ITエンジニアとしてサラリーマン生活を送る中で、人間関係が上手くいかないことや自信の無さで苦しみ、心屋塾に出会う。自身の問題を解決する過程で心理学の面白さに気づき、カウンセラー、セミナー講師活動を始める。現在会社を辞めて起業し、自分軸を持って人生をおもいっきり楽しめる方法を伝える。
メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「自分に自信が持てず、前向きに行動ができない」という、aliさん(23歳・無職)に、心屋塾認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■aliさんのお悩み どうすれば自信を持って、行動できるようになりますか? 以前は成功する望みもあると思えていたのに、今は不安しか抱けません。したいことをする勇気も多少はあったのですが、今はすべてに恐怖を感じる日々です。 自分の価値に確信が持てたことがありません。見た目を気にして整えても、なにかが少しできたとしても、「そんなものは上辺だけで大したことはない、本質はそんな人間じゃない」という思いが拭えません。なにもかも人より劣っていて、誰かに認められることはない、という気持ちになります。 こうした恐怖を少しでも減らし、新しいことにチャレンジする希望を持つにはどうしたらいいでしょうか。 ※一部、質問内容を編集しています。 ■心屋塾認定講師の小林威之さんより aliさんこんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。自分に自信が持てず、前向きに行動できないとお悩みなのですね。 心理カウンセラーという仕事柄、私にとっても「自信」は切っても切り離せない言葉です。お悩み相談においても「自信がない」という言葉はたくさん聞かれます。自信を持つにはどうすればいいのか、自信を失ってしまった場合にはどう取り戻せばいいのか…等々、「自信」について考えない日がありません。 aliさんは、自信ってなんだと思いますか? 自信がある人ってどんな人だと思いますか? 自信がある人というと、イコール「前向きで失敗を恐れない人」だと考えがちですが、私は違うと思っています。 本当に自分に自信がある人というのは、成功しても失敗しても揺るがない人ではないでしょうか。誰かに評価されなくても揺るがないのです。 逆に、成功や他人からの評価ばかりを気にしている人は、たとえうまくいっていたとしても、それは「本当の自信」とはいえません。失敗したり、周りの人から評価されなくなったりすれば、その自信は一気に崩れてしまうからです。言葉は厳しいですが、それはただ虚勢を張っているだけ、ともいえます。 私が思う「本当に自信のある人」というのは、「自分にうそをつかない人」です。そうだとしたら、aliさんは「どんな人」が自分にうそをつかない人だと思いますか? 「自分にうそをつかないこと」は、実はそう難しいことではありません。 例えば、おいしいものを食べたら「おいしい」と言ってみる。美しいものを見たら、「美しい」と感じたり、それを表現してみたりする。スポーツジムに行きたいと思ったら、その足でジムに入会する。オーロラを見たいと思ったら、飛行機のチケットを取ってオーロラを見に行く…等々。 「自分にうそをつかない人」とは、そのように「自分の心に素直な人」をさすのではないでしょうか。 しかし、私たちは大人になると、自分の感情より周りの人の感情、自分の意見より周りの人の意見…と自分以外の人の意見や感情を優先する機会が増えていきます。この積み重ねが、自分に自信をなくしてしまう最大の原因ではないかと私は考えています。 「周りの人」より「自分」のほうを小さく扱っているので、自然に「自分」より「周りの人」のほうが価値がある…と思い込むようになる。そうしているうちに、自信を失ってしまうのですね。 自分に自信を持つには、まず自分の心に素直になること。どんな小さなことでも構いません。「うれしい」「楽しい」「悲しい」「寂しい」等々、その時々に自分が感じることを、ちゃんと表現してみましょう。 感情を素直に表現していると、自分で自分を信頼できるようになります。逆に、周りの人の目を気にして我慢ばかりしていれば、どんどん自分を信頼できなくなってしまいます。 自信を持つには、まず自分の気持ちにうそをつかないこと。そこから始めてみましょう。どんな感情も、あなたの味方になってくれますよ。 ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年10月02日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「孤独感が消えない」という、アヨさん(19歳・大学生)に、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 アヨさんのお悩み 大学2回生になったばかりですが、気づけば高校生の時からずっと孤独を感じています。彼氏がいても、いなくてもです。今は彼氏がいないので、その孤独感がいっそう増しています。 一日中、悲しくて泣いている日もありました。朝、目覚めた直後に、「私はひとりぼっちなんだ、誰も私に関心がないんだ」という思いが頭をよぎります。 気が合うと感じたり、相談できたりする友だちはおらず、親にも「孤独を感じている」とは言えません。このまま孤独を感じながら毎日暮らすのがつらいです。どうしたらこの孤独感は消えるのでしょうか。 ※一部、質問内容を編集しています。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより アヨさんこんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。孤独感を感じる場面が多く、それを理解してくれる人も周りにはいなくて、息苦しさを感じているのでしょうか。 どんなに友だちが多くても、すてきな恋人がいても、両親に恵まれていても、アヨさんが孤独感を感じているなら、「私、孤独でさみしい」「私、孤独で悲しい」と、まずは自分の心に素直に感じてみましょう。 無理に元気に振る舞う必要はありません。私が悲しいなら「悲しい」で大丈夫なのです。 周りの人に合わせる必要はありません。周りの人の雰囲気を壊したくないからと無理に笑顔でいたり、なんでもない振りをしたりする必要はありません。アヨさん自身のペースで日常を過ごすところから始めてみましょう。 孤独感というのは、感じないようにすればするほど、我慢をすればするほど、どんどんと大きくなっていきます。孤独感を「なかったこと」にしようとすればするほど、アヨさんは孤独感をより感じるようになります。 ですので、孤独感と戦うのではなく、孤独感とお友だちになってほしいのです。 孤独感はアヨさんの敵ではありません。味方なのです。 生きている人で、孤独感を感じない人はいません。誰しも、孤独感を感じながら生きています。 だからアヨさんもその孤独感に耐えてね…という話ではありません。みんな孤独感を感じながら毎日を過ごしていますが、世の中には孤独感と上手に付き合える人と、あまり上手に付き合えない人がいます。 孤独感と上手に付き合えない人は、誰かの悪口や欠点をあげつらったり、お酒やタバコに依存しすぎたり、ムダなものにお金を使いすぎたり、周りの人に気を使いすぎて、自分の意見を言えなかったりしています。 「会社を辞めたいけど辞められない」という人もそのようなケースが多いです。孤独感に縛られ、本来の自分の気持ちをどこかに置き忘れてしまっているのですね。 一方、孤独感と上手に付き合っている人は、孤独感からメッセージを受け取っています。 孤独感にひたりながらも、 「自分がどうしたいのか?」 「自分はなにが好きなのか?」 「どんな愛情が自分を満たしてくれるのか?」 「自分の人生にとって本当に必要なものはなんなのか?」 などを感じとり、自身の生活や人生の選択に生かしていっています。 孤独感は、アヨさんに大切なメッセージを送ってくれています。「アヨさんの人生にとって、一番大切なものはなんですか?」と問いかけてくれているのです。 ぜひ孤独感とケンカせず、寄り添ってみてくださいね。 ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年08月09日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「夢も目標もなく、無気力な日々が続いている」という、かめさん(20歳・大学生)に、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■かめさんのお悩み 無気力や逃げ癖が治らず困っています。幼少期より普通の人とはズレた行動をとるようで、過去いじめられた経験から人と関わることに苦手意識を持つようになりました。人の目を気にしなくていいインターネットに依存傾向にあり、一番楽しいことがスマホゲームで、他のことがおろそかになっています。 部活や長期アルバイトもやってみましたが、ボーッとしているつもりはないのに次にやることを忘れてしまったり、飲み込みが悪かったり。自分よりはるかに有能な人たちを見て、すぐに辞めてしまいました。今は短期のアルバイトを繰り返しています。 自分の中では唯一真面目にやってきた勉強でさえも、「なんで皆そんなに頑張るのだろう」と思うようになり、放棄するように。大学3年生になりますが、今の自分の生活を鑑みて、「どうせ就職なんかできないだろう」とまた逃げ道を作っている自分が嫌です。高い授業料を払ってもらっている親にも申し訳ないです。 夢も目標もなく、他の頑張っている人を見るたび罪悪感を感じます。最近は周囲やゼミの学生からの視線も冷たく、相手にされていないように感じます。どうしたら私は変わること、頑張ることができるのでしょうか。 ※一部、質問内容を編集しています。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより かめさんこんにちは、心屋流カウンセラーの小林威之です。 ご自身の無気力さや逃げ癖に嫌気がさしていて、かといって、どう対処したらいいのかわからず、悩んでいらっしゃるようですね。 率直に申し上げますと、まったく問題ありません。大丈夫です。順調に人として成長しています。安心してください。かめさんは魅力や才能に溢れた人です。 人はつい「結果」ばかりに目を向けがちです。会社員なら給料の額がいくらなのか。学生さんならテストの点数や友達の数、どこに旅行に行ったとか。年齢を重ねるなかでは結婚しているのか、子どもがいるのか、家をローンで買ったのか……等々。そんなことで人を評価しがちになります。 でも、結果だけで「人としての価値」は計れないのです。結果だけの人生が、”中身空っぽ”の人生であることもあります。 テストも同じ。点数を取るのが大切なのではなく、その点数を取るまでの「過程」が大切なのです。 たとえばですが、英語のテストの点数が高い人が、必ずしも英語でコミュニケーションできるとは限らない。それよりも「どれだけ英語に興味を持ったのか、好きになったのか」のほうが大切になってくる。 英語を使ってもっと会話してみたいと思ったり、英語を使ってやってみたい仕事や行ってみたい国を見つけたりして自分の人生を豊かにすることのほうが、テストの点数より100万倍大切なのです。 大人になると、目に見える結果だけを大切にしてしまいがちです。ですが、人生の醍醐味は目に見えないものにあります。かめさんが「幸せだなぁ、生きててよかったな」と感じるのは、かめさんの心です。 かめさんの「心」がどう響くかだけなのです。かめさんの心に響かせられるのは、かめさんの感情だけ。今かめさんがなんとなく「生きにくい」と感じるのは、自分の人生をもっと楽しむための準備です。 自分の足りないところ、できないところ、ダメなところを、現実からまざまざと見せつけられている。そして、そのまざまざと見せつけられた現実から何を学ぶのか、かめさんは問われているのです。 焦る必要はありません。今日明日で結果を出す必要もありません。もしかしたら10年、20年と長い単位で自分と向き合っていくことになるかもしれませんが、その間ずっと結果が出なくてもまったく問題はないのです。 目に見える結果よりも、「その期間どう自分と向き合ってきたか」のほうが大事。あきらめずに自分の好きなこと、やってみたいことにチャレンジしてみたか? ということのほうが、ずっと重要になってきます。 正しい選択より、楽しい選択をしよう。かめさんの人生は、かめさんのためにあるのですから。 ▼「自分の力を発揮する方法」を伝える:小林威之 ・このカウンセラーのブログを読む (編集/外山ゆひら)
2018年04月24日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「遅刻癖が治らない」という、わたりさん(18歳以下・高校生)に、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■わたりさんのお悩み 小学生の頃から遅刻癖が治りません。現在高校2年ですが、年々悪化しています。理由は、ヘアセットも服装も何もかも完璧に仕上がらないと行けないから。遅刻しては元も子もないと分かってはいますが、いざ朝になると、見た目のほうを優先してしまいます。 絶対に間に合わないとわかると、後から授業に入る気まずさもあり、「○限目から行こう」とのんびりしてしまうことも。ずるずると行く時間を延長し、結局休んでしまうこともあります。 週に4〜5回遅刻しており、先生から単位が危ないとも言われました。 そんな自分が嫌で、泣くほど後悔する日もあります。このままではいけないと早起きもしてみましたが、早起きしても遅刻するときはするし、寝坊しても見た目を整えられたら遅刻せず行けます。 両親が働いたお金で行かせてもらっている学校ですし、本当はしっかり勉強したいです。このままでは将来どうなるんだろうと不安です。 大切な約束の時に遅刻してしまったら……と想像すると怖いです。 ※一部、質問内容を編集しています。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより わたりさん、こんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。今高校に通われていて、頻繁に遅刻してしまうことに悩んでいるのですね。 遅刻の理由が「ヘアセットも服装も何もかも完璧に仕上がらないと行けない」ですから、周りの人、特にご両親や先生にはなかなか理解してもらえないだろうと思います。 でも心配しないでください。自分の外見に興味を持つのは、とても素晴らしいことです。それは、わたりさんが「大人になる」という過程において、ものすごく必要で、大切なことなのです。 「自分が何者か」「自分とは、どういう人なのか」と自分に興味を持ち始めている。それは「ちゃんと大人になろうとしている」という証拠でもあるのです。 程度の差はあれ、わたりさんの年齢ならば、誰でも外見のことは気にしています。 しかし、周りの大人は「さっさと学校行きなさい」「遅刻する人は社会に出たら信用されないよ」「外見をそんなに気にする必要はない」「人は外見よりも中身の方が大事」などと、色々なアドバイスをしてきますよね。 それらのアドバイスがなんとなく正しそうに聞こえるので、わたりさんは、自分が間違っているような気がしてしまっている。 しかし実は、それこそが大きな問題なのです。「なんとなく自分が間違ってる」と感じてしまうことが、一番の問題。わたりさんにとって、遅刻すること自体はそれほど問題ではありません。 この先どんな未来が待っていようと、遅刻することで好きな人と結婚できない、好きな仕事ができない、人生を楽しめない……ということはありません。遅刻しても大抵のことはなんとかなりますし、おそらく年齢を重ねるうちに遅刻の回数や時間も減っていくでしょう。遅刻したときの対処法も身につけていけるはずです。 それよりも、わたりさんが「遅刻してしまう私はダメな人間」だと思ってしまうことのほうが、よっぽど問題です。 「周りの人の意見」は自分が楽しくなったり、自信が出たり、自分を好きになれると思ったりしたとき、どんどん参考にし、採用していけばいい。しかし、わたりさんが苦しくなったり、しんどくなったりしてしまうような意見については、「あーそういう考え方もあるのね」と受け流しても構わないのです。 この先わたりさんは、両親や先生以外の”大人”にたくさん出会っていくでしょう。大人の人たちの「なんとなく正しそうな意見」をすべて取り入れていたら、どうなるか。自分はどうやって生きていくのか、どうやったら自分らしく生きられるのか、わからなくなってしまいます。 それは、とても勿体ないことです。なぜならこの先わたりさんには、今想像している以上に楽しくて、ロマンチックで、ステキな人生が待っているからです。たかが遅刻ぐらいではビクともしないくらい、夢が詰まった最高の人生が待っています。ぜひそんなふうに、未来の自分に期待してみてくださいね。 ・このカウンセラーのブログを読む
2018年03月20日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「息子が学校へも行かずオンラインゲームばかり」という、ろばくんさん(50歳以上・主婦)に、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■ろばくんさんのお悩み 50歳主婦の情けない悩みです。21歳になる大学生の次男が、4ヶ月前から大学も行かず、毎日オンラインゲームに夢中になっています。夜中に大きい声を出すなどして眠れませんし、翌日の昼近くまでやっていることも。夫は長期出張で不在。私が何を言ってもだめです。どうしたらいいのでしょうか。解決法がありましたら教えてください。 ※一部、質問内容を編集しています。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより ろばくんさん、こんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。息子さんがオンラインゲームに夢中で大学にも行かず、将来が心配なのですね。確かにこのまま10年20年とゲームばかりをやり続けていたら、就職もしないかもしれない。ずっと家にこもりっきりでは経済的にも不安ですし、何のための人生か、わからなくなりますよね。 さて「解決法」を知りたいとご相談されていますが、ろばくんさんは、何をもって「解決した」と判断されますか? 大学に通い出したら解決ですか?それとも大学を辞めて、息子さんが自分の好きな道を歩き出したら「解決」になりますか? オンラインゲームに興じる息子さんがどうなったら「解決」になるのでしょうか? おそらく、息子さんが何をしても「解決」には至りません。息子さんがどんな状況になろうとも、たとえ大学を無事卒業して一流企業に勤めたとしても、「リストラされたらどうしよう」「働きすぎて過労で倒れたらどうしよう」などと、心配が尽きないことでしょう。 息子さんがどうなっても、おそらくろばくんさんは「解決した」とは感じないのです。 そうはいっても、このままでは不安で仕方ないですよね。オンラインゲームにはまってしまった息子さんの「解決法」を伝授いたします。 息子さんがオンラインゲームをしてしまうのは、他でもないろばくんさん、あなた自身に理由があります。息子さんがオンラインゲームをやるよう仕向けているのは、何を隠そう、お母さん本人なのです。 本当にオンラインゲームが憎くてしょうがないなら、ゲームをできなくする方法はいくらでもあります。インターネットを解約したり、電気を使えないようにしたり、課金できないようにお金を渡さないようにしたり。本気でオンラインゲームをできなくする方法は、いくらでもあります。 それをあえてしないのは「怖いから」です。オンラインゲームができなくなった息子さんが怖いから。何をしでかすか、わからないから。怖い息子さんと向き合いたくないし、見たくもないからオンラインゲームをやらせてしまっている…。 怖いならば、長期出張中の旦那さんに一時的にでも戻ってきてもらえばいい。遠慮する必要はありません。”いいお母さんのフリ”をやめるときが来たのです。本当にオンラインゲームのやりすぎでダメになると思ったら、息子を一人暮らしさせればいい。もちろん仕送りなんて一切せずに、です。そうすれば息子さんは、嫌でもバイトくらいするでしょう。それができないから、オンラインゲームをやらせて自分の手元に置いているだけなのです。 大学に行かなくなったとか、オンラインゲームを夜通しやっているとか、それは問題ではありません。ただ、お母さんが息子さんと本気で向き合うときが来ただけの話。そして本気で向き合えば、息子さんも次へ進むべき道が自分で見つけられます。 大丈夫です。あなたの息子です。ぜひ信じてあげてください。 ・このカウンセラーのブログを読む
2018年02月13日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「職場で涙が止まらなくなってしまうことが悩みです」という、みーさん(25歳・会社員)に、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■みーさんのお悩み 社会人3年目になりますが、毎日怒られてばかりで辛いです。そして、職場で涙が溢れてきて止まらなくなってしまうことが悩みです。私のミスだけではなく、理不尽な理由で怒られることもあります。 ミスをしたときは悔し涙、理不尽に怒られたときは「言い返したいけど先輩にそんなこと言えない」という、もどかしい涙です。目つきや態度が怖い女性上司への怯えからも、涙が出ることがあります。 私はもともと人前で泣くタイプではなく、厳しかった前の部署でも泣いたことはありませんでした。しかし今は心が弱っているのか、すぐに泣いてしまいます。色々と泣かない工夫もしていますが、今はもう効果なしです。 「怒りたくて怒ってる人はいない」「あなたのことを思って怒ってる」「成長を期待してるから怒ってる」といった言葉は聞き飽きました。仕事を頑張りたい気持ちはあるんです。こんな私が前に進める方法はないでしょうか。 ※一部、質問内容を編集しています。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより みーさんこんにちは、心屋流カウンセラーの小林威之です。どうやら最近、お仕事であまりうまくいかないことが多いのですね。 本当につらいのであれば、その職場を辞めてもいいのです。辞めるのは、逃げることではありません。しんどくなりすぎて自分を見失い、「辞める」という選択肢すら浮かばなくなるのは、もっと危険です。みーさんが「やってみたい」「好きだな」と思える仕事に出会えるまで探し続けてもいいのです。 その選択肢も考えた上で、みーさんが「もうちょっと今の職場で頑張ってみたい」と思うならば、2つ、覚えておいてほしいことがあります。 1つ目は「理不尽な目に遭っているみーさんには、何も問題がない」ということです。 物事がうまくいっていないと、つい「自分に何か原因があるのではないか」と問題の原因探しを始めてしまいますが、それは全くの無駄です。仕事に対する能力が足りないならば、身に付ければいいだけ。知らないことがあるならば、学べばいいだけ。そこは問題ではないのです。 もし、知らないことを馬鹿にされたり、できないことをやって失敗し、責められたりするのであれば、それはみーさんの責任ではありません。馬鹿にした相手にも、仕事を任せた上司の側に問題がある。 仕事でうまくいかないこと、失敗して落ち込むようなことがあっても、上司や配属した人事の問題と考えて、みーさんは淡々と仕事をすればいいのです。みーさんは、何も悪くないのです。 2つ目は、みーさんはもう既にとても素晴らしい人だ、ということです。 みーさんは自分のことを「足りない」「まだまだ」と思っていませんか? 今よりももっともっと努力して、会社に貢献できるようになろうと頑張っていませんか? もう、そんな必要はないのです。既にみーさんは、貢献できる人になっています。努力したり、頑張ったりするのは悪いことではありませんが、それを誰かに認めてもらう必要はないのです。 それよりも、まずはみーさん自身が自分のことを認めてあげてください。みーさんが、心の中で「まだ足りない」「もっとがんばれ」「もっとできるようになれ」「もっとちゃんと仕事しろ」と自分に言えば言うほど、上司や先輩の言葉がどんどん心に突き刺さってきます。 では、この状況を乗り越えるためにどうすればいいのか。実はとっておきの方法があります。知りたいですか? それは「何もしなくてもいい」です。 みーさんはこれ以上、何もしなくてもいいのです。その時々の状況下で、「みーさんができること」だけをやっていればいいのです。 また理不尽に怒られることもあるかもしれません。それでも頑張りすぎることなく、時には定時に帰り、ちゃんと有給も使いましょう。 どうやら、自分らしく人生を生きている人や、好きなこと・やりたいことをして生きている人は、そうした理不尽な目に遭ってしまうことも多いようです。しかし、そうした「なぜだかわからないけど、理不尽な目に遭ってしまう人」たちも今回のような気づきを得ると、その後の人生をめちゃくちゃ楽しんで生きています。 みーさんも、今後の自分にぜひ期待してみてください。間違いなく素敵な未来が待っています。そう思ったらら、みーさんは明日から何をしてみたいですか? その「したいこと」に、ぜひ取り組んでみましょう。 ・このカウンセラーのブログを読む
2018年01月09日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「普通がわからない。『社会性がない』と言われます」という、あややさん(21歳・大学生)に、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■あややさんのお悩み 私は大学4年生ですが、社会性に乏しいことが悩みです。昔から先生に『世間を甘く見ている』『8才くらいで成長が止まっている』と言われたり、バイト先の店長から指導されたりしてきました。いわゆる『普通』がわからず、「普通をどう学ぶのか教えてほしい」と言って呆れられたことも。 社会に出るにあたって、このままではダメだと思っているのですが、どうしたら社会性が身に付くのかわかりません。「相手の立場に立って考えろ」など言われますが、未だにできないままです。世間の普通とずれているところがあるようですが、自分でそれに気づくことが難しいです。注意されると、毎回「またやってしまった」と落ち込みます。 親友も異性の友達も、普通にいます。アルバイトも高校時代から5つくらい経験していて、今のバイト先は1年近くになります。部活も普通に中高3年間ずつやっていました。ただ遅刻魔で、生活態度や成績はかなり悪い方ではあったと思います。こういったところが今に響いているのでしょうか? ※一部、質問内容を編集しています。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより あややさん、こんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。「自分には社会性がないのかも?」というお悩みですね。 ご質問を読ませていただいて、まず率直に、私は「あややさんは素晴らしい女性だな」と感じました。ちゃんと大学4年生にまでなっている。バイトもきちんと続けて来た。中高では部活動もしてきた。同性の友達も、異性の友達もいる。とても素敵です。 あややさんにとっては、当たり前のことかもしれませんが、その「当たり前」ができる人は、実はそんなに多くないのです。 あややさんに十分、魅力や才能があるからここまで来られているのです。そんな自分をぜひ誇りに思って欲しいです。年齢を重ねるたびに、あややさんの魅力や才能はもっともっと輝いていくことは間違いありません。 時に悩んだり、落ち込んだりする出来事もあると思います。でもそれは、あややさんの心の奥底でまだ目覚めていない「本当の自分」に出会うために、問題にぶつかっているのです。 人は調子が良かったり、安心して過ごせる環境にいたりすると、本来の自分が持っている力を温存してしまうこともありますから。 例えば、普段は遊んでばかりでも、期末テスト前になると一生懸命、勉強する人は多いですよね。落第点を取りたくない、進級したい、単位を落としたくないといった追い込まれた状況に置かれると、人は誰でも必死になって勉強して、合格点を取ろうと自分の頭をフル回転させます。 でも、それは悪いことではありません。自分の持っている能力を最大限に発揮しようとしているだけなのです。 人生にも時々、期末テストみたいなことが起こります。目の前に現れた問題に必死になって取り組むことで、自分が奥底に押し込めていた魅力や才能を掘り起こしていくのです。 あややさんも、もしかしたら今「自分の魅力や才能に気づこうよ」と心の中にいるあややさんが教えてくれているのかもしれません。 「自分は社会性がない」とあややさんが感じてしまうのは、「社会性」と呼ばれるものが無数にあるためです。中学の社会性、大学の社会性、そのバイト先の社会性、みんな違います。付き合う友達によっても、社会性は変わってきます。 つまり「社会性」は、その場所、その地域、そこにいる人たちで変わるということ。同じ会社内でも、部署によって求められる社会性は変わりますし、同じ部署でも上司が変われば、社会性も変わります。 私たちは生きている限り、常に新しい社会性に出会うのです。だからうまく自分に合わない社会性があってもいいのです。 自分が居心地がいい社会性を見つけてそこにいてもいいし、新しい社会性があるところに飛び込んでもいい。つまり、今のままのあややさんで大丈夫なのです。 今のまま、「今の自分のままでできること」をやってみてください。社会性に自分を合わせるのではなくて、自分が合う社会性を、自分自身で選んでいってくださいね。 ・このカウンセラーのブログを読む
2017年11月21日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「自分らしさがわからない。本来の自分を知りたい」という、ころんぼさん(33歳・デザイナー)に、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■ころんぼさんのお悩み 自分の性格がわかりません。よく本などには「自分らしく、本来の自分のまま我慢をしないで生きれば、ストレスも溜まらない」などと書かれていますが、その「本来の自分の性格」がわかりません。相手によって全然性格が変わりますし、明るいときもあれば、暗いときもあります。本来の自分はどうやったらわかりますか? ※一部、質問内容を編集しています。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより ころんぼさんこんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。 自分の性格を知ってみたいのですね。ころんぼさんがおっしゃるとおり、自分の性格というのはひとつだけではなく、複数あります。 いつも穏やかなのに、サッカー日本代表の試合が始まると人が変わったかのように熱く応援する人もいますし、普段ガミガミ怒りっぽい上司が、家に帰えると猫を可愛がる優しい人に変わったりします。 人は誰しも複数の性格(キャラクター)を持ち合わせていて、時と場合によって使い分けながら生きています。それはごく普通のことで、意識するしないに関わらず、人は皆、自分の性格をどんどん変化させながら生きています。 では「本来の自分」とはどういうことなのか。怒っている自分、笑っている自分、悲しんでいる自分、喜んでいる自分、色々な自分がいると、どんな自分が本来の自分なのか、よくわからなくなってしまいますよね。 でも「本来の自分」というのは、すべての自分を含んでいるのです。明るい自分も暗い自分もすべて「自分」なのです。 悲しいと感じているのに、明るい自分にはなれません。楽しいと感じているのに、暗い自分にもなれません。結局どんな性格も自分のなかにあるのです。どんな性格も、自分のなかにあっていいのです。 怒ったり、嫉妬したり、嫌味を言ったり、人を嫌ったり、悲しんだり、落ち込んだり、ネチネチしたり……そんなネガティブな感情も自分のなかにあっていい。 逆に、楽しんだり、誰かを喜ばせたり、幸せを感じたり、感謝の気持ちが湧いたり、憧れたり、「やってみよう、目立ってみよう、がんばってみよう」と思えたり……そんなポジティブな感情も自分のなかにあっていいのです。 心が感じた感情をちゃんと自分が認めてあげるのが、「本来の自分」なのです。 自分の性格や「本来の自分はこれだ」とひとつに決めるのではなくて、そのとき自分自身が感じているその感情に従うのが「本来の自分」なのです。 だから、本来の自分はたくさんあっていい。人によって変わってもいいのです。昨日の自分と今日の自分が、違う性格の人間でもいいのです。明日また「本来の自分」が変化してもいいのです。 本来の自分とは、ちゃんと自分の心に正直に生きている自分のこと。幼稚園の子どもが泣いたり笑ったり、今日一日をめいいっぱい楽しんでいるように。そうやって生きる姿が、本来の自分です。 そして人生において大切なのは、「本来の自分」をこれが正しいと「他人によって決められる」のではなく、こうやって生きてみたいと「自分で選択している」ことです。 自分らしく生きてみたいならば、ぜひ「本来の自分」を自分でちゃんと選びながら、毎日を生きてみてくださいね。 ・このカウンセラーのブログを読む
2017年10月17日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「幸せなはずなのに、毎日が苦痛」という、みいさん(29歳・専業主婦)に、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■みいさんのお悩み 普通に明るくて楽しい平凡な生活がしたいだけなのですが、毎日が苦痛です。面倒くさがりだけれど思いやりのある3つ上の夫と、もうすぐ2歳の息子がいて、幸せなはずなのに。何をしてもどこにいても、周りを気にしたり羨ましく思ったりして、現実を見られません。自分が嫌で嫌で仕方ないです。 ここ最近は笑えなくなり、息子も笑わないし食べないしで困ってます。料理、節約、しつけ、体調管理、何から手を付けたらいいのかわかりません。誰に何を相談すればいいのかもわかりません。そんな私に、夫も嫌気がさしているかもしれません。色々と調べたり聞いたりもしていますが、ネガティヴな方向にしか考えられず、いい情報が頭に入ってきません。 本当はもっと普通に暮らしたいです。心底自分が嫌いです。一人で生きていこうと考えることもありますが、そんな勇気も行動力もなく、毎日ただ時間が過ぎるのを待つような生活をしてます。こんな生活から抜け出したいです。私はどうしたらいいのでしょうか。 ※一部、質問内容を編集しています。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより みいさんこんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。 「今とても幸せなはずなのに、なぜかそのことに感謝できない。現状に満足できない」。そんな状態とお察ししました。 まずは「自分の感情」を優先してみてください。みいさんが今感じている感情を大切にしてみてください。 他の誰かに「幸せでしょ」とか「楽しそうでいいね」と言われても、みいさんが悲しいと感じているなら悲しみましょう。寂しいと感じているなら、寂しがりましょう。 また、「感情を大切にする」とは、気持ちをちゃんと表現することです。表情に出してみましょう。声に出してみましょう。態度に出してみましょう。つまり、「我慢しないこと」が肝要です。 それから、みいさんにちょっと残念なお話があります。 実は、みいさんは今現在「幸せ」なのです。みいさんが書かれているように、実は幸せな状態にあるのです。 ではなぜ、つらい状況に置かれているか。それは、幸せを感じたいからです。「今、幸せである」と実感したいがために、あえて不幸を感じているのです。 幸せを感じるためには、不幸せを感じる必要があるのです。幸せという状態は、「幸せ」だけでは存在できません。「不幸せ」を感じることで、「幸せ」という状態を感じられるのです。 ある意味、みいさんは「幸せを感じたいがために、あえて不幸な状態を作り出している」とも言えます。今みいさんに見えている現実は「不幸」なのかもしれませんが、旦那さんや親から見たら、何の変哲もない普通の現実に見えているのかもしれません。 ではどうすればいいのか。「何もしなくてもいい」のです。みいさんは、今の状態を不幸だなと感じてもいいのです。そして不幸だからと言って「なんとかしよう」としなくてもいいのです。ただそのまま、日常を過ごしてみてください。 何でもできる素敵なお母さんにも、ならなくていいのです。もしそうしなくてはいけないと思ったら、それこそ勘違いです。何もできないまま、周りに迷惑かけたまま、情けない毎日を過ごしてみてください。 みいさんは今29歳ですが、お母さんになってまだ2年です。2歳児の母をするのは初めてですよね。そしてまた来年は3歳児のお母さん。それもまた初めてです。毎年新米ママさん、何歳になっても初めてのママ。だから悩んで当たり前、失敗して当たり前、うまくできなくて当たり前なのです。堂々と失敗しましょう。 そして、旦那さんや周りの人にいっぱい甘えましょう。そうすることで「私はちゃんと愛されている、大切にされている」と、また幸せを感じることができますから。安心して失敗してくださいね。 ・このカウンセラーのブログを読む
2017年09月05日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「引越したものの、環境が合わず後悔しています」という、ももんがさん(39歳・会社員(育休中))に、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■ももんがさんのお悩み 4月に川崎市へ引越をしましたが、しなければ良かったと後悔しています。家の更新時期で、新築のマンションに軽い気持ちで申込みをしたら入れることになりました。「固定費は安くしたい」「子どもが生まれたから1階に」と思ったのですが、入ってみたら日当たりが良くなくて寒い、寝室が共用廊下側、車の通りが多い……等々、前に住んでいた家と違いすぎて、気持ちが付いていきません。 また自治体の子育て支援の違いや保育園の待機児童問題、認可保育園と認定保育園の施設の違いにも戸惑っています。自分から起こしたアクションですが、育児もやっと慣れて、息子が可愛いと思っていた時期だったのに「やっぱり止めればよかった」と不安と後悔ばかりです。不安をなくすにはどうしたら良いでしょうか。 ※一部、質問内容を編集しています。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより ももんがさんこんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。引越をされたものの、今のお住まいが以前のお住まいより環境が良くないと感じて後悔されているのですね。 「住む」「暮らす」は人生の幸福度に大きく影響してきます。お住まいになられている所があまり気に入らないと、落ち込んでしまうのも当たり前のことです。 それに、引越は金銭的にも、精神的にも、物理的にも大きな負担がかかります。「気に入らないから」とすぐ引越するわけにもいかない点も、大きな悩みになります。 まずは、落ち込んでしまう自分を許してあげましょう。後悔してしまう自分を許してあげましょう。不安になってしまう自分を許してあげましょう。 落ち込みや後悔、不安は「存在してはいけない感情」ではありません。ぜひ、ももんがさんの心の中にいさせてあげてください。ネガティブな自分をダメだダメだと責め続けると、悩みを逆にどんどん大きくしてしまいます。 悩みがなかなか解決しない場合、その理由のひとつに「自分責めをしてしまい、実際に起こった問題よりも自分で問題を大きくしてしまっているから」ということがあります。 ネガティブな感情と上手に付き合う方法は、ネガティブな感情を嫌わないこと。ネガティブな感情も「そこにいていいよ」と自分に言ってあげることです。 そして、ももんがさんにとって一番大事なのは「自分の決断は全て正しい」と信じることです。うまくいかなくても、失敗だったとしても、そのときその瞬間、決断した自分を信じてあげてほしいのです。 よい結果が出たときだけ自分を信じてあげるのではなくて、悪い結果や自分にとってあまり都合がよくない結果が出たときでも、その決断をした自分を信じてあげてほしいのです。 そのときの決断は、自分にとって一番ベストな選択だった。ももんがさんがあのとき「今の家に引越をしたい」と決断したのは、ベストタイミングだったのです。 うまくいかなくて悔しい思いをしているかもしれませんが、引越をしようと思ったのには、ももんがさんに今のお住まいに惹かれた理由が何かしらあったはず。 そして実際に引越をして、それを手に入れてみたのは、本当にすばらしい決断です。その決断があったからこそ、ももんがさんが手に入れたものが「本当に欲しいもの」とちょっとずれていたことが分かったのです。 つまり、今度決断するときには「ももんがさんが本当に欲しいもの」にもっと近づける、ということです。人生は決断の連続。決断した数だけ幸せに近づいていきます。ぜひそのことを信じてみてくださいね。 ・このカウンセラーのブログを読む
2017年08月01日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「パートナーや友人への依存がやめられない」という、やすやすさん(35歳・販売)に、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■やすやすさんのお悩み 私は恋愛や友人関係において、繰り返し同じことで引っ掛かってしまいます。それは依存、寂しさ、孤独感、相手への期待、自分への期待です。 特に恋愛でこの傾向は出てきてしまい、相手から「期待しないでほしい」「こっちだって自分の生活もある」「重たい」などと言われてしまい、孤独、寂しさを感じてしまいます。 寂しさが消え、希望に満ちた気持ちになれるときもありますが、長くは続かず、また依存してしまいます。相手に100%で尽くして、自分のやるべきこともできなくなり、疲れて、また孤独になります。 頭では分かっているけれど、次の人、また次の人…と同じことを繰り返しています。友人にもそうです。孤独を埋めるためのこの間違った行動を、どうしたらやめられるのでしょうか? ※一部、質問内容を編集しています。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより やすやすさんこんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。 恋愛でも人間関係でも、つい依存をしてしまい、なかなか良好な関係が保てない、とお悩みなのですね。 やすやすさんは決して間違ってはいません。 人は多かれ少なかれ「依存」と「自立」の間でいつも揺れ動いていて、悩んでいます。 「依存」と「自立」をバランスよくわきまえて日常を過ごしている人は、実はほとんどいません。ほとんどの人が自立と依存の関係に悩まされ、どうしていいかわからず周りの人を傷つけたり、自分自身を傷つけたりして苦しんでいます。 どんな問題もそうですが、自分が悩んでいると、つい「自分だけがこの問題で悩んでいる」と思いがちですが、みんな同じ人間なのです。やすやすさんが悩む問題は、この地球上にいるみんなが悩んでいる問題なのです。 ではどうしたら「依存」から抜け出せるのか。 実は「依存してはいけない」と自分を厳しく縛れば縛るほど、どんどん依存をしてしまいます。 例えば、自分が自転車に乗っていて向かいから自転車が来た時に、避けようとハンドルを操作したのに、つい相手がいる方向にハンドルをきってしまうことありませんか? ぶつからないよう避けよう、避けようとするほど、なぜだかつい相手がいる方向に進んでしまいます。 依存も同じ仕組みです。「依存してはダメ」「依存してはダメ」と考えれば考えるほど、いつの間にか「依存」の方向へ進んでいってしまうのです。 ですので、まずは「依存してもいいよ」と、やすやすさんが自分自身にちゃんと伝えてみてください。 恋愛でも人間関係でも「まずい、私いま依存していたな」と感じたときは、まず落ち着いて心の中で「それで大丈夫だよ」「私悪くないよ」「よくがんばったね」とつぶやいてみてください。それだけで心が落ち着きますから。 依存することは、決して悪いことではありません。人は、相手に頼ったり甘えたりしながら距離を縮め、コミュニケーションを深めたり、信頼関係をつくったりしています。 それに、誰しも”何か”に依存しながら生きています。恋人や家族、友人、仕事、お金、お酒、食べ物、ブランド品など、心の拠り所になるものを自分の中に持っています。 どれにしても「楽しんで」付き合うと、人生の楽しみが増えます。 依存体質から抜け出すには、「ちゃんと依存する」こともポイントです。 一度ちゃんと「依存」してみましょう。わからないことがあったら周りの人に聞いてみる。苦しい時にはちゃんと「助けてほしい」と伝える。日常のちょっとしたことで、周囲の愛情や助けを感じることができるはず。 自分がちゃんと他人に依存できる、愛される存在であることを確認してみてくださいね。 ・このカウンセラーのブログを読む
2017年04月25日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「仕事がうまくできない」という、みかんさん(25歳・接客業)に、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■みかんさんのお悩み はじめまして。私はドラッグストアで勤務して8年目になる25歳です。高卒で働きはじめました。いまは化粧品を担当しているのですが、お客様に対して自分からの提案がなかなかできず、実績を伸ばすことができないでいます。 毎月お客様に紹介をする取り組み商品があるのですが、 思うように提案できない → 紹介しないから売れない という負のループからぐるぐる抜け出せません。 自分に自信がなく、毎回同じところでぶつかり前に進めません。本当は断られてもいいから紹介をしたいと思っています。甘いのはわかってるのですが、一歩前に進む方法を教えてください。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより みかんさんこんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。高校を卒業されてから8年もドラッグストアに勤務されているのですね。とても素晴らしいですね。 私は大学を卒業してから転々とし、フリーターを3年ほど、そのあとIT系のサラリーマンを7年ほど、2つの会社で勤めました。そのあとカウンセラーとして起業しましたが全てが順風満帆、というわけではありませんでした。 どちらかというと失敗の連続で周りに迷惑をかけるし、自分に自信が持てないし、だからといって人に頼るのが得意というわけでもなく、うまくいかないことを他人のせいにしては自分が傷つくのを恐れていました。 心理学、カウンセリングを学び出したのも人の役に立ちたいという前向きな考え方よりも、自分自身に絶望してダメな自分をなんとかしたいというネガティブな思いから始まりました。 みかんさんは私が心理学やカウンセリングを学び出したときよりも、とても前向きで本当に素晴らしいと思います。 さてみかんさんのお悩みは売り上げを上げたい、もっとお客様に商品を買ってもらいたいということでしょうか? 接客・販売にはいろいろなやり方やマニュアルがあります。業界やお店、先輩や同僚などによっても、さまざまなパターンがあります。 みかんさんは「積極的にガンガンお客様に売り込んでいく」というやり方が、イマイチ自分には合っていないと感じているのではないでしょうか? 確かにお客様に積極的に話しかけて、どんどん提案して、多少うっとうしがられても次々と商品をお客様の目の前に並べる、というスタイルも間違いではないですし、買ってもらえる確率も高くなります。 ですが、そのやり方、みかんさんは好きですか? お客様が本当に欲しいのかもわからないものを、お店が売りたいからといって買ってもらう必要はありますか? もし今のやり方がどうも好きになれない、うまくいかないと感じるなら、自分の接客スタイルを、みかんさん自身で見つけてみましょう。 お店が売りたい商品もあるし、やり方もあると思いますが、接客するのはみかんさんです。みかんさんがやってみたい接客をやってみてはいかがですか? こちらから話しかけずじっくりお客様を観察して、お客様にとって本当に良い商品だけを提案してみる、など、みかんさんが嫌だなと思う接客はこの際やめてみてください。 断られるのが嫌なら無理に売り込まなくていいです。自分に合わないと思うやり方に自信が持てないのは当たり前です。うまくいかないときほど、自分に自信が持てない時ほど、実はチャンスなのです。今までのやり方がうまくいかないから、それを捨てて新しいチャレンジができるのです。 ぜひ自分の心が喜ぶ接客をしてみてください。自分の心が喜ぶとお客様の心も喜びます。それが結局は、商品を買ってもらえる一番の近道だと思います。 ・このカウンセラーのブログを読む
2017年02月28日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「息子に恵まれながらも、娘を育てたい思いが募り苦しい」という、まさともさん (35歳・主婦)に、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■まさともさんのお悩み 私は3人の息子に恵まれました。でもずっと娘を育てたいと思っていたので、3人とも男の子で、正直ショックです。 女の子を連れてる人を見ると羨ましくて、胸が苦しくなるくらいです。なぜ私には男の子しか生まれないのか? すごくすごく心が苦しいです。 健康で生まれてきてくれたことに感謝しなきゃいけないのに、女の子じゃないことに不足の想いを抱いてしまいます。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより まさともさん、こんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。お子さんが3人いらっしゃって、3人とも男の子なのですね。子育て本当にお疲れさまです。 私は男兄弟2人の家庭で育ちましたが、いつも母が「男の子は手がかかる」とか「女の子だったら家事も手伝ってくれて楽しく暮らせたのに」とか言っていたのを覚えています。男の子2人でも手がいっぱいなのに3人も育てていらっしゃって本当に素晴らしいですね。 女の子を育てたい、娘と一緒に暮らしたい、と願うのはごく当たり前の感情です。とくに男の子が3人もいたら、女の子がいてくれたらいいのに…、と思ってしまうのが普通です。私の母もよく言っていました。 まさともさんは、もしかしたら「女の子が生まれてきたらよかったのに」と思ってしまうのが、いけないこと、ダメなこと、だと思っていませんか? 元気な男の子が3人もいるのに、それに満足できない自分を責めてはいませんか? もし今、まさともさんが女の子が生まれてこないことで、自分自身を責めてしまっているのであれば、まずは「女の子が欲しかった」という自分の気持ちを優先してみてください。 「女の子が欲しかったなぁ」「女の子がいるお母さん羨ましいなぁ」「女の子と暮らす生活は楽しいだろうなぁ」など十分にその感情に浸ってみてください。 そしてできれば、娘さんと暮らしている生活を想像してみてください。 そんなことをして何の意味があるのか、と思われるかもしれませんが、ぜひ「女の子が欲しい」「娘がそばにいて欲しい」というその欲求や感情を、まさともさんの心に感じさせてあげてほしいのです。 人は感情や欲求を我慢すればするほど、どんどん大きくなってどこかで爆発してしまいます。その爆発がまさともさん自身を傷つけることもあります。そうなる前にちょっとずつ発散してほしいのです。 時には息子さんや旦那さんの前でも「私女の子が欲しかったなぁ」とつぶやいてしまっても構いません。イヤな顔をされるかもしれませんし、ムッとされるかもしれませんが、家族の前でも、自分の欲求や感情を我慢することなく優先してみてください。 それくらい、自分の心は大切ですし自分で守ってあげる必要があるのです。 私がカウンセリングをしてきてわかったことは、どんな感情や悩みや欲求でも、大切なメッセージがある、ということです。 まさともさんが今感じている「娘を育てたい」という気持ちは、まさともさんへの大切なメッセージなのです。周りの人には理解されにくい悩みなだけに、心の奥底にその気持ちを押し込めてしまいがちですが、まさともさんが悩んでいるのは、間違いのない事実。まずは、その悩みとちゃんと向き合ってみてほしいのです。 「私娘が欲しかったんだ」という気持ちがどうして生まれたのか、その理由がいつか理解できるようになります。そしてその時にまさともさんへの大切なメッセージ、まさともさんがやってみたいことや夢や幸せの形が見つかると思います。
2016年12月27日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「元彼のSNSを見てしまう」という、まめまめさん(33歳・会社員)に、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■まめまめのお悩み こんにちは。いつも読ませていただいて、いろいろ助けられています。 そこそこ付き合っていた彼氏に振られ、彼には新しい彼女ができました。 元彼とは、付き合う前から長年の友達で、FacebookやTwitterでまだ繋がっています。新しい彼女との幸せそうな様子を見てしまっては、心が痛みます。 タイムラインに上がってこないように設定もしているのですが、わざわざ見に行ってしまいます。 見なければいいのですが、現実を見て、早く次に行きたいのです。 でも見るたびに、数日は落ち込んでしまいます。 早く「そんなの気にもならないよ」という気持ちになりたいです。 ブロックするべきかなとも思うのですが、 相手にどう思われるのか、共通の友達の間で気まずい感じになるのではないか、と思うとそれもできません。 いつまでもしがみついている自分が嫌です。 その一方で、現実を直視したい!という思いもあります。 いったいどうすればよいのでしょうか? ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより まめまめさんこんにちは、心屋流カウンセラーの小林威之です。元彼のことが気になってついSNSを覗いてしまうのですね。それは仕方のないことです。問題ありません。大丈夫です。 見てはいけないと思えば思うほど、つい見たくなるものです。ダイエットしようと思って甘いものを我慢すればするほど、ケーキやチョコレートなどの甘いものが食べたくなるのと同じ。だから元彼のことが気になったらSNSを覗いてもいいのです。 元彼のことをまだ気になってもいい。未練が残っていてもいい、と自分で自分のことを許してあげられると、まめまめさんの心が楽になりますよ。 まめまめさんはなぜ、まだ元彼のことが気になるのだと思いますか? それは元彼に言いたかった言葉があるのです。 例えば、 もっと私のことを気にかけて欲しかった。 もっと私のことを大切にしてほしかった。 もっと私のことをちゃんと愛して欲しかった。 思い当たる言葉はありますか? ぜひ元彼に言いたかった言葉を探してみてください。 本当は助けて欲しかった。 本当はちゃんと話を聞いて欲しかった。 本当は認めてほしかった。 何個でも構いません。ぜひ元彼に言いたかった言葉を書き出してみてください。 どうせ元彼のことが気になっているのなら、ぜひとことん元彼と向き合ってみてください。 うまく言葉が出てこなければ、 バカヤロー! ふざけるな! もう顔も見たくない! などの罵声でも構いません。思い浮かぶだけ書きだしたら、ぜひ目の前に元彼がいるイメージでその書き出した言葉をイメージの元彼にぶつけてみてください。多分すっきりすると思います。 簡単なワークですが意外と効果がありますので試してみてください。どうして効果があるかというと、実はその元彼に言いたかった言葉は、元彼ではなく“別の人”に言いたかった言葉だからです。 元彼に理解してほしかったまめまめさんの気持ちは、実は別の人に理解してほしかったのです。 誰かと言いますと、まめまめさんの両親や子供のころ身近にいた大人たちなのです。 私がんばってるよ。 私一生懸命やってるよ。 私かわいいでしょ。 私いい子でしょ。 そんな気持ちを子供のころ理解してもらえなかったから、元彼に求めていたりします。 でもそれは悪いことではありません。まめまめさんだけでなく人は誰でも同じようなことをしています。 ですので、次の恋愛ではぜひまめまめさんの気持ちを理解して癒してくれる素敵な彼氏をみつけてくださいね。 ・このカウンセラーのブログを読む
2016年11月01日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「自分に自信を持つことができない」という、月見うどんさん(28歳・公務員)に、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■月見うどんさんのお悩み 自分に自信が持てません。発達障害持ちだし、扶養しなきゃいけないワーキングプアの両親がいるし、私自身の見た目も、昔から酷い言われ様でした。他人も、家族も、私はキモいのだそうです。 人と好き合ってみたいし、愛する旦那さんが欲しいと思うようになってきたけれど、自分の良いところが自分の欠点を補えるとも思えない。 旦那さんができたとしても、私なんかでは幸せにしてあげられないし、誰がこんな“要扶養両親”付きで 可愛くもなく、8割り遺伝する発達障害持ちの女を好きになるだろうと思うと、そんな人はいないな、と思うのです。 10歳くらいから、生きる事は辛いことでしかありませんでした。できるだけ早く、望めるなら穏便に死にたいと思います。死んでいく想像は楽しいことで、ああ、やっと楽になれるんだなぁ、と思います。 それでも、親のために生きて、金を稼がなければなりません。とっくの昔に死にたいのに。 今後、生きることが幸せに感じられるようになるのでしょうか。こんなゴミのような自分でも、人を愛して愛されるような現象がおきると、どうやったら信じられるのでしょうか。 女のくせに、女の子のように振る舞えません。男の人のような低音ボイス、振る舞いをしている方が安心します。この世に安心できる所が、どこにもありません。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより 月見うどんさん、こんにちは、心屋流カウンセラーの小林威之です。誰かから愛されるのはそれほど難しいことではありません。 どうすれば人から愛されるかといいますと、ポイントが2つあります。 ・「私のことをちゃんと愛して欲しい」と相手にしっかり伝えること ・「私はちゃんと愛されている」と自分がしっかりと感じていること それが簡単にできないから悩んでいると怒られそうですが、もう少しだけおつき合いください。 何を私が伝えようとしているのか、 それは今いるこの世界は「思い込み」でできているということです。 大切なことなのでもう一度言いますね。 今月見うどんさんが過ごしている毎日は「思い込み」なのです。 何を思い込んでいるかといいますと、 ・自分に自信がないという思い込み ・発達障害を持っていると、結婚できないという思い込み ・扶養しないといけない親がいるという思い込み ・自分の見た目があまり良くないという思い込み ・旦那さんを幸せにできないという思い込み ・私は可愛くないという思い込み ・発達障害は遺伝するという思い込み ・私はモテないという思い込み まだまだたくさんの思い込みがありますが、キリがないのでこれくらいにします。月見うどんさんはこうやって毎日たくさんの思い込みをつくっては信じているのです。今いる世界が自分が勝手に思い込んでいるだけだとしたらどう感じますか? ありもしないものを恐れているだけだとしたらどう感じますか? つまり月見うどんさんは今「おばけがそこにいるよ」って言われて怖がっているだけなのです。実際には「存在していないもの」に恐怖を感じているだけなのです。 そしてこの思い込みが作り出したお化けを、月見うどんさんだけではなくてこの世で生きている人すべての人が怖いと思っています。 自分で勝手にお化けを作り出して、自分が作ったそのお化けに怯えながら生活をしているのです。そして残念ながら、自分自身が作り出したお化けから逃れられる人はいません。みんなこのお化けに怯えながら生きているのです。 では月見うどんさんはどうすればいいと思いますか? この思い込みお化けは残念ながらずーーっと居座り続けます。「私は幸せになれない」という思い込みお化けがでたらどうしますか? お化けが怖いと逃げますか? それとも本当にお化けかどうか立ち向かって確認してみますか? どちらも月見うどんさんの人生なので自由です。ただお化けが怖い怖いと逃げ回ってばかりでは、先に進みません。本当に幸せになりたいなら、やってみたいことがあるなら、そのお化けに立ち向かってみてはどうですか? どうやって立ち向かうかは最初に書いた2つのポイントです。 ・「私のことをちゃんと愛して欲しい」と相手にしっかり伝える ・「私はちゃんと愛されている」と自分がしっかりと感じる 自分なりのやり方で大丈夫ですのでぜひやってみてくださいね。 ・このカウンセラーのブログを読む
2016年09月20日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「職場の人に嫌われているかも」という、まゆみさん(38歳・営業)に、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■まゆみさんのお悩み 職場で他部門の少し年上の方から2年近くいじめと言うか、無視されたり睨まれたりしています。 上司には相談しているので、目をかけてもらっているのですが、それが贔屓されているように映っているかと思います。 最近は上司とできているのではないか、といううわさを立てられています。本人が私を嫌いなため、数名の周りの方からの悪口も集まっている様子です。他の人を通して、またはメモ書きで注意を受けたり…など、粗探しされているのを感じます。 そろそろ限界のようで、頭痛や不眠などの症状がでてきて、体調もおかしくなりつつあります。 過去にも辞めさせた人を何人か見ているので、そうやって辞めさせてきたのだろうと思います。 私も考えないよう意識したいのですが、今はどうすればいいのか、良い考えが浮かびません。基本ポジティブなのですが、非常に消えたい気持ちになります。なぜこんなにも嫌われているのか、とても落ち込みます。 アドバイスをお願い致します。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより まゆみさんこんにちは、心屋流カウンセラーの小林威之です。職場の人間関係で悩まれていて、体調にも影響しているのですね。 定時に帰宅できていますか? ランチや休憩時間はちゃんと確保できていますか? 調子が出ないときは無理をせず、できるところから休息を取ってみてくださいね。 調子がいい時はちょっとぐらいの無理もききますので、誰かの仕事までカバーできるくらいの余裕がありますが、調子が出ないときは社内懇親会の返信メールですら億劫になってしまいます。 仕事ができる人は特にですが、自分の普段のペースを調子がいい自分に合わせがちになってしまいます。調子がいい時なんて1カ月も続きません。あとは「あれ?あれ?」と思いながら残業して時間をかけることでカバーしたり、必要以上に自分を追い立てて頑張りすぎたりして辻褄合わせをしているだけです。 それを続けていればエネルギー切れを起こしてしまうのも無理はありません。ただでさえ大変な仕事を抱えながら、社内の人間関係の問題もあれば、なおさらです。できるだけ休息を取ってみてくださいね。 休息を十分に取った後、ではどうやってこの問題を対処すればいいか、それを次のページでお伝えします。 他部署の年上の先輩についてですが、おそらく今は顔を見るのも嫌だと思います。 まゆみさんはポジティブな性格なので、もしかしたらその先輩のことを「嫌ってはいけない」とか「恨んではいけない」などネガティブな感情を抑え込んでいませんか? もしそんなネガティブな感情を抑え込んでいるのであれば、まずは先輩のことを「嫌ってもいい」「恨んでもいい」と自分に許可してみてください。 ネガティブな感情は抑え込めば抑え込むほど、心のなかで暴れだします。どういうことかといいますと、「いい人、役に立つ人、認められる人」になろうと自分自身を取り繕うとすればするほど、どんどん自分が自分のことを嫌いになります。 なぜなら自分に嘘をついているからです。自分に嘘をついていると自分が自分のことを信じられなくなっていきます。そして自分が信じられないと周りの人のことも信じられなくなってきます。まさに今のまゆみさんの状態です。 周りの人が自分の悪口を言っているという状態は、実はまゆみさんがまゆみさん自身に悪口を言っているのです。 まゆみさんは今どんな言葉を自分にかけていますか?「もっとがんばれ」と叱咤激励していませんか? それよりも「よくがんばったね」「えらいね」「きれいだね」など自分がかけて欲しい言葉をまずは自分にかけてあげてみてください。そうするといつの間にか周りの人も同じ言葉を言ってくるようになります。 あせらず自分のペースでやってみてくださいね。 ・このカウンセラーのブログを読む
2016年08月02日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「いつか見放されてしまうかもしれない」という不安がある、ゆんさん(28歳・契約社員)に、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■ゆんさんのお悩み 28歳、既婚の女です。旦那を独り占めしたくなってしまいます。わたしは物心ついたころから、どんな場面でも「いつ見放されるんだろう」という不安でいっぱいです。 子供のころは、親に喜んでもらいたくて必死で勉強をしました。そうしないと、「見放されてしまう、がっかりされてしまう」と思ってきました。 今は、旦那にいつ見放されてしまうのかと不安で仕方ありません。2年の交際を経て昨年夏に結婚した旦那は、わたしが不安定なときもわがままなときも、なんだかんだと受け止めてくれます。情に厚く、優しく、信頼できる人です。 それにも関わらず、わたしはいつも旦那を信じきれません。 私より魅力的な女性ばかりの世界で、すぐに違う人を好きになってそっちへいってしまうんだ、とばかり思ってしまいます。 だから、仕事だろうが生活だろうが、どんなときも旦那の目線や行動が気になって気になって仕方ありません。 私といるとき以外の場所で楽しいことを経験したら、私から離れていってしまうのではないか…とも思ってしまい、ついには独り占めしたいような気持になってしまいます。 本当はもっと楽な気持ちで、力をぬいて楽しく過ごしたいです。今も楽しく過ごしてはいるけれど、旦那のことを信じきれていないような気がします。またまわりの人に対しても「いつもわたしは監視されていて、悪く評価されている」と思ってしまいます。自分のことも旦那のことも大事にできていないようでつらいです。 どうしたら、旦那のことも自分のこともまるごと受け入れられるのでしょうか。どんな考えを持てばいいでしょうか。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより ゆんさん、こんにちは心屋流カウンセラーの小林威之です。周りの人から見放されたくない、特に大切な旦那さんにはどうしてもずっとそばにいてほしい。そう思えば思うほどどんどん自分が苦しくなってしまいますよね。 旦那さんがゆんさんを大切にしてくれるだけに、他人から見たら何の問題もないような状況なだけに、余計につらいと思います。つい自分を責めてしまいますから。 「どうしたら、旦那のことも自分のこともまるごと受け入れられるのでしょうか。どんな考えを持てばいいでしょうか」とありますが、自分を受け入れるためには、まず自分が今「つらい」と思っていることを受け入れましょう。 つらい、悲しい、寂しい、そんなネガティブな感情が自分の中にいる。そのネガティブな感情とちゃんと向き合うことが大事です。 ネガティブな感情と向き合うとはどういうことかといいますと、まずは「口に出してみる」のです。「寂しい」「つらい」「苦しい」「悲しい」など、誰もいないところで口に出してみてください。 そして次は旦那さんに言ってみてください。例えば旦那さんが飲み会などで帰りが遅くなった時などに、 「私寂しかったよ」 「私つらかったよ」 「私悲しかったよ」 など、ゆんさんがその時感じた感情を素直に伝えてみてください。 このとき怒りや嫉妬の感情が湧いてくるかもしれません。 「私をほったらかしにして自分だけ楽しんでムカつく」 「どうせ可愛い子にデレデレしてたのでしょ」 そういったことが浮かぶこともあります。そんなときは旦那さんにぶつける前に、まずゆんさんが先に、怒りや嫉妬の気持ちと向き合ってください。 「ムカつくんじゃオラーー」とか「デレデレすんなーー」とか一人の時に枕を投げて発散してもいいです。その怒りや嫉妬の奥にあるゆんさんの感情を探してみてください。 「ほったらかしにされて寂しかった」のか「なんか私大切にされてない気がして辛かった」のか、そのとき“私”が何を感じているのか、ちゃんと向き合ってみてください。 そして、向き合ってみて感じた感情を旦那さんに伝えてみてください。旦那さんとしては、まさかゆんさんが「寂しい」「つらい」「悲しい」なんて感じているとは全く思ってないかもしれません。 でもちゃんとゆんさんが旦那さんに伝えることで、旦那さんもそれに答えてくれます。きっと今まで以上に旦那さんからの愛情を感じることができるでしょう。 現状「見放されてしまう」という不安をゆんさんは抱えていても大丈夫です。その不安を旦那さんと一緒に癒すことで、今まで以上に愛情に溢れた毎日を送ることができるでしょう。その不安は、ゆんさんがより幸せになるためにそこにいてくれているのです。 ・このカウンセラーのブログを読む
2016年06月14日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「職場でも家庭でも孤独を抱えている」という、もくれんさん(40歳・会社員)へ、心屋塾上級認定講師の小林威之からアドバイスをいただきました。 ■もくれんさんのお悩み 職場で、どの部署に異動になっても、誰からも声をかけてもらえません。ほかの人たちは話の輪のなかで盛りあがっており、ひとりひとり話を振られるのに(○○さんはどう? というような感じ)、私だけがいつも振ってもらえずにいます。 また、今年4月に異動してきた現在の部長が、ほかの人たちには声をかけるのに、私には仕事以外の話は一切しません(さすがにあいさつは返してくれますが)。 存在感がないのか、嫌われているもしくは無視されているのか…。しかし、いまとなってはもはやどうでもよくなってしまい、諦めの境地にいます。 家庭内でも、育児のことや家のことでさまざまな悩みがつのり、主人をあてにすることや信頼することもできません。疲れはてて、来年の3月末で退職をしようと思っています。 3月末までに、どう気持ちを持ちこたえるか、孤独に耐えられるか。職場でも家庭でも孤独で居場所のない私に、ぜひアドバイスがほしいです。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより もくれんさんこんにちは、心屋流カウンセラーの小林威之です。職場でも家庭でもどこにいても孤独感を感じていらっしゃるとのことで、とてもつらい状況だと思います。よくがんばりましたね。よく我慢しましたね。本当に大変だったと思います。 おそらく、もくれんさんは、この孤独感を感じる状況から抜けだそうと、さまざまな努力をされたはずです。職場だけでも大変なのに、家に帰っても落ちつける場所がない。そしてこの状況がずっと続くかと思うと、どうしていいのかわからなくなります。 こういった状況に追いこまれると、どこか自分に原因があるのではないかと「原因探し」をはじめる人もいます。 ですが、原因は自分にはありません。コミュニケーション能力が必要だとか、ポジティブに物ごとを考られるとか、ハキハキ意見を言うとか、自分に自信を持つとか、とりわけビジネスの場では用いられる言葉ですが、これらは、物ごとがうまくいくいかない原因にはなりません。 あるに越したことはありませんが、自分の人生を楽しむという観点からは、ほとんど関係のないことです。ですので、もくれんさん自身が何かが足りない、「ない」から、いまの状況が起きているわけではありません。 一見すると、ネガティブに感じられる状況は、じつは自分の人生を変える上で大きなターニングポイントになります。言いかえますと、より自分らしく生きるために、より自分を好きになるために、より自分が幸せになるために、ネガティブに見える状況を自分でつくって、それを乗りこえることでポジティブな状況にひっくり返そうとするのです。 もくれんさんは、とてもすてきな女性です。育児や家事、仕事をやりつつ、友人関係、近所付きあい、親戚付きあいなどを含めたら、気の休まるときなんてほとんどないと思います。 男性なんて「仕事」の1項目もままならない人が多いですが、もくれんさんは、その何倍もやっています。まずは、がんばってきた自分をたくさんほめてあげてくださいね。 もちろん、休息もたくさん取ってほしいのですが、それに合わせてやってみてほしいことがあります。 それは、「わがままを言う」です。 わがままは人に嫌われてしまう大きな原因と思われてしまいがちですが、じつは、わがままには自分の本音が隠れています。そして、わがままは隠しても表情や雰囲気から周りの人になんとなく気づかれてもいます。 周りの人は「言ってくれたらいいのに」と思っているのに、本人が言ってくれないと「信頼してもらえない」「距離を置かれている」と感じてしまうものです。 なにより、わがままを我慢することは、自分にウソをついていることになります。自分にウソをついていると自分を信用できなくなります。すると、今度は周りの人も信用できなくなります。 ですので、ぜひ「わがままを言う」を試してみてくださいね。 ・このカウンセラーのブログを読む
2016年04月26日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「彼への嫉妬に悩んでいる」という、かおさん(34歳・会社員)へ、心屋塾上級認定講師の小林威之からアドバイスをいただきました。 ■かおさんのお悩み 私には付きあって2年になる彼氏がいるのですが、異常なほど嫉妬してしまうことに悩んでいます。 彼氏が自分以外の人と仲良くしていると、私といるより楽しいんでしょ? 私なんかいらないんでしょ? どうせ私より優先することが増えていくんでしょ? などと考えてしまい落ちこんでしまいます。彼のことは大好きだし優しくしてくれるし、不満なんてありません。 私の異常すぎる嫉妬で彼がほかの人と楽しく過ごすことを嫌に思ってしまうことが止められずつらいです。どうしたらいいでしょうか? ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより かおさん、こんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。彼がほかの人と仲良くしていると、つい嫉妬してしまうのですね。 彼の態度が冷たいなら、まだけんかしたり文句のひとつも言えると思います。ですが、優しくしてくれるだけにどのような態度をとったらいいかもわからず、「ほかの人より私を優先して」と言いたいけれどただ自分だけがわがままを通しているような気分になります。 何より、彼は何も感じないのに私だけ嫉妬するのもちょっと悔しかったりしませんか? でもそれでも、ぜひ彼に「ほかの人より私を大切にして」「もっと私のことを愛して」と要求してみてほしいのです。 なぜなら、彼はかおさんが欲しいと思っている愛情の形を理解していないかもしれないからです。いま、彼がかおさんに届けている愛情は、彼が「これが正しい」と思っている愛情だったりします。 彼には彼の価値観があります。育ってきた環境や読んだ本、テレビやインターネットからの情報などから、これが女性を愛する形と自分なりに形づくっています。 相手に的確なアドバイスをするのが愛情 いつも一緒にいるのが愛情 お互い笑顔でいるのが愛情 いろんな愛情の形があります。ですが、どんな愛情にもポジティブな面ばかりではなく、その裏にはネガティブな面も隠れています。 たとえば、 ・相手に的確なアドバイスをするのが愛情→黙って話を聞いて欲しい人には余計なお節介に感じられる ・いつも一緒にいるのが愛情→自分だけの趣味ややりたいことの時間を確保したい人には鬱陶しく感じられる ・お互い笑顔でいるのが愛情→相手が笑顔じゃないと自分を責めたり、相手の機嫌ばかりうかがってなんだか楽しくない などなど、どんな愛情であれ完璧なものはないのです。 ですから、ここで一番大切なのはかおさんが彼からどんな愛情をもらえるとうれしいか、それをかおさん自身が知っておくことなのです。 かおさんが彼にどうされたらうれしいのか、それを素直に彼に伝えてみてください。疲れたときに優しい言葉をかけてもらうとか、すてきなレストランに連れてってもらうとか、ぎゅっと抱きしめてもらうとかなんでもいいのです。かおさんが、愛情を感じることを彼にちゃんと伝えてほしいのです。 恋愛で禁物なのは我慢です。我慢して相手に合わせるのは一見正しいようですが、我慢すればするほど自分のことが嫌いになり、なんだか毎日が楽しくなくなってきます。 大好きな彼との恋愛を楽しむためには、何より自分が自分のことを好きでいることが大切です。自分のことが好きであれば、おしゃれも楽しめますし、彼と一緒に旅行もできる。また、お金をかけなくてもただ一緒にいるだけで心が満たされます。 ぜひ勇気を持って、彼にかおさん自身の気持ちを伝えてみてくださいね。応援しています。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2016年03月01日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「ネガティヴ思考をやめたい」という、りんごさん(20歳・販売員)へ、心屋塾上級認定講師の小林威之からアドバイスをいただきました。 ■りんごさんのお悩み 以前、人のことを羨ましいと思ってしまうということを、調べたとき、このサイトを見かけ初めて心屋さんのことを存じあげました。 私は、いまの自分のいる立場、状況、自分自身のこと、すべてをすごくネガティヴに考えてしまいます。人と比べたりもしてしまいます。 自分で、比べるからどんどんネガティヴになるんだとわかっていても、口だけで心から気持ちの持ちようを変えることができません。 なんというか、うまく説明できないのですが、このネガティヴ思考をとにかくやめたいです。このネガティヴ思考のせいで、自分のいま起きている負の連鎖やだらしなさがあるのでは、と思っています。 しっかりと自立した大人になりたいと思っています。もしよければアドバイスお願いします。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより りんごさん、こんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。ネガティブな思考から抜け出せず、それが原因で現在起きているうまくいかない現実があるとお考えでしょうか。 ネガティブな思考に陥る原因として確かに「人と比べる」というのがポイントだったりします。 誰かと比べて、私は「みじめ」だとか「才能がない」「豊かではない」「友だちが少ない」「恋愛を楽しめない」「自信が無い」などなど比べれば、比べるほどどんな人でもネガティブな要素はたくさん出てきます。 では比べるのをやめればよいかといいますと、それもまたうまくいかないネガティブな思考の原因になります。 人と比べるのをやめようと思えば思うほど、ついまた誰かと比べて落ち込んでしまう自分を責め出します。ネガティブな思考が良くないのは「自分責め」の材料にしてしまうからです。 物事をネガティブに捉えたり考えたりすること自体には、じつはなんの問題もありません。どれだけネガティブ思考だったり、悲観的だったり、憂鬱だったりしてもそれ自体には害がなく、自分自身への影響はありません。 ネガティブ思考のまま友だちが多くてもいいし、幸せな結婚をしてもいいですし、お金をたくさん持っていてもいいですし、仕事や旅行など趣味も充実していてもいいのです。 ただネガティブ思考を使って自分責めをすると、誰も自分責めをストップしてくれる人がいないためどんどん泥沼にはまって抜け出せなくなります。 りんごさんは人はどうしてネガティブな思考をすると思いますか? それは、自分が幸せになるためです。自分がいまある幸せに気づくためです。 ネガティブ思考は悪ではなくて、じつは自分の人生をより楽しめる充実したものにしてくれるための最良の薬です。 ネガティブな思考や感情を感じたりしたら、そこには自分を変えられるチャンスがあります。自分を変えるというよりは、本当はもうすでにあった自分の魅力や才能、人気、やってみたかったこと好きなこと心地いいものそんなのに気づくチャンスなのです。 なかなかネガティブを楽しむのは難しかったりしますが、ネガティブな思考や現実を変えようと努力したりがんばったりする必要はありません。ただ「受け取る」だけで大丈夫です。 「いま私悲しかったんだ」「悔しかった」「寂しかった」「辛かった」できればそんな感情をじっくりと感じてみてください。それがりんごさんへの大切なメッセージです。その感情を感じきるとどうすればいいのかが自然とわかるようになります。 じつは私も心理カウンセラーという職業をしていながらネガティブな思考もしてしまいます。もちろん落ち込んだり悩んだり、イライラしたりします。 偉そうに人様にアドバイスをする資格などないくらい、じつはあまり人間としてはいい人ではなかったりします。でも自分の好きなことやりたいと思ったこと、自分の感情に従いいまこうやって大好きな仕事をやらせてもらっています。 りんごさんもポジティブでもネガティブでもどんな感情も大切にしてくだされば、きっとそんなに遠くはない未来にキラキラ輝く素敵な人生がやってきます。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2016年01月19日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「どうしたら人を好きになれますか?」という、えれなさん(20歳・派遣)へ、心屋塾上級認定講師の小林威之からアドバイスをいただきました。 ■えれなさんのお悩み 好きな人ができません。周りの友だちには、好きな彼氏がいてとても幸せそうです。でも私には、そんな好きな人ができません。 友だちの紹介でお付き合いしたことはありますが、それほど好きになれず、付き合い方がわからないのか、素直になれないのかよくわからないんですが、相手の嫌なところばかり見つけてしまい、うまくいきませんでした。 別れた後に、好きだったのかすらよくわからなくなりました。けれど、恋人がほしいなと思っています。でも私には、恋愛なんて向いてないんではないかとも思います。人を好きになりたいです。どうしたら人を好きになれますか? ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより えれなさん、こんにちは。心屋流心理カウンセラーの小林威之です。 恋愛をしてみたいけれど好きな人ができず思うように楽しめないと、つい自分は恋愛には向いていないと考えがちになってしまいます。 同年代の友だちが彼氏と楽しそうにデートしたりお茶したり旅行したり、そんなのを女子トークで自慢されたり、はたまたSNSなどで見たくもないのに見てしまったり、なんだか自分だけ周りから置いてかれている気がしてしまうと思います。 そんなとき真面目な人はつい、寂しくないふり、大丈夫なふりをして笑顔で過ごそうとしてしまいます。 こんなことで寂しいと思ってはいけない、辛いと思ってはいけないと自分自身を叱咤激励してしまいますが、ちょっとだけその寂しさや辛さを感じてみてほしいのです。 ネガティブな感情は大切な自分へのメッセージです。なぜ寂しいと感じるか、辛いと感じるか原因を探す必要はありません。ちょっとだけそのネガティブな感情に浸ってみてください。 意外ですがこれが素敵な恋愛をするコツだったりします。 素敵な恋愛をするのに大切なのは自分の心が感じるための言わば「センサー」がちゃんと働いているかどうかです。どうして人を好きになるか、それは好きになった人がそばにいてくれると自分が満たされるからです。 ご飯をご馳走してもらったり、プレゼントをしてもらったりそういう満たされ方もありますが、会話をしていて楽しい、一緒にいて楽しいなどモノよりも心が通うことの方がより自分の心が満たされます。 自分がどうしたら満たされるのか、そのセンサーが自分の感情と結びついています。 ですので、いま自分がどんな気持ちでいるのか、どんな感情を感じているのか恋愛に限らず職場でも友人同士の集まりでも、ちょっとだけ意識してみてください。 感情のセンサーが少しずつ研ぎ澄まされると、本当に自分に必要な人が誰だかわかるようになってきます。 またえれなさんは以前相手の嫌なところばかり見つけてしまったとありますが、これはそんなに悪いことではありません。自分の好き嫌いをちゃんと感じられるのは感情のセンサーがちゃんと働いている証拠でもあります。 彼氏でも友人でも職場の人でも嫌な部分をつい見つけてしまうことがあります。それはじつは自分らしく生きるための大切なメッセージだったりします。他人の嫌な部分は自分らしく生きるためのヒントが隠されています。 ですので、嫌だなと思ったら、もちろん逃げてもいいですが、どうしてそんなことをするか相手に聞いてみたり、ちょっと自分で考えてみたりすると意外な答えが見つかったりします。 恋愛は自分を大切にしたい、相手を大切にしたいという気持ちがあれば誰でも幸せになれます。恋愛に向いていない人はいません。恋愛と向き合うのを諦めなければ大丈夫です。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年12月08日話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は「過食症です」という、みんみんさん(35歳・会社員)へ心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■みんみんさんのお悩み 約20年過食症です。心屋さんは、自分を愛し、自分の素晴らしさを認めろとおっしゃいますが過食症もそれで克服できますか? 過食をするたびに自分を責めもう二度としないと後悔ばかりの日々です。好きな人ができてうまくいきそうになっても過食がひどくなったり、自分が幸せになりそうな時にいつも邪魔されてしまいます。 これって自分のことを幸せになる価値がない、と心の中で思っているからなのでしょうか? 顕在意識では幸せになりたいと願っています。ヒントを下さい。よろしくお願いいたします。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより みんみんさん、こんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。過食症を20年抱えていらっしゃるとのことで、過食される度に自分自身をつい責めてしまい、なかなかハッピーな気分にはなれないかと存じます。過食を毎回繰り返してしまう自分に、うんざりしてしまうと思います。 今も過食をついしてしまいますか? そんなときに心がラクになる魔法の言葉があります。 それは「私は過食をしてもいい」とつぶやいてみてください。そしてそのまま美味しく食べ物を頂いてみてください。思う存分たくさん食べてください。 みんみんさん自身が過食を本当は止めたいのに、それを止めなくていいなんて、なんだか矛盾しているようですが、実は過食はみんみんさんを守ってくれているのです。みんみんさんの過食は自分の幸せを邪魔するものではなくて、みんみんさんを大切に守ろうとしてくれているのです。 みんみんさんの何を守ろうとしているかといいますと、心です。 心のバランスが取れなくなってしまったときに過食をして、みんみんさんを守ろうとしてくれています。過食をしてしまう大きな原因の一つは我慢です。 例えば、つい「いい人」をしてしまったり、周りの期待に応えようとしてしまったり、怒りや悲しみの感情を表に出さないようにしたり、本当は伝えたいことがあるのにそれを飲み込んでしまったり、欲しいものややりたいことがあるのにそれを我慢したり…。 心の奥にいるもう一人の自分とのバランスが取れなくなってしまったときに、過食が起こることがあります。心のバランスが取れないまま自分の価値を認めようとしても、なかなか認めることはできません。常に我慢をして、表に出したい自分をまるでなかったかのようにしている、そんな自分は自分にウソをついているからです。 では、どうすればいいかといいますと、少しずつ我慢を減らしていくことが大切です。我慢を減らすとは、いい人、役に立つ人をやめることです。 みんみんさんが考える嫌な人、苦手な人と同じことをしてみてください。人に迷惑をかけたり、自分勝手な行動をしたり、責任を他人に擦りつけてみたり、自分がこれだけはしたくなかったことをやってみてください。どういうことかといいますと、他人より自分の考えや感情を優先してみてほしいのです。 優しさや気遣いは素晴らしいですが、周りの人の機嫌を伺う行動は自分より他人を優先している状態になります。それは自分で自分の価値を下げてしまう場合もあります。 そして何より覚えておいて欲しいことは、過食でみんみんさんのことを嫌う人はいません。過食のまま、幸せになってみてください。 みんみんさんの過食を愛してくれる人を、愛してみてください。そんな人、周りにいないと思ってしまうかもしれませんが、人は自分が思っている以上に優しいです。みんみんさんの過食を責めているのは、何よりみんみんさん自身ですので。 みんみんさんが自分の過食と仲直りできたとき、きっとみんみんさんがなってみたかった自分になれているはずです。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年10月27日話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「恋愛に自信ゼロ」というりこさん(24歳・看護師)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■りこさんのお悩み 私はこれまで一度も男性とお付き合いをしたことがありません。学生のころは自分に自信もなく、報われない片思いをずっとしてきました。もちろん告白をされたこともありません。社会人になって、自分から気持ちを打ち明けたり食事に誘ってみるものの、いい結果は訪れず、どんなに大丈夫と自分に言い聞かしても不安で不安で仕方がありません。 今も大好きな人がいて、自分なりにアピールしていますがいつもと同じような感じになるのではないかと不安で仕方ないです。私は好きな人と結ばれる日が来るのでしょうか…。私はどうするべきなのでしょうか…。教えてください。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより りこさん、こんにちは。心屋流心理カウンセラーの小林威之です。なかなか意中の男性との距離が縮まらず、またこの先も、もし今と同じ状況かもしれないと思うと不安がつのってしまったりしますよね。 その中でもりこさんは、積極的に行動したりポジティブな思考で自分に大丈夫って言い聞かせたりと、とても素晴らしいと思います。 自分の人生を輝かすには、まず自分が自分のことを信じることが大切です。それは、常にポジティブに考えて行動することだけではなく、むしろ落ち込んだりうまくいかない時こそどんな姿勢でいるのかが大切です。 うまくいっている時はだれでも、調子が良くてポジティブに考えられますしどんどん行動できます。調子が出ないときこそ、どうしたらうまくいくのか、どんなアクションを取ればいいのか恋愛に限らず人生においてどんな場面でも大切になってきます。 では何故りこさんが恋愛において、ちゃんとポジティブ思考で行動もしているのに結果がついてこないのか。それには一つの原因があります。それはりこさんの頭の中にある「前提」です。 どんな前提かといいますと、「もてない」「魅力がない」というような恋愛に対するネガティブな前提です。このネガティブな前提を変えていくことが、りこさんの恋愛の流れを良くしていきます。そして、りこさんの悩みを簡単に解決する方法があります。 実は今のりこさんでもうすでにモテモテなのです。もう一度言います。りこさんは今のままで異性にとって魅力的ですてきな女性なのです。 それはダメな自分、例えば片付けができない、料理が上手に作れない、おしゃれじゃない、気が利かない、などなどダメな自分を見せても、実は男性から好かれるし、モテてしまいます。 もしかしたら、今まであまり恋愛に対してうまくいっていなかったためについ、すてきな自分やちゃんとしている自分だけを男性に対して見せようとしてきたもしれませんが、実はそれは逆効果だったりします。 りこさんがもし今の自分に魅力があるとしたら、実はめちゃくちゃモテモテだとしたらどうしますか? どんな行動、どんな考え方をしますか? ピンと来なければ、周りにいる人でモテている人、恋愛がうまくいっている人の真似をしてみてください。甘えてみたり、助けてもらったり、おごってもらっり、つい私がしても迷惑なんじゃないか、困らせてしまうのではないか、嫌われてしまうのではないかと思ってしまうことをやってみてください。 わがままで、面倒くさくて、聞き分けがなくて、相手の時間ばかりかお金まで奪ってしまうそんな女性ほど男性はつい惹かれてしまいますので。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年09月15日話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「年上の既婚男性とばかり関係を持ってしまう」というあっちさん(35歳・自営業)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■あっちさんのお悩み 私は若い頃から、お付き合いする男性が一人では満足できず複数人との関係をもってしまいます。 しかも15歳以上年上の既婚者の方ばかりなのです。恋愛をしてもセックスをしても、満足できないのです。将来結婚などを意識し始め、何かおかしいのではないかと思い始めました。 アドバイスお願いします。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより あっちさん、こんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。あっちさんは、お付き合いされる男性が複数いらっしゃったり、あっちさんの年齢よりひとまわり以上歳上の方とお付き合いされるのは「いけないこと」「ダメなこと」と考えていますか? あっちさんが今、問題を抱えていらっしゃるなら、「~してはいけない」「~するべき」「~はダメだ」など禁止や否定している考え方が、問題を引き起こしていたりします。 問題は他人や周りの環境が作るのではなく、あっちさん自身の内側にあります。あっちさんが複数人の異性や既婚者とお付き合いするのを周りの人が咎める場合がありますが、あっちさん自身が周りの人の意見に同調して「いけないこと」「だめなこと」と自分を否定し始めるとどんどん問題が大きくなっていきます。 ですので、まずは自分自身を否定している部分がありましたら、それを許してみてください。「そんな自分もいてもいいよ」って自分に語りかけるのが自分を許すコツです。 「複数人の異性と付き合ってもいいよ」「既婚者を好きになってもいいよ」「ひとまわり以上歳上の人を魅力的と感じてもいいよ」とこんな感じであっちさんの心が緩む言葉を探してみてください。 人が悩んだりストレスを感じたりするときのポイントとして、自分の意見より周りの人の意見を優先したときに感じやすくなります。 周りの人に責められても、世間の常識と違うと感じてもまずは自分の価値観や感じたこと、考え方を優先してみてください。そこから解決の糸口が見つかります。 またあっちさんが今の現状に満足できないというのは、「満たされない感情」が心の中に眠っているのかもしれません。その感情は誰かからの愛情であったり、ましてやお金やブランド物などでは満たされません。あっちさん自身で満たしていく必要があります。 女性が恋愛において悩む原因の一つに自分のお父さんとの関係があります。お父さんは今現在のお父さんではなく、自分が幼い頃のお父さんとの関係がポイントになります。 あっちさんが幼い頃、お父さんとの距離感が近ければ、男性との距離感も近く恋愛も楽しめる確率も高くなります。逆にお父さんとの距離感が遠ければ、男性との距離感も遠くなり、接するのがなんとなく怖く感じたりして恋愛が楽しめなかったりします。 そして本当はお父さんから欲しかった愛情を他の男性に求めている場合があります。これは、あっちさんに限らず多かれ少なかれ女性なら誰しも持っていたりします。あっちさんの場合は、歳上の男性からその愛情をもらえるような感じを受けるのかもしれませんがそれは悪いことではありません。 あっちさんが本当は欲しかったお父さんからの愛情や言葉、例えば「えらかったね」「よくがんばったね」「かわいいね」「いてくれてありがとう」など、あっちさん自身の本音に気づいて、その言葉をお父さんからもらっているイメージをしていると、あっちさんの心が満たされて、よりあっちさんの望む恋愛に近づいていきます。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年08月04日話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「片思い中、でも自分から動く勇気ナシ」というあずきさん(29歳・事務)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■あずきさんのお悩み 私は、今片思いをしています。相手の方は習い事の先生です。ですが、その方は転勤されてしまいました。もうなかなか会えないし、諦めようと思ったのですが、なかなかあきらめることができません。だからといって、連絡先も知らず、何もすることができないし、する勇気もない自分に日々悶々とした気持ちでいます。諦めることも、動くこともできない私に、何かアドバイスお願いします。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより あずきさんこんにちは、心屋流心理カウンセラーの小林威之です。片思いの相手を忘れられず、かといって具体的な行動もとれない自分をもどかしく感じているのでしょうか? あずきさんは今のこの状況、現実をどう感じていますか? 恋に臆病になっていて意気地が無くつまらないと感じてしまう現実でしょうか。それとも、今は会えないけどもしかしたら何かのタイミングで会えるかもしれないし、その時のためにちょっとぐらい背伸びしたオシャレしてみようかな、とウキウキした現実でしょうか。 同じ現実でも、あずきさんの感じ方考え方で、つまらない現実にも楽しい現実にもなります。 もちろん、片思いの方にあずきさん以外の素敵なパートナーが現れるかもしれないし、ずっと連絡が取れないままかもしれません。もしそうなら、会えない片思いの人にずっと恋をしてウキウキしている自分ってバカバカしく思ったりしますか? もし今あずきさんの中にウキウキしている自分がいるなら、そちらの方を信じて欲しいのです。 勇気が無く具体的な行動を起こせない自分を責めるのではなく、今度いつ会えるのかなとか、ちょっとキレイになったんじゃないって褒めてもらえるとか(笑)いい雰囲気でデートしているとか、そんな能天気なイメージを大切にしてみてください。 そんなことをしても何も変わらないって思われるかもしれませんが、今見ている現実はあずきさんの心を映しています。 あずきさんの心が沈んでいれば、つまらない現実に。ウキウキしていれば、幸せな現実に映ります。現実が幸せに映ると、今まで見えなかった幸せが見え始めます。今まで嫌だと思っていた上司が本当はいい人だったとか、周りの人が助けてくれたりとか。無理だと諦めていたことがなんとなくうまくいくんじゃないかって思えたりそう感じ始めたらドンドン現実がステキな方向へ変わり始めます。 そして、もちろん落ち込むときもあります。 かわいい洋服も買って、バッチリメイクもしてみて、髪型も変えてみて。そんなことしている自分がバカバカしく感じたりもします。 そんなときほど、あずきさんがあずきさん自身のイチバンの応援団になってほしいのです。 応援するって「がんばれー、がんばれー」って自分に叱咤激励するのではなく、「今日は元気でないんだね」「それでもいいよ」「ゆっくり休も」って、自分をヨシヨシと子供をあやすように癒してあげてください。グジグジしたネガティブな自分も大切な自分です。ネガティブな自分を否定すればするほど自分のことが嫌いになりますので。 本気で恋をしているなら両思いも片思いも関係ありません。どんな恋もあずきさんをステキに輝かせてくれます。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年06月23日話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、心の中で他人を悪く評価する自分が嫌い、という春野さん(28歳・医療関係)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■春野さんのお悩み 私は昔から他人の目、評価がすごく気になります。小学時代いじめにあったこともあり、余計ビクビクして過ごしてきました。相手を傷つけるのは恐怖であり、自己主張しません。そのかわり心の声がおしゃべりになりました。心の中で相手の話す内容に○×をつけてしまう癖があり、相手にこうすればいいのに、とか心の中で評論してる日々です。どうしたらこの腹黒い習慣から抜け出せるのかそんな自分が嫌で苦しくてたまりません。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより 春野さん、こんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。他人に対してダメだしをしてしまうそんな自分があまり好きになれないのでしょうか? 私もこの心理カウンセラーという職業をやる前は普通のサラリーマンでしたので職場で上司や同僚などなど周りの人の様子を伺っては、「あんなことしてるから失敗するんだ」とか「もっと人のこと考えて行動すればいいのに」とか何かとケチをつけていました。(もちろん言葉にはせず心の中だけやってましたが) きっとそんな自分は心の狭いダメなやつだったかもしれませんが、価値が無いとか魅力が無いとか能力が無いとか、そんな全部ダメダメな人ではなかったと思います。 人は最低な部分、最高な部分その両方を必ず持っています。疲れたり、自分に自信が無くなってしまうとつい最低な部分の方に目を向けがちになります。 そんなときは、最低な部分を自分から無くそうとするのではなく、「あーー今日は疲れてるんだな」「最近ちょっと頑張り過ぎているのかな」という自分へのシグナルだと思って、少し休息を取ってみてください。 頑張り癖のある方は、つい誰かと比べてはまだまだ頑張れるとアクセルを踏み込んでしまいがちになりますが、今の自分の状態を誰かと比べる必要はありません。 毎日自分が定時で帰っていて、同僚が残業していても自分が疲れたと感じていたら有給休暇を使ってみてください。それくらい自分のことを大事にしてほしいのです。 春野さんが自己主張できなかったり、誰かに○×をつけたり腹黒いところがあるのが問題ではなく、それらを使って春野さんが自分自身を責めてしまうのが問題だと思っています。 人は誰でも、怒りだったり、妬みだったり、僻みだったり、恐れだったり、そんなマイナスな感情も持っています。その感情と上手に付き合うのが、自分らしく生きられるコツだったりします。 そのためにはまずは、自分の中にそのマイナスな感情があることを認めて、許してあげることから始めてみてください。自分のことを許すのは、感覚的にピンとこないかもれませんがマイナスな感情を感じたら何もせずぼーっとやり過ごしてみてください。 特にアレコレ自分のことを批評せず、「あー今わたしイライラしてるなー」とか、「つい文句ばっかり浮かんでくるなー」とか、頭に浮かんできたことをそのまま消えるまでぼーっと浮かべておいてください。無理にかき消したりする必要はありません。それができたら、次は休息をとったり美味しいものを食べたり、ステキなカフェに行ったりと自分の好きなことをしてみてください。 精神的に辛い状況で考えても、いいことは何も浮かびません。自分を甘やかすぐらいが丁度いいくらいです。当たり前のことかもしれませんが、それがなかなか実行に移せないので悩んだり苦しんだりしてしまうのです。リラックスしてゆるゆると過ごしてみてください。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年05月12日話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、足の痛みの恐怖から自由に行動できず、精神的にも不安定になっているという、ミッフィーさん(音楽関係)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■ミッフィーさんのお悩み 足の痛みの不安と恐怖で、立つ歩くの行動を制限してしまっています。常に足のことばかり気になってしまいます。鼻が締め付けられる症状で、精神科で安定剤を処方されていますが治りません。不安からきていると言われていますが、原因もよくわからず…。悲しい気持ちになったり、呼吸が落ち着かない症状などもあり、仕事もあまりしていないし、親に依存している生活で、心身共に不安定で不安や焦りが強くなってきています。悩みがごちゃごちゃですが、よろしくお願いいたします。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより ミッフィーさんこんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。質問を拝見させていただきました。足の痛みから自由に思うような行動ができず、そのために精神的にも不安定になり、親に依存している状態から抜け出せずにいる現状から、ますます悩みが深まっているのでしょうか。 周りの人が何気なく苦労なくやっていることが自分にはできないと感じるときほど、もどかしさが溢れてくると思います。 そんなときに、人と比べてはいけないとか、オンリーワンだとか、感謝しようとか、無理やりポジティブな考え方をする必要はありません。 ポジティブ思考は人生を明るく楽しく生きるためのとても素敵なツールですが、万能薬ではありません。 苦しいとき、辛い時にポジティブ思考で乗り切ろうとするのは、息切れしている自分に鞭を使ってまだ走らそうとしているようなものです。ですので、苦しいとき辛いときほど、まずはそのネガティブな感情に寄り添うことの方が大事です。 何がミッフィーさんを悩ませているのか、その正体を探そうとする必要は無いです。ただその感情から逃げずに寄り添う。じっくり感情を味わうところから始めてみてください。 もしかしたら、自分のことをとてもミジメに感じるかもしれません。情けないだったり、恥ずかしいと感じるかもしれません。 でもそういったネガティブな感情が、自分の中にあるのをちゃんと感じて受け止めてあげる。それが勇気だったり自信だったり、自分のことを信頼するだったりに変わってきます。 将来に対する不安はお金持ちな人でも、健康な人でも、友達に恵まれている人でも、幸せそうな人でも、どんな人でも持っていたりします。ミッフィーさんは親に頼りきりになっている今の状態が、将来を不安にさせているのでしょうか。 依存してはダメ、ちゃんと自立しないといけないと思えば思うほどドンドン苦しくなっていきます。なぜなら自立できていない自分を否定し続けているからです。 自分自身を否定し続けると、自信も無くなり素敵な未来をイメージするのも難しくなります。ですので、依存している自分もちゃんと認めてあげてください。 依存する自分を認めるとは、ちゃんと「助けてほしい」と伝えることです。親に限らず兄弟、職場の人、友達、もしかしたら初めて会った人でも、ちゃんと「助けてください」と伝えることです。 嫌な顔されるかもしれませんし、断られるかもしれません。文句も言われるだろうし、面倒くさがられたりもします。でもそれでも「助けてください」と言ってみてください。 依存している自分を認めると、自信が生まれて自立できます。矛盾しているようですが、人生の答えは思いがけない方向からやってきますので、諦めず自分のペースでゆっくりやってみてくださいね。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年03月31日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「究極のかまってちゃん」という、らそさん(22歳・看護師)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■らそさんのお悩み 私は究極の「かまってちゃん」でとても困ってます。普段から淋しがりやで誰かに認めてもらいたい欲が強いのですが、それが無意識に行動や発言、表情に出てしまっているみたいなんです。1人で過ごすことも苦手で、寂しすぎるとその感情に押しつぶされて死んでしまいたいとまで考えてしまう時もあります。どうしたらいいでしょうか。どうか教えてください。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより らそさんこんにちは。心屋流カウンセラーの小林です。誰かに認めてもらいたい、という気持ちがつい強くなりすぎて感情かうまくコントロールできない、というのは周りからみてわかりずらい悩みだけに、とてもつらい悩みだと思います。 まずは、つい無意識に出てしまう「認めてもらいたい」という欲求が行動や発言、表情に出てしまっても、出してしまった自分を責めないでいてあげてくださいね。 もしかしたら、誰かに嫌な顔をされたり疎ましく感じられたりするかもしれませんが、そんな自分を一番責めているのは何より自分だったりしますので。 もし、認めてもらいという気持ちが表に出てしまった時は、「ああ、今私寂しかったんだな」と、誰かにちゃんと見て欲しかったんだなって、自分のことをヨシヨシしてあげてくださいね。 自分で自分のことを慰めるのは、なんだか変な感じがするかもしれませんが、らそさんの気持ちが落ち込んでいるときに、無理に元気を出そうとしたり周りに心配かけないように、今の感情を押し殺してなんでもないふりをすればするほど心の中にいるもう一人の自分が暴れ出してしまいます。 そのもう一人の自分は、純粋で無邪気な子供のような自分ですが、その自分との折り合いが悪くなればなるほど感情のコントロールが効かなくなります。 ですので、たまには心の声を聞いてあげて、そのもう一人の自分の言うことも聞いてあげてくださいね。 例えば、早めに仕事を切り上げてステキなカフェでゆっくり過ごすとか、着てみたかったカワイイ服を着てみるとか、行きたいところに行ってみるとか、そんなところから始めてみてくださいね。 最初はよくわからないかもしれませんが、そのうち何をしたら自分が喜ぶのか、どうしてあげたら楽しいのか幸せなのかがわかってきます。そうすると感情の起伏が治ってきますので。 誰かに認めてもらいたいという気持ちが大きくなってきたとき、その人に認めてもらおうとすることはそんなに悪いことではありません。きっとそのときは心が落ち着くと思います。 ただ、らそさんが本当に認めてほしい人は目の前にいる人ではありません。それは社会人として、立派な女性として頑張って努力されてきた結果本来持っていたステキで女性らしい部分をどこかに置き忘れてしまっているのかもしれません。 ですので、本当に自分の淋しさを満たしてあげたいなら、自分の心の声を聞くようにしてあげてくださいね。 そのためには、何よりリラックスしてのんびりできる、らそさんのお気に入りの場所を探すところから始めてみてください。きっとステキ自分と出会えますので。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年02月17日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「結婚できるのかしら」とお悩みの、ぱんさん(31歳・医療職)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■ぱんさんのお悩み 一度就職した会社をやめ、改めて専門学校に通い今の職業に就きました。仕事にも慣れ大変ながらも充実しています。しかし年齢を考えると常に頭にあるのは結婚のことばかり。現在彼氏もおらずそれが引け目のように感じます。周りは結婚して子供もいる友達も多く、置いていかれている気がしてなりません。これから愛する人と出会い結婚できるのでしょうか? 自分のペースでとも思うのですが。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより ぱんさん、初めまして。心屋流心理カウンセラーの小林威之です。ご結婚についてのお悩みですが、ぱんさんにとって「結婚」とはどういうものと考えていますか? 結婚についてポジティブなイメージが湧いてきますか? それともちょっとネガティブなイメージが出てきますか? もしかしたらポジティブとネガティブが両方でてくるかもしれませんね。 ぜひ紙に書きだしてみて、そしてその出てきたイメージとじーっと向き合ってみてください。意外と頭で考えていたときでは気づかなかった感情を味わえると思います。 ぱんさんが本当に幸せと感じることは心からじんわりとしてきたり、嫌だなってネガティブに感じていたことは実はなんとなく上手く乗り越えられそうな気がしてきたり。自分が結婚に対して持っているイメージを再確認してみることで、もしかしたらどこかで拾ってきてしまった結婚に対する心のブレーキを無理なくゆっくり外せることがあります。 そうは言っても相手がいないと始まらないと思われるかもしれませんが、ぱんさんにステキな結婚相手を見つけるコツを教えちゃいます。 それはお付き合いしている、いないに関わらず男性と食事に行ったときには「おごってもらう」のです。当然お会計の時には財布を出さず、ニコニコしていて 男性が支払い終わったら「ありがとう」と言う…。これだけです。 ポイントはお付き合いしている、していないに関わらず男性なら年上、年下関係なく誰でもおごってもらってみてください。食事に限らず、コーヒーショップやコンビニでも構いませんし自動販売機で買うジュースでも構いません。 そんなところから、男性であればチャンスがあれば誰でも構いませんのでやってみてください。 そんなことをして結婚相手が見つかるのかと思われたかもしれませんが、ぱんさんはお仕事が充実されていてお忙しい毎日を送られてると思います。 一旦就職された後、改めて勉強されて今の職場にお勤めということで、ぱんさんが本当にやってみたかったお仕事をされていることでしょう。とてもステキで素晴らしいことだと思います。 ただもし、もしですが今、努力とか頑張りが強めになっているのであれば、そこを緩めていただくと結婚相手が見つけやすくなります。つまり、ぱんさんが頑張れば頑張るほど、周りにはダメでできない人が現れます。それは、ぱんさんが「頑張る」をするためには周りには「頑張れない人」が必要なのです。 ですので、努力や頑張りつまり「自立」の部分を少し緩めて、人に頼りやさしくされるという「依存」の部分を増やす。その依存を増やすには「おごってもらう」のが効果的だったりします。 「自立」と「依存」のバランスがぱんさんにステキな結婚をもたらしてくれますので、ぜひ愛され上手な女性になってみてくださいね。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年01月06日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「元気で明るくなりたいのにどうしたらいいかわかりません」という、ゆかたんさん(26歳・会社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。 ■ゆかたんさんのお悩み 過去との付き合い方に悩んでいます。とくに過去の自分のあやまちや失敗にとらわれ、心がしんどくなる時があります。このモヤモヤを消化して元気に明るい私になりたいのですが抜けられず、どうしたらいいのかわかりませんので、仁さん、どうか助けてください。 ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより ゆかたんさんこんにちは。心屋塾認定講師の小林です。仁さんに代わってお答えします。なかなかポジティブな考え方ができず、つい過去のできなかったこと、うまくいかなかったことに焦点を当ててしまうのがダメだと思われているのでしょうか? 確かにポジティブで明るいということは、エネルギッシュで生き生きしていて、周りの人からも認めてもらえそうな気がしますので、とてもステキではあります。しかし、ポジティブで明るければ全ての問題が解決するわけではありません。 ゆかたんさんの仕事だったり、家族や友人のこと、パートナーのことだったり、やってみたいこと好きなことに対して全て「ポジティブで明るい自分」で乗り切ろうとすると、ガソリンが切れてしまった車みたいに動けなくなってしまいます。 もしかすると、今「ポジティブで明るい自分」になりきれないなら、ガス欠をおこさないように心と体が、自然とブレーキをかけて温存していてくれているのかもしれません。 そこで無理に動かそうとすると、心と体がついてこないので、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるかのように、全然前に進まないけど疲労感だけが残っている状態になってしまいます。 ですので、まずは緩めるのは「ブレーキ」ではなくて「アクセル」の方であることを覚えておいてください。ブレーキを踏んだままでは、いくらアクセルを踏んでも前に進みません。 今のままアクセルを踏むように、明るくなろうポジティブになろうとすると、ブレーキがかかっているので前に進まないのですが、ブレーキを外そうとすると「怖い」という感情が出てきます。 この「怖い」が心と体のブレーキになっているんですね。「怖い」のまま、振り切るようにアクセルを踏み込んでポジティブに明るくしようとすると、ふとアクセルを緩めた時にこの「怖い」がやってきて、あわててアクセルをまた踏み込んでしまうんですね。 この繰り返しがとてもゆかたんさんを疲れさせて、やりたいことだったのがある日突然つまらなくなり、好きだったものが見たくもなくなり、周りの目を気にしだして自信もどんどん無くなっていきます。 ですので、まずはその「怖い」と仲良くなってほしいのです。また失敗してしまうという不安、また誰かを傷つけてしまうという恐れ、どんなネガティブな感情も大切なゆかたんさんの感情です。 そんなネガティブなこと考えていてはダメって自分で自分を責めるのではなく、怖かったんだね、不安だったんだね、大丈夫だよ、きっとうまくいくよって、ゆっくり優しく声をかけてあげてみてください。 ネガティブな感情から逃げるのではなく、ちゃんと向かい合うことこそが本当の勇気だと思います。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年11月25日