大学卒業後、商社にて海外貿易業務に従事。その後、株式会社メディアジーンに入社。2011年、女性向けウェブメディア「MYLOHAS(マイロハス)」編集長に就任。2015年よりエキサイト株式会社にて「ウーマンエキサイト」のデスクを担当。出産・育休を経て、フリーランスに。一男二女(双子)のママ。
小さい子どものかわいい行動や長年連れ添った夫婦のいざこざ、ときどきくすっと笑ってしまうような心温まる話も。「家族って面白い!」が詰まった4コママンガをお届けします。
心地いいインテリアをキープしつつ防災対策をするには、どこからはじめればよい? 整理収納アドバイザーMisaさんに「防災インテリア」のヒントを教えていただきました。
「この子、人と関わるのが苦手なのかな?」わが子の消極的な姿を見ると、それが個性とわかっていても不安になることがあります。 世界No2の営業ウーマンに上り詰め、現在は作家・営業コンサルタントとして活躍する和田裕美さんも、幼い頃は引っ込み思案な性格だったそう。そんな和田さんを強くしてくれたものとは? 和田さんの著書で、道徳の教科書(※)に掲載されて話題になった絵本のリニューアル版『ぼくは ちいさくて しろい(クラーケン刊)』からご紹介します。 ■短所を長所に変える思考術 絵本の主人公は小さくて白い、ひとりぼっちのペンギン。仲間と違う容姿や能力に悩みます。そんなときにどこからともなく聞こえて来たのが、心の中に宿る今は亡き母ペンギンの声。 「おかあさん おかあさん どうして ぼくは ほかのこよりも はしるのがおそいの?」 「それはね まえをはしっていたら うしろのこがころんでも きがつかないでしょう。 あなたは ほかのだれかが ころんだら おこしてあげるやくめなの」 出典:『ぼくは ちいさくて しろい』(クラーケン刊)P9-10より 「でも ぼくは いまたったひとりで さびしいよ」 「さびしいのは ほかのひとの さびしさを まなぶためなの」 出典:『ぼくは ちいさくて しろい』(クラーケン刊)P13より そう、母ペンギンは容姿はもちろん、環境や状況も決して否定することなくポジティブに捉えて子ペンギンに語りかけるのです。 これがまさに和田さんが実際に亡きお母さんから受け継いだ教え。見方をちょっと変えて短所を長所に変えていく思考は、和田さんが現在でも「陽転思考」としてセミナーや著書で広く伝えているものです。その教えがこの絵本には踏襲されています。 何をするのも遅くてノロマだった和田さんにお母さんは「ゆっくりなのは大物になる証拠だね」「なんでもゆっくり、遅いことも余裕があっていいことだ」と、自信をなくしているときこそ「それがあなたの良いところ」と認めてくれたのだといいます。 そのたったひと言が和田さんの心に小さな明かりを灯し、その後の人生を支え続けます。 「ダメな私にもちょっとはいいところがあるんだ」と気づいて強くなれました。それが私の素となり、いまの私につながっています。 出典:『ぼくは ちいさくて しろい』(クラーケン刊)あとがきより ■勇気をもって進む力を身につけるには… その後も子ペンギンは一人で歩んでいくことに不安を抱きますが、母ペンギンはとにかく前を向いて歩んでいくことで“勇気”と“夢”に出会えると説きます。 「さいしょに ゆうきにであうから いっしょに あるいていきなさい。きっとゆめにであえるから。 かぜもふくし あらしもくる。 でも かぜは あなたに つよさをおしえて あらしは あなたに いのちをおしえる。 あたたかいたいように かんしゃをまなび おいしいおさかなに よろこびをまなぶ。 そして ころんだら おきあがることをまなびなさい」 出典:『ぼくは ちいさくて しろい』(クラーケン刊)P29-30より 子どもが何かにチャレンジすることを恐れていたら、それはひ弱な心のせいではないかもしれません。誰しも初めてのことや苦手なことには不安をいだくもの。そんなときに、ほんの些細なことでいいので自分を好きになれるひと言をかけてみてはどうでしょうか。 そうして一歩を踏み出せたら、あとはやり続けていくことで、いつの間にか自分に自信がつき、勇気が持てるようになる。きっと勇気があるから前に進めるのではなく、前に進み続けたことで勇気が後からついてくるのかもしれません。 その後子ペンギンは心の中に生き続ける母ペンギンに支えられながら、太陽に向かって歩み始めます。 「おかあさん おかあさん… ぼくは ひとりぼっちじゃないんだね。 おかあさんは ぼくの こころのなかにいきているんだ…」 出典:『ぼくは ちいさくて しろい』(クラーケン刊)P34より 忙しい毎日の中でついガミガミ怒鳴ってしまったり、子どもの欠点ばかりに目を向けてしまったり…。でもひと言でいいので、本人が欠点や悩みに思っていることがじつは素晴らしい長所であることを伝えてみてください。親に見守られているという安心感と自信が、きっとその後の人生を明るく照らしてくれるに違いません。 ・ 『ぼくは ちいさくて しろい』(クラーケン刊) ※平成30年度版『いきるちから』日本文教出版刊
2018年05月15日新学期が始まりバタバタと毎日を過ごしていたらあっという間に4月末。気づけばゴールデンウィークに何の予定も立てていない…という方も多いのではないでしょうか。そこで、東京都内で予約不要、なるべくお金をかけずに子どもと一緒に楽しめるイベントをご紹介します。 ■木のオモチャで遊び放題! 都心で森にふれあい五感を刺激 子どもにはできるだけ自然とふれあって、五感を刺激してあげたいと思うのが親心。都心にいながらそんな想いを叶えてくれるのが、六本木のアークヒルズで開催される「木とあそぼう 森をかんがえよう with more trees 2018」です。 入場無料ながら、ヒノキ玉のボールプールや全長12mもある木製スロープでのビー玉遊びなど、木のオモチャで遊び放題! 建築家の隈研吾さんがデザインしたつみきも知的好奇心をくすぐります。ヒノキの木製シートでオリジナルのスターバックスタンブラーが作れるワークショップなど(一部有料)もあり、親子で楽しみながら木にふれあえるのも嬉しいところ。通常非公開のサントリーホール屋上「ルーフガーデン」も特別公開されます。期間中アークヒルズのレストランではジビエ料理も味わえるので、森の恵みを感じながら丸一日たっぷり楽しめますよ。 ・開催期間:2018年5月3日(木・祝)、4日(金・祝)、5日(土・祝) ・時間:10:00〜17:00 ・場所:アークヒルズ アーク・カラヤン広場 ・料金:無料 (一部ワークショップは有料・当日先着順) ■0歳から一流のクラシック音楽を体感! 無料コンサートも 子連れで行くにはなかなかハードルが高いクラシックコンサート。でも幼いうちに本物の音楽を聴かせたい! という人におすすめなのが、「ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2018」。丸の内と池袋の2会場で開催される、国内外の一流アーティストによる世界最大級のクラシック音楽祭です。 なかでも毎年好評なのが「0歳からのコンサート」(チケット予約必)。大人は1人1500円と有料ですが、2歳以下の子どもは保護者の膝上で、無料で参加できます。もちろん授乳室やオムツ替えコーナーもあるので安心。それでもぐずるのが心配という方は、まずは屋外ステージで行われる無料コンサートへ。エリア周辺でショッピングやランチを楽しむ合間に行けるので、初めてさんも気軽にトライできますよ。 ・開催期間:2018年5月3日(木・祝)・4日(金・祝)・5日(土・祝) ・場所:丸の内エリア (東京国際フォーラム・大手町・丸の内・有楽町) 、池袋エリア (東京芸術劇場・池袋西口公園・南池袋公園) ・料金:有料公演のほか、無料で楽しめるエリアコンサートあり ■親子の絆が深まる! 冒険型なぞときイベント ちょっぴりお金はかかってしまいますが、頭もカラダもフル回転して楽しめるのが、東京ドームシティ アトラクションズで開催されている冒険型なぞときイベント「しまじろうと まほうのゆうえんち~行こうよ、不思議な冒険に!~」。参加者全員がもらえる魔法使い3点セット「帽子、ステッキ、マント」を装備し、しまじろうと魔法使いのアウラと一緒に「まほうのベル」を取り戻しに行くゲームです。 リアル脱出ゲームの「SCRAP」と幼児向け通信教育教材でおなじみの「こどもちゃれんじ」が共同開発しているだけあって、謎解きの面白さと発達段階にあわせたアクティビティが知的好奇心を育みます。親子で力を合わせないと魔法が使えず、ときには勇気を試される場面もあるので、親子の団結力が必須。お子さんとじっくり向き合ういい機会になるかもしれません。参加にはチケットが必要ですが、お得な前売り券は参加日前日まで購入OK。もちろん当日券もあります。 ・開催期間:2018年3月9日(金)~5月6日(日) ・場所:東京ドームシティ アトラクションズ ・料金:親子ペアチケット前売り券/3,000円、当日券/3,400円
2018年05月01日