いつも同じようなテイストの服や、体型をカバーする服ばかり買っていませんか? 出産や年齢とともに体型は変わっていきますが、自分の体型を活かした服を選ぶことで、スタイルがよく見えます。 今回は、スタイル別に気をつけたい洋服選びのポイントをご紹介します。 ■まずは「自分のチャームポイント」を知ることから! 授乳や加齢が原因で体型が崩れてしまい、似合う服が少なくなったと嘆く人も少なくないはず。だからといって、魅力がなくなるわけではありません。誰にでもチャームポイントは必ずあります。お風呂に入ったときや着替えるとき、ボディチェックをしてみてください。 自分の体でいちばん好きな部分はどこですか? ほどよくボリュームがあるヒップ、くっきりきれいな鎖骨…チャームポイントになるパーツが映える服を選んでみてください。 ボリュームあるヒップの人は、ニット素材のワンピでヒップのラインをアピールしたらキュートに。鎖骨がすてきな人は、ボートネックのトップスでさりげなく見せるといいでしょう。自分の魅力を知ることで、スタイルよく見えるのだから、一石二鳥ですね。 ■スタイル別の服選びのポイント ・スリム体型 スリムな人は、ゆったりしすぎた服はかえって貧弱に見えてしまいます。ニットのセットアップやスキニージーンズなど、ほどよく体のラインがわかる服を着たほうがスタイルよく見えますよ。 ・ぽっちゃり体型 ぽっちゃりさんは、素材選びを工夫してみましょう。ボリュームあるバストが気になるなら、バストの大きさが強調されるカットソーよりもパリッとした綿、麻素材のシャツをチョイス。 下半身が気になるのなら、ボトムスにハリのある素材を持ってきて。ゆったりチュニックでおなかもおしりも隠していませんか? 丈が長すぎず、ボリューム感が出ないデザインを選べば、すっきり見えます。 また、スタイルに関わらず、セールで気に入ったデザインの服があったけれどサイズが合わないとき、妥協してその服を買ってしまうことはありませんか? サイズが大きすぎると、かわいいデザインでもだらしない印象になってしまうことも。 スタイルよく見せるためには、ジャストサイズの服を買うことです。そして、首・手首・足首を見せる着こなしで抜け感を演出すれば、オシャレ感もアップします。 ■試着時にチェックすべき4つのポイント 服を手に取って見るのと実際に試着したのでは、ずいぶん違った印象になるものです。「こんなはずじゃなかった、失敗した」ということにならないためにも、できるかぎり試着しましょう。 試着するときのチェックポイントは次の通りです。 1. 変なシワができていないか 2. 胸元があきすぎていないか 3. 色が自分の肌にマッチしているか 4. 後ろ姿にも問題がないか 今の自分だからこそ、着こなせる服はきっとあるはず。自信を持って、自分の魅力を活かした服を着てみましょう! (阿部裕子<フォークラス>)
2016年10月21日小学生の子どもに「勉強しなさい!」と声をかけて机に向かわせても、なかなか勉強に集中しない…。そんな悩みを抱えているママは多いのではないでしょうか? どのようにしたら子どもが勉強に集中するのか気になるところですよね。今日から実践できる方法をご紹介します。 ■勉強する環境を整える 机周りの環境は大事です。大人でも散らかっているデスクだと仕事に集中できないのだから、小学生だとなおさら。勉強に関係ないものは、机の周りに置かないようにしましょう。 スマホや漫画、遊びに関するものは、目に入らないところに片づけます。教科書やノート、えんぴつ、消しゴムなどは、定位置も決めておくといいですよ。せっかく勉強に集中していても、「あれ、どこに置いかな?」となってしまうと、集中力も一気に低下してしまいます。 デスクランプは白色の蛍光灯がオススメです。蛍光灯は脳を活発に活動させるといわれており、集中力キープにもってこいなのだとか。 また、子どもが勉強しているときは親もテレビを見ないなど、家族全員で静かな環境をつくるように心がけましょう。 ■時間は短めに、目標を低めに設定 「1時間半勉強しよう」「今日中にここまで進めよう」とはじめから目標を高くしすぎると、「やっぱり無理…」とお子さんが挫折してしまうことも。 最初は時間を短めに、目標を低めに設定します。学校の授業時間より少し短めがよさそうです。机に向かった時間の長さより、勉強にどのくらい集中できたかを重視するといいでしょう。 達成できたら、また小さな目標を立てます。大きな目標を掲げるより、小さな目標を少しずつ立てて、自信を積みあげていくほうが、子どもにとってプラスになります。 ■勉強のやる気スイッチを入れるしくみをつくる 勉強のやる気スイッチは、子どもによってもさまざま。たとえば、勉強がはじまる10分前になったら、いつも同じ音楽をかけてみるのもいいでしょう。「勉強しなさい!」とガミガミいうより効果的かもしれません。 苦手科目や問題を克服したいときは、漢字練習や簡単な計算問題など単純な勉強からスタートするのがオススメです。目安は15分くらい。お子さんが「もっとやりたい!」と言っても15分でやめるのがポイントです。苦手科目が後回しになってしまい、結局できなかったということになりかねません。 ちょっとした工夫でお子さんの集中力は高まります。子どもにとってのスイッチはなにか、お子さんを観察して見つけてみるといいですよ。 (阿部裕子<フォークラス>)
2016年10月09日お子さんが習いごとをしているとき、ママはどうしていますか? 送迎したり、子どもががんばっている姿を見守ったり、縁の下の力持ちという存在の人も多いことでしょう。 せっかくなら、ママも一緒にお子さんと習いごとをしてみませんか? オススメのレッスンをチェックしました! ■ママががんばっている姿が刺激になる 「もうやめたい…」、「今日は行きたくない…」とぼやくのは、子どもが習いごとをするときの「あるある」です。 こういうときは、子どもが習いごとを“やらされている”感が強くなり、楽しくないと思いはじめていることが多いようです。親子で同じレッスンを受けていれば、ママががんばっている姿を見せられます。子どもへの刺激になるのはもちろん、ママ自身が楽しくなれることまちがいなしです。 親子で練習したり一緒に発表会に出ることで、より絆が深まり、楽しい思い出を共有できます。子どものモチベーションも上がることでしょう。親子で共通の楽しみがあるといいですよね。 ■続けるほどに達成感! 室内系の習いごと 女の子のママにオススメしたいのが、ピアノです。親子でピアノを習えば、将来発表会で連弾も夢じゃありません。「子どものころにピアノを習っていたけど、もう少し続けておけばよかった…」と後悔しているママは、今度こそ念願の曲に挑戦してみるのもいいでしょう。 料理が好きなお子さんなら、料理教室もオススメです。ママが教えるのもいいけれど、プロに教えてもらうとわかりやすいし、どんどん上達します。週末、習った料理を仲よく親子でクッキングしたら、パパもよろこびそう。 毎日忙しいママたちにぴったりなのが、習字です。週に1回でも心を空っぽにして何かに向きあう時間がつくれたらリフレッシュできることでしょう。字がきれいになれるというメリットもあり、達成感も得られそうです。 英会話も年齢を問わずチャレンジできるもののひとつ。ママがペラペラ話せなくても、下手でもいいのです。がんばっているママの姿を見せることが、なにより刺激になります。突然外国人に道を聞かれても、力を合わせて答えられるかもしれません。 ■心身を解放してすっきり! 運動系の習いごと 「運動をしたいけど、子どもがまだ小さいから…」という方にオススメしたいのが親子ヨガ。激しい運動ではないので、親子でトライするのに最適です。自然のなかで行うレッスンもあります。自分の雰囲気に合ったクラスを探してみるといいでしょう。 フラダンスは、母娘におすすめしたい習いごとです。動作はゆっくりなのに、じつはけっこうハード。ハワイアンミュージックをBGMにゆったりした気持ちで体を動かせば、ストレスも吹きとびそう。なにより、子どもたちが踊る姿は、とってもキュートです。 最後に紹介するのは空手です。落ちついた雰囲気のなか、礼儀作法も学べるというメリットも。体力がありあまっている、わんぱくな男の子にもぴったりです。ママもキレのある動きで代謝アップしながらストレス発散。スッキリすることまちがいなし! ママはいつも家族優先で自分のことをあとまわしにしがち。自分の趣味に没頭できる時間も独身のときと比べたら激減しています。 習いごとの楽しさを子どもだけに独占させるのは、もったいない! 子どもと一緒にレッスンすれば、コミュニケーションも楽しみも増えそうですね。
2016年10月06日最近、読書嫌いの子どもが増えているといわれています。みなさんのなかにも、あまり読書が好きではない方もいらっしゃるかもしれません。読書は子どもにとって学力だけでなく、成長する上でいい影響を与えます。子どもに読書する習慣を身につけてほしいママも多いでしょう。私自身の体験談から子どもが読書好きになる3つのポイントをご紹介します。 寝る前の15分、子どもと一緒に読書しよう 子どもは「本を読め」と強制しても、なかなか読んでくれません。「本を読むことは大切なのよ」と言っても説得力がありません。 そんなときは一緒にベッドに入って本を読みましょう。読み聞かせではなく、親子それぞれが自分の好きな本を読むのです。ふだん仕事で子どもとゆったりとした時間がとれなくても、寝る前の15分だけなら可能なのではないでしょうか。 いままで読書する習慣がなかったママは、最初は雑誌や短編小説などでかまいません。大切なのは、子どもと読書の時間を共有すること。寝る前のひととき、一緒に読書をすることで有意義に過ごせます。いい親子関係を築くためにもおすすめです。 本は子ども自身に選ばせて 個人的には子どもに課題図書を薦めるのはおすすめしません。私の場合、『人間失格』や『金閣寺』が学校推薦図書でしたが、読むのに苦労しました。純文学は、とっつきづらくてハードルが高いものです。 読書を習慣にしてほしいなら、図書館で紹介されている人気図書が読みやすくておすすめです。学校によっては、図書室だよりなどの広報紙で新刊や人気の本を紹介しているので参考にしてみては。子どもがよく読んでいる本というのもポイントです。小学生なら、ハリー・ポッターやダレン・シャンが人気のようです。 よくわからないときは、図鑑や子ども向けの小説からスタートするのもいいですね。私は森絵都さんの本を読み続けていました。 親が自分の好きな本や課題図書などを押しつけてしまうと、読書が嫌になってしまうこともあります。自分が読む本は自分で選ばせる。親は子どもがおもしろい本に出会うためのサポートをしましょう。 読書の後は一緒に感想を語りあおう 親子それぞれ好きな本をベッドで一緒に読む。そのあと、読んだ本の感想を語りあってみてください。 報われない恋をした人魚姫の行動は正しいのか。恩返ししていたはずの鶴は、なぜ姿を見られて飛び立ったのか。子どもの意見を受け入れ、自分の意見を伝え、一緒に考えてみましょう。 話の筋を説明する構成力や、自分の意見を伝えることで、主体性、コミュニケーション能力なども養われるでしょう。 子どもの気持ちや考え方に触れるためにも、意見を交わすきっかけづくりは大切です。インプットしたあとにアウトプットするのもひとつの方法。日ごろから気持ちを伝えあう習慣があれば、学校生活がうまくいかなかったときや進路で迷ったときなどでも、親に相談しやすい雰囲気が作れるはずです。 親子で楽しい読書ライフを 世の中には、あまるほど興味深い本があります。ぜひ好きな本を見つけてください。好きな本を横に並んで読み、語らう。親子にとって、とても大切な時間になるはず。 忙しい毎日でも、少しだけ読書の時間を取りましょう。短時間でも毎日続けるよう心がければ、いつしか積極的に本を読む子どもになります。 ・子どもが読みたい本を選ぶ ・ママも子どもと一緒に読書する ・読んだ本の感想を語りあう ぜひこの3つを実践してみてください。子どもと一緒に読書ライフを楽しんでくださいね。
2016年08月14日博物館は独特な雰囲気があってワクワクしますよね。好奇心旺盛な子どもなら、博物館と聞いただけでよろこぶことでしょう。 博物館は子どもが自発的に学べる最高の学び場です。博物館大好きな私が親子一緒に博物館で楽しく学ぶポイントを解説します。 ■ジャンルやプログラムなど、場所によってさまざま 博物館には、恐竜博物館や歴史博物館、電力博物館、携帯博物館など数多くあります。私は子どものころ、歴史博物館が好きでした。 両国の江戸東京博物館では、鹿鳴館の模型の屋根が時間ごとに開いて、なかの舞踏会の様子を見ることができました。展示室では模型のなかの人たちが和服を着ていて、とても驚いた記憶があります。 男の子にいちばん人気があるのは恐竜博物館でしょうか。よく展示されているのが実物大で復元した骨格。迫力満点でインパクトがあります。 博物館は展示品を見るだけでなく、自分でつくって楽しむワークショップや専門家が説明してくれる講座など、多彩なプログラムが用意されているところもあります。予約が必要な場合もあるので、事前に調べておくといいでしょう。 ■子ども自身が感じて学べるような雰囲気づくりを 博物館の魅力は体験できること。恐竜なら図鑑で見るよりも実物大の複製を見たほうが「もっと詳しく知りたい!」と思うはず。「勉強しなさい」と言うよりも、「こんなにおもしろいものがあるよ」と導いてあげたほうがスムーズに受けいれてくれることでしょう。 子どもが興味をしめしたら、積極的に学ぶチャンスです。ほかの来場者に迷惑をかけず、館内ルールを守っているかぎり、自由に学ばせてあげましょう。 親があれこれ解説するよりも、子ども自身に読ませ、聞かせ、さわらせる。子どもが自発的に学ぶ力をはぐくむことができるような雰囲気づくりをしましょう。 ■質問されたら一緒に調べて考えよう 子どもと博物館へ行くと、好奇心が旺盛なことに驚くでしょう。私も展示物について片っぱしから父に聞いていました。父は教えるのが好きで博識だったので、くだらない質問にも、いつもていねいに答えてくれました。 展示物を見ているときに、子どもから質問されることもあるでしょう。知りたい気持ちが高まっている証拠なので、質問されたらできる範囲で答えてあげてください。問題を追及する力が養われます。 答えられない質問をされた場合は、一緒に考えてみることをおすすめします。「なぜブラックホールはものを吸いこむの?」なんて聞かれても即答できませんよね。そういうときは、「調べてみよう」と親子で答えを探してみましょう。 大きな博物館では学芸員が常駐しているところもあります。子どもと一緒に質問をしてみるのもいいですね。 お台場の日本科学未来館では、親子で科学に触れることができる、”おや?”っこひろばや、科学技術の簡単な質問に答え、自分の意見を発信できるオピニオン・バンクなどのアクティビティが用意されています。博物館ならではのプログラムをどんどん活用しましょう。 子ども時代に好きだったものは将来にも影響を与えます。いろいろな博物館を訪れて、好奇心が刺激される経験ができるといいですね。最高の学び場で、お子さんと一緒にたくさんの知識を蓄えましょう! (雨宮紫苑<フォークラス>)
2016年08月13日