フォトグラファー&ライター。主にグアムや東京で個展を開催したり写真集に作品を提供する傍ら、自然光のもとビーチや公園などで撮影する、ハッピーオーラにあふれた家族やマタニティー、ベビィのポートレート写真を得意とする。ライターとしてはナチュラル&オーガニックをテーマに、『地球の歩き方』、『ウーマンエキサイト おうちスタイル』などに寄稿。
人気のルーム・フレグランスのブランド『メディテイト(meditate)』に、ボディケアシリーズが登場した。 『メディテイト(meditate)』のインセンス(お香)は、合成香料を一切使わず、すべてのアイテムで質の高い精油を香料として使用。原料はすべて自然由来で合成着色料なども不使用。お子さまがいるご家庭でも安心してお使いいただける。また、リーズナブルな価格なのもうれしい。 『メディテイト インセンス』 700円(35本入り) 今回あらたに加わったボディケアラインは「バスソルト」と「ボディオイル」。インセンス(お香)、バスソルト、ボディオイル、それぞれに心地よく瞑想をさせてくれる3つの香りが揃っている。 ラベンダーとローズマリーの香りが心を落ち着かせ、気持ちを安らかにしてくれる “ハーモニー(調和)” 。オレンジとレモングラスが心を開放し、元気を与えてくれる “ヴァイタリティ(活気)” 。そしてゼラニウムとイランイランが心のバランスを整え、前向きな気持ちにしてくれる “ブルーム(開花)” と、その日の気分で使い分けることができる。 『メディテイト パタゴニアバスソルト』 1,600円(270g 約8回分) バスソルトは、環境汚染物質を含まないアルゼンチン、パタゴニアの天然塩を採用。売り上げの一部はパタゴニアの環境保護のために寄付されるというものだ。 心地よいインセンスの香りで、おうちで少し贅沢な一日を過ごした後は、体を芯から温め、神経を休めてくれるバスソルトで入浴…などいかがだろうか。 そして、しめくくりは『メディテイト ボディオイル』でケアを。天然由来のエモリエント成分が入浴後の体を乾燥から守り、就寝前のひとときを贅沢なものにしてくれるだろう。キャリアオイルにはオリーブの精製油を使用。肌や髪を美しく保ってくれる。 『メディテイト ボディオイル』 1,300円(50ml) 忙しい仕事や家事、育児の合間に、良質な香りでメディテイト(瞑想)することは、心と体のおうちケアになる。1年間がんばった自分へのご褒美として、またちょっとしたクリスマス・プレゼントとしても喜ばれそうだ。 『メディテイト(meditate)』は、全国の雑貨店の他、発売元大香のホームページ( www.daikoshop.com )でも購入できる。 取材/鶴賀 奈穂乃
2011年12月14日ハンモックというと、白いタコ糸のような紐で編まれたものを思い浮かべる方が多いと思うが、マヤ文明から受け継がれた伝統的な編み方で編まれたメキシカンハンモック(マヤンハンモック)は、メキシコ独特のカラフルな色使いや、心地いい座り心地、寝心地、通気性が特徴で、現在でもマヤの面影を色濃く残すユカタンでは、今でも子供から大人まで皆ベッドを持たずにこのハンモックで寝ているというほど、長く愛され、生活に密着しているもの。 日本ではまだまだ馴染みがないが、実は大人ひとりが縦に寝るのにちょうどいいスモールサイズ(¥7,500)から、大人ふたりと子どもひとりが横に寝るのにちょうどいいジャンボサイズ(¥15,500)まで5種類のサイズがあり、それぞれ色や柄もさまざまで、今季の新色も入荷されたばかりだ。 最初にこのハンモックのことを知ったときは、さまざまな色使いや模様などそのデザイン性に惹かれたが、実際にメキシカンハンモックに試乗してみると、とにかくその乗り心地のすばらしさにハンモックを降りたくなくなることに驚く。座っていても寝ていても自分の体重や動きでかすかに揺れるのだが、それがなんとも心地良く、これならベビーも喜ぶのでは……と思ったら、やはりユカタンではこのハンモックをベビーベッドや揺りかごとしても使うとか。 ベビーベッドとして使う場合は、写真のようにハンモックの端の部分を固結びすると端の距離が短くなるためサイドが立ち上がり、ベビーが寝返りをうっても転がり落ちないようにすることができる。また揺れていないとぐずってしまうベビーでも、ハンモックを一押しするだけで心地良い揺れが生まれぐっすりと寝てくれたり、ハンモックの使い方次第ではハンモックの縦半分をベビー用スペースに、残り半分にママが座ってベビーの世話ができたりもする。もちろん普通のハンモックなので、ベビーの成長に合わせて買い換える必要もなく、ベビーベッドとして使う必要がなくなったら、大人がそのままインテリアや自分のベッドとして使ったり、アウトドアで楽しむことができるのもとてもエコで経済的。 しかもこれからの季節はハンモックの中に敷き布団をいれることで保温性を高めることができ、夏は敷き布団を外すとかなり通気性がよく熱帯夜でも涼しく寝ることができるので、季節を問わず年間を通じて活躍してくれる。 さらにこのハンモックは寝方も何通りもある。例えば読書をするため上体を起こしたい場合は通常通りに縦に寝てハンモックのたわみをうまく利用したり、背中をフラットにして寝たいときは、ミディアム以上のサイズのものに斜めや横に寝ることで、背中が丸くなることなく寝ることができ、腰痛持ちの方も楽に寝ることができる。また完全に寝てしまっても落ちることはよほど寝相が悪く無い限りまずないそうだ。最初は恐る恐るしか動けないかも知れないが、慣れてくるとハンモックの上で自在に動けるようになってくるので、自分にあった乗り方を見つけることができるのも楽しい。 他にもこのようなインテリア兼椅子として楽しめるチェアー型(¥12,000)もあり、これからの読書の秋にぴったり。場所も取らないので、一人暮らしの部屋でも天井にしっかりとした梁さえあれば手軽に取り入れることができる。 室内に通常のハンモックを吊るす場合は、柱や梁をうまく利用して、3.5〜4メートルの幅を確保できればよい。金具さえ取り付けてしまえば引っ掛けるだけで取り外しも簡単なので模様替えも自在。通常は室内で楽しみ、時々アウトドアに持ち出して、ひもであっという間に木に吊るすことも可能なので、子供たちが喜ぶことも間違いない。 日本ではまだ入手しにくいメキシカンハンモック。ぜひこちらのサイト「the Hammock」でお好みを見つけてもらいたい。 取材/鶴賀奈穂乃
2011年10月19日自然治癒力や免疫力を高めたり、新陳代謝を上げてデトックスする効果があるといわれ、いま注目されている酵素。 しかし酵素の力を普段の食事に取り入れたいとは思っていても、発酵食品を自宅で作るのは手間暇がかかりすぎるとか、話題のローフードは材料や作り方が少し特別でなかなか始められないという方も多いのではないだろうか。 そこで酵素栄養学に興味をもってマクロビオティックやローフードを始めとする菜食普及活動をしていらっしゃる高嶋綾也さんに混ぜるだけの簡単レシピを教えていただいた。 ひじきと春菊の酢醤油和え 【材料】 乾燥ひじき 20g 春菊など旬の葉野菜 50g 玉ねぎ 150g(約1個) <ドレッシング> 醤油 大さじ1 アガベ 小さじ1 (メープルシロップ、みりんなどの甘味でも可) リンゴ酢 小さじ1 白いりゴマ 小さじ1 1)乾燥ひじきは水につけて戻し、必要に応じて食べやすい大きさに切る。玉ねぎはスライスして必要に応じて水にさらす。春菊などの野菜は食べやすい大きさに切る。 2)ドレッシングの材料をすべて混ぜて1と和える。すぐに食べてもいいが、翌日くらいまでなじませても玉ねぎがドレッシングを含んでおいしい。 ポイントは旬の野菜を使うこと。春菊は10月から2月までが一番おいしいので、旬の野菜のサラダで酵素パワーを取り入れよう。またひじきなどの海藻類もデトックスを促してくれる。 次のページで「バナナとキャロブ(ココア)ボール」をご紹介。 バナナとキャロブ(ココア)ボール 【材料】 完熟バナナ 120g ココナッツフレーク 60g キャロブ(ココア) 20g メープルシロップ 20g シナモン 少々 バニラエクストラクト 少々 1)バナナをフォークなどでよく潰す。 2)1に残りの材料をすべて混ぜ、500円玉くらいの大きさのボール型に丸める。お好みで飾りのココナッツフレークを散らしても。 本当に混ぜるだけで作れるのに、ココナッツフレーク入りのトリュフのような味わいのお手軽スイーツ。キャロブパウダーは自然食料品店やネット通販で購入できるが、砂糖などの加えられていないココアパウダーでも代用できる。シナモン入りなので、ハロウィンはもちろん、これから年末にかけてのパーティーシーズンでも喜ばれる簡単レシピだ。 23歳頃から畜産業の実態や環境に与える影響、健康のことを考えて菜食を始められた高嶋さんは、現在では菜食普及活動家として有名。穏やかでやさいしい人あたりと透明感のあるルックスから、ローフード界のプリンスと言われるほど、全国にファンも多い。 実際にはローフードだけにこだわることなく、菜食を中心にカラダにいいものをカラダが欲するように食べるのがモットーという高嶋さんはご自分で腕をふるう『そばカフェ』も毎月最終火曜日に開催している。メニューは蕎麦、カレー、スイーツから選べ、料金はお好きな金額だけを支払うというもの。有機石臼挽きそば粉を使用した手打ちそばに鰹や鯖などは使わず、きのこ、野菜、海藻などからとった出汁のそばつゆ、ルーやカレー粉を使わずにスパイスから味を作り、野菜と穀類、豆類を使ったスープ系のカレーを楽しむことができる。また高嶋さん手作りの器もお好きな金額で持ち帰ることもできる。 実際に高嶋さんに会ってみたいという方にはオススメのイベントだ。 『蕎麦カフェ』 日時:毎月最終火曜日 11:00〜14:00(ラストオーダー) 要事前予約 場所:Mooring Deck Deli&Cafe モーリンデッキ 相模原市中央区東淵野辺4丁目31-14 TEL:042-776-1050 料金:お好きな金額を支払うドネーション方式 予約メール:ryoya@peacefulcuisine.com 取材/鶴賀奈穂乃
2011年10月19日この秋、東京・南青山に1歳半から3歳を中心としたベビー&キッズのためのリサイクルショップ「quoideneuf(クワドヌフ)」がオープンした。 このリサイクルショップが新しいのは、フランス人の旦那さまを持つオーナー竹之内ふじ子さんの人脈を生かしたセンスよく、日本ではなかなか手に入らない素敵な一点物を、アクセスのいい表参道で見つけられること。しかもユーズド品は800円からとお値段もお手頃で、有名ブランド品でもリサイクルなら1万円以下で購入できる。 ↑SimonettaのTシャツ¥3,200 John Gallianoのジーンズ¥8,000 共にリサイクル 他にもリサイクルとはいっても新品だったり、竹之内さんが自らフランスなどで買い付けてきた一点物など、だいたい5,000円から20,000円くらいで見つけることができるので、大切なご家族やお友達へのプレゼントにもオススメ。 ↑Happy Gardenのレインコート¥18,000 Pomd'apiのレインブーツ¥6,500 共に竹之内さん買い付けの一点物 ↑Marleen Molenaarのバスローブ¥18,000 バブーシュカ¥2,200 共に竹之内さん買い付けの一点物 もともとお子さんが成長するに従って、ほとんど着せる機会のなかった洋服や小物類などを有効活用するために始められたこのショップ。もちろん皆さんもコンディションのいいもので不要になった商品を持ち込みできる。キャラクターものやファストファッション、日本のスタンダードブランドは扱わないが、いただきものだったり、最初のお子さんで必要以上に購入してしまったものなど、まだまだきれいで使えるものをリサイクルしてみよう。まずはアポを取って竹之内さんと相談。持ち込んだ商品が売れたら委託販売手数料を差し引いた金額が支払われ、売れなかった商品は返却されるシステムだ。 取り扱い商品は洋服、シューズ、バッグ、ベビー雑貨、おもちゃなど。不定期に大変希少なアイテムも入荷され、この冬はLucien Pellat-FinetのカシミアセーターとMonclerのファー付きベビーダウンスーツ(共に価格未定)など、ショップをのぞきに行くだけでも楽しみだ。 場所は表参道駅から徒歩5分ほどの閑静なエリア。こだわりのベビー&キッズ服を見つけたい方にはオススメのショップだ。 quoideneuf(クワドヌフ) 住所:東京都港区南青山3−14−10 シブレ南青山 Tel&Fax:03−3405−4366 営業時間:火〜土 11:00〜17:30 定休日:日・月・祝祭日、その他不定期 取材/鶴賀奈穂乃
2011年10月15日日本人の足は幅広・甲高と言われているが、運動量が少なく、現代食を多く食べる都会の子どもたちを中心に、最近は細幅の足の子供が増えている。どんな靴を履かせても靴がパカパカしたり、足の指が変形してきたような気がするなど、子供の足や靴の悩みを抱えるママは少なくない。 実は安価な靴というのは、型抜けがよく機械による大量生産がしやすいので、靴の幅が大きく、柔らかめに作ってあることが多いもの。このためサイズは合っているはずなのに靴幅が合っていないので靴がパカパカとしてしまい、結果的に成長期の子供に小さいサイズの靴を履かせてしまっていることが多い。 そこでご紹介したいのが、サイズの他にS/M/Wと3つの靴幅の規格があるドイツで、細幅子供靴として国内トップシェアを誇る老舗ブランド「Daumling ダウムリング」。 靴が薄く足に吸い付くようにフィットするよう、熟練の職人の技術で手仕事で作られていくのはもちろん、靴の発色や色のりをよくするために革のなめし行程で使用される化学薬品クロムを使わず、子供の皮膚に付着しても有害にならないよう、ナチュラルな素材にこだわった靴作りをしている。 靴の幅がきちんと合っていれば、まずきちんとかかとを合わせベルトで甲を止めてあげると、つま先に0.5~1センチほどの余裕をもたせることができ、サイズが早く変わる時期でも約半年は履くことができる。 一般に日本の子供靴にかける1足の値段の平均は5,000円前後なので、1足1万円台後半の「ダウムリング」の靴はとても高価と言えるかも知れない。でも骨が柔らかい子供は靴が合っていなくても自分では分からないことが多く、結果的に足の指が変形したり膝を痛めたりしてしまうこともあるとか。そのためきちんと子供の足に合った靴選びをしてあげるのは、子供の健康のためにも、また靴を大切に履くという教育をする意味でもとても大切なこと。 「ダウムリング」の靴は日本ではまだ珍しいが、東京・吉祥寺の靴専門店「オートフィッツ」は、丁寧なカウンセリングのもと、適切な靴を選んでくれる。 合う靴を履くようになってから、子供が運動が好きになった、運動会で1等賞が取れるようになったと報告してくださるお客様も多いとか。子供の靴選びに悩まれている方は一度足を運ばれてみてはいかがだろうか。 オートフィッツ吉祥寺 住所:〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-17-2 営業時間: 平日 AM11:00~PM8:00 土日祝 AM10:00~PM8:00 電話:0422-47-8891 FAX:0422-47-8806 取材/鶴賀奈穂乃
2011年10月12日