1974年、サラリーマン家庭の長女として生まれる。「お姉ちゃんなんだから」甘えてはいけない、わがまま言ってはいけないと自分を抑圧してきた反動から、社会人になると持ち前の行動力を発揮し始める。世界が広がった一方で、昔からの自信のなさに引きずられ、何をしても中途半端で人間関係もうまく築けない自分に悩み、心屋塾の戸を叩く。大らかで天然系の主人と二人暮らし6年目。
メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「恋愛と仕事の両立はできるのでしょうか」という、かじのさん(28歳 公務員)のお悩みに心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんがアドバ イスしてくれました。 ■かじのさん(28歳 公務員)のお悩み 仕事と恋愛の両立はできるのでしょうか。私には夢があります。独立して会社を持つことです。けれど、それがうまくいってしまったら、女性の幸せを逃しそうで怖いです。結婚や出産もしたいし、夢も叶えたいです。どうしたらいいでしょうか。 ■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんより かじのさん、こんにちは。「夢がある」とはっきり言えること、とっても素敵です。その上で結婚も出産もしたい。女性にとって、仕事とプライベートの両立は永遠のテーマですよね。 そんなかじのさんの「ステキ」を更に解き放つこんな言葉をプレゼントします。次の言葉を、良かったら口に出して言ってみてください。「私の仕事が上手く行くと、女として更に充実しちゃうかも!」…言ってみて、どんな思いが浮かびましたか? 「そうかも!?」とテンションが上がる感覚があるようあれば、この言葉をしばらくお守りにしてみてください。反対に、「そうは言っても…」と少しモヤッとした場合、どのような言葉が浮かんできましたか? 例えば心の中に「そうなれば嬉しいけれど、そんなに簡単に行かない」と感じている部分はありませんか? ・仕事を楽しむと恋愛がうまくいかない ・仕事と恋愛どちらかを選ばなければならない ・どちらもうまく行かせることは無理 そう心の中で自分が勝手に「決めて」いる部分はありませんか? 実はこれ、自分に暗示をかけている状況と同じなのです。あなたは誰かを見て、誰かの話を聞いて、こう思うような状況を見て、そう思ってきただけなのかもしれません。 実は私もそう思ってきました。女性にとって仕事とプライベートの両立はとても難しい。何かを犠牲にしないと成立しない、と。 ところが今は仕事もプライベートも充実させ、若くして結婚し、優しい旦那様との間に子供を授かりつつ、実業家として活躍している女性が私の周りにはたくさんいます。 両立させるには、大変なことも実際あります。それでも彼女たちは何より自分のやりたいことを思いきりやりながら、家族に囲まれている今を心から楽しんでいます。 これからは、思い込みや不安を増長させるようなケースではなく、あなたがまさに描いている理想の人生を歩んでいる人たちを、その目でたくさん見て話を聞いてみてください。 有名人であればネットや本で読んで下さい。その上で「でも私はあんな風にはできない」「あの人たちは特別なんだ」と思うのであれば、元々ある不安を握っていたいのかもしれません。 しかし今のかじのさんは、まさに新しい価値観を自分にインストールしようとされているのだと思いました。自分の古い思い込みとは真逆を生きている輝く女性にたくさん影響され、自分の世界をたくさん広げてみてください。その活動の中に運命の人へと繋がる赤い糸が紛れ込んでいたら、尚楽しいですね。夢が叶いますように、心から応援しています。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2013年12月31日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助塾」。今回は、「告白をして友達との関係が気まずくなってしまうのが怖い」という、トモさん(23歳 大学生)のお悩みのお悩みに心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんがアドバイスしてくれました。 ■トモさん(23歳 大学生)のお悩み 今、好きな人がいるんですが、その人とは友達で告白して関係が気まずくなってしまうのが怖くて言えません。どうしたらいいですか? ■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんより トモさんこんにちは。これまで仲間の一人として接してきた男友達だけど、ふと気づかなかった面を知るほど、もっと彼の事を知りたい、特別な時間を一緒に過ごしたいと思ってしまうものですよね。お友達を好きになるというのは素敵なことだと思います。そしてご相談から、トモさんはその気持ちに勇気を出して「伝えたい」んだなと感じました。 実は私も、男性を好きになるときはだいたい相手が友達関係の人でした。そしてほとんどの場合、好きになった人には自分から気持ちを伝えてきました。お付き合いしたいという前に、相手を好きだということをただ伝えたかったんですね。 そしてもちろん、特別な関係になりたくて告白したこともありますが、いま改めて思い返すとそういうときに限っておかしなことが起きていたように思います。 それは何かというと、相手の反応を期待しすぎると大体うまく伝えられず、「失敗したな」と思ってしまうパターンがあるということ。思い入れが強いと「この人と絶対付き合いたい!」と言わんばかりに目からビームが出るのか、いつの間にか重たい女になってしまうようです。 それは「失敗したくない!」と後先を考えすぎたことにあると思います。失敗したくないからこそ、彼をゲットすることに執着しすぎてしまうのです。 人の感情は普通にしていても相手や周囲に伝わるものだと私は思っています。好意的な気持ちならいいですが、例えば怒っているとき、その感情を隠そうとしてもお腹の中から黒いオーラとなって周りが勝手にキャッチします。 執着もしかり。あなたの大切な気持ちが重たい執着として彼に伝わってしまったら本意ではないですよね。 だからまず「どうやって告白するか?」ということは一旦横に置き、まずは彼の事が好きな気持ちをトモさん自身が思いっきり楽しんでみてはいかがですか? 彼を好きな気持ちがバレてもいい、それによって関係がこじれてもいい、と腹をくくって「彼といると心がホクホクする」、「何だか嬉しい」とたくさん笑ってください。 女性の笑顔は周りを幸せにしますよ。相手にも「トモさんといるとなぜか楽しい」という雰囲気が伝染していくでしょうね。するときっと、ベストなタイミングで「今伝えよう!」という時がやって来るかもしれません。もしくは、もっと素敵なことがやってくるかもしれませんよね。 恋愛ほどタイミングが難しいものはないと感じます。だからこそ告白の時期はあえて決めない。相手の反応は期待せず、自分の感覚を信じて彼を好きな気持ちを楽しんでくださいね。素敵な恋愛を! 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2013年11月19日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助塾」。今回は、「最近、職場でもプライベートでも怒りっぽくなってしまった」という、はるかさん(29歳 会社員)のお悩みに心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんがアドバイスしてくれました。 ■はるかさん(29歳 会社員)のお悩み 最近、怒りっぽくていやです。大学を卒業し、仕事は早7年目。仕事の幅も少し広くなってきました。しかし、最近プライベートも仕事も怒りっぽくなってしまった気がしてなりません。会社の後輩や上司に今までこんなにイライラしていなかったのに。 彼にもあたってしまいます。昔はもう少し心が広かったのに。余裕がないだけでしょうか? ■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんより はるかさんこんにちは。はるかさんの悩みをみると、「私のことを大切にしてよ! 」という心の叫びが聞こえてくるような気がします。 きっとこれまで真面目に仕事に取り組んできたのだろうなと感じました。お仕事がレベルアップするとともに、難しいこともイヤなことも受け止めてきた反面、ノーと言えず自分の意見や気持ちを飲み込み、我慢してきたことも多かったのではないでしょうか。 イライラの原因はズバリ「我慢」。はるかさんはこれまで自分を後回しにし、他人を優先してきませんでしたか? 他人に振り回されながら、優しいフリをして心の中は「どいつもこいつも! 」と怒りで真っ黒、これではイライラが消えないわけです。しかもそれがプライベートや職場など、環境に関係なく起こるということは、我慢の限界に来ているのかもしれません。 つまり、今のイライラは相手が自分の思い通りに動いてくれず腹を立てているという状態。そして「昔は心が広かった」のではなく、あの頃はまだ「我慢できていた」だけなのかもしれません。この状態になると、いくらマッサージに通ったりアロマを焚いてみたりしても心からスッキリとはいかず、彼にも八つ当たりしてしまいますよね。 では、どうしたらいいのか。あなたをイライラさせる人たちのことをこんな視点で見てみてください。「彼らは、あなたが「やってはいけない」と我慢していることをあえて目の前でやって見せてくれている」と。 どんなことをやってはいけないと禁止しているのか、例えばこんな感じです。思い当たることを他にも挙げてみてくださいね。 ・空気を読まない ・わがままを言う ・相手を否定する ・迷惑をかける いかがでしょう。嫌なヤツですよね。せっかくあなたがやってはいけないと頑張っていることを土足で踏みにじってくるのですから。しかもそれをやっても周囲から受け入れられている人も少なくないのではありませんか? そうなのです。つまり彼らは「あなたも我慢しなくていいよ。言いたい事を言っても大丈夫だよ。嫌われないよ、怒られないよ」と体を張って見せて教えてくれている人たちなのです。 ではあなたは、本当は何を言いたくて、どんなことを分かって欲しくて飲み込んでしまったのでしょう。これを振り返ってみてください。このイライラを解消するために是非あなたが本当は言いたいことを実際に口にしてみるのです。そして、思いついたことを書き出してみてください。例えばこんな感じでしょうか。 ・手伝って ・これ明日までにやっておいて ・できません ・すっごく大変 ・今日はパスタが食べたい ・これ欲しい ・疲れた そう、お気づきでしょうか。このセリフ、まるであなたをイライラさせるあの人たちも同じようなことを言っていることに気がつくかもしれません。にもかかわらず、あなただけがそれを言ってはいけないと禁止して我慢するからこそ目の前の人たちにイライラしてしまうのです。 もし次にイライラしたら、自分は何を分かって欲しいのか、そして自分の気持ちを一旦受け止めてみる。そして、相手に伝えてみてください。最初は伝えやすいことからで結構です。これが「自分を大切にする」ということ。 きっと周りの反応はあなたが恐れていたものとは違うかもしれませんし、スルーされるかもしれません。しかし、こうして自分の言いたいことを後回しにせず表現していくことが大切なのです。練習しているといつの間にかコミュニケーション力が身につくという効果もあります。 周りから大切にされている人は、自分を大切にしている人です。もう心が広いフリは卒業。これからは我慢せず、自分に一番耳を傾けてあげてくださいね。これからもお仕事頑張ってください。彼ともお幸せに。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2013年10月08日