育児漫画を中心にライブドアブログ「トリあたま絵日記」を描いています。
猫のポン子(現在2児の母)が、パニック障害を発症しつつ、子育てに奮闘する様子を描きます
前回 のあらすじ パニック障害になってしまったことを思い切って母に伝えることに! パニック障害になったことを母には伝えることができ、理解もしてもらえました。 しかし遠くに住む友人たちにはどう伝えようか…と。 もし友人がパニック障害について全く知らなかった場合は、なぜ帰省して会えないのか、という質問についてうまく説明できないなと思いました。 ケガをしたわけでもなく、〇〇が調子悪くて〜という説明もできず、電車に乗れないから…と聞かされても普通の人からしても???と思われるだろうな…と。 友人に言えなかったのは「気を使われたくない」という気持ちが大きかったからだと思います。 私の友人たちは偏見などを持つタイプではないし、理解してもらえるとは思っていました。 でも、私自身が気を使うタイプなので、病気の事で気を使ってもらったり、迷惑をかけるかもしれないと思うとしばらく言わない方がいい…また体調が良くなって元気になったら言えばいいや…と思っていました。 遠方に越してからも定期的に誘ってもらえて嬉しかったのですが、仕事で忙しいと嘘をつきながら毎回断り続けていました。 ただただ申し訳なさと、悲しさで毎回心が痛みました。 友人には気を使われたくない。 友人の中では元気な私がいる。 はっきり言ってしまった方が楽だったのかもしれませんが、私は遠いところでも元気でやってるよ! 毎日楽しく笑ってるよ! と思われたかったのだと思います。 …これについてはどう考えても仕方ないなと思います。 毎回誘いを断っていたら、あちらも気を使ってじゃあ誘わない方がいいなー となるのが当たり前だと思います。 この件で友人たちが去っていくわけでもないですが、地元ではみんなで楽しくやってんだろうなー…と思うとすごく寂しかったです…。 パニック障害と診断されても、自分で受け入れることができない。 診断は受けたけど軽度の方だから私はすぐ治るんだ。 どこにも行けないのも、友達に嘘をつき続けるのも今だけだ。 そう信じつつも、心の奥では一生このままかも…と思う心が交差していて、この頃はひたすら何も考えたくない時期でした。 次回に続く! 『パニック障害とは』 理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、手足の震えといった発作が起こり、そして発作が繰り返されることで、発作に襲われることに対する不安を感じるようになり、毎日の生活に支障をきたすようになってしまう症状です。 本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2021年02月20日前回 のあらすじ パニック障害の私が「周りの人にしてもらって嬉しかった対応」とは…? パニック障害でなくても、精神疾患に罹った場合周りの人に話すかどうか、というのはためらう人が多いかと思います。 私の場合は地元から引っ越し後に発症したため、知っているのは夫のみ。なのでパニック障害になってからも半年くらいは誰にも伝えずにいたのでした。 ただでさえ、パニック障害になってしまったことだけでもショックなのに更に周りに理解もされず引かれるのみだったら… と思うと怖くてなかなか言えませんでした。 母はとても明るくさっぱりした人物なのですが、そのさっぱりとした性格ゆえ時々悪気なくはっきりモノを言うことが今までも多く…。 そして「昔は良かったわ~」などを言いがちで、古い考え方をするタイプなので、何を言われるか怖くてメンタル落ちてる今はとてもじゃないけど言えない…。 と言う感じで、なかなか伝えられずにいました。 しかし長い間実家に帰ってこない私に対して、どうしたのかと問い詰められ…これは逃げられないなと腹をくくり伝えました。 告白したあとの静かな間が本当に長く感じられ、緊張して心臓が飛び跳ねていました…。 しかし母は予想外にもあっさりと理解をしてくれました…!! 母に対して失礼ながら、偏見の塊人間だなと思っていたのでこれには驚きました。 これも全て母がテレビっ子だったおかげ…! テレビの言うことは全て信じ込む母です(笑) 私も確かに以前はパニック障害なんてどんな病気かも知りませんでした。 今は芸能人などの有名な方が公表してくれることによって、偏見が少しずつ減ってきているなと思っています。 こんなことならもっと早くに話せば良かった…母よ…!! しかしやはり身内には話せても、友人はもっと話しにくい。 どうするか葛藤しまくり、ひたすら悩む日々が続きました…。 次回に続く! 『パニック障害とは』 理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、手足の震えといった発作が起こり、そして発作が繰り返されることで、発作に襲われることに対する不安を感じるようになり、毎日の生活に支障をきたすようになってしまう症状です。 本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2021年02月19日前回 のあらすじ 早くパニック障害を治して子どもが欲しい…! 主治医の先生の答えは… 乗り物に乗ること、遠い所へ行くこと これらができなくなってしまったことは、私の人生を大きく変えてしまいました。 もちろん好きなだけ好きなところに行く、ということは金銭的にも難しいのですが、例えお金があったとしてもそれを実行することができない… もう私にはずっとこの狭い世界で生きていく人生しかないんだ…と。 「一生治らなかったらどうしよう…」と思いながらも、少しの希望で少しだけ前を向くことができました。 そう思わなければ絶望で壊れていたかもしれません…。 パニック障害は主にこの「予期不安」で苦しめられているといってもよいです。 要するに日常生活で「倒れたらどうしよう…」「外で発作起きても誰もいないし…」など、悪い事ばかり考えてしまい、発作を恐れて何もできなくなるのです。 もし頑張ってチャレンジしたのに…予想通り外で発作に見舞われた場合、更に恐怖が増して外に出るのがますます怖くなる… そういった負のループで毎日苦しめられています…。 パニック障害のきっかけは、ストレスなど色々あるとは思いますが、自分でも意図せずに恐怖を感じたりするこの現象は考え方や精神論でどうにかなるものじゃないなと思っています。 「精神的に弱い人間がなってしまう」と思っている人もいるかもしれませんが、脳の誤作動や脳内神経伝達物質のバランスを崩すことが原因になっているようです。 脳の病気…と考えるとそれはそれで怖いですが、「精神的に弱いのが原因なのかな…」と思い込んでいたので、少し救われた気持ちになりました。 そして私も誤解していたことがあって…。 これはその病気を知らないことからくる「あるある」かもしれませんが、「パニック障害」という名前から、いろいろな偏見や誤解をしてしまいがちですね…。 リラックスしている時や、1人で考え事ができるような状況だと予期不安が出て不安になるので、逆にそれを全く感じる事ができない状況(本当の恐怖に襲われている場合)の時は発作は出ないのです。 パニックとパニック障害はあくまで全く別物、と考えておくといいかもしれません。 パニック映画などで出てくる「怪獣に追いかけられる」ようなことがあったら、パニック障害など吹っ飛んで全力で逃げると思います(笑) これは人によると思いますが、周りの人にしてもらって嬉しかったことは、たとえ何もできなくても本を読んだりネットで調べてくれることでした。 タマオくんは本を読んでも「ああした方が良い、こうした方が良い」などのアドバイスをしなかったこともありがたかったです。 パニック障害の患者の私は、そっとしておいてもらえる、もし外出先で倒れたら側にいてくれる、というだけで充分嬉しいなと思いました。 これは治療や治るような病気だったら、私も全力で調べていたのだと思います。 しかしこの時は何度も発作を起こした場面や、パニック障害になってからのことがフラッシュバックをしてどうしてもパニック障害について調べることができませんでした。 知れば知るほど、意識をしてしまい余計に不安感が増す… それが怖くてあえて何も調べない、という方法を取りました。 その時の私は、ただただ薬を飲んで時が経つのを待つ… それくらいしかできませんでした。 次回に続く! 『パニック障害とは』 理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、手足の震えといった発作が起こり、そして発作が繰り返されることで、発作に襲われることに対する不安を感じるようになり、毎日の生活に支障をきたすようになってしまう症状です。 本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2021年02月18日前回 のあらすじ パニック障害を発症する原因はいろいろあるようですが、私の場合は‥ この二週間の間は、とにかく休むことが大事とのことで…とにかくのんびりダラダラ、穏やかな気持ちでなるべく過ごすことを心掛けました。 休息をしたことで、発症時の全く動けない体はだいぶ良くなり、爆発しそうだった心臓も通常にもどりました。 ありがたいことに私にはこうして理解のある配偶者がいてくれましたが、1人でパニック障害を抱えている人たちのことを考えました。 外へ行くにも誰かが一緒でないと本当に不安になるので、助けがない人たちはどんなに苦労をしているのだろう… それを考えるととても辛い気持ちになりました…。 抗うつ薬は今は一錠(25mg)を飲んでいたのですが、薬の増量をすることに。 それを聞いて… そう、結婚前から思っていた事。 「なるべく早く子どもが欲しい」 しかし新婚早々、それが難しくなったことがずっと心の重しになっていました。 でも子どもは焦ってでも、なるべく早く欲しい…! 早くパニック障害を治して子どもが欲しい…! 主治医の先生の答えは… 半年… それは、人によっては長いと感じる時間ではないのかもしれないけれど、この時の私はやはり落ち込みました。 もちろん苦しいパニック障害を治すことが先ですが、それと同時に子どもも欲しい…。 もっと私が若く20代前半くらいだったらこんなに焦ることもなかったのだろうか…と思ったのですが、パニック障害の発症の時期と、子どもが欲しい時期が被ってしまいました。 ですが、この時は「まあ薬飲んで寝てさっさと治そう!」くらいにしか思っていませんでした。 しかし現実はそう甘くもなく…。 今日は体調もいいから、外食にチャレンジしよう! →ご飯待ちの時に発作 車なら買い物に行けそう! →ショッピングモール目前に発作 この時は、目の前なのになぜ…? と自分でも理解ができないのと歯がゆい思いでかなり落ち込んでいました。 次回に続く 『パニック障害とは』 理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、手足の震えといった発作が起こり、そして発作が繰り返されることで、発作に襲われることに対する不安を感じるようになり、毎日の生活に支障をきたすようになってしまう症状です。 本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2020年11月16日前回 のあらすじ パニックの発作と闘う決心をして、心療内科でもらった薬で治療がスタートしたけれど‥ パニック障害の原因はストレスや遺伝が関係していて、環境の変化、離別、孤独、虐待などなどのストレスで発症することが多いようです。 脳内の不安の神経系の機能が関係しているので、脳の誤作動のようなのですが、これが!というハッキリとした原因もまだ分かってないようで、発症の原因はいろいろあるようです。 私の場合は、やはり結婚による環境の変化と、東日本大震災、しっかりしないとと自らを追い込んだことが原因かなと思っています。 色々なものが重なって 大きなストレスを爆発させてしまった んでしょうね…。 優しさのつもりで励ましてくれた夫のタマオくん。 しかし私はその言葉に固まった… 結婚前にタマオくんが発言したセリフをずっと気にしていて、結婚後は無職になるししばらくタマオくんのおうちでやっかいになるわけだし、これはタマオくんが否定していた専業主婦だ…! 働かない後ろめたさもあって、その結果引っ越してすぐに仕事を探すという行動に移りました。 子どもがいないのに働いてない、今の私は何の為にいるんだろう… この時は相当ネガティブになっていました。 タマオくんは別に専業主婦批判をしていたわけではなく 「子どもがいない間は働いた方がお金は貯まるし、何もしないともったいない」という意見を言っただけとのことで… それを私が「タマオくんは働かない女は嫌いなんだ…」と勝手に思い込んでしまったのでした。 新婚当時はタマオくんに嫌われたくない&タマオくんに好かれたい! と思っていたため、頑張りすぎていたようです。 (もちろん今はそんな気取らない、ゆるゆるの夫婦関係です笑) 1人で知らない土地に来た寂しさを、忙しくすることで紛らわしていたのもあると思います。 すぐに仕事をしたので会社で同僚はできたのですが、プライベートで遊ぶ友達はいないため結婚後は毎日孤独を感じていました。 もちろんタマオくんは夫として側にいてくれますが、地元の友達のように気楽に遊べる友達が欲しい… いつもそれは思っていました。 改めてお互いの悩みや思っていることをしっかり話し合うことが大事だなと痛感しました…すぐ暴走してタマオくんに相談する前になんでも行動に移してしまう癖も治そうと思いました。 もちろん私がパニック障害になってしまった原因は特定できません。 しかしもうなってしまっては後の祭り。 過去の原因を探しても仕方ないので、あとは治るまで闘うべし! 次回はまた病院でのお話です。 女神先生にずっと考えていたアレを伝えることにしました…。 次回に続く 『パニック障害とは』 理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、手足の震えといった発作が起こり、そして発作が繰り返されることで、発作に襲われることに対する不安を感じるようになり、毎日の生活に支障をきたすようになってしまう症状です。 本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2020年11月15日前回 のあらすじ ついにパニック障害と診断された日のこと… いよいよ心療内科での治療がスタート!! 主治医の女神先生から2つのお薬を提案されました。 ※この物語に登場する薬名は架空のものとなります。症状、処方薬は個人差があります。かかりつけ医にご相談ください これまで精神系の病気を経験したことがなかったので、抗うつ薬というのも、抗不安薬というのも初めて聞くものでした。以前の健康な時の私だったらこういった薬には偏見があり、飲むのをためらっていたかと思います…。 しかしもう体も精神もギリギリの状態になっていたので、お薬が私を助けてくれる唯一の救世主のように感じ、頼もしい限りでした。 これを飲めばきっと助かる…。 これですぐに元の生活に戻れるんだ…。 そう思っていました。 来るときにパニック発作を起こしたこともあり、オサカナパワーをその場で飲むように言われました。 本当に不安が取れるのかな…? と疑問に思いつつ、口にほおりこみました。 抗うつ薬のマタタビーはゆっくり効果が現れてくるお薬なので、二週間毎日1錠を飲んで様子を見るようです。 待合室で何時間も待っていてくれたタマオくん…本当にありがとう…! やはりパニック障害だったよ、と伝えて ほっとしたような、少し悲しいようなそんな感じで二人で帰ろうとしました。 すると… 車に乗ろうとすると、急に視界がぐるんと回るような、ほわほわっとした感覚に…!! 頭の中がほわほわクラクラっとするけど、決して気分が悪いわけでもない… でもなんだろうコレ!? さっきの頓服の影響なんだろうけど、こんな感じで大丈夫なの…?? 初めての感覚に急に不安になってしまいました。 もちろんそれは先ほどの頓服オサカナパワーの効果だったのですが、初めて体験したものでつい焦ってしまいました。 このほわほわっとした感じで不安を感じにくくなり、発作が出そうなときに飲むと効果があると言われました。 ちなみにこのオサカナパワーは抗不安薬の中で相当弱い分類にあたるようで、弱いものなのにこの体感…!他のものはどれくらい効果があるのだろう…とふと気になってしまいました。 私はお酒が飲めない体質で、お酒に楽しく酔う感覚は分かりませんが、気持ちよく酔っぱらったらこんな感じなのかな…?と思いました。 個人差があるようですが、初めての抗不安薬を飲んだ私の感覚です。 いやもう、当時の私からしたらパニックの発作はもう妖怪! 何か見えないモンスターに血液を吸い取られて、殺されるのではないかというイメージでした。 もちろん体験をしていないタマオくんからしたら「急に訪れる体調不良」ということで納得してもらいましたが、このモンスターに襲われる恐怖は体験した人しか分からないと思います…。 とにかくあいつが来る…!と思うと怖くてたまりません…。 でもこれだけ遠回りしてやっとたどり着いたパニック障害との闘い! 頑張って討伐しようという目的ができて、少し前向きになりました。 当時20代後半で新婚だった私。 そして今から精神薬という薬を飲み始める私。 自分なりに色々考えて、また女神先生に相談しようと心に決めました。 次回に続く 『パニック障害とは』 理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、手足の震えといった発作が起こり、そして発作が繰り返されることで、発作に襲われることに対する不安を感じるようになり、毎日の生活に支障をきたすようになってしまう症状です。 本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2020年11月14日前回 のあらすじ 動悸とめまいがあまりにも酷くて、立ち上がる事すら困難に。もう助けてくれるのは心療内科しかないだろう… 私だけではなく、健康な時は自分は大丈夫だという楽観的な考えが誰にでもあるのかもしれません。 当時こころの病気といえば、うつ病の名前ぐらいしか知りませんでした。 が、「自分はそういうタイプ=こころの病気になるタイプ」ではないと思っていて、症状が出ても、メンタルクリニック系の病院へ行くことに抵抗がありました。当時はこころの病気に理解がなかったのです。 今はそんな偏見があったことをとても恥ずかしく思っています。 この2週間の間、外出のための準備をしていたのですが、やはり当日は怖くて恐怖でつぶれそうでした。 車で横たわり、外が見えないようにして祈りながら移動しました。 病院も病院らしくない内装で、受診されている人たちも普通でした。(独り言を言っていたり、暴れたりするような人も来ているのかと偏見がありました…すみません…) また血の気が引きましたが、予約時間は気にせず休んでていいという言葉に救われました。 問診の量が多くて本当に驚きました。 病歴や、何故この病院にしたのか? そして性格判断テストのようなものがありました。 選択肢も「はい」「どちらかというとそうである」「わからない」「どちらかというと違う」「いいえ」など細かかったです。 そしていよいよ初めての心療内科の診察…! どんな感じなのか、何を聞かれるのか、そしてどんな病名がつくのか… ドキドキしながらドアを開けました。 第一印象から本当に優しそうで癒される雰囲気を出していました。(以下、「女神先生」と呼ぶことにします(笑)) 女神先生がとても感じの良い先生だったので、気を張ることも無く穏やかに話すことができました。 そしてついに診断が… ついに私は「パニック障害」と診断されました。 頑張ってきた自分、どうしようもない日々、外へ出られなくなってしまった恐怖 今までの辛かった日々が押し寄せるように頭にかけめぐり、泣いてしまいました。 原因が分かって本当に良かった… これできっと治ることができるんだ…! しかし… ここから パニック障害との長い長い闘いが始まる とは、この時は全く想像してませんでした…… 次回に続く 『パニック障害とは』 理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、手足の震えといった発作が起こり、そして発作が繰り返されることで、発作に襲われることに対する不安を感じるようになり、毎日の生活に支障をきたすようになってしまう症状です。 本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2020年09月20日前回 のあらすじ 何度も繰り返す不安と震えなどの体調不良。ついに大好きだった仕事も辞めることになり… 体調不良で泣く泣く会社を辞めたのですが、荷物を取りに行くことに。 この頃は出かける度に謎の動悸や震えに襲われるので、この時は外出がとても怖くて不安でした… 化粧や着替えをしていつでも出れる状態になっても、家を出るまでにしばらくウダウダ悩んでましたが「今なら行ける!!」と気合で外に出たのですが… やはりだめでした…! バスに乗って椅子に座って1分も経たなかったと思います…。 とにかくバスから降りたい! と途中下車したいくらいになったのですが…次の停留所で降ろしてもらいました。 しばらく哀しい気持ちでベンチに座って休んでいましたが、バスから降りたら気分が悪いのもすぐ良くなりまた歩いて家に帰りました。 この辺で 「乗り物が特にダメなんだ」 と完全に自覚していました。 バスで10分くらいの場所にある会社に行って、荷物を取りに行き、お世話になった人たちに挨拶をする。 たったそれだけの事がどうしてできないのだろう…と。 最後の挨拶もろくに出来ない自分に心底落ち込みました。 動悸とめまいがあまりにも酷くて立ち上がる事すら困難になりました… 布団から出られず一日中横たわっていました。 ご飯や飲み物はタマオくんが買ってきてくれて布団の横に置いていましたが、ほとんど食欲もなく食べることができませんでした。 静かな部屋の中…心臓の動悸のせいで体が揺れるのを感じるくらいでした。 もう助けてくれるのはきっと心療内科しかないだろう… ここまでになってようやく決意ができました 数日寝込んでようやく少し動けるようになってきたので病院を探しました。 予約の電話をかけることも大変で…驚きました。人と話すのは大好きなので、電話も好きでしたがそれすら怖くて震えるなんて… 本当に不思議で仕方ありません。 予約が取りにくいということはそれだけ他の人も不調を抱えているということ。 勝手な仲間意識が芽生え、少しだけ勇気をもらいました。 そう…! 今現在乗り物怖い、外出怖い、体も動かないという状況でどう行けるのか…! 2週間後に向けてどうにかしないと…と思い、また頑張ろうと思いました。 じわじわ時間をかけて外出はできるようになりましたが、本当に近所数分の場所をウロウロするだけというレベル。 本当に何もできない… この世は恐怖に満ちている この時の私は、魔の森でずっと震えている何もできない子どものようでした…とにかく私の世界は一変してしまいました。 次回に続く 『パニック障害とは』 理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、手足の震えといった発作が起こり、そして発作が繰り返されることで、発作に襲われることに対する不安を感じるようになり、毎日の生活に支障をきたすようになってしまう症状です。 本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2020年09月19日前回 のあらすじ 結婚式当日に血の気が引いてフラフラに。ほとんど記憶にないまま結婚式を終えたけど… 出かける度に何度も繰り返す不安と震えなどの体調不良。この頃は明らかに自分の体がおかしいのは自覚していました。 ただ動悸や震え、血の気が引くなどの症状で検索してもたくさんの病気がヒットします。何の病気か分からないので、何科の病院に行けばいいのかすらも分かりませんでした。 ここでパニック障害も候補に上がったのですが、パニック症状の代表の症状とされる「死んでしまうのではないかと思う強い恐れ」が私には感じられなかったのです。 まだハネムーンの事は諦められず、体調の事を考えて国内(沖縄)にする予定にしました。本やカタログなどを見て沖縄への夢を膨らましていきました。 しかしまた会社のトイレで… 普通にトイレに入っていただけなのにまた急に血の気が引く感覚!! 慌ててトイレから出て、廊下で倒れ込んだところにちょうど同僚の方がいたので助けを求めました。 もちろん会社内では私が倒れたということで、みんなが注目。 しばらく休憩室で休むことになりました。 この時ずっと肩を支えて心配してくれた上司や同僚の方…本当に感謝しております… 「このまま病院で診てもらった方がいい」と言われ、仕事を抜けて病院へ行くことに。 今までお腹の不調と言われていたので、胃腸内科を選びました。 今思えば、ここで 胃腸内科を選択したのも間違っていた のですが… 「運動不足」が原因ではないかとのことで、良くなるまでこの病院に通う事にしました。その結果、更にパニック障害への診断が遅れることになりましたが、ここの病院で、バリウム検査や胃カメラ、心臓など他の内臓に問題がないか検査ができたのでそこは良かったと思います。 さっそくこの日からタマオくんを巻き込んで足腰を鍛えるためにウォーキングをすることに! 症状を早く治したいがために焦って運動をしました。 ただこれも無理をして自分に負担をかけてしまい… もう出かける度、会社に行く度この症状が現れるようになりました。 この時点で外に出ることが怖くなっていました。 もちろんウォーキングどころではないので、運動も全て終了… もう会社に行きたいのに行けない状態、会社を休む罪悪感、病気への不安… どうにもならない状態にシクシク泣きました… 私がしていた業務は他に担当している人がいないので、職場に迷惑をかけていました。残念でしたが急いで引継ぎを探してもらい会社を辞めました。 自分の好きな仕事ができて、人間関係も良く、大好きな職場だったのにこんな終わりを迎えるなんて… 本当に辛い選択でした。 次回に続く 『パニック障害とは』 理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、手足の震えといった発作が起こり、そして発作が繰り返されることで、発作に襲われることに対する不安を感じるようになり、毎日の生活に支障をきたすようになってしまう症状です。 本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2020年09月18日前回 のあらすじ タマオくんの付き添いで病院へ。急いでタクシーに乗り込んでドアを閉めた瞬間!背筋が凍るような感覚に… ついに結婚式の日がやってきました(少し前に入籍済) 結婚式は現在住んでいる場所ではなく、東京でやるため前日にちょっとお高めの良いホテルを予約。 しかし親への手紙やビデオ製作が前日まで終わらずずっとホテルで作業をしました。折角の良いホテルを味わうこともなく、睡眠時間は2時間で当日を迎えるのでした…。 それでも結婚式という高揚感で睡眠不足でも元気に式場へ。 私のドレスアップやメイクがあるので私が先に式場へ入りました。 え…また例のアレが…!? ドレスのリボンが苦しかったのか、それが引き金になったようで一気に血の気が引きました。 あの新幹線と夜間病院で起きたのと同じような感覚と震えに襲われたのです! まさかこんな大事な日にーーーーーーーーーー! タマオくんに、支配人の方が状況を説明。 本来なら少しだけバージンロードの歩き方などリハーサルをやる予定だったのですが、私は参加せずその間に横になることにしました… 何でこんな時に… 一生一度の晴れ舞台なのに… 今までずっと準備で頑張ってきたのに… トイレで往復しながら頭の中は「今日はどうなるんだろう…」という不安でパニックでした。 気分が悪い中でも頭の中は意外と冷静で、中止になったらお金は返ってこないことや招待した人たちのことなどを必死に考えていました。 お医者さんを呼ぶのも…ということで、式場の方に下痢止めをもらいました。おかげで少し腹痛が収まったので立てるかどうかチャレンジ。 ここで頑張らなければ全てが水の泡…。 頑張れ私…!! 自分に気合を入れポン子出動!! それでも結構グラグラしてましたが、 「倒れるな倒れるな」 と頭にずっと念じて教会まで向かいました。とにかく周りのスタッフやタマオくんが励ましてくれたのを覚えています 一番楽しみにしていた教会はぼんやりとしか記憶にありません…。 正直頭の中では「早く終われ…!」とばかり祈っていたような気がします。 もちろん招待客たちはそんなことは全く知らなかったので、あの時私は必死に体内の自分と戦っていたことを後から聞いてびっくりしていました。 この日は大女優になれたようです。 結婚式をやったことについて後悔は全くないのですが、この時にパニック障害とわかっていたら回避できたのかなあ…と思うと少し悲しくなります。 こうして、私の人生の一大イベントは終わったのです… 次回に続く 『パニック障害とは』 理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、手足の震えといった発作が起こり、そして発作が繰り返されることで、発作に襲われることに対する不安を感じるようになり、毎日の生活に支障をきたすようになってしまう症状です。 本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2020年08月09日前回 のあらすじ 新幹線を降りてからは激しい便意で歩くのも大変…駆け込んだ病院での診断はなんと… 普段健康体で風邪すらほどんとひいたことがないタマオくんが夜突然の腹痛を訴え、タマオくんが苦しんでるということで私は大慌てで病院へ 急いでタクシーを呼び私も乗り込んでドアを閉めました。 しかし… ドアを閉めた瞬間一瞬背筋が凍るような感覚に… え? 新幹線でのあの悪夢が再び?! と一瞬焦りましたが、その悪寒もすぐ消えてくれたので気のせいだろうとホッとしました。 実は心の奥底で「車降りたい…」と思ったのですが、悪寒が消えてくれたのでそのまま出発しました。 しかし今考えるとやはり降りておけば…と タマオくんの点滴待ちの時にそれは起こりました… 不思議なことにひたすら手足だけがガタガタ震え出したのです! この時の体調も気分も特に問題はありません。 ただただ意味が分からずしばらく我慢していましたが、収まる様子もなく段々怖くなってきました… 私今病院にいるよね…? ということで私も診てもらおう! 体の震えをみているうちに「また帰りのタクシーで同じことが起きるんじゃないか?」という不安でいっぱいになりました。 その不安も伝えたら、お医者さんは何か察したのか気分を落ち着かせる薬を打ってくれました。 この時は何の薬かさっぱり分かりませんでしたが、薬の名前は憶えていたので今思うと、あれは精神安定剤だったんだ… と分かります そしてついに 心療内科 の一言が私の耳に入りました。 そう… この時のお医者さんは私の問診で「あ、これパニックだな」と感づいたので安定剤も打ったのだと思うし、とても良いお医者さんだったと思います。 しかし…当時はまさか自分が…と、心療内科は自分には全く関係のないものだと思っていました。 早めに行動して心療内科にも行っていれば…と今考えれば後悔もありますが、その時これだけの症状では検討すらもできませんでした。 これから何度も同じような目に合って、ようやく心療内科への門を叩くことになりますが、それはもう少し先の話… 次回に続く 『パニック障害とは』 理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、手足の震えといった発作が起こり、そして発作が繰り返されることで、発作に襲われることに対する不安を感じるようになり、毎日の生活に支障をきたすようになってしまう症状です。 本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2020年08月08日前回 のあらすじ 地元から帰る新幹線で初めての発作を経験… 新幹線の中の唐突な体調不良…1時間ほどしてやっと駅に着きました。たった1時間だったのですが、血の気が引いたり、激しい腹痛とたたかう1時間はとても長い時間に感じました…。 降りる時は乗務員さんの「大丈夫ですか?」の心配してくれる一言がとても嬉しかったです。(ベッドを貸してくれたり、色々大騒ぎしたりとご迷惑をかけましたが、本当に感謝しかありません) そして連絡してあったタマオ君に迎えに来てもらうことに。 早く家に帰りたい… そう思っていたのですが、歩く度に訪れる便意にはとてもじゃないけど勝てる気がせず…。 このままでは無理だと判断して夜間やっている病院に連絡をして診てもらうことになりました。 新幹線の中であれだけ出したのに… 何故何度も腹痛と便意が訪れるのか… この時はさっぱり分かりませんでした 診断は食あたり! 確かにお腹が痛いときは血の気も下がることも今まであったし、きっとさっき飲み会で食べたものが悪かったんだ! 私はお酒が飲めないからその代わりに色々食べてたしな~。 うんうん!なるほど! とこの時は食あたりと言う診断をまるっと信じてしまいました。 初めての症状で、腹痛、下痢、血の気が引くとだけ伝えたら、そう診断されても仕方ないと思います。 パニック障害の場合、初めての診断でパニック症状を疑われることは少ないかと思います。 体は健康なのに、何度も何度も原因不明の症状を繰り返すことでやっと何かおかしい…? と病院に行って診断となる…というパターンが多いようです。 この日帰宅したのは2時過ぎに… 帰る頃には症状も落ち着いてきたのですが、心からどっぷりと疲れた日になりました そして… 休みが取りにくい会社だと思っていたので、ハネムーンは諦めていたのですが「大丈夫」と聞いて、すっかり浮かれる私。 一度でいいからハワイに行ってみたい! と思い、ハワイへの夢がどんどん膨らみました。 旅行記の本を買ったり、どこの旅行会社でお願いしようかなど、考えている間がワクワクして楽しかったです。 しかし、そんなある日… なんと今度はタマオくんが体調を壊してしまいました…!! 次回に続く 『パニック障害とは』 理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、手足の震えといった発作が起こり、そして発作が繰り返されることで、発作に襲われることに対する不安を感じるようになり、毎日の生活に支障をきたすようになってしまう症状です。 本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2020年08月07日前回 のあらすじ 新しい生活がはじまり、体やココロの疲れがたまっていたところに、2011年のあの震災が起こって… 新しい仕事は、内容も同僚も私には相性ピッタリでした。体力の無い私が週5のフルタイムなどできるのだろうか…と働く前は不安だったのですが、居心地の良い職場のおかげで毎日楽しく過ごせました。 そして少しして地元の友達から改めて「結婚のお祝い飲みがしたい!」と言われ1カ月ぶりに地元へ。 久々の友達とは恋愛話やオタ話で盛り上がり、やはり地元の昔からの友達は改めて大事だな…としみじみ…。楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。 この日は一泊しようかどうか迷ったのですが、日帰りで帰ることに決めていました。「遠いと思ったけど新幹線なら、カバン一つで簡単に帰れるじゃーん!」と、遠方に引っ越した距離感を実感したくなかった…というのもあるのかなと今では思います。 しかし、この後「やはり泊まれば良かった…」と大きく後悔することに… 座席に座って一息入れた直後、急に訪れた血の気が引く感覚!! 頭の中の血の気は全て下がり、身体が揺れるくらいの動機と震え。 この時は「貧血だ!」と思いました。 普通の体調不良なら、座席をフラットにしてそのまま寝ていればいいと思うのですが、この時は 「誰か助けて!誰か何とかしてほしい!」 という気持ちでした。 とにかく誰でもいいので助けて欲しいと思い、近くにいた駅員さんに助けを求めました。そしてすぐに駅員さんの仮眠室のような場所を貸していただけたのですが… 今思うととっても迷惑だっただろうなと思いますが、この時の私は周りを気遣う余裕は全く持てなかったのです… この時寒気と共に、腹痛と下痢にも襲われました。出すものは出し切っても、お腹だけが痛みトイレへ…。 横になっていれば収まるかと思ったのが、横になっていても全く収まる気配がありませんでした。 腹痛と寒気… 降りたくても降りられない新幹線の中。 まさに 地獄の道中 でした… この日のできごとが、これから先も私を苦しめる パニック障害の始まり だとはこの時の私は知る由もありませんでした…。 次回に続く 『パニック障害とは』 理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、手足の震えといった発作が起こり、そして発作が繰り返されることで、発作に襲われることに対する不安を感じるようになり、毎日の生活に支障をきたすようになってしまう症状です。 本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2020年07月09日前回 のあらすじ 結婚のため、住み慣れた地を離れて新しい生活…さぁこれからという時にパニック障害を発症…! 今振り返ると、全てを捨てて彼の家に転がり込んだ私には何もないと思い込んでいました。仕事もしてなければまだ籍を入れてなかったので、妻でもない… 何かしないと、何か自分のできることを…と 当時の私は見えない何かに 「焦っていた」 きっとそうだったんだろうな…と思います そして、タイミングよく元々好きだったデザイン関係の職に就くことにできました。 朝9時出社、18時退社 週5勤務のフルタイムの毎日がスタートしました タマオくんは私より遅い帰宅なので、夜のご飯は私の担当。 フルタイムの仕事と家事、そして結婚式の準備。 体はクッタクタでしたが、「忙しい自分は充実しているんだろう」と思い込んでいて… 体やココロの疲れに…気がつけませんでした。 そして… 私が住んでいたタマオくんのおうちは福島県の隣の栃木県。そこまで被害は酷くなかったのは幸運でしたが… 毎日のように続く余震 原発への不安 このことがパニック障害のきっかけになったとは言い切れませんが、日本中が不安になったあの大災害を体験したことで、 精神的に大きなダメージを負った のは事実だと思います。 そして例の初めてのパニック発作の日が近づいてきます… 次回に続く 『パニック障害とは』 理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、手足の震えといった発作が起こり、そして発作が繰り返されることで、発作に襲われることに対する不安を感じるようになり、毎日の生活に支障をきたすようになってしまう症状です。 本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2020年07月08日はじめまして! 現在7歳と2歳の子を持つ2児の母です。 猫のポン子を主人公として、私の壮絶だった パニック障害 のお話を描かせていただきます。 時はさかのぼり、10年前… 当時の彼氏(現旦那)のタマオくんとは訳あって、100キロほど離れた距離での遠距離恋愛でのお付き合いでした。 付き合っている当時は、休日にタマオくんが私の家にくる形が多かったです。当時薄給だった私に気を使っていたからでしょう(移動は新幹線で交通費が高かった…) そんな生活を1年くらい続けたのち、結婚へ。 正社員でもなかった私は、仕事を辞めあっさりと彼について行くことができました。 タマオくんとの結婚に浮かれ、 全てを捨てて住み慣れた地を離れる という事がどんなことか、この時の私は深く考えていなかったのだと思います… そして…初めてのパニック障害の発作が起こりました。 次回に続きます 漫画を通じてパニック障害とはどんな病気かを知ってもらえたらと思います! 『パニック障害とは』 理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、手足の震えといった発作が起こり、そして発作が繰り返されることで、発作に襲われることに対する不安を感じるようになり、毎日の生活に支障をきたすようになってしまう症状です。 本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2020年07月07日