会社員をしながら5歳と1歳の子どもを育てています。2022年に「よいたん3歳、ときどき先輩。」を出版しました。
共働き家庭の我が家。保育園に通う子どもたちはいろんな病気をもらってきて、その度に私は仕事を休みます。夫は休むのが難しい、子どもをじっくり看病したいけど仕事もある、会社の人たちに迷惑を掛けてしまう…。いろんな葛藤を抱え、病気の子どもと仕事のバランスについて考えた話です。
■前回のあらすじ 娘がRSウィルスで数日熱が下がらず、終日抱っこかおんぶで肉体的にも精神的にもつらいときのこと。夫が仕事帰りに美容室へ行ったことで私の精神が崩壊、不満をぶちまけてしまった。そして今度は息子がコロナ陽性に…! ■相手のことを想像するしかない… ■子どもにとっては最高の時間!? 漫画は完結ですが、この先も子どもたちはきっと何度も病気になります。 息子のよいたんも2歳ごろから全然休まなくなったな~なんて思っていたけど、娘のしおさんが保育園に行きだして、お熱が出たらそれがうつったり、コロナになったり…。その都度やっぱりムカムカしてしまう私がいて、でもそれは看病したくないわけではなくて、社会に身を置く中での葛藤でムカムカになるわけで…。 「社会人だけどお母さん」「お母さんだけど社会人」その狭間でどちらにも振り切れない状態、夫婦間の割合の偏り、気軽に親にも頼れなくなったこの数年の状況、そして仕事を押しつけてしまう心苦しさ、いろいろな要因に悩んできたし、それをきちんと漫画にできたかなとは思ってます。 それでも毎回同じことを繰り返しているわけではなく、子どもたちも少しずつ強くなっているし、私たち夫婦だって、半年前より強くなったんじゃないかな? と少しは胸を張れたり。 この漫画は「同じ思いをしている働くお母さんに届けばいいな」と思って描いたものですが、図らずも、保育士さんやお父さんサイド、病児保育の方、ワーママの欠勤分を巻きとってくれている会社員の方、これから出産される方、妊娠を希望する方、専業主婦の方などなどからコメントをいただくことが多く、それはとても嬉しく学びのあることでした。 すべての立場の人にすべての言い分があって、月並みですが 「思いやりと想像力だよなぁ…苦しんでるのは自分だけじゃない(けど私の苦しさも承認してください)」 という考えに帰結しました。 子どもは産めるだけ産みたいと思いつつも、こんな状況で会社員を続けられるのか? という葛藤もあり、自分の身の置き方も考え直す日々です。(けどいつか子どもが大きくなった時に他のワーママをサポートして、与えてもらったものは還さねば! という葛藤もあったり) 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
2023年02月27日■前回のあらすじ 育休明け、チームで仕事をする部署に異動になったが、早速娘の病気でお休みに。自分が休んでもほかのメンバーがカバーしてくれることに安心するが、逆にそれが後輩の貴重な時間を奪っているのではと思い…。 ■自分が苦労した分相手にも… ■私に美容院へ行く余裕はない! 今回は、子どもが病気になったときの夫婦の対応について。 夫婦間での病児の対応にムラが出たりすることは、職種も職場も立場も違うから、「割食ってるな…と思いながらも仕方ない!」という気持ちです。 でもその一方で、看病することが嫌なのではなく、病児の対応による私の苦労と会社のみんなへの皺寄せについて「正しく承認されたい!」という気持ちもいつだって変わりません。 ※びぼちゃん(夫)が美容室に行ったことに関しては、夫婦で協議の末解決済みなので、みなさまどうか心穏やかにお読みください。 次回に続く「働く私と病気の子どもたち」(全6話)は12時更新!
2023年02月26日■前回のあらすじ コロナ禍で第2子を授かった私は社内でワーママ座談会に参加したことをキッカケに、第2子出産後は今よりゆとりを持って仕事したいと考えるように。それを上司に話すと、復職後は新部署でチームで働くことになるが…。 ■復職早々娘が病気に… ■後輩の青春を食い潰してる!? 異動してチームで設計をすることになったのですが、助けられている分、気も遣ってしまって…。 子どもの病気を通して改めて、自分が就業時間中仕事に専念できてるのは保育士さんのおかげだし、就業後育児できてるのは同じプロジェクトのメンバーのおかげだなと痛感しました。 この「与えてもらった時間」で生活しているのだから、せめて会社のメンバーの前では育児についてネガティブなことは言わないようにしよう! と心がけております…。 次回に続く「働く私と病気の子どもたち」(全6話)は12時更新!
2023年02月25日■前回のあらすじ 息子よいたんが体調不良のとき。私たち夫婦は何度も経験したせいか対応がスムーズに。しかしいろいろ選択肢があるものの、どうしても「私が休んで、子どもが寝ている間に仕事をする」ことが多かったのでした。 ■みんな子どもの病気で悩んでいる!? ■2人目が生まれてからの働き方 2人目を妊娠して、仕事に対する気持ちが変わってきました。 ワーママとひとくくりにしても、みんなそれぞれの仕事への関わり方があるように、私自身も前よりも生活の中の仕事への割合をもっと下げていきたいと思うようになりまして。 そんな話を上司にした上でチームで動けるプロジェクトに入ることになりました。(そしてそれはすなわち異動) 入社7年目にしてまたゼロからいろいろ覚えるわけになりました…。 次回に続く「働く私と病気の子どもたち」(全6話)は12時更新!
2023年02月24日■前回のあらすじ 息子のよいたんが保育園に入園した年。職場復帰早々私はよいたんの病気で会社を早退したり、休んだり…。しかし、先輩ママのアドバイスもあり、いろんなサポートを受けながらなんとか1年を乗り越えるのでした。 ■息子が発熱すると… ■自分らしく働けていた時期 よいたんが1~2歳のときは、子どもが熱を出せば基本的には私が休む(または時差出勤という方法で夜中に仕事したり)方法で仕事をしていました。 私は(当時)「仕事も育児も頑張りたい!」と言う気概があったので(今はない)、「この仕事は這ってでも捕まえたいぞ」というときは、看病を代わってもらえる手を探して頼んでおりました。そのおかげで、子どもがいても自分らしい働き方ができていたかな、と思います。 その一方で、自分の働き方が、次に出産を迎える他のスタッフを苦しめたら嫌だなという葛藤もありました。 次回に続く「働く私と病気の子どもたち」(全6話)は12時更新!
2023年02月23日こんにちは、まぼです。息子のよいたんと、娘のしおさん、2児の母です。 今回は、ずっと描きたかった子どもの病気と、仕事とのバランスについて漫画にしようと思います。 ■仕事さえなければ… ■使えるものは使え!? 幼い子を育てながら働いているとぶつかるのが、子どもの病気による保育園や幼稚園のお休み。 よいたんも保育園に入園した年の夏はほんとに病欠が多く…、夫婦で乗り越えた修羅の夏でした。そしてこれを描いているとき、しおさんが同じ洗礼をたくさん受けていました。 次回は、子どもが病気になったときの乗り越え方? というか頼ったサービスなどについて描こうかと思います。 次回に続く「働く私と病気の子どもたち」(全6話)は12時更新!
2023年02月22日