうございました!
2018年11月02日犬や猫と暮らしながら、子育てをしているファミリーをご紹介する「いぬねこ うちのこ。」。第28回目は2人の息子さん、2匹のスコティッシュフォールドと暮らすパパ、 ojarinn さんです。 写真上:にゃーにゃが大好き。 写真下:頼もしい赤ちゃん見守り隊。 ぐでーっと無防備に寝る姿が愛らしく、 雑誌『anan』 の 「猫さま大賞」 でグランプリになったほか、写真集 『ぐでねこライくん』 も発売されるほどの人気の猫「ライくん」。そして妹猫の「いとさん」と暮らすojarinnさん。 インスタグラムにはこの愛らしい兄妹猫と10歳のお兄ちゃん、そして産まれたばかりの弟くんの写真が。2匹と2人の関係は微笑ましく、つい見守りたくなります。そんなojarinnさんに、うちのこのベストショット、猫と暮らしながらする子育てについてお話を伺いました。 ojarinnさん プロフィール 名古屋市出身、和歌山県在住。田舎暮らしに憧れ、脱サラして梅農家に転職。趣味のサーフィンや釣りなどをしながら、大自然の中でのんびり家族と猫との生活を満喫。著書に 『ぐでねこライくん』 (MDN出版)。第7回「人と動物の絆」写真展に参加。 Instagram: @ojarinn ■愛すべき「うちのこ」たちをご紹介! ・蒼空(そら)10歳 ・陸(りく) 1歳 ・ライ 5歳 スコティッシュフォールド ・いとさん 5歳 スコティッシュフォールド 長男の 蒼空 は絵を描くことが大好きで、学校の授業では猫をモチーフにした作品をいつも作ってきます。兄弟ができたことで、弟にも猫たちにもやさしいお兄ちゃんに成長しました。 お兄ちゃんも猫大好き。 次男の 陸 は好奇心旺盛で、何でも触らないと気が済まず、ハイハイやつかまり立ちができるようになってからは、大好きな猫たちと追いかけっこを楽しそうにしています。 ふわふわの猫枕。 ライ は、ペタンと猫らしからぬ姿でくつろぎます。とてもマイペースで、必要以上にベタベタされるのはあまり好きではありません。表情豊かで尻尾よりも顔に出るタイプです。 折り紙だって出来ちゃうよ。 いとさん は人が大好きで、いつも人のそばにいます。温厚な性格で、怒った姿を一度も見たことがないとても優しい女の子です。 左がライ、右が妹のいとさん。 【パパに質問!】 1:愛猫とは、いつから一緒に暮らしていますか? うつ伏せレッスン中。 当時、まだ一人っ子だった長男が、弟や妹のようにかわいがってくれたら…という思いで、猫を飼うことに決めました。ブリーダーさんのお宅を訪れた際、かわいい 兄妹猫 にひとめぼれ。一匹だけの予定でしたが、ふたり一緒の方が新しい環境でも安心だろうと、兄妹で迎えることにしました。 「やさしくしなさいよ」と言っても、幼かった息子はおかまいなしに猫を追いかけまわしてしまい、結果的に距離をおかれることに。ライは今でも、長男には心を許していません(笑)。 いつも仲良くなれるといいね。 次男が生まれて、病院から家に戻ってきたとき、初めてみる赤ちゃんに猫たちは興味津々。わが家にやってきたとき以来、落ち着きがなかったです。私たちが赤ちゃんをとても大切にしているので、猫たちも同じように近くでいつも見守ってくれました。赤ちゃんが泣き出したら そわそわ して、本当に 子守 をしているみたいでかわいかったです。 この生き物は何だろう?? そんな次男は、猫が大好きに。今では、少し離れたところからやさしく猫たちを見守っています。 【パパに質問!】 2:愛猫たちに「寂しい思いをさせている」と感じたことはありますか? いつものんびりニャ。 赤ちゃん中心の生活になり、猫たちと過ごす時間が減ってしまいましたが、ライといとさんが兄妹仲良く過ごしているのをよく見かけるようになったので、 多頭飼い で本当に良かったと思いました。 ママっ子だった妹猫のいとさんは、ママにかまってもらえなくなった代わりに、長男と仲良しになってくれました。 同じ夢見てるのかな。 ライは、赤ちゃんが起きている間は遠慮していますが、寝たらそっと甘えにやってきます。少し寂しいだろうけど、猫たちも弟中心の生活に合わせてくれているような気がします。 【パパに質問!】 3:猫と暮らすことで、お子さんにどんな影響があると思いますか? ライといとさんがやってくる以前にも、猫を飼っていました。長男が3歳の時、その猫が亡くなってしまい、動かない猫を見て息子が泣き出したんです。「なんで蒼空くん泣いているの?」と聞いてみると「悲しいから」「嫌や」と、涙をポロポロ流したのを鮮明に覚えています。 いとさんとは仲良し。 こんなに小さくても猫を思いやり、大切に思っていたのだとわかり、とても驚きました。今でも猫たちが毛玉を吐いたりすると、とても心配そうにしています。命の大切さや、自分より弱いものを思いやる 「やさしい気持ち」 を、いつのまにか学んでくれたような気がします。 【パパに質問!】 4:猫のお世話で、お子さんにお手伝いしてもらっていることはありますか? 動物と一緒に暮らす「大変さ」と「責任」を少しでも感じてもらおうと、土曜日に猫たちの トイレとごはんのお世話 をしてもらっています。初めはトイレ掃除を嫌がっていましたが、今では猫たちがトイレをすると、すぐに教えてくれるようになりました。 この温度差。 【パパに質問!】 5:猫たちと暮らしながら子育てをすることのメリットは、ズバリ何でしょうか? 幼稚園児だった長男は、猫たちからあまり好かれていませんでした。一緒に遊びたいのに、いつも逃げられてばかり。「猫は人間みたいに話すことができないから、 猫の気持ち を考えて、やさしくしてあげれば仲良くなれるよ」と教えました。 お兄ちゃんが来てちょっと拗ねてる。 4年以上たった今では、まだ会話することもできない赤ちゃんの気持ちを考えながら、積極的に弟の面倒を見てくれています。思いやりのある、やさしい子に育ってくれているようです。 赤ちゃんと猫たちの仲睦まじい姿を見ると、思わず「ありがとう」とお礼を言いたくなるほど、癒されています。また、猫と暮らすことで「家族間のコミュニケーション」もしっかりとれるようになりました。 触りたいよ~。 【パパに質問!】 猫と暮らしたい! と考えているママさん・パパさんに伝えたいこと 「猫はあまり手がかからず、比較的飼いやすい」と言われています。でも、猫の種類などによって性格が異なることもあるんです。まずは、事前に「猫のこと」をしっかりと調べて、自分の家族・ライフスタイルに合う子を探すことをおすすめします。 たくさん見守りしてくれました! 今はブログやSNSでも、様々なご家族の「猫との暮らし」を垣間見ることができるので、気になっていることがあれば質問してみてもよいかもしれません。「猫のいる暮らし」は、本当に癒されますよ。 ▼愛すべき「うちのこ」たちに伝えたい! パパからのメッセージ 「いつもたくさんの笑顔と幸せをありがとう!」 パパより ojarinnさん、ありがとうございました!
2018年10月01日犬や猫と暮らしながら、子育てをしているママやパパをご紹介する「いぬねこ うちのこ。」。第27回目は3歳の男の子、チワワスムースコートと暮らす ともえ さんです。 写真上:新年の年賀用に3ショットが撮りたくて2人を抱っこ。重さ的に限界でした(笑) 写真下:みんな大好きなおやつの時間。それぞれのおやつを前に。 フィルムカメラで撮影した写真のアカウントを新たに作るほど、写真が好きだというともえさん。インスタグラムには、 “大福マン” こと3歳になったばかりの息子さんと、愛犬の “月マン” ことチワワの月(つき)ちゃんたちの、まぶしい一瞬をとらえた素敵なお写真がたくさん。そんなともえさんに、うちのこのベストショット、犬と暮らしながらする子育てについて、お話を伺いました。 ともえさん プロフィール 東京在住の専業主婦。夫と3歳の息子、チワワの女の子の、3人と1匹家族。趣味はパンやお菓子作り、そして日常写真を撮ることです。 Instagram: @honey_013 、 @honey_013_film ■愛すべき「うちのこ」たちをご紹介! ・大福マン(息子) 3歳 ・月(つき) 11歳 チワワスムースコート 菜の花畑の前で。 息子 は、歌を歌うこととおしゃべりが大好きな、3歳の男の子です。マイペースで人見知りせず、スーパーやレストランでは、店員さんみんなに「こんにちは!」と何度も挨拶します。来年から幼稚園に通う予定ですが、今から楽しみで仕方がないようです。 3歳のバースデー記念日。いつまでもこの笑顔が見れますように。 愛犬の 月 は、食べることが何よりも大好きな11歳の女の子です。2007年に、ブリーダーさんのところからやってきました。 トリミングサロンでいただいたバンダナをほっかむり風に。なかなか似合ってる(笑) みんなで公園へ。一緒に出掛けられるだけでなんだか嬉しいね。 家族のことが大好きで、気づけば側に寄り添ったり、お腹の上でくつろいだり。息子のことはそんなに得意ではありませんが、息子と2人きりになると、側にくっついたり、息子のお腹の上に乗ったりしています。 ソファーでくつろぐ2人。小さなソファーなので私の居場所が無い(笑) 【ママに質問!】 1:愛犬とは、いつから一緒に暮らしていますか? 里帰りから戻ってきたばかりの頃。 子どもが生まれる前から、一緒に暮らしています。息子と初対面のときは、月は尻尾を振って、真新しい存在に興味津々なようでした。 でも、突然泣いたり、動いたり、予想外の動きをする息子を怖がるようになり、徐々に距離を置くようになりました。触れ合うようになったのはいつ頃だったか、はっきり覚えていませんが、私が席を外して2人きりにすると寄り添っていたり、徐々に今のような、付かず離れずの関係になっていたように思います。 【ママに質問!】 2:愛犬に「寂しい思いをさせている」と感じたことはありますか? 発熱した息子に寄り添う月。 あります。いつも私の膝に乗っていたのは月でしたが、それが息子に変わってしまい、それでもおとなしく健気にひとりで寝ている姿を見ると、胸がぎゅっとなります。月に構いたりていないなと思います。息子がお昼寝していたり、おとなしくしているときは、月を撫でたり、遊んだりするよう心がけています。 【ママに質問!】 3:犬と暮らすことで、お子さんにどんな影響があると思いますか? 息子は動物に対しての「恐怖心」がないように思います。動物園などにある “小動物たちとふれあえるスペース” でも、動物を怖がらずに近づき、でも過度に触れることもなく、上手に接することができています。見ているこちら側がハラハラするような場面もほとんどありません。 息子に触られて何かを私に訴える月。 息子が触ると月が怒ることもあり、動物を触る加減を身につけられていると思います。 【ママに質問!】 4:愛犬のお世話で、お子さんにお手伝いしてもらっていることはありますか? ごはんの合間におやつをあげたり、散歩のときにリードを持ってもらったり(※リードは2本つけて、私が必ず1本を持つスタイル)しています。どちらも息子が自分から「やりたい」と言って始めたことです。 お散歩ができるようになった頃。 【ママに質問!】 5:犬と暮らしながら子育てをすることのメリットは、ズバリ何でしょうか? おやつの時間。 ペットから学ぶことや、一緒に暮らすことで自然に身につくこと、子どもが動物を怖がらないことなど、たくさんあります。子どもにとって、動物との触れ合いが特別なことではなく、自然なことになっていることも、とても貴重なことだなと思います。 仲良くお昼寝。 また2人が一緒に並んで座っていたり、寄り添って眠っている姿を見ると、本当に癒されます。ゲージの中に入っている月に対して、息子が手招きしながら「おいでおいで!」と言っていたときは、知らない間にこんな関係になったんだなと嬉しく感じました。 【ママに質問!】 犬と暮らしたい! と考えているママさんやパパさんに伝えたいこと 一緒に過ごすクリスマス。 すごく大変なことだと思います。命に対しては、子どもも動物も変わらないと思います。でもその分、幸せも倍になって返ってきますし、癒しの時間もたくさん見つけることができると思います。 ▼愛すべき「うちのこ」たちに伝えたい! ママからのメッセージ 「思い通りにいかないからって、 2人に怒ってばかりでごめんね。 でも一緒に暮らせることが、すごく幸せだと感じています。 もっともっと仲良くなってね!」 ママより ともえさん、ありがとうございました!
2018年09月25日海外旅行先としても人気の高い フィンランド 。行ってみたいけれど、子連れで海外旅行は難しいと考えている人は多いのではないでしょうか? 確かにヨーロッパは物価が高いですが、その分治安も悪くなく、街の人々もやさしいので過ごしやすいのが魅力です。 3歳の息子 を持つ筆者が、昨年フィンランドを訪れ、あらためて 「子どもと行きたい!」 と思った場所、おすすめのポイントなどをご紹介します! ■ヨーロッパのなかで一番近い国 「フィンランド」 ヨーロッパは遠いというイメージがありますが、フィンランドは日本から直行便があり、フィンエアーを使えばヘルシンキまで 9時間30分 と、比較的短いフライトで行くことができる、 ヨーロッパのなかで、一番日本に近い国 。実はハワイよりもフライト時間が短いと思うと、ぐっと身近に感じられます。 フィンランドに行くと、バリアフリーが行き届き、スーツケースを持って移動がしやすいことに驚きます。トラムはなんと、 ベビーカー に乗せた子ども連れの人は、大人も運賃が 無料 に。公共交通機関が 子育て世代にやさしい というだけで、行きたい気持ちになります。 ヘルシンキ経由のフライトで、「ストップオーバー(途中降機)」を予約すると、最大5日間までフィンランドで過ごせるので、首都の ヘルシンキ を拠点に、気軽に地方に足を伸ばすのもおすすめ。そこで子連れで一番行きたいのが、昨年フィンランド第3の都市・ タンペレ にオープンした 「ムーミン美術館」 です。 ■注目スポット、世界唯一の「ムーミン美術館」 30年前に誕生したムーミン谷美術館が、複合アート施設であるタンペレホールに移転するのを機にリニューアル。ムーミンの作者であるトーベ・ヤンソンの作品を常設展示する施設として、新たに誕生したのがこのムーミン美術館です。 この美術館で展示されているのは、主に1986年に トーベ・ヤンソン がタンペレ市に寄贈し、ムーミン谷博物館で展示されてきた約2000点の原画やスケッチ。小説9作品、絵本3冊の原画を中心に構成された、常設展『それからどうなるの?』は、本をめくるように次の展開にわくわくしながら先に進むことができます。 ここでおすすめなのが、展示に合わせた音声ガイド。 日本語も含む6ヶ国語 (スウェーデン語はトーベ自身によるもの)あるので、まだ文字が読めない子どもも物語をじっくり楽しむことができます。説明書きにも日本語があり、物語を知っていたらさらに楽しめますが、知らなくても十分楽しむことができるのも嬉しいところ。 日本人のガイドスタッフ もいるので、安心です。 またプロジェクションマッピングにより、 動くニョロニョロ に触るとニョロニョロに雷が落ちたり、ムーミンがでんぐり返しをする映像など、最新テクノロジーによる体験を通して、ムーミンの世界観を堪能できるのは、子どももきっと大喜び! さらに、彼女のパートナーであり、グラフィックデザイナーのトゥーリッキ・ピエティラによる30点の立体模型を展示。最大の見どころは、 ムーミンの家のジオラマ です。トーベとトゥーリッキ、そして医学生でムーミンの本が大好きだったベンッティ・エイストラの3人が遊びながら作ったというもので、ムーミンパパの部屋は船だったり、裏にある電気室のドアにはニョロニョロが描かれていたりと、遊び心にあふれています。 また併設のカフェレストラン 「TUHTO(トフト)」 では、ムーミンのコース料理を堪能できます。 そのほかタンペレホール内には、日本語も含む世界のムーミンの書籍を閲覧できるライブラリーや、『ムーミンパパ海へいく』の世界観をイメージしたフォトスポット、そしてミュージアムショップもあり、1日中楽しめそうです。 © Moomin Characters ™ ■子どもと楽しめる 「タンペレ」の街歩き タンペレは、2つの湖に挟まれた美しい街。19世紀に誕生した、 『マリメッコ』 と並ぶテキスタイルブランド 『フィンレイソン』 を中心に街が発展したところで、築100年以上の建物が多く、美しい街並みも見どころです。 『フィンレイソン』の工場内には病院や学校、通貨まであったといい、そのなかの厩舎の跡地はタッリピハ厩舎跡として、雑貨店やカフェ、チョコレートやキャンディなどのお店が入っています。かわいらしい小さな小屋が立ち並び、公園もあるので、子どもと出かけるのにぴったりです。 またタンペレの街を一望できる、19世紀にオープンした展望塔 ピューニッキ展望タワー 。もうひとつの楽しみは、タワー1階のカフェで食べられる ドーナツ (フィンランド語でムンッキ)です。フィンランド一美味しいと評判で、1日1000個売れるほどの人気。ドーナツと展望台チケットのセット(4.5ユーロ)もあり、わざわざ行く価値があります。 そのほか、9つの常設展と8つの企画展が見られる、「博物館センター・ヴァプリーッキ」では、郵便博物館やゲーム博物館もあり、半日たっぷり遊ぶことができます。 © Moomin Characters ™ ■ヘルシンキで「ムーミン」探し! ヘルシンキに戻り、とっておきのムーミングッズに出合える場所へ。 まず向かったのは、一昨年にオープンして以来、フィンランド、スウェーデンに次々とオープンしている ムーミンカフェ の1号店。ムーミンの絵本やブランコの椅子もあり、子どもが喜ぶこと間違えなし! 内装は1950年代の床がそのまま使われていたり、古い家具が並んでいるので、大人もおしゃれなカフェとして使いたくなる雰囲気です。 メニューには、サンドイッチやサラダ、フィンランド定番のシナモンロールやリコリスのケーキのほか、 ニョロニョロのメレンゲ など、ムーミンのキャラクターが登場。ムーミンマグに入った飲みものを飲みながら、大人もゆっくりと過ごせます。 絵本の読み聞かせや、ぬり絵などのワークショップも不定期に開催。ムーミンの世界観のなかで、子どもと楽しい時間を過ごせます。 人とはちょっと違う、ムーミングッズを買うならこんなお店もおすすめ。2016年にオープンした、キャンディのお店 「sweet story」 は、砂糖、水、シロップだけをつかった、シンプルで素朴なキャンディ。ムーミン柄のキャンディもあり、お土産にも喜ばれそうです。 かわいいテキスタイルで、日本でも人気の高いファッションブランド 「イヴァナ・ヘルシンキ」 。ショップの地下一階には、ムーミンをモチーフにした服やバッグもたくさん。子ども服はもちろん、一見するとムーミンとはわからないデザインで、大人も一緒にムーミンファッションを楽しめます。 そのほか、 蚤の市 ではムーミンのお宝グッズ、スーパーではお菓子や日用品など、ムーミン関連の商品を手頃な価格で見つけることができます。 ヘルシンキ内には、ムーミンの作者、 トーベ・ヤンソン のゆかりのある場所もたくさん。トーベが子どもの頃によく遊んでいた公園や、暮らしていた家などをめぐる“トーベ・ヤンソンツアー”に参加すると、ムーミンが作られた背景をより理解できるかもしれません。 駆け足で巡る、フィンランド・ヘルシンキとタンペレ。帰国してからムーミンの絵本を楽しむと、より深く楽しめるはず。 子連れで楽しめる場所が、意外とたくさんあります。今後の旅行の候補地に入れてみてはいかがでしょうか? © Moomin Characters ™ 取材協力: フィンエアー Visit Finland(フィンランド政府観光局)
2018年09月24日愛猫との生活を描いたマンガブログ『うちの猫がまた変なことしてる。』が大人気の、 卵山玉子 さんによる、犬や猫の終活について描いたマンガ 『ネコちゃんのイヌネコ終活塾』 。ネコちゃんがペットの終活について、さまざまな専門家(犬と猫!)から学ぶ、かわいくて勉強になる一冊です。 その中から、今回はペットが亡くなってしまったときのため、 知っておいた方がいいこと をご紹介します。 ■ペットとのお別れの方法 ペットとのお別れ。想像しただけでも辛く、あまり考えたくないことではありますが、お別れはいつか来るもの。 現実感の薄い元気なうち に考えるほうが、気が楽なのだとか。 葬儀はペット葬儀者に依頼したり、自宅に庭がある場合は、庭に埋葬するなどの自宅葬、自治体に依頼するなどの方法があります。自宅まで火葬車に来てもらって火葬に立ち会えるなど、葬儀会社もサービスも増え、選択肢も広がっているのだそう。 注意するべき点は、悪質な葬儀会社もいるということ。やはり、冷静な判断ができるうちに、信頼できるペット葬儀業者を調べておく方が良さそうですね。 ペットの供養は特に決まりがないので、飼い主が納得のいくやり方で大丈夫。遺骨についてはゆっくり、手元供養しながら考えればいいようです。 ■もしペットを飼えなくなったら ペットの病気や死について考えると同時に、考えなくてはいけないのが、 自分が飼えなくなった ときのこと。可能性はゼロではないと考えると、普段から対策をしておきたいものです。 本書の付録になっている、 終活ノート にペットの生活習慣や個性を書いておいたり、万が一のときに託す人や場所を探し、備えることも大切です。 ただ、ペットを飼うにはお金も必要。ペットの世話をしてくれる人が見つかったら、遺産贈与したり、信託銀行にお金を預けてペットのために使ってもらうことを考えても。 もし見つからなかった場合は、長期滞在できるペットホテルや老犬老猫ホームなど、信頼できる場所を探すのも一案です。ただ、そういう場所は増えている反面、なかには環境のよくないホームもあるようなので、第2の家を探すつもりで、2軒以上は見比べるのがおすすめなのだとか。 ■ペットが亡くなったそのあとに 最後は想像もつかない、ペットとのお別れした後のこと。悲しみは無理に抑え込まず、言葉にしたり、思い出に浸ったり、十分に表すことが立ち直りのきっかけにもなるよう。 「こうしていれば、もっと長生きしたのでは」と自分を責めてしまいがちですが、一緒に過ごした時間は、飼い主もペットも幸せだったと考えてみては? 幸せだったのだから、いなくなったら悲しいのも当たり前です。もし寂しくて毎日ふさぎこむようなら、もう一度ペットを迎えることを考えてみても。思い切り泣いて、ゆっくり受け入れていけばいいと考えると、少し心が軽くなる気がします。 このようにかわいいマンガで、やさしく丁寧にペットの終活について教えてくれる一冊。 あとがきにも書かれていますが、終わりを意識すると 「いま一緒にいるペットにしてあげたいこと」 を自然と考える機会にもなります。ペットと暮らすために知っておきたいことがまとまっているので、もっと詳しく知りたい人はぜひご一読を。持っておけば、いざ判断するときに参考になるはずです。 マンガでわかる! ネコちゃんのイヌネコ終活塾 卵山玉子 著/WAVE出版 1,200円(税別) ペットの病院、お金、介護、葬儀、ペットロス…。ネコ好きマンガ家の卵山玉子さんが専門家にきいてわかりやすくマンガでまとめた一冊。まだ若くても知っておきたい情報が満載。「今」がもっと愛おしくなる、愛犬・愛猫の老い支度本です。 <卵山 玉子(たまごやま・たまこ) プロフィール> ネコ好きのマンガ家。アメブロ公式トップブロガー。愛猫との生活を描いた猫マンガ『うちの猫がまた変なことしてる。』(KADOKAWA)で人気を博す。主な著書に『ネコちゃんのスパルタおそうじ塾』(WAVE出版)、『シュウさま-保護猫カフェからやってきた3本足のモフ天使』(WAVE出版)、『イラストでわかる! ネコ学大図鑑』(宝島社)等。 ・ ブログ「うちの猫がまた変なことしてる」
2018年09月22日