1971年生まれ。福祉施設、託児所、保育園などさまざまな場面で保育士としての経験を積む。子供も大人も十人十色。成長のペースや家庭環境もさまざまなたくさんの子供たちや保護者の方と関わり、「一緒に楽しむこと」はもちろん、細かいことにも気付くことのできる、配慮できる、寄り添える保育士に!と自身も日々成長をモットーに保育業務に携わる。現在シングルマザーとして子育て奮闘中。夢を追いかける我が子のサポートにも情熱を注いでいる。食育実践プランナー資格も有しており、より深く食育についても日々勉強中。
3歳になり、できることやわかることが増えてきたはずなのに、どうしてイヤイヤ期が終わらないのかという方や、3歳からイヤイヤ期が始まってしまったという方もいるでしょう。 そんな方のために、3歳のイヤイヤ期をうまく乗り切る対処法をご紹介します。 3歳児のイヤイヤ期とは 3歳児のイヤイヤ期は、2歳児に比べ、“パパ・ママの意識が違う”という大きな特徴があります。 2歳児は言葉の発達も未熟で、まだまだできないことがあり、助けの手が必要なことも多いでしょう。そして、親もそのような気持ちで向き合っていますよね。 それが、3歳児になってくると、「もうできるでしょ」「もうわかるでしょ」という気持ちが親に芽生えてくるのです。 しかし、じつはまだ、子どもが伝えようとしていることを親が理解できていない場合がたくさんあります。その“理解されない気持ち”を、癇癪、泣く、手が出る、物を投げるという行動で伝えているのでしょう。 それは自分を理解してほしい、甘えたいという気持ちの表れなのです。 また、言葉で伝えられるようになりますので「キライ! イヤ!」とハッキリ言ってしまい、パパ・ママも頭ではわかっていても、傷ついたり、つい叱ってしまうのではないでしょうか。 時には、ご飯を食べないという抵抗を見せるケースもありますし、保育園へ行くのを嫌がったり、保育園から帰りたがらなかったり。 これは、甘えたい気持ちや家で一緒に過ごしたいという気持ちが、受け入れられないことに対して、反抗している現れとも捉えられます。 家に帰っても気持ちが満たされないなどの理由で、保育園から帰りたがらないということもあるかもしれません。 3歳児のイヤイヤ期は、親と子どもの意見のぶつかり合いです。 子どもは自分の気持ちを伝えたいという思いから「自己主張」します。親は「できるでしょ」「わかるでしょ」という思いから「反抗」だと思ってしまうのです。 しかし、悪いことばかりではありません。親子ともに労力を必要とするイヤイヤ期ですが、この気持ちのぶつかり合いを通して、子どもは自己主張とコミュニケーションの方法を学んでいるのです。 気持ちが通じ合わず、ケンカや言い争いになるとどんな気持ちになるのか、我慢や相手の気持ち思いやることの大切さなど、多くを学んでいます。 3歳児のイヤイヤ期がひどいと感じる特徴 3歳児のイヤイヤ期が成長過程だとわかっていても、やっぱり親としてはイライラしてしまいます。3歳児に知恵がついてきたからこそ、時には親がその言動に悩まされてしまうかもしれません。 例えば、「やる」「やらない」を瞬時に繰り返すちぐはぐな行動で親が振り回されてしまうことがあります。 言葉が発達し、理解力もついてきますので、子どもが親の行動を評価することもあるでしょう。 子どもによっては「ママだってやってるじゃん」「私はダメでママはいいの?」「それはしちゃダメなんでしょ!」など屁理屈を言ってくることも。 そんな3歳の子どもの言動に、「いい加減にして!」という気持ちになったり、イライラが募って叱りつけてしまったりすることがあるでしょう。 この3歳児のイヤイヤ期は、親にとっても子どもにとっても大変な時期です。しかし、成長のための経験とポジティブにとらえ、次にご紹介する対処法を参考に、乗り越えていきましょう。 イヤイヤ期の子どもと上手に関わるための対処法 それでは、3歳のイヤイヤ期はどう乗り越えればよいのでしょうか。 先ほども言いましたが、3歳児のイヤイヤ期は、親と子どもの意見のぶつかり合いです。大人でも自分の気持ちや意見を理解してもらえないと、決して良い気持ちはしません。それは子どもも同じです。 子どもは自分の気持ちや意見を伝えていますので、その気持ちを理解し、意見を受け入れてあげることが重要になります。 ▼共感し、気持ちを受けとめ、理由を聞く 「嫌だよね」「やりたくないよね」などと、子どもの気持ちに共感し、その気持ちを受けとめてあげることから始めます。そして、どうしてそう思ったのか、理由をしっかりと聞いてあげましょう。 子どもが首を縦や横に振って答えられるように「~だからさみしかったの?」など、子どもの気持ちを想像しながら質問しても良いでしょう。子どもは親が自分を理解しようとしてくれているとわかると、心が満たされた気持ちになります。 ▼スキンシップ 子どもの本音は、「親に甘えたい」です。ギュっと抱きしめてあげたり、頭を撫でてあげたりするなど、スキンシップをたくさんしてあげましょう。そうすると、子どもは親が受け入れてくれたと感じ、安心します。 ▼満足できるまでやらせてみる 親にしてみればやめてほしいと思うようなことを、どうしてもやりたいときが子どもにはあります。 例えば、雨の日、水たまりにわざと入ってびしょ濡れになってしまうまで遊ぶなどです。 しかし、時には子ども自身が納得できるまでやらせてみることも必要です。そうすると満足感が得られますので、時期が来れば自然とやらなくなります。 ▼好きなものへ興味を持っていく 何をやっても泣き止まないなど、うまくいかないというときがあります。そんなときは、子どもが好きな物や好きなものに興味を移せるように手助けをしましょう。気持ちが切り替わり、落ち着くようになるでしょう。 ▼自分で選ばせる 洋服や外食で食べたいものなど、親が「これにしなさい」と選ぶのではなく、子ども自身に選ぶように声をかけます。子どもは認められた気持ちになり、自分で選んだものに責任感が生まれます。 ▼ポジティブな言葉表現 「ダメ」「いけない」と叱るのではなく、「~しようね」とやってほしい行動を伝えます。子どもは否定された気持ちにならずに、意欲的に行動できるでしょう。 ▼その場で褒める どんな小さなことでも良いので、その場で褒めるようにします。朝「おはよう」と言えたら褒める、ひとりで靴がはけたら褒めるなど、できて当たり前だと思っていることでもその場でしっかりと褒めましょう。 子どもは褒められると嬉しさを感じ、認められた気持ちになり、次への意欲にもつながります。 ▼絵本の読み聞かせ 絵本の読み聞かせでは、子どもがその話の中に入り込み、主人公の気持ちになって物語を体験できます。 その体験を通して、自分自身や相手の気持ちを理解できるようになりますので、伝えたいメッセージのある絵本を選んで読んであげましょう。 ▼家族で一緒に過ごす時間を増やす イヤイヤ期には、甘えたい、自分のことをわかってほしいといった気持ちが理解されないさみしさを抱いています。家族で一緒に過ごし楽しい経験を増やすし、さみしさをなくしてあげましょう。 3歳のイヤイヤ期、パパママが前向きになるための乗り越え方 イヤイヤ期は、パパママにとっても心を悩ませる大変な期間です。しかし、親自身が気持ちに余裕を持つとスムーズに乗り越える力をつけることができます。そのためにも、無理をしないようにすることも大切です。 家族や友だち、先生など、身近な人に相談したり、手伝ってもらったりなど、周りの意見も聞きながら自分の気持ちを整理しましょう。家族にも協力してもらい、時には自分だけの時間をつくることも大切です。 また、子どもと二人でいるとぶつかり合いが増えてしまうかもしれません。たまにはママ友とその子どもを含めて、みんなで一緒に遊ぶ時間をつくりましょう。意外とそのときは、子どもは素直だったりします。 親が気持ちに余裕を持つと、子どもとの関わり方も変わり、3歳児イヤイヤ期を上手に乗り越えていけるでしょう。
2017年06月27日たったひとりで家事、育児に追われ、疲れた、辛い、イライラするという方もいるのではないでしょうか。ワンオペ育児で辛い思いをしているママたちに、その乗り切り方のアイデアをご紹介します。 ワンオペ育児とは ワンオペとは、「ワンオぺレーション」つまり「ひとり勤務・ひとり稼働」という意味で、、大手飲食チェーン店などが深夜など人手の足りない時間に休憩なしで一人シフトの体制で長時間の業務を行わせていたことが問題となり、広く知られるようになりました。 今、家庭内でも、この「ワンオペ」が問題視されています。 夫が単身赴任や仕事などで家にいる時間が少ない場合、あるいはシングル世帯の場合など、ひとりで家事と育児をこなし、仕事のある方は仕事も含め、すべてをひとりでこなさなければいけない育児環境を「ワンオペ育児」と呼ばれるようになりました。 核家族化も進み、実家や夫方の両親と離れて暮らしているケースも。困ったことやお願いしたいことがあっても、遠くから呼び寄せるとなると、頻繁にお願いするは無理なので、必然的にママひとりに育児の負担がかかってしまいます。 共働きのママの辛いワンオペ育児の現実とは 外で仕事をしている共働きのワンオペ育児の方には、こんなに辛い現実があります。 朝早くからお弁当や朝ごはんの用意をし、子どもの準備と出勤前の自分の準備をします。 時には子どもがぐずって思うように進まない日もあるでしょう。そんな日はイライラを募らせながら子どもを保育園や学校へ送り出し、職場へ急いで向かいます。 ここまでで、すでにひと仕事を終えたくらいのエネルギーを使っていますので、とても疲れた気持ちになります。そして、気持ちに余裕がないと仕事でミスも多くなって、辛い気持ちはさらに強くなります。 また、子どもが病気になって迎えに行かなくてはならないとき、すぐに行けないことも…。他に頼れる人がいなければ、ひとりですべてを抱え込むことになりますので、気を遣うばかりです。 「今日は何事もなく一日が終わった」と思える日の方が少ないかもしれません。 仕事が終わるとすぐに保育園のお迎えや子どもの帰宅、買い物や洗濯物の取り入れ、夕飯の支度などが始まります。子どもが小さければ、お風呂の用意や入浴もすべてひとりで行わなければなりません。 疲れた体をフル回転させ、イライラする気持ちを抑えながらも、用事を一つひとつこなしていきます。 子どもが眠ってからも片づけや保育園の準備、学校の提出物など、やることは山のようにあります。このように、時間に追われる日々が毎日続くのです。 寝不足は続き、疲れた体を休める時間がありませんので、病気に罹りやすくなってしまうことも。 これは一例ですが、実際はこれ以上ハードなワンオペ育児をしている方もいるでしょう。 専業主婦の辛いワンオペ育児の現実とは 専業主婦は、仕事をしていないので基本は子どもを保育園に預けられません。幼稚園の年齢になるまでは、家で一緒に過ごす必要があります。子どもとは離れずに、休みのない育児環境が続きます。 乳児であれば、夜中も母乳やミルクの時間があり、少し寝ては起きての繰り返しで睡眠不足が続きます。 日中も、疲れた体でオムツ替えや泣いている赤ちゃんを抱っこ、母乳やミルクを飲ませるなど、やることはたくさんあります。育児に休みはありません。 1、2歳になっても一緒に家で過ごすので、公園へ連れていくことも大事なルーチンになります。親子ですのでワガママが出やすく、イヤイヤ期には親がイライラしてしまうこともあります。 子どもがいつも一緒にいると子育てに時間を取られ、合間に家事を進めようと思っても、思うように進まないこともあります。 子ども中心に時間を使っていますので、自分の時間がほとんどありません。また、子どもと二人きりの生活が続くと、社会や世の中から遮断されたような閉塞感を感じるかもしれません。 これも一例ですが、専業主婦の場合、子どもとずっと一緒にいなければいけないこと自体がストレスの元になります。 共通の辛い現実 もし、ワンオペ育児中に病気になったら、家事、育児は誰がやってくれるのでしょうか。頼れる人がいない場合は、どうればよいのでしょうか。病院に行くこともはばかられます。毎日やらなければいけない家事や仕事に追われ、気持ちが落ち着かず心の余裕も持てなくなってしまいます。 また、自分ひとりのワンオペ育児となると、子育ての責任をひとりで背負い、相談する相手もなくさまざまな決断をひとりで決めなければならず、その責任感も多大なストレスとなります。 ワンオペ育児を乗り切るための5つのポイント ■1.「家事は手を抜こう完璧でなくてもよい」くらいの気持ちの余裕 例えば食事の準備。いまは栄養価の高いものがたくさん売っていますので、出来合いのお惣菜または簡単な手抜き料理でもいいと思うようにしましょう。 毎日、凝った料理をつくる方がよい育児なのではなく、親が笑顔で子どもと向き合えることが大切です。疲れたと思ったら手抜き料理でもオッケーにしましょう。 また、掃除や洗濯も毎日しっかりやろうと思わずに、間に合う程度にやっておけば大丈夫だと思うようにします。そうすると、気持ちが楽になって時間にも余裕が生まれます。 ■2.交流の場を持つ 愚痴を言ったり、仲間と共感すると気持ちがスッキリします。 ママ友やブログ、SNSでの交流、職場の人に話すなど、誰かに気持ちを伝えるようにすると、気持ちの整理ができます。 ■3.自分の時間を必ずつくる 子どもが保育園や学校へ行っているのであれば、自分の時間を楽しめる日をつくりましょう。 とはいえ、有給はすべて子どもの病欠に使ってしまってそれどころではない、というママも少なくないと思います。 パパにも休みを取ってもって、自分の時間を持てたらいいですね。ストレスを溜めてしまう前に、しっかりとリフレッシュできる日をつくりましょう。 ■4.身近な人に助けてもらう。誰かに相談する 頼れる人が身近にいる場合は、積極的に手伝いをお願いしましょう。1、2時間だけでも子どもを預かってもらうだけで、気持ちに余裕を持てるようになります。 しかも、子どもはいろいろな人と関わり、さまざまな経験を増やせます。 ママ以外の人と関わると、いままで知らなかった遊びに出会い、違う刺激を楽しむことや我慢することなど、たくさん学べます。子どもにとっても、よいことは多いのです。 もちろん、旦那さんがいる場合は頼るべき人物ナンバーワンは旦那さんになります。パパと相談し勤務時間や場合によっては勤務場所を会社に相談してもらうなどもできるでしょう。 親族が遠くに住んでいる、という場合はインターネットでビデオ会話もできます。頻繁に連絡をとると、おじいちゃん、おばあちゃんも喜ぶかもしれませんね。 もし、身近に誰も頼れる人がいない、という場合は市区町村の役所へ聞いてみるとよいでしょう。 いきなりワンオペ育児の不安を伝えるのも気がひけると思いますので、育児サークルを聞いてみたり、緊急時の預け先や連絡先などを聞いておくと安心に繋がると思います。 ■5.疲れすぎる前に対処する 疲れすぎやイライラが溜まると、気持ちに余裕が持てなくなります。判断力も鈍り、本来の自分とは違う自分になってしまうこともあるでしょう。 ワンオペ育児で辛い思いをして追いつめられないように、ママは自覚をもって対処することが大切です。 笑顔のママでいられるように… 筆者もワンオペ育児経験者ですが、幸いにも実父母と同居することで救われ、辛さから解放されました。 赤ちゃんはママひとりだけで育てるものではなく、社会全体で育てるものだという認識が高まっています。お母さんが強いストレスを感じている場合は、ひとりで抱え込まないで積極的に助けを求めるようにしましょう。母親として、育児の助けを求めることは、決して恥ずべきことではありません。 気持ちに余裕を持ち、子どもにいつでも笑顔を見せられるような素敵なママでいたいものですね。
2017年06月18日トイレトレーニングを始める時期はいつが良いのか分からない、心に余裕が持てずなかなか進まないという方もいることでしょう。 子どもに合わせたタイミングで始めれば良いのですが、じつは夏から始めると進めやすくなります。ではその理由をご紹介しましょう。 トイレトレーニングを進める方法とは そもそも、トイレトレーニングを始めるタイミングや進める方法は、子どもによって違います。親がトイレに執着したり、オムツが取れなくてイライラしたりすることで、子どもの意欲は失われ、トイレトレーニングが進まなくなってしまうことも。 子どもの意欲を育てるためにも、親が心に余裕を持つことが大切です。 ◎子どものやる気が出るトイレ環境をつくるコツ まずは、トイレの環境づくりからスタート。トイレの中を子どもが喜ぶ環境にすることで、トイレに入ることに抵抗感を持たないようにします。 トイレットペーパーカバーやトイレマットなどを子どもの好きなキャラクターにしたり、壁に好きな絵を飾ったり、楽しい環境にすることがコツです。 子ども用便座を用意するのであれば、好きなキャラクターのものや色合いのものを選び、トイレの中に置いておきましょう。 一方で、トイレ洗剤などの危険なものは、子どもが触ることができない場所に片づけておきます。 ◎子どもがトイレに興味を持つように トイレトレーニングは子どもが立って歩き、間隔を開けて溜めることができるようになってくると進むようになります。 間隔を開け溜めることは目安ですので、子どもがトイレに興味を持つようなら、そのタイミングで便座に座ることから始めても良いでしょう。まずは、遊び終わった後や寝る前など、定期的に声をかけトイレに誘ってみましょう。 では、子どもに興味を持ってもらうためにはどのような方法があるのでしょうか。 (1)楽しい遊びの中で取りいれてみる 絵本や人形遊びを上手に利用し、遊びの中でトイレが身近なものになっていくことで、抵抗感が減り、意欲も出てくるようになります。 (2)親がトイレに行く姿を見せる 大好きな人がトイレに入る姿を見て、トイレを覗くことや入ることもあるかもしれません。そのときに、好きなキャラクターや好みのものが置いてあることで、興味のある部屋にすることができるでしょう。 ◎子どもの気持ちを理解した声がけのやり方を トイレトレーニングで気をつけなければならないのは、無理強いすることです。無理強いはトイレが嫌なものになってしまう原因のひとつですので、子どもの気持ちを考え声がけすることが大切です。 トイレに入った、便座に座ったなど、ひとつずつで良いので、できたら褒めることを心がけましょう。 また、便座に座った際に座面が高すぎて足が床につかず怖いという子もいます。その場合にはステップを試してみる、おまるに変えてみるなど、子どもの様子を見てやり方を変えていくことも大切です。 さらに、「おしっこ」が言えるようになったらトレーニングパンツを開始する時期です。ただし、トレーニングパンツを嫌がり、普通のオムツで取れてしまうという場合もありますので、子どもの気持ちを確認しつつ、子どもに合わせた方法で進めていきましょう。 トイレトレーニングにいい時期は夏! と言われる理由は それでは、なぜ夏にトイレトレーニングを始めるのが良いと言われているのでしょうか。 ズバリ、気温です。 夏は、洗濯物や濡れた床が乾きやすいという季節的な良さがあります。トイレトレーニング中はさまざまな汚れ物やトレーニングパンツなど、洗濯物が増えてしまいます。 しかし、夏なら薄着なので濡れる洋服が少量ですみますし、その分、親の手間が減り心の余裕が生まれることにもつながります。 子どもは失敗し、濡れても、裸でいても寒くないので、風邪の心配もありません。親は片づけと子どもの着替えに大忙しですが、慌てて洋服を着せる必要がないのです。片づけが済むまで、待っていてもらっても問題ありません。 また、幼稚園入園を控えている場合、夏からトライすることでトイレトレーニングを終了させてから入園できるため、ちょうど良いスタート時期でもあります。この時期に始める友だちも多いため、親同士で励まし合うことができるのもいいですね。 夜もオムツが取れるようになるためのコツと夏がいいと言われる理由 昼と夜のトイレトレーニングの方法は違います。まずは昼間のトイレができるようになってから、夜のトイレトレーニングを始めます。 オムツで寝ていて、夜の間に出ていないことが続いたらオムツを外してみましょう。トイレは寝る前と起きてすぐに連れていくようにし、子ども自身がトイレで起きない限りは無理に起こしてトイレへ行かないようにします。 また、夜のトイレトレーニングも夏がおススメです。布団が濡れるとなかなか乾かず困りますよね。夏なら濡れた布団も乾きやすいですし、パジャマも薄手で洗濯しやすいなど親の手間が減り、心の余裕が生まれる季節なのです。 トイレトレーニングは夏でなくてもいいの? 夏にトイレトレーニングを行うことは、親の気持ちに余裕が生まれ、子どものトイレトレーニングをスムーズに進めやすいという良さがあります。 しかし、子どもは誕生日により月齢も違いますので、無理に夏に始める必要はありません。季節にこだわらず、子どもが興味を持ったときに始めることが、トイレトレーニングをスムーズに進められるコツとなるでしょう。
2017年06月13日おなかに赤ちゃんが宿っていることがわかり、毎日の生活に、もうひとつの幸せを感じることができる妊娠。赤ちゃんに「早く会いたい」と思う気持ちでワクワクすることも多いでしょう。 赤ちゃんの顔を見るまでにはさまざまな準備が必要。赤ちゃんが生まれてから準備不足で困ることがないように、楽しみながら出産準備をしていきましょう。 出産準備 いつから始めるの? 妊娠するとつわりや一日中続く眠気などで、何もしたくないと思うときがあります。そのため、出産準備は体調と相談しながら進めていかなくてはなりません。 初めての妊娠の場合 妊娠がわかったらすぐに情報を集めましょう。体調と相談しつつ、外出したくない気分のときはネットや本を見ながらリストをつくるなど、できることから始めていきます。 臨月(妊娠36週0日から39週6日)に入る頃には必要なものすべての購入を済ませておきます。入院用セットをお産用のバッグに入れ、いつ出産してもよいようにしておきましょう。 正産期(妊娠37週0日から41週6日)に入ったらいつ出産してもおかくしありません。出産準備品や赤ちゃんが過ごせる環境が整っているか確認しましょう。購入モレしているものは、パパに用意してもらいましょう。 出産準備 何を用意すればいいの? 赤ちゃん用リスト □オムツ、おしりふき おしりふきは水分量の多いものがおすすめです。 ※夏は通気性のよいオムツを選びましょう。 □哺乳瓶、哺乳瓶用消毒液、消毒器 季節に限らず清潔にしておくことが必要です。母乳育児でも水分補給に使用することができます。 □オムツカバー(布おむつを希望の場合) 春夏はメッシュ素材で通気性のよいものを選びましょう。 □肌着 さまざまな種類の肌着を複数枚。 春秋:短肌着、コンビ肌着、ボディ肌着、ラップアップ肌着、長肌着(1日の中でも気温の変化で使い分けましょう)。 夏:短肌着、コンビ肌着、ボディ肌着、ラップアップ肌着(暑い日は1枚で過ごしてもよいでしょう)。長肌着(室内のクーラー対策用、梅雨時や肌寒いときに使用できます)。 冬:長肌着。赤ちゃんの体温は高いですので、インナーとして使用する肌着は春秋と同じでも大丈夫です。 □新生児用衣服 季節に適した衣服を複数枚。 ベビードレス(ドレスオール)、プレオール、ツーウエイオールなど。 春秋はカバーオール、新生児ベスト。 夏は半袖ロンパース(通気性など素材で選びましょう) 冬はカバーオール(足カバーつき)、ジャンプスーツ(防寒用、外出用には手足カバーつき)、新生児ベスト □布団 赤ちゃん専用布団は敷掛布団、布団カバー、枕、防水シーツ、キルトパッド入りなどセットで購入できます。夏冬は以下のものを別で購入しましょう。 夏:タオルケットやガーゼケット。 冬:毛布(外出用にアフガンなど)。 その他 □ベビーベッド □枕(絶壁防止用など) □タオル(大中小) □ベビーバス □湯温計 □ベビー石けん □ベビー綿棒 □ガーゼ □体温計 □赤ちゃん用爪切り □スタイ □靴下 □手袋 □帽子 □抱っこ紐(おんぶ紐) □ベビーカー □チャイルドシート □ベビーパウダー きょうだいがいる場合のリスト ふたり目以降の場合も妊娠がわかった時点で準備を始めましょう。上の子との時間も大切ですので、眠っているときや幼稚園などに行っているのであればその時間を利用します。お下がりとして使えるものを確認し、少しずつ足りないものリストを作り始めましょう。 ■完全お下がりリスト □哺乳瓶 □ベビーベッド □湯温計 □体温計 □赤ちゃん用爪切り □抱っこ紐(おんぶ紐) □ベビーカー、チャイルドシート ■保存状態で考えたいお下がりリスト(保存状態がよくない場合は購入しましょう) □消毒器 □肌着 □洋服 □布団 □枕 □オムツカバー □スタイ □靴下 □手袋 □帽子 □ベビーバス(ビニール製の物は穴が開きやすいなど使用期間が短い可能性があります) ■購入リスト □オムツ □おしりふき □哺乳瓶用消毒液 □タオル □ベビー石けん □ベビー綿棒 □ガーゼ □ベビーパウダー ママの出産準備品 ■常備品リスト □母子手帳 □健康保険証 □診察券 □お金 □緊急連絡先リストやメモ(体調不良やお産が始まった時など緊急対応用に) □小さなポーチ(上記をまとめておくと、別のバッグに入れかえるときなどにスムーズです) ■出産前準備品リスト □妊婦服 □靴(ヒールなし、履きやすく歩きやすいもの) □マタニティブラジャーやハーフトップ □前開きの肌着 □産前ショーツ □妊婦帯(種類:腹巻、パンツ、ガードル、ささえ帯タイプ) ■入院(お産用のバッグに入れ用意しておきたいもの)用リスト □パジャマ(前開きがおすすめ) □授乳用ブラジャーやハーフトップ □産後サポーター □母乳パッド □産褥ショーツ □産褥ナプキン □清浄綿 □洗面セット □タオル □靴下 □カーディガンなど防寒服(夏はクーラー対策) □スリッパ □退院時の洋服 □マグカップ(産後は暖かい飲み物がおすすめ) □常備品ポーチ一式 ■出産時パパに持ってきてもらいたいものリスト □赤ちゃんの入院時セット(オムツ、おしりふき、肌着、洋服、タオル、ガーゼなど) 病院によっては用意されているものもありますので、確認しましょう。 ■退院後必要なものリスト □産後リフォーム(種類:ベルト、ニッパー、ガードルタイプ) □授乳口付トップスや授乳ケープなど 友だちからのプレゼントやお下がりでいただくこともありますので、上手に準備しましょう。 また、きょうだいがいる場合は上の子のものを購入するときに、子どもに選んでもらうことで、きょうだいができるという気持ちを育みながら一緒に買い物を楽しむこともできます。 上の子のケアも準備のうちです。ママが突然いなくなると不安になってしまいます。前もって赤ちゃんを産むために入院することを説明し、ママがいなくても過ごせるように慣らす時間をつくることが、心の準備にもつながります。 出産まで長いようであっという間。あわてることなく、計画的に準備を進めていくことがポイントです。
2017年05月26日「子どもの“やる気”を伸ばしたい」「口うるさくなるばかりで、どうにかなるのだろうか?」と思うことはありませんか。子どもの将来を考えている親の気持ちが伝わらず、ため息が出てしまうこともあるでしょう。 では、やる気を出す方法、子どもに合った勉強法にはどのようなものがあるのでしょうか。 筆者の経験をもとに、未就学、小学生、中学生とそのときどきの勉強方方法を振り返ってみたいと思います。 子どものやる気に火をつけよう! まず、自分自身のやる気が出るのはどんなときなのかを考えてみましょう。 目標や夢を持ったとき、認められたとき、褒められたとき、人によっては悔しいときという方もいるのではないでしょうか。私の場合は、認められ、苦労したことが報われることで達成感が得られたときに、また頑張ろうと思います。 子どもたちも大人と同じです。褒められることで喜び、認められることで自信がつきます。できたという喜びや目標を達成することも自信につながります。目標は小さなものでOKです。一つひとつクリアしていくことで達成感を得やすくなります。それがつぎへのやる気につながります。 失敗や悔しさも大切です。その気持ちが新たなやる気に火をつけるのです。だから、大人も一緒に悔しがりましょう。共感してもらうことで、さらにやる気が出てきます。小さなことでも親子で一緒に喜び、褒めることでやる気に火をつけてあげましょう。 子どもに合った勉強法とは? 子どもを知ることから始めよう! では子どもに合った勉強法とはいったいどのようなものでしょうか。 ■未就学児 この時期は勉強法というよりは体を動かし、思いきり遊ぶことが大切です。遊びを通して体の使い方を知り、遊び方を工夫したり楽しさを広げたりしながら、さまざまなことを学んでいます。 思いきり体を動かしたあとは、絵本やお絵描きなどに集中できるようになります。この時期はのびのびと遊ばせてあげましょう。 ■小学生 小学生になると本格的に勉強が始まります。まずは、親が子どもの勉強への向き合い方を理解することが必要です。 先に遊んでから宿題をする子もいるでしょうし、宿題を終わらせてから遊ぶ子、ごはん・おふろが終わり、寝る前にやる気が出る子、朝早く起きて勉強するタイプの子もいるでしょう。それぞれ子どもたちにはタイミングがあります。 親のやってほしいタイミングと子どもがやる気になるタイミングが違う場合もあるのです。子どもの勉強するタイミングを探りましょう。 また、声かけのタイミングや言い方もポイントです。 例えば「勉強したくない」と言ったときに、「ふーん」と親に受けながされたら、そのままやらない子もいれば、反対に勉強をし始める子もいます。いつも口うるさかった親から宿題や勉強という言葉がまったく出なくなったとき、急に自発的に勉強をし始めるという子もいるかもしれません。 さまざまなパターンを試し、親に言われていやなことはなにか、親のどんな態度で勉強する気になるのかを見きわめてみましょう。 ■中学生 中学生になると部活動が始まります。また、受験へ向け本格的に受験勉強を始める子も増えてきます。身近な友だちや先輩の意識にも変化がみられるようになりますので、そんな姿に影響され、子ども自身に自覚が生まれてくるようになります。 親として、子どもがやる気をなくしてしまうような言動は避けたいですが、つい口うるさく言ってしまいけんかになることや、やる気に水を差すということもあるかと思います。 思春期に入り、子どもでありながらも大人の感情が芽生えていますので、自分の置かれている立場をよく理解しています。ときには言いたい気持ちをおさえ、見守ることを心がけるようにしましょう。 家庭での勉強法は? ■小学生 ・家での勉強時間は? 学校から学年別の学習時間を指定されることがあります。息子の行っていた小学校は宿題も含め「学年×10+10分」でした。1年生ならば20分間の家庭学習が必要ということになります。 学校により、家庭学習に対する指導はさまざまですので、小学校からのお知らせや先生からの指導などを目安に勉強時間を考えるとよいでしょう。 ・宿題は? 息子の小学校からは、3年生までは音読の聞き手や丸つけなどを親がやるように言われていました。親にしてみると大変でしたが、一緒にやることで子どもの意欲がみられ、親子のかかわりも深まるきっかけになったのでよかったです。 親子で本を読み合うという課題も年に1回ありました。お互いに読み聞かせてもよし、同じ本をそれぞれで読んで感想を話し合ってもよしというものでした。 親子で本に関心を持つことで、本を読むきっかけにすることが目的でしたが、読書は文章力、読解力など国語にかかわらず、どの教科にもつながっていくことですので、ときどき、一緒に読書をする機会を設けるのもいいかもしれません。 ■中学生 ・どんな勉強の進め方? 中学に入ると自分のやり方で勉強ができるようになりますが、毎日コツコツ覚えていくことが大切です。「ノートづくり=家庭学習」ではなく、ノートを元に家で復習し覚えるようにします。 わからない問題があると勉強意欲がなくなってしまいがち。わからない問題をそのままにせず、次の日などに先生や友だち、先輩に教えてもらう習慣がつけられるとよいでしょう。 信頼できる相手からなら素直な気持ちで教えてもらえますので、理解しやすくなります。 ・いつ、どこで勉強すべき? 部活動で疲れ、家ではゆっくりしたいと思うこともあるでしょう。できれば朝型勉強法に変えられるといいですね。朝型にするメリットはたくさんあります。 ■朝方勉強法のメリット ◇朝ごはんがしっかり食べられるようになる ◇受験に向けて朝から頭を働かせる習慣がつくようになる ◇朝は睡眠で疲れが癒されているので、復習、暗記や問題を解くには効率がよい ◇学校へ行く前の限られた時間なので、集中力がつく どうしても朝は苦手という子どももいます。その場合は、その子の一番効率のよい勉強方法を理解し、否定せずに認めてあげましょう。 勉強する場所についても同じです。私の息子のように、リビングなど少し騒々しいところのほうが集中できるという子もいますので、子どもが集中できるところならば、勉強部屋でもリビングでもよいでしょう。 勉強法を身につけるために塾には行ったほうがいいの? 行くならいつから? 塾に関してはそれぞれの家庭で考え方がさまざまあると思います。幼稚園のときから英語や勉強の塾に行っている子もいれば、塾に行ったことがないという子もいるでしょう。 その子にやる気があるのかどうかが大切ですので、まずは本人の気持ちを確認することから始めましょう。 塾へ行くならいつからがいいの? 子ども自身にやる気がないのに塾に入れても伸び悩んでしまうでしょうし、塾に入れることが親の安心感だけになってしまうのであれば、もったいないですね。 しかし、塾をきっかけにやる気を出す子もいます。どのような塾なのか、子どもに合っているのか、ということが重要になりますので、塾に入る目的や子どもの気持ちを大切にして親子で話し合いましょう。子どもにやる気があるなら、いつから始めても成果は出ます。 塾ではなにを習うといいの? ある先生から聞いた話です。「理科と社会は暗記が主なので慌てなくても大丈夫。英・数・国の3教科はわからないままでいると、ついていけなくなります」 子どもの不得意教科に英・数・国があるのであれば、子どもとしっかり相談し、塾を考えてみるのもいいかもしれません。 子どものやる気を育てるための親の心構え 勉強は、本人にやる気があることが一番大切です。子どものやる気を伸ばすことを意識しつつ、親も子どもと一緒に喜んだり、悔しがったりしましょう。もし子どもが失敗しても、一緒に悔しがってくれる人がいるだけで励みになります。 子どもにとって言うべきことと見守るべきことを見きわめ、口うるさく言うことがあっても、やる気が失われることがないようにするのもポイントです。きちんと納得できる説明をするといいですよ。 じつは、このように書きながら、改めて私も実感しています。
2017年05月21日「子役」の演技に泣いた、笑った、感動した! ということや、「子役」が見たくてドラマを見つづけたことがある、ということはありませんか。 毎年新しい「子役」が現れ、誰だろうと思うことや小さかった「子役」が成長した姿を見て驚いた、ということもあるでしょう。 そんな「これからが楽しみ」「このまま見つづけていたい」と思わせてくれる今後の活躍が楽しみな、気になる子役たちをまとめてみました。 ドラマ「母になる」息子 柏崎広(こう)役のふたりの子役たち ■吉武歓(よしたけ・かん)男の子 2012年2月21日生まれ セントラル所属 ・TVドラマ 日本TV『母になる』 TBS『砂の塔』 NTV24時間テレビドラマスペシャル『母さん、俺は大丈夫』 関西TV『GTOお正月スペシャル』 ・雑誌広告 花王『メリーズパンツ』 たまごクラブ・ひよこクラブ(通販コスメ)2013年7月号など 『母になる』出演の吉武歓くん。かわいいと評判です。ドラマの仕事から認知度も高まり、仕事が増えていく可能性もあります。期待の高まる子役のひとりでしょう。 吉武歓くんプロフィール(セントラル) ■道枝駿佑(みちえだ・しゅんすけ)男の子 2002年7月25日生まれ ジャニーズ事務所所属 ・TVドラマ 日本TV『母になる』 ・映画 『関西ジャニーズJr.のお笑いスター誕生』 ・舞台 『少年たち 世界の夢が…戦争を知らない子供たち』 『ANOTHER & Summer Show』 ・コンサート 関西ジャニーズJr.として多数出演 2014年11月にジャニーズ事務所に入ったという道枝駿佑くん。プロフィールを見ると芸能界に入り、1年もしないうちに舞台の仕事を始めています。ジャニーズ事務所のタレントは多才な子も多いので、これからどんな才能がみられるのか楽しみですね。 CM「Y!mobile」SIM太郎役の子役 ■早坂ひらら(はやさか・ひらら)女の子 2011年10月8日生まれ テアトルアカデミー所属 ・TVドラマ 日本TV『天才!バカボン2 ~世界にひとつだけの家族~』 NHK『真田丸』第25回 日本TV『天才バカボン ~家族の絆』など、多数出演 ・映画 『横道世之介』 ・CM CM『Y!mobile』 ライオン『ソフラン』 協和『ふわりぃランドセル』など CM『Y!mobile』SIM太郎役のあの子はだれ?と思った方もいるのではないでしょうか。あのSIM太郎は早坂ひららちゃんという女の子でした。『天才バカボン』でハジメちゃん役も演じています。これからもびっくりさせてくれる役柄を演じていくのでしょうか。 早坂ひららちゃんプロフィール(テアトルアカデミー) ドラマ『下剋上受験』佳織役の子役 ■山田美紅羽(やまだ・みくう)女の子 2005年11月14日生まれ ベリーベリープロダクション所属 ・ユニット 『ミラクルキャンディーベリー』2016年4月~ ・TVドラマ TBS『下剋上受験』 テレビ朝日スペシャルドラマ『瀬戸内少年野球団』など ・映画 『母と暮らせば』 『ボクの妻と結婚していください』など ・他、舞台・CM・雑誌など、多数出演 『下剋上受験』で素直な心の優しい「佳織」役を演じた山田美紅羽ちゃん。4人組アイドルユニット『ミラクルキャンディーベリー』として活動中。ホームページによると「平成のアイドルユニットが昭和の良きテイストを織り交ぜながら活動を開始する」とあります。どんなユニットになるのか、これからの活躍にも注目ですね。 『ミラクルキャンディーベリー』ウェブサイト 老若男女に愛される「NHKドラマ」注目の子役たち NHKの大河ドラマや朝ドラからは、過去にもたくさんの子役が人気者になっています。 NHKは子どもからお年寄りまで幅広い方たちが見ています。そのなかでひときわ目をひく存在になれば、人気子役の座も間違いないでしょう。 ■新井美羽(あらい・みう)女の子 2006年9月17日生まれ スマイルモンキー所属 ・TVドラマ NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』 テレビ朝日『家政夫のミタゾノ』など、多数出演 ・映画 『謝罪の王様』など ・CM AGF『ブレンディコーヒー』など、多数出演 多くのドラマやCMに出演している新井美羽ちゃん。『おんな城主 直虎』では直虎の幼少期「おとわ」を演じました。事務所のホームページには「乗馬(かけあし)」が得意とあります。だから、おとわ役では馬に乗るシーンも上手にこなしていたんですね。 原田知世さんとのAGF「ブレンディコーヒー」のCMでは女の子らしい表情ものぞかせています。これからも仕事の幅を広げ、お茶の間を楽しませてくれそうです。 新井美羽ちゃんプロフィール(スマイルモンキー) ■藤本哉汰(ふじもと・かなた)男の子 2003年7月14日生まれ ジョビィキッズプロダクション所属 ・TVドラマ NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』『平清盛』 日本TV『家政婦のミタ』、『明日、ママがいない』など、多数出演 ・映画 『ひまわりと子犬の7日間』 ・CM セイバン『天使のはね』モデルロイヤル2011年版など 『おんな城主 直虎』では、おとわの許嫁(いいなずけ)である「亀之丞」役を演じた藤本哉汰くん。優しくてかわいい表情が病弱な役にはまっていました。ほくろが印象的なイケメン候補です。 藤本哉汰くんプロフィール(ジョビィキッズプロダクション) ■小林颯(こばやし・かい)男の子 2005年11月12日生まれ キャロット所属 ・TVドラマ NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』 NHK放送90年大河ファンタジー『精霊の守り人』 関西テレビ『嘘の戦争』など、多数出演 ・映画 『呪怨―ザ・ファイナル―』、『呪怨―終わりの始まり―』 『脳男』など ・CM 富士通『Tech Shop篇』 ベネッセ『小学1年生』など、多数出演 『おんな城主 直虎』ではおとわの幼なじみ「鶴丸」役を演じた小林颯くん。映画『呪怨』では存在感のある「としお」役も演じていました。公式ツイッターによると、将来はアクションもできる俳優を目指しているとか。これから、どんな風に成長していくのか楽しみです。 小林颯くんプロフィール(キャロット) ■宮原和(みやはら・かなう)女の子 2004年11月10日生まれ キャロット所属 ・TVドラマ NHK連続テレビ小説『ひよっこ』 テレビ朝日スペシャルドラマ『瀬戸内少年野球団』 NHKEテレ『エイゴビート』、NHKBS『花咲くあした』など、多数出演 ・映画 『潔く柔く』 ・舞台 『真夏の夜の夢』 『ひよっこ』で、主人公みね子の妹「ちよ子」役を演じています。ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍してるようです。 宮原和ちゃんプロフィール(キャロット) ■高橋來(たかはし・らい)男の子 2009年2月4日生まれ テアトルアカデミー所属 ・TVドラマ NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、『まれ』 テレビ朝日『アイムホーム』など、多数出演 ・映画 『海賊と呼ばれた男』 ・CM 永谷園『すし太郎 パーティ<ハロウィン篇>』 大正製薬『ヴィックスヴェポラッブ 塗るかぜ薬篇』など 『ひよっこ』で、主人公みね子の弟「進」役の高橋來くん。『アイムホーム』放送前の番組宣伝でよく見かけました。その頃よりも少し大きくなり「進」役を自然に演じています。 高橋來くんプロフィール(テアトルアカデミー) 見逃せない! 2017年話題の演技派子役 ■住田萌乃(すみだ・もえの)女の子 2008年3月29日生まれ ジョビィキッズプロダクション所属 ・TVドラマ NHK連続テレビ小説『マッサン』、NHKBSプレミアム『奇跡の人』 日本TV『視覚探偵 日暮旅人』、『明日、ママがいない』など、多数出演 ・映画 『湯を沸かすほどの熱い愛』 ・CM SHARP『プラズマクラスター』 花王『リセッシュ』『キュキュット』など ハキハキとした話し方が印象的な住田萌乃ちゃん。『マッサン』の「エマ」役では、画面のこちら側が釘付けになってしまうほどの演技力で、バツグンの存在感でした。 住田萌乃ちゃんプロフィール(ジョビィキッズプロダクション) ■横山歩(よこやま・あゆむ)男の子 2008年7月31日生まれ テアトルアカデミー所属 ・TVドラマ 日本TV『スーパーサラリーマン左江内氏』 NHK『あなたにドロップキックを』 テレビ朝日『はじめまして、愛しています』 日本TV『ドクターカー~絶対絶命を救え~』、『ぼくのいのち』 TBS『マザー・ゲーム~彼女たちの階級~』 NHK連続テレビ小説『花子とアン』 NHK『サイレント・プア』など、多数出演 ・映画 『星ガ丘ワンダーランド』 『おかあさんの木』 ・CM アース製薬『アース渦巻香』 コカ・コーラ『アクエリアス』 『花子とアン』では病気で亡くなってしまう「あゆむ」役を熱演。かわいらしさと切ない演技が、多くの人の胸を打ちました。 『はじめまして、愛しています』では、親に捨てられ施設で暮らす「ハジメ」役に挑戦。里親制度となる新しい両親との暮らしのなかで、変化する気持ちの過程や切なさなど繊細な心の葛藤を表現していて、引きこまれる演技でした。横山歩くんが出演するドラマは、これからも要チェックです。 横山歩くんプロフィール(テアトルアカデミー) 2017年もたくさんの子役が注目されています。気になるかわいい子役、将来が楽しみな子役、縁起が光る子役。お気に入りの「子役」の今後の活躍に期待です。
2017年05月19日